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29.3.26までのトラックレース【春季オープン・順大記録会・その他記録会】






29.3.18-19 第24回東京大学陸上競技会(http://www.uttf.org/wp-content/uploads/2017/03/7d0472de1c95481b88106f3e71371cd3.pdf)
渥美祐次郎(東大M2)14分53秒00
近藤秀一(東大3)14分56秒24(5千・1500m複数回出走しています)
 東京マラソンで頑張った近藤選手が記録会をかなりの回数走っていました。さすがのスタミナです。院生の渥美選手も元気そうでしたね。


29.3.19 第19回東京学芸大学競技会(http://www.u-gakugei.ac.jp/~rikujo/files/info/comp/comp_2016/result_19thtf.pdf)
1500m
箱崎喜郎(東工4)3分58秒12
鎌田晃輔(千葉3)3分58秒79
河合正貴(東工3)3分59秒34
 東工大の選手が1500mで2人4分切り…。いい調子ですね!千葉大も関東IC標準に迫る線選手が増えてきました。


29.3.19 兵庫実業団記録会
須崎大輝(トーエネック)14分01秒34
--------------------------------
竹内大地(中大3)14分03秒36
薮下響大(明大4)14分14秒80
 早くもトラックレースが行われました。トーエネックの須崎選手はほぼ知らなかったのですが、いい走りでしたね。また、中大の竹内選手がもう出場。まずまずか?また薮下選手の元気な姿も見れました。




以下は新学年!
29.3.24 第5回早稲田大学長距離競技会
強風が吹いていたそうです。
○早稲田大学
3千
永山博基③8分25秒52
新迫志希②8分26秒00 石田康幸④8分26秒75 河合祐哉④8分37秒28
三上多聞②8分38秒02 岡田 望③8分39秒03 清水歓太③8分53秒20
1500
石田康幸④4分02秒56
 学生ハーフで名前を聞かなかった永山・新迫選手が上々のスタートを切っています。

29.3.24-26 第4回国士舘大学競技会(https://sites.google.com/site/kokushikanrikuzyou/kyougikai/ping-cheng28nian-du-jing-ji-hui/ping-cheng28nian-du-di4hui-guo-shi-guan-da-xue-jing-ji-hui)


○法政大学
1500
青木涼真②3分57秒10
強矢涼太②3分58秒33
 青木選手はスピードある選手ですが、強矢選手は意外。今後あげてくるか。

○大東文化大学
1500
渡辺拓巳④3分54秒85
新井康平③4分10秒35
 渡辺選手はスピード付けてきましたね。新井選手はひとまず試合復帰です。

○国士舘大学
戸澤 奨③3分58秒61
本多将貴④3分58秒93 八巻雄飛④3分59秒19 内山 武③3分59秒40
5千
大野 力③14分48秒80
1万
工藤海良③30分23秒05★
戸澤 奨③30分26秒83 大西 彰②30分30秒02★ 八巻雄飛④30分35秒24
加藤雄平②30分38秒91★ 藤江千紘③30分46秒95 小室駿也②30分56秒66★
鼡田章宏②31分02秒84 太田祥平④31分15秒55
 
1万は雨天の中でしたね。今回は新戦力が台頭するかどうかのレースでしたでしょうか?30分半ばで走った工藤・大西選手らの次のレースに注目ですね。

○東京農業大学
山舘湧真④30分28秒05
川田裕也②30分54秒50★ 今井優作②30分55秒38★ 高良綾太郎④31分02秒04
永久隆史③31分10秒08★ 高木才叶②31分12秒84★ 清水友斗②31分15秒70★
 山舘選手はまずまずだったのではないでしょうか。次がどうなるか。

○桜美林大学
3000m
田部幹也③8分39秒21
坂田 光②8分41秒14
 主力メンバーです。しっかり走りで引っ張ってほしい。

○関東その他
青柳良英(横国4)3分56秒03
ウゴジエケ登也(東経4)3分59秒29
 青柳選手が調子いいですね。東経大のウゴジエケ選手は4年かけてベストタイムを上げてきました。



29.3.25 第7回順天堂大学競技会(http://www.iiwanet.jp/j_trackfield/wp-content/uploads/027360e6ab6fcd9d67bb2465b37b5aab.pdf)

※5千は塩尻選手が4800mまでPM(1000m2分48秒、2000m5分37秒、3000m8分28秒、4000m11分19秒)
○順天堂大学
1500m
塩尻和也③3分47秒99
野口雄大①3分52秒74 梅谷健太③3分54秒51 村島 匠④3分56秒99
川合健太④3分57秒73 佐野正明④3分59秒01
5千
野田一輝②14分12秒07★
栃木 渡④14分14秒55 橋本龍一②14分18秒90 江口智耶③14分23秒66
藤曲寛人②14分25秒35 金原弘直③14分26秒53 花澤賢人④14分27秒48
山田 攻③14分37秒35 北村友也①14分38秒05 山田 航③14分40秒36 小林 聖③14分43秒63
 塩尻選手はさすが。軽く?1500mを3分47秒で駆け抜けていきました。5千ではPMで2分50秒ペースで走り続けています。さて、関東ICは何を狙ってくるのか??なお、そのペースに野田選手がついていけたのは収穫でしょう。また侵入予定の選手たちも走り、1500mの野口選手がとても目立っていましたね!

○流通経済大学
1万
三輪雄大②30分47秒21★
地福詩音③30分48秒75 谷野稜弥④30分49秒81 磯谷 駆②30分55秒38★ 稲富智希④31分09秒26
 2年生の三輪・磯谷選手が元気、4年の谷野選手が復調傾向にありますかね。


29.3.25-26 平成28年度関東学連春季オープン競技会(http://www.kgrr.org/event/2016/kgrr/spring-op/hp/kyougi.html)

5千
山下晃一朗(上智2)14分58秒79★
3障
大野雄揮(長野市陸協)9分06秒15
中山 将(松蔭4)9分17秒05 太田裕也(山学2)9分18秒43
小野隼太(茨城4)9分22秒02 村田享之(農大2)9分26秒91
井口 謙(筑波4)9分28秒06 田中直樹(東北大院)9分29秒86
 上智大の山下選手が唯一の14分台。元々14分台持っていた選手でしたが、ここまで上がってきたのは驚きです。3障は松蔭大の中山選手が関東IC標準切りです。

1500m
○山梨学院大学
2位清水鐘平③3分52秒37
阿久津良太③4分00秒00
○筑波大学
小林航央③3分51秒04
森田佳祐④3分52秒99
才記壮人(M1)3分56秒41
藤田黎士②3分56秒97
登坂健志(M1?)3分58秒19
吉成祐人(M2)3分59秒41
 山学の清水選手はあまりイメージなかったので驚き。関東ICに入るのかな?筑波大が大量出場、昨シーズン後半戦出てこなかった小林選手の復調が印象的でした。

世界クロカンは別記事でまとめます

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【新チーム始動特集】2017年度ハーフ上位10人平均ランキング





最後にハーフです。1月から3月のハーフの成績も加味しているので変則的なものになっていますのでご了承ください

チーム別ハーフ上位10人平均ランキング

順位大学名(順位変動)平均タイム【1番手~10番手のタイム】
1番の選手・・・10番目の選手
※20㎞のハーフ換算を含む
※順位、タイム変動は新チーム始動特集より 
61分以内、61分前半、61分後半62分前半、後半、63分前半、後半、64分前半、後半、65分前半、後半、66分、 67分以降

1位(2↑)東海62分45秒3鬼塚翔太②6203、松尾淳之介②6217、川端千都④6223★
國行④6239★、春日④6241★、湊谷③6254、高田②6303、湯澤③6307★、中島②6312★、館澤②6314★
15.0秒更新

2位(→)青学62分54秒1
田村和希④6156★、下田裕太④6222、中村祐紀④6235
田③6246★、橋詰③6246★、鈴木②6255、近藤④6259★、富田③6324★、吉永④6336、小野田③6342★
7.1秒

3位(2↑)山学63分16秒2【ドミニク ニャイロ③6050、上田健太④6201、永戸 聖③6237★
古賀④6302★、市谷④6311、久保③6348★、河村④6350、藤田③6405、片山③6407、首藤②6451
8.5秒

4位(→)駒大63分16秒4
工藤有生④6125、片西 景③6231★、下 史典③6236★
高本④6310、中西④6317★、堀合③6332★、伊勢③6345、紺野④6345、中村大聖②6407、山下②6416★
14.1秒

5位(2↑)東洋63分25秒8相澤 晃②6205、竹下和輝④6241★、山本修二③6256★
小早川④6304、渡邉②6309★、堀④6332★、中尾②6353、小笹③6354★、高森④6406★、菅原③6438
11.0秒

6位(→)日体63分28秒6
小町昌矢④6300、吉田亮壱④6302、中川翔太②6304
城越④6320、宮③6326、冨安④6333、辻野④6338★、室伏③6350、三原③6355、馬場④6358
20.8秒

7位(6↓)早大63分42秒2
太田智樹②6248、安井雄一④6255、永山博基③6255
清水③6308、藤原④6323、光延④6344、車田③6402、石田④6413、河合④6453、谷口④6501★
60.2秒

8位(3↑)中学63分48秒1
大森 澪④6247、横川 巧②6305、市山 翼③6311
新井④6336、福岡③6347、藤田②6400、細谷④6405★、光武③6406、坂元④6425、鎌田④6439
3.8秒

9位(1↓)城西63分50秒8
西嶋雄伸②6327、中舎優也④6328、大石 巧③6342
金子③6348、菅④6350、中島③6350、酒井④6355、山本④6355、服部③6358★、宮沢②6435★
20.4秒

10位(→)神大63分52秒0
鈴木健吾④6136★、大塚 倭④6312、山藤篤司③6315
鈴木祐④6353、大野④6353、大川④6425、越川②6428、阿比留③6430、秋澤④6441、安田②6446★
8.7秒
 ハーフは東海大がトップ、これは驚きましたね。確かに川端選手など上級生が結果を出していた印象はありましたが、10番手で63分14秒は凄いですね。選手層という点に関しては新チームでトップなのかもしれませんね。青学に関東IC(対戦はしませんが)や駅伝でどこまで通用するでしょうか。

 3位はちょっと驚きで山学大が浮上。永戸選手以外にも自己ベストが出た結果です。日本学生ハーフで2位3位4位を取った駒大も4位。東洋も続き、このあたりはさすがまとめてきています。箱根前トップだった早大が約1分ダウンの8位へ。勿論卒業生もありますが、冬に収穫が少なかったのが気がかりなところ。印象では6位の日体大や10位の神大の方が戦力が上のように思います。

 あとは、予選落ちしている城西大が9位の好位置。服部選手などがタイムを出しましたね。予選突破には4年生の復活が鍵でしょう。



11位(→)大東63分52秒9林 日高④6254、原 法利④6301、中神文弘③6311
山本④6350★、谷川③6352、齋藤③6352、川澄②6402、新井③6434、奈良②6436、牧田④6437
8.6秒

12位(3↓)國學63分56秒4國澤優志④6305、向 晃平④6328、熊耳智貴④6346★
内田④6355、磯邊④6404、渡邊④6407、軸屋④6412、青木②6414★、浦野②6414★、江島③6419★
24.6秒

13位(6↑)法大63分59秒2佐藤敏也②6256★、坂東悠汰③6344、福田兼士③6359★
鹿嶋④6400、細川④6401、矢嶋③6402★、土井③6403、青木②6412★、東福③6426、鈴木③6429★
8.7秒更新

14位(3↑)帝京64分02秒9岩佐壱誠②6319★、畔上和弥③6334★、横井裕仁③6347
竹下③6353★、濱川③6358★、佐藤④6400★、吉野②6407、平田②6417、新関③6433★、大塚③6501
0.7秒更新

15位(6↑)創価64分04秒5ムソニ ムイル②6205、大山憲明④6342、蟹沢淳平④6344★
上田②6348★、三澤④6403★、米満②6416★、古場③6430★、吉留②6445、築舘②6452、棚橋③6500★
9.7秒更新

16位(3↓)明大64分06秒5末次慶太④6321、三輪軌道②6335★、田中龍太③6341
皆浦④6356、竹山③6357、阿部②6358、中島②6402★、磯口④6413、東島③6449、森④6533
19.5秒

17位(1↑)拓大64分13秒6W.D.タソ③6225、赤 暁②6341★、馬場祐輔③6359
戸部③6403★、苅田④6421、西④6436、中井②6437、鈴見③6446、土師④6452★、五十嵐③6456★
6.7秒

18位(3↓)日大64分20秒0
パトリック③6127、高野千尋④6346、山崎一輝④6359
加藤③6401、岡野④6423、新関④6458、川口④6458、石井④6505、小坂②6521★、沢登③6522
24.2秒

19位(3↓)上武64分31秒9坂本佳太④6326、太田黒卓③6352、井上弘也④6413
佐藤④6427、淵③6434、田中③6450、大森③6451★、熊倉③6456★、吉田④6504、関稜③6506★
28.6秒

20位(6↓)順大64分37秒2塩尻和也③6246★、栃木 渡④6300、花澤賢人④6410
橋本②6412★、金原③6413★、江口③6510、小林③6520、福嶋④6542、中村④6546、野田②6553★
45.8秒
 帝京大や創価大といったシード権まであと一歩だったチームはしっかりとタイムを伸ばしていますね。戦力が整っている印象です。大東大もいいですかね。國學院は卒業生が多かったですが、タイムを伸ばした選手多く63分台キープ、戦力は整いつつあります。法政大も面白いチーム構成になってきていますかね。

 他、順位を落としたところでは、明大は5千や1万に比べてハーフで順位が低いのが気になるところ、日大や上武は大きな新戦力の台頭は少なかったことがネックになっているでしょうか。あと、箱根4位の順大は本当にハーフや長いロードレースは走らないなという印象です。



21位(2↑)東国64分39秒5シテキ スタンレイ④6229、伊藤達彦②6413★、濱登貴也④6427
真船②6433★、河野③6454★、鈴木博④6458、福田③6500、鈴木聖④6508、梅本③6526、新田④6527
14.2秒

22位(→)国士64分45秒7住吉秀昭③6253、戸澤③6402、藤江③6402★
本多④6449、八巻④6454、多喜端③6455、三田④6521、守屋④6529★、谷村④6533、辻田④6539
26.3秒

23位(3↓)中大65分01秒3竹内大地④6351★、中山 顕③6412★、堀尾謙介③6419
苗村③6434★、二井②6509、蛭田④6514、舟津②6516、江連④6540★、神崎③6541、関口②6617
46.8秒

24位(→)専大65分02秒4風岡永吉④6345、川平浩之③6441、矢澤明徳③6452
岩田④6455★、宮尾④6500★、長谷川②6512★、藤井③6521、伊藤④6524★、佐藤③6536、吉田④6538
35.0秒

25位(→)農大65分24秒0小山直城③6317★、高橋悠平④6432、加藤大地③6507
茂木④6513、高良④6540、森③6552、金子③6603、内沼④6604、田中③6604★、関④6608
50.7秒

26位(1↑)亜大65分37秒8加藤風磨④6322★、須佐郁也④6511、佐々木直人④6535
西村③6536、今関④6540、関根④6546、米井③6604、上土井②6616★、市川③6618★、古川③6630★
21.5秒

27位(1↓)平国65分57秒4吉田和也④6458、日野 航③6459、増田健司④6512
村本④6522、小美濃③6606★、賀澤③6609、工藤②6636、後藤②6636★、鈴木③6645、滝口④6651
51.2秒

28位(→)麗澤66分06秒5国川恭朗②6452★、田中 匠③6516、西澤健太③6530
藤村④6600、大道④6605、宮田②6613、吉鶴③6619、渡邉③6648、市川③6655、鬼頭②6707
50.9秒

29位(1↑)日薬66分23秒8サイモン カリウキ③6221、桜庭宏暢④6452、高橋 宗④6530
中才④6611、土屋②6641、溜池②6708、神戸③、安藤④、福光④、山本③
10.6秒

30位(1↑)流経66分30秒9出田優斗④6520、磯谷 駆②6545★、福留大樹④6603
谷野④6608、稲富④6616、藤崎③6628、菊地②6635、地福③6707★、龍田③、渡邊④
12.6秒
 こう見ると、今年の箱根駅伝出場校で20位より下がったのは国士舘のみ、あとは20位以内に入っていますね。予選落ちからは9位の城西大のみ、それもまだまだ課題があります。トラック頑張っていた東国大や中大は距離に課題を残しています。出場校強しという印象です。跳ね返すことは可能か。専大・農大・亜大までが僅かに可能性はありますが、1人あと40秒以上は走力を高める必要がありますが果たして…?他では麗澤・日本薬科・流経大がここからどれだけあがるかでしょうかね。


31位(3↑)桜美66分46秒3レダマ キサイヤ②6139、小高真基④6544、田部幹也③6619
坂田②6633、平野③6718、森③★、安西③、仲原②、星④、古川②
1.2秒

32位(3↓)駿河66分55秒6西沢晃佑③6511★、河口昂平④6535、岩嵜 誠④6603
藤岡④6637、親崎④6657、弥久保③6658、鈴木④6701、寄木④、仲根②★、高桑④
11.3秒

33位(1↓)関学66分58秒8
田島 光③6545、関口大樹②6642、柿田直輝④6644
米④6650、安達②6701、増田②、小泉④、小田④、河本③、安西④
33.8秒

以上、ハーフ67分以内チーム詳細
以下、10人以上出走確認チーム
※66分59秒以内最大3名、もしくは67分台最大1人の選手を記載

34位(1↓)筑波67分07秒6(森田佳祐④6449★、河野 誉④6519、金丸逸樹②6523)
35位(3↑)武蔵67分07秒8(藤井亮矢②6403、タイタス ワンブア②6454★、高岡朝日③6608)
36位(1↓)明学67分16秒6(佐久間康弘③6605、鈴木   陸③6615、大谷智希③6620)
37位(1↓)東経68分17秒4(元川嵩大③6617、鈴木優斗②6626、松浦大輝④6646)
38位(3↑)慶大68分52秒7(根岸祐太③6556★)
39位(2↓)東情68分54秒5(井上④6651)
40位(→)東大68分59秒5(近藤秀一③6421、阿部②6656)

41位(2↓)松蔭69分04秒5(福島④6713)
42位(1↑)芝工69分14秒1(矢澤健太④6529、斎藤④6650)
43位立大70分19秒9(轟木亜門③6634) 44位理科71分13秒9
45位学習71分50秒7(藤村章太④6611) 46位東工71分54秒7(塩田③6713)
47位千葉71分58秒8 48位防衛72分12秒3(古林潤也③6658★)
49位埼玉72分27秒9 50位首都72分36秒4

51位帝平72分46秒2 52位上智73分18秒7(外山④6745) 53位高経73分47秒9
54位一橋74分21秒4 55位文教76分22秒5

個人66分以内
松井将器(東工M2)6351
渥美祐次郎(東大M2)6618
 31位桜美林から37位の東経大までが僅かな差ですね。ここから箱根に一歩でも近づける大学はどこになるか。スピードを筑波がいかすか。予選後に順調な武蔵野学院、箱根予選に合わせてくる明学大など注目です。本格強化となる慶大も少しでも追いつきたいところだ。


【全日本予選出場争い】
※来季在学見込みの選手の2016年1月1日以降の1万上位8人平均
①東海29分02秒2 ②神大29分05秒4 ③明大29分16秒4
④日体29分16秒7 ⑤大東29分17秒7 ⑥中大29分20秒1
⑦順大29分22秒2 ⑧城西29分23秒5 ⑨法大29分24秒7
---予選通過目安---
⑩東国29分28秒4 ⑪國學29分28秒4 ⑫国士29分29秒9
⑬創価29分36秒4 ⑭帝京29分36秒7 ⑮専大29分41秒7
⑯拓大29分42秒4 ⑰日大29分44秒4
⑱上武29分53秒5
⑲農大29分53秒9
⑳亜大29分55秒7
///予選出場ライン///
㉑筑波30分00秒6
㉒日薬30分08秒1
㉓流経30分12秒9
㉔関学30分28秒9 ㉕武蔵30分29秒8 ㉖麗澤30分34秒7
㉗駿河30分38秒1 ㉘松蔭30分48秒8
以上、32分以内8人以上のチーム

 予選突破争いとしては、個人的には東海・神大・日体・大東・帝京はほぼ確実かなぁ。明大・順大・法大・創価も有力…ってここでもう9校ですか。結構激戦になりそうですかね。

 予選出場の20位もまだまだ注目するべきかなと思っているのですが、筑波大は行きそうな気がしてます。まだタイムを伸ばせそうな選手が一番多くいるチームです。そうすると1校は予選出場常連が参加できなくなりまうが、果たしてどうなるか??1万の記録会ごとにTwitterで速報を出していこうと思っています。

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【新チーム始動特集】2017年度1万上位10人平均ランキング





次は1万ですね。


大学名:昨年4月時点 → 今年3月 更新値
青学:1位28分50秒6 → 1位28分41秒5 9.1秒
東海:3位29分08秒5 → 2位28分53秒5 15.0秒
山学:2位29分04秒4 → 3位28分55秒9 8.5秒
日体:6位29分17秒8 → 4位28分56秒5 21.3秒
東洋:7位29分20秒1 → 5位29分00秒0 20.1秒
駒大:5位29分14秒4 → 6位29分00秒7 13.7秒
早大:4位29分11秒8 → 7位29分01秒2 10.6秒
順大:10位29分23秒8 → 8位29分04秒6 19.2秒
神大:16位29分39秒1 → 9位29分04秒7 34.4秒
明大:19位29分42秒7 → 10位29分08秒3 34.4秒
 4月時点では青学のみが28分台でしたが、東海と山学と日体大が28分台へ、東洋と駒大と早大も肉薄しました。やはりこのあたりは高かったですね。その中で青学の28分41秒はやはり抜けています。速さという面でも抜けていましたね。そして箱根2位の東洋大が上昇値としてはかなりのものでした。選手の成長は結構ありました。ベストに沸いた日体大も良かったです。
 他、神大と明大がスーパージャンプアップ。神大は1万でこれだけ記録を伸ばしたのは初めて見ましたね。箱根躍進するはずです。明大もひとまず走力面の強化は成功していますね。

城西:13位29分32秒4 → 11位29分12秒7 19.7秒
専大:8位29分23秒8 → 12位29分13秒8 10.0秒
大東:15位29分38秒4 → 13位29分14秒3 24.1秒
中大:22位29分47秒7 → 14位29分14秒3 33.4秒
國學:11位29分24秒3 → 15位29分16秒7 7.6秒
法大:20位29分45秒0 → 16位29分20秒3 24.7秒
中学:12位29分26秒4 → 17位29分21秒0 5.4秒
日大:9位29分23秒5 → 18位29分21秒5 2.0秒
国士:14位29分37秒0 → 19位29分21秒6 15.4秒
東国:18位29分41秒3 → 20位29分22秒6 18.7秒
 印象に残っていたチームはやはり高かったですね。城西と中大はタイムも縮め、順位も上げてきました。予選落ちチームは秋に1万に集中しやすいですが、それでも中々の更新値だったと思います。他では、自己ベストラッシュにわいていた大東大と法政大はさすがかなりの順位アップがなされていました。逆に更新が少なかったチームとしては中学大や日大ですね。中学大は意外ですが、確かに秋は故障者もいたので調整に専念していたか。日大はなんとなくチームの勢いに直結してしまった感じがしますかね…。

帝京:17位29分40秒6 → 21位29分31秒2 9.4秒
創価:23位29分52秒0 → 22位29分32秒6 19.4秒
拓大:26位30分03秒3 → 23位29分36秒6 26.7秒
上武:25位29分58秒0 → 24位29分38秒5 19.5秒
農大:21位29分46秒9 → 25位29分39秒9 7.0秒
亜大:24位29分54秒6 → 26位29分43秒9 10.7秒
流経:28位30分30秒1 → 27位30分04秒9 25.2秒
平国:27位30分06秒2 → 28位30分05秒5 0.7秒
筑波:33位30分58秒8 → 29位30分06秒5 52.3秒
日薬:32位30分50秒7 → 30位30分15秒2 35.5秒
関学:31位30分37秒4 → 31位30分17秒1 20.3秒
駿河:30位30分37秒1 → 32位30分20秒1 17.0秒
麗澤:29位30分32秒5 → 33位30分23秒6 9.9秒
以上、平均30分30秒以内
 元々タイムが低いと更新の余地は多いでしょうが全体的に高いですね。拓大は例年以上に自己ベストが出た感じです。上武や創価もあげました。意外なのは帝京大が順位ダウン。1万は今回は記録狙わなかった感じですね。今年、出場すればちょっと楽しみかも。
 あとは、全日本本戦出場を狙う筑波大は本当に大躍進でした。流経大や日本薬科も頑張りました。


1万上位10人平均ランキング

順位大学名(順位変動)平均タイム【1番手~3番手】
4番の選手・・・10番目の選手
・順位、タイム変動は2016年度最終より
・入退部情報は3月20日判明分まで
・()は高校から未更新

27分半、28分前半、中盤、後半、29分前半、中盤、後半、30分前半、中盤、後半、31位分台

1位(→)青学28分55秒0田村和希④281831、鈴木塁人②283166、下田裕太④283377
中村④2834、梶谷③2852、貞永④2902、富田③2911、林③2915、山田③2922、生方②2926
13.5秒(下げ値)

2位(→)東海29分01秒0川端千都④284471、湊谷春紀③284659、關 颯人②284863
鬼塚②2855、高田②2857、松尾②2859、春日④2905、湯澤③2913、中島②2916、(郡司②2922)
7.5秒

3位(1↑)日体29分02秒3小町昌矢④284875、冨安 央④284953、吉田亮壱④285253
城越④2853、辻野④2858、中川②2859、宮③2911、三原③2913、室伏③2914、山口②2923
5.8秒

4位(5↑)神大29分07秒2山藤篤司③282943、鈴木健吾④283016、鈴木祐希④285299
大川④2915、宗②2916、荻野②2917、大野④2918、越川②2920、大塚④2922、多和田③2927
2.5秒

5位(2↓)山学29分14秒2ドミニク ニャイロ③275647、上田健太④284892、市谷龍太郎④285514
永戸③2906、河村④2913、古賀④2915、柴田④2943、久保③2944、池田③2946、中村②2952
18.3秒

6位(1↓)東洋29分16秒5渡邉奏太②285977、小早川健④290858、竹下和輝④291015
小笹③2912、山本③2912、(西山①2915)、野村④2916、中村②2920、荒武④2925、福井②2943
16.5秒

7位(→)早大29分18秒0永山博基③282585、光延 誠④290347、藤原滋記④290396
安井④2907、(新迫②2907)、車田③2926、太田②2927、(小澤③2940)、石田④2947、清水③2949
16.8秒

8位(2↑)明大29分19秒3末次慶太④285664、坂口裕之③290235、阿部弘輝②290300
田中③2908、三輪②2911、磯口④2925、東島③2933、中島②2936、竹山③2936、皆浦④2939
11.0秒

9位(3↓)駒大29分20秒0工藤有生④282385、下 史典③285624、高本真樹④291168
川戸④2914、(小原①2927)、片西③2930、藤木④2933、中西④2934、紺野④2938、(加藤①2948)
19.3秒

10位(2↓)順大29分20秒0
塩尻和也③283285、栃木 渡④284438、花澤賢人④284996
野田②2900、難波②2922、(馬場③2939)、吉岡③2941、金原③2942、小林③2952、(野口①2953)
15.4秒
 なんだか現時点では1位と2位は昨年と同じような展開?青学が唯一28分台となっています。ただ、青学は主力が不調ということもあり、東海大の方が強く見えますかね。とうに東海大は鬼塚選手やそれ以外にハーフで頑張った選手もいるので記録の更新が楽しみです。

 そして驚きます。3位4位がここ数年と全く違うチームが…。自己ベストラッシュに沸いていた日体大が選手層の厚さも絡んでついにトップ3入り、そして神大が急浮上してきました!エース力という点では神大は非常に面白い人材がいますので、本気で優勝を目指せるかもしれません。

 さて、山学大・早大・駒大あたりは少々ダウン。このあたりはひとまずは中位争いという評価になるかもしれません。東洋大は山本・相澤選手など出場する機会があればすぐに更新してくると思われます。なお、1年生の西山選手が既に29分15秒を持っているのも注目です。後は10番目のタイムが高い明大やエースがタイムを持っている順大などがトップ10となっています。


11位(2↑)大東29分20秒1前田将太④285986、原 法利④290816、齋藤 諒③290992
川澄②2911、奈良②2912、谷川③2920、山本④2929、新井③2933、林④2936、中神③2940
5.8秒

12位(1↓)城西29分22秒5中島公平③285195、西嶋雄伸②291030、中舎優也④291695
酒井④2919、菅④2922、服部③2926、山本④2927、金子③2933、大石③2937、中谷②2940★
9.8秒

13位(3↑)法大29分26秒4坂東悠汰③284861、土井大輔③290665、矢嶋謙悟③291403
細川④2922、東福③2931、狩野③2935、田上②2938、磯田④2939★、増田②2942★、青木②2944
6.1秒

14位(→)中大29分26秒5堀尾謙介③283454、二井康介②285600、舟津彰馬②290263
竹内④2912、中山③2919、神崎③2939、(畝①2951)、苗村③2952、石黒②2958、江連④2958
12.2秒

15位(2↑)中学29分26秒5高砂大地②285413、大森 澪④290671、森田智哉③292243
細谷④2925、新井④2928、樋口③2933、福岡③2935、佐藤④2937、廣③2938、水野④2942
5.5秒

16位(1↓)國學29分26秒7土方英和②291356、向 晃平④291738、浦野雄平②291794
熊耳④2919、芹澤③2924、磯邊④2932、國澤④2933、小田④2933、軸屋④2936、江島③2939
10.0秒

17位(1↑)日大29分27秒6パトリック③275498、加藤拓海③290368、岡野佑輝④292066
(竹元①2923)、石井④2943、高野④2944、石垣②2948、松木②2949、山崎④2952、川口④2954
6.1秒

18位(2↑)東国29分29秒9タイタス モグス②282840、濱登貴也④291681、鈴木博斗④292761
荒井④2934、上村④2937、伊藤②2939★、佐藤②2939★、鈴木②2943★、真船②2945★、牧野②2946
7.3秒

19位(→)国士29分33秒5住吉秀昭③285702、三田眞司④290797、八巻雄飛④291506
多喜端③2926、藤江③2935、戸澤③2939、辻田④2941、守屋④2948、本多④2959、谷村④3003★
11.9秒

20位(8↓)専大29分36秒9吉田裕晟④290930、岩田拓海④291729、和田照也③292048
風岡④2930、宮下②2940、宮尾④2940、川平③2944、横山②2953、浅見④2956、佐藤③2956
23.1秒
 大東大は複数の選手が29分前半の持ちタイムを持っていてやはり予選校の中では力がありそうな感じですね。復帰を狙う城西と中大はここも上位。中大は4年生の穴を感じさせない感じなのが驚きです。スピードはついているのですよね。同じカテゴリーでは東国大もまずまず、逆に専大が一気にダウンとここでも卒業生の穴が大きい印象となっています。

 他では、法大と中学大が少し浮上。法大はまだまだタイムを伸ばせそうなだけに楽しみ。中学大も主力選手が出る機会があればもっとあがるでしょうか。中学大は4年連続のシード権が目標になりますね。



21位(1↑)創価29分40秒5大山憲明④285762、ムソニ ムイル②290882、蟹沢淳平④293472
玉利④2940★、三澤④2946、作田③2949、米満②2950、棚橋③2957★、古場③2959、吉留②3000
7.9秒

22位(1↓)帝京29分40秒7竹下 凱③291082、畔上和弥③292693、岩佐壱誠②293784
新関③2938、平田②2938、渡辺④2939、田村②2942、小手川④2953、小林③2957、幸崎③3002★
9.5秒

23位(→)拓大29分42秒7W.D.タソ③281916、馬場祐輔③290671、西 智也④292753
苅田④2947、戸部③2952、赤②2955、土師④3006、中井②3007、峠③3010、長田③3013
6.1秒

24位(→)上武29分54秒2坂本佳太④290843、太田黒卓③292446、井上弘也④293005
大森③2949、小林④2950、淵③3005、塩川④3012、佐藤④3014、熊倉③3023★、橋立②3023
15.7秒

25位(→)農大29分54秒7小山直城③290916、茂木洋晃④293833、瀬戸口凌③293982
高田②2950、田中③2956、高橋④2957、山舘④3007、高良④3013、加藤③3016、森③3017
14.8秒

26位(→)亜大29分55秒8加藤風磨④290749、佐々木直人④293364、梅本龍太③294320
山本④2955、米井③2955★、古川③3002★、上土井②3007★、芝④3012、武③3012、服部④3026
11.9秒

27位(→)流経30分12秒5福留大樹④292745、地福詩音③295614、藤崎真伍③300450
西村②3004、小原②3005、菊地②3016、出田④3021、渡邊④3035、稲富④3036、谷野④3036
7.6秒

28位(2↑)日薬30分18秒1サイモン カリウキ③275350、桜庭宏暢④293179、高橋 宗④295171
溜池②3036、才④3043、土屋②3043、山本③3044、安藤④3046、神戸③3057、駒山④
2.9秒

29位(4↑)麗澤30分30秒3田中 匠③300599、吉鶴 実③301183、国川恭朗②302144
藤村④3025、大道④3030、西澤③3037、渡邉③3038、市川③3041、宮田②3043、太田③3047
6.7秒

30位(1↓)筑波30分31秒7森田佳祐④292611、金丸逸樹②295814、河野 誉④295917
武田④3005★、村上③3009★、池田②3042、藤田②3044★、川瀬③★、齋藤②★、小林③
25.2秒
 創価大と帝京大は間違いなく、もっと実力がありますよね。帝京大は岩佐・竹下・畔上選手など28分台出せそうな選手が複数いますし、創価大もムイル選手はまだ本気で記録会走っていないし、箱根見る限り走力付いた選手がいます。記録狙っても仕方ないですが、面白いチームかと。拓大と上武も割と伸びる余地あるでしょうかね。農大と亜大はエース頼みの脱却を図りたいところ。

 後ろのチームでは卒業生が少ない日本薬科と麗澤大がそれぞれ順位アップ。ひとまず平均30分切りくらいまで走力を伸ばしたい。30位の筑波大は、29分台を持っている院生が2人いるので、全日本予選の出場争いを大きく盛り上げてくれるでしょう。

31位(3↓)平国30分32秒1吉田和也④294412、飯田祥平④302160、鈴木悠太③302384
小美濃③3024、賀澤③3026、滝口④3037、日野③3043、増田④3051、村本④3052、布施③3056
26.6秒

32位(1↓)関学30分36秒0田島 光③294101、米 奎亮④301443、安西佑騎④302663
関口②3027、山本②3036、安達②3043、小泉④3044、柿田④3046、河本③、増田②
18.9秒

33位(1↓)駿河30分36秒9西沢晃佑③301216、河口昂平④301524、親崎達朗④301536
岩嵜④3024、鈴木④3036、寄木④3039、高橋③3041、馬場②3056、高桑④3059、木村④
16.8秒

34位(1↑)武蔵30分48秒0タイタス ワンブア②283632、藤井亮矢②293031、岩永 令②303713★
小野③3045★、安部③3047、佐藤③3055★、高岡③3058、高橋②、山本③、木下③

35位(2↑)桜美30分58秒0レダマ キサイヤ②292282、小高真基④301368、平野秀一③3044
仲原②3055、坂田②3056、田部③3057、森③、佐藤②、森山④、安西③

以上、平均31分以内チーム詳細
以下、10名以上出走確認チーム
なお、31分以内最大3名紹介、いなければ31分20秒以内を1名紹介

36位(2↓)松蔭31分02秒1(植田一貴④300146★、福島研二④300408、宍戸公紀③303757)
37位(→)明学31分09秒7(佐久間康弘③300341★、大谷智希③301897、鈴木  陸③3044)
38位(→)東経31分13秒4(松浦大輝④3011、元川嵩大③3051、鈴木優斗②3052)
39位芝工32分01秒4(矢澤健太④305273、斎藤④3053)
40位東情32分03秒3(篠崎拓弥③303941、井上④3046)

41位立大32分04秒6(加世田雅之③304196★、中村②3049★、轟木③3049)
42位東大32分14秒8(近藤秀一③292282) 43位防大33分16秒3(古林③3118)
44位理科33分30秒1 45位高経33分44秒7 46位国武34分16秒9

個人30分30秒以内
松井将器(東工M2)285171
才記壮人(M1)293582
吉成祐人(M2)294818
塩田 匠(東工3)294966
根岸祐太(慶大3)300537
 31位から35位の中ではひとまず武蔵野学院大は大きく伸ばしてきそうな気配です。藤井選手以外にも成長している選手はいますので。関東学院大も昨年末下級生が記録を出していましたので注目。駿河台も卒業する先輩に続きたいですね。箱根予選はしっかりあげてきています。
 他では31分台以降でも30分前半のタイムを持っている選手はいますので、しっかりついていってあげてほしいですよね。






【新チーム始動特集】2017年度5千上位10人平均ランキング






まもなく2017年(平成29年)度になりますね。
平均タイムランキングでは、今年度の更新値(5千と1万のみ)と
卒業生を抜いて新入生を入れた新年度のランキングを記載します。

2016年度最終ランキング
大学名:昨年4月時点 → 今年3月 更新値
青学:2位13分56秒9 → 1位13分49秒7 7.2秒
東海:1位13分54秒8 → 2位13分49秒9 5.1秒
駒大:4位13分59秒0 → 3位13分56秒4 2.6秒
東洋:3位13分58秒5 → 4位13分57秒2 1.3秒
早大:5位14分01秒0 → 5位13分57秒3 3.7秒
山学:6位14分01秒1 → 6位13分58秒4 2.7秒
明大:7位14分03秒6 → 7位14分00秒3 3.3秒
日体:12位14分14秒5 → 8位14分02秒5 12.0秒
順大:8位14分07秒6 → 9位14分04秒4 3.2秒
中大:13位14分14秒6 → 10位14分05秒5 9.1秒
 優勝した青学大が東海大を僅かに交わしてトップですね。世田谷記録会で何度も出場していることもありますが、中堅選手でも13分50秒を切るのは凄いですね。東海大も中々というところでしょうか。積極的にスピードを強化しているのが実を結んでいます。駒大・東洋・早大・山学はぼちぼち、明大お5千は非常に良かったですね。日体大はやはり大幅浮上、元々14分14秒あったところから12秒縮めるのは凄いと思います。箱根予選後に一気にベスト更新した中大もあがってきています。

城西:11位14分14秒2 → 11位14分07秒0 7.2秒
中学:14位14分14秒6 → 12位14分07秒2 7.4秒
神大:9位14分13秒6 → 13位14分08秒2 5.4秒
専大:15位14分15秒0 → 14位14分09秒8 5.2秒
日大:16位14分15秒9 → 15位14分10秒2 5.7秒
大東:10位14分13秒8 → 16位14分10秒7 3.1秒
帝京:24位14分23秒5 → 17位14分11秒5 12.0秒
国士:17位14分18秒2 → 18位14分15秒0 3.2秒
創価:22位14分23秒4 → 19位14分15秒3 8.1秒
法大:18位14分20秒1 → 20位14分15秒5 4.6秒
 このあたりはすごく固まっていますね。秋にスピード強化をした城西大はしっかりキープ、そして春に多く出場した中学大が凄かったですね。秋の駅伝につながったと思います。その他のチームもまずまずですが、帝京大が突出しています。有望な若手が沢山出てきましたね。順位も7つあげています。また、箱根健闘した創価大は途中でムイル選手が加入したこともありますが、8秒更新しています。

國學:19位14分20秒2 → 21位14分16秒9 3.3秒
上武:23位14分23秒4 → 22位14分17秒0 6.4秒
東国:21位14分22秒8 → 23位14分17秒2 5.6秒 
農大:20位14分20秒4 → 24位14分17秒4 3.0秒
亜大:25位14分27秒6 → 25位14分18秒2 9.4秒
拓大:26位14分28秒1 → 26位14分19秒4 8.7秒
筑波:28位14分35秒9 → 27位14分24秒4 11.5秒
平国:27位14分30秒9 → 28位14分29秒6 1.3秒
以上、14分30秒以内
 若手が頑張った東国大がイメージありましたが、上武大が結構更新していたのですね。確かに新戦力が頑張っていました。あとは今年からトラックも力を入れ始めた拓大、トラック強化にまずは力を入れている亜大と筑波大も大きく更新しています。



チーム別5千上位10人平均ランキング

順位大学名(順位変動)平均タイム【1番手~10番手のタイム】16番手のタイムと順位
1番の選手・・・10番目の選手
※()は高校から未更新
※入退部情報は3月20日で判明分(31日までに判明分は追記、ただ更新は反映しません)
※順位、タイム変動はH27年度終了より
13分20秒台、30秒台、40秒台、50秒台、14分0秒台、10秒台、20秒台、30秒台、40秒台、50秒台、15分台

1位(1↑)東海13分50秒1關 颯人②134128、鬼塚翔太②134361、館澤亨次②134889
川端④1349、阪口②1351、(名取①1352)、春日④1352、(羽生②1352)、湊谷③1353、三上③1355
0.2秒(下げ値)

2位(1↓)青学13分52秒0田村和希④134322、小野田勇次③134693、吉永竜聖④134983
(吉田①1350)、中村④1352、鈴木②1353、下田④1353、梶谷③1355、(中村②1356)、(富田③1358)
2.3秒

3位(1↑)東洋13分59秒9(西山和弥①135416)、(大森龍之介①135425)、堀 龍彦④135439
(相澤②1354)、竹下④1358、山本③1401、(中村②1402)、小早川④1406、野村④1406、(飯島①1406)
2.7秒

4位(3↑)明大14分01秒5坂口裕之③134573、(阿部弘輝②135715)、田中龍太③140110
(前田①1401)、末次④1402、(三輪②1404)、(中島②1404)、河村②1404、渡邊④1405、東島③1409
1.2秒

5位(2↓)駒大14分02秒0
工藤有生④135297、下 史典③135421、高本真樹④135819
(加藤①1359)、物江③1403、(中村大聖②1403)、(吉村①1404)、片西③1406、中西④1408、藤木④1409
5.6秒

6位(1↓)早大14分03秒6新迫志希②134797、光延 誠④135308、永山博基③135881
(宍倉①1404)、(太田②1405)、(齋藤②1408)、(藤原④1408)、(清水③1408)、(安井④1409)、車田③1411
6.3秒

7位(1↑)日体14分05秒8小町昌矢④135650、辻野恭哉④135870、宮勇将③135972
城越④1400、吉田④1404、中川②1407、室伏③1408、冨安④1409、(林田③1416)、山口②1417
3.3秒

8位(2↓)山学14分07秒5市谷龍太郎④135146、上田健太④135604、ドミニク ニャイロ③135994
永戸③1405、河村④1407、古賀④1411、西山④1413、(矢ノ倉④1414)、(井上②1416)、(山村②1418)
9.1秒

9位(→)順大14分07秒8塩尻和也③135555、花澤賢人④135740、(難波皓平②135933)
栃木④1402、橋本②1408、(村島④1411)、(清水①1412)、(江口③1415)、馬場③1416、(野口①1418)
3.4秒

10位(2↑)中学14分08秒8横川 巧②135245、樋口 陸③140337、高砂大地②140383
新井④1405、森田③1408、大森④1408、(橋①1413)、細谷④1415、坂元④1417、(戸口①1418)
1.6秒
 元々抜けていた東海と青学が新年度となっても高水準を維持しています。4番手まで13分40秒台の東海大が僅かに上ですが、どちらも13分50秒強。両校とも春~秋口までは積極的に5千で記録を狙ってくることが多いので、単純にどこまで伸ばせるのか、そういう楽しみもありますね。ひとまず出雲駅伝は両校のガチンコ勝負になる可能性が高そうです。
 3番目の東洋大までが13分台。西山・大森選手といったルーキーがワンツーに入っている東洋大の伸びしろも楽しみ。その次、予選校最上位の明大が4番目に。2年連続でスカウトは成功している。今年こそ駅伝で結果を出したい。やや卒業生の穴がある駒大・早大が5番・6番。山学も少し落ちましたが、14分07秒はまずまずか。その前後に躍進が愉しみなシード校が並んでいますね。コマ数豊富な日体大、主力が強い順大、駅伝で安定感がある中学大がしっかり入っています。

11位(2↑)神大14分08秒9鈴木健吾④135788、山藤篤司③135824、荻野太成②140942
大川④1410、越川②1411、多和田③1411、鈴木④1411、杉③1411、浅利④1413、(宗②1414)
0.7秒

12位(2↓)中大14分10秒4舟津彰馬②135079、堀尾謙介③135445、竹内大地④135615
(畝①1412)、冨原②1413、安永②1414、(眞田①1418)、(飯島②1419)、(加井①1421)、二井②1422
4.9秒

13位(2↓)城西14分10秒7中島公平③140327★、菅 真大④140551、(菅原伊織①140794)
酒井④1408、(長沼③1408)、服部③1409★、金子③1413★、西嶋②1414、(中谷②1415)、山本④1420
3.7秒

14位(1↑)日大14分11秒9ワンブイ③132763、石井健登④140297、岡野佑輝④140854
町井宏④1415、(竹元①1417)、(加藤③1419)、(武田①1420)、(野田①1421)、石垣②1422、(関沼①1422)
1.7秒

15位(1↑)大東14分12秒6前田将太④135561、新井康平③135713、(奈良凌介②140756)
谷川③1411、齋藤③1411、渡辺④1418、山本④1419、(川澄②1419)、(大久保③1421)、(須田④1423)
1.9秒

16位(1↑)帝京14分12秒7竹下 凱③140389、新関友基③140848、岩佐壱誠②141057
畔上③1411、濱川③1411、佐藤④1412、(小野寺①1412)、平田②1416、田中④1419、田村②1421
1.2秒

17位(6↑)東国14分16秒3タイタス モグス②134628、濱登貴也④141507、(高橋光晃①141524)
佐藤②1417、(真船②1418)、伊藤②1419、(内田①1421)、山中④1422、福田③1423、内山②1423
0.9秒

18位(1↑)創価14分17秒8ムソニ ムイル②134844、大山憲明④135524、蟹沢淳平④141015
(松本①1419)、米満②1424、作田③1425、三井②1425、古場③1428、玉利④1428、三澤④1432
2.5秒

19位(5↓)専大14分17秒9長谷川柊②140413、風岡永吉④141151、吉田裕晟④141232
宮尾④1414、島田③1414、横山②1419、伊藤④1423、小林②1425、和田③1425、川平③1427
8.1秒

20位(→)法大14分19秒2坂東悠汰③140654、坪井 慧②141282、増田蒼馬②141859
土井③1419、福田③1419、矢嶋③1420、(田辺①1421)、(園田④1424)、磯田④1424、岡原②1425
3.7秒
 11番目の神大までがこの時点で14分10秒台。鈴木健・山藤選手などもっとタイムを出せそうな選手も多いのが楽しみ。20番目の法大も久々にシード校に返り咲きましたし、5千も伸ばせるでしょうか?12番目13番目には箱根不出場の中大・城西が続きます。中大は卒業生が多かった印象ですが、新入生も入ってきた感じですかね。日大・大東・帝京大も14分12秒台とまずまずの水準。
 少し開いて、大きくジャンプアップしたのが東国大。いい1年生が複数入ったのはありますかね。逆に専修大が卒業生が多く、8秒の大幅ダウン。それでもトップ20圏内につけているのは凄いような気もします。他、18番目の創価大は例年通りなら長い距離中心に鍛えると思いますが、走る機会があればちょっと楽しみかも?



21位(→)國學14分19秒6(向 晃平④141275)、軸屋④141668、青木祐人②141711
江島③1418、河野④1418、熊耳④1420、(稲田②1421)、小林④1422、内田④1422、(添田②1424)
2.7秒

22位(4↓)国士14分19秒9住吉秀昭③140534、多喜端夕貴③141703、三田眞司④141721
八巻④1418、藤江③1420、戸澤③1420、石川③1422、本多④1422、(ギトンガ①1427)、高田③1428
4.9秒

23位(1↑)農大14分20秒5小山直城③135507、瀬戸口③141198、関④141702
(藤原①1417)、高田②1422、茂木④1423、(西野②1427)、佐藤④1429、高橋④1430、阪本④1431
3.1秒

24位(2↓)上武14分21秒4井上弘也④135547、坂本佳太④141378、太田黒卓③141628
田中③1419、熊倉③1423、関稜③1424★、小林④1427、塩川④1428、吉田④1429、関佑③1435
4.4秒

25位(1↑)拓大14分23秒6ワークナー デレセ タソ③135572、馬場祐輔③135772、土師悠作④142442
(赤②1424)、苅田④1425、西④1426、(松下②1428)、(脇本④1437)、(戸部③1437)、(米倉③1438)
4.2秒

26位(1↓)亜大14分23秒8加藤風磨④140521、佐々木直人④141259、米井翔也③142110
梅本③1422、藤本④1425、古川③1426★、山口③1428、山本④1431、服部④1431、(兼次①1433)
5.6秒

27位(→)筑波14分28秒7森田佳祐④135197、小林航央③141865、(池田 親②142654)
(大土手①1430)、武田④1434、河野④1435、藤田②1435、(渡辺①1435)、村上③1437、(山下①1442)
4.3秒

28位(2↑)流経14分35秒6(梶山拓郎①141754)、福留大樹④141927、出田優斗④142943
藤崎③1435、(菊地②1437)、西村②1438、渡邊④1442、谷野④1444、(長瀬②1444)、中鉢④1445
0.1秒

29位(2↑)桜美14分35秒7モタンヤ ラザラス④134778、平野秀一③143016、 (坂田 光②143096)、
田部③1434、阿川②1436、森③1443、小高④1443、(鶴田②1450)、石川④1450、(山上②1450)
そのまま

30位(2↓)平国14分36秒0吉田和也④142016、滝口 諒④143172、小美濃駿③143173
鈴木③1432、(堤①1437)、賀澤③1437、(村田③1438)、(工藤②1442)、(古田③1443)、遠田③1444
6.4秒
 長い距離に強い國學院と上武大と拓大は最低限の水準はキープか。国士・農大・亜大はちょっとダウンでしょうかね。このあたりを抜くチーム力を付けられるでしょうか。トラック好調な筑波大はその後ろ、今年こそ前の大学あたりに追いつけるかも?後ろは固まっていますが、好調の流経大と次年度まで卒業生がいない桜美林大が浮上しています。


31位(2↑)日薬14分37秒7サイモン カリウキ③134505、桜庭宏暢④142599、宮平健太郎③143300
中才④1442、溜池②1444、高橋④1445、駒山④1447、(大倉①1449)、(及川②1451)、(仲間②1453)
0.5秒更新

32位(3↓)駿河14分37秒8
河口昂平④142785、鈴木侑太郎④143326、(吉里 駿①143677)
親崎④1437、高橋③1437、寄木④1439、(藤岡④1440)、(福谷②1440)、(河合①1442)、(流田②1443)
6.8秒

32位(3↑)武蔵14分37秒9タイタス ワンブア②135269、(田村剣心①142630)、藤井亮矢②143105
安部③1433、高岡③1443、島袋③1445、(竹内①1445)、山本③1451、佐藤③1453、小野③1455
0.8秒更新

34位(→)麗澤14分38秒1国川恭朗②143231★、(早川朋輝①143335)、(西澤健太③143457)
藤村④1437、(水野①1437)、田中③1439、(吉田②1440)、吉鶴③1440、(河野①1442)、(竹内①1442)
1.4秒更新

35位(3↓)関学14分43秒0安達 駿②143216、田島 光③143752、米 奎亮④143846
柿田④1443、山本②1443、横田②1444、関口②1445、安西④1447、(川良①1447)、伊藤③1450
7.0秒

36位(1↑)松蔭14分52秒7福島研二④142323★、宍戸公紀③144123、植田一貴④144441★
(中山④1451)、下山④1454、(小澤①1456)、新立②1457、吉田②1457、君島③、(竹岡①)
3.9秒

37位(1↑)東経14分54秒2(永谷慎之介①143194)、鈴木優斗②1451、(湯沢②1452)
(小西①1456)、井上③1456、(松本①1457)、田中④1457、益田②1458、松浦④1458、小新③
0.2秒更新

38位(2↓)明学14分54秒5大谷智希③140429、坂上真生②1451、小野 快③1453
山内③1453、(小松③1456)、添田③★、鈴木③、大畑③、山口②、永沼④1510
6.3秒

以上、15分以内チーム詳細
以下、10人以上出走確認チーム
※入退部情報はほとんどよくわかっていません※
※☆は(従来ルールなら)箱根予選出場決定チーム
※(数  は予選標準切残り人数※入退部情報不明により、不正確も
※個人15分以内最大3名紹介、いない場合は15分10秒以内1名紹介

39位慶大15分00秒4☆(根岸祐太③143479、武田和徳③143911、藤井④1447)
40位立大15分07秒4☆(轟木亜門③144784、中村②1453、加世田③1454)

41位東情15分09秒5☆(井上和弥④144628、篠崎③1459)
42位東大15分14秒4☆(近藤秀一③140363、阿部飛雄馬②144486)
43位理科15分17秒8☆
44位芝工15分18秒6☆(増田勇太④145084、矢澤④145112)
45位東工15分19秒8☆(塩田 匠③142844)
46位千葉15分22秒3(2
47位首都15分25秒0☆
48位学習15分34秒4☆(藤村章太④145503、曲直瀬④1456)
49位防大15分35秒0☆(古林潤也③144699)
50位帝平15分36秒0☆

51位横国15分37秒2(2(枡川健太郎④144830) 52位北里15分38秒9(5
53位上智15分41秒8☆(山下晃一朗②145431) 54位埼玉15分44秒7(3(小野寺涼④145491)
55位東工院15分49秒5(5(松井将器(M2)141058) 56位学芸15分52秒3(2(川口③1505)
57位国武15分54秒2(1 58位成城15分54秒3(3 59位高経15分55秒6(1
60位茨城15分55秒6(3(小野隼太④144863)

61位一橋16分00秒3☆(柿沼拓也④145224)
61位文教16分13秒0(5 62位農工16分19秒6(5 63位電通16分33秒4(6
64位群馬16分38秒7(6 65位都市16分43秒6(7 66位獨協16分46秒3(7 67位山梨17分01秒4(7
 
現在、箱根予選参加可能校:41校

個人14分45秒以内
才記壮人(M1)140399
吉成祐人(M2)142520
渥美祐次郎(M2)144092
 31位から34位まで本当にわずかな差ですね。それぞれ躍進が期待されている大学ですので、走る機会があればしっかり更新していってほしいところ。それ以下もそれぞれ持ちタイムのいい選手を中心にまとめってほしいですね。
 また、本格強化を開始する慶応大は現時点でも15分00秒、まずは他の強化チームを捉えることができるか。箱根予選は現行ルールのままならおそらく41校、新入生情報なしの中残り3人となっているところは可能性高いか。その中に出場すれば、初出場となる成城大も含まれています。

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29.3.20までの結果【相模原クロスカントリー・NYCハーフ・その他大会】






29.3.11 相模原クロスカントリー2017(http://www.taikyo.sakura.ne.jp/kurokan/kurokan.html)

一般の部8㎞
1位新庄翔太(Honda)24分28秒
 さすが学生を最後に振り切ったようです。

○神奈川大学
高橋航平26分03秒

○日本体育大学
2位吉田亮壱③24分31秒
7位中川翔太①24分50秒
8位三原卓巳②24分58秒
白永智彦①25分06秒※1組トップ
森崎拓海②25分08秒 森田諒太①25分10秒 山本航也②25分12秒
馬場絢也③25分21秒 山口和也①25分23秒 大崎 遼③25分25秒
小松力歩①25分27秒 林田元輝②25分35秒 徳田亮太③25分42秒

志賀康太②25分45秒 田 諒①25分47秒 冨田真佑①26分02秒
大泉 奨②26分06秒 山口晟弥②26分13秒 酒匂郁海②26分14秒 玉城柾人③26分21秒
 日体大が大量に出場、吉田選手が学生トップになったようですね。さすが来年の主力です。中川選手も踏ん張りましたし、食いついた三原選手と1組トップの白永選手もまずまずでしたかね。

○駒澤大学
紺野凌矢③25分11秒

○東海大学
廣瀬泰輔③25分07秒
高園真徳②25分20秒 場中 陸②25分35秒 嘉村大悟②26分16秒
 駒大は上昇気流、紺野選手も乗っていきたいですね。東海大の廣瀬選手も最終学年で上がってこれるか。

○帝京大学
仁平 翔②25分22秒 平本駿椰②25分28秒 小林万修①25分54秒 岡 智洋①25分59秒

○山梨学院大学
清水鐘平②25分38秒 阿久津良太②25分45秒 太田裕也①26分16秒
 それぞれ10番手争いに浮上してほしい選手!

○日本大学
小坂太我①25分03秒 伊藤直輝①25分08秒 石垣陽介①27分45秒
 学生ハーフで65分台を出した小坂選手に、今回は伊藤選手が食いつきましたね。石垣選手も調子を上げてほしいです。

○東京農業大学
4位折居卓哉④24分36秒
 卒業する折居選手が最後に頑張りましたね。箱根出場メンバーに絡んでいきました。

○東京国際大学
3位荒井大輝③24分31秒 中村 黎①25分49秒 梅本祥汰②25分52秒
 スピードのある荒井選手がさすがの成績でしたね。関東ICで結果を残すくらいあがってほしい。また、選手層が薄い新3年ですが、梅本選手が試合復帰してきました。


○関東学院大学
荒川将輝①25分54秒 山本旺輝①26分01秒 関口大樹①26分11秒

○松蔭大学
佐々木捷①25分59秒 福島研二③26分02秒 新立竜ノ介①26分07秒 宍戸公紀②26分24秒

○関東その他
小橋 新(桜美1)26分02秒 平野秀一(桜美2)26分04秒 古林潤也(防大2)26分05秒
 関東学院大は彼らが上がってこれれば選手層が上がります。松蔭大は学生ハーフは失敗しましたが、まずは得意の短めの距離から頑張っていってほしい。あとは桜美林大も数多く出走していました。


ジュニアの部5㎞
池田勘汰(玉野光南)15分08秒⇒中央大
星  岳(明成)15分09秒⇒帝京大
西田壮志(九州学院)15分12秒⇒東海大
米田智哉(大阪)15分14秒⇒東海大
眞田 翼(浜松商)15分15秒⇒中央大
日野原智也(伊勢崎商業)15分21秒⇒帝京大
上村亮太(西脇工業)15分24秒⇒東海大
加井虎造(西脇工業)15分24秒⇒中央大
鈴木雄太(東海大附属相模)15分26秒
谷澤竜弥(横浜市立金沢)15分27秒
鳥飼悠生(船橋)15分29秒⇒帝京大
三須健乃介(韮山)15分30秒⇒中央大
 池田選手が見事にトップ、その他は東海大・帝京大・中央大の新人選手の争いになりました。帝京に進む星選手が大健闘ですね。




29.3.12 藍のまち羽生さわやかマラソン

林 日高(大東3)66分15秒
浅野有紀(大東1)67分10秒
 大東大の選手が出場していました。浅野選手が収穫ですね。


29.3.20 山道最速王決定戦 2017
13.6㎞(全て上り)

ゲストランナーの部

山田 攻(順大2)53分59秒
服部潤哉(城西2)55分15秒
橋本龍一(順大1)55分39秒
舘脇勇助(城西3)58分17秒
平川貴稀(順大1)59分08秒
神野大地(コニカミノルタ)59分13秒
3位生澤佑樹(法大4)59分28秒
 こんな大会があったのですね。ゲストランナーとして神野選手など色んな選手が出場、順大の山を務めた2人がとてもいい走りを見せていました。城西の服部選手もちょっと注目。


29.3.20 NYCハーフ

1位Feyisa Lilesa(エチオピア)60分04秒
-----------------------------------
5位村山謙太60分57秒

武田凜太郎(早大4)65分09秒
上田健太(山学3)66分13秒
 村山選手と上尾ハーフから招待されていた2名と計3名が出場。その中で、村山選手がとてもいい走りを見せ、2度目の60分台!久々に村山選手の爆発力を見ました!今回は低温で決して好条件ではなかったようですが、潜在能力の高さを感じました。いずれまたマラソンに挑戦してほしいです!
 学生はいずれも今回は苦しいレースに。ただ、上田選手がちょっと心配になる結果か??また、4月から全開といってほしいですね。


29.3.20 新潟ハーフ

1位カッサ マカショウ(八千代工業)61分16秒
4位石田 亮(自衛隊体育学校)64分46秒
--------------------------------------
藤木悠太(駒大3)64分54秒 白頭徹也(駒大2)64分57秒
住田優範(日体3)64分58秒 田村岳士(帝京1)65分38秒

町井宏行(日大3)67分11秒 金子智哉(日大1)67分24秒 小坂太我(日大1)67分38秒
山田大地(東海3)68分24秒 重松尚志(日体3)68分37秒
 聴きなれない大会だったのですが、結構選手が出場していましたね。学生では駒大の藤木選手がトップ。彼もじわじわ伸ばしていますよね。他にも日体・帝京の成長株や日大の主力ランナーも出ていました。

29.3.20 第27回熊谷さくらマラソン
奈良凌介(大東2)67分18秒
川澄克弥(大東2)68分32秒
 大東大の選手がゲストで出ていたようです。次年度の主力がまずはしっかり走ったようです。

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【実業団VS大学生】2016年度1万上位7人平均ランキング【31-60】





装飾とコメントは今週中にします。


順位チーム名1万上位7人平均タイム 主な駅伝順位 (実業団は)地区
1番目の選手、2番目、3番目
4番目、5番目、6番目、7番目
(留学生2番手以降)
26分台、27分前半、中盤、半、28分前半、中盤、後半、29分前半、中盤、後半、30分前半、中盤、後半、
※2016年1月以降のベストタイムです。

31位(10↓)明治大学29分05秒8 箱根18位
藪下響大285346 末次慶太285664 阿部弘輝290300
田中龍太290875 三輪軌道291188 射場雄太朗291255 吉田 楓291446
12.1秒増加

32位(→)早稲田大学29分07秒7 箱根3位
永山博基282585 平 和真284604 藤原滋記290396
鈴木洋平291976
 武田凛太郎292425 車田 颯292669 太田智樹292792
0.6秒短縮

33位(13↑)大塚製薬29分07秒7 NY22位
上村和生283724 松岡佑起285066 橋裕太285866
松本 葵291167 野田一貴292208 上門大祐292477 西山容平292933
10.8秒短縮

34位(24↑)中央大学29分08秒3 予選11位
堀尾謙介283454 二井康介285600 舟津彰馬290263
竹内大地291272 中山 顕291913 
町澤大雅292064 鈴木修平293268
21.4秒短縮

35位(6↓)SGHグループ29分08秒4 NY28位
キンゴリ280176 橋爪孝安285227 沖守 怜291021
飯沼健太292097 松田佑太292230 菊池貴文292663 森井勇磨294520
4.4秒増加

36位(21↑)大東文化大学29分08秒5 箱根13位
北村一摩285881 前田将太285986 原 法利290816
齋藤 諒290992 川澄克弥291121 奈良凌介291201
 谷川貴俊292009
21.1秒短縮

37位(1↑)NTT西日本29分08秒6 NY21位
竹ノ内佳樹285135 木村勇貴285848 渡辺力将290393
山村 隼290680 益田賢太朗291353 
関戸雅輝292122 中川 剛292558
2.4秒短縮

38位(↑↑)住友電工29分09秒0
伊藤和麻282892 門大輔285484 木村哲也285849
高田康暉285900
 
村本一樹290445 藤村行央293541 谷本旭洋300197
前回61位以下

39位(4↑)トーエネック29分10秒4 NY34位
中川智春283940 河合代二284427 小山裕太290676
植木章文291617 
西川凌矢292570 須崎大輝292985 井上裕彬293126
4.9秒短縮

40位(14↓)トヨタ自動車九州29分10秒6※6人平均 NY3位
ズク282263 大津顕杜285366 押川裕貴291358
坂本大志291670 
渡邉大輔292033 江田悠真295724
 実業団は大塚製薬が大きくアップ。成長著しい上村選手あたりの影響が大きいですかね。また、NYに出場できなかったチームの中では住友電工が頑張りました。伊藤選手がここにきてまた急成長を遂げていますね。ここも次年度以降楽しみ。トヨタ自動車九州が大幅にダウンしていますが、そもそもここはあまり1万を走らないため、参考にならないかな。NY3位ですしチーム力は高いはずです。
 学生では箱根3位の早大がここ。秋あまり走らないこともありますかね。あとは箱根未出場では中央大がこの位置、トラックのスピードはついてきているのでしょうかね。あとは大東大も今年は大幅に上がっていました。


41位(→)YKK29分12秒7 NY27位
ムワンギ282611 後沢広大290366 山田直弘291119
山本拓巳292180 及川佑太292401 末上哲平292702 村刺厚介293521
0.7秒短縮

42位(8↓)安川電機29分13秒1※6人平均 NY12位
ヌグセ272485 久保田大貴291713 中本健太郎291945
黒木文太293404 林 慎吾294810 佐護啓輔295512
4.8秒増加

43位(6↓)SUBARU29分13秒5 NY31位
山敦史284677 阿久津圭司285324 牧 良輔290326
吉田憲正292002 小山 司292182 塩谷桂大292938 渡邊公志294025
4.1秒増加

44位(7↑)城西大学29分13秒5 予選12位
菊地聡之284326 中島公平285195 西嶋雄伸291030
菅 真大292201 服部潤哉292639 山本竜也292760 金子元気293335
10.0秒短縮

45位()セキノ興産29分15秒4 NY36位
カリウキ283816 小林 巧290438 小澤 信290847
岩崎祐樹290850 池沢健太291983
 石田康雄293925 長谷川直輝294953
前回61位以下

46位(14↑)法政大学29分15秒4 箱根8位
坂東悠汰284861 土井大輔290665 矢嶋謙悟291403
足羽純実291515 城越洸星291669
 東福龍太郎293159 狩野琢己293564
19.8秒短縮

47位(6↑)國學院大學29分16秒1 箱根16位
細森大輔290720 土方英和291356 蜂須賀源291511
稲毛悠太291554 浦野雄平291794 熊耳智貴291925
 芹澤昭紀292461
9.3秒増加

48位()東京国際大学29分17秒8 予選15位
タイタス モグス282840 照井明人290685 鈴木大貴291235
濱登貴也291681 
鈴木博斗292761 牧野光留294641 伊藤達彦294667
前回61位以下

49位(→)中電工29分17秒9 NY26位
小山大介284391 松尾修治290818 二岡康平291221
相葉直紀291624
 大翔也293117 牧野俊紀293445 香川竜一293967
3.4秒増加

50位(15↓)国士舘大学29分19秒9 箱根20位
石井秀昴285041 住吉秀昭285702 八巻雄飛291506
多喜端夕貴292689 三田眞司293525 藤江千紘293546 戸澤 奨293935
11.1秒増加
 このあたりから実業団はNYで苦しかったチームが増えましたかね(あまり出走していない安川電機は別として)。その中で、久々にNY復帰したセキノ興産は健闘ですね。カリウキ選手の加入もありますが、日本人も頑張って記録を出しました。次回あげたいですね。心配なのがSUBARU、この1年間はちょっと噛み合わなかったでしょうか。次回はもう少しあげていきたい。
 学生はまちまちですね。法政大の方に箱根でシード権獲得したチームもあれば、城西大などのように予選で落ちてしまったチームもあり。このへんは個々分析が必要ですかね。


51位(24↓)黒崎播磨29分20秒4 NY14位
アベラ282994 園田 隼285314 吉元真司291619
久井原歩292875 小西祐也293333 坪内淳一294827 金子幸司295376
19.1秒増加

52位(24↓)小森コーポ29分21秒0 NY24位
ケモイ273394 金森寛人290460 橋本隆光292751
濱崎達規293131 
佐久間祥294781 阿部竜巳295922 佐藤寛才300318
19.3秒増加

53位(13↓)専修大学29分22秒9 予選14位
丸山竜也283203 岩田拓海291729 和田照也292048
山崎泰弘293183 小澤勇斗293694
 宮下晴貴294005 渡辺瑠偉294197
10.4秒増加

54位(5↑)西鉄29分23秒5 NY35位
キプケモイ275832 篠原義裕285780 福田 穣291876
冨田三貴292034 田口 哲293159 鴛海辰矢300950 赤木 翼302862
11.0秒短縮

55位()警視庁29分25秒6
佐藤達也283838 安島慎吾291420 佐藤辰準292308
坂口竜成293207 氏原健介293763 
 柱 欽也294386 松田憲彦295041
30秒以上短縮?

56位(17↓)中央学院大学29分25秒7 箱根6位
高砂大地285413 大森 澪290671 村上優輝292667
新井翔理293431 廣 佳樹293891 福岡海統293941
 樋口 陸294005
14.0秒増加

57位(24↓)日本大学29分26秒1 箱根19位
ワンブイ282169 石川颯真284311 岡野佑輝292066
石垣陽介294848 松木之衣294987 清水目大貴295567 石井健登300350
31.2秒増加

58位(4↓)創価大学29分26秒3 箱根12位
セルナルド祐慈285557 大山憲明285762 ムソニ ムイル290882
蟹沢淳平294114 彦坂一成294568 三澤 匠294621 作田将希294969
0.7秒増加

59位(11↓)拓殖大学29分26秒9 箱根15位
ワークナー281916 宇田朋史291299 馬場祐輔292636
西 智也292753 
苅田広野294757 赤 暁295576 戸部凌佑295927
6.9秒増加

60位(13↓)帝京大学29分29秒8 箱根11位
竹下 凱291082 内田直斗291948 畔上和弥292693
宇佐美聖也293685 岩佐壱誠293784 新関友基293844 平田幸四郎293868

9.9秒増加
 最近、にわかに評価が上がってきた黒崎播磨は実は1万に関しては今回はあまり狙っていなかったか大幅に順位ダウン。園田選手らマラソンで結果を出していますね。この辺は学生では中央学院大も似ているかもしれませんね。駅伝でとても高い安定感を誇っていましたが、1万の記録はあまり出していません。調整など戦略上での話なのでしょう。

本当は5千やハーフなどもしたいのですが…時間的に限界ですね(汗

ミスがあれば、ご報告お願いします。
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【実業団VS大学生】2016年度1万上位7人平均ランキング【1-30】





昨年に引き続きの企画です!

実業団×大学生が本気で戦う舞台があれば、日本長距離界がもっと盛り上がるはずだと思っています。
その年度の1万のベストタイムランキングではありますが、対決させてみました!


順位チーム名1万上位7人平均タイム 主な駅伝順位
1番目の選手、2番目、3番目
4番目、5番目、6番目、7番目
(留学生2番手以降)
26分台、27分前半、中盤、半、28分前半、中盤、後半、29分前半、中盤、後半、30分前半、中盤、後半
※2016年1月以降のベストタイムです。

1位(1↑)トヨタ自動車28分08秒3 NY2位
ガディア273075 大石港与274856 服部勇馬280974
早川 翼281397 松本 稜281542 田中秀幸282961 宮脇千博283009
1.8秒短縮

2位(1↓)旭化成28分17秒2 NY1位
村山紘太274439 市田 孝275359 大六野秀畝275475
茂木圭次郎282552 市田 宏283611 村山謙太283713 出口和也284936

21.5秒増加

3位(2↑)富士通28分20秒7 NY6位
マイナ272197 星 創太281270 潰滝大記281649
中村匠吾282750 松枝博輝282901 横手 健283967 山口祥太285812

9.1秒短縮

4位(→)Honda28分27秒1 NY11位
マレル265466 設楽悠太274835 馬場圭太283826
松村優樹284483 服部翔大284607 新庄翔太284802
 前田悠貴293017
5.7秒増加

5位(28↑)DeNA28分30秒2 NY7位
カロキ270730 上野裕一郎281077 後藤田健介283666
木登志夫283942
 永井秀篤284427
 須河宏紀290425 室塚健太290939
38.1秒短縮

6位(5↑)日立物流28分30秒9 NY10位
ディク271123 浅岡満憲275972  利幸283532
牟田祐樹283826
 竹内竜真284979
 日下佳祐290457 田口大貴291789
13.4秒短縮

7位(1↓)日清食品28分36秒2 NY8位
レオナルド273186 村澤明伸280856 戸田雅稀282217
矢野圭吾282754
 
小野裕幸290531 高瀬無量291368 元村大地292492
4.3秒増加

8位(5↓)コニカミノルタ28分36秒0 NY5位
ムワンギ274527 山本浩之280753 神野大地281754
菊地賢人283458 設楽啓太284328 宇賀地強285392
 伊藤正樹295022
21.7秒増加

9位(2↓)青山学院大学28分43秒1 箱根1位
田村和希281831 鈴木塁人283166 一色恭志283651
下田裕太284288 安藤悠哉284973 梶谷瑠哉285294
 池田生成291007
8.9秒増加

10位(8↑)愛三工業28分44秒4 NY16位
ムワカ274128 山口浩勢283419 石川裕之284911
淀川弦太285344 中西玄気285589 堀合修平285961
 
松本伸之291782
7.6秒短縮
 今年はトヨタ自動車がトップでしたね。NY駅伝では惜しくも3連覇を逃しましたが、大石選手の27分48秒もいいですし、他にも28分前半~中盤で個々のレベルの高さを見せました。NYで復活優勝した旭化成もやはり高いですね。昨年が凄まじかったのでタイムは悪くなってますが、日本人のみのチームでは断トツです。他、富士通・Honda・日清食品・コニカミノルタといった上位の常連の中に、いよいよDeNAが入ってきましたね。カロキ&上野選手のスピードランナー以外にも記録を出した選手がいたのも大きかったd背う。また、入賞は惜しくもなりませんでしたが、浅岡選手が記録を出した日立物流も良かったです。
 そして9位に学生チームが入りました。箱根を制し続けている青学大が今年もトップ。一色選手が自己ベストまでいかなかった中で、田村選手などの記録でトップ10内キープ。相変わらずレベルが高いです。



11位(1↓)八千代工業28分45秒7 NY23位
マカショウ274355 猪浦 舜281062 千葉一慶284873
甲斐翔太285832 柳原貴大285924
 村山徳宏292003 北澤健太292009
1.9秒増加

12位(1↑)ヤクルト28分50秒3 NY20位
ジュグナ274957 小椋裕介281848 久 龍284611
高宮祐樹285058
 池田宗司290623 川口将宏292394 加藤一293754
1.7秒増加

13位(2↑)中国電力28分51秒8 NY9位
竹内一輝283576 藤川拓也283931 米澤 類283995
松井智靖285260 岡本直己285698
 清谷 匠290451 渡邉 心291397
0.8秒増加

14位(2↑)愛知製鋼28分52秒0 NY13位
ディラング275757 寺内將人281556 吉村直人285104
松村和樹285122 中村悠二291720  松宮隆行292323 大塚良軌292829
0.8秒増加

15位(5↑)山梨学院大学28分52秒7 箱根17位
ドミニク ニャイロ275647 佐藤孝哉282670 上田健太285115
市谷龍太郎285514
 
永戸 聖290689 熊代拓也291781 伊藤淑記293475
0.3秒増加

16位(1↓)九電工28分54秒1 NY26位
タヌイ270564 高井和治285013 中村信一郎285623
岩見和明290975 東 遊馬291478 口隆幸292343 酒井将規293917
2.2秒増加

17位(19↑)日本体育大学28分55秒0 箱根7位
小町昌矢285029 吉田亮壱285253 城越勇星285309
秋山清仁285561 小松巧弥285620 辻野恭哉285825 中川翔太285946

13.9秒短縮

18位(24↑)JR東日本28分55秒2 NY18位
大隅裕介283930 高谷将弘284336 加藤 光284563
其田健也284750 堂本尚寛285854
 寺田夏生291093 黒川翔矢292156
19.4秒短縮

19位(12↑)カネボウ28分55秒5 NY17位
キトニー274989 青木 優284495 大西一輝285608
松藤大輔285735
 代田修平291077 田中孝貴292060 文元 慧292935
10.0秒短縮

20位(11↓)MHPS28分55秒7 NY4位
オムワンバ281518 井上大仁284532 定方俊樹28471
木滑 良285060 佐藤 歩285706
 
目良隼人291604 松村康平293891
17.5秒増加
 八千代工業やヤクルトはトラックで一定のレベルはキープできました。中国電力は駅伝成績が良かったですが、留学生が1万を走っていない事も大きいかな?そういう意味ではJR東日本がある程度戦ったともいえそうだ。あと、一つポイントとなるのはNY4位でマラソンでも大活躍していたMHPSは今年は1万に関してはちょっと落ちていました。最も、複数の選手が28分台を記録していて、長距離ロード中心の育成で駅伝も結果を残していたとも言えそうだ。
 学生は山梨学院が良かったのですね。まあ、今年のチームだと10人でなく7人になると有利になるとは思いますが、出雲と全日本の成績はやはり比例していましたね。日体大は記録面の向上はやはり凄かった。来年勝負していきたいですね。



21位(3↑)東洋大学28分57秒1 箱根2位
櫻岡 駿282297 口町 亮284236 渡邉奏太285977
橋本 澪290619 小早川健290858 山本采矢291011 竹下和輝291015
0.5秒短縮

22位(→)トヨタ紡織28分57秒1 NY19位
キルイ280898 大池達也282850 西山凌平285065
山田速人285215
 
野 秀291731 塩田好彬292015 椎谷智広294265
2.6秒増加

23位(21↑)神奈川大学28分58秒0 箱根5位
山藤篤司282943 鈴木健吾283016 鈴木祐希285299
東 瑞基290360 大川一成291583 宗 直輝291683 荻野太成291750
19.7秒短縮

24位(5↓)東海大学28分59秒5 箱根10位
關 颯人284363 鬼塚翔太285526 川端千都285526
高田凜太郎285791 松尾淳之介285965
 湊谷春紀291165 湯澤 舜291344
7.1秒増加

25位(5↑)順天堂大学29分02秒2 箱根4位
塩尻和也284256 栃木 渡284438 聞谷賢人285124
野田一輝290006 西澤卓弥290875 橋本龍一292255 作田直也292615
2.7秒短縮

26位(12↓)NTN29分02秒2 NY25位
ムワンギ272304 吉村光希284940 小山陽平285843
三輪晋大朗290791 梅枝裕吉292362 小川雄一朗294215 齋田直輝295147
11.7秒増加

27位(15↓)駒澤大学29分03秒4 箱根9位
工藤有生282509 中谷圭佑284396 大塚祥平284894
下 史典285624 
川戸拓海292560 片西 景293073 藤木悠太293360
16.4秒増加

28位(↑↑)NDソフト29分04秒4 NY33位
ムティソ273925 鈴木 駿285582 上手 慶290027
渡邉清紘292571 近並 郷292590 青木達哉292683 小針旭人293761
前回61位以下

29位(21↓)マツダ29分05秒0 NY15位
ニャコラ274275 圓井彰彦282612 山本憲二284213
住本雅仁290806 富永 光294377 田中瑞穂294424 周防俊也300843
28.3秒増加

30位(25↑)中央発條29分05秒1 NY30位
ルンガル273017 小島大明285287 鈴木柊成290696
相場祐人292689 松島良太292893 櫻井亮太293303 石井格人293702
23.2秒短縮
 28位にNY初出場のNDソフトが入ってきましたね。というか前回は60位以内に入っていなかったので、大きくジャンプアップ。やはり勢いがあった上での初出場だったようです。あとは中央発條が例年以上にタイムが良かったですね。来年駅伝でのジャンプアップなるか注目したい。
 学生では箱根2位の東洋大は実は昨年より良かったのですね。なんだかんだまとめてきただけあります。箱根予選後に記録ラッシュに沸いた神大が今回はかなり良かったです。半面、駒大が苦戦、東海大も下がったのがちょっと意外でした。上級生がもう少しだった影響かな?



もしミスがあれば、遠慮なくコメントやTwitterにてお知らせ下さい。

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2016年度卒業生&2017年度に向けて~予選17位以下のチーム





※16箱根予選17位以下のチームのみ
※進路情報が未判明の場合があります。
【主な卒業生】
平賀喜裕(駿河大)28分53秒52≪17:箱3区2位相当、16:予16位、箱7区6位相当、15:予48位、13:予228位≫
柴田拓真(平国大)29分16秒21≪16:予29位、箱9区10位相当、15:予29位、箱4区15位相当、14:予40位、13:予187位≫
廣瀬 岳(関学大)29分18秒11≪17:箱5区20位相当、16:予34位、15:予196位、14:予326位≫⇒武田薬品
勝谷徳仁(筑波大)29分33秒10≪16:予157位、15:予131位、14:予152位、13:予178位≫
宮岡盛治(明学大)30分47秒44≪16:予118位、15:予250位、14:予241位、13:予372位≫
東山知弘(平国大)30分15秒40≪16:予146位、15:予118位、14:予164位、13:予182位≫
山田幸輝(埼玉大)half64分48秒≪16:予274位、15:予224位、14:予171位、13:予294位≫

 ここ4年間、一度でも連合に選ばれた選手を全員記載しています。その中で一番活躍したのは駿河大の平賀選手だと思います。高校時代5千14分40秒台は駿河台大としては高い方でしたが、全国的には無名。1年目の予選会は228位となっています。それが、直後に1万29分41秒を記録。5千も14分20秒台、関東ICにも出場するなど一気に主力化します。ただ、怪我があったのか2年目の予選は欠場、3年目の最初は記録も振るいませんでした。

 それでも秋には30分11秒で走れるまで復調。迎えた箱根予選で個人48位の成績を残し学生連合の上位10人の中に入ります。自信にも繋がったのか、5千14分一桁、1万29分一桁と大幅に自己ベストを更新します。大学としては初出走となった箱根駅伝は7区で区間6位相当、後半にしっかりあげる走りを見せました。4年目は日本IC1万9位の後、5千14分01秒を出します。箱根予選は他校のエースと真っ向勝負し個人16位。1万も28分53秒まで伸ばし、3区に登場。くしくも出遅れて断トツ最下位の状況の中、冷静な走りをします。レースが進むごとに区間順位を上げていき、最終的に区間2位相当へ。毎年積み上げ、学生ランナーとして大きく名を上げました。これからも楽しみなランナーです。

 平成国際大の柴田選手も2度箱根駅伝を走っています。1年目は1万30分40秒、予選187位の成績でした。覚醒したのが2年目でしたね。当時の1万ベスト30分09秒の中、挑んだ予選で60分41秒の個人40位。これは驚きました!学連記録会も29分51秒を出し4区出走に至りました。3年目は1万も29分16秒と大きく記録を伸ばし、予選も29位と快走。復路のエース区間9区を任され、区間10位相当の成績を残しています。4年目は回数制限で選ばれない事が分かっている中、前年と同じ29位で走り切ると、東京マラソンにチャレンジし2時間15分台をマーク。長距離では常連校選手に負けないことを示しました。

 あと、箱根を走った選手は関東学院大の廣瀬選手ですね。実は3年目までは平凡な選手、3年目の予選でやっと個人200位以内、その時の1万ベストは30分40秒でした。それが僅か2か月で5千14分20秒、1万29分34秒を出すのですから分からないものです。4年目で更に14分05秒、29分18秒と伸ばし、迎えた4年目の予選で34位。長距離ロードでもついに結果を残しました。5千13分57秒を出した後、本戦は箱根山登り。スピードを生かしたかったですが、結果的には前との差は詰められませんでした。それでもこの1年の成長はびっくり、関学大のかつての育成力を体現した選手でした。

 後は1度選ばれた選手が複数ですね。筑波大の勝谷選手は選ばれたのは2年目のみでしたが、本当に安定した成績でした。4年目も足の状態が万全でない中、粘っています。安定感と言えば平国大の東山選手も良かったですね。3年目の118位が最高で150位前後にまとめるロード力がありました。大学として初めて選ばれた明学大の宮岡選手は最終学年で大きくジャンプアップしてますね。強化チームとして歩み始めたばかりのチームを引っ張りました。他、非強化チームで埼玉大の山田選手が2年目に選ばれていますね。3年目以降は予選で振るいませんでしたが、3年目の学生ハーフで64分48秒の成績を残しています。


新チームの戦力分析

【新4年生以下1万ベスト10】
森田佳祐(筑波4)29分26秒11≪16:予257位、15:予299位、14:予215位≫
福留大樹(流経4)29分27秒45≪16:予153位、15:予229位、14:予354位≫
藤井亮矢(武蔵2)29分30秒31≪17:箱7区17位相当、16:予42位≫
田島 光(関学3)29分41秒01≪16:予142位≫
吉田和也(平国4)29分44秒12≪15:予165位≫
植田一貴(松蔭4)30分01秒46≪16:予304位、15:予343位≫
佐久間康弘(明学3)30分03秒41≪16:予156位≫
根岸祐太(慶大3)30分05秒37≪16:予219位、15:予256位≫
松浦大輝(東経4)30分11秒59≪16:予270位、14:予226位≫
小高真基(桜美4)30分13秒68≪16:予387位、15:予244位、14:予269位≫

【その他】
サイモン カリウキ(日薬3)27分53秒50≪16:予5位≫
タイタス ワンブア(武蔵2)28分36秒32≪16:予236位≫
レダマ キサイヤ(桜美1)29分22秒82≪16:予2位≫
近藤秀一(東大3)29分22秒82≪16:予58位、15:予73位≫
桜庭宏暢(日薬4)29分31秒79≪17:箱6区20位相当、16:予87位、15:予153位、14:予188位≫
金丸逸樹(筑波2)29分58秒14≪16:予122位≫
国川恭朗(麗澤2)half64分52秒≪16:予134位≫
西沢晃佑(駿河3)half65分11秒≪16:予284位、15:予186位≫
矢澤健太(芝工3)half65分29秒≪16:予209位、15:予267位、14:予257位≫

【新入生】
梶山拓郎(流経大)14分17秒54≪16:IH1500m13位≫、他14分台4名
田村剣心(武蔵野学院大)14分26秒30、他14分台1名
大土手嵩(筑波大)14分30秒39≪17:都4区7位、16:高4区9位≫、
    渡辺珠生(筑波大)14分35秒59他14分台4名
永谷慎之介(東経大)14分31秒94、他14分台2名
早川朋輝(麗澤大)14分33秒35、他14分台5名
    水野優希(麗澤大)14分37秒84
吉里 駿(駿河台)14分36秒77、他14分台3名
堤 真人(平国大)14分37秒44、他14分台5名
川良昂世(関学大)14分47秒99
新入生5千上位5人
平均22位14分41秒0麗澤
平均23位14分41秒8筑波
平均25位14分45秒4流経
 予選17位以下の大学の1万持ちタイムのトップの選手を集めるとこんな感じになります。スピードランナーの筑波大の森田選手や、一時連合で出走もありえた流経大福留選手、1年目で大ブレイクした武蔵野学院大藤井選手、ハーフで麗澤の国川選手も頑張りました。他連合に2度選ばれていますが、東大の近藤選手や日本薬科の桜庭選手も楽しみな選手ですね。他にも1万30分少しまで伸ばした4年目の選手が多くいます。次年度のチャレンジにかけます。

 また総合でみると、まずは全日本予選の出場を本気で狙えるのが筑波大と日本薬科大。筑波大はここには載ってませんが1万29分台の院生の選手も2人いますので狙える位置にいます。日本薬科大は留学生のカリウキ選手が27分台、底上げがもう少し進めばという感じですかね。箱根予選はハーフで結果を残した麗澤大がまずジャンプアップ候補、流経大も今伸びている若手選手が多いので、少し面白いかも?

 新入生ですが、それぞれトップのタイムは意外といい印象ですね。なんだか、常連校に行かない選択をする高校生も増えたような?流経大はスピードのある梶谷選手が入りますし、武蔵野学院大の田村選手や東経大の永谷選手は大学史上最速の選手となります。また、全体的なレベルでは5千14分30秒台が複数入る麗澤と筑波が結構補強できた感じです。この世代が3年生の時におそらく増枠がある95回大会となります。総合力でボーダーと差があるのは確かですが、精一杯夢を追い求めてほしいですね。


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2016年度卒業生&2017年度に向けて~亜細亜大学





14予選20位、15予選16位、14予選16位
亜細亜大学
主な卒業生
工藤隼人29分36秒90≪16:予45位、箱5区13位相当、15:予21位≫⇒NDソフト
関口海月29分22秒55≪16:予196位、14:予410位≫⇒旭化成
藤田啓生30分00秒25
…3年時全日本予選出場
矢後健太30分10秒37≪14:予259位、13:予210位≫
吉田 豊30分21秒18≪16:予226位、14:予204位、13:予174位≫
(梅宮佑介…2年時全日本予選出場)

 苦しい時期が続いている中、工藤選手が連合チームとして出走しています。1年生の時に1万30分12秒まで縮めてくると、関東ICにも出場し主力として期待されます。ただ、箱根予選は出走できませんでした。この時は予選20位と大敗退だった年ですね。ここから奮起した工藤選手は学生ハーフで64分台をマークすると、3年時の春には29分36秒とぐんと伸びてきます。初出走となった箱根予選では個人21位の好走、連合チームに選ばれます。

 連合では志願の5区山登り。すぐに留学生の選手に交わされる難しい位置でしたが、後半勝負に徹して区間13位相当の走りにまとめたのはいい走りだったと思います。4年時はやや伸び悩みましたが、秋に5千14分14秒の自己ベスト、予選でも個人45位でまとめました。毎年確実にベストを更新していました。実業団で更に更新が見られるといいですね。

 関口選手はトラックのスピードがありましたね。元々3障の選手でしたが、2年時には全日本予選4組を任されるくらいになりました。予選の直前の記録会で1万29分55秒。予選の成績が密かに楽しみでしたが67分台と大失速してしまいます。練習でエネルギーを使い過ぎて重要な試合で調整が合わないという課題があったそうです。その後故障続きでしたが3年晩秋に1万29分半ばを出すと、4年時に開花します。関東IC1500mで入賞すると、5千13分台を2度マーク。沖縄記録となります。ただ、2年ぶり出場の箱根予選は196位…力は発揮しきれませんでした。強豪・旭化成に行くのにびっくりしましたが、覚醒なるでしょうか。

 あとは予選走っている選手が2名いますね。吉田選手が3度出場し力になりました。1年時が一番成績が良かったのが惜しまれるか。故障にも苦しみましたかね。矢後選手は下級生の時に予選に2度出走。その後は中々名前を見ませんでしたが、4年時に全日本予選3組で出走しています。また、1万30分00秒を持つ藤田選手は3年時に全日本予選出走、他に梅宮選手も2年時に出場していますね。


新チームの戦力分析

【新4年生以下1万ベスト10】
加藤風磨④29分07秒49≪17:箱9区12位相当、16:予22位、15:予31位、14:予192位≫
佐々木直人④29分33秒64≪16:予133位≫
梅本龍太③29分43秒20≪16:予288位、15:予273位≫
山本雄太④29分55秒47
米井翔也③29分55秒47
≪16:予160位≫
古川  舜③30分02秒40≪16:予247位、15:予249位≫
上土井雅大②30分07秒02
芝 陽盛④30分12秒68
武 雄介③30分14秒03

服部純哉④30分26秒84
在校生1万上位10人平均26位29分55秒8

【その他、有力在校生】
田崎聖良②30分31秒50≪16:予215位≫
山口明津也③30分32秒43≪16:予262位≫
今関拳人④30分34秒25≪16:予309位、15:予180位≫
須佐郁也④30分35秒53≪16:予112位、15:予201位≫
西村 涼③half65分36秒
関根 諒③half65分46秒
河野辺祐貴③half67分38秒

【新入生】
兼次祐希①14分33秒95≪17:都5区34位、16:高1区25位≫
深沢空良①14分44秒51
大城義己①14分55秒07
村山光輝①14分56秒74
柿木郁人①14分58秒24

新入生5千上位5人平均26位14分49秒7
 まだややボーダーからは差があるものの、何とか箱根駅伝へ復帰を手繰り寄せたい。寮を新しくし、合宿地の設備に5億円の投資を図り環境面の変化はどういう影響を与えるか。選手としては伸びかかっている選手はいるという状態でしょうか。ひとまず柱ができた。新4年になる加藤選手が日本学生ハーフで63分前半、エースに成長した。まずは個人の記録が楽しみというランナーになった。また、冬に姿を見ないのが気がかりですが、秋に急成長を遂げた佐々木選手あたりが中心となるだろう。

 個人的に覚醒のチャンスあるかと思うのは新3年の選手。トラックで頑張っていた米井選手や山口選手、1年時から箱根予選に出走している梅本・古川選手ももうワン楽アップできれば面白いですね。新2年では全日本予選から出走している田崎選手は勿論、最近調子のいい上土井選手が戦力になれるかどうか。また、新4年長い距離に強い今関・須佐選手は貴重な存在。最後の箱根予選にしっかり合わせてほしい選手。他にもハーフ65分台経験者はいるので何とかまとまりたい。

 新入生は駅伝で全国経験のある兼次選手が即戦力となってくれると助かりますかね。その他の選手は地道に積み上げていってほしいです。現状では予選通過ボーダーにはまだ手が届かない位置ですが、加藤選手がいる今年、何とか箱根駅伝出場へ這い上がっていきたいところだ。


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2016年度卒業生&2017年度に向けて~東京国際大学





14予選13位、15予選9位、16箱根17位、16予選15位
東 京 国 際 大 学
主な卒業生
照井明人29分06秒85≪17:箱10区1位相当、16:予27位、箱3区13位、15:予119位、14:予112位、13:予111位≫⇒NDソフト
鈴木大貴29分12秒35≪16:予48位、箱8区20位、15:予51位、14:予133位、13:予242位≫
石井辰樹29分43秒46≪16:予150位、箱9区16位、15:予107位、14:予184位、13:予165位≫
熊谷 光30分08秒58≪16:箱6区9位、15:予149位、14:予146位≫⇒ラフィネ
貝崎秀哉30分14秒27≪14:予323位≫
(横山千寛≪13:予268位≫)

 初出場の過程、そしてまた予選落ち…激動の4年間だったと思います。その中で名前が挙がったのはやはり照井選手ですね。1年生の春に29分台を出し、箱根予選でも61分37秒の111位でチーム2番手で走り、個人としてもそして初出場を狙うチームを引っ張る事を期待されました。その後1万は2年時に29分27秒、ハーフも焼津で64分台を出すなど主力に成長します。予選の成績は足踏みしていますが、無難にはまとめ続けていました。初出場を決めた3年時は、1年時と少し早い61分29秒ながらチーム6番手。チームの成長を感じました。

 その後調子を上げ、任された区間は3区。16位と予想外の低い位置で襷を受け取りましたが、そばにいた選手と競り合いながら冷静にペースメイクし区間13位。往路12位の流れを作りました。4年生では主将を任され、1万29分10秒と更新、関東IC・全日本予選も健闘し、予選に臨みますが…。本人は個人27位と大幅ジャンプアップもチームの大半が失速、連続出場の難しさを味わいました。連合に選ばれた照井選手はここからも調子を落とすことなく箱根本戦アンカーを担当。やるからには区間新を狙ってハイペースで飛ばします。苦しい終盤も粘り通すと参考記録ながら区間賞の選手より2秒早いタイム!この幻の区間賞は長く語り継がれるでしょう。実業団での活躍がとても楽しみです。

 鈴木選手も力のあるランナーでしたね。1年時から予選を走り242位、そこからメキメキ力をつけ、2年時に133位になると1万29分25秒をマークします。そして3年時は主力として臨み60分40秒の51位、初出場に大きく貢献しています。ただ、苦しかったのはここからで、予選後に故障してしまいます。練習には復帰できたので勝負をかけて8区を任されるも失速、区間最下位で繰り上げに間に合いませんでした。その後中々調子が上がらない時期が続きますが、4年時の予選は過去最高の48位、意地を見せます。記録会も1万29分12秒…是非とも箱根でリベンジさせてあげたかった選手です。

 石井選手も1年時から4年連続で出走。1年時から165位で走り切り長い距離の適性を見せています。こう見るとやっぱりある程度初出場布石があったんだなと感じます。3年時に最高となる107位に入り通過に貢献、体は小さいながらパワフルな走りでした。絶好調ということで箱根は9区、繰り上げで難しい中攻めの走りを見せていました。その後は青梅30㎞95分台、学生ハーフも64分半ば、4年時は予選前も調子が上がらない中150位、長い距離で粘れる選手でしたね。

 あとは山下りの熊谷選手がいましたね。2年時予選初出走で146位と粘ると3年時もほぼ同じ位置。下りに適性があるということで6区起用されると区間一桁、これは驚きましたね。本当に6区までは初出場シード権獲得の可能性を残しました。4年時は怪我に泣きましたが、晩秋に復帰し自己ベスト、実業団へ向かいます。他、2年時に予選を走った貝崎選手はハーフ64分台まで伸ばしました。他に、1年時に予選を走っている横山選手もいましたね。


新チームの戦力分析

【新4年生以下1万ベスト10】
タイタス モグス②28分28秒40≪16:予DNF≫
濱登貴也④29分16秒81≪16:予206位、箱5区7位、15:予81位、14:予126位≫
鈴木博斗④29分27秒61≪16:予93位、箱4区11位≫
荒井大輝④29分34秒07≪16:予294位、14:予258位≫
上村真司④29分37秒84
伊藤達彦②29分39秒83
佐藤雄志②29分39秒84
≪16:予205位≫
鈴木正樹②29分43秒00
真船恭輔②29分45秒66
≪16:予135位≫
牧野光留②29分46秒41
在校生1万上位10人平均17位29分29秒9

【その他、有力在校生】
内山涼太②29分48秒22
福田瑠楓③29分53秒01
≪15:予154位≫
河野 歩③29分57秒63≪16:予340位≫
鈴木聖人④30分19秒41≪16:予201位、15:予136位≫
堤 完一③half65分55秒
菅原直哉②half66分10秒
ステキ スタンレイ④28分31秒12≪16:箱2区13位、15:予3位、14:予7位≫

【新入生】
高橋光晃①14分15秒24/29:48.57≪17:都4区15位≫
内田 光①14分21秒17≪16:高5区1位≫
中島哲平①14分26秒90≪17:都4区6位、16:高7区26位≫
草場大地①14分28秒25
大西莞詠①14分28秒81

新入生5千上位5人平均11位14分24秒0

前川優月①14分32秒14≪16:高2区3位、IH1500m3位≫
佐伯 涼①14分37秒66
加藤純平①14分39秒33
≪16:高6区5位≫
三浦大和①14分39秒81
原田和輝①14分40秒03≪16:IH3障13位≫
渡邊和也①14分51秒58(2016SB)≪5千PB:13分23秒15、2011年5千世界陸上代表≫
※実業団経由選手は、入学至近1年以降の記録をベストとして換算
 さて、2度目の出場へ仕切り直しというところですが、現時点では期待半分・不安半分というチーム構成のように見えます。期待分はここ数年を担う新2年生がかなり元気ということですね。伊藤選手がとても楽しみで1万・ハーフともに新2年の中でトップ、将来のエース候補か。また元々5千のタイムが良かった真船選手もここにきて順調になってきてますね。佐藤・鈴木・内山選手も1万の持ちタイムはそれほど変わらないので、食らいついていってほしい。牧野選手が復帰できれば、この世代は本当に面白くなってきます。

 勿論、新2年だけでは勝負はできないので、新4年・3年が元気になってくるかが鍵。青梅マラソン等で濱登選手が頑張っていましたが、そのほかはどうか。箱根好走経験のある鈴木博選手、予選で頑張っている鈴木聖選手、スピードのある荒井・上村選手もまずはトラックから引っ張っていけるようにしたい。新3年は少なくなっているが、河野選手が成長がみられる。福田選手がようやく試合復帰し始めたのでこれからか。気になるのが2人いる留学生がどちらも安定感に課題があるということ。どちらが主力になるにせよ、大事に育ててほしいところ。まあ、チームとしても頼らなくてもいいように力を付けたい。

 新入生は箱根駅伝の出場効果もあったが、多くの有力選手がきてくれました。1万29分台の経験がある高橋選手、佐久長聖からやってきた内田選手、スピードのある前川選手など面白い存在が多い。また、5千で世界陸上代表に選ばれた現日清食品の渡辺選手が選手としてやってきます。全盛期時代でも長距離ロードはイメージがないだけに未知数ですが、練習や普段の姿勢でまずは発展途上のチームにもたらしてくれれば。予選を通過する潜在能力はありますが、それ以上に常連校になるのに大事な1年2年となる。大志田監督もしっかりチームをまとめていってほしいところだ。


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2016年度卒業生&2017年度に向けて~専修大学





14予選17位、15予選15位、16予選14位
専修大学
主な卒業生
丸山竜也28分46秒08≪17:箱1区21位相当、16:予8位、箱2区9位相当、15:予23位、13:97位≫⇒黒崎播磨
渡辺瑠偉29分05秒19≪16:予401位、15:予205位、14:予135位≫⇒新電元工業
濱野優太29分20秒26≪16:予145位、15:予56位、14:箱1区20位、13:予47位≫⇒警視庁
小澤勇斗28分51秒11≪16:予152位、15:予80位、14:予208位≫⇒プレス工業
山崎泰弘29分31秒83≪14:予289位≫
山口哲平30分49秒34≪16:予368位≫
柗山航平5千14分09秒63
秋山隼人5千14分18秒22
≪16:予180位≫…関東IC1500m8位
坂本竜平30分11秒64≪13:予196位≫

 前監督の伊藤国光さんがスカウトした最初の世代だけあって、多くのランナーが集まったのですよね。何とか彼らがいるうちに箱根復帰を果たしたかったですが、記念大会の90回大会以外は出場は叶いませんでした。その中で、3年時に連合チーム2区で素晴らしい走りを見せたのが丸山選手。1年生の時から箱根予選を走って二けた順位、2年に上がる前後にハーフ64分台・1万29分35秒をマークするもその後に故障してしまいます。箱根予選もこの時はエントリーから外れています。それでも力は蓄えていたのでしょう。丸亀ハーフで63分前半をマークします。トラックでも3年春に5千14分10秒を出します。ただ、全日本予選はエントリー漏れ。故障や好不調の波が激しかったのです。

 それが3年箱根予選から変わってきます。チームトップで走り連合チームに選ばれると、学連記録会で1万28分46秒をマークし、箱根2区に抜擢。そこで先の快走をします。一躍名前が上がりましたね。関東IC・全日本予選4組で安定して走り切ると、最後の箱根予選は個人8位!1万でも更にベストを更新し、2度目の連合チームでは1区で先陣を切る役目を担います。ところが、出走中にまさかの故障。区間最下位相当の走りだったのは本当に無念でした。実業団は最近急上昇中の黒崎播磨、今度こそチームで力になりたいところです。

 チームとして唯一駅伝を経験しているのは、濱野選手は1年生の時から力になっているのですよね。全日本予選では当時はあったOPで好走、箱根予選で47位のチーム4番手で走り切り、通過に貢献しています。主軸の故障もあり、箱根は1区に抜擢されています。すぐ主力になるかと思われましたが故障もあり、2年生の時はほぼ試合に出場していません。それでも3年時に復調、全日本予選で健闘すると、箱根予選でも当時とほぼ同じような記録を出したのは個人的に盛り上がりました。4年時はうまく走れませんでしたが、実業団の警視庁で悔しさを晴らしてほしいですね。

 トラックで活躍が光るのは小澤・渡辺選手ですね。小澤選手は2年時の全日本予選で1組8位の好走、4年時の全日本予選も4組でまとめる走りを見せています。長い距離も徐々に対応し、3年時の予選で80位と健闘、直後のトラックで1万28分台をマークしていますね。渡辺選手は2年時の箱根予選をチーム2番手で走った直後に1万29分05秒を出したのが驚きましたね。その後は全日本予選等で主力としての役割を担いました。両者とも最後の箱根予選で沈んでしまったのが惜しまれます。

 あとはいろんな選手がいますね。山口・秋山選手は4年時の箱根予選で初めて出走しています。秋山選手はスピードランナーで関東IC1500mで8位入賞を遂げています。同じくスピードランナーで柗山選手がいて、5千14分一桁のタイムを持っています。秋山・柗山選手は全日本予選も出走経験ありますね。他には1万チーム9番手のベストを持つ山崎選手は2年時に箱根予選出走、坂本選手は1年時に箱根予選出走しています。他、槻館選手が5千で、浅田選手が1万で、松井選手がハーフでチームトップ10にあと一歩でした。多くの選手にチャンスがあり、それぞれの得意分野を持っていたことが分かりますね。



新チームの戦力分析

【新4年生以下1万ベスト10】
吉田裕晟④29分09秒30
岩田拓海④29分17秒29≪14:予179位≫
和田照也③29分20秒48
風岡永吉④29分30秒79

宮下晴貴②29分40秒05
宮尾佳輔④29分40秒06
≪16:予185位、15:予173位、14:予212位≫
川平浩之③29分44秒86≪16:予158位、15:予98位≫
横山絢史②29分53秒36
浅見眞之④29分56秒52
佐藤雄基③29分56秒74
≪16:予195位、15:予176位≫
在校生1万上位10人平均20位29分38秒4

【その他、有力在校生】
阿部祥生④30分04秒19
山本伸輝④30分10秒46

藤井健吾③30分12秒07≪16:予120位、15:予158位≫
塚原淳之②30分19秒16≪16:予228位≫
矢澤明徳③half65分06秒≪16:予164位≫
長谷川柊②half65分12秒
伊藤健太④half65分24秒

【新入生】
松村翔太郎①14分35秒79≪16:高4区20位≫
小林 純①14分36秒44
黒柳陽汰①14分37秒67

石井翔琉①14分40秒92
森島嘉大①14分43秒83

新入生5千上位5人平均21位14分38秒9
 記録は持っていても、大舞台で多くの選手が厳しい結果になる…を繰り返していました。何かしら伊藤前監督のこだわりがあったのかなと感じますが、結果は残せず、昨年12月よりOBの長谷川氏が監督になられています。一気に選手層が薄くなりましたが、若い長谷川監督がどうやってチームをまとめていくかは注目ですよね。

 さて、現状主力と言えるのは岩田選手でしょうか。1万大幅ベストでハーフも64分台をマークし安定しています。期待の若手としては矢澤・長谷川選手も面白い存在。学生ハーフも頑張りました。他に、宮尾・藤井・川平・佐藤選手あたりも予選で二けた順位をとれる潜在能力はあるように見えます。これにトラックでいい記録を出した横山・和田選手や、故障中の吉田選手が復帰できれば一気にチーム力が上がってくるはずです。

 新入生は即戦力とまではいきませんでしたが、14分30秒台の選手が複数入部してくれます。記録を伸ばすことは前監督は長けていましたので、ここは引き継いでほしいところですね。1万の平均タイムは卒業生が抜けても箱根予選ボーダーに絡んでいます。試合で力を発揮することができれば道は開けるはずです。


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2016年度卒業生&2017年度に向けて~東京農業大学





※進路情報が情報不足の場合があります
14箱根14位、14予選11位、15予選12位、16予選13位
東 京 農 業 大 学
主な卒業生
折居卓哉29分27秒71≪16:予50位、15:予210位≫⇒サンベルクス
木山雄生29分30秒71
≪16:予137位、15:予143位、14:予79位≫
荒木暸一29分35秒24≪14:予147位≫
西村昌悟29分54秒12≪16:予97位、14:予139位、13:予269位≫
矢口寛大30分23秒06≪16:予129位≫
帯津佳祐30分41秒61
畠山泰成half64分08秒
田村和基half65分25秒

 最後の箱根は1年時、最終的に箱根出走する選手は出せませんでした。その中で一番タイムが伸びたのは折居選手でしたね。1500mで記録を残すと、2年時に全日本予選1組で粘りの走りを見せるなどトラックから名前を聞くようになりました。3年時の全日本予選では3組で中位に入る成績を残しています。ロードでも2年時の学生ハーフで63分台。持ちタイムはトップクラスになります。ただ、初出走となった3年時箱根予選は失敗、ギリギリのところで通過が叶わなかった一因となってしまいます。それでも1年後、1万で自己ベストを出すと最後の予選はチーム2番手の50位、力の限りを尽くしました。その後5千13分台をマーク、実業団でもうランクアップできそうな気配です。

 また、その折居選手より台頭が早かった選手もいますね。木山選手は2年時の箱根予選で79位の好走、直後の1万で29分30秒をマークし次期主力候補に名乗りを上げます。ただ、その後故障などもあり苦しみました。その中箱根予選には間に合わせチーム8番手、6番手でゴールしています。西村選手は唯一1年時に予選出走、一時伸び悩んだこともありましたが、上級生になり1万29分台をマーク、最後の予選は97位と二けた順位、過去最高の成績を取りました。

 最後に人一倍悔しい思いをしたのが荒木選手、2年時の予選で147位の成績を残すと、3年時の12月に1万29分35秒。その後のハーフも64分台を出すなど主力の一人となります。ただ、最後の予選の前に無念の故障、走りで臨むことはできませんでした。逆に最後に予選で出走メンバー入りしたのが矢口選手。1万30分23秒がベストながら129位でチーム5番手は大健闘だったと思います。それぞれの思いが交錯していますね。他には、同じく4年時に予選の14人のメンバーには入っていた帯津選手、ハーフのベストランキングでトップ10に入っている畠山選手や田村選手がいますね。こう見ると、結構卒業生の数は多いと思います。
 

新チームの戦力分析

【新4年生以下1万ベスト10】
小山直城③29分14分26≪17:箱4区10位相当、16:予31位、15:予58位≫
茂木洋晃④29分38秒33
瀬戸口凌③29分39秒82
≪16:予170位≫
高田悠太②29分50秒55
田中健祐③29分56秒30
≪16:208位≫
高橋悠平④29分57秒71≪16:予199位≫
山舘湧真④30分07秒40
高良綾太郎④30分13秒84
≪16:予319位≫
加藤大地③30分16秒47≪16:予105位≫
在校生1万上位10人平均25位29分54秒7

【その他、有力在校生】
森 柊斗③30分17秒52≪16:予148位≫
田中光祐③30分18秒00
関 樹道④30分28秒83
西野匠哉②30分45秒40≪16:予193位≫
鈴木開登③half66分25秒
今井優作②half66分34秒
朝比奈俊介④half66分53秒

【新入生】
藤原 慎①14分17秒56≪16:高7区18位≫
尾辻 颯①14分34秒91
櫻井亮也①14分37秒37

平井陽大①14分44秒70
土井拓海①14分49秒51
≪16:高1区36位≫
新入生5千上位5人平均20位14分36秒8
 エースとなるのはやはり小山選手。少しずつ自己ベストを伸ばしていて安定感があります。連合で箱根出走となりましたが、単独走の中区間10位で走り切ったのは好印象です。勿論、彼の力だけでは4年ぶりの予選通過は見えてきませんので、底上げをしたい。1万の平均タイムを見ると厳しいですが、主力になる候補はいるのですよね。

 5千1万のトラックな得意な瀬戸口選手は少しずつ上がってくると思う。最近姿を見ませんが、自己ベストは大きく更新中の高田選手や予選105位の加藤選手も面白い存在だ。他には全日本予選出走が多い高橋・高良選手や予選で200位以内に入っている森・西野選手が上積みしていけるかどうか。最近ハーフ出走が多い山舘・鈴木・今井選手あたりも半年後までに62分以内で走れるようになっていきたい。

 新入生は3年連続予選落ちの中、14分17秒を持っている藤原選手が来てくれますね。尾辻・櫻井選手は14分30秒台、貴重な戦力となってくれると思います。現状では他のチームと見比べると更に厳しい戦いが予想さますが、一つ一つ積み上げていけば総合力は上がってくるはずだ。


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2016年度卒業生&2017年度に向けて~城西大学






15箱根7位 15出雲13位、16箱根12位、16予選12位
城 西 大 学
主な卒業生
菊地聡之29分08秒49≪16:予19位、箱2区7位、15:箱5区9位、14:全3区4位、予64位、箱6区6位≫⇒SUBARU
松村陣之助28分56秒24≪16:予136位、箱8区16位、15:出1区11位、箱1区16位、14:全5区7位、箱4区15位≫⇒JFEスチール
佐藤穏空30分07秒43≪16:予286位、箱6区16位≫
廣瀬秀宣30分19秒50…3年時全日本予選メンバー
(高橋一生≪16:箱3区9位、15:出2区11位≫)

 1年時から箱根に出走している選手が2人いますが、4年案チームを引っ張り続けた選手と言えば菊地選手ですね。1年時の春に1万30分04秒、秋に1万29分47秒を出すと箱根のメンバーに入ります。山下りを任され区間6位の好走、チームが下位に沈む中、光る走りをしました。2年時になって平地のロードでも結果を出し始めると、全日本は3区4位、2回目の箱根は山登りに。8位で襷を受けしっかり順位をキープ。シード権獲得に貢献します。直後の学生ハーフで62分台をマーク、一気に主力となってきました。

 そんな中、3年生は前半シーズンは故障で棒に振ります。出雲も姿を見せず苦しいのかなと思いましたが、学連記録会で1万29分08秒を出し一気に上昇、レース3戦目で箱根2区を任され区間7位と踏ん張ります。重要区間も多かった中、4回駅伝を走って全て区間一桁だったのは城西大にとってとても大きかったのではないでしょうか。4年生はホクレンで28分台を出すなど充実の一途、予選も個人19位で走りますが、駅伝で姿を見ることはできませんでした。まだ駅伝を中心に伸びを見たい選手です。

 松村選手はロードを中心にとても期待が高かった選手だったと思います。1年の秋に1万29分31秒を出し調子を上げてくると1年目の箱根も4区を走っています。2年目は全日本予選3組で登場し通過に貢献すると、箱根予選は欠場しますが、全日本は5区7位と好走。直後1万29分03秒を出し、箱根は1区に抜擢されます。難しい状況の中、前が見える位置に襷を渡します。そのあとの時期が大学時代で一番良かったですね。学生ハーフ62分台、5千13分50秒、全日本予選4組上位と急成長。主力となりました。ただ、そこからは苦しく、箱根は8区16位と失速、4年目は中々調子を上げることはできませんでした。素質は高いはずですので、これからの活躍に期待ですね。

 その他の選手としては佐藤選手の名前が上がりますね。2年学生ハーフで64分台を出すと、3年全日本予選2組で上位、力を付けてきたことを示します。箱根も名を連ねて山下りで出走しています。ここから伸び悩んだのが惜しまれるところです。他の選手は台頭に苦しみましたが、廣瀬選手が1度全日本予選のメンバーに入ったことがありました。

 忘れてはいけないのが高橋選手。1万29分17秒・都道府県5区2位の実績をもって入部。5月に5千14分01秒を出しますが、全日本予選は1組37位と失速、そこから故障などで長いトンネルに入ってしまいます。それでも2年時に上尾ハーフ64分02秒を出し、その後の記録会はうまくいかなかったものの3年時に駅伝デビュー。出雲は苦しみますが、箱根で3区9位と気を吐いたのは盛り上がりましたね。この時の調整は見事でした。その後は故障が続き自ら退部。大学陸上は苦しいことが多かったと思いますが、今後の人生はしっかり歩んでいってほしいものです。

 

新チームの戦力分析

【新4年生以下1万ベスト10】
中島公平③28分51秒95≪16:予103位≫
西嶋雄伸②29分10秒30≪16:予396位≫
中舎優也④29分16秒95≪2年:箱5区16位、出4区11位≫
酒井雅喜④29分19秒70≪2年:箱4区10位、出3区13位≫
菅 真大④29分22秒01≪16:予94位、箱9区11位、15:出6区11位、箱9区15位、14:全8区21位、予82位≫
服部潤哉③29分26秒39≪16:予214位≫
山本竜也④29分27秒60≪16:予82位、箱7区17位≫
金子元気③29分33秒35≪17:箱8区14位相当、16:予26位≫
大石 巧③29分37秒59≪16:予100位≫
中谷貴弘②29分40秒07
在校生1万上位10人平均11位29分22秒5

【その他、有力在校生】
中原佑仁②29分47秒48
峐下拓斗③29分50秒06
≪16:予184位≫
大久保泰貴④29分55秒16
鈴木勝彦③30分02秒92
吉川幸紀②30分03秒64

荻久保寛也②30分45秒60≪16:予188位≫
宮沢真太②half64分35秒

【新入生】
菅原伊織①14分07秒94≪17:都1区21位、16:高1区4位≫
梶川由稀①14分31秒92≪17:都5区24位≫
竹林宏斗①14分34秒79≪17:都4区20位、16:高7区3位、IH3障9位≫
雲井崚太①14分36秒93≪16:高2区40位≫
菊地駿弥①14分43秒28
新入生5千上位5人平均15位14分30秒9
 予選敗退後、トラックで若手が自己ベストを大きく更新していますね。新3年中島選手が28分台、新2年の西嶋選手が急成長で29分10秒をマークしました。ロードでは予選26位から連合で出走した金子選手は勿論、最近は服部選手が急成長していて、ハーフで連続して結果を出しています。他にも大石・中谷・中原・峐下選手らが成長中、中堅候補に名乗りを上げています。

 ただ、若いチームがゆえに全体的に粗削りで成績が安定していないかなという印象があります。新4年があまり元気ではないのもありますかね。昨年シーズン通して試合でれなかった酒井・中舎選手は試合復帰していますしこれからか。箱根を経験している菅・山本選手が上がってきてほしいですね。彼らが主力となってくれればチームも締まってくるはずです。

 1年生は高校駅伝1区4位と成績を残している菅原選手が来てくれるのがいいですね。最初から戦力になってくれそうです。あとは持ちタイムは目立ちませんが、城西大の育成力でどこまであがってこれるか。全体としては持ちタイムは上がっていますが、全日本予選・箱根予選、ムラがあるということで共に不透明な印象です。昨年の箱根予選落ちの悔しさを少しずつでも形にしていきたい。


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2016年度卒業生&2017年度に向けて~中央大学





※進路情報がはっきり分かっていない場合があります。

15予選8位 16本戦15位 16予選11位
中 央 大 学
主な卒業生
町澤大雅28分43秒51≪16:予15位、箱1区3位、15:予15位、箱1区10位、14:箱3区16位、13:予270位、出1区8位≫⇒日清食品G
相馬一生29分44秒39≪16:予33位、箱9区19位、15:予44位、14:予120位≫
鈴木修平29分24秒38≪16:予159位、箱4区17位、15:予71位、4区13位、14:予54位、13:出4区9位≫
小池竣也29分47秒75≪16:予144位≫
渥美良明30分27秒24≪16:予147位、15:予130位、14:予67位≫
新城佑加29分56秒56≪16:予99位≫
新垣魁都29分47秒57≪15:予88位≫
市田拓海29分59秒75≪16:箱3区16位、15:予192位、14:予121位、箱8区16位、13:予161位≫
谷 星輝30分31秒86≪15:予232位≫
谷本拓巳30分47秒08≪16:箱6区8位、15:箱6区6位、14:予159位、13:出2区12位≫
村越吉倫30分12秒69
岸本圭一郎30分25秒11
≪1年:出5区13位≫

 この世代は主力候補が本当に多かったですね。これだけいて最終学年の時に連続出場が途切れるとは…。中心だったのはハチマキで有名になった町澤選手。1年生の頃から主要大会で名前をあげます。関東IC5千本番で自己ベスト、出場権のあった出雲駅伝で1区8位の好走を見せます。箱根本戦は単独走だったこともあり3区16位に留まりますが、将来が期待されます。そして、2年生の秋に一気に伸びます。予選は欠場しましたが、上尾ハーフで63分前半で走り切ると、箱根は1区起用。ハイペースになった中、最後まで上位を争う集団の中に残ったのはにわかに箱根ファンを沸かせた走りでした。

 3年生になり春先は絶好調でした。5千14分一桁・1万28分台を出して臨んだ関東IC1万は3位表彰台!このまま学生長距離界の顔の一人になるかと思われましたが、全日本予選は4組でまさかいの最下位…。この時はまだ好不調の波が大きかったですかね。それでも箱根予選は60分切りするまで復調すると、箱根本戦は再度1区。後ろの集団を突き放しての区間3位はとても素晴らしい走りでした。次年度の箱根2区の快走を夢を見たものです。しかし、4年時は調子が上がり切らないまま予選へ。懸命に粘って前回と同じ個人順位で終えますが、チームがうまく整いませんでした。強豪日清食品でもう一度ガッツある走りが見たいです。

 若手主体で臨んだ出雲駅伝は町澤選手以外にも谷本・鈴木・岸本選手と同級生が出走しています。谷本・鈴木選手は欠かせない存在になりましたね。谷本選手は山下りに適性があり、初登場となった2年時に59分台の好走を見せています。順位も10位から8位に上げ、シード権争い優位に立たせています。3年時は故障から何とか間に合わせた状態でも60分半ばでした。もう一度万全な状態で見たかったですね。

 鈴木選手は2年の予選で素晴らしい走りを見せましたね。全日本予選でまずまずの走りを見せていたとはいえ、予選54位は驚きました。箱根も4区で粘りの走りを見せます。このまま伸びるかと思われましたが苦しみます。全日本予選は3組で序盤から苦しい走り、箱根予選は二けた順位で出走も本戦は同じ4区で区間順位を下げます。その後は故障などもあり出走できない時もありました。9月で1万30分半ば以上かかる状態の中、予選は157位。万全でない中、懸命に粘っていたのが印象的でした。

 他に箱根に出走して言える選手が2人。市田選手は1年時の全日本予選で29分台を出したのがとても印象残っています。上尾ハーフでも63分32秒をマークし箱根出走。主力になるのを待ちましたが、ここから苦しむのですよね。箱根予選は3年連続で三桁順位、3年時に3区を担いますが区間16位に留まります。4年時は春に5千14分10秒のベストを出したのが救いでした。相馬選手は3年生の予選で一気に台頭し、箱根9区を任されます。ただ、走行中に脚を故障、懸命に粘りますが繰り上げスタートとなります。これが更に彼を強くしたか。最後の予選はチーム2番手の33位。苦しむ選手が多かった中、確かな成長を残しました。

 その他は箱根予選で出走した選手が多かったですかね。渥美選手は2年時から3年連続で出走。2年時は個人67位、3年時もチーム内8番手で走っていますが本戦出場機会が無かったのが惜しまれます。小池選手は3年時までは中々名前を見ませんでしたが、4年時春先に5千14分06秒のベスト、全日本予選は4組出走、箱根予選も走りました。新城選手も上級生になって台頭、1年生舟津主将を支えながら最初で最後の予選で二けた順位で走る健闘を見せています。他には3年時に予選を走り、一時期主将を務めた新垣選手、同じく3年時に予選を走った谷選手、それより1万のタイムがいい村越選手はあともう少しでメンバー入りというところでした。



新チームの戦力分析

【新4年生以下1万ベスト10】
堀尾謙介③28分34秒54≪17:箱2区21位相当、16:予51位、15:予127位≫
二井康介②28分56秒00≪16:予110位≫
舟津彰馬②29分02秒63≪16:予115位≫
竹内大地④29分12秒72≪16:予245位、15:予187位≫
中山 顕③29分19秒13
神崎 裕③29分39秒10
苗村隆広③29分52秒83≪16:箱8区17位≫
石黒和寿②29分58秒08
江連崇裕④29分58秒97
≪16:予157位≫
鈴木康太②30分11秒06
在校生1万上位10人平均16位29分28秒5

【その他、有力在校生】
蛭田雄大④30分13秒57≪16:予281位≫
岩佐快斗②30分17秒71
安田一平②30分18秒92

関口康平②30分24秒27
茂川聖真③30分35秒92

安永直斗②30分44秒20
岸 俊樹②30分56秒09

【新入生】
畝 拓夢①14分12秒26≪17:都5区11位、16:高1区5位≫
眞田 翼①14分18秒26≪17:都4区26位、16:高1区26位、IH1500m6位≫
加井虎造①14分21秒98≪16:高4区7位≫
池田勘汰①14分26秒65
大森太楽①14分28秒99
≪17:都5区36位、16:高1区37位、IH3障8位≫
新入生5千上位5人平均7位14分21秒6

三須健乃介①14分33秒86
川崎新太郎①14分38秒61
≪17:都4区32位≫
矢野郁人①14分39秒92
萩原璃来①14分46秒79≪15:高2区30位、IH3障6位≫
 多くの4年生が抜けた中、何がなんでも箱根に復帰したい中央大。昨年末はトラックの強化に重点を置きましたが、それはひとまず成功。連合に選ばれた堀尾選手が28分34秒の好タイムを出すと、将来のエース候補と期待の高い二井選手が28分台、舟津主将と竹内選手も1万の距離に対応してみせました。他にも神崎・江連選手など積み上げてきた選手が1万29分台を出す選手は何人も出てきて、選手層は薄いながらもひとまず成功しました。

 一転、大量に出場した学生ハーフは厳しい結果に。多くの選手が66分以降と数字がかかってしまったのは辛いところ。その中で素質は高いとみられる苗村選手の調子があがってきていること、急成長した中山選手がロードにしっかり対応できているのは救いでしょうか。まあ、スタミナ強化は夏合宿が残っています。トラックとロードでやや差が出たことを2年目になる藤原監督がどう受け止めたかも注目でしょう。

 新入生に関しては、新監督への期待もあるのか、いいランナーが来てくれましたね。高校駅伝で大変活躍した畝選手にスピードのある眞田・加井選手も充分活躍が見込まれるのではないでしょうか。全日本・箱根予選ともハマればだが、まだまだ発展途上で脆さもある印象です。数か月単位でしっかりと個々レベルアップしていってほしいです。

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29.3.5までの結果【鹿島祐徳・ふかやシティ・びわ湖毎日マラソン・玉名ハーフなど】





その他の記録会・マラソンですね。
29.2.26 第66回公認鹿島祐徳ロードレース大会
1位川上遼平(カネボウ)64分58秒
2位川澄克弥(大東1)65分03秒
3位奈良凌介(大東1)65分13秒
-----------------------------
4位林 日高(大東3)65分41秒
岸 哲也(明大1)66分40秒 齋藤拓海(日大1)66分46秒
永井拓真(青学1)67分56秒 南 俊希(明大1)68分22秒
山田拓斗(日大1)68分57秒 植村拓未(青学1)69分02秒
 川澄・奈良選手は前日の福岡クロカンからの連戦だったのですが、よくやりましたよね。タフさが身に付けばと思います。他では日大の斎藤選手が頑張ったか。


29.2.26 第11回ふかやシティハーフマラソン
ハーフ男子招待の部
1位タイタス ワンブア(武蔵1)64分54秒
----------------------------
3位渡辺拓巳(大東3)66分27秒
上前法誠(上武1)68分29秒 志斎海斗(上武1)68分55秒
花田裕司(武蔵1)69分28秒 木村勇人(平国3)68分52秒
 ワンブア選手はさすがに力のあるところを見せましたかね。さらに上がってほしい。また全日本予選でよく名前を見る大東大の渡辺選手もある程度長い距離安定してきましたね。

10㎞男子招待の部
○東京国際大学
1位伊藤達彦①30分06秒
河野 歩②30分24秒 真船恭輔①30分31秒
鈴木正樹①30分32秒 相沢悠斗①30分43秒
中村南斗②30分54秒 山田大地②31分00秒 荒井大輝③31分10秒
 日本学生ハーフで結果を出した伊藤・河野・真船選手はここでも上位とっていました。箱根に向けて這い上がっていきたい。


29.2.27 BU Last Chance Meet Heat
舟津彰馬(中大1)7分59秒29※5千の競技を3千まで
 スピードの強化に関しては中大は早くも結果出していますよね。舟津主将の2年目のシーズン、まずトラックの個人の記録を楽しみにしましょう。

29.3.5 第72回びわ湖毎日マラソン

1位エゼキエル キプトー チェビー(ケニア)2:09:06
2位ビンセント キプルト(ケニア)2:09:15
3位ムニョ ソロモン ムタイ(ウガンダ)2:09:59
4位佐々木悟(旭化成)2:10:10
5位松村康平(MHPS)2:11:04
6位石川末廣(Honda)2:11:05
7位園田 隼(黒崎播磨)2:11:32
8位大崎翔也(中電工)2:12:07
-------------------------------
10位上門大祐(大塚製薬)2:12:58
16位大塚祥平(駒大4)2:15:10
28位村澤明伸(日清食品G)2:17:51
DNF一色恭志(青学4)
 気温が高く後半は向かい風…つまり前半汗をかいて、後半は風にさらされ体が冷える…海外の選手を含め記録が伸び悩みましたが、かなりの過酷な条件だったようです。その中で日本人トップを取ったのはリオ五輪代表の佐々木選手!途中の腹痛が勿体なかったですが、それでもまとめてきたのは経験の高さ所以か。日本人2位の松村選手は2時間8分強を出したことがありますし、3番手の石川選手、4番手の園田選手などマラソン経験値の高い選手が良かった。やはり条件が悪い中になると経験が重要になってくるのでしょうね。そんな中、大東大OBの大崎選手が粘って上がってきたのもポイントですかね。学生の駒大・大塚選手も30㎞近くまで粘れたと思います。

 逆に注目を浴びた若手ランナーが今回は洗礼を浴びました。25㎞地点から日本人トップを疾走した村澤選手は35㎞手前で後退すると、最後は完全にエネルギー切れ、マラソンの難しさですね。青学の一色選手は試合前から状態が思わしくなかったようで、20㎞手前で遅れだし、その後10㎞前後進みましたが倒れて棄権、病院に搬送されたということです。なんとなく、ここの所の青学フィーバーで周囲の期待値が上がり過ぎていたのもあるような…。またいずれ元気な姿を見たいですね!

マラソンの選考…正直なところ4大会の最上位の日本人は大差ない
 基本的には福岡の川内選手(2:09:11)、別府大分の中本選手(2:09:32)、東京の井上選手(2:08:22)、びわ湖の佐々木選手(2:10:10)は気象条件や展開を加味するとほとんど価値は変わらないように思うのですよねぇ。川内選手は条件が悪かったがゆえにスローペースになりましたし、別府大分は中本選手が力を出しやすいペースでしたし、井上選手は10㎞突っ込んでますがとても走りやすかったし、タイムが悪い佐々木選手は条件が悪い中、1㎞3分を切るペースで序盤推移しています。

 まあでも、分かりやすい指標としてタイムになるのだろうなぁ。そうすると、おそらく井上選手と川内選手はほぼ当確佐々木選手は落選、残り1枠を中本選手と東京2番手の山本選手(2:09:12)の争いになって、優勝ということを加味して中本選手…になるのでしょうかね。(個人的には別に5枠でもよかったと思ってる。少し多くしてどういう選手が”夏”の”世界”と戦っていけるのかもう一度吟味しやすいと思う。例えば東京3番手で序盤は世界についていった設楽選手(2:09:27)を選んでみるとかね。こういう戦い方で暑い夏も行けるのかどうか)
 東京マラソンの流れで今回タイム出なかったことで、『喝』も入っているそうですが、目先のタイムの結果だけでなく、もっと広い視点を持って強化や選考方法を考えてほしいなと思っています。
 
 
 


29.3.5 第68回金栗杯玉名ハーフマラソン大会
1位押川裕貴(トヨタ自動車九州)63分18秒
2位二岡康平(中電工)63分19秒
3位川内優輝(埼玉県庁)63分19秒
-------------------------------------
5位堀合大輔(駒大2)63分32秒
中村 駆(東洋1)65分10秒 鈴見侑大(拓大2)65分40秒
宮本甲斐(東海4)66分27秒 内山健太(福岡大)67分44秒
米永夏輝(第一工大)68分24秒 廣山誉英(福岡大)68分35秒
松本隆佑(福岡大)69分01秒 増元祐一郎(第一工大)69分10秒
 実業団と川内選手との激しいたたき合いの中、押川選手が強いところを見せましたね。そんな中、堀合選手が63分半ばの好タイム。駒大は本当に冬にぐっと伸ばしましたよね。意外とやるかも…?他、東洋の中村選手が初ハーフまずまずでしたね。また、地元の九州勢の学生も出場していて、内山選手をはじめとする福岡大の健闘が光りました。



今期学生マラソン
中村祐紀(青学3)2時間12分58秒 東京マラソン
近藤秀一(東大2)2時間14分13秒 東京マラソン
鈴木洋平(早大4)2時間14分56秒 愛媛マラソン
柴田拓真(平国4)2時間15分02秒 東京マラソン
大塚祥平(駒大4)2時間15分10秒 びわ湖毎日マラソン

松井将器(東工M1)2時間15分18秒 東京マラソン
セルナルド祐慈(創価4)2時間16分21秒 東京マラソン
大下浩平(広島経済大)2時間17分00秒 東京マラソン
小田俊平(青学3)2時間17分01秒 静岡マラソン
甲斐大貴(順大4)2時間18分17秒 東京マラソン

中村佳樹(駒大4)2時間18分37秒 愛媛マラソン
濱登貴也(東国3)2時間19分14秒 東京マラソン
板橋賢吾(駒大3)2時間19分43秒 静岡マラソン
佐藤史弥(上武4)2時間20分44秒 延岡西日本マラソン
松井将器(東工M1)2時間20分58秒 福岡国際マラソン

藤原 舜(広島経済大)2時間21分09秒 防府読売マラソン
土橋晋也(北海道大)2時間21分37秒 福岡国際マラソン
下澤聖哉(東経4)2時間22分12秒 東京マラソン
渥美祐次郎(東大院)2時間22分33秒 東京マラソン
坂本佳太(上武3)2時間22分39秒 東京マラソン

石井辰樹(東国4)2時間22分48秒 東京マラソン
原 由幸(道都3)2時間24分03秒 東京マラソン
岩佐快斗(中大1)2時間25分17秒 勝田全国マラソン
堀尾和弥(広島経済大)2時間25分28秒 東京マラソン
元川嵩大(東経2)2時間26分07秒 東京マラソン

海老澤太(中学4)2時間26分46秒 東京マラソン
水落秋里(金沢大)2時間26分47秒 福岡国際マラソン
藤村章太(学習3)2時間26分50秒 別府大分マラソン
三好優汰(一橋4)2時間27分01秒 別府大分マラソン
井下裕貴(東国3)2時間27分06秒 東京マラソン

柏木亮太(中大2)2時間27分18秒 勝田全国マラソン
※抜けがあったら追記します


コメントはまた後程追記
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【結果・予選16位以降と他地区】2017日本学生ハーフ









○亜細亜大学
13位加藤風磨③63分22秒
古川 舜②66分30秒 上土井雅大①66分58秒 山口明津也②67分25秒
関根 諒③67分35秒 河野辺祐貴③67分38秒 梅本龍太②68分05秒 石飛貴啓②68分10秒
酒井海里③68分27秒 山本裕二①68分37秒 有谷昭宏③68分46秒 唐澤邑歩②69分07秒
西澤広太①69分14秒 荒木 賢①69分18秒
 連合チームで出走した加藤選手が本格化してきましたね。関東ICでも活躍できるかも?ただ、他はちょっと厳しかったですかね。上土井・山口選手ら若手の伸びに注目していましたが67分前後…先日、5億円を投入して合宿地の設備の強化を図っていましたが、何とかこたえたい。

○関東学院大学
関口大樹①67分41秒
米 奎亮③67分46秒 柿田直輝③68分22秒 山本旺輝①69分44秒
 来シーズンの中堅選手あたりですかね、ここからあがれるか。

○日本薬科大学
桜庭宏暢③65分25秒
溜池勇太①67分25秒 時川朋也①68分14秒 寺澤 望④68分26秒
安藤優気③68分29秒 中才雄介③68分34秒 山本翔矢②69分18秒
 連合出走の桜庭選手がやはりトップ。1年生の溜池・時川選手が続いたのが良かったですね。

○駿河台大学
西沢晃佑②65分11秒 親崎達朗③67分03秒 仲根悠貴①68分19秒 福谷 駿①68分48秒
 西沢選手のタイム中々いいですね!あと30秒くらい秋までに縮められれば、連合チームの候補に入れるはずです。

○明治学院大学
雨宮大地①68分59秒 山内郁人②69分48秒 大谷智希②70分28秒
 ここから伸びる選手がどれだけ出てくるか。

○平成国際大学
小美濃駿②66分06秒
後藤秀平①66分36秒 工藤淳平①68分20秒 小島竜太①68分30秒
山田勇大①68分39秒 河野敢太①69分07秒 上石敦士①69分31秒
 小美濃選手が比較的安定しているかなと思います。それから後藤選手の成長もいいですね。


○麗澤大学
国川恭朗①64分52秒
大道聖斗③66分10秒 宮田 僚①66分30秒 田中 匠②66分31秒
渡邉紘也②66分48秒 鬼頭直己①67分07秒 市川 駿②67分51秒
瀬尾和輝①67分56秒 村瀬佳樹②68分12秒 河内宏太①68分18秒
太田来紀②68分50秒 藤村 穣③69分33秒
 連合チームに選ばれていた国川選手が64分台と結果を出してきましたね。やっぱり予選である程度結果を出すのにそれだけ根拠があるのでしょう。その他は、大きな結果はありませんでしたが、大道・宮田選手ら66分台にとどまる選手が複数いました。学生ハーフのみの結果で他校と比較すると、一気にジャンプアップできるかもしれません。


○流通経済大学
磯谷 駆①65分45秒
稲富智希③66分50秒 地福詩音②67分07秒 出田優斗③67分25秒
谷野稜弥③67分51秒 三輪雄大①68分15秒 島龍之介①68分31秒
荒井良介③68分45秒 佐野健人②69分18秒 大園祐太③69分31秒 渡邊晴樹③69分57秒
 冬になってから磯谷選手が非常に好調ですね。ひとまず彼が状態がいいうちに1万を走ってもらう機会があればと思います。全日本予選出場がかかっています。

○筑波大学
吉成祐人(M1)65分27秒
 院生の吉成選手のみの出場はちょっと意外。全日本予選1万にかけているのか??

○桜美林大学
田部幹也②66分42秒
森 駿太②67分29秒 坂田 光①67分42秒 小高真基③68分59秒
和田海希③69分06秒 橋 啓③69分17秒
 田部選手が安定していますね。森・坂田選手もこれからか。小高選手が状態を上げて引っ張ってほしいところ。


○東京経済大学
村上 滋①68分29秒 所河北斗①69分26秒 小新裕貴②69分55秒
 若い選手がこれからどれだけ伸びてくるか。

○武蔵野学院大学
49位藤井亮矢①64分18秒
岩永 令①66分14秒 佐藤貴洋②66分27秒 高岡朝日②68分53秒
 藤井選手は本物ですね。将来が楽しみ。チームとしても岩永・佐藤選手と2人66分台が出てきたのは収穫。ここもぐんとあがるかも。

○東京情報大学
井上和弥③66分51秒 馬場雅人③67分25秒 関根大和③69分50秒 篠崎拓弥②69分51秒
 今回は井上選手が良かったですね。馬場選手と篠崎選手も引っ張っていってほしいところ。

○関東その他
轟木亜門(立大2)66分34秒 古林潤也(防大2)66分58秒 中村亮介(立大1)68分17秒
下川唯布輝(慶大3)68分35秒 小野寺涼(埼大3)68分51秒 藤村章太(学習3)68分54秒
川口文岳(学芸2)69分00秒 小野隼太(茨城3)69分20秒 河井大晟(芝工1)69分21秒
永野裕也(慶大2)69分29秒 宍戸公紀(松蔭2)69分45秒 今江勇人(千葉1)69分46秒
多田駿介(東工1)69分51秒 山田純平(千葉2)69分59秒
 2年生の選手が良かったですね。立教大の轟木選手と防衛大の古林選手が66分台で粘りました。今後主力となっていきそうです。




○立命館大学
岩崎祐也③65分54秒 西川 諒②67分53秒

○京都産業大学
島田将志③67分01秒 日下聖也②67分13秒 奥村杏平③67分54秒
 両校とも来季主力になってほしい選手が出場しましたが、今回はもう少しといったところか。


○関西大学
山口晃平③65分47秒
米澤 玲④66分18秒 岡田和樹③67分22秒 土肥祐貴②67分40秒
仲井賢太③67分59秒 中村祐介②68分15秒

○大阪経済大学
水谷航太②67分58秒 松本卓也③69分03秒 山口祐太①69分15秒 福島力人③69分20秒
 関西大が良かったですね。山口選手は来季の主力でしょうか。大阪経済大はもう少しいきたかったか。

○関西学院大学
石井優樹①64分41秒
坂東 剛②65分50秒 松井政洋③66分26秒 藤原直樹③66分42秒
野田周吾③66分48秒 川島貴哉①67分45秒 宮崎弘郁①69分31秒
 大収穫は関西学院大ですかね。石井選手の64分台は中々良かったのでは?坂東選手も踏ん張り、自己ベスト上では関西地区の中で一番ハーフの成績が良い大学になったと思います。

○同志社大学
宇野幹也③67分39秒 村瀬耀司③68分47秒 地行聡一郎②69分13秒

○東北大学
高橋佳樹(M1)67分52秒 酒井洋輔②68分38秒 松浦崇之①69分29秒
 同志社大にも少しずつ選手が揃ってきていますね。東北大はこれを刺激にまた強くなってくれれば。

○その他
北村宙夢(日本文理)66分02秒 副島将平(日本文理)66分31秒
勝下裕貴(龍谷大)66分34秒 中津川遥也(東北福祉大)67分37秒
新美 健(皇学館大)67分43秒 橋拓海(山形大)67分58秒
中山繕勧(第一工業大)68分16秒 柴田裕平(京都大)68分51秒
原田麟太郎(京都大)69分20秒 津田耕平(愛知教育大)69分34秒
兵頭喜基(近畿大)69分35秒 依田航太郎(新潟大)69分58秒
 日本文理大の北村・副島選手が良かったですね。彼らでまた全日本に出てこれれば。龍谷大の勝下選手も踏ん張りました。それから中々全日本に縁はないですが、東北福祉大や皇学館大や山形大の選手も良かったと思います。


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【結果・箱根11~20位+予選15位以内】2017日本学生ハーフ





○帝京大学
12位岩佐壱誠①63分19秒
15位畔上和弥②63分34秒 27位竹下 凱②63分53秒
32位濱川 駿②63分58秒 34位佐藤諒太③64分00秒

平田幸四郎①64分33秒 新関友基②64分33秒 吉野貴大①64分59秒
横井裕仁②65分19秒 島貫温太①65分26秒 幸崎一聖②65分27秒
沖 成仁③65分33秒
 井田湧希③65分36秒 渡辺貴裕③65分53秒

仁平 翔②66分39秒 平本駿椰②66分40秒 大塚瑞季②66分44秒 政光 瑛①66分46秒
吉田将人③67分02秒 田村丈哉①67分29秒 小林万修①67分39秒 橘高健一②67分47秒
後藤佑太郎①67分52秒 岡 智洋①67分58秒 阿部有希②68分24秒 井手優太②68分47秒
中江颯一朗①68分53秒 幸村亮太③68分57秒
 多くの選手が出場しましたね。その中、岩佐選手がこの1年間大きく成長したと言える結果を出しましたね。往路を担った竹下・濱川・畔上・佐藤選手もしっかり結果を残した中で上回ったのは大きいですね。柱が一人増えました。あとは安定の平田選手に新戦力候補の吉野・島貫選手の踏ん張り、それから5千のスピードがある新関選手も長い距離を走れるようになりましたね。予選出場校とは思えないくらい選手層が厚くなっています。

○創価大学
吉留一喬①65分12秒
玉利健志③65分17秒 石嵜雅也②66分00秒 築舘陽介①66分17秒
姫宮大地③66分56秒 古場京介②67分05秒 秋山優樹②67分09秒
上田結也①68分01秒 竹下和真①68分18秒 郷 龍輔②68分21秒
 古場選手以外は箱根未出場でしたね。その中で吉留選手が予選を含めて3度長距離ロードをしっかり走り切ったのは良かったですかね。1万のタイムを持っている玉利選手も粘り、また箱根5区候補ながら欠場した築館選手が復帰できたところも良かったです。やっぱり少しずつですが選手層がよくなってます。

○大東文化大学
24位原 法利③63分49秒
25位山本翔馬③63分50秒
谷川貴俊②64分31秒 奈須智晃②65分28秒 山崎 光②65分37秒
立石 悠②66分08秒 中神文弘②66分25秒 
 箱根2区の原選手はさすがチームトップ、その直後に山本選手が食い込んだのが収穫、64分切れたのは中々の記録ですね。他、奈須・山崎選手が新戦力候補として台頭してきています。


○拓殖大学
18位赤 暁①63分41秒
38位戸
部凌佑②64分03秒
土師悠作③64分52秒 五十嵐大己②64分56秒 中井槙吾①65分59秒
楠本幸太郎①66分28秒 桑原良樹①67分18秒 土井春樹①67分38秒 飯塚 匠①68分30秒
 赤崎選手が主力候補として名乗りを上げましたね。63分台で18位という順位は中々いいのではないでしょうか。戸部選手もまずまず、土師選手も復調傾向にある感じか。選手層の薄さが拓大の課題ですが、五十嵐選手が65分切りしました。その他にも伸びる選手が出てきてほしいところ。

○上武大学
26位森田清貴④63分52秒
大森 樹②64分51秒 熊倉優介②64分56秒 関 稜汰②65分06秒
淵 喜輝②65分27秒 橋立 旋①65分48秒 佐藤駿也③65分49秒 石井 僚②66分14秒
川原 巧①66分25秒 野上 蓮①66分50秒 高田俊太②66分54秒 窄頭正樹③67分16秒

北脇庄之佑①67分29秒 小林淳輝③67分32秒 中 泰斗③67分43秒 島津達洋①67分54秒
松下恭一郎②67分57秒 寒河江璃矩①68分31秒 石井智大①68分36秒 鈴木寛英②68分58秒
 大学での最終レースとなった森田選手が63分台で締めました。有終の美と言えるのではないでしょうか。戦力としては大きくタイムを伸ばす選手はいませんでしたが、大森・橋立・佐藤選手の箱根出走メンバーに、熊倉・関・淵選手が絡んだことが収穫ですかね。ひとまず予選で集団層ができるメンバーが揃いつつあります。


○國學院大學
21位熊耳智貴③63分46秒
28位向 晃平③63分54秒 37位國澤優志③64分03秒 47位浦野雄平①64分14秒
江島崚太②64分19秒 小田智哉③64分40秒 長谷勇汰②65分28秒
稲毛暉斗①65分31秒 小杉恒人①65分36秒 中山貴裕②65分47秒

渡邊 貴③65分58秒 稲田峻大①66分06秒 菅家希来②66分24秒
河野敢太③67分18秒 小中駿祐②67分30秒 内田健太③67分45秒 芹澤昭紀②68分13秒
 今回は大きな収穫がありましたね。昨年秋からメキメキと力を付けてきた熊耳選手が63分台でしっかり走り切りましたし、長い故障から復帰した向選手がいきなり63分台、國澤選手も安定してきましたし、若い浦野・江島・稲毛選手らが長い距離で粘りを見せました。小田選手も新戦力候補ですね。こうなるといいチームになってくると思います。


○山梨学院大学
7位永戸 聖②62分52秒
23位久保和馬②63分48秒
古賀裕樹③64分23秒 片山優人②64分50秒 出木場風吹②65分37秒
首藤貴樹①65分49秒 中村幸成①65分50秒 池田眞臣②65分50秒
藤田義貴②66分08秒 横井翔吾③66分19秒 中井直希③66分23秒

井上広之①66分32秒 大殿将司②66分33秒 原口 翔①66分49秒 熊谷比呂②67分10秒
高瀬魁舟①67分30秒 古礒瞳衣②68分17秒 宮地大輔①68分36秒 伊藤大生①68分39秒
前田隼弥①68分55秒 関川大悟①68分58秒
 永戸選手は立派に主力となりましたね。トラックでも記録を伸ばしていきそうです。また、箱根7区を走った久保選手がぐっと伸びてきました。ロードで安定していますし、こういう選手がいると助かります。片山選手もまずまずかな。個人的に首藤・中村・井上選手の1年生にも注目していましたが、今回はうまくいかず。箱根予選までにもっと縮めてほしいところです。

○明治大学
31位末次慶太③63分56秒
36位中島大就①64分02秒 42位田中龍太②64分12秒
皆浦 巧③65分38秒 南 俊希①66分51秒 竹山直宏②67分03秒
岸 哲也①67分46秒 斉藤寛明①68分14秒
 末次選手がまずまず安定しているということ、故障から復帰した中島選手がうまくまとめたのが良かったですかね。田中選手も平地もある程度いけそうなのでしょうかね。他のメンバーは箱根予選出走候補なだけにもう少しまとめてほしかったか。

○日本大学
小坂太我①65分22秒
岡野佑輝③66分09秒 町井宏行③66分24秒 金子智哉①66分40秒
佐藤玲偉②66分49秒 阿部 涼①66分52秒 成田悠汰①67分04秒


町井孝行③67分11秒 野田克哉②67分23秒 岡田慶一郎②67分36秒 齋藤拓海①67分36秒
川崎鉄太③67分53秒 大塚達矢②68分17秒 山田拓斗①68分18秒 吉田大海①68分47秒
大平健太①68分48秒 西尾成世①68分53秒 新関涼介③69分08秒 石垣陽介①69分47秒
石井健登③69分54秒 川口賢人③74分38秒
 箱根8区出走の小坂選手が65分台で粘ったこと…くらいですかね。岡野・町井宏選手はもう少しいきたかったかし、65分行かなくても66分前半は出す若手がもう少し出てほしかったかな…。あと、かなり苦しそうに走っていたという川口選手が心配です。


○国士舘大学
藤江千紘②65分16秒
守屋太貴③65分29秒 辻田拓真③65分42秒 大西 彰①66分29秒
福田有馬①66分33秒 小室駿也①66分35秒 高田直也②66分59秒
加藤雄平①67分11秒 内山 武②67分15秒 佐藤弥憂②67分20秒

濱田 錬①67分27秒 亀山雄一②67分40秒 本多将貴③67分40秒
石川智康①68分15秒 星川賢二郎③68分38秒 黒祐司③68分41秒 石川大和②68分47秒
 藤江選手が安定しているということ、箱根予選出走している守屋・辻田選手が今回も無難にまとめたのは良かったですね。また1年生で大西・福田・小室選手が上がってきてますかね。もう少しで戦力になってくれそうです。






○中央大学
苗村隆広②64分34秒
中山 顕②64分58秒 堀尾謙介②65分01秒 神崎 裕②66分34秒
蛭田雄大③66分49秒 関口康平①67分31秒 江連崇裕③67分44秒
岸 俊樹①67分53秒 鈴木康太①68分03秒 石黒和寿①68分05秒
茂川聖真②68分29秒 北村 祥②69分05秒 二井康介①69分19秒
 この冬は苗村選手の復活が一番の収穫でしたかね。来シーズンに入ってさらに本格化してくればと。あとは中山選手もぐんと伸びた感じです。ただ、あとはちょっと厳しかったですかね。15㎞以降全員が失速してしまったということで、トラックをかなり強化したことが今回は結び付かなかったかもしれません。1万28分台の二井選手の不調もちょっと心配なところです。

○城西大学
50位服部潤哉②64分19秒
宮沢真太①64分35秒 山本竜也③65分23秒 舘脇勇助③66分21秒
峐下拓斗②66分30秒 西嶋雄伸①66分48秒 中原佑仁①66分49秒
原田建史郎①66分59秒 吉川幸紀①67分04秒 伊藤大喜①67分34秒
佐藤亜星②67分40秒 関口拓磨②68分38秒 鈴木勝彦②69分31秒 中舎優也③69分50秒
 服部選手が一番良かったですし、彼が一番安定しているような感じがしますかね?あとは宮沢選手が新戦力として台頭してきたことが良かったですかね。あとはもう少し安定する選手が増えてきてほしいかな。山本・峐下・西嶋・中原選手あたりは主力候補ですし、もう少しまとめたかったですかね。

○東京農業大学
小山直城②64分43秒
高良綾太郎③65分59秒 山舘湧真③66分17秒 鈴木開登②66分25秒 川田裕也①67分07秒
高木才叶①67分23秒 今井優作①68分09秒 朝比奈俊介③68分26秒 鈴木広親②68分33秒

 エースの小山選手以外がどこまでいけるか、でしたが高良選手がぎりぎり66分を切ったくらいに留まりました。3番手以降の選手も何とか上がってこないと箱根復帰が苦しくなります。

○専修大
岩田拓海③64分55秒
矢澤明徳②65分06秒 長谷川柊①65分12秒 藤井健吾②65分49秒
藤雄基②66分07秒 伊藤健太③66分24秒 宮尾佳輔③66分54秒

横山絢史①67分23秒 櫻木健次朗③67分23秒 水沼群青③67分42秒 末永晃大③68分09秒
小林彬寛①68分13秒 塚原淳之①68分21秒 山下智也①68分45秒 近藤 勇③69分12秒
 来季主力になる岩田選手が64分台、それから若手の矢澤・長谷川選手がまとめきったのがひとまず収穫でしょうかね。藤井選手以下、箱根予選までにもう1分以上は縮めていきたいところです。

○東京国際大学
45位伊藤達彦①64分13秒

真船恭輔①64分33秒 河野 歩②64分54秒 戸塚 透③65分52秒
堤 完一②65分55秒 菅原直哉①66分10秒 浦馬場裕也②66分24秒

相沢悠斗①66分46秒 上村真司③66分48秒 山田大地②67分06秒 
岩崎雅広②67分41秒
濱添大地②68分18秒 中村南斗②68分22秒 大澤 翔③68分33秒 鈴木正樹①68分58秒
 昨年末、1年生が記録会で上位を占めていたので、注目していたのですが、伊藤・真船選手がまずは結果を出してきましたね。まずは彼らが中心となっていくのでしょう。新3年の層が薄いと言われていましたが、河野選手も台頭してきそうな雰囲気です。

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【結果・箱根シード校編】2017日本学生ハーフ






29.3.5 日本学生ハーフ結果(http://www.iuau.jp/ev2016/20mhalf/20mhalf_results.pdf)

1位から3位までがユニバハーフ代表(4位は補欠)に決まるレースです!
※気象条件がそんなに良くない中、強い選手がとても際立つ結果になりました!※

69分以内はほぼ全員記載
○青山学院大学
5位橋詰太慧②62分46秒
9位森田歩希②63分02秒 20位小野田勇次②63分42秒 22位梶谷瑠哉②63分48秒
29位山田滉介②63分54秒 39位吉永竜聖③64分04秒 大越 望③64分58秒

竹石尚人①64分59秒 富田浩之②65分04秒 石川優作③65分10秒
橋間貴弥②65分15秒 近藤修一郎③65分36秒 吉田祐也①65分56秒
中根滉稀①66分00秒 小野塚久弥②66分09秒 木村光佑②66分34秒
生方敦也①67分54秒 鈴木塁人①71分48秒 田村和希③DNF
 橋詰選手がこの冬の収穫ですね。2月神奈川ハーフに続き連続で62分台は強いですね。今シーズンの飛躍が愉しみな選手です。あとはもう少しというところでしょうか。森田・小野田選手は安定感が高いとは言えそう。山田選手もじわりと伸びているか。梶谷選手はまずは得意のトラックから頑張ってほしいところ。ただ、田村・下田・鈴木選手と言った主力が万全ではないので、トラックシーズンは総合力で闘っていくことになりそうだ。


○東洋大学
8位山本修二②62分56秒
14位相澤 晃①63分33秒 46位小笹 椋②64分14秒
竹下和輝③64分26秒 高森建吾③64分32秒 今西駿介①65分38秒 山口健弘②68分03秒
 山本修選手はさすが箱根2区を任さされただけありますね。62分台で8位入賞でまとめてきました。相澤選手も3度のハーフ外すことが無かったのが収穫でしょう。他、神奈川ハーフ優勝の竹下選手は今回は64分台にとどまった。小笹・高森選手は少しずつ安定感が増してきている印象です。


○早稲田大学
40位安井雄一③64分05秒
石田康幸③64分31秒 太田智樹①64分49秒 光延 誠③64分58秒
清水歓太②65分00秒 谷口耕一郎③65分01秒 河合祐哉③65分31秒
藤原滋記③65分39秒 遠藤宏夢①65分42秒 大木皓太①66分00秒
三上多聞①66分28秒 伊澤優人①67分56秒 岡田 望②68分26秒 尼子風斗①68分47秒
 今回はちょっと厳しい結果ですかね。安井・石田選手は安定感あり、太田・光延選手は勝負した上でのタイムではる。ただ、多くの主力選手が出た中、64分以内が誰もいなかったのは悔しいところ。新戦力も谷口選手が65分少しにきたくらいだした。シード校の中ではもしかすると早大が一番インパクト低いかも…?


○順天堂大学
44位金原弘直②64分13秒
野田一輝①65分53秒 難波皓平①65分55秒 鈴木雄人①66分11秒
飯野汰一③66分15秒 吉岡幸輝②66分49秒 小林哲平①67分11秒 小畠隆太郎①67分14秒
宮原大成③67分54秒 川東慶之③68分19秒 香月翔太①68分23秒 遠藤太貴③69分32秒
 主力になってほしい金原選手がチームトップ。今回の条件ではまずまずでしょうか。その他の選手は若手やレギュラー外が中心。ひとまず箱根を走った野田・難波選手が長距離に対して苦手意識が薄くなってくれればと思います。


○神奈川大学
1位鈴木健吾③61分36秒(学生歴代6位)
安田共貴①64分46秒 多和田涼介②65分29秒 田中尚人②65分47秒
秋澤啓尚③65分51秒 徳川稜汰②66分02秒 安藤 駿①66分04秒
西田秀人③66分16秒 枝村高輔③66分31秒 日野志朗①66分34秒 杉優一朗②66分47秒
 鈴木選手…素晴らしかったですね!!最初からレースを引っ張り、15㎞からは独走状態になったのは箱根2区を再現しているかのよう。61分36秒で日本人学生歴代6位のタイムでユニバハーフの代表の座を射止めました。有言実行でした。勝つだけでなく日本人2位を大きく引き離すところが本当に強いです。今シーズンの活躍が本当に楽しみですね。
 その他はレギュラー入りを狙うメンバーが出場、安田選手が一番良かったですね。





○中央学院大学
30位大森 澪③63分55秒
41位細谷恭平③64分05秒
釜谷直樹②64分55秒 有馬圭哉①64分58秒 新井翔理③65分16秒
海老澤剛④65分20秒 市山 翼②65分45秒 廣 佳樹②66分03秒
玉沢良太②66分16秒 吉見光道③66分28秒 水野 優③66分45秒

石井 海②66分48秒 原捷太郎②66分54秒 杉山拓郎①67分39秒
松村 真③67分48秒 中川 賢②67分49秒 須永康幸①67分55秒
赤井竜生①67分58秒 小玉健仁②68分01秒 川村悠登①68分01秒 鈴木賢生③68分08秒
 大森選手が持ち前の安定感を発揮しましたね。そして、山登りの細谷選手が平地でも無難に走り切ったのは収穫でしょう。新4年が頑張ってます。あとは記録会で名前を見るようになった釜谷・有馬選手が安定していますね。新井・廣選手あたりはまた巻き返してほしい。
 また、ラストシーズンの箱根を走れなかった海老澤剛選手が実業団に入る前に復帰できましたね。またロードでの粘りの走りを見たいです。



○日本体育大学
43位小町昌矢③64分12秒
廻谷 賢①64分40秒 中川翔太①65分04秒 室伏穂高②65分36秒
石島一真③65分46秒 小縣佑哉①65分52秒 小松力歩①66分12秒
森崎拓海②66分25秒 森田諒太①66分29秒 田 諒①66分48秒

山口晟弥②67分04秒 池田卓矢③67分07秒 大崎 遼③67分11秒 徳田亮太③67分32秒
好 貴久①67分40秒 玉城柾人③68分32秒 白永真彦③68分40秒 大泉 奨②68分44秒
江連 翼②68分46秒 山口和也①68分47秒 三原卓巳②69分31秒 辻野恭哉③69分43秒
 来季のエース格の小町選手が頑張りましたが、今回はうまくいきませんでしたかね。その他は、レギュラー争い上の選手が出場しましたが、その中で廻谷選手が箱根出走した中川・室伏選手を上回ったのは収穫ですね。この冬でぐっと成長してきました。


○法政大学
33位福田兼士②63分59秒
35位矢嶋謙悟②64分02秒
鈴木亮平②64分29秒 磯田和也③64分41秒 狩野琢己②65分07秒
大畑和真②65分22秒 松澤拓弥①65分32秒 阿部泰久②65分43秒

増田真也③66分30秒 坪井 慧①66分35秒 増田将也③67分09秒
緒方喬平③67分13秒 増田蒼馬①67分57秒 児島陽生②68分01秒 岡原仁志①68分30秒
 スピードがある福田選手がついに長い距離も対応してきましたね。63分台は今回はそんなに出なかったので、結構強いですね。それから箱根を走っていない矢嶋・鈴木・磯田選手が64分台をマークしたのは法政大の勢いを現しているような気がします。


○駒澤大学
2位工藤有生③62分15秒
3位片西 景②62分34秒

4位下 史典②62分36秒
11位中西亮貴③63分17秒 48位中村大聖①64分16秒
物江雄利②64分20秒 佐々木聖和①65分04秒 中村大成①65分09秒
川戸拓海③65分50秒 山下一貴①65分54秒 海老澤太郎②66分11秒 大坪桂一郎①68分01秒
 今回は駒大の次年度の主力選手が頑張りましたね。工藤選手は勿論ですが、成長著しい片西選手が連続62分台、そして一番の収穫と思われる下選手も62分台で続きました。ゴール直前で片西選手に交わされ惜しくもユニバ代表は逃しましたが、糧としてほしい。毎回誰かをユニバハーフに送り出す駒大はやっぱり凄いですね。
 その他も中西選手が急成長を告げる63分前半、中村大選手も長い距離で安定していますし、物江選手が長い距離でも結果を残し始めています。駒大が冬にぐぐっと戦力を上げてきています!



○東海大学
6位川端千都③62分47秒
10位館澤亨次①63分14秒 16位松尾淳之介①63分36秒
17位湯澤 舜②63分40秒 19位春日千速③63分42秒
國行麗生③64分26秒 島田良吾③64分32秒 中園誠也①64分49秒
上嵩斗②64分51秒 湊谷春紀②65分32秒 西川雄一朗①65分49秒

小林和弥③66分08秒 小松陽平①66分21秒 羽田智哉①66分30秒
河野遥伎①66分56秒 関原稔記③67分13秒 山田大地③67分40秒
廣瀬泰輔③67分53秒 垂水 隆③68分02秒 上野遼太①68分03秒

木村理来①68分08秒 足立直哉②68分18秒 丸山 剣②68分31秒 成田元一④68分35秒
加藤拓実②68分54秒 嘉村大悟②68分58秒
 川端選手が良かったですね。丸亀よりも条件が悪い中、一人安定していました。なんだかんだ長い距離は頼りになりそう。1年生は舘澤選手がひとまず距離の不安がかなり少なくなったことが良かった。松尾・湯澤選手もやはり長い距離はいいですね。春日・國行選手はまた負け時と巻き返してくれれば。あとは出雲3位のメンバーの三上・湊谷選手もこれからあがってこれればと思います。



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2016年度卒業生&2017年度に向けて~拓殖大学






※2017箱根本戦出場校ラスト
16箱根16位、16予選7位、16全日本8位、17箱根14位
拓殖大学
主な卒業生
宇田朋史29分12秒99≪17:箱4区6位、16:全4区2位、予17位、箱3区10位、15:予20位、箱8区18位、14:出2区、箱8区17位、13:予91位≫
新井裕祟30分18秒55≪17:箱8区16位、16:全6区9位、予64位、15:箱7区20位、14:出5区、13:予142位≫⇒陸上自衛隊
大中亮矢30分19秒38≪16:全7区16位、予121位、箱6区19位≫
北川善幸30分28秒76
渡辺耕平5千14分35秒95

 1年生の時にシード権獲得、その後はシード権獲得へ様々な苦難がありました。4年間その真っただ中にいたのが宇田主将でしたね。1年生の秋に1万29分台を出し台頭すると予選も二けた順位で走り1年目で大きく成長しました。迎えた初の箱根路で良くも悪くも宇田選手を有名にした出来事が起こります。8区の中盤に差し掛かるところで他校の選手と足が絡まり転倒、すぐに起き上がったもののペースダウン。総合順位を落としてしまいます。その後の4年生の好走でチームはシード権獲得したものの、本人には悔しい気持ちが残ります。2年生以降は自身もしっかり貢献しようと奮起しますがここから苦しい戦いが始まります。同じ8区を出走しますが、悪い流れを止められず失速、繰り上げスタートに合ってしまいます。

 3年生になって走力面であがってきましたね。1万29分半ばをマーク、箱根予選は60分13秒で一気に主力の選手となります。3年目の箱根路はこれまでとは違う往路3区を担当。スピードレースでしたが粘りを見せ区間10位。翌年への期待が高まりました。4年時は全日本予選から全力投球、暑さの中4組で29分台で粘り9年ぶり通過に導くと、箱根予選も安定した走りをします。そして全日本が個人的に思うベストレースです。準エース区間4区で9位で襷を受け取ると区間2位の快走!チームを6位に引き上げ、終盤までシード権争いをする流れを作ります。迎えた最後の箱根は4区17位で襷を受けると7人抜き、今度もシード権争いに引き上げ、目標に向け邁進します。しかし、最終順位は14位、ゴール地点での寂しそうな表情が印象的でした。勝つことの難しさを思い知る場面です。現役引退が惜しい選手ですね。

 この宇田選手と1年時の予選で一緒に走っているのが新井選手ですね。62分00秒でチーム9番手で走り切ります。箱根は惜しくも出走なりませんでしたが、彼も将来主力になることを期待されました。2年時に箱根出走をしますが、前から大きく離れていたこともあり区間最下位と力を出せず。悔しいデビューとなります。その後は記録が落ち試合にも出ないなど苦しい時期が続きます。それでも4年の夏を超えて復活。予選個人64位と頑張ると、全日本6区は区間一桁で粘りの走りを見せます。最後の箱根は8区。総合12位でシード権まで1分強、大事な場面で襷を受けますが、ペースを上げることはできず区間16位、箱根は悔しさで終わりました。

 後は大中選手が走りましたね。3年時に山下り起用となりますが、非常に苦しい走りとなってしまいます。リベンジを期して最後の年は箱根予選と全日本本戦に出走しますが、こちらもあともう少しという成績でした。他、4年時に全日本予選1組で粘り、山登り候補にも上がった北川選手、秋に5千でチームトップ10に入る成績を出した渡辺選手がいましたね。全体的に走りでは無念の成績だったかもしれません。糧にして今後の人生を歩んでいってほしいですね。




新チームの戦力分析

【新4年生以下1万ベスト10】
ワークナー デレセ タソ③28分19秒16≪17:箱2区2位、16:全2区3位、予6位、箱2区11位、15:予2位≫
馬場祐輔③29分06秒71≪17:箱6区7位、16:全1区14位、予111位、箱5区15位、15:予45位≫
西 智也④29分27秒53≪17:箱1区14位、16:全8区7位、予71位、15:箱4区11位≫
苅田広野④29分47秒57≪17:箱7区14位、16:予54位、15:予225位≫
戸部凌佑③29分52秒44≪17:箱5区11位、16:箱7区15位、15:予63位≫
赤 暁②29分55秒76≪17:箱10区12位、16:全5区11位、予72位≫
土師悠作④30分06秒69≪17:箱9区19位、16:全3区9位、予98位≫
中井槙吾②30分07秒96
峠 亮平③30分10秒03
長田悠太郎③30分13秒76
在校生1万上位10人平均23位29分42秒7

【その他、有力在校生】
脇本 将④30分21秒59
松下 良②30分31秒22
鈴見侑大③30分34秒73
≪16:予162位≫
藤井拓実②30分36秒12≪16:予313位≫
楠本幸太郎②30分47秒12
今滝春彦③30分53秒84
≪17:箱3区20位≫
五十嵐大己③half65分41秒

【新入生】
松岡涼真①14分42秒85≪16:高7区13位≫
清松拓真①14分49秒62
鈴木勇那①14分50秒35
青柳拓郎①14分52秒72
中居 翼①14分52秒87

新入生5千上位5人平均26位14分49秒6

【今から考える箱根駅伝オーダー予想】
馬場-ワークナー-苅田-西-戸部  土師-鈴見-藤井-赤崎-中井
 届きそうで届かないシード権へ、もう一度挑戦ですね。主力選手は多く残っていますので、新チームも狙うチャンスは出てくるはずです。起爆剤となるのは勿論ワークナー選手、1年単位で確実に安定感と強さが増してきています。箱根2区も非常にいい走りだったと思います。非常に頼りになる存在ですね。続く選手が2年連続山を担当してる馬場選手とガッツさが魅力の西選手、あともう少しで他校の主力と闘っていけそうな気配です。箱根予選で60分前後あたりまで力をつけられればと思いますね。

 続くのが箱根5区で粘りの走りを見せた戸部選手やまずまずの駅伝デビューをした苅田・赤崎選手に、全日本3区で区間一桁の土師選手あたりでしょうか。区間中位あたりの経験がある選手が何人もいるので、彼らが安定して強くなってくるとチーム力がぐっと上がってくるはずだ。その他の選手がやや開きがあるが、地道に積み上げてきた上級生は勿論、トラックのタイムが伸びた峠選手や成長著しい新2年の中井・松下・藤井選手あたりに注目していきたい。

 新入生スカウトは今年も厳しいが、松岡選手あたりに期待だろうか。まずは力を蓄えてほしい。チームとしては箱根予選は順当ならひとまず通過圏内、前年から狙い始めた全日本もやはり射程圏内にはつけているはずだ。どちらも通過は勿論、箱根本戦で6区終了時で10位以内に付ける戦力を育んでいきたいところだ。



※明日行われる日本学生ハーフのエントリーです
http://www.iuau.jp/ev2016/20mhalf/20mhalf_entry-number.pdf


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2016年度卒業生&2017年度に向けて~国士舘大学






15予選11位、16予選9位、16全日本14位、17箱根20位
国 士 舘 大 学
主な卒業生
石井秀昴28分50秒41≪17:箱1区19位、16:全5区14位、予83位、15:予112位、14:箱6区20位≫⇒富士通
餅崎巧実29分25秒21≪17:箱9区16位、16:全8区12位、予59位、15:予133位、14:予119位、箱8区15位≫
渡部勇人29分37秒79≪17:箱10区16位、16:予81位≫
井筒幸一29分41秒88JR九州
阿部直人30分10秒86…4年時全日本予選出走

 高校駅伝2区1位のスピードランナーとして入学した石井選手は、初年度に箱根路を走るのですよね。箱根予選は走っていませんが、上尾ハーフで65分少しで走り16人のエントリーに入ります。当時の4年生の選手と争っていましたが、その選手が故障気味だったことと往路がうまくいかず次を見据えてということもあり出走。この時は苦しい走りとなります。次年度は、夏に5千14分一桁をマークすると、秋以降はハーフで64分台を連発。長い距離に少しずつ適応し始めます。

 3年時の箱根予選が本当に悔しい結果だったのですよね。初出走となった箱根予選でチーム5番手で走りますが、僅か10秒の差で落選します。予選後、チームに自己ベストが続出しますが、石井選手はその中心に。5千では13分台、1万は29分一桁、ハーフは62分台と一気に主力選手に成長します。最終学年で迎えた全日本予選は4組10位と引っ張り、6年ぶりの出場に貢献!秋はやや調子が落ちてしまい、予選では3年ぶり箱根本戦に沸く傍ら61:28に留まり全日本本戦も主要区間を回避することに。記録面も足踏みしますが、深秋に1万28分台をマーク。満を持して1区に登場します。しかし、中盤から苦しい走りになり、区間19位。在学中に駅伝では結果は残せませんでした。持ち前のスピードで、実業団で更に伸びてほしいですね。

 餅崎選手も2度出走しています。ロードではこの世代は彼が中心でした。入学から連続してベストを更新すると箱根本戦のメンバーに選ばれます。8区を走り区間15位は実績からすると健闘でした。チームとしても区間最下位かブービーがずっと続いていた中、流れを変える走りでした。2年生以降はしっかりチームの中堅選手として活躍。安定感が持ち味でした。そんな餅崎選手が一度大きな失敗をします。3年時の予選、集団層を引っ張る予定が調子が悪くできず、その集団からも残り5㎞で離され、予選落ちの一端となってしまいます。その悔しさをバネに4年時は関東ICハーフ9位・全日本予選4組出走で通過に貢献、箱根予選は59位とジャンプアップします。全日本・箱根も長丁場を担当、チームの位置が苦しい中、区間12位と16位。チームを支えました。

 渡部選手は3年までに1万29分37秒とチーム内でも好記録をマークすると、予選でも81位の健闘を見せ、最初で最後の箱根でランナーに選ばれます。アンカーを担当し、繰り上げ組と最後までデットヒートを繰り広げました。井筒選手も少しずつタイムを伸ばした選手で上級生になってからエントリーメンバーに選ばれるようになります。出走は叶いませんでしたが上尾ハーフ64分台を出し、メンバー争いを盛り上げました。他には、全日本予選で出走した阿部選手や菅原選手がメンバーに選ばれていたことがありますね。



新チームの戦力分析

【新4年生以下1万ベスト10】
住吉秀昭③28分57秒02≪17:箱2区20位、16:全1区11位、予13位、15:予65位≫
三田眞司④29分07秒97≪16:全3区15位、予119位、15:予184位、14:予371位≫
八巻雄飛④29分15秒06≪17:箱3区19位、16:全2区18位、予192位、15:予121位、14:予225位≫
多喜端夕貴③29分26秒89≪17:箱4区20位、16:全6区16位、予89位≫
藤江千紘③29分35秒46≪17:箱5区20位、16:全7区13位、予107位≫
戸澤 奨③29分39秒35≪17:箱7区19位、16:全4区15位、予40位≫
辻田拓真④29分41秒45≪16:予149位≫
守屋太貴④29分48秒88≪16:予143位、15:予226位≫
本多将貴④29分59秒87≪17:箱8区19位、16:予190位、15:予113位、14:予252位≫
谷村亮太④30分03秒43
在校生1万上位10人平均19位29分33秒5

【その他、有力在校生】
福田有馬②30分06秒41≪17:箱6区20位≫
星川賢二郎④30分11秒58
山口純平②30分16秒67

内山 武③30分21秒52
高田直也③30分23秒58
大野 力③30分24秒67
岩崎俊希④30分28秒57

【新入生】
加藤直人①14分33秒43≪17:都5区27位、16:高1区21位≫
松村直哉①14分43秒60
千屋直輝①14分45秒14
≪17:都4区39位≫
曽根雅文①14分51秒95
鈴木大介①14分52秒80

新入生5千上位5人平均24位14分45秒3
 3年ぶりに箱根本戦まで戻った国士舘大、次年度は戦っていけるようにするのがまず目標になるのかなと思います。3年生以上が中心ですし、そういう姿を後輩に見せられる選手がどんどん増えてほしいところ。中心となるのは3年生エースの住吉選手。1年の秋から走りでチームを引っ張り続けている中、箱根2区最下位は悔しかったことと思います。もう一度他校のエースと闘えるように巻き返していきたいですね。

 同じ3年生では楽しみな選手がいますね。3障が得意な多喜端選手に、先日ハーフで好走している藤江選手、長い距離に1年生の頃から対応した戸澤選手が中心。彼らの伸びは楽しみなところだ。そして4年生がピリッとできるか。3年連続予選を出走している三田・八巻・本多選手が二けた順位をとれるところまで上がれるか。彼らがやるかどうかは重要だろう。4年生は他にも予選出走している守屋・辻田選手、トラックのベストを伸ばしている選手がいるので最後の意地に期待したい。

 2年生以下はもともとスカウトがうまくいっていないのでもう少し時間がかかるか。新2年は箱根出走した福田選手、新1年は高校駅伝1区で中盤で乗り切っている加藤選手が中心かな。3年生くらいになってぐっと出てくる世代になってくれれば。ひとまず、現在のトップ10が一歩~半歩でも前に進めれれば箱根本戦ボーダーまでこれるくらいでしょうか。繰り返しになりますが、通過だけでなく駅伝で闘えるようなシーズンにしたいところだ。


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2016年度卒業生&2017年度に向けて~國學院大學







16予選13位、16予選8位、16全日本9位、17箱根16位
國 學 院 大 學
主な卒業生
蜂須賀源28分55秒95≪17:箱2区16位、16:全2区12位、予36位、15:箱1区14位、14:予8位、箱8区13位、13:予76位≫⇒コニカミノルタ
細森大輔29分07秒20≪17:箱1区11位、16:全1区7位、予14位、箱10区12位相当、15:全1区14位、予28位、箱6区14位、14:予63位≫⇒YKK
稲毛悠太29分13秒81≪17:箱4区19位、16:全4区12位、予84位、15:全4区14位、予62位、14:予75位≫⇒プレス工業
鈴木涼太29分29秒31≪17:箱10区18位≫
畑中大輝29分28秒97…全日予選組トップあり⇒中電工
市川創史30分32秒08≪17:箱5区17位≫
曽我部憲汰30分12秒70≪16:予123位≫
松本龍星29分38秒66≪16:予90位、15:予193位≫⇒
新電元工業
 箱根本戦は苦い結果が続きましたが、今シーズンは初めて全日本&箱根両方とも出場した年になりました。また、全日本予選で目立った選手など色んなランナーがいましたね。その中で1年生から箱根を出走したのは蜂須賀選手です。箱根予選で二けた順位を取り、箱根もそのまま出走します。覚醒したのは2年時の予選、個人8位59分29秒を出してきたのは驚き!春は一切姿を見せた無かっただけに結構な衝撃でした。その後1万も28分台をマーク、箱根は1区担当し区間14位と力を出し切れませんでしたが、その後のハーフでも62分台、エース不在と言われた國學院大で大きく注目の存在となりました。

 ただ、次の春先も故障し、そのあたりから歯車が狂います。初出場となる全日本予選には何とか間に合わせたものの1組18位。その後も故障がちで箱根予選は欠場、チームもまさかの予選落ちとなり、辛い状況となります。復帰したのは4年の5月になってから。全日本予選には間に合わせ最終組に登場。30分21秒かかりましたが、通過に貢献します。夏も継続した練習を積み、箱根予選は通過に貢献、全日本・箱根本戦ともにエース区間の2区で出走、区間二桁となりますが、まだまだこれからのはず。強豪のコニカミノルタで頑張ってほしいところです。

 細森選手は記録面で順調に伸びた選手ですね。1年時の学生ハーフで65分台を出すと、2年時の予選で出走、個人63位でチーム7番手の成績を残します。長身からのパワフルな走りが魅力的でした。箱根は山下りに起用、区間14位は攻めた結果でした。3年時はチーム全体が苦しむ中、チームトップとなり連合チームに選ばれ10区出走します。最終学年は名実ともに主力に成長、意外にも初出走となった全日本予選は4組で役目を果たすと、箱根予選も2年連続チームトップになります。駅伝は全日本1区が良かったですね。途中から叩き合いになった中区間7位とスターターの役目を果たします。粘りもありました。箱根は区間順位こそ11位ですが、集団の中で襷を渡しました。毎年積み立てていってほしいですね。

 一番最初に名前を聞いたのは実は稲毛選手で、1年時から全日本予選に出走、2組11位とチームに貢献しています。2年時には3組に登場し、どちらかというとトラックで活躍していました。箱根予選には2年時に出走し個人75位と成績を残します。ただ、本戦は出番は訪れず。もう少しというところで足踏みします。デビューとなったのは3年時の全日本。箱根予選落ちの失意の中、主要区間の4区を任されます。4年時も中堅選手の一人として全日本予選・箱根予選出走します。全日本4区出走後、ついに箱根もデビュー。安定感を期待されましたが、初の箱根路の壁は厚く区間19位、更に伸びてほしいです。

 他にも選手はいましたね。畑中選手は全日本予選で名前を見て、2年時の1組1位、3年時は1組2位。これは見事な成績と言えますね。箱根は最終学年に10区エントリーも当日変更。出走とはなりませんでしたが、ココというところで光った選手です。箱根を最後に射止めた選手が2名、市川選手は夏に登りの適性を見出し5区一本に絞り見事に出走しましたね。10区出走の鈴木選手は1年時に5千14分17秒1万29分34秒を記録したランナー。その後は足踏みが続きますが、4年の秋に1万のベストを更新、箱根の座を射止めています。

 他にも最終学年に箱根エントリーには入れませんでしたが、主力と変わらない持ちタイムを持っている選手がいますね。曽我部選手は2年時にハーフから台頭、3年の箱根予選では主力候補の一人でした。ところが前日に怪我で離脱、チャンスを逃します。冬にハーフで好走、最終学年の箱根予選はつに出走します。結果は良くなかったですが、上尾ハーフで63分台。10区予定となりますが今度も怪我で涙を呑みました。松本選手は3年・4年と箱根予選出走、4年時は90位と結果を残しています。また、3年時の全日本予選で最終組を任され、通過に貢献しています。2人とも一度は駅伝で見たかったですね。
 


新チームの戦力分析

【新4年生以下1万ベスト10】
土方英和②29分13秒56≪17:箱3区18位、16:全5区4位、予79位≫
向 晃平④29分17秒38≪15:全2区14位、予78位≫
浦野雄平②29分17秒94≪17:箱6区17位、16:予114位≫
熊耳智貴④29分19秒25≪17:箱8区6位、16:全6区6位、予91位≫
芹澤昭紀③29分24秒61
磯邊翔太④29分32秒36
國澤優志④29分33秒34
≪17:箱9区10位、16:全8区13位、予102位、15:全6区16位、予150位≫
小田智哉④29分33秒38
軸屋 健④29分36秒22
江島崚太③29分39秒26
≪16:予139位、15:全3区14位、予93位≫
在校生1万上位10人平均15位29分26秒7

【その他、有力在校生】
小中駿祐③29分43秒47
渡邊 貴④29分43秒67
≪16:予116位≫
青木祐人②29分46秒10≪16:全3区10位≫
稲毛暉斗②29分46秒74
内田健太④29分47秒60
≪17:箱7区13位、16:予163位、15:全7区11位、予147位≫
松永拓馬④29分48秒76
蜂屋瑛拡③30分03秒27≪16:全7区6位≫

【新入生】
河上雄哉①14分27秒11≪16:高5区16位、IH1500m4位≫
柳田大輔①14分35秒66
臼井健太①14分36秒17
≪16:高2区10位≫
田川良昌①14分36秒86
藤村遼河①14分40秒83
新入生5千上位5人平均19位14分35秒3

【今から考える箱根駅伝オーダー予想】
青木-内田-土方-國澤-蜂屋  松永-向-軸屋-熊耳-浦野
 とにかく駅伝で戦っていけるチームを作っていきたいのですよね。全日本で少し光は見えていましたが、少しでも増やしていきたい。ひとまずは新4年と新2年のメンバーが中心になりそうでしょうか。熊耳・内田選手に、呼称が長引いている向選手は他校と闘える能力はあるはずなので、まず彼らが中心になってほしいところ。これに箱根に出走した新2年土方・浦野選手あたりも楽しみな存在ですね。1万の記録は29分10秒台に乗っていますし、今年一気に来るでしょうか。

 あとは國學院大らしく、1万29分台の選手がズラリ揃っています。その中で注目となるのは大器と言われる青木選手でしょうか。ハーフも64分前半と記録を伸ばしてきています。彼が主力になると急に戦えるチームになりそう。あとはハーフ64分台記録した小中選手や、1万のタイムが伸びた芹澤・磯部・軸屋選手、全日本好走している蜂屋選手、一般入試から地道に伸びてきた松永選手ら候補の選手は多いと思います。彼らの成長を見守りたいところ。

 新入生は珍しくスピードランナーが入りますね。IH1500m4位入賞している河上選手が入ってきますね。まずは関東IC等から得点し、チームに刺激が入ればというところですかね。一気にメンバーに入るのは厳しいですがじっくり積み上げてほしいところ。全日本予選と箱根予選共に現状ではボーダー上かという印象、個々きつい場面で粘れるようになっていきたいところだ。


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2016年度卒業生&2017年度に向けて~東海大学





16箱根5位、16出雲3位、16全日本7位、17箱根10位
東 海 大 学
主な卒業生
石橋安孝28分52秒59≪17:箱7区1位、16:全4区6位、箱4区2位、15:全2区7位、出6区3位、箱7区7位、14:全7区2位、予127位、13:予23位≫⇒SGHグループ
林竜之介29分34秒08≪17:箱10区7位、16:全8区9位、箱8区6位、15:全6区5位、出5区4位≫⇒SGHグループ
廣田雄希28分30秒76≪16:箱3区5位、15:全5区6位、出4区4位、箱3区12位、14:全3区12位、予22位、13:予21位≫⇒SUBARU
土屋貴幸29分16秒88≪15:箱10区13位、14:箱3区6位、13:予73位≫⇒
荒井七海29分34秒85≪14:箱4区20位、13:予64位≫…15:1500m日本選手権優勝⇒Honda
福村拳太29分39秒00≪14:箱6区8位、13:予94位≫⇒ラフィネ
桐原翔太29分44秒04≪14:予94位、13:予74位≫
成田元一29分47秒05≪14:予115位≫⇒ラフィネ
安藤健太29分30秒58NTT東日本
宮本甲斐29分15秒71⇒コモディイイダ
瑞慶覧伸哉29分38秒09
滝ケ原自衛隊
 シード落ちから強豪校になっていく過程、過酷な競争に揉まれた世代になりますかね。この年もスカウト成功と思ったのですが、色んな事がありました。その中で、一番東海大の大学駅伝に貢献したと言えるのは石橋選手でしょう。1年目から関東IC3障5位入賞を果たすと秋には1万28分台を記録、箱根予選で個人23位の好走を見せ、通過に大きく貢献します。その後故障で箱根や2年春シーズンは棒に振ります。回復途上だった2年時の予選で失速しますが、大舞台での失速はおそらくこれくらい。直後の大学駅伝デビューとなった全日本では7区2位の快走、やや驚きだったシード権獲得へ導きます。箱根も区間一桁で4年ぶりシード権確保に貢献します。

 3年になって5千13分台をマークすると、再び関東IC3障で入賞。駅伝では出雲はアンカー、全日本では2区といった主要区間を担当し結果を残します。その中、箱根は最短区間の4区へ。さすがの走力で区間2位の成績!この時は急遽変更となった1区2区が失速したのですが、見事に流れを作る走りでした。4年時は関東IC・日本IC共に3障2位と結果を残します。それでも駅伝メンバーは新入生らと激しい争いにさらされます。全日本は出走するも、その後に脚を痛め、万全の状態で正月を迎えられませんでした。それでもこれまでの安定感、試合への調整能力に長けているとの高校時代の恩師の後押しもあり直前に7区起用へ。チームは15位でシード権とは1分半以上、石橋選手の出来がシード権獲得に大きく左右する場面でした。序盤から攻めると終盤も粘り切り、自身初となる区間賞のタイトルを獲得!常人とはちょっと違う能力がありますね!実業団で更に大きな舞台で発揮してほしいです!

 林選手は3年生の時に駅伝デビューをしますね。最も、ロードに関しては2年時の上尾ハーフで63分13秒と高い自己ベストをマークしています。そのロードの安定感を買われ、駅伝は全て中盤~終盤の区間での登場になります。3年時に全て区間5位前後にまとめており、総合5位を狙っていたチームに貢献します。大きく注目を集めたのは日本学生ハーフでここで優勝、1500m~20㎞までオールマイティーに走れるランナーと一気に全国区になりましたね。ただ、最終学年は調整に苦労します。全日本はアンカーを任されるも、すぐ目の前にいた6位のランナーに付けず、シード権を逃してしまいます。箱根もやや不安のある中で出場、今度もシード権争いの最中でしたが、他校と激しく競る展開に食らいつきます。終盤きつくなりましたが、今度はアンカーの役割を果たしました。3年時に見せた潜在能力を実業団で開花してほしいですね。

 他、1年生の頃から期待された選手は大勢いますね。廣田選手は全日本予選2組2位の走りを見せると、9月に1万28分44秒、箱根予選はチームトップの走りを見せます。一気にエース格に上り詰めるのかと思われました。ただ、そこからは故障もあり、苦しい結果も多くなります。その中で3年時は三大駅伝フル出場、1万28分30秒をマークして臨んだ箱根は3区登場、17位という位置で襷を受けた中、区間5位の走り。流れを作り替えた走りは素晴らしかったです。土屋選手は高校時代からハーフ64分台をマーク、その流れで1年時の箱根も3区6位と粘りの走りを見せます。ただ、その後中々記録会等で結果は残せず、2年時の箱根を合わせて2度の駅伝出走に留まったのが惜しまれます。

 キラリ光った選手で1年時に1度のみ箱根出走をしている選手が2名いますね。福村選手は山下りに適性がありいきなり区間8位の成績を残します。その後は怪我に苦しみ、4年時に復帰しますが部内競争に敗れました。荒井選手は1年時に4区出走して今うが、それ以上に1500mが得意なスピードが魅力のランナーでした。3年時に1500m日本選手権優勝したのは本当に驚きましたね!4年時には主将となってチームをまとめます。駅伝メンバーには入れませんでしたが、先日のクロカン日本選手権で元気な姿を見せてくれました。

 他にもたくさんランナーいますが5人ほど。桐原・成田選手は下級生の頃に全日本予選・箱根予選で顔を見せていますね。特に2年時はどちらの予選も2人とも出走、通過に貢献しています。安藤選手は高島平好走直後の2年時全日本が一番メンバー入りに近づきましたね。確か9番手だったかと。最後の箱根で16人入りを逃しますが、年末の20㎞TTで59分台をマークし、チームを盛り立てました。また、コツコツ積み上げた宮本・瑞慶覧選手が4年生の箱根で16人のメンバー入り、特に宮本選手は絶好調で10区エントリー(林選手と当日変更)までこぎつける充実ぶりだったそうです。多く揉まれた中での経験を次に生かしてほしいですね。


新チームの戦力分析

【新4年生以下1万ベスト10】
川端千都④28分44秒71≪17:箱9区5位、16:全2区13位、出4区6位、箱7区12位、15:全1区10位、出1区5位、箱2区7位、14:全2区8位、予15位≫
湊谷春紀③28分46秒59≪16:出6区5位、箱1区16位、15:全3区3位、出2区5位≫
關 颯人②28分48秒63≪17:箱2区13位、16:出3区1位≫
鬼塚翔太②28分55秒26≪17:箱1区2位、16:全1区10位、出1区2位≫
高田凜太郎②28分57秒91≪16:全5区5位≫
松尾淳之介②28分59秒85≪17:箱4区12位≫
春日千速④29分05秒39≪17:箱8区5位、16:箱2区15位、15:全4区10位、出3区6位、箱8区5位、14:予102位≫
湯澤 舜③29分13秒44
中島怜利②29分16秒18
≪17:箱6区8位≫
郡司陽大②29分22秒13
在校生1万上位10人平均2位29分01秒0

【その他、有力在校生】
國行麗生④29分25秒80≪17:箱3区17位、16:全6区2位、箱6区11位、15:全7区6位≫
小林和弥④29分38秒31
伊東航己②29分43秒45
羽生拓矢②29分44秒58
≪16:全7区14位≫
三上嵩斗③29分48秒41≪16:出5区2位≫
館澤亨次②29分50秒67≪17:箱5区13位、16:全3区1位、出2区2位≫
阪口竜平②30分12秒64

【新入生】
名取燎太①13分52秒61≪17:都5区1位、16:高1区1位、国体5千10位、IH5千13位≫
塩澤稀夕①13分58秒49≪17:都1区1位、16:高1区2位、国体5千4位、IH5千7位≫
西田壮志①14分15秒28≪17:都5区9位、16:高1区3位、IH3障2位≫
上村亮太①14分26秒78≪16:高2区3位≫
米田智哉①14分29秒31
新入生5千上位5人平均5位14分12秒4

布川理稀雄①14分36秒91≪17:高4区23位、16:高2区8位、IH3障11位≫
渡邉雄図①14分37秒71
長 祐作①14分38秒62

【今から考える箱根駅伝オーダー予想】
名取-鬼塚-舘澤-關-春日  中島-松尾-高田-川端-湯澤
 箱根は若さが出ましたが、メンツは本当に充実の一途を辿っていますよね。基本的には東海大はトラック中心の強化がメインと考えると、出雲と全日本は優勝候補筆頭になりうる存在かなと思っています。まずは注目となるのは新2年で箱根1区好走後、唐津10マイル・クロカン日本選手権と立て続けにトップを取っている鬼塚選手は大きく注目の存在になりましたし、将来のエース候補の關選手は1500m得意の阪口選手とともに海外で練習中、駅伝デビューは果たしてロード適正が高い松尾・高田選手、長い距離でも力が出せるようになってきた舘澤・中島選手、高校時代のスターの羽生選手も力を蓄えていることでしょう。

 これに新4年生も頑張っていますよね。丸亀ハーフでかつて箱根2区出走した川端・春日選手が62分台をマーク、國行選手も続きました。東海大は1年生の頃に活躍した選手が4年になってもう少しという状況が続いているだけに、この結果はいい傾向と思う。走りでもバトルといきたい。新1年も数は昨年ほどではないですが、トップレベルの選手が2名入部してますね。高校・都道府県両駅伝で好走している名取選手と、それとほぼ変わらない成績でIHと国体のトラックでは上回っている塩澤選手がきます。そして彼らがすぐにレギュラーが取れる状況ではない中、どう成長曲線を描くか注目ですね。

 唯一新3年がもう少しという状況なのが今の難点でしょうか。最も湊谷選手は青梅30㎞を無事出走するなど少しずつ上がってきています。あとは長い距離に強い湯澤選手や出雲でデビューしている三上選手らも加わってこれるかといったところでしょう。成長次第では本当にドリームチームになる可能性も秘めている東海大、タイトルを取り切るような大会も出していきたいところです。

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