2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第90回箱根駅伝展望~東海大学

夏を超え一気に上昇カーブに 勢いある下級生の結果は…
東海大学

エントリー選手独断ランク付

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
廣田雄希①28分44秒34≪1年:予選21位、都道府県5区2位、高校4区2位≫…高校時代から駅伝で結果を残している 大学で1万28分44秒、予選21位と大学全体でも期待のルーキーの1人
元村大地④29分04秒91≪4年:予選72位、関カレ1万、3年:全日本2区11位、予選59位、2年:箱根1区11位≫…主将でエース 1年生の頃から長い距離で成績を残している 箱根予選は怪我明けながらチームをまとめていた
白吉凌②29分07秒88≪2年:予選18位、1年:全日本3区12位、予選120位≫…箱根予選でチームトップの成績を収める 全日本予選で組トップを取った事があるなどラストスパートが得意
宮上翔太②29分39秒61≪2年:関カレハーフ、1年:全日本5区12位、予選154位≫…今年の春に長い距離で台頭してきた選手 予選は欠場したが、先日の上尾ハーフで62分台をマークした
 
 
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
石橋安孝①28分52秒69≪1年:予選23位、関カレ3障5位、都道府県1区4位、高校1区4位≫…高校3年は1区で安定した成績を残している 大学では3障から20㎞と全て良い結果を残している
吉川修司③28分55秒26≪3年:予選43位、1年:箱根8区20位、全日本2区8位≫…故障が非常に多いが素質がある 1万28分台を9月に出している 予選でもチーム4番手に入った
石川裕之③29分11秒12≪3年:予選62位、2年:全日本4区12位、予選78位、1年:出雲2区8位≫…スピードのある選手で1年時に出雲2区粘走している 予選はチーム5番手
土屋貴幸①29分16秒88≪1年:予選73位、関カレハーフ、高校6区2位≫…非公認コースだがハーフマラソンの高校記録保持者 予選では15㎞でアクシデントがあるもそれまでは余裕で上位集団で走っていた

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
上原将平④29分33秒09≪4年:予選70位、関カレハーフ、3年:予選176位≫…1年時にハーフ64分台 しばらく伸び悩んだが、最近になって調子を上げてきた
荒井七海①29分34秒85≪1年:予選64位、関カレ1500、都道府県4区2位≫…比較的短めの距離で結果を残していたが、箱根予選でチーム7番手に入った
今井拓実②30分02秒22≪2年:予選61位≫…トラックで目立った成績はないが、箱根予選と上尾ハーフと立て続けに結果を残している

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
福村拳太①29分39秒00≪1年:予選94位≫…高校2年時に駅伝経験あり 予選で100位以内に入った
桐原翔太①29分44秒04≪1年:予選74位≫…全日本予選1組で出走 箱根予選も出走メンバーに選ばれた

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
富田三貴②29分47秒13≪2年:日カレ1500m9位、関カレ1500、1年:予選283位≫…やや波があるが、短い距離で結果を残すことが多い 先日の記録会で組トップ
山下英俊③29分57秒96…ハーフ65分台 距離が延びる程強い
松本佳久③30分39秒03…1年時に箱根本戦の一次エントリーに選ばれている

上位10人合計:32点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
13位14分12秒5-11位29分12秒0-11位63分41秒8
 先に隔年ぶりの出場の大学をしていますが、これが最後になります。東海大は夏を超えて覚醒しつつあるチームだ。昨年の予選はチーム10番手が200位オーバーだったのが、今年は12人全員が100位以内に入っての通過。総合力という面では全く違うチームになっていることはこれだけで分かる。1年生の廣田・石橋・土屋選手が予想以上の走り(土屋選手は途中でアクシデントあったが)をしてチームを盛り立てている。触発されてか2年生以上では白吉・宮上選手がそれ以上の成績。予選では怪我明けでの出走となったが、おそらく回復しただろう元村選手がいる。エースの中川選手不在の穴は感じさせない。総合力で充分勝負できるチームになってきた。
 
区間オーダー予想
白吉-廣田-元村-吉川-宮上
富田-石橋-今井-土屋-石川

 難点といえば、これまでの東海大と違いエース不在ということ、確実にエース区間で区間一桁を取れそうな選手がいないということである。ただ候補に挙がる選手が複数おり、適性やピークを間違えなければしっかりと乗り切れるかもしれない。予想する側としたら、いろんな予想に分かれそうな気がします。
 
 まず出足の1区ですが、箱根予選でチームトップだった白吉選手をいきなり使っちゃいます。エース不在だからこそこういう起用を容易くできます。ラストスパートが強い、ということで適材適所での配置がしやすくなっています。
 
 さてエース区間の2区は誰にするか。まず候補に挙がるのは4年生エースの元村選手ですが、1年生で予選チームトップだった廣田選手が真っ向から対立しています。非常に悩む所ですが、廣田選手で予想しておきます。1年生世代の将来性にかけるということと、元村選手が一時故障したのをマイナスポイントとしたためです。
 
 その元村選手は3区でジャンプアップする役目です。1年時にいきなり63分前半をマークしています。この区間になるのであれば62分台はいきたいところ。レベルが上がってきている区間ですが、このくらいのタイムが出れば10位前後のチームにはアドバンテージとなるでしょう。廣田選手の荷も軽減します。ここで一気に波に乗せていってほしいところです。
 
 4区は石橋・石川選手などスピードが魅力のあるランナーが多くいて迷いましたが、3年生の吉川選手で。故障が多いですが、予選前1万28分台マーク、予選でも粘り切りました。ただ、あまり長距離区間を走れそうなイメージはないので、最短区間で力を出し切るのがいいのではと思っています。
 
 山は2年生の宮上・冨田選手。宮上選手は予選走っていませんが、学生ハーフで63分台、上尾ハーフで62分台と長い距離に強いところを見せつけています。予選いなかったのは故障と思っていますが、それでも結果を残していますので、5区投入はあるかと思ってます。6区ですが、僕は富田・荒井選手が争っていると思ってます。東海大記録会1万で2人とも登場していますし、2人とも1500を走るなどスピード型です。記録会では僅かに富田選手が勝ったので彼にしています。充分シード以内でここまで来れるメンツだと思います。
 
 そこであえてここで投入の石橋選手。高校時代の駅伝成績から1区にしたいとも思ったくらいなのですが、今回の1区はレベルの高さが心配なので、2年生の白吉選手に。往路は他の選手で埋めましたので、ここで一気に前へ突き抜けるというのは面白いかなと。次の8区は今井選手。正直あまり存じ上げないのですが、箱根予選と上尾ハーフと立て続けに結果を残したのでスタミナがいるこの区間で起用してみたいと感じました。
 
 終盤の要9区には、1年生ですが土屋選手が適任と考えてます。箱根予選見てて感じますが、長いロードになると人が変わるなと。アクシデントがあるまでは本当に余裕があったように見えました。いきなり投入でも何も問題ないと思います。アンカーは温存してました3年生の石川選手。どちらかというとスピードタイプですが、今の箱根の10区は87回大会のように競り合いも多くなってきていますから、スピードいるんです。これでどうでしょうか。

*****************************

 あとは私情では4年生の上原選手を何とか起用したいのですが…。箱根予選の上位陣+宮上選手+6区要員で構成するとギリギリ入らないのですよね…。勢いのある下級生を蹴散らせて、4年生ここにあり、となれるかどうかですね。
 
 持ちタイム平均なんかみてると本当にボーダーなわけですが、やはり1区2区次第かな。駒大中村選手や東洋設楽選手なんかが来たらそれこそ大荒れなわけで(汗 だからこそ確実に貯金が見込めるとみて3区元村選手に予想してますが果たしてどうなるか。2年前とは全く違うチームで両角監督がどのようにシード権を手繰り寄せようとされるか注目です。

コメント

非公開コメント

プロフィール

hakonankit

Author:hakonankit
FC2ブログへようこそ!

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR