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1/29までの競技結果【千葉マリンマラソン・相模原駅伝など】

ある程度メジャーな大会だけでなく
他にもたくさん大会があります。
見つけた物から順次紹介していきたいと思います。

 

12/23 松戸市記録会

○國學院大學
1万
池田将典(1年)30分11秒87
千田駿弥(3年)30分16秒82★
牛山雄平(2年)30分19秒48
湯川智史(1年)30分20秒33★
塚本一政(1年)30分21秒41★
春木彩利(1年)30分24秒32★
楳田裕樹(2年)30分28秒02★
鮫島紋二郎(1年)30分36秒08★
三宅史紘(2年)30分43秒95★
白石晃平(2年)30分47秒38
土井卓巳(1年)30分48秒92★
木村知晃(3年)30分50秒28★
5千
川副智洋(1年)14分53秒65
友田孔大(2年)14分55秒66
 池田選手など若手が多く出場。湯川・塚本・春木選手なども30分前半で走れたのは収穫か。國學院はやや今年の4年生の穴が大きい方なので、冬の走り込みでここから台頭する選手が出てきてほしい所だ。
 
 
○麗澤大学
小山雄平(2年)30分13★
玉腰拳人(3年)30分16★
外舘礼規(3年)30分48
杉山慧斗(1年)30分49★
中島裕貴(1年)30分51
白山健吾(1年)30分56
桂優伍(1年)31分05
 小山選手と玉腰選手が自己新。1万の上位10人平均が30分02秒まで縮まってきました。
 

 

1/8 南日本長距離走会10㎞

1位市田孝(大東1年)29分35秒
2位市田宏(大東1年)29分38秒
 掲示板巡っててたまたま発見したもの。市田兄弟が地元で10㎞ロード走っていました。ひとまず10㎞までは安定して走れるようになってきましたかね。次年度の箱根予選こそ20㎞しっかり走りたい。
 

 

1/9 宮崎県市町村対抗駅伝競走大会

10区(7.4km)
町村の部
1位那須大地(拓大4年)22分29秒
7位上原将平(東海2年)24分51秒
8位甲斐優人(拓大4年)24分53秒
市郡の部
1位西郷貴之(順大1年)22分34秒
2位小園友大(國學1年)23分09秒
3位岡島秀平(東海4年)23分30秒
11位上田俊貴(第一工大)24分54秒
 ツイッターで順大ファンの方が西郷選手が走った、と紹介されていて見つけました。箱根終了からわずか1週間後のレースと言う事でお疲れ様です。全体では拓大の那須選手が一番いいペース。東海大であとわずかでメンバー入れなかった上原・岡島選手も頑張りました。
 

1/15 三浦半島県下駅伝

1区(8.5㎞)
1位山中健太(神大4年)25分15秒
2位大久保圭(法大3年)25分18秒
2区(7.6㎞)
1位川村駿吾(青学4年)22分18秒
2位岩間一輝(日体3年)22分56秒
2区(7.6㎞)
3位福澤彩仁(国士1年)23分01秒
4区(8.8㎞)
2位櫻井亮太(国士1年)26分49秒
4位松井洸介(法大1年)27分43秒
5位近藤賢太(松蔭2年)27分48秒
 箱根を走った山中、川村選手はさすがに区間賞でしたね。

 

1/22 相模原駅伝大会

1区7.144km(※手違いで400m長くなったらしい)
1位川崎友輝(E1年)23分06秒
2位山田学(D1年)23分15秒
3位小山裕樹(B3年)23分19秒
4位横田翼(C2年)23分27秒
5位高木康介(F2年)23分50秒
7位滝本無限(A1年)24分00秒
8位伊澤聡(松蔭)24分01秒

2区5.832km
1位竹内一輝(B2年)16分41秒
2位西村厚志(D2年)17分16秒
3位石田駿介(A2年)17分24秒
4位小嶺篤志(C3年)17分30秒
5位三潟雄基(E1年)17分32秒
6位大谷遼太郎(F3年)17分46秒
7位細井智弘(松蔭)18分23秒

3区5.680km
1位藤川拓也(A1年)17分43秒
2位鈴木優人(E2年)17分48秒
3位高橋宗司(D1年)17分55秒
4位田中健太(松蔭)18分14秒
5位高木聖也(B1年)18分20秒
6位藤川涼(F1年)18分37秒
7位八代涼(Cマネ)19分11秒

4区5.832km
1位井上尚樹(F2年)17分10秒
2位松田直久(D3年)17分26秒
3位木甲斐優太(C2年)18分38秒
4位唐澤充樹(B4年)18分55秒
5位蟻塚泰司(A4年)18分58秒
6位中戸川敦(松蔭)19分19秒
7位藤田一樹(Eマネ)20分53秒

5区5.680km
1位三野貴史(C1年)17分45秒
2位清水健二朗(D2年)18分30秒
3位榊原悠司(F3年)19分55秒
4位橋本直也(B主務)20分01秒
5位山田遼(松蔭)20分22秒
6位大野諒(Aマネ)20分36秒

6区5.832km
1位小林剛寛(C4年)17分21秒
2位東出恵真(D3年)18分50秒
3位森本祟志(F1年)19分09秒
4位岡本潤基(松蔭)20分38秒
 青山学院6チーム(完走3チーム)と松蔭大が出ていました。1区は12月に1万29分台を出した川崎選手が好調をキープ、次年度はメンバーに入れるか。2区と3区はスピードランナーの竹内・藤川選手が強かったですね。高橋選手も頑張った。小嶺・大谷選手はちょっとお疲れか。他、4区8区を走った井上選手に続いた松田選手は前回の5区を走った選手。不調で16人には入れなかったが少し復調傾向か。また、故障からの回復が遅れてしまった小林選手がアンカーで区間賞獲得。最後元気な姿が見れたのは良かったです。
 

 

1/22 千葉マリンマラソン

あまりにも寒すぎて記録を出すのには不向きだったようです。
○東京経済大学
1位槻澤翔(4年)66分37秒
17位四方田春樹(1年)68分27秒
 スローペースで最後のスパート合戦となった中、制したのは東京経済の槻澤選手。前回の選抜のメンバーに選ばれていました。今年はずっと不調で箱根予選で結果を残せませんでしたが、最後頑張りました。次期エース候補の四方田選手など若手も沢山走っていました。
 
○中央学院大学
3位鈴木宏弥(2年)66分43秒
4位谷口真一(2年)66分45秒
5位大蔵孝典(2年)66分50秒
6位岩田将央(3年)67分14秒
7位宮田竜介(2年)67分15秒
9位河合智久(2年)67分27秒
11位板屋祐樹(3年)67分50秒
13位霜田幸宏(2年)67分58秒
16位関託実(2年)68分19秒
18位新野大樹(1年)68分46秒
21位町井勇介(3年)68分59秒
25位松下弘大(1年)69分07秒
26位古庄弘卓(2年)69分08秒
27位田中大地(3年)69分14秒
31位中嶋司(2年)69分28秒
33位前迫勇太(2年)69分36秒
※20位以内の選手しか判明していません。
2年生の選手が多く出場しましたね。チームトップの鈴木選手は1年の時箱根予選のメンバーに選ばれていましたかね。ようやく長い距離走る機会に恵まれましたがまずまずか。2番3番の谷口選手は今年の箱根予選出走、大蔵選手は札幌ハーフで結果を残していた選手なので順当な結果。板屋選手がもくちょっとほしかったか。
 

 
○関東学院大学
8位松本伸之(2年)67分16秒
14位緒方康介(3年)67分59秒
15位田籠優生(1年)68分07秒
29位松山逸馬(1年)69分19秒
30位大越祟史(3年)69分27秒
35位岡本拓也(2年)69分43秒
 箱根予選の成績からすると悪くは無かったか。同じグループかと思われた平国や麗澤などからも相当差をつけられ、武蔵野・東京経済あたりに抜かれるのも時間の問題となっているので何とか歯止めをかけたいところ。
 

○順天堂大学
19位三宅隆友(1年)68分50秒
22位高沢圭祐(2年)68分59秒
24位小野栄大(2年)69分07秒
28位松隈是明(1年)69分18秒

○その他
32位伏見太郎(国武)69分29秒
36位佐川将暢(千葉)69分56秒



 

1/28-29 沖縄一周市郡対抗駅伝

2区(13.8㎞)
8位當山貴大(早大1年)47分19秒
21区(17.1㎞)
途中棄権當山貴大(早大1年)
 昨年の冬に正式部員になった選手です。しかし大丈夫でしょうか?
 
 

1/29 「晴れの国 岡山」駅伝

1区(6㎞)
1位監物稔浩(環太3年)17分46秒
4位柴田聖也(早大4年)18分07秒
9区(10㎞)
1位高瀬泰一(駒大4年)29分40秒
2位馬場翔太(倉敷高→駒大)29分44秒
3位徳永照(倉敷校→中大)30分47秒
4位狩野優輝(国士3年)30分58秒
5位岡本雄大(中学2年)31分15秒
 第1回大会のようですね。アンカーに楽しみな選手が集結。高校駅伝2位に貢献した倉敷高の馬場・徳永選手が出ました。馬場選手は本当にロード強いですね。ただ、これから馬場選手のOBとなる高瀬選手が意地をみせました。
 

 

1/29 勝田マラソン

1位川上智幸(日立電線)2時間21分22秒
2位大串顕史(早大4年)2時間22分36秒
 早大から大串選手が挑戦。まずまずのタイムでゴールをしました。
 
 

1/29 群馬100㎞駅伝

2区(12㎞)
1位阿久津圭司36分07秒
4位安田佳祐(東洋3年)37分16秒
5位佐々木天太(上武1年)37分58秒

3区(11.8㎞)
1位河野隼人38分58秒
2位ジョセフ=オンサリゴ(創造1年)39分06秒
3位前原章弘(平国3年)39分55秒

6区(11.1㎞)
1位戸田雅稀(東農大二→農大)32分10秒
3位横内佑太朗(上武1年)33分09秒

8区(12.7㎞)
1位山崎敦史40分04秒
5位菅家俊貴(上武3年)42分32秒
6位櫻井一樹(拓大1年)42分49秒
7位春木彩利(國學1年)43分15秒

9区(9.4㎞)
1位小林光二30分45秒
4位合田昇平(上武2年)32分45秒

10区(7.9㎞)
1位周防俊也23分25秒
2位末永允(上武1年)23分43秒
5位七五三木航(農大3年)24分18秒

11区(5.3㎞)
1位大関喜幸14分23秒
3位廣川耕祐(上武1年)15分11秒
 上武大が群馬県にあるだけに、上武大の若手が多く出場していますね。まあ結果はもうちょっとほしかったかな。1区佐々木選手は東洋の2軍の安田選手にかなり差をあけられているので。トラックシーズンにしっかりつなげてほしい所だ。
 
 
 
というわけでできる限りまとめました。
もしかすると見逃している大会があるかもしれません。
そういうのがあれば、紹介してくれると嬉しいです。
出場している選手の面子などを見て、次回くらいに反映したいと思います

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1/29までの競技結果【あつぎ駅伝・奥むさし駅伝など】

さて、箱根が終わってローカルな駅伝などに選手がちらほら見られるようになりました。
一斉に出していきたいと思います。
まずは特に出場選手が多かった3大会。
 

1/29 夢ふるとちぎ路駅伝

2区(5.76㎞)
1位佐藤慎吾16分41秒
9位森本ジュンジ(平国1年)17分45秒
10位岩崎耕三(明大4年)17分50秒

3区(8.13㎞)
1位石川颯真23分55秒
2位伏島祐介(山学3年)24分23秒
8位八木沢元樹(明大1年)25分13秒
9位早乙女夏紀(武蔵3年)25分16秒
11位栃木祐輝(東経1年)25分39秒
12位田中直樹(農工1年)25分46秒

5区(10.42㎞)
1位的場亮太(順大4年)32分05秒
2位高久龍(東洋1年)32分23秒
4位手塚佳宏(駒大3年)32分58秒
5位横松徹(日大3年)33分12秒
6位福島正樹(創価4年)33分14秒
7位黒川翔矢(駒大1年)33分27秒
8位小堀佑真(神大4年)33分29秒
12位後藤広行(拓大3年)34分28秒
16位高津戸翔太(上武2年)34分56秒

6区(10.42㎞)
1位黒崎拓克31分30秒
2位塩谷桂大(那須拓陽→中学)31分45秒
4位日向野聖隆(日大2年)32分13秒
5位大門友也(日大1年)32分21秒
6位斉藤隼人(学芸4年)32分24秒
7位菊池貴文(国士2年)32分29秒
8位横山築(拓大4年)32分36秒
9位郡司貴大(駒大2年)32分44秒
17位小池啓介(上武1年)34分30秒
18位小野恭平(関学4年)34分47秒

8区(8.13㎞)
1位伊藤達志24分49秒
3位池田圭吾(帝京)25分33秒
4位大谷津隆弘(国士3年)25分40秒
6位星孟宏(専大4年)25分46秒
 名前の通り、栃木に縁のある選手が沢山出場する大会です。長距離区間の5区6区に沢山の選手が出場しましたが、5区は順大の的場選手が区間賞取りました。さすが箱根2区を任されただけあります。また、高久・黒川選手といった強豪校の1年生や、復活を目指す横松・手塚選手の名前も(特に手塚選手は今年度初レース)。6区では日向野・大門選手といった日大の若手の名前が上位に。ただ、それ以上に中学大に入学する塩谷選手の頑張りも目立ちました。

 他の区間では2区にも箱根ランナーが参戦。6区で失速した伏島選手はまずまず。永い距離が課題ってところなのか。ただ、八木沢選手は箱根に急ピッチで仕上げた反動でしょうか、5千15分やっと切るくらいのランナーとあまり差がありませんでした。

 

1/29 あつぎ駅伝

1区(10.3㎞)
1位中村匠吾(駒大1年)29分57秒
2位橋爪孝安(松蔭A3年)30分42秒
3位松岡竜也(城西A3年)30分43秒
4位井上雄介(神大A1年)31分03秒
5位池田将典(國學1年)31分07秒
6位細見駿介(国士A3年)31分37秒
7位高瀬昌俊(農大3年)31分53秒
8位小板橋大史(神大B1年)31分56秒
9位加瀬茂樹(城西B1年)31分58秒
10位岩田啓冴(国士B1年)32分07秒
11位戸頃悠介(松蔭B1年)32分29秒

2区(3.6㎞)
1位濱本栄太(城西A3年)9分50秒
2位小根山泰正(駒大1年)9分51秒
3位廣川卓哉(国士B2年)9分54秒
4位高橋惇(城西B1年)9分55秒
5位大下稔樹(國學1年)9分56秒
6位平尾優(松蔭A3年)10分01秒
7位門田裕幸(神大B1年)10分05秒
7位宇戸勇人(国士A1年)10分05秒
9位八木宏平(松蔭B3年)10分08秒
9位岡部貴洋(神大A2年)10分08秒
11位藤井拓也(農大1年)10分18秒

3区(6.8㎞)
1位梶原有高(松蔭A4年)20分49秒
2位西澤佳洋(駒大1年)20分52秒
3位長谷川剛士(城西A3年)21分01秒
4位沖山雄太(国士B1年)21分17秒
5位片山優俊(農大3年)21分25秒
6位今枝浩二(神大A3年)21分26秒
7位中本尚貴(神大B1年)21分32秒
8位湯川智史(國學1年)22分00秒
9位末廣真也(国士A1年)22分04秒
10位吉元真司(城西B3年)22分27秒
11位塚田悠一(松蔭B2年)22分37秒

4区(9.8㎞)
1位西澤俊晃(駒大3年)29分25秒
2位横田良輔(城西A1年)29分34秒
3位玉木章吾(国士A2年)29分51秒
3位沖守怜(國學1年)29分51秒
5位渡辺数麻(城西B3年)29分59秒
6位久保田健太(神大A3年)30分10秒
7位小濱郁己(松蔭A3年)30分28秒
8位土井久理夫(農大1年)30分36秒
9位近藤賢太(松蔭B2年)31分20秒
9位宮永雄大(神大B2年)31分20秒
11位福澤彩仁(国士B1年)31分24秒

5区(3.6㎞)
1位湯地俊介(駒大2年)9分44秒
2位杵島啓太(城西B1年)10分01秒
3位千田駿弥(國學3年)10分03秒
4位寺田博英(城西A1年)10分08秒
5位小泉和也(神大A1年)10分13秒
6位柏木宏亮(農大)10分14秒
7位工藤超(国士A1年)10分15秒
8位津司雅巧(松蔭B1年)10分21秒
9位桑原卓也(国士B2年)10分24秒
10位鎌田裕貴(松蔭A2年)10分32秒
11位伊達葉平(神大B2年)10分53秒

6区(8.095㎞)
1位坂本翔太(神大B2年)25分08秒
2位宮本潤(国士A3年)25分15秒
3位猪浦舜(駒大1年)25分24秒
4位鈴木真夢(神大A1年)25分25秒
5位二平智裕(城西B1年)25分33秒
6位菅野師希(松蔭A1年)25分41秒
7位黒川遼(城西A1年)25分51秒
8位原口孝徳(農大3年)25分53秒
9位牛山雄平(國學2年)25分57秒
10位江副雄大(松蔭B2年)26分06秒
11位奈良和哉(国士B3年)26分12秒
1位駒澤大学2時間5分13秒
2位城西大学A2時間7分07秒
3位松蔭大学A2時間8分13秒
 まあ、駒大優勝なのは予想通り。1区の中村選手がダントツの区間賞でそのままでした。タイム的にも1万28分台の力はありそうな感じで、トラックシーズンが楽しみです。後はどれだけ引き離せるかでしたが、20㎞の実績がある西澤・湯地選手がしっかり区間賞取りました。アンカーの猪浦選手の3位だけがちょいと不満かな。
 他のチームでは松蔭大は頑張ったか。1区の橋爪選手は1万29分03秒持っていいますが、さすがに区間2位。梶原選手も昨年よりはタイムが悪いながら区間賞取って勢いづけました。また、松岡選手の復活や長谷川・横田選手の健闘があった城西大Aもいい成績。ただ、Bに出場した吉元選手が撃沈。まだ箱根の不調から上がっていないのでしょうか?
 それと神大Bのアンカー坂本選手の区間賞にびっくり。そう言えば、年末に1万29分台出していましたが。鈴木選手や1区井上選手も悪くなかった。国士舘の玉木・宮本選手も上位に入りました。
 

 

1/29 奥むさし駅伝

※一般での順位、学生上位者PickUp
1区(9.886㎞)
3位塩谷潤一(中大A3年)30分24秒
6位安永陽(早大4年)30分42秒
9位加藤貴大(亜大A2年)31分01秒
12位大澤駿雄(平国B2年)31分14秒
13位小泉稜(東海2年)31分16秒
14位山藤耕平(武蔵2年)31分20秒
16位平塚知成(慶大4年)31分28秒
18位柳原真人(立大)31分35秒
22位原塚大貴(駿河1年)31分50秒
24位榎坂侑哉(中大B1年)31分56秒
31位山本和磨(亜大B1年)32分25秒

2区(5.433㎞)
1位大須田優二(中大A3年)16分54秒
2位棟方雄己(中大4年)17分05秒
6位古荘雄麻(武蔵3年)17分37秒
10位難波美彰(亜大A1年)17分48秒
12位岡野航(亜大B3年)17分52秒
15位井上太郎(早大4年)18分00秒
16位藤原真人(平国B3年)18分02秒
16位荒井智博(駿河3年)18分02秒
37位塩田英輔(中大1年)18分45秒
37位見形駿介(亜大4年)18分45秒

3区(4.217㎞)
1位服部峰祥(中大A3年)13分21秒
4位山下良祐(早大4年)13分39秒
5位折橋歩(駿河1年)13分44秒
6位清水清輝(中大B1年)13分45秒
7位村上雄哉(平国B2年)13分47秒
8位佐藤晃章(武蔵2年)13分48秒
12位三浦孝太郎(駿河1年)14分04秒
19位高木勇希(立大1年)14分12秒
28位中田博生(亜大A1年)14分22秒
36位二野下一馬(亜大B3年)14分39秒

4区(4.679㎞)
1位葛巻拓朗(武蔵4年)13分11秒
2位作田康輔(駿河1年)13分40秒
3位鈴木大和(中大A3年)13分53秒
5位佐々木隆文(亜大B2年)13分58秒
7位平松俊作(中大B1年)14分02秒
6位宇野晃央(平国B2年)13分57秒
10位平塚嵩人(亜大A1年)14分06秒
16位吹切洋平(電機3年)14分33秒

5区(5.294㎞)
1位恒木智弥(武蔵2年)15分12秒
2位海津康平(亜大A3年)15分18秒
3位新田大(亜大B2年)15分21秒
4位岩城和音(中大A3年)15分24秒
5位三上真也(平国B3年)15分35秒
7位福井裕太(中大B1年)15分43秒
9位柴田幸樹(東工2年)15分48秒
12位直原奨(駿河1年)16分00秒

6区(9.284㎞)
1位川内優輝27分15秒
5位新庄浩太(中大A3年)27分56秒
6位星川裕貴(平国B2年)28分12秒
7位鈴木大地(中大B3年)28分47秒
8位紺野勇樹(武蔵1年)28分50秒
8位山本学(亜大B1年)28分50秒
11位神澤陽一(早大院2年)29分06秒
13位古館昭久(亜大4年)29分09秒
16位橋本拓也(駿河1年)29分16秒
19位小野寺元気(亜大A2年)29分25秒
 一般の部では中大Aが優勝。まあ面子からすると当然ではありますかね。ただ、全体的には課題が残る印象。高校の部と一緒に走っていますが、1区塩谷選手が高校生4人に負ける、大須田・服部選手が連続区間賞で順位を上げるも、アンカーの新庄浩選手が逆転負けしてしまいました。箱根シードのメンバーが3人も出ていたので、高校チームには勝ってほしかった。また、次の試合でしっかり走ってほしい。
 他のチームでは武蔵野学院が大健闘の3位。1区で出遅れたが、4区葛巻5区恒木選手が驚きの区間賞。短い区間で2軍を出したチームもあったが確実にチーム力があっただろうか。平均的に力を発揮した平国と3区4区で健闘した駿河台もトップ10。

 逆に亜大がちょっと元気なかったか。加藤選手は良かったが、山本・二野下選手など撃沈するところもあってとちょっと気になる成績。選抜に出場した選手も元気なかったので、何とか盛り上げていきたいが。
 この他、懐かしい名前も沢山ありましたので、是非結果をどうぞhttp://www.city.hanno.saitama.jp/taiikuka/ekiden/1index.html
 
 

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第88回箱根駅伝-10区を振り返る-

蒲田6㎞
1位齋藤(東洋)17分38秒①(2分56秒3)
2位後藤田(駒大)17分45秒②7:36(2分57秒5)
14位市川(早大)18分09秒③9:07
7位鎧坂(明大)18分02秒④10:13
15位大谷(青学)18分13秒⑤15:09(3分02秒2)
4位山本(城西)18分00秒⑥16:14(3分00秒0)
13位小澤(順大)18分07秒⑧18:56[7]16:28
3位塩谷(中大)17分53秒⑩19:08[8]16:47(2分58秒8)
4位稲葉(帝京)18分00秒⑬23:57[9]16:48
19位花田(農大)18分26秒⑳49:10[10]17:53
16位尾崎(山学)18分24秒⑦18:33[11]18:33(3分04秒0)
4位西尾(国士)18分00秒⑪21:59[12]18:50
8位北澤(拓大)18分05秒⑰26:54[12]18:50
8位青木(國學)18分05秒⑨19:07[12]18:50
20位沖田(中学)18分34秒⑱27:20[15]20:09(3分05秒7)
8位篠原(選抜)18分05秒⑭24:11[16]20:07
8位海老原(東海)18分05秒⑫22:08[16]20:07

12位佐久間(日体)18分06秒⑲28:13[18]20:28(3分01秒0)
16位銀山(上武)18分24秒⑯26:19[19]20:46
16位高橋(神大)18分24秒⑮24:26[19]20:46

 過去7度の大学駅伝の経験がある川上選手よりも調子が上がっていたらしく、当日変更で10区に入った齋藤選手。その期待に応えトップのタイムで走り続ける。後藤田選手も多分突っ込み気味なのだろうが、それでも及ばなかった。有力選手では鎧坂選手は1㎞3分ペースで抑えさせていた。
 
 他早い入りは2年連続のアンカーとなる塩谷選手。稲葉選手を引き連れて前の小澤選手を追いかける。それから逆転でシード権で狙うチームも早め。総合11位の西尾選手は前の北澤・青木選手に追いつき何とかしようとしている。また、選抜の篠原、東海の海老原選手も佐久間選手を引き連れて見えない敵を追いかける。逆にゆったり滑り出したのは大谷・尾崎・沖田選手あたりだった。
 

 
新八ッ山橋13.4㎞-6km=7.4km
2位齋藤(東洋)22分44秒①(3分04秒3)
6位後藤田(駒大)23分10秒②8:02
10位市川(早大)23分33秒③9:56
2位鎧坂(明大)22分44秒④10:13
9位大谷(青学)23分29秒⑤15:54(3分10秒4)
1位塩谷(中大)22分34秒⑦18:58[6]16:37(3分02秒9)
4位小澤(順大)22分53秒⑧19:05[6]16:37
7位山本(城西)23分19秒⑥16:49[8]16:49(3分09秒1)
13位稲葉(帝京)23分37秒⑬24:50[9]17:41
18位花田(農大)23分47秒⑳50:13[10]18:56(3分12秒8)
5位北澤(拓大)23分06秒⑯27:16[11]19:12(3分07秒3)
8位尾崎(山学)23分23秒⑨19:12[11]19:12
11位西尾(国士)23分36秒⑪22:51[13]19:42(3分11秒4)
11位青木(國學)23分36秒⑩19:59[13]19:42
14位篠原(選抜)23分39秒⑭25:04[15]21:20
15位佐久間(日体)23分40秒⑲29:09[16]21:24
16位海老原(東海)23分41秒⑫23:05[16]21:24
20位沖田(中学)24分09秒⑱28:45[18]21:34
17位銀山(上武)23分42秒⑰27:17[19]21:44
19位高橋(神大)24分03秒⑮14:34[20]22:05(3分15秒0)
 復路優勝はここで完全に決着がつきましたかね。齋藤選手と後藤田選手の差が26秒差あります。そんなに実力の差はないと思いますが、チームの勢いの差もあるか。齋藤選手はすでに相当きつそうな表情でしたが、これがデフォの模様。高校駅伝4区で平賀・カロキ選手から懸命に逃げていた時もこんな走りだった。なので、いつものパワフルな走りができていたということだろう。
 
 ただ、この間トップのタイムだったのは塩谷選手。どうしても終盤の走りに注目がいってしまいますが、このロードでの粘りこそが真骨頂。小澤選手を引き連れて、前を淡々と走っていた山本選手を交していきました。こういう選手がいる限り中大は連続シードを続けることができるかと思います。
 
 シード権争いは総合10位の國學院と11位の国士舘の併走が続いている。国士舘からしたら続いてしまっていた、という感じか。先ほどの定点では一緒にいた北澤選手が一気に前へ。西尾選手としてはついていきたかったのですが、ついていけずシード権の最後のチャンスが失われてしまったという感じか。他、一斉スタート組に沖田選手が巻き込まれ、このままどんどん落ちるのかと思われた。
 

 
田町16.4㎞-新八ッ山橋13.4㎞=3km
1位齋藤(東洋)9分27秒①(3分09秒0)
5位後藤田(駒大)9分43秒②8:18(3分14秒3)
2位鎧坂(明大)9分35秒③10:21(3分11秒7)
12位市川(早大)10分03秒④10:32
7位大谷(青学)9分52秒⑤16:19
3位塩谷(中大)9分36秒⑦19:07[6]16:46
4位小澤(順大)9分37秒⑧19:15[7]16:47
13位山本(城西)10分04秒⑥17:26[8]17:26(3分21秒3)
19位稲葉(帝京)10分12秒⑬25:35[9]18:26(3分24秒0)
6位北澤(拓大)9分49秒⑯27:38[10]19:34(3分16秒3)
18位花田(農大)10分08秒⑳50:54[11]19:37(3分22秒7)
9位尾崎(山学)10分00秒⑨19:45[12]19:45
16位西尾(国士)10分07秒⑪23:31[13]20:22
17位青木(國學)10分07秒⑩20:39[13]20:22

8位佐久間(日体)9分57秒⑲29:39[15]21:54(3分19秒0)
10位篠原(選抜)10分01秒⑭25:38[15]21:54(3分20秒3)
14位海老原(東海)10分05秒⑫23:43[17]22:02
11位沖田(中学)10分01秒⑱29:19[18]22:08
15位銀山(上武)10分05秒⑰27:55[19]22:22
20位高橋(神大)10分28秒⑮26:46[20]23:06(3分29秒3)
 テレビでは映らなかったが、4位だった鎧坂選手が蒲田あたりから一気に早大との差をつめ、この間で逆転。鎧坂選手としては無理してはないだろうから、市川選手がうまくペースを作れていないという方が大きいのかもしれないけど。とにかくこの時点で明大は当初の目標である早大を倒して総合3位という目標に手が届いたわけだ。
 
 後ろでは先ほど国士大らを引き離した北澤選手が好調。尾崎選手を引き離して、終始スローの花田選手を捉え見た目10番目に浮上。いいところが無かった拓大がここで意地をみせる。まだ差はあるが、序盤のハイペースがたたって失速気味の稲葉選手を追う。
 
 
御成門18.1㎞-田町16.4km=1.7km
1位齋藤(東洋)5分07秒①(3分00秒6)
3位後藤田(駒大)5分14秒②8:25
2位鎧坂(明大)5分11秒③10:25(3分02秒9)
3位市川(早大)5分14秒④10:39
7位大谷(青学)5分19秒⑤16:31(3分07秒6)
3位小澤(順大)5分14秒⑧19:22[6]16:54(3分04秒7)
6位塩谷(中大)5分15秒⑦19:15[6]16:54
13位山本(城西)5分24秒⑥17:43[8]16:54
17位稲葉(帝京)5分31秒⑬25:59[9]18:50
8位北澤(拓大)5分20秒⑯27:51[10]19:47
15位花田(農大)5分27秒⑳51:14[11]19:57(3分12秒4)
8位尾崎(山学)5分20秒⑨19:58[12]19:58
16位青木(國學)5分30秒⑩21:02[13]20:45(3分14秒1)
17位西尾(国士)5分31秒⑪23:55[14]20:46
11位佐久間(日体)5分23秒⑲29:55[15]22:10(3分10秒0)
11位海老原(東海)5分23秒⑫23:59[16]22:18
10位沖田(中学)5分21秒⑱29:33[17]22:22
20位篠原(選抜)5分41秒⑭26:12[18]22:28(3分20秒6)
14位銀山(上武)5分25秒⑰28:11[19]22:38
19位高橋(神大)5分36秒⑮27:15[20]23:35(3分17秒6)
 齋藤選手はちょっと抜けているのかな。しっかりペースを維持しています。他、市川選手が抜かれてから何とかペースを上げようとしているか。ただ、抑えているとはいえ鎧坂選手相手ではそう差はつまらないか。
 
 繰り上げ組ではずっと引っ張っていた篠原選手が失速し、佐久間選手が前へ。復路はずっと後退しっぱなしだった日体大がここで意地をみせる格好に。海老原・沖田選手も何とかついていこうとしている。
 

 
馬場先門20.1km-御成門18.1㎞=2km
1位齋藤(東洋)5分58秒①(2分59秒0)
2位後藤田(駒大)6分08秒②8:35
5位鎧坂(明大)6分09秒③10:36
8位市川(早大)6分18秒④10:59(3分09秒0)
12位大谷(青学)6分20秒⑤16:53
2位塩谷(中大)6分08秒⑦19:25[6]17:04(3分04秒0)
2位小澤(順大)6分08秒⑧19:32[6]17:04

12位山本(城西)6分20秒⑥18:05[8]18:05(3分10秒0)
17位稲葉(帝京)6分28秒⑬26:29[8]19:20(3分14秒0)
6位北澤(拓大)6分14秒⑯28:07[10]20:03(3分07秒0)
11位尾崎(山学)6分19秒⑨20:19[11]20:19
16位花田(農大)6分25秒⑳51:41[12]20:24(3分12秒5)
14位青木(國學)6分22秒⑩21:26[13]21:09
14位西尾(国士)6分22秒⑪24:19[14]21:10
8位佐久間(日体)6分18秒⑲30:15[15]22:30
6位沖田(中学)6分14秒⑱29:49[16]22:38
18位海老原(東海)6分29秒⑫24:30[17]22:49
8位銀山(上武)6分18秒⑰28:31[18]22:58
20位篠原(選抜)7分09秒⑭27:23[19]23:39(3分34秒5)
19位高橋(神大)6分40秒⑮27:57[20]24:17(3分20秒0)

 塩谷・小澤選手は牽制ではなく競り合っていてペースが落ちないですね。前の大谷選手が50m前に見えてきました。このあたりはまだ分からない。他、後ろの方で佐久間・銀山・沖田選手あたりがこのへんで粘っています。
 

 
大手町23.1㎞-馬場先門20.1㎞=3km
1位齋藤(東洋)8分51秒①(2分57秒0)
6位後藤田(駒大)9分18秒②9:02(3分06秒0)
11位鎧坂(明大)9分29秒③11:14
7位市川(早大)9分26秒④11:34(3分08秒7)
5位大谷(青学)9分08秒⑤17:10
2位小澤(順大)8分58秒⑦19:39[6]17:11(2分59秒3)
3位塩谷(中大)9分07秒⑧19:41[7]17:20(3分02秒3)
9位山本(城西)9分27秒⑥18:41[8]18:41
17位稲葉(帝京)9分44秒⑬27:22[9]20:13
12位北澤(拓大)9分31秒⑭28:45[10]20:41(3分10秒3)
14位尾崎(山学)9分34秒⑨21:02[11]21:02
18位花田(農大)9分50秒⑳52:40[12]21:23(3分16秒7)
13位青木(國學)9分31秒⑩22:06[13]21:49
16位西尾(国士)9分43秒⑪25:11[14]22:02
4位沖田(中学)9分07秒⑱30:05[15]22:54
8位佐久間(日体)9分26秒⑲30:50[16]23:05
10位銀山(上武)9分27秒⑯29:07[17]23:34
19位海老原(東海)9分59秒⑫25:38[18]23:57(3分19秒7)
15位高橋(神大)9分40秒⑮28:46[19]25:06(3分13秒3)
20位篠原(選抜)11分28秒⑰30:00[20]26:16(3分49秒3)
 齋藤選手はこの間もトップのタイム、最後までガッツのある走りをみせて大手町に一番で帰ってきた。往復完全優勝で10時間51分36秒、平成以来最高差となる2位9分02秒差、何もかもが完璧であった。この記録が破られる日は来るのだろうか?
 
 3位争いは鎧坂選手がそのまま逃げ切り、およそ半世紀ぶりの総合3位以内&早大に勝利。腰に不安があった鎧坂選手を走らせて良かったのかの是非はともかく非常にドラマ性があった。また、見応えがあったのは5番手争い、大谷選手に塩谷・小澤選手が追いつき三つ巴でラスト1㎞へ。そこでもはや名物化してきている塩谷選手のスパートはある意味一番盛り上がったシーンの一つ。今回はスピードのある大谷と小澤選手が逃がしてくれませんでしたが、最後まで順位を上げようとするのは見ていて好感がもてますね。
 
 
 シード権争いは最終的には総合10位の國學院がラストスパートで国士舘を突き放し、完全決着。2年連続國學院が最後の椅子に滑り込み、国士舘は3年前と同様の次点となった。また何気に14位から19位が2分05秒以内の混戦。見た目9番目まで浮上した拓大が総合14位へ。残り3㎞で選抜の失速により一時14位になった神大だが、1秒差で再び15位へ。また、佐久間選手が粘りの走り「で19位からのポジションアップを図ったが、18位の中学沖田選手が終盤の粘りにあい、追い切れませんでした。一斉スタートの影響で分かりづらかったですが、ここでもドラマがありました。
 
 
 

 
 
 これで10区区間を振り返るコーナーは終了です。後はちょくちょく記録会の結果をアップしつつ、各大学の振り返りをやっていきます。
 
 
 
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第88回箱根駅伝-9区を振り返る-

続いて
 
権太坂7.8㎞
○数字は総合順位、[]数字は通過順位
7位田中(東洋)23分21秒①
1位窪田(駒大)22分39秒②8:474秒2)
2位前田(早大)23分07秒②8:477秒8)
15位細川(明大)23分32秒④9:27
20位吉元(城西)24分12秒⑤14:14
11位横山(青学)23分27秒⑥14:47[6]14:47
12位木村(農大)23分28秒⑳46:04[6]14:47
5位大須田(中大)23分15秒⑧17:15[8]14:54(2分58秒8)
4位松村(順大)23分13秒⑩18:25[9]15:57
6位渡邉(帝京)23分17秒⑮23:40[10]16:31
3位松枝(山学)23分09秒⑦16:47[11]16:47
17位真家(拓大)23分46秒⑲25:31[12]17:27
16位山田(中学)23分44秒⑰24:38[12]17:27(3分02秒6)
9位中山(國學)23分26秒⑨18:06[14]17:49
14位鈴木(国士)23分31秒⑬20:58[14]17:49
12位鈴木(神大)23分28秒⑭21:30[16]17:50
19位宮川(選抜)23分52秒⑪18:43[17]18:20
8位渡辺(上武)23分25秒⑱25:29[18]20:04(3分00秒1)
9位小松(東海)23分26秒⑫20:46[19]20:05
18位吉村(日体)23分49秒⑯23:47[20]20:28
 トップを走る東洋の田中選手は昨年より11秒遅いタイムで通過。昨年ほどの調子では無かった事とここに来て急に日差しがでてきたこともあるだろうか。それでも安定した走りではある。
 
 それより注目だったのは9区に投入された窪田選手。2区を走ってもおかしくない存在なだけにこの区間では力が抜けていた。ここまで区間記録から僅か9秒遅れるだけのペース。細川選手をあっさりパスすると29秒前に走り出して区間2位のペースだった前田選手にも追い付いてしまった。
 
 そこからかなり空いて吉元選手。安定感のある選手なのだが苦しい表情でここまでダントツ最下位のタイム。この地点ではその後が心配された。その後ろ、横山・木村選手が通過したがその後ろの選手が飛ばす。見た目順位順で大須田、松村、渡邉、松枝選手の順番だが彼らが全員3番~6番目のタイム。シードから逃げたい大須田選手や不調ながら主将の責務を果たしたい松枝選手、一矢報いたい渡邉選手などそれぞれ。
 
 特に注目なのは1年生ながら快調な走りの松村選手が総合10位に浮上。予選最下位通過のチームがここでシードラインに浮上。11位に後退した選抜だが宮川選手が19番目の走り。すぐ前にスタートしたはずの中山、鈴木選手らに全くついていくこができず、ちょっと不調気味か。他、繰り上げスタートながら渡辺・小松選手も頑張っている。
 

 
横浜駅14.6㎞-権太坂7.8km=6.8km
4位田中(東洋)20分20秒①
1位窪田(駒大)20分04秒②8:31(2分57秒1)
1位前田(早大)20分04秒②8:31

8位細川(明大)20分51秒④9:58(3分04秒0)
3位横山(青学)20分14秒⑤14:41(2分58秒5)
15位吉元(城西)20分58秒⑥14:52
5位木村(農大)20分33秒⑳46:17[7]15:00(3分01秒3)
7位大須田(中大)20分43秒⑧17:38[8]15:17
9位松村(順大)20分52秒⑩18:57[9]16:29
6位渡邉(帝京)20分40秒⑮24:00[10]16:51(3分02秒4)
10位松枝(山学)20分53秒⑦17:20[11]17:20
14位真家(拓大)20分58秒⑲26:09[12]18:05
11位鈴木(神大)20分54秒⑭22:04[13]18:24
13位中山(國學)20分55秒⑨18:41[13]18:24
19位山田(中学)21分17秒⑰25:35[13]18:24
17位鈴木(国士)21分09秒⑬21:47[16]18:38
18位宮川(選抜)21分15秒⑪19:38[17]19:15(3分07秒5)
12位渡辺(上武)20分55秒⑱26:04[18]20:39
16位小松(東海)21分04秒⑫21:30[19]29:49(3分05秒9)
20位吉村(日体)21分38秒⑯25:05[20]21:46(3分10秒9)
 この間は窪田選手のペースが少し落ち着いたこともあり、前田選手がついている。前田選手は故障もちだったが練習での調子は結構良かったらしい。その2人の次、3番目のタイムで走ったのはなんと横山選手。過去2回の箱根は区間二桁順位だが素晴らしい走りで吉元選手を捉え総合5位へ浮上。また横山選手からは離されたが木村選手も5番目のタイムで吉元選手の背後に。
 
 また、3番4番のタイムだった松村・松枝選手はここは落ち着いている。その後ろでは駆け引きも。神大・鈴木、中山選手が前半国士・鈴木選手を風よけに使い、一気に突き放し前へ。落ちてきた中学・山田選手を巻き込んで見た目13番争いに、というのもみられた。
 

 
生麦20.2㎞-横浜駅14.6km=5.6km
8位田中(東洋)18分06秒①
1位窪田(駒大)17分30秒②7:55(3分07秒5)
4位前田(早大)18分02秒③8:27(3分13秒2)
7位細川(明大)18分05秒④9:57
5位横山(青学)18分02秒⑤14:37
16位吉元(城西)18分48秒⑥15:34
15位木村(農大)18分48秒⑳46:59[7]15:42(3分21秒4)
18位大須田(中大)19分05秒⑧18:37[8]16:16(3分24秒5)
3位松村(順大)17分55秒⑨18:46[9]16:18(3分12秒0)
6位渡邉(帝京)18分02秒⑮23:56[10]16:47
13位松枝(山学)18分32秒⑦17:46[11]17:46(3分18秒6)
11位真家(拓大)18分21秒⑱26:24[12]18:20
9位鈴木(国士)18分07秒⑬21:48[13]18:39
12位中山(國學)18分22秒⑩18:57[14]18:40
14位鈴木(神大)18分33秒⑭22:31[15]18:51
17位山田(中学)18分50秒⑰26:19[16]19:08
2位渡辺(上武)17分43秒⑯25:14[17]20:16(3分09秒8)
20位宮川(選抜)19分45秒⑪21:17[18]20:54(3分31秒6)
10位小松(東海)18分19秒⑫21:43[19]21:02(3分16秒3)
19位吉村(日体)19分33秒⑲26:32[20]23:13(3分29秒5)
 トップの田中選手が腹痛などでややペースダウン。11月下旬まで怪我などであまり走り込みができなかった影響が響いてきたか。これで恩恵受けるのはこの間2番目のタイムで走っていた上武・渡辺選手。繰り上げスタートで一時20分39秒まで広がった差が20分16秒まで詰まった。このまま縮めて20分以内にすれば(途中棄権の85回城西を除いて)、69回大会の法大以来繰り上げ→次の中継所は回避という珍事になるが果たして?
 
 そしてこの間トップはやっぱり窪田選手。途中仕掛けてきた前田選手を逆に突き放して、ようやく駒大が単独2位へ。そして復路優勝へ望みを繋げるべくひた走ります。また、一旦ペースが落ちかけていた松村選手が3番目のタイム。失速した大須田選手を捉え、その前の木村・吉元選手も見えてきた。総合でも國學院を抜いて9位に浮上し、どんどん勢いづく。逆に選抜は宮川選手が完全にブレーキ。10位國學院と2分20秒差。ラスト3㎞でもっと開きそうな気配だ。
 
 他、青学横山選手が完全に単独5位へ、松村選手の後ろで映してもらえないが帝京渡辺選手も好調をキープ。13番争いは一旦脱落した国士鈴木選手が再び浮上。真家選手を追う。少し遅れたが中山選手、そしてあの神大鈴木選手もまだペースをキープしている。それと終始ペースの上がらない吉村選手はここで総合19位にまで後退。非常に苦しい走りとなった。

 
鶴見23.2㎞-生麦20.2㎞=3.0km
10位田中(東洋)9分19秒①(3分06秒3)
1位窪田(駒大)8分53秒②7:29(2分57秒7)
14位前田(早大)9分28秒③8:36(3分09秒3)
7位細川(明大)9分11秒④9:49
8位横山(青学)9分16秒⑤14:34(3分05秒3)
16位吉元(城西)9分37秒⑥15:52
3位松村(順大)9分00秒⑧18:27[7]15:59
2位渡邉(帝京)8分58秒⑬23:35[8]16:26(2分59秒3)

15位大須田(中大)9分35秒⑩18:53[9]16:32(3分11秒7)
19位木村(農大)10分42秒⑳48:22[10]17:05(3分34秒0)
11位松枝(山学)9分20秒⑦17:47[11]17:47
12位真家(拓大)9分22秒⑱26:27[12]18:23(3分07秒3)
4位中山(國學)9分02秒⑨18:40[13]18:23
5位鈴木(国士)9分08秒⑪21:37[14]18:28(3分02秒7)
13位山田(中学)9分24秒⑰26:24[15]19:13
18位鈴木(神大)10分28秒⑭23:40[16]20:00(3分29秒3)
6位渡辺(上武)9分11秒⑯25:33[17]20:08
9位小松(東海)9分17秒⑫21:41[18]21:00
20位宮川(選抜)11分46秒⑮23:44[19]23:21(3分55秒3)
17位吉村(日体)10分02秒⑲27:45[20]24:26(3分20秒7)
 田中選手がトップを守ってアンカーへ。最後は10番目のタイムまで落ち、前回より1分以上遅いタイムとなったが、大会記録よりは大幅に上回るペース。駒大窪田選手に大きく迫られたたが復路順位も46秒差の1位をキープしている。もっとも復路優勝は駒大も芽が出てきたという事でまだどうなるか分からない。
 
 また4位の明大細川選手が終盤粘り、逆に垂れてしまった前田選手を詰め、1分13秒差で腰の不調で10区に回った大エース鎧坂選手にリレー。ここも鎧坂選手の走り方如何では逆転もありえそう。また、見た目7番8番を走っていた松村・渡邉選手はラストまで素晴らしい走り。総合順位もそれぞれ8位、13位にまであげて復路の要の区間を走り切った。
 
 後ろもシードを争うチームが激しい争い。先ほど集団から抜け出した国士大は選抜の失速もあり総合11位に浮上、ラスト3㎞5番目のタイムで追い上げを測ったが、総合9位だった國學院の中山選手がそれ以上のタイムで駆け抜け再逆転。とにかく前を追いたかった国士舘にとってこれは痛かったか。10位に落ちた中大との差も2分44秒差ということで11位とはいえかなり苦しくなった。
 
 そして中学を挟んであの壮絶な襷リレーである。生麦地点では何も問題なかったのだがそこから急に脱水症状に陥ったらしい。中継所直前で2度転倒、きわどいタイミングで襷リレーを行った。
 
 速報テロップで残り0秒になって少し経ってから襷リレーしたように見えたので温情采配かと思ったがそうではなかった。あのカウントダウンは東洋大が襷リレーを開始し始めた9時間41分49秒を基準にしているが、本来は襷リレーが完全に終わった9時間41分51秒からが本当の数値。なので速報テロップは2秒ほど早かったのだ。神大のたすきリレーは10時間01分50秒~51秒の間に行われたので、あれは正真正銘間に合っていたのである。とにかく間に合ってよかった。その後ろ、最後追い上げも届かなかった上武を初め、東海・選抜・日体大の4チームが繰り上げとなった。
 
 それにしても、神大の鈴木選手のラスト3㎞よりもはるかに遅いタイムのランナーが2人も。おそらく脱水症状なのだろうが、急に出てきた日差しに対策がうまくできなかった所もあった模様。9区というはこういう天候面でも非常に難しいのだなと感じさせられた。
 
 
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第88回箱根駅伝-8区を振り返る-

茅ヶ崎6.9km
○数字は総合順位。[]数字は通過順位
1位大津(東洋)19分56秒①(2分53秒3)
4位志方(早大)20分15秒②8:09
2位高瀬(駒大)20分11秒③8:18(2分55秒5)
2位有村(明大)20分11秒③8:18

17位濱本(城西)20分51秒⑤11:30
16位竹内(農大)20分50秒⑳44:08[6]12:51
6位新庄(中大)20分33秒⑨15:34[7]13:13
14位井上(青学)20分47秒⑥13:14[8]13:14
12位山崎(順大)20分44秒⑪16:33[9]14:05
9位冨山(中学)20分39秒⑯21:27[10]14:16
13位大沼(選抜)20分45秒⑦14:39[10]14:16(3分00秒4)
7位端坂(國學)20分36秒⑩15:47[12]15:30(2分59秒1)
10位牧野(山学)20分42秒⑧15:30[12]15:30
19位那須(拓大)21分03秒⑲23:34[12]15:30
7位山川(帝京)20分36秒⑰22:40[15]15:31
20位久井原(国士)21分06秒⑬18:59[16]15:50(3分03秒5)
11位山中(神大)20分43秒⑭19:36[17]15:56
15位吉川(東海)20分49秒⑫17:06[18]16:57
5位坂口(上武)20分28秒⑱22:42[19]17:54(2分58秒0)
18位今崎(日体)20分57秒⑮20:38[20]18:35(3分02秒2)
 風も無く曇っていたことから、全員が早めのペースで推移。その中で既に大津選手が他の選手を引き離し始めている。昨年の千葉選手より既に33秒早く(古田選手の区間記録と比べたかったのですが、チェックポイントの記録なし)なっており、かなりのペースであることが分かる。
 
 2位争いは早大・駒大・明大それぞれが志方・高瀬・有村と主力ともいえる選手を配置しており、ここもそれぞれ2分55秒ペースでそれなりのレベルの争いとなっている。他は個人順位はドングリの背比べだが、坂口選手が何とか流れを変えようと突っ込み、逆に3年ぶりの箱根路の久井原、昨年もゆっくりだった那須選手がスローペース。
 
 見た目では冨山選手が大沼選手を引き連れて、山崎選手との差を詰める。その後ろは那須選手に牧野・端坂・山川選手が追い付いて集団になりそう。総合では8位山学9位中大10位國學院それぞれが順大より早いペースなのでここは少し順大が引き離されている。

 
遊行寺15.9㎞-6.9km=9km
1位大津(東洋)27分06秒①(3分00秒7)
2位志方(早大)27分26秒②8:29(3分02秒9)
3位高瀬(駒大)27分40秒③8:52(3分04秒4)

4位有村(明大)27分41秒④8:53
11位濱本(城西)28分03秒⑤12:27(3分07秒0)
12位竹内(農大)28分04秒⑳45:06[6]13:49
13位井上(青学)28分05秒⑥14:13[7]14:13
14位新庄(中大)28分06秒⑨16:34[7]14:13
15位山崎(順大)28分15秒⑪17:42[9]15:14(3分08秒3)
16位冨山(中学)28分33秒⑯22:54[10]15:43
20位大沼(選抜)28分45秒⑦16:18[11]15:55(3分11秒7)
6位山川(帝京)28分00秒⑰23:34[12]16:25
8位端坂(國學)28分01秒⑩16:42[12]16:25
9位牧野(山学)28分02秒⑧16:26[14]16:26
9位那須(拓大)28分02秒⑲24:30[14]16:26
5位山中(神大)27分54秒⑭20:24[16]16:44(3分06秒0)
6位久井原(国士)28分00秒⑬19:53[16]16:44

18位吉川(東海)28分35秒⑫18:35[18]18:26
16位坂口(上武)28分33秒⑱24:09[19]19:21(3分10秒3)
19位今崎(日体)28分36秒⑮22:08[20]20:05
 大津選手がダントツです。最初の5㎞2分53秒ペースで入って、その後1㎞3分ペースをキープできるのだから自力があったと言うことなのだろう。2位争いはここは志方選手が淡々と走りながら高瀬・有村選手を引き離している。
 
 他、中盤になって色々ペース変化が見て取れる。先ほど一番遅かった久井原選手が後ろから攻めてきた山中選手についていきぐっとペースアップ。見た目12番目争いの4人との差をつめてきています。逆に山崎選手に追いつこうとしていた冨山選手が苦しそうに失速。それにもついていけなかった大沼選手はかなり調子が悪かったのだろうか。

 
影取18.4km-遊行寺15.9km=2.5km
1位大津(東洋)8分08秒①(3分15秒2)
7位志方(早大)8分22秒②8:42
6位有村(明大)8分21秒③9:06
7位高瀬(駒大)8分22秒③9:06
13位濱本(城西)8分35秒⑤12:54
14位竹内(農大)8分36秒⑳45:34[6]14:17
4位井上(青学)8分20秒⑥14:25[7]14:25(3分20秒0)
9位新庄(中大)8分26秒⑧16:52[8]14:31(3分22秒4)
11位山崎(順大)8分33秒⑪18:07[9]15:39
18位冨山(中学)8分54秒⑯23:40[10]16:29
2位山川(帝京)8分15秒⑰23:41[11]16:32(3分18秒0)
3位牧野(山学)8分16秒⑦16:36[12]16:36

5位那須(拓大)8分20秒⑱24:42[13]16:38
19位大沼(選抜)8分55秒⑨17:05[14]16:42
15位端坂(國學)8分45秒⑩17:22[15]17:05(3分30秒0)
10位山中(神大)8分32秒⑭20:48[16]17:08(3分24秒8)
12位久井原(国士)8分34秒⑬20:19[17]17:10
20位吉川(東海)9分08秒⑫19:35[18]19:26(3分39秒2)
17位坂口(上武)8分53秒⑲24:54[19]20:06(3分33秒2)
16位今崎(日体)8分46秒⑮22:46[20]20:43

 解説者がレース序盤、「大津選手は登りに強い脚をしている」と言われていましたが的中。力強く登りずっとトップのタイムをキープ。区間記録よりはここまで26秒遅れているが、まだまだ余裕は感じられる。
 
 ただその後ろは大きくレースが動き出している。完全に失速した大沼選手を抜いて11番手争いとなった集団から山川選手と牧野選手が抜け出して2番目3番目のタイム。牧野選手は昨年の経験者だが、山川選手は完全にノーマークだったのでびっくり。いい選手を配置できたのか。失速している冨山選手に迫る。また青学の井上選手もうまく切り替えて昨年この間をトップで走った新庄選手を振り切って、6番目を走る竹内選手に迫る。
 
 逆に総合10位の國學院は11番争いから端坂選手が引き離され失速気味。ペースを保っている山崎選手がここで少し詰めはじめる。また、故障持ちで走っていた吉川選手がここで堪えたか、ダントツで最下位のペース。その後ろ、最初のペースを保てなかった坂口選手と低空飛行の今崎選手が見た目のトップとのタイム差が20分オーバーとなった。
 

 
戸塚21.5km-影取18.4km=3.1km
1位大津(東洋)9分02秒①(2分54秒8)
5位志方(早大)9分21秒②9:01
3位有村(明大)9分12秒③9:16(2分58秒1)
6位高瀬(駒大)9分25秒④9:29(3分02秒3)
12位濱本(城西)9分31秒⑤13:23
8位竹内(農大)9分25秒⑳45:57[6]14:40
4位井上(青学)9分18秒⑥14:41[7]14:41(3分00秒0)
11位新庄(中大)9分31秒⑧17:21[8]15:00(3分04秒2)
10位山崎(順大)9分28秒⑪18:33[9]16:05
2位山川(帝京)9分05秒⑯23:44[10]16:35
7位牧野(山学)9分25秒⑦16:59[11]16:59
9位那須(拓大)9分26秒⑱25:06[12]17:02
17位冨山(中学)9分37秒⑰24:15[13]17:04
13位久井原(国士)9分31秒⑬20:48[14]17:39
16位山中(神大)9分37秒⑭21:23[15]17:43
18位端坂(國學)9分41秒⑨18:01[16]17:44(3分07秒4)
20位大沼(選抜)10分09秒⑩18:12[17]17:49
19位吉川(東海)10分06秒⑫20:41[18]20:32(3分15秒5)
14位坂口(上武)9分33秒⑲25:25[19]20:37
15位今崎(日体)9分35秒⑮23:19[20]21:16
 遊行寺の坂が終わってもなお2分55秒ペースで走る余力が残っていた大津選手が凄い。ラストのスパートもがむしゃらに走り区間賞で襷リレー。区間記録までは7秒及ばなかったが、見事な走りだった。
 
 そしてほとんど変わらないタイムで山川選手。牧野・那須選手といった昨年区間一桁で走った選手も振り切って見た目10番目まで浮上。総合は16位だが、最後4年生にいい形で襷を繋ぐことはできた。それから3位争いをしていた有村選手が高瀬選手を振り切る元気ぶり。遊行寺の坂で気持ちが切れかけたというが、これまでの不信を払しょくする走りだった。
 
 シード権争いはまだまだ動きが。牧野・新庄それぞれが区間一桁で走った山学と中大が若干の貯金を作ることができたか。逆に終盤に落ち込んだ國學院端坂と選抜大沼選手が9位10位。特に大沼選手は見た目順位で久井原・山中選手らにも交わされ17番目へ。総合11位順大がわずか21秒差にまで迫ってきました。
 
 なお、東海大・上武大・日体大に関しては見た目トップとの差が20分以上開いてしまった為、繰り上げスタート。戸塚中継所の繰り上げは(途中棄権の85回城西を除いて)8年ぶり。東洋大の凄まじい激走の煽りを受けて、うまく選手を揃えられなかったチームは容赦ない結果となった。
 
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第88回箱根駅伝-7区を振り返る-

 
7区
昨年との比較
二宮11.7㎞
1位設楽(東洋)33分51秒①(2分53秒6)
3位佐々木(早大)34分15秒②7:09
5位北(明大)34分44秒③7:17(2分58秒1)
2位上野(駒大)34分08秒④7:23(2分55秒0)
15位石橋(城西)35分49秒⑤9:49
4位松原(農大)34分23秒⑳41:58[6]10:41(2分56秒3)
7位川村(青学)35分02秒⑥10:57[7]10:57(2分59秒7)
9位須河(中大)35分12秒⑪14:00[8]11:39
8位的野(順大)35分08秒⑫15:04[9]12:36
10位安島(選抜)35分17秒⑦12:59[9]12:36(3分00秒9)
12位沼田(中学)35分25秒⑯19:48[11]12:37
13位森津(神大)35分30秒⑬16:17[11]12:37(3分02秒1)
14位小野(国士)35分46秒⑭16:31[13]13:22(3分03秒4)
11位三輪(帝京)35分23秒⑱20:32[14]13:23
15位宮本(山学)35分49秒⑧13:23[14]13:23
17位大下(國學)35分55秒⑩13:41[16]13:24
6位奥谷(拓大)34分48秒⑲21:34[17]13:30
18位松谷(東海)35分58秒⑨13:39[17]13:30(3分04秒4)
19位石川(上武)36分04秒⑰20:04[19]15:16
20位大田(日体)36分06秒⑮17:32[20]15:29

 トップの設楽選手は飄々とした表情ながら2分55秒を切るペースを維持して走り続けている。この地点では区間記録からはまだ23秒遅れている。2位争いは激化。まず4位で走り始めた上野選手が佐々木選手に追いつく。ただ、佐々木選手がそこからペースを上げ始めて北選手を捉える。休む暇が無かった上野選手はここは少し離されてしまう。その後ろの石橋選手は完全に単独走となってゆったりしたタイムで通過する。
 
 その後ろは松原選手が見た目で川村選手を捉えて6番目へ。おそらく不調で往路を走れなかったのだろうが、ここは6区からの流れを受けてかなり飛ばしている。抜かれた川村選手もここまではまずまず。
 
 シード権争いは総合7位と12位を走っている安島と的野選手が競り合いながら順調にペースをキープ。宮本・大下・松谷選手が後ろから来た小野・三輪選手に追いつかれる等ペースがあまり上がっていない。このため9番目のタイムながらも須河選手が20秒差にまでシードラインに迫る。何とかペースをあげたいところだが、このうち松谷選手は山学と國學院よりもペースダウン。非常にまずい状態に。かなり飛ばしている奥谷選手に見た目で追いつかれる格好となった。
 
大磯18.1㎞-二宮11.7km=6.4km
1位設楽(東洋)19分28秒①(3分02秒5)
2位佐々木(早大)19分55秒②7:36(3分06秒7)
3位北(明大)19分57秒③7:46
8位上野(駒大)20分00秒④7:55
5位石橋(城西)19分58秒⑤10:19
11位松原(農大)20分12秒⑳[6]11:25
16位川村(青学)20分33秒⑥[7]12:02(3分12秒7)
10位須河(中大)20分09秒⑩[8]12:20
5位的野(順大)19分58秒⑫[9]13:06
5位安島(選抜)19分58秒⑦[9]13:06

9位沼田(中学)20分07秒⑯[11]13:16(3分08秒6)
3位奥谷(拓大)19分57秒⑲[12]13:59
19位森津(神大)21分02秒⑭[13]14:11
12位三輪(帝京)20分22秒⑰[14]14:17(3分10秒9)
12位宮本(山学)20分22秒⑧[14]14:17
14位小野(国士)20分23秒⑬[14]14:17
15位大下(國學)20分27秒⑨[17]14:23
20位松谷(東海)21分24秒⑪[18]15:16(3分20秒6)
17位大田(日体)20分48秒⑮[19]16:49(3分15秒0)
18位石川(上武)21分01秒⑱[19]16:49(3分17秒0)
 設楽選手はずっと軽快な走りをキープ。区間記録との差を13秒差に詰めていて、このあたりで区間記録をだいぶ意識するようになってくる。その後ろの佐々木・北・上野選手は開いたり縮まったりと膠着状態。この定点ではたまたま5秒ほど差があるという感じ。で、その間に4人もの選手が割って入った。
 
 見た目で9番手の争いをしている的野・安島選手がいい調子をキープ。特に選抜はこのままシード権内に逃げ込めるのではと思わせる走りだった。それと後ろから追い上げ続ける奥谷選手がこの間に5人もの選手を交して12番目へ。森津選手を振り切った沼田選手を追う。また5位を走る石橋選手も急上昇。単独走ながらうまくビルドアップできたのだろうか。
 
 シード争いはここでついに中大が須河選手の頑張りで総合10位に浮上。落ちたのは最下位ペースとなってしまった松谷選手。ついていきたかった宮本・大下選手あたりからも1分近く離されてしまい苦しい走りが続く。
 
 
 
平塚21.3㎞-大磯18.1km=3.2km
1位設楽(東洋)9分13秒①(2分52秒8)
4位佐々木(早大)9分27秒②7:50
2位上野(駒大)9分21秒③8:03(2分55秒3)
7位北(明大)9分30秒③8:03
5位石橋(城西)9分29秒⑤10:35
15位松原(農大)9分45秒⑳43:14[6]11:57(3分02秒8)
9位川村(青学)9分34秒⑥12:23[7]12:23
5位須河(中大)9分29秒⑨14:57[8]12:36(2分57秒8)
3位的野(順大)9分24秒⑪15:45[9]13:17
9位安島(選抜)9分34秒⑦13:50[10]13:27(2分59秒4)
7位沼田(中学)9分30秒⑯20:44[11]13:33
12位奥谷(拓大)9分37秒⑲22:27[12]14:23
11位小野(国士)9分36秒⑬17:49[13]14:40
13位宮本(山学)9分40秒⑧14:44[14]14:44(3分01秒3)
13位大下(國學)9分40秒⑩15:07[15]14:50
17位三輪(帝京)9分47秒⑰22:00[16]14:51
20位森津(神大)10分11秒⑭18:49[17]15:09(3分10秒9)
19位松谷(東海)10分01秒⑫16:13[18]16:04
16位石川(上武)9分46秒⑱22:10[19]17:22
18位大田(日体)9分58秒⑮19:37[20]17:34(3分06秒9)
 最後まで変わらぬ走りをみせていた設楽選手がそのまま押し切った。タイムは1時間2分32秒で佐藤悠基選手を3秒上回る区間新記録を樹立!確かに佐藤選手が一番不調だった時の記録ではあったが、これは驚き。上尾ハーフ62分台でぐっと力を伸ばしていたの分かっていたが…。元々駒大が7区に強い選手を置くだろうと対抗する為に置いたらしいが、これは恐れ入りました。
 
 3チームによる2位争いは佐々木選手が2位をキープ。ただ、北・上野も踏ん張って差を13秒差に留める。特に上野選手は不調ながら執念の走りであった。その後ろ後半はかなりいいペースだった石橋選手、最後は失速気味だったが松原選手、青学の川村選手も粘って襷をリレーした。
 
 その後ろは激しい順位変動。最後ペースを上げた須河選手が國學院も交わして総合9位へ。見た目9番目争いをしていた順大と選抜は的野選手が得意のラストスパートを決め、失速が止まらなかった松谷選手を総合順位で交わして11位へ。シード権との差を38秒差とした。
 
 他、見た目では12番目の拓大から17番目の神大まで1分以内の混戦。力がある選手は一気に浮上できるが、失速すると一気に抜かれる感じ(実際、失速した森津選手がラスト3㎞で4つ見た目順位を落とした)。終始18番目前後のタイムだった石川選手と大田選手。襷はここでは繋がったが17分半までも開けられる事となってしまった。
 
 
 
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2012都道府県対抗駅伝結果(下)

続きです
 
○東海大学
1区
23位白吉凌(埼玉)20分52秒
35位稲垣秀平(神奈川)21分20秒
3区
31位早川翼(福井)24分59秒(14→23)
4区
4位宮上翔太(熊本)14分35秒(19→13)
32位冨田三貴(福岡)15分11秒(29→29)
7区
24位荒川丈弘(宮崎)39分04秒(17→21)
42位刀祢健太郎(山口)40分16秒(30→38)
 早川選手は中々不調から脱することができていないでしょうか。残念ながら福井県があと一歩入賞に届かなかった要因となってしまいました。
 高校生では宮上選手は頑張りましたね。そういえば高校駅伝と連続ででなかった両角選手は大丈夫なのでしょうか。

 
○帝京大学
3区
6位蛯名聡勝(青森)24分26秒(29→17)
14位中尾勇生(静岡)24分35秒(10→10)
5区
27位竹本紘希(岩手)26分04秒(47→46)
7区
19位田中健人(佐賀)38分51秒(4→8)
 箱根駅伝に貧血で出れなかった蛯名が激走。鬱憤を晴らしました。また、アンカーの田中選手は区間19位ながら佐賀県の入賞を死守する走り。初めてロードで結果を残したのではないでしょうか。エースの好走で次年度の箱根予選及び本戦が非常に期待できる結果となりました。

 
○拓殖大学
1区
3位東島彰吾(佐賀)20分23秒
7区
24位樋本芳弘(富山)39分04秒(25→25)
31位阿部哲史(山形)39分18秒(44→42)
 東島選手はかなりの収穫では。拓大これ以上箱根の順位を上げるには即戦力となる1年生必要ですし、これは大きいかも。
 

 
○神奈川大学
4区
14位我那覇和真(東京)14分49秒(1→2)
5区
9位西山凌平(三重)25分07秒(22→14)
7区
21位森本卓司(鳥取)38分54秒(47→46)
 こちらも新入生に収穫有。西山選手が高校生区間最長の5区で区間一桁。神大も1年生から活躍する選手が中々取れないし、今回は戦力ダウンが大きいとみられているので良い結果だ。
 森本選手はダントツ最下位で襷をもらった中、懸命の走りで最下位脱出しました。
 

 
○上武大学
1区
41位田林希望(和歌山)21分33秒
3区
29位長谷川裕介(新潟)24分58秒(47→43)
7区
39位山岸宏貴(新潟)39分48秒(45→47)
 残念ながらあまり結果を残せず。昨年好走した長谷川選手ですが最下位で襷をもらったこともあり区間29位にとどまり、アンカーの山岸選手は4チームによる最下位争いで敗れ去ってしまいました。
 1区の田林選手は1万29分台を持っている選手なので今後に期待。
 
 
○中央学院大学
3区
44位大谷克(山形)25分54秒(42→44)
5区
5位塩谷桂大(栃木)24分57秒(10→9)
 塩谷選手は集団の中で粘っていましたね。これは大事に育てていきたい所。大谷選手は公務員の中頑張っていると思います。
 
 
 
○日本体育大学
1区
10位山中秀仁(大阪)20分29秒
3区
1位出口和也(茨城)24分14秒(18→6)
13位梅枝裕吉(三重)24分34秒(21→15)
21位本田匠(熊本)24分41秒(20→19)
7区
11位筱嵜昌道(茨城)38分29秒(6→6)
20位保科光作(宮城)38分53秒(29→26)
 出口選手がまさかの区間賞。大学の上級生になってから駅伝で結果が出ていなかったのですが、何だかこの1年間は吹っ切れましたね。筱嵜選手も粘りの走りをみせて、日体大OB2人で茨城の初入賞に導いた感じ。梅枝選手も年々成長してきている感じがします。
 

 
○東京農業大学
1区
14位戸田雅稀(群馬)20分38秒
33位遠藤凌平(岩手)21分07秒
3区
14位浅岡満憲(岐阜)24分35秒(44→36)
5区
31位佐野雅治(群馬)26分14秒(8→18)
 浅岡選手は箱根と同様、襷をもらう位置に恵まれませんが、そんな中結果を出しているのでかなり力を付けてきていると思います。東農大二勢今回はちょっと失速気味でしたが、大学入ってから力になれるかどうか。
 

 
○法政大学
3区
11位圓井彰彦(広島)24分32秒(8→5)
4区
5位藤井孝之(岡山)14分36秒(12→7)
18位中村涼(京都)14分57秒(30→28)
5区
23位藤井翔太(山口)25分46秒(35→31)
33位佐藤和仁(福島)26分17秒(43→43)
7区
26位徳本一善(広島)39分07秒(8→11)
 アンカーの徳本選手は今回が最後の駅伝。大学時代は見た目のルックスや風貌、走りでも1区独走や途中棄権など話題を事欠かなかった選手でした。4月からは兼ねてよりコーチをしていた駿河台大学の監督に就任し、箱根駅伝を目指すことになります。

 他、新入生が結構沢山出場していましたね。結果はともかく2年連続箱根本戦に駒を進められていない法大の力になってほしいところ。
 
○日本大学
4区
8位荻野真乃介(静岡)14分43秒(10→6)
 現役も卒業生もエントリーされなかったのはちょっとびっくりしました。侵入しえの荻野選手が4人抜きの走りを見せました
 

 
○亜細亜大学
3区
4位濱崎達規(沖縄)24分21秒(33→20)
43位鈴木良則(千葉)25分48秒(36→39)
4区
39位今井慎吾(山形)15分24秒(44→44)
7区
34位岡田晃(群馬)39分28秒(19→23)
40位菊池昌寿(千葉)39分57秒(28→33)
 濱崎選手の走りにびっくり。確かにこの1年で1万のベストを40秒も更新して好調ではあったのですが。沖縄県に一時大幅最高記録更新の期待をもたせました。
 

 
○大東文化大学
3区
45位高関伸(秋田)26分11秒(25→40)
7区
37位佐藤歩(岩手)39分36秒(46→45)
 
 

 
○流通経済大学
7区
35位吉村大輝(鹿児島)39分30秒(10→14)
 吉村選手の走り次第では入賞もありましたが、箱根のダメージが残っていたでしょうか。
 
 
○創価大学
1区
7位山口修平(福井)20分27秒
46位新村健太(新潟)22分32秒
5区
42位今村来里夫(山梨)26分30秒(37→40)
 山口選手は高校駅伝でも1区9位でしたし、凄いですね。有望な1年生が入ります。
 
 
 
○松蔭大学
7区
28位梶原有高(神奈川)39分13秒(32→29)
 4年間選抜で箱根を走り続けた梶原選手。万全ではなかったでしょうが3人抜きました。
 
 
○平成国際大学
3区
47位前野雄輝(岩手)27分02秒(38→47)
 まあ、実力的に仕方がなかったか。
 
 
○山梨大学
3区
22位山田直弘(富山)24分43秒(17→16)
 今年に入って高いレベルの成績を残し続けていますね。

 
○東京国際大学
5区
19位安藤大地(岐阜)25分30秒(33→28)
 創部間もないチームとしてはまずまずの新入生が入ってきます。
 

 
○新潟医療福祉大学
3区
29位牧良輔(大阪)24分58秒(16→25)
○京都産業大学
3区
9位三岡大樹(徳島)24分31秒(12→11)
5区
24位上山大智(大阪)25分47秒(25→21)
7区
23位井川重史(徳島)39分00秒(27→24)
 三岡選手は大学時代に引き続き中々強いですね。同チームだった井川選手も頑張りました。
 
 
○立命館大学
5区
21位片渕恵太(佐賀)25分36秒(1→6)
7区
18位池田泰仁(大阪)38分50秒(21→22)
 
○京都教育大学
5区
13位池上秀志(京都)25分23秒(28→19)
 

 
○高卒→実業団組
1区
9位廣末香(宮崎)20分28秒
26位清水勇(京都)20分56秒※未決定
29位楠康成(茨城)21分02秒
3区
1位室塚健太(石川)24分14秒(19→8)
6位小西祐也(佐賀)24分26秒(5→3)
17位松本稜(高知)24分38秒(41→34)
19位大関喜幸(群馬)24分39秒(7→9)
28位大森輝和(香川)24分56秒(26→28)
34位渡邊竜二(京都)25分03秒(24→30)
4区
29位佐藤竜也(茨城)15分05秒(6→11)
39位竹内一真(香川)15分24秒(28→31)
45位柏村慶紀(島根)15分34秒(37→39)
7区
2位宮脇千博(岐阜)37分47秒(31→17)
7位足立知弥(大分)38分19秒(9→7)
12位伊藤祐哉(愛知)38分33秒(1→5)
14位松本賢太(三重)38分41秒(13→13)
38位木滑良(長崎)39分44秒(22→27)
44位岡田隆治(香川)40分34秒(33→39)
 3区石川県の室塚選手の走りが光りましたね。自衛隊体育学校所属で実は1万28分04秒のタイムを持っている選手です。佐賀県の小西選手も良い走りで一時トップにたつ原動力に。

 また、アンカーはトヨタ自動車の若手3人組宮脇・伊藤・松本選手とそろい踏み。さすがに宮脇選手が力抜けています。14人抜きで岐阜県を押し上げました。伊藤選手はトップで襷をもらいましたが、竹澤選手にトップを奪われ、最後の争いでも敗れ去って悔しい思いをしたでしょう。これをバネにすることを期待したい。
 
 

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2012都道府県対抗駅伝結果(上)

都道府県対抗駅伝が終わり、今シーズンの主要駅伝大会が終わりました。

 結果は兵庫がアンカー竹澤選手での逆転優勝となりました。ただ、MVPをあげるとしたら1区中谷選手かな。残り2㎞近く残してのスパートで持つのかな?と思いましたが、つこうとした栃木の横手選手を振り切ってトップで襷リレー。これは大きかったと思います。3区でミスが出ましたが、致命傷となる差にはならず竹澤選手へ繋げたと思います。
 
 逆に連覇を狙った栃木はちょっとずつ誤算があった感じがしますね。特に3区八木沢選手、せっかく兵庫にミスが出たのに同じくブレーキしてしまっては。秒差だけみるとトップと40秒差で宇賀地選手にリレーしたのですが、兵庫を捉えてていない段階で優勝は無理がありました。まあ、うまく流れに乗った兵庫の勝ちでした。
 
 ただ、大混戦となった故に色々と見どころはありましたね。高橋選手、三田選手、久保田選手の好走であった東京や愛知や熊本が一時トップに出る見せ場を作りましたし、茨城・福井・石川・(一時ですが)沖縄などの健闘も光り、中々面白かったです。

では大学関係別にみていきましょう。

 
○東洋大学
1区
13位上村和生(徳島)20分33秒
7区
4位若松儀裕(東京)37分57秒(3→2)
5位北島寿典(福岡)38分14秒(26→20)
8位大津顕杜(熊本)38分23秒(2→3)
9位設楽悠太(埼玉)38分25秒(14→10)
14位山本憲二(石川)38分41秒(18→16)
32位市川孝徳(高知)39分22秒(36→35)
41位工藤正也(青森)40分08秒(23→30)
43位西山祐生(奈良)40分24秒(37→41)
 現役・卒業生はなんと7区に全員集合。長いロードで安定している選手が多いのが東洋の特徴ですが、そういう事でアンカーになるのでしょうか?卒業生では若松選手が2位のゴールテープを切る活躍。後ろから追ってきた宇賀地選手を利用して最後は得意のラストスパートで振り切りました。また北島選手もニューイヤーで2年連続好走するなど力を付けてきていますね。

現役勢ですが、大津選手が一番の収穫では?2位で襷を受け取ってじわじわ順位を落としていくかなと思ったのですが、宇賀地や若松選手に喰らいついたのはびっくりしました。これは本当に強くなってますね。設楽悠選手はいつも通り飄々と走ったように見えましたが、怒られていたとか?山本選手は石川県過去最高順位をありがとう。
 
○駒澤大学
1区
17位小山裕太(愛知)20分42秒
25位其田健也(青森)20分54秒
40位二岡康平(鳥取)21分26秒
3区
5位高井和治(福岡)24分24秒(40→29)
17位湯地俊介(大分)24分38秒(28→24)
24位村山謙太(宮城)24分46秒(46→41)
32位西澤俊晃(滋賀)25分00秒(32→32)
38位撹上宏光(福島)25分11秒(45→45)
5区
3位馬場翔大(岡山)24分47秒(7→3)
13位高月智生(東京)25分23秒(2→4)
7区
3位宇賀地強(栃木)37分47秒(11→4)
6位窪田忍(福井)38分17秒(12→9)
17位平野護(島根)38分47秒(35→28)
27位太田行紀(岡山)39分11秒(7→12)
 ニューイヤーで区間新を出していた高井選手は今本当にいいですね。3区5位の走りで出遅れていた福岡の順位を大きく引き上げました。またその3区で撹上・村山選手がまさかの同時スタート。位置が悪かったのが残念ですが、こういうのもまた面白いですねこの大会。今回は村山選手に軍配。ただ、箱根走れなかった湯地選手がそれを上回っており、駒大の層の厚さを感じます。

アンカーでは宇賀地選手が逆転の優勝を狙って猛烈な突っ込みをみせました。ただ、ちょっと息切れしましたかね。中盤からは苦しい走り。現役では窪田選手が福井県初入賞を狙って懸命の追い上げを見せましたがあと一歩届きませんでした。

後、新入生も結構出ていましたね。良かったのは馬場選手。岡山県が3位に上がってきて何事!?と思ったのですがw ロード強いのでしょうか。逆にドラ1,2の其田、小山選手はちょっと調子が合わなかったでしょうかね。
 
○明治大学【追記】
1区
2位横手健(栃木)20分22秒
8位木村慎(静岡)20分28秒
3区
12位菊地賢人(北海道)24分33秒(35→26)
24位大六野秀畝(鹿児島)24分46秒(3→4)
35位八木沢元樹(栃木)25分04秒(4→14)
46位山崎亮平(鳥取)26分17秒(43→46)
5区
11位渡邊諒(埼玉)25分20秒(17→13)
26位山田稜(福岡)25分52秒(29→26)
 新入生の横手選手に一番注目していました。本人は2㎞で飛び出すかもと話していたようですが、ちょっと体が動かなかったかな。それでも区間2位でまとめてくれました。

3区で現役生が4人出場。2区を走った菊地選手はさすがに強くなってきています。ただ1年生はやや苦戦。大六野選手は順位的に踏みとどまりましたが、八木沢選手は優勝を逃す一因となって悔しいでしょうね。
 
 
○早稲田大学
1区
5位中村信一郎(香川)20分25秒
11位高田康暉(鹿児島)20分30秒
3区
3位三田裕介(愛知)24分19秒(9→2)
22位矢澤曜(神奈川)24分43秒(34→27)
26位佐々木寛文(長野)24分50秒(11→13)
33位志方文典(兵庫)25分01秒(1→7)
41位井上太郎(愛媛)25分44秒(6→31)
4区
10位柳俊幸(埼玉)14分46秒(21→17)
7区
1位竹澤健介(兵庫)37分32秒(5→1)
 箱根を調整不良で断念した三田選手がまさかの爆走。精神的に負担が少ないと走れるのでしょうか?志方選手はトップで襷をもらいましたがうまく走れず。まだまだスピードレースで通用するほどまでは回復していないか。ただ、アンカーで竹澤選手が後輩のミスを帳消しに。昨年はあまり良くなかったのでどうかなと思っていましたが、スイスイと軽い走りがだいぶ戻ったか。まさか区間賞取るとは思いませんでした。

高校生は高校駅伝で積極的な走りをみせていた高田選手に注目していましたが、中村選手がそれを上回る区間5位の快走。5千14分30秒の選手ですがロードに強い?4区の柳選手は陸上はじめたのが高校3年からということでこれからの伸び代に期待です。
 

 
○青山学院大学
1区
21位小椋裕介(北海道)20分46秒
3区
8位出岐雄大(長崎)24分28秒(31→22)
5区
1位久保田和真(熊本)24分13秒(13→1)
4位神野大地(愛知)24分52秒(3→2)
6位渡辺心(広島)24分59秒(12→11)
10位渡辺利典(宮城)25分19秒(40→32)
7区
36位横山拓也(北海道)39分31秒(34→32)
 ひとまず出岐選手に注目していましたが、今回はそこまで調整していなかったか。それでも無難にはまとめたと思います。

注目は5区に多く配置された新入生。特に久保田選手は高校駅伝に引き続きダントツの区間賞と別格な所をみせました。12人抜きでトップに躍り出たのは凄い。また、それまでトップを奪っていた神野選手も中々。というかまさかの青学新入生対決だったのですね。これに渡辺選手と今回振るわなかったですが小椋選手も楽しみな存在。一体どういう成長曲線を描いてくれるか。
 
 
○城西大学
3区
9位高橋優太(東京)24分31秒(2→1)
36位石橋佑一(島根)25分10秒(37→37)
42位山本隆司(山口)25分47秒(23→38)
4区
1位室井勇吾(大分)14分30秒(24→15)
32位河名真貴志(広島)15分11秒(5→12)
34位西岡喬介(愛媛)15分13秒(31→30)
5区
16位奈須順平(宮崎)25分24秒(16→16)
 高橋選手が久々に存在感を示してくれましたね。最初の2㎞を2分37秒-2分45秒で突っ込んで一気にトップを奪いました。そのまま逃げ切って東京を大いに沸かせてくれました。また新入生の室井選手が4区ながら区間賞。9人抜きの力走をみせました。
 
 
○順天堂大学
1区
19位西川弘貢(富山)20分43秒
45位吉田将平(福島)22分09秒
4区
34位相浦亮(長崎)15分13秒(22→27)
5区
7位稲田翔威(茨城)25分02秒(11→10)
7区
9位今井正人(福島)38分25秒(41→34)
28位小澤一真(滋賀)39分13秒(38→36)
33位浜野健(和歌山)39分25秒(43→40)
45位仲間孝大(沖縄)40分35秒(42→43)
 41位という非常に苦しい位置から走り始めた今井選手ですが、7人抜きの区間9位。おそらくマラソン練習中の最中なのでかなり頑張ったと思います。また、大ベテランの浜野選手も頑張っていますね。
 新入生では稲田選手が区間7位の好走で茨城の入賞に貢献。1万は30分11秒を持っている選手ですが、距離に強いでしょうかね。
 
 
○中央大学
1区
6位徳永照(岡山)20分27秒
16位吉田匡佑(熊本)20分41秒
3区
19位齋藤勇人(埼玉)24分39秒(22→21)
5区
11位早川文人(福井)25分20秒(18→15)
20位藤井寛之(静岡)25分33秒(6→12)
7区
13位山本亮(京都)38分40秒(20→19)
22位上野裕一郎(長野)38分59秒(16→15)
30位大石港与(静岡)39分17秒(15→17)
 1区で新入生の選手が頑張りましたね。徳永選手は高校駅伝でも1区3位の成績に引き続き高いレベルで安定していますね。非常に楽しみです。また5区の早川選手は東海大の早川選手の弟さんです。中々健闘したのではと思います。
 アンカー上野選手はゴボウ抜きの期待がかかりましたが、不発。1つ順位をあげるのが精いっぱいでした。
 

 
○山梨学院大学
1区
36位永和悠貴(島根)21分23秒
3区
16位大谷康太(岡山)24分37秒(13→12)
39位井上大仁(山梨)25分22秒(30→35)
40位中村悠二(和歌山)25分41秒(39→42)
5区
16位谷原先嘉(兵庫)25分24秒(4→7)
24位上倉利也(長野)25分47秒(14→17)
41位大間塁(北海道)26分29秒(26→29)
7区
47位牧野俊紀(山梨)41分14秒(40→44)
 山学ドラ1の上倉選手とハーフにも挑戦している谷原選手に注目していました。上倉選手はスタミナ面、谷原選手はスピード面が課題かな。ただ伸び代はありそう。
現役勢は全員苦戦。スピード的に苦戦してしまいしたか。
 
 
○國學院大學
3区
36位荻野皓平(奈良)25分10秒(27→33)
4区
44位中瀬薫(岩手)15分33秒(47→47)
7区
46位武村佳尚(愛媛)40分40秒(24→37)
 荻野選手期待していましたが、箱根からはうまく調整できていなかったでしょうか。
 

 
○国士舘大学
3区
26位山中貴弘(宮崎)24分50秒(15→18)
4区
16位奥村恭平(秋田)14分55秒(40→38)
5区
28位堀合修平(青森)26分05秒(19→22)
7区
14位伊藤正樹(秋田)38分41秒(39→31)
 エースの伊藤選手が7区に登場。8人抜きでまずまず走れたのかなと思います。また、新入生の堀合選手が頑張りました。
 

 

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都道府県対抗駅伝エントリー

 
 

都道府県対抗駅伝のエントリーが発表(http://www1.hiroshima-ekiden.com/information/pdf/order_list120121.pdf)されました

 
大学別にまとめました。
3区7区→現役、卒業生
1区4区5区→新入生
となっています。

 
○東洋大学
1区
上村和生(徳島)
7区
工藤正也(青森)
設楽悠太(埼玉)
若松儀裕(東京)
山本憲二(石川)
西山祐生(奈良)
市川孝徳(高知)
北島寿典(福岡)
大津顕杜(熊本)
 

 
○駒澤大学
1区
其田健也(青森)
小山裕太(愛知)
二岡康平(鳥取)
3区
村山謙太(宮城)
撹上宏光(福島)
西澤俊晃(滋賀)
高井和治(福岡)
湯地俊介(大分)
5区
高月智生(東京)
馬場翔大(岡山)
7区
宇賀地強(栃木)
窪田忍(福井)
平野護(島根)
太田行紀(岡山)
 
 
○明治大学
1区
横手健(栃木)
3区
菊地賢人(北海道)
八木沢元樹(栃木)
山崎亮平(鳥取)
大六野秀畝(鹿児島)
5区
山田稜(福岡)
 

 
○早稲田大学
1区
中村信一郎(香川)
高田康暉(鹿児島)
3区
矢澤曜(神奈川)
佐々木寛文(長野)
三田裕介(愛知)
志方文典(兵庫)
井上太郎(愛媛)
4区
柳俊幸(埼玉)
7区
竹澤健介(兵庫)
 
 
○青山学院大学
1区
小椋裕介(北海道)
3区
横山拓也(北海道)
出岐雄大(長崎)
5区
渡辺利典(宮城)
神野大地(愛知)
渡辺心(広島)
久保田和真(熊本)
 
 
○城西大学
3区
高橋優太(東京)
石橋佑一(島根)
山本隆司(山口)
4区
河名真貴志(広島)
西岡喬介(愛媛)
室井勇吾(大分)
5区
奈須順平(宮崎)
 

 
○順天堂大学
1区
吉田将平(福島)
西川弘貢(富山)
4区
相浦亮(長崎)
5区
稲田翔威(茨城)
7区
今井正人(福島)
小澤一真(滋賀)
浜野健(和歌山)
仲間孝大(沖縄)
 
 
○中央大学
1区
徳永照(岡山)
吉田匡佑(熊本)
3区
齋藤勇人(埼玉)
5区
藤井寛之(静岡)
7区
上野裕一郎(長野)
大石港与(静岡)
山本亮(京都)
 
 
○山梨学院大学
1区
永和悠貴(島根)
3区
井上大仁(山梨)
中村悠二(和歌山)
5区
大間塁(北海道)
上倉利也(長野)
谷原先嘉(兵庫)
7区
牧野俊紀(山梨)
大谷康太(岡山)
 
 
○國學院大學
3区
荻野皓平(奈良)
4区
中瀬薫(岩手)
7区
武村佳尚(愛媛)
 
 
○国士舘大学
3区
山中貴弘(宮崎)
4区
奥村恭平(秋田)
5区
堀合修平(青森)
7区
伊藤正樹(秋田)
 
 
○東海大学
1区
稲垣秀平(神奈川)
白石凌(埼玉)
3区
早川翼(福井)
4区
冨田三貴(福岡)
宮上翔太(熊本)
7区
刀祢健太郎(山口)
荒川丈弘(宮崎)
 
 
○帝京大学
3区
蛯名聡勝(青森)
中尾勇生(静岡)
5区
竹本紘希(岩手)
7区
田中健人(佐賀)
 
 
○拓殖大学
1区
東島彰吾(佐賀)
7区
阿部哲史(山形)
樋本芳弘(富山)
 
 
○神奈川大学
4区
我那覇和真(東京)
5区
西山凌平(三重)
7区
森本卓司(鳥取)
 
 
○上武大学
1区
田林希望(和歌山)
3区
長谷川裕介(新潟)
7区
山岸宏貴(新潟)
 
 
○中央学院大学
3区
大谷克(山形)
5区
塩谷桂大(栃木)
 
 
○日本体育大学
1区
山中秀仁(大阪)
3区
出口和也(茨城)
梅枝裕吉(三重)
本田匠(熊本)
7区
保科光作(宮城)
筱嵜昌道(茨城)
 
 
○東京農業大学
1区
遠藤凌平(岩手)
戸田雅稀(群馬)
3区
浅岡満憲(岐阜)
5区
佐野雅治(群馬)
7区
椎谷智広(千葉)
 
 
○法政大学
3区
圓井彰彦(広島)
4区
中村涼(京都)
藤井孝之(岡山)
5区
佐藤和仁(福島)
藤井翔太(山口)
7区
徳本一善(広島)
 
 
○日本大学
4区
荻野真乃介(静岡)
 

 
○亜細亜大学
3区
鈴木良則(千葉)
濱崎達規(沖縄)
4区
今井慎吾(山形)
7区
岡田晃(群馬)
 
 
○大東文化大学
3区
佐藤歩(岩手)
高関伸(秋田)
 
 
○流通経済大学
7区
吉村大輝(鹿児島)
 
○創価大学
1区
新村健太(新潟)
山口修平(福井)
5区
今村来里夫(山梨)
 
 
○松蔭大学
7区
梶原有高(神奈川)
 
 
○平成国際大学
3区
前野雄輝(岩手)
 
 
○山梨大学
3区
山田直弘(富山)
 
 
○東京国際大学
5区
安藤大地(岐阜)
 
 
○新潟医療福祉大学
3区
牧良輔(大阪)
 
 
○京都産業大学
3区
三岡大樹(徳島)
5区
上山大智(大阪)
7区
井川重史(徳島)
 
 
○立命館大学
5区
片渕恵太(佐賀)
7区
池田泰仁(大阪)
 
 
○京都教育大学
5区
池上秀志(京都)
 

 
○高卒→実業団組
1区
楠康成(茨城)
清水勇(京都)※未決定
廣末香(宮崎)
3区
大関喜幸(群馬)
室塚健太(石川)
渡邊竜二(京都)
大森輝和(香川)
松本稜(高知)
小西祐也(佐賀)
4区
柏村慶紀(島根)
竹内一真(香川)
5区
佐藤竜也(茨城)
7区
伊藤祐哉(愛知)
松本賢太(三重)
宮脇千博(岐阜)
岡田隆治(香川)
木滑良(長崎)
足立知弥(大分)
 
 
一応全部まとめたつもりですが、抜けがあるかもしれません(特に高校生)。
何かあったら報告して下さい
 
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第88回箱根駅伝-6区を振り返る-

では、復路
6区

芦之湯5.1㎞
○数字は総合順位、[]数字は通過順位

2位市川(東洋)16分08秒①
6位西城(早大)16分15秒②5:14(3分11秒2)
14位廣瀬(明大)16分32秒③5:45
14位千葉(駒大)16分32秒④7:07
14位平田(城西)16分32秒⑤7:56

1位竹内(青学)16分04秒⑥9:09(3分09秒0)
20位伏島(山学)17分06秒⑦9:24
3位代田(中大)16分10秒⑪12:23[8]10:02
4位中元(国士)16分11秒⑭13:12[9]10:03
4位野中(東海)16分11秒⑧10:12[9]10:03

7位佐藤(農大)16分17秒⑳41:26[11]10:09
8位岡本(中学)16分22秒⑱17:25[12]10:14
8位堅谷(拓大)16分22秒⑲18:18[12]10:14
8位田村(帝京)16分22秒⑰17:23[12]10:14

11位信時(順大)16分26秒⑬12:46[15]10:18(3分13秒3)
11位田子(選抜)16分26秒⑨10:41[15]10:18
11位久門(神大)16分26秒⑮13:58[15]10:18
14位上野(國學)16分32秒⑨10:41[18]10:24
18位福士(日体)16分37秒⑫12:32[19]10:29(3分15秒5)
19位合田(上武)17分03秒⑯15:43[20]10:55(3分20秒6)

 みんな早いな~。というのも昨年この地点でトップタイムは高野選手の16分18秒なんですが、7人も上回っています。また昨年は17分以上かかっていた選手が7人いたのですが、今年は2人しかいませんでした。
 
 一番早かったのは青学の秘密兵器だった竹内選手。前の伏島選手が最下位だったこともあり、50秒近くあった差が早くもひっくり返っています。次に市川選手。3年連続の6区ということもありこれは自信を持っての走りでしょうか。そして気迫ある走りが印象に残った代田選手。中元・野中選手を引き連れて一斉スタート組トップ。猛然とした突っ込みに農大の佐藤選手も苦笑して見送るしかなかったとか。
 
 まあ、代田選手のツッコミで一斉スタート組が全体的に早くなったのかなという感じはします。千葉選手が14番目のタイムで不調だと思ったけど、ここまでは前回の自分と4秒遅れただけでしたし。ただ、後々考えると西城・堅谷・田村選手あたりはやや早すぎたのかな。それから福士選手はスタート直後に腹痛が起きたという事で既に引き離され加減です。
 

 

小涌園9.0㎞-芦之湯5.1㎞=3.9km

2位市川(東洋)10分51秒①(2分46秒9)
18位西城(早大)11分14秒②5:37
14位廣瀬(明大)11分07秒③6:01
6位千葉(駒大)11分01秒④7:17
4位平田(城西)10分57秒⑤8:02
5位竹内(青学)10分58秒⑥9:16
19位伏島(山学)11分17秒⑦9:50

1位代田(中大)10分40秒⑪12:12[8]9:51(2分44秒1)
3位佐藤(農大)10分57秒⑳41:32[9]10:15(2分48秒5)
8位野中(東海)11分03秒⑧10:24[9]10:15
16位中元(国士)11分11秒⑭13:32[11]10:23(2分52秒1)
7位田村(帝京)11分02秒⑰17:34[12]10:25
10位堅谷(拓大)11分06秒⑲18:33[13]10:29(2分50秒8)

15位岡本(中学)11分09秒⑱17:43[14]10:32

11位信時(順大)11分07秒⑫13:02[15]10:34
12位久門(神大)11分07秒⑮14:14[15]10:34
13位田子(選抜)11分07秒⑩10:57[15]10:34
9位上野(國學)11分03秒⑨10:53[18]10:36
17位合田(上武)11分12秒⑯16:04[19]11:16
20位福士(日体)11分46秒⑬13:27[20]11:24(3分01秒0)

 代田選手がトップギアで前を突っ走る(それは見た目の話で総合ではシードラインを必死に追いかけている)。区間記録を16秒上回るペースで時差スタート組の伏島選手に並びかかる勢い。ちなみに、代田選手よりはまだ遅いペースだた佐藤選手がここで3番目のペースにあがってきています。
 
 それと平田選手が下りに入ってペースをあげて、竹内選手は落ち着いてきたか。また千葉選手はこの4㎞弱で20秒以上昨年から遅れています。ちょっとバタバタした走りだったので戻り切っていなかったか。また、西城・中元選手がガクンと順番が落ちた。
 
 他、ここまで信時・久門・田子選手がずっと併走。狭い6区で3人ずっと併走も珍しい。それから最終的に区間最下位になる福士選手はここが苦しかった。下りに入ったのに1㎞3分切れなかったです。
 
 
大平台13.7㎞-小涌園9.0㎞=4.7km
6位市川(東洋)11分46秒①
3位廣瀬(明大)11分39秒②5:54
17位西城(早大)12分07秒③5:58
5位千葉(駒大)11分45秒④7:16
4位平田(城西)11分45秒⑤8:01(2分30秒0)
13位竹内(青学)12分02秒⑥9:32(2分33秒6)
1位代田(中大)11分33秒⑪11:59[7]9:38(2分27秒4)
2位佐藤(農大)11分38秒⑳41:24[8]10:07
16位伏島(山学)12分05秒⑦10:09[9]10:09
12位中元(国士)11分56秒⑬13:42[10]10:33
15位野中(東海)12分05秒⑧10:43[11]10:34
7位岡本(中学)11分50秒⑰17:47[12]10:36
8位田子(選抜)11分50秒⑩11:01[13]10:38

9位久門(神大)11分52秒⑮14:20[14]10:40(2分31秒5)
10位上野(國學)11分52秒⑨10:59[15]10:42
11位信時(順大)11分54秒⑫13:10[15]10:42
14位田村(帝京)12分04秒⑱17:52[17]10:43
19位堅谷(拓大)12分16秒⑲19:03[18]10:59(2分36秒6)
18位合田(上武)12分07秒⑯16:25[19]11:37
20位福士(日体)12分24秒⑮14:20[20]12:02(2分38秒3)
 まだ代田選手がトップのタイムをキープ。この間にちょっともたついた(監督によるとビビったとか)竹内選手の背後に迫ってきた。それからさっき14番目のタイムだった廣瀬選手が大きくペースアップしてあまり動きのよくない西城選手を一気に捉えた。前が見えて元気になったのでしょうか。
 
 平田、市川選手らも順調に走っていますが、佐藤選手元気ですね。ここで区間順位でも3番目に上がってきています。他、ノーマークでは岡本・田子選手あたりもいいペース。逆に2年越しの6区となった堅谷選手が急激に失速してしまいました。
 
 
函嶺洞門17.0km-大平台13.7㎞=3.3km
3位市川(東洋)9分40秒①
11位廣瀬(明大)9分53秒②6:07
13位西城(早大)9分54秒③6:12
1位千葉(駒大)9分34秒④7:10(2分53秒9)
2位平田(城西)9分37秒⑤7:58
8位竹内(青学)9分48秒⑥9:40
4位代田(中大)9分42秒⑪12:01[6]9:40(2分56秒4)
6位佐藤(農大)9分44秒⑳41:28[8]10:11
15位伏島(山学)10分00秒⑦10:29[9]10:29
7位岡本(中学)9分47秒⑰17:54[10]10:43(2分57秒9)
5位上野(國學)9分43秒⑧11:02[11]10:45
10位田子(選抜)9分52秒⑩11:13[12]10:50
9位信時(順大)9分51秒⑫13:21[13]10:53(2分59秒1)
12位久門(神大)9分53秒⑭14:33[13]10:53
16位野中(東海)10分01秒⑨11:04[15]10:55
17位中元(国士)10分02秒⑬14:04[15]10:55
18位田村(帝京)10分03秒⑱18:15[17]11:06
19位堅谷(拓大)10分09秒⑲19:32[18]11:28(3分04秒5)
14位合田(上武)10分00秒⑯16:45[19]11:57(3分01秒8)
20位福士(日体)10分15秒⑮14:40[20]12:37(3分06秒4)
 ここで区間記録保持者の千葉選手が意地をみせてトップのタイム。昨年も一昨年もビルドアップでしたが、同じようなレースは一応できている模様。ただ、その後ろの平田選手もいいペースです。また上野選手がぐっとあがりましたね。全開は6区で失速した國學院ですが、今年はいい対策ができていますかね。
 
 3位争いの廣瀬・西城選手が結構白熱していましたが、廣瀬選手は早大を捉えたあたりで血豆をつぶしていたらしく、廣瀬選手がちょっと伸びなかったという感じか。それとこのあたりでいい選手と疲れた選手と差が出てきましたね。代田選手についていった野中・中元選手や故障上がりの田村選手あたり失速してきています。
 

 
小田原20.8㎞-函嶺洞門17.0km=3.8km
4位市川(東洋)10分51秒①
7位廣瀬(明大)11分08秒②6:24(2分55秒8)
13位西城(早大)11分24秒③6:45
2位千葉(駒大)10分47秒④7:06
1位平田(城西)10分44秒⑤7:51(2分49秒5)
6位竹内(青学)10分57秒⑥9:46
3位佐藤(農大)10分49秒⑳41:26[7]10:09(2分50秒8)
16位代田(中大)11分29秒⑪12:39[8]10:18
5位久門(神大)10分56秒⑭14:38[9]10:58(2分52秒6)
8位岡本(中学)11分11秒⑰18:14[10]11:03
9位田子(選抜)11分11秒⑨11:33[11]11:10
10位信時(順大)11分17秒⑫13:47[12]11:19(2分58秒2)
14位上野(國學)11分26秒⑩11:37[13]11:20
11位野中(東海)11分19秒⑧11:32[14]11:23
18位伏島(山学)11分47秒⑦11:25[15]11:25(3分06秒1)
12位中元(国士)11分23秒⑬14:36[16]11:27(2分59秒7)
17位田村(帝京)11分36秒⑱19:00[17]11:51(3分03秒2) 
19位堅谷(拓大)11分56秒⑲20:37[18]12:33(3分08秒4)
20位合田(上武)11分57秒⑯17:51[19]13:03

15位福士(日体)11分28秒⑮15:17[20]13:14
 トップは市川選手が保持。過去2回は最後の平地で失速してしまいましたが、今回は力強い走りで中継所へ。逆転で区間賞を獲得しました。その市川選手よりラストが早かったのが3人。平田選手が実は一番早かった。さすが主力選手をここに投入しただけあった。千葉選手も最後意地をみせて明大と早大が視界に入るところまできました。
 
 そして最後主役になった佐藤選手。苦しくなった代田選手を交して一斉組トップに。津野選手が懸命に繋がった襷でこの快走。惜しくも区間賞は逃したものの、これも箱根に残る名シーンとなった。他、久門や岡本選手なども終盤まとめる走りを見せた。
 
 シード争いは混とん。山学は伏島選手が最後までペース上がらずラストで見た目順位を一気に6つダウン。ただ、総合はまだ7位。8位9位10位は東海・選抜・國學院がほぼ差なし。そして代田選手の激走があった中大が1分02秒差に。通過では8番目で波に乗っている。逆に11位だった日体大が一気に15位へ。それ以上に見た目順位が最下位ということに、同じく最後失速した上武と共に流れから取り残されることになってしまった
 
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第88回箱根駅伝-5区を振り返る-

続いて
5区
昨年との比較

 
箱根湯本5.0㎞
1位柏原(東洋)15分06秒①(3分01秒2)
5位山本(早大)15分24秒②2:12(3分04秒8)
2位大江(明大)15分13秒③2:33(3分02秒6)
6位井上(駒大)15分26秒④2:47
7位田村(城西)15分30秒⑤3:26
2位早川(東海)15分13秒⑥3:33
12位井口(中大)15分51秒⑦4:03
12位小嶺(青学)15分51秒⑦4:03
19位松本(山学)16分07秒⑨4:33(3分13秒4)
11位鈴木(日体)15分49秒⑩5:08
9位吉村(選抜)15分34秒⑪6:01
17位西郷(順大)15分57秒⑫6:06
8位寺田(國學)15分31秒⑬6:15
14位中山(国士)15分52秒⑭6:40
16位横山(拓大)15分56秒⑮8:17(3分11秒2)
2位園田(上武)15分13秒⑯8:29
15位小堀(神大)15分53秒⑰10:00
17位小山(帝京)15分57秒⑱11:40
10位田中(中学)15分43秒⑲11:57(3分08秒6)
20位津野(農大)16分30秒⑳12:31(3分18秒0)
 初めてトップで襷をもらった柏原選手。今までは前を追いあげる為に14分50秒前後で突っ込んでいましたが、それに比べるとかなり抑え目に入っている。最も、それでもトップの通過タイムですが…。
 
 その後ろでは3人が飛ばす。前回区間2位の大江選手は併走していた井上選手を3㎞で振り切ると前の山本選手を追い上げはじめる。それから早川選手は1㎞2分44秒で突っ込んで小嶺・井口選手を交すと田村選手の背後に迫る。また、失速が続いている上武大は園田選手が何とかしようとしている。昨年は今回の津野選手より遅いタイムで入っていたのですが。他、山学の松本選手がかなりスローペースで入っていたというのも興味深い。
 
 
大平台9.4㎞-箱根湯本5.0km=4.4km
1位柏原(東洋)14分28秒①(3分17秒3)
2位大江(明大)15分09秒②3:14(3分26秒6)
6位山本(早大)15分30秒③3:14
7位井上(駒大)15分39秒④3:58(3分33秒4)
5位田村(城西)15分27秒⑤4:25(3分30秒7)
13位早川(東海)15分45秒⑥4:50
8位小嶺(青学)15分40秒⑦5:17
4位松本(山学)15分24秒⑧5:29
17位井口(中大)16分13秒⑨5:48(3分41秒1)
3位吉村(選抜)15分20秒⑩6:53(3分29秒1)
18位鈴木(日体)16分16秒⑪6:56
8位西郷(順大)15分40秒⑫7:18
12位寺田(國學)15分43秒⑬7:30
16位中山(国士)16分00秒⑭8:12(3分38秒2)
14位園田(上武)15分50秒⑮9:51(3分35秒9)
19位横山(拓大)16分44秒⑯10:33(3分48秒2)
10位小堀(神大)15分41秒⑰11:13
15位小山(帝京)15分53秒⑱13:05
11位田中(中学)15分42秒⑲13:21
20位津野(農大)18分44秒⑳16:49(4分15秒5)
 ここから柏原無双が始まる。登りに入ってからやはり力強さを発揮。解説では柏原選手らしくないなどと言われていたが、序盤のゆったりから一転、一気に区間記録より7秒速いペースに。1㎞で10秒や20秒も離すのでやはり別格だ。
 
 以下、『人間界』の争いとなるが、大江選手が山本選手に差を追い付いた。この地点では往路2位は明大なると思われた。注目すべきは3番、4番目のタイムに吉村・松本選手。吉村選手は一気にシード権内に突入し、松本選手も8位に順位アップ。また、1年生ながら抜擢されていた西郷選手も8番目のタイム。ある程度の適正は見込まれての起用だったか。
 
 下位の方では準備不足だったりメンバー変更になったチーム。国士は3年ぶり、中大は12月20日まで決まらず、日体と拓大は前回経験者が故障で走れずと色々あったようです。
 

 
小涌園14.2㎞-大平台9.4km=4.8km
1位柏原(東洋)17分01秒①(3分32秒7)
3位山本(早大)17分46秒②3:59
6位大江(明大)18分03秒③4:16
5位井上(駒大)17分57秒④4:54(3分44秒4)
7位田村(城西)18分05秒⑤5:29
4位松本(山学)17分48秒⑥6:16
14位早川(東海)18分39秒⑦6:28(3分53秒1)
10位小嶺(青学)18分29秒⑧6:45(3分51秒0)
2位吉村(選抜)17分44秒⑨7:36(3分41秒7)
9位寺田(國學)18分06秒⑩8:35
16位鈴木(日体)18分52秒⑪8:47(3分55秒8)
12位西郷(順大)18分33秒⑫8:50
19位井口(中大)20分23秒⑬9:10(4分14秒8)
17位中山(国士)18分58秒⑭10:09
15位園田(上武)18分43秒⑮11:33
8位小堀(神大)18分05秒⑯12:17
18位横山(拓大)20分02秒⑰13:34(4分10秒4)
13位小山(帝京)18分34秒⑱14:38
11位田中(中学)18分32秒⑲14:52
20位津野(農大)25分04秒⑳24:52(5分13秒3)
 柏原選手はパワーあふれる走りで登っていく。相変わらず区間記録より10秒速いペース。その次のタイムは吉村・山本選手のルーキーコンビ。山本選手は大江選手に追いつかれた瞬間にペースをあげて再び突き放した模様。このあたりで2位争いが白熱し始めた。また吉村選手は苦しんでいる鈴木、井口選手らを交して9位へ。更に前との差を詰めはじめる。
 
 それから、松本選手も以前ハイペースをキープ。小嶺選手、そして早川選手までも捉えて小涌園の前に現れた。箱根予選にも出ず温めていた選手がここで爆発した形に。後ろでは寺田選手もここまで3人抜きで10位へ。小堀選手と小山選手もじわじわペースアップ。前のチームとの差を詰めにかかる
 
 またこの間は横山・井口選手が17番目のペースの選手より1分以上も遅れるという苦しい走りに。井口選手は脚が痺れてしまったらしいが、13位へ転落。このままシード権争いからも脱落するんじゃないかと思わせるペースダウンであった。
 

 
芦之湯18.2㎞-小涌園14.2㎞=4km
1位柏原(東洋)14分30秒①(3分37秒5)
4位山本(早大)15分41秒②5:00(3分55秒3)
2位大江(明大)15分27秒③5:03(3分51秒8)
5位井上(駒大)15分51秒④6:05(3分57秒8)
7位田村(城西)15分53秒⑤6:42
5位松本(山学)15分51秒⑥7:27
10位小嶺(青学)16分09秒⑦8:14
18位早川(東海)17分02秒⑧8:50(4分15秒5)
9位吉村(選抜)16分05秒⑨9:01(4分01秒3)
8位寺田(國學)15分58秒⑩9:53
15位西郷(順大)16分31秒⑪10:41
16位鈴木(日体)16分38秒⑫10:45(4分09秒5)

17位井口(中大)16分50秒⑬11:20(4分12秒5)
14位中山(国士)16分28秒⑭11:57(4分07秒0)
3位小堀(神大)15分33秒⑮13:10
13位園田(上武)16分17秒⑮13:10(4分04秒3)
11位小山(帝京)16分10秒⑰16:08
11位田中(中学)16分10秒⑱16:22
19位横山(拓大)17分32秒⑲16:26(4分23秒0)
20位津野(農大)22分36秒⑳32:48(5分39秒0)

 2位争いはまだ決着つかず。少し脚が攣りかけてもたついた山本選手を大江選手が見逃さずに捉える。またこの間では小堀選手が3番目のタイムに浮上。昨年の天野選手の再現を見ているかのよう。最初突っ走っていた園田選手を捉えて順位を一つあげた。
 
 2位争いが中々のレベルなので中々話題にあがらないが、故障明けながら井上選手、田村選手、小嶺選手もずっと安定した走り。まあ優勝したかった駒大はともかく、城西・青学・山学あたりはここの走りは大きかった。
 
 逆に厳しくなっているのは早川選手。なんとこの間18番目のタイム。元々練習が途切れるなどがあったらしいが、一番苦しくなる所ではモロにその影響が出たか。箱根5区は誤魔化しが効かなかったか。それとここまであまり触れなかったが津野選手。このペースでは寒かっただろうなぁと。山に入って気温がどんどん下がり、ペースもどんどん下がっていますからね…。その中何とか一歩一歩少しずつでも進んでいっています。
 
 
元箱根21.2km-芦之湯18.2㎞=3km
1位柏原(東洋)8分47秒①(2分55秒7)
2位大江(明大)8分49秒②5:05
3位山本(早大)8分56秒③5:09(2分58秒7)
5位井上(駒大)9分05秒④6:23(3分01秒7)
8位田村(城西)9分10秒⑤7:05
7位松本(山学)9分08秒⑥7:48
12位小嶺(青学)9分25秒⑦8:52
10位早川(東海)9分21秒⑧9:25(3分07秒0)
16位吉村(選抜)9分38秒⑨9:52(3分12秒7)
5位寺田(國學)9分05秒⑩10:11
14位鈴木(日体)9分26秒⑪11:24
18位西郷(順大)9分41秒⑫11:35
15位井口(中大)9分27秒⑬12:00(3分09秒0)
11位中山(国士)9分22秒⑭12:32
4位小堀(神大)8分56秒⑮13:19
19位園田(上武)9分52秒⑯14:15(3分17秒3)
12位小山(帝京)9分25秒⑰16:46
9位田中(中学)9分14秒⑱16:49(3分04秒7)
17位横山(拓大)9分39秒⑲17:18

20位津野(農大)13分46秒⑳37:47(4分35秒3)
 芦之湯あたりで酒井監督に「区間記録狙えるぞ」という声を聞き、ギアチェンジした柏原選手。転倒してもいいという気持ちで思いっ切り山を駆け下りていく。ここで区間記録を一気に28秒上回るペースに2位は柏原選手とほとんど変わらないペースで大江選手が山本選手を突き放しにかかる。ただ、山本選手も脚攣りそうになりながらも秒差で留め食い下がっており最後までもつれそう。そういえば昨年は下りに入ってぐっと順位が上がった選手が多かったのですが、今回は結構そのままペースを維持している感じです。
 
 上位争いは態勢は変化ないが、シード付近はまだまだ予断を許さない状況。8位の早川選手が懸命にペースアップで下りは10番目のタイム。すぐ後ろに迫っていた吉村選手はちょっと脚を痛めたらしく後退。寺田選手が後ろに迫ってくる。少し離れて11位の鈴木選手は何とか踏ん張っているが西郷選手は徐々に離れていくという展開となっている。
 
 
芦ノ湖23.4㎞-21.2km=2.2km
2位柏原(東洋)6分37秒①
1位山本(早大)6分35秒②5:07(2分59秒5)
4位大江(明大)6分53秒③5:21(3分07秒7)
5位井上(駒大)6分57秒④6:43(3分09秒5)
11位田村(城西)7分04秒⑤7:32(3分12秒7)
15位松本(山学)7分15秒⑥8:26
6位小嶺(青学)6分58秒⑦9:13
17位早川(東海)7分21秒⑧10:09(3分20秒5)
3位寺田(國學)6分43秒⑨10:17(3分03秒2)
12位吉村(選抜)7分08秒⑩10:23
16位鈴木(日体)7分16秒⑪12:03
6位井口(中大)6分58秒⑫12:21
19位西郷(順大)7分30秒⑬12:28(3分24秒5)
14位中山(国士)7分14秒⑭13:09(3分17秒3)
6位小堀(神大)6分58秒⑮13:40
13位園田(上武)7分10秒⑯14:48(3分15秒5)
10位小山(帝京)7分00秒⑰17:09
9位田中(中学)6分59秒⑱17:11
18位横山(拓大)7分23秒⑲18:04
20位津野(農大)10分07秒⑳41:17(4分35秒9)
 最後までしっかりした足取りでゴールにやってきた柏原選手。4年間全て往路優勝のゴールテープを切り、76分台の区間記録締め。2位との差を5分以上つけ、完膚無きまでに他校を粉砕した。1年時の大逆転から始まり、数々の伝説を残してきたが、最高の幕切れとなった。
 
 ただ、その柏原選手をラスト上回った山本選手。再々再逆転で往路2位を死守。柏原選手以来の1年生80分切で非常に今後が楽しみだ。ただ、区間順位は大江選手が区間2位で現役人間界トップの座は守った。その後、東洋と10分以内に入ってきたのがまさかの7位までという状況。シードラインが一斉スタートとなるのもかなり久しぶりな事であった。
 
 それから最後頑張ったのは寺田選手。ラストは得意なのだろうが、相当追い込んでいるのは目に見えて伝わった。ラスト2㎞で区間9位から区間5位への浮上は凄い。前回の箱根で終わった直後から「5区なら勝負できる」と発言していたが、見事な有言実行だった
 
 ボーダーの後ろでは井口選手がラストで復活で6番目のタイム。最後疲れた西郷選手を交して12位でゴール。復路で何とか戦える位置に踏み留めたのは主将の意地か。大きく遅れた津野選手は、雪が降り始める中、暖かい大応援団を後押しにゴールに辿り着きました。
 

第88回箱根駅伝-4区を振り返る-

 
二宮9㎞
1位田口(東洋)25分59秒①(2分53秒2)
2位大串(早大)26分13秒②1:17(2分54秒8)
3位新庄(中大)26分18秒③2:26
12位遠藤(青学)26分44秒③2:26
3位久我(駒大)26分18秒⑤2:32
11位田中(東海)26分40秒⑥2:44
8位八木沢(明大)26分31秒⑦2:50
5位山口(城西)26分22秒⑧2:53
6位田口(山学)26分26秒⑧2:53(2分56秒2)
14位谷永(日体)26分55秒⑩3:09(2分59秒4)
10位大池(順大)26分38秒⑪4:03
15位菊池(国士)27分01秒⑫4:08
9位大橋(選抜)26分37秒⑬4:25(2分57秒4)
13位沖守(國學)26分45秒⑭4:28
18位佐護(拓大)27分14秒⑮5:23
16位倉田(上武)27分08秒⑯6:30(3分00秒9)
7位福田(神大)26分27秒⑰7:39
19位内藤(農大)27分42秒⑱9:08(3分04秒7)
19位太田(中学)27分42秒⑲9:11

17位難波(帝京)27分12秒⑳9:17
 トップを走る1年生の田口選手が順調に走行。解説者には後半失速すると言われていたが、軽快なリズムで区間記録に13秒遅れるだけのタイムで通過。その後ろ急遽の4区ながら何とか前を追い詰めようと頑張った大串選手。それでも広がってしまったのだから田口選手がいかにいい走りだったか。
 
 3位争いは細かく順位変動はあるが、谷永選手以外はそれなりに流れに乗って走れたか。ここでは遠藤選手に追いついた新庄選手が元気に3位争いに。後は久我、田中、八木沢、山口・田口選手の併走と秒差で続いている。
 
 後ろは大池選手と大橋選手がまずまずのペースでポジションアップ。福田選手も完全な単独走ながら7番目のタイムで通過。3区で最下位に落ちた帝京大は難波選手はシンスプリントで苦しい中、内藤・太田選手の2人がペースが上がらずにだいぶ追いついてきている。
 
 
酒匂橋15.4km-二宮9㎞=6.4km
3位田口(東洋)18分54秒①
5位大串(早大)19分17秒②1:40(3分00秒8)
1位八木沢(明大)18分45秒③2:41(2分55秒8)
4位久我(駒大)19分04秒④2:42(2分58秒8)
2位山口(城西)18分52秒⑤2:51
8位新庄(中大)19分30秒⑥3:02(3分02秒8)
9位遠藤(青学)19分34秒⑦3:06
7位田中(東海)19分26秒⑧3:16
6位田口(山学)19分18秒⑨3:17
11位谷永(日体)19分50秒⑩4:05(3分05秒9)
10位大池(順大)19分37秒⑪4:46
16位菊池(国士)20分01秒⑫5:15
13位沖守(國學)19分52秒⑬5:26
15位大橋(選抜)20分01秒⑭5:32
17位佐護(拓大)20分18秒⑮6:47(3分10秒3)
18位倉田(上武)20分19秒⑯7:55
12位福田(神大)19分51秒⑰8:36
14位難波(帝京)20分00秒⑱10:23(3分07秒5)
19位太田(中学)20分23秒⑲10:40
20位内藤(農大)20分26秒⑲10:40
 相変わらずいいラップを刻む田口選手。この時点で区間記録から7秒差に詰め寄った。ただ、この間で一番良かったのは八木沢・山口選手。特に八木沢選手は駒大の久我選手まで捉えて一気に3位浮上。練習は絶好調になったということでしたが、完全に戻っていた。また山口選手も元々のポジションが10位なので5人抜きでチームの順位を押し上げている。その後ろも6位争いとなった新庄・遠藤選手の後ろ、4年生の田口・田中選手も着々とペースを刻んでおり目が離せない展開だ。
 
 そういえば、全体的に走っている走行順位と似ている感じになって良くも悪くも流れに沿った走りになっている感じにもみえた。

 
小田原18.5㎞-酒匂橋15.4㎞=3.1km
3位田口(東洋)9分52秒①(3分11秒0)
8位大串(早大)10分06秒②1:54
1位八木沢(明大)9分37秒③2:26(3分06秒1)
2位久我(駒大)9分37秒④2:27
6位山口(城西)10分03秒⑤3:02
10位新庄(中大)10分08秒⑥3:18(3分16秒1)
7位遠藤(青学)10分04秒⑦3:18
5位田中(東海)10分02秒⑧3:26(3分14秒2)
9位田口(山学)10分07秒⑨3:32
11位谷永(日体)10分12秒⑩4:25
16位大池(順大)10分21秒⑪5:15(3分20秒3)
4位大橋(選抜)9分53秒⑫5:33
12位沖守(國學)10分16秒⑬5:50(3分18秒7)
18位菊池(国士)10分31秒⑭5:54
19位佐護(拓大)10分32秒⑮7:27

14位倉田(上武)10分19秒⑯8:22
17位福田(神大)10分29秒⑰9:13(3分22秒9)
13位難波(帝京)10分18秒⑱10:49
15位内藤(農大)10分19秒⑲11:07
20位太田(中学)10分32秒⑳11:20
 田口選手が最後まで崩れず走り切りトップで柏原へ。区間新記録はならなかったが歴代2位のパフォーマンスで走り切って、2位早大に1分54秒もの差をつけて、完全に独走態勢となった。その早大の後ろ、八木沢・久我選手による3位争いは最後まで続き、最終的に同着で襷リレー。ここで最終的に4位以内に入るチームが抜け出した格好となった。
 
 その後の5位城西から9位山学までは30秒以内の混戦。山次第でどうにでも展開が変わる差だ。その後は10位で何とか谷永選手。11位争いは大池選手が抜け出しかけたが最後ペースダウンし大橋、沖守選手も僅差で続く。菊池選手が苦しい走りで14位に後退。この後ろは15位佐護選手のペースが最後まで上がらずで結構差がついてしまいました。
 
 

おまけ

そういえば、雑誌にて大方の新入生情報が公開されましたね
入ってくる選手上位5人の5千平均タイムランクです。
追記:[1番手のタイム-5番手のタイム]
それとあくまで暫定版です
14分一桁
1位青山学院[13分59秒16秒-14分18秒61]
14分10秒代
2位明治[13分58秒86-14分21秒18]、3位東洋[13分56秒52-14分22秒69]
4位駒澤[13分55秒91-14分29秒37]、5位東海[14分04秒91-14分22秒94]
6位法政[14分01秒07-14分25秒32]、7位中央[14分16秒96-14分22秒03]
14分20秒代
8位日本体育[14分02秒69-14分36秒96]、9位神奈川[14分12秒70-14分31秒77]
10位城西[14分11秒06-14分41秒13]、11位早稲田[14分11秒94-14分37秒69]
12位山梨学院[14分18秒93-14分32秒63]、13位日本[14分26秒17-14分31秒10]
14位東京農業[14分15秒80-14分37秒83]
14分30秒代
15位国士舘[14分17秒58-14分41秒22]、16位順天堂[14分16秒89-14分42秒37]
17位大東文化[14分11秒33-14分44秒59]、18位帝京[14分21秒07-14分42秒85]
19位中央学院[14分12秒67-14分49秒56]、20位拓殖[14分16秒92-14分48秒92]
21位國學院[14分22秒33-14分45秒69]
14分40秒代
筑波[14分35秒42-14分51秒58]※2人、平成国際[14分34秒86-14分58秒43]※3人
22位創価[14分19秒20-14分56秒12]、23位東京国際[14分25秒60-14分54秒79]
上武[14分40秒35-14分50秒94]※3人、麗澤[14分45秒44-15分08秒84]※4人
14分50秒代
24位流通経済[14分47秒99-14分59秒99]、25位亜細亜[14分45秒96-14分58秒53]
26位専修[14分39秒38-15分06秒15]、駿河台[14分57秒61]※1人
判明5人未満のチームも近いうちに暫定的に順位に載せます
また、山学はこれに留学生が+される模様
 今年大勝利なのは青山学院大。高校駅伝1区1位の久保田選手を初め14分10秒代20秒代の選手が大量に入部します。2位には昨年も1位だった明治大が今年も好調。青学・明大とも一般の印象がいいので一度シード権獲得したら選手が入りやすいのはあるでしょうが、それを差し引いても2校ともここ数年成績を押し上げてきたチーム。そこに入ってチームを押し上げてやろうという気概はいいんじゃないかなと思います
 
 それと、2年連続予選落ちながら法大がかなり頑張りましたね。以前からパイプがあった須磨学園が強豪校になったのもあるでしょうが。前年度3冠している早大よりも選手が獲れているのは凄いかと。
 
 後は帝京、中学、拓大、國學院あたりも以前に比べれば多少選手は入るようになったので得意の育成で早く差を埋められるか。逆に亜大・専大あたりは大丈夫でしょうか。5年で箱根に出る宣言をしている東京国際と吉村選手加入で初出場へ士気をあげている流通経済に選手が入りましたが…。まあ、14分30秒代の選手で未判明の選手もいるのでそこがどこになるか。

 とまあ、ちょっと勝手な印象を述べましたが、それぞれ悩んで決めた道だと思います。それぞれの大学で頑張ってもらいたいですね
 
 

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第88回箱根駅伝-3区を振り返る-


 
遊行寺坂5.4km
○数字は総合順位
4位矢澤(早大)15分12秒①(2分48秒9)
7位山本(東洋)15分25秒②0:01
17位福田(青学)15分45秒③0:39
10位油布(駒大)15分33秒④1:02
11位矢野(日体)15分36秒④1:02
8位刀祢(東海)15分30秒⑥1:03(2分52秒2)
9位石間(明大)15分32秒⑥1:03
12位渥美(中大)15分38秒⑧1:17
15位中原(城西)15分42秒⑨1:35(2分54秒4)
3位梶原(選抜)15分04秒⑩2:08(2分47秒4)
12位宮澤(國學)15分38秒⑩2:08
6位藤本(国士)15分21秒⑫2:38
5位田中(順大)15分19秒⑬2:52(2分50秒2)
1位コスマス(山学)14分52秒⑭2:59(2分45秒2)
2位モゼ(拓大)14分53秒⑮3:00
14位山岸(上武)15分39秒⑯3:18
20位吉川(神大)16分09秒⑰5:01(2分59秒4)
15位室田(中学)15分42秒⑱5:38
19位大迫(帝京)15分48秒⑲5:54
18位浅岡(農大)15分46秒⑳6:43

 トップを奪い返そうと矢澤選手が昨年より4秒速いペースで突っ込んで山本選手を捉えました。ただ、山本選手もまずまずのペースなので追いつくまで手こずったか。3位の福田選手は最初もたついていたということでここまでは17番目のタイム。4位集団となった油布・矢野・石間・刀祢選手がつめています。また、経験者の渥美・中原選手も割と抑え目。逆にエース投入の田中・藤本選手は最初から快調なペース。梶原選手がそれを上回るペースで追い上げていますが、これはちょっと飛ばし過ぎだったかな。
 
 注目の同時スタートとなったコスマス・モゼ選手ですが、コスマス選手が昨年を25秒も上回るペースで突っ込んでいます。箱根予選個人トップなど絶好調なことや3回目の3区というこで自信があったでしょうが。ただ、逆に初の箱根で長い距離の実績が少なかったモゼ選手にこれは早すぎたかもしれません。もっともここまでは競り合って前を追っています。その煽りで山岸選手が両側から挟まれるように抜き去られるとちょっと可哀想な光景も。
 
 
茅ヶ崎14.4㎞-遊行寺坂5.4km=9.0km
2位山本(東洋)26分07秒①(2分54秒1)
3位矢澤(早大)26分21秒②0:13(2分55秒7)
14位福田(青学)27分00秒③1:31(3分00秒0)
8位油布(駒大)26分38秒④1:32
10位刀祢(東海)26分50秒⑤1:45
10位石間(明大)26分50秒⑤1:45
7位渥美(中大)26分37秒⑦1:46
12位矢野(日体)26分52秒⑦1:46
16位中原(城西)27分07秒⑨2:34(3分00秒8)
1位コスマス(山学)25分53秒⑩2:44(2分52秒6)
3位藤本(国士)26分21秒⑪2:51
13位梶原(松蔭)26分55秒⑫2:55
15位宮澤(國學)27分02秒⑬3:02
5位田中(順大)26分26秒⑭3:10
6位モゼ(拓大)26分34秒⑮3:26(2分57秒1)

18位山岸(上武)27分21秒⑯4:31(3分02秒3)
19位吉川(神大)27分31秒⑰6:24

17位室田(中学)27分15秒⑱6:45
9位浅岡(農大)26分47秒⑲7:22(2分58秒6)
20位大迫(帝京)27分36秒⑲7:22(3分04秒3)
 矢澤・山本選手のつばぜり合いが続いていましたが、中間点を過ぎたあたりで山本選手が前へ、じわじわ差が開き始めました。特別仕掛けたように見えませんでしたが、2分55秒を切るハイペースに、序盤突っ込んだ矢澤選手のスタミナが奪われたでしょうか。山本選手が力強かったということでしょう。
 
 その次ここでようやく前を追い始めた油布選手が福田選手に並びかけています。また5位集団には渥美選手が追い付いて、中盤に入りかけてからペースをあげてきている選手もいます。
 気になるコスマス選手はここで一気に10位浮上。区間3番から5番のタイムで走っていた藤本・田中選手をも寄せ付けなかったのは強い。他失速しだす選手も。モゼ選手はまだ6番目ですが、梶原選手は13番目のペースに。また当日変更で入った吉川・大迫選手は厳しい戦いとなっています。
 
 

 
湘南大橋18.2km-茅ヶ崎14.4㎞=3.8km
2位山本(東洋)11分27秒①(3分00秒8)
17位矢澤(早大)11分56秒②0:42(3分08秒4)
6位福田(青学)11分33秒③1:37
13位油布(駒大)11分44秒④1:49
8位渥美(中大)11分40秒⑤1:59
9位矢野(日体)11分40秒⑤1:59
11位石間(明大)11分41秒⑤1:59
12位刀祢(東海)11分42秒⑧2:00
1位コスマス(山学)11分19秒⑨2:36(2分58秒7)
4位中原(城西)11分29秒⑨2:36
5位藤本(国士)11分32秒⑪2:56
3位田中(順大)11分29秒⑫3:12
16位宮澤(國學)11分53秒⑬3:28
20位梶原(選抜)12分03秒⑭3:31(3分10秒3)
10位モゼ(拓大)11分41秒⑮3:40
18位山岸(上武)11分57秒⑯5:01
14位吉川(神大)11分48秒⑰6:45(3分06秒3)
19位室田(中学)12分02秒⑱7:20
7位浅岡(農大)11分38秒⑲7:33(3分03秒7)
15位大迫(帝京)11分49秒⑳7:44
 コスマス選手はここにきても1㎞3分を切るペースで推移。区間記録を9秒上回っています。ただ、これにここまで区間15位ペースで走っていた中原選手が喰いついて競り合いに。ここで競る事ができたのも記録の手助けとなったか。
 
 トップ争いは完全に決着。矢澤選手の脚が止まってしまいました。この他にもいいペースでいけているのとそうでないのと分かれてきましたかね。3位争いは油布選手が脚を痛めた事もあってか失速、逆に油布選手との併走でリズムを掴んだか6番目のタイムとなっています。
 
 また、藤本・田中選手のスピードランナーもいいペースをキープして梶原選手を抜いて行っています。逆に梶原選手はこの間何と最下位。ペースの上がっていなかった宮澤選手にも抜き返されて苦しい走りに。後ろでは最下位で走り出した浅岡選手がじわじわペースをあげてきています。
 
 

 
平塚21.5㎞-湘南大橋18.2㎞=3.3㎞
4位山本(東洋)9分44秒①(2分57秒0)
17位矢澤(早大)10分05秒②1:03
6位福田(青学)9分48秒③1:41
5位刀祢(東海)9分47秒④2:03
7位渥美(中大)9分52秒⑤2:07(2分59秒4)
18位油布(駒大)10分08秒⑥2:13(3分04秒2)
11位矢野(日体)9分58秒⑦2:13
14位石間(明大)10分03秒⑧2:18
1位コスマス(山学)9分34秒⑨2:26(2分54秒0)
3位中原(城西)9分38秒⑩2:30
9位藤本(国士)9分54秒⑪3:06
10位田中(順大)9分56秒⑫3:24
12位宮澤(國學)9分58秒⑬3:42
13位梶原(松蔭)10分00秒⑭3:47(3分01秒8)
20位モゼ(拓大)10分12秒⑮4:08
15位山岸(上武)10分04秒⑯5:21
19位吉川(神大)10分10秒⑰7:11
2位浅岡(農大)9分36秒⑱7:25
8位室田(中学)9分52秒⑲7:28
16位大迫(帝京)10分04秒⑳8:04
 コスマス選手は中原選手との競り合いも制し、6人抜き。そして見事区間新記録達成。いつのまにか4位集団も目の前に迫っていました。その4位集団は刀祢ダッシュが決まった東海大が4位に。安定した走りで渥美選手が5位、そして吸収されてしまった油布、矢野選手。最後は遅れてしまいましたが急遽の3区で踏ん張った石間選手が続きました。また浅岡選手が素晴らしいスパートで18位に浮上。これは上位で見たかった。それに喰らいつこうとした室田選手もペースが上がってます。昨年この間2位だった宮澤選手は不発でした。
 
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第88回箱根駅伝-2区を振り返る-

続いて2区行きましょう
昨年との比較
http://blogs.yahoo.co.jp/hakonankit/27843653.html
 
2区
横浜駅前8.2㎞
3位平賀(早大)23分28秒①
4位橋本(城西)23分46秒②0:50(2分53秒9)
5位設楽(東洋)23分47秒②0:50
9位村山(駒大)23分54秒②0:50(2分54秒9)
12位本田(日体)23分56秒⑤0:51
7位菊地(明大)23分51秒⑥1:06
1位村澤(東海)23分24秒⑦1:14(2分51秒2)
6位棟方(中大)23分49秒⑧1:15
8位佐藤(選抜)23分53秒⑨1:23
2位出岐(青学)23分26秒⑩1:25
14位氏原(上武)24分04秒⑪1:26(2分56秒1)
11位荻野(國學)23分55秒⑫1:59
18位中村(山学)24分17秒⑫1:59
12位伊藤(国士)23分56秒⑭2:04
17位木下(農大)24分16秒⑮2:30(2分57秒6)
20位的場(順大)24分25秒⑮2:30(2分58秒7)
15位野本(拓大)24分11秒⑰2:31
16位坪内(神大)24分12秒⑱2:41

19位田中(帝京)24分20秒⑲3:43
9位藤井(中学)23分54秒⑳4:52
 3人がここまでは抜けています。まずはトップでタスキを受けた平賀選手がスイスイ逃げて、2位集団となった橋本・設楽・村山・本田選手をここまでは引き離しています。また、11位で襷をもらった村澤選手がトップのタイムで4人抜き、棟方・佐藤選手がついていこうとしましたがふりきっています。ただ、不気味に12位で襷をもらった出岐選手も見える範囲でついてきています。そういえば、村澤・平賀選手の通過タイムが昨年より遅いのは昨年の天候が良すぎたからかなぁと思っていましたが、出岐選手は昨年より上がっていて好調具合が伺えます。
 後は基本ここまでは大きな変化はないか。的場選手がゆっくり入ったのと大きく遅れた最下位ながら藤井選手が頑張って前を追っているという感じ。
 

 
権太坂15.2㎞-横浜駅前8.2㎞=7㎞
5位平賀(早大)21分07秒①
8位村山(駒大)21分13秒②0:56(3分01秒9)
1位出岐(青学)20分39秒③0:57(2分57秒0)
8位本田(日体)21分13秒③0:57
10位橋本(城西)21分14秒③0:57
10位設楽(東洋)21分14秒③0:57
3位菊地(明大)20分59秒⑦0:58
2位村澤(東海)20分53秒⑧1:00(2分59秒0)
6位棟方(中大)21分08秒⑨1:16
4位伊藤(国士)21分03秒⑩2:00(3分00秒4)

7位荻野(國學)21分09秒⑪2:01
15位佐藤(選抜)21分46秒⑫2:02(3分06秒6)
16位氏原(上武)21分48秒⑬2:07

18位中村(山学)21分59秒⑭2:51(3分08秒4)
12位野本(拓大)21分37秒⑮3:01(3分05秒3)
13位的場(順大)21分38秒⑮3:01
17位坪内(神大)21分50秒⑰3:24
20位木下(農大)22分27秒⑱3:50(3分12秒4)
19位田中(帝京)22分04秒⑲4:40
14位藤井(中学)21分40秒⑳5:25
 村澤選手が前を追いますが、中々追いつき切れません。どうやら捻挫による練習不足でこの時点で脚が痙攣し始めていたらしい。その隙に出岐選手がするすると抜き去っていき2位集団の中に加わりました。この間はダントツですね。また、菊地選手も頑張ってペースアップして追い付いています。その後ろでは伊藤選手がぐんとペースアップ。荻野選手を引き連れて、失速してきた佐藤・氏原選手などを交わして追い上げにかかっています。
 2位集団は大きな動きなし。村山選手は集団の前ですが仕掛けていない。設楽啓選手もまだ鳴りを潜めています。他は競るようにして的場・野本選手もややペースアップ。2区代役だった中村・田中選手が苦しい走りに。また、1㎞地点でアキレス腱痛が発症したという木下選手もちょっと仕方ないか。
 

 
戸塚23.2㎞-権太坂15.2km=8㎞
1位設楽(東洋)23分03秒①(2分52秒9)
11位平賀(早大)24分17秒②0:12(3分02秒1)
2位出岐(青学)23分21秒③0:18(2分55秒1)
4位本田(日体)23分53秒④0:50
8位村山(駒大)23分57秒⑤0:53
8位菊地(明大)23分57秒⑥0:55
8位村澤(東海)23分57秒⑦0:57
3位棟方(中大)23分47秒⑧1:03(2分58秒4)
12位橋本(城西)24分20秒⑨1:17
4位荻野(國學)23分53秒⑩1:54
13位佐藤(選抜)24分26秒⑪2:28(3分03秒3)
16位伊藤(国士)24分41秒⑫2:41
7位的場(順大)23分56秒⑬2:57(2分59秒5)
19位氏原(上武)24分56秒⑭3:03
14位野本(拓大)24分30秒⑮3:31
15位中村(山学)24分40秒⑯3:31(3分05秒0)
18位坪内(神大)24分52秒⑰4:16
6位藤井(中学)23分55秒⑱5:20
17位田中(帝京)24分50秒⑲5:30(3分06秒3)

20位木下(農大)26分31秒⑳6:21(3分18秒9)
 大きくレースが動いだ終盤。平賀選手が序盤のハイペースが祟り、腹痛を起こし失速。それを見透かしたかのように(実際は偶然でしょうが)設楽啓選手が権太坂を境に一気にスパート。アップダウンも得意だし序盤飛ばさなかったので余力もあったか。昨年の村澤選手やベンジャミン選手を超えるペース。僅か数kmで1分前に居た平賀選手を捉えました。ただ平賀選手その後そんなには落ちなかったので腹痛が悔やまれる。
 
 その背後には出岐選手が最後猛追。後ろからハイペースだった分、さすがに設楽啓選手にはついていけなかったですが、自分のペースでじわじわくるのは出岐選手らしい。ラスト3㎞だけならやっぱりトップのタイムかも。
 
 4位集団となった本田・村山・菊地・村澤選手は最後までスパートの掛け合い。村澤選手は不十分ながらもこの集団だけには懸命に喰らいついていたのが見て取れました。ずっとこの位置にいた村山選手。そつなくはまとめたのですが、設楽啓選手がいったとき見逃してしまいました。優勝争いを考えると行くべきでしたが、アップダウンはちょっと自信なかったでしょうか。
 
 その後ろでは終盤にぐっとペースアップをしたりなど色々順位変動が。特に棟方選手がこの間3番目のタイムであと少しで4位集団に追いつきそうだったのはびっくり。その次、4位集団から落ちましたが何とかまとめきった城西までが一応上位の流れか。
 
 その後ろ少し開いて、最後に荻野選手がぐんとペースアップ。3つ順位を上げエースの責務を果たします。逆に権太坂の地点で荻野選手を引き連れていた伊藤選手がガクンと失速。2年時もそうでしたが、ちょっと2区区間の適正がなかったでしょうか。そのすぐ後ろには最初のポイントは最下位のタイムだった的場選手が最終的に浮上。うまくビルドアップし、総合13位ながら流れを作ることができたでしょうか。
 
 14位でやってきたのは7つ順位を落とした氏原選手。スタミナ型の選手なのでこの間は本領発揮するかと思ったが最後失速したのは残念。力付け直しか(そんでどうでもいいですが最後の100mで野本選手が頑張って中村選手に追いつき、まさかの留学生同時スタート。これはちょっと笑ってしまったw)。また、藤井選手が最下位脱出。監督「アップダウン苦手」ということでしたが最後は6番目のタイム。これは是非とも来年上位の位置で走りをみたい所。最後脚の痛みで立ち止まったこともあったらしい木下選手ですが何とか辿り着きました。
 
 
 
 
 
 やはり出岐選手はずっと安定してペースをキープしていてずっと追い上げ続けていましたね。本人はレース後ぶっ倒れて「死にそう」と呟いていましたが、来年まだ伸び代ありそうに見ました。また設楽啓選手は勝負所で爆発した感じ。これも強かったです。来年はこの2人に今回は振るわなかったですが、村澤選手も復活してチームを導くことも期待。それと早大が大迫選手、駒大が窪田選手を投入してくれば区間賞争いがかなり激化しそうで非常に楽しみです
 
 
 
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第88回箱根駅伝-1区を振り返る-

1週間経ちました。何となくずっと体がだるいです。精神的にポカーンとしているのか、本当に体調が悪くなっているのかイマイチよく分からないというのが悩みの種。まあ、それでも記録などまとめる元気はあったのでリハビリがてら記事を書いていきたいと思います。
 
 
1月は各区間を振り返る、ということにします。まあ普通にそのまま書いてもあれなので、昨年同様各チェックポイント毎にタイムを出していきます。
 
 
蒲田15.2㎞
1位大迫(早大)43分41秒(2分52秒4)
2位服部(日体)43分58秒(2分53秒6)
3位撹上(駒大)44分16秒(2分54秒7)
3位村山(城西)44分16秒
3位佐藤(上武)44分16秒
3位大六野(明大)44分16秒
3位井上(山学)44分16秒
3位宇野(東洋)44分16秒
3位田村(選抜)44分16秒
3位西嶋(中大)44分16秒
11位元村(東海)44分25秒(2分55秒3)
12位福田(国士)44分43秒(2分56秒5)
12位堀(順大)44分43秒
14位佐藤(青学)44分44秒
14位桑原(國學)44分44秒
16位青木(農大)44分45秒
17位小嶋(神大)44分51秒
18位兼実(拓大)45分12秒(2分58秒4)
19位神田(帝京)45分49秒(3分00秒8)
20位芝山(中学)46分39秒(3分03秒9)
 昨年同様ハイペースで飛ばす早大・大迫選手を逃がさないよう、日体・服部選手を中心に集団がついていきます。その煽りを受けて5㎞過ぎて拓大の兼実選手や予定の選手が1区にこれなかった帝京大・中学大が早くも遅れだす、というサバイバルの展開に。大迫選手は全員ついてくると見るや7㎞過ぎに更にペースアップ。区間記録に迫るペースについてくるのは服部選手だけ。その服部選手も10㎞の通過タイムを見て自重。大迫選手一人旅で蒲田地点では昨年より27秒速いペースで通過。後ろは服部選手を挟んで、撹上・村山選手などの第2集団、それからこぼれた元村選手、福田・堀選手などの第3集団と続く。最初遅れた3人のうち、兼実選手は作戦でもあったのか前を追っているが、神田・芝山選手はじわじわ引き離されていっている。
 
 
鶴見21.4㎞-蒲田15.2㎞=6.2km
○数字は総合順位
4位大迫(早大)18分22秒①
5位服部(日体)18分28秒②0:23(2分58秒7)
1位撹上(駒大)18分11秒③0:24(2分56秒0)
2位宇野(東洋)18分18秒④0:31(2分57秒1)
3位村山(城西)18分19秒⑤0:32

6位大六野(明大)18分30秒⑥0:43
7位佐藤(上武)18分37秒⑦0:50(3分00秒2)
9位西嶋(中大)18分41秒⑧0:54
10位田村(選抜)18分45秒⑨0:58(3分01秒5)
16位井上(山学)18分57秒⑩1:10
14位元村(東海)18分56秒⑪1:18(3分03秒2)
11位佐藤(青学)18分46秒⑫1:27
12位桑原(國學)18分51秒⑬1:32
13位堀(順大)18分53秒⑭1:33
14位福田(国士)18分56秒⑮1:36
17位青木(農大)19分00秒⑯1:42
8位兼実(拓大)18分39秒⑰1:48
19位小嶋(神大)19分09秒⑱1:57
18位神田(帝京)19分05秒⑲2:51(3分04秒7)
20位芝山(中学)19分50秒⑳4:26(3分11秒9)

 昨年は序盤がスローペースだったことがあり、全員1㎞3分を切るペースでこの間を走りぬいたのですが、今年はサバイバルだったので苦しい選手は本当に苦しくなってしましましたかね。
 
 トップの大迫選手は伸びきらず昨年より8秒遅いペース。4番目のタイムではありますが、一番引き離したかった撹上・宇野選手に追い込まれたのは痛かったですかね。ただ、注目された中2年連続区間賞は立派です。
 
 その後、余力の残っていた選手が続いていきますが、ところどころ追い上げている選手もいますね。第3集団でスパートを見事決めた青学・佐藤選手が元村、井上選手を追い詰めています。また、拓大・兼実選手が8番目のペースで第3集団をかなり追い上げました。ただ、1人交わすのがやっと。思ったより前が落ちてこなかったでしょうか。後は神田選手は何とか粘りましたが、芝山選手は歯止めが効きませんでした。
 

とまあ、こんな感じでゆるりと更新していきたいと思います。
 

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第88回箱根駅伝結果

終わりました。東洋大の激走、一斉スタートにより一層激化した中位争い、繰り上げスタートと様々な
ドラマがありました。その最終結果です。

 

総合成績

総合1位[往路1位、復路1位]
東洋大学10時間51分36秒(☆★予想1位★☆)
 往路に続き復路も圧倒。6区市川選手の3回目の挑戦での区間賞を皮切りに、7区設楽悠選手がまさかの佐藤悠基選手の区間記録更新!佐藤選手が不調だった時のタイムではありますが、驚きました。更に8区初出場の大津選手が古田選手の区間記録にあと一歩まで迫った時は何が起きているのか!?という感じ。9区田中選手はちょっと不調だったようで良心的な(?)成績でしたが、アンカー斉藤選手が止めの区間賞。高校時代と変わらぬ走りでゴールテープを切りました。それにしても前回衝撃的だった11時間切りの総合記録を更に8分以上詰めたのは唖然としました。歴代最強チームが1秒も無駄にせずに走り切ったらこうなるんだな、ということでしょうか。

2位[4位、2位]
駒澤大学9分02秒差(予想3位)
 何とか復路優勝だけでもと意気込みましたが、それをもってしても東洋の勢いは止められませんでした。まあ、6区千葉7区上野選手は明らかに本調子ではなかったですが、粘って最後差を詰めたり、9区窪田選手が区間賞で一矢報いたり、という姿はみせました。ただ、これは理想通りオーダーが組めていたとしても全く東洋に敵っていないです。つつけば不満な点はあるでしょうが一応昨年の優勝水準には持ってきています。大八木監督が「これからは10時間55分が必要になる」と発言されていました。それを目指してまた一からチームを作り直しといったところでしょう。
 

3位[3位、3位]
明治大学11分14秒差(予想6位)
 言う事ないでしょう。往路に引き続き復路もほぼ100点満点。6区廣瀬選手が昨年のリベンジを果たすと、故障や不調で苦しんでいた北・有村選手が駒大と早大に食い下がる走り。見事に潜在能力を発揮しました。追い上げるタイプではない9区細川勇選手は引き離されましたが、持ち味の安定感を発揮し、何とか出場にこぎつけた鎧坂選手へ。本来の走りでは無かったですが、『早大を倒して3位』の目標を達成。チームとしてもエース頼みから脱却し、これで来年は堂々と総合優勝宣言できる結果だったと思います。
 
4位[2位、4位]早稲田大学11分34秒差(予想2位)
 結局3強で一番弱いという評価を覆すことができませんでした。色々原因はあると思いますが、結局4年生が最後までうまく整わなかったのが痛かったですね。元々力のあった三田・八木選手がうまくいかなかったのは残念です。ただ、故障で苦しんでいた佐々木・志方選手がついに出走でき、繋ぎ区間ながら区間3位、2位にまとめたのは収穫です。5区の目途は立ったし、タレントはまだまだいるので、故障者や不調者を減らして覇権を取り戻しに行きたい。
 
5位[7位、7位]青山学院大学17分10秒差(予想7位)
 順調に成長してきていますね。大学過去最高順位です。6区竹内選手の起用がズバリ的中。これで順位をあげると7区で4年生唯一の正選手の川村選手が粘走などで上位をキープすると、9区横山選手が区間4位の快走で5位に浮上。最後は箱根初出場となった大谷選手が無難に乗り切りました。出岐選手の貯金も活かせるようになってきたし、来年は更なる上昇を期待できそうです。
 
6位[5位、10位]城西大学18分41秒差(予想13位)
 年々チーム間の差がなくなっていましたが、ついに起こりました。初めて箱根予選IP使用チームがシード権を獲得しました。箱根予選、全日本でらしくない戦いでしたが、今回はうまくチーム力を発揮。復路は6区平田選手の起用があたり、59分台。ここでシードラインを大きく引き離したのは良かったです。その後は堅実に繋ぐことに徹することができました。この安定した走りを毎年できるか。来年こそ、連続シード権したいところですね。
 
7位[13位、5位]順天堂大学19分39秒差(予想20位)
 最下位予想筆頭候補が第7位。箱根予選最下位通過のチームがシード権を獲得するのは【修正】74回大会の日大以来の事です。9区好調と聞いていた松村優選手にどの位置で繋げるか注目していましたが、6区信時選手が無難に繋ぐと7区箱根予選で失敗した的野選手が区間一桁で前を追いあげて波に乗りました。そしてその松村優選手が区間5位の激走でシード権内へ、10区小澤選手でもさらに押し上げ、復路の順大の異名も復活させました。素質高い選手は多いですので、一気にまた上位戦線に浮上しそうです。
 
8位[12位、6位]中央大学19分41秒差(予想5位)
 さすが、逆転してきましたね。28年連続シード権獲得です。功労者は6区代田選手ですね。碓井さんにヘタクソ呼ばわりされた登りの部分から突っ込んでいき、鬼気迫る走りでした。これで流れを取り戻しました。9区で一旦下がりましたが、2年連続アンカーの塩谷選手が区間2位の力走。今年は決まりませんでしたが、通称『欽ちゃんスパート』は復路である意味一番盛り上がりました。2区5区が抜けるのはきついですが、伝統のチーム力を維持し続けたい。
 
9位[6位、14位]山梨学院大学21分02秒差(予想11位)
 今回は予選から3校がシード校獲得しましたが、3つ目が山梨学院。往路での配置がはまり6位スタート。ただ6区伏島がブレーキ、7区も波に乗れずヒヤヒヤしましたが、2年連続8区となった牧野選手がGJな走り、おそらく不調だった松枝選手への負担を減らしました。次年度は留学生が入らなければ一からチームを作り直すことになりますが果たしてどうなるか。
 
10位[9位、12位]國學院大學22分06秒差(予想16位)
 最後の1枚に滑り込んだのはまたもや國學院。2年連続シード獲得できたのは本当に力がついた証拠か。復路は9区の中山選手の区間9位が最高でしたが、大崩れしなかったのと、5区寺田選手の力走で10位以内に入っていたのが大きかった。今回も前評判を覆したのはお見事です。
 
以上シード校

11位[14位、13位]国士舘大学25分11秒差(予想19位)
 3年前と同じく次点に泣いてしまいました。復路は大崩れしなかったのですが、攻める区間がなくシード権内に入る事はできませんでした。今回4年生が8人出走しており、次年度は非常に厳しいチーム状況になりますが、小川コーチがどうチームを作っていくか。
 
12位[8位、18位]東海大学25分38秒差(予想8位)
 3本柱使って貯金作れなかったのはきつかったですね。選手層が薄いというのが7区8区で区間最下位という結果に現れてしまいました。ただ、前哨戦で好走した選手が欠場したりと調整面もなっていなかった感じです。来年こそ両角監督の指導本領発揮なるかどうか。
 
13位[17位、8位]帝京大学27分22秒差(予想12位)
 ある程度ベストメンバーが組めた復路は戦えましたね。特に9区渡邉選手の区間3位はお見事。1年時アンカーで6人抜かれで区間22位だった選手が4年生でこうなるのが帝京大。この伝統を来年も引き継いでいきたい所です。
 
14位[19位、9位]拓殖大学28分45秒差(☆★予想14位★☆)
 得意な復路で何とか意地をみせました。捨て駒になってしまいましたが、アンカーの北澤選手が4人抜きの力走をみせました。留学生がいるうちに何とか芯の強いチームに変貌を遂げたい所です。
 
15位[15位、17位]神奈川大学28分46秒差(☆★予想15位★☆)
 良かった、襷繋がった!正直アウトくさかったですが、まあ係員の粋な計らいということで(【加筆訂正】ちゃんと間に合ってました)。ただ、復路はそれ以外であまり大きな見せ場は作れませんでした。個人的に見たかったルーキーコンビの赤松&柿原が見れなかったのも残念。

16位[16位、16位]上武大学29分07秒差(予想10位)
 勝負をかけて投入した8区坂口主将がまさかの繰り上げの憂き目に。全日本シード6位も箱根本選では全く通用しませんでした。9区渡辺10区銀山選手が好走したのがせめてもの救い。現1年を中心にチームを作り直したい。
 
17位[10位、20位]関東学連選抜30分00秒差(予想4位)
 過去最強と言われながらも最終的にはシードからは程遠い成績。7区安島選手までは良かったのですがそこから3連続大ブレーキ。選抜特有の調整の難しさや結集力の問題で立て直しが効かないというのが出てしまいました。
 
18位[18位、15位]中央学院大学30分05秒差(☆★予想18位★☆)
 野武士軍団も苦難していますね。年々総合順位が下がってきてしまっています。箱根予選走っていない6区岡本7区沼田選手が予想外の好走をみせましたが、そこからはじりじり低下。今年は例年になく抜ける4年生が少ないので今のうちに立て直したい
 
19位[11位、19位]日本体育大学30分50秒差(予想17位)
 往路特化型にして11位で厳しいというのは予想されましたが、ここまで下がりましたか。復路唯一の攻めどころと思われた6区福士選手がまさかの最下位。これで取り残されてしまいました。現状、2本柱と他が差があるので底上げをしなければならないです。
 
20位[20位、11位]東京農業大学52分40秒差(予想9位)
 大きな見せ場作りましたね。6区に入った佐藤選手があわや区間賞の快走。7区松原選手もラストランを飾り、9区途中まで一斉スタート校トップを走りました。力のある9区木村10区花田選手の失速が残念。いい選手はいるので来年見返したい所。
 
 

区間賞 

1区大迫傑(早大2年)62分03秒
2区出岐雄大(青学3年)67分26秒
3区オンディバ=コスマス(山学4年)61分38秒【区間新】
4区田口雅也(東洋1年)54分45秒
5区柏原竜二(東洋4年)76分39秒【区間新】
6区市川孝徳(東洋3年)59分16秒
7区設楽悠太(東洋2年)62分32秒【区間新】
8区大津顕杜(東洋2年)64分12秒
9区窪田忍(駒大2年)69分06秒
10区齋藤貴志(東洋3年)69分45秒
東洋無双。他大どうしろと。柏原選手以外で区間新記録、大学駅伝初出場の選手が3人も区間賞獲得したりと東洋尽くしでした。その中で2区で青学史上初の区間賞を獲得した出岐選手、最後の箱根で破壊力を発揮したコスマス選手もキラリ光ります。
 

 

個人的に思ったことを2つばかり

来年の展望:東洋、駒大、早大、明大の4強←青学と順大が崩せるか
 まだ、詳細な戦力分析や新入生の状況など分かっていませんが、大まかにはこんな感じじゃないですか。持ちタイム的には駒大が抜けているでしょうが、今回駒大と争った早大、明大も充分チャンスがあり1強と呼べる状況ではない。東洋は柏原選手などが抜けさすがに戦力ダウンしていますが、ロードに強いのでやはり強いかと。また現時点では少し差はありますが、今回5位7位で4年生が一人しか抜けない青学、順大も非常に面白い存在でしょう。明日からまたそれぞれチームが動き出すでしょうがどうなっているか楽しみだ。
 
シード争い予想について:箱根予選の成績や実績に捉われない柔軟な予想の必要
 今回予選7位の城西や予選最下位で3年ぶりの順大がシード権獲得、次点でしたが3年ぶりの国士大も健闘、逆に予選トップ通過はシード獲得のジンクスが通用せずと大きな波乱がありました。チーム間の差がなくなっており、久しぶりだから、予選下位通過だから、というのはもう全く関係なくなったのだなと感じます。逆に出場する側からしたら、予選で上位通過したからといってチーム力が高いという証明にはならないということ。本当に予断を許さない大会ですね。



今後の予定




 
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88回箱根駅伝往路を追えて(下)

今度は復路での巻き返しを誓うチーム
 
11位日本体育大学12分03秒差(シード権まで1分40秒)
 1区服部選手が大迫選手に喰らいつき、2区本田選手も上位集団にしっかり付いて行き、スタートダッシュはひとまず成功していましたかね。ただ、5区高田選手が使えなかったということでここで後退は仕方のない所。鈴木主将は精一杯走ったと思います。復路は予想では7区に福士選手が入るでしょう。ここで前に出て流れを作りたい所だ。

12位中央大学12分21秒差(1分58秒差)
 4区途中で一時3位に躍り出るくらいいい感じだったのですが… 5区が結局1年かけても準備できていなかったようで、結局主将が登るしかなかったという…。下りに入ってから走りが良くなって明らかに適性が無かったです。6区7区8区(新庄浩選手が入れば)は充分区間上位に入る力はあるので、シード圏だけは何とか確保したい。

13位順天堂大学12分28秒差(2分05秒差)
 これは大健闘でしょう。3区田中選手の区間4位の好走で一気に浮上してきました。箱根予選後に自己ベスト更新などありましたが、チーム状況はぐっと良くなってきていた模様。まだ小澤、山崎、松村優選手が残っています。このままの勢いを持続して前評判をひっくりかえすことができるか。

14位国士舘大学13分09秒差(2分46秒差)
 とにかく3区で藤本選手が区間3位と好走したというのが良かったと思います。その後も最低限で粘ったので中位校に絡んで行く事ができました。復路は8区久井原9区鈴木選手が勝負ですかね。そこまでなんとか踏ん張っていくことが大事になりそうだ。

15位神奈川大学13分40秒差(3分17秒差)
 赤松選手欠場が残念でしたが何とかまとめてきましたね。序盤はやはり厳しかったですが、2区坪内選手は昨年より頑張りましたし、何より5区小堀選手の区間6位は頑張ったかと。ここまでは昨年と同じ展開、復路で順位を上げられるかが昨年から成長できたかどうかの判断材料だ。

16位上武大学14分48秒差(4分25秒差)
 んー、1区佐藤選手が区間7位で上々のスタートを切ったのですが、その後ずるずる後退。5区園田選手相当突っ込んで入ったのですが報われませんでした。箱根予選・全日本と完璧だったツケが回ってきたのかなぁ。復路は渡辺と坂口選手で何とか追い上げたい。

17位帝京大学17分09秒差
 蛯名選手欠場、難波選手本調子じゃなく、往路序盤を走れる選手が誰もいなくなってしまいました。これは致し方ない。5区小山選手の好走が救いでしょうか。復路は渡邉、稲葉選手と安定している4年生が残っているので意地をみせてほしい。

18位中央学院大学17分11秒差
 芝山選手厳しい箱根デビューになってしまいました。塚本選手の穴は埋められず。厳しい状況の中、2区藤井選手と5区田中選手が頑張ったのが救い。復路は1年生が多く走るだろうから、何か実りのあるようにしていきたい。

19位拓殖大学18分04秒差
 やはりスピード勝負になると非常に厳しいですね。ダンカン砲も不発でしたし、5区が年間通して不調だった横山主将に走らせるしかなかったのも痛かったです。復路は得意なので、何とか浮上していく走りをしたい。

20位東京農業大学41分17秒差
 何があったか分かりませんがとにかく津野選手ゴールできて良かった。ただ、そこまでも相当悪かった。木下選手は結局回復しきれていませんでしたし…。ただ復路は松原、木村、花田選手と非常に楽しみなメンバーが残っています。次につなげる走りをしていきたい。
【追記】津野選手は、区間エントリー変更後に嘔吐など体調不良に見舞われ、強行出場だった模様です

 

どうなる!?シード争い

 8位以下が一斉スタートになってしまったため、非常に分かりにくい事になりました。とにかく東海・國學・選抜は他のチームに引き離されないように、日体大・中大・順大などはそれらより前に行かなければならないということだけは言えます。
 シードラインとの差は2分前後。戦力的には非常に拮抗していますが、一つブレーキがあればひっくり返る差です。特に出だしの6区がどうなるか。前に居る東海・國學・選抜ともに6区が未知数です。11位の日体大が6区に福士選手を投入すれば一気に流れに乗せることもできなくはないか。戦力的には強い中大はじわじわ差を広げられるかなどそれぞれ課題がありそうです。
東海→駒は使い切っている。全日本好走の8区吉川選手が果たして走れるのか。
國學→鬼門の6区がどうなるか。地味に粘れる選手は残っているのでそこで流れがどうなるか
選抜→戦力的には一番強い。ただ、ピーキングがどうなるか
日体→攻められる選手は福士選手だけか。そこで前に出ないと中々チャンスが無いかも
中大→9区以外は区間一桁でいける戦力はあります。
順大→往路の流れをそのまま引き継げば、攻められる駒がある
 選抜と中大と順大は復路も面白い、日体大も福士選手で流れを作れればという感じはしています。ただ、6区ですぐにバラけるでしょうから、そこしだいだな…何か分析になっていないですがシード争いがどうなるか注目です。
 

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88回箱根駅伝往路を追えて(上)

区間新記録2つ出るなどあった箱根駅伝往路のまとめです
 
 
1位東洋大学5時間24分45秒
 これは強すぎましたね。2区設楽啓選手でトップに立ち、3区山本選手が早大を振り切り、4区田口選手がダメ押しの区間賞。2位に2分以上もの差を付けて貯金を作って柏原選手へ。何だか1区から4区は前回の早大のような走り。何が何でも前に行くんだという気迫が満ち溢れていました。やはり結束力が高かった。これに柏原選手が加わるのですから最強ですわね。その柏原選手は某解説者の「苦しそう、気温が高い」などの発言もなんのその、夢の76分台到達です!!これに復路はまだ市川、設楽悠、田中、川上選手がいます。これはもう半永久的に破れないような大会記録を作ってほしいところです。
 
2位早稲田大学5分07秒差
 出来る限りのことはしたと思います。まあ1区から4区全体的にラスト5㎞が伸びていなかったのですが、タイム的にはそんなに悪いわけではないので、力負けしたといった感じです。その中で5区山本選手の粘りはお見事ですね。秘密兵器だったようですが、いきなり79分台は凄いです。これから4年間の目途が立ったのは良かった。復路はどうやら8区志方、10区市川選手らしい(八木選手は走らない)です。総合優勝は難しくなったので、駒大の追撃を凌いで総合2位確保を目指していきたい所。

3位明治大学5分21秒差
 2重の大波乱がありました。まず鎧坂往路回避で大エース抜きで戦う事になった事、そして大エース抜きで往路3位に入った事。やればできるんじゃないか!てか、2区菊地選手が前の集団に追いついていったのはめちゃくちゃびっくりしました。4区八木沢選手も噂通り急復活で駒大を交す走り。5区大江選手は柏原選手以外で初の2年連続80分切。鎧坂頼みから脱却しました。復路で鎧坂選手が走るかどうかは分かりませんが、いなくてもいいメンバーは揃っています。3強に割って入っているこの位置をキープしていきたいところだ。

4位駒澤大学6分43秒差
 オーダーみていくらなんでも無理だと思ってました。まあ1区撹上選手はいい走りでしっかり前の早大を追いました。問題は2区3区ですが、伸びなかったのは正直予想通り、この2人は条件が整わないと快走できないですね(1年生の村山選手にはちょっと酷評かもしれませんが)。流れに乗れないと走れない、強さがないというのはやっぱり解消されていませんでした。復路は千葉、上野、そして9区に窪田選手を投入するようですので、せめて復路優勝は持っていきたい所だ。

5位城西大学7分32秒差
 予選7位通過で相当評価が下がっていましたが、本戦に帳尻を合わせてきましたね。1区村山選手が最後まで上位にとどまると2区橋本選手がエース区間で初の好走、3区復活した中原選手は落ち込みを最小限にして、4区山口5区田村選手で昨年通りのジャンプアップ。田村選手は年間通じて不調だったのですが、よく頑張ったと思います。復路は6区に主力の平田選手を入れていますから、ここでしっかり勢いをつけたいところです。

6位山梨学院大学8分26秒差(シード権との差-3分37秒)
 2区終了時で低迷は松枝選手が入れなかった時点で仕方がなかった。その後どうするかでしたが凄かったですね。3区コスマス選手はなんと竹澤選手の区間記録を更新する走り!色々酷評されることも多かったコスマス選手ですが、最後の最後で大激走をみせました。4区田口選手がしっかり繋ぐと、5区に投入の松本選手がじわじわペースアップ。箱根予選にも登場しなかった選手がこれだけ走れるのは大きいです。駅伝経験者が復路も残っているのでしっかり粘っていきたい所だ。

7位青山学院大学9分13秒差(-2分50秒差)
 出岐選手やってくれましたね!9人抜きで区間賞獲得。箱根2区区間賞が学生エースの称号です。これを機にトラックでも更なる飛躍をしてほしい所。その後も3区福田選手の采配は成功するなど昨年ほどは順位を落としませんでした。復路は竹内、川村、横山、高橋、大谷選手(まあ、誰か欠場しそうですが…)と攻めることも可能。シード権と言わず、大学順位の記録を更新していきたい所だ。

8位東海大学10分09秒差(-1分54秒差)
 とりあえず1区元村選手に変更しておいて良かったですね。2区村澤、5区早川選手とも本調子じゃない(早川選手は突っ込み過ぎもあるのか?)感じだったので、下手すれば2本柱を使って往路11位以下もありえました。復路は正直駒が残っておらずつらいですが、3区4区で刀祢・田中選手がみせたあの意地の走りをみせて、シード権内にとどまりたい。
 
9位國學院大學10分17秒差(-1分46秒差)
 5区寺田選手よくやってくれましたね。1年前から登りにはちょっと自信があるということでしたが、これほどまで適性があったとは。一気にジャンプアップしてきました。勿論1区から4区も最低限の走りをしたからです。復路は鬼門の6区を乗り切れるかどうか。一斉スタートでいきなり出遅れるとその後辛くなりますからね。ここを乗り切ればロードに強い選手多いので2年連続シード権もぐっと近づいてくるだろう。
 
10位関東学連選抜10分23秒差(-1分40秒差)
 期待の3本柱は残念ながら不発。中盤から明らかに不調と分かる走りでした(田村、佐藤選手はマラソン練習などしてたのかな??)。ただ、5区吉村選手は面白かったですね。途中区間3位にまでなる走り、登り切ってから失速しましたが、何とか順位を浮上させることに成功しました。復路はちょっと調整に不安が残りますが、いい流れになりかけているのでそのまま粘ってほしいです

 

どうなる!?優勝争い

 というのを書くつもりでいたのですが… 決まったなこれ(^^; 駒大が6区で1分、7区で2分、9区で3分つめれば~でしょうか。まあ、上位4校の復路優勝争いの方を注目していきましょう。

書くことないので、某掲示板にあったとある書き込みを転載します。
1区 「大迫くん!!!区間新確実ですねー♪」→後半伸びず
2区 「平賀くん!!素晴らしい走りですねー♪」→プチブレーキ
3区 「矢澤くん!!もう東洋を捉えましたねー♪」→後半引き離される
4区 「うーん・・・あのジャンプ走法だと後半伸びません!キリッ」→区間賞
5区 「柏原くん、本当に苦しそうですねー、気温高いですからwww・・・いやー柏原くんらしくないですねー♪」→区間新記録
番外編
「上武大学の花田監督は私が育てた」→低迷16位
散々「気温が高い、今日は暑い」言いまくるもその後、雪が降る
この解説者、何とかしてくれ
 
 
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88回箱根駅伝順位予想


記事が遅れ申し訳ありません。
自分なりのシュミレーションを基にして
最終ジャッジをします。
総合順位・往路復路順位・トップとの差・通過順位を出します。
 
1位東洋大学(往路1位、復路2位)
4→3→3→3→1 1→1→1→1→1
 まあ、万全だと思います。区間賞は5区7区のみの予想ですが、4区までにこれまで柏原選手に対して最上位の3位で渡し、最大のライバルの駒大を4分ちぎる。後は悠々と逃げ切るでしょう。

2位早稲田大学3分39秒差(2位、3位)
1→1→1→1→2 2→2→2→2→2
 多少、ファンの願望も入りますが(苦笑) まあ頑張ってこのくらいでしょうか。4区まで頑張って東洋を2分以上引き離すも5区で逆転。その後はじりじり引き離されていくと思います。

3位駒澤大学3分47秒差(3位、1位)
3→6→5→4→3 3→3→3→3→3
 区間オーダーの時も疑問に思った7区上野選手を外しての予想。それと村山選手と東洋・設楽啓選手では後者の方がペース配分などもつかんでいて後れを取るかと。それで4区までに東洋を上回れないと予想します。

4位関東学連選抜12分54秒差(5位、5位)
2→2→2→2→5 4→4→4→4→4
 まあ4区までは本当に盛り上げてくれると思います。さすがに5区で優勝争いからは脱落するかなぁと。その後は後ろの争いに巻き込まれないギリギリの所と。

5位中央大学13分51秒差(7位、4位)
8→7→8→7→7 7→6→5→6→5
 1区西嶋選手がハイペースとなった集団にしっかりついていき流れができるかと。4区に入った新庄翔がしっかり10位前後と差をつけ、不安な5区も大丈夫な差に。後はじわじわあげていく。

6位明治大学14分19秒差(4位、11位)
7→16→16→10→4 5→5→6→5→6
 ちょっと、2区菊地、4区鎧坂選手になった場合どうなるかというのをやってみました。結局4区5区で爆上げであんまり関係なかった。復路もまずまずメンバー揃ったと思うので耐えられるかと。

7位青山学院大学16分50秒差(11位、6位)
14→4→6→8→11 8→8→8→8→7
 2区出岐選手が上げた順位を徐々に落とすも、6区竹内砲がさく裂。再び流れを掴み直し、その貯金でどうにか耐えると。

8位東海大学16分52秒差(6位、16位)
12→5→4→5→6 6→7→7→7→8
 村澤・早川選手が全日本で微妙だったので少しタイムを落として予想しています。復路はかなり厳しい戦いになると思っていますが、往路の貯金で何とか耐えられるかなと。

9位東京農業大学17分16秒差(10位、7位)
10→10→9→9→10 11→12→12→10→9
 木下、松原選手の状況がよく分からないので悩んだのですが区間中位でいければ何とかシード権に絡んでいけると思います。そうすれば9区10区で浮上できます

10位上武大学17分23秒差(9位、12位)
5→11→11→11→9 10→9→11→11→10
 最後の最後に坂口主将を残していたと仮定して、です。基本的には区間10位前後でしぶとくレースをすすめていくということになりそうです
以上、シード校予想

11位山梨学院大学18分00秒差(8位、15位)
11→12→7→6→8 9→10→9→9→11
 2区中村選手が爆発力を発揮して粘るなど往路は健闘。ただ、6区でシード争いに巻き込まれて、最後に競り負けるという感じです。

12位帝京大学18分49秒差(14位、9位)
20→20→20→19→14 13→13→13→13→12
 最下位スタートながら、何とか立て直していくが決め手がなくて届かずかと。

13位城西大学19分13秒差(13位、10位)
6→13→10→13→13 12→11→10→12→13
 若干、不安定な面が今回も出てしまうんじゃないかなぁと。8区で一旦浮上しますが、終盤に力尽きるとみます。

14位拓殖大学19分32秒差(17位、8位)
18→19→15→17→17 15→14→15→15→14
 昨年のようにはうまくいかず。2区の遅れを3区で挽回しきれずに、順位浮上がうまくできないままきてしまうと。

15位神奈川大学20分18秒差(12位、13位)
16→17→19→18→12 14→15→14→14→15
 今回も5区が面白いんじゃないかと思っています。1区から4区も昨年よりは喰らいつけると。

16位國學院大学22分12秒差(15位、19位)
17→14→12→15→15 17→18→18→16→16
 全体的に力不足なんじゃないかなぁという感じがしています。じわじわ引き離されるかと。

17位日本体育大学22分40秒差(18位、17位)
9→8→17→12→18 18→17→17→18→17
 3区矢野選手がはたして力を発揮できるか、というのが大事になって来るかなと。それにより流れが変わってきそう。

18位中央学院大学23分05秒差(19位、18位)
19→15→14→14→19 16→16→16→17→18
 4区までなんとか流れるが、5区田中選手が回復しきっていなくて順位ダウン。その後は昨年と似たような感じ。

19位国士舘大学23分26秒差(16位、20位)
13→9→13→16→16 19→19→19→19→19
 藤本砲はやや不発気味。6区で順位を落としその後は浮上できないまま。

20位順天堂大学23分54秒差(20位、14位)
15→18→18→20→20 20→20→20→20→20
 1区2区がスピードに付いていけずに3区田中選手を活かしきれず。その後は苦しい戦いに。9区に入った松村優選手が健闘。

区間賞予想
1区大迫傑(早大2年)、2区出岐雄大(青学3年)
3区オンディバ=コスマス(山学4年)、4区鎧坂哲哉(明大4年)
5区柏原竜二(東洋4年)、6区千葉健太(駒大3年)
7区山本憲二(東洋4年)、8区市川宗一朗(早大3年)
9区窪田忍(駒大2年)、10区後藤田健介(駒大3年)

と、こんな感じで。
皆さん様々な思いでおられると思いますが、スタートを楽しみに待ちましょう!
 
 
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