出雲と全日本で起用した選手を融合して
青 山 学 院 大 学
エントリー選手独断ランク付け
6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手
5点:エース区間で区間上中位でいける選手
神野大地②28分41秒48≪1年:全日本2区6位、出雲6区4位、関カレ1万14位≫…今期の成長株 ロードシーズンでは出雲6区全日本2区共にしっかり走りエースの働きをしている選手
4点:主要区間で区間上位でいける選手
藤川拓也③28分35秒72≪3年:出雲2区6位、関カレ1万出場、2年:箱根6区14位、出雲2区2位≫…5千&1万共にチームトップの記録を持つ選手 3年連続出雲2区を走っているスピードランナー
小椋裕介②29分09秒30≪2年:全日本4区7位、出雲1区4位、1年:箱根7区14位、出雲1区7位≫…単独走が苦手だが1区では確実に仕事をするランナー
一色恭志①29分52秒53≪1年:全日本1区6位、出雲3区7位、関カレ5千15位、高校4区1位≫…期待のルーキー 全日本予選あたりから波に乗ってきた 強豪揃った全日本1区で区間6位の好走を見せた
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
石田駿介④28分48秒62≪4年:全日本3区3位、関カレハーフ出場≫…高島平20㎞を59分半ばのタイムで走破 駅伝デビューとなった全日本本戦でも好走している ただ、その後故障した?
橋本峻②29分18秒28≪2年:全日本6区5位≫…トラックよりロードが得意な選手 駅伝デビューとなった全日本は無難にまとめた
高橋宗司③29分36秒84≪3年:全日本8区10位、関カレハーフ出場、2年:箱根8区1位、1年:全日本4区8位≫…1年時から駅伝で好走をしていて、前回の箱根では区間賞を獲得している 全日本ではシードのゴールテープを切った
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
竹内一輝④28分42秒71≪4年:出雲4区7位、日カレ5千16位、2年:箱根6区6位≫…故障が非常に多いがスピードの魅力のあるランナー 先日1万28分台を出した ただ、また故障したらしい?
遠藤正人④29分02秒17≪4年:関カレ1万出走、3年:箱根1区18位、2年:箱根4区9位≫…2年時から台頭して、記録は向上している ただ、3年の箱根から主要大会で結果が残せていない
山村隼②29分13秒05≪2年:全日本7区10位、関カレ3障出場≫…3障の選手だったが夏を超えて成長 全日本は失敗したがその後1万でベスト
三野貴史③29分31秒22≪3年:関カレハーフ11位≫…駅伝経験はないが、関カレ1部ハーフで良い順位を残している
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
井上尚樹④29分39秒49≪2年:箱根8区10位≫…ロードが得意な選手で2年時に8区10位 最近また調子が上がってきた
内田翼①29分52秒34≪都道府県1区12位、高校1区3位≫…高校時に1区での好走がある 前半戦は怪我できつかったが、少しずつ記録が上がってきている
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
松島良太②29分38秒75…高島平で60分台 その後、1万でもベストを出した
鈴木優人④29分56秒49≪4年:出雲5区7位、日カレ1500m7位、関カレ1500m8位≫…今年1500など短い距離で記録を残していて、出雲で駅伝デビューした
村井駿②31分12秒33…高島平で61分を切っている
上位10人合計:32点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)
5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*6位14分03秒1-*8位29分03秒9-*5位63分32秒
エントリーで残念だったのはエースの久保田選手が結局今年度は一度も大学駅伝を走れないのが決まってしまったことだ。1年時の出雲の強烈な印象があるだけに来年度に期待したい。その中で、ある意味幸運なのは出雲と全日本もいない中で戦い、全日本は初めてのシード権を獲得したことだ。新エースとなった2年生の神野選手に期待のルーキー一色選手、初駅伝で好走した4年の石田選手に1区で力を出す小椋選手らが活躍。他にも1万28分台を出した藤川・竹内選手やロード得意な高橋・橋本選手など駒数は豊富。様々なオーダーが考えられる。
区間オーダー予想
小椋-神野-藤川-三野-一色
村井-竹内-橋本-石田-井上
最も1区2区は多分この2名じゃないかと思われる。1区小椋2区神野選手。1区は前哨戦出雲では小椋選手で全日本は一色選手でどちらもいい成績を収めている。ただ、小椋選手は全日本4区や国際千葉駅伝を見る限りどうも単独走は苦手な印象を受ける。1区なら確実に仕事をするランナーということで1区が良いと考えます。
2区は出雲6区4位全日本2区6位と続けてエース区間に起用され好走を続ける神野選手。昨年はエントリーにも入らなかったのだが、今年の春以降の快進撃を今も続けている。更に大学数が増える箱根はもう少し区間順位が下がるかもしれないが、現状の16人では一番信頼して任せられる存在だろう。
さて、ここからが問題だが…まず3区は藤川選手。5千1万共に青学大記録保持者となった選手だ。安定感には若干不安ありますが、世田谷ハーフでもいい走りを見せていましたので、スピード区間の3区でその実力を発揮してほしい。4区は駅伝初出場となる三野選手。1万以上の距離で比較的安定していると思っている。復路の方がいいかもしれないが、終盤に他駅伝経験者を残したいので、ここで。山の前に堅実なレースをしてほしい。
山は原監督の言動からするとそこそこ自信がある区間のようだ。5区は経験者不在、6区は2人いるがそれ以外からの起用の模様。試合の出場状況だけで判断し一色・村井選手とした。5区は走力もいるわけだが、学連記録会で走力がある選手で出場していないのは一色・橋本選手。勢いは一色選手が上と見て、一色選手にしてみた。村井選手は高島平以降試合出場が無い(年間通しても少ない)中でエントリーに入ってきたので、起用される可能性あるかなぁと思いました。どうなるのやら…
その山を終えたところで勝負をかけて投入するのは4年生の竹内選手。怪我が多い中、今年は比較的試合出場が多い。1万28分42秒までタイムを縮めてきた。繋ぎ区間で威力を発揮できるのではないかと考える。続けて8区は先ほど5区の予想で名前を出した橋本選手。本人も5区や8区の希望の言葉が出ていますし、ある程度上りには自信を持っている模様。この区間でじりじり浮上していきたい。
終盤の9区10区はやはり4年生がいいのではないだろうか。石田選手は全日本3区と最短区間でしたが、直前の高島平で59分台をマーク。試合でここのところ安定感がぐっと増しているので9区やれるのではと感じる。アンカーは同じ4年の遠藤選手や全日本アンカーの高橋選手や様々な候補がいますが2年前走った井上選手で。秋になって地方の駅伝で好走するなど密かに調子を上げてきている。起用あるんじゃないかと感じています。順調に言った場合はどの位置になるだろうか。
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一応原監督のコメントを参考にしましたが、結構嘘つきな面がある方なんで(笑)、実際は全然違うかも。経験者以外で59分台で行けるなど言われますが、結局竹内選手じゃねーか、ということはありえそうですけどねw
順位としてはどうなのでしょうか。プランとしては2区までは混戦の中引き離されずに粘り、後は山を中心にじわりじわり浮上していく事を狙っているような感じみたいです。ポイントとしては藤川・竹内選手などスピードランナーの安定感でしょうか。崩れる区間が出ると核となる選手が少ないだけにちょっと嫌なムードになる事もありえるかというのが不安要素か。
最も、出雲や全日本など主要選手以外は全然違う選手を起用しながら中位に入る所から全体的な力はあるだろう。選手個々の特性を活かした区間配置が出来た時にどういう結果が出るのか楽しみなチームであることは確かだ。
【追記】どうも4年生の石田・竹内選手に故障情報が出ているようですね。一応、ランク一つ下げて紹介文少し変えます。なお区間オーダー予想は変更せずにおきます。
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