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箱根駅伝を振り返る-上武大学-

 
往路16位復路16位
総合16位:上 武 大 学
(予想:往路9位復路12位総合16位 区間:1区2区5区6区7区9区的中)
 んー…、箱根予選・全日本が完璧だった反動が来るんじゃないかと思いつつも、いい区間配置ができたのではないかと思い、結局シード権内にしてしまったのが…
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位)トップとの差(シードとの差)
1区佐藤舜(1年)62分53秒区間7位(7)50秒差
2区氏原健介(3年)70分48秒区間16位(7→14)3分03秒差
3区山岸宏貴(2年)65分01秒区間18位(14→16)5分21秒差
4区倉田翔平(1年)57分46秒区間17位(16→16)8分22秒差
5区園田隼(4年)83分05秒区間13位(16→16)14分48秒差(4分25秒差)
6区合田佳功(4年)62分19秒区間19位(16→16)17分51秒差(6分14秒差)
7区石川拓馬(3年)66分51秒区間18位(16→18)22分10秒差(7分03秒差)
8区坂口竜成(4年)67分27秒区間16位(18→19)25分25秒差(7分13秒差)
9区渡辺力将(3年)71分14秒区間7位(19→16)25分33秒差(6分40秒差) 
10区銀山耕一郎(4年)73分19秒区間13位(16→16)29分07秒差(7分01秒差)
【敢闘賞】佐藤舜…1区区間7位、上武大が1区で区間一桁は初めて
【敢闘賞】渡辺力将…中々浮上できない中、孤軍奮闘

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-70-60-60-60
70-80-60-80-90
1区佐藤が好スタートを切るも2区で流れが途切れる
 全日本予選通過、箱根予選トップ通過、全日本シード権獲得とかつてない盛況ぶりをみせて挑んだ4回目の箱根駅伝だったが、それでもシード権獲得の悲願は達成できなかった。
 
 出足は良かった。1年生ながら大車輪の活躍をみせていた佐藤選手が1区で区間7位に付ける。上武大が1区区間一桁は今回が初めての事。お、やっぱり今年は違うな、と一瞬思わせた。だが、続かなかった。2区氏原選手が7つ順位を落としてしまう。どうやら前の明大に追いつけ、との指示が出ていたのだがオーバーペースになってしまい、本来のロードの粘りが出せなかったみたいだ。
 
 これで流れを失ったか、3区山岸選手が留学生に両側から抜かれた事以外で目立った点がなく、走るごとに上位校から引き離されるのは今まで通りだった。これを何とかしようと全日本でシード権のゴールテープを切った園田選手が思い切って突っ込むが5区では無謀だった。総合順位は変わる事なく往路を終えた。
 
 
元気なく、初出場時も無かった繰り上げ 9区渡邉が一矢報いる
 あまり元気がなくなった要因は、ここ数か月かつてない好成績が続いていた事で精神的に休む暇が無かった事らしい。プレッシャーを相当感じながらの2か月間だったか。復路も苦しい戦いとなる。
 
 2年連続6区を任された合田選手が昨年よりタイムが悪い62分台で区間19位の成績。前のチームからも引き離されたのが痛かった。7区石川選手もあまりペースをあげることができず区間18位。この時点で見た目のトップとの差が17分以上となり繰り上げスタートの影が見え隠れするように。
 
 次の8区は上武大初の4年連続出走となる坂口選手。多分本来はシード権を確実なものにする為の配置だったのだろうが、まさかの位置。何とか力を出したい所だったが、中盤からペースダウン。トップとの東洋大が区間記録並みの快走と好対照となってしまい、見た目で20分オーバー。一番危ないと思われる初出場でも無かった繰り上げスタートに遭ってしまった。
 
 ただ、それからが久々に良かった。9区は全日本6区でシード獲得の立役者となった渡辺選手が。中盤までに繰り上げスタート組を振り切り単独でどんどん走っていく。もう少しで繰り上げ回避になるくらいの走りだった。アンカーの銀山選手も2年前の時よりは粘りの走りをみせて区間13位。最後だけは何とか形にしてゴールに飛び込んだ。

試行錯誤の取り組み方 3年後5年後の効果は如何に?
 花田監督のインタビューを数年後に強豪校になるために色々取り組み方を変えているらしい。それが成功したのも多々ある。4月に学内で軽い合宿をして1年生の出足をよくしたり、夏のスケジュールを変えて10月11月の快進撃に繋がったりとしている。肝心な箱根がダメだと意味ないのかもしれないが、年間的にみると収穫は多かった。それを次年度に活かせるかどうかが重要だ。
 
≪主な在校生≫
佐藤舜(2年)29分09秒79≪箱根1区7位、全日本1区10位、予選10位≫
山岸宏貴(3年)29分31秒96≪箱根3区18位、全日本5区5位、予選76位≫
渡辺力将(4年)29分35秒06≪箱根9区7位、全日本6区2位、予選27位≫
倉田翔平(2年)29分37秒86≪箱根4区17位、全日本2区10位、予選51位≫
氏原健介(4年)29分38秒20≪箱根2区16位、全日本4区5位、予選9位≫
石川拓馬(4年)29分39秒87≪箱根7区18位、予選92位≫
菅家俊貴(4年)30分03秒49
平迫幸紀(4年)30分03秒79
松元航(2年)30分09秒54
佐々木元太(2年)30分15秒40≪全日本7区10位≫
横内佑太朗(2年)30分26秒36
大西淳貴(2年)30分31秒05≪予選154位≫
吉見進平(3年)30分43秒62

≪主な新入生≫
田林希望14分32秒63≪都道府県1区41位、高校1区35位≫
池崎元気14分34秒56≪高校2区14位≫(予定)
石黒大介14分40秒35

≪今から考えるオーダー≫
全日本:佐藤-倉田-山岸-氏原-平迫-佐々木-田林-渡辺
 ひとまず、佐藤・倉田選手は期待したい。上武大で1年生がこれだけ活躍したのは初めて。その他の現1年生にも記録を伸ばしつつある選手がいるので、引っ張っていってもらいたい。勿論、渡辺・氏原選手らの4年生が支えてやることが大事。このバランスをしっかり取ってチームを整えたい。
 
 まずは箱根予選突破だが、これは上武大が得意の集団走もあるし、その上にトップ10に入る力のある佐藤・氏原選手がいるので大丈夫だとは思っている。ただ、それを箱根シードに向けて如何に繋げられるかだ。幸い、今年は全日本予選が無い。今までのスケジュールの違いをどう活用するか。シード権を獲得すると宣言している花田監督の手腕に期待したい。
 
 

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箱根駅伝を振り返る-国士舘大学-

 
往路14位復路13位
総合11位:国 士 舘 大 学
(予想:往路16位復路20位総合19位 区間:2区4区のみ)
 順大もそうですが、久しぶりの出場とかなると僕の予想は無茶苦茶になるのだなと(苦笑)
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区福田譲(3年)63分39秒区間15位(15)1分36秒差
2区伊藤正樹(4年)69分40秒区間12位(15→12)2分41秒差
3区藤本拓(4年)63分08秒区間3位(12→11)3分06秒差
4区菊池貴文(2年)57分33秒区間16位(11→14)5分54秒差
5区中山裕貴(4年)83分54秒区間16位(14→14)13分09秒差(2分46秒差)
6区中元健二(4年)60分43秒区間14位(14→13)14分36秒差(2分59秒差)
7区小野浩典(4年)65分45秒区間14位(13→13)17分49秒差(2分42秒差)
8区久井原歩(4年)67分11秒区間15位(13→13)20分48秒差(2分36秒差)
9区鈴木卓也(4年)71分55秒区間11位(13→11)21分37秒差(2分44秒差)
10区西尾尚貴(4年)73分19秒区間13位(11→11)25分11秒差(3分05秒差)
【敢闘賞】藤本拓…関カレ5千チャンプ、最初で最後の箱根は区間3位
【敢闘賞】鈴木卓也…故障上がりの中、9区で懸命に前を追う

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-70-100-80-80
100-90-70-100-90
箱根を知らなかった2年連続関カレチャンピョン藤本が区間3位
 チームとして3年前、次点となって以来の出場、また小川コーチの初めての箱根駅伝ということで、色々期するものがあった国士大。スタートは長い距離で安定感のある福田選手。スピード的に厳しかったが区間15位で大崩れはせずに襷をエースの伊藤選手に。
 
 肺気胸で今年は出遅れていたが、夏を越えて絶好調。箱根予選個人3位・1万28分30秒を切ると大車輪の活躍をみせていた。ただ、箱根は思うようにいかなかった。中盤までは5人抜きの走りだったが、課題のアップダウンで伸びず。区間12位の走りは不本意だっただろう。
 
 しかし、その悔しさは3区藤本選手が晴らす。2年前の関東インカレ5千で彗星のごとく現れて一躍注目を集めたが、箱根駅伝はこれが最初で最後。どんな走りをするのかと思われたが、持ち前のスピードは発揮できたのではないか。63分一桁で区間3位という成績でチームに貢献した。ただ、2本柱を使って総合11位はちょっと誤算だったのでは?4区菊池5区中山裕選手が少しずつ順位を下げていき、往路は14位となった。

4年生が懸命に粘るも決めてに欠け、出場2大会連続総合11位
 復路は全員が4年生ということになった。シードラインは3分近く先ということだったが、4年生の力で一歩一歩手繰り寄せていきたかった。出足の6区を任されたのは中元選手。1500mの選手でハーフは66分台だったのだが、下りは適正あったか。60分台のタイムで無理なくスタートを切った。
 
 7区スピード型の小野選手が何とか繋いで、8区は3年前区間6位で走っていた久井原選手。追い上げ開始できるとしたらここだったのだが、3年前とはいかず区間15位。元々安定感に難があった選手ではあったが、残念ながら最後まで解消されなかった。
 
 それでも諦めなかった9区鈴木選手。高校時代の5千ベストは15分35秒だったのだが、箱根予選は個人14位に食い込んだ叩き上げの選手。その予選後故障してギリギリ間に合わせた状態だったが、2人を交して総合11位へ。他校の失速はあったとはいえ、そんな中粘るのも実力の内だ。ただ、これが限界だった。後1チームとなったがターゲットの國學院は20㎞の安定感が高い上、一斉スタートの影響で並走になってしまったのが不運だった。アンカーの西尾選手は引き離そうとペースをあげたが、逆に体が硬くなってしまい万事休す。3年前と同じく次点に泣いた。
 
残留経験者はわずか2名 小川コーチの真価が問われる年に
 ただ、個人的な感覚では良く頑張ったと思ってる。正直な所、伊藤・藤本だけのチームという印象だったので、この結果は予想以上でした。今回走った8人の4年生、伊藤・久井原選手はまあ実力者だったが、後は叩き上げといっていい。走り続けながらコーチをされている小川さん、実はかなりの手腕では…。選手と年齢が近いということもいい方向に働いているような感じもするし、色んな意味で濃い陸上人生を送られているのが役に立っているか。国士大が変わりつつあるかなと感じる。
 
≪主な在校生≫
浪岡健吾(2年)29分14秒49≪予選164位≫
福田譲(4年)29分18秒55≪箱根1区15位、予選31位≫
菊池貴文(3年)29分28秒46≪箱根4区16位、予選81位≫
狩野優輝(4年)29分29秒33
宇戸勇人(2年)29分38秒72≪予選96位≫
池上聖史(3年)29分44秒89≪予選134位≫
中山祐介(3年)29分52秒50≪予選74位≫
竹永雅人(4年)29分57秒20
水上祟史(4年)30分00秒50
細見駿介(4年)30分05秒10
菊池慎也(2年)30分06秒75
玉木章吾(3年)30分22秒94

≪主な新入生≫
武藤健太14分17秒58
堀合修平14分22秒00≪都道府県5区28位、高校4区8位≫
奥村恭平14分37秒24≪都道府県4区16位≫
山田健太14分37秒40≪高校3区16位≫
浅野友哉14分41秒22≪高校7区27位≫
 ただ、来年はまた出場が厳しい状態となっている。4年生が大量に走った反動で、経験者が僅か2名となってしまう。3年前の時も4年生が多く走った翌年は出場できずに空白ができてしまった。この点はどうしても苦しい所だ。
 
 ただ、救いはそこそこの層の厚さはある。今回出走した選手以外で箱根予選100位以内の選手が2人、故障で出番は無かったが実力者の浪岡選手もいる。記録の伸びはここ最近非常に良くなってきていて、充分に戦力が整う可能性はある。出場が微妙なのは変わりないのだが、ここは小川コーチに期待したい。真価が問われる年になりそうだ。
 
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箱根駅伝を振り返る-國學院大學-

 
往路9位復路12位
総合10位:國 學 院 大 學
(予想:往路15位復路19位総合16位 区間:1区2区3区5区9区的中)
 今年はさすがに力不足では?と思ったのですが、全員よく頑張りましたね。ロードの粘り強さと調整力はすごいです。区間配置はまあまあ当たりましたが、6区上野選手当てたかった(試合に出ていないのでエントリーしていたので6区あるかなと思ったので)
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シードとの差)
1区桑原圭治(4年)63分35秒区間13位(13)1分32秒差
2区荻野皓平(4年)68分57秒区間7位(13→10)1分54秒差
3区宮澤公孝(4年)64分31秒区間16位(10→13)3分42秒差
4区沖守怜(1年)56分53秒区間13位(13→13)5分50秒差
5区寺田夏生(2年)81分06秒区間5位(13→9)10分17秒差(-1分46秒差)
6区上野智幸(3年)60分36秒区間12位(9→10)11分37秒差(-1分02秒差)
7区大下稔樹(1年)66分02秒区間16位(10→10)15分07秒差(-38秒差)
8区端坂望(3年)67分06秒区間14位(10→9)18分01秒差(-32秒差)
9区中山翔平(3年)71分45秒区間9位(9→9)18分40秒差(-2分57秒差)
10区青木信夫(4年)73分11秒区間12位(9→10)22分06秒差(-3分05秒差)
【優秀選手】寺田夏生…國學院のシード守り神
【敢闘賞】荻野皓平…年間不調から最後に脱出、エース区間で区間一桁
【技能賞】桑原圭治…20㎞以上未経験ながらハイペースの1区で踏ん張る
【殊勲賞】中山翔平…復路唯一の区間一桁でほぼシード権手中に

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
90-90-70-100-90
100-80-90-80-90

寺田抜きでは語れない2年連続のシード権
 まずは寺田選手の話題から。彼抜きで2年連続のシード権獲得を語る事はできないだろう。前回はアンカーで11位から10位へ、今回は往路のアンカーで13位から9位へ浮上し復路に勢いを付けたということで貢献度は計り知れないのだ。
 
 そもそも寺田選手が國學院に勧誘した所からドラマがあった。寺田選手は当時シード権を持っていた6つものチームから勧誘を受けていたらしい。しかし、選んだのは当時予選落ちが続いていた國學院大學(前田監督よく口説き落としたね)。これで常連チームの壁に屈していた國學院の歴史が動き始めた。
 
 前回10区となった経緯も不思議だ。最初は5区候補だったのだが、箱根予選後に軽い故障があっため3区ということになった。ところが、レース10日前になって調子が上がらない。往路は厳しいということで復路に入れることに。7区など考えられた中、直前に10区になった。そしてあのコース間違えながらのシード権確保があったのが、ここもいい意味の分岐点になった。これで実力以外の所で評価されたので、奮起した。あの時もし普通に8位でゴールしていたら、今回5区5位という成績取れる選手になっただろうか?何だかシード権へチームが導かれた、そんな気がした。
 
3つ区間一桁は重要区間 崩れることなく粘り切った
 勿論寺田選手だけではない。往路から様々なドラマがあった。まず出足の1区を誰にするか相当悩んだらしい。スピードのある宮澤選手が出雲で1区を担当したが撃沈。前回と同じ3区にすることになった。荻野・寺田選手に続いて力があるのは中山選手だったが、シード権を獲得するには9区が適任。残ったのは20㎞以上未経験だったが前回往路の桑原選手。正直、区間最下位も覚悟していたというが、第3集団付近で踏ん張り区間13位でエースの荻野選手へ。
 
 その荻野選手はずっと良くなかったのだが、12月の10マイルで好記録。最後になって調子をあげてきて攻めることができた。69分を切る区間7位で3人抜きで10位まで押し上げた。これによって力不足感が否めなかった3区宮澤・4区沖守選手が何とか総合13位までのダウンに耐え、5区での追い上げに繋がったと思う。
 
 復路は9位のスタートだったが、昨年往路6位だったので全く予断を許さない状況だった。その中で、まずうまくいったのは6区。非常に苦手な区間だったが1年間準備期間があったのが幸い。温めていた上野選手が60分30秒代で駆け下りて流れを作る。7区大下8区端坂選手は貯金を使いながらボーダーライン上からは落ちず。シード権を獲得するために起用した9区中山選手へ。もう少し期待していたというが区間一桁でシードラインを引き離す。そして偶然だが一斉スタートの関係で総合11位にあがった国士舘が傍にいる展開に持ち込んだ。アンカー青木選手は国士舘大を逃がさず喰いついて、残り3㎞でスパート。見事2年連続のシード権獲得となった。

区間配置&調整はピカ一 往路タイプを育成できるか
 終わってみれば区間一桁は3つ。それでもシード権を獲得しました。ひとまずその一桁順位が重要区間の2区5区9区だったのは大きかったかな。長丁場なので良ければ大きく前を追いあげられるので。勿論、その流れを潰さなやいように周りの選手が崩れなかったこそのシード権獲得だ。
 
 そして、前田監督の評価もにわかに上がってきているのでは?2年連続でシード権を獲得するのは今の時代そう簡単ではない。しかも高校時代活躍した選手はそんなにいるわけではない。よくこの戦力でやっているなと思う。区間配置もバッチリ決まるし、この2年間で失敗したのは準備できなかった前回の6区くらいなものでは?持ちタイムではかなり下なのだが、全日本予選でも上位に入る等、狙ったレースに調整させる力はかなりのものではないだろうか。こういうレースができれば、ずっとシードラインにとどまる事も可能だろう。
 
≪主な在校生≫
寺田夏生(3年)29分41秒62≪箱根5区5位、出雲6区8位≫
中山翔平(4年)29分51秒34≪箱根9区9位、出雲4区8位≫
柿沼昂太(3年)29分53秒33
川内鮮輝(4年)29分54秒91
小原大輔(3年)29分57秒90
池田将典(2年)29分58秒00
千田駿弥(3年)30分16秒82
端坂望(4年)30分17秒65≪箱根8区14位≫
上野智幸(4年)30分18秒28≪箱根6区12位≫
沖守怜(2年)30分20秒05≪箱根4区13位≫
大下稔樹(2年)30分25秒12≪箱根7区16位、出雲5区8位≫
岡本昂之(4年)30分31秒72

≪主な新入生≫
吾妻佑起14分22秒33≪高校2区12位≫
中瀬薫14分30秒55≪都道府県4区44位、高校7区15位≫
香取範如14分39秒87
小田切将真14分44秒11≪高校5区11位≫
高橋遼太14分45秒69≪高校4区13位≫

≪今から考えるオーダー≫
出雲:大下-沖守-中山-吾妻-小原-寺田
箱根:大下-中山-沖守-池田-寺田 上野-岡本-柿沼-端坂-川内
 とはいっても、次年度はさすがに戦力ダウンは否めない。選手の数自体は足りているのだが、1区2区3区と数少ない往路を走れるランナーが抜けるのが痛いのだ。新チームで一番走力が高いのは寺田選手なのだろうが、出来れば山から降ろしたくない。なので裏2区を走った中山選手、新2年である程度スピードのある大下・沖守選手が成長してくれればだいぶオーダーが組みやすくなると思うのだがどうだろうか。評価は下がっているが、果たして三度覆すことができるのか注目だ。
 

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2/25 福岡国際クロスカントリー結果

今度は福岡の方のクロスカントリーが行われました
トップ争いは手に汗握る展開となりました

 

2/25 福岡クロカン

上位3人と実業団勢上位
1位大迫傑(早大2年)30分27秒
2位佐藤悠基(日清食品)30分27秒
3位村澤明伸(東海3年)30分32秒
----------------------------
5位小西祐也(トヨタ九州)30分47秒
6位三津谷祐(トヨタ九州)30分50秒
7位梅枝裕吉(NTN)30分56秒
 トップ争いは佐久長聖OBの佐藤、村澤、大迫の三つ巴決戦に!走力も高いしクロカンで鍛えただけあって強かった。残り半周を切ってから大迫選手がスパート。一旦抜け出したかに見えたが、佐藤選手は対応。残り100mからスパート合戦に。ほぼ同時にゴールラインを越えたが、先輩の佐藤選手の進路をブロックする執念を見せた大迫選手に軍配が上がった。大迫選手は春のトラックで五輪の標準切を狙うということで弾みはつけることできたかなと思います。是非、狙ってほしい所。
 
 それから箱根後初レースとなった村澤選手。連戦の疲れで休養していたことを考えるとまずまずではないでしょうか。春までには元に戻ってくれるのではないかと期待したい。また、6位に三津谷選手の名前が。ようやく復調気配、復活すれば彼も五輪選考に絡んでくるはずなので注目したいところだ。
 
ちなみにネットで見つけたベストショット
http://www.flickr.com/photos/ekidenmania/6782017188/
大迫と佐藤選手のデットヒートに大興奮の早大・渡辺監督

以下、4位以下の学生とジュニア150位以内の選手
○東海大学
4位元村大地(3年)30分40秒
ジュニア
21位冨田三貴25分43秒
62位小林巧26分35秒
 今回は元村選手が一番の収穫では?残り1周まであの3人に喰らいついていたのは凄い事だと思います。箱根は多分不本意だったのではと思うので、あれから大きな成長をしているかもしれません。

 
○駒澤大学
8位窪田忍(2年)30分58秒
13位村山謙太(1年)31分16秒
27位油布郁人(2年)31分52秒
ジュニア
5位馬場翔太25分09秒
7位小山裕太25分16秒
 丸亀ハーフの勢いそのまま持ち込みたかった窪田選手ですが、8位という結果は本人はどう思っているのでしょうか。まあでも安定しているかなと感じます。油布選手は故障直して走り込みしてほしいかなと思う。
新入生は馬場選手がいいね。駅伝もクロカンも全部安定していますし。実は一番の即戦力は彼なのかも。
 

 
○東洋大学
14位設楽悠太(2年)31分18秒
16位田口雅也(1年)31分21秒
20位設楽啓太(2年)31分27秒
24位大津顕杜(2年)31分42秒
ジュニア
4位上村和生25分08秒
20位湯田晟旭25分33秒
41位長谷川直輝26分14秒
76位力石直也26分48秒
 活躍した主力が4人とも走りましたが、千葉クロカンの時より全体的に調子が落ちてしまいましたかね。設楽啓選手は序盤先頭に立ったたりもしましたが。それが祟ってか、今回は弟の悠太が勝利。対戦して弟が勝利したことって今まであったのかしら??まあ、それでも田口・大津選手あたりは本当に主力に一員になっているなという印象を持ちました。
新入生では上村選手が解説の金さんから高評価。箱根駅伝で5区やれるという発言もありましたが果たして??
 
○早稲田大学
15位西城裕尭(3年)31分20秒
34位佐々木寛文(3年)32分26秒
ジュニア
9位高田康暉25分24秒
50位中村信一郎26分21秒
 西城選手は2連続の好走ということで本物とみていいのでしょうかね。ならばトラックでどこまで記録を伸ばすかがひとまず楽しみ。ただ、新主将の佐々木選手が失速して、団体戦の脚を引っ張ってしまったのが残念。
新入生は渡辺監督から高評価を得ていた高田選手は全レースまとめた感じです。
 

 
○大東文化大学
21位市田孝(1年)31分38秒
33位田口哲(3年)32分14秒
38位市田宏(1年)32分34秒
46位吉川修平(2年)33分02秒
53位鎌田大輝(3年)34分37秒
ジュニア
55位石田政26分29秒
67位阿部将大26分41秒
 千葉クロカンでは弟が勝ちましたが、今回は兄の孝が頑張りました(てか、今日の鹿島祐徳ハーフで孝選手は優勝していますかね)。お互い切磋琢磨しながらチームを引っ張ってほしいです。

 
○城西大学
23位村山紘太(1年)31分40秒
ジュニア
3位山本雄大25分04秒
30位室井勇吾25分55秒
26位奈須順平26分07秒
64位河名真貴志26分39秒
 何気に村山兄弟対決だったのですが、残念ながら今回は上回る事はできず。またいずれ直接対決を観たい所。新人は山本選手が今回は凄かった。前に居る日本人は久保田選手だけですからね。山本選手と都道府県区間賞の室井選手あたりが期待でしょうか。
 
○明治大学
28位大江啓貴(3年)32分05秒
48位八木沢元樹(1年)33分15秒
ジュニア
25位横手健25分48秒
50位牟田祐樹26分23秒
53位山田稜26分25秒
 悪い意味で前回通りかな。大江選手は最低限ですが、八木沢選手は箱根の激走が響いているのか低調な結果が続いています。横手選手も今回は失速してしまいました。
 
○松蔭大学
31位梶原有高(4年)32分10秒

○日本大学
32位堂本尚寛(4年)32分11秒
36位吉田貴大(3年)32分32秒
45位竹ノ内佳樹(1年)32分59秒
47位小島秀斗(1年)33分13秒
 ちょっと低調でしたか。梶原・堂本選手は多分学生最後じゃないかと思いますが不本意かと。竹ノ内選手はたいていまとめているかな。

以降、ジュニア結果のみ

 
○青山学院大学
2位久保田和真25分01秒
 久保田選手は連戦や遠征が続いて体調7割程度ということだったそうですが、それでも留学生に喰らいついた上での総合2位ということで強いです。他の有力新人が誰一人として出場していませんが、おそらく来週の日本学生ハーフに出場するのではと思われます。

 
○中央大学
13位徳永照25分29秒
24位小谷政宏25分48秒
47位早川文人26分19秒

○日本体育大学
18位山中秀仁25分40秒
19位勝亦祐太25分41秒
26位奥野翔弥25分49秒
 中大の新人、徳永選手は安定していいですね。力があるのだと思います。それから日体大の期待の新人、勝亦選手が故障から復帰。大学入学前に走れる状態に戻ったのは良かったですね。成績も悪くないです。てか走った3人とも良かったかな。

 
○山梨学院大学
32位前田拓哉26分02秒
101位渡辺大樹27分15秒

○上武大学
33位東森拓26分03秒
 どちらもドラ1と思っていなかった選手が結構上位に入ったのではないでしょうか。

 
○法政大学
43位樋上滝太朗26分16秒
150位藤井孝之28分14秒

○国士舘大学
45位奥村恭平26分18秒
83位山田健太26分57秒
 法大の新人はかなり持ちタイムがいいのですが、何となく全体的に持ちタイム下回っているような気がするのは気のせいでしょうか?

 
○神奈川大学
48位我那覇和真26分20秒

○國學院大學
69位下口千翔人26分42秒
96位香取範如27分12秒
 我那覇選手はそこそこの成績残し続けていると思います

○拓殖大学
81位栩山健26分54秒

○中央学院大学
105位潰滝大記27分20秒
 

 
○その他
1位KAREMI JEREMIAH THUKU24分27秒
8位西山雄介25分22秒
10位山口修平(創価進学)25分26秒
16位廣末香(トヨタ九州就職)25分36秒
54位清水勇(トーエネック就職)26分28秒
79位渡邊大輔(トヨタ九州就職)26分53秒
97位高越涼(麗澤進学)27分12秒
 トップと、2年生以下トップと、主要校以外進学と、実業団就職と
 豊川高校のヅク選手強っ 仙台育英高から大量に転校があったし、一体どうな戦力になるのやら…。2年生トップは西山選手。中谷選手などにも僅差ながら勝利しました。
他進学組は山口選手が奮闘。新たな風を吹かせることができるでしょうか。トヨタ自動車九州に進む廣末選手も良かったです。
 

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箱根駅伝を振り返る-順天堂大学-

往路13位復路5位
総合7位:順 天 堂 大 学
(予想:往路20位復路14位総合20位 区間:2区)
 一番外れたチーム。順位予想も区間配置もダメダメ。何も言い訳ないです。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シードとの差)
1区堀正樹(3年)63分36秒区間14位(14)1分33秒差
2区的場亮太(4年)69分59秒区間13位(14→13)2分57秒差
3区田中秀幸(3年)63分10秒区間4位(13→12)3分24秒差
4区大池達也(3年)56分36秒区間11位(12→11)5分15秒差
5区西郷貴之(1年)83分52秒区間15位(11→13)12分28秒差(2分05秒差)
6区信時一輝(3年)60分35秒区間11位(13→12)13分47秒差(2分10秒差)
7区的野遼大(1年)64分30秒区間7位(12→11)15分45秒差(38秒差)
8区山崎翔太(3年)67分00秒区間12位(11→11)18分33秒差(21秒差)
9区松村優樹(1年)71分00秒区間5位(11→8)18分27秒差(-3分10秒差)
10区小澤一真(2年)70分57秒区間3位(8→7)19分39秒差(-5分32秒差)
【優秀選手】松村優樹…1年生ながら長丁場の9区を任され、シード権内に浮上
【敢闘賞】田中秀幸…持ち前のスピードを爆発させ3区4位
【敢闘賞】的場亮太…暗黒時代を支え、最後はエースとして2区出走
【殊勲賞】大池・西郷・信時・的野…予選不出場&欠場組がシードラインに食い下がる

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
90-100-90-100-80
100-100-80-80-90
3区田中、9区松村起用がピタリ 攻める所で一気に攻めた 
 箱根予選はIPを使っての逆転通過ということで最下位筆頭候補だった順大。その後の記録会で1万で好タイムが出ていたものの、トラックと20㎞ロードは別物と考える人が多くあまり評価が上がっていなかったか。しかし、そんな予想を完全に粉砕していった。
 
 最初の1区2区は繋ぐ区間。堀選手はどちらかというとスタミナ型だったが、安定していたからの起用か。区間14位だったが崩れなかった。そして2区は的場選手。苦しい時期もずっと引っ張っていたエース。夏にはく離骨折をして大丈夫かと思ったが、最初で最後の箱根は2区に合わせてきた。中盤からペースアップして区間13位。納得ではないかもしれないけど、クレバーな走りはできただろう。
 
 そして攻める区間に繋がった。今回攻める区間という位置づけは3区田中、9区松村選手。まずはスピードがある田中選手が3区でガンガン攻めた。63分10秒の好タイムで区間4位。シードラインに1分以内に付け、臨戦態勢を整えると、9区松村選手が一気にラインを突破した。1年生ながら長丁場の9区に起用されたが、後半になってもペースが落ちず次々に選手を交していく。総合11位から8位へ。1年生が復路の順大を復活させ、シード権に導くことになった。
 
4区から7区 箱根予選不出場&欠場選手が粘走
 立役者は松村選手。ただ、個人的にデカかったのは4区から7区の走りだと思っている。この区間に入った選手を見てみると4区7区の大池・的野選手はスタミナ不足で箱根予選失速、5区6区の山はそもそも箱根予選を走っていない西郷・信時選手。選手層は薄いと思っていたので、正直なところ、この4区間のどこかで区間最下位が出るか、あるいはジリジリシードラインから引き離されるだろうと踏んでいたのだ。それがそうならなかった。
 
 4区大池選手は持ち前のスピードで順位を上げ、10位のチームとの差を詰めにかかる。15㎞あたりから課題のスタミナ不足が出始めたが、18.5㎞という距離に助けられ傷口は最小限に。一番心配だったという5区西郷選手。仲村監督も「1年生なのにごめんな、我慢してくれ」と監督者で祈っていたらしい。区間15位ではあったが、他チームの苦戦もあってか思ったほど差は広がらず。6区信時選手は一般入学でコツコツ記録を伸ばしてきていた選手。復路の控えかなと思っていたのだが6区起用で力を発揮。60分半ばで適性があったようだ。この地点でシードまで2分後ろであった。
 
 そして7区的野選手の走りは大きかった。単独走にやや不安があったが、一緒に走り出した選抜の選手がいいペースメーカーになった。最後まで競り合って、得意のラストスパートも炸裂。設定タイムより1分半ほども速いタイムで走り切り、シードラインに大きく詰め寄った。同じ1年生の松村優選手に大きな刺激を受けての成長もあったようだが、素晴らしい走り。これで怪我明けながら実力のあった山崎選手、先述の松村優選手、区間3位で走った小澤選手の配置が活きたと思う。

箱根切符獲得したら横一線 名門復活の狼煙
 それにしてもIPの恩恵を受けたチームがシード権を獲得する時代がついに来た、それだけ戦力が拮抗してきているんだなと感じました。思えば、現行の枠になった79回予選はトップ通過と最下位通過が15分もの差があったのですが、今や5分くらいの年もありますからね。口では出場したチームには平等にチャンスがあるとは言っていたものの、まさに体現したものだった。これを見ると今苦しんでいる法大や日大などの伝統校も落ち込むことはない。復帰でいきなりシード権ということも充分ありうる。今回の順大のようなチームが出てくるか次年度注目かも。

 
≪主な在校生≫
田中秀幸(4年)28分50秒28≪箱根3区4位、予選13位≫
松村優樹(2年)28分54秒89≪箱根9区5位、予選46位≫
山崎翔太(4年)29分06秒60≪箱根8区12位、予選124位≫
小澤一真(3年)29分09秒86≪箱根10区3位、予選82位≫
堀正樹(4年)29分11秒65≪箱根1区14位、予選41位≫
大池達也(4年)29分13秒43≪箱根4区11位、予選120位≫
的野遼大(2年)29分21秒85≪箱根7区7位、予選212位≫
岩崎祐樹(3年)29分35秒00
狩野良太(3年)29分39秒76
西郷貴之(2年)29分54秒23≪箱根5区15位≫
松村和樹(2年)29分54秒75≪予選129位≫
山崎諭弘(4年)30分11秒29
信時一輝(4年)30分18秒53≪箱根6区11位≫
石井格人(4年)30分32秒49
佐藤優太(4年)30分41秒65≪予選192位≫

≪主な新入生≫
吉田将平14分16秒89≪都道府県1区45位≫
田中孝貴14分28秒16≪高校6区3位≫
小盛玄佑14分30秒16(07年高校卒)
西川弘貢14分35秒85≪都道府県1区19位、高校1区15位≫
相浦亮14分42秒37≪都道府県4区34位、高校3区38位≫
稲田翔威14分46秒70≪都道府県5区7位、高校1区18位≫

≪今から考えるオーダー≫
出雲:田中-的野-松村優-山崎-堀-小澤
箱根:的野-松村優-田中-山崎-稲田 信時-松村和-狩野-小澤-堀
 さて、順大の戦力分析から趣旨が外れていたので話を戻します。抜ける穴は的場選手のみ。手応えを感じている選手がほとんど全員残るということで更に上のグループも充分狙える。しかも、苦手としていた箱根予選が無くなる。全日本予選を通過できれば、三大駅伝出場という本来のスタイルに戻るので調整がいつもの流れに戻るのが大きい。
 
 現時点でオーダーを組んでも中々わくわくするのではないか?箱根以降、非常に強くなってきている的野選手を1区。エース候補の松村優選手を2区と新2年コンビを使ってみました。そして最後まで穴の無いオーダーになれそうじゃないかな。まあ、5区だけ西郷選手を育てるのか他の選手にするのかという課題はありますが、1年準備期間あれば大丈夫かなとは思う。名門復活へ、一気に勢いを加速させていきたい所だ。
 

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箱根駅伝を振り返る-城西大学-

 
往路5位復路10位
総合6位:城 西 大 学
(予想:往路13位復路10位☆総合13位 区間:1区2区5区9区的中)
 往路があそこまでやるとは。2区橋本選手、復帰間もない中原選手、不調が続いていた田村選手があれだけ走るとは思いませんでした。区間配置は6区平田選手が予想付かなかったです
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区村山紘太(1年)62分35秒区間5位(5)32秒差
2区橋本隆光(4年)69分20秒区間10位(5→9)1分17秒差
3区中原大(3年)63分56秒区間10位(9→10)2分30秒差
4区山口浩勢(2年)55分17秒区間4位(10→5)3分02秒差
5区田村優典(4年)81分09秒区間7位(5→5)7分32秒差
6区平田啓介(2年)59分35秒区間4位(5→5)7分51秒差
7区石橋佑一(3年)65分16秒区間12位(5→5)10分35秒差
8区濱本栄太(3年)67分00秒区間12位(5→5)13分23秒差
9区吉元真司(3年)73分35秒区間18位(5→6)15分52秒差
10区山本隆司(4年)72分34秒区間8位(6→6)18分41秒差
【優秀選手】田村優典…3年連続5区で安定した成績を残す
【敢闘賞】村山・橋本…鬼門の序盤を高順位で乗り切る
【技能賞】山口浩勢…前回と同じく好走、5つ順位を上げる
【殊勲賞】平田啓介…59分台の走りで不安があった復路を勢いづかせる

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-100-90-80-90
80-80-80-70-90
1区村山が好発進 鬼門の序盤を耐えて4区山口で浮上
 戦力はあったが前評判は高くなかった。箱根予選はトップ通過候補と目されながら、7位と苦戦。全日本駅伝でもいい所なく10位に終わっていた。主力格が不調だったり故障だったりで戦える状態ではなかったのだ。それを箱根までにはしっかり仕上げてきた。
 
 1区は1年生の村山選手。秋になって故障して万全な姿を見ていなかったこともあり(一応全日本後に1万28分台を出していたが)、駒大にいる双子の兄にどうしても注目が集まっていた。そんな中、駒大・東洋の選手がいる3位集団に喰らいつく。最後のスパートでは敵わなかったが、区間5位。なんと1年生で62分30秒代というタイムだった。また他にも多くの1年生が出場する中、先着し素質が高い所を示した。非常にいい位置でのタスキリレーとなった。
 
 もっとも、往路は失速するレースが非常に多い。今回2区は前回出走するも区間18位となった橋本選手。どのくらいで来れるか不安だったが、予想以上では走ったのではないか。中盤まで2位グループに喰らいつき、終盤は落ちたが69分20秒で粘り切った。ここで一桁順位でいれたのは良かった。そして3区、本来エースの中原選手だが、一昨年の全日本予選以来、手術が必要となるほどの故障で長く大舞台から遠ざかっていた。復帰はいきなり準エース区間ともいえる3区。中盤までは前のチームからじわじわ引き離されていったが、山学・コスマス選手に追い付かれると、それに喰らいつく。最終的には64分を切るタイムでまとめあげ、落ち込みを最小限にとどめた。
 
 これが4区で活きた。ここは昨年も区間4位で好走していた山口選手。自信はあっただろう。序盤でリズムを掴むと中大や青学など次々と交わしていき5人抜きで総合5位。城西が往路でここまでうまくいったのは初めてのことだ。そして5区は3年連続出走となる田村選手。今年は不調のレースが続いていたのだが、最後の箱根はしっかり合わせてきた。3年間区間6位~7位で走り切ってくれたのはチームにとって大変助かったのではないでしょうか。往路はほぼ100点満点の走りで過去最高順位で終えた。
 
 
6区平田でシード安全圏へ その後は単独走にやや苦しむ
 最も、往路にほとんどすべて注ぎ込んだというのもあったので、復路が耐えられるかどうか一抹の不安はあった。その不安を払しょくしたのは6区平田選手。正直、意表を付く配置だった。1500のスピードランナーではあったものの、長い距離がしっかり走れ、登りが得意という記事も見た気がした。そんな選手を置いたのだから自信があったのだろう。59分台のタイムで走破し、大きくシードラインを引き離した。この作戦もばっちりはまったと思う。
 
 最も、良くも悪くも単独走になってしまった。1分前にいた4位のチームは駒大であったので引き離される一方で、後ろのチームは2分近く後ろ。ちょいと走りづらかったらしい。それでも7区石橋、8区濱本選手は堅実にまとめた。2人とも後半になって区間順位をあげていったので順位をキープする走りはできたのではないかと感じる。
 
 ただ、9区だけ失敗区間となった。駅伝ではずっと区間一桁で安定した吉元選手が区間18位とブレーキ気味。最も、最初の定点で苦しそうな表情でダントツの区間最下位のタイムで走っていたので、何らかの不調でペースを最初落としていたかもしれないが。総合順位的にはこの区間好走した青学に抜かれてしまい、過去最高順位とはならず。それでもアンカーの山本選手が安定した走りでゴールテープを切り、最高タイの総合6位でフィニッシュとなった。

次こそ2年連続のシード権を もっと激しいメンバー争いを
 目標の5位に届かなかった事で満足まではいかないそうだが、それでも今までで一番高レベルでの戦いができたのではないでしょうか。たいていの場合はシードのラインを行ったり来たりが多かった。それが一段階上のレベルで戦ったので、着実にチーム力は向上しているという感じはした。
 
≪主な在校生≫
山口浩勢(3年)28分54秒53≪箱根4区4位、全日本2区12位、予選66位≫
村山紘太(2年)28分56秒53≪箱根1区5位、全日本3区11位≫
中原大(4年)29分06秒00≪箱根3区10位≫
吉元真司(4年)29分26秒96≪箱根9区18位、全日本6区8位、予選86位≫
松村元輝(2年)29分29秒62
石橋佑一(4年)29分32秒02≪箱根7区12位、全日本7区6位、予選87位≫
松岡竜也(4年)29分37秒28
平田啓介(3年)29分37秒31≪箱根6区4位、全日本4区10位、予選47位≫
長谷川剛士(4年)29分49秒84
濱本栄太(4年)29分54秒84≪箱根8区12位≫
寺田博英(2年)30分00秒00
国実大夢(4年)30分03秒76≪予選128位≫
横田良輔(2年)30分06秒06≪予選99位≫
熊谷駿介(2年)30分14秒39≪予選161位≫

≪主な新入生≫
山本雄大14分11秒06
室井勇吾14分14秒88≪都道府県4区1位≫
奈須順平14分15秒16≪都道府県5区16位≫
河名真貴志14分42秒26≪都道府県4区32位、高校6区5位≫
田谷一生14分50秒77≪高校6区32位≫
高柳翔14分51秒91≪高校4区8位≫
西岡喬介14分52秒07≪都道府県4区34位、高校3区37位≫
辻井三嗣14分57秒70≪高校5区13位≫

≪今から考えるオーダー≫
出雲:村山-山口-中原-吉元-平田-松村
箱根:村山-松村-中原-山口-平田 加瀬-石橋-濱本-吉元-松岡
 最も、まだ2年連続でシード権を獲得した経験があるわけではないので、次こそその目標を成功させたい。好ランナーは揃っているが、3年間一人が走っていた5区が抜けたりして油断はならない。一応平田選手入れておいたが、誰か候補は出てくるだろうか。
 
 一応、現段階で往路4区まではある程度面白そうなんだけど。村山選手の成長は楽しみだし、中原選手も完全復活するかと。後は夏合宿では一番距離を踏むことができたと言う松村選手が怪我から復帰してくれたらいいのだが。復路に関しては下からの突き上げがほしいかな。今回の出走メンバーが外されるくらいまで成長があればいい。幸いかながわハーフで箱根出走外のメンバーが64分~65分台を複数記録した。こういう活性化がどんどん進めば、次回も問題なくシード権を獲得でき、その上を狙う礎を築けるはずだ。
 
 
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2/19までの試合結果【浜名湖一周駅伝、青梅・熊日30㎞】

続き
 

2/19 浜名湖一周駅伝

1区(11.5㎞)
1位石間涼(明大2年)34分59秒
3位熊崎健人(帝京A1年)35分18秒
4位高橋勝哉(帝京B1年)35分21秒
6位兼子侑大(山学A1年)36分19秒
7位藤井太雅(札学3年)36分19秒
8位岡純平(山学B)37分36秒
2区(8.4㎞)
1位中川智博26分23秒
2位干場光将(帝京B1年)26分31秒
3位廣瀬大貴(明大2年)26分38秒
4位阿部竜巳(山学A1年)26分56秒
5位早川昇平(帝京A1年)27分01秒
7位保科洋介(山学B)28分52秒
8位手塚大亮(札学2年)29分02秒
3区(13.0㎞)
1位マーティン=マサシ38分01秒
2位山川雄大(帝京A3年)38分31秒
3位松井智靖(明大1年)39分58秒
4位猪狩大樹(帝京B2年)40分50秒
5位手塚祐太朗(山学A1年)41分24秒
7位北川昌宏(札学1年)42分46秒
8位西村大地(山学B)44分58秒
4区(9.6㎞)
1位後藤郁晃(帝京A3年)29分13秒
3位田村拓眞(帝京B2年)29分17秒
4位高城孔(明大2年)29分42秒
5位田渕幸佑(山学A1年)30分52秒
6位矢野亨一(山学B)32分29秒
8位岡部瑛(札学1年)33分08秒
5区(11.0㎞)
1位小山司(帝京A2年)32分58秒
3位三輪龍之介(帝京B3年)33分37秒
4位平山雄大(明大1年)33分55秒
5位鳥羽和晃(山学A3年)34分11秒
6位竹岡慎也(山学B)36分18秒
8位内藤博紀(札学2年)36分56秒
1位スズキ浜松AC2時間42秒22秒
2位帝京大A2時間43分01秒
3位明治大2時間45分12秒
4位帝京大B2時間45分36秒
5位山梨学院大A2時間49分42秒
 学生チームでは帝京大Aが頑張りましたね。1区の熊崎選手が箱根を走った明大・石間選手に20秒ちょっとの差で粘ると3区の山川選手が区間3位を1分半も引き離す好走で逆転。4区後藤・5区小山選手は区間賞を獲得して大きな収穫のある大会になったのではないでしょうか。Bチームでも干場・田村選手の好走もあって、層は確実に厚くなってきています。山学は1年生と鳥羽選手でしたね。ひとまず鳥羽選手が何とか走れただけ良かったでしょうか?少しずつでも勢いがあったころの状態に戻したい。他はタイムで少し離れてしまった区間もあったので、また鍛え直しといったところか。

 

2/19 美し国三重市町村対抗駅伝

6区(6.36㎞)
1位中村匠吾(駒大1年)18分14秒
2位西山凌平(神大進学)18分37秒
3位土井久理夫(農大1年)18分51秒
 思いっ切り地元の駅伝で、テレビ放送もありました。そこにジュニア区間の6区に駒大の中村選手が出場。基本地元の高校生が出場している中、5千13分台の中村選手は格が違いました。襷をもらったときはトップと40秒差ありましたが、あっという間に追い付いて、逆に40秒程付け返しました。チームはそのまま初の優勝を遂げたので大きく貢献していました。その中村選手にあまり差をつけられなかった西山選手も中々良かったかな。

 

2/19 天龍梅花駅伝

1区(7.5㎞)5位安永陽(4年)22分50秒
2区(5.4㎞)1位柴田聖也(4年)16分04秒
3区(4.5㎞)1位星雄之(4年)13分59秒
4区(8.8㎞)5位亀山翔平(4年)27分45秒
5区(8.7㎞)2位神澤雄一(4年)26分28秒
6区(5.1㎞)22位福島翔太(主務)18分11秒
 早大が招待チームで呼ばれています。昨年あたりから早大は卒業生のメンバーで構成していますね。引退した選手中心でしたが柴田・星選手あたりでトップを走ったりと充分見せ場を作ったと思います
 
 

 

2/19 青梅30㎞マラソン

1位田村英晃1時間33分26秒
2位橋本隆光(城西4年)1時間34分28秒
3位篠崎洸太1時間35分31秒
 総合優勝したのは東農大出身の田村選手でした。トラックでもロードでもそつなくこなす印象の選手ですが、距離伸ばしてもだいぶ対応できるようになってきましたかね。やはり将来的にはマラソンでした。また、学生は招待選手の城西・橋本選手が2位に。他の招待選手の早大・平賀、國學・荻野選手が欠場した中、大きく見せ場を作ってくれました。
 
以下、だいたい50位以内の学生
○上武大学
7位大西淳貴(1年)1時間36分58秒
8位菅家俊貴(3年)1時間37分05秒
15位合田昇平(2年)1時間39分48秒
16位高津戸翔太(2年)1時間40分04秒
21位吉見進平(2年)1時間40分43秒
 上武大2軍メンバーが出場していましたが、その中で大西・菅家選手は収穫と言えるタイムでは。たとえば箱根予選の下位グループでの貴重な戦力になるかも。

 
○早稲田大学
13位山田侑矢(1年)1時間39分27秒
14位田中鴻佑(2年)1時間39分48秒
17位田澤範樹(3年)1時間40分05秒
18位内田皓平(3年)1時間40分05秒
27位高橋広夢(1年)1時間41分54秒
35位當山貴大(1年)1時間42分48秒
54位山田明幸(1年)1時間46分31秒
 おお、山田侑選手が頑張りましたね。5千14分50秒代で進学校出身の選手なのですが、これは躍進と言えそうだ。他、2年生まで中距離ブロックだった内田選手と、12月に入部したばっかりの當山選手も健闘です。

 
○流通経済大学
25位前田康太(2年)1時間41分41秒
26位飯田貴弘(3年)1時間41分41秒
31位濱田雅樹(3年)1時間42分36秒
32位吉村祥太郎(1年)1時間42分41秒
33位細川仁司(3年)1時間42分43秒
38位佐々木拓朗(2年)1時間43分17秒
42位川村貴洋(2年)1時間44分05秒
46位船木健多(2年)1時間44分59秒
48位山本将也(1年)1時間45分34秒
52位古賀渉(2年)1時間45分47秒
 だいたいチーム5番手以下の選手の出場です。上武・早大は2軍メンバーだったのでもうちょっと上位に絡みたかったところでしょうか。このあたりの層が上がってくると少しでも箱根出場に近づくのですが、今後どうなるか。

 
○その他
12位斎藤隼人(学芸4年)1時間39分23秒
45位柴雅典(明薬4年)1時間44分50秒
51位瀬山直人(農大4年)1時間45分43秒
 学芸大の齋藤選手はまずまず良かったのではないでしょうか。びわ湖毎日マラソンにもエントリーしていますが走るでしょうか?他、1年から3年まで箱根走った農大の瀬山選手もいました。
 
 

 

2/19 熊日30㎞ロード

1位宇賀地強1時間30分1秒
2位押川裕貴1時間30分43秒
3位新田良太郎1時間30分50秒
------------------------
4位伊藤正樹(国士4年)1時間31分20秒
5位高瀬泰一(駒大4年)1時間31分35秒
 宇賀地選手が順当に優勝した感じですかね。特に最初は世界記録ペースでぶっ飛ばしていたようで、今まで通りの本来のスタイルの走りだったようです。ただ、やはり一人旅で終盤はきつかったかペースダウン。最低ラインとしていた1時間29分30秒にも届かなかったようで、かなりしぶい表情だったようだ。まあそれでも気持ちは強い選手だと思うので来年以降はフルにも挑戦していってほしいところだ。
 
 学生ではこの2人が出場。国士・伊藤選手は元々力はありましたがいい結果か。それ以上に駒大・高瀬選手はコツコツ力を付けてきた選手でここまで成績伸ばしたのは凄いです。実業団でもそれぞれ活躍してほしいところです。
 
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2/19までの試合結果【富士宮駅伝・市町村対抗駅伝など】

把握している限りの学生の試合結果です
 

 

2/12 富士宮駅伝

1区
1位荒木宏太16分56秒
山本和樹(2年)16分59秒
3位土井久理夫(1年)17分35秒
4位片山優俊(3年)17分36秒
2区
1位青木優(3年)16分44秒
3位岩渕慎矢(1年)17分18秒
大河原謙人(2年)17分30秒
3区
1位宮原徹15分55秒
2位花田昌之(3年)16分37秒
3位柏木宏亮(1年)16分41秒
萩野凱斗(2年)17分53秒
4区
1位山下伸一18分51秒
2位内藤寛人(3年)19分07秒
3位藤井拓也(1年)20分09秒
加藤大(2年)20分53秒
5区
1位平田繁聡14分59秒
2位浅岡満憲(1年)15分08秒
3位原口孝徳(3年)15分28秒
佐藤達也(2年)16分33秒
6区
1位竹内竜真(1年)15分39秒
津野浩大(2年)15分51秒
3位七五三木航(3年)16分45秒
総合成績
1位御殿場滝ヶ原自衛隊1時間41分52秒
2位東京農大3年生チーム1時間42分17秒
3位東京農大1年生チーム1時間42分30秒
東農大2年生チームはオープン参加
 東農大毎年恒例の参加です。学年でチームを分けてます。まあ、ベスメンというわけではないので比較は意味ないかもしれませんが一応3年生チームが勝ちました。青木選手の好走が収穫でしょうか。丸亀ハーフを走ったばかりの山本選手や1年生の竹内選手もまずまずだったのかなという気がします。
 
 

2/14 京都府民総体市町村対抗駅伝

3区(7.109㎞)
1位藤井勘太21分48秒
3位新庄浩太(中大3年)22分19秒
8位東條嵩之(明大1年)23分18秒
 中大の新庄兄が出場しましたが、それを上回ったのがなんと前回東海大でアンカーを走られた藤井選手。実業団では続けてなかったのですが、それなりのレベルをキープしていますね。また、アンカーで79回80回東海大5区を走った中井選手、79回選抜で4区を走った野崎選手が区間1位2位取っていました。
 

 

2/17-19 佐賀県内一周駅伝

1区(8.3㎞)
1位美間坂斎24分56秒
4位野下滉貴(帝京1年)25分14秒
2区(12.0㎞)
1位田中健人(帝京2年)35分44秒
3位佐々木隆文(亜大2年)37分54秒
3区(8.0㎞)
1位中村友一25分26秒
7位池田祐樹(拓大4年)27分05秒
4区(5.5㎞)
1位松尾大地(平国2年)17分13秒
6区(11.9㎞)
1位名波谷一朗37分10秒
10位喜多優(流通2年)40分22秒
8区(8.8㎞)
1位山口聡輝(順大1年)27分51秒
9区(9.2㎞)
1位諸熊賀津也29分50秒
2位原口孝徳(農大3年)29分51秒
11区(17.0㎞)
1位鬼塚智徳53分39秒
2位松岡竜也(城西3年)53分44秒
7位大島亘銘(流通2年)56分04秒
8位平山貴裕(流通3年)56分15秒
23区(11.7㎞)
1位中村友一37分25秒
6位喜多優(流通2年)39分24秒
24区(14.4㎞)
1位田中健人(帝京2年)42分29秒
2位松岡竜也(城西3年)43分46秒
6位平山貴裕(流通3年)44分39秒
7位大島亘銘(流通2年)45分10秒
9位野下滉貴(帝京1年)45分43秒
28区(9.4㎞)
1位吉田伊吹28分38秒
4位山口聡輝(順大1年)29分07秒
29区(10.0㎞)
1位光延誠30分00秒
4位原口隆徳(農大3年)30分36秒
6位佐々木隆文(亜大2年)31分21秒
 帝京・田中選手が大活躍していたみたいですね。特に3日目の1区の24区ではダントツの区間賞でチームの優勝を決定づけたようです。また、城西・松岡選手の姿がみれたのもひとまず良かったですかね。
 
 

2/17-19 長崎県下一周駅伝大会

【1日目】
1区(10.2㎞)
1位福島啓太郎31分32秒
2位國分恵介(國學3年)31分34秒
6位堀田昇世(流通1年)32分16秒
2区(12.2㎞)
1位寺田夏生(國學2年)37分30秒
2位林慎吾(日大1年)37分47秒
10位柳瀬秀平(麗澤4年)41分13秒
4区(14.0㎞)
1位出岐雄大(青学3年)42分07秒
4位尾上慎太郎(拓大1年)44分36秒
5区(11.6㎞)
1位渡辺洋一36分22秒
2位小柳俊介(中大4年)36分28秒
4位村川恵太(亜大1年)37分25秒
6区(10.6㎞)
1位山口紘司34分08秒
2位中尾大輝(関学1年)34分18秒
5位澤田錬(法大1年)35分41秒
7区(9.0㎞)
1位横山美明28分18秒
6位長門健太(城国4年)29分04秒
8区(12.3㎞)
1位的野遼大(順大1年)36分52秒
3位小嶺篤志(青学3年)38分43秒
6位友田孔大(國學2年)39分09秒
11区(15.8㎞)
1位瀬川啓太47分52秒
2位木寺良太(拓大2年)48分00秒
5位宇戸勇人(国士1年)48分47秒
 2区を走った寺田選手またやってくれたようで…。今度は選手が来てるのにリレーゾーンに出ていなかった。秒差で区間賞の福島選手も完全にぶち切れていて、区間2位でやってきた先輩の國分選手にばっちり見られていた(汗) まあ、それでも結果を残してくるのが良い所か。日大売出し中の林選手を抑えて区間賞を獲得しました。
 ただ、個人でもっといい成績を残したのは4区青学・出岐選手と8区順大・的野選手で共に区間新。出岐選手は当然かもしれませんが、的野選手の急成長はすごいですね。一気に順大のエース格になってきているのか?
 
【2日目】
1区(14.6㎞)
1位寺田夏生(國學2年)43分49秒
5区(12.9㎞)
1位渡辺洋一40分15秒
4位柳瀬秀平(麗澤4年)41分15秒
6位番途圭太(拓大4年)42分46秒
7区(11.4㎞)
1位白石海斗36分00秒
4位長門健太(城国4年)37分02秒
10区(13.1㎞)
1位國分恵介(國學3年)40分12秒
6位山田晃成(明大4年)41分44秒
12区(10.7㎞)
1位藤河建33分58秒
2位堀田昇世(流通1年)34分08秒
13区(15.8㎞)
1位森勇気48分49秒
5位木寺良太(拓大2年)50分56秒
7位中尾大輝(関学1年)52分35秒
 連続出走となった寺田選手は今度は区間新記録。何とかミスは取り返せたか?他、10区で國分選手も区間賞で國學院勢の活躍が目立った日でもありました。
 
【3日目】
1区(19.2㎞)
1位佐藤歩57分09秒
5位宇戸勇人(国士1年)60分27秒
6区(12.3㎞)
1位的野遼大(順大1年)36分51秒
11区(13.5㎞)
1位林慎吾(日大1年)42分15秒
2位小柳俊介(中大4年)43分21秒
5位山田晃成(明大4年)44分56秒
7位番途圭太(拓大4年)44分58秒
17区(14.0㎞)
1位出岐雄大(青学3年)40分49秒
3位小嶺篤志(青学3年)42分46秒
7位友田孔大(國學2年)44分27秒
 1日目でも結果を出していた的野・林・出岐選手はやはり強い。特に出岐選手はチームの優勝を決定づける走りだったようで。それにしても高レベルで安定していますね~。


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箱根駅伝を振り返る-東京農業大学-


往路20位復路11位
総合20位:東京農業大学
(予想:往路10位復路7位総合9位 区間:2区4区のみ)
 順位外れはちょっとどうしようもない。区間予想は1区青木、7区松原、5区に2年連続津野選手などでぐっちゃぐっちゃでした。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区青木優(3年)63分45秒区間16位(16)1分42秒差
2区木下潤哉(4年)73分14秒区間20位(16→20)6分21秒差
3区浅岡満憲(1年)63分47秒区間7位(20→18)7分25秒差
4区内藤寛人(3年)58分27秒区間19位(18→19)11分07秒差
5区津野浩大(2年)106分49秒区間20位(19→20)41分17秒差
6区佐藤達也(2年)59分25秒区間2位(20→20)41分26秒差
7区松原健太(4年)64分20秒区間5位(20→20)43分14秒差
8区竹内竜真(1年)66分55秒区間11位(20→20)45分57秒差
9区木村翔太(3年)73分31秒区間17位(20→20)48分22秒差
10区花田昌之(3年)74分03秒区間18位(20→20)52分40秒差
【敢闘賞】佐藤達也…津野選手の想いを乗せ快走、あわや区間賞
【技能賞】浅岡満憲…最下位の難しい位置から見事なビルドアップ
【感動賞】津野選手のゴールを待っていた応援団

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
70-50-80-60-20
100-90-80-60-60
5区はともかく、それまでも悪かった
 今年の東農大を語ろうとしたら、5区の話題は避けて通れまい。津野選手が、テレビ放送内にゴールできないほどの落ち込みとなってしまい、この時点で総合最下位はほぼ確定的となった。失速の理由は散々書かれているが、エントリー変更締め切り後に体調不良に陥り、そのまま強行出場したということであった。前との差は関係なく、もう辿り着いてくれたというだけで良かった。それとそれ以上に嬉しかったのが、応援しに来られた方々が誰一人帰られずに、大声援を送ってくれていた事。これも津野選手が最後まで到達した力になったと思うので感謝したい。

最も、今回問題にしなければならないのは、そもそも5区に渡った時点でトップから10分以上も引き離された総合19位だった事だ。1区は初の大学駅伝ながら全日本予選で29分13秒のタイムを出していた青木選手。ただ、区間16位とやや出遅れ。まあ10位からはこの地点ではそれほど離れていなかったので一応及第点か。厳しかったのが2区。前回区間一桁で走った木下選手だったが、怪我などで年間通して不調だったことに加え、1区が低位置で気負ってしまったらしい。ダントツの区間最下位で総合順位も最下位に。大きな誤算だった。
 
 ただ、3区1年生の浅岡選手だけは良かった。冷静なビルドアップで最下位脱出。さすがに関カレの時から活躍していただけあった。これで流れを取り戻したかに見えたが、4区内藤選手はペース上がらず。区間最下位争いで併走していた中学大を何とか最後で引き離したくらい。松原選手が往路に回れなかったのも痛かったが、走るべき選手が走れずにうまく駅伝の形に持って行けなかった、そんな印象だった。
 

6区佐藤快走、7区松原意地の激走で一斉スタート組トップを走る
 それでも襷がつながった事は大きい。途中棄権になったら個人順位も復路順位も公式で認められなくなる。だけと、津野選手の執念でしっかりと成績が付く。復路は積極的な走りをして持ち前のポテンシャルを発揮し、シード権を獲得する力はあるんだということを証明しようと気持ちを切り替えて臨んだ。
 
 それがいきなり形になった6区佐藤選手。最初の登りこそそんなに身体が動かなかったようだが、下りに入ってからエンジンがかかってきた。ぐんぐんスピードをあげると、最後の平地になってから、最初ぶっ飛ばしていた中大の背中が見えてきた。その瞬間、監督から「抜けば区間賞だ!」の声。すぐに交わして一斉スタート組トップに。区間賞は東洋の選手が最終的に上回ったので獲れなかったが、区間2位の素晴らしい成績。まさに襷のドラマであった。
 
 その勢いは7区松原選手にも続く。本来はエース級なのだが、全日本予選で大ブレーキや箱根予選でチーム10番手になるなど、完全に精彩を欠いていた。その為復路に回ったのだが、往路の結果を受けて吹っ切れていた。思いっ切り突っ込んで入って、途中まで優勝&上位争いしていたチームとほぼ変わらない成績。終盤苦しくなったが、区間5位で踏みとどまった。苦しんだシーズンだったが、最後はある程度納得のいく形になれたのではないだろうか。8区竹内選手も青学に追いつかれたが、そこから粘ってまとめる走りを見せた。ここまでは見ている人が順位を勘違いさせるような勢いだった。
 
人材は豊富 新4年生しっかり
 ここまで来たら、どこまで復路の順位をあげていけるか期待がかかった。しかも9区10区には箱根予選チーム1番手2番手の木村・花田選手である。しっかり走って来季に繋げたかった。だが、事はうまく運ばず。両者とも区間15位以下という厳しい結果に。まあ、木村選手は横浜駅前で区間7位だったので最後脱水症状等のアクシデント臭かったが、花田選手は終始ローペースでちょっと調子落としていただろうか。復路11位という成績となった。
 
 確か展望の記事で僕はこのチームは3年生が元気だ、ということを書いたのですが、出走した4人全員が区間15位以下というのはちょっと残念だった。次年度引っ張るべき存在の学年がある程度まとめてくれるともっと前向きになれるのだが。トラックシーズンまでに立て直して、まずは全日本予選突破を目指して引っ張ってほしい所だ。
 
 
≪主な在校生≫
青木優(4年)29分13秒77≪箱根1区16位≫
木村翔太(4年)29分14秒10≪箱根9区17位、予選11位≫
竹内竜真(2年)29分20秒78≪箱根8区11位、予選71位≫
佐藤達也(3年)29分33秒04≪箱根6区2位、予選261位≫
山本和樹(3年)29分34秒30
津野浩大(3年)29分35秒64≪箱根5区20位、予選144位≫
内藤寛人(4年)29分38秒51≪箱根4区19位、予選33位≫
浅岡満憲(2年)29分45秒03≪箱根3区7位、予選29位≫
花田昌之(4年)29分55秒75≪箱根10区18位、予選17位≫
三輪晋太郎(3年)29分56秒99≪予選69位≫
岩淵慎矢(2年)29分58秒88≪予選83位≫
島田直輝(2年)30分20秒26

≪主な新入生≫
戸田雅稀14分15秒80≪都道府県1区14位、高校1区19位≫
佐野雅治14分24秒68≪都道府県5区31位、高校3区6位≫
山浦大輔14分31秒57≪高校7区4位≫
遠藤凌平14分37秒24≪都道府県1区33位、高校3区12位≫
小澤洸太14分41秒58≪高校5区22位≫
三木愛嵐15分02秒20≪高校5区2位≫(競技継続未定)
 まあ、ただ現時点ではエースと言える存在はいないけど、中間層は非常に分厚い。箱根予選で好走した選手も数多くいるし、今回出走者以外でも丸亀ハーフで63分台を出した山本・岩淵に、三輪選手あたりもいい成績を持っている。新入生も東農大二コンビの戸田・佐野選手と面白そうな存在がいる。箱根予選を走るチームの中ではかなり上位の方の選手層を誇っているのではないか。全員一丸となっていけば、面白い成績を残すかもしれない。
 
 
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箱根駅伝を振り返る-拓殖大学-

 
往路19位復路9位
総合14位:拓 殖 大 学
(予想:往路17位復路8位総合14位☆ 区間:1区4区6区8区9区的中)
 山が予想より下がった以外は本当にほとんど予想通りでした。序盤で出遅れ、ダンカン砲が不発なのも。区間予想は直前で変わることになった2区3区5区以外はまあまあ当たったので満足。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シードとの差)
1区兼実省伍(3年)63分51秒区間17位(17)1分48秒差
2区野本大喜(3年)70分18秒区間15位(17→15)3分31秒差
3区ダンカン=モセ(2年)63分20秒区間5位(15→15)4分08秒差
4区佐護啓輔(1年)58分04秒区間18位(15→15)7分27秒差
5区横山築(4年)87分16秒区間19位(15→19)18分04秒差(7分41秒差)
6区堅谷真(3年)61分49秒区間17位(19→19)20分37秒差(9分00秒差)
7区奥谷裕一(2年)64分22秒区間6位(19→19)22分27秒差(7分20秒差)
8区那須大地(4年)66分51秒区間10位(19→18)25分06秒差(6分54秒差)
9区真家尚(4年)72分27秒区間13位(18→18)26分27秒差(7分34秒差)
10区北澤健太(3年)72分03秒区間6位(18→14)28分45秒差(6分39秒差)
【敢闘賞】北澤健太…最後まであきらめずに4人抜き
【敢闘賞】奥谷裕一…初の駅伝ながら積極的な走り
点数(80点で予想通り)

※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-80-80-80-60
60-90-80-80-80
重要区間の2区と5区の予定が狂い、全く上位に浮上できず
 2年連続のシード権を狙ったが、予定オーダーが組めなかった事もあり、ほとんど低空飛行となってしまった。出足の1区兼実選手はハイペースに付いて行かず、後半に落ちてくる選手を拾っていこうという作戦をとった。だが64分切ったにも関わらず区間17位。今回はこういう走りでは浮上できなかったという感じか。
 
 最も、拓大は留学生がいるので1区での多少の出遅れは問題ない…はずだった。前回2区を走ったマイナ選手が故障でアウト。もう一人の留学生のダンカン選手が入ったが適性を考えて3区に。2区は野本選手が入った。その野本選手は70分そこそこ。トラックのスピードからすると妥当だったか。一応総合15位にあがったので、そのまま勢いに乗りたかったが、ダンカン砲は不発に。山学・コスマス選手と並走したのだが、距離に不安があったダンカン選手には早すぎたか。区間5位にはまとめたが、前に居た国士や順大の選手が区間3位4位だったのもあり順位はあげられず。留学生使って15位は非常にダメージがあっただろう。
 
 4区佐護選手はやや力不足気味で引き離される。そして重要区間の5区に入るのだが、ここでも試合前に誤算が生じていた。まず12月頭に昨年82分強で登った館石選手が故障でダウン。続いて今年成長を見せていた登井選手が候補に上がったが、残り1週間で行けなくなってしまった。残っていたのは主将の横山選手だけだった。一応、昨年準備していたので何とかなるのではということだったが、甘くなかった。主将の重圧もあったか、87分オーバー。まさかのブービーで往路を折り返すことになってしまった。

7区奥谷、10区北澤が区間6位 少しはやりたいことができた復路
 拓大はスタミナで粘るタイプが多いので、どちらかというと復路の方が得意。実際、前回は復路4位という成績を残した。シード権は厳しい状況だが、少しでも意地を見せたかった。ただ、6区はやや出遅れる。2年越しでの6区出走となった堅谷選手が終盤にがくんとペースダウン。また苦しい立ち上がりになった。
 
 それでもやはり往路よりは粘りが効いた。7区奥谷選手がぐんぐん飛ばす。岡田監督の手法といえば、前半抑えさせて後半上げるというのが鉄則なのだが、自重はしなかった。国士や山学などまとまっていた集団を捉えていくのは昨年の野本選手を彷彿させた。最終的に区間6位で見た目順位を一気に6つもあげたのは非常に良かった。8区那須9区真家の4年生は昨年区間5位6位という成績を残していたのだが、今年度はずっと不調が続いていたので仕方ないか。それでも最低限ではまとめてくれた。
 
 そしてアンカーが一番の見せ場に。蒲田を過ぎてから併走してきた國學院・国士大を振り切ると前を追い、山学や農大まで捉える。元々日本人では野本選手に次ぐ実力のある選手。最後シード権争いになった時の為に温存したのだろうが、残念ながら捨て駒になってしまった。それでも諦めずに前を追っていき、気が付けば総合順位を14位にまであげていた。復路順位も9番目にまで上げて、何とか納得する形で終えることはできただろうか。
 
留学生がいる間に高速レースに対応できる日本人ランナーの育成を
 シードラインとは少し差がありましたが、それでも往路が予定通りいけていれば、その差の大半は埋まっていたんじゃないかと思うとちょっと勿体なかったか。最も、総合14位でも高校時代の実績からするとかなり浮上しているんですけどね。今回の出走者の高校時代の5千持ちタイム平均を出すと14分50秒を超える(ダンカン選手13分50秒で計算)。これでシード権はまだまだ狙えるということで無名の選手の育成力はやはり高いのだと思う。
 
≪主な在校生≫
ダンカン=モゼ(3年)27分53秒00≪箱根3区5位、出雲1区1位≫
ジョン=マイナ(3年)27分53秒50≪出雲6区3位≫
野本大喜(4年)29分28秒56≪箱根2区15位、出雲3区5位≫
北澤健太(4年)29分29秒35≪箱根10区6位≫
兼実省吾(4年)29分31秒27≪箱根1区17位≫
奥谷裕一(3年)29分32秒05≪箱根7区6位≫
登井峻太(4年)29分43秒05
堅谷真(4年)29分50秒94≪箱根6区17位≫
木寺良太(3年)29分53秒63
佐護啓輔(2年)29分54秒82≪箱根4区18位≫
櫻井一樹(2年)30分03秒01
谷野健太(3年)30分29秒29
早川和樹(2年)30分37秒36

≪主な新入生≫
金森寛人14分16秒92(予定)
東島彰吾14分26秒22≪都道府県1区3位、高校1区10位≫
日下粛基14分40秒97≪高校7区24位≫
濱寄直人14分48秒92≪高校3区35位≫
翔山健14分54秒17≪高校3区28位≫
千田航世15分00秒10≪高校7区18位≫
 とはいっても、さすがに往路タイプがほしい。これに関してはリクルーティングの方も頑張ってもらわなければならない。さすがに5千15分前後から往路タイプを何人もというのは厳しいものがある。今回は(来るかどうか確定ではないが)14分10秒代を持つ金森選手と、全国駅伝で活躍をみせている東島選手が入る。このあたりを確実に戦力にしていきたいところ。
 
 そして彼らを育て上げられるかで岡田監督の評価が変わるかな。こう言っちゃなんだが2流3流のランナーを1.5流くらいまで育てるのは大変秀でておられる(他にも即戦力が入らないながら箱根出場続けているチームいますね)。ただ、ある程度の力を保有している選手が無名選手の育成が得意な監督さんの所に来たらどうなるのかというのはずっと疑問に思っている事。拓大の場合は、現在は留学生もいるし、叩いた選手もいるので、箱根予選で落ちる心配はあまりしていない。上位に入る礎を今のうちに築きたいところだ。

 
 
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箱根駅伝を振り返る-神奈川大学-

 
往路15位復路17位
総合15位:神 奈 川 大 学
(予想:往路12位復路13位総合15位☆ 区間:2区5区9区のみ)
 総合順位は15位にしといたらあまり外れないだろうと思っていましたが、やっぱりずれなかったw 区間予想は思ったより上級生が入ってきてしまいあまり当たりませんでした
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シードとの差)
1区小嶋直耶(4年)64分00秒区間18位(18)1分57秒差
2区坪内武史(4年)70分54秒区間17位(18→17)4分16秒差
3区吉川了(3年)65分38秒区間20位(17→17)7分11秒差
4区福田健太(3年)56分47秒区間12位(17→17)9分13秒差
5区小堀佑真(4年)81分06秒区間5位(17→15)13分40秒差(3分17秒差)
6区久門大輔(4年)60分14秒区間7位(15→14)14分38秒差(3分01秒差)
7区森津祐一(4年)66分43秒区間17位(14→14)18分49秒差(3分42秒差)
8区山中健太(4年)66分46秒区間9位(14→14)21分23秒差(3分11秒差)
9区鈴木駿(3年)73分23秒区間16位(14→14)23分40秒差(4分47秒差)
10区高橋俊光(4年)74分51秒区間19位(14→15)28分46秒差(6分40秒差)
【敢闘賞】小堀佑真…前回の天野選手の走りを引き継いで
【技能賞】久門大輔…前回経験者を差し置いて区間一桁の好走
【感動賞】鈴木駿…中継所直前2度の転倒も繰り上げに間に合う

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
70-70-80-80-80
90-80-90-60-70
ルーキーの出場機会を奪ってまでの注ぎ込み作戦 報われず
 元々の予定は1区はルーキーの赤松選手。ちょっと脚に不安はあったが、スローペースなら何とかということでの配置だった。しかし、早大・大迫選手が来てしまい、ハイペースは必至。これは赤松選手では対応ができないということで、元々3区予定で、箱根予選チームトップの成績だった小嶋選手を持ってきて高速レースに遅れないようにしようとした。
 
 だが、結果的にそれでもついていけなかった。小嶋選手は64分ジャストだったが区間18位。同じく早めのペースになった86回大会なら区間11位相当のタイムなので如何に高速レースだったか。2区坪内選手が何とか昨年並みのタイムで一つ順位をあげたが前は詰まらず。そして3区に入った吉川選手は区間最下位。ただ、タイム的には65分30秒代。つい2,3年前なら区間最下位になるタイムではないはずだ。大きなミスが無かったのにこれだけ中位と差をつけられたのはちょっとショックだっただろう。ちょっと時代に取り残されそうな、そんな不安を感じぜずにはおれなかった。

山は攻略 ただ上級生で固めた復路も浮上できず
 ただ、大後監督「山を区間一桁で走れるノウハウはある」と豪語されるだけあって山は今年も良かった。4区区間12位と頑張った福田選手からタスキを受けた小堀選手。登りに入ってから徐々に区間順位を上げ始め、最終的には区間5位。昨年の天野選手に続きお見事という走りだった。また6区も区間7位。走ったのは久門選手。1万ではチームトップクラスだったが、20㎞では毎回痙攣に悩まされていた。ただ、最後は本来の力を発揮し、設定タイムを大きく上回る力走だった。
 
 ここで総合14位でシードと3分差。4人全員で前を追っていきたかったが、大きくは詰められなかった。7区は11月末に1万29分30秒代を出していた森津選手だったが中盤から失速し区間17位と悔しい結果。8区山中選手は頑張った。1万は30分台で今季試合出場は少なかったのでびっくりしたのだが、トラックのコーナーを走ると故障してしまう選手らしく、ロード1本に絞っていた。予定通りのオーダーなら走れなかった選手だが区間9位の成績を残したのは収穫か。
 
 ただ、シードラインは遠かった。9区を走った鈴木選手は中盤は他チームと絡んでいたが、筋力不足で終盤に失速。襷リレーで大きく目立つ形となった。アンカーの高橋選手は復路で唯一の経験者だったが区間19位。繰り上げ組の選手から早々遅れてしまい、終始ペースが上がらなかった。最終的に総合15位でゴールする形となった。
 
15位の呪縛 打破の鍵は下級生
 それにしても15位の壁を突破できない。ここ5年、出場できなかった86回大会を除いて全部15位という成績だ。今回なんかは残り3㎞を切ってから選抜の失速で14位に浮上したが、ゴール直前で拓大に交わされ、1秒差で15位ということで何とも呪縛にかかっている。往路で出遅れ、山で少し挽回、復路そのまま、という感じのレースが多い。何とか往路序盤を凌げる選手が出てきて、今往路を走っている選手が復路に回るくらいになれば面白いが。
 
≪主な在校生≫
福田健太(4年)29分36秒02≪箱根4区12位、予選64位≫
鈴木駿(4年)29分36秒34≪箱根9区16位、予選56位≫
吉川了(4年)29分44秒04≪箱根3区20位、予選60位≫
坂本翔太(2年)29分59秒83
高久芳裕(3年)30分07秒16≪予選130位≫
井上雄介(2年)30分11秒62
上倉拓也(3年)30分14秒79≪予選103位≫
進藤将(4年)30分34秒37
柏部孝太郎(2年)30分39秒59
柿原聖哉(2年)30分52秒06≪予選54位≫
赤松宏樹(2年)14分25秒26※≪予選53位≫

≪主な新入生≫
永信明人14分12秒70
西山凌平14分17秒31≪都道府県5区9位、高校1区14位≫
我那覇和真14分22秒28≪都道府県4区14位、高校1区32位≫
南俊輔14分30秒03≪高校6区2位≫
渡邉慎也14分36秒9≪高校5区7位≫
 その打破の鍵となるのは新2年生以下だろう。今回は出番が無かったが赤松・柿原選手は箱根予選でも好走。坂本・井上選手も記録を伸ばしつつある。それからリクルーティングも例年に比べて頑張った。5千14分12秒を持つ永信選手(14分20秒切の高校生が来るのは8年ぶり)に、全国駅伝で結果を残している西山・我那覇と、早くに戦力になる可能性がある選手がいる。彼らには新たな神大の姿を見せてくれることを期待したい。
 
 とはいっても、現実問題、次回の箱根予選を突破できるかを気にしなければならない戦力だ。持ちタイムで決まるわけではないが、1万29分台がわずか4名という状況。おそらく主要校で平均タイムは一番低い状況となる。ひとまず福田・鈴木・吉川といった新4年が引っ張って個人上位に入れるよう成長することが重要になるだろう。
 
 
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箱根駅伝を振り返る-中央大学-

 
往路12位復路6位
総合8位:中 央 大 学
(予想:往路7位復路4位総合5位 区間:2区3区6区8区10区的中)
 4区終了時で総合順位は当てられると思ったのですけどね…。5区の準備が間に合っていませんでしたか。区間配置は5区西嶋なんて予想したところで外れると思っていたので、とりあえずいいです。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シードとの差)
1区西嶋悠(2年)62分57秒区間8位(8)54秒差
2区棟方雄己(4年)68分44秒区間4位(8→8)1分03秒差
3区渥美昂大(3年)63分47秒区間7位(7→5)2分07秒差
4区新庄翔太(1年)55分56秒区間7位(5→6)3分18秒差
5区井口恵太(4年)85分42秒区間18位(6→12)12分21秒差(1分58秒差)
6区代田修平(2年)59分34秒区間3位(12→11)12分39秒差(1分02秒差)
7区須河宏紀(2年)64分50秒区間9位(11→9)14分57秒差(-58秒差)
8区新庄浩太(3年)66分36秒区間8位(9→8)17分21秒差(-1分12秒差)
9区大須田優二(3年)72分38秒区間14位(8→10)18分53秒差(-2分44秒差)
10区塩谷潤一(3年)70分33秒区間2位(10→8)19分41秒差(-5分30秒差)
【優秀選手】代田修平…序盤から果敢に飛ばし、復路の流れを作る
【敢闘賞】塩谷潤一…どんどん前に行く走りで多くのファンを魅了、自身も区間2位
【殊勲賞】棟方雄己…2区区間4位の好走で往路の流れを作る
【技能賞】西嶋悠…1区では確実に走ってくれる

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-90-80-60-60
90-70-80-80-90
棟方がエースの役割を果たし、4区まではほぼ完璧
 序盤は順調すぎる程順調だった。1区の職人といってもいい西嶋選手が2位と30秒差の区間8位で滑り出すと、2区棟方選手が区間4位の走りを見せる。昨年も2区を走ったが中盤手前から失速し区間17位。しかし今年は好ペースを維持し、最後は4位集団に限りなく接近した。どちらかというとエース不在のチームで、序盤耐えてじわじわ追い上げるのだろうと思われていた。それが棟方選手の走りで一桁順位、しかもすぐ前に上位のチームが見えているという絶好の位置での展開となった。
 
 3区もこれまた2年連続出走となった渥美選手。前回は低位置ながら区間10位の走りをみせていたので面白い存在だった。すぐには前の集団に追いつかず、中盤に入ったあたりで5位集団へ。その後は最後までその集団の中でレースを進め、混戦の中5位で襷リレーした。4区は11月に1万28分台を出したばかりのルーキー新庄選手は勢いよく一時3位に浮上する走りをみせる。その後失速してしまったのが、ちょっと残念なのだが、ひとまず4区終了時点で総合6位というのは戦前の予想より上回ったという人が大きかったのではないだろうか。このまま流れに乗っていけると思われた。
 
 だが、ここで落とし穴が待っていた。山登りの5区に起用された井口選手が86分近くかかるブレーキで12位まで順位を落としてしまう。実は12月に入っても5区が誰になるか固まらなかった。1年生の永井選手など色々候補はあったが、最終的に何とか82分台でまとめられそうということだったらしい。だが、登りに入って脚がしびれてきてペースダウンを余儀なくされ。上位進出どころかシードラインよりも2分後ろまで後退してしまい、大きくレースプランが狂う事になってしまった。救いは、井口選手が後半持ち直した事。小涌園の地点で13位にまで後退して15位以下まで落ちてしまうのではないかというくらいだったので、そこは主将としての意地をみせた、そんな感じがした。

6区代田の激走で息を吹き返す 7区で逆転し10区塩谷で決めた
 さて、12位ということで追い上げるしかないのだが、今回はいつも以上にやりづらかった。総合8位以下のチームが復路一斉スタートとなってしまっていたのだ。流れに乗って走っていたら、いつまでたってもシードラインを追い上げられないので、前へどんどん出て引き離さなければならないのだ。それができるかどうかが焦点だった。
 
 そんな心配はスタートしてすぐに消えることになる。6区を任された代田選手がいきなり前に出る。苦手と言う登りからエンジン全開で、後ろを引き離しながら前を追いかける。下りに入っても勢いを維持し、時差スタートした山学を抜いて、表情は苦しくなりながらも青学にまで追いついていった。この地点で区間記録を上回るペースだった。さすがにラスト3㎞の平地はやや疲れたが、シードラインを約半分のタイム差にまで縮め、大きく勢いづけた。
 
 そして7区須河選手で早くも圏内に浮上。区間9位というのは前哨戦で準エース区間でもやれていたということを考えると不満ではあるが、安定した走りで失速してきた東海大などを交わしていった。8区新庄浩選手は年間不調気味だったが昨年に近い走りで更に順位アップしていく。このあたりは伝統校らしい戦いではあったのではないか。9区大須田選手が終盤に失速して順位を落としたが、正直実力通りだったかなと思っている。他校の失速でシードラインとの差は開いたが、最後は何とかまとめたいところだった。
 
 その最後に待っていたのは2年連続アンカーとなった塩谷選手。前回の拓大とのスパート合戦での独特の走法に記憶にとどめていた人も多いだろう。あまりにも独特なフォームで高校駅伝でもアクシデントと間違えられていたほど。大学入学時に浦田監督にフォームに付いてどうするか話し合ったそうだが、変えないで行くという方針にしたそう。そのフォームでどんどん前を追っていく。帝京大を交して、順大を引き連れながら城西も交わし、青学まで追いつく。三つ巴となった残り1㎞からあのラストスパート。引き離せないと見るや何度も何度もかけ続ける。最後はトラックのスピードが高い2人に屈したものの、個人では区間2位、総合順位も8位に引き上げる活躍。代田と塩谷、両選手の気迫あふれる走りが中大27年連続シード権に導いた。
 
中堅どころは粒ぞろい 2区5区を走る選手が出てくるか
 5区9区を除いてほとんどの区間が区間5位前後ということで、中堅どころはズラリと駒が揃っていますね。次回もシードを狙うのは申し分のないメンバーだ。また、中大の場合2年になったからぐっと出てくる選手が多い。現2年の代田・須河選手、現3年の渥美・塩谷選手などは1年生の冬の時に名前聞かなかったような気がする。また新しい戦力が出てくるかもしれないので、それもまた楽しみである。
 
≪主な在校生≫
新庄翔太(2年)28分44秒00≪箱根4区7位、全日本2区6位、出雲1区10位≫
野脇勇志(4年)29分16秒10
西嶋悠(3年)29分26秒63≪箱根1区8位、全日本1区8位、出雲4区10位≫
須河宏紀(3年)29分32秒67≪箱根7区9位、全日本4区6位、出雲3区8位≫
塩谷潤一(4年)29分33秒30≪箱根10区2位、出雲6区10位≫
代田修平(3年)29分34秒69≪箱根6区3位、全日本3区6位、出雲2区5位≫
渥美昂大(4年)29分38秒06≪箱根3区7位、全日本7区3位≫
大須田優二(4年)29分39秒19≪箱根9区14位、全日本6区3位≫
新庄浩太(4年)30分11秒56≪箱根8区8位≫
相場祐人(3年)30分19秒62≪出雲5区5位≫
多田要(2年)30分23秒99≪全日本5区6位≫
永井秀篤(2年)30分27秒92
鈴木大和(4年)31分00秒34

≪主な新入生≫
小谷政宏14分16秒02
吉田匡佑14分16秒96≪都道府県1区16位、高校3区8位≫
徳永照14分20秒83≪都道府県1区6位、高校1区3位≫
三宅一輝14分21秒10
早川文人14分22秒03≪都道府県5区11位≫
藤井寛之14分24秒49≪都道府県5区20位、高校4区5位≫
松原啓介14分28秒22≪高校7区2位≫
近藤和輝14分32秒68≪高校4区24位≫
戸塚陽介14分49秒20≪高校6区5位≫(競技継続未定)

≪今から考えるオーダー≫
出雲:西嶋-野脇-新庄翔-代田-渥美-須河
全日本:西嶋-新庄翔-野脇-渥美-代田-大須田-多田-須河
箱根:西嶋-渥美-新庄翔-野脇-多田 代田-大須田-徳永-須河-塩谷
 ただ、次回の箱根駅伝でシード権以上の順位に行くには2区5区をどうするかだな…。そこが4年生2人だけの穴なのだが痛いんです。基本エース不在のチームなのでここの人選が悩む。一応2年連続往路の渥美選手を入れてあるが、理想は新庄翔選手がスタミナを付けて臨みたいが。それと5区…結局1年かけても準備できなかった。出番は無かったが、いい成績残していた多田選手あたり登れないかなと思っているが。まあ、この2区間で良くて今年並みになるか、それ以上獲れるか決まりそうな気もする。
 
 あと新入生に目を向けてみますが、例年同様かな。トップクラスは入らないが、5千14分20秒前後くらいの選手を安定して複数獲得するといった感じ。注目は高校駅伝1区3位の徳永選手や話題性ということで東海・早川選手の弟くんあたりかな。ロードに強い選手を育成してくれることを期待したい。
 
 

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箱根駅伝を振り返る-青山学院大学-

往路7位復路7位
総合5位:青山学院大学
(予想:往路11位復路6位総合7位 区間:1区2区3区5区9区的中)
 往路(4区5区)が予想以上に頑張った感じがしました。これが復路にもいい影響を与えたのかな。区間予想は、なんで全日本終了段階で予想した6区竹内選手を直前予想で変えたのか、自分の思考回路を恨む。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区佐藤研人(1年)63分30秒区間12位(12)1分27秒差
2区出岐雄大(3年)67分26秒区間賞☆(12→3)18秒差
3区福田雄大(2年)64分06秒区間13位(3→3)1分41秒差
4区遠藤正人(2年)56分22秒区間9位(3→7)3分18秒差
5区小嶺篤志(3年)82分34秒区間11位(7→7)9分13秒差
6区竹内一輝(2年)59分49秒区間6位(7→6)9分46秒差
7区川村駿吾(4年)65分09秒区間11位(6→6)12分23秒差
8区井上尚樹(2年)66分30秒区間7位(6→6)14分41秒差
9区横山拓也(3年)70分59秒区間4位(6→5)14分34秒差
10区大谷遼太郎(3年)72分21秒区間7位(5→5)17分10秒差
【優秀選手】出岐雄大…青学史上初の区間賞は華の2区
【敢闘賞】横山拓也…長丁場の9区で区間4位、総合5位に浮上させる
【殊勲賞】竹内一輝…長い故障から復帰間もなく、秘密兵器存在に
【技能賞】福田・遠藤・小嶺

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-80-70-100-90
70-80-80-100-90
出岐雄大・学生長距離界のエースへ その流れを引き継いだ往路
 総合順位よりもまずは出岐選手がどのくらいの成績をあげるか注目が集まった青学大。その為に1区がどのくらいの位置でこれるか気になった。その1区に起用されたのは1年生の佐藤選手。出雲・全日本ともに出走したが区間二桁。ただ、本人いわく競り合いが強いということで志願の1区だった。その佐藤選手は区間12位ながら、大崩れしなかった。そして何より東海・村澤選手の9秒後ろで繋いでくれたのが大きかった。
 
 出岐選手は村澤選手をペースメーカーをしながら、独特のちょこちょこ走りで順位を上げていく。そして、中盤に2位グループに追いつくと、東洋の選手には引き離されたが、他校のエースを引き離し単独3位へ。レース前脚を痛めて練習を落としたというが、そんなのは微塵も見せず、9人抜きで、青学大史上初の区間賞をもたらした。67分26秒のタイムは日本人歴代5番目のタイムという素晴らしい成績だった。最近はエースが色んな区間に分散しているが、やはり2区区間賞は学生長距離界のエースと呼びたい。最終学年になる前に脚の状態が良ければびわ湖毎日マラソンに出場する模様。冬季練習の一環ということだが
 
 ただ、駅伝はここから。昨年も出岐選手が順位をあげたのに4区終了時で17位まで下がってしまった。同じミスを起こさないように投入された準エースの福田選手。序盤もたついて区間13位なのは不満だが順位を落とさなかったのは良かったか。4区遠藤選手は順位は落としたものの区間一桁。そして5区は安定して区間10位前後でまとめられるという小嶺選手が順位をキープして往路7位でゴール。昨年ほどの落ち込みはなく、一桁順位でゴールしたのは、チームが成長していた証だろう。

6区竹内、9区横山の采配ズバリ!昨年の再現で5位、強豪校の仲間入りに
 昨年往路16位の位置からシード権を奪取したのは、6区小川、9区小林剛選手の走りが非常に大きかったのだが、今回もこの2区間が上位進出の決め手となった。出足の6区を任されたのは竹内選手。高校時代の実績はチーム内で飛び抜けていた。ただ、1年の夏に故障して以来、ずっと苦しんでいたが、ようやくつかんだ大学駅伝デビュー。今までの鬱憤を晴らすかのように最初の5㎞をトップのタイムでぶっ飛ばした。中盤少しスピードを落としたが、59分台のタイムで復路の先陣を切った。本人は来年山下りで山の神になると宣言しているが、果たしてどうなるか。
 
 7区8区は基本的には耐える区間。7区は4年生唯一の正選手で主将の川村選手。箱根に出場できなかった時代に勧誘された最後の世代。ドラ1は14分47秒で人数は4人しかいなかった。その中で激動の時代を歩んできた。納得のいく走りだったかは分からないが、順位はキープして8区へ。戦前は8区の井上選手が一番不安だったというが、長い距離は強い選手。区間7位の走りで前の農大に1秒差まで迫ってタスキを渡す。
 
 そして9区の横山選手。過去2回の箱根駅伝はいずれも区間二桁順位に終わって悔しい思いをしたが、見違える走りを見せた。権太坂では区間11位だったが、横浜駅前で一気に区間3位に。その後もペースを維持し区間4位、総合5位に順位を浮上させた。シード権争いどころかどんどん上がっていき、強豪校の仲間入りしたといっていいだろう。アンカーは大谷選手。スピードランナーなのでこの起用はびっくりしたのだが、無難にまとめてゴール。采配もバッチリ決まり、選手もそれに応えた結果、過去最高の成績となった。
 
未完の大器・久保田など大量加入 どこまで成長させられるか
 出岐選手ら新4年生世代には夢がある。自分たちが4年生になった時に総合優勝をしようと。まだまだ、東洋・駒大らには差はあるが、着実に一段一段、階段を登っているのは間違いないだろう。その青学に追い風が吹いている。大量の有力新人が加入するのだ。

 
≪主な在校生≫
出岐雄大(4年)29分02秒10≪箱根2区1位、全日本2区1位、出雲1区4位≫
福田雄大(3年)29分22秒71≪箱根3区13位、全日本1区13位≫
竹内一輝(3年)29分26秒17≪箱根6区6位≫
大谷遼太郎(4年)29分28秒73≪箱根10区7位、全日本3区8位≫
横山拓也(4年)29分33秒88≪箱根9区4位、全日本8区8位≫
遠藤正人(3年)29分35秒15≪箱根4区9位≫
松田直久(4年)29分35秒85
三木啓貴(2年)29分36秒86
相原征帆(4年)29分42秒47
川崎友輝(2年)29分45秒78
高橋宗司(2年)29分48秒55≪全日本4区8位、出雲5区6位≫
小嶺篤志(4年)29分54秒02≪箱根5区11位、全日本5区12位≫
井上尚樹(3年)30分02秒27≪箱根8区7位、全日本6区11位≫
山田学(2年)30分03秒50
(小林剛寛(4年)30分04秒75)?
三野貴史(2年)30分09秒84
藤川拓也(2年)30分14秒69≪出雲2区7位≫
佐藤研人(2年)14分20秒20※≪箱根1区12位、全日本7区12位、出雲6区11位≫

≪主な新入生≫
久保田和真13分59秒16≪都道府県5区1位、高校1区1位≫
小椋裕介14分03秒96≪都道府県1区21位、高校1区12位≫
神野大地14分13秒88≪都道府県5区4位≫
松島良太14分15秒33
渡邉心14分18秒61≪都道府県5区6位、高校1区5位≫
橋本崚14分20秒75
渡辺利典14分21秒57≪都道府県5区10位≫
伊藤弘毅14分23秒49≪高校5区5位≫
安部晃也14分27秒95≪高校2区14位≫

≪今から考えるオーダー≫
出雲:久保田-竹内-出岐-神野-渡邊-福田
箱根:佐藤-出岐-久保田-神野-高橋 竹内-渡邉-相原-横山-福田
 高校駅伝1区区間賞でクロカンでも他の選手を突き放す活躍をみせている久保田選手ら世代上位の選手が続々と入ってきている。現在判明が13人、14分20秒以内5人と随分と大所帯になった。これ、原監督が面倒見切れるかというのがかなり重要な要素になりそうな気がするのだが、果たしてどういう成長曲線を描くか?勿論、総合優勝を狙うには現2年生以上がしっかり引っ張るのがもちろん大事になってくる。今回好走した選手でも弾き飛ばされそうな選手も出てきそうだが、負けないようにしたいところだ。
 
 さて、優勝を狙うには出岐選手の作る流れを維持するだけじゃなくて加速させなければならない。3区は久保田選手が順調に成長できればやれると思っていますが、5区どうするか。4強それぞれ5区は強いでしょうから、これまでのように区間10位くらいで凌ぐようでは今年と同じ位置が関の山。誰か育てるのか、出岐選手らエース級の抜擢があるのか。復路要員は余る程いるので、ここ次第では面白い事になりそうだが。どう4強に挑んでいくか注目だ。

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箱根駅伝を振り返る-山梨学院大学-


往路6位復路14位
総合9位山梨学院大学
(予想:往路8位復路15位総合11位 区間:5区6区8区9区10区的中)
 コスマス、松本選手が想定より少し上だった以外はだいたい予想通りだったかな。ただ、上武・選抜の予想外の失速で順位がズレてしまった。区間予想は松枝選手不調は分かっていましたが、2区中村選手にする勇気がなかったです。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シード権との差)
1区井上大仁(1年)63分13秒区間10位(10)1分10秒差
2区中村悠二(4年)70分56秒区間18位(10→15)3分31秒差
3区オンディバ=コスマス(4年)61分38秒区間新★(15→9)2分26秒差
4区田口恭輔(4年)55分51秒区間6位(9→9)3分32秒差
5区松本大樹(3年)81分33秒区間9位(9→6)8分26秒差(-3分37秒差)
6区伏島祐介(3年)62分15秒区間18位(6→7)11分25秒差(-1分14秒差)
7区宮本悠矢(2年)65分51秒区間15位(7→8)14分44秒差(-1分01秒差)
8区牧野俊紀(3年)66分27秒区間6位(8→7)16分59秒差(-1分34秒差)
9区松枝翔(4年)71分54秒区間10位(7→7)17分47秒差(-3分50秒差)
10区尾崎博(4年)73分00秒区間11位(7→9)21分02秒差(-4分09秒差)
【優秀選手】オンディバ=コスマス…弱いイメージを払しょくする区間新記録
【敢闘賞】松本大樹…ほぼ実績がない中、5区で3人抜き
【殊勲賞】牧野俊紀…一旦流れを失いかけた流れを取り戻す
【監督賞】上田監督…2区9区入れ替え、5区松本選手など区間采配的中

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-70-90-80-90
70-80-80-80-90
3区コスマス区間新で6人抜き!さらに初駅伝の松本が5区で殊勝の走り
 秋になってから不調が続いていた松枝主将は2区に入る事はできず、9区に。そしておそらく9区要員だった中村選手が2区に回った。ここは誤算だっただろう。3年連続3区のコスマス選手にいい位置で繋ぎたかったが、ちょっとそれは苦しくなった。まず序盤がどれだけ耐えられるかということが焦点になった。
 
 ひとまず井上選手は予想以上だったのではないか。区間10位だったが、ハイペースの中第2集団に終盤前で付いていき、63分10秒代。その後のハーフでも好成績を出しているし、今後とも非常に楽しみな存在だ。2区に入る事になった中村選手はやや力不足だったが、5つ順位を落としてしまった。
 
 ただ、多少の遅れは想定内。コスマス選手で流れを引き寄せる自信は元々あったらしい。コスマス選手自身も大人しい性格ながら2区を希望していたということで調子はこれまでと比較にならないほど上がっていた。序盤で並走していた拓大の留学生を振り切ると快ペースで湘南海岸を疾走。日本人ランナーを次々と交わし6人抜き。そしてなんと区間記録も更新してしまった!本人は向かい風による腹痛でペースが上がらない場面があったらしいのだが、そんなことは感じさせない"強さ"があった。卒業後はまさかの日本の市役所勤めでニューイヤー駅伝を目指すことになったがどんなランナーになるか。
 
 さて、総合順位は9位ながら、後ろより前がしっかり見える位置。4区最短区間に投入されたのは箱根予選チーム2番手の田口選手。前回は4区で失速しコスマス選手の走りを不意にしてしまったので力のある選手を配してきたのか。順位は上がらなかったが区間6位で繋ぐ。そして山学ファンを歓喜させた5区松本選手。最初の平地をかなりゆっくり入って一旦後退したのだが、小涌園ではいつのまにか東海・早川選手らを交し6位まで浮上してきた。定点ごとのタイムを出すと、登りの部分は区間2位3位の大江・山本選手に匹敵する走り。今季は試合出場は少なく、温めていた存在だった。箱根予選があったけど、山登りの準備がしっかりできていたのは非常に大きかったし、さすが上田監督といったところか。
 
6区7区で失速するも、2年連続8区の牧野で流れを取り戻す
 ただ、今回は山学としては珍しく6区がうまくいかず。関カレ3障で入賞している伏島選手を起用したが、長い距離では苦しんでいた。今回も波に乗れず、区間18位。それ以上に一斉スタート組に巻き込まれてしまったのは痛かった。上位進出のチャンスも逃し、シード争いに巻き込まれてしまった。7区宮本選手はすぐそばにできた集団に付くのが精いっぱいで区間15位。分かりづらいがシードラインが1分後ろに迫ってきて嫌なムードが立ち始めていた。
 ただ、それを振り払ったのが8区牧野選手。昨年も出走しており、今年は1万29分30秒切るなど力を付けてきていた。終盤の登りでしっかり区間順位をあげて区間6位。見た目順位も3つあげて流れを作った。これによって不安があった松枝選手も何とか区間中位でまとめられたと思う。このあたりも作戦が当たったような気がする。アンカー尾崎選手はまとめたがすぐ後ろの中大と順大が区間2位3位の走りだったため、総合順位は9位。ただ、最低限の目標は達成できた。

往路要因を作り出すことはできるか 新留学生の強さは?
 もう少し上に行けたかもという悔しさはちょっぴりあるが、留学生のコスマス選手が最終学年の中、シード権を獲れたのは大きい。これから入る留学生がどんな選手か分からないので一概に言えないが、駅伝経験は間違いなくない選手。出雲あたりで先に経験させられるし、箱根予選無しでじっくり強化させられる。この点は活かして来年いきたいところだ。
 
≪主な在校生≫
鳥羽和晃(4年)29分16秒52
井上大仁(2年)29分26秒58≪箱根1区10位、予選45位≫
牧野俊記(4年)29分27秒63≪箱根8区6位、予選61位≫
土田俊徳(4年)29分31秒11
小笠和也(3年)29分44秒37
伏島祐介(4年)29分44秒58≪箱根6区18位、予選169位≫
蘇優輝(2年)29分50秒14
小櫃裕太(2年)29分55秒48
松本大樹(4年)29分56秒66≪箱根5区9位≫
篠塚春希(4年)29分57秒61≪予選77位≫
森井勇磨(4年)29分59秒70≪予選131位≫
小久保雄太(4年)30分02秒47
松山雄太郎(3年)30分03秒81
宮本悠矢(3年)30分51秒16≪箱根7区15位、予選93位≫
福沢潤一(2年)31分27秒73
藤岡将大(4年)31分50秒74

≪主な新入生≫
上倉利也14分18秒93≪都道府県5区24位、高校1区24位≫
前田直人14分22秒98
蔵田秀純14分26秒36≪高校4区15位≫
永和悠貴14分36秒76≪都道府県1区36位、高校4区22位≫
谷原先嘉14分32秒65≪都道府県5区16位≫
上田竜平14分44秒01≪高校1区25位≫
山本新14分45秒81≪高校6区22位≫
田中槇一14分57秒38≪高校2区19位≫
大間塁14分57秒43≪都道府県5区41位、高校3区30位≫

≪今から考えるオーダー≫
出雲:留学生-牧野-谷原-上倉-土田-井上
箱根:井上-谷原-留学生-上倉-松本 伏島-松山-森井-牧野-篠塚
 ただ、現時点では出雲と箱根往路はちょっと組みづらいのが正直なところ。留学生の強さがまだ分からないからオーダーが固まらないというのもあるが、スピードランナーが少ない。箱根往路は留学生、井上、5区の松本まで計算できるとしてもあと2人、出雲に関しては全然分からない感じだ。
 
 対して復路要因は充実。牧野選手に、箱根予選でチーム10位以内に入った篠塚・森井選手に、箱根終了後に松山・福沢選手がハーフで好走している。こちらはある一定の力はあるので往路どうするか。今の所、即戦力になれるかもしれない?と谷原・上倉選手を入れたが、果たしてどういう成長を描くのか注目したい。
 
 
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箱根駅伝を振り返る-帝京大学-


往路17位復路8位
総合13位:帝 京 大 学
(予想:往路14位復路9位総合12位 区間:6区10区のみ)
 
 そんなに大きくは全体的にずれなかったかな。ただ、3区蛯名選手が変わってしまったことで往路が思ったより下がってしまいました。区間予想は往路序盤が外れたのは仕方ないのですが、周囲の意見にも多かった5区小山9区渡邉をわざわざ変えたのは反省
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シードとの差)
1区神田純也(4年)64分54秒区間19位(19)2分51秒差
2区田中健太(2年)71分14秒区間19位(19→19)5分30秒差
3区大迫聖晃(3年)65分17秒区間19位(19→20)8分04秒差
4区難波幸貴(2年)57分30秒区間15位(20→18)10分49秒差
5区小山司(2年)82分59秒区間12位(18→17)17分09秒差(6分49秒差)
6区田村拓眞(2年)61分07秒区間16位(17→18)19分00秒差(7分23秒差)
7区三輪龍之介(3年)65分32秒区間13位(18→17)22分00秒差(6分53秒差)
8区山川雄大(3年)65分56秒区間5位(17→16)23分44秒差(5分32秒差)
9区渡邊克則(4年)70分57秒区間3位(16→13)23分35秒差(4分42秒差)
10区稲葉智之(4年)73分32秒区間16位(13→13)27分22秒差(5分16秒差)
【殊勲賞】渡邊克則…4年間かけて大きく成長した選手
【敢闘賞】山川雄大…ほぼノーマークだった中、区間5位
【敢闘賞】小山司…4区まで波に乗れなかった中、奮闘

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-70-80-80-90
70-80-100-90-70
主力2人が貧血で出走叶わず 大苦戦の往路
 全日本駅伝では1区で出遅れてしまい、勝負にならなかった。今回こそ序盤からしっかりしたオーダーを組みたかったが、全く想定のオーダーが組めなかった。主力が2名貧血(そのうち1人はエースの蛯名選手だろう)になってしまい、1区2区3区を大幅変更せざるを得なくなってしまった。
 
 その序盤は3連続区間19位。1区の神田選手はどちらかというと復路タイプ。長いロードを一定のペースで推すのが得意だが、ハイペースになった1区では分が悪かった。2区田中選手は全日本予選4組で蛯名選手と共に予選突破に貢献した選手。だが、初駅伝でエース区間、そしてこの位置は辛かった。3区大迫選手は3障に強いはハーフは65分台の選手なので実力通りだっただろう。この地点で最下位ということで、シード権は非常に厳しいものとなった。
 
 4区難波選手は本来なら準エース。代わりに1区か2区あたり入るはずの選手だが、あまり調子が良くなかったか。繋ぎ区間で区間15位にとどまる。ただ、一応2人抜きで18位にポジションアップさせた。そして、おそらく予定通り組めたとみえる5区からようやく反撃がはじまってくる。気持ちが強いということで5区に入った小山選手が区間12位の走り。途中から競っていた中学大の選手も振り切った。総合順位は17位ながら何とか明日へつながる感じになった。

8区山川9区渡邉が区間5位以内 復路終盤に本領発揮で意地みせる
 復路の出だし、6区田村選手は夏場に故障してから箱根一本に合わせてきた選手。2年連続の6区で勢いを付けたかったところだが、区間16位。ただ、タイム的には61分ちょっとなので悪くは無かった。7区三輪選手区間13位でこのあたりまでは往路と同じ位置をいったりきたりだった。
 
 ただ、見せ場はここから。8区に入ったのは山川選手。一昨年の上尾ハーフで少し好走した以来目立った成績は無く、正直当て馬かなと思っていた。それが尻上がりにペースを上げていき区間5位に。見た目ではなんと6つもポジションをあげていた。無名の選手を育成するのは得意な帝京大らしく、ノーマークな選手の好走が今年も見られた格好だ。
 
 この流れを受けて快走したのは渡邊選手。箱根駅伝は4年連続出走。1年の時はチームに故障者が続出した影響でアンカーを走る事になったが区間最下位で6人に抜かれた。2年でも7区16位と目立たなかった。だが、3年7区9位と徐々に力を付けてきた。そして迎えた最終学年。序盤から区間一桁で入ると、ずっと安定したペースで前を追い続け、最終的に区間3位に、総合順位も3人抜きで13位に。4年目で見事に花を咲かせ、後輩への見本にもなる素晴らしい走りだった。アンカーの稲葉選手は後ろから来た中大の選手に喰らいつこうとしたが、ちょっとバテてしまったか。追い上げはここまでであった。

新3年2年が往路序盤を走る力を付けられるか
 シード権との差は5分つけられ、これだけ見ると惨敗ではある。ただ、総合最下位の位置から13位にまで浮上したのはある一定の戦力を誇っているとみていいかもしれない。復路の追い上げは見事だった。これに往路もしっかりオーダーが組めていれば非常に面白い戦いをする潜在能力は秘めていたとみてもいい。特に蛯名選手はその後の都道府県駅伝で区間一桁で走ったりと力があるところは見せている。来年こそしっかり走りたい所だ。
 
≪主な在校生≫
蛯名聡勝(3年)29分10秒11≪全日本2区9位、予選8位≫
田中健太(3年)29分17秒43≪箱根2区19位、予選101位≫
三田和矢(2年)29分33秒21≪箱根6区9位≫
小山司(3年)29分34秒72≪箱根5区12位、全日本5区8位、予選79位≫
千葉一慶(3年)29分39秒57
高橋勝哉(2年)29分43秒25≪予選115位≫
大迫聖晃(4年)29分46秒13≪箱根3区19位≫
熊崎健人(2年)29分46秒40
名切拓也(4年)29分48秒30
早川昇平(2年)29分51秒17≪全日本3区10位、予選125位≫
猪狩大樹(3年)29分51秒72
難波幸貴(3年)29分52秒76≪箱根4区15位、全日本1区20位、予選19位≫
高松伸伍(2年)29分55秒75
三輪龍之介(4年)29分57秒29≪箱根7区13位、予選109位≫
柳原貴大(2年)29分59秒55
田村拓眞(3年)30分04秒46≪箱根6区16位≫
山川雄大(4年)30分36秒74≪箱根8区5位≫

≪主な新入生≫
阿南堅也14分21秒07≪高校6区18位≫
竹本紘希14分34秒77≪都道府県5区27位、高校1区36位≫
君島亮太14分35秒22
高橋裕太14分39秒60
 まず主力になるのは蛯名選手を初めとした新3年生。田中・難波・小山選手あたりがチームを引っ張りたい。それと今回は出番は無かったが新2年の三田・早川選手もいいものを持っているはず。というかこのメンバー、昨年2位通過した全日本予選で貢献した選手も多いので、充分に主力の一員だ。まずは2年連続の全日本予選突破を目指したい。
 
 勿論、箱根予選は総合力の勝負となるのでその他のメンバーも大事。1万29分台は現時点で14人。新入生の阿南選手もロード10㎞で29分台出しているらしい(それと5千14分30秒以内の選手が入るのは8年ぶり)。頭数は多いのでそこから長いロードに繋げられる選手がどれだけ出るか。4年生が現時点では目立ちませんが、今年の4年生のように長い距離をそつなくまとめられるようになってほしいところ。チームの成長率は凄いモノを持っているので、どれだけレベルアップできるか期待だ。
 
 
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箱根駅伝を振り返る-早稲田大学-

 
 
往路2位復路4位
総合4位:早 稲 田 大 学
(予想:往路2位☆復路3位総合2位 区間:1区2区3区7区8区的中)
 
 区間予想は、スタートは昨年と同じようにしてくるだろうというのが当たったのが良かった。ただ、5区山本選手を読めなかったのは悔しい。順位予想に関しては初めから贔屓で予想していたので外したのは気にしていない
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区大迫傑(2年)62分03秒区間賞☆(1)-23秒差
2区平賀翔太(3年)68分47秒区間5位(1→2)12秒差
3区矢澤曜(4年)63分34秒区間6位(2→2)1分03秒差
4区大串顕史(4年)55分36秒区間5位(2→2)1分54秒差
5区山本修平(1年)79分52秒区間3位(2→2)5分07秒差
6区西城裕尭(3年)60分54秒区間15位(2→3)6分45秒差
7区佐々木寛文(3年)63分37秒区間3位(3→2)7分50秒差
8区志方文典(2年)65分23秒区間2位(2→2)9分01秒差
9区前田悠貴(3年)70分41秒区間2位(2→3)8分36秒差
10区市川宗一朗(3年)72分43秒区間9位(3→4)11分34秒差
【優秀選手】山本修平…全体的に苦しんだ中、根性ある走りで一番の収穫
【技能賞】大迫傑…注目された中、2年連続で区間賞獲得
【リベンジ賞】佐々木・志方…昨年箱根を走れなかった2人が走れた
【皆勤賞】矢澤曜…唯一三大駅伝全て出走

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくま自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
70-70-70-80-90
70-90-80-80-70
奇襲作戦2度は通用せず 三田欠場も響き5区までに終戦
 前回は大迫選手1区の起用が当たり、総合優勝を手繰り寄せた早大。12月10日時点で渡辺監督は「今回ばかりは大迫1区は無い」と発言していた。しかし区間エントリーでは1区大迫選手に。しかも、後のインタビューで「11月中旬には1区大迫は決めていた」らしい、普通にやっても総合優勝は難しいということで、情報戦から懸命に仕掛けていきました。
 
 しかし、読んでいたチームもありマークされる。その中でも中盤から抜け出して区間賞は獲得した大迫選手は立派。ただ、貯金は30秒ほどしか作れず。前回に近い展開にするには区間記録出すくらいまで首脳陣が成長させていなければならず、そうではなかった時点で無理だった。2区平賀選手は腹痛がありながらもまとめたが、東洋に追いつかれる。3区矢澤選手は昨年以上のタイムながらも東洋の選手に力負け。よっぽどのことが無い限りは2度同じ作戦は通用しないということなのだろう。
 
 それと気になったが、渡辺監督は今回の作戦を選手にも知らせていなかったらしく、12月28日まで矢澤選手は1区、大迫選手は2区か3区のイメージで練習をしていたらしい。敵を欺くのはともかく、味方を欺くメリットはあったのだろうか…?東洋は3区山本選手が周りからすると意表だったが、山本選手本人には3週間前から知らせてあって、ドンピシャで成功した。もっと微妙な勝負の時に響いたりするのではとちょっと気になったがどうなのだろうか。
 
 勝負としては1分先行された4区、元区間記録保持者の三田選手に一途の望みを託したかった。が、前日に調整不良でダウン。1年かけて6区を準備していた大串選手が急遽入ることになり、更に引き離されたのは仕方がなかった。むしろよく区間5位で踏ん張ったと言えよう。唯一、東洋に対して抵抗した早大も2分もの差を付けられ、なす術がなくなった。

箱根路初参戦組の好走&経験
 ここからは故障者などの影響で、9区前田選手以外は箱根路初参戦の選手。このメンバーでどれだけ踏ん張れるかというところだったが、見せ場は5区でやってきた。1年生ながら5区に入った山本選手が粘る粘る。明大と激しい争いを演じた末、最後は付き離し、79分台をマーク。山登りの練習は特にしていなかったというが、温めていた作戦だった。思い通りにならなかった往路だが、この5区で何だかスッキリした、そんな感じだった。総合タイム的にも前回の東洋大とほぼ同水準に持ってきて、やれることはやったという感じだったか。
 
 復路も現状のメンバーでは精一杯戦ったか。6区西城選手は順位を落とし、区間15位だったが、実はかなり頑張っている。というのも早大は本当に下りが苦手。最近良かった加藤・高野選手を抜くと60分54秒というのはトップのタイムだったり…(苦笑) まあ来年基礎走力をあげて再チャレンジしてほしいところ。そして嬉しかったのは7区8区。佐々木・志方選手がとにかく走ることが出来た。佐々木選手が激しい2位争いを制すと、志方選手はスタート直後から脚が動かない感覚がありながら区間2位。能力は高い、是非とも本調子で次年度は迎えてほしい。
 
 なお、この時点で一応2位はキープしていたものの9区10区に大砲を残した駒大・明大には差はあまり付けられず。故障の中、強行出場した前田選手が駒大に抜かれ、序盤から体が思うように動かなかった市川選手が明大に抜かれ、最低のライン3位もキープできなかったのは悔しかったか。

年跨ぎの8冠を目指し5冠を達成した 次は元のチャレンジャーへ
 まあ、結局競走部主将の八木選手、駅伝主将の三田選手、ともに走れなかったのはじわりと響いたかもしれない。特に両者とも高校のスターであり、大変期待された存在だっただけに、4年目の箱根路がこんな形になってしまったのは無念。どうしても色々揶揄されてしまうだろう。
 
 ただ、貢献している事も忘れてはならない。前回のロードシーズンは3冠を達成。特に箱根は、結果的にこの4年間の箱根路で東洋を上回った唯一のチームとなった。そしてそのまま8冠を目指して5冠目までは取った。これは現4年生がいなければできなかった。また、矢澤選手は全選手の中で唯一の三大駅伝皆勤。今年はアキレス腱痛で苦しんだ中、出場を果たした。3人とも実業団に進むので、何とか活躍してほしいと思う。
 

 
≪主な在校生≫
大迫傑(3年)28分35秒75≪箱根1区1位、全日本2区2位、出雲1区3位≫
山本修平(2年)28分38秒15≪箱根5区3位、全日本1区12位、出雲3区2位≫
志方文典(3年)28分38秒46≪箱根8区2位≫
平賀翔太(4年)28分41秒42≪箱根2区5位、全日本8区5位、出雲6区6位≫
前田悠貴(4年)28分54秒34≪箱根9区2位、全日本5区4位、出雲5区3位≫
佐々木寛文(4年)28分58秒47≪箱根7区3位、全日本7区4位≫
市川宗一郎(4年)29分22秒03≪箱根10区9位、全日本6区6位≫
萩原涼(4年)29分37秒95
岡田健志(2年)29分57秒31
相原将仁(3年)30分24秒84
西城裕尭(4年)30分33秒81≪箱根6区15位≫
臼田稔宏(2年)14分13秒26※

≪主な新入生≫
三浦雅裕14分11秒94≪高校7区5位≫
高田康暉14分19秒92≪都道府県1区11位、高校1区8位≫
柳利幸14分28秒47≪都道府県4区10位≫
中村信一郎14分32秒77≪都道府県1区5位≫

≪今から考えるオーダー≫
出雲:大迫-前田-山本-佐々木-志方-平賀
全日本:前田-大迫-佐々木-山本-志方-市川-三浦-平賀
箱根:前田-平賀-大迫-高田-山本 西城-佐々木-臼田-志方-市川
 さて、気持ちを入れ替え、今度はチャレンジャーな気持ちで新たなシーズンを迎えたい。現メンバーでも大迫選手を初め、1万28分台が6人。ちょうど6人の出雲は獲りにいきたい。普通に優勝候補筆頭にあげられてもおかしくないはずである。ただ、現状その6人とそれ以下には大きな開きがある。ここの底上げをしっかり行い、覇権を取り返しに行きたいところだ。
 
 
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2/12までの競技会結果【守谷ハーフ・八王子駅伝・10マイルなど】

そのほか、各地行われていた記録会です。
見つかり次第またまとめます
 

 

2/5 八王子駅伝

各区間上位10名+α
1区(4.7㎞)
1位大須田優二(中大K3年)14分12秒
2位石川史康(創価B2年)14分15秒
3位黒山和嵩(法大A1年)14分16秒
4位樋浦雄大(創価D1年)14分16秒
5位斉藤隼人(学芸4年)14分18秒
6位森永貴幸(法大B1年)14分26秒
7位福島優太郎(大東大同好会A)14分27秒
8位五十嵐友也(東経C1年)14分29秒
9位早乙女夏紀(武蔵3年)14分32秒
10位青沼茂正(創価C2年)14分46秒
12位出口遼(中大A1年)14分57秒
16位渥美昂大(中大3年)15分02秒

2区(6.2㎞)
1位野脇勇志(中大3年)18分08秒
2位小島一貴(創価D1年)18分12秒
3位篠原義裕(法大B3年)18分33秒
4位田子祐輝(法大A2年)18分42秒
5位四方田春樹(東経C1年)18分46秒
6位西川琢麻(創価B2年)18分50秒
7位太田清史(創価A3年)18分56秒
8位内藤陽介(創価4年)19分03秒
9位清水友博(東理2年)19分07秒
10位渡辺俊平(中大A1年)19分09秒
10位鈴木大地(中大B3年)19分09秒
12位服部峰祥(中大K3年)19分25秒

3区(5.4㎞)
1位小嶋大輝(創価D1年)16分04秒
2位須河宏紀(中大3年)16分08秒
3位岩崎瑛(法大B1年)16分18秒
4位大森一輝(法大A3年)16分23秒
4位渡邉昂(法大C2年)16分23秒
6位大家良介(中大A1年)16分31秒
7位岩城和音(中大K)16分37秒
8位福島正樹(創価E4年)16分40秒
8位大木敬太(東経D1年)16分40秒
9位佐藤晃章(武蔵2年)16分45秒
12位山口瑛史(創価B2年)16分50秒
13位橋本悠利(東経C1年)16分51秒

4区(4.4㎞)
1位代田修平(中大2年)12分40秒
2位新庄浩太(中大K3年)12分44秒
3位多田要(中大A1年)12分48秒
4位小林正俊(創価B2年)12分55秒
5位大久保誠吾(法大C1年)12分59秒
6位鳥海将史(創価D1年)13分00秒
7位菅野俊一(法大A2年)13分02秒
8位南雲誠(創価E4年)13分11秒
9位北岡数馬(創価A3年)13分12秒
10位濱田晶弘(創価C2年)13分20秒
12位寺内慎太郎(法大B2年)13分21秒
13位吉崎竜星(東経C1年)13分25秒
総合結果
1位創価大D、2位中大、3位法大A
  なんと優勝は創価大の1年生チーム。中大の有力チームで渥美・服部選手がちょっとアクシデントっぽいタイム差で遅れたのもありますが、例年の優勝タイムとそんなに変わらないタイムなのでかなり若手が伸びてきているとも言えるかもしれません。中大はとりあえずアンカーは3人が上位を独占してシード校主力の意地をみせたのかな。個人では法大・黒山、学芸・斎藤選手も区間賞に僅差で頑張ったかと。
 

 

2/5 第66回郡市区対抗駅伝

1区(10㎞)
芝山智紀(中学1年)30分08秒
近藤洋平(法大4年)30分14秒
山田速人(明大1年)30分15秒
細川勇介(名大4年)30分23秒
細見駿介(国士3年)30分37秒
磯口良輔(駒大)30分54秒
恒木智弥(武蔵)31分07秒

2区(6㎞)
品田潤之(法大3年)18分17秒

4区(8.195㎞)
室田祐司(中学3年)24分54秒
西本拓弥(西学3年)25分31秒
渡辺真矢(明大3年)25分46秒
下屋陽亮(創価4年)26分24秒

5区(6㎞)
大迫祥太(西学4年)18分23秒

7区(6㎞)
甲斐将樹(西学1年)18分42秒
 兵庫で行われている駅伝です。箱根1区で失速してしまった芝山選手と室田選手の中学大勢が頑張りましたね。それから明大の渡辺選手が復活レースです。
 
 

2/11 姫路城10マイル

1位徳本一善47分34秒
2位森本卓司47分36秒
3位渡邊真一47分57秒
---------------------
13位淀川弦太(東洋1年)48分50秒
15位稲田祐己(京産3年)49分07秒
24位乾竜二(京産2年)50分04秒
28位頼岡直也(京産3年)50分19秒
31位妹尾睦(京産3年)50分58秒
34位小山陽平(西学1年)51分01秒
41位冨山恭平(大経2年)51分56秒
43位恒木智弥(武蔵2年)52分08秒
 徳本選手が優勝しましたね。今井選手あたりも出ていましたが、びわ湖毎日マラソンへの調整でしょうかね。学生は関西勢中心。東洋・今井、早大・志方選手もエントリーされていましたが欠場した模様。
 

 

2/12 唐津10マイル

1位星創太47分00秒
2位上野裕一郎47分02秒
3位西恭平47分09秒
------------------
4位キラグ=ジュグナ(第一4年)47分11秒
21位市川宗一郎(早大3年)49分04秒
30位船井慎太郎(麗澤3年)49分38秒
 駒大OBの星選手が優勝しましたね。上野選手もまずまずなのか。関東の学生からは早大・市川、麗澤・船井選手が参戦。2人ともロードが得意な選手ですが、今回は引き離されました。

 

2/12 かながわ駅伝

2区(9.7㎞)
1位五十嵐祐太28分18秒
3位矢澤曜(早大4年)28分45秒
5位川村駿吾(青学4年)28分56秒
11位櫻井亮太(国士1年)29分33秒
12位覚張昌聴(帝京2年)29分38秒
13位八木宏平(松蔭3年)29分39秒
14位鎌田裕貴(松蔭2年)29分45秒

3区(8.2㎞)
1位星野光汰(専大3年)24分44秒
2位槻澤翔(東経4年)25分23秒
6位高梨寛隆(法大2年)26分15秒
8位平山雄大(明大1年)26分19秒

5区(7.2㎞)
1位稲毛悠太22分53秒
2位樗澤竜平(松蔭4年)23分14秒

6区(10.7㎞)
1位石原洸33分37秒
3位山中健太(神大4年)33分53秒
4位鈴木大和(中大3年)34分20秒
10位大久保圭(法大3年)35分30秒
15位江副雄大(松蔭2年)35分58秒

7区(10.0㎞)
1位川崎健太30分24秒
2位我那覇和真(神大進学)30分25秒
9位岡田健吾(慶大2年)31分39秒
 2区は矢澤・川村といった箱根を走った主力が出てきましたね。それを30秒ちぎった五十嵐選手良かったかと。星野・山中といったところも粘走しましたかね。また神大に進学する我那覇選手もまとめたと思います。
 

 

2/12 東京・赤羽ハーフ

1位高柳祐也(日体3年)66分14秒
2位福士優太朗(日体3年)66分30秒
3位岩間一輝(日体3年)68分29秒
4位オセイ=ダニエル(日体1年)68分51秒
5位冨田祥平(日体1年)68分59秒
6位田中凌(日体1年)69分20秒
7位早乙女夏紀(武蔵3年)69分31秒
 こんなハーフ初めて知りました。runnetで守谷ハーフを検索したついでに色々クリックしたら出場していました。とりあえず箱根出れなかった高柳選手生存確認。他は収穫はなしかな。ダニエル選手くらいでしょうか。
 

 

2/12 守谷ハーフ

○中央学院大学
1位藤井啓介(3年)64分16秒
2位田中瑞穂(2年)65分07秒
7位芝山智紀(1年)65分28秒
8位岡本雄大(2年)65分55秒
10位室田祐司(3年)66分09秒
13位岩田将央(3年)66分38秒
14位谷口真一(2年)66分41秒
15位大蔵孝典(2年)66分46秒
16位山田侑紀(1年)66分50秒
18位清家恒哉(1年)67分19秒
21位宮田竜介(2年)67分28秒
24位沖田涼太(2年)67分49秒
25位田中大地(3年)67分53秒
26位鈴木宏弥(2年)67分55秒
32位松下弘大(1年)68分29秒
35位関拓美(2年)68分47秒
40位及川佑太(1年)69分14秒
41位板屋祐樹(3年)69分15秒
43位新野大樹(1年)69分36秒
45位前迫勇太(2年)69分48秒
 箱根2区で充分やれる藤井選手が力違いましたね。同じく主力級の田中選手を1分近く引き離しての優勝でした。後は芝山・岡本選手と言った箱根ランナーが続きました。66分台の岩田・谷口・大蔵選手あたりが伸びてこれるか。
 

 
○国士舘大学
3位鈴木卓也(4年)65分13秒
20位有木達哉(2年)67分22秒
23位松原誠也(2年)67分42秒
28位廣川卓哉(2年)68分19秒
30位奈良和哉(3年)68分19秒
39位沖山雄太(1年)69分02秒
46位西山太一(1年)69分58秒
 9区を力走した鈴木選手が3位に入りました。4年生らしく走れたのでは。

 
○日本体育大学
5位谷永雄一(3年)65分18秒
6位大田侑典(3年)65分27秒
12位加藤光(1年)66分29秒
19位町田勇樹(3年)67分21秒
 主力級の谷永選手、それと箱根7区で失速してしまった大田選手が頑張って自己ベスト更新。加藤
選手もタイムを縮めてきました。

 
○流通経済大学
11位前田康太(2年)66分22秒
22位川村貴洋(2年)67分36秒
37位飯田貴弘(2年)68分50秒
38位佐々木拓朗(2年)68分58秒
42位工藤健斗(3年)69分22秒
44位船木健多(2年)69分43秒
 前田選手は昨年の選抜で5区走った選手。他の2年生のランナーが頑張れれば90回大会に可能性が出
てくる

 
○その他
17位稲田翔威(順大進学)67分02秒
33位柳原真人(立大)68分31秒
 順大に進学する稲田選手がハーフ走りました。とりあえずそこそこかな。
 
 

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2012千葉国際クロカン結果その2

 文字数オーバーの為分けます
 
○国士舘大学
30位菊池貴文(2年)37分40秒
38位菊池槙也(1年)37分55秒
49位中山裕貴(4年)38分20秒
67位阿部健裕(1年)38分55秒
71位岡崎友哉(2年)39分15秒
80位末廣真也(1年)39分40秒
81位宇戸勇人(1年)39分46秒
87位工藤超(1年)40分10秒
89位西尾尚貴(4年)40分17秒
92位鈴木邑(2年)40分28秒
8㎞
39位田中雅人25分31秒
79位中村大介25分55秒
117位武藤健太26分13秒
133位奥村恭平26分18秒
 大量に4年生抜けると現時点ではこんな感じでしょうかね。大ブル菊池はひとまず収穫か。
 
 
○東海大学
31位元村大地(2年)37分43秒
8㎞
29位白吉凌25分23秒
33位小林巧25分27秒
34位田中拓哉25分27秒
47位油井智也25分37秒
51位冨田三貴25分39秒
191位福地紘貴26分48秒
 元村選手は昨年11位だった事を考えるとう~ん、というところか。ただ、新入生はいい感じかな。上位に入った選手はいませんでしたが、全員まとめてきました。ここから誰が伸びてくるのか。
 
 
○帝京大学
63位早川昇平(1年)38分44秒
64位高木祐作(2年)38分48秒
70位大迫聖晃(3年)39分12秒
88位高橋勝哉(1年)40分10秒
8㎞
73位山崎渉25分52秒
144位君島亮太26分24秒
 主力はいなかったけど、ちょっとさみしかったかな。
 

 
○神奈川大学
4㎞
3位今枝浩二(3年)12分03秒
16位中本尚貴(1年)12分18秒

○山梨学院大学
4㎞
22位兼子侑大(1年)12分28秒
24位鳥羽和晃(3年)12分32秒
33位刀根大己(1年)12分43秒
37位増田優太(1年)12分47秒
38位梁瀬功(1年)12分49秒
ジュニア8㎞
42位田代一馬25分33秒
48位上田竜平25分37秒
60位前田拓哉25分47秒
84位永和悠貴25分57秒
90位前田直人26分01秒
 鳥羽選手は4㎞でもこの位置ですか…。上がって来れるのか。今回は東海と同じく新入生がそつなくまとめた感があります。
 
 
○その他
11位ジョセフ=オンサリゴ(創学)36分33秒
43位橋爪孝安(松蔭)38分09秒
56位葛巻拓朗(武蔵)38分33秒
76位菅野師希(松蔭)39分33秒
78位橋本征弥(創学)39分35秒
84位萱垣義樹(愛工)39分51秒
93位伏見太郎(国武)40分45秒
94位遠畑雄太(国武)41分02秒
98位七井和弘(国武)41分15秒
100位與那國弘樹(国武)41分36秒
4㎞
1位村上康則11分54秒
29位丹治史弥(筑波)12分38秒
30位中澤翔(新医)12分39秒
39位櫛田貴茂(慶大)12分50秒
41位渡邊拓也(東大)12分51秒
42位手塚大亮(札学)12分55秒
43位北川昌宏(札学)12分56秒
 オンサリゴ選手は冬からちょっと調子落ち気味かな。後は松蔭大の次期主力が頑張ってました。ちなみに4㎞部門は村上選手が優勝しています。
 
 
以下、参加が新入生のみ
○青山学院大学
1位久保田和真24分33秒
36位松島良太25分29秒
44位渡邊心25分34秒
56位神野大地25分43秒
165位小椋裕介26分34秒
183位村井駿26分43秒
 この世代は現時点では久保田選手がちょっと抜けているようですね。上り調子の青山学院に強力な新人が加入します。久保田選手本人も「駅伝も個人も頑張りたい」とのこと。どんな大学生活になるか。
 

 
○日本体育大学
8位山中秀仁24分53秒
11位勝亦祐太25分08秒
52位周防俊也25分40秒
107位松下拓磨26分08秒
135位中石俊朗26分19秒
 日体大は今年スカウト成功したチームの一つですが、山中選手やりましたね。勝亦選手も怪我で駅伝欠場したことを考えると良かったかと思います。
 
 
○東京農業大学
16位戸田雅稀25分12秒
40位佐野雅治25分32秒
111位小澤洸太26分10秒
○法政大学
41位樋上滝太郎25分32秒
105位有井渉26分08秒
127位佐藤和仁26分16秒
 戸田・佐野選手がまずまずなのかな。樋上選手は14分02秒持っている選手ですが、今回は発揮できずか。
 

 
○國學院大學
46位小田切将真25分35秒
88位香取範如26分00秒
94位下口千翔人26分03秒

○専修大学
81位野崎健人25分55秒
138位阿部良平26分22秒
 即戦力があまり入ってこないところですからね。そう考えると踏ん張ったかと。
 
 
○中央学院大学
100位塩谷桂大26分06秒
141位小川貴弘26分24秒

○拓殖大学
122位栩山健26分14秒
 塩谷選手は期待している選手ですが、ちょっと都道府県駅伝がピークになったかな。
 

 
○その他
4位町澤大雅24分45秒
5位中谷圭佑24分47秒
10位西山雄介25分05秒
68位山口修平(創価進学)25分50秒
73位下山哲史(平国進学)25分52秒
113位粕谷拓人(平国進学)26分10秒
126位中村克磨(進学予定)26分15秒
152位井上雄一(東経進学)26分28秒
 トップ10の3人は2年生以下。来年期待ですね。


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2012千葉国際クロカン結果その1

これも注目の大会ですね
大学生の主力や新入生も数多く走ります。

 

千葉国際クロカン

一般男子12㎞上位100人
一般男子4㎞上位50人
ジュニア男子8㎞上位200人
の大学関係者を載せました
そういえば、タイムが下がっていますがコースが変わったらしい。
12㎞でだいたい25~40秒くらい割引してちょうどいいくらいだと思います。
一般男子12㎞
上位3人と実業団上位勢
1位チャールズ=ディランゴ34分59秒
2位マーティン=マサシ35分09秒
3位ジョン=ガサイヤ35分38秒
---------------------
5位高橋優太36分03秒
6位佐藤悠基36分05秒
8位梅枝裕吉36分24秒
 まあ、ディランゴ選手は強いのは分かっていましたが、マサシ選手も振り切りましたか。それと世羅高校の新留学生も強い強い…。また駅伝など荒らしてくれそうです。 実業団勢は佐藤・梅枝選手は上位常連ですが、高橋選手が今ノッていますね。佐藤選手の成績を心配する声があがっていますが、佐藤選手は昨年もこの大会6位。この後世界選手権の切符掴んでいますので、まだ何とも言えないでしょう。
 
 
○早稲田大学
4位大迫傑(2年)35分44秒
16位西城裕尭(3年)36分50秒
46位臼田稔宏(1年)38分20秒
8㎞
6位高田康暉24分50秒
12位中村信一郎25分09秒
61位藤岡孝彰25分48秒
4㎞
20位工藤皓平(2年)12分24秒
 大迫選手が実業団勢を差し置いて日本人トップ!中盤から独走で最後は留学生にも迫ったようです。本人は春に5千1万標準記録突破して五輪目指すようですが、そのままいけるか。
 ただ、一番の収穫は西城選手でしょうね。他校の主力に敢然と割って入ってきました。練習でみせていたガッツをついに大舞台でも発揮できる時がきたか?トラックシーズン要チェックかもしれません。
 また、新入生も頑張ったのではないですか。高田選手6位もそうですが、中村選手驚きました。意外と早く戦力になるかも?
 
○東洋大学
7位設楽悠太(2年)36分15秒
10位田口雅也(1年)36分28秒
17位大津顕杜(2年)36分56秒
39位市川孝徳(3年)37分56秒
44位西山祐生(3年)38分11秒
65位斎藤貴志(3年)38分48秒
8㎞
3位上村和生24分44秒
76位長谷川直輝25分52秒
158位吉田翔也26分31秒
4㎞
2位小池宏明(2年)11分58秒
5位土屋天地(3年)12分05秒
8位渡邊公志(3年)12分07秒
10位五郎谷俊(1年)12分08秒
12位郷裕貴(1年)12分14秒
15位長浜雄一(1年)12分18秒
19位都藤和彦(1年)12分22秒
21位安田佳祐(3年)12分25秒
27位守田収一(3年)12分36秒
40位大室尚喜(1年)12分50秒
 設楽悠選手は本当成長しています。コース難しくなったのに昨年よりタイムが上がっています。何より留学生に積極的に喰らいついての結果が凄いと思います。兄貴もハーフ61分台出していますし、このまま最強兄弟となるか。
 他も収穫ありますね。田口選手はいよいよ本物になってきたようですし、大津選手も体動かなかった中、一つ一つ拾う走りができたらしいです。ただ、新主将の斎藤選手だけちょっと残念でしたが…。4㎞には土屋・渡邊選手など故障明けという選手がいたようです。
 
 

 
○駒澤大学
13位久我和弥(3年)36分41秒
34位油布郁人(2年)37分46秒
36位西澤佳洋(1年)37分48秒
8㎞
7位小山裕太24分50秒
110位其田健也26分09秒
193位近藤将史26分49秒
 久我選手はそれなりに力出し切ったのかな。油布選手は箱根での故障で継続した練習ができていないようなので、ちょっと今回は仕方ないか。
 新入生では5千13分台を持っている其田選手がちょっと調子落としてしまってますか?
 

 
○大東文化大学
14位市田宏(1年)36分44秒
22位市田孝(1年)37分19秒
32位片川準二(2年)37分45秒
42位田口哲(3年)38分08秒
53位吉川修平(2年)38分26秒
68位大崎翔也(2年)38分58秒
8㎞
37位石田政25分30秒
43位阿部将大25分33秒
118位大原健斗26分13秒
134位渡邊準也26分17秒
 お、大東大浮沈の命運を握っている市田兄弟復調してきたかも?てか、弟がこれだけ兄に差をつけて勝ったのも珍しいような。中堅どころの片川・田口選手がまずまず走ったのも良かった。まずは主力の状態を整
えていきたい所だ。
 
 
○明治大学
15位菊地賢人(3年)36分47秒
33位有村優樹(1年)37分45秒
35位大江啓貴(3年)37分48秒
50位文元慧(1年)38分23秒
8㎞
2位横手健24分41秒
20位牟田祐樹25分17秒
45位木村慎25分34秒
57位渡邉諒25分43秒
64位山田稜25分48秒
 菊地選手はまずまず。他校の主力ともしっかり戦ったので良かったと思います。有村・大江選手がもうちょっとほしかったか。そういえば、大江選手は昨年もそんなに良くはなかった。たまにクロカン強い選手は登り強いという声聞くけど、あんまり関係ない?それから文元選手がひとまず復帰しました。
 新入生は横手選手はやはり強いですね。ただ、久保田選手に負けたことにより笑顔は無し。大学になって世代トップになれるか。他の新入生もまずまずまとめたのでは?
 
 
○日本大学
19位堂本尚寛(4年)37分07秒
22位吉田貴大(3年)37分16秒
24位林慎吾(1年)37分20秒
27位佐藤佑輔(3年)37分31秒
41位竹ノ内佳樹(1年)38分05秒
45位小島秀斗(1年)38分16秒
47位内田拓(2年)38分18秒
51位高松峻平(1年)38分24秒
52位寺田裕成(3年)38分25秒
57位加賀田剛輝(2年)38分33秒
69位村越直希(1年)39分08秒
75位村越裕希(1年)39分33秒
77位西駿也(1年)39分34秒
86位沢田将祟(2年)40分09秒
99位柴田真樹(1年)41分28秒
8㎞
25位荻野真乃介25分19秒
86位木津晶夫25分59秒
87位田中亮太26分00秒
112位金子陽央26分10秒
115位原秀明26分11秒
 おお、佐藤選手の前に吉田・林選手が入りましたか。竹ノ内~寺田選手もまずまずか。箱根予選では主力以外が悲惨な状態でしたから、このくらい層が厚ければいけるはず。後は調整でしょうか。
 新入生は荻野選手が秋までにチームの力になれればいいですかね。
 

 
○中央大学
20位須河宏紀(2年)37分09秒
40位塩谷潤一(3年)37分56秒
8㎞
54位松原啓介25分40秒
55位三宅一輝25分41秒
71位早川文人25分51秒
4㎞
11位上野裕史(1年)12分10秒
 他校の主力が見える位置でゴールした須河選手には更なる飛躍を期待。塩谷選手は観戦者によると箱根アンカーで競った順大・小澤選手と並走する場面があったらしい。残念ながら負けてしまいましたが、蛇行するたびに歓声が上がったとかw 完全に人気者になりましたね
 

 
○順天堂大学
21位松村優樹(1年)37分10秒
24位小澤一真(2年)37分24秒
59位宮澤隼平(2年)38分38秒
60位石井格人(3年)38分40秒
74位山崎諭弘(3年)39分33秒
83位高沢圭祐(2年)39分49秒
91位仲野光博(2年)40分26秒
8㎞
91位田中孝貴26分01秒
163位斉藤航26分32秒
4㎞
13位的野遼大(1年)12分15秒
18位松隈是明(1年)12分21秒
23位三宅隆友(1年)12分29秒
28位林優(2年)12分37秒
36位佐藤優太(3年)12分45秒
 箱根9区10区でシードを決定づけた松村・小澤選手は安定してまとめてきましたね。これからも順大を引っ張っていってほしい。4㎞部門では的野選手が最終的に13位でしたが、相当積極的にいっていたという話です。
 
 
○城西大学
29位村山紘太(1年)37分40秒
8㎞
9位山本雄大25分03秒
116位河名真貴志26分12秒
149位村田和也26分26秒
 村山選手は他の1年生の成績からするともうちょっと行きたかったでしょうか?新入生の山本選手が頑張りました。

箱根駅伝を振り返る-明治大学-


往路3位復路3位
総合3位:明 治 大 学
(予想:往路4位復路11位総合6位 区間:1区5区6区7区8区9区的中)
 
 9区まで鎧坂選手抜きであんな位置にいくのはちょっと予想できませんよ(汗) 2区菊地選手の走りや4区八木沢選手があそこまで復活しているとは…。区間配置はまあまあ当たったらしい。というか本来の2区鎧坂3区菊地10区石間だったら、9区間当たってたのになぁ。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区大六野秀畝(1年)62分46秒区間6位(6)43秒差
2区菊地賢人(3年)68分47秒区間5位(6→6)55秒差
3区石間涼(2年)64分06秒区間13位(6→8)2分18秒差
4区八木沢元樹(1年)54分53秒区間2位(8→3)2分26秒差
5区大江啓貴(3年)79分34秒区間2位(3→3)5分21秒差
6区廣瀬大貴(2年)60分19秒区間8位(3→2)6分24秒差
7区北魁道(2年)64分11秒区間4位(2→3)8分03秒差
8区有村優樹(1年)65分25秒区間3位(3→3)9分16秒差
9区細川勇介(4年)71分39秒区間8位(3→4)9分49秒差
10区鎧坂哲哉(4年)71分10秒区間4位(4→3)11分14秒差
【優秀選手】菊池賢人…代役の2区で68分台でまとめる
【敢闘賞】大江啓貴…5区で2年連続2位&79分台
【新人賞】大六野・八木沢・有村…有力1年生が3人とも活躍
【おまけ】鎧坂哲哉…1年時1区3位、2年時3区3位、3年時2区3位、最後は総合3位のゴールテープを切る

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-100-100-100-80
90-90-90-80-70
大エースが抜ける緊急事態も感じさせなかった往路
 29日に箱根ファンに衝撃が走る。当然2区にエントリーされるだろうと思われた明大の、いや学生長距離界のエースが補欠エントリーに。兼ねてより患っていた座骨神経痛が悪化し、出走できるか五分五分という状態だったのだ。結局、当日変更で3区予定の菊地選手2区に、10区予定だった石間選手を3区というオーダーに。一体どういう順位推移になるのだろうと思われた。
 
 しかし、チームは逆に引き締まった。1区は1年生ながら出雲・全日本と好走を見せていた大六野選手が箱根でも同様の走りで区間6位と力を出すと、代打の菊地選手が見事な走りを見せる。序盤まずまずのペースで入ると、中盤は2位集団まで追い上げる走り。順位は最終的には変わらなかったが68分台のタイムで走り切った。正直、出雲全日本のアンカーの走りを見てどのあたりの順位ダウンで耐えられるかという視点でみていたのだが、これはもう立派なエースと呼んでいい走りだった。
 
 3区の石間選手は区間13位ながら64分強でまとめて4区へ。この4区でも激走が。1年生の八木沢選手が区間2位で駒大などを交して5人抜き。元々スーパールーキーで期待されていたが疲労や故障などがあり大学駅伝はこれが初だった。しかも、前半は飛ばす他の選手に付いて行かない憎いレースだった。この時点でまさかの3位。鎧坂選手が完璧ならこのくらい来るかもとは思っていたが、まさか無しとは…。自分で流れを作るつもりでいた大江選手も驚いただろう。
 
 その大江選手は前回急遽の5区で79分台を記録した選手。今回も快調に飛ばし、ほぼ同時の駒大を付き離し、32秒前にいた早大と一進一退の攻防。ラストで突き放されたのは悔しかっただろうが、今年も79分台の好タイムをマーク。山の名手といってもいいだろう。

喰らいついた復路 最後の最後で目標達成
 明大の元々の目標は3強を崩す事。往路は早大と駒大のちょうど間に入ったわけだが、勿論両校とも復路も駒を残している。気の抜けない戦いが続く。6区は2年連続の廣瀬選手。前回は失速したが、今回は中盤から早大との差を詰めていく。捕えた大平台あたりから足の皮がむけたらしいですが、そのまま粘り切り単独2位に。今回は流れを作ることが出来た。
 
 その後も懸命に食い下がる。7区故障から復活した北選手が早大駒大に追いつかれるも、その後粘り3位。8区は前哨戦で結果を残せなかったが、西監督に「10回失敗しても使い続ける」と言わしめる有村選手。今回は駒大の選手に喰らいつく。遊行寺の坂で心が折れそうになったらしいが、最後は逆に突き放す。ようやく大器の片鱗を示すことが出来たか。9区細川選手が駒大に抜かれて4位に後退したのは実力的に仕方ない。ただ、中盤から持ち前の粘りを発揮し、3位になった早大と1分13秒差に留めてアンカーに襷リレー。
 
 そしてまさかのアンカーに入った鎧坂選手。2区か欠場かとエントリー直前までそのつもりだったが、ひらめきで一番負担が少ないだろうということだった。1㎞3分~3分05秒のペース走が精一杯の中、10㎞~15㎞はペースアップして早大を捉え(何で中継車つかなかった?)、エースの役割を果たした。箱根はずっと区間「3」位で悔しい思いをしていたが、今回の「3」は一体どんな味だったか。
 
やれる手応えは掴んだ 次はいよいよ優勝候補に
 とにもかくにも目標は達成することができた。それも鎧坂選手なしで終盤まで駒大と早大と互角にやりやったのはデカい。不調者や故障者が間に合ってガッチリ噛み合った感じだ。まあ高校時代の持ちタイム的にはこれで妥当なのだが、駅伝ではこれまで鎧坂選手が走れなければ、という感じだった。それが今回で一皮剥けた。もっとも、駒大・早大は悔しがっていたけど、明大は喜んでいるので、そこの所は気持ちを切り替えていきたいところだ。
 
≪主な在校生≫
北魁道(3年)28分42秒92≪箱根7区4位≫
菊地賢人(4年)28分43秒61≪箱根2区5位、全日本8区9位、出雲6区7位≫
大江啓貴(4年)29分16秒69≪箱根5区2位、全日本5区3位≫
石間涼(3年)29分23秒68≪箱根3区13位≫
有村優樹(2年)29分23秒81≪箱根8区3位、全日本3区7位、出雲5区11位≫
大六野秀畝(2年)29分24秒28≪箱根1区6位、全日本1区4位、出雲3区4位≫
渡辺真矢(4年)29分30秒12
杉浦直(4年)29分36秒91
前野貴行(2年)29分53秒79
田中勝大(4年)30分10秒30≪全日本4区11位≫
後藤雅晴(2年)30分30秒40
高城孔(3年)30分31秒13
八木沢元樹(2年)30分57秒67≪箱根4区2位≫
廣瀬大貴(3年)30分57秒82≪箱根6区8位、全日本6区7位、出雲4区8位≫
文元慧(2年)13分53秒47★※≪出雲1区8位≫

≪主な新入生≫
横手健13分58秒86≪都道府県1区2位≫
牟田祐樹14分14秒66
江頭祐輔14分16秒58
木村慎14分21秒18≪都道府県1区8位、高校3区10位≫
渡邉諒14分24秒45≪都道府県5区11位、高校3区7位≫
山田稜14分25秒31≪都道府県5区26位≫
太田翔14分31秒30≪高校1区29位≫
福濱駿14分58秒74≪高校3区44位≫

≪今から考えるオーダー≫
出雲:八木沢-横手-大六野-北-有村-菊地
全日本:八木沢-大六野-文元-有村-大江-横手-北-菊地
箱根:八木沢-大六野-文元-横手-大江 廣瀬-北-有村-菊地-石間
 4年生は箱根9区10区が抜けるだけということで穴は小さ目だ。故障で出れなかった文元・渡辺選手で穴は埋まる。そこに更に5千13分台の横手選手が加わるのでパワーアップしたっておかしくはない。勿論優勝を狙っていきたい所だ。
 
 まずは八木沢選手が本来の爆発力を取り戻してくれれば非常にいい流れで出雲全日本戦えるのではないかと。勿論、箱根も同様。出来る限りいい位置で5区大江選手に渡せるようにチームを整えたい。それには平地でのエース大六野・菊地選手が重要になるか。ポイント区間で好走して、しっかり駅伝ができるように強化したい所だ。
 
 
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2/5の競技会結果【かながわハーフ+α】

2/5 かながわハーフ

○青山学院大学
1位竹内一輝(2年)63分25秒
3位川崎友輝(1年)64分12秒
8位小林剛寛(4年)64分35秒
13位山田学(1年)64分43秒
21位石田駿介(2年)65分23秒
25位藤川拓也(1年)65分23秒
26位小山裕樹(3年)65分24秒
27位遠藤正人(2年)65分24秒
28位三野貴史(1年)65分26秒
35位小嶺篤志(3年)65分56秒
43位三潟雄基(1年)66分16秒
47位福田雄大(2年)66分26秒
59位大谷遼太郎(3年)66分58秒
64位松田直久(2年)67分10秒
68位横田翼(2年)67分21秒
69位横山拓也(3年)67分22秒
78位高木聖也(1年)68分09秒
86位相原征帆(3年)68分24秒
87位滝本無限(1年)68分25秒
90位清水健二朗(2年)68分30秒
93位井上尚樹(2年)68分53秒
 こちらは竹内選手が2位以下を大きく引き離して優勝。箱根6区で59分台、そして今回と完全復活を印象付けました。本人は6区で山の神になりたいと話していましたが、これは勿体ないかも?1年生も沢山出ていましたが、今回は川崎選手が64分10秒代で充分中堅格と言えそうなタイム。山田・石田・藤川らも今後に期待できそう。他の箱根組はちょいと小休止か。それから4年生の小林選手が64分半ば。あと2か月怪我の回復が間に合わなかったか。
 

 
○専修大学
2位宮坂俊輔(2年)64分05秒
4位住中翔(3年)64分18秒
5位齋藤翔太(1年)64分21秒
7位上野大空(2年)64分33秒
14位星野光汰(3年)64分45秒
20位澤野健史(2年)65分12秒
24位松尾修治(2年)65分19秒
30位後藤竜也(2年)65分37秒
74位小指徹也(2年)67分58秒
84位渡邉哲也(1年)68分20秒
113位中山賢太(1年)69分52秒
 専大が一気に底上げがなされましたね。丸亀の大橋選手だけではありませんでした。主力の住中選手と星野選手だけでなく、大器の宮坂選手、新戦力の齋藤選手など64分台5人記録。この走りがそのままできれば、予選通れるはず。
 
 
○山梨学院大学
6位森井勇磨(3年)64分23秒
10位福沢潤一(1年)64分35秒
17位小櫃裕太(1年)64分54秒
22位伏島祐介(3年)65分17秒
46位小笠和也(2年)66分25秒
52位石川貴之(1年)66分42秒
60位的場一樹(2年)67分01秒
65位篠塚春希(3年)67分14秒
77位冨塚(2年)68分08秒
95位福元雄大(3年)69分03秒
 箱根駅伝走れなかった森井・福澤、エントリーに入れなかった小櫃選手が64分台ということで、まずまず収穫があったのでは。井上選手を合わせて1年生がこれだけのタイムを出したのは山学にしては珍しいかも。

 
○駒澤大学
9位染谷滉二(2年)64分34秒
18位手塚佳宏(3年)65分05秒
32位神谷信次(1年)65分44秒
33位迫田祐二(3年)65分47秒
42位小根山泰正(1年)66分10秒
50位若田悠之朗(1年)66分39秒
54位影日孝之(1年)66分47秒
83位高橋功気(1年)68分17秒
 無名の選手が出てきましたね。染谷選手が64分台を記録。今の主力メンバーはほぼ全員高校時代の実力者なのでこういう選手が出てきてくれるといいですね。手塚選手は今年になって何とか試合に出場できるようになりましたか。
○國學院大學
11位端坂望(3年)64分37秒
19位岡本昂之(3年)65分05秒
36位塚本一政(1年)65分56秒
41位柿沼昂太(2年)66分09秒
49位三宅史紘(1年)66分38秒
89位川内鮮輝(3年)68分29秒
91位楳田裕樹(2年)68分39秒
10㎞【訂正】
2位湯川智史(1年)30分46秒
3位江田裕一(1年)31分21秒
4位小園友大(1年)31分41秒
 箱根走った端坂選手はさすがに64分台。ただ、収穫は後は岡本選手くらいでしょうか。少しでも底上げしていきたい。
 
○城西大学
12位長谷川剛士(3年)64分38秒
15位横田良輔(1年)64分50秒
23位杵島啓太(1年)65分18秒
37位二平智裕(1年)65分59秒
39位濱本栄太(3年)66分06秒
45位渡辺数馬(3年)66分22秒
55位黒川遼(1年)66分52秒
62位高橋惇(1年)67分08秒
72位加瀬茂樹(1年)67分36秒
73位中村将太(3年)67分41秒
 長谷川選手が頑張りましたね。1500mのイメージがあったので、ちょっと驚きです。後は1年生が多く走りましたが、横田・杵島選手が充分合格点ではないですか。復路メンバーの争いは激しい感じがします。
 
○亜細亜大学
16位鈴木利弥(2年)64分51秒
31位田中裕将(3年)65分37秒
58位河田雅由紀(2年)66分55秒
67位大槻晃靖(1年)67分20秒
80位吉本駿亮(3年)68分12秒
98位平郡達也(3年)69分12秒
109位千葉駿介(3年)69分43秒
114位大沼恭教(3年)69分52秒
 鈴木選手はだいたいこのくらいでハーフの距離は安定していますかね。とりあえず計算ができるということで。それから田中選手は初ハーフとしてはまずまずか。それ以下のメンバーが安定して走れるかが大事だ。

 
○国士舘大学
29位玉木章吾(2年)65分28秒
44位宮本潤(3年)66分22秒
56位久井原歩(4年)66分53秒
75位栗原健太郎(3年)67分48秒
94位岩田啓冴(1年)69分00秒
96位桑原卓也(2年)69分05秒
 玉木選手はひとまず収穫と言えそうかな。
○松蔭大学
34位平尾優(3年)65分53秒
63位鎌田裕貴(2年)67分10秒
66位戸頃悠介(1年)67分18秒
79位小濱郁己(2年)68分11秒
85位津司雅巧(1年)68分22秒
102位田中健介(1年)69分24秒
108位松本拓也(1年)69分33秒
 橋爪・菅野選手に続いて、平尾選手が3番手の選手になりつつあるかな?鎌田、戸頃選手あたりがもう少しレベルアップしたい。

 
○東海大学
38位岡豊(2年)66分04秒
40位山下英俊(1年)66分07秒
51位片原照(1年)66分40秒
53位佐野佑太(1年)66分42秒
70位折元大介(2年)67分27秒
74位中川瞭(1年)67分41秒
99位野中久徳(3年)69分14秒
101位蛯原拓弥(1年)69分23秒
110位柴田一輝(1年)69分45秒
115位朱宮知秀(1年)69分58秒
 ひとまず中川選手が出走で来てほっとしました。トラックシーズンまでには調子を戻したい。後はどうなのだろうか、66分台の選手が秋までにどれだけあがっているかか。

 
○関東学院大学
57位田籠優生(1年)66分54秒
61位山本哲広(2年)67分05秒
82位松山逸馬(1年)68分16秒
88位緒方康介(3年)68分28秒
100位岡本拓也(2年)69分20秒
104位原直也(2年)69分27秒
105位岡田恭輔(2年)69分28秒
 1万30分前後のタイムを持っている田籠・山本・緒方選手あたりはもうちょっと来てほしかったか。
 
 
○その他
71位門出康孝(慶大)67分33秒
81位伏見太郎(国武)68分14秒
92位遠畑雄大(国武)68分40秒
97位竹下遼太郎(防衛)69分10秒
106位栗田貴明(慶大)69分32秒
107位岡田健吾(慶大)69分32秒
111位濱松主臣(慶大)69分51秒
112位藤本雅史(横国)69分52秒
 慶応大勢が箱根予選より良かった選手が何人かいました。
 
 

ハーフ上位10人平均

結構好記録が出たので速報でハーフ平均タイムを出してみました
早大63分03秒0
東洋63分08秒7
駒大63分18秒5
 ひとまずこの3チームはデータ上抜けているか。4位に終わった早大が意地みせました。ただ、伸び代的には厳しくなってきたか?それでもこの3チームは日本学生ハーフ次第で62分台に乗せる事は可能。果たして到達できるか?
 
青学63分48秒1
山学63分58秒7
農大64分02秒8
中大64分03秒8
明大64分10秒
東海64分12秒3
拓大64分17秒4
 山学が63分台に突入。長い距離になるとデータがあがりますね。農大もこの位置にはいた。次回狙いたい。明大は鎧坂・八木沢選手が走っていないし、菊地・大江選手などはもっといくだろうから、ちと当てにならない。
 
専大64分19秒3
日大64分21秒0
上武64分21秒3
帝京64分26秒1
日体64分29秒1
城西64分31秒8
中学64分33秒5
国士64分34秒4
神大64分34秒6
順大64分46秒4
 予選落ち組では専大が爆上して11番目まで浮上。この勢いを加速させたい。シード獲った順大がこの位置なのは、箱根予選の結果が主な為である。
 
法大64分52秒1
國學65分03秒4
亜大65分03秒8
大東65分17秒2
麗澤65分26秒0
創価65分39秒7
流通66分12秒9
松蔭66分13秒8
平国66分50秒6
関学66分55秒9

武蔵67分53秒6
東経68分08秒5
慶大68分42秒0
東大69分33秒0
学芸69分43秒2
 以上、平均70分切まで。シードの國學院がここですが、本当に走らないですねw 日本学生ハーフで走るのやら。有力チーム以外では麗澤が爆上して大東に限りなく迫りました。

後、主要のハーフは1年の総決算の日本学生ハーフ。どこまで縮められるか。
 
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2/5の競技会結果【丸亀ハーフ】

復帰一発目は2月5日に行われていたハーフ。
特に丸亀ハーフが凄い事になっていたんですね。
同一レースで63分切が47人出たのは世界最高記録だとか…
 
さすがに30秒ほど割り引いて
考える必要あるかもしれませんが、数値的には素直に嬉しいです。
 
 
 
70分以内の選手を載せていきます

2/5 丸亀ハーフ

1位マシュー=キソリオ60分02秒
2位ギタウ=ダニエル61分01秒
3位ワンジュキ=ジャコブ61分02秒
-----------------------
5位高林祐介61分31秒
6位藤原新61分34秒
 トップは戦前の予想通り、58分台の持ちタイムを持つキソリオ選手。競り合う相手がおらず、大会記録まではいかなかったですがさすが。マラソンはどうなるでしょうか。また日本人トップは高林選手。故障明けで心配していましたが、もう問題ないでしょうか。1万でオリンピックにいけるか。オリンピックと言えば6位の藤原選手も。今回は前回と違い順調に練習を積めているようなので、今回こそ念願のマラソン代表を射止めるか。できれば8分台は出してほしいと思ってる。
 

ここからは大学別で最上位の選手の順位順
○日本大学
4位ガンドゥ=ベンジャミン(3年)61分06秒
 一時期の不調は脱しましたかね。先輩のダニエル選手と最後の方まで競り合ったのは良かったのでは。しっかり、引っ張りたい。
 
○駒澤大学
7位窪田忍(3年)61分38秒
20位撹上宏光(3年)61分56秒
 出すだろうなと思ってはいましたが、さすがの窪田選手。どうせなら先輩の高林選手にも勝って日本人トップを獲ってほしかったところですが、ロードでの安定感は高いですね。撹上選手もヨーイドンの展開だと非常に強いです。

 
○東洋大学
14位設楽啓太(2年)61分45秒
 実は初ハーフだった設楽兄。箱根2区68分前後で走れる選手は、61分台は出せるという指標になりそう。今回負けた窪田選手などにも勝てるようになるか。

 
○明治大学
28位大六野秀畝(1年)62分19秒
89位松井智靖(1年)64分56秒
 大六野選手はロードシーズンになってからどんどん成長してきていますね。明大の新エース誕生に期待がかかります。

 
○早稲田大学
32位山本修平(1年)62分28秒
37位佐々木寛文(3年)62分36秒
 山登りの練習などで実はハーフの記録がなかった2人(山本選手は浪人時代に一応走っていますが)。一応まずまずまとめたか。山本選手は少し体が重かった中なのでやはりロード強い。
 

 
○専修大学
44位大橋秀星(3年)62分57秒
 選抜でもまずまず走っていましたが、完全に専大のエースとして確立しましたね。チームは1年で返り咲くか。
 
 
○山梨学院大学
45位井上大仁(1年)62分58秒
77位松山雄太郎(2年)64分10秒
100位谷原先嘉(新)65分21秒
110位中村悠二(4年)65分44秒
 井上選手、1年生でハーフ62分台は大したものでは。次回は往路で区間上位には入れる走りを期待。箱根不出場の松山も選手もまずまずか。それから新入生の谷原選手が65分台。このまま主力にそのまま入ってくれれば大きいけど、果たしてどうか。
 

 
○麗澤大学
59位河合代二(2年)63分20秒
94位桂優伍(1年)65分12秒
98位小山雄平(2年)65分17秒
108位白山健吾(1年)65分41秒
138位玉腰拳人(3年)67分58秒
140位濱本学(2年)68分16秒
141位波多野純矢(2年)68分20秒
155位杉山慧斗(1年)69分18秒
156位於久田雄紀(3年)69分19秒
169位贄貴紀(1年)69分44秒
173位小西雄介(1年)69分50秒
 河合選手は選抜に選ばれていた選手です。これだけ走れるなら見たかったですね。それと若手の選手が65分台に入ったのは主要校じゃないことを考えれば、かなりの盛況ぶりです。このまま戦力にできるかどうか。
 
 
○國學院大學
60位中山翔平(3年)63分21秒
 次回、箱根2区を走ってもらいたい中山選手が63分前半出しました。もう一段階あげていきたい。
 

 
○東京農業大学
64位山本和樹(2年)63分34秒
78位岩渕慎矢(1年)64分19秒
 箱根走れなかった選手がこのくらいのタイム出したのは良かったかな。この2人で現4年生の穴は埋められる可能性は充分にある。このまま主力の一員になってくれれば助かる。
 
 
○順天堂大学
72位堀正樹(3年)63分49秒
73位松村和樹(1年)63分50秒
87位狩野良太(2年)64分50秒
 松村選手にしては伸びなかったな~とか思っていたら、9区走った優樹選手では無く、弟の和樹選手だったw 兄貴に負けじと記録を伸ばしてきましたね。堀、狩野選手もまずまず走ったか。

 
○国士舘大学
30位伊藤正樹(4年)62分21秒
86位福田譲(3年)64分48秒
119位中元健二(4年)66分24秒
 伊藤選手が自己ベスト更新してきました。箱根2区は不本意な走りだったでしょうが、納得いく成績だせただろうか?次期エースの福田選手はちょっと不満な成績だった。
 
 
○立命館大学
116位荒木尚馬(1年)66分00秒
124位大谷宥喜(1年)66分31秒
135位細田大智(2年)67分33秒
153位中村研二(3年)69分08秒
165位池宮教喜(2年)69分37秒
 関西で最近元気なのは京産大。荒木・大谷選手あたりがチーム活性化を図りたい。

 
○その他
106位小島大明(龍谷)65分37秒
114位鴇崎駿(武蔵)65分58秒
117位平塚知成(慶大)66分05秒
121位西川凌矢(龍谷)66分28秒
123位三賀森智哉(島根)66分31秒
125位下村征寛(龍谷)66分32秒
128位藤井太雅(札学)66分45秒
133位手塚大亮(札学)67分20秒
136位久本駿輔(京都工芸繊維)67分50秒
151位今野俊彦(関学)69分02秒
152位神原龍之介(関学)69分05秒
160位高田裕之(東大)69分23秒
164位内藤博紀(札学)69分36秒
166位松井良弘(日福)69分39秒
171位大庭大(横国)69分47秒
172位中島圭一(東大)69分49秒
 龍谷大が元気ですね。65分台~66分台3人入るとは。全日本駅伝の関西枠は3枠。京産・立命館・関西学院の壁は厚いがどこまで近づけるか。武蔵野学院・鴇崎選手は何とか来年選抜に入ってほしい選手だ。
 
 
 

箱根駅伝を振り返る-駒澤大学-


往路4位復路2位
総合2位:駒 澤 大 学
(予想:往路3位復路1位総合3位 区間:1区5区6区8区9区的中)
 
 ここまで差がつくのは勿論想定外でしたが、4区までに東洋の前にいけないだろうな~というのは一応合っていました。区間配置は7区上野選手というので色々狂いましたね。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区撹上宏光(3年)62分27秒区間3位(3)24秒差
2区村山謙太(1年)69分04秒区間9位(3→5)53秒差
3区油布郁人(2年)64分03秒区間12位(5→6)2分13秒差
4区久我和弥(3年)54分59秒区間3位(6→4)2分27秒差
5区井上翔太(4年)80分55秒区間4位(4→4)6分43秒差
6区千葉健太(3年)59分39秒区間5位(4→4)7分06秒差
7区上野渉(3年)63分29秒区間2位(3→3)8分03秒差
8区高瀬泰一(4年)65分38秒区間4位(3→4)9分29秒差
9区窪田忍(2年)69分06秒区間賞☆(4→2)7分29秒差
10区後藤田健介(3年)71分18秒区間5位(2→2)9分20秒差
【優秀選手】窪田忍…ダントツの区間賞で一矢報いる
【敢闘賞】井上翔太…怪我明けで万全でない中、昨年とほぼ同成績でまとめる
【技能賞】撹上宏光…ある程度の成績でまとめてスタートは上々

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくま自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-90-60-80-80
70-90-80-80-70
序盤好スタートも自慢のスピードランナーが不発
 出雲を制したのは東洋、しかし全日本を制したのは駒大、さて箱根もそのまま制覇できるかと注目されたが、2区で東洋に先行されると最終的に9分も差を付けられ、総合2位は確保したものの優勝争いに絡むことはできなかった。
 
 1区は上々の出だし。撹上選手が、少し迷ったのではという意見はあったが、区間3位62分半を切る好成績で滑り出した。そのまま流れに乗りたかったがそうはいかなかった。華の2区は1年生の村山選手。全日本では同じ2区でトップに立った。同じ役割を期待されたが、逆に中盤東洋大に突き放された。レース展開の読み違いで2位集団を引っ張ってしまったのが響いたらしい。ここは駅伝の経験不足が出てしまったか。もう53秒のビハインドを背負ってしまった。
 
 何とかスピードのある油布選手で一気に詰めたかったが、若干調子に不安があったということでそれほどスピードをあげられず。中盤3位まで浮上するも最後は脚を痛めてしまい区間12位と失速。2区3区と計算通りいかなかった駒大に対して、東洋は計算以上にいき、この時点で優勝は厳しくなった。その中で3年連続4区の久我選手が区間3位、5区故障明けながら前回並みの成績でまとめた井上選手は意地をみせたかなと感じる。

窪田がダントツ区間賞も総合力で力及ばず
 総合優勝は厳しくなったが、何とか総合2位と復路優勝は持っていきたい所。出足の6区は区間記録保持者の千葉選手だったが、故障明けで本来の走りではなかったが、何とか明大早大が見える位置へ。7区勝負をかけて投入した上野選手はかなり突っ込んで早大と明大に追いつく。一時息切れで引き離されるが懸命に粘り切った。8区高瀬選手は明大に引き離されるが65分半ばの好タイムをマークする。ところが東洋は区間新を含む3連続区間賞。復路もここまで2分46秒引き離されることに。
 
 それでもここで窪田選手が意地を見せる。明大をすぐに交わし3位へ。早大には付いてこられたが、離しはじめてからは一気に突き放した。区間タイムは69分06秒。条件次第では区間記録も狙っていた本人には不満だが、区間2位を1分半以上も引き離す圧勝ぶり。そして東洋を1人で2分も詰め寄った。トラックのスピードを発揮しきれない選手が多い中、この2年生で安定感と強さ今後の駒大の希望の星だろう。アンカー後藤田選手は中盤以降引き離され最終的に復路2位総合2位。優勝を目指した中というこでは完敗といったところだ。

全日本はあの東洋を下したチーム いざ3冠へ
 ただ、2区3区でやや誤算はあったとはいえ、昨年の優勝水準には総合タイムをまとめているので、ある程度の力は出したと言える。それでも東洋との9分差はなんなのか。5区でのタイム差を除いてもまだ5分もある。それはロードでの強さであったり精神的な逞しさの面なのかもしれない。強さを求めてのこれからの1年になるのか。
 
 ただ、大八木監督が「ロード中心の練習にする」と話されていますが、どうなんでしょう。勿論、箱根を制覇する為にはそれがいいのかもしれないが、現在の駒大はトラックでこそ個性が光る選手もいる。特に油布選手は「短い距離中心でやらすから」と言って誘ったはずなのだが…。そこの所のバランスをどうするのかというのは気になる要素だ。
 

 
≪主な在校生≫
油布郁人(3年)28分02秒46≪箱根3区12位、全日本3区1位、出雲4区4位≫
撹上宏光(4年)28分03秒27≪箱根1区3位、全日本1区3位、出雲3区6位≫
村山謙太(2年)28分17秒57≪箱根2区9位、全日本2区3位、出雲1区13位≫
窪田忍(3年)28分23秒61≪箱根9区1位、全日本8区3位、出雲6区1位≫
久我和弥(4年)28分32秒32≪箱根4区3位、全日本5区1位、出雲5区2位≫
上野渉(4年)28分42秒89≪箱根7区2位、全日本4区1位、出雲2区2位≫
西澤利晃(4年)28分51秒05
岸本朋紘(3年)29分02秒89
後藤田健介(4年)29分23秒00≪箱根10区5位≫
千葉健太(4年)29分30秒45≪箱根6区5位≫
湯地俊介(3年)29分54秒62
郡司貴大(3年)30分40秒15
中村匠吾(2年)13分50秒38※≪全日本6区3位≫
猪浦舜(2年)14分11秒88※

≪主な新入生≫
其田健也13分55秒91≪都道府県1区25位、高校1区4位≫
小山裕太14分06秒21≪都道府県1区17位、高校1区17位≫
高月智生14分24秒89≪都道府県5区13位≫
馬場翔太14分25秒71≪都道府県5区3位、高校3区3位≫
金森象14分29秒12≪高校7区21位≫
井上拳太朗14分29秒37≪高校3区8位≫

≪今から考えるオーダー≫
出雲:撹上-上野-村山-油布-久我-窪田
全日本:撹上-村山-油布-上野-久我-中村-其田-窪田
箱根:撹上-村山-上野-油布-千葉 湯地-中村-馬場-窪田-久我
 とはいっても強力な4年生がおり、次年度は三大駅伝どの大会も本命と言える戦力を誇っている。というか実際、今年度の全日本は本命と言われ、その中で横綱相撲で勝っている。箱根の成績で判断してしまいがちだが、今年の東洋を封じ込めるチーム力というのは現時点で持っているということを忘れてはならない。
 
 その全日本は2区で先頭に立ちそのまま押し切った。勝ち方は分かっているので三大駅伝ともそういうレース運びをしたい。ここはトラックのスピードのある村山選手が出雲3区全日本2区箱根2区ともにそういう走りができるように成長してもらいたいがどうか。そうできれば勝算は高い。箱根は5区だけどうするのか現時点で分からないが、駒大なら誰か適性のある選手を見つけそうな気もする。
 
 新入生に目を向けてみるとトラックの持ちタイムは其田選手が世代トップのタイム、それとロードでは馬場選手が非常に強いらしい。多分他チームでは即戦力なのだろうが、駒大だと入れるかどうかきわどいところ。彼らの突き上げにも注目していきたい。というわけで、やはり来季は非常に楽しみな点が多いというのは確かだろう。
 
 
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箱根駅伝を振り返る-東洋大学-

往路1位復路1位
総合1位:東 洋 大 学
(予想:往路1位☆復路2位総合1位☆ 区間:1区2区5区6区8区9区的中)
 3強と呼ばれた中でのオーダー比較して、「あ、これは優勝大丈夫だ」と思ったので総合優勝は予想通り。ただ、復路優勝を非常に迷って2位にしたのは後悔。往路優勝して流れに乗るということをもっと考慮すべきだった。区間予想については満足。3区山本、7区設楽悠選手の発想はなかったので、これ以上当てられなかったでしょうし。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区宇野博之(4年)62分34秒区間4位(4)31秒差
2区設楽啓太(2年)68分04秒区間2位(4→1)-12秒差
3区山本憲二(4年)62分43秒区間2位(1→1)-1分03秒差
4区田口雅也(1年)54分45秒区間賞☆(1→1)-1分54秒差
5区柏原竜二(4年)76分39秒区間新★(1→1)-5分07秒差
6区市川孝徳(3年)59分16秒区間賞☆(1→1)-6分24秒差
7区設楽悠太(2年)62分32秒区間新★(1→1)-7分50秒差
8区大津顕杜(2年)64分12秒区間賞☆(1→1)-9分01秒差
9区田中貴章(4年)71分06秒区間6位(1→1)-7分29秒差
10区齋藤貴志(3年)69分45秒区間賞☆(1→1)-9分02秒差
【MVP】柏原竜二…山の神、最後の箱根は区間新記録締め
【敢闘賞】宇野博之&設楽啓太…2区終了時でトップと最高のスタートを切る
【技能賞】山本憲二…追いすがるチームを中盤完全に突き放す
【殊勲賞】設楽悠太…佐藤悠基選手の区間記録を破る
【リベンジ賞】市川孝徳…昨年はラストで失速しトップを譲ったが今年は区間賞
【新人賞】田口・大津・齋藤…初駅伝でいきなり区間賞、区間記録にも迫る

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-100-90-100-80
80-90-100-80-100
2区設楽啓でトップに立ち、3区山本で突き放す圧倒ぶり 柏原竜二に貯金を
 基本形の戦いは今まで通り、4区までトップと差を開けられないように耐えて、5区で逆転&差を広げて復路で逃げ切る―――優勝するならそういう青写真だろうと思われたが、趣はいい方向に異なった。
 
 1区宇野選手がハイペースの中、終盤まで第2集団に付いていき、トップ早大と31秒差、駒大と7秒差と絶好の位置につける。実は直前の練習で悪くてメンバーから外されそうになっていたらしいがそんなことは微塵も感じさせない走り。これで流れに乗った。2年連続2区の設楽啓選手が権太坂の下りを利用してペースアップ。集団から抜け出すと腹痛があった早大まで一気に捉える。なんと2区終了地点で東洋がトップ。まず4区までに先行したいという他のチームの思惑をこの時点で完全に粉砕したことになる。
 
 3区はちょっと驚きの山本選手。「トップで来なければ襷受け取らない」と設楽啓選手に発破をかけていたらしいが、トップで来て気合が入った。追いすがる早大に対して、全く牽制せずスタミナを奪い、12㎞あたりのロングスパートで振り切る。そのまま設定タイムより50秒も速いタイムで駆け抜けて後ろを大きく引き離して独走態勢を築きました。これで走りやすくなった4区1年生の田口選手。高校時代貧血で無名だったが、大学に入って練習ができるようになり、飛躍的に伸びた選手。軽快なリズムで最後まで走り切り区間賞。なんと柏原選手へ初めて貯金を作って山へ突入することに。これには僕もTwitterで『柏原「俺いらなくね?」』と打ってしまった。
 
 
区間賞4つと非情の采配 全く手を緩めなかった復路
 トップでタスキを受けた柏原選手。前を追う相手がいないとタイムが落ちるのでは?という評価もあったが、それを一蹴。宣言通りの76分台の区間新記録で4年目の箱根を終えた。この地点で2位以下のチームを5分以上の差。復路は前半抑えて後半上げるという安全運転という手法がとられてもいいが、今年の東洋は貪欲に攻め続けた。
 
 3年連続6区を任された市川選手は持ち前の積極的な走りを展開。過去2回は終盤失速していたが、今年は最後まで伸びのいい走りを見せて区間賞を獲得。見事リベンジを果たした。そしてある意味一番度胆を抜いたのは7区8区だろう。他チームが攻勢を仕掛けてくるだろうということで配置された設楽悠選手。序盤から早いペースで入ると最後まで顔色を変えずに次の中継所へ。なんと区間新記録をマークしていた!続く8区大津選手もハイラップを刻み、最古の区間記録に限りなく迫った。一般的に繋ぎ区間と言われる7区8区でこのレベルの選手を置けるのは凄い。9区田中選手だけ練習ができなかった時期があり不本意な走りだったが、大勢に影響はなくアンカーへと襷が渡った。
 
 ここでもう一つ驚きが。10区には、当初過去7度の大学駅伝の経験がある4年生の川上選手が入っていたのだが、当日変更で齋藤選手に。齋藤選手の方が調子が上がっているとの判断だったらしいのだが、確実に走るだろうと思われる川上選手を外してまでベストをこだわった監督の判断も素晴らしかったと思う。かくして往復完全優勝、全て大会記録という記録尽くしで第88回箱根駅伝を終えた。
 

黄金時代の駒大の、更に上を行くロードの強さ
 ロードで凄まじく強いというイメージはちょっと前は駒大だった。4連覇していた
時はなんでこんなに20㎞ロードになるとミスが出ないんだ、と憎たらしい強さがありましたが、今は東洋大か。しかも駒大は1㎞3分ペースを押し通す、だったのだが今の東洋は2分55秒ペースでそれをやってのける感じだ。新たな時代に箱根を乗せたと言える。その東洋の来年を占いたい。

 
≪主な在校生≫
設楽啓太(3年)28分46秒80≪箱根2区2位、全日本1区7位、出雲6区5位≫
市川孝徳(4年)28分54秒93≪箱根6区1位、全日本7区2位、出雲5区1位≫
渡邉公志(4年)28分56秒99
設楽悠太(3年)29分08秒39≪箱根7区1位、全日本2区7位、出雲3区1位≫
今井憲久(2年)29分18秒06
斎藤貴志(4年)29分24秒12≪箱根10区1位≫
大津顕杜(3年)29分26秒00≪箱根8区1位≫
定方俊樹(3年)29分26秒84
木田貴大(3年)29分33秒65
西山祐生(4年)29分35秒76
佐久間建(3年)29分37秒44
日下佳祐(3年)29分54秒68
田口雅也(2年)14分33秒24★※≪箱根4区1位≫

≪主な新入生≫
服部勇馬13分56秒52≪高校1区21位≫
寺内將人14分18秒02
渡邊一磨14分20秒54≪高校4区16位≫
上村和生14分20秒83≪都道府県1区13位、高校1区11位≫
湯田晟旭14分22秒69≪高校3区15位≫
長谷川直輝14分39秒07≪高校3区30位≫
齊藤亮14分47秒64≪高校4区36位≫
吉田翔也14分51秒40≪高校6区25位≫

≪今から考えるオーダー≫
出雲:服部-田口-設楽悠-今井-市川-設楽啓
全日本:服部-設楽啓-市川-田口-定方-大津-齋藤-設楽悠
箱根:服部-設楽啓-田口-今井-大津 市川-定方-西山-設楽悠-齋藤
 さすがに若干の戦力ダウンはあるか。特に4年間圧倒していた柏原選手が抜けるのはやっぱり痛い。力云々というより柏原選手の次というのは精神的に嫌だろう。悪いデータを出すと元祖山の神・今井選手の次がどんな成績だったかとねw それから柏原選手が来る前は83分すらきれていないというデータもある。何だか大津選手とかとも言われているがちょっとプレッシャーかけてみたり(笑) また、それ以外にも全日本のように相手に先行されると力が発揮しづらいというのも克服材料だろう。
 
 まあ、でも選手は豊富。今回も4区田口10区齋藤選手がエントリーに入っきて、しかも区間賞を獲得するとはだれも予想していなかっただろう。主な在校生であげているのは一例で1万29分台は20人以上残る。新人も服部選手が加入、選手間の競争の激しさは変わらないので、まだまだ選手が出てきそう。優勝候補の一角には少なくともなりそうな、そんな気配がある。
 
 
 
【コメントを承認性にする事について】
いつもコメントを寄せて頂きありがとうございます。
毎回コメントを全て返信しているのですが、たまに苦痛な時があります。
実生活でもあると思いますが、どうしても性格・価値観が合う合わないというのが…

独りよがりの運営をしたくないということで
できる限りコメント公開ですべてに返信していたのですが、
その性格・価値観が合わない方の贔屓しているチームについて書こうとするときに、
胃痛がするという状況になってしまったので難しくなりました。

自分のブログですので、自分が持っている権限というのは利用しようと思います。
現時点で、どうしても相手にしたくない方、2・3名ほどですが、
コメントを承認しないという措置をとります。ご理解ください
(勿論、それ以外にもこれは…というコメントがあった場合は非承認にしますが)
 

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