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【陸上】日本選手権結果-女子-

今度は女子の結果です。
例によって興味ある種目だけです。
★マークは世陸内定者です

100m

1位高橋萌木子(平国)11秒34★
2位渡辺真弓(ナリュリル)11秒50
福島千里(北海道AC)棄権

 なんと男子と同じく女子も優勝候補が決勝で棄権。これは前代未聞だろう。やっぱ高速トラックというのはこういう害があるのだろうか。そういえば男子の江里口も脚にきていたそうで、これからはここで開催しない方がいいだろう。

 それはさておき、欠場した福島のライバルだった高橋が優勝。もうちょい伸びてほしかったのが本音だが、ちょっと前までの日本記録は超えているのでいいだろう。彼女も期待できる選手だ。


200m

1位福島千里(北海道ハイテクAC)23秒00★
2位高橋萌木子(平国大)23秒19

 女子短距離界がホント盛り上がってきましたね。女子の短距離はオリンピックに出場することすら中々叶わない状態がずっと続いていたのですが、福島さんと高橋さんらが出てきてからぐっと興味がわいてくるようになりましたね。特に福島さんはどんどん日本記録を更新中、しかもまだ21歳になったばかり。高橋さんもまだ学生と若い選手がこれだけ活躍してくれると今後が非常に楽しみですね。


400m

1位丹野麻美(ナチュリル)52秒96★
2位青木沙弥佳(ナチュリル)53秒87
3位佐藤真有(ナチュリル)54秒05

 ここは予想通り丹野さんが優勝。強風というのは400mはモロに影響が出るのでタイムはもうちょいということですが、さすがに大きく後ろとは引き離してますね。2位は400Hでも2位に入った青木さん。安定しているのはいいですね。まあもうちょいレベルが上がればなおすごい選手になりそうです。


1500m

1位吉川美香(パナソニック)4分15秒89
2位谷奈美(アルゼ)4分20秒66
3位新居真希(ユニクロ)4分21秒39
12位田中真知(積水化学)4分28秒68

 ここは小林選手が出場しなかったため、やや寂しい状態に。レースは吉川選手が序盤から独走しての優勝でした。ちなみに田中さんは地元の人なのでちょい入れておきました。てかユニバハーフで好成績残してましたよね?こういう世界を経験した人が伸びてくれれば一番いいんですが…。


5000m

1位中村友梨香(天満屋)15分25秒31★
2位福士加代子(ワコール)15分25秒49
3位小林祐梨子(豊田自動織機)15分26秒84
4位松岡範子(スズキ)15分29秒38
5位小崎まり(ノーリツ)15分31秒80
6位赤羽有紀子(ホクレン)15分35秒05
12位新谷仁美(豊田自動織機)16分02秒52

 北京五輪マラソン代表の中村選手が最初から最後までずっと引っ張り続けての優勝。トップを引っ張るのはかなり力を使うので普通ラストで落ちてしまうのだが、そんなことはなく、ずっと後ろで控えていた福士、小林といったスピードランナーを結局一度も前に出すことなく逃げ切ってしまった。これはかなり強いですぞ!?いくら2人が故障明けだったとはいえ逃げ切るとは…。いつかはマラソンでリベンジするつもりなのだろうが、頑張ってほしい。また注目の赤羽さんは5000ではさすがにラストは対応できなかったか。でもいい感じ。逆に期待はずれだったのは新谷さんか。高校時代の自分から後もう少し殻が破れていない印象。期待の選手なので頑張ってほしい。


10000m

1位赤羽有紀子(ホクレン)31分57秒44
2位佐伯由香里(アルゼ)32分01秒80
3位福士加代子(ワコール)32分04秒06
4位小崎まり(ノーリツ)32分04秒26
5位松岡範子(スズキ)32分13秒04
6位中村友梨香(天満屋)32分21秒07

 こちらはかなりスローペースとなった1万。これはマラソン代表に内定している赤羽さんがラストで満を持したスパートで横綱相撲での優勝であった。マラソンに内定している人に、1万などに絞っていた選手が負けてしまうのはちょっとあれだが、それだけ赤羽さんがどんどん強くなっていっているということだろう。健闘したのは2位の佐伯さん。非常に小柄ながらマラソンで結果を残していていたのだが、ここまで高順位となるとは。今後が楽しみである。


400mH

1位久保倉里美(新潟RC)56秒70★
2位青木沙弥佳(ナチュリル)57秒56

 ここは現在久保倉さんと青木さんの争いですね。ただ、今回は久保倉さんが大きくリードしての優勝でした。タイムはバックストレートでの強い向かい風の影響で伸びませんでしたが、他の選手を寄せ付けない走りは見事でした。 

3000mSC

1位早狩実紀(京都光華AC)9分45秒05★
2位辰巳悦加(デオデオ)9分58秒64

 やっぱり早狩さんは強いですね。日本記録には届かなかったものの、大会記録は更新。まだまだ第一人者でやれそうです。ただ、上位2人が2年前と同じ顔ぶれなのはなあ。競技人口が少ないせいなのだろうが、もうちょっと色んな人が挑戦してほしいと思う種目です。


走幅跳

1位桝見咲智子(九電工)6m65★
2位井村久美子(サニーサイド)6m46
3位岡山沙英子(STC)6m39

 イケクミ改めた井村久美子さんだと思っていたのですが、調子が上がらずまさかの2位。1位に輝いたのは今日本番で自己ベスト更新してB標準を満たした桝見さんが涙の優勝。って、昨年も優勝していたのですね。そら強いですわね。何とか頑張ってもらいたいね。
 

円盤投

1位室伏由佳(ミズノ)54m80

 こちらはハンマーの室伏の妹さんが優勝。兄妹して強いですよね。遺伝もあるし、お父さんからの練習法とかでもあるのでしょうか。ただ、世界記録からは大きく離されている種目の一つでもあるので、もっと奮起してほしいです。また室伏さんはハンマー投でも優勝。何とか引っ張ってほしいですね。


その他、110mHの寺田さん、棒高跳びの近藤さん、槍投の海老原さんも世界陸上に内定しています。


おめでとうございま~す
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【陸上】日本選手権結果-男子-

今週の木曜日から行われていた陸上日本選手権が終わったので、
管理人が興味ある種目或いは選手がいる種目のみピックアップしてコメントしてみました。


まず、男子からです
★マークは世陸内定者です。

100m

1位江里口匡史(早大)10秒14★
2位木村慎太郎(早大)10秒22
3位荒尾将吾(福岡大)10秒23
塚原直貴(富士通)棄権

 何と塚原がまさかの棄権。予選、準決勝と10秒0代を出したのがたたったのだろうか。優勝はその塚原を上回る10秒07(日本歴代4位)のタイムを出していた江里口がこれまたA標準を上回るタイムで優勝。ちなみに早大がワンツー、決勝に進出した学生で上位は埋め尽くされた。高速トラックということもあるが、短距離は結構往く先明るいですね。これはリレーのメンバーも楽しみです(塚原も間に合えばだが…)
 

200m

1位高平慎士(富士通)20秒22★
2位齋藤仁志(筑波)20秒42
3位富光謙司(セーレン)20秒55
4位我孫子充裕(筑波)20秒65

 これは中々の高記録ですね。世界選手権やオリンピックで21秒を切るのがやっとという時期があったことを考えるといいですね。色々自覚が出てきた選手が多いということでしょうか。


400m

1位金丸祐三(法大)45秒45★
2位廣瀬英行(慶大)45秒84
3位石塚祐輔(筑波)46秒02
3位堀籠佳宏(富士通)46秒02

 やっぱり金丸が優勝。これで5連覇。結構連覇というのが多いですね。ただ、世界大会では満足いくレースができていないので、そろそろ結果を出してもらいたいところだ。まあ今回は他の選手も頑張ったかな。もっと断トツになると思ったけど、最後結構追い込まれましたね。廣瀬も多分代表になると思うので頑張ってほしいです。


800m

1位横田真人(慶大)1分48秒53
2位鈴木尚人(自衛隊体育)1分49秒92
3位口野武史(富士通)1分49秒94

 横田、口野は口野が学生の頃から争っていましたからやっぱり強いですね。ただ、やっぱり世界で戦うには一番厳しい種目。中々これ以上の記録にはならないですね。


1500m

1位上野裕一郎(ヱスビー)3分42秒51
2位小林史和(NTN)3分44秒34
3位高谷将弘(JR東日本)3分45秒00
4位田中佳祐(城西大)3分46秒42
5位村上康則(富士通)3分45秒45

 日本では非常に珍しく駆け引きの多い試合となった1500で優勝したのは、何と5000mも優勝した上野。これで2冠。マジで完全復活だ。小林ら各選手が慎重になる中、一人ポーンと飛び出し、伸び伸びと走りそのままゴールとしてしまった。すごいのだが、他が消極的になってしまったのは頂けない。追加試験とかあるのだろうか??


5000m

1位上野裕一郎(ヱスビー)13分41秒04★
2位竹澤健介(ヱスビー)13分43秒77
3位北村聡(日清食品)13分45秒25
4位松岡佑起(大塚製薬)13分53秒43
5位柴田尚輝(JAL)13分57秒23
6位徳本一善(日清食品)13分58秒12
7位真壁剛(カネボウ)13分59秒55
8位宇賀地強(駒大)13分59秒68
9位高橋優太(城西)14分01秒95
14位深津卓也(駒大)14分20秒50
17位八木勇樹(早大)14分24秒45

 何年も前からスピードキングと言われ続けていた上野選手がついに優勝。卒業後暫く怪我に苦しんでいたが、ようやく戻ってきましたね。これまた故障開けの竹沢選手が続いてヱスビーがワンツー。花田さんや渡辺さんがいた時のような感じに戻ってきてくれて嬉しいです。またその後には北村、松岡と箱根出身者が並びました。というかなんか高校のインターハイみたいな感じがして懐かしかったです。



10000m

1位岩井勇輝(旭化成)28分19秒25★
2位中尾勇生(トヨタ紡織)28分30秒39
3位尾田賢典(トヨタ自動車)28分40秒30
4位大野龍二(旭化成)28分41秒09
5位浜野健(トヨタ自動車)28分53秒74
6位北村聡(日清食品)28分57秒40
7位真壁剛(カネボウ)28分57秒51
8位佐藤悠基(日清食品)28分58秒46

 オリンピックへの連続輩出が途切れた旭化成だが、すぐさま救世主が現れました。日大卒の岩井が急成長。2位以下を10秒以上ちぎっての初優勝で世界選手権への切符を手にした。申し訳ないが、ここまで成長するイメージが湧かなかった。環境があったのかどうか分からないですが、とにかくおめでとうの一言。2位には好調だった中尾だが、惜しいところで逃してしまった。期待はずれは佐藤。まあ直前のホクレンで微妙なタイムだったので少し調子が落ちていたのかもしれないがちと残念だ。



110mH

1位田野中輔(富士通)13秒57(+1.6m)★
2位首藤貴之(拓陽クラブ)13秒77
3位内藤真人(ミズノ)13秒81

 第一人者の内藤が故障明けと調子が出ない中、新戦力田野中選手が優勝。後もう少しでA標準で内藤選手も出場できたのですが…。まだチャンスはあるのでしょうか?


400mH

1位成迫健児(ミズノ)49秒53★
2位吉田和晃(順大)49秒61
3位河北尚広(石丸製麺)49秒74
4位吉形政衝(北九州RiC)49秒81

 為末選手が出ていなかったので、成迫選手の独壇場かと思いきや、かなりひやひやの1位。吉田選手の追い込みは素晴らしかったです。とにかく成迫選手は今度こそ世界選手権でファイナルに残ってほしいですね。


3000mSC

1位岩水嘉孝(富士通)8分36秒17★
2位松浦貴之(大塚製薬)8分37秒08
3位武田毅(スズキ)8分37秒48
4位菊池昌寿(富士通)8分41秒14
5位篠藤淳(山陽)8分41秒85
6位篠浦辰徳(ヱスビー)8分41秒95
7位棟方雄己(中大)8分42秒04
8位山下隆盛(中大)8分45秒54
11位松本葵(山学)8分50秒51
14位大谷康太(山学)8分53秒34

 序盤は山学の松本などが引っ張っていましたが、残り1000を切って岩水が満を持して前へ。最後は横綱相撲で貫禄のトップで世界選手権行きを決めました。やっぱり強いですね。その他、中学OBや現役中大が健闘しました。



走幅跳

1位荒川大輔(大阪陸協)8m00★
2位菅井洋平(ミズノ)8m00
3位猿山力也(モンテローザ)7m91

 激戦の末、荒川選手が優勝。最後の6回目のセカンド記録(7m96)で再逆転しての1位でかなり沸いたのではないでしょうか。


走高跳

1位醍醐直幸(富士通)2m24★

 2回失敗した時はちょっと心配したが、さすがに決めてきましたね。この選手も世界大会で力が発揮できない選手の一人なのでこれまたリベンジに期待したい。


棒高跳

1位澤野大地(千葉陸協)5m70★
2位鈴木祟文(東海大)5m50
3位荻田大樹(関西学院)5m40
4位笹瀬弘樹(早大)5m40

 ここはさすが澤野の独壇場でした。最後は日本記録にも挑戦。3回とも失敗しましたが、全て惜しい跳躍で調子の良さを感じました。これなら世界選手権も期待できそう?


ハンマー投

1位室伏広治(ミズノ)73m26★
2位土井宏昭(千葉陸協)69m90
3位野口裕史(群馬綜合ガード)67m84

 皆さんご存知の通り、室伏選手が15連覇を達成しました!腰の故障などで出遅れていたため、記録は低いですが、それでも勝ち取ってしまうのですからすごいですね。 

その他、槍投の村上さん、十種競技の池田さんも世界陸上に内定します

全日本予選順位変動をみてみる

というわけで(?)今回は全日本予選の各組事の順位変動をみていきたいと思います。

まずは

1組の結果

1位農大1時間1分10秒39
2位城西1時間1分23秒18
3位中大1時間1分30秒87
4位専大1時間1分32秒23
5位明大1時間1分38秒75
6位青学1時間1分38秒85
---------------------
7位神大1時間1分39秒62
8位亜大1時間1分40秒54
9位帝京1時間1分41秒05
10位順大1時間1分56秒98
11位国士1時間2分06秒57
12位上武1時間2分08秒29
13位拓大1時間2分13秒02
14位國學1時間2分17秒11
15位東海1時間2分19秒60
16位大東1時間2分24秒38
17位法大1時間2分43秒76
18位麗澤1時間3分53秒41
19位流通1時間4分44秒36

 これをみて注目すべき点は東海大以外の通過校は全て6位以内に入っていること。序盤はあまり差が出ないのでもう少し順位がごちゃごちゃかと思いましたが、通過するところは1組目が安定している或いはこれで流れが出来るということなのでしょうか。流れを活かすことが中々出来ない城西がここから転落したということなのか。逆にここから追い上げた東海はすごいですね。関係者は肝を冷やしたことでしょう。


次は

2組の結果

1位明大1時間2分46秒76
2位専大1時間2分53秒98
3位城西1時間3分01秒42
4位中大1時間3分02秒24
5位東海1時間3分05秒96
6位国士1時間3分08秒03
7位農大1時間3分10秒04
8位帝京1時間3分21秒52
9位大東1時間3分23秒61
10位拓大1時間3分27秒78
11位青学1時間3分38秒18
12位國學1時間3分40秒38
13位上武1時間3分43秒39
14位順大1時間3分45秒49
15位亜大1時間3分46秒06
16位法大1時間3分49秒55
17位神大1時間3分52秒78
18位流通1時間5分06秒42
19位麗澤1時間5分27秒00

 ここから明大の独壇場と東海大の追い上げが始まりますね。といっても2組は超スローペースで差がつかなかったため、結構ごちゃごちゃになってますね。2組では国士館や大東、拓大が健闘していたようです。逆に神大亜大がここでブレーキが出てしまったみたいです。

これに1組の結果を足して

ここまでの総合

1位(→)農大2時間4分20秒43
2位(→)城西2時間4分24秒60
3位(2↑)明大2時間4分25秒51
4位(→)専大2時間4分26秒21
5位(2↓)中大2時間4分33秒11
6位(3↑)帝京2時間5分02秒57



7位(4↑)国士2時間5分14秒60
8位(2↓)青学2時間5分17秒03
9位(6↑)東海2時間5分25秒56
10位(2↓)亜大2時間5分26秒60
11位(4↓)神大2時間5分32秒40
12位(1↑)拓大2時間5分40秒80
13位(3↓)順大2時間5分42秒47
14位(2↑)大東2時間5分47秒99
15位(3↓)上武2時間5分51秒68
16位(2↑)國學2時間5分57秒49
17位(→)法大2時間6分33秒31
18位(→)麗澤2時間9分20秒41
19位(→)流通2時間9分50秒78


 2組までは農大がリードしていたようです。層は農大が一番厚いということでしょうか。城西もここまでは2位。選手はいるんだよなあ。そして帝京がここで一旦圏内に入ります。逆に青学が一旦後退です。また国士舘がここではいい位置につけていたんですね。といっても、6位帝京から1分以内に16位國學院が入っていて、まだまだ色んなところにチャンスはあったわけですね。

続いて

3組

1位東海58分57秒57
2位明大59分30秒84
3位農大59分43秒37
4位専大1時間0分6秒67
5位國學1時間0分24秒45
6位中大1時間0分24秒99
7位城西1時間0分55秒75
8位帝京1時間1分08秒84
9位法大1時間1分20秒60
10位青学1時間1分22秒88
11位上武1時間1分24秒34
12位大東1時間1分28秒94
13位順大1時間1分52秒37
14位亜大1時間1分55秒38
15位麗澤1時間1分58秒21
16位拓大1時間2分06秒16
17位神大1時間2分51秒53
18位国士1時間3分10秒18
19位流通1時間3分44秒55

 やはり村澤がいたためか、東海大が抜けていますね。またエースをここに持ってきていた國學院と法大が健闘。城西はそこまでひどくなかったか。他、神大は連続で大ブレーキ。先ほど健闘の国士舘や拓大は3組がブレーキしてしまい、うまくいかない感じです。

で、2組までの結果を足して

ここまでの総合

1位(2↑)明大3時間3分56秒35
2位(1↓)農大3時間4分03秒80
3位(1↑)専大3時間4分32秒88
4位(1↑)中大3時間4分58秒10
5位(3↓)城西3時間5分20秒35
6位(3↑)東海3時間5分23秒13



7位(1↓)帝京3時間6分11秒41
8位(8↑)國學3時間6分21秒94
9位(1↓)青学3時間6分39秒91
10位(5↑)上武3時間7分16秒02
11位(3↑)大東3時間7分16秒93
12位(2↓)亜大3時間7分21秒98
13位(→)順大3時間7分34秒84
14位(2↓)拓大3時間7分46秒96
15位(2↑)法大3時間7分53秒91
16位(5↓)神大3時間8分23秒93
17位(10↓)国士3時間8分24秒78
18位(→)麗澤3時間11分18秒62
19位(→)流通3時間13分35秒33

 ここでついに明大がトップ浮上。ただ農大とはまだ僅差。そして東海がようやく圏内に浮上。ぐいぐいきましたね。ここで7位までの差は1分近くついて、この時点で6位はほぼ決まりのように見えますね。下位では國學院と上武が急浮上で8位、10位へ。また神大、国士舘が16位、17位と大苦戦。神大は森本いなかったらホントやばかったですね・・・

それでは注目の

4組

1位明大57分36秒77
2位東海58分39秒81
3位青学58分41秒21
4位神大59分08秒43
5位帝京59分10秒74
6位麗澤59分28秒74
7位農大59分38秒73
8位専大59分44秒30
9位国士1時間0分5秒80
10位亜大1時間0分5秒98
11位中大1時間0分11秒08
12位城西1時間0分36秒73
13位拓大1時間0分39秒30
14位上武1時間0分44秒61
15位法大1時間0分47秒77
16位大東1時間1分05秒73
17位國學1時間1分34秒49
18位順大1時間1分53秒53
19位流通1時間4分19秒02

 ワンツーで28分台の明大が断トツ。2人とも好成績を残した東海と青学でさえ1分以上ちぎってしまった。これは手が付けられない。そして青学はやっぱすごかったんですね。帝京はいい方なのにまさかの伏兵にやられたのですね。そういや上位陣は農大、専大、中大、城西はみなここはあまりよくないんですね。城西はもうどうにもならない感じですね。後、忘れちゃいけないのは麗澤大。この強敵の4組の中で6位にランクインで存在感を示しました。層が厚くなれば面白いですね。

 まあエース力が試される4組ですが、だいたい順当かな。明大、東海大、青学はエースが強いと元々言われていたし、順大とかはエースがいないと散々言われていたしやっぱこんなものなのでしょうか。

では

総合

1位(→)明大4時間1分33秒12
2位(4↑)東海4時間3分02秒94
3位(1↓)農大4時間3分42秒53
4位(1↓)専大4時間4分17秒18
5位(1↓)中大4時間5分09秒18
6位(3↑)青学4時間5分21秒12



7位(→)帝京4時間5分22秒15
8位(3↓)城西4時間5分57秒08
9位(3↑)亜大4時間7分27秒96
10位(5↑)神大4時間7分32秒36
11位(3↓)國學4時間7分56秒43
12位(2↓)上武4時間8分00秒63
13位(2↓)大東4時間8分22秒66
14位(→)拓大4時間8分26秒26
15位(2↑)国士4時間8分30秒58
16位(1↓)法大4時間8分41秒68
17位(4↓)順大4時間9分28秒37
18位(→)麗澤4時間10分47秒36
19位(→)流通4時間17分54秒35

 東海大は4組でもすごかったわけですね。2位とは1分20秒離れていたのですが、軽くひっくり返しました。ひっくり返したといえば青学も1分20秒ひっくり返して通過。逆に城西はそれ以上の差をひっくり返されてしまったというわけか。エースはいるはずなのですけどね、ここは…。他も最終組ながら細かい順位変動は多くありますね。神大が森本のおかげで何とか10位まで浮上。が、それがやっとでした。また4組ボロボロだった順大がやはり大きく順位ダウン。4時間8分前後にみな固まっているのだが、そこのグループからも少し引き離されてしまいました。とまあ、色々とドラマあるわけですね。

ちなみに数字が嫌な人はこれ↓
ttp://sports.geocities.jp/hakonankit/zennihonyosen09.jpg
順位変動のグラフを作ってみました。




自己満足で作っていた記事ですが、こうやって順位変動みてみると面白いものですね。
ではまた~~
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全日本大学駅伝予選詳細パート2

続きで~す

11位國學院大學
1組:25位宮澤公孝(2年)31分07秒73、29位溝口大地(4年)31分09秒38
2組:16位當山篤志(3年)31分33秒27、31位奥龍将(3年)32分07秒11
3組:8位仁科徳将(3年)30分00秒08、17位萩野皓平(2年)30分24秒37
4組:27位安藤将美(3年)30分26秒70、34位田中光太郎(3年)31分07秒79
OP:10位住野達郎(4年)30分52秒90、14位三部将史(2年)31分00秒77
総合11位4時間7分56秒43(ボーダーまで2分35秒31)

 國學院は大健闘といっていいだろう。(3組に主力を持ってきたこともあるが)3組まで通過する可能性を残しての11位。まあ総合力チーム

なので最終的にはここまで引き離されてしまったが、特に総合力が問題になってくる箱根予選へは布石を打てたのではないかと思う。


12位上武大学
1組:22位渡辺力将(1年)30分59秒81、26位朝日宏宣(4年)31分08秒48
2組:23位梅田大輔(3年)31分45秒87、27位横田友弥(3年)31分57秒52
3組:14位伊藤彰(3年)30分16秒27、30位坂口竜成(2年)31分08秒07
4組:23位福山真魚(4年)30分07秒77、29位石田康雄(4年)30分36秒84
OP:5位平迫幸紀(1年)30分29秒92、8位氏原健介(1年)30分43秒16
総合12位4時間8分00秒63(ボーダーまで2分39秒51)

 上武はもう少し上にいけたはず。坂口と福山あたりがもう少し踏ん張ってくれればもうひとレベル上のところで戦いができたはず。まあ伊藤の成長やオープンながら1年生がいい走りをみせたのは収穫だろう。2年連続の箱根駅伝出場に向けて少しずつ整ってきている。後はエースらの復活だろう。


13位大東文化大学
1組:6位高関伸(3年)30分40秒37、34位一尾恭兵(3年)31分44秒01
2組:3位成田匠平(1年)31分23秒34、29位土田純(3年)32分00秒27
3組:22位井上裕彬(4年)30分42秒57、25位高橋賢人(4年)30分46秒37
4組:14位佐藤歩(4年)29分48秒63、36位清野篤(4年)31分17秒10
OP:19位秋山拓平(3年)31分18秒68
総合13位4時間8分22秒66(ボーダーまで3分01秒54)

 2組目まではそこそこだったものの、肝心の3組4組で失速。特に2本柱の井上と清野は一体何をやっているんだという感じの成績。この中では正月の箱根駅伝の成績は最上位(4位)のチーム。確かにロード型のチームとはいえ、もう少しプライドをもって走ってほしかった。その中で佐藤の好成績は嬉しいニュース。このままチームの中心選手となってほしいところだ。


14位拓殖大学
1組:16位梅木悠平(2年)30分52秒76、32位住本祐樹(3年)31分20秒26
2組:10位村山徳宏(4年)31分29秒43、28位横山築(2年)31分58秒35
3組:26位館石盛行(2年)30分53秒11、32位兼実省伍(1年)31分13秒05
4組:18位西山容平(3年)29分50秒80、32位那須大地(2年)30分48秒50
OP:28位石井健太(2年)32分18秒29
総合14位4時間8分26秒26(ボーダーまで3分05秒14)

 う~ん、関東インカレでも元気がなかったが、そのままという感じ。2組で村山が途中引っ張った以外では見せ場という見せ場はなかった。得意のはずのトラックでこの成績では箱根予選でも思いやられる。谷川の復活ともうひと上のレベルでまとまってくれなければ連続出場はないだろう。


15位国士舘大学
1組:3位平川玲央(3年)30分33秒51、33位福田穣(1年)31分33秒06
2組:15位松本良介(3年)31分33秒07、17位小野浩典(2年)31分34秒96
3組:16位小玉悠太郎(4年)30分24秒14、38位松本一人(3年)32分46秒04
4組:8位伊藤正樹(2年)29分23秒50、31位久井原歩(2年)30分42秒30
OP:15位宮崎大佑(4年)31分02秒39
総合15位4時間8分30秒58(ボーダーまで3分9秒46)

 ここは課題の選手層の薄さが露呈した感じ。片方が撃沈するというちぐはぐな攻めで全く浮上することができなかった。後は平川1組目失敗だったか。最近不調だったが、やっぱ復路エース区間走った選手だった。後は小玉も昨年一昨年に比べると状態がよくはなってきているので、彼らを中心に何とか箱根予選突破を目指してほしい。


16位法政大学
1組:18位末山貴文(2年)30分57秒72、35位清谷匠(3年)31分46秒04
2組:18位稲垣雄太(3年)31分35秒13、34位只野博通(4年)32分14秒42
3組:18位益田賢太朗(3年)30分36秒08、23位上田剛史(4年)30分44秒52
4組:16位近藤洋平(2年)29分49秒66、33位福島成博(4年)30分58秒11
OP:4位大森一輝(1年)30分28秒66、16位鍵谷亮(2年)31分06秒15
総合16位4時間8分41秒68(ボーダーまで3分20秒56)

 持ちタイム上は7番目でひょっとするかもとひそかに思っていたが、蓋を開けてみれば惨敗。良かったのは4組目の近藤とオープンの大森(なぜ外した)だけという状態。教育実習明けもいたようだが、上田、福島あたりの箱根経験者がもっと引っ張ってくれないと今年も箱根に法政の姿はないだろう。


17位順天堂大学
1組:8位佐藤優太(1年)30分41秒65、31位越智健一朗(2年)31分15秒33
2組:12位岡部寛之(3年)31分32秒32、33位田中秀幸(1年)32分13秒17
3組:27位村上真(4年)30分54秒75、29位有馬啓司(1年)30分57秒62
4組:30位山田翔太(4年)30分38秒11、35位堀正樹(1年)31分15秒42
OP:13位山崎翔太(1年)31分00秒24、24位大池達也(1年)31分57秒34
総合17位4時間9分28秒37(ボーダーまで4分07秒25)

 上級生が故障?で出れず1年生を大量に出すという苦肉の策も全部マイナスに出てしまった。全日本予選会は非常にプレッシャーがかかるので過酷ではるのだが…。でももうちょっと走ってもいいだろうに。堀、田中、山崎あたりは高校時代早川とそんなに大きな差があったわけではない。彼を見てどう思っただろうか。ついに箱根も連続出場が途切れるのだろうか。


18位麗澤大学
1組:28位山本将司(2年)31分08秒81、38位玉腰拳人(1年)32分44秒60
2組:35位大下徹(3年)32分28秒61、38位熊野祐貴(4年)32分58秒39
3組:20位船井慎太郎(1年)30分39秒66、33位橋本竜二(3年)31分18秒55
4組:9位佐野広明(4年)29分24秒18、21位栗原巧(3年)30分04秒56
OP:27位橋本隆太郎(2年)32分15秒03
総合18位4時間10分47秒36

 4組に注目していたが、やはり強かった。特に佐野は箱根予選、箱根本戦、関東インカレ、全日本予選と大きな試合は全く外していない。1組から3組も彼に刺激されて伸びてきてほしい。


19位流通経済大学
1組:36位津毛航(2年)32分17秒86、37位池田卓弥(3年)32分26秒50
2組:36位加藤貴裕(3年)32分30秒08、37位原裕太郎(3年)32分36秒34
3組:34位那須行弥(3年)31分40秒87、36位行本尚史(4年)32分03秒68
4組:37位間島直行(4年)31分29秒06、38位美間坂幹(3年)32分49秒96
OP:
総合19位4時間17分54秒35

 まずは全体的なレベルアップを。話はそれからといった感じ。後は何とか選抜入りできるような選手が出てこないとチームの士気もあがらないだろうから、そういう選手の出現がほしいところだ。



 こうやってみていると、通過した大学とそうでなかった大学がどう違うのかよく分かりますね。誤算が多かったチームが落ちたのは勿論ですが、そういうチームは今後巻き返せる可能性も高いので、楽しみです。
 


余談ですが、こういう作業好きです僕。
懲りずに次は各組事の順位変動でもと思っています。

全日本大学駅伝予選詳細成績パート1

それでは全日本予選の詳細結果をアップしていきたいと思います。

1位明治大学

1組:4位小林優太(3年)30分35秒63、24位渡辺真矢(1年)31分03秒12
2組:1位近藤俊一(3年)31分22秒01、5位遠藤寿寛(4年)31分24秒75
3組:2位鎧坂哲哉(2年)29分45秒16、3位北條尚(4年)29分45秒68
4組:1位松本昂大(4年)28分46秒31、2位石川卓哉(4年)28分50秒46
OP:7位細川勇介(2年)30分31秒61、11位大江啓貴(1年)30分53秒16
総合:1位4時間01秒33秒12

 明大は強かった。2位すら1分30秒ほど引き離しての断トツのトップ。二桁順位は初の1万となった渡辺のみ。後はみな5位以内に入るといえ、明大らしからぬ(?)強さと安定感をみせつけた。特に圧巻は4組の2人だろう。4位以下は20秒以上引き離してのワンツーフィニッシュ。一番差のつきやすい4組でこんな走りをされたら他校は手も足もでないだろう。これにさらに安田に松本翔がいるのだから全員揃ったらどうなるのだろう。今年は箱根優勝の声もちやほや聞くが、候補の一つと考えてもいいだろう。


2位東海大学

1組:27位河野晴友(3年)31分08秒81、30位海老原匠(2年)31分10秒79
2組:4位田中飛鳥(2年)31分24秒75、20位赤染健(3年)31分41秒21
3組:1位村澤明伸(1年)28分57秒82、7位金子太郎(3年)29分59秒75
4組:4位早川翼(1年)29分10秒24、10位刀祢健太郎(2年)29分29秒57
OP:21位岡島秀平(2年)31分34秒63
総合2位4時間03秒02秒94

 1組の結果からしてどうなるだろうかと思ったが、終わってみれば2位と危なげなく通過。原動力となったのはやはり3組の村澤。1人だけポーンと飛び出してなんと自身初の28分台を記録。一人でペースを作って28分台なんだからこれは強い。やっぱり村澤は怪物級なのだろう。逆に金子以外の3年生は相変わらずといった感じか。河野あたりはちょっと喝だろう。(追記:すみません。転倒したようです)後はやはり層の薄さは気になる。箱根予選は通過できても箱根のシードはまだまだといった感じか。


3位東京農業大学

1組:1位木下潤哉(2年)30分07秒32、23位須藤朗(4年)31分03秒07
2組:8位細谷祐二(4年)31分27秒63、21位市川貴洋(3年)31分42秒41
3組:4位清水和朗(4年)29分46秒90、6位田村英晃(3年)29分56秒47
4組:12位松原健太(2年)29分43秒54、19位外丸和輝(4年)29分55秒19
OP:3位貝塚伸洋(3年)30分28秒40、29位谷口昇太(4年)33分39秒72
総合3位4時間03秒42秒53

 明大と2強といわれていた東農大だが、4組で苦戦して3位通過。1組2組で20位以下が出たがこれは初の大舞台となった選手たちなのでこれは仕方ない。そのペアとなった木下と細谷は責任を果たした。明大と2分開いたのはほとんど4組という感じだ。この2人は29分代前半では走ってほしかった選手。特に外丸はちょっと心配である。箱根予選及び本戦まではまだ時間はある。夏合宿を通してあげてきてほしいところだ。


4位専修大学

1組:11位安島慎吾(2年)30分45秒97、12位嬉野純平(4年)30分46秒26
2組:6位佐藤優気(3年)31分26秒94、7位星野光汰(1年)31分27秒04
3組:10位酒井潤一(4年)30分00秒48、12位五十嵐祐太(3年)30分06秒19
4組:11位五々谷宏司(4年)29分38秒07、22位井上直紀(4年)30分06秒23
OP:6位石垣弘志(4年)30分30秒42、18位塩原大(3年)31分15秒44
総合:4位4時間4分17秒18

 ロード型が多いのでトラックではどうか、という懸念があったものの、しぶとさを発揮してくれた。ほとんどの選手が10番手前後でずっと走ってくれたおかげで常にボーダーを上回る順位で推移した。ただ、3組以降についてはもう少し走ってほしかった。特に井上が30分かかってしまったのはちょっとまずい気がする。まあ柱もあり、層も厚くなっているので2年前の箱根の再現はありそうだ。


5位中央大学

1組:2位市塚遊(2年)30分32秒44、20位高橋靖(4年)30分58秒43
2組:9位山下隆盛(3年)31分29秒36、14位井口恵太(2年)31分32秒88
3組:11位山本庸平(4年)30分01秒35、15位大石港与(3年)30分23秒64
4組:15位棟方雄己(2年)29分49秒08、26位斎藤勇人(3年)30分22秒00
OP:2位野脇勇志(1年)30分27秒81、22位小柳俊介(2年)31分40秒11
総合:5位4時間5分09秒18(ボーダーから-12秒97)

 強力な4年生が卒業し、水越、梁瀬がおらず、山本も本調子ではなく、大苦戦も予想された中大だが、さすが伝統校、余裕はないとはいえ通過してきた。大きく稼いだ選手はいなかったが、大きく崩れた選手もいなかったという感じか。(失礼だが)4組を走るには場違いだった棟方、斎藤も何とか粘ってくれた。市塚、野脇といった新しい戦力も少しずつ育ってきており、次の箱根もしぶとく10位争いに加わってきそうだ。


6位青山学院大学

1組:10位豊島祐太郎(4年)30分43秒84、17位大坪恭兵(4年)30分55秒01
2組:13位相原征帆(1年)31分32秒65、30位大谷遼太郎(1年)32分05秒53
3組:19位辻本啓吏(3年)30分37秒50、24位横山拓也(1年)30分45秒38
4組:5位荒井輔(4年)29分19秒32、7位米澤類(4年)29分21秒89
OP:9位小嶺篤志(1年)30分44秒71、20位川村駿吾(2年)31分28秒04
総合:6位4時間5分21秒12(ボーダーから-1秒03)

 全日本予選は毎年どこかサプライズで上がってくるのだが、今年は青山学院大学だったようだ。箱根本戦には出場したもののずっと最下位争い、つまり22番あたりのチームだった。全日本では12チームなので誰も名前をあげなかったのだが…。原動力となったのはやっぱり4組。3組まで一桁が一人もいなかったのだが(それでも大健闘にみえたが)、荒井と米澤が大逆転を演じた。まあ、トラック型なので箱根予選が通るかどうか微妙だが、通過に名前をあげる人は増えそうである。




ここまでが通過校。ここからは惜しくも届かなかった大学である。

7位帝京大学

1組:14位大沼睦(3年)30分50秒24、15位吉田勇一(2年)30分50秒81
2組:11位佐藤健(4年)31分31秒20、25位神田純也(2年)31分50秒32
3組:5位河野健一(4年)29分56秒07、31位佐藤辰準(3年)31分12秒77
4組:6位久保芳斗(3年)29分20秒61、17位中村亮太(3年)29分50秒13
OP:(出場なし)
総合:7位4時間5分22秒15(ボーダーまで1秒03)

 次点となってしまったのは帝京大学。しかもわずか1秒差。精神的ショックは大きいだろう。痛かったのは何といっても西村と板垣の欠場だろう。関東インカレでも活躍した2人が欠場したことにより、経験が浅い選手が出場し、その選手がうまく走れなかった感じた。まあ、箱根でも層の薄さが露呈していたが、それはまだ解消されていなかったというのものあるか。これからの糧にできるよう努力してほしい。


8位城西大学

1組:5位中原大(1年)30分36秒63、13位岡本賢治(4年)30分46秒55
2組:2位恩田峻之(4年)31分22秒99、19位田村優典(2年)31分38秒43
3組:9位橋本隆光(2年)30分00秒13、28位佐藤直樹(4年)30分55秒62
4組:20位田中佳祐(3年)30分00秒00、28位永岩義人(4年)30分36秒73
OP:1位石田亮(3年)30分16秒43、12位吉元真司(1年)30分58秒65
総合:8位4時間5分57秒08(ボーダーまで35秒96)

 予想では通過ということにしたが、やはり落ちてしまった。内容をみてみると、箱根出場組と不出場組で完全に明暗が分かれてしまったような感じだ。1組は中原で好スタートを切り、2組も最近好調の恩田が2位だった。だが、3組以降に登場したエース達がことごとく額面割れの成績である。田村、佐藤、田中、永岩の箱根経験者(区間賞を取った選手が2人)がこぞって足を引っ張ってしまっている。これでは箱根のシード権は取れないはずである。やはり指導者自体を丸ごと変えなければならないような気がする。



9位亜細亜大学

1組:9位瀬口啓太(3年)30分42秒36、19位中塚陵太(4年)30分58秒18
2組:24位折田拓也(2年)31分49秒71、26位佐藤圭修(1年)31分56秒35
3組:13位濱崎達規(3年)30分08秒71、35位宮川尚人(2年)31分46秒67
4組:13位池淵智紀(3年)29分45秒89、25位山中宣幸(4年)30分20秒09
OP:23位田代宏輔(3年)31分47秒71、25位安部秀保(3年)32分00秒72
総合:9位4時間7分27秒96(ボーダーまで2分05秒81)

 ここからはボーダーからやや開きがある。亜大も通過の可能性があったチーム。2組目の結果が悪いが。トップでも31分台なのでここが一番の原因ではない。自分は3組目が一番の原因とみる。宮川は29分台を出せる選手なのだが、ここでまさかの31分後半。ここでほとんどマイナスされたような感じがする。落ちるチームは、やはり主力で足を引っ張る選手が出てくるのが原因なのだろう。後、OPの結果からして10人で戦う箱根予選がちょっと心配である。

10位神奈川大学

1組:7位渡邉塁(3年)30分41秒18、21位小杉新太郎(3年)30分58秒44
2組:22位久門大輔(2年)31分44秒51、32位黒田孝之(4年)32分08秒27
3組:21位小出健一郎(4年)30分41秒53、37位天野峻(3年)32分10秒00
4組:3位森本卓司(4年)28分52秒93、24位染谷和則(4年)30分15秒50
OP:17位森津祐一(2年)31分06秒18、26位大庭裕貴(4年)32分13秒65
総合:10位4時間7分32秒36(ボーダーまで2分11秒24)

 今年こそと思ったのだが、大きく引き離されてしまった。ここも城西と同じく、森本以外の箱根経験者がことごとく撃沈してしまったのが原因だろう。特に黒田、天野の32分台はちょっとまずいだろう。天野は箱根で2区を走った選手なのだが一体どうしたのか。彼で2分11秒は全部埋まってしまうのだが…。森本が焼き石に水になってしまったのは残念。昨年の順大小野のような感じになってしまった。




とりあえず上位10チームまで。
11位以下についてはあんまり需要ないかもしれがないが、人気チームもいるので
できるだけ早く完成させたいと思います。



全日本大学駅伝予選会関東地区の通過校発表

全日本大学駅伝予選会関東地区の予選通過校発表です

1位明治大学

2位東海大学

3位東京農業大学

4位専修大学

5位中央大学

6位青山学院大学


以下1秒差で7位帝京、8位城西、9位亜大、10位神大・・・

一番びっくりなのが青山学院でしょう。
トラックパワーが爆発すればもしかしたらとか思っていましたが、
まさか本当に来るとは・・・

何はともわれ通過した大学の皆さん、おめでとうございます!!


全日本大学駅伝予選会(関東)をシュミレーションしてみました

大変直前になってしまってすみません。
今小一時間かけてさ~と順位予想をしてみました。


自分なりの予想の結果です
○4時間切り
1位東京農業大学

○4時間0分前半
2位明治大学
3位帝京大学

○4時間0分半ば
4位城西大学

○4時間0分後半
5位中央大学
6位神奈川大学



7位東海大学
8位専修大学

○4時間1分台
9位亜細亜大学

以下
法大
順大
青学
國學院
大東大
拓大
上武
国士舘
麗澤
流通
平国

こんな感じになりました。


まずトップ争いは明大東農大の2強となってますが、
自分は東農大の方がちょっと抜けているという予想となりました。
前半、木下や(入れば)貝塚がいたり、伸びている選手が入っている。
対して、明大は初挑戦の1年生がいるということで
1組2組が東農大>明大という判断でこうなりました。

その2位の明大に迫ったのは帝京大です。
ハーフ入賞の河野や板垣、復調した久保が荒稼ぎしてかなり高順位での通過と詠みました。

次が城西。高橋あたりいないが、彼がいないのはよくあることなので、
そろそろ慣れていいだろうという予想です。

この後が大激戦。5位から8位まで僅か10秒差。6位と7位の差は予想で1秒差となりました(汗)

5位は何だかんだいいながら中大が通過。伝統の調整力を重んじた結果です。
そして最後の一枚の切符は神大がもぎ取りました。
3組から東海大が激しく追い上げましたが、昨年の二の舞は防いだという感じ。
逆に追い上げた東海大は1組の3年生のブレーキが響いた結果。
専大は終始ボーダー上にいたが決定打が打てずという感じで。


これ以降ややや開きがありましたが、亜大法大順大、'青学拓大
あたりは侮れないかなと思っています。

亜大は1組2組が持ちタイム以上だった場合、
法大は持ちタイム上は7番目、
順大は1年生が爆発すれば、
青学と拓大はトラックが得意、
ということで通過する可能性はあると思ったのをピックアップしてみましたが、どうでしょうか?



まあ、もうホントやってみなきゃ分からないですね。
少ないですが、こんな感じで。

今晩が楽しみですね!!



競技会の結果あれこれ

先週から今週にかけての記録会をまとめました。

※★マークは全日本予選出場者
※ホクレンディスタンスは文字数の関係により学生のみ

6/5-6/7
埼玉県選手権
○5000m
4位清野篤(大東4年)14分38秒18★
13位秋山拓平(大東3年)15分09秒88★

○10000m
5位清野篤(大東4年)30分32秒52
9位秋山拓平(大東3年)31分15秒59

 天候が分かりませんが、ちょっと不安の残る結果かな。ここから調子をあげてくるつもりなのだろうが…。

6/6国士舘大記録会
9組
1位平川玲央(国士3年)14分30秒82★
2位小野浩典(国士2年)14分39秒32★
3位福田穣(国士1年)14分41秒29★
4位宮崎大佑(国士4年)14分31秒68★
6位松本一人(国士3年)14分43秒69★

10組
1位藤本拓(国士2年)14分10秒07★
2位田村優典(城西2年)14分15秒63★
3位中村亮太(帝京3年)14分15秒84★
4位久保芳斗(帝京3年)14分16秒43★
5位久井原歩(国士2年)14分18秒13★
6位西山容平(拓大3年)14分18秒76★
7位佐藤辰準(帝京3年)14分18秒94★
8位恩田峻之(城西4年)14分19秒48★
9位吉元真司(城西)14分20秒15★
10位岡本賢治(城西4年)14分21秒16★
11位石田亮(城西3年)14分24秒27★
12位小玉悠太郎(国士4年)14分27秒62★
13位伊藤正樹(国士2年)14分28秒25★
14位加藤康睦(城西4年)14分33秒14
15位松本良介(国士3年)14分33秒71★
16位西村知修(帝京3年)14分36秒84★
17位佐藤健(帝京3年)14分37秒00★
18位玉澤悠輝(城西)14分37秒63
19位大沼睦(帝京3年)14分40秒41★
20位神田純也(帝京)14分43秒32★

 国士舘、城西、帝京が大挙出場。しかもどうやら全日本予選の選考会だったようで、記録によってきっちり分かれている。一番いいタイムは国士舘の藤本。ただ1万が実践初挑戦なのがどうでるか。城西と帝京もそれぞれ期待の選手が学内トップ。国士舘は伊藤、帝京は西村とやや不安な選手がいるが、これはどの大学も同じだろう。全日本予選までにはしっかりあげてきてもらいたいところだ。


6/7順大記録会
1500m
2組
2位間島直行(流通4年)3分52秒69★

5000m
3組
1位田鎖慶太(順大)14分57秒09
2位琴岡義規(順大)15分00秒35
3位津毛航(流通2年)15分03秒13★
4位仲間孝大(順大)15分06秒11
5位山崎翔太(順大1年)15分09秒88★

4組
1位山田翔太(順大4年)14分39秒12★
2位堀正樹(順大1年)14分44秒56★
3位有馬啓司(順大1年)14分45秒02★
4位村上真(順大4年)14分46秒62★
5位佐藤優太(順大1年)14分50秒36★
6位岡部寛之(順大3年)14分51秒50★
7位越智健一朗(順大2年)14分52秒63★
8位塩田充(順大2年)14分53秒95
9位石井格人(順大)14分56秒40
10位田中秀幸(順大1年)14分58秒37★
20位小高悠馬(順大2年)15分25秒69
DNS大池達也(順大1年)★

こちらは順大と流通経済の選考会をかねていたようである。出場者が限られているのでタイムはこんなものなのだろうか。それにしても田中とか山崎あたりは1年とはいえもうちょっと走ってほしかったのだが…。しかも山崎は組が違うのでよっぽど状態が悪いのだろうか。

6/10 深川大会

○10000mC
16位福山真魚(上武4年)29分55秒48★
30位石田康雄(上武4年)31分05秒90★

○10000mB
3位上野渉(駒大1年)28分55秒74
25位三岡大樹(京産大)29分57秒37
28位谷口恭悠(日大4年)30分21秒48

○10000mA
9位出口和也(日体大3年)28分52秒96
20位野口拓也(日体大3年)29分29秒75
25位森賢大(日体大4年)29分53秒76

 Cは上武大全日本予選4組の2人が出場したが、実業団に歯が立たず。もうちょっと奮闘してもらいたかったのだが。Bは駒大の上野がついに28分台突入。駒大は4本柱以外団子だったがそこから抜け出せたか。逆に日大の谷口はますます下がっていってしまっている。果たして復活できるのか。Aは日体大が出場。連戦の中結果を残した出口は力があるのだろう。

6/13.14東海大記録会

13組
5位岡島秀平(東海)14分59秒99★
7位河野晴友(東海3年)15分00秒27★

14組
1位田中飛鳥(東海1年)14分46秒40★
7位赤染健(東海3年)14分55秒69★

15組
1位村澤明伸(東海1年)14分22秒25★
2位早川翼(東海1年)14分31秒44★
4位刀祢健太郎(東海2年)14分41秒19★
9位平山竜成(東海3年)14分50秒17★

17組
4位中山卓也(早大2年)14分23秒07
5位鈴木友也(日体大)14分24秒04
6位後藤田健介(駒大1年)14分24秒12
7位飯田明徳(駒大3年)14分24秒58
8位尾崎貴宏(早大4年)14分24秒65
10位藤原昌久(駒大3年)14分26秒29
14位金子太郎(東海3年)14分34秒88★
15位早川智浩(日体大1年)14分35秒83
16位佐藤貴大(日体大)14分38秒89
18位手塚佳宏(駒大1年)14分39秒26

当然ながら東海大の選手が大挙出場。東海大の選手の調整というところか。にしても刀祢、平山、河野らのタイムが非常に悪いな…。やっぱり東海大は不安がつきまとう。その他、早大4人目の2年生がようやくレースへの出場が叶った。能力はあるのだから故障には気をつけていきたい。ほかは駒大らも頑張った。1年生の後藤田に負けた藤原や飯田は悔しいだろう。こういう相乗効果が今の駒大には必要だ。


1組
1位中山翔平(國學院)30分29秒69
2位沖坂佐鶴(中学)30分48秒69
3位藤原秀明(中学)30分52秒27
4位北嶋幸太(拓大)30分56秒97
5位真田雅之(中学3年)31分09秒76

2組
2位仁部幸太(中学2年)30分03秒42
3位塚本千仁(中学2年)30分15秒01
5位渡部恭平(中学4年)30分25秒77
6位藤井章(神大)30分28秒84
7位三浦隆稔(中学4年)30分38秒15
8位大谷克(中学3年)30分44秒42
10位坂本勝利(拓大)30分53秒31
18位鈴木忠(中学3年)31分51秒16

 1万mには中央学院の選手が大挙出場。ただ、何とも言い難い結果に…。鈴木は本当にトラックではさっぱりなのは一体どうしたのだろうか。不調どころのタイムではないと思うのだが…。まあ仁部、塚本あたり新戦力が育ってきているのでまずはよしとしようか。



6/13日本学生個人選手権
2位佐藤寛才(東洋2年)14分25秒07
3位横山龍弥(東洋4年)14分33秒35
5位世古浩基(東洋4年)14分39秒31
7位川原祟徳(東洋4年)14分40秒41

 ここには東洋大学のおそらく箱根のエントリー争いあたりくらいの選手たちがこぞって出場した。ただ4年生誰も勝てなかったのはなあ。少しずつ頑張ってほしいです。

6/14 士別大会

○5000mC
26位高柳裕也(日体大)14分59秒42

○10000m
10位篠崎昌道(日体大3年)29分58秒74

 こちらはあまり出場してこなかった。日体大が出場したがあまり芳しくなく終わった。そろそろ結果を求めたいところだ。

★☆全日本大学駅伝予選会タイム順・続☆★

続きです。

ここと9位以内とはやや差がある感じ。といっても上位が崩れればまだまだチャンスあり。時々彗星の如く成長しているチームが出てくるし、要チェックである。

○大東文化大学
4組:15位清野篤(4年)29分18秒96、31位佐藤歩(4年)29分45秒81
3組:22位高橋賢人(4年)30分01秒40、29位秋山拓平(3年)30分25秒40
2組:16位城地一志(2年)30分06秒78、22位成田匠平(1年)30分23秒37
1組:21位高関伸(4年)30分37秒49、27位一尾恭兵(3年)30分37秒49
平均:15位30分08秒16
補欠:井上裕彬(4年)29分37秒98、土田純(3年)29分57秒89
10人平均:11位30分04秒47
上位8人:10位29分57秒20

 全日本予選に出場する大学の中で、今年の箱根の成績が一番いいのは大東大なのだが、その面影はどこへやら。まあ、ロードタイプの選手が多いだけにこういうのは厳しいのか。ただ、以前、箱根でシードがなくても出場していたことはあるだけに侮れない部分もある。最近不調の井上、清野がどれだけ奮起できるかだろう。

○拓殖大学
4組:21位西山容平(3年)29分25秒46、34位那須大地(2年)29分49秒16
3組:27位館石盛行(2年)30分23秒85、36位兼実省伍(1年)30分38秒70
2組:21位石井健太(2年)30分20秒82、26位横山築(2年)30分26秒51
1組:10位真家尚(2年)29分54秒65、20位梅木悠平(2年)30分21秒00
平均:16位30分09秒96
補欠:村山徳宏(4年)29分26秒68、住本祐樹(3年)30分15秒54
10人平均:12位30分06秒19
上位8人:11位29分59秒65

 う~ん、元々厳しかった上に谷川欠場で更に難しくなった。箱根同様あまり目立たずに終わってしまうのだろうか。こっちは大東大と違い、伝統的にトラックが強いので、好調の西山を中心に何とか踏ん張りたい。

○順天堂大学
4組:18位山田翔太(4年)29分21秒08、30位堀正樹(1年)29分44秒0
3組:30位有馬啓司(1年)30分28秒66、35位村上真(4年)30分36秒16
2組:1位山崎翔太(1年)29分06秒60、38位田中秀幸(1年)※14分02秒29
1組:25位越智健一朗(2年)30分35秒73、36位佐藤優太(1年)※14分17秒36
平均:9位29分58秒71(6人)
補欠:岡部寛之(3年)29分22秒07、大池達也(1年)30分49秒48
10人平均:9位30分00秒48(8人)
上位8人:12位30分00秒48

 関戸や木水あたりがいればもうちょい違う評価ができたのだろうが…。とりあえず、1年生がめちゃくちゃ多い。まだ1万を走ったことない選手もおり、潜在能力はここが一番高い。フレッシュな面々でどこまで新生・順大をアピールできるだろうか。

○國學院大學
4組:32位田中光太郎(3年)29分47秒36、39位安藤将美(3年)30分11秒70
3組:9位仁科徳将(3年)29分26秒74、20位萩野皓平(2年)29分57秒57
2組:17位當山篤志(3年)30分10秒40、24位奥龍将(3年)30分24秒70
1組:19位住野達郎(4年)30分19秒35、23位三部将史(2年)30分31秒56
平均:13位30分06秒17
補欠:宮澤公孝(2年)30分03秒42、溝口大地(4年)30分43秒87
10人平均:15位30分09秒67
上位8人:13位30分02秒66

 総合力で勝負するタイプの國學院。4組が非常に厳しい戦いになるため、通過ちょっときついか。ただ、箱根予選の見極めには1組から3組がどこまで上位に食い込めるかというのが多少の判断材料になるので、そこは注目していきたい。

○青山学院大学
4組:9位米澤類(4年)29分06秒71、13位荒井輔(4年)29分16秒73
3組:32位辻本啓吏(3年)30分31秒17、40位横山拓也(1年)※14分23秒12
2組:30位大谷遼太郎(1年)30分33秒77、31位相原征帆(1年)30分34秒40
1組:6位大坪恭兵(4年)29分41秒63、22位川村駿吾(2年)30分29秒05
平均:17位30分11秒62(7人)
補:豊島祐太郎(4年)30分17秒85、小嶺篤志(1年)30分24秒50
10人平均:17位30分13秒74(9人)
上位8人:14位30分02秒68

 4組の人材はいるのだが、やはり前半がどうしても弱い。留年してチームに残った大坪、関カレ1500m入賞した大谷、箱根9区6位の辻本が爆発して上位に食い込めれば面白いのだが。

○上武大学
4組:23位福山真魚(4年)29分28秒68、28位石田康雄(4年)29分39秒80
3組:15位坂口竜成(2年)29分41秒50、25位伊藤彰(3年)30分05秒49
2組:28位梅田大輔(3年)30分29秒42、33位横田友弥(3年)30分40秒77
1組:18位朝日宏宣(4年)30分13秒61、29位氏原健介(1年)30分39秒49
平均:14位30分07秒35
補欠:渡辺力将(1年)30分18秒27、平迫幸紀(1年)※14分53秒73
10人平均:14位30分08秒56(9人)
上位8人:15位30分03秒28

 福島が長谷川がいなーい。箱根予選3位通過したが、トラックの成績のみでみるとやっぱりまだまだなのか。全体的にもう少しといった感じ。強豪校にトライして己を磨いていきたい。

○亜細亜大学
4組:14位池淵智紀(3年)29分17秒24、27位山中宣幸(4年)29分36秒80
3組:11位濱崎達規(3年)29分29秒45、16位宮川尚人(2年)29分44秒16
2組:25位田代宏輔(3年)30分25秒53、40位安部秀保(3年)※14分49秒12
1組:28位瀬口啓太(3年)30分37秒0、33位中塚陵太(4年)31分23秒25
平均:12位30分04秒78(7人)
補欠:折田拓也(2年)30分17秒78、佐藤圭修(1年)31分29秒34
10人平均:17位30分15秒62(9人)
上位8人:16位30分06秒40

 亜大は上位4人とそれ以降の差がやっぱり激しい。3組と4組もそこまで稼げるわけではないので、1組2組が上位にどれだけ引き離されずに粘れるかがポイントになりそうだ。31分台の選手が覚醒してくれれば面白いのだが。

○国士舘大学
4組:19位伊藤正樹(2年)29分21秒09、40位久井原歩(2年)30分13秒78
3組:23位小玉悠太郎(4年)30分02秒45、39位藤本拓(2年)※14分10秒07
2組:13位松本良介(3年)29分58秒54、39位小野浩典(1年)※14分32秒84
1組:14位平川玲央(3年)30分01秒77、38位福田穣(1年)※14分25秒40
平均:7位29分55秒53(5人)
補欠:宮崎大佑(4年)30分41秒72、松本一人(3年)30分37秒54
10人平均:13位30分08秒13(7人)
上位8人:17位30分08秒13

 試合で1万を走ったことない選手が3人もいるのだが果たして大丈夫なのだろうか。5000mのタイムからそこそこは走ってくれそうだが…。4組に、強い伊藤と絶好調の久井原がいるので、4組に繋げられるよう粘りたい。

○麗澤大学
4組:12位栗原巧(3年)29分15秒22、35位佐野広明(4年)29分52秒83
3組:26位橋本竜二(3年)30分09秒98、38位諏訪卓徳(3年)30分59秒30
2組:20位熊野祐貴(4年)30分15秒48、27位大下徹(3年)30分29秒19
1組:35位橋本隆太郎(2年)31分32秒37、39位山本将司(2年)※14分55秒01
平均:18位30分22秒05(7人)
補欠:船井慎太郎(1年)※14分43秒07、玉腰拳人(1年)※14分54秒55
10人平均:18位30分22秒05(7人)
上位8人:18位30分22秒05

 やはり4組が非常に楽しみである。栗原はいいタイムを持っているし、佐野はこれよりもっと上なはずなので。1組から3組関してはちょっとまだ厳しそうだ。

○流通経済大学
4組:36位石橋満(3年)29分58秒52、37位間島直行(4年)30分01秒54
3組:28位那須行弥(3年)30分24秒75、33位行本尚史(4年)30分33秒46
2組:32位遠田将人(2年)30分38秒、34位加藤貴裕(3年)30分57秒
1組:32位池田卓弥(3年)31分22秒88、34位津毛航(2年)31分27秒69
平均:20位30分40秒48
補欠:美間坂幹(3年)30分24秒75、原裕太郎(3年)31分19秒40
10人平均:20位30分42秒80
上位8人:19位30分32秒18

 チーム1の下田が外れてしまったのは一体どういうことなのか。昨年出場できなかったので持ちタイムはこんなものだろう。やはり参加しただけにならないようにしたい。

○平成国際大学
4組:24位飯沼健太(4年)29分33秒78、38位小野敬典(3年)30分03秒85
3組:34位後ノ上希(3年)30分35秒42、37位大竹淳(2年)30分54秒89
2組:36位天谷玲央奈(4年)31分15秒09、37位三浦輝(1年)31分56秒38
1組:11位佐久間樹(4年)29分57秒85、40位塚田空(1年)※14分57秒47
平均:19位30分36秒75(7人)
補欠:徳川将(3年)30分29秒33、安西拓弥(1年)※14分51秒23
10人平均:19位30分35秒82(8人)
上位8人:20位30分35秒82

 飯沼の一匹狼なチームになってしまっている。佐久間が1組なのはそんなに調子が悪いのか。関東インカレで1部昇格を果たしたのだし、最下位は免れたい。

以上です。
展望は・・・これでする必要ないかな??。
まあ、一応少しはやっていきます。
あ、先にやった農大と青学は文章変えたので、またよろしければ見てってください。


☆★全日本大学駅伝予選タイム順★☆

全日本大学駅伝予選エントリーを
上位8人の持ちタイム順に並び替えてみました

※順位は組内での持ちタイム順
※6位までが全日本大学駅伝に出場できます
※当日、補欠の選手と入れ替えることができます
※駒大、早大、山学大、東洋大、中学大、日大はシードがあります
○東京農業大学
4組:1位外丸和輝(4年)28分41秒77、3位松原健太(2年)28分48秒86
3組:5位清水和朗(4年)29分17秒32、7位田村英晃(3年)29分20秒84
2組:3位細谷祐二(4年)29分35秒06、11位市川貴洋(2年)29分54秒43
1組:2位木下潤哉(2年)29分25秒19、17位須藤朗(4年)30分11秒84
平均:2位29分24秒79
補欠:貝塚信洋(3年)29分23秒81、谷口昇太(4年)29分40秒13
10人平均:1位29分26秒22
上位8人:1位29分16秒62

 持ちタイム上、一番強いのは東京農業大学。2位を8秒引き離して断トツです。控えの選手のタイムが非常にいいですからね。不安なのは外丸と貝塚の不調だけ。ほんと、これで落ちたらダメだろう。

○城西大学
4組:7位田中佳祐(3年)29分03秒26、10位永岩義人(4年)29分09秒31
3組:2位佐藤直樹(4年)28分53秒95、17位橋本隆光(2年)29分45秒22
2組:2位恩田峻之(4年)29分34秒32、5位田村優典(2年)29分43秒82
1組:7位岡本賢治(4年)29分51秒85、13位吉元真司(1年)30分00秒13
平均:3位29分30秒23
補欠:中原大(1年)29分17秒27、石田亮(3年)29分54秒46
10人平均:3位29分31秒36
上位8人:2位29分24秒88

 高橋、三田、高宮らがエントリーしていない状態でもデータ上では2位になるのはさすがといったところか。最近好調の恩田、吉元とか、回復途上の佐藤を3組に置き、多分大丈夫か。昨年のようなことがないようにしたい。

○明治大学
4組:2位松本昂大(4年)28分45秒10、4位石川卓哉(4年)28分50秒42
3組:1位鎧坂哲哉(2年)28分49秒90、6位北條尚(4年)29分19秒44
2組:7位遠藤寿寛(4年)29分51秒03、19位近藤俊一(3年)30分11秒70
1組:12位小林優太(3年)29分58秒67、37位渡辺真矢(1年)※14分18秒45
平均:1位29分23秒75(7人)
補欠:細川勇介(2年)29分50秒89、大江啓貴(1年)※14分21秒12
10人平均:2位29分27秒14(8人)
上位8人:3位29分27秒14

 とりあえず3組4組だけであれば明大が1位だろう。松本と石川は持ちタイムよりもっと強いと思うし。2組以下に若干の不安があるが、上位組に素晴らしい選手が揃っているので、気負わないようにすればいいだろう。

○東海大学
4組:8位早川翼(1年)29分05秒08、16位刀祢健太郎(2年)29分19秒33
3組:3位村澤明伸(1年)29分03秒01、18位金子太郎(3年)29分50秒36
2組:4位田中飛鳥(2年)29分39秒51、14位赤染健(3年)30分04秒95
1組:1位平山竜成(3年)29分22秒71、26位海老原匠(2年)30分37秒24
平均:5位29分37秒77
補欠:河野晴友(3年)29分25秒31、岡島秀平(2年)※14分35秒01
10人平均:4位29分36秒03(9人)
上位8人:5位29分28秒73

 順位上は余裕だが、ここのところの試合をみると不安が残る東海大。好調の1年と刀祢、金子が上位だが、果たして(特に上級生)が沈没しないかどうかが問題。河野が補欠なのはやっぱり安定性問題だろう。当日の状態をみて1組もしくは2組にいれてくるのだろう。

○専修大学
4組:6位五ヶ谷宏司(4年)28分58秒84、11位井上直紀(4年)29分14秒54
3組:8位五十嵐祐太(3年)29分24秒61、12位酒井潤一(4年)29分30秒94
2組:10位佐藤優気(3年)29分54秒20、18位星野光汰(1年)30分11秒26
1組:3位嬉野純平(4年)29分32秒35、5位安島慎吾(2年)29分35秒83
平均:4位29分32秒82
補欠:石垣弘志(4年)29分48秒64、塩原大(3年)29分49秒93
10人平均:5位29分36秒11
上位8人:4位29分29秒46

 4年生カルテットが久々にそろい踏みでまずまず万全だろう。嬉野が故障明けで不安だが1組なら何とかなるだろう。後は昨年の箱根予選からベストパフォーマンスができていない井上がちょい心配か。1組2組は補欠と入れ代わることもあるだろうから、調子のいい選手を入れて少しずつカバーしてあげたい。

○神奈川大学
4組:5位森本卓司(4年)28分54秒46、20位染谷和則(4年)29分24秒18
3組:10位天野峻(3年)29分27秒31、21位小出健一郎(4年)29分58秒44
2組:12位黒田孝之(4年)29分57秒71、15位久門大輔(2年)30分05秒13
1組:4位小杉新太郎(3年)29分35秒31、31位大庭裕貴(4年)30分54秒20
平均:6位29分55秒40
補欠:渡邉塁(3年)30分06秒47、森津祐一(2年)30分18秒04
10人平均:7位29分58秒77
上位8人:6位29分41秒13

 まさにボーダーの上にいるのが神大である。昨年は2組終了地点でトップだったが、3組4組により逆転負け。今回は4組で逆転はないだろう。今回は逆に前半組がどれだけ耐えられるか勝負になる。4組に負担をかけすぎないようなタイムで切り抜けたい。

ボーダー

○法政大学
4組:25位福島成博(4年)29分33秒9、29位近藤洋平(4位)29分43秒25
3組:4位上田剛史(4年)29分12秒86、14位益田賢太朗(3年)29分39秒95
2組:6位稲垣雄太(3年)29分48秒33、29位只野博通(4年)30分33秒77
1組:8位清谷匠(3年)29分54秒37、30位大森一輝(1年)30分49秒23
平均:10位29分59秒22
補欠:末山貴文(2年)30分01秒92、鍵谷亮(2年)30分04秒25
10人平均:8位29分59秒93
上位8人:7位29分44秒85

 ここからボーダーより下。7位は何とノーマークだった法大。いつのまにか29分台の選手を何人も揃えてきていた。さすがに昨年の結果から猛省したようだ。エース上田を3組に添えて、ここまでに出来る限りの貯金を作る奇策に出たようだ。ダークホースになれるか。

○帝京大学
4組:17位久保芳斗(3年)29分20秒37、34位中村亮太(3年)29分48秒94
3組:13位西村知修(3年)29分37秒20、24位佐藤辰準(3年)30分04秒89
2組:9位佐藤健(4年)29分51秒67、35位神田純也(2年)31分06秒15
1組:9位大沼睦(4年)29分54秒64、24位吉田勇一(2年)30分35秒19
平均:11位30分02秒38
補欠:河野健一(4年)29分46秒01、板垣辰矢(4年)29分55秒54
10人平均:10位30分00秒60
上位8人:8位29分47秒41

 ここは切り札が不在なのが痛い。そのためやや順位ダウン。1組2組と西村でどこまで貯金できるか。ハーフ入賞の河野と板垣は間違いなく入ってくるだろうから、一気にそこで稼ぎたいところだ。

○中央大学
4組:22位斎藤勇人(3年)29分26秒46、26位棟方雄己(2年)29分35秒06
3組:19位大石港与(3年)29分56秒57、31位小柳俊介(2年)30分29秒97
2組:8位山下隆盛(3年)29分51秒45、23位井口恵太(2年)30分24秒70
1組:15位高橋靖(4年)30分05秒、16位市塚遊(2年)30分06秒84
平均:8位29分58秒65
補欠:山本庸平(4年)28分57秒34、野脇勇志(1年)30分23秒18
10人平均:6位29分54秒56
上位8人:9位29分47秒73

 梁瀬、辻がおらず、山本も故障明けと苦境に立たされている中大。やはり4組を走る人材がいない。山本が調子次第で1組~3組のどれかに入ってくるだろうが、よほど稼がないと昨年の神大のようになってしまう感じがする。



☆★☆★全日本大学駅伝予選会エントリー★☆★☆

えっと、昨日の夜、
関東学連のホームページにて、

全日本大学駅伝予選のエントリー

が発表されていました。
2週間前なのでこんなに早くびっくりです。

それではいつも通り僕の一言コメントを載せながら紹介していきたいと思います。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

○明治大学
4組:石川卓哉、松本昂大
3組:鎧坂哲哉、北條尚
2組:遠藤寿寛、近藤俊一
1組:小林優太、渡辺真矢
補欠:細川勇介、大江啓貴
漏れ:安田

1組2組で余程ずっこけない限り予選通過は濃厚だろう。最近の石川や松本を見ていると多分大丈夫と思うし。後は故障だけが心配ってところか。

○東京農業大学
4組:外丸和輝、松原健太
3組:清水和朗、田村英晃
2組:細谷祐二、市川貴洋
1組:須藤朗、木下潤哉
補欠:谷口晃太、貝塚伸洋
漏れ:瀬山

 こちらも強い。1組にハーフ入賞の木下を置く余裕の配置。外丸の状態がちょっぴり心配だが、明大と同じくこれで予選落ちしたら何やってんの?って感じだろう。

○城西大学
4組:永岩義人、田中佳祐
3組:佐藤直樹、橋本隆光
2組:恩田峻之、田村優典
1組:岡本賢治、吉元真司
補欠:石田亮、中原大
漏れ:高橋、高宮、三田、

 城西大恒例の故障者続出がきましたかね(汗)(汗) 高橋はもうだめなのか。春先好調だった三田もいないし…。メンバー的にはそれでもまずまずなのだが、ちょっと雲行きが怪しくなってきましたね。

○東海大学
4組:刀祢健太郎、早川翼
3組:金子太郎、村澤明伸
2組:赤染健、田中飛鳥
1組:平山竜成、海老原匠
補欠:河野晴友、岡島秀平
漏れ:栗原

 なるほど、連戦となる村澤を3組にし、調子をあげてきた刀祢を4組ということにしましたか。河野が外れているが、せめて1組には入ってもらいたいのだが…。通過はボーダーよりやや上ってところか。

○専修大学
4組:井上直紀、五ヶ谷宏司
3組:酒井潤一、五十嵐祐太
2組:佐藤優気、星野光汰
1組:嬉野純平、安島慎吾
補欠:石垣弘志、塩原大

 ここはダークホースなような感じがする。1組に故障明けながら箱根2回出場の嬉野がいるし、3組4組は実力者が揃っている。2組がうまくいけばかなり上位にいく可能性はあると思う。

○中央大学
4組:斎藤勇人、棟方雄己
3組:大石港与、小柳俊介
2組:山下隆盛、井口恵太
1組:高橋靖、市塚遊
補欠:山本庸平、野脇勇志
漏れ:水越、梁瀬

 これはきつい…。山本も本調子ではなく、梁瀬が外れてしまった…。1組から3組がよっぽど奮起しないと、昨年の神大みたいに4組でうっちゃられるだろう。

○法政大学
4組:福島成博、近藤洋平
3組:上田剛史、益田賢太朗
2組:只野博通、稲垣雄太
1組:清谷匠、大森一輝
補欠:末山貴文、鍵谷亮

 うん、昨年よりはだいぶやるんじゃないか。力は付けてきていると思う。ただ、通過となるとちょっとまだ全体的にレベルが足りないような感じがする。

○神奈川大学
4組:森本卓司、染谷和則
3組:小出健一郎、天野峻
2組:黒田孝之、久門大輔
1組:大庭裕貴、小杉新太郎
補欠:渡邉塁、森津祐一

 昨年はエース不足で4組で逆転されてしまった神大だが、今回はその4組の不安はない。逆に1組2組が昨年並みにいけるかどうか不安な感じ。ただ、通過の確率は結構高いと思う。

○帝京大学
4組:久保芳斗、中村亮太
3組:佐藤辰準、西村知修
2組:佐藤健、神田純也
1組:大沼睦、吉田勇一
補欠:板垣辰矢、河野健一
漏れ:渡邉、土久岡

 ここも中々強い。西村が3組になったのがちょっと意外だが、ここまで短い距離を中心にしたせいなのだろう。補欠の板垣と河野もおそらく当日変更で入るだろう。ここもかなり有力と思われる。

○順天堂大学
4組:山田翔太、堀正樹
3組:村上真、有馬啓司
2組:田中秀幸、山崎翔太
1組:越智健一朗、佐藤優太
補欠:岡部寛之、大池達也
漏れ:関戸、木水、小高

 おいおい、ここも故障者が沢山出ているのだな…。完璧に組めて1年生がいい方向に出れば通過も僅かにありえたと思ったのだが…。まあ、ここは1年2年に注目選手が沢山いるので、どこまで通用できるか見てみたい。

○亜細亜大学
4組:山中宣幸、池淵智紀
3組:濱崎達規、宮川尚人
2組:田代宏輔、安部秀保
1組:中塚陵太、瀬口啓太
補欠:折田拓也、佐藤圭修
漏れ:塚本、橋本

 一番期待できそうなのは3組だろうか。後がもうちょいってとこか。ここは上位4人と下が差があるチーム。1組2組が何とか踏ん張ってくれればチャンスはあるか。

○拓殖大学
4組:那須大地、西山容平
3組:兼実省伍、館石盛行
2組:石井健太、横山築
1組:梅木悠平、真家尚
補欠:村山徳宏、住本祐樹
漏れ:谷川、蓮池

 谷川と蓮池はまた故障か…。関東インカレでも不振を極めたしちょっと難しい感じがする。とりあえず、若手の底上げができているかチェックだ。

○大東文化大学
4組:佐藤歩、清野篤
3組:高橋賢人、秋山拓平
2組:成田匠平、城地一志
1組:高関伸、一尾恭兵
補欠:井上裕彬、土田純
漏れ:若狭

 んー、井上と土田は普通に考えれば入ってくるだろうが…。通過の可能性はちょっと低いか。一応、今年の箱根駅伝の中では最上位のチームなのだが、その面影はちょっと無い。3組までずっと10位前後に入って望みを最終組に繋げたいところだ。

○上武大学
4組:石田康雄、福山真魚
3組:伊藤彰、坂口竜成
2組:梅田大輔、横田友弥
1組:朝日宏宣、氏原健介
補欠:平迫幸紀、渡辺力将
漏れ:長谷川

 長谷川が結局間に合わなかったのはちょっと残念だ。チーム力は昨年よりずっとアップしているはず。頑張れば通過は
難しくとも10位あたりまではこれるはずである。箱根予選のようなチームワークが出せるか。

○國學院大學
4組:安藤将美、田中光太郎
3組:仁科徳将、萩野皓平
2組:奥龍将、當山篤志
1組:三部将史、住野達郎
補欠:溝口大地、宮澤公孝

 通過は厳しいと思うが、まずまずの戦力にはなってきたと思う。箱根予選では団体戦で勝負するチーム。その意味で1組2組あたりの選手に注目したい。

○国士舘大学
4組:伊藤正樹、久井原歩
3組:小玉悠太郎、藤本拓
2組:松本良介、小野浩典
1組:平川玲央、福田穣
補欠:宮崎大佑、松本一人
漏れ:村川、羽島

 せめて羽島に出場してもらいたかった…やっぱりこの時期はダメらしい。1組で平川が稼いで、2組3組耐えて、4組伊藤で勝負というところなのだろうか。大きく落ちた戦力がどこまで回復しているかみたいところだ。

○青山学院大学
4組:荒井輔、米澤類
3組:辻本啓吏、横山拓也
2組:相原征帆、大谷遼太郎
1組:大坪恭兵、川村駿吾
補欠:豊島祐太郎、小嶺篤志
漏れ:小林剛、小林駿

 ここは僅かながら可能性ありとみる。1組大坪、2組大谷、3組辻本が稼いで、4組で爆発で無くはないという感じか。まあいかんせん波があるチームなので撃沈する選手が何人も出ないようにしたい。

○麗澤大学
4組:佐野広明、栗原巧
3組:諏訪卓徳、橋本竜二
2組:熊野祐貴、大下徹
1組:橋本隆太郎、山本将司
補欠:玉腰拳人、船井慎太郎

 通過は厳しいだろうが、4組の2人が非常に楽しみ。昨年12月の記録会でいい記録を出した栗原、そして何と言っても箱根選抜アンカーで一躍有名になった佐野に注目したいところだ。

○流通経済大学
4組:間島直行、石橋満
3組:行本尚史、那須行弥
2組:加藤貴裕、遠田将人
1組:池田卓弥、津毛航
補欠:原裕太郎、美間坂幹
漏れ:下田

 選抜で選ばれた下田がいないのだが…。とりあえず、1500mで好成績を残した間島がここでもやれるかみてみたい。

○平成国士大学
4組:飯沼健太、小野敬典
3組:後ノ上希、大竹淳
2組:天谷玲央奈、三浦輝
1組:佐久間樹、塚田空
補欠:徳川将、安西拓弥

 ここは関東インカレでポイントをとった飯沼がどこまで上位に食い込めるかというのが見ものだろう。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


つーわけで、全日本のエントリーはこんな感じです。
後は出来る限り、展望をしていきたいと思っています。

それでは、このへんで。



【長距離】先週の記録会結果【ホクレン】

それではいつも通り先週の記録会の結果をまとめてみました。
先週は毎年恒例

ホクレンディスタンスチャレンジ

が開幕されました。
先週は札幌大会が行われました。
やはり社会人が中心に出場するだけあって、

好記録

が連発しましたね。

学生のみにすると非常に人数が少なくなりますので、今回は社会人も含めて全結果を載せました!
ちなみに、出身大学も載せてみました。
※★マークは現役学生です
○3000mSC
1位NAHOM MESFIN(カネボウ)8分29秒48
2位岩水嘉孝(順大→富士通)8分34秒95
3位梅枝裕吉(日体大→NTN)8分35秒19
4位菊池昌寿(亜大→富士通)8分38秒31
5位岡村翔(農大→Honda)8分44秒80
6位松浦貴之(中学大→大塚製薬)8分45秒76
7位黒田将由(法大→中国電力)8分48秒25
8位中嶋聖善(立命館)8分49秒55★
9位阿久津圭二(早大→SUBARU)9分00秒86
10位越川秀宣(東海大→富士通)9分01秒25
11位篠藤淳(中学大→山陽特殊製鋼)9分16秒68

 日本人トップはやはり2大会連続でオリンピックに出場した岩水。タイムもまずまずか。それに肉薄した梅枝は素晴らしい。長い距離が不安定で箱根では活躍できなかったが、本職では本当に強い選手である。他見ると亜大のエースだった菊池、同じく法大でエースだった黒田などバラエティに飛んだメンバーが揃っている。後、順位が低いが阿久津が走ったのが早大ファンとしては相当嬉しいのではないか。これから徐々に復活を願っていることだろう。復活といえば、岩水に勝利したこともある篠藤が中々本来の調子が戻らないのが残念である。代わりに後輩の松浦が頑張っているが、やはり箱根復路最速男の篠藤が戻ってきてくれないと箱根ファンとしては。。。何とか頑張ってほしい。

○3000m
1位Jonathan Ndiku(日立電線)7分52秒89
2位森本直人(山学→山陽特殊製鋼)8分07秒10
3位小西祐也(トヨタ自動車九州)8分09秒49
4位滑和也(作.AC北海道)8分13秒77
5位高橋洋(JFEスチール)8分15秒39
6位酒井拓弥(トヨタ自動車九州)8分18秒07
7位皆倉一馬(東海大→日清食品)8分19秒33
8位竹内健二(トヨタ自動車九州)8分20秒99

 3000mで外国人に15秒もちぎられてしまうのか…。まあトップ選手が出ていたわけではないが、もうちょい走ってほしかったかなあ。日本人トップは山学OBの森本。在学中は往路優勝のゴールテープを切ったこともある選手である。少し伸び悩んでいるところはあるが、少しずつ成長しているとみていいのだろうか。都道府県対抗駅伝で戦犯扱いにされてしまったが、糧にはなっているように思える。とにかくはまずはチーム内でエースになってほしいと思う。


○5000mC
1位三岡大樹(京産大)13分57秒67★
2位勝間信弥(神大→佐川急便)14分00秒91
3位北澤賢吾(東海→小森コーポ)14分07秒39
4位前田翼(第一→YKK)14分07秒89
5位上條晃良(YKK)14分08秒58
6位尾関誠(創価)14分10秒40
7位西村純一(トヨタ紡織)14分10秒42
8位森政辰巳(山学→中国電力)14分11秒42
9位田口裕弥(トヨタ紡織)14分12秒36
10位福島法明(創価)14分12秒49
11位石田和也(東海→西鉄)14分15秒27
12位谷野琢弥(日体3年)14分15秒71★
13位吉井賢(第一→SUMCO)14分17秒65
14位原田恵輔(トヨタ紡織)14分19秒21
15位尾田寛幸(東洋→西鉄)14分20秒62
16位太田正史(創価)14分22秒87★
17位井村光孝(関学→小森コーポ)14分32秒28
18位塩田好彬(トヨタ紡織)14分36秒43
19位高柳裕也(日体1年)14分48秒36★
20位西沼佑司(札幌学院)14分48秒62★
21位菅家宣明(創価)14分49秒78★
22位小椋裕介(札幌山の手高校)15分22秒62★

 ここからはメインイベントの5000mに移る。トップは何と京都産業大学の三岡。確かに京産大の中ではエース級ではあるのだが、地方はどうしても戦力が関東に比べて劣るのでこれはびっくりした。このタイムなら出雲や全日本でも何人かの関東の選手には勝てるだろう。レースを引っ掻き回す存在になってくれれば嬉しい。学生ではその他、創価大の躍進もあったが、やはり日体大に注目が集まる。タイム的にはまあ可も無く不可も無くという感じだろうか。谷野は3年生トリオとしてもう少し走ってほしかったか。

 社会人は勝間という懐かしい名前が。神大1年生の時、5区を爆走して大逆転で往路優勝のゴールテープを切り、箱根ファンを大いに沸かせた選手だ。その後、ちょっと活躍できなかったが、自分のペースでずっと頑張っているようだ。そういえば、3位の北澤は東海大往路優勝のメンバーだし、優勝経験者が上位に来てくれたのは大変嬉しいことである。

○5000mB
1位出口和也(日体)13分48秒33★
2位野口拓也(日体)13分50秒28★
3位上條記男(國學院→愛知製鋼)13分50秒80
4位圓井彰彦(法大→マツダ)13分51秒49
5位横田裕介(小森コーポ)13分52秒39
6位門田浩樹(拓大→カネボウ)13分54秒71
7位篠浦辰徳(早大→SB食品)13分54秒71
8位尾崎輝人(山学→中国電力)13分54秒97
9位今井正人(順大→トヨタ自動車九州)13分55秒65
10位宮城和臣(大東→トヨタ紡織)13分56秒63
11位山下真司(農大→四国電力)13分56秒68
12位佐藤智之(旭化成)13分58秒85
13位黒崎拓克(東洋→コニカ)14分03秒95
14位藤森憲秀(早大→中国電力)14分07秒79
15位島村清孝(駒大→SB食品)14分08秒09
16位前田貴史(愛知製鋼)14分10秒94
17位山岡雅義(國學→大塚製薬)14分15秒31
18位板山学(中大→日清食品)14分15秒89
19位宮崎隆春(拓大→SUMCO)14分21秒25
20位竜田美幸(大塚製薬)14分22秒37
21位福士優太朗(日体1年)14分23秒92★
22位井上貴博(拓大→小森コーポ)14分29秒33
23位油谷繁(中国電力)14分47秒10

 これは日体大が大活躍だった組。3年生カルテットの中で特に評価が高い出口と野口がその実力を遺憾なく発揮。13分50秒切り、スピードランナーの圓井や実力者の尾崎や今井まで完全に振り切った。チーム内にもいい刺激を与えることができたと思うし、これでチームが活気付いてくれれば嬉しいです。

 社会人は上條が出てきたのはびっくり。國學院時代、ギリギリの所で箱根のメンバーに入れず涙を呑んだ事があるが、それがいい方向へ出ているようである。この調子で逆襲をかけてほしい。その他、名前に出したが、尾崎、今井、そして黒崎、島村で箱根区間賞もしくはそれに近い走りをした選手が揃っている。まあマラソンやハーフあたりに強い選手なので5000mはこんなものなのだろう。心配なのは油谷の状態。もう往年の力が戻ることはないのだろうか。もう一花咲かせてほしい選手である。


○5000mA
1位金川真治(カネボウ)13分42秒57
2位八木勇樹(早大)13分43秒49★
3位森田知行(立命→カネボウ)13分44秒79
4位豊後友章(駒大→旭化成)13分45秒20
5位荒川丈弘(東海→旭化成)13分45秒45
6位木野行純(SB食品)13分46秒09
7位古川茂(大東→SUBARU)13分46秒87
8位白石賢一(旭化成)13分47秒22
9位藤山哲隆(駒大→SUMCO)13分51秒59
10位福山良祐(中学→JAL)13分52秒63
11位足立知弥(旭化成)13分53秒64
12位土橋啓太(日大→旭化成)13分54秒75
13位森賢大(日体大)13分54秒99★
14位柴田尚輝(駒大→JAL)13分55秒16
15位白濱三徳(徳山→中国電力)13分55秒16
16位木庭啓(SB食品)13分55秒25
17位田中雄規(SUMCO)13分56秒20
18位山崎敦史(SUBARU)13分58秒29
19位河添俊司(旭化成)13分58秒42
20位井幡磨(大塚製薬)14分03秒62
21位徳本一善(日清食品)14分08秒69

 A組だけあって、さすがに他の組に比べてぐんとタイムが高い。当たり前だが関東インカレで騒いでいるのは比じゃない。最下位の徳本も14分一桁で大撃沈というわけではないので13分50秒台でみな固まっている感じだ。

 その中1位をとったのはカネボウの金川・・・えっと知らない(汗)(汗) えっと、今年のニューイヤーで…って走ってないのか。そりゃちょっと分からないです。許してください。自己ベストはニューイヤー前から5000mは13分40秒台、10000mも28分30秒をきっていますのでなかなかのタイムを持っている選手ですね。今年こそニューイヤーで活躍してほしいです。

 そして2番手にはようやくといっていいか実力を発揮した八木が自己ベストを大幅に更新する走りをみせた。これは竹澤の当時のベスト超えるんじゃないですかね?まあ、大舞台で並の選手となってしまうのが問題なのだが、ちょっとずつ克服していってほしいところだ。

 後、今年こそニューイヤーで期待がかかる豊後、そして箱根で途中棄権の屈辱を味わった荒川が完全復活してくれたのは大変嬉しいことである。旭化成は今年2位に入ったがこの2人が入っていない状態だった。この2人が加われば更なる高みを目指せるはずなのでぜひとも頑張ってほしいところだ。そういや、旭化成と覇権争いしたこともあるSB食品の選手が5000m13分台を連発。上野と竹澤もいることだし、ぜひともニューイヤーに出場してもらいたいと思う。

青山学院大学:関東インカレ評論~全日本の展望をかねて

続いて、エースの力で大健闘だった青山学院大学。

○1500m
予選
1組3位大谷遼太郎(1年)3分52秒57
2組7位川村駿吾(2年)3分58秒94
3組1位荒井輔(4年)4分04秒77

決勝
1位荒井輔(4年)3分48秒27☆8p
5位大谷遼太郎(1年)3分52秒52☆4p

○5000m
18位横山拓也(1年)14分23秒12
31位大谷遼太郎(1年)15分21秒57
32位荒井輔(4年)15分29秒43

○10000m
4位米澤類(4年)29分52秒64☆5p
14位豊島祐太郎(4年)30分53秒93

○ハーフ
28位辻本啓吏(3年)1時間7分00秒
40位鈴木惇司(3年)1時間8分23秒
41位小林駿祐(3年)1時間8分35秒

○3000mSC
予選
1組2位小川恭正(3年)9分09秒63
2組2位市岡敬介(4年)9分06秒94
2組14位出岐 雄大(1年)9分34秒98

決勝
6位小川恭正(3年)9分06秒34☆3p
7位市岡敬介(4年)9分07秒24☆2p

すげー!

 今回、青山学院が一番目立った種目はやはり1500mに尽きる。箱根駅伝でスターターを務めた荒井が自分の持ち味を存

分に活かして優勝。1部の日本人選手も全て上回り日本人トップの成績であった。スピードに関しては申し分ない。後は

スタミナやタフ度が問題か。5000mでは大撃沈してしまったのが惜しい。全日本予選に向けて不安が残るが、エースとし

て頑張ってほしい。そしてこちらも5000mで撃沈してしまったが、青学期待のルーキー大谷も5位入賞。先日の1万も30分

半オーバーしてしまい、スタミナはまだまだだが、今の荒井以上にはなる存在である。大事に育てたい。

 後は本来のエースである米沢が1万mで復調を告げる4位入賞を果たした。箱根予選で動かない体を懸命に動かしていた

頃をみるとホント別人になったような感じがする。全日本予選と箱根予選でも当然チームを引っ張る存在になるだろう。


この調子&頑張れ!

 青学は3000mSCでも見事な入賞を果たしている。小川と市岡が6位7位に入りダブル入賞をしている。特に市岡はチーム4番手の1万の持ちタイムを持っている選手。その選手が調子がいいのは力になるはずだ。後は豊島、横山という新戦力が今回関東インカレを経験してそこから上昇できるかどうかが楽しみである。

 ちょっと残念だったのがハーフ。箱根9区6位だった辻本がハーフ28位と結果を残せなかったこと。箱根で繰り上げ回避に大きく貢献し、暫く調子を保っていたのだが、ここに来てやや息切れしてきているか。長い距離が得意だと公言していた鈴木ももう少し上がってこないのがちょっと残念。まあ、どっちかというと青山学院はロードよりトラックの方が強いのだが、やっぱり底上げはまだまだというところだ。

 そういえば、箱根を走った小林やエントリーに入っていた西尾が全く出てこないというのもやや気になる要素である(小林は5000mで15分切れない状態?)。ただでさえ層が薄いのだから、彼らがきっちり伸びてきてくれないと全日本は勿論、箱根はまた遠いものになってしまう。この当たりが全日本予選までは無理でも箱根予選までには足並みが揃ってほしいと思う。

全日本予選展望

それではメンバーをみてみよう。
※は5000mのタイム
4組:9位米澤類(4年)29分06秒71、13位荒井輔(4年)29分16秒73
3組:32位辻本啓吏(3年)30分31秒17、40位横山拓也(1年)※14分23秒12
2組:30位大谷遼太郎(1年)30分33秒77、31位相原征帆(1年)30分34秒40
1組:6位大坪恭兵(4年)29分41秒63、22位川村駿吾(2年)30分29秒05
平均:17位30分11秒62(7人)
補:豊島祐太郎(4年)30分17秒85、小嶺篤志(1年)30分24秒50
補欠含む:17位30分13秒74(9人)

 4組に関してはかなりいい。3組までボーダーラインに絡んでいればひょっとする感じである。その可能性はなくはないという感じである。1組には昨年の経験者の川村とどうやら留年したらしい大坪。メンバー不足に悩んでいる青学にとっては非常に貴重な戦力である。1組の中ではタイムはいい方なのでぜひ稼いでほしい。

 2組3組も大谷、辻本と爆発の可能性がある選手がいる。大谷はスピードをどれだけ生かせるか。辻本は上位グループで粘るという感じか。横山も関東インカレでそこそこ走ることができた。補欠には豊島がいるし、体調次第で交代か。そして4組は完全復活の米澤、不安定だが爆発力のある荒井で勝負できるようになれば面白いと思う。

 まあ、それでもだいぶきついかな…。1組~3組が皆覚醒しなければ届かないだろう。まあ、それでも箱根予選に向けて多少は他チームとの比較の参照資料にはなるだろうから、精一杯の活躍を祈りたい。

東京農業大学:関東インカレの評論~全日本予想を兼ねて

ご無沙汰してしまい、すみません。
忙しいこともあったのですが、どのような記事にしようか悩んでいたために
かなり空白があいてしまいました。


今回は全日本予選が徐々に迫ってきた事もあり、
全日本予選を控えている大学を先に行い、ついでに軽い展望をしていこうかなと思います。


まずは関東インカレ2部で絶好調だった東京農業大学から行います。
○1500m
予選
2組1位松原健太(2年)3分55秒49

決勝
2位松原健太(2年)3分48秒97★+7p

○5000m
1位松原健太(2年)14分06秒27★+8p
6位田村英晃(3年)14分11秒13★+3p
16位外丸和輝(4年)14分21秒06

○10000m
3位外丸和輝(4年)29分51秒23★+6p
6位田村英晃(3年)29分59秒69★+3p
16位保坂優介(4年)30分54秒88

○ハーフ
2位木下潤哉(2年)1時間4分53秒★+7p
6位清水和朗(4年)1時間5分03秒★+3p
11位細谷祐二(4年)1時間5分40秒

○3000mSC
予選
1組7位内藤寛人(1年)9分16秒02
2組5位谷口晃太(4年)9分10秒28
2組8位川内涼(3年)9分27秒71

決勝
3位谷口昇太(東農4年)9分00秒37★+6p

すげー!!!

 躍進の原動力となったのは2種目入賞を果たした松原田村、ハーフで2位をもぎとった'木下の3名である。そういえば、松原と田村は箱根駅伝でエース外丸の脇を固めた選手だが、松原は外丸にいい位置で繋ぐ事が出来ず、田村は外丸が作った流れを断ち切ってしまった選手である。最終的にシード権を獲得できなかった要因の一つとなってしまった。彼らが活躍したのは大変嬉しいニュースである。

 この中で1人だけといわれれば何と言っても松原だ。1500mで2位、そして5000mではチームメイトや神大森本らを破って優勝。一人で15ポイントも稼いでしまった。2部の中でぜひとも1部の中に交えて戦わせて見たい選手の一人である。まあスピードに関しては申し分ないだろう。1万以上での安定性はこれから次第だが、多分大丈夫な感じがする。

 また田村と木下も順調な成長を感じる。特に田村は本当に年々強くなっている感じがする。木下も松原に負けじと成長していっている感じがする。この世代は後は箱根予選では非常にいい成績を残した瀬山が復調してくれれば文句ないといったところだ。


この調子!!&頑張れ!

 その他、清水は相変わらず安定している。大きな成長というのは感じられないが、2年生あたりからまずまずのレベルで安定している感じである。これからの駅伝やその予選でも確実に走ってほしいところ。ちょっとびっくりなのは3000mSCの谷口。3位入賞はかなり立派である。後、細谷や保坂はいい経験になったのではないか。細谷は後もう少しで入賞という惜しい結果。同じ山下り候補の木下(といってもこれだけ平地になる可能性が高いが)には大きく水を開けられたので奮起してほしいところである。

 ちょっと心配なのがエース外丸。箱根予選から箱根本戦まで素晴らしい活躍をした。が、そこでの無理がたたったのか
今ひとつタイムが伸びない状態が続いている。まあ、それでも1万ではどうにか入賞を果たして4年生の意地をみせた感じだが、全日本予選で4組をやれるかどうか微妙な感じである。


 まあ、その不調が目立たないくらいチームは成長している。前回の箱根までは外丸の足を引っ張る事が多かったチームが、今はエースをフォローするチームに変化している。全日本予選でもほぼ当確ランプが押せそうな状態となる。

全日本予想

というわけで、全日本展望である。
※順位は組内の持ちタイムによるもの
※タイムは自己ベスト
4組:1位外丸和輝(4年)28分41秒77、3位松原健太(2年)28分48秒86
3組:5位清水和朗(4年)29分17秒32、7位田村英晃(3年)29分20秒84
2組:3位細谷祐二(4年)29分35秒06、11位市川貴洋(2年)29分54秒43
1組:2位木下潤哉(2年)29分25秒19、17位須藤朗(4年)30分11秒84
平均:2位29分24秒79
補欠:貝塚信洋(3年)29分23秒81、谷口昇太(4年)29分40秒13
補欠含み:1位29分26秒22
 

 メンバー的には申し分ない。1組には2部ハーフ2位の木下を置く余裕。これは大舞台初経験となる須藤をフォローする意味もあるのか。2組はこれまた大舞台の経験がある細谷と、今勢いのある市川と実力者とフレッシュなメンバーをペアにしている。まあ市川と須藤は補欠の貝塚と谷口と代わる可能性が高い(といっても貝塚は絶不調なのだが…)。このあたり体制は万全だ。

 そして3組からは箱根経験者や関東インカレ入賞者が続々登場。ここは4人とも全員一桁順位でいける。しかも3組4組は下位との差がつきやすいので、1組2組でややもたついたとしても充分な挽回可能。外丸の不調がやや心配ではあるが、粘りが利く選手なのである程度は計算できるし、予選通過に向け死角なしという感じだ。

 これで予選落ちしたら何やってるの?というくらいの戦力が整ってきているが、ここ81回から83回の箱根不参加、84回箱根最下位を経て本当に強くなってきたものである。今年こそ旋風を巻き起こしてくれる、と思っている。

長距離:今週の記録会の結果:箱根関連

久しぶりです。

先週の土日に行われた主な記録会の結果です。


とりあえず、上位や注目選手、そして・・・日体大の選手は全部載せました。


5/30・31 東海大記録会

○5000m
7組
4位大串顕史(早大2年)14分30秒45
5位西城裕尭(早大1年)14分30秒82
10位山本庸平(中大4年)14分36秒24
11位玉村元気(流経)14分38秒29
12位萩原涼(早大1年)14分38秒82
16位水越智哉(中大4年)14分44秒86
23位与那嶺恭兵(東海4年)14分55秒38
25位松田佑太(日体3年)15分12秒72

8組
1位大野紘祟(中学4年)14分15秒20
2位近藤俊一(明大3年)14分17秒30
3位菊池賢人(明大1年)14分21秒47
5位谷永雄一(日体1年)14分23秒60
7位大江啓貴(明大1年)14分27秒12
8位細川勇介(明大2年)14分30秒09
12位佐々木寛文(早大1年)14分43秒24
13位岡本考平(明大3年)14分44秒88
15位早川智浩(日体1年)14分46秒02
21位飯尾真走(日体1年)15分34秒06

9組
12位久保岡諭司(日体4年)14分20秒82
17位篠崎昌道(日体3年)14分37秒52

 7組:早大の2軍選手が目立ちましたね。皆さん自己ベストに近いタイムを残しているので調子はまずまずか。その中に中大の主力陣の姿が。調子はまだまだだったのだろう。まあ山本、そして嬉しかったのが水越の復活。タイム的にはまだまだだが、全日本予選に間に合ってくれれば非常に心強い存在になるだろう。

 8組:ここはまずまずのレベル。その中で意中央学院の大野が優勝。3000mSCと短い距離に強い。それにしても中央学院は今年5000mに強いのだがそういう方針なのだろうか。後は明大陣が頑張った。近藤はかなりの好タイムだ。そして、7組にもいたが日体大の若手が大挙出場。谷永以外はちょっと撃沈してしまったが、まあタイムは今回はいいだろう。

 9組:学生は日体大の中堅勢のみの出場。久保岡はまあまあの健闘だ。篠崎は1年の谷永のタイムを見るともう少し走ってほしかったところだが、そこそこということでいいだろう。評論はこれから次第だ。



 以下、1万m。上位10人+α
○10000m(30日)
1組
1位成田匠平(大東1年)30分23秒37
2位川村駿吾(青学2年)30分29秒05
3位高関伸(大東3年)30分29秒71
4位大谷遼太郎(青学1年)30分33秒77
5位相原征帆(青学1年)30分34秒40
6位城地一志(大東2年)30分36秒59
7位海老原匠(東海1年)30分37秒24
8位岩崎耕三(明大2年)30分40秒31
9位横田友弥(上武3年)30分40秒77
10位秋山拓平(大東3年)30分41秒60

2組
1位大坪恭兵(青学4年)30分18秒93
2位高橋賢人(大東4年)30分19秒02
3位奥龍将(國學)30分24秒70
4位辻本啓吏(青学3年)30分31秒17
5位豊島祐太郎(青学4年)30分31秒77
6位室田祐司(中学1年)30分32秒69
7位小嶺篤志(青学1年)30分36秒06
8位松岡竜也(城西1年)30分38秒26
9位兼実省伍(拓大1年)30分38秒70
10位玉澤悠輝(城西2年)30分41秒98
13位藤原秀明(中学3年)30分52秒04

1組:大東大及び下級生を中心に出場した感じだ。関東インカレで活躍した大谷の名前がみえる。大東大はこうみると箱根総合4位というのが信じられないのだが…。ロードタイプとはいえもうちょい記録を出したいだろう。他、明大で期待されていた岩崎も中々浮上できないようである。このまま埋もれないようにしたいところだ。

 2組:ここは青学の大坪がトップ。これは留年したのだろうか?次に大東大の高橋が入った。組のレベル的にタイムがこれくらいなのは仕方ないか。期待はずれは青学の辻本。箱根9区6位の勢いを暫く保っていたが、ここに来て息切れし始めているか。まあ、この辺りは関東インカレの疲れがあるかもしれないので一概に評価ができないのだが。中学の藤原なんてモロに影響受けただろう。しかもずっと1500やっていたのにいきなり10000なのでちょっと可哀想といえば可哀想かもしれない感じだ。

3組
1位酒井潤一(専大4年)30分05秒33
2位五十嵐祐太(専大3年)30分10秒35
3位佐藤優気(専大3年)30分10秒51
4位星野光汰(専大1年)30分11秒26
5位須藤朗(農大1年)30分11秒84
6位嬉野純平(専大4年)30分17秒79
7位本野裕之(中学2年)30分20秒83
8位塩原大(専大3年)30分23秒99
9位磯将弥(中学4年)30分28秒74
10位石垣弘志(専大3年)30分31秒24
13位土田純(大東3年)30分47秒75
14位間島直行(流経)30分49秒51
15位梅田大輔(上武3年)30分50秒30
17位松尾直樹(専大2年)31分02秒28
21位貝塚伸洋(農大3年)31分25秒25

4組
1位恩田俊之(城西4年)29分46秒67
2位高野寛基(早大3年)29分46秒80
3位小山大介(山学4年)29分49秒54
4位小林光二(中学3年)29分50秒50
5位長尾正樹(日体4年)29分52秒31
6位市川貴洋(農大3年)29分54秒46
7位石田亮(城西3年)29分54秒46
8位岡本健治(城西4年)29分55秒22
9位大石港与(中大3年)29分56秒57
10位久我和弥(駒大1年)29分58秒27
11位藤山修一(駒大4年)29分59秒14
13位仁部幸太(中学2年)30分06秒16
14位大谷克(中学3年)30分14秒95
18位三浦隆稔(中学4年)30分39秒62
20位伊藤彰(上武3年)30分44秒07
22位朝日宏宣(上武4年)30分49秒91
23位蓮池龍顕(拓大2年)30分51秒04
29位鈴木忠(中学3年)31分36秒33
30位真田雅之(中学3年)32分15秒16

 3組:専大勢が大挙して出場した組だが、酒井が30分台ながらトップ。そのすぐ後にハーフで撃沈して心配した五十嵐が続いた。またあまり変わらないタイムで星野と佐藤が続き、底上げは感じさせた。そして嬉野が復活。全日本予選に向けていい材料が出てきている。他は箱根駅伝出場者がちらほらみえるが、みんな低迷。やはり箱根出場者は新年度のチームの力になって当然なので、もう少し頑張ってほしいところだ。


 4組:この組のみ29分台が続出。その中で最後に制したのは、また意外にもとなってしまうが、城西でエントリーメンバーにも入れなかった恩田がトップ。やっぱり層は厚いチームなのだ。そして関東インカレまさかのメンバー漏れした高野がすぐ続いた。どうやら残り1500mからずっとトップだったようで内容もまずまずのようだ。その後も期待したい選手の名前が続く。石田も29分台で走れるまで復活してくれたので良かった。他にも詳しく書きたい選手は大勢いるのだが、また各校で記事を書く時に書くこととする。もう一つ書くと残念なのが中学は小山以外はみんな低調ということ。鈴木や真田は完全に喝というようなタイム。じっくり鍛えてほしい。


○10000m(31日)
注目選手をピックアップです。
3組
2位河野健一(帝京4年)30分26秒30
11位土久岡陽祐(帝京3年)31分50秒52

4組
1位末山貴文(法大)30分19秒27
2位小川恭正(青学3年)30分31秒16
12位臼井瑛亮(関学)31分50秒59
15位土田修司(大東3年)32分15秒33
16位池田拓也(青学3年)32分16秒68
17位岸本匡(山学4年)32分41秒67

 
 3組:帝京の主力選手が出場。河野はそこそこか。ただ、土久岡はちょっとまずいだろう。故障がなければ箱根も出場予定だったのだから、もうちょっと走ってほしかった。

 4組:3000mSCで健闘していた法大の末山がここでも健闘。2位を大きく引き離し圧倒的な力をみせた。法大の主力の1人になりうる感じである。その他はチームの中堅が出ているのだが、ちょっとまずい結果だろう。山学の岸本なんかは完全に自信を喪失しているんじゃないかという感じ。箱根で失速して以降良かった成績がない。現段階では岸本は駅伝シーズンの戦力としては数えられないような感じである。



5/30 ゴールデン・ゲームズ・のべおか

○1500m
1位ダニエル(日大4年)3分37秒96

 関東インカレで4冠を達成してさぞ疲れているだろうと思われたダニエルがなんと自己ベスト更新。スピードに関してはもう文句ないだろう。


○5000m
B
2位八木勇樹(早大2年)13分52秒23
8位矢澤曜(早大2年)13分58秒25
23位森賢大(日体4年)14分12秒85
28位野口拓也(日体3年)14分21秒04
30位永岩義人(城西4年)14分29秒19

C
23位撹上宏光(駒大1年)14分25秒62
24位福士祐太朗(日体1年)14分30秒03
25位中原大(城西1年)14分31秒63

D
2位出口和也(日体3年)14分02秒09
8位渡邉公志(東洋1年)14分05秒33
23位橋本隆光(城西2年)14分25秒04
24位谷野琢弥(日体3年)14分26秒67

 こっちは5000m。東海大記録会ではなく、こっちに出場しているのでさすがに記録はまずまずだ。

 B:学生トップは早大の八木がコニカミノルタの松宮に1秒差の2位。関東インカレでもこれくらいで走ってくれれば入賞だったのだが、とりあえず、3連続13分台なのでいい感じといっていいだろう。矢澤も連続だ。他、日体大のエース2人が出場。今季初レースなので14分20秒前後でもそんなに文句はつけなくていいだろう。

 C:こちらは1年生3人が出場。一番上だったのは駒大の1年の中で絶好調だった撹上。さすがに徐々に下降気味だが、そんなに悪くない。次は高校時代の実力的には一番上だった福士。先輩が14分20秒前後なのでこんなものとしかいいようがない。まあ色々な意味で日体大は大事に育てていきたいところだ。


E
14位高橋優太(城西4年)13分55秒32
15位田中佳祐(城西3年)14分09秒25

F
7位川上遼平(東洋2年)14分12秒86
21位西山容平(拓大3年)14分26秒03

G
1位刀祢健太郎(東海2年)14分13秒41
20位山崎亮平(明大2年)14分43秒29

 E:非常にレベルの高い争いになったこの組には城西大のエースが出場。高橋が13分台に入って、いよいよ調子があがってきたようだ。田中もまあまあのレベルを保っているとみていいだろう。この調子をまずは全日本予選までは最低維持してほしいと思う。

 F:ここは川上が非常に頑張った感じ。距離にも対応できるようになってほしいところだ。

 G:こちらは東海の刀祢が1年生に負けじと好タイム。これは別の組に出場させるべきだった。まあ、この調子でいけば全日本予選4組でもいいかもしれない。対して山崎はちょっと厳しい感じだ。



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