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1/27までの結果【夢ふるとちぎ駅伝・奥むさし駅伝】

続きです
 
 

 

1/27 夢ふるとちぎ駅伝(http://www.shimotsuke.co.jp/sports/gunshi-ekiden2013/result/)

2区(5.76㎞)
1位横松徹(日大4年)16分55秒
2位渡邊公志(東洋4年)16分57秒
8位福井雅俊(学芸4年)17分23秒
3区(8.13㎞)
1位上村純也(山学進学)23分29秒
1位郡司貴大(駒大3年)23分29秒
3位石川颯真(日大進学)23分38秒
8位大森一輝(法大4年)24分47秒
5区(10.42km)
1位的場亮太31分17秒
2位小林光二31分39秒
3位小池寛明(東洋3年)32分11秒
4位大門友也(日大2年)32分26秒
12位人見泰弘(学習3年)33分32秒
13位早乙女夏紀(武学4年)33分52秒
6区(10.42km)
1位茂木亮太(青学進学)32分28秒
2位岡本昴之(國學4年)32分48秒
3位横山築32分57秒
4位菊池貴文(国士3年)33分01秒
6位横松優(日大4年)33分10秒
8位横手健(明大1年)33分14秒
10位後藤広行(拓大4年)33分22秒
14位小池啓介(上武2年)34分00秒
16位田中直樹(農工2年)34分31秒
7区(8.13㎞)
1位川村佑貴(平国3年)24分50秒
2位日向野聖隆(日大3年)24分57秒
3位高津戸翔太(上武3年)25分09秒
10位下山哲史(平国1年)26分05秒
9区(5.76㎞)
1位熊耳智貴17分52秒
2位伏島祐介(山学4年)17分53秒
  結構色々な選手が出場するのですよね。3区を個人的にピックアップ。都道府県失速でちょっと心配だった山学に進学する上村選手が区間賞タイ。駒大の箱根ランナー郡司選手や、5千13分台を持って日大に進学する石川選手らを上回りました。地方の駅伝ですがひとまず良かった。最長区間では青学に進学する茂木選手が区間賞と高校生頑張ってました
また日大横松兄弟が出場し、2区で徹選手が区間賞獲得。他、明大の横手選手も出場しましたが、今回はあまりいい走りはできませんでした。

 

1/27 奥むさし駅伝(http://www.city.hanno.saitama.jp/cmsfiles/contents/0000000/959/11itsupan.pdf)

※イワキ・ザ・プレミアム→中大B
※TEAM URATA→中大C
※WASENY'S→早大
※ワセダクラブ→早大Bとしています
1区9.886km
1位徳永照(中大B1年)30分24秒
2位土屋天地(東洋4年)30分27秒
3位中川瞭(東海2年)30分30秒
5位高柳祐也(日体4年)30分39秒
6位大家良介(中大A2年)30分40秒
9位成田匠平(大東4年)30分50秒
10位西城裕尭(早大B4年)30分52秒
11位佐々木隆文(亜大B3年)30分53秒
15位市川宗一郎(早大4年)31分08秒
16位鵜野正明(神大)31分09秒
18位黒川遼(城西A2年)31分29秒
19位伊藤大輔(城西B2年)31分38秒
20位立成仁志(駿河A2年)31分44秒
22位田中健太(駿河B1年)31分52秒
33位平松俊作(中大C2年)32分59秒

2区5.433km
1位吉田匡佑(中大A1年)17分06秒(6→2)
2位白吉凌(東海1年)17分10秒(3→1)
3位佐藤辰準(警視庁)17分12秒(17→6)
4位石井龍麻(亜大1年)17分18秒(11→4)
6位田嶋亮(平国1年)17分45秒(38→25)
9位陣内隆年(早大4年)17分48秒(15→12)
10位松本龍晴(中大C1年)17分51秒(33→24)
15位熊谷駿介(城西B2年)18分13秒(19→16)
16位矢崎遼(中大B3年)18分14秒(1→7)
18位秋山大志(駿河A1年)18分16秒(22→18)
23位田谷一生(城西A1年)18分22秒(18→15)

3区4.217km
1位村山徳宏(八千代工業)12分30秒(3→2)
2位三宅一輝(中大1年)12分42秒(2→1)
3位上原将平(東海3年)13分06秒(1→3)
4位加瀬茂樹(城西B2年)13分09秒(16→11)
5位松田司(城西A2年)13分17秒(15→12)
7位相場祐人(中大B3年)13分24秒(7→6)
8位折橋歩(駿河A2年)13分26秒(26→18)
9位室岡脩太(駿河B3年)13分34秒(19→16)
13位小野寺元気(亜大3年)13分39秒(4→5)
13位池田拓史(立大A2年)13分39秒(66→48)
15位佐竹信哉(平国1年)13分40秒(25→19)
16位小森祐一(早大4年)13分43秒(12→9)
20位福井裕太(中大C2年)14分00秒(24→20)
 
4区4.679km
1位川内優輝13分00秒(66→46)
2位宮上翔太(東海1年)13分19秒(3→3)
3位渡邉俊平(中大2年)13分20秒(1→1)
4位杵島凌太(城西A2年)13分21秒(12→8)
7位直原奨(駿河A2年)13分35秒(18→14)
8位黒崎晃(立大B1年)13分47秒(38→26)
9位西村亮哉(城西B1年)13分48秒(11→9)
10位渡辺季雄(亜大3年)13分50秒(5→5)
11位宇野晃央(平国3年)13分53秒(19→17)
11位榎坂侑哉(中大C1年)13分53秒(20→11)
14位百鳥光太(駿河B1年)14分06秒(16→13)
15位服部峰祥(中大B2年)14分07秒(6→6)
16位田口雅也(東洋2年)14分15秒(30→21)
18位由茅貴士(神大)14分23秒(27→20)
20位山本竜童(立大A1年)14分32秒(48→43)
 
5区5.294km
1位油井智也(東海1年)14分59秒(3→1)
2位保坂優介(八千代工業)15分04秒(2→2)
3位奈須順平(城西A1年)15分12秒(8→6)
3位谷岡伴弥(城西B2年)15分12秒(9→8)
5位斉藤太郎(平国1年)15分16秒(17→14)
6位中田博生(亜大2年)15分22秒(5→5)
7位近藤和輝(中大A1年)15分31秒(1→3)
7位八田康裕(中大C3年)15分31秒(18→16)
13位荒井智博(駿河A4年)15分45秒(14→13)
15位橋本拓也(駿河B2年)15分49秒(13→12)
19位渡邊亮(立大A3年)15分57秒(43→35)
26位向井聡(神大)16分25秒(20→20)
28位岩城和音(中大B4年)16分29秒(6→9)
 
6区9.283km
1位石川裕之(東海2年)27分16秒(1→1)
2位打越雄允(留学予定)27分23秒(26→17)
3位後藤田健介(駒大4年)27分43秒(39→24)
6位今井勇汰(駿河B2年)28分23秒(12→11)
7位西岡喬介(城西A1年)28分26秒(6→5)
7位二平智裕(城西B2年)28分26秒(8→6)
10位橋本悠利(東経2年)28分39秒(41→33)
12位小篠和幸(中大B1年)28分41秒(9→8)
13位萩原涼(早大4年)28分56秒(30→23)
14位小谷政宏(中大C1年)29分01秒(16→15)
16位廣野奎(平国3年)29分03秒(14→12)
17位高橋秀直(明学3年)29分09秒(36→28)
18位鈴木雄太(神大)29分11秒(20→19)
20位戸塚陽介(中大1年)29分17秒(3→3)
24位寺嶋源太郎(駿河A1年)29分48秒(13→16)
  地方駅伝ではかなり規模の大きい大会です。見事東海大が優勝(しかし色んなところに出ています)。現状今一番走れている在校生で挑んだ感じでしょうかね。1区中川選手が区間賞と6秒差の3位で滑り出すと、2区白吉選手でトップに。一時3位にまで順位を落とすが、5区油井選手が区間賞で再びトップに立つと、石川選手がダメ押しの区間賞。有力新人が入るが、まずは彼らが引っ張りたいところ。

その東海大に途中まで善戦したのが若手中心で挑んだ中央大。昨年の関カレ1500で健闘した吉田・三宅選手が自慢のスピードでトップを奪う活躍。終盤落ちたのは出た選手の力不足だが頑張ったように見える。また別チームでは箱根9区走った相場選手らの名前がある。

2チームでた城西大は仲良く5位6位。しかも1区で出遅れて徐々に追い上げるのも一緒。更に5区6区連続で同タイムだったのが面白かったのですがw 箱根10区出走した二平選手と同じだった西岡選手が健闘なのかな?

それとアンカーの選手がアクシデント気味で後退したが、亜大が5区まで5位争い。2区石井選手が東海や中大の選手と秒差。5区の中田選手もまずまずで1年生が頑張りました。また、駿河台の選手が直原・今井選手と単発ながら上位に食い込む場面も。

他、1区で箱根を惜しくも走れなかった4年生が出走。東洋・土屋選手の区間2位を初め、大東・成田選手と早大・西城選手までは大きく引き離されずに粘りました。アンカーでは箱根10区区間賞ながら進路先未定の後藤田選手が区間3位。それを上回ったのは留学を決めている高校生の打越選手。さて、どういう未来になるか。
最後に4区区間新の川内選手。マラソン専念ですが、スピードもじわじわついてきましたかね。また粘りの走りを期待します。

 
 
 

1/27までの結果【厚木駅伝・群馬100km・山口駅伝など】

先週末はいろいろな駅伝大会が行われました。
2つに分けて投稿します
 

1/27 あつぎ駅伝(http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/shiminbenri/kosodatekyoiku/sports/event/event02/d023655_d/fil/daigaku.pdf
)

大学の部のみの結果です
1区(10.3km)
1位山本雄大(城西A1年)30分50秒
1位西澤佳洋(駒大2年)30分50秒
3位佐藤一(農大A2年)30分51秒
4位土井久理夫(農大B2年)30分55秒
5位橋爪孝安(松蔭4年)31分00秒
6位中瀬薫(國學1年)31分08秒
7位杵島啓太(城西B2年)31分14秒
8位山下英俊(東海2年)31分27秒
9位阿部健裕(国士2年)31分56秒
 
2区(3.6km)
1位平田啓介(城西A3年)9分50秒(1→1)
1位平石直樹(東海3年)9分50秒(8→7)
3位武藤翔太郎(松蔭4年)9分54秒(5→4)
4位池田将典(國學2年)9分59秒(6→6)
5位小根山泰正(駒大2年)10分01秒(1→2)
6位柏木宏亮(農大A2年)10分02秒(3→3)
7位鈴木邑(国士3年)10分03秒(9→9)
8位村山佳悟(農大B3年)10分06秒(4→5)
9位平塚祐介(城西B1年)10分14秒(7→8)

3区(6.8km)
1位廣川倖暉(國學1年)20分11秒(6→2)
2位其田健也(駒大1年)20分25秒(2→1)
3位横田良輔(城西A2年)20分50秒(1→3)
4位松本拓也(松蔭2年)20分58秒(4→4)
5位大橋真弥(農大1年)21分03秒(3→5)
6位玉木章吾(国士3年)21分12秒(9→8)
7位佐野佑太(東海2年)21分18秒(7→6)
8位丸山翔太郎(農大B1年)21分36秒(4→7)
9位畑田浩章(城西1年B)21分48秒(8→9)

4区(9.8km)
1位馬場翔太(駒大1年)29分41秒(1→1)
2位小濱郁己(松蔭4年)29分51秒(4→4)
3位室井勇吾(城西1年)30分05秒(3→2)
4位中村大介(国士1年)30分19秒(8→7)
5位塚本一政(國學2年)30分20秒(2→3)
6位朱宮知秀(東海2年)30分24秒(6→6)
7位舟生翔人(城西1年B)30分44秒(9→8)
8位田中優(農大A2年)30分59秒(5→5)
9位福島太郎(農大B2年)31分48秒(7→9)

5区(3.6km)
1位岡本匡広(松蔭3年)9分52秒(4→3)
2位高橋功気(駒大2年)9分56秒(1→1)
2位高橋遼太(國學1年)9分56秒(3→2)
4位工藤超(国士2年)10分00秒(7→6)
5位高橋惇(城西A2年)10分05秒(2→4)
6位加藤大(農大A3年)10分12秒(5→5)
7位藤井拓也(農大B1年)10分17秒(9→8)
8位清水大(東海3年)10分33秒(6→7)
9位山野内修平(神工4年)12分01秒(10→10)
10位佐野瑛一郎(城西B3年)12分55秒(8→9)
 
6区(8.095km)
1位染谷滉二(駒大3年)24分35秒(1→1)
2位津野浩大(農大A3年)24分41秒(5→5)
3位寺田博英(城西A2年)24分46秒(4→2)
4位平尾優(松蔭4年)24分51秒(3→2)
5位櫻井亮太(国士2年)24分55秒(6→6)
6位吉田律輝(國學1年)25分04秒(2→4)
7位小林巧(東海1年)25分13秒(7→7)
8位辻井三嗣(城西B1年)25分28秒(9→9)
9位小澤洸太(農大B1年)26分06秒(8→8)
 駒大が見事優勝。アンカーの染谷選手が3年生だった以外は全て大学駅伝未出場の若手でした。1区西澤佳選手の区間賞タイで滑り出すと、3区其田選手と4区馬場選手の1年生コンビで抜け出しました。ロードに強かった馬場選手が戻ってきたのが一番の収穫でしたかね。

2位には城西大。1区2区山本&平田選手の箱根コンビの連続区間賞で前半はトップを走りました。山本選手派区間賞タイでしたが、観戦者によると明らかに早く襷リレーしていたとか。3区で後退したのが惜しかったですが、室井選手がそこそこ走りましたかね。

3位にはガチメンバーだった松蔭大。驚いたのは選抜で走った橋爪選手ではなく、他の選手で順位を上げたこと。区間賞の5区岡本選手を初め、小濱・平尾選手らが守り立てました。
他、1区で佐藤・土井の農大2年生が健闘、3区で國學院大として4区箱根出走した廣川選手、4区で国士大1年生の中村選手がまずまずか。嬉しいのはアンカーで農大・津野選手が区間2位と地方の駅伝ながら久々と好成績を獲得したこと。来期、色々と取り戻して欲しい。

 
 

1/27 群馬100km駅伝(http://p.twpl.jp/show/orig/zLELg)

2区(12.0km)
1位戸田雅稀(農大1年)36分07秒(9→1)
4位氏原健介(上武4年)37分37秒(6→5)
5位佐野雅治(農大1年)38分10秒(13→7)
7位安田佳祐(東洋4年)38分25秒(1→3)
3区(11.8㎞)
1位松元航(上武2年)38分47秒(5→1)
2位春木彩利(國學2年)40分24秒(2→2)
5位周防俊也(日体1年)41分23秒(9→8)
6位前原章弘(平国2年)42分00秒(12→10)
6区(11.1㎞)
2位櫻井一樹(拓大2年)33分18秒(5→3)
3位中根広幸(上武2年)33分47秒(1→1)
4位菅家俊貴(上武4年)34分11秒(9→8)
8区(12.7km)
2位石黒大介(上武1年)44分40秒(1→1)
3位廣木大地(國學1年)44分47秒(2→2)
5位鳥羽和晃(山学4年)45分21秒(3→3)
9区(9.4㎞)
1位金子大樹(上武3年)29分47秒(1→1)
2位永武宏樹(立大3年)29分50秒(2→2)
10区(7.9㎞)
1位佐々木天太(上武2年)23分08秒(1→1)
  上武大の選手が沢山入った(2区氏原3区松元6区中根9区金子10区佐々木選手)チームが優勝。さすがといったところか。そんな中、今年の箱根4区で苦しい走りとなった農大・戸田選手が2区で区間賞。力のあるところを見せた。他、東洋大5区候補と言われた安田選手が走ったものの、力発揮とはならなかった。


 

1/27 中国山口駅伝(http://kry.co.jp/cgi-bin/radio/ekiden_2013/sogo.pl?020)

上位3人と青学+αのみ
1区(15.1㎞)
1位石川卓哉44分28秒
2位小山大介44分35秒
3位高瀬泰一44分38秒
4位遠藤正人(3年)44分55秒
2区(11.3㎞)
1位久保田和真(1年)32分57秒(4→3)
2位池淵智紀32分58秒(1→1)
2位岩本雄樹32分58秒(5→4)
折元大介(東海3年)35分00秒(11→9)
柘植翔太(学芸1年)35分58秒(8→12)
3区(11.9㎞)
1位チャールズ ディランゴ(2→1)34分43秒
2位清谷匠35分12秒(1→2)
3位山本憲二35分26秒(4→3)
6位渡辺心(1年)36分20秒(4→4)
季(中学1年)37分24秒(12→10)
4区(10.4㎞)
1位刀祢健太郎30分33秒(2→1)
2位藤田昌也30分41秒(1→2)
3位末山貴文31分06秒(5→5)
6位高橋宗司(2年)31分19秒(4→4)
5区(8.7㎞)
1位末吉翔24分50秒(7→5)
2位尾崎輝人25分18秒(1→1)
3位竹内一輝(3年)25分20秒(4→4)
6区(15.9㎞)
1位ジョセフ ギタウ46分11秒(2→1)
2位田中宏樹46分53秒(1→2)
3位太田行紀47分30秒(3→3)
橋本峻(1年)49分33秒(4→4)
7区(11.1㎞)
1位山崎亮平31分22秒(2→1)
2位圓井彰彦31分27秒(3→3)
3位大崎悟史31分53秒(7→6)
川崎友輝(2年)32分34秒(4→4)
  さすが強かった中国電力。石川選手でトップに立つと、2人いるJFEスチールの留学生に2度逆転されるも、その度に逆転し返して優勝。このあたりはさすがに強い。
さて、なぜにとりあげたかといえば、青学大が出場していたため。2区で短めの区間ながら区間賞を獲得した久保田選手を中心に4位に入りました。面子みると1区遠藤選手もまずまず健闘でしょうか。

 
 
 

1/27 勝田マラソン

1位川上智幸(日立物流)2時間20分34秒
2位吉見進平(上武3年)2時間21分57秒
3位松本翔(DREAM)2時間21分58秒
-----------------------------------
4位石川拓馬(上武4年)2時間22分16秒
9位庄司頼太(一橋4年)2時間26分29秒
10位川内鴻輝(高経2年)2時間26分47秒
14位川村貴洋(流通3年)2時間29分46秒
 
  主力チームでは上武大の選手が出場。箱根3年連続出走の石川選手を吉見選手が上回りました。一橋大・庄司、高経大・川内選手と非強化チームのエースも頑張りました。

 
 
 
 
 

1/20までの結果【千葉マリンハーフ・相模原駅伝など】


先週までで結果を知っている分だけ

 

1/14 宮崎市町村駅伝(http://www.miyariku.org/taikai/2013/0114/sigun.pdf)

6区(4.8km)
新地司(東海)14分45秒
小園友大(國學)14分50秒
10区(7.4km)
池上聖史(国士3年)22分29秒
山本大輔(東海3年)22分46秒
上原将平(東海3年)22分52秒
今西悠貴(麗澤1年)23分44秒
 長い区間で一番良かったのは国士・池上選手。来季は主力になってほしい選手。

 

1/20 三浦半島県下駅伝(http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/8340/sports/documents/67hantouekidenkekka.pdf)

1区(8.2km)
1位櫻井亮太(国士2年)25分05秒
2位大久保圭(法大4年)25分19秒
2区(7.7km)
1位岩間一輝(日体4年)22分46秒
2位小泉雄輝(日体1年)22分51秒
3位丸山翔太郎(農大1年)23分32秒
4位福澤彩仁(国士2年)23分43秒
 今回の優勝メンバーから惜しくも外れてしまった岩間、小泉選手が長い区間でワンツー。他、国士大の櫻井選手と箱根惜しくも走れなかった大久保選手などが出走しました。
 

1/20 千葉マリンハーフ(https://twitter.com/i/#!/sweet_nocturne/media/slideshow?url=pic.twitter.com%2FFL0AJDjz)

上位20名の結果+αしか分かっていません
分かり次第追加します。
なお、後半はかなり強風だったらしいです
○順天堂大学
1位松村和樹(2年)65分58秒
4位岩崎祐樹(3年)66分57秒
12位高沢圭祐(3年)67分47秒
21位三宅隆友(2年)68分44秒
26位上野達矢(2年)68分54秒
32位佐伯祟(2年)69分17秒
 箱根ギリギリでメンバー落ちだった松村和選手が優勝。来年度の箱根こそ、兄弟での出走なるか。岩崎選手は長い距離はやはりちょっときついのか。
 

 
○関東学院大学
2位松本伸之(3年)66分47秒
15位松山逸馬(2年)68分17秒
25位田籠優生(2年)68分50秒
33位岡田恭輔(3年)69分26秒
35位岡本拓也(3年)69分38秒
39位中尾大輝(2年)69分55秒
 松本選手は1万で29分06秒出した選手。長い距離にも対応できるかどうか
 

 
○麗澤大学
3位河合代二(3年)66分54秒
19位高越涼(1年)68分40秒
20位小西雄介(2年)68分41秒
23位佐々木将(3年)68分48秒
28位贄貴紀(2年)69分00秒
 河合選手少しずつ戻ってきていますかね?チームを引っ張ってほしい。
 

 
○中央学院大学
5位岩田将央(4年)66分57秒
6位大蔵孝典(3年)66分59秒
11位鈴木宏弥(3年)67分43秒
13位正木智人(1年)68分11秒
17位山本拓巳(1年)68分31秒
18位谷口真一(3年)68分36秒
24位関根優介(1年)68分49秒
29位亀田陽平(2年)69分06秒
37位町井勇介(4年)69分42秒
 箱根メンバーに入っていた中では4年生の岩田選手が最上位。意地みせました。他、1年生が初ハーフを走りました。
 
 
○専修大学
7位渡邊哲也(2年)67分10秒
34位森口瑞規(3年)69分37秒
 

 
○東京経済大学
8位五十嵐友也(2年)67分17秒
16位橋本悠利(2年)68分17秒
27位吉崎竜星(2年)68分57秒
30位山田嶺(1年)69分10秒
31位早房大輝(1年)69分10秒
36位大木敬太(2年)69分39秒
41位吉村匠(1年)69分59秒
 五十嵐選手は選抜メンバーに入っていた選手。他、1年生がハーフデビューです。
 
 

 

1/20 相模原駅伝(http://www.jade.dti.ne.jp/~taikyo/gyouzi-taikai/kekka-kiroku/sagamiharaekiden-pic/73ippan-a.pdf)

複数の青学大チームと東海大が出場。
なお、青学大は途中までのチームがあり、そのチームは個人順位つけていません
1区(7.144km)
三野貴史(F2年)21分18秒
1位滝本無限(C2年)21分38秒
山村隼(D1年)21分39秒
2位渡邊心(A1年)21分46秒
中井一臣(A4年)22分04秒
3位松島良太(B1年)22分05秒
4位樋口敦紀(東海2年)22分25秒
 
2区(5.832km)
1位遠藤正人(B2年)16分48秒
2位内村亮(E1年)17分15秒
鈴木優人(D3年)17分17秒
三潟雄基(F2年)17分21秒
3位橋本峻(C1年)17分27秒
4位松本佳久(東海2年)18分00秒
小山裕樹(A4年)20分03秒
 
3区(5.68km)
1位竹内一輝(C3年)17分18秒
2位高木登志夫(東海1年)17分56秒
2位村井駿(B1年)17分56秒
4位豊田芳宏(E3年)18分01秒
嶺仁志(F1年)18分15秒
高木康介(D3年)18分58秒

4区(5.832km)
高橋宗司(D3年)17分43秒
1位藤川涼(B2年)17分48秒
1位今井拓実(東海1年)17分48秒
3位渡邊利典(C1年)17分53秒
神野大地(F1年)17分57秒
4位伊藤弘毅(E1年)18分03秒
 
5区(5.68km)
1位西村厚志(E3年)17分17秒
2位三木啓貴(B2年)17分19秒
3位佐野佑太(東海2年)17分43秒
白取秀司(F)19分40秒
4位大野諒(C3年)20分21秒

6区(5.832km)
1位栄土功樹(東海2年)17分13秒
2位佐藤研人(E2年)17分22秒
3位森本祟志(B2年)18分30秒
4位福田雄大(C3年)18分36秒
 青学大は竹内選手がレース復帰し、区間2位に大差&区間新だった模様。また佐藤選手も少しずつ戻ってきましたかね。それから1区で失速してしまった遠藤選手も区間賞。調子自体は良かったのだろうかね。8区区間賞取った高橋選手や三野選手ら2年生の活躍が目立ちました。逆に福田選手は苦しんでいる模様。
東海大は序盤区間失速してしまいましたが、4区で今井選手が6区で栄土選手が区間賞。新1年に期待ですが、在校生からも新戦力が出て欲しい所。

第89回箱根駅伝【10区詳細・後編】

続きです


御成門18.1㎞-田町16.4km=1.7km
5位谷永(日体)5分15秒①(3分05秒3)
1位冨岡(東洋)5分12秒②4:07(3分03秒5)
4位後藤田(駒大)5分14秒③5:55
2位熊崎(帝京)5分13秒④7:21
2位田口(早大)5分13秒④7:21

11位北(明大)5分23秒⑥9:02
9位堀(順大)5分22秒⑦10:42(3分09秒4)
9位出岐(青学)5分22秒⑧12:30
14位高梨(法大)5分26秒⑨12:39
13位井上(神大)5分25秒⑯22:48[10]13:10
11位山田(中学)5分23秒⑩13:44[11]13:52
7位福沢(山学)5分19秒⑪14:22[12]14:26
二平(城西)5分22秒[13]15:21
6位花田(農大)5分18秒⑰25:01[14]15:55
17位植木(大東)5分38秒⑫16:14[15]16:32
14位岡本(國學)5分26秒⑭19:21[16]16:44
塩谷(中大)5分44秒[17]16:58
18位山本(選抜)5分41秒⑬16:33[18]16:59(3分20秒6)
8位竹ノ内(日大)5分21秒⑮21:13[19]17:03
16位大西(上武)5分31秒⑱28:19[20]20:48(3分14秒7)
10区に入ってから少しずつ開いていた1位と2位との差がここで初めて詰まった。東洋・冨岡選手がこの間トップのタイム。既に差は4分以上開いているが、昨年覇者の意地をみせたい。他、上位陣はほぼ変わらないタイム。現在のトップ5がそのまま入っている。

それと10位と11位の差は34秒。山学・福沢選手が詰めてはいるが、追いつくには更なるペースアップが必要か。それとここに来て元気になったのが日大・竹ノ内選手。走行は19番目だが、全くペースの上がらない中大・塩谷選手と選抜・山本選手の背後に来た。他、途中まで区間中位だった大東・植木、上武・大西選手が苦しくなってきた。



馬場先門20.1km-御成門18.1㎞=2km
1位谷永(日体)6分06秒①(3分02秒0)
7位冨岡(東洋)6分17秒②4:18
2位後藤田(駒大)6分09秒③5:58
8位熊崎(帝京)6分18秒④7:33
8位田口(早大)6分18秒④7:33
18位北(明大)6分43秒⑥9:39(3分21秒5)
11位堀(順大)6分21秒⑦10:57(3分07秒0)
2位出岐(青学)6分09秒⑧12:35
12位高梨(法大)6分22秒⑨12:55
14位井上(神大)6分23秒⑯23:15[10]13:27
5位山田(中学)6分15秒⑩14:01[11]14:01(3分05秒0)
4位福沢(山学)6分13秒⑪14:33[12]14:33
二平(城西)6分21秒[13]15:36
12位花田(農大)6分22秒⑰25:20[14]16:11
16位植木(大東)6分29秒⑫16:55[15]16:55(3分14秒5)
10位岡本(國學)6分19秒⑭19:45[16]16:57
6位竹ノ内(日大)6分16秒⑮21:29[17]17:13
17位山本(選抜)6分35秒⑬17:28[18]17:28(3分17秒5)
塩谷(中大)6分36秒[18]17:28

15位大西(上武)6分25秒⑱28:48[20]21:01
今度は日体・谷永選手がトップ。日体大の復路の各選手は終盤の定点間でトップ付近のタイムにつけることが多いですね。理想的な逃げ方です。それと、出岐選手が少し戻ったか、一旦3分10秒台に落ちたラップが3分少しに。計算してここは驚いた所だ。

シード争いは11位山学・福沢選手が力を振り絞ってペースアップ。だが、10位中学・山田選手も浮上。抜かれない自信はあったが、後ろが詰まっていると聞かされて必死だったと後に述懐しているがこのあたりだろうか。

区間賞争いはまだ帝京・熊崎選手がトップだが、このあたりから牽制が始まったか。貯金が8秒になった。他、明大・北選手が急落し始めた。

大手町23.1㎞-馬場先門20.1㎞=3km
3位谷永(日体)9分04秒①
13位冨岡(東洋)9分40秒②4:54(3分13秒3)
2位後藤田(駒大)9分03秒③5:57
14位熊崎(帝京)9分44秒④8:13
14位田口(早大)9分44秒⑤8:13
7位堀(順大)9分24秒⑥11:17
18位北(明大)11分13秒⑦11:48(3分44秒3)
1位出岐(青学)9分02秒⑧12:33(3分00秒7)
6位高梨(法大)9分23秒⑨13:14
4位山田(中学)9分11秒⑩14:08(3分03秒7)
16位井上(神大)9分59秒⑯24:10[11]14:22(3分19秒7)
8位福沢(山学)9分29秒⑪14:58[12]14:58(3分09秒7)
二平(城西)9分30秒[13]16:02
10位花田(農大)9分31秒⑰25:47[14]16:38
5位岡本(國學)9分21秒⑭20:02[15]17:14(3分07秒0)
8位植木(大東)9分29秒⑫17:20[16]17:20
11位竹ノ内(日大)9分32秒⑮21:57[17]17:41
塩谷(中大)9分44秒[18]18:08
17位山本(選抜)10分00秒⑬18:24[19]18:24
12位大西(上武)9分34秒⑱29:18[20]21:31
出岐選手、最後に意地を見せていたんだ…。ラスト3kmは出岐選手らしさがほんのわずか戻っていたのか。実業団で再び勇姿を見たい。今はじっくり直して欲しい。

そんな話題から入りましたが、日体・谷永選手が最後まで安定した走りで総合優勝のゴールテープを切りました。往路終了時、総合優勝できると思っていたのはこの谷永選手以外あまりいなかったようですが、誰一人ブレーキ無く、7区以降は全部区間2位。最後に力尽きた東洋・冨岡選手との差は4分54秒差に開いていた。完勝だった。

その後3位に駒大・後藤田選手。4位争いが牽制したこともあったが、最終的に区間賞を獲得し有終の美。また復路全体で区間賞3つに復路優勝。何時の間にか東洋の背後1分差にまで追い上げていた。最後に何とか意地を見せた格好だ。

続いて6位には最後に順大・堀選手が浮上。2年連続でのシード獲得、そして復路での順位アップと力が戻りつつあることを示した。逆に一時2位も見えた明大だが、北選手がアクシデント気味でゴール。順調に箱根の順位を上げて言った明大が初めて壁に当たった感じだ。来年どうなるか。

また、先の出岐選手に続き、法大・高梨選手がゴール。往路の成績を見ても成田監督はシードを獲得する自信はなかったそうだが、復路はブレーキは無し。高梨選手もラストでペースをあげる走りをみせ、7年ぶりシード獲得。久々に意外性の法大をみた。

シード争いは、ラスト5番目の走りをみせた中学・山田選手が、最後落ちてきた神大・井上選手を交わしつつ10位でフィニッシュ。11位山学・福沢選手から50秒差で辛くも逃げきった。こちらは4年ぶりである。

その後は復路頑張った城西大のアンカー二平選手と農大・花田選手。最後にペースを上げ、一旦引き離された大東・植木選手を捉えた國學・岡本選手が
ゴール。3年連続シードはならなかったが、安定したところはみせた。次に日大・竹ノ内選手。2年前ほどは落ちなかっただろうか。彼自身も区間10位だ。その後、ずるずる下がった中大・塩谷と選抜・山本選手、しんがりに今年もシード争いに加われなかった上武・大西選手が続き、これで全ランナーがフィニッシュ。

しかし、まだ触れていないところがある。敢えて最後に持って来ましたが、復路の瞬間最高視聴率を記録した4位争い。画面から見ても分かりましたが、本当に牽制してましたねwそれ以上に話題になったのは帝京・熊崎選手のチラ見。やや前に出て最後の400mくらいで数十回も早大・田口選手をチラチラ(つられて田口選手も振り返ったのに吹いたw)。

この超牽制が動いたのはラスト100m。ほぼ同時にダッシュをかけた感じだが、刹那帝京・熊崎選手の方が動き出すのが早かったか。最終的にその差が勝負を分けたように見えた。この牽制で帝京・熊崎選手は区間賞を逃したものの、帝京大13年ぶりの総合4位をもたらした。強風の中、日体大・帝京大など予選組みの躍進や中大・城西の棄権という暗い面、様々な形をみせて第89回箱根駅伝は終了した。

第89回箱根駅伝【10区詳細・前編】

強風で荒れた大会も最後の区間。優勝、シード、そして一つでも上の順位を狙う争いで最後に笑ったのは。


http://blogs.yahoo.co.jp/hakonankit/30219694.html
昨年との比較

http://hakonesaijo.web.fc2.com/89-10ku.htm
定点毎の比較


10区

蒲田6㎞
○数字は総合順位、[]数字は通過順位
4位谷永(日体)18分08秒①
6位冨岡(東洋)18分12秒②3:52(3分02秒0)
3位後藤田(駒大)18分04秒③6:20
1位熊崎(帝京)17分45秒④7:44(2分57秒5)
6位田口(早大)18分12秒④7:44
2位北(明大)18分01秒⑥8:47(3分00秒2)
5位堀(順大)18分09秒⑦9:57
16位出岐(青学)18分32秒⑧10:54(3分05秒3)
18位高梨(法大)18分48秒⑨11:18(3分08秒0)
10位井上(神大)18分24秒⑯22:26[10]12:38
8位山田(中学)18分14秒⑩13:13[11]13:13
塩谷(中大)18分28秒[12]14:07
15位山本(選抜)18分31秒⑪14:07[12]14:07
9位福沢(山学)18分21秒⑫14:14[14]14:14(3分03秒5)
二平(城西)18分33秒[15]14:35
12位花田(農大)18分26秒⑰24:47[16]15:38
12位植木(大東)18分26秒⑬15:38[16]15:38
14位岡本(國學)18分27秒⑭18:26[16]15:38
16位竹ノ内(日大)18分32秒⑮20:27[19]16:11
11位大西(上武)18分25秒⑱27:30[20]19:43
ついに最終区。トップの日体・谷永選手は、2年前もアンカーを走った事があり、あの4人のシード争いを制しているランナーである。それとは違いトップで逃げる展開だが、悠々と走っている。2位の東洋・冨岡選手は最初で最後の大学駅伝だ。

それより早い入りをみせているのは3位あたりの選手達。3年連続アンカーの駒大・後藤田選手。それと先ほどの区間でブレーキのあった明大の北選手がも突っ込んでいる。ただ、それより早いのは帝京・熊崎選手。そこそこの入りをみせていた早大・田口選手との27秒差を一気に埋め、ここまではダントツで早い。

シード争いは10位中学・山田選手が、11位選抜・山本選手と12位山学・福沢選手から逃げられるかという所に焦点が当たっているが、今の所ジリジリ引き離している。また、注目ランナーの青学・出岐選手だが、前の順大・堀選手に差を開けられる展開となっている。


新八ッ山橋13.6㎞-6km=7.6km
5位谷永(日体)23分02秒①(3分01秒8)
9位冨岡(東洋)23分15秒②4:05(3分03秒5)
3位後藤田(駒大)22分45秒③6:03
1位田口(早大)22分44秒④7:26
1位熊崎(帝京)22分44秒⑤7:26(2分59秒5)
4位北(明大)22分55秒⑥8:40
13位堀(順大)23分27秒⑦10:22(3分05秒1)
16位高梨(法大)23分49秒⑧12:05(3分08秒0)
17位出岐(青学)24分18秒⑨12:10(3分11秒8)
10位井上(神大)23分17秒⑯22:41[10]12:53
11位山田(中学)23分21秒⑩13:32[11]13:32
6位福沢(山学)23分06秒⑪14:18[12]14:18
二平(城西)23分24秒[13]14:57
18位山本(選抜)24分33秒⑫15:38[14]15:38(3分13秒8)
塩谷(中大)24分34秒[14]15:38
7位花田(農大)23分12秒⑰24:57[16]15:48
7位植木(大東)23分12秒⑬15:48[16]15:48

15位岡本(國學)23分33秒⑭18:57[18]16:09
12位竹ノ内(日大)23分25秒⑮20:53[19]16:37
114位大西(上武)23分32秒⑱28:00[20]20:13
少しずつレースが動き出し始めましたが、この間トップタイムは4位争いの帝京・熊崎、早大・田口選手。後にいろんな意味で名物になりますが、ここでは本来の意味で激しいバトルになっていた模様。

また、シード権争いは山学・福沢選手が11位に浮上。本人「オーバーペース覚悟」で10位中学・山田選手を追いかけ始めた。その差は46秒となった。逆に選抜・山本選手がダントツ最下位のタイムでいきなり脱落。これまた本調子には遠い中大・塩谷選手と並走なわけだが、城西・二平選手に交わされ、さらに農大・花田、大東・植木選手が迫っている。

心配なのはブービーのタイムで青学・出岐選手が苦しんでいること。これまた決して速いペースではない法大・高梨選手に交わされてしまっている。シードラインとは2分以上前だが、このままだとちょっと嫌な感じもするペースだ。


田町16.4㎞-新八ッ山橋13.6㎞=2.8km
4位谷永(日体)9分41秒①(3分27秒5)
5位冨岡(東洋)9分46秒②4:10
1位後藤田(駒大)9分34秒③5:56(3分25秒0)
2位熊崎(帝京)9分38秒④7:23
2位田口(早大)9分38秒④7:23

12位北(明大)9分55秒⑥8:54
10位堀(順大)9分54秒⑦10:35
11位出岐(青学)9分54秒⑧12:23
15位高梨(法大)10分04秒⑨12:28
8位井上(神大)9分48秒⑯22:48[10]13:00
9位山田(中学)9分53秒⑩13:44[11]13:44(3分31秒8)
6位福沢(山学)9分45秒⑪14:22[12]14:22
二平(城西)9分58秒[13]15:14
7位花田(農大)9分45秒⑰25:01[14]15:52
17位植木(大東)10分07秒⑫16:14[15]16:14
塩谷(中大)10分32秒[16]16:29
16位岡本(國學)10分05秒⑭19:21[17]16:33
18位山本(選抜)10分36秒⑬16:33[17]16:33(3分47秒1)
14位竹ノ内(日大)10分01秒⑮21:13[19]16:57
13位大西(上武)10分00秒⑱28:19[20]29:32(3分34秒3)
この定点間だけ距離表示がおかしい気がしますが…まあいいや。タイム差自体は間違ってないはずだ。ここは駒大・後藤田選手が初めてトップのタイムに。過去2年より一段高いレースをみせている。明大・北選手のペースが落ち始め、復路優勝はほぼ手中に入った。後は個人記録で16秒負けている帝京・熊崎選手を逆転できるかどうか。

それと、青学・出岐選手が意地を見せて法大・高梨選手を抜き返して8位へ。その後ろ全日本で厳しい結果だった神大・井上選手が健闘をみせ見え隠れしている。また2年連続アンカーの農大・花田選手も結構いいペースなようだ。シード争いは福沢選手が前を更につめ38秒差。ただ、中学・山田選手も区間中位はキープしている感じだ。

第89回箱根駅伝【9区詳細】

復路のエース区間。その舞台らしく、駒大・上野、山学・牧野選手など4年生が終盤に力強い走りをしていたのが印象的でした

http://blogs.yahoo.co.jp/hakonankit/30215221.html
昨年との比較

http://hakonesaijo.web.fc2.com/89-9ku.htm
定点毎総合


9区

権太坂7.8㎞
○数字は総合順位、[]数字は通過順位
3位矢野(日体)23分10秒①(2分58秒2)
5位服部(東洋)23分15秒②3:17
4位松井(明大)23分14秒③3:55
13位田中(早大)23分48秒④6:15
1位上野(駒大)22分44秒⑤6:34(2分54秒8)
2位山川(帝京)22分59秒⑥6:34(2分56秒8)
7位松村(順大)23分27秒⑦8:54(3分00秒4)
14位松田(法大)23分57秒⑧8:54(3分04秒2)
12位横山(青学)23分41秒⑨9:34(3分02秒2)
15位鈴木(神大)24分02秒⑯20:52[10]11:04
相場(中大)24分02秒[10]11:04
8位室田(中学)23分30秒⑩12:09[12]12:09
6位菊池(選抜)23分21秒⑪12:26[13]12:26
16位鮫島(國學)24分17秒⑭16:15[14]13:27(3分06秒8)
18位稲田(大東)24分19秒⑫13:27[14]13:27
石橋(城西)24分04秒[14]13:27
10位牧野(山学)23分35秒⑬13:48[17]13:48
9位田村(日大)23分33秒⑮18:24[18]14:08
10位青木(農大)23分35秒⑰23:38[19]14:29
16位平迫(上武)24分17秒⑱25:07[20]17:20
トップの3年生3本柱の日体・矢野選手、追う東洋と明大は大抜擢の服部選手と松井選手。上位3チームは秒差でほとんど変わっていない。飛ばしているのは駒大・上野選手。7区8区でもたついた駒大。せめて復路優勝と飛ばして、帝京・山川選手を抜く。

ただ、山川選手もハーフ62分台の選手で負けじと喰らいつき、この間ワンツー。既に早大・田中選手が眼前に迫っている。後ろでは順大・松村選手が法大・松田選手を捕らえている

シード争いは11位選抜・菊地選手が、10位中学・室田選手より早い入りで、ここは100m程の差に追い上げている。逆に先ほど11位に迫っていた大東・稲田選手はなんと一番遅い入りでシードといきなり1分差。國學・鮫島と城西・石橋選手に追いつかれている。そこから20秒前後で山学・牧野、日大・田村、農大・青木選手と点々としているが少し詰まった感があり、細かな順位変動を予感させた。



横浜駅14.7㎞-権太坂7.8km=6.9km
4位矢野(日体)20分26秒①
2位服部(東洋)20分24秒②3:15
3位松井(明大)20分25秒③3:54
1位上野(駒大)20分19秒④6:27(2分56秒7)
8位田中(早大)20分51秒⑤6:40(3分01秒3)
15位山川(帝京)20分57秒⑥7:05
8位松田(法大)20分51秒⑦9:19
8位松村(順大)20分51秒⑦9:19
16位横山(青学)21分06秒⑨10:14(3分03秒5)
17位鈴木(神大)21分16秒⑯21:42[10]11:54
相場(中大)21分16秒[10]11:54
6位室田(中学)20分36秒⑩12:19[12]12:19
7位菊池(選抜)20分46秒⑪12:46[13]12:46
5位牧野(山学)20分34秒⑫13:56[14]13:56(2分58秒8)
12位稲田(大東)20分55秒⑬13:56[14]13:56
12位鮫島(國學)20分55秒⑭16:44[14]13:56
石橋(城西)20分55秒[14]13:56
12位田村(日大)20分55秒⑮18:53[18]14:37
8位青木(農大)20分51秒⑰24:03[19]14:54
18位平迫(上武)21分27秒⑱26:05[20]18:18(3分06秒5)
上位3チームはこう着状態。しかし1年生の服部選手の堂々とした走りは対したものである。動きがあったのは4位争い。駒大・上野選手の勢いは止まらずに追走し早大・田中選手を捉え4位へ。その前に帝京・山川選手が息切れして6位後退。いつもと違う雰囲気だ。

また10位中学・室田選手が先程よりじわりペースアップ。11位選抜・菊地選手を突き放しにかかる。前をゆったりしたペースの中大・相場、神大・鈴木選手の姿も視界に入っていると思われる。後ろは大東・稲田選手らの集団に山学・牧野選手が追いつき4人の争い。牧野選手の方が元気な感じだ。他、最下位の上武・平迫選手がトップとの差が18分以上になり、繰上げの心配が出てきた。


生麦20.2㎞-横浜駅14.7km=5.5km
3位矢野(日体)17分56秒①
4位服部(東洋)18分00秒②3:19
17位松井(明大)18分56秒③4:54(3分26秒5)
2位上野(駒大)17分51秒④6:22
12位田中(早大)18分31秒⑤7:15(3分22秒0)
10位山川(帝京)18分18秒⑥7:27
8位松村(順大)18分16秒⑦9:39
18位松田(法大)18分57秒⑧10:20
5位横山(青学)18分04秒⑨10:22
6位鈴木(神大)18分10秒⑯21:56[10]12:08(3分18秒2)
8位室田(中学)18分16秒⑩12:39[11]12:39
相場(中大)18分57秒[12]12:55
13位菊池(選抜)18分32秒⑪13:22[13]13:22
1位牧野(山学)17分50秒⑫13:50[14]13:50(3分14秒5)
石橋(城西)17分50秒[14]13:50
15位鮫島(國學)18分42秒⑭17:30[16]14:42
15位稲田(大東)18分42秒⑬14:42[16]14:42

7位青木(農大)18分15秒⑰24:14[18]15:05
11位田村(日大)18分24秒⑮19:21[18]15:05
14位平迫(上武)18分39秒⑱26:48[20]19:01
こう着状態だったトップ3に動きが。明大・松井選手が急失速。リアルタイムで定点チェックしたときにいきなり東洋・服部選手から1分半離れてあれ?と思ったがやはりこの時点でおかしくなっていたか。そのまま日体・矢野選手と同じペースで走り続けている東洋・服部選手もかなり表情がきつそうになってきていた。

またこの間の上位の面子はやや変化が。前回区間4位だった青学・横山選手がようやく浮上。順大・松村選手についていったツケかこの間苦しい走りになった法大・松田選手の背後へ。それから19番目走行だった農大・青木選手が、日大の実力・田村選手に追いつく健闘。そして注目は神大・鈴木選手。前回の中継所直前の転倒の悪夢を振り払うかのごとく、ここで力を爆発。力強い走りが続く。

しかし、この間トップのタイムは彼らではない。区間賞ほぼ手中の駒大・上野選手でもない。山学・牧野選手が懸命の走りでシードラインを追いかけている。10位中学・室田選手との差はまだ1分以上あるが、疲れが見え始めている選抜・菊池選手との差はつめてきている。逆にこの間にその牧野選手に1分近く離された大東大は事実上終戦というところか。


鶴見23.2㎞-生麦20.2㎞=3.0km
1位矢野(日体)8分54秒①(2分58秒0)
13位服部(東洋)9分23秒②3:48(3分07秒7)
2位上野(駒大)8分56秒③6:24
10位田中(早大)9分19秒④7:40(3分06秒3)
16位山川(帝京)9分34秒⑤8:07(3分11秒3)
18位松井(明大)13分04秒⑥8:54(4分21秒3)
7位松村(順大)9分11秒⑦9:56(3分03秒7)
3位横山(青学)9分02秒⑧10:30(3分00秒7)
8位松田(法大)9分12秒⑨10:38
5位鈴木(神大)9分08秒⑯22:10[10]12:22
12位室田(中学)9分22秒⑩13:07[11]13:07
9位菊池(選抜)9分16秒⑪13:44[12]13:44
相場(中大)9分46秒[13]13:47(3分15秒3)
4位牧野(山学)9分05秒⑫14:01[14]14:01
石橋(城西)9分14秒[15]14:10
14位鮫島(國學)9分31秒⑭18:07[16]15:19
6位青木(農大)9分09秒⑰24:29[17]15:20
15位稲田(大東)9分32秒⑬15:20[17]15:20
17位田村(日大)9分36秒⑮20:03[19]15:47
10位平迫(上武)9分19秒⑱27:13[20]19:26
磐石の走りを見せた日体・矢野選手がトップで襷リレー。最後のポイントはトップのタイムで走破。役目を果たした。そういえば全日本も最後猛烈に前のチームを追い上げていたがこんな感じだっただろうか。2位東洋・服部選手はラスト力尽きたが、1年生にして9区区間3位は立派な成績だろう。

心配なのは明大・松井選手。駒大、早大、帝京と立て続けに交わされたが、それは問題ではない。とにかく襷を鶴見中継所へ。止まりそうになった残り500m付近の上り坂をパス(こんな所に起伏あったの知らなかった)、最後の直線で完全に蛇行が始まったが大事には至らなかった。復路に入って攻め続けた明大だったが、落とし穴が待っていたようだ。

その後、7位順大・松村選手、8位青学・横山選手、9位法大・松田選手が襷リレー。このへんはまだ僅差である。次にやってきたのは神大・鈴木選手。終盤になるにつれ足取りがむしろ良くなったくらいの走り、しっかりとリベンジを果たした。

さてシード争い。中学・室田選手が最後伸び切らなかった事もあり、11位選抜・菊池選手は37秒、中大・相場選手を挟んで、12位山学・牧野選手が54秒差。残り23.1kmでまだどうにでもなる可能性はありそう。

下位では農大・青木選手が落ちてきた大東・稲田選手に追いつく健闘ぶり。ずっと区間二桁だった農大だが初めて好走区間が出た。また最後尾の上武大。前回定点でトップとの差19分オーバー。日体・矢野選手が最後トップのタイムということできわどいかと思われたが、平迫選手も最後に浮上。復路一斉スタート以外での繰上げスタート無しで何よりだった。

第89回箱根駅伝【8区詳細】

区間トップ~15位までが1分10秒差と非常に僅差の戦いとなりましたが、2位争い・5位争い・シード争い・中大VS神大と激しいバトルが繰り広げられました


http://blogs.yahoo.co.jp/hakonankit/30207681.html
昨年との比較


http://hakonesaijo.web.fc2.com/89-8ku.htm
定点毎総合


8区

茅ヶ崎6.9km
○数字は総合順位、[]数字は通過順位
7位高柳(日体)20分42秒①
3位大津(東洋)20分33秒②2:42
4位横手(明大)20分37秒③3:12(2分59秒3)
18位柳(早大)21分09秒④5:18
1位郡司(駒大)20分27秒⑤6:04(2分57秒8)
10位猪狩(帝京)20分45秒⑥6:40(3分00秒4)
4位藤井(法大)20分37秒⑦7:20
13位石井(順大)20分53秒⑧7:53
2位高橋(青学)20分30秒⑨9:08
16位橋爪(選抜)21分08秒⑩10:25(3分03秒8)
16位吉川(神大)21分08秒⑯20:14[11]10:26

永井(中大)20分31秒[12]10:54
6位及川(中学)20分38秒⑪11:18[13]11:18
15位吉川(大東)21分01秒⑫11:59[14]11:59
松岡(城西)20分42秒[15]12:00
7位吾妻(國學)20分42秒⑭14:49[16]12:01
14位岩渕(農大)20分57秒⑰21:43[17]12:34(3分02秒2)
7位前田(山学)20分42秒⑬12:40[18]12:40
12位林(日大)20分49秒⑮17:53[19]13:37
10位松元(上武)20分45秒⑱21:53[20]14:06
全体的には1km3分ほどのペースで推移し、まだ大きな変化はない。トップの日体・高柳選手も例外ではなく、しっかりとペースを刻んでいる。前回区間賞の大津選手に一途の望みをかける東洋大は気持ち早めくらいか。後ろ、明大・横手選手もついてきている

一番早いタイムで入ったのは初登場の駒大・郡司選手。逆に一番遅く入った早大・柳選手を一気に40秒台の差まで追い上げている。また、青学・高橋、中大・永井選手も単独走ながら早い入り。シード争いは神大・吉川選手と並走になっている選抜・橋爪選手を、中学・及川選手が1分以内の位置まであげてきている。



遊行寺15.9㎞-6.9km=9km
2位高柳(日体)27分53秒①
1位横手(明大)27分47秒②3:05(3分04秒7)
7位大津(東洋)28分18秒③3:07(3分08秒7)
11位柳(早大)28分25秒④5:50
14位郡司(駒大)28分29秒⑤6:40
4位猪狩(帝京)28分07秒⑥6:54
9位藤井(法大)28分21秒⑦7:48
15位石井(順大)28分31秒⑧8:31(3分10秒1)
3位高橋(青学)27分55秒⑨9:10
永井(中大)27分42秒[10]10:43
6位吉川(神大)28分17秒⑯20:31[10]10:43
18位橋爪(選抜)28分47秒⑩11:19[12]11:19(3分11秒9)
12位及川(中学)28分27秒⑪11:52[13]11:52
5位吾妻(國學)28分14秒⑭15:10[14]12:22
松岡(城西)28分15秒[14]12:22
9位吉川(大東)28分21秒⑫12:27[16]12:27
16位前田(山学)28分38秒⑬13:25[17]13:25
17位岩渕(農大)28分44秒⑱22:34[17]13:25
8位林(日大)28分20秒⑮18:20[19]14:04
12位松元(上武)28分27秒⑰22:27[20]14:40
しっかりペースを刻んでいる日体・高柳選手が浮上。昨年ほどの勢いがない東洋・大津選手は3分以上の差に。その大津選手と明大・横手選手の2位争いが熱くなったのは正にココ。抜きつ抜かれつの争い。登りに入りかけた所で明大・横手選手が脚を叩きながら後退。アクシデントかと思われたが(いや実際そうなのだろうが)、カメラが切り替わっている間に再度大津選手の前へ。大いに盛り上がった瞬間であった。

それから先ほど快調だった郡司選手が息切れ。後ろの帝京・猪狩選手が背後に迫る。帝京大も凄まじい粘りだ。その後ろは1年生の法大・藤井選手が頑張って7位キープ。順大・石井選手との差をじりじり開けていっている。

またシード争いは選抜・橋爪選手が失速。先ほど並走していた神大・吉川選手は、この間一番速いペースで走っていた中大・永井選手についていき、置いてけぼりにされた格好だ。後ろ中学・及川選手が
33秒まで接近している。

12位の大東・吉川選手は、及川選手の30秒後ろで城西・松岡、國學・吾妻選手と激しいバトル。この3人の争いは何気に熱かった。13位山学・前田選手はその1分後ろで農大・岩渕選手と並走。後ろから調子が良かったか日大・林選手がじりじりあげてきている感じだ。




影取18.4km-遊行寺15.9km=2.5km
2位高柳(日体)8分35秒①
8位大津(東洋)8分43秒②3:15
15位横手(明大)8分57秒③3:27
5位柳(早大)8分39秒④5:54
3位猪狩(帝京)8分39秒⑤6:58
12位郡司(駒大)8分53秒⑥6:58(3分33秒2)
12位藤井(法大)8分53秒⑦8:06
12位石井(順大)8分53秒⑧8:49
6位高橋(青学)8分41秒⑨9:16(3分28秒4)
1位吉川(神大)8分34秒⑯20:30[10]10:42(3分25秒6)
永井(中大)8分34秒[10]10:42
18位橋爪(選抜)9分16秒⑩12:00[12]12:00
11位及川(中学)8分47秒⑪12:04[13]12:04
6位吉川(大東)8分41秒⑫12:33[14]12:33
10位吾妻(國學)8分46秒⑭15:21[14]12:33
松岡(城西)8分46秒[14]12:33
3位前田(山学)8分39秒⑬13:29[17]13:29
16位岩渕(農大)9分06秒⑰23:05[18]13:56(3分38秒4)
9位林(日大)8分45秒⑮18:30[19]14:14
17位松元(上武)9分15秒⑱23:07[20]15:20(3分42秒0)

この間が本当に本格的な登り。一番早く走ったのは争いが過熱していた中大・永井選手と神大・吉川選手の2人。永井選手は1年時から箱根5区候補に上がっていた選手で、吉川選手は父親が5区を走っている。なんだか運命めいたものを感じてしまいます。永井選手は、ここまで区間トップの青学・高橋選手を上回る走りとなっています。トラックよりロードが得意な日体・高柳選手もさすがの走りです。

5位争いは調子よく登った帝京・猪狩選手がついに駒大・郡司選手と併走へ。昨年の山川選手の再現だ。

そしてシード争いがついに動きが。連続して最下位の苦しい走りとなった選抜・橋爪選手の後ろ4秒差に中学・及川選手の姿が。更にその後ろ、國學・吾妻、城西・松岡選手と争いながら大東・吉川選手も奮闘。やや差はあるが山学・前田選手がこの間は4番目のタイムの走り。まだまだこのあたり分からない。



戸塚21.5km-影取18.4km=3.1km
12位高柳(日体)9分53秒①
11位大津(東洋)9分50秒②3:12(3分10秒3)
17位横手(明大)10分17秒③3:51(3分19秒0)
3位柳(早大)9分36秒④5:37(3分05秒8)
5位猪狩(帝京)9分40秒⑤6:45
14位郡司(駒大)9分55秒⑥7:00
13位藤井(法大)9分54秒⑦8:07
8位石井(順大)9分41秒⑧8:37
5位高橋(青学)9分40秒⑨9:03
1位吉川(神大)9分23秒⑯20:00[10]10:12(3分01秒6)
永井(中大)9分23秒[10]10:12
9位及川(中学)9分42秒⑩11:49[12]11:49
16位橋爪(選抜)10分08秒⑪12:15[13]12:15
4位吉川(大東)9分38秒⑫12:18[14]12:18
5位吾妻(國學)9分40秒⑭15:08[15]12:20
松岡(城西)9分53秒[16]12:33
10位前田(山学)9分47秒⑬13:23[17]13:23
2位林(日大)9分24秒⑮18:01[18]13:45
15位岩渕(農大)10分01秒⑰23:13[19]14:04(3分13秒9)
18位松元(上武)10分46秒⑱24:00[20]16:13(3分28秒4)
日体大が3分以上の差をつけたままトップ中継。最後が12番目のタイムだったのは意外だったが、崩れてはいなかったと思う。逆に大津選手の区間7位が予想外。シーズン通して足踏みだったが、上尾ハーフで上げてきたと思ったが…。

後ろ横手選手派さすがに疲れて17番目のタイム。故障明けだったので次回は万全な状態でみたいところ。また、4位の早大・柳選手が3番目のタイムで走破。ただ区間順位は14位で抑えすぎだったか。ここは多くの経験を積んで来年もどってきてほしい。

5位争いは帝京・猪狩選手が勝利。区間3位の成績。郡司選手は前半飛ばしたのが仇になった。7位から9位の法大順大青学は30秒間隔で点々。ただ、青学・高橋選手は区間賞獲得。各定点間でトップにはならなかったが常に安定していた。向かい風で最後まで単独だった中、素晴らしい走りであった。

気になるシード争いは中学・及川選手が逆転し総合10位へ。往路はちぐはぐだったのだが復路3区間は確実に繋いでいる。選抜・橋爪選手に26秒の差をつけた。その直後ろに大東・吉川選手も追い上げ虎視眈々と浮上の機会を伺う。山学も圏外にははじき出されていない感じ。復路のエース区間9区でどう動くか。更に白熱しそう。

ただ、白熱しっぱなしだったのは中大・永井選手と神大・吉川選手の争い。結局連続してトップのタイムで同時に襷リレーという加熱ぶり。特に永井選手は区間賞の高橋選手を30秒以上上回る激走。棄権以外にも全体的に元気なかった中大に光が差し込んだ。他、スタート時下位2チームのうち日大・林選手も終盤に大きくペースを上げ区間5位。逆に上武・松元選手は終盤ガス欠。19番目に落ちた農大・岩渕選手と2分以上の差で、見た目で16分13秒トップとの差が開いてしまった。

第89回箱根駅伝【7区詳細】

定点が少ないので一気に更新w


http://blogs.yahoo.co.jp/hakonankit/30199013.html
昨年との比較

http://hakonesaijo.web.fc2.com/89-7ku.htm
定点毎総合


7区

二宮11.8㎞
○数字は総合順位、[]数字は通過順位
4位高田(日体)35分16秒①
3位高久(東洋)35分08秒②2:14
1位有村(明大)34分47秒③2:39(2分56秒9)
14位志方(早大)35分55秒④3:58(3分02秒6)
6位久我(駒大)35分28秒⑤5:51
9位難波(帝京)35分35秒⑥6:05
15位大森(法大)36分06秒⑦6:16
6位山崎(順大)35分28秒⑧6:51
8位小椋(青学)35分30秒⑨7:36
16位塚田(選抜)36分17秒⑩8:55
徳永(中大)35分37秒[11]9:49
2位我那覇(神大)35分06秒⑯19:44[12]9:56(2分58秒5)
5位木部(中学)35分27秒⑪10]00[13]10:00(3分00秒3)
寺田(城西)35分44秒[14]11:00
12位大西(大東)35分45秒⑫11:00[14]11:00
18位中山(國學)36分23秒⑭13:48[14]11:00(3分05秒0)
11位佐藤(農大)35分44秒⑰20:36[17]11:27
13位阿部(山学)35分48秒⑬11:27[17]11:27
17位高松(日大)36分20秒⑮16:34[19]12:18
10位渡辺(上武)35分40秒⑱20:55[20]13:08
  トップという事でゆったりと入った日体・高田選手ですが、10km過ぎには4番目のタイムで通過。しっかり浮上してきた。突込み気味で入った東洋・高久選手と8秒差となっている。その後ろから猛追しているのは明大・有村選手。6区の好走により交わせるんじゃないかという位置にいる故だろうか。

  不調の4位早大・志方選手を挟んで、5位に浮上したのは駒大・久我選手。ただ力からするともう少しか。帝京・難波選手も調子よく法大・大森選手を交わし駒大が見える位置に。大森選手は力からして致し方なしか。順大・山崎選手が更に追っている。

  また総合下位ながら1年生の神大・我那覇選手がスピードに乗った走り。中学・木部選手と争いながら前を追っている。その木部選手のターゲットは当然総合10位選抜・塚田選手。既にやや汗をかいている塚田選手との差を一気に1分強に。決まりかけたと思われたシード権争いが一気に面白そうになってきた。



大磯18.1㎞-二宮11.8km=6.3km
1位高田(日体)20分03秒①(3分10秒9)
7位高久(東洋)20分40秒②2:51
5位有村(明大)20分32秒③3:08
10位志方(早大)20分46秒④4:41
4位久我(駒大)20分31秒⑤6:19
3位難波(帝京)20分30秒⑥6:32(3分15秒2)
14位大森(法大)20分53秒⑦7:06
8位山崎(順大)20分42秒⑧7:30(3分16秒8)
18位小椋(青学)21分29秒⑨9:04(3分24秒6)
16位塚田(選抜)21分06秒⑩9:58
2位我那覇(神大)20分16秒⑯19:57[11]10:09
徳永(中大)20分54秒[12]10:40
17位木部(中学)21分16秒⑪11:13[13]11:13
6位大西(大東)20分39秒⑫11:36[14]11:36
9位中山(國學)20分43秒⑭14:24[14]11:36
寺田(城西)20分54秒[16]11:51
13位阿部(山学)20分49秒⑬12:13[17]12:13
12位佐藤(農大)20分49秒⑰21:22[18]12:13
15位高松(日大)21分01秒⑮17:32[19]13:16(3分20秒2)
11位渡辺(上武)20分49秒⑱21:41[20]13:54
うまくビルドアップした日体・高田選手がこの間はトップのタイム。というかこの間3番目以下は大きく引き離しているので当然総合2位以下は大きく後ろへ。2位東洋・高久選手は2分50秒の差がついた。その後ろ明大・有村選手が見えているがちょっと息切れか。また、帝京・難波選手がいいタイムで駒大・久我選手の背後にずっといる状態だ。

先ほど2番目のタイムだった神大・我那覇選手はまだまだ元気。中学・木部選手を置き去りにし、中大・徳永選手をぶち抜く。高田選手との区間賞争いが注目になってきた。その我那覇選手に置き去りにされた木部選手は飛ばしすぎか息切れ。國學・中山選手を引き連れた大東・大西選手が追いかけている。大東もシード争い上に再浮上しそう。

逆に13位山学・阿部選手は、城西・寺田選手を挟んで、農大・佐藤選手と並走となっていてちょっと浮上きつそうか。他、序盤前の順大・山崎選手を追いかけていると情報があった青学・小椋選手がガクンとペースダウンしていた。




平塚21.3㎞-大磯18.1km=3.2km
2位高田(日体)9分34秒①(2分59秒4)
2位高久(東洋)9分34秒②2:51
9位有村(明大)9分42秒③3:16(3分01秒9)
12位志方(早大)9分44秒④4:51
2位久我(駒大)9分34秒⑤6:19
7位難波(帝京)9分39秒⑥6:37
16位大森(法大)9分53秒⑦7:25(3分05秒3)
13位山崎(順大)9分46秒⑧7:42
15位小椋(青学)9分50秒⑨9:20
5位塚田(選抜)9分35秒⑩9:59
1位我那覇(神大)9分25秒⑯19:48[11]10:00(2分56秒6)
徳永(中大)9分59秒[12]11:05
10位木部(中学)9分43秒⑪11:22[13]11:22
6位大西(大東)9分38秒⑫11:40[14]11:40
寺田(城西)9分43秒[15]12:00
17位中山(國學)9分59秒⑭14:49[16]12:01
8位佐藤(農大)9分40秒⑰21:28[17]12:19
18位阿部(山学)10分01秒⑬12:40[18]12:40(3分07秒3)
14位高松(日大)9分48秒⑮17:46[19]13:30
10位渡辺(上武)9分43秒⑱21:50[20]14:03
最後まで安定していた日体・高田選手がトップ中継。故障明けでギリギリ間に合ったとは思えない走りだった。ただ、区間賞はラスト3km1人抜けていた神大・我那覇選手。なんと選抜・塚田選手のすぐ後ろに迫った。風邪引かなかったら2区予定だったそうだが、次回是非頑張って欲しい。

その我那覇選手に迫られた選抜・塚田選手は、そのおかげが最後は好走。11位中学・木部選手と12位大東・大西選手との差を1分半前後に引き戻した。ここは命拾いした。後ろ山学・阿部選手はラストは一番下のタイムで痛い失速だ。

ほかの動きとして、東洋・高久選手と駒大・久我選手が意地をみせて高田選手と同タイム。7位に落ちた法大の後ろすぐに順大。上武・渡辺選手が最下位の単独走ながら区間一桁を記録した。

第89回箱根駅伝【6区詳細】

都道府県挟んで続き、もとい、復路いきます


http://blogs.yahoo.co.jp/hakonankit/30180684.html
昨年との比較

http://hakonesaijo.web.fc2.com/89-6ku.htm
定点毎総合


6区
定点間順位:名前大学名定点間タイム総合順位トップとの差 通過順位通過タイム
定点間色分け:1位 2位3位 4位5位6位 7位8位 15位16位 17位18位

芦之湯5.1㎞
○数字は総合順位、[]数字は通過順位
14位鈴木(日体)16分25秒①
2位市川(東洋)15分55秒②2:09
12位相原(早大)16分20秒③2:30
3位廣瀬(明大)15分58秒④3:55
12位品田(法大)16分20秒⑤5:19
4位千葉(帝京)16分08秒⑥5:55(3分09秒8)
5位信時(順大)16分10秒⑦5:59
8位藤川(青学)16分12秒⑦5:59
8位千葉(駒大)16分12秒⑨6:44
5位大沼(選抜)16分10秒⑩7:22
16位田口(大東)16分42秒⑪8:48(3分16秒5)
18位桃澤(山学)17分19秒⑪9:26(3分23秒7)
1位三輪(農大)15分51秒⑰18:35[13]9:26(3分06秒5)
代田(中大)15分52秒[14]9:27
8位岡本(中学)16分12秒⑬[15]9:37
5位上野(國學)16分10秒⑭12:33[16]9:45
平田(城西)16分15秒[17]9:50
11位高久(神大)16分19秒⑱19:42[18]9:54(3分12秒0)
14位日向野(日大)16分25秒⑮14:16[19]10:00
17位横内(上武)16分44秒⑯18:06[20]10:19
最初の登りの部分に関してはトップの日体・鈴木選手は14番目のタイム。ここぞとばかりに2位にあがった東洋・市川選手や明大・廣瀬選手が一気に追い上げる。この勢いのままいくのかとこの時点では思われた。また6位争いの帝京・千葉、順大・信時、青学。藤川選手らも競り合いながらハイペースだ。

また復路一斉スタートでは前回2位の選手を差し置いて入った農大・三輪選手が全体で一番早いタイム。中大・代田選手を引き連れています。國學・上野選手や城西・平田選手らも速いペースだ。




小涌園9.1㎞-芦之湯5.1㎞=4.0km
4位鈴木(日体)10分47秒①(2分41秒8)
5位市川(東洋)10分51秒②2:15
12位相原(早大)11分04秒③2:49
2位廣瀬(明大)10分42秒④3:52
12位品田(法大)11分04秒⑤5:38
8位千葉(帝京)10分58秒⑥6:08
10位信時(順大)11分02秒⑦6:16
11位藤川(青学)11分03秒⑧6:17
7位千葉(駒大)10分56秒⑨6:51
1位大沼(選抜)10分39秒⑩7:16(2分39秒8)
16位田口(大東)11分16秒⑪9:19(2分49秒0)
代田(中大)10分49秒[12]9:31
18位桃澤(山学)11分28秒⑫9:31(2分52秒0)
6位三輪(農大)10分55秒⑰18:45[14]9:36
3位上野(國學)10分46秒⑭12:34[15]9:46
14位岡本(中学)11分06秒⑬9:58[16]9:58
9位高久(神大)11分01秒⑱19:58[17]10:10(2分45秒3)
平田(城西)11分11秒[18]10:16
15位日向野(日大)11分09秒⑮14:40[19]10:24
16位横内(上武)11分16秒⑯18:37[20]10:50

走りが一変した日体・鈴木選手。4年連続6区の市川選手を秒差ながら上回った。おっと!?(ワクワク)、というのが個人の感想w ここでも日体大に流れが来るのかとも思わせた。

この間でその鈴木選手を上回ったのが3名いるが、ちょっと予想外の面子。1番早かったのは選抜の大沼選手。前回はかなり失速してしまったのだが奮起。11位大東・12位山学・13位中学がもたついているので一気10位と11位と2分以上差が開き、このままいくのかとこの時点では思われた。

また3年連続でコツを掴んで満を持して飛ばしている明大・廣瀬選手に、前回故障明けながら無難に走った國學・上野選手が早かった。上野選手は中大・代田、農大・三輪選手を追走している。この時点では駒大と帝京大の両千葉選手は目立っておらず、まだまだ今後変動があります。




大平台13.7㎞-小涌園9.1㎞=4.6km
7位鈴木(日体)11分44秒①
10位市川(東洋)11分48秒②2:19
11位相原(早大)11分50秒③2:55(2分34秒3)
1位明大(廣瀬)11分32秒④3:40(2分30秒4)
4位品田(法大)11分37秒⑤5:31
4位千葉(帝京)11分37秒⑥6:01
12位信時(順大)11分52秒⑦6:24
14位藤川(青学)12分00秒⑧6:33
1位千葉(駒大)11分32秒⑨6:39
6位大沼(選抜)11分43秒⑩7:15(2分32秒8)
3位上野(國學)11分33秒⑭12:23[11]9:35
代田(中大)11分48秒[11]9:35
16位田口(大東)12分05秒⑪9:40[13]9:40
13位三輪(農大)11分57秒⑯18:58[14]9:49
16位桃澤(山学)12分05秒⑫9:52[15]9:52
9位岡本(中学)11分47秒⑬10:01[16]10:01
7位高久(神大)11分44秒⑱19:58[17]10:10
平田(城西)11分56秒[18]10:28
15位日向野(日大)12分01秒⑮14:57[19]10:41
18位横内(上武)12分15秒⑰19:08[20]11:21(2分39秒8)
さてここから急激にあがってきました駒大・千葉選手。中々追えなかった帝京順大青学の6位争いに肉薄している。ただ、その6位は帝京・千葉選手が少し抜け出したか。またその前の法大・品田選手もペースアップ。じりじり詰め寄られていたのですが、ここから攻勢に。

後ろでは國學・上野選手が中大・代田選手に追いつきへいそう。時差スタートのチームで波に乗れない大東・田口、山学・桃澤選手を食っている。農大・三輪選手派追いついたもののやや息切れ感がある。



 
函嶺洞門17.1km-大平台13.7㎞=3.4km
5位鈴木(日体)9分40秒①(2分50秒6)
9位市川(東洋)9分45秒②2:24
12位相原(早大)9分52秒③3:07(2分54秒1)
4位廣瀬(明大)9分35秒④3:35
3位品田(法大)9分31秒⑤5:22
6位千葉(帝京)9分42秒⑥6:03
1位千葉(駒大)9分20秒⑦6:19(2分44秒7)
10位信時(順大)9分46秒⑧6:30
11位藤川(青学)9分49秒⑨6:42
14位大沼(選抜)10分00秒⑩7:35
代田(中大)9分38秒[11]9:33
7位上野(國學)9分43秒⑭12:26[12]9:38
2位岡本(中学)9分30秒⑪9:51[13]9:51(2分47秒6)
15位田口(大東)10分09秒⑫10:09[14]10:09(2分59秒1)
8位高久(神大)9分44秒⑱20:02[15]10:14
16位桃澤(山学)10分11秒⑬10:23[16]10:23
17位三輪(農大)10分19秒⑯19:37[17]10:28
平田(城西)9分47秒[18]10:35
13位日向野(日大)9分55秒⑮15:12[19]10:56
18位横内(上武)10分21秒⑰19:49[20]12:02(3分02秒6)
トップ争いは予想しなかった展開となっている。下り以降、日体・鈴木選手がじりじり逃げている。初出場とはいえ3年間準備しただけのことはあるか。逆に4年連続の東洋・市川選手は苦しい走り。10番手前後のラップを刻み続けている。追うというのはこんなにも難しいものなのだろうか。

また3位早大・相原選手に2分近く後ろでスタートした明大・廣瀬選手が、ここまで個人トップのタイムで追い上げ後ろに見え隠れするように。相原選手は10番~12番あたりで安定しているものの勢いが違う感じ。ただ個人2位に無双状態になりつつある駒大・千葉選手が浮上。帝京・千葉選手も射程圏内に入ってきた。

また個人では中学・岡本選手と法大・品田選手が2位3位。特に岡本選手は総合で11位に浮上。大差で10位の選抜・大沼選手がやや失速気味で差はつまりそうな気配だ。後ろでは神大・高久選手がじわり浮上。序盤個人トップの農大・三輪選手は山学・桃澤選手に抜き返されるなど完全に失速している。




小田原20.8㎞-函嶺洞門17.1km=3.7km
7位鈴木(日体)10分59秒①
5位市川(東洋)10分57秒②2:22(2分57秒6)
2位廣瀬(明大)10分32秒③3:08(2分50秒8)
10位相原(早大)11分11秒④3:19
8位品田(法大)11分03秒⑤5:26
1位千葉(駒大)10分19秒⑥5:39(2分47秒3)
3位千葉(帝京)10分42秒⑦5:46(2分53秒5)
9位信時(順大)11分08秒⑧6:39(3分00秒5)
17位藤川(青学)11分39秒⑨7:22
13位大沼(選抜)11分18秒⑩7:54(3分03秒2)
代田(中大)10分54秒[11]9:28
5位岡本(中学)10分57秒⑪9:49[12]9:49
11位上野(國學)11分14秒⑭12:41[13]9:53
4位神大(高久)10分51秒⑯19:54[14]10:06
14位田口(大東)11分21秒⑫10:31[15]10:31
平田(城西)10分56秒[16]10:32
16位桃澤(山学)11分31秒⑬10:55[17]10:55
15位三輪(農大)11分30秒⑰20:08[18]10:59(3分06秒5)

12位日向野(日大)11分17秒⑮15:30[19]11:14
18位横内(上武)11分41秒⑱20:31[20]12:44(3分09秒5)
日体・鈴木選手が最後までしっかり走りきりトップ中継。トータルで15秒あまりしか東洋・市川選手を詰めさせない素晴らしい走り。流れを掴みにかかった東洋大の狙いを完全に崩した。事実上、ここでほぼ決着がついたんじゃないかと思う。

また最後まで快走をみせていた明大・廣瀬選手が総合3位に浮上。更に東洋大の後ろ見え隠れするようになった。これは面白いとこの時点で思われた。ただ、区間賞は平地で凄まじい走りを見せた駒大・千葉選手。2年時の区間記録には4秒及ばなかったが、復路優勝に向け最高のスタートを切れた。

その前後に終盤にペースアップした法大・品田選手が5位キープ。7位に同姓対決で盛り上がった帝京・千葉選手。何気に区間3位の快走だった。8位順大、9位青学はそれぞれ完全に単独走に。

繰り上げ一斉スタートでは中大・代田選手が貫禄のトップで11番通過。また2年連続6区でしっかり走った中学・岡本選手がじわりと選抜との差をつめた。後ろは國學・上野、神大・高久選手が優秀の美を飾る59分台。総合で12位13位に下がった大東大、山学は前後の一斉スタート組みの城西・農大らと絡んで追い上げたいところだ。下位では終盤上武・横内選手が失速し、総合最下位に落ちてしまった。

2013都道府県対抗駅伝【大学関係者別結果2】

続きです
 
 
○國學院大學
3区
40位武村佳尚(愛媛)24分59秒(24→35)
4区
37位稲毛悠太(東京)15分15秒(1→2)
5区
32位牛窪浩平(群馬)26分08秒(25→27)
34位中嶋大(和歌山)26分13秒(35→36)
37位細森大輔(富山)26分16秒(45→45)
7区
34位三島慎吾(島根)39分34秒(43→43)
 残念ながら上位で走れる選手はいませんでした。稲毛選手はもう少し粘りたかった。



○日本大学
1区
2位石川颯真(栃木)19分58秒
3区
13位末吉翔(大阪)24分22秒(11→11)
4区
12位下久保勇希(岡山)14分50秒(23→21)
21位安本暁(広島)14分57秒(13→15)
7区
41位高松峻平(石川)39分58秒(39→40)

 持ちタイムトップの石川選手はさすがの走り。日大に新しい風を吹かせられるか。
一般では末吉選手が健闘しました。


 
○神奈川大学
3区
18位森本卓司(鳥取)24分28秒(33→25)
4区
45位石橋健(青森)15分32秒(47→47)
5区
12位芝遼平(高知)25分28秒(13→14)
27位服部賢志(奈良)26分03秒(30→29)
7区
21位久門大輔(鳥取)38分55秒(27→26)
35位吉川了(奈良)39分36秒(28→32)
 鳥取は神奈川大の卒業生が走りました。森本選手派は8人抜きです。新入生は芝選手が混戦の中、粘りました。


○東京農業大学
3区
22位竹内竜真(山形)24分36秒(26→24)
5区
45位木山雄生(香川)26分52秒(43→44)
 竹内選手は箱根ショックからは何とか立ち直ったでしょうか。
 
 


○上武大学
4区
13位岡添大樹(高知)14分51秒(14→13)
5区
36位上田隼平(滋賀)26分14秒(36→37)
7区
37位佐藤舜(新潟)39分42秒(35→35)
 佐藤選手の復調を持ちたい。


○城西大学
3区
15位松村元輝(山口)24分25秒(12→16)
27位橋本隆光(茨城)24分40秒(25→29)
4区
2位松村陣之助(山口)14分29秒(16→6)
5区
2位高橋一生(秋田)25分00秒(23→12)
現役の松村選手は3区で順位を落としたものの粘走。そこから新入生の松村選手が10人抜きで一時山口県を入賞圏内に入れる走りをみせました。
また秋田5区の高橋選手が区間2位でゴボウ抜き。ここで秋田あがったんですね。素晴らしい走りです。



 
○中央大学
3区
5位大石港与(静岡)24分01秒(16→5)
35位代田修平(長野)24分51秒(18→30)
4区
11位市田拓海(福岡)14分48秒(19→16)
16位鈴木修平(岩手)14分52秒(31→24)
27位新垣魁都(沖縄)15分02秒(37→37)
5区
6位町澤大雅(千葉)25分07秒(5→3)
17位相馬一生(新潟)25分37秒(41→35)
7区
2位上野裕一郎(東京)37分58秒(2→2)
10位山本亮(京都)38分27秒(19→17)
17位齋藤勇人(千葉)38分50秒(4→5)
47位西嶋悠(佐賀)40分46秒(23→34)
 一般はラストで凄まじいスパート力をみせつけて大いに優勝争いを盛り上げた上野選手を初め目立ちましたね。大石選手の9人抜きに、山本選手も奮起しました。
新入生は5位から3位に順位をあげて千葉県の過去最高タイに貢献した町澤選手が良かったですね。在校生は無念。西嶋選手はやはりきつかった。


○拓殖大学
7区
20位西山容平(徳島)38分53秒(34→28)
26位中本健太郎(山口)39分10秒(6→16)
 五輪ランナーになり初の都道府県出場となった中本選手ですが、入賞ラインを守れず。まあ、中本選手が実力を発揮するには距離が短かったか。



○専修大学
3区
15位齋藤翔太(岩手)24分25秒(39→31)
32位松尾修治(島根)24分48秒(22→33)
4区
6位坂本竜平(長崎)14分42秒(9→7)
19位楠岡佳一(和歌山)14分55秒(39→35)
36位小澤勇斗(神奈川)15分14秒(42→42)
5区
22位淺田久幸(長崎)25分45秒(7→10)
29位濱野優太(神奈川)26分05秒(42→40)
7区
28位座間紅祢(神奈川)39分14秒(40→38)
 箱根未経験の現役が2人でましたが、斎藤選手がよく走りましたね。このまま本物になれるか。新入生は、淺田・坂本選手が好走しました。


 
○東海大学
1区
4位石橋安孝(福井)20分03秒
3区
14位早川翼(福井)24分24秒(6→4)
47位皆倉一馬(神奈川)25分51秒(23→42)
4区
2位荒井七海(千葉)14分29秒(8→5)
13位畔柳隼弥(三重)14分51秒(20→18)
5区
2位廣田雄希(兵庫)25分00秒(1→1)
7区
28位西村哲生(富山)39分14秒(44→44)
 早川選手が意地を見せて粘っていましたね。記録的に良かったのは新入生。1区で石橋選手が、5区で廣田選手がしっかり走りました。早期立て直しなるかどうか。


○亜細亜大学
3区
36位濱崎達規(沖縄)24分53秒(41→37)
4区
44位梅宮佑介(宮城)15分28秒(15→28)
 濱崎選手は昨年ほどまではいきませんでしたか
 
 


○流通経済大学
5区
25位松本尚徒(佐賀)25分51秒(22→23)


 
○平成国際大学
1区
40位中川大誠(福島)21分06秒



 
○東京国際大学
5区
23位鈴木大貴(宮城)25分49秒(28→24)



 
○山梨大学
3区
42位山田直弘(富山)25分14秒(44→44)


 

○その他
4区
46位酒井翼(富山)15分36秒→同志社
24位東海真之介(京都)15分00秒→関西学大
30位米澤玲(奈良)15分04秒→関西大
47位尼圭祐(島根)15分41秒→立命大
5区
30位乾拓馬(京都)26分06秒(10→21)→関西学大
43位喜屋武佑樹(沖縄)26分48秒(37→41)→沖縄国大
 進学先のチームで力になれるかどうか


○実業団
1区
7位林辰也(愛知)20分14秒→トヨタ自動車
19位久保田隼(岐阜)20分32秒→NTN
38位小板橋海渡(秋田)21分01秒
39位谷山誠(和歌山)21分02秒→NTN
3区
12位松本稜(高知)24分21秒(15→14)
19位木滑良(長崎)24分29秒(7→9)
34位小西祐也(佐賀)24分50秒(21→32)
44位小林正章(香川)25分31秒(38→41)
4区
10位小板橋天斗(秋田)14分47秒(26→23)→コニカ
7区
5位丸山文裕(大分)38分11秒(15→9)
8位宮脇千博(愛知)38分23秒(3→3)
12位真壁剛(岡山)38分36秒(30→25)
16位三津谷祐(福岡)38分48秒'(14→19)
32位新田良太郎(宮城)39分22秒(22→22)
33位大野龍二(宮崎)39分31秒(42→41)
 新入生では愛知の林選手が目立ちましたね。トヨタは宮脇選手を初め高卒が活躍していますし成長できるか。
その宮脇選手は序盤の突っ込みで盛り上げましたが、脚が万全でなかった様子。それでも区間ひとけたなので間違いなく強いのだが、しっかり脚治してほしいところ。



○不明or大学進学
1区
6位打越雄允(東京)20分09秒→留学?
29位瑞慶覧伸哉(沖縄)20分51秒
5区
1位武田凜太郎(東京)24分50秒(2→2)
 武田選手が区間賞でトップチームを追撃。高校名からすると多分あそこでしょうか?いろいろうわさがあがっている打越選手はどうするのでしょうか。

2013都道府県対抗駅伝【大学関係者別結果1】

大いに盛り上がりました

都道府県対抗男子駅伝が終了(http://img.hiroshima-ekiden.com/pdf/seiseki2013.pdf)しました!

 一時決まったかと思われた優勝争いが最後の最後で急展開になって面白かったです。
 では大学関係者別に振り返ります

 
※1区4区5区が入学者
※3区7区が現役&OB
 
○日本体育大学
3区
24位岩崎喬也(熊本)24分37秒(9→12)
38位梅枝裕吉(三重)24分56秒(8→20)
7区
1位矢野圭吾(長野)37分54秒(16→7)
25位北村聡(兵庫)39分08秒(1→1)
 手術など色々苦しい経験をした北村選手が兵庫代表として優勝のゴールテープを切りました。万全には遠い状態でしたが、何とか逃げ切りました。ニューイヤーの走りからすると上がっていました。
驚いたのが長野代表の矢野選手。優勝争いで猛追を見せていた上野選手よりも早かった!大逆転で入賞です



 
○東洋大学
1区
10位山本采矢(滋賀)20分19秒
17位口町亮(埼玉)20分30秒
34位橋本澪(群馬)20分57秒
42位渡辺大貴(新潟)21分12秒
3区
32位川上遼平(新潟)24分48秒(43→40)
37位田口雅也(宮崎)24分54秒(46→46)
4区
9位山口弘晃(岐阜)14分44秒(10→9)
5区
20位植田耕佑(鳥取)25分40秒(32→25)
7区
4位設楽啓太(埼玉)38分05秒(5→4)
5位大西智也(岐阜)38分11秒(20→14)
18位高久龍(栃木)38分52秒(10→13)
27位市川孝徳(高知)39分12秒(18→20)
31位日下佳祐(福島)39分21秒(24→23)
44位佐藤寛才(山形)40分17秒(32→39)
 現役勢の出場が多いですね。やはり目立ったのは設楽啓選手。一時鎧坂選手に追いつかれましたが、さすがの走りで順位アップ。OBの大西選手もいい走りでした。高久選手は入賞争いでいい経験できたかな。日下選手はこちらで駅伝デビューとなりました。
高校生は滋賀県の山本選手が今回は一番良かった模様



○駒澤大学
1区
1位中谷圭佑(兵庫)19分56秒
3位西山雄介(三重)20分00秒
3区
2位村山謙太(宮城)23分57秒(34→15)
8位油布郁人(大分)24分11秒(40→22)
11位高井和治(福岡)24分19秒(27→19)
17位撹上宏光(福島)24分27秒(35→28)
4区
4位浅石祐史(栃木)14分30秒(7→4)
5区
4位大塚祥平(大分)25分02秒(27→16)
7区
40位其田健也(青森)39分53秒(47→47)
46位高林祐介(三重)40分31秒(21→30)
 入学生はみんな良かったですね。特に良きライバルの中谷・西山選手が同チームに入りどんな成長を見せるのか。大塚選手も下位からお見事。
それから現役生も今回頑張った。村山選手が区間2位の活躍で19人のゴボウ抜き。油布選手も18人抜くとスピードランナーのキレ味をみせつけました。逆にOBの高林選手はニューイヤーに続きどうしてしまいましたか(汗)



○帝京大学
1区
33位中原拓胤(大分)20分55秒
3区
20位馬場圭太(埼玉)24分31秒(10→17)
30位蛯名聡勝(青森)24分45秒(47→47)
7区
7位中尾勇生(静岡)38分21秒(13→11)
 1区で転倒で大きく出遅れてしまった青森の代表として走った蛯名選手。精一杯の追い上げだったか。


 
○早稲田大学
1区
15位鈴木洋平(愛媛)20分25秒
3区
1位大迫傑(東京)23分39秒(5→1)
6位三田裕介(愛知)24分04秒(4→3)
22位田口大貴(秋田)24分36秒(28→26)
5区
9位平和真(愛知)25分17秒(3→4)
 一般区間は大活躍でしたね。大会MVPをもらった大迫選手は東京チームを一時トップに踊りださせる活躍で区間賞もゲット。三田選手も前との差をキープし、愛知県の優勝の芽を繋いでいた。田口選手も健闘だろう。
入学生の平選手は実況の通り駅伝の経験不足か、ちょっと絞れていなかったか??


 
○順天堂大学
1区
24位安齋宰(神奈川)20分44秒
3区
3位松岡佑起(京都)23分58秒(20→6)
9位大池達也(岐阜)24分15秒(13→10)
10位小野裕幸(群馬)24分17秒(36→21)
26位関戸雅輝(石川)24分39秒(37→34)
31位村上康則(千葉)24分46秒(2→8)
7区
11位的場亮太(茨城)38分33秒(31→24)
24位小澤一真(滋賀)39分05秒(36→31)
30位長谷川清勝(岩手)39分19秒(38→33)
38位山崎敦史(群馬)39分49秒(25→29)
39位仲間孝大(沖縄)39分52秒(41→42)
42位山下侑哉(愛媛)40分08秒(29→36)
 一般でかなりたくさんの出走がありましたね。スピード抜群の松岡選手はさすがの浮上でしたが、現役の大池選手も区間9位の奮闘。7区では的場・小澤・長谷川選手がチームの順位を引き上げました。大学院の仲間選手も頑張ってますね。


○明治大学
1区
8位櫃本隼和(岡山)20分19秒
20位射場雄太朗(大阪)20分33秒
23位吉田楓(山形)20分38秒
45位荒谷房之介(北海道)21分39秒
3区
4位岡本直己(広島)23分59秒(32→13)
20位大六野秀畝(鹿児島)24分31秒(17→18)
28位横手健(栃木)24分41秒(3→7)
43位菊地賢人(北海道)25分19秒(45→45)
4区
30位近藤修平(大分)15分04秒(22→27)
5区
8位大工谷成平(広島)25分16秒(15→8)
16位江頭賢太郎(静岡)25分33秒(12→13)
7区
9位鎧坂哲哉(広島)38分26秒(8→6)
 多くの入学生が走りましたが、ロード巧者の倉敷高の一人、櫃本選手が1区で区間8位。5区では大工谷選手が7人抜きで広島の入賞に貢献しました。
一般区間はOBが良かったですね。駅伝で外さない岡本選手は19人抜き、鎧坂選手は後半失速も何とか区間一桁。現役勢は残念ながら順位を上げる走りはできませんでした。



 
○青山学院大学
1区
12位内田翼(熊本)20分22秒
3区
45位川崎友輝(滋賀)25分34秒(14→38)
4区
1位秋山雄飛(兵庫)14分07秒(2→1)
6位吉田伊吹(佐賀)14分42秒(32→22)
18位池田生成(長野)14分53秒(30→26)
24位安藤悠哉(愛知)15分00秒(3→3)
38位田村健人(鳥取)15分16秒(25→32)
7区
3位米澤類(福井)38分04秒(17→12)
22位久保田和真(熊本)38分56秒(26→21)
45位小椋裕介(北海道)40分28秒(46→46)
 多くの新入生が4区にずらり。目立ったのは勿論区間新で優勝に大きく貢献した秋山選手。彼の好走でラストの争いが面白くなった。10人抜きの吉田選手と1区12位の内田選手も面白そう。
一般はOBの米澤選手が区間3位の好走。途中の襷リレーでのアクシデントがなければ入賞でした。逆に、現役は芳しい成績は取れず。原監督もおかんむりだった様子です。


 
○法政大学
1区
27位田辺良磨(静岡)20分49秒
31位足羽純実(鳥取)20分54秒
4区
22位木村優志(滋賀)14分59秒(38→36)
33位齋藤晟也(静岡)15分05秒(5→12)
5区
19位坂田昌駿(三重)25分38秒(18→20)
7区
18位益田賢太朗(大阪)38分52秒(11→15)
 新入生が5人も出走。大きく目立ちはしませんでしたが、じっくりと育てていって欲しい。


○中央学院大学
3区
7位藤井啓介(兵庫)24分08秒(1→2)
38位潰滝大記(和歌山)24分56秒(42→39)
4区
6位海老澤剛(茨城)14分42秒(29→20)
5区
34位木下翼(徳島)26分13秒(39→38)
42位雲類鷲佑典(茨城)26分42秒(20→31)
 優勝するチームで走れるという事で箱根より緊張したという藤井選手。東京チームに抜かれはしたものの、秒差で粘る奮闘でした。新入生は今回はあまり良くなかったか。


 
○山梨学院大学
1区
13位佐藤孝哉(島根)20分23秒
3区
24位鍋谷紀之(奈良)24分37秒(29→27)
29位大谷健太(岡山)24分42秒(19→23)
40位松本葵(徳島)24分59秒(30→36)
46位田代一馬(山梨)25分45秒(31→43)
4区
30位有馬昌明(福井)15分04秒(4→11)
35位秦将吾(愛媛)15分11秒(35→33)
5区
31位上村純也(栃木)26分07秒(4→15)
7区
14位井上大仁(山梨)38分41秒(33→27)
14位松村康平(長崎)38分41秒(9→10)
23位松枝翔(鹿児島)38分57秒(12→18)
36位中村悠二(和歌山)39分39秒(37→37)
 アンカーで元日本人エースの松村選手と現日本人エースの井上選手がまさかの同タイム。松村選手は激しい入賞争いの中、惜しかった。後はもう少しといったところか。
新入生は佐藤選手がまずまずか。上村選手は逆噴射でどうしてしまいましたか。



○大東文化大学
5区
5位北村一摩(鹿児島)25分05秒(19→7)
7区
13位佐々木悟(秋田)38分39秒(7→8)
 佐々木選手が粘りに粘って秋田県初入賞のゴールテープを。3区まで決して高くなかったので4区5区6区で追い上げ、アンカー逃げ切ったという所でしたか。そういえば松宮兄弟が絶頂の頃でも入賞なかったんですね。おめでとうございます。
新入生は北村選手が面白そうですね

 

第89回箱根駅伝【5区詳細】

暴風吹き荒れた今年の山登り。全てのチームにドラマが!


http://blogs.yahoo.co.jp/hakonankit/30172349.html
昨年との比較

http://hakonesaijo.web.fc2.com/89-5ku.htm
定点毎総合



5区
箱根湯本5.0㎞
4位定方(東洋)16分24秒①(3分16秒8)
1位服部(日体)15分55秒②1:20(3分11秒0)
2位山本(早大)16分02秒③1:45(3分12秒4)
3位大江(明大)16分17秒④2:19(3分15秒4)

5位松田(青学)16分26秒⑤4:33
8位西郷(順大)16分28秒⑤4:33
9位小山(帝京)16分30秒⑤4:33
5位田中(中学)16分26秒⑧4:41
19位松本(山学)17分07秒⑧4:41
7位村山(駒大)16分27秒⑩5:00
11位関口(法大)16分39秒⑪5:30
10位吉村(選抜)16分38秒⑫5:30(3分19秒6)
12位大崎(大東)16分48秒⑬5:40(3分21秒6)
15位濱本(城西)16分59秒⑭5:46(3分24秒8)
18位柏部(神大)17分06秒⑮5:59
20位吉田(日大)17分50秒⑯8:41(3分34秒0)
13位大下(國學)16分49秒⑰9:59
14位野脇(中大)16分54秒⑱10:04
17位氏原(上武)17分03秒⑲12:12
16位内藤(農大)17分00秒⑳13:44

5kmで例年より1分遅い。その中で区間賞候補と言われている日体・服部、早大・山本、明大・大江選手はさすがに早い。トップの定方選手もここまでは4番手のタイムで走っている。

後ろはかなり固まっている。5位争いは前を追いかけた青学・松田選手が突っ込んで入り、帝京・小山、順大・西郷選手を引っ張る展開。それを追う中学・田中選手に山学・松本選手が既にここまで落ちているが平地でブービーは昨年通りだ。しかし5区が2回目という選手が8秒以内に5人いる状況は中々面白い。

後はまだ秒差しかついていないか。日大・吉田選手がダントツで遅いが、10月まで故障していた事を考えるとこんなものか。中大・野脇、城西・濱本選手らもしっかりラップを刻んでおり、まだレースはこれからという感じだ。


大平台9.5㎞-箱根湯本5.0km=4.5km
11位定方(東洋)15分59秒①
2位服部(日体)15分21秒②0:42
1位山本(早大)15分20秒③1:06(3分24秒4)
7位大江(明大)15分48秒④2:08
5位小山(帝京)15分42秒⑤4:16(3分29秒3)
6位西郷(順大)15分46秒⑥4:20
9位松本(山学)15分49秒⑦4:31
8位田中(中学)15分49秒⑧4:31
13位松田(青学)16分09秒⑨4:43
3位関口(法大)15分25秒⑩4:57
4位吉村(選抜)15分27秒⑪4:57
10位村山(駒大)15分57秒⑫4:57(3分33秒6)
14位大崎(大東)16分12秒⑬5:53
16位柏部(神大)16分31秒⑭6:31
20位濱本(城西)18分12秒⑮7:59(4分02秒7)
19位吉田(日大)17分03秒⑯9:45
12位大下(國學)16分08秒⑰10:09(3分35秒1)
15位野脇(中大)16分21秒⑱10:26(3分38秒0)
17位氏原(上武)16分36秒⑲12:49
18位内藤(農大)16分59秒⑳14:44(3分46秒4)
本格的な登りに入ってから東洋・定方選手はペースが落ち着いてくる。そこを逃さないとばかりに日体・服部選手、早大・山本選手がもう1分前後の差にまで追い上げてくる。明大・大江選手は停滞気味か。

5位争いは帝京順大山学中学青学で激しい争いだが、帝京・小山が抜け気味。逆にさっき行き追い良かった青学・松田選手が苦しそうな表情になっていた。そしてその後ろきました法大・関口選手。選抜・吉村選手を引き連れながら、駒大が勝負をかけて投入した村山選手に追いついてしまった。ただここでは大きく報道されていなかった。なお、城西・濱本選手はこのあたりで自分の走りがもうできなくなりつつあったようだ。



小涌園14.3㎞-大平台9.5km=4.8km
10位定方(東洋)18分32秒①(3分51秒7)
3位服部(日体)17分54秒②0:04
1位山本(早大)17分30秒②0:04(3分38秒8)
4位大江(明大)18分07秒④1:43(3分46秒5)
5位小山(帝京)18分13秒⑤3:57
8位西郷(順大)18分16秒⑥4:04
2位関口(法大)17分47秒⑦4:12(3分42秒3)
5位松本(山学)18分13秒⑧4:12
5位松田(青学)18分13秒⑨4:24

9位吉村(選抜)18分20秒⑩4:45
14位田中(中学)18分54秒⑪4:53(3分56秒3)
10位村山(駒大)18分32秒⑫4:57
13位大崎(大東)18分42秒⑬6:03
18位柏部(神大)19分25秒⑭7:24
12位大下(國學)18分41秒⑮10:18(3分53秒5)
15位野脇(中大)18分57秒⑯10:51
19位吉田(日大)19分38秒⑰10:51
20位濱本(城西)21分34秒⑱11:01(4分29秒6)
17位氏原(上武)19分19秒⑲13:36
16位内藤(農大)19分18秒⑳15:30(4分01秒3)

いよいよ緊迫感が増してきたトップ争い。ここは早大・山本選手が3km未満で一気に日体・服部選手との24秒差を詰めて(後から考えると急すぎたか?)2位タイへ。競り合いながらついに東洋・定方選手を視界に捉える。測ったところでは4秒後ろだったが、大声援のまさに目の前で三つ巴の様相となった。明大・大江選手もようやく少しタイムが出たか。

その後ろ、この間2番目のタイムで登っている法大・関口選手が5位争いに割って入って7位浮上。帝京・小山、山学・松本選手らもいいペースになっているのですがペースが違う。逆に中学・田中選手が脱落し、選抜・吉村選手にも抜かれ11位に後退。3年連続出走で今季好調だったので驚いた。


芦之湯18.3㎞-小涌園14.3㎞=4km
1位服部(日体)15分15秒①(3分48秒8)
3位山本(早大)15分37秒②0:28(3分54秒3)
9位定方(東洋)16分15秒③0:56
8位大江(明大)16分04秒④2:28
2位関口(法大)15分19秒⑤4:12
4位小山(帝京)15分43秒⑥4:21
6位西郷(順大)16分02秒⑦4:47(4分00秒5)
5位松田(青学)15分50秒⑧4:55
6位松本(山学)16分02秒⑨4:55

11位村山(駒大)16分28秒⑩6:06
13位吉村(選抜)16分40秒⑩6:06(4分10秒0)
16位田中(中学)17分03秒⑫6:37
12位大崎(大東)16分30秒⑬7:14
19位柏部(神大)18分43秒⑭10:48(4分40秒8)
10位大下(國學)16分25秒⑮11:24(4分06秒3)
14位吉田(日大)16分58秒⑯12:29
17位野脇(中大)17分24秒⑰12:56(4分21秒0)
15位氏原(上武)17分02秒⑱15:19(4分15秒5)

20位濱本(城西)21分17秒⑲16:59(5分19秒3)
18位内藤(農大)17分27秒⑳17:38

三つ巴はわずか300m。東洋・定方選手が遅れ、2人のマッチレースに。が、これもその後2kmで決着。表情もフォームも変わらない日体・服部選手が単独トップに。このままいきそうな雰囲気だ。

また、5位は法大・関口選手が浮上しこれで8人抜き。帝京、順大、青学、山学らの激しい競り合いを難なくパス。暴風が吹き荒れている中走行する映像が映し出されたが、例の「ペタペタ走法」は大きくはブレていなかった。

後ろ、中学・田中選手は急失速し13位へ。中大・野脇選手も落ち始めた。主力投入の上武・氏原、農大・内藤選手はここまで低空飛行。神大・柏部、城西・濱本選手はかなり厳しい状況になってきている。


元箱根21.2km-芦之湯18.3㎞=2.9km
1位服部(日体)9分18秒①(3分12秒4)
7位山本(早大)10分19秒②1:29
10位定方(東洋)10分24秒③2:02(3分35秒2)
5位大江(明大)10分10秒④3:20
3位関口(法大)10分05秒⑤4:59(3分28秒6)
12位小山(帝京)10分29秒⑥5:32
9位西郷(順大)10分23秒⑦5:52
8位松田(青学)10分20秒⑧5:57
15位松本(山学)10分40秒⑨6:17(3分40秒7)
2位村山(駒大)9分51秒⑩6:39(3分23秒8)
11位吉村(選抜)10分26秒⑪7:14
4位大崎(大東)10分08秒⑫8:04
17位田中(中学)11分05秒⑬8:24(3分49秒3)
6位大下(國學)10分17秒⑭12:23(3分32秒8)
14位吉田(日大)10分31秒⑮13:42
19位柏部(神大)13分59秒⑯15:29(4分49秒3)
18位野脇(中大)12分48秒⑰16:26(4分24秒8)

16位氏原(上武)10分54秒⑱16:55
13位内藤(農大)10分30秒⑲18:50
濱本(城西)この間に棄権
なんだこれは…服部選手無双だ。確かにトップを走っていて綺麗なフォームだなと思っていたら。3kmで多くのランナーを1分前後引き離していましたか。2位早大も一気に離れました。

ただ、この間の3kmはガラリと上位の面子変わりましたね。ずっと10番目あたりのタイムで走っていた駒大・村山、大東・大崎、國學・大下選手がペースアップ。特に村山選手はようやく力出せたか。前年の2区の下りはいい感じには見えなかったですが、克服していだろうか?上位争いから脱落した山学・松本選手の背中に迫っている。

なお、城西・濱本選手は先ほどの定点の直後に低体温と脱水症状により棄権。一応走ってはいたものの、呼びかけに応答できない状態だったため止めたらしい。無念である。




芦ノ湖23.4㎞-21.2km=2.2km
1位服部(日体)6分52秒①(3分07秒3)
15位山本(早大)7分58秒②2:35
11位定方(東洋)7分29秒③2:39
14位大江(明大)7分54秒④4:22(3分35秒5)
6位関口(法大)7分17秒⑤5:24(3分18秒6)
2位松田(青学)7分04秒⑥6:12(3分12秒7)
12位小山(帝京)7分32秒⑦6:12
5位西郷(順大)7分14秒⑧6:14
3位村山(駒大)7分10秒⑨6:57(3分15秒5)
7位吉村(選抜)7分17秒⑩7:37
17位松本(山学)8分29秒⑪7:54(3分51秒4)
9位大崎(大東)7分19秒⑫8:31
16位田中(中学)8分18秒⑬9:50(3分46秒4)
8位大下(國學)7分17秒⑭12:48
10位吉田(日大)7分26秒⑮14:16(3分22秒7)
13位氏原(上武)7分42秒⑯17:47(3分30秒0)
4位内藤(農大)7分11秒⑰19:09
18位柏部(神大)11分11秒⑱19:48(5分05秒0)
野脇(中大)この間に棄権
最後まで力強い走りは衰えなかった日体・服部選手が26年ぶりとなる往路優勝のゴールテープを切った。2位早大・山本選手が脚に痙攣を起こし失速したことにより、2分35秒の大差に。4秒後に途中までトップだった東洋大の5区ランナー定方選手が続いた。総合優勝争いの行方は、復路のメンバーを考えると日体大と東洋大の2校に絞られた感じがした。

その後ペースをあげきれなかった4位に明大・大江選手。そして登りであげた順位をキープした法大・関口選手が5位でフィニッシュ。往路優勝の日体大よりもサプライズだったかもしれない。6位争いはラストで三つ巴。終始いいペースだった帝京・小山選手が最後に動きが鈍り、そこを青学・松田選手と順大・西郷選手が猛追。胸の差で青学が何とか往路6位にまとめた。

後ろは向かい風の影響もあり不発に終わった9位駒大・村山選手、10位選抜・吉村選手、11位山学・松本選手、12位大東・大崎選手、13位中学・田中選手がポツポツとゴール。なお、ここまでが復路時差スタートで、シード争いと言えるタイム差で収まった。

その後、代役ながらいいペースを刻んだ國學・大下選手が14位。苦しい走りだったが最後の平地でペースがあがった日大・吉田選手、上武・氏原選手、農大・内藤選手。特にインカレで活躍した内藤選手はラスト4番目。ガッツはみせたが登りの適性は??最後に何とか何とか完走した神大・柏部選手が18位。これで全完走チームがフィニッシュ。

ということはもう1チームゴールまで辿り着け無かった所がある。最多出場、最多継続連続シード権を誇る中大の野脇選手が残り1.5km付近で、城西と同じく低体温と脱水症状で倒れた。某サイトで倒れる100mくらい手前で撮影した動画が上がっているが、元々ふらついている中、強風に煽られているシーンが映っていた。その後の悲鳴の中、「え?走るの?」という声が入っている事から何とか立ち上がろうとしたようですが…。歯車が狂ったチームもしくは選手には容赦なかった。


第89回箱根駅伝【4区詳細】

続いて、何気に色々動きがあった区間

http://blogs.yahoo.co.jp/hakonankit/30163660.html
昨年との比較

http://hakonesaijo.web.fc2.com/89-4ku.htm
定点毎総合

4区

二宮9.1㎞
9位淀川(東洋)27分50秒①(3分03秒5)
3位木村(日体)27分21秒②2:18
4位佐々木(早大)27分23秒②2:18
11位湯地(駒大)27分58秒④2:18
10位八木沢(明大)27分52秒⑤2:49
13位鳥羽(山学)28分04秒⑤3:21
12位川崎(青学)28分02秒⑦4:22(3分04秒8)
1位田中(順大)26分58秒⑧5:35(2分57秒8)
5位沼田(中学)27分39秒⑧5:35(3分02秒3)
6位早川(帝京)27分40秒⑧5:35
6位山本(城西)27分42秒⑧5:35
14位赤松(神大)28分05秒⑧5:35
15位池田(大東)28分09秒⑧5:35
2位黒山(法大)27分20秒⑭6:01(3分00秒2)
6位山口(選抜)27分40秒⑭6:01
16位寺田(日大)28分18秒⑭6:01(3分06秒6)
17位廣川(國學)28分33秒⑰9:26(3分08秒2)
17位多田(中大)28分33秒⑰9:26

19位石川(上武)28分47秒⑲10:52(3分09秒8)
20位戸田(農大)28分52秒⑳11:06
  トップを走るのは前日急遽出走が決まった東洋・淀川選手。ずっと好調だった東洋大だがこの間は2位以下に追い上げを許している。早大・佐々木選手が駒大・湯地選手を引き離して、日体・木村選手を引き連れて、結構大幅に詰めている。更にその後ろの明大・八木沢、青学・川崎選手らはまだもたついているか。

  シード付近が大混戦。順大・帝京・神大・城西・大東・中学の6チームによる8位争い。1分も前のチームに追いついた順大・田中選手が既にダントツで個人トップ。帝京・早川、城西・山本選手も早い。更にその後ろから法大・黒山選手が、選抜・山口選手を引き連れて追いかける。逆に日大・寺田選手がついていけずに脱落加減。今後の激しい順位変動が予想された。

  17位以下は向かい風でよく言われる、総合順位と区間順位が一致する現象か。更に遅れてしまっている。


酒匂橋15.4km-二宮9.1㎞=6.3km
11位淀川(東洋)20分32秒①
8位木村(日体)20分20秒②2:06(3分14秒1)
10位佐々木(早大)20分30秒③2:16(3分15秒2)
6位八木沢(明大)20分12秒④3:01
16位鳥羽(山学)21分00秒⑤3:49(3分20秒0)
20位湯地(駒大)22分03秒⑥4:20(3分30秒0)
15位川崎(青学)20分53秒⑦4:43
1位早川(帝京)19分48秒⑧4:51(3分08秒6)
2位田中(順大)20分03秒⑨5:06(3分10秒9)
2位沼田(中学)20分03秒⑨5:06
7位赤松(神大)20分13秒⑪5:16
9位山本(城西)20分23秒⑫5:26
4位黒山(法大)20分11秒⑬5:40(3分12秒2)
4位山口(選抜)20分11秒⑬5:40

12位池田(大東)20分37秒⑬5:40
18位寺田(日大)21分28秒⑯6:57(3分24秒4)
13位多田(中大)20分52秒⑰9:46(3分18秒7)
14位廣川(國學)20分52秒⑱9:46
17位石川(上武)21分08秒⑲11:28
19位戸田(農大)21分50秒⑳12:24(3分27秒9)
トップの淀川選手は中々ペースが上がらず苦しい走り。後ろ2位に日体・木村選手が上がり、詰めにかかる。

ただ、10位前後の争いの方がこのあたり激しい。先ほどの集団から帝京・早川選手が飛び出し、青学・川崎選手、そして急失速している駒大・湯地選手が迫る。順大・田中、中学・沼田選手もかなり速いペース。離された神大・赤松、城西・山本、大東・池田選手も悪いペースではなくレベルの高い争いとなっている。


小田原18.5㎞-酒匂橋15.4㎞=3.1km
14位淀川(東洋)10分52秒①(3分30秒3)
8位木村(日体)10分35秒②1:49(3分24秒8)
13位佐々木(早大)10分43秒③2:07
2位八木沢(明大)10分17秒④2:26
17位鳥羽(山学)11分01秒⑤3:58
5位早川(帝京)10分28秒⑥4:27
1位田中(順大)10分15秒⑦4:29(3分18秒4)
10位川崎(青学)10分40秒⑧4:31
3位沼田(中学)10分25秒⑨4:39(3分21秒6)
19位湯地(駒大)11分28秒⑩4:56(3分41秒9)
9位山本(城西)10分37秒⑪5:11
4位山口(選抜)10分27秒⑫5:15
5位黒山(法大)10分28秒⑬5:16
5位池田(大東)10分28秒⑭5:16

15位赤松(神大)10分53秒⑮5:17
18位寺田(日大)11分10秒⑯7:15(3分36秒1)
10位廣川(國學)10分40秒⑰9:34
10位多田(中大)10分40秒⑱9:34
16位石川(上武)10分57秒⑲11:33(3分31秒9)
20位戸田(農大)11分36秒⑳13:08(3分44秒5)
じりじりとトップとの差は詰まっていき、2位日体・木村選手1分49秒、3位早大・佐々木選手2分07秒、そして最後の最後の一気にスパートを駆けた明大・八木沢選手が2分26秒へ。耐える5区と宣言した東洋大に、5区で攻勢をかける日体大、早大、明大が2分前後の差。この時点で非常にわくわくする5区になる事が予見できた。

後ろは混戦気味、山学・鳥羽選手が終盤に失速し、帝京・早川選手、そしてまたペースをあげた順大・田中選手がちらほら。田中選手は最終的に区間2位を40秒引き離すダントツの区間賞。3区予定が体の不調により回避することになったそうだが、この区間では力が抜けていた。

他細かい動き。青学・川崎選手は巻き込まれ、駒大・湯地選手にいたっては2位から転落。3区で波に乗りかけたところかなりきつい展開になった。しかし選抜・山口、法大・黒山選手も最後まで競り合って追い上げたおかげで、6位帝京から15位神大が50秒以内に収まる。5区の出来次第でどうなるのかと思われた。

後ろは離れて、流れを失った日大、更に空いて最初から最後までずっと並走だった中大・多田、國學・廣川選手、続いて上武・石川選手、最後に酒匂橋で風にあおられながら走る映像が映っていた農大・戸田選手が襷リレー。直前の記録会でよかった農大が大苦戦を強いられていました。



実はキーだった4区:この区間でトップ3の仕上がり具合が見えていた!
駒大の急造の4区が大失速したことにより、もし駒大が万全のオーダーなら…というたらればコメントを見かける。個人的にたらればの話は好きなんですが、今回に関してはちょっと待ったと言いたい。

なぜなら、1位日体大、2位東洋大も4区は代役が務めていた(日体大は福士選手が胃腸炎で調子落ち、東洋大は今井選手が前日に足の故障)。奇しくも、今回のトップ3は、4区は11番手の選手だったのだ。その代役の成績は日体・木村選手が区間5位、東洋・淀川選手が区間11位、駒大・湯地選手が区間19位…

3人に過去実績の大きな違いはない(むしろ木村選手が一番無かったはず)。いつ変更を伝えられたかにも多少は左右されるでしょうが、補欠予定だった選手の成績にこれだけ差がついているのだ。

全部測れないにしてもチームの調整そして一体感が垣間見えた気がする。こういうところからして1位日体大、2位東洋大、3位駒澤大は相応しい順位だったのだと改めて思いました。

第89回箱根駅伝【3区詳細】


この連休で出来る限り書きたい

≪参考≫
http://blogs.yahoo.co.jp/hakonankit/30153799.html
昨年との比較

http://hakonesaijo.web.fc2.com/89-3ku.htm
定点別総合


3区

遊行寺坂5.4km
2位設楽(東洋)15分35秒①(2分53秒1)
7位佐藤(日大)16分09秒②0:33
5位山中(日体)16分04秒③1:22(2分58秒5)
4位菊地(明大)15分59秒④1:52
14位井上(山学)16分24秒⑤1:52
6位中村(駒大)16分05秒⑥1:52
1位大迫(早大)15分26秒⑦2:28(2分51秒5)
10位塩谷(中学)16分22秒⑦2:28
3位久保田(青学)15分55秒⑨2:50(2分56秒9)
12位市田(大東)16分23秒⑩2:59
20位野本(選抜)16分43秒⑪3:22
19位小泉(神大)16分38秒⑫3:22(3分04秒8)

8位松村(城西)16分19秒⑬3:28(3分01秒3)
9位高橋(帝京)16分20秒⑭3:36
14位松枝(順大)16分24秒⑭3:36
10位田井(法大)16分22秒⑯4:00
16位須河(中大)16分25秒⑰6:23
17位浅岡(農大)16分32秒⑰6:23(3分03秒7)

18位柿沼(國學)16分36秒⑰6:23
12位山岸(上武)16分23秒⑳7:07
最初は並走していた東洋・設楽、日大・佐藤選手ですが、3km手前からしたら選手の独走。佐藤選手は下がるのと同じくらいのタイミングで腹痛に見舞われたらしい。この時点では7番目ですが、2.5kmくらいで34秒離されているのでこの時点でおかしかったか。

後ろではさすがに早大・大迫選手が猛追で既に5人抜き。3番目で走破している青学・久保田選手も全くついていけず。ここまでは設楽選手より早いタイムです。

ほかはまだ膠着状態か。山学・井上と、神大・小泉と選抜・野本選手がゆったり入り、それぞれ駒大・中村と明大・菊地、順大・松枝と帝京・高橋選手に追い上げを許しています



茅ヶ崎14.4㎞-遊行寺坂5.4km=9.0km
2位設楽(東洋)27分00秒①
1位大迫(早大)26分55秒②2:23(2分59秒4)
3位中村(駒大)27分29秒②2:23(3分03秒2)
4位井上(山学)27分31秒②2:23
5位菊地(明大)27分35秒⑤2:27
7位山中(日体)28分05秒⑤2:27
20位佐藤(日大)29分53秒⑦3:27(3分19秒2)
6位久保田(青学)28分01秒⑧3:51(3分06秒8)
11位塩谷(中学)28分23秒⑧3:51
8位小泉(神大)28分07秒⑩4:29
15位市田(大東)28分35秒⑪4:34
10位松村(城西)28分17秒⑫4:45
16位野本(選抜)28分38秒⑬5:00
9位田井(法大)28分14秒⑭5:14(3分08秒2)
16位松枝(順大)28分38秒⑭5:14
16位高橋(帝京)28分38秒⑭5:14

12位須河(中大)28分30秒⑰7:53(3分10秒0)
12位柿沼(國學)28分30秒⑰7:53
19位浅岡(農大)29分03秒⑲8:26(3分13秒7)
12位山岸(上武)28分30秒⑳8:37
なんだか27分あたりにトップ快走する設楽選手と追い上げる大迫選手の2人、27分半前後に他の2位集団、28分以降に他と分かれてしまいました。

ひとまず大迫選手が中村選手らに追いついて、日体・山中選手を吸収しました。ここまでは区間賞争いもリード。故障明けだった久保田選手がここでは割りと苦戦気味でその集団から1分以上後ろ、その間に色々な所が痙攣し始めた佐藤選手がいます。

後ろは細かな順位変動。城西・松村選手が順調にペースを刻み浮上中、また先ほどから比べて小泉、法大・田井選手がかなり上がっています。田井選手はこの間はペースダウンした松枝・高橋選手に追いつきました。

他、下位ですが、國學・柿沼、中大・須河、上武・山岸選手が何とかペース造っています。逆に前回区間一桁の浅岡選手がガタガタと崩れていました。



湘南大橋18.2km-茅ヶ崎14.4㎞=3.8km
1位設楽(東洋)11分59秒①(3分09秒2)
3位大迫(早大)12分09秒②2:33
3位中村(駒大)12分09秒②2:23
3位井上(山学)12分09秒②2:33
2位山中(日体)12分08秒⑤2:36(3分11秒6)
10位菊地(明大)12分27秒⑥2:55(3分16秒6)
6位久保田(青学)12分12秒⑦4:04
20位佐藤(日大)12分58秒⑧4:26
7位小泉(神大)12分18秒⑨4:48(3分14秒2)
19位塩谷(中学)12分56秒⑨4:48(3分24秒2)
8位市田(大東)12分20秒⑪4:55
11位松村(城西)12分29秒⑫5:15
8位高橋(帝京)12分20秒⑬5:35
16位野本(選抜)12分34秒⑬5:35(3分18秒4)
12位田井(法大)12分31秒⑮5:46
12位松枝(順大)12分31秒⑮5:46
12位須河(中大)12分31秒⑰8:25
12位柿沼(國學)12分31秒⑰8:25
17位山岸(上武)12分37秒⑲9:15
18位浅岡(農大)12分47秒⑲9:15(3分21秒8)
湘南海岸に出て、モロに強風を受け始めました。風でバランスを崩したり、砂が眼に入るというような条件でした。

そんな中トップの設楽選手は安定。中継車効果がどのくらいあったか分かりませんが、このあたりから区間賞争い攻勢に転じ始めていますかね。大迫選手が埋没している2位集団は駒大・中村選手あたりが元気ですが地力の差か。ここは日体・山中選手が盛り返してきたのがちょっと驚きました。

後ろでは後半に入ってから順調の小泉選手に、久保田、大東・市田選手が巻き返し。中学大・塩谷選手が急失速。後半型と思われた選抜の野本選手も上がってこない。記録会以降状態が上向かなかったようだ。




平塚21.5㎞-湘南大橋18.2㎞=3.3㎞
1位設楽(東洋)10分02秒①(3分02秒4)
3位中村(駒大)10分10秒②2:41(3分04秒8)
6位大迫(早大)10分14秒③2:45
5位山中(日体)10分13秒④2:47
13位井上(山学)10分36秒⑤3:07(3分12秒7)
10位菊地(明大)10分26秒⑥3:19(3分09秒7)
2位久保田(青学)10分08秒⑦4:10
9位市田(大東)10分23秒⑧5:16
10位小泉(神大)10分26秒⑨5:20
20位佐藤(日大)11分09秒⑩5:33
12位松村(城西)10分30秒⑪5:43
4位高橋(帝京)10分12秒⑫5:45
19位塩谷(中学)11分00秒⑬5:46(3分20秒0)
14位野本(選抜)10分38秒⑭6:11
15位松枝(順大)10分42秒⑮6:27
17位田井(法大)10分47秒⑯6:31(3分16秒1)
7位柿沼(國學)10分20秒⑰8:43
7位須河(中大)10分20秒⑱8:43(3分07秒9)
15位山岸(上武)10分42秒⑲9:55
18位浅岡(農大)10分51秒⑳10:04
最後の最後で設楽選手が逆転で区間賞。2位争いは中村選手らの仕掛けで競り合っていたのですが、それでも一番早いタイム。お見事でした。

逆に争いについていけなかった山学・井上選手。珍しいですが、中盤の争いがやや早かったということか。明大・菊地選手もじりじり離されましたが何とか最低限に留めたという感じか。後ろは後半が強い久保田選手がさすがに追い上げました。

その後は混戦。故障明けながら何とか失速しなかった市田選手に、後半強かった小泉らがシード圏内。終始安定していた城西・松村選手に、ラストスパートをかけ、順大らを突き放した帝京・高橋選手がじわり浮上

逆にずっと苦しい走りだった日大・佐藤選手は10位までダウン。また中学・塩谷選手も大きく失速。監督は記録出した後に気の抜けた面があったという話だが、悪条件でモロに出てしまったか。野本に順大松枝選手は順位ダウン。松枝選手は急遽3区で致し方なし。野本選手派無念です。

その後ろはかなり離れましたがずっと競り合っていた中大・須河、國學・柿沼選手が最後に追い上げ。農大・浅岡、上武・山岸選手は終盤かなり苦しい走りになっていました。

第89回箱根駅伝【2区詳細】

続いて
2区

≪参考≫
昨年との比較
http://blogs.yahoo.co.jp/hakonankit/30145725.html

http://hakonesaijo.web.fc2.com/89-2ku.htm
定点別総合

定点間順位:名前大学名定点間タイム総合順位トップとの差
定点間色分け:1位 2位3位 4位5位6位 7位8位 15位16位17位 18位19位20位

横浜駅前8.2㎞
2位設楽(東洋)23分52秒①(2分54秒6)
11位窪田(駒大)24分19秒②0:52
12位大六野(明大)24分30秒②0:52(2分59秒3)
7位藤井(中学)24分07秒④0:56
9位本田(日体)24分13秒④0:56(2分57秒2)
10位村山(城西)24分14秒④0:56
1位ベン(日大)23分40秒⑦1:30(2分53秒2)
16位片川(大東)24分51秒⑦1:30(3分01秒8)
20位篠原(法大)25分07秒⑦1:30(3分03秒8)
17位新庄(中大)24分55秒⑩1:46
13位早川(選抜)24分37秒⑪1:57
13位西山(神大)24分37秒⑫2:01
15位小澤(順大)24分43秒⑫2:01(3分00秒9)
3位平賀(早大)23分53秒⑭2:05
3位大谷(青学)23分53秒⑭2:05

5位オム(山学)23分57秒⑭2:05
6位蛯名(帝京)24分05秒⑭2:05(2分56秒2)

8位竹内(農大)24分09秒⑱2:10
17位佐藤(上武)24分55秒⑲4:17
19位寺田(國學)24分57秒⑲4:17
この時点で既に日大・ベンジャミン選手が個人トップ。ただ、まだ大きくは抜けていないか。また、山学・オムワンバ選手はまだ淡々と走っているのか。むしろ後ろの早大・平賀、青学・大谷選手が追いついて風除けに使っていました。

展開としてはトップで貰った東洋・設楽選手が突っ込んで更に貯金を目論む。過去2年はこの時点では集団の中に埋没していたのでどういう走りになるか気になっていた。追う駒大・窪田選手は今、思うとこの時点でピッチが上がっていなかったかも。明大・大六野選手に追いつき、さあ追い上げと思ったら、城西・村山、日体・本田選手ら後ろの集団が迫っていて驚いた記憶がある。

他、オムワンバ率いる14位集団はやはりかなり早かった。7位集団の大東・片川、法大・篠原選手はかなりゆったり。選抜・早川選手らの集団もそんなに速いペースではなかったか。なお、最後フラフラになった新庄選手翔選手は、タイムは17番ですが、この時点で走りがあまりよくないように見えました。




権太坂15.2㎞-横浜駅前8.2㎞=7㎞
4位設楽(東洋)21分47秒①
1位ベン(日大)21分16秒②0:59(3分02秒3)
5位藤井(中学)22分01秒③1:10(3分08秒7)
5位本田(日体)22分01秒③1:10
5位村山(城西)22分01秒③1:10

8位窪田(駒大)22分04秒③1:10
12位大六野(明大)22分05秒③1:10
2位オム(山学)21分29秒⑧1:47(3分04秒1)
3位早川(選抜)21分41秒⑨1:51(3分05秒9)

8位大谷(青学)22分04秒⑩2:22
8位平賀(早大)22分04秒⑩2:22
8位蛯名(帝京)22分04秒⑩2:22

13位西山(神大)22分08秒⑩2:22
13位小澤(順大)22分08秒⑩2:22
16位片川(大東)22分39秒⑩2:22(3分14秒1)
16位篠原(法大)22分39秒⑩2:22
15位新庄(中大)22分26秒⑰2:25(3分12秒3)

20位竹内(農大)23分24秒⑱3:47(3分20秒6)
18位佐藤(上武)22分48秒⑲5:18
18位寺田(國學)22分48秒⑲5:18

いよいよ向かい風が強くなってきました。ここの定点間のタイムは昨年より1分ほど遅くなってきています。その中で、留学生の威力が増してきました。ベンジャミン選手はこの時点で既に11人抜き。駒大・窪田選手や、箱根予選で追走した中学・藤井選手は追うことはできませんでした。

またオムワンバ選手もペースあげてきました。ただ、一人喰らいついた選抜の早川選手が、この間は日本人の中でトップのタイムで走破。ここで意地見せていた。またオムワンバ選手から引き離されましたが帝京・蛯名、早大・平賀選手らの集団が順大・小澤、神大・西山選手らを捉え大集団を形成。前を追いかけます。

基本的にこう着状態でしたが、3位集団の城西・村山、10位集団の中大・新庄選手がかなり苦しそうな表情で交代気味。村山選手は痛みのある部位が元々あったらしい。また、横浜駅で蛯名選手らの集団からこぼれた農大・竹内選手はオーバーペースなのか急失速していました。



戸塚23.2㎞-権太坂15.2km=8㎞
1位ベン(日大)23分50秒①(2分58秒8)
6位設楽(東洋)24分50秒②0:01(3分06秒3)
3位本田(日体)24分37秒③0:54(3分04秒6)
2位オム(山学)24分06秒④1:04(3分00秒8)
9位窪田(駒大)25分02秒⑤1:23(3分07秒8)
11位大六野(明大)25分08秒⑥1:29
15位藤井(中学)25分21秒⑦1:42(3分10秒1)
4位片川(大東)24分39秒⑧2:12
13位早川(選抜)25分13秒⑨2:15(3分09秒1)
5位西山(神大)24分47秒⑩2:20
8位大谷(青学)24分55秒⑪2:31
10位平賀(早大)25分06秒⑫2:38
18位村山(城西)26分24秒⑬2:45(3分18秒0)
11位小澤(順大)25分08秒⑭2:48
14位蛯名(帝京)25分17秒⑮2:52
16位篠原(法大)25分41秒⑯3:14(3分12秒6)
7位寺田(國學)24分54秒⑰5:23
19位竹内(農大)26分29秒⑱5:27
20位新庄(中大)27分58秒⑲5:34(3分29秒8)

17位佐藤(上武)25分51秒⑳6:20
ベンジャミン選手強し。ラスト8kmだけで大きく失速したわけではない設楽啓選手よりも1分早く総合順位で逆転。12人抜きで日大が瞬間トップに立ちました。オムワンバ選手も一時3位まであがる走りをみせて今後が楽しみ。そこ一旦抜かれながらも逆転した日体・本田選手が総合3位に浮上し、この間日本人トップ。見事なラストスパート。逆に窪田・大六野選手あたりは最後まで伸びてこなかった感じだ。

なお、この間は大東・片川、神大・西山、國學・寺田選手が大きくペースアップ。片川選手は早川選手を抜き返す力走をみせた。そういえば、この3人とも、チーム状況が万全なら5区山登りの予定だった。序盤がそんなにタイムが早くなかったので溜めていたのはあるだろうが、適性はあったのだろうか。

後ろの方では1区出遅れた青学・大谷、早大・平賀選手がポジションアップ。大谷選手の区間4位は驚いた。それから順位は落としたが帝京・蛯名選手も悪くない。逆に大きくダウンとしたのは城西と法大。法大・篠原選手は力不足だろうが、城西・村山選手は、完全に失速して3位集団から13位へ。また、アクシデントの中大・新庄選手は転倒しながら何とか襷リレーを果たしました。


第89回箱根駅伝【1区詳細】

さて、少しずつ振り返っていきましょう。
まずは区間別から。
何時ものとおり、定点ごとに区切っての成績比較で各ランナーの走りを追っていきます。


≪参考≫
http://blogs.yahoo.co.jp/hakonankit/30136040.html
昨年との比較

http://hakonesaijo.web.fc2.com/89-1ku.htm
測定別での総合成績


定点間順位:名前大学名定点間タイム総合順位トップとの差
定点間色分け:1位 2位3位 4位5位6位 7位8位 15位16位17位 18位19位20位
1区
蒲田15.2㎞
1位田口(東洋)45分34秒(2分59秒9)
1位西池(法大)45分34秒
1位勝亦(日体)45分34秒
1位文元(明大)45分34秒
1位中原(城西)45分34秒
1位市田(大東)45分34秒
1位福田(神大)45分34秒
1位潰滝(中学)45分34秒
1位油布(駒大)45分34秒
1位大池(順大)45分34秒
1位大須田(中大)45分34秒

12位荻野(日大)45分43秒 0:09(3分00秒5)
13位大橋(選抜)45分51秒 0:17
14位田中(帝京)45分58秒 0:24(3分01秒4)
14位前田(早大)45分58秒 0:24
14位木村(農大)45分58秒 0:24
17位土田(山学)46分13秒 0:39(3分02秒4)
17位遠藤(青学)46分13秒 0:39

19位佐々木(上武)46分54秒 1:20(3分05秒1)
20位沖守(國學)47分00秒 1:26

昨年ハイペース1区を演出した早大・大迫選手が来ず、今回はスローな展開になるのではないかと言うのが大半の予想だった1区。しかし、8km付近の八ッ山橋付近までにポロポロ選手がこぼれる展開となり、最初の定点の蒲田までには先頭集団は11人に絞られていた。昨年ほどのペースではないにしろ(風の影響もあっただろう)、サバイバルとなっていた。

今回に関しては東洋大・田口選手が小刻みにスパートをかけていた事によるだろう。全日本でも1区を担当し、途中から抜け出していたが、今回も駒大・油布選手らに差をつけるために揺さぶっていたのだ。一時、明大・文元、法大・西池、城西・中原選手と4人で抜け出したほど。ただ、その後その油布選手を初め何人かの有力ランナーはしっかり追いついた。

逆に、煽りを受けて脱落した有力チームもいる。主力ながら故障明けの早大・前田選手、調子が良いからという理由で起用した青学・遠藤選手などがジリジリ後退。1区が鬼門の帝京大も1万28分台出した田中選手が14位争い、また序盤で謎の飛び出しを見せた農大・木村選手あたりも苦戦していた。この時点ではまだ前は見えていたか。

また、主力に直前の故障があった上武大と、体調不良ながら走らざるを得なかった國學院が既に前が見えないところまで引き離されていた。



鶴見21.4㎞-蒲田15.2㎞=6.2km
○数字は総合順位
1位田口(東洋)17分58秒①(2分53秒9)
2位文元(明大)18分12秒②0:14(2分56秒1)
3位西池(法大)18分13秒③0:15

4位油布(駒大)18分24秒④0:26(2分58秒1)
5位市田(大東)18分29秒⑤0:31
6位中原(城西)18分32秒⑥0:34(2分59秒4)

7位勝亦(日体)18分33秒⑦0:35
8位潰滝(中学)18分39秒⑧0:41(3分00秒5)

9位大須田(中大)18分41秒⑨0:43
11位大池(順大)19分08秒⑩1:10(3分05秒2)
10位大橋(選抜)18分53秒⑪1:12(3分02秒7)
12位福田(神大)19分14秒⑫1:16
17位荻野(日大)19分31秒⑬1:42(3分08秒9)
15位田中(帝京)19分26秒⑭1:52
16位木村(農大)19分27秒⑮1:53

13位土田(山学)19分19秒⑯2:00(3分06秒9)
18位前田(早大)19分38秒⑰2:04
14位遠藤(青学)19分23秒⑱2:04
19位沖守(國學)19分44秒⑲3:12(3分11秒0)
20位佐々木(上武)19分52秒⑳3:14
ここからどんどん上がるペースにガッチリ戦った選手と、ガクンとペースが落ちた選手と分かれました。

レースの主導権を握り続けた田口選手が15kmからペースアップ。最後は文元、西池選手と3人の争いになり、18.3kmから再度のスパートをかけてついに単独トップへ。そのまま区間賞へ。3度駅伝走って全て区間賞とは素晴らしい成績。4位に粘った駒大・油布選手に26秒差をつけた。に2位は1区得意という文元選手に、ようやく軌道に乗り始めた大器の西池選手とトップ3を2年生が締めた。他、大東・市田宏選手が5位、1年生の日体・勝亦、中学・潰滝選手は集団の中で襷リレーと将来楽しみな結果だった。

なお、定点別でみると蒲田で13位だった選抜・大橋選手が粘って、神大・福田選手と日大・荻野選手を交わした。荻野選手は2区ベンジャミン選手に向けて何とか踏みとどまったという感じか。後ろでは序盤から苦戦していた山学・土田選手が落ちてきた前田選手らを交わす粘りを見せていた。ただ、ここらへんはラスト6kmで1分引き離されており、苦しい走りになっている。

第89回箱根駅伝出走者の高校時代のタイムまとめ



今大会の箱根駅伝出走者の高校時代(一部入学時や大学初レースあり)5千ベストタイムまとめです
各チーム平均タイムを出して、上から並べて、箱根の総合順位を付記して変動をみます。
また、予選落ち校に関しても予選で上位10人に入った選手の高校時代平均タイムを出しています。
 
※見方
平均タイム順位 大学名 平均タイム→箱根順位
1区のランナーのタイム-2区-3区-4区-5区
6区-7区-8区-9区-10区
文字数制限の為、選手名は書きません。思い出してくださいw
 
※箱根の順位に関しては選抜より下だったチームに関しては繰り上げてます
※予選落ちのチームはIPを入れない順番で表記

1位駒澤大学14分05秒21→総合3位

135277-140340-135038-141751-134945
140362-141588-141345-140282-142284
86回計算以降、ずっとトップ。繋ぎ区間に入った選手のタイムもかなり良かったので抜け出る形に。優勝できなかったのは辛いところ。



2位明治大学14分13秒27→総合7位

141222-141481-142219-135737-142581
143620-135602-135886-142815-140108
復路に13分台2人はすごいですね。そこで見せ場は作りました。また、山は本当にスペシャリスト見つけた感じ。


3位早稲田大学14分19秒31→総合5位

141449-140052-135866-140617-140901
144547-140991-142847-144059-143981
往路が高校時代から有名、復路は叩上げと結構はっきり分かれている格好になりました。


4位東洋大学14分21秒30→総合2位

145475-140262-140702-144209-141186
144645-142533-141816-135652-140815
ちょっとずつ平均タイム上がってきた気がします。往復ともに出だしにスペシャリストがいます。


5位中央大学14分22秒44→19位扱い

144715-135961-141791-141320-142043
142542-142083-142068-142877-143043
今回はなんと言っていいのやら…。ただ元々2区でもアクシデントがあったのでどちみち今年は大きくダウンですかね。


6位日本体育大学14分23秒53→総合1位

140269-141163-141049-143511-135432
142956-144144-143146-144381-143479
総合優勝の日体大はこの位置。スカウト最上位でなくても山でしっかり走り、復路型の選手がいれば、優勝を勝ち取れるのが近年のパターン。


7位青山学院大学14分23秒73→総合8位

143906-141087-135916-142360-143142
141552-140396-142702-143878-144791
ちぐはぐだった割には+1ですか。優勝へのプレッシャーはあったか?スカウトは新2年からぐぐっとあがるのでこれから平均タイムは浮上するだろう。


8位日本大学14分25秒47→14位相当

142835-140065-142022-141709-143784
142688-144488-142501-140114-144263
昨年は4番目のタイムで予選落ちだったのでそれに比べれば上昇かな。まあ3区4区の失速もあったので、次更にあげられるか。


9位東京農業大学14分26秒10→16位

143727-141314-135502-141580-142805
143566-142111-143167-143597-144731
復路は良かったのですが、往路が連鎖反応で悪かった。14分20秒以内の3人は下級生なので、いる間に立て直したい


10位城西大学14分26秒25→18位扱い

140610-140418-135954-141106-144156
143024-143153-144400-143639-145793
今後は2区3区4区のランナーが他校のエースと戦えるようになってくれれば。他欠場者もいるので来年期待。


11位順天堂大学14分26秒46→総合6位

143150-141827-145118-140240-141756
150973-140229-142633-142021-142508
今年に関しては意外と11番目で驚きました。だいぶ復帰の道は進んでいるようです



12位山梨学院大学14分31秒22→総合11位

143219-135500-142976-145101-145374
151825-142913-143327-144667-142319
最近は平均タイムどおりの数値。多分2年後くらいから付属高校の選手が入るのでそこからどうなるか。 


13位東海大学14分33秒36→22位扱い
やっぱり数値上は高めですか。ただ、トップ10に入ると思ったのでそれは意外。


14位法政大学14分33秒41→総合9位

135433-143615-143738-142497-143000
143857-144195-142436-150940-143700
いつも12番目くらいで予選落ちしていたのですが、今年はかなりのジャンプアップ。下級生にいい選手いるので平均タイムと共にあがっていくか。


15位専修大学14分34秒34→21位扱い
2年連続予選で小さなミスが重なっています。来年飛躍できるか。


16位神奈川大学14分34秒82→総合15位

142599-141731-143134-142526-144737
151466-142228-144314-143378-142704
今年は全体的に良かった。来年どれほど総合順位をあげられるか


17位大東文化大学14分36秒93→総合12位

140159-143496-135544-143509-145328
151063-144735-144245-145618-143229
今年はだいぶ浮上できたようだ。


18位國學院大學14分37秒57→総合13位

143516-142425-143125-144686-141755
151600-144451-142233-142803-144977
主力の不調が無念だったが、今年も育成力があるところをみせたかと。


19位中央学院大学14分42秒04→総合10位

145385-144206-141267-150969-143710
145349-143393-142635-144896-144227
かつての育成力復活。来年も下克上できるか。


20位拓殖大学14分45秒13→20位扱い
今年に関しては、スカウト面からすると妥当だった


21位上武大学14分47秒49→総合17位

144695-144420-144783-144388-144759
143850-142121-145415-150719-150344
箱根予選~全日本時期は調子が良いんですが。


参考:関東学連選抜14分47秒68→総合13位

144955-140906-144844-141920-141133
150521-151400-144992-152313-150497
高校時代の実績からすると、実は相当健闘でした


22位帝京大学14分48秒53→総合4位

150816-143416-143960-143078-144380
150618-144997-145020-144355-145889
これはすごいね…。出場チーム中一番平均タイムが低いのが4位。次回は総合優勝も視野。



23位亜細亜大学14分53秒02→24位相当


24位東京国際大学14分53秒69→31位相当
1年生中心でしたからね。来年どれほど箱根に近付くか


25位国士舘大学14分53秒80→23位相当


26位創価大学14分54秒22→25位相当


27位麗澤大学14分58秒21→28位相当


28位流通経済大学14分58秒74→26位相当


以上、平均15分以内のチームまで




ただ、本当に育成をみるのはこちらの方がいいと思います
http://sky.geocities.jp/beautiful_sail_1017/rookie_12_team5000.htm
右から3つ目の数値が過去4年の新入生上位5名の平均となりますのでこちらを参考にしてください。

第89回箱根駅伝結果

今後の予定


以下は新年度扱いにします
3/24 さいたまシティマラソン、熊谷さくらマラソン
3/25-26 関東学連春季オープン
3/25-27 国士大記録会
3/30 順大記録会
3/31 日大記録会
3/31 世界クロカン
 
このほか、地方の駅伝大会がありますが、追い切れないのでこのくらいにしておきます



ここ2年とは全く様相を変え、牙をむいた箱根路。年中長い距離を走りこんでいる屈強な男達に容赦なく試練を与えました。総合優勝タイムが前回より22分遅いという事実だけでもそれが分かると思います。
そんな過酷な条件の中、勝利の美酒を手にすることを許されたのは、優勝すれば30年ぶりとなる古豪でした。



総合成績(http://www.hakone-ekiden.jp/pdf/89_Record_all.pdf)


総合1位[往路1位,復路2位]
日本体育大学11時間13分26秒(予想6位)

戦前2強+3と言われていましたが、その中に入っていなかった日体大。確かに箱根予選、そして全日本の成績からして、ちょっと変わったかも、という印象は受けた。それでも頂点は予想付かなかった。往路で逆転した3年生主将服部選手の気持ちの強固さは復路の選手にも伝播した。出足、鈴木選手がハイレベルの6区59分台で乗り切ると、後は判を押したように区間2位。これでは後ろは追い上げられない。特に主将を明け渡した4年生に意地を感じました。前年19位からのジャンプアップ、屈辱というバネは再生どころか、思いも寄らぬ形で執着を迎えました。

総合優勝おめでとうございます




2位[3位、4位]
東洋大学4分54秒差(予想1位)

出雲2位、全日本2位、そして箱根も2位。柏原世代が抜けてもなお強しという印象はある。実際、最大のライバルと言われる駒大に対しては2勝1敗。しかし伏兵に優勝を譲ることとに。強固な選手層はあると思われたが、5区を登れる選手、急な配置転換、不利な展開などメンタル面では昨年のチームには及んでいなかったのだろう。ただ、基本的に来年度のチーム。設楽兄弟、ずっと大役を任された1年生の服部選手など、逞しさを取り戻していきたい。


3位[9位、1位]
駒澤大学5分57秒差(予想3位)

エース配置の2区5区が不発、更にブレーキ区間が出るなど散々だった往路勝負。その中で復路に配置された4年生は懸命の追走を見せた。今年苦しんだ千葉選手が2年前の自信の記録に後数秒と迫る激走、7区8区が足踏みしたものの、9区上野選手がほかを圧倒する走り、そして3年連続アンカーの後藤田選手が有終の美を飾る区間賞。3つの区間賞を獲得し復路優勝、そして気が付けば東洋の背中は1分差に。気象条件の違いはあるとはいえ、往路からの気持ちの切り替えはできていたか。この走りを残されたメンバーは求めて活きたいところだ。


4位[7位、3位]帝京大学8分13秒差(予想11位)
日体大に引き続き、変わろうと思えば変われると思わせたチーム。序盤で躓くなど駅伝での失敗が多かったチーム。序盤はいい結果とはいえなかったが3区以降順位は上昇。6区途中に抜いた駒大には9区途中まで交え、ラストは早大と並走。予想していなかったアンカー熊崎選手が活きることに。かなり注目を集めたラスト争いを制して、13年ぶりの過去最高成績タイ。春先に掲げた総合5位の目標を上回った。特別スカウトが変わったわけではない。突き抜けるときは本当に突き抜けるのだと思わせる結果だった。


5位[2位、8位]早稲田大学8分13秒差(☆★予想5位★☆)

全精力を投入してもなお主導権を握れなかった往路。復路は故障開けの選手や一般入試で駅伝初出場の選手というチーム構成で、苦しい戦いが予想された。結果として区間一桁はアンカーの田口選手のみだったが、堅実なレースはできたように思う。このメンバーで復路8位は健闘かと。しかし、成績はやや下降気味。大迫・山本選手という柱はいるうちに、歯止めをかけたいところだ。


6位[8位、7位]順天堂大学11分17秒差(予想9位)
往路の配置にやや驚いたところはありますが、昨年は9区で初めてシード権内は言ったことを考えると、チームとしての成長は見えたか。不調や怪我で不安だった9区松村優10区堀選手が走れたのは良かった。ただ、多くの4年生が抜ける。このまま上位常連校に戻れるかどうかは次回次第か。


7位[4位、13位]明治大学11分48秒差(予想3位)
6区廣瀬選手が区間新にあと少しの快走から、有村・横手選手が東洋の背後に迫り、2位の成績が手に入りかけたが、9区のアクシデントで無念の後退。ただ、往路で2区以降伸び悩んだ事により優勝争いに絡めなかったという事を考えるとまだ完全な力がついていなかったか。残るメンバーは多いので、標準を合わせていってほしい。


8位[6位、9位]青山学院大学12分33秒差(予想4位)

エースを温存しどこまでアップできるかと思われたが2つダウン。8区高橋選手の区間賞はあったものの、出雲優勝メンバーの藤川・小椋選手が低調。出岐選手は万全には程遠い状態で、監督の「3分逆転」は他校を不安にさせる為の苦肉の作戦だったらしい。大エースが不調だとまだまだ脆い。柱が抜ける来期にメンタル面を強豪校にできるか。


9位[5位、15位]法政大学13分14秒差(予想20位)
ある意味一番のサプライズでしょう。1区西池選手は力あるにしても4区黒山5区関口選手の快走で往路5位。復路は力不足ではあったものの、各選手がブレーキ無く懸命に食い下がった(6区品田選手で順位が落ちなかったのは大きかったでしょう)結果、シードラインを割ることはなかった。下級生で好成績が多かったので、来年の浮上に期待したい。


10位[13位、5位]中央学院大学14分08秒差(予想7位)
野武士軍団が4年ぶりシード権。往路がちぐはぐで心配したが、復路は6区岡本選手の好スタートから順調に追い上げ、8区及川選手で逆転。9区10区で他校に迫られる場面はあったが、憎い粘りも復活。追撃を許さなかった。来期、大黒柱が抜けるのが不安要素だが、楽しみな下級生はいる。次回は更なる上位食いをしたい。
以上シード校獲得チーム


11位[11位、11位]山梨学院大学(予想5位)

春の時点、そして上尾ハーフで好成績の選手が何人も欠場。更に6区が大きく失速。負けるべくして負けた。しかし、これだけ欠場して最後シード争いに戻って来たという事を考えると力自体はあった。充分巻き返せるはず。


12位[12位、16位]大東文化大学(予想13位)
往路序盤で健闘したが、さすがにシードは届かなかった。8区吉川選手の好走でシードラインに迫ったが、9区の失速で万事休す。ただ、往路メンバーは来年残るし、主要区間を担える選手が増えることを望む。


13位[10位、17位]関東学連選抜(予想19位)

廃止が決定している選抜。最後シード入りしたかったが、復路3区間ブレーキでは厳しかった。ただ、1校1人で明らかに総合力低下しているのにここ数年より成績向上したのは良かったと思います。


14位[14位、12位]國學院大學(予想10位)
エースの寺田選手に続く存在と言われていた選手2名に直前のアクシデントがあった模様。ギリギリの戦力でそれではきつかった。ただ、他そつなく繋いたのは救い。


15位[15位、14位]日本大学(予想18位)
配置や成績をみるとどうやら復路勝負を睨んだ感じに見えるが、見通しが甘かったか。残る留学生は結構強力だが、その前後に強い選手がいなければ、次年度も苦戦が続くだろう。


16位[18位、6位]神奈川大学(☆★予想16位★☆)
7区我那覇選手が神大として9年ぶりの区間賞を獲得するなど大健闘の復路6位。どうやら2区予定が発熱で区間配置が玉突きとなったらしい。ただ、これは来年非常に期待できそうだ。


17位[17位、10位]東京農業大学(予想14位)
昨年同様、復路は結構やれるのだが…。練習はできていたらしい。往路さえいければ、というので全体的に気負ったのだろうか。プレッシャーがかかる場面でも力が発揮できるようになりたい。


18位[16位、18位]上武大学(予想17位)

全日本1区好走の倉田選手が出走適わなかった時点で終戦だったか。巻き返す力はなかった。5年連続出場しながらシード争いに1回も絡まないのはさすがに考える必要がありそうだ。


[-、9位相当]城西大学(予想12位)
山口主将が欠場し驚きましたが。復路は全体的に安定して走れましたかね。個人的には寺田・二平選手といった2年生の粘走が嬉しい。力はあることは確認できた。次回は勝負の年だ。


[-、16位相当]中央大学(予想8位)
メンタル面の考慮が難しいですが、ここはうまくいかなかったか。ただ、6区代田選手は昨年よりタイムを伸ばし、8区永井選手の驚きの成績がありました。連続出場以外色々途切れました。一からやり直したい


区間賞
1区田口雅也(東洋大2年)63分32秒
2区ガンドゥ ベンジャミン(日本大4年)68分46秒
3区設楽悠太(東洋大3年)64分36秒
4区田中秀幸(順天堂大4年)57分16秒
5区服部翔大(日本体育大3年)80分35秒

6区千葉健太(駒澤大4年)58分15秒
7区我那覇和真(神奈川大1年)64分47秒
8区高橋宗司(青山学院大2年)66分46秒
9区上野渉(駒澤大4年)69分50秒
10区後藤田健介(駒澤大4年)70分49秒

優勝の日体大は1つだけでしたが、服部選手が柏原選手なみの働き、復路も区間2位4つでした。東洋と駒大は複数で力はみせた。また繋ぎ区間でちょっと意外な選手が獲得したのは楽しめました。



予想とのズレ:上位は早大のみ、2年連続最下位予想チームがシード権

日体大は今年は良いといいながら6位予想していたのはちょっと反省。優勝まではさすがに予想できなかったにしても、どうにも前哨戦で評価高いところをどうにもあげすぎてしまう癖が治らないなぁ。しかし、最下位予想していいたところが2年連続シード獲得したところに自分自身の限界を感じています(苦笑)


来期の展望:総合力は東洋と明大だが、エース力の日体大がやはり本命か!? 崩すチャンスは駒大・早大・青学・帝京大あたり

総合力的には東洋と明大は高い。出走4年生の選手数は少ない。ただ、5区に強靭な駒が残る日体大も勿論2連覇充分狙える。5区でトップに立って逃げるのが最近の箱根のセオリー。しかも往路は全員残っている事を考えると、軸となるのでは?
これに続くのはエースは残る駒大と早大、シードなら充分の駒数の帝京と青学となるか。特に帝京が意外と高いかも。予選校からでは山学・大東大・神大・専大あたりが今の所面白い見ている。


最後に、選手の皆さん、関係者、放映に携わる方々の御蔭で、今年も楽しめました。

ありがとうございました

追記
えらいことになってました



なななななななんと、
Yahoo!ブログ週間訪問者ランキングトップに!!
後からみると結構あてずっぽうなことしか書いていないのですが、普段はトップ100にも入らず、箱根前後に浮上していたのは毎年なのですが、いやはや…。確かに1月2日は2万3000人越えてました。驚きと同時に訪問していただき嬉しく思います(1月2日は2万3000人越えてました(汗))。後から見たらずいぶんとあてずっぽうなことしか書いていないですが、これからも来て頂ければ幸いです

第89回箱根駅伝復路変更速報


日体大
鈴木3-高田4-高柳4-(矢野3)-谷永4
 
早大
(相原3)-志方3-柳1-田中3-田口2
 
東洋
市川4-高久2-大津3-(服部1)-冨岡4
 
明大
廣瀬3-(有村2)-(横手1)-松井2-北3

法大
品田4-大森4-(藤井1)-(松田3)-(高梨3)

青学大
藤川2-小椋1-(高橋2)-横山4-(出岐4)

帝京大
千葉3-難波3-猪狩3-(山川4)-熊崎2

順大
信時4-(山崎4)-石井4-(松村2)-堀4

駒大
(千葉4)-(久我4)-郡司3-上野4-後藤田4

選抜
大沼4-塚田4-橋爪4-菊池3-山本3
 
山学大
桃澤2-阿部2-前田1-牧野4-(福沢2)

大東大
田口4-大西3-(吉川3)-稲田4-(植木2)

中学大
(岡本3)-(木部2)-及川2-(室田4)-山田2

國學院
上野4-(中山4)-吾妻1-(鮫島2)-岡本4

日大
日向野3-高松2-林2-(田村4)-竹ノ内2
 
上武大
横内2-渡辺4-(松元2)-平迫4-大西2

東農大
三輪3-佐藤2-岩渕2-青木4-花田4

神大
高久4-(我那覇1)-(吉川4)-鈴木4-井上2

中大
(代田3)-徳永1-(永井2)-相場3-塩谷4

城西大
平田3-(寺田2)-松岡4-(石橋4)-(二平2)

【往路を終えて11位-+α】第89回箱根駅伝

続きです
 
11位山梨学院大学7分54秒差(シードまで後17秒)
 1区がタフな展開になり大学駅伝初出場の土田選手の区間下位は致し方なし。そこから2本柱がささすがの追い上げ。オムワンバ選手が冷静なペースアップで一時3位にまで浮上し4位へ。向かい風のアップダウンの23㎞でもほぼ力出し切りましたね。強い。3区井上選手は駒大の選手と競い合いました。この流れならと思ったのですが、鳥羽・松本の4年生が失速。特に松本選手が下りからガタッと下がったのは無念。2本柱投入し往路10位以内に入れなかった。
 
桃澤2-阿部2-前田1-牧野4-谷原1
篠塚4 藤岡4 松山3 的場3 手塚2 福沢2
 
変更予想:7区福沢、8区松山、10区篠塚
 確実に攻められる区間はないにしろ、往路にメンバー変更なかったので、頭数自体は結構ある。ただ、逆に多くて誰か欠場しそうな気が…往路に入らなかった阿部選手が怪しいとみた。6区の走り次第では充分に絡んでいけそうだ。
 

12位大東文化大学8分31秒差(シードまで後54秒)
 序盤健闘しましたね。市田兄弟を1区3区にして、成長著しい片川選手を2区にしましたがこれが的中。1区は弟が5位で発進すると、片川選手が総合8位に踏みとどまる。兄は区間順位的にはちょっとまずいがここも総合8位で凌ぎました。ただ、不運だったのは4区。池田選手が悪くなかったのですが、他の10位前後のチームがごっそり好走してしまいました。これで往路12位となってしまいました。凸凹はなかったのですが稼ぐ区間が無かったのが響いた。ただ、大健闘です。

田口4-大西3-平塚2-稲田4-成田4
有木3 吉川3 植木2 大隅1
 
変更予想:8区植木
 エース不足ではないのかと思った往路が途中まで10位以内。復路のメンバーは穴はないと思います。田口選手らスピードランナーが力を発揮すれば、十分に追えるでしょう。植木・稲田選手あたりは力あるはず。
 

13位中央学院大学9分50秒差(シードまで後2分13秒)
 1区潰滝選手が上位で踏ん張り、藤井選手が悪いながらもまとめることができました。まずまずいいスタートかなと思ったのですが、3区塩谷選手が無念の失速。さすがに1年生2人とも好走させてもらえるほど甘くなかったか。4区沼田選手が頑張って再浮上したのですが、3年連続5区の田中選手が上位争いから脱落してしまいました。ベストオーダーとは思うけど、今回もちぐはぐしてしまいました。
 
鈴木3-霜田3-及川2-岩田4-山田2
室田4 大蔵3 岡本3 木部2 松下2
変更予想:6区岡本、9区室田
 ただ、まだ分からないよ。2枚残ってます。平地に降ろすという話でしたが岡本選手6区投入しましょう。そして9区に室田選手を。2人で1分ずつシードラインを追い上げたら借金はほぼなくなる。狙いましょう
 
 
実質ここまでかなシード争い
 
14位國學院大學12分48秒差(シードまで後5分11秒)
 やってしまった。1区沖守選手が一番最初に遅れだしてしまった。甲佐10マイルで良かったが、その後調子を落としてしまったらしい。そんな中、何とか14位まで浮上した感じか。個人的には5区大下選手の区間11位が一番驚きました。
 
上野4-牛山3-吾妻1-黒子2-岡本4
中山4 端坂4 小原3 鮫島2 中瀬1
 
変更予想:7区鮫島、8区中瀬、9区中山
 5分は正直つらい。ただ、駅伝で粘るのが國學院の持ち味。更に2枚駒はある。6区上野選手は59分代狙える、更におそらく9区に入るだろう中山選手で少しでも活路を見出していきたい。
 

15位日本大学14分16秒差
 荻野選手が何とか区間13位で繋いだおかげで、ベンジャミン選手が1秒差ながらトップに浮上!これだけ悪条件に強い留学生も久々。是非マラソンで頑張ってほしい。しかし、3区以降は2年前同様急落。今回は準エース佐藤選手でしたが、区間最下位。調子が上がらない中、無理に設楽選手に着いたのがまずかったかな… とはいっても付くなとも言えない展開で難しかったですかね…。後はもう抵抗できませんでした。

日向野3-高松2-林2-村越2-竹ノ内2
田村3 森谷3 原2 柴田2 ダニエル1
 
変更予想:9区田村
 4区5区の選手の動きを見ていると正直あまり期待できないのですが、田村選手が残っていますので、そこまでなんとか繋いでいきたい所。他も極端に力が落ちるわけではないのでどれだけいけるか。
 
 
16位上武大学17分47秒差
 何と全日本1区3位の好走を見せた倉田選手が出走できず。代わりに伸び盛りの佐々木選手を投入しましたがいかんせん力不足。ずっと最下位やその付近を走行し、見せ場は全く作れませんでした。
 
横内2-渡辺4-吉見3-平迫4-大西2
菅家4 高津戸3 松元2 石黒1
 
変更予想:8区松元、9区菅家
 一応渡辺選手という駒は残っているのですが、7区ということで調子はどうなんでしょうかね…。このまま昨年と同じような成績に終わるのは悔しいでしょうから、奮起に期待。
 
 
17位東京農業大学19分09秒差
 1区序盤で木村選手が飛び出した。これがピークで、後はどんどん後退。竹内選手はハイペースの15位付近についていけずスタミナ切れ、前回好走の浅岡選手も撃沈、スピードランナーの戸田選手はかなり辛い状況に。内藤選手がどうにか失速チームを拾う形となりました。まだ終わってないですが、練習できているのに結果が出ないという現象を本気で考えないとならないです。
 
三輪3-佐藤2-岩渕2-青木4-花田4
片山4 津野3 山本3 田中2 大橋1 佐野1
 
変更予想:
 何度も言いますが、面子は弱くないはず。昨年は復路順位では健闘しています。佐藤選手をさしおいて6区に入った三輪選手に流れを作ってもらいましょう。
 
 
18位神奈川大学19分48秒差
 4区までは大健闘だった。接戦が得意という福田選手が、持ちタイムが上の選手相手に区間12位、1年生で2区抜擢の西山選手が区間11位、3区小泉選手が見せ場を作り9位に浮上。4区赤松選手がラスト勝負で敗れたが11位と6秒差。しかもエース格の柿原選手が走れず、我那覇選手を使っていなかったのだ。しかし、5区柏部ェ…。ただ、状況からするとよく走り切ったともいえるかもしれない。
 
高久4-鈴木2-永信1-鈴木4-井上2
吉川4 我那覇1 渡邊1
 
変更予想:7区我那覇、10区吉川
 正直オーダー変更が読めないところがあるのだが、仕上がり自体は悪くないように感じる。来年に期待を持たせる結果がほしいところだ。
 
さて…触れるのは気が重いのだが…
棄権 中央大学
 まさかこんな形で連続シード権が途切れるとは…2区以降低空飛行だった中大が、途中棄権で89回大会の箱根を終えることになりました。最後、放送ぶつ切れで状況が分かりませんでした(スタートから芦之湯までずっと区間15位くらいのペースで走り続けていたので「!?」と…)が、脱水症状と低血糖で残り1.5㎞の地点で留めたということです。2区新庄選手も同じ状況だったそうですが、山では無理だったみたいです。ただ、厳しいようですが、戦前言われていた調整不安が露呈したとも言えます。

大家2-徳永1-新庄4-相場3-塩谷4
鈴木4 西嶋3 永井2 出口2 藤井1
変更予想:6区代田
 
 
棄権 城西大学
 6位、11位、途中棄権…なんか似たような成績が多いのですが、途中棄権は続けたくなかった。ひとまず4区まではシードライン。2区村山選手の後半の失速が誤算だったが、シード近辺で戦っていた。ここで粘ればという5区。その濱本選手にプレッシャーがのしかかったようだ。最終的な要因は脱水と低血糖ですが、2日前からの過緊張が引き金になったようです。それにしても牙をむいた箱根路でした。
 
平田3-杵島2-松岡4-山口3-吉元4
石橋4 黒川2 寺田2 二平2 横田2
 
変更予想:7区石橋
 悔しいのは両校とも、シード争いを見据えて、復路にかなり駒を残していること。特に6区に代田・平田選手と前回59分台のランナーがいる。ツイッター上で「頭の中真っ白」と言いながらも数時間後に「幻でも区間賞狙う」と書いた選手もいる。少しでも意地を見せたい。

 

正直やっぱり…と思った途中棄権 来年箱根を元に戻すなら箱根5区も元に…

 試合直前だったのであまり書かないようにしていたけど、天気予報みてヤバいと思っていました。最後に天候が荒れたのが77回大会。つまり5区の距離が延びる前だったのだ。しかも当時より高速化が進んでおり、逆にタフな気象条件に対処できないチームや選手が増えているんじゃないかと思った。レース中にも2区3区4区ラスト大失速した選手がいて、これは…と思ったら案の定という…。
 やはり5区はあまりにも特殊区間。距離は長すぎます。選抜を無くしたりIP無くしたりと色々箱根を以前の状態に戻すそうですが、こちらも議題に挙げて頂けないか。切に思います。

 
 

シード争いはまだまだ混沌 5位から13位まで分からない。2位早大も安全圏ではない

 さて、言いたいこと言って最後にこれ。やはり今年も接戦になった。5位から13位まで4分半以内、3チームが最後の直線まで競り合う場面もありました。さてどうなるか。
 この中では6区青学8位順大9位駒大は戦力は大きい方か。さすがにこれで落ちたら今後どう予想したらいいものやら。5位法大と7位帝京は6区で流れ失うと危険(ただ、9区が両校とも面白そうなのは救い)。山学、大東大は6区に自信があるか。ここは秘密兵器準備している場合が多いが?一番柱がいるといえば差が開いているが13位中学大。逆に攻められそうな区間がないのは一見安全圏の2位早大。10位の選抜は全く読めない(苦笑) さてどうなるか【変更:入れ替わりなしとみます】
 
 
ところで明日は気温が非常に低く、なぜか風の方向が変わってまた向かい風の予想。
これ以上、襷が途切れるチームが出ない事だけ祈って、明日を待ちたいと思います。

【往路を終えて1位-10位編】第89回箱根駅伝

 
ちょっと色々ありすぎて、どうしよかと思いましたが、
ひとまずこの苛酷な条件の中、優勝~10位以内に入ったチームを

1位日本体育大学5時間40分15秒
 この苛酷な条件の中、予選上がりから見事往路優勝!どこの大学も1区間以上崩れていた中、見事ノーミスで走り切りました。2区本田がラストで留学生をちぎり、山中選手は一旦順位落とすも向かい風の中、また追いついたときにこれは…と思い始めました。更に4年生福士選手からのエントリー変更で唯一2年生だった山中選手で単独2位浮上でお膳立て。本人志願の服部選手が暴風吹き荒れる中、一人80分台。区間賞最有力と言われた他大学の選手も振り切っての往路優勝。最後まで強かった!
 
 
 
鈴木3-高田4-高柳4-奥野1-谷永4
早川4 甲斐3 矢野3 小泉1

変更予想:7区早川、9区矢野

 更に実は駒残ってます。2区5区で凄まじい走りをした3年生がもう1人、矢野選手がいます。多分9区か。6区がちょっと読めませんが、後は往路いなかった4年生が何人もいます。流れ来ています。このままいきましょう!

 
 
2位早稲田大学2分35秒差
 1区前田選手が遅れ始めた時は天を仰ぎましたが、何とか往路優勝するか!というところまでは持ってきました。2区平賀選手はやっぱり安定の区間7位、大迫選手は向かい風でまずいのではという気はしたが、9人抜きで面目躍如。山本選手が一時三つ巴の先頭に立ちました。ただ、予想以上に服部選手が強かったか、力負け。前回あれだけ盛り上げた最後の平地で、逆に大きく東洋に追い上げられてしまいました。リードは無いようなものです。
【追記】山本選手は脚の痙攣がありました

西城4-志方3-柳1-田中3-田口2
市川4 相原3 臼田2 高田1

変更予想:10区市川

 残っている主力は故障明けの7区志方選手のみ。半分以上がスポ推以外のメンバーになる可能性があり、かなり厳しい戦いになるのは眼に見えている。基本的にはスタミナで粘るということでしょうか。チーム状況は良いということなので、耐えていきたい。
 
 
 
3位東洋大学2分39秒差
 とにかく前半は強かった。1区田口選手が何度も自分から仕掛けた上に最後振り切ったのを見て末恐ろしさを感じ、2区設楽啓選手は最後に留学生に追いつかれたものの、日本人トップでさすが。3区設楽悠選手はトップを力走し、大迫選手に競り勝つ大殊勝。ここまでは昨年の再現もあるのかと思われた。しかし、急遽4区に入った淀川選手がじわりと追い上げられると定方選手が粘り切れず。夢の往路5連覇はなりませんでした。
復路のオーダーと展望
市川4-高久2-大津3-佐久間3-冨岡4
土屋4 安田4 日下3 服部1

変更予想:7区服部

 駒は残っているので逆転総合優勝の可能性は充分。ただ、2分40秒は嫌な差。服部選手をおそらく投入するのだろうが、対日体大を考えると、9区では全日本で1分以上負けた相手となる。順当なら6区で詰まるだろうから、7区で畳み掛けますか。追い上げがあまり成功しないチームですが落ち着いて走りたい。
 

4位明治大学4分22秒差
 無難にはまとめてきましたが2区と3区がちょっと…。1区文元選手が区間2位でいいスタートを切りましたが、大六野選手があまり活かせず区間12位。駒大とほぼ同時だったのでうまく競い合って追っていければと思ったのですが、菊地選手が離されてしまいました。向かい風の影響もあったか、4区八木沢5区大江選手は昨年ほどの伸びを見せることはできず。往路4位ですがちょっと消化不良でした。
 
廣瀬3-牟田1-田中4-松井2-北3
石間3 有村2 横手1 木村1 山田1
 
変更予想:7区石間、8区有村
 前回と同じくトップ3は充分狙えるかな。ただ、東洋と1分30秒ビハインドというのはちょっと総合優勝は苦しいか?ただ、東洋も往路2区間微妙でした。1万の持ちタイムなら有村・北・(入るかどうかは分からないが)横手選手が東洋を上回ります。諦めずに追っていきたい。
 
 
5位法政大学5分24秒差(シードに2分30秒貯金)
 大躍進!日体大の往路優勝も衝撃でしたが、こちらこそ一番のサプライズでしょう。走行タイムでは予選最下位だった法大が往路5位。意外性の法大復活です!1区で西池選手が区間3位でしっかり走ったのでほっとして、正直もう注目していなかったのですが…。実際3区終了時で16位までダウン。しかし、4区黒山選手が区間3位で追い上げると、5区関口選手が競歩のような不思議なフォームで区間2位(古い話になりますが、76回大会の5区出走された大東大の小林選手に似てる)で8人抜きの快走!いやはや、とんだ秘密兵器がいましたね。気づいたら2年生が全員区間3位以内。伸びてほしい世代がここまではチームをけん引しています
品田4-大森4-佐藤1-佐野2-大久保4
高梨3 松田3 森永2 有井1 藤井1
変更予想:7区松田、8区高梨
 メンバーを見る限りはどうしても2分30秒のシードのリードをどう保つかになりますかね。正直他校に比べて見劣りはする。ただ、そんなには弱くないんですよね。6区品田選手が不安定なのだけが気がかりですが、松田・高梨選手と言ったハーフ64分台の選手、そして活躍しないわけにいかないでしょう2年生の佐野選手。粘ってもおかしくはないです。
 
 
6位青山学院大学6分12秒差(シードに1分42秒貯金)
 1区調子が良いからという起用の遠藤選手が区間18位とブレーキ。出岐選手を出さない2区はきついんじゃないかと思われたが大谷選手が区間4位の力走。3区久保田選手は藤沢までに一人旅となった中区間4位で粘り、何とか7位まで浮上。川崎選手が繋いで2年ぶり5区の松田選手が奮闘。序盤苦しそうな表情で順位を落としましたが、じわじわ復活。区間4位の走りでラストの熱戦も制しました。何とか形にはなりました。
 【追記】久保田選手は2週間前に捻挫していたらしい
藤川2-小椋1-橋本1-横山4-中井4
相原4 小嶺4 出岐4 高橋2 渡邊1
変更予想:10区出岐
 出岐選手の調子が悪いのかなと思いきや、本調子には戻っている模様。10区で3分差逆転狙っているらしいですね。実力のある藤川・小椋選手らは残っています、彼らが本領発揮できれば!総合はさすがに厳しいがトップ3は諦めずにいきたいところ。
 
 
7位帝京大学6分12秒差(シードに1分42秒貯金)
 1区田中選手が上位集団からこぼれ、2区蛯名選手が区間一桁ながらも総合順位をあげられず。あーこれはやってしまったかと思ったのですが、ここから頑張った。3区高橋選手が粘ると4区早川選手が区間2位の快走で一気に6位に急浮上!帝京は本当に4区強いねぇ。5区小山選手が安定して6位付近をキープ、最後の下りで後ろに追いつかれましたが往路7位。誤算はありましたが、ここ2年に比べると躍進です。

千葉3-難波3-猪狩3-高松2-熊崎2
山川4 杉山2 三田2 柳原2 竹本1
変更予想:6区柳原、9区山川
 大事な9区10区に山川・熊崎選手を残しているのは非常に大きそう。それまでにポカが出ないかどうかですかね。誰になるか分からないが6区7区8区が耐えることができるかが大事になりそうだ。
 
 
8位順天堂大学6分14秒差(シードに1分40秒貯金)
 エントリー変更で3区松枝選手でえっ!?と思ったのですが、さすがにまとめてきましたかね。出雲同様最短区間に入った田中選手が今回も区間賞(出雲同様インタビュースルーも一緒)!8人抜きで7位まで浮上。5区西郷選手は出雲通り、しっかりとした走りで往路8位。1区2区が失敗した時はヒヤヒヤしましたが、前回よりはあげてきました

信時4-松村和2-石井4-小野3-堀4
山崎4 岩崎3 松村優2 的野2
変更予想:8区山崎、9区松村優
 駒数自体は豊富なのでシード権はひとまず大丈夫かな。6区信時選手は成長してるし、山崎・堀・松村優・的野選手など残っている。ただ、逆に言えば主力誰か走れない可能性が高そうですが…。調子のよい選手を選抜し、復路の順大といきたいところだ。
 
 
9位駒澤大学6分57秒差(シードに1分40秒貯金)
 いやはや往路勝負でこれは…。上げ下げの多いレースで油布選手が何とか区間4位で、さあ追い上げようと思った窪田選手が初めてといっていい不発。3区中村選手が最後まで安定した走りでようやく波に乗れそうかと思いきや…。どうやら4区予定の久我選手が発熱してしまい、急遽湯地選手が走る事になったらしい。ただ、全日本経験あったしもう少し粘ってほしかった所。村山選手で一時シードオーバーでどうなるかと思いましたがラスト何とか追い上げました(逆に言えば平地が一番早かったかな(苦笑))
【追記】4区予定は撹上選手でした
染谷3-迫田4-郡司3-上野4-後藤田4
撹上4 久我4 千葉4 岸本3 黒川2
変更予想:7区撹上、8区千葉、10区黒川
 面子的にシードラインを割るはずはないと思いますが、万が一もありうるので怖い。久我選手はとりあえず外そう。調子自体は良いという染谷選手そのままで平地を強化してみました。死にもの狂いで前を追ってほしい。
 

10位関東学連選抜7分37秒差(シードに17秒貯金)
 なんだかんだここまでは戦えましたかね。注目されていた2区早川選手が区間10位ながらオムワンバ選手に喰らいつく意地をみせてくれたのは良かった。ただ、3区野本選手が失速。こういう気象条件なら強いと思ったのですが…。それでも4区山口選手が創価大ランナーで初めて区間一桁の走りで追い上げると、5区吉村選手も登りの部分で一気に追い上げて10位に浮上してくれました。モチベ的には一応何とかなったかな。
 
大沼4-塚田4-橋爪4-菊池3-山本3
早乙女4 清水3 濱本3 門出3 五十嵐2 安藤1
変更予想:
 基本的には変更ないかな。安藤選手がどこかに入るかもしれないくらいか。とりあえず個々力ははあるはずなので、しっかり走っていきたい。ちょっと意外だった大沼選手が6区でタイムを伸ばすことができればのっていけるかなと思います。

 

東洋大の2連覇の前に立ちはだかるのは日体大!? ポイントは6区

 大荒れとなった往路。その中で2強と言われた東洋大は優勝戦線に入っています。復路の面子からして、あまり不安はない。ただ、まだ確定ではない。後ろに総合力のある明大も嫌ではありますが、往路優勝した日体大が一番の焦点では?持ちタイムは全体的に東洋大に劣りますが、何だか強いぞ??それに波には間違いなく乗った。正直、服部選手の働きは柏原選手に匹敵すると思う。実際、85回大会早大の方が復路有利と言われながら東洋大が結局初優勝を遂げてしまった。乗ってしまったチームは怖い。

 問題となるのは6区。福士選手はいない。東洋大は市川選手が控える。仮に市川選手が58分30秒なら、こちらは61分00秒でほぼ貯金を使い切る計算。別府監督も「6区が平常心でいけるかどうか」という話をされています。ここで貯金減らし過ぎなければ、9区入るだろう矢野選手で勝負をかけられます。往路の走りを再び見せられるか注目です。

往路オーダー変更速報

東洋大
田口2-設楽啓3-(設楽悠3)-(淀川2)-定方3
 
駒沢大
油布3-窪田3-中村2-(湯地3)-村山2

明治大
文元2-大六野2-菊地4-(八木沢2)-大江4
早稲田大
(前田4)-平賀4-(大迫3)-佐々木4-山本2

青山学院大
遠藤3-(大谷4)-久保田1-川崎2-松田4

城西大
中原4-村山2-(松村2)-山本1-濱本4

順大
大池4-小澤3-(松枝1)-(田中4)-西郷2

中大
大須田4-新庄2-須河3-多田3-野脇4
山学
土田4-エノック1-井上2-鳥羽4-松本4

國學
沖守2-(寺田3)-柿沼3-廣川1-大下2
 
日体
勝亦1-本田3-(山中1)-(木村2)-服部3
 
帝京
(田中3)-蛯名3-高橋1-早川2-小山3
 
中学
潰滝1-藤井4-塩谷1-(沼田3)-田中3
大東文化大学
(市田宏2)-片川3-(市田孝2)-
池田2-大崎4
 
上武大
(佐々木2)-佐藤2-山岸3-(石川4)-氏原4

神奈川大
(福田4)-西山1-小泉2-赤松2-柏部2

日大
荻野1-ベンジャミン4-佐藤4-(寺田4)-吉田4

法政大学
西池2-篠原4-(田井3)-黒山2-関口2
東京農業大学
木村4-竹内2-浅岡2-戸田1-内藤4

関東学連選抜
大橋4-早川4-野本4-山口1-吉村2

第89回箱根駅伝順位予想

おそくなりました。

いよいよ明日に迫った箱根駅伝の最終順位予想です!

 
まず
皆さんの予想
総合優勝(1日22時現在):駒大43人、東洋36人、明大8人、青学7人、その他20人
往路優勝(1日22時現在):早大32人、東洋25人、駒大20人、明大19人

1区東洋・田口31人、早大の選手22人、駒大・油布18人、西池9人
2区日大・ベンジャミン44人、山学・オムワンバ17人、駒大・窪田12人、東洋・設楽啓8人
3区早大の選手・24人、青学・久保田22人、東洋大の選手・12人、順大・田中7人
5区明大・大江40人、早大・山本34人、日体・服部23人、駒大・村山20人
9区東洋大の選手・14人、駒大・上野6人、日体・矢野6人
 往路は早大だけど総合は駒大が一番多かった。だけど東洋大は安定して2番目に票が入る…というところか。
 区間賞予想は最終配置によって変わるので難しいところだが、一応こんな感じ。ただ、例年以上に割れた印象がありました。
 
では、「中二病に恋したい」のBGMを聞いて、邪王真眼から未来予知の能力を頂いた、僕の予想へ
 
ひとまず
ウェザーニュースによる気象情報
9時気温8度 南西6m
10時気温9度 南西6m
12時気温11度 南西7m
13時気温8度 南西7m

8時気温0度 西4m
9時気温3度 北西4m
11時気温10度 南西7m

ずっと晴れ、んで往路はかなりの向い風
復路は追い風だけど気温高い

一つ縛りを
 この気象情報みて1区大迫選手に。逃げる方がいいということでそうします(まあ…もう本人に区間を伝えてあるので、変えないかもしれません。見てみたいというだけ(笑))
 

総合順位&区間賞予想

1位≪往路2位、復路1位≫東洋大学
2位≪3位、2位≫駒澤大学1分46秒
3位≪4位、4位≫明治大学2分37秒
4位≪6位、3位≫青山学院大学3分25秒
5位≪1位、13位≫早稲田大学6分26秒
6位≪5位、10位≫日本体育大学8分07秒
7位≪11位、8位≫中央学院大学10分28秒
8位≪14位、5位≫中央大学11分26秒
9位≪9位、11位≫順天堂大学11分53秒
10位≪17位、6位≫國學院大學12分02秒
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11位≪10位、12位≫帝京大学12分13秒
12位≪15位、7位≫城西大学12分27秒
13位≪8位、15位≫大東文化大学12分35秒
14位≪18位、9位≫東京農業大学13分21秒
15位≪7位、17位≫山梨学院大学13分25秒
16位≪16位、14位≫神奈川大学15分22秒
17位≪13位、16位≫上武大学15分57秒
18位≪12位、19位≫日本大学17分07秒
19位≪19位、18位≫関東学連選抜18分36秒
20位≪20位、20位≫法政大学20分33秒
1区大迫傑(早大3年)
2区ガンドゥ ベンジャミン(日大4年)
3区設楽悠太(東洋3年)
4区久我和弥(駒大4年)
5区服部翔大(日体3年)
6区千葉健太(駒大4年)
7区高久龍(東洋2年)
8区大津顕杜(東洋3年)
9区中山翔平(國學4年)
10区冨岡司(東洋4年)
優勝争い
1区大迫選手にしたのでまあ1区は早大前。ただ、田口選手が100m差で粘り、2区から東洋大トップ(ハイペースにより1区の日大と山学はかなりうしろへ)。ただ、5区はさすがに早大が逆転。2位東洋、1区3区でやや離された駒大も浮上する。
 復路は6区終了時で早大・東洋・駒大がほぼ並ぶ展開。8区で東洋が抜け出しそのまま優勝。駒大は10区で力尽きる。早大は徐々にダウン、8区で明大に、9区で青学に捉えられました。日体大は5区であげて安定、中学はシード争いから9区で抜け出しました

シード争い
 9区終了時で8位大東大、9位順大、10位中大、11位國學、12位城西、13位山学、14位帝京、15位農大まで巻き込んでアンカーで更に大きく順位が入れ替わるということで。
 
 
まあ、偉そうに書きましたが、BGM聴きながら、途中から酒入ったのでかなり適当な予想です。
皆さんの精巧な予想をどうぞ↓

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