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2014年実業団駅伝-大学卒業別区間エントリー-

さて、箱根駅伝の前日にあるこの大会。
まずは箱根駅伝を経て実業団、更にその上のステージで戦う選手たちを応援していきましょう
 
 
○東北大学
6区
橘明徳(プレス工業)
都道府県駅伝アンカーで記憶があります
 
 
○日本体育大学 9人(人数5番目)
1区
梅枝裕吉(NTN)
岩崎喬也(DeNA)
3区
笹沼悠司(NTN)
5区
野口拓也(コニカミノルタ)
筱嵜昌道(日立物流)
6区
北村聡(日清食品G)
福士優太朗(ヤクルト)
7区
熊本剛(トヨタ自動車)
出口和也(旭化成)
 優勝候補のコニカの主要区間5区に野口選手。昨年優勝メンバーに入れなかった福士選手が他のメンバーより先に駅伝デビューしそう
 
 
○東洋大学 10人(人数4番目)
1区
若松儀裕(日清食品G)
大西智也(旭化成)
3区
北島寿典(安川電機)
4区
山本憲二(マツダ)
川原祟徳(セキノ興産)
5区
石川末廣(Honda)
末紙哲平(YKK)
6区
市川孝徳(トヨタ紡織)
富永光(マツダ)
川原卓也(セキノ興産)
 若松・大西選手はよく1区で見ますね。セキノ興産の2人の川原選手は箱根には出場できませんでしたが、自分たちの力でニューイヤー初出場です。なお、柏原選手は故障で欠場
 
○駒澤大学 14人(人数2番目)
1区
上野渉(Honda)
2区
平野護(安川電機)
3区
星創太(富士通)
高井和治(九電工)
高瀬泰一(JFEスチール)
4区
宇賀地強(コニカミノルタ)
池田宗司(ヤクルト)
藤山哲陸(住友電工)
5区
深津卓也(旭化成)
6区
堺晃一(富士通)
岡本尚文(日立物流)
藤井輝(愛三工業)
柴田尚輝(DeNA)
7区
塩川雄也(SUBARU)
 もうすぐマラソンデビューをするという宇賀地選手の4区が楽しみですよね。また、新人の上野選手がHondaでの1区デビューも注目
 
 
○帝京大学 8人(人数7番目)
1区
黒木文太(安川電機)
大沼睦(日立物流)
西村知修(ヤクルト)
3区
馬場圭太(Honda)
5区
土久岡陽祐(JFEスチール)
赤木翼(西鉄)
6区
酒井将規(九電工)
7区
山川雄大(大塚製薬)
 1区にスピードのある3人が集結しましたね。山の上り下りの経験者の2人も5区へ
 
 
○早稲田大学 5人
1区
藤森憲秀(中国電力)
2区
八木勇樹(旭化成)
3区
竹澤健介(住友電工)
4区
平賀翔太(富士通)
5区
阿久津圭司(SUBARU)
 ついに竹澤選手の姿を見ることができそうですね。平賀選手も得意の距離で見せ場を
 
 
○順天堂大学 9人 (人数6番目)
1区
山崎敦史(SUBARU)
2区
関戸雅輝(NTT西日本)
3区
大池達也(トヨタ紡織)
田中秀幸(トヨタ自動車)
松岡佑起(大塚製薬)
4区
今井正人(トヨタ自動車九州)
6区
的場亮太(小森コーポ)
7区
小野裕幸(日清食品G)
長谷川清勝(JR東日本)
 ほとんど高卒のランナーで初優勝を狙うトヨタ自動車九州ですが、それには唯一の大卒である今井選手の走りが不可欠です
 
○明治大学 7人(人数9番目)
1区
安田昌倫(愛知製鋼)
2区
山崎亮平(中国電力)
3区
石川卓哉(中国電力)
鎧坂哲哉(旭化成)
中村智春(トーエネック)
4区
岡本直己(中国電力)
7区
菊地賢人(コニカミノルタ)
 毎回長距離区間好走の岡本選手、それにようやく大学時の勢いが戻りつつある鎧坂選手が楽しみ。菊地選手は優勝のゴールテープを切れるでしょうか。
 
○青山学院大学 6人
1区
大谷遼太郎(トヨタ紡織)
2区
川村駿吾(プレス工業)
5区
米澤類(中国電力)
川口将宏(ヤクルト)
7区
出岐雄大(中国電力)
佐々木徹也(中電工)
 ほとんど姿を見せていなかった出岐選手のアンカーにびっくり、ちょっとドキドキです。大谷選手もデビューですね
 
○法政大学 6人
1区
篠原義裕(西鉄)
3区
山口航(日立物流)
原田誠(JR東日本)
益田賢太朗(NTT西日本)
5区
高嶺秀仁(富士通)
圓井彰彦(マツダ)
 高嶺・圓井選手は卒業後に大きくベスト伸ばしていますね
 
 
 
○中央学院大学 6人
1区
篠藤淳(山陽特殊製鋼)
4区
小林光二(SUBARU)
辻茂樹(大塚製薬)
5区
大野紘祟(南陽市役所)
6区
大谷克(南陽市役所)
7区
堀宏和(南陽市役所)
 マラソンに期待がかかる小林選手、まずはここで結果を。初出場の南陽市役所は中学大のランナーが後半繋いでいきます
 
 
○東京農業大学 5人
3区
木村翔太(セキノ興産)
5区
椎谷智広(トヨタ紡織)
保坂優介(八千代工業)
6区
田村英晃(JR東日本)
7区
内藤寛人(愛知製鋼)
 椎谷・保坂選手は大学で苦戦しましたが、今やチームの柱ですね。また木村・内藤選手がデビューかな。
 
 
○山梨学院大学 16人(人数最多)
1区
井幡磨(大塚製薬)
大谷健太(JFEスチール)
小山大介(中電工)
渡邉清紘(南陽市役所)
2区
後藤敬(西鉄)
3区
松枝翔(三菱重工長崎)
森本直人(山陽特殊製鋼)
4区
松村康平(三菱重工長崎)
中村悠二(愛知製鋼)
牧野俊記(中電工)
5区
高瀬無量(日清食品G)
岩永暁如(九電工)
栗原圭太(中電工)
7区
岩田真澄(YKK)
大谷康太(JFEスチール)
中原薫(黒崎播磨)
 1区のイメージが強い松村選手ですが、マラソンで結果を残しつつあり、4区最長区間ですね。中村・牧野選手も長い距離得意ですね。高瀬選手は以前の優勝を決定づけた同じ5区です
 
 
○東海大学 5人
3区
村澤明伸(日清食品G)
小松紀裕(愛三工業)
4区
佐藤悠基(日清食品G)
石田和也(西鉄)
7区
野中久徳(西鉄)
 なんと村澤-佐藤悠の佐久&東海のレジェンド同士のリレーとなりました。これは大注目です
 

 
○神奈川大学 6人
4区
森脇佑起(JFEスチール)
鈴木駿(南陽市役所)
5区
石田将教(SGHグループ)
6区
森本卓司(中国電力)
7区
下里和義(小森コーポ)
久門大輔(住友電工)
 森脇選手と鈴木選手が最長区間ですね。久門選手は確か就職浪人していましたが、初出場のチームのアンカーとなりました
 
○國學院大學
1区
山口祥太(富士通)
上條記男(八千代工業)
7区
中山翔平(プレス工業)
 プレス工業もちょっとずつ力を付けています。中山選手が更に順位を更新してゴールしたい
 
○大東文化大学 7人(人数9番目)
1区
井上裕彬(トーエネック)
3区
田口哲(西鉄)
6区
佐々木悟(旭化成)
平井章宏(八千代工業)
7区
高関伸(NTT西日本)
佐藤歩(三菱重工長崎)
林昌史(ヤクルト)
佐々木選手の復活を待っています。
 
 
○専修大学
1区
大橋秀星(JR東日本)
5区
五ヶ谷宏司(JR東日本)
五ヶ谷選手はこれからマラソンで記録を伸ばせるでしょうか
 
 
○日本大学 6人
2区
白柳智也(トヨタ紡織)
丸林祐樹(トーエネック)
4区
岩井勇輝(旭化成)
6区
阿部豊幸(NTT西日本)
7区
佐藤佑輔(富士通)
仙頭竜典(SGHグループ)
 おととしの箱根予選で日本人トップの佐藤選手はアンカーに登録されました

 
○拓殖大学 (人数3番目)
2区
西仁史(SGHグループ)
堅谷真(セキノ興産)
3区
谷川智浩(コニカミノルタ)
樋本芳弘(YKK)
4区
中本健太郎(安川電機)
高田千春(JR東日本)
北澤健太(八千代工業)
阿部哲史(トーエネック)
5区
井上貴博(小森コーポ)
淺田洋平(セキノ興産)
6区
横山築(YKK)
 箱根に出場したりできなかったりのチームの割には突出して多いのですよね。中本選手はもちろん、高田選手もマラソンで結果を残しています。また、谷川選手は強豪コニカですっかり主力の一員になっていますね
 
 
○城西大学 5人
1区
吉元真司(黒崎播磨)
3区
橋本隆光(小森コーポ)
金子幸司(黒崎播磨)
高宮祐樹(ヤクルト)
高橋優太(DeNA)
 3区に集結していますね 高橋選手のデビューは楽しみ。
 
○上武大学 6人
3区
大塚良軌(愛知製鋼)
古瀬弘賢(南陽市役所)
4区
園田隼(黒崎播磨)
5区
渡辺力将(NTT西日本)
6区
石田康雄(愛知製鋼)
7区
長谷川裕介(DeNA)
ちょっとずつ増えてきましたよね。デビューの渡辺・長谷川選手などに注目です
 
○中央大学 7人(人数9番目)
1区
加田将士(NTT西日本)
4区
上野裕一郎(DeNA)
5区
大石港与(トヨタ自動車)
高橋憲昭(DeNA)
6区
齋藤勇人(Honda)
山本亮(SGHグループ)
7区
藤原正和(Honda)
 ついに上野裕一郎の名前をこの駅伝で見れる、非常にうれしいですね。マラソンで活躍中の山本・藤原選手は終盤の区間です

 
○国士舘大学 8人(人数8番目)
1区
藤本拓(トヨタ自動車)
阿宗高広(愛三工業)
2区
高谷将弘(JR東日本)
3区
福田譲(八千代工業)
4区
鈴木卓也(愛三工業)
6区
小島康彰(SUBARU)
西尾尚貴(中電工)
7区
小野浩典(八千代工業)
 藤本選手が一番の見どころでしょうか。
 
○亜細亜大学
1区
濱崎達規(小森コーポ)
小澤信(セキノ興産)
7区
吉川修司(九電工)
大沼恭教(トーエネック)
 小澤選手は初出場のチームの主将です。大沼選手がアンカーでデビューします
 
 
○平成国際大学
4区
飯沼健太(SGHグループ)
7区
藤原忠昌(マツダ)
 学連選抜に選ばれた経験のある2人です
 
 
○関東学院大学
4区
秋葉啓太(小森コーポ)
5区
鈴木伸司(愛三工業)
坂本智史(プレス工業)
北川昌史(トーエネック)
 4区5区に選手が集まるのは関東学院らしいです
 
○創価大学
7区
尾崎誠(愛三工業)
○麗澤大学
4区
佐野広明(Honda)
○松蔭大学
3区
橋爪孝安(SGHグループ)
4区
梶原有高(プレス工業)
 麗澤大の佐野選手は、名門チームでエース区間を任されるようになりましたか。本当に選抜での走り大きかった。4年連続出場した梶原選手は大学卒業後も大きく伸びていますね。
 
 
○山梨大学
4区
山田直弘(YKK)
○創造学園大学
2区
ウィリアム マレル(Honda)
ジョセフ オンサリゴ(南陽市役所)
 山田選手も最近は1万でも28分台で名前を見ています。廃校になった創学大にいた留学生がまさか2人とも出場することになるとは思いませんでした
 
○中京大学
4区
山下洸(NTN)

○三重中京大学
5区
池田麻保呂(愛知製鋼)
 東海地区の大学からは2人。3障のイメージがあった山下選手の4区は驚きました
 
○京都産業大学 7人(人数9番目&関東以外最多)
1区
村刺厚介(YKK)
大西毅彦(SGHグループ)
2区
野田一貴(大塚製薬)
3区
住本雅仁(マツダ)
4区
森田司(山陽特殊製鋼)
6区
三岡大樹(大塚製薬)
7区
高野修徳(山陽特殊製鋼)
 さすが全日本駅伝の古豪ですよね。これだけ多いとは。それぞれ頑張ってほしいです
 
○立命館大学
4区
池田泰仁(NTT西日本)
○大阪経済大学
2区
木村哲也(住友電工)
○龍谷大学
5区
松岡悟史(大塚製薬)
○奈良産業大学
6区
天野正治(NTN)
 他関西地区から1人ずつ。池田選手は最長距離区間を任されました
 

○広島経済大学
1区
松岡紘司(マツダ)
2区
宮本智浩(中電工)
3区
橋本直也(中電工)

○第一工業大学
5区
吉井賢(三菱重工長崎)
厚地翔太(住友電工)
 中四国地区と九州をまとめて。広島経済大の姿をまた全日本駅伝で見たいです
 
 


もし、抜けがあったら、指摘お願いします

どうなる!?第90回箱根駅伝を軽くシュミレーションしてみる


こんばんは。多くの方、どうなるのだろうとわくわくしていることと思います。
私の方で勝手に優勝候補と思われる駒大・東洋大・日体大・明大の往路の展開を軽くシュミレーションしてみました。
読み流してもらえればと思います

 

1区から超ハイペースの展開か?

 なんだかもう、今回は1区がエース区間の様相ですね。完全に出雲と全日本の駒大・中村選手のせいでしょうw またきています。1区くらいは細かく考えてみたいと思います
 
早大・大迫選手が自分のペースで行き、中盤から駒大・中村選手の独走?
 全日本のハイペースは中村選手だけでなく、第一工大の留学生や東洋の設楽悠選手の駆け引きの部分が非常に大きかった。箱根駅伝のオーダーを見ると東洋大は田口選手。昨年区間賞の選手だが、出雲の事もあるので、さすがに終盤の勝負に徹する。いきなりはハイペースにならなそう。

 と、思いきや、早大が大エース大迫選手を1区から切ってきた。1年時2年時と連続で区間賞を獲得していたが、そのレースは自分のペースを刻んでのもの。特に2年時は10㎞28分30秒程で通過。今回もそのあたりまでで通過していくか。中村選手はそれにひたすらつくというのが中盤あたりまで続くか。

 ただ、直前までトラックで練習していたということで15㎞までには少し動きが悪くなってくるのではないか。そこで中村選手が一気に突き放す…多分そういう展開だろうか。
 
 さて、優勝争いとして気になるのはまず中村選手はどこまで行くかということ。高校の頃からロードの強さはお墨付き。それにいよいよ実力が付いたのは前哨戦で明らか。今回は、上記のようになるなら途中から引っ張ってもらえるので、終盤次第では一気に区間記録到達まではあってもおかしくないのではないか。ただ、全日本の区間記録には40秒及んでいないので、区間記録よりちょっと下の61分20秒くらいと踏んでみよう。
 
 それでも優勝争いとしてはアドバンテージ取れるのは変わらない。他チームと比較してどうだろうか。全日本以上の距離だが、アップダウンが少なくコンディションに恵まれるとそう離れなかったりする。20年以上前だが早大・渡辺選手VS山学・井幡の対決の例もある。
 
 今回その井幡選手になりそうなのは、日体大・山中選手。上記の通過タイムでちょうど良さそうな実力と思ってるのですが、評価し過ぎかな?それでも62分は切ってもおかしくないと思っています。1区得意の明大・文元選手も62分前半ではきそう。分かりづらいのが東洋・田口選手と思っている。今回は勝負に徹させるだろうが、優勝を意識するあまり固くならないだろうかと。さすがに中村選手に付けるのは途中までだろう。そこから、プレッシャーかかった中で第二集団の叩き合いが始まった時にどうかということ。また、元来持っているスピードからして序盤からのハイペースでの展開での実力や経験等の不安要素もある。62分半ば以内ではきたいところだ。

1区終了時
駒大61分20秒
日体大30秒差
明大50秒差
東洋1分10秒差
 

2区は区間賞争いの構図は駒大・村山VS山学・エノック 

 1区や5区の影響で若干メンバー的にはさびしい印象とはなったが、区間賞対決は面白い所だ。史上最強留学生になるかもしれないエノック選手に、前哨戦破竹の勢いだった村山選手だ。
 
それぞれ得意な展開 66分台の可能性は充分ありそう
 駒大・村山選手は今年になって調整方法が確立した上に、トップで襷を貰った時のレースの集中力は凄いものがあるのが判明した。おそらくトップで襷をもらうことになるだろうから(早大がすぐ前にいるかもだが、すぐパスできるだろう)、自分のペースでいけるだろう、スタミナや登りの心配もありそうだが、今年の力なら乗り越えて行けるように思う
 
 逆にオムワンバ選手は競り合いや前が見えているようなレースが得意。昨年の強烈な向い風でもどんどん順位を上げて行っています。1区田代選手が今一つ読みづらいのですが、例えば63分少しくらいなら割といい感じでポツポツ前が見えてそうな気も…。夏の故障でスタミナが懸念はされるものの、競っていれば底力ある選手だと思う。史上初めて66分台が同時に2人以上、それも日本人とケニア人での頂上決戦ということは充分にありえることと思う。
 
 そうなった時、他優勝候補チームがどうか。これはさすがに駒大が大幅に貯金作るのではないか?正直他の選手で68分切がいけそうと思う選手は個人的にはいないと思っている。明大・大六野、東洋・服部勇、日体・本田選手がドはまりすればいけそうかどうかと思っていますが…。全日本で記録を持っていて、2区経験のある大六野選手は結構いけそうか。また、本田選手は夏の故障で前哨戦でれなかったということで3年時の9割くらいだろうか?服部勇選手は適正ありそうだが、今年のレースやレースの位置取りで飛ばし過ぎが少し懸念されるか。それやってしまうと後半やや苦しくなることも予想されますので。
 
 
2区終了時()は2区の区間タイム予想
駒大(66分50秒)
明大2分15秒差(68分15秒)
日体2分30秒差(68分50秒)
東洋2分50秒差(68分30秒)

 

東洋の設楽兄弟隠しの意図は?主力の故障?

 3区以降に行く前に優勝候補で非常に読みづらいチームの区間配置をもう一度練り直したい。無論東洋大だ。かねてから言われている5区には設楽啓選手が入れてみる。ただ、どうしても無理が生じるように思うのだ。もしかして主力の誰かの故障を隠しているのかという噂が上がっている。

いや…5区成瀬そのままで、3区設楽啓、4区延藤、9区設楽悠か??
 しかし、中にはこんな予想もあるようだ。成瀬選手は相当以前から自分で5区山登り志願していて、81分前後で登る自信はある模様。また、最近のインタビューで設楽啓選手は「下りは絶対に自信持っているが、登りは苦手意識がある」とコメントをしているらしい(ちなみに陸マガ増刊号での希望区間は6区)。
 
 区間予想の際にある程度いけるとは書いたものの、確かに1年2年時は中盤まで集団の中に隠れてて権太坂の下りで一気にスパートをかけてその勢いで最後も乗り切った。逆に序盤からいった3年時は後半だいぶ落ちた感じだった。
 
 また酒井監督は一見冷徹とも取れる区間采配をされることもあるので、勝負にこだわり、適性重視で2区服部勇、3区設楽啓選手という采配を取る事はありえそうだ。ちょっとこれで4区までざっとやってみましょうか。
 
3区終了時(3区のタイム予想)
駒大(63分20秒差)
東洋1分10秒差(61分40秒)
明大2分25秒差(63分30秒)
日体3分20秒差(64分10秒)
 
4区終了時(4区のタイム予想)
駒大(55分30秒)
東洋50秒差(55分10秒)
明大1分35秒差(54分40秒)
日体4分10秒差(56分20秒)

 追いついたぞだいぶw いや3区区間記録付近はやりすぎ?それと油布選手低すぎるか?w ただ、20㎞を超えるレースは無難に繋ぐ感じなのかなと思っていますけどどうでしょうか。3区は失礼ながら歴代1位2位の選手の他の実績やその時の状態を加味させてもらっています。追い風ふいたらいけるんじゃないかと思うのですが…
 
 それから明大3区八木沢選手も非常に読みづらいですね。一応1年時の4区より少し上くらいのつもりですが、どう換算すればいいのやらw それと明大もトップにある区間変更予想から変えていまして4区木村5区横手9区前野選手に変えています。ひとまず往路だけでやるつもりなので、最大値で計算できるようにしてみます。4区がえらいことになっているのは木村選手でしているからです。
 
 日体大は逆に我慢かなぁ。あの展開だと設楽啓選手にすぐさま交わされて…他の2区有力チームやっていないので分かりませんが、前後するチームの中で待機か。調子などからして上限63分40秒あたりだろうか??4区坂本選手は無難に繋ぐと思いますが、駒大東洋明大の面子からするとちょっと離されそうな気がします。
 

 

条件は良いっぽい? 日体大・服部選手の追い上げは!?

 さて、5区にも好選手が集まっていますね。まあ、当初思っていた設楽啓選手を3区に回したのでこの4校では服部選手かな。彼ら中心に追ってみる。
 
このシュミでは届かず 実はバカ当たりした明大が怖かったり
 駒大の馬場選手は個人的に割と行くと思ってて81分を少し切る程度、成瀬選手は本人のタイムより少し少な目くらいにしてみました。横手選手はハマれば79分台いけるのだろうか??分からないけど、80分半ばでも結構な記録と思っているのでこれでいきます。
 
往路終了時
駒大(80分50秒)
日体1分10秒差(77分50秒)
明大1分15秒差(80分30秒)
東洋1分20秒差(81分20秒)

 んで服部選手だ。どうだろうか。夏の怪我から、出雲→全日本と少しずつ上がってきてドンピシャで合うのではないかと言う気もするが、昨年の9割くらいで予想すると今井選手の記録を少し超えるくらいかなと思ってますがいかがですか?下りが強い分、今井選手の最高記録と柏原選手の一番悪かった記録との間くらいかなぁと…。これだとギリギリ駒大が逃げ切って往路優勝ということになりました。
 
 ひとまずこんな感じにしておきますが、駒大優位かなぁ。おそらく9区窪田選手が入るので、7区西山選手など6区から8区の選手は精神的に楽に走れそう。日体大は6区で逆転できてもちょっと9区はともかく7区8区10区は昨年ほどいかなさそう。東洋もちょっと及ばなさそうな気配?てか、実際2区まであの展開だと駒大の3区4区がもっと伸びるかもしれないしね。
 
 むしろ全てはまった場合の明大が怖いかもしれないですね。6区廣瀬選手が区間記録を樹立する走りをしたなら駒大逆転するでしょう。そんでもって松井・有村選手はロードに強いしのっちゃえば広げそう。何とも不気味な9区前野選手の粘り次第で…とか。
 

・東洋が3区設楽悠4区延藤5区設楽啓の場合
 ただ、東洋はオーダー次第でよく分からないなぁ。
3区1分40秒差(62分10秒)
4区1分20秒差(55分10秒)
5区20秒差(79分50秒)

 ひとまず3区と5区に元々予想された2人を入れてみるとこうなるわけだが。もし設楽啓選手が78分代で走れるなら往路優勝可能ですかね。極端な往路大勝負になりますが、トップに立つのが大事なんですよね。8区までにちょっとずつでも貯金できればとも思いますが、どうでしょうか。
 ほかにも3区設楽悠、9区設楽啓選手なんていう予想もありますが、さてはてどうなるのかw
 

個人的に往路が気になる3校ピックアップ

・山梨学院大学
1区63分20秒(2分00秒差)
2区67分10秒(2分20秒差)
3区63分40秒(2分40秒差)
4区55分50秒(3分00秒差)
5区79分10秒(1分20秒差)

 往路優勝候補にも挙がっていますね。やっぱりだいぶ近い位置にはきそうな気配です。2区で勝って、5区が更に縮めるようなことがあれば、本当に有り得そうな気がします。復路も他強豪校と絡んで粘れるか?
 
・日本大学
1区62分50秒(1分30秒差)
2区70分50秒(5分30秒差)
3区64分20秒(6分30秒差)
4区56分20秒(7分20秒差)
5区76分40秒(3分10秒差)

 5区はキトニー選手と思います。力強いフォームですし、単独走得意ですし、ガツガツと登っていけそうな気がします。寒さ対策がどうなのか分かりませんがひとまず区間記録とほぼ同じようなタイムで来た場合はこのくらいか?まあ2区がよく分からないのですが… でもこのくらいできたら復路も田村・林・日向野選手残るのですよね。
 
・早稲田大学
1区61分40秒(20秒差)
2区69分20秒(2分50秒差)
3区63分50秒(3分20秒差)
4区55分20秒(3分10秒差)
5区82分40秒(5分00秒差)

 六郷橋以降の走りがどうなるか分かりませんが、ひとまず大迫選手を61分後半にしてみて、流れでこんな感じ。5区が83分台くらいまでならなんとかシード権はといったところな気がしてます。

 
 いやこれは展開違うなと感じたり、この選手はもっとタイム出せるといった意見、変更予想が違うといった想いなど色々あると思います。何か予想する際のヒントや気づきのきっかけにでもなればと思います。私もコメントやほかサイトや記事など参考にして、最終順位予想をする際のシュミレーション変えるかもしれません。東洋のオーダー変更なんか特に。また、天候予想も変わるかもしれませんしね。
 

 明日の夕方にニューイヤー駅伝の卒業大学別の記事をまとめてからぼちぼち予想し始めます。

第90回箱根駅伝区間エントリー発表

投票
 
 
 
※①になってますがご容赦を
 
 
 
5区区間賞はどこの大学!?
 
 
追記
6区区間賞のタイムは!?
 
6区区間賞はどこの大学!?
 
9区区間賞はどこの大学!?
 
2区区間賞はどこの大学?
 
 
往路優勝するのはどこの大学!?
 
 
総合優勝するのはどこの大学!?
 
 
 
 
 
 
さて、ついに発表がありましたね
 
 

第90回箱根駅伝区間オーダー発表(http://www.kgrr.org/event/2013/kgrr/90-hakone/90hakone_kukan-entry.pdf)されました

 
予想外のもありました。ひとまず1校ずつみていきますか
 
・日本体育大学
オーダー:周防2-本田4-滝沢2-坂本1-服部4  鈴木4-山本1-奥野2-矢野4-甲斐4
補欠:石若4 加藤3 木村3 勝亦2 小泉2 山中2
変更予想:1区山中、3区勝亦
 やはり服部選手が5区できましたね。また本田選手と矢野選手も前回同様に2区9区。6区鈴木選手もエントリー。4年生はほぼ万全にエントリーされたように思います。1区と3区はおそらく当て馬でしょうが、他校の様子見かな。駒大や早大のオーダーを加味して1区山中・3区勝亦選手にしてくるのではないでしょうか。結構地に足がついたオーダーになりそうで楽しみです
 
 
・東洋大学
オーダー:田口3-服部勇2-齋藤3-今井3-成瀬1  日下4-服部弾1-高久3-上村2-大津4
補欠:設楽啓4 設楽悠4 延藤4 佐久間4 淀川3 寺内2
変更予想:3区設楽悠、5区設楽啓、9区延藤
 雲隠れしてきましたねぇ。設楽兄弟どちらも補欠に入れてきました。変更は色々考えられますね。3区5区9区に入る可能性はあるでしょうが順番が…。最初5区設楽啓、9区設楽悠にしましたが、さすがにちょっと4区まで差が開くだろうと思ったので3区に設楽悠選手入れましたが、どうにも違和感が(苦笑) まあ柏原選手がいた時のようなオーダーかなと思いますが…。他校のオーダーより1区田口選手を変更する事も無くはなさそうです。酒井監督の胸の内が気になりますね。
 
 
・駒澤大学
オーダー:中村3-村山3-油布4-中谷1-馬場2  西澤3-西山1-郡司4-染谷4-猪浦3
補欠:窪田4 岸本4 黒川3 二岡2 其田2 大塚1
変更予想:8区大塚、9区窪田、10区其田
  ここも基本的には盤石なオーダーを組めそうな気配があります。やはり来ましたね。中村・村山選手を1区2区に投入して大逃げ作戦できました。やはりこれが駒大が一番力を出せるオーダーなのでしょうね。3区4区がどれほど粘って繋げるか。窪田選手はおそらく9区かな。3区や5区に何かあった時のための補欠と見ます。後は6区8区10区は変更の可能性少しありそうか。3冠に向けて最後まで調子を見極めたい
 
 
・帝京大学
オーダー:瀬戸口1-小山4-難波4-早川3-竹本2 千葉4-蛯名4-猪狩4-嶺井3-田中4
補欠:熊崎3、杉山3、柳原3、阿南2、堤2、樋口2
変更予想:1区熊崎、9区柳原、10区杉山
  蛯名選手は7区、田中選手10区ですか。これは際どいな。個人的に上尾でスタミナ切れていた田中選手は最近好調らしい杉山選手や他2年生の選手変更がありそうかなと思ってます。1区は1万チームトップの熊崎選手とおそらく変更か。小山選手は三度の前半主要区間、しっかり走れれば、他校と絡んでのレースができるはず。早川選手が回復しているか、竹本選手の適性がどうか、というのもポイントになってきそうです。
 

・早稲田大学
オーダー:大迫4-高田2-武田1-平1-高橋3  三浦2-田中4-山田3-田口3-志方4
補欠:相原4 山本3 臼田3 中村2 柳2 井戸1
変更予想:8区井戸
 そうきましたか。大迫選手を3回目の1区に起用してロケットスタートを狙いに来たようですね。何とか駒大の選手に食らいつくことができれば、かなりの好位置で2区でいけそうです。故障があった山本選手は補欠登録。5区走れるなら最初から入るでしょう。校長と聞く高橋選手そのままか。8区走れるかどうか調子の見極めなのかなと感じます。井戸選手らも調子良いはず。また、田中選手7区も微妙ですね。
 
 

・順天堂大学
オーダー:松村優3-小澤4-稲田2-小野4-西郷3  林4-松村和3-松枝2-三宅3-狩野4
補欠:岩崎4、山下4、田中2、聞谷1、西澤1、森1
変更予想:4区岩崎、6区聞谷、8区森、9区田中
 全日本同様1区松村優選手で強豪校に食らいつく作戦できましたね。 小澤選手らで繋いでいって西郷選手でしっかり往路一桁に入ろうという意図なのでしょう。オーダー変更としては繋がよく分からないですね。田中選手は9区なのでしょうが、岩崎選手等は…。松枝選手8区は違和感ががあるので変わると思ってますが、誰がどう変わるのか、ちょっと当日までやきもきしそうです。
 
 

・明治大学
オーダー:文元3-大六野3-八木沢3-北4-山田2  廣瀬4-松井3-有村3-山田3-石間4
補欠:前野3、横手2、木村2、牟田2、小川2、吉田1
変更予想:4区横手、9区木村、10区前野
 1区2区はやはりこの2人しかいませんね。後は3区八木沢選手が秋口の調子に戻っていれば面白そうか。気になるのは5区と9区がどうなるのか。ずっと5区希望し続けている山田選手がそのまま走るのか。やはり横手選手なのか(その場合4区は前野選手??)。9区に関しては木村選手だろうか。本人も9区あたりの希望があったみたいですね。個人的に思うのは6区7区8区が凄まじく強い。5区終了時での差はここもチェックした方が良さそうだ。
 
 

・青山学院大学
オーダー:遠藤4-神野2-石田4-三野3-高橋3  村井2-鈴木4-井上4-藤川3-竹内4
補欠:小椋2、橋本2、松島2、山村2、一色1、内田1
変更予想:1区一色、7区小椋、10区橋本
  色々予想が割れてましたが5区は昨年8区区間賞の高橋選手がそのままでしたね。ちょっと考えすぎたか。まあ、橋本選手がいるので分かりませんが…。予想で入れた一色選手は多分1区ではないだろうか。全日本でも対応しましたし。故障情報があった石田・竹内選手が走るのかどうかも気になるし、藤川選手9区も違和感あって何とも言えず、ここはちょっと読めなさそうだ。
 

・法政大学
オーダー:田井4-佐野3-岩崎3-中村2-関口3  田子4-森永3-藤井2-脇坂4-高梨4
補欠:松田4、黒山3、西池3、佐藤2、足羽1、坂田1
変更予想:1区西池、3区足羽、9区松田
 なんだか…田井選手と西池選手のどちらかが走らなさそうな気がするのですが気のせいでしょうか?3区に入ればいいのですが、そうすると足羽選手がどこに入るのかという問題が出てくるように思います。黒山選手も外れるか??ただ山に関しては経験者をしっかり入れる事ができたようなので、その点は強みでしょうかね。どちらかというと復路の方が走りそうなメンバーをしっかり入れれている気がします。往路の4区までがどうなるかがまず勝負だ。
 
 
・中央学院大学
オーダー:潰滝2-岡本4-塩谷2-村上1-及川3  海老澤1-吉岡1-山本2-松下3-山田3
補欠:沼田4、田中4、木部3、蘆田1、清水1、藤花1
変更予想:7区木部、8区沼田、9区田中
 これは結構散らしてきましたかね?潰滝・岡本・塩谷選手が序盤3区間、村上選手がしのいで、及川選手が5区で勝負し往路一桁へ、。復路は沼田・田中選手らをつぎ込んで勝負しに行く。山田選手が走れているなら割と穴がないかもしれない。悪いように考えると脚が万全でないまま前哨戦戦った岡本選手が当て馬もありえるが…。他、6区も勝負掛けるみたいなのでちょっと楽しみでしょうか。
 
 
・東京農業大学
オーダー:佐藤4-津野4-戸田2-佐野2-三輪4  土井3-岩渕3-山浦2-竹内3-山本4
補欠:浅岡3、藤井3、遠藤2、大橋2、西村1、畠山1
変更予想:8区大橋、10区遠藤
 バランス型で組んできましたね。安定感のある佐藤選手を1区にして、予選ツートップの津野・戸田選手を2区3区、一番勢いのある三輪選手を5区へ、秋以降堅実な竹内選手を9区。5区で一桁順位に食い込み、復路は堅実な継走でシード獲得というのが青写真ですかね。10区山本選手が状態上がったかどうか分かりませんが、基本的には大きな穴はないように見えるオーダーになりました。
 
 
・山梨学院大学
オーダー:田代2-エノック2-兼子3-上村1-井上3  桃澤3-松山4-磯野2-佐藤1-山本2
補欠:森井4、阿部3、永田3、前田拓2、伊藤1、小山1
変更予想:4区阿部、8区前田拓、10区森井
  2本柱は2区と5区。井上選手はやはり5区でした。そして気になる1区にはやはり田代選手できましたね。走れれば非常に助かりますね。苦手の4区と6区は上村・桃澤選手。4区は1万で記録を出した上村選手ですが、阿部選手入れても面白いのだろうかね。気になったのは1年生の佐藤選手が9区。ちょっと首を捻りますが、森井選手が不調ということもありえるのだろうか??まあ、田代選手次第で往路は充分沸かせられそうです。
 
 
・東海大学
オーダー:白吉2-元村4-土屋1-石橋1-松本3  福村1-上原4-今井2-石川3-吉川3
補欠:山下3、冨田2、宮上2、荒井1、桐原1、廣田1
変更予想:5区宮上
 なんだかんだ1区2区5区に9区はしっかり上級生がエントリーしてきたようですね。5区はおそらく宮上選手が入るのでしょう。ひとまず元村選手がどのくらい走れるか。 土屋・石橋選手にしっかり流れを作っていきたい。ただ、廣田選手は多分走らないか?元々東海スポーツの1年生特集に廣田選手の名前が無かったそうで、そこから憶測が飛び交いましたが、やはり…入っても7区かな?結構1年生に頼らないオーダーになっている印象だ。
 

・神奈川大学
オーダー:小泉3-我那覇2-西山2-井上3-柿原3  東1-中神1-石橋1-菅原3-宮永4
補欠:坂本4、岡部4、柏部3、高山3
変更予想:8区高山、9区柏部、10区坂本
 えっと、3本柱の置き方に驚いた。5区柿原選手だと!?全く想定していなかった。それか3年連続当て馬もありえるのか??まあ2区3区の我那覇・西山選手の2年生コンビは楽しみなので、小泉選手がどれだけ粘るかは重要そう。復路は勢いのある1年生になるのか、来季主力候補の3年生になるのか、最後にかける4年生になるのか気になります。
 
 
・國學院大學
オーダー:柿沼4-寺田4-沖守3-牛山4-大下3  湯川3-中嶋1-蜂須賀1-畑中1-川副3
補欠:塚本3、吾妻2、池沢2、瀬川2、中瀬2、廣川2
変更予想:7区中瀬、9区吾妻、10区廣川
 往路は盤石に組めたような気がします。エース寺田選手を2区に、2番手3番手の柿沼・沖守選手を1区3区に、牛山選手でつないで、大下選手で勝負をかけると。これでどこまでいけるかどうか。復路は吾妻・廣川選手ら、残っている2年生が入る事ができれば、ひとまず万全でしょうか。粘ってシードラインに迫っていく形にしやすくなる。
 

・大東文化大学
オーダー:市田宏3-市田孝3-植木3-池田3-片川4  徳原3-吉澤4-平塚3-本間3-大西4
補欠:吉川4、大崎4、上田3、大隅2、森橋2、北村1
変更予想:7区大隅、9区吉川
 いやもう往路大勝負かけましたね。1区2区に市田兄弟を入れてきたのが予想通りですが、3区に植木選手を入れて、4区は昨年同様池田選手、5区には自信があるという片川選手。どれだけ勝負をかけられるでしょうか。よく分からないのが復路。9区はさすがに当て馬でしょうが、誰が入っても違和感が…。もっと分からないのが59分台予定している6区。平塚選手と思いきや8区エントリー。徳原選手そのままなのか、他の選手なのか。駒数は多くないので、それ次第でもちょっと変わってきそうです。
 
 
・専修大学
オーダー:濱野1-吉良3-後藤4-駒井3-齋藤3  中山3-渡邊3-木内4-宮坂4-上野4
補欠:小原4、澤野4、松尾4、森口4、加藤2、渡邊2
変更予想:1区澤野、3区松尾、7区加藤、8区森口
 吉良選手が2区はともかく、宮坂選手を9区に残してきたのは意外で驚きました。万全なら終盤のシード争いに爆発力がある選手が残るのでちょっと面白い。往路はおそらく1区と3区当て馬かなぁ。濱野選手はそのままかもしれませんが、4年生の主力澤野・松尾選手が入る場所がなくなってくる。校長の澤野選手を1区に予想しました。5区齋藤選手にしっかりつないでいきたいところだ。
 
 

・日本大学
オーダー:荻野2-森谷4-竹ノ内3-石川1-畔柳1  渡部3-田村4-村越3-林3-柴田3
補欠:日向野4、高松3、原3、大門3、荒川2、キトニー2
変更予想:5区キトニー、8区日向野
  えー、ある意味一番衝撃を与えたかもしれない日大のオーダーです。普通に考えるとやはりキトニー選手5区にくるかもですよねぇ。最も。、2区森谷選手も距離不安がありますし畔柳選手が5区希望していますので、2区もありますが…。森谷選手に何かあった時のための補欠とみます。ただ、4区終了地点での位置はかなり厳しそうですが…。それから田村選手おそらく走るかな?日向野選手も8区か10区と見ます。ある意味楽しみです。
 

・拓殖大学
オーダー:早川3-ダンカン4-金森2-佐護3-尾上3  大島3-櫻井3-蛯沢3-奥谷4-木寺4
補欠:谷野4、栩山2、東島2、日下2、新井1、宇田1
変更予想:1区栩山、4区東島、8区宇田
 あれー、佐護選手が最短区間の4区ですが。元々スピードランナーなので考えられなくもないですが、今年の活躍的には何かあったのかなと…。栩山選手か東島選手どちらかが1区と4区に入ってくると思います。5区以降は基本的に万全。8区に宇田選手が入るくらいかな。ダンカン選手など往路が何とか走れればシード権争いに加わる可能性はありそうか。
 

・城西大学
オーダー:山口4-村山3-高橋1-松村1-黒川3  菊池1-松村3-河名2-寺田3-杵島啓3
補欠:平田4、佐野4、横田3、二平3、杵島凌3、舟生2
変更予想:3区横田、10区平田
 やはり1区2区に主力2人を投入してきましたね。この位置でどこまでいけるか。復活願う高橋選手3区はいきなりは負担重そうなので、横田選手と変わると見ます。松村選手の方が可能性ありそうか?それから6区ですが、平田選手が補欠に入って菊池選手が入りましたか…。10区や7区など平地投入もありそうな気がします。松村元選手が間に合っているかどうかもシード争いには重要そうだ。
 

・上武大学
オーダー:山岸4-倉田3-末永3-東2-松元3  横内3-高津戸4-根岸3-大西3-金子4
補欠:佐々木3、佐藤3、石黒2、三好2、志塚1、森田1
変更予想:3区佐藤、4区佐々木、6区三好
 序盤から勝負を仕掛けてきましたね。今季大きく飛躍した山岸選手が1区。エースの倉田選手が2区。ここで大勝負です。佐藤・佐々木選手はスーパーサブで何もなければ3区4区に入るだろうか。東選手も走れればみたいですが…。松元選手次第で復路にもつないで行けるかもしれません。
 

・中央大学
オーダー:新庄3-相場4-藤井2-三宅2-小谷2  代田4-鈴木1-渥美1-多田3-須河4
補欠:渡邊3、徳永2、新垣1、市田1、谷本1、町澤1
変更予想:3区市田、7区徳永、8区町澤
 ちょっと良く分からないぞ。1区新庄選手2区相場選手はともかくとして、須河選手は9区じゃなくて10区?これはシード権を獲得しに来たとみていいのでしょうか??それとも何かあったか。それと注目の5区は小谷選手。補欠と変わりそうな気もしないでもないですが、小谷選手は最近噂には登っていたので走るかも。そうなれば平地が強化できるのは確かです。
 
 

・国士舘大学
オーダー:浪岡3-菊池4-武藤2-中山4-杉沢4  池上4-玉木4-小田部3-岡崎4-飯野3
補欠:宇戸3、工藤3、櫻井3、堀合2、石井1、餅崎1
変更予想:5区堀合
 基本的には小細工していないように見えます。1区からハイペースと読んだのか、持ちタイムトップの浪岡選手を1区に持ってきて流れを握る作戦に出たようです。菊池・武藤選手と続いて中山選手まで4区に投入してきたのは意地か。補欠の堀合選手は5区だろうか?? 復路は長い距離が強い上級生が並んでいます。うまくいけば結構絡んでくるかも??
 
 
 

2区に順当にエースを持ってきた大学と1区から勝負に来た大学と…

1区がえらいことになりそうです。上記のように日体大・山中選手、帝京・熊崎選手、専大・澤野選手が起用されれば1万27分~28分台が17人になります!他にも青学一色選手など力のあるランナーもくるかもですし、区間二ケタでも普通にブレーキでもなんでもなく普通に実力通りということもたくさん出てきそうです
また、その中でも1区は無難に繋いできたところと勝負をかけに来たところがある感じですね
1区は無難に→東洋大、中学大、東農大、神大、拓大
ある程度強いランナー→大、青学、法大、山学大、東海大、國學院、日大、中大
1区から勝負→駒大、日体大、早大、順大、帝京大、大東大、専大、城西、上武大、国士大
(主の主観)
 やっぱり駒大中村、早大大迫選手が…。どうなるか??中村選手だけならたぶん序盤だけでも様子見になる可能性ありますが、大迫選手はおそらく過去2回のように好きなペースでいくのでは??そうなると区間賞は少なくとも61分台はいくでしょう。
 それに明大の文元選手、それに日体大・山中選手?も食らいつくでしょうね。このあたりは1区や競り合いが得意です。東洋大の田口選手がどこまで来るかというのが気になるところです
 
 

盤石なのは駒大と日体大(+明大)、東洋は変化球??

 それから優勝争いではぱっと見、駒大と日体大はほぼ盤石に見えますね。細かい区間での変更はあるでしょうが、柱は当初の予定通り。ある程度の自信はあると見ます。また明大も5区がまだちょっと良く分からないですが、まずいいですね。東洋大はまだじらしますね。設楽啓選手はさすがに5区と思いますが、設楽悠選手の起用場所はまだ悩んでいる感じで…動きますかね。
 
31日までに軽い展望をまとめてみたいと思います。あまり時間が取れない可能性がありますが、
こちらのコメント欄などで楽しんでください
 
 

追記:5区の区間賞争いがえげつないことに!?

早大の山本選手が怪我してしまったのが、ちょっと残念でしたが・・・
日体大・服部選手
法政大・関口選手
山学大・井上選手
さらに当日変更で
東洋大・設楽啓選手
日大・キトニー選手
ありそうですよね。農大や東海に神大など他の大学も主力を回してきていて区間賞まで行かなくてもかなり来る可能性ありますね。こちらの展望も時間があればしたいですね
 
 

12/23までの結果【国士大記録会・上尾記録会・松戸市記録会】


12月に入ってからもいくつか記録会がありました。
意外と出場が多かったです。
 

12/14-15 国士舘大記録会(http://www.kua-tf.com/kyougikai/2013long.html)

○帝京大学
1万
2組
1位粟田嶺③29分53秒62★
3位岩間俊友②29分57秒19★
6位内田直斗①30分11秒48★
7位近藤星一郎③30分18秒49
10位佐藤真路③30分51秒52
11位高橋雅人②30分52秒13★
12位高橋昴④30分55秒06★
5千
17組
14位佐竹雄太③14分35秒96★
19位馬場勇①14分40秒15★
23位新谷壮大④14分53秒59
28位林田真幸①14分58秒14
29位山崎渉②14分58秒35
 粟田選手と岩間選手が新に29分台に入ったようです。1年生の内田選手も好走ですね
 

 
○青山学院大学
16組
1位伊藤弘毅②14分15秒66★
2位安藤悠哉①14分26秒87
田村健人①14分34秒19
鈴木悠日①14分35秒21
山田学③14分35秒39
渡辺利典②14分38秒44
西村厚志④14分43秒96
松崎純也①14分53秒41
内村亮②14分57秒96
12組
滝本無限③14分50秒15
池田生成①14分54秒31
吉田伊吹①14分56秒65
安倍晃也③14分59秒73
 組トップの伊藤選手が自己ベストを出しました。安藤選手が来年の春までに調子戻っていればと思います。
 
 

 
○法政大学
1万
2組
5位齋藤晟也①30分04秒18
8位木村優志①30分36秒48★
13位池田剛③31分12秒78★
14位城越洸星①31分20秒56★
15位澤田錬③31分29秒56★
16位生澤祐樹①31分31秒10★
5千
14組
3位篠村政寛①14分45秒44
4位須崎裕也②14分46秒63
5位田中優大②14分48秒67
8位中村研士郎①14分55秒65
9位寺内慎太郎④14分56秒42
12位柳川和史①14分58秒21
12組
1位渡辺昴④14分48秒32
6位平出修也②14分58秒46★
 1万に1年生が多く出ましたね。齋藤選手が2度目の1万29分台に迫りました。
 

 
○東海大学
17組
5位小林巧②14分26秒09★
7位林竜之介①14分28秒07★
11位成田元一①14分33秒11
18位宮城壱成①14分39秒49
22位小笠原柊①14分51秒77
16組
3位安藤健太①14分27秒14
8位畔柳隼弥①14分40秒87
10位見廣雄一②14分46秒22
16位佐藤健太③14分56秒68
15組
1位末永昴暉④14分37秒92
6位宮本甲斐①14分49秒34
9位水谷響③14分55秒11
14組
1位山内琢矢③14分43秒97★
11位瑞慶覧伸哉①14分56秒84
13組
1位高木登志夫②14分44秒55★
 3障が得意の子早い選手が自己ベストを出しました。他にも高校のベストを更新した選手も散見。また、4年生の末永選手、組トップ獲得です。
 
 
○中央大学
1万
2組
2位新城佑加①29分56秒56★
5千
15組
5位上野裕史③14分48秒61
14組
7位松本龍晴②14分53秒69
 惜しくも一次エントリーから漏れた新城選手ですが、29分台出しました。
 
 

 
○国士舘大学
5千
17組
1位中村大介②14分22秒64★
9位沖山雄太③14分29秒41★
10位阿部健裕③14分29秒53★
13位廣川卓哉④14分35秒11
16位中村克磨②14分36秒98
20位井筒幸一①14分46秒49
21位小林大地②14分50秒24★
24位菊池槙也③14分56秒25
27位菅原優樹①14分57秒64
16組
11位桑原卓也④14分46秒86★
12位田中雅人②14分47秒62
13位松原誠也④14分49秒13
14位戸田勇②14分49秒60
17位鈴木勇介③14分56秒39
19位有木達哉④14分57秒94
15組
4位阿部直人①14分47秒59★
13組
3位下畑大輝①14分54秒64
 中村選手は1年生の春に1万29分台出している選手です。5千ながら久々に存在感示しました。来年春には主力になっていてほしい選手です。
 
 

 
○平成国際大学
5千
1位佐々木良章①14分53秒11
1500
斉藤拓実①3分57秒21
安倍斗夢①3分59秒77
 
 

 
○東京国際大学
5千
13組
2位櫻井力靖③14分46秒06
1500
ルウル ゲブレシラシエ②3分49秒10
鈴木竜二①3分56秒89
中谷貢司②3分57秒86
小針旭人②3分58秒68
 1500に主力選手が出場しました。ルウル選手は1500でもインカレ出るのでしょうか??
 
 

 
○東京経済大学
5千
17組
8位五十嵐友也③14分28秒90
15位成原貴之③14分36秒56
15組
3位吉村匠②14分45秒46
7位井上雄一②14分50秒75
13組
4位星雄太朗②14分57秒71★
 星選手がz9個ベスト。。ただ、そのほかの選手惜しくも自己ベストに届かないレースでした。
 
 

 
○その他
1万
1組
2位山口雄樹(芝工2)31分05秒43★
5千
12組
4位田中直樹(農工3)14分55秒16
 今年の予選で、昨年の初出場の時のチーム順位を大きく更新した芝浦工業大ですが、現2年に主力が育ちつつあります。
 

12/23 上尾選手権(http://www.ageo-rikkyo.org/championship/2013W/2013W_Result.pdf)

○大東文化大学
1万
2位下尾一真①29分55秒18★
3位石橋優哉①29分56秒48★
4位中野光①29分58秒61★
7位鈴木太基①30分18秒54
清水健伍②30分40秒05
阿部将大②30分47秒09★
渡辺準也②30分49秒05
立花克広②31分19秒53
5千
3位小銭宗暉①14分48秒45★
5位千島和希①14分51秒65★
7位有馬翔①14分59秒76★
 下尾・石橋・中野選手と1年生3人が29分台をマークしてきました。エントリーに入らなかった下級生が一気に記録を縮めたことで、チーム内に刺激があればと思います。
 

 
○平成国際大学
1万
1位坂野敬一①29分52秒50
5位佐藤玲②30分06秒82★
6位柴田拓真①30分09秒56★
8位太田明③30分24秒78
9位東山知弘①30分27秒55★
10位工藤天輝①30分30秒14★
11位前野雄輝③30分38秒78★
佐々木良章①30分43秒60★
木野安騎史③30分47秒59
下山哲史②30分49秒80★
矢吹馨①31分20秒75★
佐竹信哉②31分22秒33
齋藤太郎②31分23秒19★
 1年生坂野選手は安定していますね。それにつられてか他、主力候補の佐藤選手や柴田・東山・工藤選手ら1年生もまずまず記録を出しました。
 

 
○その他
5千
4位田中渉(埼大2)14分50秒31★
 埼玉大はこれで5千14分台2名となっています。

 
 

12/23 松戸市記録会(https://ton.twitter.com/1.1/ton/data/dm/416905849991208960/416905850003795968/fe8XvGFg.jpg)

※1万の結果提供がありましたので、追記しました
○中央学院大学
1万
5位渡辺敏行④30分00秒44★
6位正木智人②30分01秒02★
8位吉岡大輝①30分10秒53
9位高品純也②30分11秒73★
平良雅喜①30分13秒25★
渡辺聖矢①30分20秒85★
谷口真一④30分24秒19
内本静也①30分26秒61★
久保田翼①30分31秒35
渡辺晃平①30分41秒08
海老澤太①31分03秒94
松下弘大③31分22秒67

5千
雲類鷲佑典①14分29秒87
亀田陽平③14分38秒20★
関根優介②14分52秒37★
 4年生の渡辺選手が大幅ベストであと少しで29分台に迫るタイムを出しましたね。また、2年生の正木・高品選手が好タイムマーク。来季に期待がかかりますね。1年生は雲類鷲選手に復調の兆しが見えました。
 なお、箱根メンバーの吉岡・松下選手が出場。吉岡選手はともかく松下選手はちょっと厳しいか??
 

 
○國學院大學
1万
3位土井卓巳③29分56秒34★
7位田中貴博④30分08秒20★
10位岡部令②30分11秒84★
郷貴徳②30分12秒06★
小園友大③30分21秒83★
黒子利樹③30分22秒84
小島義之④30分23秒85★
白石晃平④30分30秒90

5千
池田将典③14分17秒70★
鈴木涼太①14分17秒73★
稲毛悠太①14分22秒51★
鮫島紋二郎③14分29秒29
山根誠弘②14分35秒19★
香取範如②14分35秒85★
近藤柾希①14分35秒85★
川本博大①14分42秒50★
高橋遼太②14分51秒25
越田雄樹③14分54秒21★
市川創史①14分54秒55
小田切将真②14分55秒80
 1万では3年生の土井選手が新たに29台へ。その他にも30分前半の記録が続出しましたね。
 5千ではチームトップ10に入る記録が続出。池田・鈴木選手はそれぞれチーム3番4番手。今回メンバーに入れなかった稲毛選手も自己ベスト。いい盛り上げになるのではないでしょうか。
 
 
○拓殖大学
1万
横内悠②30分24秒45★
白石海斗②30分27秒86★
上野雄都②30分52秒15★
北川善幸①31分12秒97★
 自己ベストを1分以上更新した横内選手を初め、自己ベスト更新者が何人かでました。層がやや薄い拓大からすると2年生の選手が伸びたのはプラス材料だと思います
 
○麗澤大学
1万
1位河合代二④29分42秒36
2位濱本学④29分55秒08★
4位村瀬圭太②29分59秒99★
桂優伍③30分25秒66★
小西雄介③30分59秒30
太田侑作②31分03秒94★
三郷一輝②31分04秒63★
 昨年の選抜メンバーに選ばれていた濱本選手が自己ベストですね。また村瀬選手が最近調子がいいです。桂選手と共に来季の主力となりそうです
 

 
○その他
1万
内田晃太郎(立大2)31分00秒42★
 確か大学から陸上を始めた選手すが、1万でチームトップの記録を出してきましたね。
 
 
おまけ
全く役に立たない独断ランク付け結果
1位駒大46点
2位日体43点
2位東洋43点
4位明大41点
5位山学35点
6位早大33点
7位青学32点
7位東海32点
9位帝京31点
9位農大31点
9位中大31点
12位法大30点
13位大東28点
14位順大27点
14位日大27点
16位神大26点
16位國學26点
16位専大26点
19位城西25点
19位中学25点
21位拓大20点
22位上武18点
22位国士18点

 一応駒大が抜けていますが、どうなりますかね。エントリー次第です。個人的には上位5チームがシード争いに巻き込まれるのはアクシデントとかがない限りないかと。6位から20位くらいまで流れ次第で変わるかなぁ。
 
 

【ラスト!】第90回箱根駅伝展望~日本体育大学


負けたくないから勝ちたい想いへ 復路の穴を埋め連覇へ
日 本 体 育 大 学

エントリー選手独断ランク付け

8点:ジョーカー的存在
服部翔大④28分22秒79≪4年:全日4区2位、出雲1区2位、関カレ5千4位・1万4位、3年:箱根5区1位、全日4区1位≫…2年連続主将で前年度の総合優勝の立役者 箱根5区で大暴れした 今季は夏に故障しているが、少しずつ調子をあげてきている

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手
山中秀仁②28分26秒03≪2年:全日2区1位、出雲3区2位、日カレ1万3位、関カレ1万12位、1年:箱根3区6位、全日5区2位≫…
今期の成長株 出雲も全日本共に前半の主要区間を走り区間賞やそれに準ずる生成器を残している 箱根5区を強く希望している
本田匠④28分46秒38≪4年:関カレハーフ1位、3年:箱根2区4位、全日2区9位、予選5位、2年:箱根2区8位≫…2年連続箱根2区を走り前回区間4位 今年夏に故障し前哨戦は回避したが上尾ハーフで62分台で復帰した 競り合いが強い

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
矢野圭吾④28分47秒79≪4年:全日8区18位、出雲6区5位、関カレ5千8位・1万8位、3年:箱根9区2位、全日8区3位、予選6位≫…3年の秋に急激に伸びてきて主力の一人に 後半の伸びが持ち味 全日本でまさかの大失速となったが、直後の上尾ハーフで62分半ば

4点:主要区間で区間上位でいける選手
鈴木悠介④29分01秒80≪4年:全日3区5位、関カレハーフ4位、3年:箱根6区7位、予選60位≫…前回の下りで粘走を見せる 関カレハーフで入賞するなど今季は平地の力も伸びた

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
勝亦祐太②29分08秒01≪2年:全日1区10位、1年:箱根1区7位、全日1区7位、予選19位≫…
今期は全般的に不調が続いていたが、上尾で63分半ばと持ち直してきた
奥野翔弥②29分21秒13…トラックよりロードが得意 上尾で63分半ば
甲斐翔太④29分24秒79≪4年:全日6区5位、出雲5区4位、関カレハーフ8位、3年:全日6区7位、予選32位≫…出雲・全日本・箱根や全日本の予選で下級生の頃から名前を聞くが箱根にメンバー入りしたことはまだない
坂本新①29分27秒75≪高校3区16位≫…秋になって調子が上がり1万29分半ば 上尾ハーフで63分半ばをマーク

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
木村勇貴③29分15秒39≪2年:箱根4区5位≫…大きく波がある選手だが、最近の1万でベストに近い走りをした
加藤光③29分23秒63≪3年:全日5区6位、出雲4区4位、関カレ1500m9位≫…1500のスピードを活かして出雲と全日本を無難に走った
小泉雄輝②29分35秒59…秋になって少しタイムをあげてきた 11月以降に試合出場がない
山本航平①30分14秒35≪高校1区36位≫…上尾ハーフで64分少しで走った

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
周防俊也②29分34秒32…
上尾ハーフで64分半ばで走った
石若大武④29分45秒93≪4年:関カレ1500m≫…スピードがある選手 上尾で64分後半
滝沢優也③29分55秒40…上尾で64分前半で走った

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

上位10人合計:43点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*5位14分02秒0-*5位28分59秒8-*6位63分34秒4
 出雲は途中まで第一中継車に移り続けての3位だったが、全日本では8位。アンカーの矢野選手のアクシデントはあったものの、それまでに優勝争いに絡む場面はなく2強から水を空けられてしまった。ただ、直後の上尾ハーフで矢野選手に、怪我で出遅れていた本田選手が復活を遂げるレースをした。服部選手に今年大きく成長した山中選手と強力な4本柱が完成した瞬間だった。他、駒大や東洋に比べて層は薄いものの、甲斐・鈴木選手ら4年生や他新戦力も台頭してきている。そして何と言ったって山は非常に強力。平地20㎞では2強に敵わずともここを起点にすれば…連覇を狙っていきたい。

区間オーダー予想
本田-山中-勝亦-坂本-服部
鈴木-加藤-奥野-矢野-甲斐

 まず出足なんですが、これまで1区起用が多かった勝亦選手を変えて、柱の1人の本田選手をいきなり投入するのはどうでしょうか?ちょっと勝亦選手が伸び悩んでいる気がしてるんです。上尾の63分37秒は今回の条件の中では決して良かったとは言えないのではと。全日本同様にハイペースとなった時に対応するのは難しいのではないかと感じたのです。
 
 なので、故障上がりながら上尾62分台で復調した本田選手を起用した方がいいいのかなと。過去3年の駅伝を見ても競り合いに強いのは明らかで、更に前回2区は最後に強烈なスパートも放っている。2強の1区の相手によるだろうが、トップ付近で流れは作れると思う。
 
 その流れで今季絶好調の山中選手に2区を走ってもらう。5区に非常に強い希望を出しているので悩んだのだが、やっぱりこの選手も前回の箱根や今年の全日本見ていると競り合いの方が強いような気がする(あと、服部選手と比べて下りがどうなのかがよく分からないのもある)。もし、東洋や駒大が1区に柱を置かなかったら、後ろから彼らが追ってくるわけだが、途中からなら付けるんじゃないかと思うし、前に行かれたとしても他チームと一緒に追随できるだろうと。そういうことを考え、ここに。
 
 さて3区4区は山まで繋ぐ区間。とはいえ、ムードを下げてはいけない。矢野選手を入れる事も考えたのだが、さすがにここは勝亦選手で。この1区2区で流れは確実にできるだろうから、それを活かして積極的な走りを期待したいところ。4区の人選は非常に悩んだのだが、秋になって調子を上げてきた1年生の坂本選手で。昨年区間5位の木村選手が走れればいいのですが、如何せん波が非常に大きいのが怖い。秋になって成績が上がりながらも安定している坂本選手に繋いでもらいたい。
 
 そして、どうなるだろうか、箱根の山中。ここがあるから優勝候補に名前が上がるんですよね。5区はエースで2年連続主将の服部選手。夏に怪我で前哨戦はもう少しだったが、出雲から全日本にかけて調子は上がっていた。何より下りも得意なのが強みだ。78分前半、あわよくば柏原選手以外達成していない78分切までいきたいところ。4区終了地点で駒大との差は3分程に抑えていれば、東洋は設楽啓選手5区ならしっかり4区まで絡んでいれば、往路優勝は可能だろう。
 
 畳みかけたいのは復路6区。前回59分半ばで下った4年生の鈴木選手は今季大きく成長。苦手と言っていた登りと最後の平地でもしっかりタイムを稼げる走力を養った。58分台は可能な力はあるはずだ。もうさらに30秒から1分程の貯金がしたいところだ。たぶんトップには立てるだろうが、リードがどのくらいなのか…
 
 総合優勝を狙うとなると最後は9区10区矢野・甲斐選手の4年生を残すと思う。7区8区は死にもの狂いでそこに繋いでいく事になるわけだが、7区には出雲と全日本で出走したスピードランナーの加藤選手、8区はこれまで大学駅伝見出走ながら1万以上の距離に強い奥野選手を置いた。他小泉選手らも考えられるか。何とかしてリードを保ちたい。
 
 そして先述の2区間。矢野選手は前回区間2位だが、持ち味の後半の伸びはちょっと出し切れなかった。上尾で目が覚めた走りをしていたので、今回こそ力を発揮してくれるのではと思いたい。アンカーの甲斐選手は、全日本予選・箱根予選に出雲・全日本本戦には出場経験があるが、箱根だけまだない。全力で思いをぶつけてゴールテープを切りたい所だ。
 
*****************************
 
 どうだろう、ちょっと書きかけたけど、矢野選手を3区に置いて、柱全員往路投入するのも手ですけどね。総合優勝の為には往路優勝しなければならないのですが、対駒大で考えると4区までに結構差は開けられそうな気はするし、対東洋で考えてもちょっと繋ぎが弱いかなぁと…。ならもう、往路優勝+大差をつけるのもひとつ面白いのかなと思ったりしました。
 
 それでも、ここ最近山に安心感があったチームが総合優勝を勝ち取る事が非常に多いのは事実だ。やはり魅力はある。幸か不幸か全日本で大敗したことから、逆にチームが引き締まり、良い意味でディフェンディングチャンピョンの気負いは見られなくなったように感じる。チャレンジャーとして大いに暴れまわってほしいと思う。
 

第90回箱根駅伝展望~東洋大学


勝負の年と思いきやどうしても続く2位 王道か奇策か
東 洋 大 学

エントリー選手独断ランク付け

7点:エース区間、山で貯金が望める選手
設楽啓太④27分51秒54≪4年:全日8区5位、出雲6区2位、日カレ5千4位、関カレ1万5位、3年:箱根2区3位、全日2区3位≫…1
万27分台双子の兄 1年時から箱根2区を走りそのまま順調に成長 インカレでも上位入賞常連になっている 積極的な走りも特徴 前哨戦は大差の2位でもらったこともあり精彩を欠いた

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手
設楽悠太④27分54秒82≪4年:全日1区2位、出雲3区3位、関カレ1万3位、3年:箱根3区1位、全日4区3位≫…1万27分台双子の弟 下級生の頃は兄の陰に隠れていたが、2年時の箱根で7区区間記録を作ってから伸びてきた 単独走が得意 夏に故障している

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
服部勇馬②28分22秒43≪2年:全日2区4位、出雲5区1位、関カレ1万10位、1年:箱根9区3位、全日8区6位、出雲3区2位≫…1年時から主要区間に入っている選手 全日本はかなりの突っ込みを見せた中、一時トップを奪い返している

4点:主要区間で区間上位でいける選手
田口雅也③28分37秒37≪3年:全日4区4位、出雲1区6位、関カレハーフ6位、2年:箱根1区1位、全日1区1位、1年:箱根4区1位≫…1年の箱根前から状態が上がってから3年春までは順調だったが、今季主要区間を走りやや壁に当たっている印象
大津顕杜④28分39秒54≪4年:全日5区3位、関カレハーフ3位、3年:箱根8区7位、出雲6区6区、2年:箱根8区1位≫…2年時の上尾と箱根8区が強烈な印象として残っている その後はもう少しという成績が続いている
延藤潤④29分24秒86≪4年:全日3区2位、出雲4区3位、日カレ5千5位、3年:全日3区2位≫…下級生の頃は怪我が多かったが、上級生になってから主要大会に出るように スピード型だが、学生ハーフで63分少し
服部弾馬①30分08秒60≪1年:出雲2区6位、関カレ1500m6位、高校1区2位≫…勇馬選手の弟 出雲では微妙な走りだったが、フォームを変えた上尾ハーフで62分台をマークした

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
高久龍③28分42秒78≪2年:箱根7区4位、全日本5区3位、出雲5区1位≫…
昨年埼大駅伝全てに出場。故障の影響で今年は試合出場が少ないが1万28分第2回マークしている
上村和生②28分44秒81…登りに期待がかかっている選手 10月に練習に復帰した中1万28分台をマーク
日下佳祐④29分01秒05≪4年:全日本6区2位≫…じわじわ力を伸ばしてきて全日本で駅伝デビューを果たした
淀川弦太③29分05秒94≪3年:全日本7区3位、日カレ1万12位、2年:箱根4区11位≫…今年の箱根の悔しさから、今年大きく記録を伸ばしてきた選手
寺内将人②29分41秒98…上尾ハーフで63分半ばをマークした

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
今井憲久③28分54秒77…昨年4区予定だったが直前の怪我で回避した 上尾で64分を切っている
佐久間建④29分08秒28≪3年:全日本7区1位≫…昨年の全日本で区間賞 今年は11月以降試合出場がない中メンバーに入った

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
成瀬雅俊①29分51秒95…上尾で65分を少し切っている
齋藤真也③29分52秒91≪3年:日カレ1500m2位、関カレ1500m5位≫…1500で活躍している 駅伝出走はないが今期は全部メンバーに入っている 上尾65分台

上位10人合計:43点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*3位13分58秒6-*1位28分35秒5-*2位62分55秒5
 設楽兄弟を始め、大津・延藤選手ら駅伝経験者豊富な学年が4年生になり、今年が勝負の年になると思いきや、まさかの連続2位に苦しんでいる。設楽兄弟で駒大の主力に勝つことができず、劣勢の状況で全選手が力を発揮できない状態となっている。ただ、中堅のメンバー以降は決して見劣りするわけではない。勢いのある服部兄弟選手に、田口選手。また、高久・佐久間選手ら区間賞経験者が復帰。流れさえ掴む区間があれば、充分に優勝できる戦力が整っている。倒し切るオーダーがあるのかどうか考えたい。
 
区間オーダー予想
設楽悠-服部勇-服部弾-高久-設楽啓
佐久間-田口-上村-大津-延藤

 正攻法と言えるのか奇策と言えるのか。やっぱり長距離区間は攻める区間にしたい。(どちらもアップダウンがあるので)そうなるとやはり設楽啓・服部勇選手がどちらかが2区と5区を担うと考えるのが妥当だろう。どちらが貯金できるのだろうか…。
 
 ひとまず周りを埋める。先述の2人を2区5区にするとなると、1区は全日本に引き続き設楽悠選手か。前回区間賞の田口選手は今年の調子だと駒大が中村選手じゃなくても勝てるか微妙な気がしていますので…。設楽悠選手は駒大が中村選手以外を使ってきた場合にはしっかりリードを取り、使ってきた場合は下手に駆け引きに出ずに勝負に徹するのが得策だろうか。本当は3区が適性かと思いますが、全日本の経験を活かしたいところだ。
 
 間の3区と4区は全日本の使い方だと田口・延藤選手なのだろうが、この2人は復路に温存したい。全日本以降に勢いが出てきた服部弾・高久選手で勤まらないだろうか。特に服部弾選手の上尾62分台は嬉しい誤算。ピッチ走法に変えたそうだが、スムーズにいったそうだ。63分台半ばを目安位にしたい。4区には復帰早々の高久選手。今年ブレイクしかけたが一時故障。それでも復帰から1か月で1万28分台をマークしたのは力自体はつけているのだろう。裏の7区を昨年経験しているし、最短の4区で力を出し切りたい。
 
 さて、悩みに悩んだ5区。何度も設楽啓選手5区にしたり服部勇選手を5区にして記事を書きかけたりした挙句、設楽啓選手に。走法からして下りの方が得意だと思う。下級生時は下りの部分で仕掛けていましたし。ただ、1年時からあれだけまとめていたのであれば、登りだってそつなく走る力はあると考える。最近、積極的に飛ばすレースが多いので、入りの5㎞のペースを誤らなければ79分切まではいけるかと。3区4区の力を引き出せるかもしれない。
 
 また、日体大を意識した時に、1区設楽悠選手がしっかり流れを作るのを前提として、何とか4区までリード奪えるかなぁ…と(相手は勝亦-山中-本田-?-服部として)。1区で1分から1分半くらい勝って、2区服部兄弟で貯金使いながら逃げて、4区でまたリードを取る、これで服部選手が後ろの位置からスタートすることができ、途中で追いつかれても競り合いながら、いけるかなぁと…欲張り過ぎかな??駒大も逆転したいところだ。
 
 復路の出足の6区が分からないのだが、佐久間選手を置いてみた。昨年の全日本で区間賞デビューしながらもその後は故障。秋口に復帰し、これから上尾・学連でどうなるだろうと思ったらレースに出なかった。しかしエントリーされた。来るのではないか?他、日下選手や齋藤選手なども怪しいのだが、基礎走力的に走ってくれればと思っています。
 
 さて、ここから全て攻めたい区間。7区には勝負をかけて田口選手を投入。今年は駒大の柱の選手と当たってしまったこともあり、悔しい思いををしている中、1年時快走をしている4区の裏の7区へ。1区のイメージが強いが単独走だって出来る選手だ。繋ぎ区間に主要選手を使って流れを引き寄たい。
 
 8区には淀川選手あたりかと思ったが、復帰して間もない上村選手を投入。少しスタミナ的に不安はあるとはいえ、登りが得意(らしい?)と言われてて、1万28分台を出して戻ってきた。スピードもついてきたところで思い切って任せてみてもいいのではないかと思う。
 
 終盤2区間は4年生に粘ってもらう。9区には大津選手。2年時までは中々いかないのだが、それでも終盤の区間には欠かせない存在だろう。条件の良い記録会ながら1万28分半ばまでは出ている。粘っていきたい。アンカーには温存していた延藤選手。スピードだけでなく学生ハーフで63分少しで走ったスタミナもある。最後まで攻められる選手ではないかという事で置きました。
 
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 んー、ちと博打気味か。1区2区設楽兄弟にして、駒大に食らいつく&日体大を引き離す方向にするべきか。昨年と同じライン1区田口2区設楽啓3区設楽悠選手でいったほうがいいのか。また、主力だからと言って調子によって外すこともあるのか。9区に予想した大津選手あたりはちと危ない気もしたり…
 
 優勝を目指しながら2位続きでちょっと全体的に区間の終盤に垂れる事が増えてしまっていたのが最近だった。だが、距離が延びる箱根では相手だってどうか分からない。選手層の厚さは間違いなくあるので、10人に選ばれた選手は自信持って走ってほしい。逆転できる要素は出てくるはずだ。
 

第90回箱根駅伝展望~駒澤大学

さて、いよいよ3強の登場となります

強力な3本柱や新入生らで2冠 6年ぶり制覇はあるのか
駒 澤 大 学

エントリー選手独断ランク付け

8点:ジョーカー的存在
村山謙太③28分14秒27≪3年:全日4区1位、出雲3区1位、日カレ1万2位、関カレ5千8位、2年:箱根5区8位、全日2区4位、出雲2区9位≫…前哨戦で連続区間新記録と大爆発 当たり外れが大きかったが、メンタルや体調面を調整できるようになった

7点:エース区間、山で貯金が望める選手
中村匠吾③28分05秒79≪3年:全日1区1位、出雲1区1位、関カレ1万1位、2年:箱根3区3位、1年:全日6区3位≫…ロードに非常に強く2冠の立役者 出雲・全日本共に1区を務め、激しい駆け引きで他ライバルを蹴落としてし断トツの区間賞を獲得している
窪田忍④28分07秒49≪4年:全日8区3位、出雲6区1位、日カレ5千3位、関カレ1万2位、3年:箱根2区7位、全日8区2位、出雲6区2位≫…主将 2年時からずっと最長距離の区間(山除く)を走り続けている 前哨戦は微妙だったが、その後1万でベストに近い走りを見せた

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
油布郁人④28分02秒46≪4年:全日3区1位、出雲4区2位、日カレ1500m1位、関カレ1500m2位・5千4位、3年:箱根1区3位、全日3区1位≫…1500で1年時から活躍するなどトップレベルのスピードをキープ 全日本では4年連続3区区間賞をとった また上尾で62分台で走っている
馬場翔大②30分45秒72≪全日本6区1位≫…ロードや大きな試合で特に力を発揮する 初出場となった全日本で6区区間賞を獲得している
西山雄介①≪1年:全日2区9位、出雲5区2位、都道府県1区3位、高校1区1位≫…期待のルーキー 全日本2区では他校主力のエースの壁に阻まれたが、その後上尾ハーフで62分台をマークした

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
黒川翔矢③28分54秒35≪3年:全日7区2位、関カレハーフ7位、2年:全日本7区2位≫…昨年の全日本から台頭してきて主要大会に顔を出すようになってきた
中谷圭佑①28分58秒80≪1年:全日5区1位、出雲2区2位、日カレ1万5位、関カレ5千16位、都道府県1区1位、高校1区7位≫…出雲と全日本共にトップで襷を貰い、繋ぎ区間ながら安定した走りをみせていた
郡司貴大④29分07秒37≪4年:関カレハーフ9位、3年:箱根8区11位≫…1年生の頃から距離に対応 前回の箱根8区では積極的な走りをみせた
其田健也②30分15秒31…元々スピードランナーだったが、距離に対応してハーフ63分台で2回走っている

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
猪浦舜③29分17秒44…やや波があるが上尾ハーフで63分台で走っている
大塚祥平①29分27秒94≪都道府県5区4位、高校3区4位≫…ロードで非常に安定している 高島平20㎞で60分台で走っている

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
岸本朋紘④29分02秒89…
今年の秋に何回か試合出場がある
西澤佳洋③29分27秒81…トラック1万で29分台を何度かマーク
二岡康平②30分03秒95…上尾ハーフで64分半ばをマーク
染谷滉二④32分51秒29≪4年:関カレ3障7位≫…関カレで活躍 秋はほとんど試合出場がない

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

上位10人合計:46点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*2位13分55秒4-*2位28分43秒9-*3位62分58秒5
 育成の年かと思いきや、よもやよもやの2冠達成。中村・村山選手が急成長し、窪田選手を合わせて3本柱を確立。彼らが縦横無尽に主要区間を走り、他の大学のエースを蹴散らしているのだ。更にスピードのある油布選手に、スーパールーキーの西山・中谷選手が出雲と全日本で活躍。更にロードに強い馬場・黒川選手など人材豊富。これも3本柱の作る流れによって力が引き出されているのだろうと思う。距離が延び、更に山がある箱根は別物だが、王手をかけた3冠への可能性を探っていきたい。

区間オーダー予想
中村-村山-油布-中谷-大塚
岸本-西山-馬場-窪田-其田

 まず焦点になるのは三度1区に中村選手を持ってくるか否か。先が長いので2度走った事のある油布選手や、高校駅伝1区1位で更に上尾62分台の西山選手を持ってくる可能性はある。それに3本柱をどう並べるにしろ2区3区9区だとなんとなくバランスが良く感じはあるのだ。また箱根の1区は条件が良いのでそこまで差がつかないこともあるかなぁと思った。
 
 しかし、結局中村選手を1区に予想した。出雲も全日本も1区で独走した。それ以外のレース展開にするのはチームに動揺走るのではないかと考えたのだ。トップに立つ事、それが重要だと思う。また、中村選手の場合駆け引きがしっかりできるので、ある程度引き離しつつ、61分前中盤いけるのではないでしょうか。このくらいなら30秒から1分引き離すことができるのでは思う。
 
 その状態で今季絶好調の村山選手2区。出雲と全日本ではどちらも区間記録をマーク。特に全日本は留学生のモグス選手の記録を破った。不調の状態だったとはいえたまげた。元々爆発力はあったが、今年になって試合への調整方法が確立されてきたのが、力を最大限発揮できる要因らしい。今なら権太坂も最後の3㎞も力強いキックでいけそうでは?さすがに箱根2区のモグス選手の記録はいかないだろうが、67分切なら…。東洋大が主力2選手を投入してきてもリードは奪えると思う。
 
 その後の3区4区はスピードのある2人でリードをキープ。3区には2年ぶりに油布選手を投入。若干スタミナに不安はあるが、上尾で62分台で例年以上に仕上がりは良さそう。自分のペースで思う存分スピードを活かしてほしい。4区は出雲2区全日本5区でトップで無難に走った中谷選手。上尾が少し悪かったので最短区間でということと、前哨戦共にトップで走ったので出来るだけ同じ展開でと思ったので。ここまではしっかりトップで走れるだろう。
 
 問題はやはりここだろう。差が最もつく5区と区間記録保持者が卒業した6区。5区は主力選手投入もあるいのかなと考えたものの、監督が「昨年の村山選手よりは上」くらいに留まっているため主力はないのかなと。馬場選手と迷った末、1年生の大塚選手を持ってきた。長い距離では他1年生より先にデビュー。違う調整で準備しているのかなと見た。
 
 また6区はどうだろう、1500を走る岸本選手や3障の染谷選手か、2人ともここ最近は試合出場がない。多分どちらかかなと思っています。何とか60分前後くらいで下れればと考えるがどうでしょうか。ここの時点で総合順位がどうなっているか。前に行く可能性があるとしたら東洋・日体大・山学大・明大か。このオーダーだと3区から6区まで攻めるとなると微妙なので、流れは失っている可能性はある。
 
 そこで、7区8区9区は硬くならずに前を追い上げる事ができるのではないかというメンバーを選んだつもりだ。まず62分台を出したばかりの1年生の西山選手をここに投入する。全日本の主要区間2区に比べればプレッシャーは少ない。裏の4区に同じ1年生の中谷選手を入れてあるのも味噌である。
 
 8区には非常に安定感のある馬場選手。5区も考えたが、大八木監督の発言で平地に。平地ならここが適任ではないかと思ってます。終盤に登りがある厳しい区間に主要大会でも臆さない馬場選手入れる。ここは完全に64分台で区間賞を狙いにいくことで一気に追い上げる。
 
 そして9区に2年ぶりの窪田選手。全日本で終盤少し足の痙攣があったので、2区は外してこの区間にした。また、追う展開でほぼ失速はない選手だ。何となく東洋大がここに設楽兄弟や服部勇選手を残す事はないような感じがするので差を付けられるし、要注意馬の日体大は矢野選手を残すだろうから対応はしないとならないと思う。向かい風さえなければ区間新を出す力さえもあるだろう。劣勢でも一気にぶち抜いていきたい。トップに立っていれば逆にトドメの一撃になる。
 
 アンカーは2年生以上で何人か人材はいる。1万28分台で2年連続7区2位の黒川選手を考えたのだが、全日本の終盤の走りに一抹の不安を覚えて、駅伝出場はないものの、最近長い距離で安定している其田選手を選んだ。元々スピードがあるので、万が一ラスト勝負になっても対応できるかなと思っている。ひとまずこういうオーダーを考えてみました。往路で勝負しつつ、かつての復路勝負もできるようにしてみた。
 
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 しかしどうくるのだろうなぁ。正直1区2区3区に3本柱ぶちこむというのもちょっと考えても見てるのですよね。大八木監督も序盤に抜け出るという戦法を使い始められていますし、これもありかなと。結局9区誰走るよ(馬場選手?)ということになったのと、5区が繋ぎになりそうなので結局一人は復路に残しましたが…

 ぱっと見た感じ2冠に浮かれている様子はあまり感じていない。胴上げを拒否した大八木監督がそれは一番よく分かっているだろう。やはり10㎞前後が一番強そうというランナーが多いのは事実。5区も我慢区間だ。中堅以下も走力面では東洋大に部がある。ただ、3本柱がしっかり機能すれば、トップに立つ場面は確実にあるはず。流れを手繰り寄せて、今年引退した藤田選手が4年時に成し遂げられなかった3冠を、悲願を達成したいところだ。

第90回箱根駅伝展望~帝京大学

 
駒はあるが前哨戦ではボロボロ 箱根に合わせられるか
帝 京 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
熊崎健人③28分40秒20≪3年:出雲1区16位、関カレ1500m3位、2年:箱根10区3位、全日本3区6位、予選15位≫…箱根10区で4位争いを制したランナー 関カレでそのスピードは活きた 駅伝は1区出雲撃沈したが、先日の記録会1万28分40秒のチームトップに
小山司④28分45秒24≪4年:全日2区19位、出雲3区13位、関カレ1万15位、3年:箱根5区5位、全日本8区10位≫…前回箱根5区で好走 故障の蛯名に代わってエース区間に入ったが撃沈 記録会は好走している
猪狩大樹④29分17秒58④≪4年:日カレ3障3位、関カレ3障2位、3年:箱根8区3位≫…前回の箱根で一気に台頭 出雲全日本の出走はないが3障などで活躍し調子は良い
千葉一慶④29分33秒57≪3年:箱根6区3位、予選37位≫…前回の6区で周囲を驚かせる好走 今年はまだいいレースがない

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
蛯名聡勝④28分42秒90≪3年:箱根2区8位、全日本2区6位、予選4位≫…帝京大のエース 今季は故障がち 前半戦はポイントレースで走ったが、秋はまだレース出場がない
柳原貴大③28分50秒33≪3年:全日3区9位、出雲4区10位、関カレ1万16位、2年:予選117位≫…今期の成長株 全日本ではチーム唯一の区間一桁 その後1万で28分台をマーク
難波幸貴④29分12秒10≪4年:全日4区10位、出雲2区14位、関カレ5千、3年:箱根7区6位、予選131位≫…主将 スピードランナー やや波があるが前回の箱根は好走している

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
杉山連哉③29分11秒27≪3年:全日6区12位、関カレハーフ≫…昨年末から記録を伸ばしてきて全日本で駅伝デビューした
早川昇平③29分12秒82≪3年:出雲6区10位、関カレ5千、2年:箱根4区2位、全日本4区11位、予選16位≫…前回帝京大お得意様の4区で区間2位 出雲以降調子を落としている
竹本紘希②29分25秒64≪2年:全日8区12位≫…昨年の上尾ハーフ63分台 秋の記録会で1万ベストを更新し全日本アンカーに抜擢された
阿南堅也②29分37秒99…帝京大の中では高校の記録が良い選手 故障が非常に多いが上尾で63分台をマークした
堤悠生②29分40秒45≪2年:関カレハーフ5位≫…学生ハーフから台頭 長い距離が得意でインカレでハーフ入賞している

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
瀬戸口文弥①29分39秒79≪1年:関カレ3障≫…
1年生唯一のエントリー 秋以降急激に記録が伸びてきている
樋口史朗②29分40秒12…大きな実績はないが上尾ハーフで64分前半をマーク
嶺井雄宇③29分56秒66…1年時から箱根予選などにエントリーしている 上尾で64分前半

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
田中健人④28分45秒03≪3年:箱根1区14位、2年:箱根2区19位≫…帝京大の主力の一人 故障で秋になってようやくレース復帰 1万は29分台出したが上尾はスタミナ切れで撃沈している

上位10人合計:31点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
14位14分13秒4-*6位29分00秒3-10位63分41秒4
 前回の箱根4位のメンバーが9人(エントリーは8人)残りながらシード候補に挙げる声が少ない。出雲と全日本共に関東地区最下位。区間順位でも関東以外のチームに負けている区間が珍しくなかった。4年生が故障欠場及び1区の出遅れ癖が改善されない中だったが、非常に苦しい戦いとなった。ただ、前回もここまでは良くなかった。その後、熊崎、柳原選手ら3年生が28分台へ突入。失速続きの小山選手も自己ベスト。その他多くの選手がベストを更新してひとまず強化自体は順調さをアピールした。故障の4年生の蛯名・田中選手もエントリーにこぎつけて、臨戦態勢となってきた。

区間オーダー予想
熊崎-蛯名-難波-柳原-小山
千葉-杉山-堤-猪狩-阿南

 ひとまず主力の選手の内、2人外している。試合には復帰していたものの、上尾ハーフで大撃沈した田中選手、前回4区2位で出雲アンカーその後記録会で今一つだった早川選手は外しています。他に記録会を見た限り走れそうな気がする選手が10人以上いるのではないかと思っています。
 
 まずいきなり鬼門となっている1区ですが出雲で失敗した熊崎選手をもう一度起用と見る。ラストが強いのは前回周知のとおりだ。出雲1区はあまりにも主力が集まりすぎていたとみる。1万もチームトップになったことだし、元気一番いってほしいと思う。
 
 次のエース区間2区。いろんな選手を2区に置いてオーダーこねくり回したのですが、結局蛯名選手で。出雲全日本では前半に入った小山選手は大撃沈、これが箱根だと怖すぎる。他唯一安定している柳原選手と全日本4区の難波主将だが力不足は否めない。蛯名選手は怪我続きながら出場する試合は必ず結果を出してきていますし、むしろ彼で厳しい成績になるようだとなんだか諦めがつくというか…。何とか出走にこぎつけてほしい。
 
 続く3区に主将を務めた難波選手。エースから受け取った襷とこのオーダーではなるが流れを継続させたい。実は1年生の時に走っている区間なのだがこの時は区間18位と力不足だった。成長を見せるチャンスでもある。そしてその次に3年生の柳原選手。出雲と全日本では繋ぎながら唯一安定していたと思う。ここに調子の良い選手を置いてリスタートするのはよくある事ですし、ありえるのではないかと。
 
 5区は、2年生に隠し玉がいるとは言われていますが、3年連続小山選手で。出雲と全日本は代役エースを務めたものの、区間13位・19位と大失速。記録会では順調に結果を残すだけに気負っているのか。というわけで過去2年しっかり走っている5区が適任なのだろうと考える。前回区間5位なので自然体で言ってほしいと思う。1区2区さえ決まれば尻上がりに区間順位が良くなっていき、充分往路一桁でいけることができるはずだが??
 
 下りの6区は前回区間3位の千葉選手を今回も抜擢。記録会でいい成績が少ないのが気がかりだが、他に誰か走りそうかと言われても出てこないので。6区にばっちり合わせていると願いたい。続く7区には全日本で駅伝デビューした杉山選手。長い距離では昨年から結果を出しつつあったので、粘りの走りを期待したい所だ。
 
 8区には、今回5区に小山選手を置いたので、2年生の隠し玉と言われている選手かなと思ってます。駅伝経験はないが、学生ハーフや関カレハーフで頑張っていた堤選手かなぁと勝手に思っているので、彼に。ロードで結果を残しているだけにちょっと楽しみな存在だ。
 
 終盤の9区には前回8区3位で周囲を驚かせた猪狩選手をここにスライド。今年はトラックシーズンは3障で活躍。秋になって1万でもぐんと記録をぐんと伸ばしてきていたので今年も合わせてくるかなと。アンカーはそろそろ主力となってほしい2年生の阿南選手で。怪我が多いが、上尾で63分台をマーク。素質はやはりあると見ている。力を出せれば復路順位は結構上位になるはずだ。
 
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 他、小山選手9区というのも考えてみた。そうすると猪狩選手を前回好走の8区に回すこともできるかなぁと思ったりした。調子が分からなかったり、走らないと分からない選手が一部いるが、オーダー予想の楽しみはあるのかなと思います
 
 とにかく調整がまずできているか。流れとしては実は前回と同じ。前回の全日本は蛯名選手が2区で頑張った分すぐに上がったが、後の区間はぶっちゃけ似たようなもんだった。記録は出したのでこれまでの事は忘れて、集中して臨みたい所。仮に1区が良くなくても、距離が長い分取り戻していくチャンスは多い。充分、最終的に上位をにぎわすことができるはずだ。

第90回箱根駅伝展望~早稲田大学

山本選手の故障で揺れるチーム 底力の見せ所
早 稲 田 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
大迫傑④27分38秒31≪4年:全日2区1位、出雲6区3位、日カレ5千2位、関カレ5千2位、3年:箱根3区2位、全日本2区2位、出雲1区10位≫…日本学生長距離界のエース 1万で世界選手権で出場した 卒業後にトラックに専念する為、箱根駅伝の練習は最低限にしている

4点:主要区間で区間上位でいける選手
山本修平③28分14秒49≪3年:全日4区3位、出雲3区5位、日カレ5千6位・1万4位、関カレ5千11位、2年:箱根5区3位、全日本4区2位≫…1年時箱根5区79分台で走破している選手 春先の不調を全日本で脱したが、12月中旬に故障している
高田康暉②29分04秒47≪2年:全日6区3位、出雲2区4位、関カレハーフ9位、1年:全日本5区6位、出雲2区4位≫…今年の成長株 駅伝はまだ繋ぎ区間の経験しかないが、上尾ハーフで62分半ばで走破した
田口大貴③29分14秒42≪3年:関カレハーフ、2年:箱根10区4位、出雲5区8位≫…箱根の悔しさから大きく成長を見せた選手 故障して出雲全日本は出番なかったが上尾ハーフで62分台で復帰した
井戸浩貴①29分29秒48≪1年:全日7区3位≫…一般で早大入ったが中学時代からの実力者、全日本と上尾で周囲の予想以上の回想を見せた

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
武田凛太郎①29分04秒20≪1年:全日5区4位、出雲4区5位、日カレ5千10位、関カレ1万、都道府県5区1位≫…期待のルーキーでレース経験豊富 上尾ハーフで63分少し
田中鴻佑④29分28秒20≪4年:全日8区5位、関カレハーフ12位、3年:箱根9区12位≫…一般入試でじわじわ伸びた選手で全日本8区で59分前半の好走を見せた 大迫選手がいない時にチームをまとめている ただ、12月に一時故障 

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
志方文典④28分38秒46≪4年:関カレ1万、3年:箱根7区11位、2年:箱根8区2位、1年:全日本5区1位≫…高校時代の実力者でロードに非常に強いが怪我が非常に大きい 学連記録会で29分50秒
柳利幸②28分59秒12≪2年:全日1区15位、出雲1区9位、日カレ1万6位、1年:箱根8区14位、全日本1区12位≫…実力的にチーム3番手だが、出雲全日本1区大失速でややメンタルにダメージを負っている
平和真①29分11秒26≪1年:全日3区7位、都道府県5区9位≫…昨年のインターハイトップの大器 全日本で駅伝デビュー 上尾ハーフ64分少し
中村信一郎②29分55秒75≪2年:出雲5区8位≫…出雲で駅伝デビュー 上尾で63分後半で走った

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
臼田稔宏③29分42秒00…
トラックよりロードが得意 やや足踏み気味
三浦雅裕②29分42秒50…学生ハーフで63分台 やや波が大きいが6区候補に挙がっている ただ、最近故障したらしい
相原将仁④29分44秒10≪3年:箱根6区12位≫…前回の6区出走者
高橋広夢③30分15秒07…最近状態が上がってきて上尾ハーフで64分少し
山田侑矢③30分33秒04…一般入試でこつこつ力を伸ばしてきて上尾で64分半ば

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

上位10人合計:33点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*4位13分58秒7-*3位28分54秒2-*1位62分54秒9
 出雲と全日本は1区で大きく出遅れながら4位、その後の上尾ハーフで好記録が続出し、3強崩しの期待がかかった早大の雲行きが怪しくなってきている。5区で78分台を狙っていた山本選手が故障、更にチームをまとめていた田中選手に、6区候補の三浦選手も相次いで故障。部位や症状は分からないものの、少なくとも万全な状態では挑めないのだろう。トラック専念の為、アメリカに渡っていた大迫選手に大きな期待はできない。本当にチーム力を問われることになりそうだ。
 
区間オーダー予想
武田-大迫-高田-平-中村
三浦-田口-志方-田中-井戸

 ひとまず報道が比較的小さかった田中・三浦選手は8割程度と考えオーダーに入れ、山本選手は一応外しての予想とした。箱根の山は他の区間と違って怖い。途中まで練習ができているということだったので何とか80分~81分くらいで走れるのかもしれないですが、最悪を考えてこちらの予想では外してみます。勿論2区候補だった田中選手のオーダーも変わります。一旦ゼロにしてもう一度組み直しました。
 
 まずき門の1区。これまで失速続き、しかも今回は稼ぐ区間が少なくなり、絶対に失敗が許されなくなった。上尾チームトップの高田選手やエースの大迫選手をいきなりぶち込むことも考えていたが、ここに1区に兼ねてから強い希望を持つ武田選手。全日本時も柳選手と最後まで迷ったそうで、評価は高いようだ。上位陣に食いついていきたい。区間一桁いけるか。
 
 次の2区3区がめちゃくちゃ迷った。大迫・高田選手しかいないのだろうが、どっちがいいオーダーなのか…。大迫選手の事前の練習からするとまだ3区の方が力を出せるだろうし、本人もそう告げたとかどうとか。しかし高田選手が今までの駅伝は繋ぎ区間しか走っていない。上尾で市田孝・西池選手ら2区を走るだろうランナーと争ったが、そう簡単にいくだろうかと…。
 
 最終的には何とか大迫選手に68分半ばで走ってもらって、高田選手にはこれまでのように競り合いながら順位を上げてほしい。リスク的には減るのかなと思いますがどうでしょうか?4区にはインターハイ日本人トップを取った平選手。上尾では15㎞以降失速し64分オーバーしたが、その後の集中練習は順調。卒業した三田選手が1年時に当時の4区の記録をマークした際も上尾で15㎞から失速して64分以上かかっていた。同じ流れになってくれないかと思っています。
 
 さて、山本選手がいない場合の5区はどうなるか。最初に考えたのは登りが得意と言われ続けている臼田選手だ。ただ、秋以降記録が停滞気味だったのが気になった。また大学駅伝見出走だ。そこで出雲を出走し、上尾で63分台と上昇気流の中村選手に注目。クロカンもそれなりに走れていたのような。何とか83分を切ってくれれば、大きく順位は下がらないと思ってますが…。他主力だと井戸選手あたりガッツがあって面白そうでしょうか?
 
 山下りは一番手として準備していた三浦選手が一時足を痛めていたとのことですね。一応大丈夫ということでオーダーに入れました。無理なら相原選手が代わりにいますから、ここは最低限いけるか。7区には上尾で故障から復活した田口選手を投入。それまでの走り込み不足があるので往路序盤や復路終盤は避けた格好だ。ここで思いっきり爆走したい。
 
 序盤が今ひとつハマらずに5区も失速していたらいくらなんでもここまでシード圏外もありえるでしょう。ここに何とか最後の箱根での快走を、と願うファンがやまない志方選手で勝負をかける。少なくとも前年に比べたら雲泥の差がある出来だそうで、なんだかんだ言ってハーフマラソンになると63分台を連発するロードの適性があるのだ。8区はいいイメージがあるだろうし、区間5位以内狙いたい。
 
 最後の2区間は上尾62分台の2人を残して最後まで追い上げられるオーダーで。9区は2区候補にもあがった2年連続田中選手を。一時故障していたというが、これまでの溜めもあると思っている。アンカーには1年生の井戸選手を秘密兵器として投入。元々中学時代トップクラスだったとはいえ、いつの間にか1年生で一番期待できる選手に。状態もキープしているようなので、こういう配置もありかなと思っています。

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 まあ…何とも言えないですねw 区間オーダー見るまでは。先述したように怪我の部位や状態が分からないだけに。山本選手や田中選手は5区や9区に入っていても当て馬ということもありえそうで、本当に当日にならないと、といった感じだ。ちなみに3人とも走れない場合の復路は6区相原7区柳に9区田口選手と考えています。
 
 毎年怪我人が出ている集中練習については、箱根終わってからで…。特に主力中堅選手が走れなかった84回大会87回大会が逆に結束しているので、その時の事を思うしかないでしょうか。チームの上位3人がうまく機能していないのは非常につらいですが、距離が長い方が基本的に良いチームなので、粘って順位を上げていってほしいところだ。

第90回箱根駅伝展望~山梨学院大学


Wエースの他の主力もパワーアップ かき回すか!?
山 梨 学 院 大 学

エントリー選手独断ランク付け

8点:ジョーカー的存在
エノック オムワンバ②28分15秒80≪2年:全日8区2位、予選1位、関カレ1500m・5千・1万3冠、1年:箱根2区2位、全日本2区1位、出雲6区1位≫…中距離の選手だったが関カレ3冠や箱根予選57分台とありとあらゆるレースで好結果をマーク 競り合いになると非常に強い

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手
井上大仁③28分39秒08≪3年:全日2区1位、予選5位、関カレ1万9位・ハーフ5位、2年:箱根3区7位、全日本1区2位、出雲1区5位≫…非常に安定感がありインカレなどでも常に上位 タイトルに届かないイメージだったが全日本主要区間2区で区間賞を獲得した

5点:エース区間で区間上中位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
田代一馬②28分38秒81≪2年:予選49位、関カレ5千、1年:全日本5区14位≫…秋になって記録が向上した 全日本は外れたが学連記録会で1万チーム日本人トップの記録をだし周囲を驚かせた
佐藤孝哉①28分46秒02≪1年:全日1区11位、予選50位、日カレ1万10位、都道府県1区13位、高校1区13位≫…1年生ながら主力の活躍を見せている 全日本1区はハイペースの中区間11位で繋いだ
兼子侑大③29分11秒74≪3年:全日4区5位、予選59位、関カレ3障≫…3障の選手だったが長いロードに対応 駅伝デビューとなった全日本4区で他校主力に食いつく走りを見せた

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
森井勇磨⑤29分07秒93≪5年:全日6区7位、予選41位、関カレハーフ10位、4年:全日本8区8位≫…4年秋に伸びたが箱根前に故障し留年を決意 勢いは感じないが堅実なレースを見せている
阿部竜巳③29分22秒27≪3年:全日7区5位、2年:箱根7区13位、全日本4区8位、出雲5区7位≫…故障が多いが素質があるランナー 復帰戦となった全日本で好走 上尾で63分台を出した

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
上村純也①29分22秒03≪1年:全日3区13位、都道府県5区31位、高校1区20位≫…1500が得意なスピードランナー 全日本は苦しい走りとなったがその後1万ベスト
伊藤淑記①29分24秒42≪1年:全日5区11位、予選83位≫…秋になって急激に伸びた選手 予選でチームトップ10に入り、全日本でデビューを果たした
松山雄太朗④29分32秒06≪3年:全日本3区10位、出雲4区6位≫…昨年度の出雲と全日本で出走している 4年生世代唯一のエントリー
前田拓哉②29分41秒15≪2年:予選105位、1年:箱根8区13位≫…堅実な成績を残しているが少し伸び悩みもある
小山祐平①29分57秒18…上尾ハーフで64分半ば 1万も30分前後で数度走っている
磯野裕矢②30分38秒69≪2年:予選86位≫…トラックの持ちタイムは持ってないが予選と上尾ハーフで粘走
山本新②30分05秒50≪2年:予選156位≫…期待さていた予選で転倒してしまった ハーフの持ちタイムは良い

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
桃沢大祐③30分15秒59≪2年:箱根6区18位≫…前回6区で出走している
永田光史郎③30分20秒25…正式部員ではなくサテライトの選手 今期1万で大幅ベストを出している

上位10人合計:35点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*9位14分08秒2-*7位29分02秒0-*8位63分35秒4
 昨年とは違いいいムードで箱根モードに入った。オムワンバ・井上選手はいい成績を残し続けている。特に井上選手は全日本で区間賞のタイトルを獲得した。最も、彼らだけでなく主力中堅選手が充実している。ルーキーの佐藤選手と兼子選手が主要区間で起用できる目途が立ち、復調した阿部選手に、堅実な森井選手がいる。それを1万のタイムで上回る田代選手も面白い存在。他下級生の台頭もあった。オーダー次第では特に往路が非常に面白いことになるかもしれない。

区間オーダー予想
田代-エノック-兼子-佐藤-井上
桃沢-阿部-前田-森井-松山
 全日本に引き続きちょっとへんてこりんなオーダーを組んでみました。大半1区予想の佐藤選手を4区に回して、学連記録会で大幅に1万ベストを出した田代選手を1区に回してある。主要大会の成績で不安があるのは確かなのだが、高校時代の記録から見ると1区のようによーいドンの展開が一番成績が良い感じなのだ。箱根予選もしっかり走っているし、ちょっと面白いかなと思っています。
 
 2区は勿論エノック選手。夏に故障した影響で、連戦となった全日本はきつそうだったが、2か月間で元の状態に戻っていると見たい。箱根予選では早くも57分台出していたが、競り合いだったり前が見えていると強い印象。67分前半くらい出せれば、もし仮に1区下位だったとしても充分に挽回可能だろう。
 
 続く3区4区に今季の成長株の兼子選手と佐藤選手を投入し流れを加速させる作戦を取る。兼子選手は全日本4区での他校の主力との競り合いでの健闘が記憶に新しい。近年レベルアップが顕著な3区でまた活かしたい。4区佐藤選手。まあおそらく1区だろうが、山学大は4区が苦手だという事を踏まえて、もう確実に計算できる主力を入れてもいいんじゃにのかなぁと…。区間賞レベルの走りをしていざ山へ。
 
 さて、大勝負となる5区山登り。全日本2区区間賞と波に乗るエースの井上選手を投入します。力強さと安定感は周知のとおり、どのくらいで来るだろうか。一つだけ不安要素をあげると、どちらかというと単独走よりは競り合っている方が強いタイプかなぁという気がしてますが…。ただ、安心して任せられる選手は彼のみ。走るなら80分切はしていきたいところだろう。
 
 どうだろう、優勝候補のチームと詳しく比較していない(というかオーダー予想が割れそうだしね(汗))ですが、2区でしっかりトップ付近につけていれば5区が分からない強豪校の前に行く事はありえるのだろうか??このへんは29日の区間オーダーが出てから慎重に考えたい。
 
 変わって6区が近年山梨学院大が苦手としている区間。昨年出走したもののブレーキとなった桃沢選手か、全くノーマークだった3年生の永田選手なのか…。上村選手とかもあるのだろうか??分からないが、前回60分後半では計算していたという桃沢選手にもう一度リベンジのチャンスをと思っています。
 
 そして次の7区は攻める区間。2年連続で阿部選手を投入。6区が不確定ということで調子が上がってきている選手で流れを作り直すことはありえるのかなと。8区は前回区間13位で安定している前田拓選手を一応入れてあるが、距離に対応している伊藤・小山の1年生の選手やロードに強い山本・磯野選手など様々な候補がいそうだ。
 
 終盤の2区間は異なる4年生で。まず5年生の森井選手が9区。昨年ほど勢いを感じないのがちょっと気になる所だが、箱根予選も中位で走っており、状態が悪くなければこの区間だろう。5年分のスタミナを出してほしい。アンカーは生4年生で唯一エントリーされた松山選手に何とか走ってほしいところ。春の時よりは調子は良さそうな感じ。上位でのゴールテープを切りたい。

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 まあ普通に1区佐藤選手で田代選手を4区or復路に温存して勝負をかけるオーダーになるとは思いますが…あとは兼子選手1区もあるのだろうかね??それともし5区が井上選手じゃないとしたら、兼子選手や前田拓選手あたりでしょうか。
 
 順調に襷が繋がれば、2区以降シードラインで戦うことはないだろうと考える。往路が100%力を出し切れば片道制覇も決して不可能ではないではないし、このオーダーなら7区まで…とか思ってしまいます。そこまでいかなくても、高校駅伝を日本人のみで制覇した付属高校の世代が来季ごっそり入学。井上選手が最終学年になるしひとまず勝負の年になってくる。ひとまず、往路で沸かせられるようにはしていきたい。
 

第90回箱根駅伝展望~中央学院大学

スピード型の主力とスタミナ型の主力の複合で
中 央 学 院 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
田中瑞穂④28分48秒24≪4年:全日8区7位、出雲6区8位、3年:箱根5区14位、予選21位、2年:箱根5区10位≫…3年連続箱根5区で粘りの走りを見せている 今年は秋から調子がよく全日本アンカーで好走 1万で28分台を出している

4点:主要区間で区間上位でいける選手
潰滝大記②28分38秒43≪2年:全日2区12位、出雲1区5位、関カレ5千5位・1万7位、1年:箱根1区8位、予選153位≫…中学大の大黒柱となりつつある存在 3障が得意だったが各大会で好走 競り合いに非常に強い印象
岡本雄大④28分42秒29≪4年:全日1区9位、出雲4区1位、関カレ5千2位、3年:箱根6区6位、予選24位≫…無名な存在ながら1万でいい記録を出しインカレで入賞している 夏に故障した影響で出雲は4区区間新だったものの、あまり調子は良くないらしい

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
塩谷桂大②28分59秒55≪2年:全日3区4位、出雲3区10位、関カレハーフ2位、1年:箱根3区18位、予選69位≫…ロードで期待されている選手 伸び悩んでいるが先日は全日本3区で好走を見せていた
及川佑太③29分20秒13≪4年:全日4区9位、出雲2区3位、3年:関カレ5千9位、2年:箱根8区8位、予選54位≫…今年の箱根8区で好走以降メキメキと力をつけてきて、全日本では主要区間に抜擢された
沼田大貴④29分27秒69≪4年:全日6区9位、3年:箱根4区4位、予選70位、2年:箱根7区10位≫…毎年ロードシーズンとなると調子を上げてくる選手 先日は1万でもタイムを伸ばした

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
山田侑紀③29分34秒31≪3年:関カレハーフ、2年:箱根10区6位、予選96位、1年:箱根9区15位≫…2年連続袋終盤を任されている 怪我の回復が間に合わないと思われたがメンバーに入ってきた
村上優輝①29分36秒40≪1年:全日5区16位、高校6区7位≫…春に活躍していた1年生 秋になって精彩を欠き続けている
木部誠人③29分50秒51≪3年:出雲5区11位、2年:箱根7区12位、予選122位≫…1年時から長いロードに出ているが、やや伸び悩んでいる印象

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
蘆田恵伍①29分21秒63≪高校3区38位≫…秋になっていきなり1万で記録を伸ばした
松下弘大③29分42秒20≪3年:全日7区11位≫…2年時の後半に勢いがあった 今年全日本で駅伝デビューを果たした
藤花尚之①29分55秒28…出雲でメンバーに選ばれた選手 先日1万で29分台
山本拓巳②29分58秒10…10月に1万29分台をマーク それ以降試合出場がない
吉岡大輝①30分01秒44…秋に1万でベストを出している
清水翔太①30分25秒54≪高校4区9位≫…高校駅伝で好走している 上尾で65分少しで走った
海老澤剛①30分43秒43…上尾ハーフで66分を切った

上位10人合計:25点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
16位14分15秒3-13位29分13秒1-18位64分07秒0
 今年は例年と違いスピードに魅力がある選手が多いのが特徴だ。特に前半戦から出雲駅伝まで大活躍したのは潰滝・岡本選手。両方とも主要区間での起用が見込まれる。ただ、やはり忘れてはならないロードに強い選手もいる。塩谷・及川選手、そして秋になってから絶好調の田中選手。このあたりが核だ。逆に中堅以下が沼田選手しか計算が立つ選手がいないのが苦しい状況だが、まずは主導権を握りたい。

区間オーダー予想
潰滝-田中-岡本-塩谷-及川
山本-木部-藤花-沼田-山田

 意外と層が薄いのが懸念されるので、基本往路に全て主力を投入とした。スピードが魅力のランナーと長いロードでしっかり走るタイプとそれぞれ分けました。
 
 まずチームを引っ張る潰滝選手と岡本選手は2区を外し脇の1区と3区へ。潰滝選手は前回の箱根と出雲で他大の主力と田井というに渡り合った反面、全日本2区単独走が微妙だったのが気になった。やはり1区が力を発揮できるのではないかと。岡本選手は本来2区だが夏に故障した影響をやや引きずっている模様。得意の下りがある3区で思いっきり走ってほしいと思う。
 
 また、4区には全日本3区4位と駅伝で初めて好走を見せた塩谷選手を今回も最短区間に投入。昨年沼田選手が好走しているので、沼田選手4区で塩谷選手を9区に取っておく事も考えたのだが、安定感という面で沼田選手9区の方が計算できるかと塩谷選手を4区へここは。区間賞に限りなく近い成績を残したい。
 
 さて、2区と5区が残っているが、この2区に3年連続5区を走っていた田中選手を思い切って投入します。出雲と全日本アンカーつまり最長区間でまずまず走っていてその後1万でも28分台をマーク。チーム内2区で一番早く走れる選手ではないだろうか。69分半ば以内でいけそうな…。5区には前回8区出走時に監督にのぼりの部分を評価されていた及川選手。ロードシーズンに入って概ね好調ですし、過去の田中選手より早く登れるんじゃないかと感じています。往路6位あたりで貯金を作っておきたい。
 
 一転して守りとなる復路。2年連続走った岡本選手が平地に回ると見られるのでよく分からない6区。高校駅伝4区9位の経験のある1年生清水選手など考えたのですが、10月末に1万29分台出して以降試合出場のない2年生の山本選手で予想する。分からないけど61分以内で下ってきてくれれば。
 
 さて、9区沼田選手としてますが、その他…どうしますか。不調や故障明けの選手や実績の少ない1年のみとなっている。どう組んでくるか。ひとまず7区は前回区間12位の木部選手か。今季は伸び悩んでいますが経験ある区間で何とか耐えてほしい。
 
 8区は6人エントリーされた1年生の中から一人だけ選んで藤花選手。出雲でメンバー入りして驚いていましたが、上尾で65分少し、直近の1万で30分を切ってきて素質はあるのかな?と。あとは全日本でデビューした村上選手や清水選手があるだろうか。一人くらいはメンバーに入りたい。
 
 9区は先述の沼田選手。2年時3年時と繋ぎ区間なら区間一桁の好走。目立った実績は少ないのだが箱根にはきっちり合わせてくる男なのだ。じっくり粘っていきたい。アンカーは何とか間に合ってくれと山田選手。故障で間に合わないと言われていた中エントリーにはこぎつけた。彼ががっちりハマれば、シード権確保はありえると思っています。間に合わなければ松下選手かな。

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 どうだろうか。さすがに往路に主力を固め過ぎなので、4区に村上選手等新戦力を入れて7区に山田選手に9区10区に塩谷・沼田選手が入れるようなら最後まで戦えるオーダーになるだろうかね。
 
 不安要素は層の薄さもあるが、例年に比べてスピードタイプなので、これまでのような長い距離での粘りが発揮されない、脆いかもしれないのが不安な所か。ただ、勿論ロード型の主力もいるので、うまく適材適所に配置できるチーム状態なら連続シード権も見えてきそうだ。

第90回箱根駅伝展望~東京農業大学


箱根に影を落とした選手多数 予選トップの実力は
東 京 農 業 大 学

エンドリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
三輪晋太朗④28分38秒12≪4年:予選34位、関カレ1500m4位、3年:箱根6区13位、予選112位≫…
今年になってブレイク インカレ入賞だけでなく先日1万でも28分38秒の大幅ベストを出した
竹内竜真③28分51秒16≪3年:予選19位、関カレ1万、2年:箱根2区19位、予選9位、1年:箱根8区11位≫…農大の主力選手の一人 2年連続予選や秋暮の記録会で安定した走りを見せている
津野浩大④28分52秒16≪4年:予選11位、関カレハーフ、2年:箱根5区20位≫…2年時の箱根で大ブレーキ 今季なって調子を上げはじめ1万28分台、予選個人11位に食い込む活躍を見せている
戸田雅稀②28分54秒74≪2年:予選10位、関カレ1500m1位・5千7位、1年:箱根4区20位、予選136位≫…農大のスピードキング 予選でチームトップの走り スタミナ不安は払しょくされつつある

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
岩渕慎矢③29分16秒25≪2年:予選31位、箱根8区16位、予選61位≫…
1年時から予選100位以内に入っていて、じわじわ成績を上げてきている
佐藤達也④29分26秒46≪3年:予選48位、箱根7区10位、2年:箱根6区2位≫…2年時の箱根6区で好走を見せた 予選は故障明けだったが粘っていた その後5千13分台
土井久理夫③29分44秒80≪3年:予選28位≫…長い距離でじわじわ伸びていた選手だが、予選で大きく台頭してきた

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
佐野雅治②29分15秒04≪2年:関カレ3障1位≫…関カレや国体3障で活躍している 先日1万で大幅ベスト
浅岡満憲③29分16秒89≪2年:予選66位、箱根3区19位、1年:箱根3区7位≫…1年時に箱根で好走しているスピードランナー その後ちょくちょく故障がある
遠藤凌平②29分48秒04≪2年:予選66位、関カレハーフ12位≫…関カレハーフや箱根予選で堅実な成績を残している

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
山本和樹④29分25秒42≪4年:関カレ1万14位、3年:予選92位≫…
中堅選手の一人 故障していたが、エントリーには間に合わせてきた
大橋真弥②30分00秒31≪2年:予選85位≫…全日本予選のメンバーに選ばれている 予選でもチーム10番手に食い込んだ

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
西村昌悟①29分54秒12≪1年:予選269位≫…予選のメンバーに選ばれている 最近1万29分台を出した
藤井拓也③29分57秒61≪3年:関カレハーフ≫…長い距離の方が得意
山浦大輔②29分58秒25≪2年:予選163位≫…予選に出走した
畠山泰成①30分11秒48≪高校1区46位≫…先日1万でベスト

上位10人合計:31点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*7位14分06秒4-10位29分10秒1-*7位63分34秒6
 予選で一番の驚きはこのチームだっただろう。関係者全く予想していなかったトップ通過。しかも前年度総合優勝した日体大の、その時の予選時のタイムを上回る物であった。その後の記録会でも快進撃が続いた。予選前に1万28分台を出していた津野選手以外にも、三輪・竹内・戸田選手らが28分台、岩渕・佐藤選手も好結果。新戦力の土井・佐野・遠藤選手らもタイムを伸ばしてきた。夏前までの不安定さが少し気がかりだが、4年ぶりのシード権に士気が高まってきている。

区間オーダー予想
三輪-竹内-戸田-浅岡-津野
佐野-岩渕-遠藤-佐藤-土井

 特徴はここ2年に非常に悔しい思いをした選手が多いこと。津野選手は2年前にエントリー締め切り後に体調不良になり非常につらい走りとなった。昨年は2区3区4区で竹内・浅岡・戸田選手が連続で沈没。また6区では三輪選手が、前年6区で区間2位の佐藤選手を押しのけて走ったもの終盤にブレーキになった。そういろんな思いを抱えている選手ら、どう配置していくか。
 
 もう一つ考えなければならないのは、前年度の日体大との違い。核となる選手がいない、つまりエース・主要区間で計算がちょっとしづらいというところだ。昨年の負の連鎖もある。そこで1区には今一番勢いのある三輪選手を投入。1500のインカレの活躍や1万28分38秒を出しています。力を出せば上位校と真っ向勝負もできるだろう。
 
 さて2区から5区にはリベンジを誓う選手たちズラリ。メンタル面を考慮して過去のブレーキ区間を外すということは結構ある事だが、彼らは現状の主力の選手なので、そのまま投入してくることもあるだろう。竹内選手は秋以降で一番安定して記録を残している選手。昨年以上に気象条件が悪いことはないだろうから、しっかり走ってくれると思っています。
 
 3区4区に関してはブレーキ区間とはそれぞれ逆に。今季の調子を考えてだ。戸田選手は予選でチームトップで昨年とは見違える成績。まだタフさや安定感はもう少しと思っているので1区2区は外してこの3区へ。思い切って走ってほしい。浅岡選手は故障がちなのが気がかりだが、スピード化が激しい駅伝に必須のランナー。何とか4区くらい粘れるような調子に戻ってほしい。
 
 5区はもう思い切って津野選手。2年の箱根以降長らく調子が戻っていなかったが1年半かけて復調しそして成長していた。本人も強い希望もあるし、他に5区候補と言える選手が見当たらないと個人的に思う。そういえば1年時にも急遽登って何とかまとめたわけである。行ってみてもいいのではないでしょうか。どうだろう、ブレーキがでなければ往路一桁順位でいけるだろうか。
 
 復路6区、まず考えたのは経験者の佐藤選手。2年時に59分前半で走破。走力もあがっているだろうし58分台も可能だろう。ただ、駒自体はこれでほぼ使うことになる。また佐藤選手は苦しい成績となった過去2年の中で唯一どちらの大会もしっかり走っている。なら9区に温存したいと考える。予選は故障明けで個人48位。更に状態が上がっていると見たい。他の選手で6区ということになるが、2年生の佐野選手は走れないだろうか?関カレ2部3障制覇で最近1万29分10秒代とすこぶる調子が良い。適性がある選手がいればの話だがこういう形がいいなと思ってる。
 
 7区には前回8区で予選31位と好走の岩渕選手で。前回の8区は遊行寺の坂から急降下していったので、一つ前の区間にずらした形だ。ここなら走れるか?開いた8区には2年生の遠藤選手。長いロードで好走することは何度かあるのでここで力を発揮できるのではと思いました。予選と同じ状態なら連続区間一桁は可能だ。
 
 9区は先述の佐藤選手に粘ってもらい、アンカーは3年生の土井選手で勝負。トラックのタイムは29分後半と平凡だが、予選で60分24秒の個人28位。スタミナには自信があると思う。存分に力を発揮してほしいと考える。
 
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 色々オーダーは組みようがあるだろうけどね。佐藤選手を6区に回すなら土井選手を9区にして、大橋選手ら出番があるか。本人の希望区間を尊重すると1区に佐藤選手で5区に佐野・山浦選手に9区に三輪選手等々。個人的な意見ということで。
 
 やはりトラックで記録を伸ばしただけに1区2区でしっかり流れに乗る事か。そこで上中位と絡んでいれば、そのまま流れでシード権獲得はありえそうなチーム状況だ。ここ3年の鬱憤を晴らす大きなチャンスが訪れている。

第90回箱根駅伝展望~順天堂大学


"復路の順大"を活かせる位置に留まる事ができるか
順 天 堂 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
松村優樹③28分44秒29≪3年:全日1区7位、出雲3区4位、日カレ1万11位、関カレ1万15位、2年:箱根9区7位、1年:箱根9区5位≫…1年から長い距離で強さを発揮 今年はインカレや駅伝でも上位に顔をだし、エースになりつつある
西郷貴之③29分23秒54≪3年:出雲6区7位、関カレ1万、2年:箱根5区5位、出雲6区4位、1年:箱根5区15位≫…前回山登りで好走している選手 安定した成績を残すが11月に一時故障している

4点:主要区間で区間上位でいける選手

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
小澤一真④28分54秒92≪4年:出雲5区5位、関カレ1万、3年:箱根2区13位、2年:箱根10区3位≫…
安定した成績を残しているが、怪我もありやや伸び悩んでいる
松枝博輝②29分24秒00≪2年:全日2区8位、出雲1区11位、日カレ5千9位、関カレ1500m2位、1年:箱根3区16位、出雲5区10位≫…スピードが魅力のランナー 全日本で初めて駅伝で好走した
松村和樹③29分28秒41≪3年:全日7区6位、関カレハーフ、1年:予選129位≫…ロードで好走が多い 初の駅伝となった全日本で安定した走りを見せる
田中孝貴②29分29秒06≪2年:全日8区9位≫…秋になって一気に伸びてきた選手 長い距離でいい結果を残している

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
稲田翔威②29分43秒71≪2年:全日5区7位≫…今年になって成績が上昇 全日予選と本戦でいい走りをした

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
岩崎祐樹④29分30秒15≪4年:出雲2区9位、関カレハーフ≫…主要大会でやや弱い面があるが、スピードがある
狩野良太④29分39秒76≪4年:全日4区16位≫…主将 全日本4区で大失速したが、直後の1万で自己新
森湧暉①29分44秒83≪1年:全日3区10位、出雲4区6位、高校1区14位≫…出雲と全日本どちらも出走している

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
聞谷賢人①29分51秒23≪1年:全日6区13位≫…
春から1万に取り組んでいる 全日本で貴殿デビューをした
西澤卓弥①30分10秒48…三大駅伝全てにエントリーされている
山下侑哉④30分11秒27…学連記録会で1万ベストを出している
小野栄大④30分12秒66…学連記録会でベスト スピードタイプ
林優④30分28秒49…4年間かけてじわじわ浮上してきた
三宅隆友③30分28秒90…3障で活躍している

上位10人合計:27点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
15位14分14秒7-18位29分24秒3-23位64分48秒9
 戦力ダウンが懸念される中しぶとい戦いを続けている。エースの松村優選手がエース区間でやれる力がついた事もあるが新戦力がぐっと力をつけてきた。主力を複数欠いた全日本は伸び盛りの松枝選手が初の区間一桁、4区以降は初出場の面々で稲田・松村和・田中選手が区間一桁。出雲では岩崎・森選手も無難に走っている。前回2区5区の小澤・西郷選手が復調すればシード権を狙えるチームになりそうだ。

区間オーダー予想
松村優-小澤-松枝-岩崎-西郷
三宅-狩野-稲田-田中-松村和

 ただ、課題としては往路、とりわけ序盤の区間配置をどうするか。出雲は主力候補の松枝選手が失速、全日本はエースの松村優選手を並べたが箱根はどうするか。的野選手が間に合わなかったので比較的安定感ある小澤選手にしようと思った。
 
 だけど、今年の1区に揃いそうな面子などを考えると今期の小澤選手の成績では結構遅れてしまう可能性もある。なので今回も松村優選手を持ってきて上位で襷を繋いでほしい。小澤選手は昨年通りにじっくりとレースを進めてまとめてくれればと考える(それでも前回は直前に1万28分台出していたのでちょっと不安か。)。経験がある区間なので、。
 
 3区にはこれまた昨年と同じ松枝選手。昨年は4区予定で急遽3区を走ったが何とか流れを切らさなかった。やや安定感に不安な面はあるが昨年以上の成績をあげてほしい。昨年ポイントとなった4区だが、今年は流れにのったままいく区間か。ずっと6区予想をしていた岩崎選手をここで投入。1区2区主力で上位に食らいつき、3区4区スピードのある選手で流れに乗っていく作戦だ。
 
 5区はむろん西郷選手。4区終了時で10位以内はたぶん難しい。前回区間5位の選手なので一気に上位へ…と言いたい所だが、秋はやや故障気味だったらしく記録は足踏み状態。故障からの戻りは早い方というがあまり期待しすぎない方がいいだろうか?何とか区間10位以内で走り切ってもらい、シードラインが見える位置につけたい。
 
 復路はちょっと面白いかも。全体的に区間8位あたり、あわよくば区間5位以内を狙っていけるメンツだ。6区は岩崎選手じゃなければ三宅選手か小野選手かなぁという風に思っていますが、3障で実績を積んでいる三宅選手にしてあります。適性あったら面白いけどどうだろうか。7区は1年生森選手らと迷いましたが、主将の狩野選手。全日本が厳しい成績だったが、状態自体は良いとの監督の評。繋ぎ区間での出走はありそうかなと思います。しっかりつないでいきたい。
 
 さて3区間かけてじわりと勝負をかけたい。全日本での好走組をここに残してい置いた。稲田選手は元々安定感があったが、今期になって成績が向上してきた。8区に置けば結構な威力を発揮しそうな気がしています。9区には秋口からロードレースに出場し、全日本アンカーでしっかり走った田中選手がやってくれそうな気がします。このあたりでシードラインに追いついているかどうか。
 
 そしてアンカーには松村和選手。ハーフの持ちタイムはかなりいいんですよね。3年生前半まではちょっと安定感なかったのですが、ここにきて連続して好走するレースが増えてきました。このアンカーでやってほしいです。
 
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 理想を言うと小澤選手が復路に残せれば助かるかなと思っています。その場合は松枝選手あたりが1区を務めて、森選手や稲田・松村和選手を3区4区あたりになるでしょうか。
 
 全体的に見れば復路の駒数は間違いなく揃っていると思います。やはり往路がどういうオーダーを組んでどういうレースになるのか…。そこが一番のポイントになるんじゃないでしょうか。往路終了時で悪くてもシードから1分半くらいまでにとどまっていれば、復路の順大が活かせるようになるのでと思っています。
 
 
おまけ:男子高校駅伝
 いやはやまさか四つ巴の決戦にもつれ込むとは…1区がスローになって3区留学生のいる世羅高校と思いきやそのカマイシ選手が意外と伸びなかった。4区から山梨学院大付属と伊賀白鳳と大牟田高校が反撃に転じてアンカー直後に追いついて…ただ、その中で前回も区間賞獲得していた西山選手を残しておいた山梨学院大付属が一枚上手だった感じですね。
 三重県出身の僕としては、こんな緊張感を持って高校駅伝を見たことはないくらいハラハラドキドキしてました。高校駅伝の歴史上三重県は前回の3位が最高、つまり最後の最後まで優勝争いしたことは、歴史上初めてというわけで…。レース後数分体の震え止まりませんでしたw 面白かったです!

 あと八千代松陰の1年生の羽生選手凄まじかったですね!23分39秒で3区高校1年記録では日本人トップ、歴代でも志方・村沢(いずれも3年時)選手に続いて歴代3位という…世羅高校の4区と7区の選手も面白かったですし、ここの世代は今後注目です!

第90回箱根駅伝展望~日本大学

キトニー砲でトップへ 気後れせずに食らいついていきたい
日 本 大 学

エントリー選手独断ランク付け

8点:ジョーカー的存在
ダニエル ムイバ キトニー②28分02秒79≪2年:全日8区1位、予選2位、日カレ5千・1万2冠、関カレ5千3位・1万2位≫…入学後からほとんど失速なく好成績を残し続けている ロード20㎞でも58分ジャスト 初の駅伝となった全日本もアンカーで区間賞を獲得している

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
荻野真之介②28分50秒97≪2年:全日2区10位、予選30位、関カレ5千14位・1万16位、1年:箱根1区13位、全日本3区9位、予選91位≫…日大の日本人エース 5千13分台1万28分台にのせてきた

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
森谷修平④28分52秒09≪4年:全日6区10位、予選102位、1年:箱根3区20位、全日本5区5位≫…
主将で今季の成長株 全日本で1年の箱根以来の駅伝出走を果たした その後1万28分台で周囲を驚かせた
竹ノ内佳樹③29分22秒26≪4年:全日4区11位、予選35位、3年:関カレハーフ7位、2年:箱根10区10位、全日本7区7位、予選115位≫…1年の頃からロードが得意 関カレで入賞を果たしている
林慎吾③29分28秒06≪3年:全日1区14位、予選45位、関カレ1万、2年:箱根8区5位、全日本4区10位、予選77位≫…前回の箱根で8区5位の好走 スピード区間よりスタミナ区間の方が得意の模様

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
日向野聖隆④29分11秒22≪4年:全日5区8位、予選109位、関カレハーフ16位、3年:箱根6区15位≫…前回の箱根6区 箱根予選三桁順位ながら全日本では5区8位の成績
石川颯真①29分23秒41≪1年:全日3区11位、予選157位、関カレ5千、都道府県1区2位≫…5千のタイム世代ナンバーワンルーキー ただ、まだスタミナ不足の模様

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
田村優宝④28分48秒54≪4年:予選179位、3年:箱根9区11位、全日本1区9位、予選89位、2年:全日本1区1位≫…上級生になってから怪我が多くなった 予選には出場したが本来の走りから程遠かった
大門友也③29分14秒51≪3年:予選170位≫…予選では目立たなかったが、先日の1万で29分14秒の好タイムをマークした

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
村越直希③29分35秒76≪3年:予選261位、2年:予選132位、1年:予選201位≫…3年連続予選出走も苦戦が続いている
高松峻平③29分49秒07≪4年:予選126位、3年:関カレハーフ、2年:箱根7区18位、全日本5区9位、予選107位≫…長い距離の方が得意だが、今年はやや足踏みが続いている
原祐太郎③29分52秒83…上尾で66分少し その後1万29分台を出した
渡部良太③29分58秒78≪3年:全日7区16位、関カレ1500、1年:予選220位≫…全日本で初めて駅伝に出走した
柴田真樹③30分03秒47…上尾で66分少し その後1万で自己ベスト
荒川諒丞②30分21秒50≪高校4区23位≫…上尾ハーフで65分半ばを出した
畔柳揮①31分15秒70…上尾ハーフで66分を切った 5区希望?

上位10人合計:27点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*8位14分07秒1-*9位29分05秒0-19位64分07秒9
 キトニー選手という大砲を抱えているものの、今年はまだ戦果をあげられていない。箱根予選は10㎞地点までトップだったものの、そこから7位まで後退。さらに全日本で厳しい結果に。箱根出場が途切れた時も続けていた全日本のシードも手放した。田村選手が怪我等で走れず、現主力となった林・荻野・竹ノ内選手では力不足だった。だが、その後に1万のベストが続出、森谷・日向野選手の台頭もあった。以前と同じような展開かもと思われたが、少し上向き。いいレースが期待できるかもしれない。
 
区間オーダー予想
石川-キトニー荻野-森谷-林
渡部-大門-日向野-竹ノ内-田村

 これもおそらく外れるのではとの承知での予想(なんかもう当てに行くというより自分の意見だな完全に)。日本人エースの荻野選手が「キトニー選手に牛蒡抜きさせない」と明言しているだけにおそらく彼が1区。その流れで2区終了時にトップに立つ展開にすると思いますが、違う予想に。
 
 個人的に牛蒡抜きよりも3区ですぐに貯金を使うケースの方が気になっている。なので荻野選手は3区にするオーダーを考えました。下りが得意というのもちょっと言われたように思うので。その場合1区どうするか。林・竹ノ内選手ともにもっと後半区間向きだ。一か八か1区石川選手に起用してみたい。まだスタミナ不足かもしれないが、64分半ば以内でいけるなら、充分挽回可能だ。
 
 2区キトニー選手は非常に期待できそう。一人でガンガンいって最後まで失速いない選手で67分前後くらいいけてもおかしくないだろう。3区荻野選手は63分後半あたりが目安だろうか。1区2区3区がこのくらいのタイムで行ければ充分に上位陣の流れに乗っていけるのではないか、こういう戦い方もあるだろう。
 
 4区に1万28分台を出したばかりの森谷選手。若干奇天烈気味の予想になったのは一般的?と思われる予想だと3区が森谷選手なのだが…4年になってからのロードの成績が気になってしまったのもちょっとあるのだ。他の選手持ってくるわけにもいかないと思うので、こういう配置で。森谷選手はここで思いっきり走ってほしいと思う。
 
 重要区間の5区は2人程準備しているようですが、陸マガの希望区間からすると林・日向野選手の2人の模様?記録会に出なかった林選手を本選手ではないかと考え5区に。実際前回上り基調の8区を好走していますしあり得る話と思います。万全なら往路一桁順位でゴールできるはずだ。
 
 下りの6区は勢いを付けたい所だが…3年生の渡部選手で。前回日向野選手は走力があがってきたのでし手薄な平地に使いたい。全日本の成績が若干不安だがスピードランナーだ。何とか耐えてほしい。7区は前回最下位の高松選手を外して、大門選手で勝負をかける。スタミナは怖いけど、1万大幅ベストの勢いにかけたい。この時点でシードラインが見える位置に踏みとどまっているか…。
 
 勝負をかけるならこの区間か。8区に日向野選手を投入。箱根予選→全日本→記録会でぐんぐん記録が伸びてきています。遊行寺の坂も一気に駆け上がってくれないかと…。9区は竹ノ内選手が一番適性があると思います。前回10区10位で関カレハーフ7位。長い距離で、しかも気象条件が悪い方が順位が上がっていると思います。いけるなら攻めたい区間だ。
 
 ところで、4年生の田村選手は現状万全ではない。少なくともアキレス腱痛がある中で本戦を迎える事になりそうだ。そして基本的には出場させる方針の模様。するならこのアンカーしかないだろうか。4年生だからということではない。気温が高いので少しでも足の痛みが軽減できればということ。ペースも遅めでいいと思います。ゴールしてほしい。難しいなら高松選手でしょうか。

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 もっと復路に駒を残すなら5区日向野選手9区林選手とかがあるだろうか?3区竹ノ内選手にして安全に3区を乗り切って4区石川選手森谷選手を袋に温存も面白そう。勿論5区林6区日向野選手で山を強化するのも手だろう。キトニー選手が5区は難しいように思うがやるなら1区荻野2区竹ノ内3区林4区石川選手か。意外とギリギリ4区まで引き離されなさすぎないようにいけるか??
 
 全日本でシード取れないのが引っかかってしまうが、その後の成長はある。。そういえば監督は後はメンタル面だけという評。2区で間違いなくトップ付近につけるだろうから、気おくれせずに上位陣に食らいついていけるかが重要になってきそうだ。
 

第90回箱根駅伝展望~國學院大學

16人1万29分台以内ズラリ 主要区間の結果次第か
國 學 院 大 學

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
寺田夏生④28分48秒90≪4年:予選13位、関カレ5千13位・1万12位、3年:箱根2区15位、出雲1区6位、2年:箱根5区5位≫…昨年1万28分台ハーフ62分台を記録している國學院大のエース 今年は箱根予選で見せ場があった以外は足踏みしている印象

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
柿沼昴太④29分13秒85≪4年:予選26位、関カレハーフ4位、3年:箱根3区14位≫…昨年の箱根前から台頭して関カレの頃には主力の一角に 予選でチーム2番手で走っている
沖守怜③29分16秒12≪3年:予選71位、関カレハーフ14位、2年:箱根1区19位、出雲3区9位、1年:箱根4区13位≫…昨年から主力の一人になっている 予選は不調だったが、その後1万でベストを更新した
吾妻佑起②29分22秒53≪2年:予選55位、1年:箱根8区6位≫…今年の箱根で区間一桁の好走を見せる 予選でチーム3番手で走破している
廣川倖暉②29分25秒19≪2年:予選58位、1年:箱根4区14位≫…前回の箱根駅伝出走している 箱根予選で大きく飛躍した選手
大下稔樹③29分37秒16≪3年:予選99位、2年:箱根5区11位、出雲2区7位、1年:箱根7区16位≫…スピード型と思われたが前回箱根5区11位でうまくまとめてきた 箱根予選は怪我明けで結果は良くなかった

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
中瀬薫②29分40秒95≪2年:予選82位≫…前回箱根本戦エントリーメンバーに入ってきた 予選でチーム8番手 トラックのベストも更新した
蜂須賀源①29分53秒56≪1年:予選76位、高校1区16位≫…高校駅伝でエース区間を走っている 予選でも粘りの走りを見せた
牛山雄平④29分55秒63≪4年:予選68位、3年:出雲5区11位≫…駅伝の出走経験あり 予選でチーム5番手に入っている

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
畑中大輝①29分50秒57…高島平20㎞で60分台をマークした
塚本一政③29分51秒62≪3年:予選93位≫…学生ハーフで64分台 予選でチーム10番手 直前の1万でベストを出した
川副智洋③29分54秒04…高校時代陸上ほぼ未経験だったが、高島平20㎞で61分を切ってきた

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
中嶋大①29分34秒97≪都道府県5区34位、高校4区19位≫…箱根予選未選出だったが、直後の1万で大幅ベストを出した
池沢健太②29分47秒36…春先1万29分台をマーク 上尾ハーフで65分を切った
瀬川大貴②29分47秒88…高島平20㎞で61分半ばのタイムをマーク
湯川智史③29分59秒51≪3年:予選154位≫…予選のメンバーに選ばれている

上位10人合計:26点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
21位14分23秒2-21位29分27秒5-16位64分02秒2
 持ちタイムの平均は決して高いわけではないが、長いロードでは安定した力を発揮するのが國學院大の特徴だが、箱根予選はそれに違わぬ結果だった。エース寺田選手が15㎞過ぎまで5位集団争い、柿沼選手も上位に食い込む。3年の沖守・大下選手が伸びなかったが、2年生の吾妻・廣川選手らが大きな成長を見せていた。全体でも100位以内に11人揃えた。その後も自己ベストを出す選手が出て1万30分以内の選手で16人揃えた。平均はやや低いが駒数は豊富。10枠をかけた熾烈な争いがが今も続いている事だろう。
 
 
区間オーダー予想
寺田-柿沼-沖守-蜂須賀-大下
中嶋-中瀬-牛山-吾妻-廣川

 多分当たらない予想だ。2区か5区かと言われている寺田選手を1区にしてある。ちょっと寺田選手が今季今一つなのが引っかかっているのだ。前年度のチームは寺田選手の脇を固める選手の育成がうまくいかなかった。今季は少し改善されたが、今度は寺田選手が各主要大会で今一つ。条件が良くなってタイムを伸ばすはずの学連記録会で29分41秒かかってしまった。
 
 なので、思い切って1区という選択肢を選んでみたのです。箱根予選見ててロードで選手が前後している状況だと、結構粘れるかなという印象があります。何とかスタートダッシュできるのではないかと考えています。
 
 2区3区には学連記録会で29分10秒代を出した2人柿沼・沖守選手を置きます。急成長した柿沼選手でも2区は厳しい区間ではありますが、持ち前の安定感で69分後半くらいでいければ、区間順位はともかくシードラインから大きく引き離されはしないのではと。沖守選手は前回の箱根から10月の予選まで今一つだったが、本来は準主力の選手。だいぶ戻ってきたように思うので粘って前を追っていけるのではと思います
 
 4区にはルーキーの蜂須賀選手。春はあまり良くなかったが、秋の予選でメンバーに入って良い走りをしています。しっかり繋いでくれるかなと考えます。そして勝負の5区に前回11位の大下選手を投入。予選が怪我明けだったのが気がかりではありますが、その後は試合に出ずに調整に専念しているとみられる。何とかシードライン付近までここで浮上したい。
 
 下りの6区は前回初めて好走した区間だ。その選手が卒業してどうすればいいかなと悩みましたが1年生の中嶋選手を当ててみました。高校駅伝で下り区間の4区を走っていることと、甲佐10マイルに出場するなど少し試合出場が違うという事が理由。後は2年生の池崎選手も希望しているのだろうか?60分台ではいきたいところですね。
 
 さて、頭数が多い事を最大限に活かしたい復路。いろんな選手の出走が考えられるが、ひとまず箱根予選上位だった中瀬・牛山・吾妻・廣川選手を選び色々こねくり回してみた。勢いがありトラックのタイムも更新している2年生の吾妻・廣川選手は終盤に残して、7区は同じ2年生の中瀬選手。昨年10人に入りそうで入らなかったが、成績は結構安定している選手。今年こそメンバー入りしたい。
 
 8区は前回区間6位の吾妻選手で稼ぐという事も考えたのだが、4年生最初で最後の牛山選手。ちらっと4年生に5区の適性有る選手がいるという記載があったと思うが、牛山選手かなと思って、この区間にしてみました。本当に有るなら区間一桁は出してほしいところだがどうだろうか。
 
 最後の2区間は先の吾妻・廣川選手で勝負。うまくいってシードラインに絡んでいるかどうかというところだと思うが、力をつけた2人に託すというのはどうだろうか。やりあえる能力はあると考える。
 
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 とまあ書きましたが現実的には2区寺田選手にして1区3区に沖守選手・柿沼選手で上位陣に食い下がっていくのが基本パターンでしょうか。ちなみに個人的に思う理想は、寺田選手が完全復調していて2区でやれる状態になっている場合に、1区3区に吾妻・廣川選手にし、9区10区に柿沼・沖守選手を温存するということ。これならシード行けそうな気はしますが。
 
 とにかく、往路序盤は食らいつく展開なわけなので5区は必ず区間一桁。3人くらい準備はしているようだが、誰になっているか。そしてそれまでの4区間を出来る限りシードラインからのマイナスを少なくするのが絶対条件かと考えます。さすれば復路は堅実さをより一層出していくことができると思います。

第90回箱根駅伝展望~大東文化大学


強力になった主力陣 シードまであと少しからの打破は
大 東 文 化 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
市田孝③28分43秒93≪3年:全日1区5位、予選8位、日カレ1万9位、関カレ5千6位・1万3位、2年:箱根3区11位、予選23位≫…大東大のエース 箱根予選に引き続き全日本1区も好位置でバトル その後上尾ハーフで優勝した
市田宏③28分53秒98≪3年:全日2区7位、予選9位、関カレハーフ1位・3障3位、2年:箱根1区5位、予選56位≫…関カレハーフ優勝など徐々に実績をつけてきた 孝選手に比べたら少し波がある印象

4点:主要区間で区間上位でいける選手
片川準二④28分44秒81≪4年:全日4区8位、予選25位、関カレハーフ3位、3年:箱根2区14位、予選28位、2年:予選73位≫…前回2区で粘りの走りを見せる 春に故障した影響からか今年は足踏み気味 全日本4区は順位は保ったが及第点はもらえなかった
植木章文③29分38秒57≪2年:全日8区8位、予選39位、箱根10区12位、予選66位≫…2年ごろから長い距離に強さを発揮してきた 全日本アンカーで最後までシードラインを追ったことで株が上がっている

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
大隅裕介②29分25秒04≪2年:全日7区7位、予選137位≫…秋の成長株 全日本で区間一桁を出した後、1万ベストを40秒縮めた
大西亮④29分36秒62≪4年:全日3区8位、予選123位、3年:箱根7区8位、予選72位≫…前回の箱根で区間一桁 予選悪かったが全日本は粘った
吉川修平④29分39秒18≪4年:予選265位、3年:箱根8区10位≫…前回8区で中位 予選で大失速したが11月末になって記録が上がり始めている
池田紀保③29分42秒39≪3年:全日6区8位、予選51位、2年:箱根4区11位、予選55位、1年:予選187位≫…ロードで非常に安定感がある 2度の予選も2回走った大学駅伝もしっかりまとめている
平塚祐三③30分12秒84≪3年:予選53位、関カレ3障5位、2年:予選146位≫…今年春あたりから急激に成績があがった 予選以降試合出場がない

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
大崎翔也④29分22秒86≪3年:箱根5区12位、予選50位≫…前回5区で好走 その後大きく記録を伸ばしたが故障で長い間離脱 最近試合に復帰したが記録は非常に低調だった
吉沢匡一④29分45秒59…直前になって大幅に自己ベストを出してメンバー入りした
北村一摩①29分53秒62≪1年:全日5区13位、予選160位、都道府県5区5位、高校1区24位≫…高校時代の成績からロードで期待されたが、秋になって走るたびに成績を下げている
徳原宗一郎③30分07秒89≪3年:予選166位≫…予選に出走している その後1万の記録を伸ばしてきた 
本間有純③30分14秒20≪3年:日カレ1500m10位、関カレ1500m7位≫…1500の選手だったが、秋以降1万など長い距離に何度も出走しメンバーに入ってきた
上田祐貴③30分19秒85…エントリー直前の1万で自己ベスト
森橋完介②30分24秒68≪2年:予選155位≫…箱根予選でチーム9番手 その後比較的成績が安定している

上位10人合計:28点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
19位14分18秒3-16位29分21秒3-14位63分59秒6※ハーフ平均訂正(12/7の吉川選手の分)
 昨年秋からぐっとチームの成績が上がり始めた大東大。全日本予選も主力のブレーキがありながら久々に通過した。ただ、主要大会で惜しい記録が続いている。前回の箱根は8区終了時でシードラインが見える位置につけていながらもそこから後退して12位。先日の全日本駅伝は中盤までシードラインより前にいたが、最後惜しくも11秒届かなかった。見せ場は作ってもあと一歩の成績が続いている。市田兄弟・片川・植木選手の核となる選手を中心に壁を突破すべく挑む箱根となる。
 
区間オーダー予想
市田宏-市田孝-池田-大西-片川
平塚-森橋-吉川-植木-大隅

 当初1区2区市田兄弟3区片川(大崎)4区北村5区大崎(片川)6区平塚7区大西8区吉川9区植木10区池田と考えていた。前年の経験者などフルに活かせば充分5年ぶりのシード権は獲得できると踏んでいた。だが、やはり全員万全とはいかないもので、大崎選手が夏に怪我、11月末に試合復帰したが万全で挑むのは厳しそう。また1年生の北村選手が秋になってパタリと結果が出なくなっている。
 
 考えてみれば、主力と中堅選手、それと中堅と控え選手とやや力の差があるチーム構成になっているので、戦力的にぐっと下がる印象は否めない。その中でオーダーをもう一度模索し直した。
 
 とはいえ1区2区は元々思っていたものと変わらない。前回1区5位の宏選手を再度1区で、上尾ハーフ優勝の孝選手に満を持して2区に登場してもらいロケットスタートを狙うのはいいのではないだろうか。全日本でも(順序逆だが)いい流れで序盤を突破する事は出来ていました。2強と日大山学はともかくそれ以外のチームにはこの時点で勝利と行きたいところだ。
 
 続いて片川選手や植木選手等で畳みかける…と駒が足りなくなってくる。2人は5区と9区と要所の区間にドンと置きたい。片川選手は前回5区予定だったっぽい。権太坂以降の区間順位は跳ね上がっているのでアップダウンは強そうだ。今年の伸びは若干気がかりだが、区間一桁は最低限いってほしい。植木選手は全日本でガッツを見せた選手だが、ロード得意ですし9区で結構区間上位にいけるのではないかと。大事な区間が埋まっているのは強みだ。
 
 さて他の区間はどうするか。本当は主力選手を置きたい3区には主力以外では一番安定感のある池田選手で粘るのが得策か。予選も駅伝成績もずっと安定しているので大きなロスにはならないかなと。4区は前回裏の7区で復路唯一の区間一桁を出した大西選手が適役かなと思います。流れに乗っていれば耐えて5区には繋げそうか。
 
 5区で上向きになって、さて山の大東の出番となりそうな6区は平塚選手と思われる。箱根予選以降は一切試合に出ていない選手だ。奈良監督は自信があるようで6区は59分台いけるということで、この区間は貯金には期待したい。
 
 さて、9区植木選手まで、それとアンカーの人選だが、8区は前回区間10位で走った吉川選手で良さそうだ。予選256位の大撃沈でこれはまずいと思われたが、徐々に調子を上げて12月に入ってハーフで65分強の自己ベスト。これはもしかしてドンピシャで調整合わせてくるんじゃないかと結構期待していたりしますがどうなりますかね??
 
 残ってるのは7区10区。7区は大崎・北村選手が戻っていなければ本当に駒不足。直前に1万29分台出した4年生の吉澤選手、予選出走し1万30分一桁となった徳原選手等悩んだが2年生の森橋選手。直前の1万のタイムはそれより下だが、予選でチーム9番手、上尾ハーフ65分半ばと2本の長いロードレースで無難にまとめたというところで選んでみた。いずれにせよ、耐える区間だろう。
 
 アンカーには今秋の成長株の2年生の大隅選手を温存。予選の成績が良くないものの、全日本7区7位、学連記録会29分25秒で一気に1万チーム5番手に。この2か月の上げ幅に期待したい。
 
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 楽なのは実は片川・植木選手以外で5区が昨年の大崎選手なみの選手が控えているパターンだがどうだろうか。あるいは6区が読み違いで予選50位代の平塚選手が平地の復路とかでも良いかも?本間選手あたりが6区走れればとか考えちゃったりします
 
 いずれにせよ、前回12位で卒業生は2人(いずれも区間二ケタ)ということを考えると大いにチャンスの年と言える。力を結集させて、主要駅伝大会で手が届きそうで届かないシード権を獲得し、現状突破といきたいところだ。
 

第90回箱根駅伝展望~神奈川大学


往路で戦える手応え 復路に繋いで
神 奈 川 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
柿原聖哉③28分33秒50≪3年:予選6位、2年:全日本3区11位、予選39位≫…神大のエース 秋になって箱根予選6位、1万28分33秒と共にチームトップの成績を残した 怪我がちょくちょくあり、箱根はいまだ出走がない

4点:主要区間で区間上位でいける選手
我那覇和真②28分46秒08≪2年:予選7位、日カレ1万8位、関カレ5千10位・1万11位、1年:箱根7区1位、全日本2区8位、予選62位≫…
風邪明けで7区に回った箱根で区間賞を獲得した その後インカレや記録会などじわじわ成績を伸ばしている
西山凌平②29分23秒09≪2年:予選20位、関カレ1万8位、1年:箱根2区11位、全日本1区14位、予選45位≫…前回2区で粘りある走りを見せていた ロードに強いランナー 予選後に少し故障している

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
小泉和也③29分48秒91≪3年:予選52位、2年:箱根3区10位、全日本4区9位、予選52位≫…2年連続予選52位、駅伝主要区間区間10位前後と長いロードで安定感がある
柏部孝太郎③30分05秒24≪3年:予選44位、2年:箱根5区18位、全日本6区8位、予選85位≫…今年の箱根本戦5区で苦しい走りになってしまったが、予選でチーム4位と成長を見せている

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
井上雄介③30分11秒62≪3年:予選78位、2年:箱根10区12位、全日本7区14位≫…
3年生で主将を任されている 予選でチーム7番手 ロードの成績をじわじわあげていっている
東瑞基①≪1年:予選77位≫…予選でチーム6番手 出走1年生の中で一番いい走りを見せた
高山直哉③≪3年:予選84位≫…あまり試合に出ないが予選で100位以内で走った

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
中神恒也①29分43秒41≪1年:予選134位、高校6区15位≫…予選ではチーム10番手となったが、その後記録会で1万29分台をマークした

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
坂本翔太④29分57秒04≪4年:予選148位≫…
予選の出走メンバー入りした その後1万29分台をマークした
石橋健①30分07秒74≪1年:予選177位、都道府県4区45位≫…予選に出走している 1万も無難に走った
岡部貴洋④30分19秒95…高島平20㎞で62分半ばで走破
菅原涼介③30分22秒17≪3年:予選128位、関カレ3障6位≫…3障で関カレ入賞している 長い距離も少しずつ走れるようになった
宮永雄大④…高島平20㎞を62分ジャストで走破

上位10人合計:26点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
23位14分28秒4-23位29分41秒7-17位64分05秒4
 トラックの持ちタイムは断トツ最下位。特に5千は本当に出場しないですからねw ただ、それでも予選からのシード奪取候補に挙げる人は結構いる。まず今年3本柱を誇る柿原・我那覇・西山選手。特に柿原・我那覇選手は予選で一桁順位。1万でも大きく記録を伸ばして注目のエースになりつつある。それにロード型の西山選手を合わせて3人だ。中堅選手が若干エントリー漏れして今年も14人エントリーになったのが気がかりだが、小泉・柏部・井上選手ら経験者他、新戦力の中神選手らで久しぶりのシード権を狙ってみたい。
 
区間オーダー予想
我那覇-柿原-西山-中神-小泉
菅原-高山-井上-柏部-坂本
 最初の2区間は勿論我那覇・柿原選手のコンビだろう。ここ数年は序盤は最下位に近い位置で耐える区間でしかなかったが、エース区間で戦える可能性のある選手が出てきたのは願ってもないことだ。
 
 だからこそ慎重に考えたいのが1区2区順番。予選と記録会で上回ったのは柿原選手。ラストスパートも柿原選手。しかし箱根経験は我那覇選手があると…。というわけで我那覇選手1区で。ラストスパート云々というより、ハイペースになりそうな今年の1区。今年関カレや日カレで入賞付近で戦ったり全日本予選最終組で走っている我那覇選手をまず1区に添えるのが確実に上の方につけるのじゃないかと考えました。
 
 そして柿原選手へ。箱根は初登場になりますが、2区へは我那覇選手より強いこだわりを持っているようですね。2年間直前の怪我や体調不良に泣いた鬱憤をエース区間で爆発してほしいと思ってます。
 
 3区なんですが、3人目の西山選手をここに投入します。5区にしようと思ったのですが、直前に変更しました。スピードのあるランナーが少ないということもありますが、予選の後に少し故障した時期があるらしいということでリスク回避の意味合いです。力をだしれば中位以上の流れに乗れているだろうから、さらに加速したい。
 
 その変わり前回3区だった小泉選手は5区へ。ロードで非常に安定している選手です。タフな区間で更に活かせるのかなと思って抜擢しています。意外と重要な繋ぎの4区は前回出走の赤松選手の調子が上がらずエントリー漏れで困ったのですが、直前の記録会29分台を出した1年生の中神選手を起用してみてほしい。調子の上がっている今どのくらい走れるか気になります。これで10位ライン前後にいっていれば面白いかもしれない。
 
 6区7区は初出場となる3年生2人と思ってます。6区は3障をしている菅原選手。予選は100位オーバーしたものの無難には走り切っているし、本人も希望しているようなので走らせてみたいです。7区はいきなり予選にエントリーされていきなり二ケタ順位で走った高山選手。たまに5千にでていたもののノーマークでした。トラック捨ててロード一本で絞っていると感じたので復路のどこかで走るのではと。じりじりと区間一桁に迫る事ができるだろうか。
 
 8区9区は勝負をかけて投入する3年生。ロードを走るたびに成績を上げてきている井上選手をここで投入して一気にシードラインからの浮上を狙いたい。9区には昨年5区で大苦戦した柏部選手。長いロードが得意なのはここ2年の予選の成績で証明済み。しっかり走り切る力はあるはずだ。
 
 アンカーは良く分からないが、神大は10区に4年生を起用しますので、3人エントリーされた中で一番成績が良い坂本選手で。弱い世代で主将も譲った。何とか箱根本戦出場ゼロは避けたいところだが力的に微妙か?もし予選で二ケタ順位入った東選手が順調で7区あたりに入ったら8区高山選手で2年連続井上選手と思ってる。最後出場できる選手がいるのかも一つ注目点だろう。
 
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 最も、往路一番期待できるのは5区西山選手がドンと入れる状態になっていることでしょうか。前回2区の後半はいい走りをしていたので、怪我が何の問題がなければ結構な成績が期待できるかもしれないです。
 
 その流れで前回実は6位だった復路に繋げればいいですね。最も往路がいつもより期待できるのに復路がきつそうなのがちょっと怖いかな?前回の14人エントリーは主力中堅選手に漏れはなかったのだが、今回は漏れての14人というのがネックですが…。それでも往路に強力が駒がいるのは非常に有利になる。おそらく多く入るだろう3年生の力でシード奪取といきたい。

第90回箱根駅伝展望~青山学院大学


出雲と全日本で起用した選手を融合して
青 山 学 院 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
神野大地②28分41秒48≪1年:全日本2区6位、出雲6区4位、関カレ1万14位≫…今期の成長株 ロードシーズンでは出雲6区全日本2区共にしっかり走りエースの働きをしている選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
藤川拓也③28分35秒72≪3年:出雲2区6位、関カレ1万出場、2年:箱根6区14位、出雲2区2位≫…
5千&1万共にチームトップの記録を持つ選手 3年連続出雲2区を走っているスピードランナー

小椋裕介②29分09秒30≪2年:全日本4区7位、出雲1区4位、1年:箱根7区14位、出雲1区7位≫…単独走が苦手だが1区では確実に仕事をするランナー
一色恭志①29分52秒53≪1年:全日本1区6位、出雲3区7位、関カレ5千15位、高校4区1位≫…期待のルーキー 全日本予選あたりから波に乗ってきた 強豪揃った全日本1区で区間6位の好走を見せた

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
石田駿介④28分48秒62≪4年:全日本3区3位、関カレハーフ出場≫…高島平20㎞を59分半ばのタイムで走破 駅伝デビューとなった全日本本戦でも好走している ただ、その後故障した?
橋本峻②29分18秒28≪2年:全日本6区5位≫…トラックよりロードが得意な選手 駅伝デビューとなった全日本は無難にまとめた
高橋宗司③29分36秒84≪3年:全日本8区10位、関カレハーフ出場、2年:箱根8区1位、1年:全日本4区8位≫…1年時から駅伝で好走をしていて、前回の箱根では区間賞を獲得している 全日本ではシードのゴールテープを切った

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
竹内一輝④28分42秒71≪4年:出雲4区7位、日カレ5千16位、2年:箱根6区6位≫…故障が非常に多いがスピードの魅力のあるランナー 先日1万28分台を出した ただ、また故障したらしい?
遠藤正人④29分02秒17≪4年:関カレ1万出走、3年:箱根1区18位、2年:箱根4区9位≫…2年時から台頭して、記録は向上している ただ、3年の箱根から主要大会で結果が残せていない
山村隼②29分13秒05≪2年:全日本7区10位、関カレ3障出場≫…3障の選手だったが夏を超えて成長 全日本は失敗したがその後1万でベスト
三野貴史③29分31秒22≪3年:関カレハーフ11位≫…駅伝経験はないが、関カレ1部ハーフで良い順位を残している

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
井上尚樹④29分39秒49≪2年:箱根8区10位≫…ロードが得意な選手で2年時に8区10位 最近また調子が上がってきた
内田翼①29分52秒34≪都道府県1区12位、高校1区3位≫…高校時に1区での好走がある 前半戦は怪我できつかったが、少しずつ記録が上がってきている

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
松島良太②29分38秒75…高島平で60分台 その後、1万でもベストを出した
鈴木優人④29分56秒49≪4年:出雲5区7位、日カレ1500m7位、関カレ1500m8位≫…今年1500など短い距離で記録を残していて、出雲で駅伝デビューした
村井駿②31分12秒33…高島平で61分を切っている

上位10人合計:32点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*6位14分03秒1-*8位29分03秒9-*5位63分32秒
 エントリーで残念だったのはエースの久保田選手が結局今年度は一度も大学駅伝を走れないのが決まってしまったことだ。1年時の出雲の強烈な印象があるだけに来年度に期待したい。その中で、ある意味幸運なのは出雲と全日本もいない中で戦い、全日本は初めてのシード権を獲得したことだ。新エースとなった2年生の神野選手に期待のルーキー一色選手、初駅伝で好走した4年の石田選手に1区で力を出す小椋選手らが活躍。他にも1万28分台を出した藤川・竹内選手やロード得意な高橋・橋本選手など駒数は豊富。様々なオーダーが考えられる。
 
区間オーダー予想
小椋-神野-藤川-三野-一色
村井-竹内-橋本-石田-井上

 最も1区2区は多分この2名じゃないかと思われる。1区小椋2区神野選手。1区は前哨戦出雲では小椋選手で全日本は一色選手でどちらもいい成績を収めている。ただ、小椋選手は全日本4区や国際千葉駅伝を見る限りどうも単独走は苦手な印象を受ける。1区なら確実に仕事をするランナーということで1区が良いと考えます。
 
 2区は出雲6区4位全日本2区6位と続けてエース区間に起用され好走を続ける神野選手。昨年はエントリーにも入らなかったのだが、今年の春以降の快進撃を今も続けている。更に大学数が増える箱根はもう少し区間順位が下がるかもしれないが、現状の16人では一番信頼して任せられる存在だろう。
 
 さて、ここからが問題だが…まず3区は藤川選手。5千1万共に青学大記録保持者となった選手だ。安定感には若干不安ありますが、世田谷ハーフでもいい走りを見せていましたので、スピード区間の3区でその実力を発揮してほしい。4区は駅伝初出場となる三野選手。1万以上の距離で比較的安定していると思っている。復路の方がいいかもしれないが、終盤に他駅伝経験者を残したいので、ここで。山の前に堅実なレースをしてほしい。
 
 山は原監督の言動からするとそこそこ自信がある区間のようだ。5区は経験者不在、6区は2人いるがそれ以外からの起用の模様。試合の出場状況だけで判断し一色・村井選手とした。5区は走力もいるわけだが、学連記録会で走力がある選手で出場していないのは一色・橋本選手。勢いは一色選手が上と見て、一色選手にしてみた。村井選手は高島平以降試合出場が無い(年間通しても少ない)中でエントリーに入ってきたので、起用される可能性あるかなぁと思いました。どうなるのやら…
 
 その山を終えたところで勝負をかけて投入するのは4年生の竹内選手。怪我が多い中、今年は比較的試合出場が多い。1万28分42秒までタイムを縮めてきた。繋ぎ区間で威力を発揮できるのではないかと考える。続けて8区は先ほど5区の予想で名前を出した橋本選手。本人も5区や8区の希望の言葉が出ていますし、ある程度上りには自信を持っている模様。この区間でじりじり浮上していきたい。
 
 終盤の9区10区はやはり4年生がいいのではないだろうか。石田選手は全日本3区と最短区間でしたが、直前の高島平で59分台をマーク。試合でここのところ安定感がぐっと増しているので9区やれるのではと感じる。アンカーは同じ4年の遠藤選手や全日本アンカーの高橋選手や様々な候補がいますが2年前走った井上選手で。秋になって地方の駅伝で好走するなど密かに調子を上げてきている。起用あるんじゃないかと感じています。順調に言った場合はどの位置になるだろうか。
 
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 一応原監督のコメントを参考にしましたが、結構嘘つきな面がある方なんで(笑)、実際は全然違うかも。経験者以外で59分台で行けるなど言われますが、結局竹内選手じゃねーか、ということはありえそうですけどねw
 
 順位としてはどうなのでしょうか。プランとしては2区までは混戦の中引き離されずに粘り、後は山を中心にじわりじわり浮上していく事を狙っているような感じみたいです。ポイントとしては藤川・竹内選手などスピードランナーの安定感でしょうか。崩れる区間が出ると核となる選手が少ないだけにちょっと嫌なムードになる事もありえるかというのが不安要素か。
 
 最も、出雲や全日本など主要選手以外は全然違う選手を起用しながら中位に入る所から全体的な力はあるだろう。選手個々の特性を活かした区間配置が出来た時にどういう結果が出るのか楽しみなチームであることは確かだ。
 
 
【追記】どうも4年生の石田・竹内選手に故障情報が出ているようですね。一応、ランク一つ下げて紹介文少し変えます。なお区間オーダー予想は変更せずにおきます。

第90回箱根駅伝展望~上武大学

 
3本柱を支える芽は出てきているか
上 武 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
倉田翔平③28分35秒00≪3年:予選12位、日カレ5千8位、2年:全日本1区3位、予選34位、1年:箱根4区17位≫…昨年の全日本1区3位でブレイク その後故障したが、箱根予選で過去最高順位、1万でも記録を28分半ばにまで持ってきた
山岸宏貴④28分40秒50≪4年:予選32位、日カレ1万13位、関カレ1万5位、3年:箱根3区15位、全日本3区7位、予選44位、2年:箱根3区18位≫…5千13分台1万28分台ハーフ62分台と一気にブレイクした 予選は直前に故障があった中での出走だった

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
佐藤舜③28分58秒09≪3年:予選96位、関カレ1万9位、2年:箱根2区18位、全日本2区12位、予選22位、1年:箱根1区7位≫…
1年時の頃はどの大会でも好走していたが、今年は良かったり悪かったりを繰り返している
松元航③29分48秒38≪2年:予選54位、箱根8区17位、全日本6区6位、予選90位≫…今年の予選でチーム3番手になり、主力の一角となった

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
佐々木天太③29分56秒96≪3年:関カレハーフ、2年:箱根1区20位、全日本5区5位、予選47位≫…昨年の成長株 主将を任されているが、怪我が長引いており中々試合に出場が出来ていない
高津戸翔太④30分10秒69≪4年:予選107位、3年:予選186位≫…今年、予選の順位やトラックのタイムを大きく伸ばしている
大西淳貴③30分11秒20≪3年:予選118位、関カレハーフ、2年:箱根10区15位、全日本7区9位、予選101位≫…ハーフ64分少しの記録を持っているが、今季はやや足踏みしている
東森拓②30分13秒16…故障が非常に多いが、その中で比較的良い記録を持っている

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
三好慎平②29分58秒28≪2年:関カレ1万≫…トラックで記録を伸ばし、関カレ出走するに至った
金子大樹④30分23秒33…シーズン終盤に1万等で自己ベストを出した
横内佑太朗③30分25秒93≪3年:予選145位、2年:箱根6区17位≫…前回6区出走 予選はチーム8番手
末永允③30分26秒36…ハーフ66分台で安定している印象
石黒大介②30分38秒69≪2年:予選252位、1年:予選170位≫…トラックのタイムは少し縮めたが、予選は失敗している
根岸成光③30分38秒86≪3年:予選136位≫…トラックのタイムは引く宇井が予選でチーム7番手に食い込んだ
志塚亮介①30分44秒08≪1年:予選159位、高校6区32位≫…予選を走りチーム9番手 全日予選のメンバーにも選ばれている
森田清貴①30分49秒87≪1年:予選191位、関カレ3障≫…予選のメンバーに選ばれ出走している

上位10人合計:18点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
18位14分18秒0-22位29分41秒6-21位64分20秒3
 予選が得意な上武大が苦しい戦いを強いられた。ここ数年に比べて層の薄さは否めない中、中堅どころの佐々木選手が怪我でエントリーから外れ、直前に山岸選手が故障して無理できない状況。本番では倉田選手はさすがの走りだったものの、佐藤・大西選手らがブレーキ。11番での通過となった。その後主力の記録更新、エントリーに佐々木・東選手らが入ったが、以前戦力は厳しい状況だ。その中で上位に食いつくオーダーを考えてみたい。
 
区間オーダー予想
倉田-山岸-佐藤-佐々木-松元
根岸-東-石黒-大西-高津戸

 勿論、最初の3区間は倉田・山岸・佐藤選手の3本柱で攻めに攻めたい。ハマればこの時点終了時で10位以内も不可能ではない。問題は並べ方。めっちゃ悩んだが、1区倉田2区山岸3区佐藤選手。
 
 佐藤選手は中々安定してこないのが難。前回の2区はちょっと厳しい、1年時に好走した1区も考えたが、それよりももっと1区で好走した選手がいるのでその選手にしたい。それは昨年の全日本で1区区間3位で走った倉田選手。この時はかなり驚いたものだ。その後故障があり苦労もしたが、1万28分35秒へ。当時より走力がついた。その中で1区起用となったらちょっと面白いと考えたのだ。
 
 2区は4年生エース山岸選手。春先の5千1万ハーフの連続大幅自己ベストは記憶に残っている。予選前に故障したというが、12月の5千にダントツの組トップで14分10秒で走破し調子上々。力を発揮してほしい。結局3区に回した佐藤選手ですが、出雲全日本の1区から、今年は少し1区に主力がよるかもしれないので、気楽に走れるかもしれないと思ってますが、どうでしょうか。チャンスあらば順位アップといってほしい。
 
 柱を全て使ったので、ここからはひたすら繋いでいく事になる。その中で力のある3年生の佐々木・松元選手が4区5区。佐々木選手は試合一切見せていないのですが、昨年上がりかけていた選手。主将ですし、何とかこの区間は走ってほしい。松元選手は今年じわり浮上した選手。前回登り区間の8区走ってるのもあり5区粘ってほしいと思ってます。
 
 下りの6区は中々上武大好走がないのですが、根岸選手入れてみます。前回出走の横内選手がいますが、今年予選で台頭してきて最近5千でもベストを出していた根岸選手の勢いに欠けます。
 
 7区8区はどうなるか分かりませんが、個人的に走ってほしい選手を入れました。まず東選手。怪我が多くて中々試合に出てきませんが、力はあるはずなんですよね。出れば自己ベストは出してきます。潜在能力にかけて比較的負担の少ない7区。8区石黒選手は2年連続予選に出走している。ただ殻を破りそうで敗れていない感じ。何とかここで出てほしいと思って予想オーダーに入れました。他にも1万29分台出した三好選手や1年生で予選学内10位以内に入った志塚選手とか観たいですが、誰が起用されるか。
 
 9区10区は彼らかなと思ってます。大西選手と高津戸選手。大西選手は前回2年生ながらアンカー担当。若干足踏みしていますが、復路のエース区間9区で成長したところを魅せてほしい。そして4年間かけて成長し、予選で一気に台頭した高津戸選手。精一杯の走りを披露してほしい。
 
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 あとは単純に基礎走力が一番高くなったと思われる倉田選手を2区にして山岸選手1区とか、勝負をかけて佐藤選手5区投入とかというのはあるのかもしれません。どういう起用の仕方になるか楽しみはあります。
 
 今年に関してはひとまず強化の途上のようですね。初出場の頃は底力をあげようとしていましたが、ここ最近はシード権獲得の為に主力中心の練習だったそうです。ただ、現在のチーム状況を観てまた以前の練習内容が中心になっているようで。その中で芽が出かかっている選手を起用しながら、上位をうかがっていく、そういうレースになるのかなと感じます。

第90回箱根駅伝展望~法政大学

西池・関口の2枚看板の狭間に配置される選手の走りが鍵
法政大学

エントリー選手独断ランク付け

7点:エース区間、山で貯金が望める選手
関口頌悟③28分49秒23≪3年:全日本6区11位、関カレハーフ2位、2年:箱根5区2位、予選41位、1年:予選104位≫…前回5区はペタペタ走りで周囲を驚かせる快走 その後平地でも活躍 いったん故障したが上尾ハーフで62分台をマークした

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
西池和人③28分39秒04≪3年:全日本2区5位、出雲1区3位、日カレ1万14位、関カレ5千9位・1万7位、2年:箱根1区3位、予選18位≫…高校2年の1万記録保持者 まだ更新してないが今年になって順調に 全日本は終盤まで区間賞争い 上尾ハーフで最後まで優勝争いをした

4点:主要区間で区間上位でいける選手

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
田井慎一郎④28分55秒77≪4年:全日本1区16位、出雲3区9位、関カレ1万、3年:箱根3区13位、予選42位、2年:予選107位≫…4年間かけて順調に自己記録を伸ばしてきている ただ、駅伝での好走が今のところない
足羽純実①29分30秒35≪1年:全日本5区5位、出雲5区5位≫…全日本予選3組に選ばれるなど期待の1年 出雲も全日本も共に粘りの走りを見せた
佐野拓馬③29分58秒18≪2年:予選57位、1年:予選155位≫…故障が多いが長いロードに非常に強い選手 上尾ハーフ62分台で一気に主力候補に

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
田子祐樹④29分07秒66≪4年:全日本4区14位、出雲2区6位、関カレ3障3位、2年:箱根6区10位≫…2年時に予選チームトップ 長らく故障していたが関カレ3障で復帰した ただ、全日本は撃沈
黒山和嵩③29分21秒09≪3年:全日本3区11位、関カレハーフ14位、2年:箱根4区3位、予選134位、1年:予選250位≫…前回の箱根で指揮官をもっとも驚かせた トラックの記録はあがってきた
松田憲彦④29分35秒80≪4年:全日本8区16位、出雲4区7位、3年:箱根9区14位、予選104位≫…前回9区出走 全日本アンカー苦しい走りだったが、上尾で63分台を出して見せた
森永貴幸③30分05秒44≪3年:関カレ3障、2年:予選94位≫…3障が得意 駅伝出場はまだないが堅実に推移している

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
中村涼②29分22秒27≪2年:全日本7区9位≫…秋以降伸びてきて、全日本のメンバーに選ばれた
佐藤和仁②29分39秒83…学生ハーフで64分台を出した
藤井孝之②29分42秒98≪2年:出雲6区13位、1年:箱根8区12位、予選116位≫…前回の箱根8区 出雲アンカーに選ばれたがその時は結果残せず
高梨寛隆④29分56秒08≪3年:箱根10区16位≫…出雲全日本は選ばれなかったが、上尾ハーフで64分少しで走っている
岩崎瑛③30分24秒10…上尾ハーフで64分半ばで走った
坂田昌駿①30分30秒04≪都道府県5区19位、高校3区10位≫…上尾65分少しだが、高校での駅伝経験が豊富

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
脇坂曉史④30分18秒71…
大学から走り始めて4年目でメンバー入り 上尾65分台

上位10人合計:30点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
12位14分11秒6-15位29分16秒4-*9位63分38秒1
 箱根連続シードに向けて大きな前哨戦となる全日本はかなり低調な成績に。長距離区間に抜擢された4年生が足を引っ張ってしまったのが大きかった。一つ不安材料となってしまった。ただ、明るいニュースもある。西池選手がエース区間でやりあい、ハーフ62分台で走れる状態に。夏場に故障した関口・佐野選手も戻ってきた。2年生以下でも中村・足羽選手などに結果が出始めた。他にもハーフ64分台が続出。中堅層に攻める駒がもう少しほしいものの。戦える選手は10人以上揃ってきた印象だ。

区間オーダー予想
佐野-西池-田井-黒山-関口
佐藤-森永-足羽-松田-高梨

 エースの西池選手は1区か2区だろう。ただ、その場合もう片方の区間の候補がいなかった。田井選手が候補だったが、全日本の失速を見ると起用しづらく悩んでいた。ところが、上尾ハーフで62分台が3人も出てきた。西池・関口選手に続く3年生佐野選手。
 
 実は昨年の箱根予選もチーム内上位で走り9区予定だったのだが、故障が多い選手で中々表舞台出てこれなかった。このタイムでの復帰ならいきなりでも1区か2区使いたくなります。佐野選手が粘って1区10位付近につけ、西池選手で勝負。1区に強豪校がエース級持ってくると踏むなら1区西池選手で佐野選手2区で踏ん張ってもらうという昨年の作戦も可能だ。坪田新監督がこのあたりどう組んでくるか気になる。
 
 3区4区ですが、昨年と同じ田井・黒山選手に踏ん張ってもらう作戦。前哨戦見ていると田井選手は出雲3区全日本1区共に力を発揮できず、黒山選手はトラックのタイムは上昇したが、全日本と上尾がちょっと心配になる成績。駅伝経験は積んだ事だし、ここは走れり慣れたコースがいいのかなと考えます。黒山選手に関しては中村・藤井選手ら2年生との交代もありえそうだろうか??
 
 5区は勿論関口選手。前回走った当時は向かい風の影響が受けにくいフォームだと言われた。確かにそれはあるだろうが、その後の活躍は周知のとおりだ。夏に一旦故障したものの、ハーフ62分台で走れるまで復調。自信を持って登場してくれるだろう。80分切すればシードライン上のチームには脅威だろう。強豪・上位校でも起用選手が今一つ決まらない区間ですから。何とか昨年並みの往路順位で終えたいところだ。基本復路は耐えるのみだ。
 
 その中で更にシードラインに貯金をできる可能性があるのは6区7区8区だろうか。6区は上尾ハーフに出場しなかった2年前経験者の田子選手と2年生の佐藤選手が準備しているように思っています。田子選手はその2年生時の感覚に戻すのにやや苦労しているようなので、佐藤選手にしてみました。好調の選手を起用となるだろう。
 
 7区8区は個人的にちょっと楽しみ。森永選手はギリギリでメンバーに入れないレースが続いているが結構安定感高いと思います。8区足羽選手は繋ぎ区間ながら出雲と全日本はともに区間5位と粘走しています。またフォームが関口選手に似ているようなので、終盤に登り区間がある8区で持ち味を更に出せるのではないかと思います。
 
 9区10区はここも前回と同じだ。4年生になった松田・高梨選手。松田選手は全日本撃沈でお尻に火がついたか上尾で63分台。メンバーにも選ばれていなかった高梨選手も64分少し。トラックのタイムを伸ばしてきていた2年生以下の選手に勝利している。他チームも強力になっているので昨年の区間順位以上いければと思ってます。しっかり粘れればシード権内でゴールもできると思われます。

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 本音を言えば9区に佐野選手か田井選手残せればいいんですけどね。田井選手は接戦より単独走が良いでしょうし、佐野選手も昨年元々予定されていた区間ですし。これは黒山選手や今回オーダー予想から外した中村・藤井・岩崎選手といったランナーが上尾から状態をあげることができているかどうかにもよりそうだ。出来ればそう組みたい所だ(その場合は7区に松田選手投入かな)。
 
 いずれにせよ、往路でしっかり昨年同様の成績を残せるかどうかがまず重要になってきそうだ。西池・関口選手と計算できる選手がいるので、他3区間がどのくらいの成績で粘る事ができるかどうか。そうなれば、復路での一桁順位は難しそうだが、昨年同様に自分のペースで走る事ができるようになる。来年度からスポ推枠拡大した世代が4学年になるわけなので、是が非でも連続シード権を獲得したいところだ。

第90回箱根駅伝展望~明治大学


層の厚さは3強以上!?主要区間次第でトップ3以上も
明 治 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手
大六野秀畝③28分40秒88≪3年:全日本8区4位、出雲3区12位、関カレ5千5位・1万6位、2年:箱根2区12位、全日本2区5位、出雲6区11位≫…出雲では苦戦したものの、全日本アンカーで好走 エースとして一皮向けてきた 関カレでも入賞している
廣瀬大貴④29分54秒45≪4年:全日本6区4位、出雲1区12位、関カレ1500m4位、3年:箱根6区2位≫…6区に起用されれば4年連続 昨年は区間記録に大きく迫った 今季は1500や5千での活躍も目立っている

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
文元慧③28分47秒54≪3年:全日本1区4位、出雲6区6位、関カレ1500m、2年:箱根1区2位、全日1区5位、出雲3区5位≫…駅伝で外したレースがなく、特に1区が非常に得意 全日本はハイペースの中でもうまくまとめきった

4点:主要区間で区間上位でいける選手
有村優樹③28分41秒09≪3年:全日本4区6位、関カレ1万、2年:箱根7区3位、全日本5区1位、出雲1区21位≫…
昨年は出雲最下位から全日本区間賞の離れ技 主力として期待されているが試合での当たりはずれが結構ある
松井智靖③29分18秒75≪3年:全日本5区2位、2年:箱根9区18位、全日本6区4位≫…長いロードが非常に得意な選手 全日本でも区間2位で走った 前回の箱根は脱水で大失速している
木村慎②29分38秒02≪2年:関カレハーフ、1年:全日本4区7位、出雲5区5位≫…ロードでの走りを期待されているが、全日本は7区区間賞でその期待に応えた

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
前野貴行③28分56秒31≪2年:出雲2区11位≫…今期はまだ駅伝出走メンバーに選ばれていないが、秋に1万28分台、ハーフ62分台をマークしている
横手健②28分57秒31≪2年:全日3区6位、出雲5区3位、日カレ5千15位、1年:箱根8区9位≫…
大学に入ってからちょくちょく故障があるが実力があるランナー 前哨戦は繋ぎ区間でそこそこの成績
山田速人③29分10秒29≪3年:日カレ5千12位、2年:全日本7区5位、出雲4区9位≫…2年まで怪我が多かったが、今季は順調に推移 ただ、駅伝出走にはいたらず
八木沢元樹③30分57秒67≪3年:全日本2区11位、出雲2区1位、関カレ1500m11位、2年:箱根4区7位、1年:箱根4区2位≫…5千で13分28秒の記録を残し出雲では区間賞 ただ、その後調子を落とし国際千葉駅伝は回避している

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
北魁道④28分42秒92≪4年:関カレ1万、3年:箱根10区17位≫…持ちタイムは良いがやや不安定な印象 夏に一時故障している
石間涼④29分11秒51≪4年:関カレハーフ、2年:箱根3区13位、1年:全日本6区10位≫…下級生の頃駅伝に出ていた 秋に1万とハーフでまずまずの成績を残し調子があがってきた
山田稜②29分26秒14…2年連続エントリーされている 直前の1万で自己ベスト 5区候補と言われている
牟田祐樹②29分28秒68≪2年:出雲4区11位、関カレ5千≫…5千13分47秒と大幅ベストをだし出雲に選ばれた 上尾ハーフで64分を切った

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
吉田楓①29分37秒97≪都道府県1区23位、高校1区34位≫…1年生唯一のエントリー 上尾ハーフで64分半ばを出した

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
小川誉高②29分41秒46…直前の1万で自己ベスト 5区の補欠と言われている

上位10人合計:41点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*1位13分49秒7-*4位28分59秒3-*4位63分30秒4
 全日本では途中躓く区間があった中3位に食い込んだ。長距離区間の大六野・文元選手がそれぞれ区間4位で走破し主力として頼もしくなってきた。また繋ぎ区間で松井・文元選手が東洋や駒大の選手と区間順位上で交差する快走を見せた。その上尾でも前野選手の62分台を初め何人かが好走。他山候補も含め、かなりの巨大戦力になってきて、僅かながら総合優勝もちらつく程になってきた。逆に課題は主力候補である有村・横手・八木沢選手あたりがピリッとした状態で臨めるかどうかだろうか。

区間オーダー予想
文元-大六野-横手-八木沢-木村
廣瀬-前野-松井-有村-石間

 色んな事で悩んだが、ひとまず1区2区6区は決まりかなと思います。1区で特に力を発揮する文元選手は勿論1区。駒大と東洋の1区選手次第ではハイペースにも終盤の叩き合いにもなりえそうなのですが、どういう展開でも対応できそうなのは前回の箱根や全日本で証明済み。これは動かさない方がいいと思います。
 
 2区大六野選手は出雲は失敗してますが、関カレ全日本などレベルが高いレースも増えてきています。全日本のようなレースが出来るなら、箱根2区でも68分半ばくらいでいけるか。さすがに2強には前に出られるでしょうが、大きなロスにならないで済むかもしれません。なお、この地点で日体大は絶対に前に出したくないところだ。
 
 また、6区は当然4年連続となる廣瀬選手だろう。毎年1分ずつ早くなってきていて昨年は区間記録に肉薄する区間2位。今年は平地での評価も上がり、出雲1区に抜擢されたほど。さすがに厳しかったが、全日本6区はしっかり走りました。箱根6区は区間記録がターゲットになると思われます。また、大事なのは2強に対して勝算がある唯一の区間でもあります。その間の3区4区5区をどうやって繋ぐか。
 
 ここは先述、主力候補でやや不安定な有村・横手・八木沢選手やロードで安定している松井・木村選手らでいかにやりくりしていくかだろう。まず5区を決めたい。候補として山田選手らがエントリーされたが、日体大服部選手(東洋も主力の可能性あるか?)らに比べると厳しいので走力がある選手がほしい。
 
 最大値が高そうなのは有村選手だが、9区に温存。横手選手は全日本が最短区間だったのが気になったのでほかの区間に。というわけで木村・松井選手のロードに定評がある選手の内、全日本区間賞の木村選手を選んでみました。どうでしょうか??結構スイスイ登っていきそうな気がしてますが…
 
 間の3区4区は横手選手と八木沢選手に。横手選手は出雲全日本繋ぎ区間でそこそこ。この区間で爆発してほしい。八木沢選手は3年連続同区間がいいのではないでしょうか。全日本等を見ると若干の不安はあるので、慣れているこの最短区間がいいかなと思います。これでどのくらいの位置につけられるだろうか。
 
 6区で一気にあげたとして、7区流れを更に加速させたい所。松井選手が一つ手だが、後半のぼりがある8区がいいんじゃないかと考える。というわけで、上尾62分台の前野選手でどうだろうか。若干未知数ではあるが、秋の充実感は凄いと思います。満を持して登場してもらいたい。
 
 8区に先の松井選手。ここももしかすると区間賞のチャンスかな?1年前悪夢を味わったが、成長があるし大丈夫と思います。優勝するなら6区と8区で逆転と行きたい。そして9区有村選手が本当に勝負。力を発揮できればかなり面白いレースとなりそうだがどうか。
 
 アンカーは山田速選手など色々いますが2年越しに石間選手で。なんだかんだ長距離ロードは安定して成績を残しています。出場すれば2年の箱根以降の大学駅伝となりますが、その想いを爆発させてゴールテープを切ってほしいです。
 
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 後は北選手はどうなのだろうなぁ…。上尾でかなり失速してましたが、入れるかどうか。力はあるはずなので頑張ってほしい。他W山田選手も勿論気になる。山田稜選手が本当に5区やれるなら木村選手を平地に回せます。もしくは8区にして、松井・木村選手をアンカーに温存というのも手になります。
 
 まあやはりチーム3番手から5番手あたりが3強に対してどうか、というのが一番大きいと思ってます。1番手2番手は及ばないまでも安定しだしている、また6番手から10番手あたりはもしかすると一番強いかもしれない。だとすするとやはり3番手から5番手あたりになってくる。
 
 昨年は総合優勝を意識しすぎたということで、今年は以前のスタンスに戻すらしい。その以前はしっかりと襷を繋いだ記憶がある。勝負はメンバー的に来年度という事になりそうだが、今回からしっかり優勝争いに加わっていきたい。潜在能力はあるはずだ。
 

第90回箱根駅伝展望~城西大学

 
エース村山選手の貯金を活かせるか 
城 西 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
村山紘太③28分45秒66≪3年:予選4位、日カレ5千7位・1万16位、関カレ5千12位、2年:箱根2区15位、出雲1区9位、1年:箱根1区5位≫…
5千13分30秒台のベストを持つなどトラックのスピードは一線級 箱根予選でそれを活かし途中まで留学生についての日本人トップとなった

4点:主要区間で区間上位でいける選手
山口浩勢④28分48秒13≪4年:予選24位、関カレ5千6位、3障1位、3年:出雲3区7位、2年:箱根4区4位≫…2年連続主将を務めている 関カレで3障4連覇を果たした翌日5千入賞という離れ業を成し遂げている 予選もしっかり走り切った

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
横田良輔③29分08秒12≪3年:予選69位、関カレハーフ15位、1年:予選99位≫…今季急成長した選手 全日本予選3組に抜擢されて組7位と健闘 秋の予選と1万記録会もまずまず
黒川遼③29分13秒08≪3年:予選42位≫…故障が多かったが箱根予選チーム3番手でブレイク 1万の記録も伸ばしてきた
寺田博英③29分14秒07≪2年:箱根7区出走≫…前回7区で粘走 予選は調子が上がらず欠場したが、その後の記録会で復調した

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
松村元輝③28分49秒29≪2年:予選130位、箱根3区9位≫…故障が多かったが昨年末に復活し箱根3区9位 ただその後は中々伸びきらないレースが続き、上尾ハーフで鎖骨骨折する不運も
平田啓介④29分37秒31≪4年:予選95位、3年:箱根6区出走、出雲6区9位、2年:箱根6区4位≫…2年時に6区4位の成績を残している 今年の箱根以降やや低調な成績が続いている

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
高橋一生①29分17秒96≪1年:関カレ1万、都道府県5区2位≫…期待のルーキーだが、度重なる体調不良に苦しめられている 秋以降試合の出場はない
二平智裕③29分49秒15≪3年:予選204位、関カレハーフ、2年:箱根10区出走≫…今年10区に選ばれて区間中位相当で走った 予選では撃沈している
河名真貴志②29分57秒86≪2年:予選106位、関カレ3障≫…3障から台頭してきて予選でもチームの戦力になった
佐野瑛一朗④30分29秒94≪4年:予選124位≫…たたき上げの4年生 今季になって一気に記録を伸ばしてきた

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
松村陣之助①29分31秒12≪1年:関カレ5千、都道府県4区2位、高校1区27位≫…
10月の1万で29分半ばをマーク
杵島凌太③29分45秒40…10月の1万で自己ベストをマーク
菊地聡之①29分47秒88…春先に元気だった1年生 最近になって調子を取り戻してきた
杵島啓太③30分23秒37≪3年:予選186位≫…予選でチーム10番手 上尾ハーフで65分を少し切ってきた
舟生翔人②30分29秒69≪2年:予選133位≫…トラック1万では結果が出てないが、予選でチーム9番手に

上位10人合計:25点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
10位14分10秒2-12位29分13秒0-15位64分01秒4
 予選のインパクトとしてはなんといっても村山選手だろう。留学生に最初からついていく宣言をして、10㎞過ぎで離れたものの日本人トップはキープ。一回り成長して駅伝に突入しそうだ。山口選手も順調だった。ただ、その後が中々続かなかった。横田・黒川選手の成長はあったものの三桁順位が連続した。松村選手の不調や一部中堅選手がエントリー漏れがあったのも響き上位通過とはいかなかった。ただ、その後、横田・寺田・黒川選手と3年生が1万29分少し、メンバー争いの選手にも30分切が多く出て本戦へ向け急ピッチに底上げを図っている印象だ。
 
区間オーダー予想
山口-村山-松村-高橋-横田
平田-河名-佐野-寺田-黒川

 迷いましたが、柱の2人は最初に投入しました。前回は1区で中原選手がかなり良い位置につけました。それと同じ事を今年の4年生の山口選手が行ってほしいなと。昨年は直前の故障で走るどころじゃなかったという村山選手ですが、今年の調子なら区間一桁、更に上位に順位押し上げる事ができそうな感じだ。まずはこの2人で流れを作りたい。3区4区の為だ。
 
 その3区4区は何とか復活してほしい2名を入れてある。3区松村選手は昨年末から春先まで良かったのだが、その後は失速を繰り返してしまっている。昨年区間9位と好走した3区で感覚を戻してほしい。4区は昨年中位の山本選手が外れてしまったものの、大物ルーキー高橋選手がエントリー。試合には出ていないものの入るのは当てがあるのかどうか。体調不良さえなければしっかり走ってくれるはずだ。
 
 昨年途中棄権した5区ですが、今年は耐える区間と櫛部監督は離されていますね。主力以外も考えたのですが、走力で今期の成長株の横田選手に。ある程度安定もしているので大丈夫じゃないかなと考えます。6区は3年連続平田選手。平地も行けるとほのめかす発言はありましたが、復路で稼げそうな区間というのが他のオーダーで思いうかなばなかったので6区にしました。あまり今年いいレースがないのが気になりますが、何とか2年時の記録に近づいてくれればと考えます。
 
 7区8区はメンバー争いが激しそう。状態の良い選手というしかないのですが、ひとまず予選の成績を参考にすると河名・佐野選手が有利でしょうか。河名選手は今年はずっと順調に右肩上がりで成長。予選106位ですが、これまでの成績からするとやはり上がっていると思います。トラックも1万29分台に乗せてきたので更にレベルアップしていることを期待。
 
 佐野選手は3人目の4年生になれるか。この世代、山口・平田選手はともかくといて、スカウトには失敗している。この2人以外全くエントリーされたことがなかったが、予選に選ばれてチーム6番手で走破。トラックでもベストを更新し続けている。何とか選ばれてほしいがどうか。他、昨年出走の二平選手や杵島兄弟らも虎視眈々とメンバー入りを狙っているであろう。
 
 予選の成績からするとこの時点でシード権を割っているかもしれない9区10区。ここに上り調子の3年生の寺田・黒川選手。寺田選手は昨年の出走者。予選は走っていないが、その後の1万で大幅ベスト。戻してきた。アンカーの黒川選手は予選で学内3番手。充分力がついているはずだ。こういう青写真を描いてみました
 
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 どうだろう。他ありえそうなのは松村選手を9区に温存するとか、後は5区が主力以外の選手、例えば3障の経験がある河名選手が準備していいて、横田選手らを平地で使えるとかあれば、更にシードの可能性上がりそうでしょうかね。
 
 ただ、最後は結局松村・高橋選手かなぁ…。村山選手や今年上がってきた横田・寺田選手あたりはなんか大丈夫な気がしている。この2選手がやれる状態なら、(上記の予想オーダーで)6区終了時点でシードラインにそこそこ貯金できそうな気がしてます。予選からの立て直しに期待したい。
 
【追記】松村元選手は上尾ハーフで転倒、鎖骨を骨折していたようです。それに伴い、松村元選手の紹介内容とランク変更します(なお、区間オーダー予想を変えると文章を全部書き換えなければならないのでそのままにします)

第90回箱根駅伝展望~中央大学

予選は底 下級生の盛り上げを上級生が形にできるか
中央大学

エントリー選手独断ランク付け

 
6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間(山含む)で区間上中位でいける選手
代田修平④29分34秒69≪4年:予選150位、関カレ3障、3年:箱根6区出走、全日本4区5位、出雲1区1位、2年箱根6区3位≫…主将 2年連続6区でいい走りをしている 予選はプレッシャーからくる体調不良で苦しい走りとなった

4点:主要区間で区間上位でいける選手
新庄翔太③28分44秒00≪3年:予選37位、2年:箱根2区20位、全日本2区6位、1年:箱根4区7位≫…
スピードに自信があるランナーで1年時に28分台 だが、今年の箱根は苦しいレースに 秋になって復調しリベンジを狙う
須河宏紀④28分56秒40≪4年:予選14位、関カレ5千1万、3年:箱根3区12位、2年:箱根7区9位≫…2年から3年の前半戦で一気に成長 その後故障等があったが、今年の箱根予選でチームとぷの成績を出した
相場祐人④29分22秒08≪4年:予選16位、関カレ1万、3年:箱根9区出走、全日本6区5位、2年:出雲5区5位≫…安定感に難があったが、箱根予選16位・上尾ハーフ62分台で一気にブレイク 主力の仲間入りに

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
徳永照②29分20秒07≪2年:予選189位、出雲3区6位、関カレハーフ、1年:箱根7区出走、全日本5区8位、出雲4区4位≫…
ロードでの好走を期待されている 出雲駅伝で粘りの走りを見せている 予選はその疲れで撃沈した
多田要③29分31秒12≪3年:予選127位、2年:箱根4区14位、全日本1区13位、出雲3区4位≫…昨年の出雲駅伝以降、出来不出来がやや多い 上尾ハーフでは63分少しの好走をした
町澤大雅①29分56秒48≪1年:予選270位、出雲1区8位、関カレ5千、都道府県5区6位≫…ハチマキが特徴の選手 出雲はハイレベルな1区で区間一桁と健闘している 予選撃沈も上尾で63分台

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
三宅一輝②29分39秒28≪2年:予選67位、関カレ1500m3位・5千16位≫…関カレで1500表彰台に立つ活躍を見せる 箱根予選も無難に走り切り長い距離も走れることをアピールした
市田拓海①29分59秒75≪1年:予選161位、都道府県4区11位≫…全日本予選でチームで一番良い成績を残した 予選はチーム10番手だったが上尾でも63分半ばを出してきた

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
藤井寛之②29分38秒37≪1年:出雲2区4位≫…
スピードに魅力のあるランナーで 昨年の出雲で好走 上尾ハーフで65分台
鈴木修平①30分48秒41≪1年:出雲4区9位≫…出雲駅伝で区間一桁をマーク 上尾で64分後半

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
新垣魁都①29分47秒57≪都道府県4区27位≫…上尾ハーフ65分をちょっと切った その後1万29分台をマークした
渡辺俊平③29分57秒19≪3年:関カレハーフ≫…学生ハーフで65分を切って関カレに選ばれた
渥美良明①30分27秒24≪1年:予選141位≫…予選に出走しチーム7番手
谷本拓巳①30分47秒08≪1年:出雲2区12位、高校2区6位≫…出雲駅伝出走メンバーに選ばれた 上尾で65分台
小谷政宏②31分59秒45…スピードタイプだが、上尾で65分を切ってきた

上位10人合計:31点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
11位14分10秒5-19位29分27秒0-12位63分42秒5
 28年ぶりの予選会は苦しい戦いだった。4年生の相場・須河選手、復調した新庄選手、新戦力の三宅選手選までが好走。代田選手を初め多くの選手が失速。直前の出雲に出場した町澤・徳永選手などは全く戦力にならず。増枠がなければ連続出場までも途切れていた成績だった。ただ、彼らは出雲では好走。チームの底のはずだ。実際上尾では2人とも無難に走っている。また、予選撃沈した徳永・市田選手らが巻き返してきた。その他1年生が多く64分台をマーク。いいムードで迎える事はできそうだ。

区間オーダー予想
新庄-須河-多田-三宅-町澤
代田-藤井-市田-相場-徳永
 一つ痛いのが、昨年8区で幻の区間賞を獲得した永井選手が秋口の故障から復帰する事ができずエントリー漏れしてしまったこと。夏合宿は本当に良かったらしいのでそれだけに残念である。前回だけでなく、その前から良くなかった5区に満を持してと思っていた思惑が外れる形になった。
 
 なので、出雲1区で粘走し今回も1区希望の1年生町澤選手を5区にコンバートしました。多分今中大の中で一番ガッツある選手なんじゃないかなと思うので、何とか登ってくれるんじゃないかと勝手に思ってるのですが、どうでしょうか??
 
 開いた1区には、2区リベンジ希望ですが新庄選手で。スピードがありますから適性的には1区3区4区だと思ってます。予選と上尾でチーム内トップに慣れていないというのも理由の一つです。その新庄選手を予選などで上回った須河・相場選手が2区9区どちらか。
 
 迷いましたが、トラックの持ちタイムが良い須河選手を2区へ。上尾の成績がよく分からないですが、昨年往路経験していますし、競り合いの中粘ってほしいと思います。相場選手はなんと上尾で62分台をマークでちょっと驚きました。昨年は参考ながら9区19位相当と失速。違う姿を見せてくれるはずと期待しての配置だ。
 
 2区から5区の間の3区4区は、予選撃沈も上尾で一気にタイムを短縮した多田選手。やや安定感に不安があるので比較的走りやすいこのコースで。出雲3区で好走したことがあるゲン担ぎも多少ある。三宅選手は1500が本職ですが、予選で20㎞に対応していました。それより短いこの区間で思う存分走ってもらう。町澤選手を少しでも楽にさせられたらと思う。
 
 さて、勝負をかけるのは勿論3年連続6区濃厚の代田選手。一時期プレッシャーで潰された時期もありましたが、学連記録会では組トップ。いいイメージがあるだろう6区で解放された帆尻をみたいところだ。タイム的には58分台、これでシードラインにいきたいとこだろう。
 
 復路終盤に繋ぐ7区8区をどうするか。まず7区にはスピードのある藤井選手。長いロードで実績はないですが、駅伝での好走経験を考慮。粘ってほしい。8区には1年生市田選手。2度目の長距離ロードではうまく走れたので、順位アップも可能じゃないだろうか。
 
 最後は先の相場選手と徳永選手と、両者ともロードでの活躍を期待されている2人。徳永選手はもう少し上尾でタイムが伸びてほしかったのは本音ですが、出雲3区6位は良かったと思います(今年の出雲3区は結構メンツ揃ってた)。シード権内でゴールしてほしいところだ。

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 他考えたのは1区町澤選手で固定した場合、2区新庄3区須河4区多田選手と主力に昨年のリベンジができる、というのはあった。そして5区に勝負掛けて相場選手投入、更に6区代田選手で畳みかけて、逃げにかかるというのも面白いかもしれない。それをするとさすがに復路の駒が足りなくなるが、4区三宅選手にすれば9区10区に徳永・多田選手残せるんですよね。さて、どんな配置になるか…。
 
 何にせよ、昨年大変なことになった長距離区間の2区5区(参考ですが9区10区も良くなかったですかね)が肝だと思います。気負っても仕方がないのですが、長丁場に置かれた選手がメンタル面で粘っていけるかどうか。そこを乗り切れば1年でのシード権復帰は現実味を帯びてくると思われます。
 

第90回箱根駅伝展望~東海大学

夏を超え一気に上昇カーブに 勢いある下級生の結果は…
東海大学

エントリー選手独断ランク付

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
廣田雄希①28分44秒34≪1年:予選21位、都道府県5区2位、高校4区2位≫…高校時代から駅伝で結果を残している 大学で1万28分44秒、予選21位と大学全体でも期待のルーキーの1人
元村大地④29分04秒91≪4年:予選72位、関カレ1万、3年:全日本2区11位、予選59位、2年:箱根1区11位≫…主将でエース 1年生の頃から長い距離で成績を残している 箱根予選は怪我明けながらチームをまとめていた
白吉凌②29分07秒88≪2年:予選18位、1年:全日本3区12位、予選120位≫…箱根予選でチームトップの成績を収める 全日本予選で組トップを取った事があるなどラストスパートが得意
宮上翔太②29分39秒61≪2年:関カレハーフ、1年:全日本5区12位、予選154位≫…今年の春に長い距離で台頭してきた選手 予選は欠場したが、先日の上尾ハーフで62分台をマークした
 
 
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
石橋安孝①28分52秒69≪1年:予選23位、関カレ3障5位、都道府県1区4位、高校1区4位≫…高校3年は1区で安定した成績を残している 大学では3障から20㎞と全て良い結果を残している
吉川修司③28分55秒26≪3年:予選43位、1年:箱根8区20位、全日本2区8位≫…故障が非常に多いが素質がある 1万28分台を9月に出している 予選でもチーム4番手に入った
石川裕之③29分11秒12≪3年:予選62位、2年:全日本4区12位、予選78位、1年:出雲2区8位≫…スピードのある選手で1年時に出雲2区粘走している 予選はチーム5番手
土屋貴幸①29分16秒88≪1年:予選73位、関カレハーフ、高校6区2位≫…非公認コースだがハーフマラソンの高校記録保持者 予選では15㎞でアクシデントがあるもそれまでは余裕で上位集団で走っていた

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
上原将平④29分33秒09≪4年:予選70位、関カレハーフ、3年:予選176位≫…1年時にハーフ64分台 しばらく伸び悩んだが、最近になって調子を上げてきた
荒井七海①29分34秒85≪1年:予選64位、関カレ1500、都道府県4区2位≫…比較的短めの距離で結果を残していたが、箱根予選でチーム7番手に入った
今井拓実②30分02秒22≪2年:予選61位≫…トラックで目立った成績はないが、箱根予選と上尾ハーフと立て続けに結果を残している

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
福村拳太①29分39秒00≪1年:予選94位≫…高校2年時に駅伝経験あり 予選で100位以内に入った
桐原翔太①29分44秒04≪1年:予選74位≫…全日本予選1組で出走 箱根予選も出走メンバーに選ばれた

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
富田三貴②29分47秒13≪2年:日カレ1500m9位、関カレ1500、1年:予選283位≫…やや波があるが、短い距離で結果を残すことが多い 先日の記録会で組トップ
山下英俊③29分57秒96…ハーフ65分台 距離が延びる程強い
松本佳久③30分39秒03…1年時に箱根本戦の一次エントリーに選ばれている

上位10人合計:32点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
13位14分12秒5-11位29分12秒0-11位63分41秒8
 先に隔年ぶりの出場の大学をしていますが、これが最後になります。東海大は夏を超えて覚醒しつつあるチームだ。昨年の予選はチーム10番手が200位オーバーだったのが、今年は12人全員が100位以内に入っての通過。総合力という面では全く違うチームになっていることはこれだけで分かる。1年生の廣田・石橋・土屋選手が予想以上の走り(土屋選手は途中でアクシデントあったが)をしてチームを盛り立てている。触発されてか2年生以上では白吉・宮上選手がそれ以上の成績。予選では怪我明けでの出走となったが、おそらく回復しただろう元村選手がいる。エースの中川選手不在の穴は感じさせない。総合力で充分勝負できるチームになってきた。
 
区間オーダー予想
白吉-廣田-元村-吉川-宮上
富田-石橋-今井-土屋-石川

 難点といえば、これまでの東海大と違いエース不在ということ、確実にエース区間で区間一桁を取れそうな選手がいないということである。ただ候補に挙がる選手が複数おり、適性やピークを間違えなければしっかりと乗り切れるかもしれない。予想する側としたら、いろんな予想に分かれそうな気がします。
 
 まず出足の1区ですが、箱根予選でチームトップだった白吉選手をいきなり使っちゃいます。エース不在だからこそこういう起用を容易くできます。ラストスパートが強い、ということで適材適所での配置がしやすくなっています。
 
 さてエース区間の2区は誰にするか。まず候補に挙がるのは4年生エースの元村選手ですが、1年生で予選チームトップだった廣田選手が真っ向から対立しています。非常に悩む所ですが、廣田選手で予想しておきます。1年生世代の将来性にかけるということと、元村選手が一時故障したのをマイナスポイントとしたためです。
 
 その元村選手は3区でジャンプアップする役目です。1年時にいきなり63分前半をマークしています。この区間になるのであれば62分台はいきたいところ。レベルが上がってきている区間ですが、このくらいのタイムが出れば10位前後のチームにはアドバンテージとなるでしょう。廣田選手の荷も軽減します。ここで一気に波に乗せていってほしいところです。
 
 4区は石橋・石川選手などスピードが魅力のあるランナーが多くいて迷いましたが、3年生の吉川選手で。故障が多いですが、予選前1万28分台マーク、予選でも粘り切りました。ただ、あまり長距離区間を走れそうなイメージはないので、最短区間で力を出し切るのがいいのではと思っています。
 
 山は2年生の宮上・冨田選手。宮上選手は予選走っていませんが、学生ハーフで63分台、上尾ハーフで62分台と長い距離に強いところを見せつけています。予選いなかったのは故障と思っていますが、それでも結果を残していますので、5区投入はあるかと思ってます。6区ですが、僕は富田・荒井選手が争っていると思ってます。東海大記録会1万で2人とも登場していますし、2人とも1500を走るなどスピード型です。記録会では僅かに富田選手が勝ったので彼にしています。充分シード以内でここまで来れるメンツだと思います。
 
 そこであえてここで投入の石橋選手。高校時代の駅伝成績から1区にしたいとも思ったくらいなのですが、今回の1区はレベルの高さが心配なので、2年生の白吉選手に。往路は他の選手で埋めましたので、ここで一気に前へ突き抜けるというのは面白いかなと。次の8区は今井選手。正直あまり存じ上げないのですが、箱根予選と上尾ハーフと立て続けに結果を残したのでスタミナがいるこの区間で起用してみたいと感じました。
 
 終盤の要9区には、1年生ですが土屋選手が適任と考えてます。箱根予選見てて感じますが、長いロードになると人が変わるなと。アクシデントがあるまでは本当に余裕があったように見えました。いきなり投入でも何も問題ないと思います。アンカーは温存してました3年生の石川選手。どちらかというとスピードタイプですが、今の箱根の10区は87回大会のように競り合いも多くなってきていますから、スピードいるんです。これでどうでしょうか。

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 あとは私情では4年生の上原選手を何とか起用したいのですが…。箱根予選の上位陣+宮上選手+6区要員で構成するとギリギリ入らないのですよね…。勢いのある下級生を蹴散らせて、4年生ここにあり、となれるかどうかですね。
 
 持ちタイム平均なんかみてると本当にボーダーなわけですが、やはり1区2区次第かな。駒大中村選手や東洋設楽選手なんかが来たらそれこそ大荒れなわけで(汗 だからこそ確実に貯金が見込めるとみて3区元村選手に予想してますが果たしてどうなるか。2年前とは全く違うチームで両角監督がどのようにシード権を手繰り寄せようとされるか注目です。

第90回箱根駅伝展望~専修大学

上級生が充実 伊藤監督の初采配は…
専 修 大 学
 

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
齋藤翔太③29分03秒14≪3年:予選22位、2年:予選40位、1年:予選142位≫…昨年あたりから各大会安定している 予選もチームトップに食い込んだ その後はあまり試合出場がない
吉良充人③29分39秒89≪3年:予選33位、関カレハーフ15位、2年:予選121位≫…今年になって成績が上位で安定するようになった 予選でチーム2番手で走っている

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
澤野健史④28分34秒39≪4年:予選98位、関カレ5千14位、3年:予選97位、2年:予選202位≫…箱根予選など長い距離での苦戦が続いているが、その後の1万で2度の28分台を記録している
松尾修治④29分01秒99≪4年:予選60位、関カレハーフ10位、3年:予選64位、2年:予選98位≫…昨年あたりから成績が安定しだした。関カレハーフでは積極的なレース展開 1万は複数29分一桁を記録している
宮坂俊輔④29分02秒59≪1年:箱根4区12位≫…主将。2年時から故障の影響で大苦戦が続いていたが、治ってから急上昇 1万29分前半で走れるようになった

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
上野大空④29分15秒46≪4年:予選113位、1年:箱根7区19位≫…数少ない箱根経験者の一人 予選で力に中々なれなかったが、自己ベストは着実に更新してきている
中山賢太③29分19秒44≪3年:予選114位、2年:予選133位≫…予選会ではチーム10番手だったが、その後とんとん拍子で1万の記録を更新している
濱野優太①29分33秒96≪1年;予選47位、都道府県5区29位≫…予選でチーム4番手の60分40秒で走破 頭数が多い1年生の中では頭一つ抜け出ている
森口瑞規④30分03秒21≪4年:予選79位≫…これまで大きな実績は少なかったが予選でチーム6番手に食い込んでいる

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
小原延之④29分27秒56…先日の1万で自己ベストに迫った
後藤竜也④29分49秒58≪4年:予選121位、3年:予選177位≫…予選でチーム11番手 1年時に1万29分台をマークしている

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
駒井滉平③29分32秒46…1500で関カレ出場経験あり 5千はチーム4番手などスピードのあるランナー
加藤平②29分42秒42…2年生唯一のエントリー 直前の1万で自己ベストを出した
木内勇貴④29分45秒18…秋以降の1万は全て30分オーバーだったがメンバーに入ってきた
渡辺瑠偉①29分49秒16…予選での出場はなかったが、その後の1万で29分49秒のベストを出した
渡邉哲也③29分56秒42…最近の試合出場は非常に少ない

上位10人合計:26点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
20位14分20秒0-14位29分15秒1-20位64分12秒5
 一部主力を欠いた中で戦い抜いた箱根予選は7位で通過。どちらかというと予想より上、という方が多かっただろう。3年生の齋藤・吉良・芝田選手が上位に食い込み、1年生の濱野選手が健闘した。今回は芝田選手を欠いたものの、エントリーまでに4年生の躍進があった。澤野選手がチーム唯一となる1万28分台を2度記録、松尾・上野選手も29分一桁。そして、長く故障に苦しんでいた宮坂選手の復活。その他も合わせて8人もエントリー。彼らが本戦で鍵になってくると思われる。
 

区間オーダー予想
宮坂-松尾-澤野-濱野-齋藤
中山-加藤-後藤-吉良-上野

 専大全体に言える事だが、ちょっと不安定だなと感じる事がある。その中で各大会安定していてエースと言える選手は3年生の齋藤選手だろう。持ちタイムが同じくらいの4年生(箱根予選当時)と比べるとパフォーマンスが抜けていた。その彼を5区に起用しそうだ。また、続いて安定している吉良選手はシード権獲得の為に敢えて温存。9区に控えさせる。
 
 予選1番手2番手を中盤以降に置いていて、最初の3区間をどうするか。調子の上がってきた4年生をここに全部投入する。まず、復帰レースが1万ベストの宮坂選手を1区。3年ぶりの箱根路ですが、元々強豪の佐久長聖高校にた彼でまずスタートするのがいいと考えます。雰囲気にのまれる可能性が少ない選手で、ということです。
 
 次の2区に持ちタイムが飛び抜けている澤野選手…ではなく松尾選手に。1万の持ちタイムは飛び抜けているわけですが、箱根予選や全日本予選等主要大会での成績が大きく下がるのが気になったので負担軽減の為3区で。ここでスピードを生かしてもらいたい。松尾選手は比較的各大会安定している印象なので、何とかまとめる走りを、と思っています。
 
 最短の4区は予選は100位以下もその後に大きく1万のベストを更新した中山選手と思ったのですが、希望区間は6区とあったので6区に。そこで1年生ながら予選好走していた濱野選手を投入。その通りの走りができれば、しっかりキープできそうだ。
 
 山は先の齋藤・中山選手。齋藤選手は根性ある選手と紹介されていたので、ひそかに期待。5区の適性はフォームとかスタミナとか色々言われますが、結局根性が一番ウェイトを占めるかなと思いますので。6区中山選手は3障でインカレ出た事あったと思います。どれくらい攻略できるだろうか。何とかシード争いに絡んでいてほしい。
 
 復路のつなぎの区間ですが、駒数は比較的豊富な方の専大としては、選手の調子次第では稼げるチャンスとなる。7区は2年生ただ1人エントリーの加藤選手。長い距離の記録は持っていないのですが、5千1万のトラックの記録は上がってきた選手です。8区は4年生の後藤選手で。予選で二ケタ順位入った森口選手にしようとしたのですが、最後のトラックが1万30分半ばかかったので変更しました。
 
 9区吉良選手は先述通り。粘る事ができていれば、攻撃区間に出来るかもしれない。アンカーはいろいろ考えましたが上野選手。持ちタイムは元々チーム内であったものの、予選で中々貢献できなかった。最後まとめてほしいと思っています。気が付けば、チーム2人いる箱根経験者が最初と最後を締めるオーダーになってました。
 
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 どうだろう。さすがに2区は吉良選手にすべきかなぁとも思いましたが、伊藤監督はバランスよく組んでくる気がしましたので、このようにしました。後は5区控えなんじゃないかなと思う3年生の渡辺選手が8区とかあるかもしれませんね。
 
 トラックのスピードは今までの専大と比べ物にならない程上がってきています。伊藤監督の色でしょう。ただ逆に長いロードが少し微妙になっていたのが昨年でした。少しずつチーム力がついてきているので、この大会でロードでの開花といきたい。そうなれば、シード権も近づいてくるかなと思っています。
 

第90回箱根駅伝展望~拓殖大学


3年生以下が好調 4年生がまとめたい
拓 殖 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
ダンカン モゼ④27分53秒00≪4年:予選17位、関カレ5千1位・1万4位、3年:予選2位、2年:箱根3区5位、出雲1区1位≫…1万27分台だがかつての勢いはない 関カレなどトラックではまずまずだが、予選などロードの成績はここまでは昨年よりやや下がっている

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
佐護啓輔③28分55秒71≪3年:予選36位、関カレ5千15位、2年:予選65位、1年:箱根4区18位≫…元々1500のランナーだったが、1万28分台を出すなど成長してきている 箱根2区に闘志を燃やしている
栩山翔②29分39秒35≪2年:予選40位、関カレハーフ16位、1年:予選102位≫…長い距離で強さを発揮する選手で予選チーム3番手 全日本予選最終組走っている

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
金森寛人②29分29秒35≪2年:予選65位、1年:予選118位≫…監督に往路候補と期待されている。高校時代に14分16秒を出したスピードがある 
奥谷裕一④29分32秒05≪4年:予選116位、関カレハーフ13位、2年:箱根7区6位≫…やや不安定だがロードが得意で2年時に箱根で好走している
東島彰吾②29分58秒84≪2年:予選63位≫…故障が多い選手だが、都道府県対抗1区3位の駅伝実績がある 予選も無難に走ることが出来た

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
木寺良太④29分41秒77≪4年:予選172位≫…
箱根予選は失敗したがその後上尾ハーフで63分台をマーク 1万でも自己ベストを出している
櫻井一樹③29分42秒29≪2年:予選240位、1年:予選270位≫…1万29分台が何度も出るようになったが、予選では2年連続苦戦している
宇田朋史①29分44秒23≪1年:予選91位≫…5千のベスト14分50秒台の選手だが、1万29分台をだし、予選も好走するなど快進撃が続いている
日下粛基②30分22秒27≪1年:予選141位≫…今年の予選は出走しなかったが、上尾ハーフで64分22秒をマークした

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
尾上慎太郎③29分54秒55≪3年:予選146位≫…
元々3障が得意な選手だが、長い距離も少しずつ対応してきて、上尾ハーフで65分ジャスト
早川和樹③30分12秒03≪3年:予選140位≫…1年時の学生ハーフで64分少しのタイムで走破したことがある
大島千幸③30分12秒08≪関カレ1500m10位≫…関カレ1500で入賞に迫るスピードがある ハーフも65分前半の持ちタイムがある
谷野健太④30分12秒98…4年間かけて地道に力を伸ばしてきた選手
新井裕祟①30分18秒55≪1年:予選142位≫…高校駅伝で主要区間経験あり 予選でチーム9番手に食い込んだ
蛯沢奎③31分00秒85…上尾ハーフで66分を切ってメンバーに滑り込んだ

上位10人合計:20点
(参考:シード争いは30点前後、優勝争いは40点以上)


5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
22位14分24秒9-20位29分27秒1-13位63分49秒2
 2年ぶりの復帰にこぎつけた拓殖大。9位通過となった箱根予選は、予定通りの選手が半分という内容だった模様。予定通りだったというのは、3年生以下の主力選手が多かったようだ。1万28分台を持っている日本人エースの佐護選手に、将来性に期待の2年生栩山・金森・東島選手らが上位に食い込んだ。1年生では宇田選手が台頭しており面白い存在になっている。逆に4年生が良くなかった。ダンカン選手は昨年より順位を落とし、箱根経験者の奥谷選手が100位オーバー、全日本予選健闘の木寺選手も誤算だっただろう。今回は現時点では主力のエントリー漏れはほぼない。全員がある程度走れるという想定でオーダーを組みたい。
 
区間オーダー予想
東島-佐護-ダンカン-金森-栩山
大島-尾上-宇田-奥谷-木寺

 ただ、最初の3区間が何回組み直してもしっくりこなかった印象。ダンカン選手はどうにも長いロードは苦手な印象なので2区は厳しそう。そこで闘志を燃やしている佐護選手を2区にしたが、1区3区どうするか。後半に不安のあるダンカン選手に1区は怖いので、過去に区間5位と頑張った事のある3区に回す。すると1区をどすうるか。今回の前哨戦の1区の展開を見ると正直な印象誰も耐えられなさそうな…
 
 こうなると東島選手の完全復活に期待する…かなぁと。怪我が多いが、高校時代に1区で好走経験がある選手だ。ハイペースになった時に厳しいが、何とか前が見える位置に凌げればと思います。
 
 2区3区には上述の佐護・ダンカン選手。佐護選手は分析得意ということですが、走るとなったらどんなペース配分で走っていくのだろうか?3区ダンカン選手は2年前のリベンジを。2区終了地点では前にはいないと思う。前回は総合順位を押し上げる事ができなかった。今回は役目を果たしたい所だろう。勿論、シードラインまで浮上を狙う。
 
 次の4区5区に2年生期待の2人をつぎ込む。金森選手は高校時代に5千で良い記録を出したこともあり、スピード区間の4区はうってつけではないかと考える。のぼりの5区には”野性味のある”ランナーと紹介されている栩山選手を配置してみました。長いロードは1年の頃から走れていた印象でちょっと面白いかもと思っていますがどうだろうか。3区から5区であげて往路一桁で終えたい。
 
 拓大…というより岡田監督が苦手な6区は迷いましたが、1500mのスピードがある大島選手に。本人も希望区間の一つのようなので、そのスピードが活きればと思います。7区は逆にここ最近得意なのですが迷いました。櫻井選手を最初入れていたのですが、全日予選と箱根予選の主要大会の成績が気になり、徐々にスタミナがついてきた尾上選手を入れてみました。ハマれば面白いのかなと。後は上尾で頑張った日下選手あたりも候補だろう。
 
 8区には夏を超えてぐっと伸びてきた1年生の宇田選手はどうでしょうか。トラックの1万でも長い距離2回(箱根予選と上尾ハーフ)と立て続けに好走を続けている勢いで、結構攻略難航なこの区間で力を発揮できないかなと感じました。
 
 終盤の2区間はやはり4年生かなと思います。奥谷選手は最近の記録推移を見ていると若干不安を覚えますが。箱根での好走は記憶に残っています。主力や期待の若手を前半に使うとなると彼しかいないかなと。アンカーは木寺選手で。地道に力をつけたランナーだ。予選では172位と大失敗したが、上尾ハーフで63分台をマークし巻き返してきた。彼が適任者と見ている。

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 他に序盤の配置があるとすると、素直に1区佐護2区ダンカン選手とするのは勿論として、1区佐護3区ダンカン選手で2区栩山選手なんていうのは面白いのかなと考えてました。佐護選手で一桁順位につけて、栩山選手ががむしゃらに粘り、3区でまた浮上する…と。その場合5区誰にするんだとなって、結局予想にはしなかったですが、他に5区適任者がいればちょっと見てみたい配置です。
 
 シードとなると4年生中心にしっかりできるかどうかでしょうか。箱根予選から新たなランナーの台頭があったわけではないので、4年生の力が最後大事になるのではと考えます。しっかり流れに乗せていきたい所だ。

 

第90回箱根駅伝展望~国士舘大

さて、始めていきたいと思います
 
最下位通過もその後主力が本調子に 
国 士 舘 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
浪岡健吾③28分43秒44≪3年:予選103位、関カレ5千、1年:予選164位≫…実力者だがアキレスけん痛で継続して結果がが残せなかった だが、予選以降順調で先日1万28分台をマークしついに本調子になりつつある

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
菊池貴文④28分54秒17≪4年:予選46位、関カレ1万・ハーフ、3年:箱根9区10位、予選31位、2年:箱根4区16位≫…
チーム唯一の箱根経験者 高校時代5千15分台だったが、4年間で1万28分台にまで成長 今年は積極的なレースが多い ちなみに妹さんは大学女子駅伝Vメンバー

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
武藤健太②29分00秒67≪2年:予選89位、関カレ5千13位≫…
今年の関カレで入賞に迫ったあたりからブレイク 予選の後の記録会で1万28分台目前に迫った
中山祐介④29分20秒01≪4年:関カレ1万、3年:予選145位、2年:予選74位、1年:全日本7区12位≫…2年時に一気に記録を伸ばしてきていた 予選を走っていないが、その後1万で自己ベストを出した
岡崎友哉④29分45秒04≪4年:予選110位、関カレハーフ、3年:予選76位≫…昨年予選チーム2番手でブレイク 長い距離で安定している印象

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
堀合修平②29分35秒11≪3年:予選122位、2年:関カレ5千≫…
やや波がある印象だが、少しずつ力を伸ばしてきている
櫻井亮太③29分35秒14≪3年:予選117位、関カレハーフ、2年:予選130位≫…予選で2年連続チーム6番手と中堅選手 1万の記録会でも29分台が何度も出るようになってきた
工藤超③29分44秒14…1年時の学生ハーフで65分切 予選後、1万で29分台を出すなど調子を上げてきた
池上聖史④29分44秒89≪4年:予選253位、関カレ3障8位、3年:予選82位、2年:予選134位、1年:予選233位≫…3障で関カレ入賞 チーム唯一の長距離得点に 予選は今年はうまくいかなかった
玉木章吾④30分03秒90≪4年:予選120位、3年:予選130位≫…昨年予選でチーム5番手 今年は7番手 長い距離で堅実に推移している
飯野彬③30分36秒15≪3年:予選104位、2年:予選175位≫…トラックの記録は低いが予選では61分半ばでチーム4番手を記録した

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
宇戸勇人③29分38秒72≪3年:予選151位、1年:予選92位≫…1年時にブレイクしかけたが、そこから足踏みしている
餅崎巧実①29分47秒72…1年かけて持ちタイムをこつこつあげてきた選手 上尾ハーフ65分台 全日本予選に選ばれている
杉沢諒④29分52秒40…全日本予選に選ばれたことがある トラックが得意な印象
小田部大樹③30分09秒72…昨年の予選でチーム4番手の61分51秒 今年の予選は欠場したがレースには復帰している
石井秀昴①30分20秒10…高校駅伝2区区間賞 短い距離での試合出場が多かったが、上尾ハーフで65分13秒を出して距離に対応しつつある

上位10人得点:18点
(参考:30点前後がシード、40点以上で優勝争い)


5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
17位14分16秒5-17位29分24秒1-22位64分44秒6

 13番目のボーダーラインと言われ続けた箱根予選はやっぱり13番目だった。内容を見ると100位以内に入ったのはエースの菊池選手と今期の成長株武藤選手の2名のみで、本戦は非常に厳しい戦いになると思われた。ただ、その後の記録会は良かった。予選メンバー以外で1万29分台出した選手が中山選手など複数。更にガラスのエース浪岡選手がついに覚醒。1万28分43秒をマークし駅伝デビュー戦に備える。最下位通過となった予選よりは戦力がアップして本戦に臨めそうだ。
 
区間オーダー予想
武藤-菊池-浪岡-堀合-岡崎
池上-櫻井-工藤-中山-玉木

 その浪岡選手をどこで使うか。2区は実績的におそらく菊池選手だろう。トラックでもロードでもチームを引っ張り続け、前回の箱根で2区の裏コースを走っている。他チームの主力も強いので厳しい戦いになりそうだが、粘りある走りが期待できる。
 
 その菊池選手の前であり、スターターの1区も面白そうだが、この区間は今年元気な武藤選手が熱烈に希望している模様。スタミナに不安はあるが(それを言うと浪岡選手もだが)、ラストスパートは得意と自負しており、入りそうな気配がある。であれば、3区だろうか。正直1区浪岡選手でうまくいっても2区以降徐々に順位ダウンし流れに乗れないと思っています。3区で流れに乗せにかかるのは作戦の一つではと。僕はこの並べ方がいいと感じます。
 
 そしてリスタートした直後の4区にトラックのスピードある堀合選手。少し波はあるが駅伝の経験は結構ある選手なので一つでも順位アップできればと。山は分からないですが、少なくとも3障が得意な池上選手が6区を希望しているようなので、6区に。5区は直前に試合出ていない4年生の岡崎選手で。長い距離で力を発揮する選手なので選択肢としてあるかなと思ってます。
 
 (ところで、陸マガ増刊号で選手個人個人に「一番力を出せる区間」というアンケートを行っており、それによると国士大は5区は玉木・小田部選手が争って6区は岡崎・池上選手が争っているようですが…これってどこまで当てにしたらいいんですかね??)
 
 7区以降ですが、まずは櫻井選手。昨年からチームの中堅を確立していて、1万29分半ばまで持ちタイムもあげてきていた。こういう区間で安定して走ってくれるのではないかと勝手に思ってます。8区は予選で一気に台頭してきた飯野選手ら候補が複数いて迷いましたが、工藤選手で。ロードで好走したことがあり、最近1万29分台出すなど調子が上向きになっている。調子の良い選手となるだろうか。
 
 9区10区は4年生。ここに温存していた中山選手。1年生の頃から駅伝メンバーに入るなど主力の一人の選手。予選走れなかったが、1万29分20秒と現在は好調。満を持しての登場となるか。アンカーはロードで非常に安定している玉木選手で。しっかりと襷を運んでくれると思う。
 

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 稼げそうなランナーが少ないので点数がかなり低くなってるのですが、頭数は本当に多いなと思います。上記10人以外にも飯野選手に伸びてきた1年生の餅崎・石井選手や、ロードが得意な小田部選手に、トラック好調の杉沢選手に過去に好走経験のある宇戸選手と意外と多いので、復路は誰が入るのか実はかなり悩んでいました。
 またどちらかというと予選よりも駅伝の方が得意なチームなので、予想外に好走する選手が出てくる可能性もある。往路序盤で起用されるだろう浪岡選手がハマるだけでも全く違う戦いができると思われる。前と差がある最下位からどこまであがるのかちょっと楽しみだ。

第90回箱根駅伝一次エントリー発表!

さて、発表されました

第90回東京箱根間往復大学駅伝競走チームエントリーが発表(http://www.kgrr.org/event/2013/kgrr/90-hakone/team-entry_1210.pdf)されました!!

一部主力が抜けるところなどはあったようですが、予想されていたところではありましたね
 
上位10人の1万平均タイム順番に並び替えて掲載します。
なお、まだ編集途中なので文章を随時追記していきます。

 
・東洋大学 前回2位
設楽啓太④27分51秒54
設楽悠太④27分54秒82
服部勇馬②28分22秒43
田口雅也③28分37秒37
大津顕杜④28分39秒54
高久龍③28分42秒78
上村和生②28分44秒81
今井憲久③28分54秒77
日下佳祐④29分01秒05
淀川弦太③29分05秒94 上位10人平均:1位28分35秒5

佐久間建④29分08秒28
延藤潤④29分24秒86
寺内将人②29分41秒98
成瀬雅俊①29分51秒95
齋藤真也③29分52秒91
服部弾馬①30分08秒60
名倉・山本選手がエントリー漏れ
正当数:13人
予想とのズレ→IN(予想から外したが入った選手):佐久間、齋藤、成瀬 OUT(予想に入れたが外れた):名倉、高橋、山本
 主力はひとまず順調に入りましたね。1万27分台の設楽兄弟と服部兄弟と田口選手らが主力。大津・淀川選手らでメンバー争いも激しい。総合力で2年ぶりの総合優勝を目指います。
 メンバー争いに目を向けると故障明け1か月ながら28分台だした高久・上村選手もエントリー。貴重な存在になるのかも。外したの選手の中では齋藤・成瀬選手は山要員でしょうかね。昨年5区のリベンジに燃えていた定方選手が外れたのは残念。
 
 
・駒澤大学 前回3位
油布郁人④28分02秒46
中村匠吾③28分05秒79
窪田忍④28分07秒49
村山謙太③28分14秒27
黒川翔矢③28分54秒35
中谷圭佑①28分58秒80
岸本朋紘④29分02秒89
郡司貴大④29分07秒37
猪浦舜③29分17秒44
西澤佳洋③29分27秒81 2位28分43秒9
大塚祥平①29分27秒94
二岡康平②30分03秒95
其田健也②30分15秒31
馬場翔大②30分45秒72
染谷滉二④32分51秒29
西山雄介①
正当数:15人
予想とのズレ→IN:岸本 OUT:湯地
 あー、惜しいところで逃しましたね。秋口に復帰してから姿観なくなった岸本選手は故障なのか山候補なのかと悩んでいたいて外したところ…。
 主力は全員エントリーされましたね。出雲と全日本で大活躍中村・村山・窪田選手の押しも押されぬ3本柱に、スピードのある油布選手に期待の1年西山・中谷選手らが中心。3冠を狙います

 
・早稲田大学 前回5位
大迫傑④27分38秒31
山本修平③28分14秒49
志方文典④28分38秒46
柳利幸②28分59秒12
武田凛太郎①29分04秒20
高田康暉②29分04秒47
平和真①29分11秒26
田口大貴③29分14秒42
田中鴻佑④29分28秒20
井戸浩貴①29分29秒48 3位28分54秒2
臼田稔宏③29分42秒00
三浦雅裕②29分42秒50
相原将仁④29分44秒10
中村信一郎②29分55秒75
高橋広夢③30分15秒07
山田侑矢③30分33秒04
正当数:15人
予想とのズレ→IN:志方 OUT:三井
 ひとまず志方選手は入れてきましたね。トラック微妙でもロードになるとそこそこ走ってくるのは確かです。アメリカ合宿中の大迫選手に復調してきた山本選手が主力。それに先日ハーフ62分台の高田・田中・田口選手らがどれだけ脇を固められるか。武田選手や柳選手らも評価が高い
 
 
・明治大学 前回7位
大六野秀畝③28分40秒88
有村優樹③28分41秒09
北魁道④28分42秒92
文元慧③28分47秒54
前野貴行③28分56秒31
横手健②28分57秒31
山田速人③29分10秒29
石間涼④29分11秒51
松井智靖③29分18秒75
山田稜②29分26秒14 4位28分59秒3

牟田祐樹②29分28秒68
吉田楓①29分37秒97
木村慎②29分38秒02
小川誉高②29分41秒46
廣瀬大貴④29分54秒45
八木沢元樹③30分57秒67
江頭選手がエントリー漏れ
正当数:14人
予想とのズレ→IN:山田稜、小川 OUT:後藤、江頭
 山候補の噂があった山田稜・小川選手がエントリーに入ってきましたね。5区を最初から主力以外で考えてなのかどうかが予想する際悩むことになりそう。
 エースとなりつつある大六野選手に有村・文元・横手選手ら変わらないベスト記録を持つ選手らが中心。ロードで記録を持っている木村・松井・前野選手も貴重な存在だ。また廣瀬選手は6区区間記録の期待がかかります
 
 
・日本体育大学 前回1位
服部翔大④28分22秒79
山中秀仁②28分26秒03
本田匠④28分46秒38
矢野圭吾④28分47秒79
鈴木悠介④29分01秒80
勝亦祐太②29分08秒01
木村勇貴③29分15秒39
奥野翔弥②29分21秒13
加藤光③29分23秒63
甲斐翔太④29分24秒79 5位28分59秒8
坂本新①29分27秒75
周防俊也②29分34秒32
小泉雄輝②29分35秒59
石若大武④29分45秒93
滝沢優也③29分55秒40
山本航平①30分14秒35
富田選手がエントリー漏れ
 正当数:14人
予想とのズレ→IN:石若、小泉 OUT:中根、富田
 2連覇を狙う日体大。持ちタイムは5番目ですが、やはり5区服部6区鈴木選手は他のチームにはない駒。山で今年も勝負をかけるか。平地も山中選手の成長と最近復調してきた本田・矢野選手らで徐々に充実してきていますね。
 メンバー争いでは出雲と全日本共に出走の富田選手が漏れてしまいましたが、ハーフが微妙な記録だったのでそこまで影響はないだろうか。

 
・帝京大学 前回4位
熊崎健人③28分40秒20
蛯名聡勝④28分42秒90
田中健人④28分45秒03
小山司④28分45秒24
柳原貴大③28分50秒33
杉山連哉③29分11秒27
難波幸貴④29分12秒10
早川昇平③29分12秒82
猪狩大樹④29分17秒58
竹本紘希②29分25秒64 6位29分00秒3

千葉一慶④29分33秒57
阿南堅也②29分37秒99
瀬戸口文弥①29分39秒79
樋口史朗②29分40秒12
堤悠生②29分40秒45
嶺井雄宇③29分56秒66
高橋勝・高橋裕選手がエントリー漏れ
正当数:14人
予想とのズレ→IN:田中、樋口 OUT:高橋勝、高橋裕
  これだけメンバーがいてよくこれだけ当たりましたよ(汗 ただ、高橋裕選手が外れてしまったのは意外。昨年3区で好走していた選手なだけにちょっと痛いか。
 逆に故障で出雲全日本回避していた蛯名・田中の両4年生エースがひとまず第一関門突破しました。他、熊崎・難波・早川選手といったスピード魅力があるランナーと、地道にち阿kらを付けた小山・猪狩・杉山・柳原選手らで力を合わせたい
 
 
・山梨学院大学 前回11位、予選2位
エノック オムワンバ②28分15秒80
田代一馬②28分38秒81
井上大仁③28分39秒08
佐藤孝哉①28分46秒02
森井勇磨④29分07秒93
兼子侑大③29分11秒74
上村純也①29分22秒03
阿部竜巳③29分22秒27
伊藤淑記①29分24秒42
松山雄太朗④29分32秒06 7位29分02秒0
前田拓哉②29分41秒15
小山祐平①29分57秒18
山本新②30分05秒50
桃沢大祐③30分15秒59
永田光史郎③30分20秒25
磯野裕矢②30分38秒69
福沢選手がエントリー漏れ
正当数:13人
予想とのズレ→IN:桃沢、永田、山本 OUT:有泉、谷原、秦
 予選上がりのチームではトップの持ちタイム。前回アンカーの福沢選手が外れましたが、年中試合出てこなかったので予想通りでしょうか。オムワンバ・井上の2本柱に、急成長の田代・井上・佐藤選手に「5年生」の森井選手と主力は順調に入ってきました。ハマれば引っ掻き回す可能性大。
 メンバーは山候補かなと思われる中、桃沢選手など微妙な所で外してしまいました。全く予想外の永田選手は東洋・設楽兄弟の一つ下の世代。サテライトの選手で今年1万のタイムを一気に更新していました。
 
 
 
・青山学院大学 前回8位
藤川拓也③28分35秒72
神野大地②28分41秒48
竹内一輝④28分42秒71
石田駿介④28分48秒62
遠藤正人④29分02秒17
小椋裕介②29分09秒30
山村隼②29分13秒05
橋本峻②29分18秒28
三野貴史③29分31秒22
高橋宗司③29分36秒84 8位29分03秒9

松島良太②29分38秒75
井上尚樹④29分39秒49
内田翼①29分52秒34
一色恭志①29分52秒53
鈴木優人④29分56秒49
村井駿②31分12秒33
久保田選手がエントリー漏れ
正当数:12人
予想とのズレ→IN:三野、松島、鈴木、村井 OUT:三木、川崎、久保田、秋山
 うーむ…箱根2区5区と思われた久保田・秋山選手が外れてしまいました。 久保田選手は出雲前の故障が長引いて、秋山選手は高島平以降が微妙だったのが響いたのでしょうか??多分一番一次エントリーの時点で誤算がありました。
 ただ、出雲全日本共に両選手はいない中で戦ってます。新エースの神野・一色・石田選手に、記録を伸ばした藤川・竹内・橋本選手に、1区得意の小椋選手や前回区間賞の高橋選手など駒揃いですね。

 
・日本大学 前回15位、予選8位
ダニエル ムイバ キトニー②28分02秒79
田村優宝④28分48秒54
荻野真之介②28分50秒97
森谷修平④28分52秒09
日向野聖隆④29分11秒22
大門友也③29分14秒51
竹ノ内佳樹③29分22秒26
石川颯真①29分23秒41
林慎吾③29分28秒06
村越直希③29分35秒76 9位29分05秒0

高松峻平③29分49秒07
原祐太郎③29分52秒83
渡部良太③29分58秒78
柴田真樹③30分03秒47
荒川諒丞②30分21秒50
畔柳揮①31分15秒70
正当数:16人的中
 この時点では予想通りでした。大エースのキトニー選手に、急成長の荻野・森谷・竹ノ内選手。堅実な林・日向野選手、スピードのある大門・石川選手など入ってきましたね。おそらく箱根ファンの多くが注目しているだろう田村選手もメンバーの中にはいます。チームの順位は勿論、彼が出走するかどうかも大きな焦点になります。

 
・東京農業大学 前回17位、予選1位
三輪晋太朗④28分38秒12
竹内竜真③28分51秒16
津野浩大④28分52秒16
戸田雅稀②28分54秒74
佐野雅治②29分15秒04
岩渕慎矢③29分16秒25
浅岡満憲③29分16秒89
山本和樹④29分25秒42
佐藤達也④29分26秒46
土井久理夫③29分44秒80 10位29分10秒1

遠藤凌平②29分48秒04
西村昌悟①29分54秒12
藤井拓也③29分57秒61
山浦大輔②29分58秒25
大橋真弥②30分00秒31
畠山泰成①30分11秒48
正当数:15人
予想とのズレ→IN:藤井 OUT:福島
 まさかの予選トップ通過となりましたが、記録は充分ですね。三輪・竹内・津野・戸田選手とそれぞれ箱根に悔しい思いをかかえる選手がそれぞれ成長。佐藤・土井選手らロードで堅実な選手らが中心。また怪我が多い浅岡・山本選手が復帰してきました。苦戦が続いている本戦ですがどこまで順位を伸ばせるか。

 
・東海大学 前回不出場、予選3位
廣田雄希①28分44秒34
石橋安孝①28分52秒69
吉川修司③28分55秒26
元村大地④29分04秒91
白吉凌②29分07秒88
石川裕之③29分11秒12
土屋貴幸①29分16秒88
上原将平④29分33秒09
荒井七海①29分34秒85
福村拳太①29分39秒00 11位29分12秒0

宮上翔太②29分39秒61
桐原翔太①29分44秒04
富田三貴②29分47秒13
山下英俊③29分57秒96
今井拓実②30分02秒22
松本佳久③30分39秒03
中川選手がエントリー漏れ
正当数:14人
予想とのズレ→IN:松本、山下 OUT:中川、油井
 結局3年生エースの中川選手が間に合わなかったのは非常に残念。なんだかんだでまだ箱根走っていないんですね…。
 ただ、そのほかのメンバーは順調。廣田・石橋・土屋選手など元気のある1年生に、元村・石川・吉川選手ら上級生。それに箱根予選チームトップの白吉選手と上尾ハーフチームトップの宮上選手2年生と各学年元気です。シード奪取なるか。
 
 
・城西大学 前回途中棄権、予選10位
村山紘太③28分45秒66
山口浩勢④28分48秒13
松村元輝③28分49秒29
横田良輔③29分08秒12
黒川遼③29分13秒08
寺田博英③29分14秒07
高橋一生①29分17秒96
松村陣之助①29分31秒12
平田啓介④29分37秒31
杵島凌太③29分45秒40 12位29分13秒0

菊地聡之①29分47秒88
二平智裕③29分49秒15
河名真貴志②29分57秒86
杵島啓太③30分23秒37
舟生翔人②30分29秒69
佐野瑛一朗④30分29秒94
山本選手がエントリー漏れ
正当数:15人
予想とのズレ→IN:高橋 OUT:室井
 おお、記録会には出ていないものの。高校時代に1万でよい記録を出した高橋選手が入ってきましたか。走れるかどうか分かりませんが朗報。逆に山本選手は間に合わなかったようです。
 2本柱の村山・山口選手他、予選の後に一気に記録を伸ばした横田・黒川・寺田選手ら3年生が盛り上げていますね。松村・平田選手が復調していればチームとしてまとまってきそう。

 
・中央学院大学 前回10位
潰滝大記②28分38秒43
岡本雄大④28分42秒29
田中瑞穂④28分48秒24
塩谷桂大②28分59秒55
及川佑太③29分20秒13
蘆田恵伍①29分21秒63
沼田大貴④29分27秒69
山田侑紀③29分34秒31
村上優輝①29分36秒40
松下弘大③29分42秒20 13位29分13秒1

木部誠人③29分50秒51
藤花尚之①29分55秒28
山本拓巳②29分58秒10
吉岡大輝①30分01秒44
清水翔太①30分25秒54
海老澤剛①30分43秒43
正当数:12人
予想とのズレ→IN:山本、海老澤剛、久保田、吉岡 OUT:谷口、季、小川、海老澤太
  こんなにも予想外しますか…。これは予想できない。調子上げてきた4年生の谷口選手や上尾ハーフで奮闘していた小川選手らではなく、山本選手他大量に1年生が入ってきました。上級生の駒が少ないのか??
 ひとまず4本柱の潰滝・岡本・塩谷・及川選手に、長いロードになると人がかわる田中・沼田選手らがどのくらいの成績でまとめるかが勝負だろうか。また間に合わないと言われていた山田選手の復調も願いたい所だ。

 
・専修大学 前回不出場、予選7位
澤野健史④28分34秒39
松尾修治④29分01秒99
宮坂俊輔④29分02秒59
齋藤翔太③29分03秒14
上野大空④29分15秒46
中山賢太③29分19秒44
小原延之④29分27秒56
駒井滉平③29分32秒46
濱野優太①29分33秒96
吉良充人③29分39秒89 14位29分15秒1

加藤平②29分42秒42
木内勇貴④29分45秒18
渡辺瑠偉①29分49秒16
後藤竜也④29分49秒58
渡邉哲也③29分56秒42
森口瑞規④30分03秒21
森・芝田選手がエントリー漏れ
正当数:13人
予想とのズレ→IN:木内、渡邊、森口 OUT:芝田、森、上手
 箱根予選外れていた森・上手選手は11月末以降の好記録もメンバーに入れませんでしたか。厳しいですね。その代り木内・森口・渡辺選手ら上級生を多く入れてあります。また驚いたのはずっと順調だった芝田選手が入らなかったですね。地味に痛いような…。
 チームとしては4年生が中心で澤野・松尾・宮坂選手らスピードのある選手や上野・小原選手のようにロードに期待がかかる選手と多士済々です。3年生の齋藤・中山・吉良選手も面白い存在です。
 
 

 
・法政大学 前回9位
西池和人③28分39秒04
関口頌悟③28分49秒23
田井慎一郎④28分55秒77
田子祐樹④29分07秒66
黒山和嵩③29分21秒09
中村涼②29分22秒27
足羽純実①29分30秒35
松田憲彦④29分35秒80
佐藤和仁②29分39秒83
藤井孝之②29分42秒98 15位29分16秒40

高梨寛隆④29分56秒08
佐野拓馬③29分58秒18
森永貴幸③30分05秒44
脇坂曉史④30分18秒71
岩崎瑛③30分24秒10
坂田昌駿①30分30秒04
正当数:15人
予想とのズレ→IN:佐藤 OUT:藤井翔
 上尾ハーフの結果を素直に受け取っていれば16人当たったというのに…
 ひとまず主力は全員入りましたね。5区大注目の関口選手に、初めて順調に過ごしている3年生の西池選手は要注目馬。勢いのある足羽・中村選手ら若手、全日本で苦汁をなめた田井選手ら4年生、秘密兵器の佐野選手らで連続シード権を狙います。
 
 
・大東文化大学 前回12位、予選6位
市田孝③29分43秒93
片川準二④28分44秒81
市田宏③28分53秒98
大崎翔也④29分22秒86
大隅裕介②29分25秒04
大西亮④29分36秒62
植木章文③29分38秒57
吉川修平④29分39秒18
池田紀保③29分42秒39
吉沢匡一④29分45秒59 16位29分21秒3

北村一摩①29分53秒62
徳原宗一郎③30分07秒89
平塚祐三③30分12秒84
本間有純③30分14秒20
上田祐貴③30分19秒85
森橋完介②30分24秒68
正当数:14人
予想とのズレ→IN:大崎、本間 OUT:立花、鈴木
 春口からいいところがなかった大崎選手ですが、何とか16人入りにこぎつけましたね。5区は無理でも何とか復路でと思いますがどうか。それと1500中心と思われたが秋以降5千や1万で記録を出した本間選手が入りましたね。山でしょうか?
 エースの市田兄弟・片川選手に、全日本で頑張った植木・大隅選手に、他4年生の大西・吉川選手らが中心。前回の箱根と先日の全日本とシード権にあと一歩ですが、今回こそ届くだろうか。
 
・国士舘大学 前回不出場、予選13位
浪岡健吾③28分43秒44
菊池貴文④28分54秒17
武藤健太②29分00秒67
中山祐介④29分20秒01
堀合修平②29分35秒11
櫻井亮太③29分35秒14
宇戸勇人③29分38秒72
工藤超③29分44秒14
池上聖史④29分44秒89
岡崎友哉④29分45秒04 17位29分24秒1

餅崎巧実①29分47秒72
杉沢諒④29分52秒40
玉木章吾④30分03秒90
小田部大樹③30分09秒72
石井秀昴①30分20秒10
飯野彬③30分36秒15
正当数:15人
予想とのズレ→IN:小田部 OUT:鈴木
 予選は菊地選手一匹狼状態で苦しかったですが、そこから浪岡選手が一気に復調。非常に明るいニュースです。今年好調だった武藤選手の他、中山・堀合・櫻井選手などもじわりと記録を縮めてきています。うまく流れに乗れれば、ある程度の躍進はありそうだ。

 
・順天堂大学 前回6位
松村優樹③28分44秒29
小澤一真④28分54秒92
西郷貴之③29分23秒54
松枝博輝②29分24秒00
松村和樹③29分28秒41
田中孝貴②29分29秒06
岩崎祐樹④29分30秒15
狩野良太④29分39秒76
稲田翔威②29分43秒71
森湧暉①29分44秒83 18位29分24秒3
聞谷賢人①29分51秒23
西澤卓弥①30分10秒48
山下侑哉④30分11秒27
小野栄大④30分12秒66
林優④30分28秒49
三宅隆友③30分28秒90
的野選手がエントリー漏れ
正当数:14人
予想とのズレ→IN:山下、林 OUT:的野、松隈
 1区で復活を目指していた的野選手ですが残念ながら間に合わすことはできず。代わりに地道に力をつけた4年生の山下・林選手らをいれてきました。
 持ちタイムはシード校最低ですが、エースの風格が徐々に出てきた松村優選手に、堅実な小澤・西郷選手に心境著しい松枝、松村和、田中、稲田選手に、最初で最後の箱根を狙う狩野・岩崎選手などしっかりとメンバーはいます。シード権は充分に狙えます。
 
 
・中央大学 前回途中棄権、予選12位
新庄翔太③28分44秒00
須河宏紀④28分56秒40
徳永照②29分20秒07
相場祐人④29分22秒08
多田要③29分31秒12
代田修平④29分34秒69
藤井寛之②29分38秒37
三宅一輝②29分39秒28
新垣魁都①29分47秒57
町澤大雅①29分56秒48 19位29分27秒0

渡辺俊平③29分57秒19
市田拓海①29分59秒75
渥美良明①30分27秒24
谷本拓巳①30分47秒08
鈴木修平①30分48秒41
小谷政宏②31分59秒45
永井選手がエントリー漏れ
正当数:13人
予想とのズレ→IN:渡邊、渥美、谷本 OUT:永井、松原、相馬
 しまった…直前で永井選手を入れる予想にしてしまったのが…。昨年の8区から大きく飛躍しかけたのですが、関カレ以降は故障に泣き続ける結果となってしまいました。
 ただ、チーム全体としては予選苦戦の雰囲気はなく、1年生の町澤・市田選手らが盛り上げています。その結果、。新庄・須河・相場選手など上級生も好結果をマークする選手が多くなりました。三宅・多田・徳永選手も力を発揮すれば面白い存在。おそらく6区だろう代田選手にどの位置で襷を渡せるか。

 
・拓殖大学 前回不出場、予選9位
ダンカン モゼ④27分53秒00
佐護啓輔③28分55秒71
金森寛人②29分29秒35
奥谷裕一④29分32秒05
栩山翔②29分39秒35
木寺良太④29分41秒77
櫻井一樹③29分42秒29
宇田朋史①29分44秒23
尾上慎太郎③29分54秒55
東島彰吾②29分58秒84 20位29分27秒1
早川和樹③30分12秒03
大島千幸③30分12秒08
谷野健太④30分12秒98
新井裕祟①30分18秒55
日下粛基②30分22秒27
蛯沢奎③31分00秒85
正当数:16人的中
 拓殖大はなぜか割と当たります。ダンカン選手は持ちタイム程の強さが無いですが。佐護選手の成長が刺激になっているかどうか。2人で2区を争っています。
 2年生が元気で金森・栩山選手に、駅伝実績が高い東島選手が主要区間に入るか。奥谷・木寺選手など地道に力をつけた4年生のパワーにも期待したい。
 
 
・國學院大學 前回14位、予選5位
寺田夏生④28分48秒90
柿沼昴太④29分13秒85
沖守怜③29分16秒12
吾妻佑起②29分22秒53
廣川倖暉②29分25秒19
中嶋大①29分34秒97
大下稔樹③29分37秒16
中瀬薫②29分40秒95
池沢健太②29分47秒36
瀬川大貴②29分47秒88 21位29分27秒5

畑中大輝①29分50秒57
塚本一政③29分51秒62
蜂須賀源①29分53秒56
川副智洋③29分54秒04
牛山雄平④29分55秒63
湯川智史③29分59秒51
鮫島・稲毛選手がエントリー漏れ
正当数:14人
予想とのズレ→IN:湯川、中嶋 OUT:鮫島、稲毛
 鮫島選手はやはり間に合わなかったというところですかね。稲毛選手が落ちたのもちょっと意外。ただ、他は順当にエントリー。エースの寺田選手に、以前から主力の柿沼・大下・沖守選手に元気な2年生の吾妻・廣川・中瀬選手など粒ぞろいとなっています。誰がメンバーに入ってくるか非常に読みづらいです。
 
 
・上武大学 前回18位、予選11位
倉田翔平③28分35秒00
山岸宏貴④28分40秒50
佐藤舜③28分58秒09
松元航③29分48秒38
佐々木天太③29分56秒96
三好慎平②29分58秒28
高津戸翔太④30分10秒69
大西淳貴③30分11秒20
東森拓②30分13秒16
金子大樹④30分23秒33 22位29分41秒6

横内佑太朗③30分25秒93
末永允③30分26秒36
石黒大介②30分38秒69
根岸成光③30分38秒86
志塚亮介①30分44秒08
森田清貴①30分49秒87
正当数:14人
予想とのズレ→IN:金子、東 OUT:三橋、岡添
 4年生でトラックの記録で競っていた三橋・金子選手でしたが、金子選手の方が入ってきたようですね。ギリギリの争いです。また、記録は持っているが怪我が多い東選手が入ってきたのは良かった。何とか走ってほしいところ。
 チームは3本柱の倉田・山岸・佐藤選手とそれ以外に差があるのが難点ですが、箱根経験者の松元・佐々木・大西選手や急成長の高津戸・三好選手などで盛り立てていきたいところだ。

 
・神奈川大学 前回16位、予選4位
柿原聖哉③28分33秒50
我那覇和真②28分46秒08
西山凌平②29分23秒09
中神恒也①29分43秒41
小泉和也③29分48秒91
坂本翔太④29分57秒04
柏部孝太郎③30分05秒24
石橋健①30分07秒74
井上雄介③30分11秒62
岡部貴洋④30分19秒95 23位29分41秒7
菅原涼介③30分22秒17
宮永雄大④
高山直哉③
東瑞基①
赤松・南・永信選手がエントリー漏れ
なお14人エントリー
正当数:14人
予想とのズレ→IN: OUT:赤松、渡邊
 復調途上の主力の赤松・永信選手を外してまでも14人エントリーにこだわってきましたね。昨年は成功しかかっていたのですがどうですか。
 持ちタイムが低いのは試合に出ないせいもあります。その中で柿原・我那覇・西山選手の3本柱はしっかり上位校と戦える能力があります。それに中堅の小泉・柏部・井上選手などの3年生、予選頑張った中神選手など1年生3人、坂本選手など弱い言われながらも力を伸ばした4年ら各学年力を合わせてシードを狙いたい。
 
 
 
正当数平均は14.1人
一応昨年並みはキープしましたかね。日大と拓大が完全的中した反面。青学と中学が12人と低迷したのが響きました。他にも早大志方選手、中大永井選手、順大的野選手、山学桃沢選手など、直前に変えたのがあったのが個人的に悔しいです
 
 
各種目上位10人持ちタイム表
大学名:5千順位平均タイム-1万順位平均タイム-ハーフ順位平均タイム
日体:*5位14分02秒0-*5位28分59秒8-*6位63分34秒4
東洋:*3位13分58秒6-*1位28分35秒5-*2位62分55秒5
駒大:*2位13分55秒4-*2位28分43秒9-*3位62分58秒5
帝京:14位14分13秒4-*6位29分00秒3-10位63分41秒4
早大:*4位13分58秒7-*3位28分54秒2-*1位62分54秒9

順大:15位14分14秒7-18位29分24秒3-23位64分48秒9
明大:*1位13分49秒7-*4位28分59秒3-*4位63分30秒4
青学:*6位14分03秒1-*8位29分03秒9-*5位63分32秒5
法大:12位14分11秒6-15位29分16秒4-*9位63分38秒1
中学:16位14分15秒3-13位29分13秒1-18位64分07秒0

農大:*7位14分06秒4-10位29分10秒1-*7位63分34秒6
山学:*9位14分08秒2-*7位29分02秒0-*8位63分35秒4
東海:13位14分12秒5-11位29分12秒0-11位63分41秒8
神大:23位14分28秒4-23位29分41秒7-17位64分05秒4
國學:21位14分23秒2-21位29分27秒5-16位64分02秒2
 
大東:19位14分18秒3-16位29分21秒3-14位63分59秒6
専大:20位14分20秒0-14位29分15秒1-20位64分12秒5
日大:*8位14分07秒1-*9位29分05秒0-19位64分07秒9
拓大:22位14分24秒9-20位29分27秒1-13位63分49秒2
城西:10位14分10秒2-12位29分13秒0-15位64分01秒4

上武:18位14分18秒0-22位29分41秒6-21位64分20秒3
中大:11位14分10秒5-19位29分27秒0-12位63分42秒5
国士:17位14分16秒5-17位29分24秒1-22位64分44秒6
 
 
まとめた!
 
 
 
 
 
 
 

【※予想です※】第90回箱根駅伝一次エントリー予想

もう今のうちにやっちゃおう。明日はゆっくりと睡眠をとるという事でw 火曜日から地獄です(笑)
 
 
左から入る可能性が高いと思った順
なお、
/選手名
は、めちゃくちゃ悩んだ末、外す予想とした選手です

 
・日本体育大
4年
服部、矢野、本田、鈴木、甲斐、中根/石若
3年
加藤、富田、滝沢、木村/児玉
2年
山中、勝亦、奥野、周防/小泉
1年
坂本、山本
 悩んだー…。まず4年生で上尾ハーフで64分後半の石若選手と、世田谷ハーフ65分少し&1万30分を少し切った中根選手で迷いました。結局ロードのイメージで中根選手に。同じ3年生で波が大きい木村選手、ギリギリになって上昇した児玉選手は、直前の1万の記録が僅かに上回った木村選手へ。2年の小泉選手は、上尾ハーフから出場がないのを山控えと悩みましたが、結局外しました。入るなら、さっき迷った4年生が2人とも外れるかな??
 
 
・東洋大
4年
設楽啓、設楽悠、大津、日下、延藤/定方、畑、佐久間
3年
田口、淀川、今井、高久、名倉
2年
服部勇、寺内、高橋、上村
1年
服部弾、山本/口町、櫻岡、成瀬
 試合には出てるものの29分後半に留まっている定方・佐久間選手を外して、怪我明けながら急回復していた高久・上村選手を入れてみましたがどうなりますかね。1年生も服部弾選手以外誰が入るのやら(成瀬選手が山候補という噂も??)。というか昨年は山控えで予想外の選手が入ってますし(小池選手が試合でないです)、全然違うかもしれませんね。
 

 
・駒澤大
4年
窪田、油布、郡司、染谷、湯地/岸本
3年
村山、中村、黒川、西澤、猪浦/高橋
2年
馬場、其田、二岡/小山
1年
西山、中谷、大塚
 上尾ハーフ64分18秒の高橋選手を外して、それより下だった湯地・中谷・黒川選手を入れるという…(汗 湯地選手どう判断するのか気になる所です。よく6区予想に入っている染谷選手が山準備で試合に出ないのか、ただ単に調子落としているのかでもまた変わってきそうです。
 

 
・帝京大
4年
蛯名、小山、難波、猪狩、千葉/高木
3年
熊崎、柳原、杉山、早川、高橋勝、嶺井/佐藤
2年
高橋裕、竹本、阿南、堤/樋口
1年
瀬戸口
 主力の内、上尾大失速した田中選手は外して、箱根一本かなと思い蛯名選手は入れて予想。あとは上尾ハーフの65分切選手と学連記録会の11組以上の選手で何度も入れ替えた結果。上尾では樋口>佐藤>瀬戸口選手でしたが、学連記録会では瀬戸口>樋口>佐藤…伸びしろで1年生瀬戸口選手予想に。それと学連で6区経験者の千葉・田村選手がどちらも良くなかったですが…他に選手がいたりするのでしょうか。
 

 
・早稲田大
4年
大迫、田中、相原/志方?
3年
山本、田口、高橋、山田、臼田
2年
高田、柳、中村、三浦、三井
1年
武田、井戸、平/浅川?
 主力+上尾ハーフ出走者の多くと山下り候補の三浦選手を入れましたが…なんというか、もう志方選手が入るかどうかということだけな気がします。65分オーバーでしたが相原選手は6区控えでは入るとして、64分45秒の三井選手とどっちになるのやら…。
 

 
・順天堂大
4年
小澤、岩崎、狩野、小野/宮沢、山下
3年
松村優、西郷、松村和、三宅、的野、松隈
2年
田中、稲田、松枝/齋藤
1年
森、聞谷、西澤
 最初は的野選手を外して予想していたのですが、何とか1区間に合わせると発言がありましたので、入れて予想。そうすると誰かが外れるわけで…上尾で66分切った松隈選手や、学連記録会でまずまず走った三宅・小野・齋藤・西澤選手に、記録はそこそこ推移している宮澤選手とどうなるか…。6区候補にもなりそうな三宅・小野選手に、前哨戦メンバーに入った西澤選手らを入れておきました。
 
 
・明治大
4年
廣瀬、石間、北/北野
3年
大六野、文元、有村、松井、八木沢、前野、山田、後藤
2年
横手、木村、牟田、江頭/山田
1年
吉田/江頭
 3年生多すぎますけど、全日本出走の5人と62分台の前野選手と64分少しの後藤・山田速選手は入るだろうと…。焦点は秋の記録会で自己ベスト更新の続く4年生の北野選手が食い込むかどうか。個人的には世田谷ハーフの記録が気になって、上尾ハーフで64分半ばだった江頭祐・吉田選手を優先させました。ただ、北選手が案外怪しい気がしないでもないですが…。
 
 
・青山学院大
4年
石田、竹内、遠藤、井上/福田
3年
藤川、三木、高橋、川崎/三野、佐藤
2年
神野、小椋、橋本、久保田、山村/松島
1年
一色、秋山、内田/茂木
 鬼畜枠です(苦笑) 特に3年生が誰入るのか分からないです。正直確定は藤川選手だけなんじゃないかと…。高橋選手は全日本微妙後、記録会沈没。でも箱根昨年の実績あるしなぁ…。三木・川崎・三野選手も決定打にならずと。それと気になるのは原監督が竹内選手以外に6区に秘密兵器いるとのことですが、28分35出した藤川選手指すのかどうか??

 
・法政大
4年
田井、田子、松田、高梨、脇坂/寺内
3年
西池、関口、黒山、佐野、森永、岩崎
2年
藤井孝、中村、藤井翔
1年
足羽、坂田/生澤、城越
 単純に上尾ハーフの上位の選手を入れただけとなっています。多くの選手が走っていたので、66分切の選手をそのままです。 
 

 
・中央学大
4年
岡本、田中、沼田、谷口/大蔵
3年
及川、木部、松下
2年
潰滝、塩谷、李、小川
1年
村上、藤花、清水、海老澤太、蘆田/久保田、吉岡
 陸マガ増刊号に山田・芝山選手が間に合わなさそうとあったので2人を外して組んでみました。上尾で65分台あたり出してみた1年生を結構入れてみました。それと直前の記録会で29分台出していた谷口・蘆田選手を入れました。同じく29分台の久保田選手やハーフ好走経験のある大蔵選手が入るかどうかか。
 

 
・東京農大
4年
津野、佐藤、三輪、山本/加藤
3年
竹内、土井、岩渕、浅岡、藤井、福島/田中
2年
戸田、遠藤、佐野、大橋
1年
西村、畠山/折居
 エントリーの時点では山本選手がギリギリで間に合うのかどうか、それと浅岡選手は問題ないのか(日体大5千14分38でしたが、チームメイトに声かけながら走っていたようで本気走りではない模様)でしょうかね。1年生が思ったより上がってきているので折居選手など入れてくるのかどうか。
 
 
 
・山梨学大※変更
4年
森井、松山/冨塚
3年
井上、兼子、阿部、有泉/蘇、酒井、桃沢
2年
エノック、前田拓、田代、磯野、谷原/山本、渡邊
1年
佐藤、伊藤、小山、上村、秦/熊代
 ここもボーダー難しいなぁ。3年生は争いが激しそうだ。予選走った有泉選手や上尾で好走の酒井選手に上尾と記録会でそつがなかった蘇選手と…。2年生も予選メンバーの山本・渡邊選手が際どそう。谷原選手は補欠候補で入りそうな気がする。それと6区は秦選手が候補の一人というのを風のうわさで聞いたので入れたのですがどうなのか。桃沢選手や最近ベスト更新が多い熊代選手ら外してしまってますが…大外しするかもしれない。
 
 
・東海大
4年
元村、上原
3年
石川、吉川、中川/栄土、樋口、松本
2年
宮上、白吉、今井、富田、油井/小林
1年
廣田、石橋、土屋、荒井、福村、桐原/林
 基本的に箱根予選出走者や高島平20㎞上位選手+中川選手で固めてあります。問題はその中川選手が入るかどうかなのかなと。全く音沙汰がないのでちょっと心配です。
 

 
・神奈川大※修正
4年
坂本、宮永、岡部/小林
3年
柿原、柏部、小泉、井上、高山、菅原、赤松/松本
2年
我那覇、西山、渡邊/南、永信
1年
東、中神、石橋/朝倉、松浦
 さて、先ほど記録会に出場した永信と赤松選手がどうなのかというのが一番気にになりますかね。記録的には低いですが、昨年の実績がある赤松選手入れましたが…。11月に1万を出走した朝倉選手や中堅の南選手も候補ですよね。
 
 
・國學院大
4年
寺田、柿沼、牛山/白石、小原
3年
沖守、大下、川副、鮫島、塚本/湯川
2年
吾妻、中瀬、廣川、瀬川、池沢/高橋
1年
稲毛、蜂須賀、畑中/中嶋、鈴木
 非常に難解ですね(汗 10マイルの中嶋・鈴木選手は記録的にちょっと難しいのではないかと外して、上尾チームトップの池沢選手を入れ、悪かったですが1万そこそこ走った鮫島選手は入れた。後は小原選手が下りの控えなのかどうか…といったところだろうか。
 

 
・大東文化大
4年
片川、大西、吉川、吉澤/大崎
3年
市田孝、市田宏、植木、池田、徳原、上田、平塚/本間
2年
大隅、森橋、立花/清水
1年
北村、鈴木/川野部、石橋
 何とかハーフ12月上旬の時点でハーフ67分台の大崎選手はどうなるか…。入れても間に合わないと思って外してみました。他4年生は吉川・吉澤選手が最近良いので入れます。1年生は北村選手含めて全般的に良くなかった印象で、そもそも入るのかどうかよくわからなくなってきました。それとスピードのある本間選手がどうなるのか、全く試合に出場しない平塚選手が大丈夫なのか気になってます。
 

 
・専修大
4年
澤野、宮坂、松尾、上野、森口、後藤、小原
3年
斉藤、吉良、芝田、中山、駒井
2年
森、上手、加藤/野崎
1年
濱野/丸山、小澤、秋山
 結構頭数がいるので、だいぶ迷ったのですが、上級生が多くなるでしょうか。学連で29分台を出した小原・駒井選手らが、若手を上回る評価を受けているか微妙な所かな。森・上手選手ら2年生が戻ってきましたから、1年生など予選にはエントリーしていた選手が入れないということも出てきそうだ。
 
 
・日本大
4年
森谷、日向野、田村
3年
竹ノ内、林、高松、村越直、大門、原、柴田、渡部/小島
2年
ダニエル、荻野、荒川/稲住
1年
石川、畔柳/清水目
 山候補が別にいたらあれですが、基本的に学連記録会で好走していたメンバーです。3年生が凄く多いですね。荒川・畔柳選手は記録会目立ってませんでしたが、上尾ハーフで65分台出していたので入るのではないかと予想します。
 

 
・拓殖大
4年
ダンカン、奥谷、木寺、谷野/札元
3年
佐護、櫻井、早川、尾上、大島、蛯沢/マイナ
2年
金森、栩山、東島、日下
1年
宇田、新井
 学連記録会、上尾ハーフ、箱根予選でエントリーした選手や出走した選手の記録をみていたら、案外スッと決まった印象です。マイナ選手はどうなったのだろうか。
 
 
 
・城西大
4年
山口、平田、佐野
3年
村山、松村、横田、黒川、寺田、杵島凌、杵島啓、二平/伊藤、熊谷
2年
河名、舟生、室井/山本、西岡
1年
松村陣、菊地/高橋
 2年生で主力になってほしい山本・高橋選手は試合に出てこないですが、やっぱり入らないのかどうかが気になりますね。全体的に3年生が相当多くなりそうな感じがします。8人入れてますが、それ以外にも伊藤・熊谷選手もボーダー付近にいるように思います。
 

 
・上武大
4年
山岸、高津戸、三橋、根岸/金子、西谷
3年
倉田、佐藤、松元、大西、横内、末永、佐々木/大久保
2年
三好、石黒/池崎、田林、山岸
1年
志塚、森田、岡添/白石
 何気に13番目あたりから今一つ分からない感じがします。佐々木選手が入るかどうかにもよるのですが、上尾ハーフチームトップの末永選手や、トラックのタイムは縮めてきた金子選手。また直前にそこそこ記録を出した大久保・池崎選手などがどのように判断されるのかなと思ってます。
 
・中央大※修正
4年
相場、代田、須河
3年
新庄、多田、永井
2年
徳永、小谷、松原、三宅、藤井/小篠
1年
町澤、市田、相馬、新垣、鈴木/谷本、谷、小池
 1年生のレギュラー争いが凄く激しそうなイメージ。ひとまず上尾で65分を切っていた新垣。鈴木選手らを入れておきました。それとタイムは谷本選手らよりは低かったですが、藤井選手も入るんじゃないかと思って入れ替えました。
 

 
・国士舘大※修正
4年
菊池、岡崎、中山、玉木、鈴木、杉沢、池上、宇戸
3年
浪岡、工藤、飯野、櫻井/小田部、菊池
2年
武藤、堀合/山田、中村
1年
石井、餅崎/菅原
 まだ平国大の結果が出てないのですが、上位位にいなさそうなのでやります。予選最下位通過ながら1万30分切っても入るかどうかという選手がいるんだなという印象です。その1人の2年生の山田選手は上尾が悪すぎるということで。というか基本上尾で66分切っているのが条件です。昨年予選好走した小田部選手が学連記録会から更に調子が上がっていれば入るかどうかかなと思っています。
 
 
2日後楽しみです
 
 
※すみません。ミスが多発しているようです。学年違いやいくらなんでも近選手は…といいうのがあれば、どんどん指摘してください

12/8までの結果【東海大記録会・甲佐10マイルなど】

他の記録会です
 

12/1 甲佐10マイル(http://www.kumariku.org/kosa/131201/r4_034_4_1.html)

1位竹澤健介(住友電工)46分43秒
2位押川裕貴(トヨタ自動車九州)46分43秒
3位佐野広明(Honda)46分48秒
 なんだかんだで竹澤選手優勝にこぎつけたようですね。チームも本人もニューイヤー駅伝初出場となりますが、どういう走りになるでしょうか。そしてマラソンでにわかに力をつけてきている佐野選手も秒差でまとめてきています。
 

 
学生
21位秋山雄飛(青学1)48分23秒
29位茂木亮太(青学1)48分30秒
49位中嶋大(國學1)49分03秒
58位鈴木涼太(国学1)49分49秒
 青学と國學院の1年生が2人ずつ出場。青学は5区候補にあがっていると思われる秋山選手が出場。実際の所どうなんでしょうかな?國學院の1年生はタイム的にちょっと厳しくなっているでしょうか。
 
 
 

12/1 伊勢崎シティマラソン

石黒大介②66分18秒
池崎元気②66分20秒
田林希望②67分51秒
  石黒・池崎選手が66分少しで踏ん張りました。田林選手はもう少しほしかったがどう判断されるか。他1年生が出場していましたが70分オーバーでした。
 
 

12/8 小川和紙ハーフ

○大東文化大学
吉川修平④65分09秒
大西亮④65分47秒
徳原宗一郎③66分38秒
吉沢匡一④66分46秒
大崎翔也④67分45秒
北村一摩①68分48秒
石橋優哉①70分56秒
 吉川選手が調子上がってきているようで何より。たぶん優勝かな?大西・吉澤選手もまずまずだと思いますが大崎選手はどうだ??北村選手が秋以降どんどん下がっているのが気になります。

 

12/8 東海大記録会


こちらは東海大中長距離ブロックのTwitterのおかげで全て判明しております
○東海大学
1万
2組
1位富田三貴②29分50秒48
2位荒井七海①29分54秒47
6位高木登志夫②30分23秒54★
7位林竜之介①30分25秒23★
8位小笠原柊①30分26秒01
9位金子晃裕②30分27秒43★
10位佐野佑太③30分28秒09★
12位宮本甲斐①30分33秒77
16位安藤健太①30分56秒96★
17位小林巧②30分57秒47
18位宮城壱成①30分59秒37★
20位瑞慶覧伸哉①31分01秒30
22位見廣雄一②31分23秒51
24位金賀郁弥②31分30秒38★
26位畔柳隼弥①32分52秒14
1組
1位末永昴暉④30分32秒70
3位片原照③30分44秒90★
4位佐藤健太③30分48秒19★
8位水谷響③31分10秒77★
9位新地司②31分13秒26★

5千
4組
1位白吉凌②14分37秒75
2位元村大地④14分43秒85
3位石川裕之③14分44秒19
4位山下英俊③14分53秒59
5位今井拓実②14分53秒64
6位松本佳久③14分53秒81
2組
1位元村大地④14分52秒93
2位吉川修司③14分53秒10
3位上原将平④14分53秒23
4位松本佳久③14分53秒45
5位山下英俊③14分53秒69
6位石川裕之③14分53秒95
7位今井拓実②14分54秒19
8位白吉凌②14分54秒55
1組
1位福村拳太①14分53秒56
2位土屋貴幸①14分53秒63
3位石橋安孝①14分59秒14
4位桐原翔太①15分11秒64

3千
1組
1位石橋安孝①9分00秒01
2位福村拳太①9分00秒28
3位土屋貴幸①9分00秒34
4位桐原翔太①9分00秒45
  29分台だした冨田・荒井選手が16人に入る可能性があるかどうかといったところでしょうかね?30分台の中では高木・金子選手はこれまでほとんど名前聞かなかった選手なので大きな収穫でしょうか。また1組では末永選手が組トップで30分半ば。何とか姿を見る事ができました。
 5千と3千では出場した主力がそれぞれ2回ずつ出場。1年生は3千と5千。上級生は5千2本でしたね(一部1本のみ)。箱根予選以降姿なかった白吉・吉川選手が出場していました。あとは中川選手なわけですがはて・・・
 

 
○神奈川大学
1万
2組
15位永信明人②30分52秒34
1組
2位小林周平④30分37秒03★
6位伊達葉平④30分56秒13★

5千
13組
9位松浦大志①14分39秒53
13位井野拓哉②14分48秒26
14位赤松宏樹③14分50秒75
  注目していた永信・赤松選手は微妙な成績。どうなんでしょうか??4年生の小林・伊達選手が最後に意地をみせてそれぞれ自己ベストをマークしました。

 
○関東学院大学
5千
13組
5位田籠優生③14分23秒89★
11位中段大輝②14分41秒14★
18位松山逸馬③14分57秒74★
  古川選手に負けじと田籠選手が大幅自己新。ずっと安定している松山選手もベスト更新。中段選手は波がある印象ですが、ひとまずベストは5千も1万も部内上位となっています。
 

 
○松蔭大学
1万
2組
5位津司雅巧③29分59秒45★
13位新堀遼①30分36秒54★
14位田中健介③30分48秒57★
19位江副雄大④31分00秒18
23位仲宗根龍一②31分24秒74★
25位鎌田裕貴④31分33秒98
 来年4年生になる津司選手が29分台を出してきましたね。また新堀選手がここ数か月で大きな成長を見せていたのが収穫でしょうか。今季不調だった菅野選手らとチームを引っ張ってほしいですね。これで再び武蔵野学を1万平均抜き返しました。
 

 
○駿河台大学
5千
12組
7位今井勇汰③14分52秒42
8位立成仁志③14分53秒86
 平賀選手らに推されていますが、今井・立成選手といった再強化初年度の3年生の選手にも頑張ってほしいところですね
 

 
○慶應義塾大学
1万
2組
21位横松丈周②31分16秒68★

5千
13組
7位門出康孝④14分28秒09★
 箱根予選以降門出選手の勢いが止まりませんね。5千で30秒近くベスト更新しています。4年生が一気に抜けて来年は厳しい戦力になりますが、栗田選手他、今回記録だした横松・榎本選手らで頑張ってほしいところです。

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