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全日本大学駅伝順位予想!!

さてさて、オーダーで色々波乱があった全日本大学駅伝、
順位予想してみたいと思います。


順位予想

1位駒澤大学…主要区間の強さはズバ抜けている。1年が多少ミスしても取り返せるでしょう
2位日本大学…アンカーダニエルが8位から猛追するも一歩及ばず、深津に逃げ切られる
3位早稲田大学…そつはなかったが、2区と6区で駒大に大きく差をつけられる。
4位東洋大学…4区で捕まって後は徐々に差をつけられるかと。
5位中央学院大学…木原なしでもここに来る力はあるでしょう
6位山梨学院大学…日本人だけでも取れるでしょう。中川が最後苦戦も逃げ切るという感じ
7位東海大学…20kmはともかく、このくらいの距離ならまあまあやれるかと
8位中央大学…序盤に差をつけられすぎて、追いつかず
9位明治大学…4区で何とか見せ場を作ってここに留まるかと
10位専修大学…アンカーの五十嵐が好走してトップ10に
11位青山学院大学…中盤まで一桁順位を走れると思いますが、最終的にはここで。
12位第一工業大学…唯一、関東1校破るかなあ
13位東京農業大学…中盤は2軍の選手が出ていますよね?
14位立命館大学…2区4区のエース区間がちょっと厳しいだろう
15位京都産業大学…伊豆も同様見せ場は作るだろうが。


区間賞予想
1区ジュグナ(第一)
2区村澤(東海)
3区佐々木(早大)
4区石川(明大)
5区三田(早大)
6区高林(駒大)
7区佐々木(中大)
8区ダニエル(日大)


ふー、疲れました。
ほんとに分からないですので。
上位3校がちょっと抜けていて、4位5位が僅差、少し空いて6位から9位まで混戦かなと思っているのですが。どうなるのでしょうか。

明日が楽しみです☆

ちなみに、ちょっと体調があまりよろしくないので、いつものダイジェストは今回はないと思いますので、予めご了承ください。

全日本大学駅伝エントリー発表♪♪

http://www.tv-asahi.co.jp/ekiden/にてエントリーが発表!
有力校15チームのみ載せてます。


○駒澤大学
発表オーダー:上野-宇賀地-千葉-星-撹上-高林-後藤田-深津
当てた区間:1区2区3区5区6区8区正解、出走7人
素直に星4区にしときゃ7区間当たったのだが(笑)
まあ読みやすかったとはいえ、良かったです。
区間エントリーは結局1年生と4年生しか使わなかったですね。
飯田が外れたのはやや不可解ですが、面白いオーダーじゃないですか。
1年4年と交互に並べているので、1年生も走りやすいでしょう。


○早稲田大学
矢澤-八木-佐々木-平賀-三田-神澤-前田-尾崎
1区8区正解、6人
基本的なとこしか当たらなかったな結局(笑)
まあ八木もよいよエース区間起用、三田も調子が戻ってきてエントリーといいニュース。
しかし、神澤が入ってきたのはびっくり。
高野新主将や猪俣を差し置いてのメンバー入りなので、相当調子がいいのでしょうか
最低、昨年の朝日以上の走りはしてもらわないといけないでしょうね。


○山梨学院大学
後藤-高瀬-松本-大谷康-小山-松枝-岩田-中川
1区2区正解、5人
これは大波乱。
コスマスが外れた。補欠にも入らず、当日緊急時の変更もなしとなった。
一体、これはコスマスに何かあったのか、それとも経験なのか。
でも、これは面白い。優勝争いからは脱落するだろうが、
留学生がいない山梨学院を僕は初めてみます。
シード権を取れば、完全に合格でしょう。

○東洋大学
柏原-宇野-川上-高見-千葉-佐藤-田中-大津
0区間、6人
 やっちゃった(爆) 1区3区4区8区は正攻法だったのにorz
柏原以外に1区がいないと思っていたら、結局そうなった。
まあ、これで1区はハイペースになることは必須でどうなるのか。
また、宇野の復帰レースもいきなりの2区で、見ものか。
全体的には新戦力試しながら、シード権はしっかりという感じに見える。


○中央学院大学
塚本-大野-渡邊-三浦-田口-野中-渡部-小林
1区正解、7人
 これはかなり本気でシード権獲得を目指すオーダーだろう。
主力を前半に固めず、2区4区8区に分散させて、
5区から7区には初出場ながら4年生で固めた。
大野や小林がどれくらいこの区間で走れるか楽しみである。

○日本大学
井上-佐藤-堂本-ベンジャミン-谷口-丸林-横松-ダニエル
6区8区、7人
4区までを前半、8区までを後半という感じにしたのは昨年の山学と同じ戦法。
ただ、これ1区が非常にキーポイントだ。井上が果たして対応できるのか。
ここで出遅れて流れを失うといくらダニエルでも届かなくなってしまう。
1区でだいたい決まってしまうのではなかろうか。

○明治大学
北條-鎧坂-近藤-石川-安田-渡辺-遠藤-細川
1区7区、5人
 えっと、松本が走らない場合は2区鎧坂3区近藤と予想したので…いや2区間ですね。
松本ダメだったかというのが第一声。まあ無理して箱根ダメにならないためなのだろうが。
まあそのためか、石川を4区に持ってきて序盤に終戦にならないようにしたようだ。
しかし安田も繋ぎに回ってしまっているし、これはまた上位は無理か…?

○東海大学
早川-村澤-藤本-刀祢-田中-平山-永田-金子
1区2区4区6区8区、7人
 まあ、読みやすかったですね。1区2区4区8区はこれしか考えられなかったし。
今回は1区が強く、2区は昨年のレベルよりは低いので、村澤の区間賞は充分ありうる。
それで流れに乗ってシードラインに踏みとどまればいいという感じだ。

○東京農業大学
松原-田村-木下-瀬山-藤代-高山-清水-横山
1区2区、5人
 外丸が外れた。まあ、予選会も不調だったらしいので温存なのか。
しかしそれ以上に4区瀬山8区横山ですか!長らく不調の2人がどんな走りを見せるのか楽しみ。
ただ、シード権争いは今年も難しいか。やはり東農大は予選会へドンピシャのピーキングだったので、
予選会を走った多くの選手が欠場。まあ新戦力を試すという位置づけのようだ。

○専修大学
酒井-五ヶ谷-井上-安島-星野-松尾-石垣-五十嵐
1区2区4区8区、6人
 主要区間はばっちり当たったのでまあいいだろう。
個人的に注目なのは井上の3区。10km未満なら今の状態でも何とかなるとは思う。
1区2区がまずまずなので、流れを断ち切らないようにしたい。


○中央大学
棟方-齋藤-水越-山本-辻-野脇-佐々木-大石
1区4区8区、6人
 あれ梁瀬外れた?てか2区齋藤?どうも代役にしか見えないのだが…。
梁瀬が外れて余計だが、前半前に行くのは難しい。
4区あたりから徐々に浮上するようなレースになるのだろう。


○青山学院大学
荒井-米澤-市岡-小嶺-小川-川村-横山-小林
1区2区、6人
 もうここは何といっても注目は1区2区の出だしの2人。
ここで目立って青学の名を世間に知らしめることがまず目標。
主力は辻本が外れたが、故障でなく山対策と思いたい。 

○立命館大学
藤原-田中-今崎-寺本-詫間-寺崎-尾崎-西野
8区、7人
 藤原1区に持ってきましたか。まあ一番安定しているか。
後はそつなく繋いでいくしかないだろう。
西野で勝負できる位置で踏みとどまることができるか。

○京都産業大学
三岡-林-野田-住本-関谷-宇野-黒川-奥野
1区2区、7人
 実はかなり悔しかったり。
というのも関谷が回復していなければ4区住本8区奥野の予想なので…
やっぱり三岡林を前半投入。これでどこまで粘れるだろうか。

○第一工業大学
ジュグナ-山元-松木-谷口-厚地-丸野-山田-カルイル
1区3区
 厚地回復せず苦肉の策か。カルイルのアンカーは非常に不安。
日本人はとにかく調子のいい順に並べた感じか。
序盤だけでも何とかリードして見せ場を作りたい。


その他注目選手。
1区
山下(中京)5千14分19秒
吉田(日本文理)1万29分16秒
中西(福岡大)実業団経由
2区
久保(札幌学院)5千14分07秒
村澤(信州)多分勝負にならないと思うが、東海村澤と兄弟対決
伊藤(選抜)82回箱根、麗澤大初のランナーとして出走しました



 えっと、昨年は25%区間予想が当たったのですが…
今回は30%!
おお、上がった(笑) ま、駒大東海大が読みやすかったですからね。

順位予想今からやりますが、駒大、早大、日大の3強という感じがしてます。
今日中には投稿します。

全日本駅伝予想@駒澤大学

ラスト!

目指せ!4連覇・・・【駒澤大学】


出雲成績
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区高林祐介(4年)23分41秒区間11位(11)1分11秒差
2区馬越幹成(2年)16分57秒区間12位(11→12)1分08秒差
3区宇賀地強(4年)22分48秒区間賞(12→6)37秒差
4区岡本尚文(2年)19分19秒区間11位(6→8)1分18秒差
5区早瀬祐樹(3年)20分20秒区間14位(8→11)1分56秒差
6区手塚佳宏(1年)30分46秒区間9位(11→10)3分44秒差
総合10位2時間13分51秒

箱根予選成績
3位深津卓也(4年)59分27秒
8位高林祐介(4年)59分36秒
9位宇賀地強(4年)59分37秒
16位上野渉(1年)60分08秒
17位飯田明徳(3年)60分10秒
41位藤山修一(4年)60分45秒
49位後藤田健介(1年)60分53秒
50位星創太(4年)60分53秒
62位千葉健太(1年)61分01秒
75位井上翔太(2年)61分09秒


総合1位10時間3分39秒
85位西澤俊晃(1年)61分20秒
137位久我和弥(1年)62分04秒

 出雲では宇賀地の成長は見たものの、高林が上手く走れずあれ?という感じだったが、箱根予選ではさすがの強さを見せた。昨年の千葉国際からずっと調子の上がらなかった深津が復活。出雲経由の高林宇賀地も20kmではさすがの走りをみせた。出遅れていた星はペースメーカーに徹して1年生の潜在能力を引き出した。

 また、新戦力の飯田と上野の著しい成長も見られ、全日本も箱根も一気に優勝戦線に名乗りをあげてきた。全日本も下級生を中心に疲れやピーキングのずれが心配ではあるが、14年ぶりの4連覇を目指せる下地は出来上がっていると見る。


全日本エントリーメンバー
4年
宇賀地強/箱根予選9位、出雲3区1位≪箱根2区6位。1万28分23秒62≫
深津卓也/予選3位≪箱根補欠(昨年8区1位)、5千13分43秒01≫
高林祐介/予選8位、出雲1区11位≪箱根8区1位、ハーフ1時間2分36秒≫
星創太/予選50位≪5区7位、ハーフ1時間2分30秒≫

3年
飯田明徳/予選17位≪箱根補欠、1万29分11秒58≫

2年
井上翔太/予選75位≪箱根補欠1万29分38秒66≫
藤岡幸太郎/≪5千14分27秒53≫

1年
上野渉/予選16位≪5千13分56秒34≫
千葉健太/予選62位≪5千14分02秒35≫
撹上宏光/≪1万29分21秒96≫
久我和弥/予選137位≪5千14分15秒87≫
後藤田健介/予選49位≪1万29分40秒62≫
西澤俊晃/予選85位≪5千14分15秒87≫

○主なエントリー漏れ
藤山修一/予選41位≪6区16位。5千14分18秒80≫
手塚佳宏(1年)/出雲6区9位、20km1時間1分27秒≪5千14分10秒95≫

 メンバーから予選チーム6位の藤山と出雲アンカーの手塚が外れたが、藤山は山籠り、手塚は出雲高島平の連戦で休ませるためだと思われる。その他は、まずまずメンバーが揃っている。1年生が6人もエントリーしているというのはあれだが、大八木監督は1年生を試させたいということを話していたので3人くらいは出場してくると思われる。

 その他は順当だろう。入学以来優勝しか経験していない4年生カルテットも仕上がりはいいし、少数精鋭の3年2年も走力はある。1年生を経験といっても大事なところは彼らが担うだろう。

 戦略だが、自分は序盤は宇賀地以外は駅伝初出場の選手で固めるのではないかと思っている。勿論、4年生の方が連戦に強いので、調子が落ちていたら仕方ないが、上野とか飯田とか序盤から中盤に固めるのはどうか。箱根はそれで失敗したけど、層の厚さはずっと上なので、やってみるのはどうだろうか。

予想:上野-宇賀地-千葉-飯田-撹上-高林-星-深津

 我ながらすごい後半重視だなと思う。1区上野は1年生の中で高レベルで安定しているし、高校駅伝1区区間賞というのを見てもラストのキレはある。安全策で飯田とか星も考えたが、ここはスピードのある上野にかけたい。2区は勿論4年連続で宇賀地。いつもここで流れを作っているのが連覇の要因の一つになっている。最後も宇賀地らしい全力の走りをお願いしたい。

 3区はちょっと迷ったが、一応千葉。1年の中で駅伝経験が豊富なので彼にしたが、後藤田とか星という選択肢もあるか。そして4区は初登場でいきなりエース区間の飯田。ただ、今季はずっと安定した成績を残し続けているからありえるだろう。3年生1人でプレッシャーもあるだろうが、頑張ってほしい。5区は1年生の中で唯一出雲にも箱根予選にも出場していない撹上。おそらく出場するだろう。成長度では一番高い彼で区間上位を狙う。

 ここでどうだろう。頑張れば3位くらいにはつけているか。もしそのくらいであればここから強力。2年連続6区で区間賞の高林は勿論6区。ここをターニングポイントとして、7区星、8区深津で一気に畳み掛けてトップを奪うことは充分可能だろう。さすがにここまではしないかもだが、前哨戦の全日本なのでやってほしいオーダーだ。

 4年生は特に思い入れがあるだろう全日本。4連覇は充分可能とみる。




 というわけで、予定の15チーム終了。何とかやり追えた。区間オーダー発表はおそらく明日の夕方だろうから、順位予想はそれ以降ということで。区間オーダー的には昨年25%当てたので、何とかそれに準じる成績だったらなあと思っているのだが…。

 それでは、また明日の夕方に会いましょう!


全日本駅伝予想@地方3校Pick☆Up

続いて

地方トップ3・・・【立命館大学】【京都産業大学】【第一工業大学】


立命館大学

出雲駅伝
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区田中裕之(2年)23分42秒区間13位(13)1分12秒差
2区今崎俊樹(1年)16分34秒区間4位(13→9)46秒差
3区藤原庸平(4年)23分45秒区間9位(9→10)1分12秒差
4区託間礼斗(4年)18分48秒区間6位(10→9)1分22秒差
5区寺本英司(3年)19分15秒区間4位(9→8)55秒差
6区西野智也(4年)30分31秒区間7位(8→6)2分28秒差
総合6位2時間12分35秒

 まずは、立命館大学。出雲駅伝では地方勢の中ではトップの総合6位でゴール。1区で5千13分台の田中がちょっと出遅れてしまったが、期待の新人今崎が4人抜きの活躍。それ以降は全員区間5位前後でまとめて、6位にまで浮上。そつなくまとめ、総合力のあるところを見せた。距離が長く区間が多くなれば、立命館が地方では一番有利だろう。

名前/出雲成績、5千自己ベスト≪昨年の成績≫
○立命館大学
M2
中嶋聖善/出雲補欠14分19秒54≪出雲補欠、全日本補欠≫

4年
藤原庸平/出雲3区9位、14分14秒17≪出雲6区7位、全日本8区7位≫
西野智也/出雲6区7位、14分25秒02≪出雲3区10位、全日本2区14位≫
詫間礼斗/出雲4区6位、14分26秒79≪全日本補欠≫
寺崎宏紀/14分20秒52≪出雲2区5位、全日本補欠≫

3年
寺本英司/出雲5区4位、14分10秒61≪出雲2区5位、全日本1区16位≫
増田直樹/14分23秒05≪全日本5区10位≫
藪下淳史/出雲補欠、14分35秒07

2年
田中裕之/出雲1区13位、13分56秒87≪出雲補欠、全日本6区12位≫
赤松駿/出雲補欠、14分53秒72
近藤優希/14分33秒39

1年
今崎俊樹/出雲2区4位、14分13秒42
尾崎文彦/出雲補欠14分33秒00

○主なエントリー漏れ
古林翔吾(3年)14分15秒90≪出雲6区12位、全日本補欠≫

 14分10秒台の古林が外れてしまったが、ほぼ順当にエントリー。昨年の駅伝出走者の寺崎や増田もエントリー。持ちタイムを見る限りやはりいつになく戦力が充実していることが分かる。区間エントリーは1区2区が悩みどころ。西野や藤原はできれば4区8区に残したいし、田中あたりはちょっとまだ不安。どういうオーダーでいけばいいのか考え物だろう。

予想:寺本-今崎-田中-藤原-増田-詫間-寺崎-西野

 結局、序盤遅れないことより、シード権の可能性を最後まで残すというオーダーにしてみた。寺本は昨年ブレーキになったとはいえ経験している。ここは10位くらいに踏みとどまりたい。2区3区もスピードのある2人が頑張ってもらって、4区の昨年アンカーで好走した藤原から攻勢に転じる。5区から7区も区間10位以内の経験がある選手でじわじわ浮上し、8区出雲で2人抜きをした西野で6位へ…。というのが青写真。そこまでうまくいかなくても、関東勢を1つ2つ食う可能性はあるだろう。


京都産業大学

出雲成績
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区三岡大樹(3年)23分11秒区間5位(5)41秒差
2区林和貴(3年)16分19秒区間賞★(5→2)0秒差
3区住本雅仁(4年)23分38秒区間4位(2→4)19秒差
4区野田一貴(1年)18分57秒区間8位(4→4)38秒差
5区黒川優気(2年)19分50秒区間7位(4→6)46秒差
6区奥野雅史(3年)31分31秒区間14位(6→8)3分19秒差

 続いて古豪の京都産業大学。立命館とは対照的にエースの貯金で勝負するタイプ。出雲ではそのエースが見事な走り。三岡が激戦の1区を5位で繋ぐと2区の林が区間新記録でトップに肉薄。その勢いで5区まで第1移動車に映る位置でレースを進めることができた。全日本も同様、序盤で上位につけ、粘りまくるというレースになるだろう。


全日本エントリーメンバー
○京都産業大学
4年
関谷宜輝/14分22秒55≪出雲3区8位、全日本2区24位≫
住本雅仁/出雲3区6位、14分45秒22≪出雲4区13位、全日本6区9位≫

3年
三岡大樹/出雲1区5位、13分57秒67≪出雲1区10位、全日本1区13位≫
林和貴/出雲2区1位、14分06秒32≪出雲2区9位、全日本4区13位≫
奥野雅史/出雲6区14位、14分51秒88≪出雲・全日本補欠≫
岩内達郎/31分13秒00(1万)≪全日本補欠≫

2年
黒川優気/出雲5区7位、14分52秒16≪出雲補欠、全日本7区24位≫
木村享/15分03秒06

1年
宇野翔太/14分49秒01
妹尾陸/14分44秒
野田一貴/出雲4区8位、15分09秒19
村上剛/15分07秒21
頼岡直也/15分21秒25

○主なエントリー漏れ
今西和義/14分57秒23≪全日本補欠≫
笹井豊/30分28秒83(1万)≪全日本3区19位≫
中祖誠/15分00秒25

 出雲で区間エントリーから外れてしまった主力の関谷が無事エントリー。走れる状態なのであれば是非長距離区間へと思うのだが、どうなのだろうか。作戦は勿論、三岡、林で大きく貯金して逃げまくるということだろう。

予想:三岡-林-黒川-関谷-野田-奥野-妹尾-住本

 1区2区は固定。4区8区にはエース区間の経験のある2人。繋ぎはもう調子のいい順番に並べて少しでも食い下がるしかないだろう。2区林も出雲の2区とはレベルは違うだろうが、何とか粘りたい。2区終了時で5位あたりにいなければ、シード権はまずない。後は前回大ブレーキした関谷が何とか出場できるかも鍵かと思う。とにかく前半の勢いを活かして、最終的に関東を1つでも食えていればというところだろう。


第一工業大学

出雲成績
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区ジュグナ(2年)22分30秒区間賞★(1)-20秒差
2区厚地翔太(4年)17分05秒区間14位(1→3)5秒差
3区山元綾(2年)23分47秒区間10位(3→5)33秒差
4区カルイル(1年)18分45秒区間5位(5→5)40秒差
5区松木祐二(3年)19分26秒区間5位(5→4)24秒差
6区谷口亮(3年)31分17秒区間11位(4→7)2分43秒差
総合7位2時間12分50秒

 勿論、前回7位に入り込んだ第一工業大学も強さを保っている。ただ、出雲はもう一つ。ジュグナは強かったのだが、厚地と谷口の日本人エースともう一人の留学生の状態が今一つ。まあ、カルイルは最初から長距離区間回避なので、そんなに強さはないのかもしれないが。山元と松木が成長して7位に貢献しただけに、3人の状態が上向きになっているかどうかが、全日本でも上位に食い込む鍵だろう。

名前5000mベスト≪昨年の駅伝成績≫
4年
厚地翔太/出雲2区14位、14分26秒97≪出雲2区10位、全日本2区12位≫
能勢勇作/14分40秒08

3年
松木祐二/出雲5区5位、14分26秒74≪出雲補欠≫
谷口亮/出雲6区11位、14分37秒16≪出雲4区13位、全日本5区13位≫
上田貴祐/15分00秒00

2年
キラグ=ジュグナ/出雲1区1位、13分31秒39≪出雲6区3位、全日本4区3位≫
山元綾/出雲3区10位、14分29秒51≪出雲5区9位、全日本3区12位≫
丸野大樹/14分44秒88≪全日本補欠≫
山田勇基/15分02秒80
首藤大地/14分56秒93
中條幸大/15分24秒

1年
ワンジョヒ=カルイル/出雲4区5位、13分54秒31
井上智博/14分57秒46

 こちらはエントリー漏れなし。出雲出場選手も勿論エントリーしている。また、大1以来中々自己ベストは出せていないが能勢もエントリー。走ることができれば貴重な存在になるはず。オーダーは今回もジュグナ1区でいいのではないか。厚地や谷口が中野レベルにはまだまだ達していないので、1区は留学生にするしかないだろう。後は京産大に似ているが粘るしか無いだろう。

予想:ジュグナ-厚地-松木-山元-カルイル-能勢-上田-谷口

 1区でジュグナが区間記録を更新するくらい走ってくれれば、今の状態の厚地でも何とか耐えられるはず。その後4区終了時で6位まで耐え、5区カルイルで再びシードラインに貯金を作り、また耐えるというレースが一番シードラインに残る可能性としては高いのではないか。厚地と谷口が学生ハーフ並の状態に戻っているのであれば、かなり希望の星となるのだが…。

 とりあえず、地方でいけそうなのはこんなもんでしょうか。次のグループに日本文理、大阪経済、札幌学院という感じになるのだろうか。全日本駅伝ですので地方勢の頑張りにも注目したいです。





 さて、有力チームは残るところ後1チーム。今日中に仕上げようと思います。

全日本駅伝予想@青山学院大学

続いて

スピードで勝負・・・【青山学院大学】


箱根予選
11位荒井輔(4年)59分58秒
24位米澤類(4年)60分21秒
44位小林剛寛(2年)60分47秒
77位辻本啓吏(3年)61分11秒
97位川村駿吾(2年)61分29秒
98位小嶺篤志(1年)61分29秒
103位小林駿祐(3年)61分33秒
128位横山拓也(1年)61分53秒
129位市岡敬介(4年)61分53秒
136位出岐雄大(1年)61分58秒


総合8位10時間12分32秒
187位小川恭正(3年)62分53秒
249位豊島祐太郎(4年)64分13秒

 昨年33年ぶりに箱根出場したが、4年生が大量に抜けて今年は厳しいかと思われたが、荒井米澤のエースを中心にチーム全体が成長、IPがかからない順位で通過した。

 陣容を見ていると、まずは箱根経験者の4人がきっちり走った事が大きかった。荒井米澤が先頭の次のグループでしっかりゴール。またスタミナ型で今回のような展開は不利な小林剛、辻本も合格点の走り。特に小林剛は春絶不調だったのでちょっとびくりした。

 その次のグループも川村、小嶺、小林駿が20kmに対応。監督が心配していた8番目から10番目も粘りきってゴール。トラック・スピード型なので、全日本に出場できても箱根には出場できないのではないかと思われたが、それを跳ねのけた。その全日本も疲れはあるだろうが、徹底して鍛えているスピードで、初出場ながらどこまで食い込むか楽しみである。


全日本エントリーメンバー
名前/最近の成績(5千は10月)≪今夏までの成績≫
4年
米澤類/予選24位≪箱根3区12位、予選167位、29分06秒71≫
荒井輔/予選11位≪箱根1区21位、予選30位、29分6秒37≫
市岡敬介/予選129位、5千14分19秒19★≪箱根補欠、予選173位、1万30分06秒94≫
豊島祐太郎/予選249位≪1万30分17秒85≫

3年
辻本啓吏(3年)/予選77位≪箱根9区6位、予選144位、1万30分31秒17≫
小林駿祐(3年)/予選103位、5千14分36秒60★≪1万30分17秒19≫
小川恭正(3年)/予選187位、5千14分18秒99★≪1万30分31秒16≫
西尾宗一郎(3年)/5千15分03秒85≪箱根補欠、1万30分16秒74≫

2年
小林剛寛(2年)/予選44位≪箱根8区11位、予選123位、1万30分09秒01≫
川村駿吾(2年)/予選97位、5千14分28秒93≪箱根補欠、5千14分20秒24≫

1年
小嶺篤志(1年)/予選98位≪1万30分24秒58(高校)≫
横山拓也(1年)/予選128位、5千14分40秒73≪5千14分22秒50≫
出岐雄大(1年)/予選136位、5千14分30秒74★≪5千14分39秒54(高校)≫

 見た感じ予選会を走ったランナーに故障者はいないよう。ちょっと大谷とか相原の1年が入っていないのは気にはなるが、箱根予選もエントリーされなかったので、今は走れる状態になっていないのだろう。

 後、気になるのが箱根予選→全日本の中では異例とも言えるエントリーメンバーの記録会の出場。しかも5千に出場という異例の方法を取っている。一応結果を残しているのであながち間違った方法ではないのか(しかし、予選の成績が低かった選手がタイムがいいのがどういうことなのかよく解らない)。ここにピークが来そうな感じがするが、ちょっと楽しみである。

 で、攻め方だが、もう決まっているようなもん。米澤、荒井を序盤で小林辻本をその他の長距離区間。そして繋ぎを調子の良い順で並べていくということになるのだろう。

予想:荒井-米澤-川村-小林剛-小嶺-市岡-小林-辻本

 1区荒井、2区米澤は完全に箱根の予行演習。ついで言うと4区小林剛は箱根の5区予想。8区辻本は箱根9区予想なので、主力陣はみんな予行演習といっていい感じにしてある。

 1区荒井は変に気負わずにいけば、ついていく力はあるはず。終盤はきついかもしれないが、何とかいい順位で。米澤は自分のペースで走れる選手なので、何とかなるだろう。3区はスピードは主力と変わらない川村が繋いで、4区小林剛。ロードでの粘り強さを発揮したい。

 その後は、箱根予選の成績と5千の記録会の成績を加味して、小嶺、市岡、小林の3人のセレクト。初出場だし、スピードで最初から飛ばしていってもいいのではないか。撃沈しても別に構わないと思う。アンカーは長い距離に強い辻本が箱根の再現をしてくれたらと思う。

 まあ、箱根前に駅伝を経験できるのはいいことだろう。出雲の明大を見ると尚更思う。実は密かに期待したりしているのだが、初出場なので思い切って走ってほしい。

全日本駅伝予想@中央大学

総合力でシード候補・・・【中央大学】


出雲駅伝成績
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区棟方雄己(2年)23分35秒区間8位(8)1分05秒差
2区野脇勇志(1年)16分48秒区間8位(8→10)53秒差
3区山本庸平(4年)23分49秒区間11位(10→11)1分23秒差
4区辻幸佑(4年)18分39秒区間3位(11→10)1分24秒差
5区高橋靖(4年)19分05秒区間2位(10→7)47秒差
6区大石港与(3年)30分28秒区間6位(7→5)2分17秒差
総合5位2時間12分24秒

 予想に反して、総合5位と大健闘した出雲駅伝。後半じわりじわり浮上してきていつの間にか浮上してきたのは伝統校らしかった。ただ、後半ということは前半は良くなかったということなのだが。

 1区に起用されたのは国体3千障害で好記録を出した棟方。スタート前のポーズはとりあえず置いといて、無難にまとめたという印象。彼は短い距離が得意なので、全日本以降はわからないが、とりあえず良かったというところ。2区野脇は順位を落としたが出入りが激しい中、最低限の走りだった。まずかったのは3区だろう。今回1区にエースが集まったので3区は手薄。持ちタイム上区間3位~5位くらいの成績がもとめられたが、区間11位。抜かされた駒大宇賀地にもあっさりぬかれ、明らかに調子が上がっていなかった。今年の箱根から何となく元気が無いのが気になる。何とか上がってほしい。

 打って変わって4区からはいいレースだった。4区5区は初出場となった4年生の辻と高橋。辻は昨年からハーフでいい成績を残していた選手。今回ようやくといった感じだったが、区間3位の好走。5区の高橋は主将だったが、それらしく区間2位の素晴らしい走り。この2人で一気に4つ順位を上げた。他大学のメンバーが本気メンバーではないと言われたら確かにそうだが、今後に期待が持てる。そして6区の大石も絶好調で2人抜き。大方の予想を良い方に裏切ったわけだ。ただ、全日本は駒大や東農大が来るし、他大の本気度も変わってくる。その中で全日本も戦えるかが問題である。

名前/最近の成績(1万は9月)≪今夏までの戦績≫
4年
山本庸平/出雲3区11位、5千14分16秒55≪1区13位。1万28分57秒34≫
辻幸佑/出雲4区3位、1万30分08秒13≪ハーフ1時間3分22秒≫
高橋靖/出雲5区2位≪5千14分33秒79(高校)≫
梁瀬峰史/5千14分03秒81≪4区23位。1万29分07秒05≫
水越智哉/≪1万29分37秒03≫

3年
齋藤勇人/1万31分04秒67、日カレ1万10位29分41秒45≪ハーフ1時間3分10秒≫
大石港与/出雲6区6位、5千14分12秒06、日カレ1500予選4分02秒04≪ハーフ1時間3分04秒≫
山田雄司/5千14分24秒★(10月)≪5千14分32秒18≫
山下隆盛/1万30分48秒01≪6区5位。ハーフ1時間4分17秒≫

2年
棟方雄己/出雲1区8位、日カレ5千11位14分16秒51、国体3千SC3位8分37秒52≪5千14分05秒93≫
小柳俊介/ハーフ1時間6分26秒≪8区14位。ハーフ1時間4分36秒≫

1年
野脇勇志/出雲2区8位、5千14分13秒15≪5千14分10秒13≫
佐々木健太/5千14分15秒★(10月)≪5千14分21秒37(高校)≫

○主なエントリー漏れ
市塚遊/5千14分37秒35≪ハーフ1時間4分54秒≫

 まあ順当に来てくれたのではないか。エントリー漏れした市塚もスロー調整で計算済で、主力はほぼエントリー。前回外れた梁瀬もきっちり入った。怪我とかではなく、昨年徳地が外れていたのと同じ理由だそうなので、問題は無い。後は本番での弱さが問題なのだが…。

 戦い方としては、出雲とほぼ同じ。だが、出遅れる可能性のある前半区間にスピードのある梁瀬を投入できるのは大変助かるだろう。山本と共にちと信用できないのだが、上位陣の流れから取り残されないためにはやはりそうするのが一番だろう。

予想:棟方-梁瀬-野脇-山本-佐々木-辻-高橋-大石

 どう入れ替えることもできるけど、どうやっても何となく不安に感じるのは僕だけなのだろか・・・。

 とりあえず、1区は棟方に出雲より長い距離でテストしたい。ここでも大丈夫なら箱根1区にも目途が立つだろう。そして2区には梁瀬を投入。昨年は最短区間で稼ぐ役割だったが、今年はそんなこと言ってられないので頑張ってもらいたい。

 3区に4年生に挟んで野脇。何にも心配なく走ればいいだろう。で、4区は山本。彼がきっちり走ってくれないと困るので何とか立ち直ってもらいたいのだが。レースも出雲3区よりは落ち着くだろうから、自分の走りをしてほしい。

 つなぎは5区に佐久長聖高から来た佐々木をデビューさせる。そして6区7区は4年生コンビ、8区大石は出雲と同じ流れ。大石は山登り5区もやっているしスタミナは大丈夫なはず。出雲がピークかもしれないが、粘りはあるだろう。

 そつなく繋げばシード権もありえるかもというところか。ずっと6位ラインからは離されず、チャンスを窺う感じになるだろう。

全日本駅伝予想@専修大学

今日はまず

4年生がいる今が勝負・・・【専修大学】


6位五ヶ谷宏司(4年)59分31秒
21位五十嵐祐太(3年)60分15秒
38位酒井潤一(4年)60分43秒
40位安島慎吾(2年)60分44秒
66位松尾直樹(2年)61分03秒
90位星野光汰(1年)61分23秒
109位山本浩平(3年)61分38秒
138位核孝諒(2年)62分06秒
142位井上直紀(4年)62分09秒
146位石垣弘志(4年)62分10秒


総合7位10時間11分42秒
210位大橋秀星(1年)63分20秒
※塩原大(3年)は途中棄権

 目立たないながらもずっと安定した成績を残し続けている専修大学。箱根を走っている塩原

が8km地点で脚を痛め、10km過ぎに棄権をするというアクシデントはあったものの、IPのかか

らない位置で危なげなく通過した。ただ、明と暗が選手によってハッキリ分かれた。

 明は勿論、上位6人。五ヶ谷は個人順位は昨年より3つ落としたが、出場メンバーを考えると

昨年以上の成績。これでピークさえ外さなければ非常に箱根でも頼もしい存在となる。また往

路で好走した酒井や五十嵐も昨年より順位を上げ、安島と松尾もこの1年で急激にタイムを伸

ばした。松尾は山下り専門と思っていたが、これなら平地でも使えそうである。また1年でロ

ード型と言われていた星野も無難に乗り切り、この2ヶ月での成長を期待したい。山本と核はあともうちょいというところか。

 暗は塩原も含めて、9番手10番手の3人。特に井上は痛い。2年生をピークに徐々に成績が下降していたのが気になっていたが、ついに大きく失速してしまった。序盤は先頭集団にいたが、ずるずると後退してしまった。ちょっと全日本はリフレッシュを兼ねて休んだほうがいいように思うのだが。

 他の選手は全日本で経験を積んで、箱根へ繋げたい。

名前/最近の成績(1万は9月)≪今夏までの実績≫
4年
五ヶ谷宏司/予選6位、1万29分33秒95≪箱根2区20位、予選3位、1万28分58秒84≫
酒井潤一/予選38位、1万29分33秒97≪箱根4区7位、予選131位、5千14分06秒80≫
井上直紀/予選142位、1万29分55秒27≪箱根3区20位、予選57位、1万29分16秒69≫
石垣弘志/予選146位、1万30分32秒87≪箱根8区10位、予選125位、1万29分48秒64≫
高松裕史/1万32分03秒96(10月)≪1万31分06秒41≫

3年
五十嵐祐太(3年)/予選21位、1万30分04秒74≪箱根5区5位、予選36位、1万29分24秒61≫
山本浩平(3年)/予選109位、1万30分28秒15★≪箱根補欠、5千14分48秒07≫
塩原大(3年)/予選棄権、1万29分44秒74★≪箱根7区23位、予選89位、1万29分49秒93≫

2年
安島慎吾(2年)/予選40位、1万29分43秒34≪箱根補欠、予選174位、1万29分43秒21≫
松尾直樹(2年)/予選66位、1万30分14秒41★≪箱根6区、1万31分07秒16≫
核孝諒(2年)/予選138位、1万30分32秒81★≪1万30分48秒86≫

1年
星野光汰(1年)/予選90位、1万31分12秒30≪1万30分11秒26≫
大橋秀星(1年)/予選210位、1万33分20秒33≪1万30分46秒10≫

○主なエントリー漏れ

 特にエントリー漏れというエントリー漏れはないのでは。棄権した塩原も入っているが大したことなかったのだろう。こうみるとかなりバランスが取れているチームだなと思う。各学年に強い選手がいる。全体的なレベルが後もうちょいで箱根でもシード候補に名前が挙がるというところか。ちなみに予選会走らなかった1年生が1万30分台で走破しており、彼らも期待である。

 どうだろう、スピードもスタミナも充実している五ヶ谷や酒井あたりを序盤に配置して、上位校に喰らいつくというのが作戦となろう。箱根でもこの2人を序盤にと考えているので、その予行演習。アンカーは箱根で5区を走るであろう五十嵐にして、後は予選会で良かった選手を順番に並べることになるのではないか。

予想:酒井-五々谷-星野-安島-松尾-塩原-山本-五十嵐

 酒井、五々谷、五十嵐は上記の通り。酒井はクレバーな選手なので、大崩せずに1区を走れると思う。五々谷は本当は4区とか8区の方が力が出せるだろうが、そんな余裕はないので、ここに投入。そして1年生の星野を敢えて流れの速い3区に起用して揉まれさす。序盤はこれに任す。

 また、予選会高順位だった安島を長い距離に起用。その後、塩原を中心に5区~7区を無難に乗り切り、五十嵐が箱根5区の予行演習のような感じで走れればと思う。塩原が無理なら、まあやっぱり井上か。このくらいの距離なら多分大丈夫なはず。

 といっても、どうだろう。五十嵐をもっと前半に使って、後半は考えないようなオーダーで来る可能性もあるか。とにかく、最後まで粘り強く戦っていきたい。

全日本駅伝予想@東京農業大学

もう一つ

逞しさが増したか?・・・【東京農業大学】


箱根予選成績
4位外丸和輝(4年)59分27秒
10位松原健太(2年)59分50秒
12位田村英晃(3年)60分01秒
18位木下潤哉(2年)60分11秒
20位清水和朗(4年)60分14秒
36位市川貴洋(3年)60分39秒
42位保坂優介(4年)60分45秒
71位貝塚信洋(3年)61分06秒
78位細谷祐二(4年)61分13秒
104位須藤朗(4年)61分34秒


総合2位10時間5分02秒
161位木村翔太(1年)62分28秒
207位松岡育生(4年)63分15秒

 10km地点まで断トツトップ。後半も粘って昨年に続き2位通過した東京農業大学。しかも、上位5人が20位以内に入るという充実ぶりで、昨年よりも実りのある秋となった。

 不調説が流れていた外丸が、実際に不調だったらしいが、それでも中盤まで先頭集団を引っ張る走りで個人4位。やはりロードでは崩れない男である。また、昨年全然走れなかった松原が素晴らしい成績。それから田村や木下も著しい成長、清水の安定感も見逃せない。今年こそシード権へ、という意気込みが感じられる。

 また、市川や保坂といった新戦力も出てきた。箱根も同じような走りで繋ぎ区間を走ればかなり手ごわい存在になる。貝塚、細谷といった山と思われる2人もそこそこまとめてくれた。これから山篭りすれば充分間に合うだろう。

 箱根で今年こそ、となるが、まずは全日本。疲れはあるだろうが、まずは前哨戦で力試しだ。


全日本エントリーメンバー
4年
外丸和輝/予選4位≪箱根2区4位、予選1位、1万28分41秒77≫
清水和朗/予選20位≪箱根7区6位、予選12位、1万29分17秒32≫

3年
田村英晃/予選12位≪箱根3区14位、予選43位、1万29分20秒84≫
市川貴洋/予選36位≪1万29分54秒43≫
貝塚伸洋/予選71位≪箱根5区14位、予選113位、1万29分23秒81≫
横山裕己/≪昨年箱根出走、1万29分35秒81≫
高山昇太/≪箱根補欠、1万29分37秒91≫
川内涼/≪箱根補欠、1万30分08秒85≫

2年
松原健太/予選10位≪箱根1区14位、予選216位、1万28分48秒86≫
木下潤哉/予選18位≪箱根6区11位、予選52位、1万29分25秒19≫
瀬山直人/≪箱根4区22位、予選32位、1万29分37秒33≫
藤代晃司/≪1万30分47秒00≫

1年
木村翔太/予選161位≪1万30分28秒66≫

○主なエントリー漏れ
保坂優介(4年)/予選42位≪箱根補欠、1万29分45秒50≫
細谷祐二(4年)/予選78位≪箱根補欠(昨年6区4位)、予選274位、1万29分35秒06≫
須藤朗(4年)/予選104位≪1万29分59秒75≫
松岡育生(4年)/予選207位≪1万30分05秒29≫

 なぜか、主力以外の4年生が全員外れてしまった。温存にしてもやや不可解なのだが…。まあ、前回箱根予選で健闘した谷、倉持が箱根本番で力を出せなかったので、それもあるのかもしれない。後は若手にチャンスを与えるということもあったのだろう。そう言えば、長らく不調の横山と瀬山がエントリー。一応9月の記録会でギリギリ1万31分を切っている。予選組が調子を落としているようなら、彼らの出走もあるのかもしれない。

 作戦としては、エースの外丸をどの区間で起用するかによって色々変わってくる。2区4区8区どれでもありえる。昨年は4区での出走だったが、個人的には今年もそれでいいのではないか。まだ不調なのであれば、前半の厳しい2区や長丁場の8区ではなく、経験のある区間でいいかと。後は安定感のある清水を8区にして、序盤から予選会で良かった順番に並べるという方策でいけるのではないかと思う。  

予想:松原-田村-市川-外丸-瀬山-木下-貝塚-清水

 スピードのある松原が1区。昨年どおり清水でと思ったが、予選会の成績が良かったので松原に。田村は昨年走っており、パワーアップしているので力を存分に発揮してほしい。そして初出場の市川を、田村外丸の実力者の間に。これで前半乗り切ってもらいたい。

 外丸を挟んで5区には瀬山を置いてみる。予選会トップ10から3人外れていて、意外と悩んだ8人目だが、持ちタイムもよく、不調になってから短い彼と予想。まあ、繋ぎなので気負わず走ってほしい。で、6区は勿体無いが木下。といっても何人も主力区間を任せられる選手がいるので、今回はこっちに。といってもここでアドバンテージを稼げるのは非常に大きいだろうから、是非稼いでほしい。

 7区貝塚が無難に繋ぎ、アンカーは清水。2年からずっといい成績を残し続けているので、ここで何の問題もないだろう。といっても、前回予選会疲れがかなりあり、アンカーは予選会走っていない園田が走っていたので、果たして正攻法でくるかどうか…。

 まあ、でもシード権争いをする力は充分にあるので、楽しみなチームである。

全日本駅伝予想@東海大学

次は

1年生エースどこまで・・・【東海大学】


箱根予選成績
1位村澤明伸(1年)59分08秒
27位早川翼(1年)60分22秒
45位刀祢健太郎(2年)60分47秒
61位金子太郎(3年)60分59秒
64位田中飛鳥(2年)61分02秒
96位永田慎介(3年)61分28秒
127位平山竜成(3年)61分52秒
147位斉藤拓也(4年)62分11秒
160位小松紀裕(2年)62分20秒
192位与那嶺恭兵(4年)62分57秒


総合9位10時間9分21秒(10時間13分06秒)
202位河野晴友(3年)63分09秒
239位三橋隼人(3年)63分57秒

 とかく村澤の活躍が目立った予選会。序盤から前に着け、15kmからスパートをかけ、誰も寄せ付けずトップ。圧巻の走りだった。チームの2番手も1年の早川。村澤がいるので目立たないが彼も順調に20kmに対応してきた。この2人の4年間の成長を見守りたい。

 他も以前から名前が挙がっていた選手は大体及第点か。刀祢金子はもうちょい走ってほしかったが大崩はしなかった。また大器・永田が走れる状態になったのは大変嬉しい。大学に入ってから怪我の連続だったがようやく復活。順調なら全日本で駅伝デビューだろう。

 ただ、その後が…。1年から箱根を走っていた平山と河野が失速。小松、与那嶺あたりは頑張ったものの、箱根での活躍となるとちょっと期待できない成績。そのあたりが上がらなかったのが、IPを使っての通過になっただろう。とりあえず、上位8人の箱根はギリギリ何とかなるか。全日本の話題に入る。


全日本エントリーメンバー
4年
斉藤拓也/予選147位≪5千14分20秒60≫
与那嶺恭兵/予選192位≪箱根補欠、5千14分27秒96≫

3年
金子太郎/予選61位≪箱根7区11位、予選104位、1万29分18秒63≫
永田慎介/予選96位≪箱根補欠、5千14分05秒26(高校)≫
平山竜成/予選127位≪箱根4区10位(昨年8位)、5千14分10秒53、1万29分22秒71≫
河野晴友/予選202位≪箱根5区23位(昨年13位)、1万29分25秒31≫
三橋隼人/予選239位≪5千14分35秒79≫
藤本剛士/≪5千14分14秒98≫

2年
刀祢健太郎/予選45位≪箱根9区18位、予選44位、1万29分19秒93≫
田中飛鳥/予選64位≪箱根補欠、予選76位、1万29分22秒92≫
小松紀裕/予選160位≪5千14分30秒54≫

1年
村澤明伸/予選1位≪5千13分48秒23、1万28分44秒23≫
早川翼/予選27位≪5千13分50秒11≫

○主なエントリー漏れ
赤染健(3年)/≪箱根補欠、1万30分04秒95≫
栗原俊(2年)/≪箱根1区18位、予選59位、5千14分11秒80≫

 予選で走った選手は全員エントリー。まあ、順当といえば順当か。ただ、中堅の赤染や栗原は入らず、1500m専門の藤本が追加というのがなあ。上はともかく、やはり下が誰もいないのだろう。大崎コーチがいた時代は、伸びてくる選手が沢山いたのだが…。後、栗原はおそらく故障。杉本の二の舞になりそうな気がして怖い。無理をせず治療に当ててほしい。

 昨年は佐藤を除いて上から早い順に並べて、アンカーの選手が災難にあうというオーダーで望んだ東海大。今回もある程度それに近いオーダーになるのではないか。1年のコンビを1区2区に並べて流れを作る作戦だろう。中盤は前回走ったメンバーも残っているので彼ら+河野で繋いでもらい、アンカーは主将の金子でどうだろうか。昨年と全く同じ様なら斉藤。村澤とかのアンカーは多分ないとみる。

予想:早川-村澤-永田-刀祢-河野-平山-田中-金子

 出来れば避けたいが1年生の早川、村澤で序盤を任す。彼らなら予選会の疲れはあまり関係なく走りそう(特に村澤)。3区は永田。まずはプレッシャーのかからない最短区間で思い切って走ってもらおう。

 で、中盤の4区6区は昨年の経験者。その間にちょっと予選会で失敗した河野を挟んでフォロー。その後キャプテンの金子がアンカーを走ってもらうという形だが、どうだろうか。一応、頭数は揃っているので、駅伝はできるような気はするのだが。ただ不調者が必ずといっていいほどいるのでそこが問題か。まあ、昨年は予選会あがりで、7区までは駅伝が出来ていたので、何とかなるかなとちょっと希望的観測を持ったりする。

 まあ、シード権となるとちょっと迫力が不足しているか。ただ、村澤はやはり楽しみなので、彼の起用区間やタイムには注目したい。

全日本駅伝予想@明治大学

今日はまず

出雲の失敗を活かせるか・・・【明治大学】


出雲駅伝成績
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区鎧坂哲哉(2年)23分38秒区間9位(9)1分08秒差
2区菊池賢人(1年)16分52秒区間10位(9→11)1分00秒差
3区遠藤寿寛(4年)24分18秒区間14位(11→14)1分59秒差
4区北條尚(4年)19分31秒区間12位(14→13)2分52秒差
5区田原淳平(2年)20分19秒区間12位(13→12)3分29秒差
6区石川卓哉(4年)29分47秒区間3位(12→12)4分18秒差
総合12位2時間14分25秒

 エースの松本昂が欠場したこともあるが、出雲は完全に周囲の予想を裏切る結果となってしまった明治大学。ピークもずれていたかもしれないが、それ以上に駅伝への経験不足が露呈する結果となってしまった。

 やはり1区鎧坂が上手く発進できなかったことが一番の原因だろう。最初柏原の集団を追ってオーバーペースになってしまったようだ。初駅伝となった菊池が力を出せなかったのは、昨年の早大の八木矢澤のスタートにかぶる。次が松本であれば、まだ望みが繋がったのであろうが、ピンチヒッターの遠藤ではきつかった。更に一緒に走り始めたのが駒大宇賀地というのも不運な展開だった。その後の駅伝経験は多い北條も力を出せないなど区間二桁順位が続く。

 アンカーの石川が区間3位で走ったときは時既に遅し。まさかの関東勢最下位に終わった。現状での最高オーダーで臨んだはずだったが、全くレースにならない惨敗だった。全日本に向けては、松本の怪我の回復、ブレーキが起きた時の対処がポイントになるだろう。



全日本エントリーメンバー
名前/10月の成績≪これまでの成績≫
4年
石川卓哉/出雲6区3位≪箱根2区8位。5千13分49秒01≫
松本昂大/出雲補欠、≪箱根4区3位。1万28分45秒10≫
北條尚/出雲4区12位≪箱根3区13位。1万29分19秒44≫
遠藤寿寛/出雲3区14位≪箱根9区20位。ハーフ1時間4分46秒≫
安田昌倫/5千14分19秒54(9月)≪7区3位。ハーフ1時間3分25秒≫

3年
近藤俊一/出雲補欠、5千14分10秒32(9月)≪5千14分14秒71≫

2年
鎧坂哲哉/出雲1区9位≪箱根1区3位。5千13分56秒12≫
田原淳平/出雲5区12位、20km1時間1分24秒≪1万29分48秒14≫
細川勇介/5千14分30秒82≪8区7位。5千14分22秒29≫
山崎亮平/5千14分10秒(9月)≪日カレ1500m予選3分57秒64≫

1年
菊池賢人/出雲2区10位≪5千5千14分09秒93≫
大江啓貴/出雲補欠、5千14分36秒≪5千14分21秒12≫
渡辺真矢/5千14分22秒53(9月)≪5千14分18秒45≫

○主なエントリー漏れ
小林優太/出雲補欠≪箱根5区18位。ハーフ1時間4分12秒≫

 エントリー漏れは少ないので、これを見る限りは一応順調なのだが、果たして秋の記録会の調子を維持しているのか、大変不安である。まあ、とりあえず安田、細川は入ってきたし、記録会でよかった山崎も入った。3年生が小林や松本翔がいないので、手薄だが、その分下級生が多くなった。

 前回3区まで5位だったのだが、そのメンバーが3人残っているので、そのまま並べたらどうだろうか。1区は安定している北條で、2区松本、3区鎧坂の2人で攻めて攻めまくるというのはどうだ。長い距離は勿論安田、石川に任せ、後繋ぎを調子のいい選手3人で並べるというのがいいのではないかと感じる。

予想:北條-松本-鎧坂-安田-菊池-田原-遠藤-石川

 4区8区を逆にして更に攻めるオーダーにすればいいかもしれないが。まあ、とりあえず北條に昨年と同順位で踏ん張ってもらい、2区3区は上記通り。前回転落した4区は安田。脚の状態さえよければ、きっちり走ってくれるはず。よければなのだが…。

 5区は菊池はさすがに上位で来てくれると思うので落ち着いて、6区は高島平の勢いで、7区遠藤は昨年の経験者、で繋いでもらう。そしてアンカーは勿論石川。石川は走ってくれるだろうから、そこまでにどれだけの順位で繋げるか。ここまでで6位以内で繋いでいれば合格点だろう。

 ただ、松本は心配ではある。ダメなら2区鎧坂、3区近藤という感じか。とりあえず、見せ場は作ってほしい。


全日本駅伝予想@日本大学

続いて、

2人の留学生で2冠を狙う・・・【日本大学】


出雲駅伝成績
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区ベンジャミン(1年)23分02秒区間3位(3)32秒差
2区谷口恭悠(4年)16分40秒区間6位(3→5)12秒差
3区佐藤佑輔(1年)23分20秒区間4位(5→3)13秒差
4区堂本尚寛(2年)18分49秒区間7位(3→2)24秒差
5区池谷健太郎(3年)19分59秒区間9位(2→5)41秒差
6区ダニエル(4年)28分17秒区間新★(5→1)-19秒差
総合1位2時間10分07秒

 2人留学生を使って当然のように優勝した日大。だが、レース内容から全日本、箱根が苦しい戦いになるのは容易に想像できる。2区から5区に起用された日本人で合格点をあげられるのは佐藤のみだからである。

 2区谷口は一応昨年並みのタイムを残したが、今年はタイムがかなり伸びる傾向があったので、それを考えると昨年よりよくない。4区の堂本は2位に浮上したものの、早大佐々木との先輩後輩対決に敗れ、区間順位も秒差とはいえ7位。5区の池谷は完全にブレーキの走り。レース的には面白くなったのだが、ヒヤヒヤものだっただろう。最初からあまり良くなかったので、調子を落としていたようだが…。

 そういえば、1区のベンジャミンも柏原に抜かれてからズルズル下がっていたのはちょっと気にかかる。ジュグナを意識しすぎた感もあるが、全日本で起用方法に悩みそう。ということで、希望の星は佐藤くらい。1年生ながら準エース区間を積極的な走りをみせ、好感が持てる。このまま最近日大の日本人に見られる尻すぼみにならなければいいのだが。

 とりあえず、2人留学生を使う全日本までは何とか戦えそうかなという感じ。ダニエルは本気で3冠を狙っているようだが、他がどれだけ続いてくれるかの問題である。


全日本エントリーメンバー
○日本大学
4年
ギタウ=ダニエル/出雲6区1位≪2区2位、5千13分23秒72≫
谷口恭悠/出雲2区6位≪3区16位。5千13分56秒34≫
中原知大/出雲補欠≪1年2年箱根出走。ハーフ1時間3分29秒≫
丸林祐樹/≪7区13位。ハーフ1時間4分14秒≫
井上陽介/≪8区15位。1万29分37秒28≫

3年
池谷健太郎/出雲5区9位≪6区9位。5千14分16秒08≫
延壽寺博亮/≪昨年箱根出走。1万29分48秒38≫


2年
堂本尚寛/出雲4区7位≪1区22位、5千13分59秒12≫


1年
ガンドゥ=ベンジャミン/出雲1区3位≪5千13分51秒50≫
佐藤佑輔/出雲3区4位≪5千14分02秒55≫
花島昂己/出雲補欠≪5千14分32秒11≫
横松優/≪1万30分19秒71≫
寺田裕成/1万30分23秒95★≪5千14分17秒09(高校)≫

○主なエントリー漏れ
高月雄人(3年)/出雲補欠、1万29分56秒08≪1万29分22秒36≫
岡村悠平(2年)/出雲補欠≪4区18位、ハーフ1時間4分30秒≫

 ありゃ、出雲エントリーから2人も漏れてしまった。岡村は山篭りなのか怪我なのか。高月は先日1万で30分を切っているので、悪いというわけではないのだが。エントリーに入れなかった高月がこのくらい走れるので、他は状態が上がってきていると考えていいのだろうか。

 そういえば、9月の記録会でまあまあだったのに外れていた丸林と井上が今回はきっちりエントリー。チームの中堅を担うべきランナーなので今回は登場してくるだろう。他は1年生の多さが目に留まる。ベンジャミンと佐藤の他にも花島や横松、寺田がランナーが入っている。
調子次第では彼らの出番もあるのかもしれない。

 全日本で悩みどころは序盤。特に1区を誰にするのかだ。ベンジャミンという手もあるが、箱根では彼は使えないので1区は日本人に任せたい。とすると、実力的には堂本か佐藤になるのだが、堂本が調子を上げてきてくれれば助かるのだが。佐藤は自分からいくタイプなので他の区間に回したい。ダニエルは箱根5区を見据えてアンカー固定。残りの繋ぎは谷口や丸林ら上級生で固めて、先頭からできるだけ離れないようにするという感じになるだろう。

予想:堂本-ベンジャミン-谷口-佐藤-延壽寺-丸林-井上-ダニエル

 色々と悩んでこんな感じに。1区2区4区はこの3人だろうが、色々と入れ替えることもできる。1区から3区が4区ベンジャミンに繋げ、5区から7区が8区ダニエルに繋げ、という2つ駅伝をする、というようなのも考えたのだが。といってもやはり序盤で優位に立ちたいので、ベンジャミンを2区。その流れを壊さないように最短区間に谷口となっている。これなら佐藤に襷が渡ったところでトップに近い位置に入れるかなと思う。

 そして実は粒は揃っているので、5区からはそこそこいけると思っている。5区は調子の良い選手、6区7区は4年生で駒大など、有力校に出来る限り差を広げられないようにしたいがどうだろう。8区モグスの区間記録は55分半ば。といってもこれはあまりにも驚異的な記録。ロードの適正も考え、ダニエルは56分前半とすると、駒大深津なら2分30秒以内、山学コスマスなら1分30秒以内にはダニエルに渡さなければ逆転はきつくなる。といっても、前が見えたら元気になるかもしれないので、もうちょいあってもいいのかもしれないが。

 とりあえず、序盤がうまく決まってくれれば、可能性はだいぶ広がってくるのだろう。多分調子は全体的に上向きになっているように思えるので、やっぱり優勝候補と言っておこうか。

全日本駅伝予想@中央学院大学

続いて

総合力では負けない・・・【中央学院大学】


出雲駅伝成績
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区塚本千仁(2年)23分17秒区間6位(6)47秒差
2区三浦隆稔(4年)16分23秒区間2位(6→4)10秒差
3区渡邉嵩仁(2年)23分09秒区間3位(4→1)-4秒差
4区沖坂佐鶴(3年)19分08秒区間10位(1→3)30秒差
5区板屋祐樹(1年)20分08秒区間10位(3→9)56秒差
6区室田祐司(1年)31分49秒区間15位(9→11)3分47秒差
総合11位2時間13分54秒

 出雲では三浦以外初駅伝というメンバーで挑んだにも関わらず、一時トップに立つ活躍をみせた中央学院大学。最終的には予想順位あたりに収まったものの、これにより評価は上がってきているように思う。

 1区塚本が第2グループで最後まで粘り6位。1万29分半ばというのは今回の1区のメンバーで高い方ではなかったが、中学大独特の粘りが発揮された。2区の三浦は昨年エース区間3区でもうまく走ったので好走は予想ついたが、それでも関東トップの区間2位はすごい成績だ。

 そしてハイライトは3区の渡邉。先頭グループの6人の中で一番持ちタイムは低かったのだが、集団中で余裕を持って走り、ラスト1kmで仕掛け最後は全員振り切ってしまった。中学がトップで襷を渡すのは木原の箱根1区くらいではなかったか。監督期待とはいえ、ここまで活躍するとは…。塚本、渡邉といいランナーが出てきてくれたものである。これから彼らを主要区間に置けるなら、主力を他に回して、より総合力で勝負しやすくなる。

 4区以降はさすがに持ちタイム通りの厳しい結果となったものの、非常にいい経験になったのではないかと思う。沖坂なんかは後半持ち直したりしたし、室田もゴール前の接戦となったのも今後活きるだろう。全日本からは今回欠場した主力も混ぜながらテストとなるだろうが、展開やメンバー次第ではまた面白くなりそうな気がする。



全日本エントリーメンバー
名前/最近の動向≪今までの成績≫
4年
三浦隆稔/出雲2区2位、1万29分49秒17★≪7区14位。5千14分09秒75≫
野中洋輝/出雲補欠、1万29分54秒29★、≪5千14分29秒61≫
磯将弥/出雲補欠、1万30分31秒81、≪ハーフ1時間4分19秒≫
大野紘祟/≪8区17位。5千14分15秒20≫
木之下翔太/≪10区14位。ハーフ1時間4分15秒≫
田口優/1万30分14秒34≪ハーフ1時間5分29秒≫
渡部恭平/1万29分54秒29★≪1万30分10秒38≫

3年
小林光二/出雲補欠、1万29分14秒98★、≪3区15位。ハーフ1時間3分02秒≫
大谷克/出雲補欠≪4区8位。1万1万30分00秒70≫
沖坂佐鶴/出雲4区10位、1万30分29秒80≪1万30分28秒92≫

2年
塚本千仁/出雲1区6位、29分04秒65★≪1万29分34秒58≫
渡邊嵩仁/出雲3区3位≪5千14分30秒40≫

1年
室田裕司/出雲6区15位、1万30分37秒20≪1万30分20秒68≫

○主なエントリー漏れ
鈴木忠/≪1区11位。ハーフ1時間3分55秒≫
真田雅之/≪ハーフ1時間4分34秒≫
仁部幸太/≪5千14分10秒85≫
板屋祐樹/出雲5区10位、1万31分18秒03≪5千14分43秒75≫

 うー、鈴木、仁部あたりはまだ調子が戻りきっていないのだろう。まあ、そうであれば、逆

に新戦力にチャンスを与えられると前向きに捉えたい。幸い、先日の記録会で4年ながら1万29

分台突入した野中、渡部と使ってみたい選手を使える。

 後は小林、大谷、三浦といった主力に、勢いの塚本と渡邉、そして前回外れていた大野や木之下もエントリー。大野は夏合宿の時点で箱根2区候補だったし、走るのであれば大変楽しみな存在だ。

 レースは出雲1区から3区のメンバー+小林を前半に使いある程度の位置につけ、5区からは野中など初レースの選手に任せてみたい。ただ、アンカーはさすがに主力か。1週間前に1万を走っている選手にさすがに20kmはないと思うので、大野とか大谷、木之下あたりになるのか。では予想してみる。

予想:塚本-小林-三浦-渡邉-野中-渡部-室田-大野

 数日前の記録会で一気にチームトップの持ちタイムとなった塚本を勿論1区。昨年の鈴木よりもいい順位を出雲で残したので全日本も好位置で繋げることができると思う。で、2区小林。実はエース区間での起用がないので、ここで体験することになる。彼も一気に記録を伸ばしたので対応は充分可能なはず。区間一桁で乗り切りたい。

 3区三浦は今回も最短区間で。出雲はここで上昇気流に乗ったことが渡邉の力を引き出したで今回も渡邉の前。で渡邉は前半戦のアンカー。出雲で物怖じせずに走れたので大丈夫だろう。

 で、5区からは新戦力を試すことになる。といってもうち2人は4年生。走るとなればある程度安定した走りは求められる。その危機感で好走を願いたい。後7区に大谷とか考えたが、出雲で最後抜かれた室田にリベンジの機会をと思い入れた。アンカーは箱根2区候補の一人・大野でシード権は確保しにいくという感じにしてみたがどうだろう。沖坂とかキャプテンの野中もありえるかもしれないが、経験させながらベスト布陣とすればこんな感じかなと思う。

 出雲でサプライズを起こしたが、全日本でも新戦力が台頭するのか楽しみだ。


全日本駅伝予想@東洋大学

続いて、

若手の伸びが著しい・・・【東洋大学】


出雲駅伝成績
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区柏原竜二(2年)22分50秒区間2位(2)20秒差
2区山本憲二(2年)16分40秒区間6位(2→1)-0秒差
3区渡邉公志(1年)24分04秒区間13位(1→8)45秒差
4区川上遼平(2年)18分33秒区間賞(8→6)40秒差
5区佐藤寛才(2年)19分05秒区間2位(6→2)3秒差
6区高見諒(3年)30分07秒区間5位(2→3)1分12秒差
総合3位2時間11分19秒

 1区と6区以外は期待の新戦力で挑んだ東洋大学だったが、結果的にかなり上手くいったというところだ。1区柏原の相変わらずの爆走で襷を受けた2区山本が、前半やや抑え過ぎた反省はあるようだが、トップに立つ走り。3区の渡邉が元々調子が悪かったらしく、かなり失速してしまったが、それでも外されなかったのは、今後の期待の表れ。糧にしてほしい。

 特に今回の東洋が良かったのはここから。渡邉の失速でここで一旦流れが切れる。出雲は距離が短い故、立て直すのが難しいのだが、4区の川上が区間賞と最高のリスタート。今季5千で自己ベストを出していたが、その勢いで突っ走った。5区の佐藤も山学大谷に喰らい付いて、トップに肉薄。2人とも初出場の選手だったのだが、距離が短いとはいえ、最高の走り。さすがに層が厚い。

 2区から5区の初出場の選手が奮起されてはアンカーの高見も頑張らないわけにはいかない。一緒に走り始めた早大の平賀が再三再四スパートをかけるが動じず、最後のラストスパートで射し返して、過去最高タイの3位でゴール。しかも今回は強さというのを見せ付けていたので評価できるものだ。距離が長くなる全日本で同じ走りができるか注目だ。

全日本エントリーメンバー
4年
川原崇徳/20km1時間1分13秒≪1万29分40秒81≫
上健太郎/20km1時間1分43秒≪1万29分51秒86≫

3年
大津翔吾/出雲補欠、5千14分16秒6★、20km1時間3分11秒≪箱根9区2位、1万29分14秒66≫
高見諒/出雲6区5位≪箱根10区6位、1万29分27秒77≫
千葉優/出雲補欠≪箱根8区2位、ハーフ1時間4分00秒≫
本田勝也/20km1時間1分31秒≪ハーフ1時間4分49秒≫

2年
柏原竜二/出雲1区2位≪箱根5区1位、1万28分20秒99≫
宇野博之/≪箱根4区9位、5千13分55秒26≫
佐藤寛才/出雲5区2位≪1万29分11秒23≫
川上遼平/出雲4区1位≪5千14分12秒86≫
山本憲二/出雲2区6位≪5千14分29秒03≫
田中貴章/出雲補欠、5千14分13秒4★、1万30分00秒34★≪5千14分33秒13≫

1年
渡邊公志/出雲3区13位≪5千14分05秒33、1万29分33秒31≫

○主なエントリー漏れ
工藤正也/出雲補欠、5千14分22秒1≪ハーフ1時間4分00秒≫

 高島平20kmで高記録だった川原、上、本田の3人や、出雲前、故障と言われていた宇野もエントリー。走れる状態に戻っているのならばぜひとも起用したい。

 主力は柏原は勿論、大津高見千葉もエントリー。富永はもう山籠りなのか出てこない。また、出雲で活躍した2年生を中心とした若手も勿論入っている。ただ、なるべく色んな選手を経験させるだろうから、何人かはオーダーから外れると見る。

 予想に入るが、序盤は柏原を使うのは勿論だが、走るべき区間は2区だ。ただ、そうすると誰が1区になるのか…。現状、宇野しかいないのだが、果たしてどこまで走れる状態なのか。1区の激戦に耐えられないようならまた1区柏原ということになるのだが。

 他は高島平で好走したメンバーも入るのだが、長距離区間ということもあるか。大津は状態があがっていないし、千葉はよくわからない。コーチらの話は新戦力で別の新戦力のテストということなので、今回も彼らの登場はないような気がする。出雲のメンバーを含め、調子の上がってきた選手を使う、つまり高島平や出雲で好走したから使うというわけではないので予想が難しいのだが、考えてもキリがないので無理矢理予想する

予想:宇野-柏原-田中-川原-川上-本田-山本-高見

 大外ししちゃうかな~。とりあえず、こんなオーダーにしてみた。1区は結局宇野。宇野でなかったら佐藤あたりになるのだろうか。ここはあまり無理をせず柏原に繋ぐ意識で襷を運びたい。その柏原は勿論いけるだけいってもらいたい。(序盤に留学生を使った日大以外で)トップに立つのと昨年肉薄した区間記録がノルマだろう。どうも柏原はこのくらいの距離が一番得意に見える。ここでトップあたりにいなければその後が経験も何も無くなるので頑張ってもらいたい。

 その後は初出場は2回目というのが続く。田中は出雲記録会で好走したので、今回がデビューか。そして高島平優勝の川原に長丁場の4区。さすがにちょっと苦しいかもしれない。そうなると4区高見、8区大津ということもあるかもしれない。その後、出雲区間賞の川上、高島平チーム2番手の本田、出雲で失敗したということであえて山本という感じ。ここも出雲と同じく区間上位で走れるかどうか。少し距離が長くてもいけるかどうかのある程度のテストとなる。で、アンカーは高見かもしくは大津でシード権は最低でも確保してもらうという感じになるだろう。

 今回もテストに近いだろうから、優勝は無いかなと思っている。チームの成績よりも各個人がどれだけの成績を残せるかに注目だ。

全日本駅伝予想@山梨学院大学

続いては、

日本人が急成長・・・【山梨学院大学】


出雲駅伝結果
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区後藤敬(4年)23分41秒区間10位(10)1分11秒差
2区松本葵(4年)16分24秒区間3位(10→7)35秒差
3区高瀬無量(3年)23分22秒区間5位(7→7)38秒差
4区大谷健太(4年)18分43秒区間4位(7→7)43秒差
5区大谷康太(4年)18分59秒区間賞(7→1)-3秒差
6区O・コスマス(2年)29分17秒区間2位(1→2)19秒差
総合2位2時間10分26秒

 出雲駅伝では、日本人だけで見せ場を作った山学。最初ずっと松村が担当していた1区の人選がいないと言われていたが、その1区を後藤が最低限の走りで繋いだこと、そして直後の2区に昨年区間賞の松本を今年も配置できたことがいい流れを作ることができた要因だろう。力がついてから初の平地のエース区間を走った高瀬も、宇賀地をペースメーカーにしていい走りができたし、4区で初出場の大谷健が自分の力を出し切る事ができた。

 そして何と言ってもハイライトは4区双子の兄から襷を受け取った5区康太。実は密かに区間賞予想していたのだが、それでも想像以上の走りで6人抜きで何とトップに立つ大活躍。地元の声援の後押しもあっただろうが、非常にいい走りだった。アンカーコスマスはさすがにダニエルには交わされたものの、安定した走りを披露。爆発力はもうちょいほしいところだが、ここまで失敗がないのは評価していいだろう。

 しかも、これ中川、岩田、赤峰といった箱根メンバーが含まれていない。出走予定だった小山も含めると彼らが本調子に戻ってくれば、かなり手強いチームになる。今年の山学はやってくれそうだ。

全日本エントリーメンバー
4年
中川剛/出雲補欠、≪9区1位。ハーフ1時間3分00秒≫
小山大介/出雲補欠、5千14分14秒≪1万29分15秒11≫
後藤敬/出雲1区10位≪4区4位。5千14分12秒26≫
岩田真澄/出雲補欠≪7区4位。ハーフ1時間3分33秒≫
大谷康太/出雲5区1位、国体3千SC8位8分43秒71≪1万29分47秒22≫
大谷健太/出雲4区4位≪1万29分49秒39≫
松本葵/出雲2区3位≪5千13分58秒63≫

3年
高瀬無量/出雲3区5位≪5区22位(昨年6位)ハーフ1時間2分59秒≫
福島慎也/1万29分49秒32★≪5千14分46秒53≫

2年
オンディバ=コスマス/出雲6区2位、日カレ1万3位28分44秒62≪ハーフ1時間2分29秒≫
田口恭輔/1万29分33秒89★≪ハーフ1時間5分01秒≫
松枝翔/出雲補欠、5千14分11秒★≪ハーフ1時間5分40秒≫
中村悠二/1万30分02秒57★≪5千14分38秒70(高校)≫

○主なエントリー漏れ
赤峰直樹/≪10区8位。1万29分39秒56≫

 先日の日体大記録会で2軍の選手に自己ベスト続出。無名の1年生ら複数が1万30分前後を記録。今回、初めて三大駅伝に一次エントリーに名を連ねた福島や中村(どうでもいいがこの人と同じ名前の声優がいます)もしっかりと記録を残してきた。その他、少し前から名前の上がっていた田口や松枝もしっかりエントリー。繋ぎを走らせてみたい選手が沢山いる。

 勿論、主力もほとんどエントリー。出雲を走った大谷兄弟や後藤、高瀬や出雲記録会で復活した小山も含まれているし、だいたい順調にきているとみていいだろう。

 レースとしてはどうだろう。8区はコスマス固定として、今回もそれまで日本人でいい流れを作り、出雲と同じくトップでコスマスに渡せるようにできれば最高だろう。序盤はやっぱり後藤(山学の中では)、松本、松枝らスピードのある選手や積極的な高瀬とか。中盤からは出雲でも繋ぎで頑張った選手らだろう。岩田や中川ら主力はもし調子が上がっていないようなら、出来れば田口など若手にチャンスを与えてほしいと感じる。2人は箱根にきっちり標準を合わせればいいので、彼らが走ってはどうだろうか。ということでこんなオーダーにしてみた。

予想:後藤-高瀬-松枝-小山-田口-大谷健-大谷康-コスマス

 1区はやっぱり後藤。走るごとに成長していくので、全日本でも流れは壊さないと思う。2区は1年生の時も走ったことのある高瀬。山学の選手は以前ダメだった区間でリベンジする選手が多いので、今回も走れるだろう。といっても、ここではやはり一桁順位が精一杯か。ここから追い上げられるかどうか、なのだが…。

 3区は本来なら松本だろうが、松枝に託したい。スピード的には申し分の無い選手だし、松本は昨年走っていないので意外とありえるか。他あるとしたら田口だろう。4区は主力の一人小山。一人だけ使ったが、彼は駅伝でまだいい成績を残していない。いきなりエース区間となるときついかもしれないが、出雲記録会で調子は上がってきているとみる。ここは繋いでもらいたい。

 その後、5区からは山学の見せ所。初出場だが、1万29分半ばの田口、そして出雲で見せ場を作った大谷兄弟。浮上してくるのはここからだろう。前半を走れる選手は少ないが、繋ぎで流れを作れるのがここ最近の山学の特徴となっている。中川や岩田が戻っていれば、まず間違いなく区間賞もしくはそれに準ずる成績で走るだろうが、彼らで流れを作ることができれば本当に強いと思う。8区はコスマスがしっかり走るだろうから、そこまでにこのメンバーでどれだけの順位で来れるかというのを試してほしいと思う。

 優勝もありえるが、他の大学の本気度も変わってくるので、どちらかというと順位が下がる可能性の方が高いかなと思っているのだが、その予想を裏切ることができれば、箱根の優勝にぐっと近付くだろう。

全日本大学駅伝予想@早稲田大学

まずは

順調にスタートを切った・・・【早稲田大学】


まずは出雲駅伝の成績を振り返ってみる。
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区矢澤曜(2年)23分10秒区間4位(4)40秒差
2区八木勇樹(2年)16分36秒区間5位(4→6)16秒差
3区尾崎貴宏(4年)23分07秒区間2位(6→2)4秒差
4区佐々木寛文(1年)18分34秒区間2位(2→1)-24秒差
5区中山卓也(2年)19分50秒区間7位(1→3)8秒差
6区平賀翔太(1年)30分05秒区間4位(3→4)1分25秒差
総合4位2時間11分22秒

 過去2年の成績不振の最大原因であった1区を、経験豊富な矢澤が区間4位とこの上ない位置で乗り切った御蔭で、大きく失速する選手が出なかった。今回の出雲4位の最大の功労者は矢澤であろう。その後、2区3区と実力者を前半に固め、4区以降は初出場の選手を並べたオーダーだったが、ひとまずうまくいったということでいいだろう。3区尾崎はキャプテンとして、意地をみせたし、4区佐々木でトップに立つ見せ場も作れた。1年生でアンカーを任された平賀も、箱根王者相手に一歩も引かない走りだった。彼らに関しては、今後も期待がもてる結果だった。

 対して課題は、監督も仰っていたが2区5区の誤算。5区の中山に関しては、大器とはいえ、大きなレースからはかなり長い間遠ざかっていて、レース勘も鈍っていただろう。実際、かなり飛ばしすぎた。これから使って育てたいのだが、9月下旬に小さな故障をしていたらしいので、今後の駅伝出場は慎重になるだろう。2区の八木は昨年不振の原因の張本人だったが、今年はギリギリ流れを壊さない程度の走りはできたか。最初飛ばすことも無く、徐々に力は出せるようになっているのかもしれない。ただ、持ちタイム上は区間賞を取らなければならないので、不満は不満。本当はエース区間を走ってほしいのだが、あの走りでは全日本も繋ぎしか任せられないだろう。

 以上の事を念頭に置きながら、全日本の予想に移りたい。

一次エントリーメンバー
名前/最近の成績≪過去の実績≫

4年
尾崎貴宏/出雲3区2位≪箱根2区7位。ハーフ1時間3分12秒≫
高原聖典/1万30分35秒82≪箱根補欠(昨年2区12位)、5千13分54秒29≫
神澤陽一/1万30分39秒46≪箱根1年2年出走、前回補欠。ハーフ1時間4分38秒≫

3年
高野寛基/1万30分28秒51≪ハーフ1時間3分25秒≫
猪俣英希/1万31分25秒14≪ハーフ1時間4分52秒≫
北爪貴志/出雲補欠、1万31分12秒83≪ハーフ1時間5分54秒≫

2年
矢澤曜/出雲1区4位、1万DNF≪箱根1区1位、1万28分45秒56≫
八木勇樹/出雲2区5位、1万29分16秒72≪箱根7区2位、5千13分43秒49≫
三田裕介/5千14分51秒95≪箱根4区1位≫
中山卓也/出雲5区7位≪1万28分48秒08(高校)≫

1年
平賀翔太/出雲6区4位≪1万29分16秒06≫
前田悠貴/5千14分28秒29≪5千14分08秒62≫
佐々木寛文/出雲4区2位、1万29分27秒42≪1万29分36秒00(高校)≫

○主なエントリー漏れ
加藤創大/出雲補欠≪箱根6区7位(昨年区間賞)、ハーフ1時間3分54秒≫
中島賢士/≪箱根8区8位。5千13分56秒94≫
大串顕史/出雲補欠≪5千14分28秒38(高校)≫
西城裕尭/出雲補欠、5千14分34秒28≪5千14分30秒82≫

 出雲エントリー後に故障者が出たらしいが、多分加藤と大串の事なのだろう。加藤は長い距離が得意だし、大串は監督が起用したいといっていた選手なので、外れるのは不自然だ。他、2年連続で箱根を走っている中島も外れた。山篭りとも考えづらいので、彼も状態が思わしくないのだろう。

 その代わり、高原や三田がエントリーしてきたのは嬉しいニュースだ。この2人は昨年の全日本でトップで見せ場を作った選手。最新の記録会でのタイムから昨年ほどは期待できないが、調子が更に上がっているようならぜひとも起用したい。

 レースとしては矢澤尾崎を軸に、八木平賀佐々木といった出雲メンバーで主要区間や前半区間を担当して優位にレースを進めたいところだ。残りの3名については、(中山はちょっと今回は外してみる)順当なら三田、高原、時期キャプテンの高野だが、期待の前田や猪俣あたりの起用もありえる。自分なりに彼らの調子などを読んで予想をしてみる。

予想:矢澤-平賀-八木-佐々木-高原-高野-前田-尾崎

 1区から4区、8区は出雲メンバー。残りは他のメンバーだ。1区2区は逆も考えた。ラストが苦手な平賀が敢えて1区で、1区以外で戦績のない矢澤を2区に任せるということも考えた。だが、最近1区のメンバーが強いし、平賀の積極的な走りを活かしてほしいということで1区矢澤、2区平賀。3区は勿論八木。昨年経験しているし、ここなら力が出せるだろう。
 
 4区は昨年の三田にあやかって佐々木。一定のペースで走れるのでこういう区間は向いているだろう。5区から7区は悩んだが、最終的に5区は昨年の経験者の高原、6区7区は昨年と同じ初出場の選手の高野、前田で。高原が昨年以上のタイムで混戦を抜け出し、6区時期キャプテンの高野がきっちりまとめ、7区前田は記録会の勢いで走ってもらう。そして最後は勿論尾崎がまとめる。出雲の起用法から4区もありえるが、そういう場合8区は高野か。ただ、今20kmを走れと言われて走れそうなのは尾崎や矢澤くらいだから、こうだと思う。

 前回2位だし、かなり本気で優勝を狙ってくると感じます。勿論、優勝候補の一角なので、期待したいです。

10/25日体大記録会5000m

http://www.nittai-ld.com/result/m/C200904/K54race.html
本日行われた日体大記録会5000mの主な結果です。

○早稲田大学
21組
20位亀山翔平(2年)14分44秒83
25位田澤範樹(1年)14分58秒86
26位金子純(4年)14分59秒36
30位安永陽(2年)15分18秒43
31位神内隆年(1年)15分35秒18

 主力は結局欠場。まあ先週自分達で記録会やってましたからね。そういや、4年のはずの有賀が東京陸協で14分13秒出してました。

○大東文化大学
5千
21組
32位田口哲(1年)15分47秒19

○山梨学院大学
22組
3位土田俊徳(1年)14分30秒64★
12位漆山貴文(4年)14分38秒58

21組
6位中原薫(3年)14分24秒68★
7位石田健祐(2年)14分27秒16★

20組
1位松本央(4年)14分36秒24
2位伏島祐介(1年)14分36秒68
6位佐々木直弥(2年)14分38秒01★
14位篠塚春希(1年)14分47秒20
25位土屋毅(1年)15分09秒88

 いや~。すごいですね。昨日の1万ほどではないですが、何人も自己新が出ました。それも下級生に多いのはいいですね。

○中央大学
22組
4位渥美昂大(1年)14分31秒26★

21組
32位大須田優二(1年)15分15秒03

18組
5位市塚遊(2年)14分37秒35

 夏以降姿を見せなかった市塚がようやく初レース。箱根までには間に合うだろう。

○駒澤大学
22組
11位玉木達也(3年)14分38秒54

21組
10位貝森大地(2年)14分29秒99★
24位山崎康隆(2年)14分57秒43

 まあ全日本を控えているので主力が出ないのは当たり前か。貝森は再来年あたりかなと思う。

○東京農業大学
5千
22組
7位内藤寛人(1年)14分34秒58

21組
4位谷口昇太(4年)14分19秒87★

 国体3千障害に出場していた谷口がここに来て調子をあげてきた。これから20kmを本格的にやるのだろうか。

○日本体育大学
21組
16位大田侑典(1年)14分34秒79

20組
17位藤井尭(2年)14分51秒59

18組
3位沼井俊輔(1年)14分35秒81★

 沼井が自己新。レギュラーまでいかずも1年生はじわじわ伸びている。ただ、2年生がなあ…。

○帝京大学
22組
6位佐藤辰準(3年)14分32秒76
19位橋爪秀卓(1年)14分59秒09
20位三輪龍之介(1年)15分07秒17

18組
1位中西健太(1年)14分31秒39★

 主力陣では佐藤が5千に続き出場。これから記録を伸ばせるだろうか。

○城西大学
18組
2位佐藤勝茂(2年)14分34秒74★
9位三田翔平(3年)14分41秒60

 箱根6区で好走、そして春先好タイムを連発していた三田が約半年ぶりくらいに試合に出場。これならギリギリ箱根に間に合うか。

○青山学院大学
23組
8位川村駿吾(2年)14分28秒93
11位横山拓也(1年)14分40秒73

21組
1位小川恭正(3年)14分18秒99★
3位市岡敬介(4年)14分19秒19★
11位出岐雄大(1年)14分30秒74★
18位小林駿祐(3年)14分36秒60★
22位中井一臣(1年)14分48秒69
27位西尾宗一郎(3年)15分03秒85

 青学は結構大量に出場。全日本控えているが大丈夫か。まあ結果は自己新連発なので良かった。小川、市川はこれで20kmももっと走れるようになれば非常に心強い存在となる。

○国士舘大学
23組
2位藤本拓(2年)13分57秒57★

22組
18位宮崎大佑(4年)14分55秒56

17組
1位山本真次(3年)14分39秒87★
3位中元健二(2年)14分44秒33★
5位小猿隼也(2年)14分45秒22★
6位馬場康典(4年)14分45秒75★
7位西尾尚貴(2年)14分46秒15★
20位狩野優輝(1年)14分57秒58

 何と藤本が13分台。20kmには出場しない選手のようだが、関カレなどでこれから期待したいところだ。

○順天堂大学
22組
5位田鎖慶大(2年)14分32秒18★

○拓殖大学
5千
21組
8位村上雄亮(3年)14分27秒67★
9位石井健太(2年)14分29秒10
12位蓮池龍顕(2年)14分31秒50★
14位横山築(2年)14分34秒02★
23位染谷佑輔(3年)14分57秒35

20組
8位川島慎太郎(2年)14分38秒73★
12位北澤健太(1年)14分45秒91★
13位西田敬裕(1年)14分46秒66★
18位福本龍將(3年)14分51秒64★
20位堅谷真(1年)14分56秒53
22位後藤広行(1年)14分57秒42★
24位黒木俊輔(1年)15分00秒59★
26位冨迫優也(2年)15分23秒74★
27位宮永一樹(2年)15分29秒68
28位坂本勝利(3年)15分36秒35
29位月原涼輔(3年)15分38秒20

 2年生がようやく少し登り調子。全員ワンランクアップすれば、いいのだが。

○國學院大學
5千
22組
13位安曇大輔(2年)14分39秒63★
17位中道拓未(2年)14分52秒08

20組
4位松井優樹(4年)14分36秒82★
7位千田駿弥(1年)14分38秒49
16位菅谷篤人(2年)14分48秒98
19位溝口大地(4年)14分56秒30
21位青木信夫(2年)14分57秒14
23位大川竜弥(3年)14分59秒87

○その他
5千
18組4位
斉藤隼人(東学大)14分36秒39


 さて、一応主力が出る可能性も少し含めて、全日本の予想を控えていたのだが、やっぱり出るわけないわな。明日から急いで約15チームやっていきます。

大学女子駅伝結果☆★

1位佛教大学2時間3分32秒

 強かった。6人中5人が区間賞で、1区5区6区が区間新。3区区間2位のエース西原も小島を追いつかせなかった。大会記録も2分以上更新して、断トツの初優勝だった。

2位立命館大学2時間5分13秒

 エース小島が4年連続区間新を出すも、佛教大の総合力に屈し、4連覇ならず。それでも大会新なのだから、すごい。小島が抜ける来年以降どう戦うかだろう。

3位名城大学

 2強には水を開けられたが、8年連続3位以内の安定感はすごい。2区3区でうまく3位に浮上し、そこからは一人旅で頑張った。

4位城西国際大学

 3年ぶりにシード返り咲き。4区で4位に浮上すると、そこから後ろを追いつかせなかった。

5位城西大学

 前回、初めてシードを逃したがすぐにまたシード校。5区終了時で圏外だったが、アンカーの1年生が踏ん張った。

6位京都産業大学

 序盤少し出遅れたが、ジリジリ浮上し、5区までに浮上。3チームがもつれたが耐え切って6位。部員10人にびっくりした。


7位東京農業大学
 5区で箱根戦士の父を持つ山本が見せ場を作ったが、2年連続シードはならず。

8位白鳳大学
 終始、シード権が見える位置につけるも、最後まで浮上できず。

9位玉川大学
 2区までは7位につけるも、3区で少し遅れたのが響いてしまった。

10位順天堂大学
 1区で大きく出遅れたものの、ここまで浮上したのはさすが。

 以下、11位に2回連続2回目の松山大学。2区まで3位につけ、大健闘。また2人の留学生と後藤を擁した日大は12位に終わった。

以下、簡単なダイジェストである。
≪1区6km≫
 1km3分20秒の落ち着いたペース。まだ誰も落ちない。立命館、佛教は勿論、奈良産業大や鹿屋体育大の姿も見えている。1.5kmで東北選抜が脱落。地元だがここから粘れるか。他はつけており、横長の展開となっている。

 CM明け、3km手前で東北福祉大、Qちゃんの母校大阪学院大などが遅れ、先頭集団は19人に。ペースはあまり変わっていない。

 更にCM明け3.5km付近、佛教大の石橋が仕掛け、立命館田中や松山大、名城大の4人に絞られる。また日大や東農大が9位10位争い、15位あたりに中大順大がいる。先頭は名城が遅れ3人。この1kmは3分13秒一気に上がった。さらに石橋が上げ、じりじり他の2校を引き離す。前回と同様、先頭に立って逃げ切りをはかる。3区に西原がいることを考えると大きなアドバンテージである。しかし、残り600mあたりから中距離出身の田中が追い上げ始める。30m近くついていた差が15mへ。懸命に追い上げるが、何とか石橋が逃げ切ってトップ通過。
その後松山大、少し相手京産大、城西大、城西国際、名城で30秒差、白鴎、農大、玉川、日大と続いている。日大は留学生でどこまで追い上げることができるか注目だ。

≪2区6.6km≫
 1km付近で1位と2位の差が7秒。佛教森が昨年4区区間新の立命館沼田を引き離すという展開。後ろでは名城が4位浮上、日大はキンドリアンペース上がらず、11位の集団に巻き込まれている。

 トップは相変わらず佛教。km3分06秒という速いペースで進んでいる。2.8kmでのチェックポイントでも15秒ほど離している。後ろは松山大、名城大、あたりで1分差。日大は単独11位。やっとペースアップも離されている。

 佛教が快調。区間記録を15秒上回るペース。沼田が17秒差ということは区間記録ペースで彼女も走っているので、森がすさまじい。後ろは5位城西大が名城大との差を縮めてきている。名城は序盤ハイペースだったようで、松山大との差は広がって18秒差。名城のエースなのだが、これは痛い。後ろでは日大が8位に浮上。前後は7位城西国際、9位白鳳大、10位農大である。

 森は残り1kmで区間記録を20秒上回るペース。さすがに口が開いてきたがペースは衰えない。そのままトップで襷リレー。タイムは20分51秒で、従来の記録を15秒更新したものすごい走りである。2位立命館とは31秒開いた。沼田も悪いタイムではないのだが、エース対決の前に大きく水を開けられた。

 その後3位は松山で1分差、4位名城1分28秒、5位城西1分35秒、6位日大1分48秒、7位玉川1分50秒、城西国際、農大、白鳳大2分05秒。間があいて、大体大、京産大順大関西中大立命APU・・・。他、地元東北福士大が18位にあげた。

≪3区9.1km≫
 トップ佛教大エース西原。ユニバーシアード1万金メダリストが、前回の小島よりも1kmを3秒速い3分08秒で入った。その立命館小島も3分10秒と速いペースで2人とも入った。今後どうなるだろうか。後ろでは昨年2区区間賞の日大後藤が6位争い。ビジュアr(ryなので、彼女にも注目したい。

 CM明けの2.5km差は200mほど。小島は昨年とほぼ同じペース。後半勝負でいくらしい。後ろでは5位城西大酒井が3位4位との差を詰めている。これもビジュ(ry。が、3km過ぎ、先に名城野村が松山大こくせんを抜き3位に。その後ろは5位城西酒井の後ろに6位日大後藤が迫っている。後藤には3位争いも視界に入っているようだ。そして4km過ぎ、5位に上がる。

 トップは中間点4.5kmを通過、2位立命館39秒差。少し開いた。3位争いは1分55、5位日大2分08、6位城西2分12、、7位城西国際2分24、8位東農大2分38、9位玉川2分47、10位白鳳2分55、11位京産大。京産大は実況では順位が下がっているといっていたが、実際は上がっている。

 中間点を過ぎ、西原がペースダウン。1km3分20秒となっている。これから登りだが果たして…。後ろは名城が単独3位へ。そして日大後藤も4位へ。ここまで健闘の松山大が5位に下がった。

 7km手前、先頭は疲れてきて、差は23秒。ここから登りだが更に差は詰まるか。持ちタイムは同じでもロードは3年連続区間新の小島が強い。後ろは7位に城西酒井が落ちてしまった。城西国際阿部が松山大も抜き5位に浮上した。

 8km越えて、先頭争いが激しくなってきた。上りにも関わらず小島が1km3分09秒のペース。残り1kmで12秒となった。小島は区間記録確実となった。ただ西原も区間記録に近いペースで粘る。やや脚が痛そうだが、追いつかれることはなさそう。そのままトップで襷リレー。小島は10秒差まで詰めた。追いつけなかったが、またも区間新。4年連続で小島は区間新記録を出した。ただ、先頭に立てなかったということで悔し涙を流していたのは印象的だった。

 後ろは3位名城で何と2分22秒。完全に2強対決となった。以下、4位日大2分37、5位城西国際2分45、6位東農大3分03、、7位城西3分04、8位白鳳、9位松山3分27、10位京産大3分36、11位玉川3分49、10位順大3分58となっている。

≪4区4.9km≫
 3区と打って変わって、4区は1年生対決。2km過ぎて佛教竹城が淡々と先頭を行く。しかし、区間記録を3秒上回っている。後ろは立命館本多だが21秒差で少し開いている。

 第3中継所では繰上げまで後1分。後選抜と北教大の2チーム。選抜の選手が懸命に走るが残り約10秒間に合わず繰り上げとなってしまった。

 3km過ぎ、シード争いが激化。5位城西6位日大、7位東農大が競っている。そろそろここも注目だ。先頭は竹城が残り500m。どうやらトップを守りそうだ。そのままトップで中継。順調な走りだった。後ろの立命館本多はかなり離れてしまい43秒差。しかも襷を落としてしまい、流れは佛教に傾いているようだ。そういえば、11位玉川大の選手は関カレ5千チャンピョン。懸命に追い上げているが果たしてどうか。

 以下、3位名城2分40、4位城西国際3分36、5位城西3分49、6位東農大4分02、7位京産大4分11、8位白鳳日大、10位松山、11位玉川4分26。5位以下が大混戦。5位から11位までわずか35秒ほど。今後、どうなるか全くわからない。


≪5区4.0km≫
 最短区間だが、非常に激しいアップダウンがある難しい区間だ。この区間を走る東農大山本の父は箱根駅伝で4年連続区間賞をとっているすごいランナー。現在6位だが、シード争いに決着をつける走りが期待される。

 トップは佛教1年の森磐石な走りで走る。それを立命2年岩川が区間記録とほぼ同じペースで懸命に追い上げる。が、森は22秒も上回っており、差は開く一方である。圧倒的な走りでそのままトップで襷リレー。当然区間新。立命も頑張ったが55秒差。彼女も区間新だが差は広がった。後ろでは東農大山本が城西を交わして5位浮上。しかし、城西の中山(かわいいな…)も抜き返し、ここも激しい争い。また7位京産大も後ろ近付いてきており、まだ混沌としている。

 3位名城3分10で中継。後ろでは農大山本が猛チャージ。城西を抜き返し、5位へ浮上。4位城西国際4分19で中継後、5位農大4分33、6位京産大4分40、、7位城西4分45となっている。

≪6区8.0km≫
 佛教大吉本の1kmは3分03秒。ここまで17秒区間記録を上回り、更に大会記録も1分30秒上回るようだ。挑戦者らしく最後まで攻め続けるのは好感が持てる。ただ、さすがに速すぎるだろうが。

 シード争いは6位京産大1年山川が7位城西大を10秒以上引き離しており、ここまでは順調。中継所は繰り上げが近付いているが、続々と選手がくる。地元東北福祉が19位で通過したが、21位以下のチームは残念ながら繰り上げ。11年ぶり出場の大阪学院などが残念ながら繰り上げ。佛教大が速すぎるのと10分ではちょっと仕方ない。

 京産大は順調で前の東農大に追いつき5位争いを展開。このまま決まるのだろうか。先頭は吉本が3分10秒くらいで順調。逆に立命館竹中のはややペースダウンで1分24差。ほぼ決まったか。残り3.2kmで1分20秒。少し走りが戻っているが、少し詰めるのが精一杯だ。

 後ろでは城西1年の山田が懸命に5位争いを追い上げている。一旦100m差がついたが、現在60mほどに詰まってきた。ここは、中間点過ぎて、明らかに差が縮まってきた。どうやら牽制してしまっているらしく、10秒切って来た。名城井原が4分01で通過したのを挟んだが、やはり詰まっている。4.6kmで差は20m。

 ポイントで4位城西国際が通過した後、5位争い(5分48)に城西が追いついて抜いていった。そのまま争いの先頭に立ち、さらにペースアップで順位アップを狙う。

 トップはもう残り1kmを切った。後ろは全く見えず、ペースは衰えない。そのまま初優勝のゴールテープを切る。しかも大会記録。個人も6人中5人が区間賞、うち3人が区間新というほぼ完全優勝。もう1人も3区西原の区間2位なので、どこも勝てるわけが無い。4連覇ならなかった立命館だが、こちらも大会記録でほぼ力を出し切っての結果仕方ない。

 後ろは東農大が7位に零れ落ちて、苦しい展開。6位京産大は徐々に遠くなっていいるが、何とか懸命に走る。

 3位名城、4位城西国際、5位城西。そして最後の切符は京産大。部員10人が一丸となった。昨年、初シードの東農大は今年は逃して7位となった。

 全体としては2強がずば抜けているのがすごかった。ただ、下も4位から12位まで2分以内に収まっており、全体的なレベル向上もあるのだなと感じた。

10/24日体大記録会1万m結果

http://www.nittai-ld.com/result/m/C200904/K55race.html
にて、本日行われた日体大記録会1万の結果が載っています。
いつも通り、大学別に並べます。

※一部「?」というのがありますが、速報サイトにうまく表示されていないためです。
解り次第修正します。

○早稲田大学
4組
13位畠山真弘(3年)30分07秒56★

早大の主力は明日の予定。現時点で16番目に入る可能性が少ない選手がこの記録なので、多少は期待してもいいかもしれない。

○大東文化大学
6組
19位佐藤歩(4年)29分31秒20★

5組
3位高橋賢人(4年)29分31秒74★
5位高関伸(3年)?29分33秒44★
14位秋山拓平(3年)29分43秒57★
22位成田匠平(1年)29分53秒66★

4組
21位樋口勝利(4年)30分17秒05
41位土田純(3年)30分58秒23

3組
11位土田修司(3年)30分18秒82★
27位山田誠一郎(4年)31分27秒11

2組
14位釜付亮介(2年)30分56秒03★
18位横山拓也(3年)31分47秒95
21位鎌田大輝(1年)32分05秒90

 自己ベスト続出。しかも出雲に出場した選手で今日出た選手が全員自己ベスト。主力は順調に来ているようだ。特に高橋は30秒も更新しており、充実ぶりが窺える。欲をいえば、その他の組に出場した選手がもう少しタイムがほしかったが、まあまあか。今年の箱根でも粘るかも?

○中央学院大学
6組
11位塚本千仁(2年)29分04秒65★
16位小林光二(3年)29分14秒98★

5組
25位野中洋輝(4年)30分07秒61★
27位田口優(4年)30分14秒34
31位沖坂佐鶴(3年)30分29秒80
32位室田祐司(1年)30分37秒20


4組
3位渡部恭平(4年)29分54秒29★
25位小畠彰(4年)30分20秒47
30位磯将弥(4年)30分31秒81
31位板屋祐樹(1年)30分33秒49★
36位福田直人(2年)30分40秒43
40位藤原秀明(3年)30分57秒66

 つ、塚本!?昨年の堀のような感じですね。小林も記録を伸ばしてきて、ロードでの強さを加味すると、エース区間でも健闘も充分期待できるレベルだ。他も自己ベスト前後でまずまず。やはり怖いチームだ。

○山梨学院大学
6組
9位田口恭輔(2年)29分33秒89★

4組
1位福島慎也(3年)29分49秒32★
4位松森新一(3年)29分54秒51★
6位牧野俊紀(1年)29分56秒27★
7位松本大樹(1年)29分56秒66★
11位中村悠二(2年)30分02秒57★
12位大野修(4年)30分02秒94★
17位古川健太(2年)30分13秒74★
22位津川翔(4年)30分17秒77★
42位山田宗一郎(4年)30分59秒42

3組
30位岸本匡(4年)32分37秒41

2組
4位山口大徳(3年)30分20秒20★
7位森満彦(2年)30分37秒69★
17位六野哲矢(4年)31分39秒63

 主力の4年生は走らず、メンバー争いをする選手が出てきたのだが、この盛況ぶり。岸本が調子が上がらないのが完全に霞んでしまった。そういえば、全日本のメンバーを見て福島、中村って誰だ?(すみません)と思っていたのだがこういうことでしたか。その他、1年生も30分切り2名。他ももう少しで30分きりがわんさか。無名の選手をしっかり育てるかつての山梨学院が完全に戻って来たようだ。


○日本大学
4組
5位高月雄人(3年)29分56秒08

3組
3位横松徹(1年)30分05秒84
14位寺田裕成(1年)30分23秒95★
18位笹崎慎一(3年)30分29秒95


2組
2位吉田和矢(4年)30分19秒00
9位山下尭哉(2年)30分38秒44★
13位和田朋之(2年)30分54秒94
20位佐藤浩太朗(1年)31分56秒51
16位寺西琢郎(1年)31分08秒02

 うーん、上から大学順に評論してるわけだが、やっぱりなんだかな~。まあでも全日本から外れた高月が30分切っているので、そこまで悪いとは言えないのか。横松はこのあたりで安定しているので使ってみてもいいかもしれない。また、吉田がここに来て復活。箱根ではまたお願いします。

○中央大学
3組
5位金田央(2年)30分07秒17★
6位森山昇人(3年)30分07秒51
25位服部峰祥(1年)30分39秒42★

 全日本メンバーはじっくり調整中の中大。金田の成長が今回見られた。上尾ハーフなどでアピールしたいところだ。

○東京農業大学
1万
4組
9位大工谷秀平(2年)29分59秒99★
16位花田昌之(1年)30分13秒17★

3組
15位久保勇介(1年)30分26秒09★
20位若林徹(2年)30分31秒23

2組
8位坂本皓太(3年)30分38秒24

 1年生が木村しかいないのかと心配したが、花田、久保が自己ベストでほっとした。このあたりは来年以降に期待か。後どうでもいいが、大工谷はある意味すごいタイムである。

○日本体育大学
1万
5組
4位高尾博教(4年)29分32秒42★
28位山内裕大(4年)30分14秒38
34位大田侑典(1年)30分48秒21★

4組
15位鶸田雅哉(2年)30分10秒37★
19位宮田往(2年)30分14秒63★
23位佐藤貴大(3年)30分17秒79★
24位高田翔二(1年)30分20秒16
26位中森智也(3年)30分26秒55★
35位木田歩(2年)30分39秒34★
43位中村大樹(1年)31分03秒40★

 箱根予選は知らなかった高尾が大幅自己新。何で走らなかったんだろう。後は箱根予選走らなかった選手が多いのでこんなものだろう。課題の底上げは少しずつ進んでいるところか。この中でロードに強い選手がいればいいのだが。

○帝京大学
1万
4組
10位佐藤辰準(3年)30分01秒49★
14位杉山功(3年)30分08秒02★
28位大原隆也(4年)30分27秒83★
37位小嶌裕貴(2年)30分41秒25★

2組
5位後藤郁晃(1年)30分28秒18★
6位山川雄大(1年)30分36秒74★

 こちらも箱根予選を外されたメンバー中心。なのでこちらもこんなものだろう。今日一番タイムが良かった佐藤は長い距離が課題。上尾ハーフでどのくらいのタイムを出すかだろう。後、1年生などは来年に期待したいところだ。

○専修大学
1万
5組
29位住中翔(1年)30分19秒48★
37位高松裕史(4年)32分08秒96

4組
29位佐々木裕也(1年)30分28秒92★
33位相原知明(1年)30分34秒98★
38位草野翔平(1年)30分48秒43★
44位大熊光男(2年)31分20秒04

 専大も箱根予選欠場組…てか、1年生が大量エントリーしていてそれが星野以外走らなかったので、このメンバーになった。結果的に1年生は来年以降期待できるタイムを全員残してくれたのは良かったのではないか。

○国士舘大学
1万
3組
9位柴田省吾(3年)30分12秒99
10位中山裕貴(2年)30分17秒00★
12位竹永雅人(1年)30分22秒69★
17位細見駿介(1年)30分29秒58★
21位宮本潤(1年)30分32秒36★
24位千葉剛史(4年)30分38秒78
29位津浦和希(1年)31分47秒16

 ここからは惜しくも箱根に駒を進められなかった大学。国士舘は誰かが29分台を残して士気をあげてほしかったが、それはならず。ただ、1年生を中心にタイムを何人か残してくれたので良かった。このあたりの選手を大事に育てたい。

○順天堂大学
1万
6組
21位関戸雅輝(4年)29分46秒98
23位山田翔太(4年)29分49秒14

5組
13位的場亮太(2年)29分42秒49★
23位堀正樹(1年)29分53秒93
35位佐藤優太(1年)31分11秒72

3組
13位村上真(4年)30分23秒25★

2組
1位志賀洸介(4年)30分17秒42★
3位大池達也(1年)30分19秒28★
10位?30分38秒65
12位越智健一朗(2年)30分44秒53
15位琴岡義規(3年)30分56秒56

 おいおい、なんかピーキングずれてなかったかい?関戸は手術から徐々に上がっていっている段階だったのでわかるが、的場や堀や志賀あたりは…。今自己ベスト出しても遅いぞ。まあ、これを少しでも自信にして来年に繋げたい。

○その他
1万
1組
1位斉藤隼人(東学大)30分15秒73

 その他、1人だけだが。東京学芸大の選手が独走してトップ。この選手は選抜に入る可能性もあるので、頑張ってほしい。

以上、明日は5000mを早めにあげようと思う。


10/24・25日体大記録会出場メンバー

http://www.nittai-ld.com/upload/C200904202-strat2.pdf
より、明日明後日の記録会出場メンバーがまとまっています。
大学別に少しピックアップしておきます。

○早稲田大学
1万
4組
畠山真弘(3年)


5千
23組
大串顕史(2年)
高野寛基(3年)
西城裕尭(1年)
中山卓也(2年)
高原聖典(4年)
中島賢士(3年)

22組
加藤創大(4年)
三田裕介(2年)
神澤陽一(4年)
北爪貴志(3年)

21組
金子純(4年)
神内隆年(1年)
田澤範樹(1年)
福島啓太郎(4年)
亀山翔平(2年)
安永陽(2年)

20組
卯木研也(1年)

○大東文化大学
1万
6組
佐藤歩(4年)

5組
秋山拓平(3年)
高関伸(3年)
成田匠平(1年)
高橋賢人(4年)

4組
土田純(3年)
樋口勝利(4年)

3組
山田誠一郎(4年)
土田修司(3年)

2組
鎌田大輝(1年)
釜付亮介(2年)
横山拓也(3年)


5千
21組
田口哲(1年)

○中央学院大学
1万
6組
三浦隆稔(4年)
大野紘祟(4年)
塚本千仁(2年)
小林光二(3年)

5組
大谷克(3年)
野中洋輝(4年)
沖坂佐鶴(3年)
田口優(4年)
室田祐司(1年)

4組
小畠彰(4年)
福田直人(2年)
藤原秀明(3年)
渡部恭平(4年)
板屋祐樹(1年)
磯将弥(4年)

3組
真田雅之(3年)

○山梨学院大学
1万
6組
田口恭輔(2年)

4組
松森新一(3年)
山田宗一郎(4年)
津川翔(4年)
中村悠二(2年)
古川健太(2年)
牧野俊紀(1年)
福島慎也(3年)
松本大樹(1年)
大野修(4年)

3組
岸本匡(4年)

2組
漆山貴文(4年)
山口大徳(3年)
六野哲矢(4年)
森満彦(2年)


5千
22組
漆山貴文(4年)
土田俊徳(1年)

21組
中原薫(3年)
石田健祐(2年)

20組
土屋毅(1年)
水上彰彦(3年)
佐々木直弥(2年)
篠塚春希(1年)
松本央(4年)
伏島祐介(1年)

○日本大学
1万
4組
高月雄人(3年)

3組
寺田裕成(1年)
笹崎慎一(3年)
横松徹(1年)

2組
和田朋之(2年)
吉田和矢(4年)
森谷和彦(2年)
寺西琢郎(1年)
佐藤浩太朗(1年)
山下尭哉(2年)


5千
22組
横松優(1年)


○中央大学
1万
5組
水越智哉(4年)

3組
森山昇人(3年)
服部峰祥(1年)
金田央(2年)


5千
22組
岩城和音(1年)
渥美昂大(1年)
小柳俊介(2年)

21組
大須田優二(1年)

○駒澤大学
5千
22組
玉木達也(3年)

21組
貝森大地(2年)
山崎康隆(2年)


○東京農業大学
1万
4組
大工谷秀平(2年)
花田昌之(1年)

3組
久保勇介(1年)
若林徹(2年)

2組
坂本皓太(3年)


5千
22組
内藤寛人(1年)

21組
谷口昇太(4年)

○日本体育大学
1万
5組
高尾博教(4年)
山内裕大(4年)
太田侑典(1年)

4組
佐藤貴大(3年)
宮田往(2年)
中森智也(3年)
高田翔二(1年)
木田歩(2年)
鶸田雅哉(2年)
中村大樹(1年)


5千
20組
藤井尭(2年)

○帝京大学
1万
4組
小嶌裕貴(2年)
大城享吾(2年)
杉山功(3年)
大原隆也(4年)
佐藤辰準(3年)

2組
山川雄大(1年)
後藤郁晃(1年)


5千
23組
小林頌幸(2年)

22組
大原隆也(4年)
佐藤辰準(3年)
三輪龍之介(1年)
橋爪秀卓(1年)

○城西大学
1万
3組
加藤康睦(4年)
塚本祥也(4年)
八巻賢(3年)
玉澤悠輝(2年)

2組
磯山貴大(2年)
松岡竜也(1年)
山本隆司(2年)
田中諒兵(3年)
濱本栄太(1年)


5千
20組
石橋祐一(1年)

○専修大学
1万
5組
住中翔(1年)
丸山航平(1年)
高松裕史(4年)

4組
相原知明(1年)
佐々木裕也(1年)
草野翔平(1年)
大熊光男(2年)

○青山学院大学
1万
2組
松田直久(1年)


5千
23組
荒井輔(4年)
川村駿吾(2年)
米澤類(4年)
横山拓也(1年)

21組
豊島祐太郎(4年)
市岡敬介(4年)
西尾宗一郎(3年)
辻本啓吏(3年)
小林剛寛(2年)
小林駿祐(3年)
小川恭正(3年)
中井一臣(1年)
小嶺篤志(1年)
出岐雄大(1年)
松田直久(1年)

○国士舘大学
1万
3組
千葉剛史(4年)
宮本潤(1年)
津浦和希(1年)
鈴木卓也(2年)
中山裕貴(2年)
竹永雅人(1年)
細見駿介(1年)
柴田省吾(3年)
栗原健太郎(1年)


5千
23組
藤本拓(2年)

22組
宮崎大佑(4年)

○順天堂大学
1万
6組
関戸雅輝(4年)

5組
田中秀幸(2年)
佐藤優太(1年)
山田翔太(4年)
岡部寛之(3年)
堀正樹(1年)
的場亮太(2年)

3組
村上真(4年)
塩田充(2年)
木水良(4年)
唐川和宏(2年)

2組
大池達也(1年)
志賀洸介(4年)
琴岡義規(3年)
有馬啓司(1年)
越智健一朗(2年)
小高悠馬(2年)
田鎖慶大(2年)


5千
23組
田中秀幸(2年)
大住和(1年)

22組
唐川和宏(2年)
菊池敦郎(4年)
大池達也(1年)
田鎖慶大(2年)

○拓殖大学
5千
21組
村上雄亮(3年)
横山築(2年)
石井健太(2年)
蓮池龍顕(2年)
染谷佑輔(3年)

20組
坂本勝利(3年)
黒木俊輔(1年)
西田敬裕(1年)
村上勝紀(4年)
冨迫優也(2年)
杉山健人(4年)
宮永一樹(2年)
福本龍將(3年)
月原涼輔(3年)
後藤広行(1年)
堅谷真(1年)
北澤健太(1年)
川島慎太郎(2年)

○國學院大學
5千
22組
中道拓未(2年)
安曇大輔(2年)

20組
青木信夫(2年)
千田駿弥(1年)
溝口大地(4年)
菅谷篤人(2年)
松井優樹(4年)
大川竜弥(3年)

最近の記録会の結果

高島平20km(男子学生上位30人)

1位川原祟徳(東洋4年)1時間1分13秒
2位田原淳平(明大2年)1時間1分24秒
3位手塚佳宏(駒大1年)1時間1分27秒
4位本田勝也(東洋3年)1時間1分31秒
5位小釜燈台(明大3年)1時間1分32秒
6位上健太郎(東洋4年)1時間1分43秒
7位千葉貴士(東洋3年)1時間1分52秒
8位青木勝成(明大3年)1時間2分09秒
9位岸村好満(東洋4年)1時間2分24秒
10位今井翔太(東洋3年)1時間2分26秒
11位横山龍弥(東洋4年)1時間2分39秒
12位原祐哉(明大4年)1時間2分42秒
13位森悠太(神大2年)1時間2分44秒
14位岩崎耕三(明大2年)1時間2分47秒
15位坪内武史(神大2年)1時間2分52秒
16位藤野俊成(東洋2年)1時間3分01秒
17位大津翔吾(東洋3年)1時間3分11秒
18位藤原昌久(駒大3年)1時間3分16秒
19位東本裕斗(明大4年)1時間3分18秒
20位渡邉潤(駒大3年)1時間3分39秒
21位世古浩基(東洋4年)1時間3分53秒
22位薮本圭司(神大3年)1時間4分14秒
23位齋藤昌紀(駒大1年)1時間4分17秒
24位高久芳裕(神大1年)1時間4分21秒
25位小田切祟(東洋4年)1時間4分27秒
26位佐藤友彬(東洋4年)1時間4分28秒
27位金澤達也(神大3年)1時間4分41秒
28位橘翔一郎(東洋3年)1時間4分58秒
29位松本圭祐(明大4年)1時間5分09秒
30位山本瑞穂(神大4年)1時間5分24秒

 基本的に、東洋、明大、駒大、神大が出場した。トップを取ったのは東洋大4年の川原。弱いといわれている東洋4年が意地をみせた形だ。また明大田原は出雲を走った選手。このくらいで走ってくれれば全日本箱根も繋ぎで充分な働きを見せれる。また駒大1年生衆で唯一全日本にエントリーされていない手塚が3位。この試合に出たから選ばれなかったのだろう。てか、箱根予選に漏れた選手でこれだけ走れるのはちょっとすごい。ほとんどの選手がうまく20kmに対応しているので、やはり楽しみな世代である。その他、各大学1.5軍が出場している中、調子が上がっていないのが東洋大津や駒大渡邉。渡邉は元々振り幅が大きい選手であるが、大津はこういう距離こそ力を発揮するタイプなのだが…。ちょっと全日本で長い距離に使うのは心配である。

 もうちょい大学別に見ると、東洋は4年生が最後の箱根に向け、熾烈な10番手争いをしそうな予感。随分長く不調に陥っている岸村もハーフ65分で走れるところまで回復。意外とどんぴしゃに来るかもしれない。後は釜石あたりがどうかというところだ。明大もチーム内順位的に東洋と同じ位置にいる選手がいい位置で走っており、層自体は厚い。後は駅伝の経験の差とかなのだろう。駒大は1年生に藤原、渡邉あたりが勝てない感じ。やっぱり4年と1年のチームという状況が見え隠れする結果だ。神大は箱根予選16位だからこんなもん。ここで上位に来る選手がいたらおかしいし。その中で2年生の森と坪内が来年に繋がる結果。森本、染谷の2本柱が抜ける中、こういう選手が台頭してくるのは大変嬉しい。少しでも層を厚くしたいところだ。

早大記録会

5千(15分以内)
1位前田悠貴(1年)14分28秒29
2位畠山真弘(3年)14分51秒87
3位三田裕介(2年)14分51秒95
4位井上太郎(2年)14分57秒20

1万
1位八木勇樹(2年)29分16秒72
2位佐々木寛文(1年)29分27秒42★
3位萩原涼(1年)30分18秒46★
4位高野寛基(3年)30分28秒51
5位福島啓太郎(4年)30分29秒21★
6位高原聖典(4年)30分35秒82
7位神澤陽一(4年)30分39秒46
8位北爪貴志(3年)31分12秒83
9位西城裕尭(1年)31分20秒83
10位市川宗一朗(1年)31分21秒18
11位猪俣英希(3年)31分25秒14
DNF矢澤曜(2年)

 これは早大内のみで行われているので全員早大生。なので学名は省略。
で、気になる結果だが早大ファンからするとちょっともどかしい結果かな。まあ学内記録会なのでそんなにタイムは出ないのだろうが、もうちょいか。良かったのは怪我明けの前田が5000mながら好走。一人旅なので、もうちょい上とみてもいいだろう。また八木はやっぱりというべきだろうが調子が悪いわけではなさそう。とりあえず全日本もそのくらいの走りをしてくれればと思う。そして佐々木、萩原の1年も自己新。萩原は3次合宿で調子を落としたそうで、これからだろう。

 もうちょいなのが三田、高原、高野の主力勢。全日本で起用されるか微妙なところか。てか高原は昨年もっと悪かったので起用はあるのかもしれないが。そういや、監督がテストしたいといっていた猪俣が31分オーバーで最下位。これはいかがしたものか。ちょっと故障者や不調者が多いなという印象。全日本は果たしてどういうオーダーでくるのだろうか…。


帝京大学~箱根予選検証

続いて、全日本と同じ轍は踏まなかった帝京大学。

13位中村亮太(3年)60分01秒
34位西村知修(3年)60分33秒
55位河野健一(4年)60分55秒
59位大沼睦(3年)60分57秒
80位佐藤健(4年)61分14秒
84位渡邉克則(2年)61分18秒
86位神田純也(2年)61分20秒
95位土久岡陽祐(3年)61分28秒
113位大城享吾(2年)61分41秒
130位安藤慎治(3年)61分53秒


(10時間11分20秒)
157位香川竜一(2年)62分17秒
213位小林頌幸(2年)63分27秒

 今回は安定していましたね。10人中8人が100以内とほぼ全員が力を出し切りました。監督もこれで落選したら仕方ないというほどの出来だったようです。では、その会心のレースを振り返ろう。 

【スタート~5km】
西村知修14分49秒
中村亮太14分50秒
河野健一15分11秒
大沼睦15分11秒
渡邉克則15分11秒
神田純也15分11秒
安藤慎治15分11秒
佐藤健15分13秒
土久岡陽祐15分13秒
大城享吾15分13秒
香川竜一15分13秒
小林頌幸15分13秒

 序盤はかなり下の順位だったのだが、西村仲村の主力以外は集団走に徹していたようだ。ちなみにテレビでは西村はすごく目立っていた。中村は見えなかったが、あれだけの大集団1秒差でも全然見えないんだなと思っていた。

【5km~10km】
中村亮太14分55秒(1位29分45秒)
西村知修14分57秒(2位29分46秒)
河野健一15分21秒(3位30分32秒)
大沼睦15分21秒(3位30分32秒)
渡邉克則15分21秒(3位30分32秒)
神田純也15分21秒(3位30分32秒)
佐藤健15分22秒(8位30分35秒)
土久岡陽祐15分22秒(8位30分35秒)
大城享吾15分22秒(8位30分35秒)
安藤慎治15分22秒(7位30分33秒)
香川竜一15分23秒(11位30分36秒)
小林頌幸15分28秒(12位30分41秒)

 ここでも2人以外はまだ集団走。小林がここでついていけなくなったが、彼はまだまだ力不足だったということなのだろう。ちなみにこの地点で10人目通過は4番目なものの、総合では12位と1秒差の11位。自分は帝京を落選予想していたが、白状すると密かに手応えを感じていた(爆)ホントすみません。ここから帝京の底力を見るのであった。

【10km~15km】
中村亮太14分56秒(1位44分41秒)
河野健一15分09秒(3位45分41秒)
大沼睦15分09秒(3位45分41秒)
渡邉克則15分10秒(5位45分42秒)
佐藤健15分13秒(7位45分48秒)
神田純也15分13秒(6位45分45秒)
西村知修15分15秒(2位45分01秒)
大城享吾15分19秒(8位45分54秒)
土久岡陽祐15分23秒(9位45分58秒)
安藤慎治15分25秒(9位45分58秒)
香川竜一15分45秒(11位46分21秒)
小林頌幸16分14秒(12位46分55秒)

 序盤、先頭集団を引っ張っていた西村が先頭集団から脱落。かなり苦しそうな表情だったが、タイムを見ると自分の想像以上に粘っていたようだ。それ以上に集団走のペースアップがすごい。さっきまでボーダーライン前後の大学をやっていた影響なのか、10番目の安藤でもかなり早く感じる。遅れてしまった香川でさえも、別に普通。他校の主力でこのくらいの失速はあったし。ちょっと見逃したが総合順位は8位以内に一気に浮上したようだ。箱根で終盤の大失速を演じてしまった佐藤、渡邉の2人もかなり成長して、今年とはまた違うところをみせている。

【15km~ゴール】
河野健一15分14秒(3位60分55秒)
大沼睦15分16秒(4位60分57秒)
中村亮太15分20秒(1位60分01秒)
佐藤健15分26秒(5位61分14秒)
土久岡陽祐15分30秒(8位61分28秒)
西村知修15分32秒(2位60分33秒)
神田純也15分35秒(7位61分20秒)
渡邉克則15分36秒(6位61分18秒)
大城享吾15分47秒(9位61分41秒)
安藤慎治15分55秒(10位61分53秒)
香川竜一15分56秒(11位62分17秒)
小林頌幸16分28秒(12位63分23秒)

 いや~、ほとんどが最後まで安定してゴールしましたね。中でも新戦力は神田が急成長。大城と安藤は最後ちょっと離れたが、ある程度使える目処が立った。また短い距離が得意と思われた大沼、佐藤が結果を残してくれたのも収穫だ。中村もエース級の役割ができそうなタイム。西村も失速を最小限に食い止め、速さだけでなく粘りも出てきたとみる。


 今年もまたシード権争いに絡めるチームは出来つつある。これに久保が復帰することができれば、今年もまたわかせることができそうな気がする。中野監督もオーダーに自信を持っておられるようで期待したい。ただ、問題は今回が出来すぎということ。予選会が100%、本戦も100%というのは中々難しい。2ヶ月しかインターバルがないので、バイオリズムを合わせるのは容易ではないこと。幸か不幸か全日本への出場権がないので、それを利用して少しでも調整をうまくやりたいところだ。

★☆全日本大学駅伝エントリー発表☆★

http://daigaku-ekiden.com/syutsujyou/
全日本エントリーメンバーが発表されました。

○駒澤大学
4年
宇賀地強、高林祐介、深津卓也、星創太

3年
飯田明徳

2年
井上翔太、藤岡幸太郎

1年
上野渉、撹上宏光、久我和弥、後藤田健介、千葉健太、西澤俊晃

※主なエントリー漏れ
藤山修一、手塚佳宏

 メンバー的には4連覇を目指すに充分。敵は予選会の疲れか。

○早稲田大学
4年
尾崎貴宏、高原聖典、神澤陽一

3年
猪俣英希、北爪貴志、高野寛基

2年
矢澤曜、八木勇樹、三田裕介、中山卓也

1年
平賀翔太、前田悠貴、佐々木寛文

※主な欠場者
加藤創大、大串顕史

 加藤が怪我で外れたが、三田と前田、高原がエントリー入り。走ることができればかなり強い。

○山梨学院大学
4年
岩田真澄、大谷健太、大谷康太、後藤敬、小山大介、中川剛、松本葵

3年
高瀬無量、福島慎也

2年
オンディバ=コスマス、田口恭輔、中村悠二、松枝翔

※主な欠場者
藤井翼

 出雲で日本人だけでトップに立った山学。初優勝のチャンスあり。

○東洋大学
4年
上健太郎、川原祟徳

3年
大津翔吾、高見諒、千葉優、本田勝也

2年
宇野博之、柏原竜二、川上遼平、佐藤寛才、田中貴章、山本憲二

1年
渡邊公志

※主なエントリー漏れ
工藤正也

 今回も2年生中心で試運転なのか。宇野がようやく回復してきたのか入ってきた。柏原は勿論、2年生以外では高島平優勝の川原もメンバーに入るだろう。

○中央学院大学
4年
大野紘祟、三浦隆稔、野中洋輝、磯将弥、木之下翔太、渡部恭平、田口優

3年
小林光二、大谷克、沖坂佐鶴

2年
塚本千仁、渡邊嵩仁

1年
室田祐司

※主なエントリー漏れ
鈴木、真田

 徐々にベスメンに戻ってきた。今度はある程度主力も見れるだろう。

○日本大学
4年
ギタウ=ダニエル、谷口恭悠、中原知大、丸林祐樹、井上陽介

3年
池谷健太郎、延壽寺博亮

2年
堂本尚寛

1年
ガンドゥ=ベンジャミン、佐藤佑輔、花島昂己、横松優、寺田裕成

※主な欠場者
高月雄人、岡村悠平

 出雲エントリー2人欠場はちょっとびっくり。おそらく今回も留学生2人使う。日本人次第では優勝争いに絡むかも。

○札幌学院大学
4年
久保俊太、竹本雅史

3年
住谷将之、出口善之、鈴木嘉人、西沼佑司

2年
佐藤大貴、鈴木孝佳、田端智宏、治田全貴、藤山智史

1年
藤井太雅

 久保、西沼を序盤に配置して優位にレースを進めたい。

○東北福祉大学
4年(+α)
冠木雅守(M1年)、尾形勝浩、佐藤貴司、嶋田優、鈴木芳也、鈴木弘成

3年
菊池功喜、齋藤大樹、嶋貫大地、渡邊直也、渡部佳也

2年
大泉雅史、住谷勇樹

 個人最多出場回数を誇る大泉(多分)。今年も走るのだろうか。

○東北大学
4年(+α)
川口亮平、小林和也(以上、M2年)、齋藤純、柴田拓哉、島田健作、林亮輔(以上、M1年)、平聖也

3年
大場直樹、早坂達也

2年
尾形洋平

1年
阿部史滉、尾形翔平、近藤一樹

 経験豊富な大学院生を中心に最終的に上位に入りたい。

○明治大学
4年
石川卓哉、松本昂大、北條尚、遠藤寿寛、安田昌倫

3年
近藤俊一

2年
鎧坂哲哉、山崎亮平、細川勇介、田原淳平

1年
渡辺真矢、菊池賢人、大江啓貴

※主なエントリー漏れ
小林優太、松本翔

 怪我やインフルなどであまり状態はよくないらしい。でも、出雲に続けて惨敗は避けたい。

○東海大学
4年
与那嶺恭兵、斉藤拓也

3年
金子太郎、河野晴友、永田慎介、平山竜成、藤本剛士、三橋隼人

2年
小松紀裕、田中飛鳥、刀祢健太郎

1年
早川翼、村澤明伸

 昨年は早い順に並べた東海大。今年も早川、村澤を序盤に使い逃げ切りを図るか。

○東京農業大学
4年
清水和朗、外丸和輝

3年
市川貴洋、貝塚信洋、川内涼、高山昇太、田村英晃、横山裕己

2年
木下潤哉、瀬山直人、藤代晃司、松原健太

1年
木村翔太

※主なエントリー漏れ
保坂優介、須藤朗

 長らく不調の瀬山と横山エントリーでびっくり。予選会の疲れもないし走るのか。

○専修大学
4年
石垣弘志、井上直紀、五ヶ谷宏司、酒井潤一、高松裕史

3年
五十嵐祐太、塩原大、山本浩平

2年
安島慎吾、核孝諒、松尾直樹

1年
大橋秀星、星野光汰

 ほぼ順当なエントリー。五ヶ谷や酒井を軸に、持ち前の総合力を発揮してほしい。

○中央大学
4年
高橋靖、山本庸平、辻幸佑、水越智哉、梁瀬峰史

3年
大石港与、齋藤勇人、山下隆盛、山田雄司

2年
小柳俊介、棟方雄己

1年
佐々木健太、野脇勇志

 出雲で総合力で5位入賞。全日本も終わってみればシード権という戦い方をしたい。

○青山学院大学
4年
荒井輔、米澤類、市岡敬介、豊島祐太郎

3年
辻本啓吏、小川恭正、小林駿祐、西尾宗一郎

2年
川村駿吾、小林剛寛

1年
横山拓也、小嶺篤志、出岐雄大

 初出場。荒井、米澤を序盤に配置し、上位争いに絡んでいきたい。

○信州大学
4年(+α)
岩田紘史、高市皓太(以上M2年)、佐藤隆史(M1年)、芦原典宏、加藤真彰、菅沼貴之

3年
西沢倫彦、平林竜一、宮下陽一、村澤陽介

2年
山本敦司

1年
小長谷祥治、高木孝亮

 佐藤、村澤らを中心に粘りの走りをしたい。

○中京大学
4年
佐藤大貴、神谷泰光、高木竜一、渡邊大介

3年
近藤雄太、山下洸

2年
?木一成、三方勇輔

1年
高橋弘幸、野沢俊、橋本一樹、横田成哉、吉川朋希

 エースの山下が貯金をして、前でレースを進ませたい。

○名古屋大学
4年(+α)
藤永紘基(M2年)、河上広樹、久郷達也(以上M1年)、平岡悠(5年)、飯塚彬光、羽生田智彦、田中佑治、梶田拓弥

3年
濱田洋平、村西研郎、山本祟博、岩永昇人

1年
波多野晶

 ここも上級生が非常に多い。彼らを中心に5年ぶりの全日本を疾走したい。

○立命館大学
4年(+α)
中嶋聖善(M2年)、詫間礼斗、寺崎宏紀、西野智也、藤原庸平

3年
寺本英司、増田直樹、籔下淳史

2年
赤松駿、近藤優希、田中裕之

1年
今崎俊樹、尾崎文彦

 今年の打倒関東1番手をあげるならここ。出雲でみせた総合力で徐々に交わしていけるか。

○京都産業大学
4年
住本雅仁、関谷宜輝

3年
岩内達郎、奥野雅史、林和貴、三岡大樹

2年
木村享、黒川優気

1年
宇野翔太、妹尾陸、野田一貴、村上剛、頼岡直也

 エースの貯金を活かして、上位に食い込んだ出雲。全日本もエースの貯金で粘りたい。

○大阪経済大学
4年
上田聡志、八木敏志、松尾泰孝

3年
宮永大亮、樋口幸平、木村哲也、田中秀門

2年
濱田正敏、國科祥平、森岡秀一、玉井秀和

1年
新川凱斗、幸田真

 ここ最近後一歩が続いていたが、今年13年ぶりの復帰。悔しさを知る八木らが爆発できるか。

○広島大学
4年
杉野本勇気、竹下英伸(以上M2年)、二宮政人(M1年)、岡崎祐介

3年
平岡幸一郎、前田悠爾

2年
岩藤博紀、岡崎翔太、衣松英亮、真野裕史

1年
相葉直紀、佐藤好、増木真一郎

 広島経済が弱体化したのもあるが、中四国1番手を築いた。総合力で最後まで繋いでいきたい。

○第一工業大学
4年
厚地翔太、能勢勇作

3年
上田貴祐、谷口亮、松木祐二

2年
首藤大地、中條幸大、丸野大樹、山田勇基、山元綾、キラグ=ジュグナ

1年
井上智博、ワンジョヒ=カルイル

 厚地とカルイルの状態が気になるが、今年も関東の一角を崩したい。

○日本文理大学
4年
伊波航、内田恒三、川口新也、佐竹一弘、高木和夫、田中喜邦

3年
生橋直樹、後藤将友、吉田亮太

2年
原知明

1年
宮本健一、神志那優輝、佐藤駿

 上級生に実力のある選手が多い。過去最高順位を狙いたい。

○福岡大学
4年
有働敬太、江口拓弥、加治屋譲、長曽智士、山下敏宏

3年
上浦彰太

2年
齋藤成徳、逸木脩平

1年
池田達哉、後口成就、堤渉、中西卓郎、前川貴映

 層はまだ薄いが、実業団経由の中西や元日大の逸木の走り次第では面白い存在に。

4年(+α)
伊藤文浩(愛教大)、林育生(豊橋技術科学大以上M1年)、石塚誠(愛知学院大)、田中智博(愛工大)、中山祐平(愛工大)、鈴木慎(静岡大)、池田麻保呂(三重中京大)、長谷川真一(四日市大)

3年
小塚雄介(愛教大)、続葛啓伍(中京学院大)、中田剛司(三重中京大)

2年
大原司(愛工大)、長坂公靖(愛工大)

 今年も様々な大学から選抜。三重中京大は近いうちに廃校が決まっている。走って歴史に大学名を刻みたい。

城西大学~箱根予選検証

続いて、6位で通過した城西大学。

2位高橋優太(4年)59分23秒
22位田村優典(2年)60分16秒
25位橋本隆光(2年)60分21秒
31位石田亮(3年)60分26秒
60位中原大(1年)60分59秒
72位高宮祐樹(4年)61分07秒
118位田中佳祐(3年)61分48秒
133位岡本賢治(4年)61分56秒
163位永岩義人(4年)62分29秒
184位江本嵩至(4年)62分51秒


(10時間11分36秒)
266位吉元真司(1年)64分52秒
500位恩田峻之(4年)74分41秒

 高橋が昨年と同様、絶好調で個人2位。下に田中、永岩など取りこぼしがあったが、彼の貯金、また2年生と石田の成長で危なげなく通過した。最も、予選会いくらよくても、本番の調整を失敗したらまた予選会からやり直しになるわけだ。これを分析して、本戦の調整がどうなるか分かるわけはないのだろうが、一応見ておきたい。

【スタート~5km】
高橋優太14分49秒
石田亮14分50秒
中原大14分50秒
永岩義人14分50秒
田村優典14分51秒
橋本隆光14分51秒
高宮祐樹14分51秒
吉元真司15分02秒
岡本賢治15分03秒
田中佳祐15分05秒
江本嵩至15分18秒
恩田峻之16分12秒

 上位7人が元気に14分50秒前後。昨年個人2位の田中は初めから調整がうまくいっていなかったのかこの時点ですでにチーム10番手。そしてテレビで少々紹介のあった恩田だが、スタート前から脚の痛みがあったようで、ここでもう完全に戦力外。前も言ったが、なぜ走らせた。他の選手に経験を積ませた方が良かっただろうに。選手の起用方法に疑問を感じざるを得ないところだ。

【5km~10km】
高橋優太14分55秒(1位29分42秒)
石田亮14分55秒(2位29分45秒)
中原大14分55秒(2位29分45秒)
橋本隆光15分07秒(4位29分58秒)
田村優典15分08秒(5位29分59秒)
高宮祐樹15分08秒(5位29分59秒)
岡本賢治15分20秒(8位30分31秒)
田中佳祐15分31秒(9位30分36秒)
永岩義人15分35秒(7位30分25秒)
江本嵩至15分40秒(10位30分58秒)
吉元真司16分07秒(11位31分09秒)
恩田峻之19分18秒(12位35分30秒)

 高橋、石田、中原の3人はこの時点でまだ先頭集団。橋本、田村、高宮が次のグループで走っていたようだ。また箱根で区間賞を取ったことがある永岩が急落。一関ハーフでもチーム内の高宮に1分差をつけられていたが、そのまま出ている感じ。10番手の通過も12番だった。ただ、上位陣の貯金が利いているのか、この地点で総合2位につけていた。

【10km~15km】
高橋優太14分52秒(1位44分36秒)
石田亮15分03秒(2位44分43秒)
田村優典15分05秒(4位45分04秒)
中原大15分07秒(3位44分52秒)
橋本隆光15分19秒(5位45分17秒)
高宮祐樹15分21秒(6位45分20秒)
岡本賢治15分30秒(7位46分01秒)
田中佳祐15分41秒(8位46分17秒)
江本嵩至15分54秒(10位46分52秒)
永岩義人15分56秒(9位46分21秒)
吉元真司16分38秒(11位47分47秒)
恩田峻之19分51秒(12位55分21秒)

 ここらへんで先頭は外丸やら村澤らが出てきたあたり。ここで石田と中原がやや遅れだした。逆に後ろは田村が追い上げ始め、帳尻は取れていた。ただ、永岩はやはり思うように走れず、最初からマイペースで走っていた江本が上回り始めた。

【15km~ゴール】
高橋優太14分32秒(1位59分23秒)
橋本隆光15分04秒(3位60分21秒)
田村優典15分12秒(2位60分16秒)
田中佳祐15分31秒(7位61分48秒)
石田亮15分38秒(4位60分26秒)
高宮祐樹15分47秒(6位61分08秒)
岡本賢治15分55秒(8位61分56秒)
江本嵩至15分59秒(10位62分51秒)
中原大16分07秒(5位60分59秒)
永岩義人16分08秒(9位62分29秒)
吉元真司17分05秒(11位64分52秒)
恩田峻之19分20秒(12位74分41秒)

 高橋がラスト5kmも失速どころか村澤を追い続けペースを上げながらフィニッシュ。今日は本当に調子が良かったようだ。これが箱根2区でも再現でいればいいのだが。その後は2年生の2人が競い合うようにゴール。箱根経験者の田村が意地をみせた。ただ、最初ゆっくり走っていた田中以外はかなりタイムを落とした。中原は序盤張り切りすぎたのか、その前の5kmより1分低下。まあ、このあたりは初なのでまあ仕方ないか。ただ、後半はやはり遅かったのか総合6位まで下がってしまった。4年生がチーム下位に固まってしまったのが原因だろう。

 まずは今回ピリッとしなかった4年生が繋ぎの区間をしっかり走れるようにあげることは大事。そして高橋を初め、準エース達がこの調子を維持しなければならない。全日本に出場しないのは昨年と同じ流れ、昨年は特にエース達を中心に大失敗したわけだが、そこをどれだけ反省できているか。とりあえず、以前は自分だけ強くなればいいと練習のペースを乱していた高橋が精神的に成長し、集団走をうまく引っ張れるようになったのは大きい。力まず80%~90%の力を出そうとして走ればシード権に手が届くはずである。


亜細亜大学~箱根予選検証

 続いて、ヒヤヒヤ通過した3年前の優勝校、亜細亜大学。

7位山中宣幸(4年)59分35秒
26位瀬口啓太(3年)60分21秒
53位池淵智紀(3年)60分54秒
56位濱崎達規(3年)60分55秒
68位宮川尚人(2年)61分04秒
89位岸本彬(3年)61分23秒
141位折田拓也(2年)62分08秒
170位豊原怜(3年)62分40秒
190位小田島昂祐(3年)62分55秒
226位田代宏輔(3年)63分45秒


10時間14分35秒(10位10時間15分40秒)
233位安部秀保(3年)63分52秒
325位古館昭久(2年)66分53秒

 亜大も急に落ち込んでしまいましたね。まあ2年前の優勝校も落ちてしまう時代なので、こういう現象も普通になっちゃうのかもしれませんが…。ただ、岡田監督が止めてからロード型のイメージが無くなってしまったのはちょっと残念だ。順位を見てみるとたった1人の4年生山中が素晴らしい成績。期待の瀬口や池淵も続いた。ただ、当初から言われていた主力以外の選手との差が全く埋まっていなかったのが今回の苦戦の原因。チーム10番手の選手が通過校…どころか16位までのチームの中で一番悪い。どんなレース振りだったのか見てみよう。


【スタート~5km】
山中宣幸14分50秒
濱崎達規14分50秒
宮川尚人14分50秒
池淵智紀14分55秒
瀬口啓太15分05秒
折田拓也15分10秒
安部秀保15分11秒
古館昭久15分12秒
小田島昂祐15分13秒
岸本彬15分14秒
豊原怜15分21秒
田代宏輔15分21秒

 4人が1km3分を切るペース。今までやってきて一番多い。その後のタイム差はここではまだ気にする必要は無い。15分15秒ほどでのペース走なのだろう。

【5km~10km】
山中宣幸14分55秒(1位29分45秒)
瀬口啓太15分00秒(5位30分05秒)
池淵智紀15分04秒(2位29分59秒)
濱崎達規15分09秒(2位29分59秒)
宮川尚人15分10秒(4位30分00秒)
岸本彬15分17秒(6位30分31秒)
折田拓也15分26秒(7位30分36秒)
小田島昂祐15分33秒(8位30分46秒)
田代宏輔15分36秒(10位30分57秒)
豊原怜15分39秒(11位31分00秒)
安部秀保15分45秒(9位30分56秒)
古館昭久15分51秒(12位31分03秒)

 ここで山中が徐々に抜け出しつつある。他の瀬口、池淵、濱崎、宮川は4人で固まって進んでいく。下位はここでも顕著な遅れ(12番の古館はこの地点でもう不調だが)はない。実際、この地点では総合8位とIPにかからない位置で上位をうかがっているかに思えた。

【10km~15km】
山中宣幸14分53秒(1位44分38秒)
瀬口啓太15分00秒(2位45分05秒)
池淵智紀15分15秒(3位45分14秒)
濱崎達規15分20秒(4位45分19秒)
岸本彬15分25秒(6位45分56秒)
宮川尚人15分27秒(5位45分27秒)
豊原怜15分40秒(8位46分40秒)
折田拓也15分45秒(7位46分21秒)
小田島昂祐16分05秒(9位46分51秒)
田代宏輔16分09秒(10位47分06秒226位)
安部秀保16分15秒(11位47分11秒)
古館昭久17分25秒(12位48分28秒)

 上位との差が顕著になってくるのはこのあたりから。ラスト5kmはともかくここの5kmで16分台かかっているのはちょっとまずい。どおりで一気に総合順位が12位まで落ちるはずである。それに引き換え、上位陣は好調。特に山中はまだ1km3分を切るペースで走っており、それについていっている亜大選手はいない。上位でのチーム内争いはこの夏で山中が完全に抜け出したようだ。

【15km~ゴール】
山中宣幸14分57秒(1位59分35秒)
瀬口啓太15分16秒(2位60分21秒)
岸本彬15分27秒(6位61分23秒)
濱崎達規15分36秒(4位60分55秒)
池淵智紀15分40秒(3位60分54秒)
宮川尚人15分37秒(5位61分04秒)
折田拓也15分47秒(7位62分08秒)
豊原怜16分00秒(8位62分40秒)
小田島昂祐16分04秒(9位62分55秒)
田代宏輔16分39秒(10位63分45秒)
安部秀保16分41秒(11位63分53秒)
古館昭久18分25秒(12位66分53秒)

 チーム10番手は結局そのまま後退。64分近くかかってしまった。よく通過したものだ。上位では山中が結局全部15分を切ってゴール。終盤も強かった。対して、3年生エースと評されていた池淵濱崎は最後力尽きた。山中がそれだけすごかったということか。後、瀬口の成長は大きい。5区山登りで大きな貯金が期待出来そうである。また、後半は岸本が強かった。まあ元々タイムは持っていたが後ろで集団走していた中では一人100位以内入ったのだから立派である。ただ、他が上がってこなかったのは残念だ。


 とまあ、収穫と課題が非常にハッキリした亜大。今回の上位5人+岸本まではいいが、7番手以降がいないといった状況だ。箱根は繋ぎ区間をどれだけ踏ん張れるかというのでシード権ラインにどれだけ近づけるかが決まりそうである。エース区間で山中池淵瀬口が流れを作り、繋ぎの選手がそれに乗って走る。そういう駅伝になりそうである。


法政大学~箱根予選検証

さて、今度は予選通過校をいこうと思います。
全日本不出場を優先的に行います。

まずはギリギリで2年ぶりに通過を果たした法政大学を。

48位近藤洋平(2年)60分52秒
67位末山貴文(2年)61分03秒
79位清谷匠(3年)61分13秒
91位上田剛史(4年)61分25秒
120位益田賢太朗(3年)61分48秒
125位福島成博(4年)61分50秒
135位鍵谷亮(2年)61分57秒
159位塩月良輝(3年)62分17秒
167位稲垣雄人(3年)62分37秒
199位山本洋輔(3年)63分06秒


(10時間14分58秒(12位10時間18分08秒))
246位奥田宗弘(4年)64分03秒
254位只野博通(4年)64分19秒

 IP込みとなるが、何とか復帰を果たした。今年浮上してこないようなら、ちょっと時間がかかるなと思ったが、そこは伝統校だった。といっても、走力的には12番目だし、本当の意味での復活とはちょっと言い難いものはある。とりあえず、レース振りを見てみよう。


【スタート~5km】
近藤洋平14分51秒
清谷匠14分52秒
上田剛史14分52秒
末山貴文15分13秒
稲垣雄太15分16秒
益田賢太朗15分17秒
鍵谷亮15分17秒
塩月良輝15分17秒
福島成博15分22秒
山本洋輔15分23秒
只野博通15分23秒
奥田宗弘15分24秒

 近藤、清谷、上田がフリーで稼ぎに行き、後は集団走(末山、稲垣はフリー?)のような感じ。福島は昨年の反省を活かし、抑え目に入ったようだ。

【5km~10km】
近藤洋平15分09秒(1位30分00秒)
上田剛史15分13秒(2位30分05秒)
清谷匠15分20秒(3位30分12秒)
末山貴文15分21秒(4位30分34秒)
益田賢太朗15分24秒(5位30分41秒)
鍵谷亮15分24秒(5位30分41秒)
塩月良輝15分25秒(7位30分42秒)
稲垣雄太15分27秒(8位30分43秒)
福島成博15分28秒(9位30分50秒)
奥田宗弘15分41秒(10位31分05秒)
山本洋輔15分43秒(11位31分06秒)
只野博通15分58秒(12位31分21秒)

 上位3人は相変わらず抜けている。ただ、やはりゴール順位とは違うんだなとちょっと思ってみたり。福島はこの地点でチーム9番目とアナウンスがあり、またブレーキかと思ったが、単に集団走の一番後ろだったみたい。ただ、このタイムじゃもうちょっと積極的でも良かったんじゃないか。まあ、調子もそんなによくなかったのかもしれないけど。この地点で10人目が15番目だったが、31分オーバーしていたんですね。総合では11位帝京大と1秒差の12位だった。

【10km~15km】
末山貴文15分08秒(3位45分42秒)
上田剛史15分16秒(1位45分21秒)
益田賢太朗15分20秒(5位46分01秒)
近藤洋平15分22秒(2位45分22秒)
鍵谷亮15分27秒(6位46分08秒)
清谷匠15分30秒(3位45分42秒)
福島成博15分35秒(8位46分25秒)
塩月良輝15分36秒(7位46分18秒)
稲垣雄太15分48秒(9位46分31秒)
山本洋輔15分53秒(10位46分59秒202位らしい)
奥田宗弘16分16秒(11位47分21秒)
只野博通16分17秒(12位47分38秒)

 ここで後ろに控えていた末山がペースアップ。この5kmはトップ。逆に清谷がちょっと落ち込んで通算で末山と同タイム。また上田がここでチームトップ浮上。ここから1万29分12秒のスピード発揮かと思われた。この頑張りが利いたのか、総合11位に浮上。ただ、亜大が後ろに13秒差でまだ油断ならない状況だった。

【15km~ゴール】
末山貴文15分21秒(2位61分03秒)
福島成博15分35秒(6位61分50秒)
近藤洋平15分30秒(1位60分52秒)
清谷匠15分31秒(3位61分13秒)
益田賢太朗15分47秒(5位61分48秒)
鍵谷亮15分49秒(7位61分57秒)
塩月良輝15分59秒(8位62分17秒)
上田剛史16分04秒(4位61分25秒)
稲垣雄太16分06秒(9位62分37秒)
山本洋輔16分07秒(10位63分06秒)
只野博通16分41秒(11位64分19秒)
奥田宗弘16分42秒(12位64分03秒)

 上田どうしてしまったのだろう。脱水とかアクシデントだったら、これ書くのまずいかもしれないが・・・彼がラストまとめてくれれば、走行タイムだけでも11番で通過できていたので、IPの後味の悪さが無く出場できたので勿体無い。それに彼は箱根2区候補。ここでの失速は頂けない。後半ずっとペースアップしてトップの近藤に迫った末山とかが向いているかもしれない。その他、福島は何とかまとめたことは良かったが、稲垣が終始不調だったのが残念だった。


 まあ、とりあえず本戦に出場できたので良かったということか。ただ、現状戦うのは苦しい。10位の亜大とは4分以上も差があるので、絶対的走力は上位校とはかなり劣る。また戦えるエースがいない。1番目の選手のタイムは通過校の中では最下位。序盤から流れに乗れない可能性があるのだ。そうすると非常に苦しい戦い、山でガツンと行かなければ他校と絡むこともままならない可能性はある。幸い箱根経験者が3人(福島、稲垣、上田)いるので、彼らが上手くまとめて少しでも全体のレベルの向上を務めていきたいところだ。 

拓殖大学~箱根予選検証

次に拓殖大学。とりあえず予選落ちはこれで最後?

46位西山容平(3年)60分48秒
87位谷川智浩(3年)61分21秒
94位兼実省伍(1年)61分27秒
111位真家尚(2年)61分39秒
117位野本大喜(1年)61分47秒
134位館石盛行(2年)61分56秒
140位那須大地(2年)62分07秒
154位村山徳宏(4年)62分15秒
155位梅木悠平(2年)62分15秒
158位甲斐優人(2年)62分17秒


(2分34秒差)
174位住本祐樹(3年)62分42秒
182位蓮池龍顕(2年)62分51秒

 また、IPの悲劇にあった拓大。拓大と法大も出場とかくらいに留めてほしいのだが。ただ、今回に限っては、IPの逆転があまり目立たず、それよりも惨敗というムードが漂いました。というのも稼ぐ選手がおらず、ほとんどが100位代に低迷してしまったからだ。どんな走りをしていたのか検証しよう。


【スタート~5km】
西山容平14分51秒
村山徳宏14分56秒
谷川智浩15分03秒
兼実省伍15分03秒
野本大喜15分03秒
那須大地15分03秒
蓮池龍顕15分04秒
館石盛行15分11秒
甲斐優人15分11秒
住本祐樹15分11秒
梅木悠平15分12秒
真家尚15分13秒

 西山と村山が自分のペース。後は集団走。谷川はフリーじゃなかったようだ。グループ一応2つに分かれているということでいいのかな。ただ、前のグループの那須と蓮池はかなり失速してしまっている。この2人は後ろのグループの方が良かったのかもしれない。

【5km~10km】
西山容平15分08秒(1位29分59秒)
真家尚15分19秒(9位30分32秒)
館石盛行15分20秒(8位30分31秒)
谷川智浩15分22秒(2位30分25秒)
兼実省伍15分22秒(2位30分25秒)
野本大喜15分22秒(2位30分25秒)
梅木悠平15分22秒(10位30分34秒)
蓮池龍顕15分22秒(5位30分26秒)
那須大地15分23秒(5位30分26秒)
甲斐優人15分23秒(10位30分34秒)
住本祐樹15分24秒(12位30分35秒)
村山徳宏15分34秒(7位30分30秒)

 ここは前と後ろの集団のペースが驚くほどほとんど同じだった。後ろに関してはここまでは順調だったといえる。日体大記録会での効果が出たようだ。ただ、フリーでいかせた村山が誤算。もうすでに失速を初め、この5kmチーム最下位。このブレーキは少々痛かった。ちなみにやや驚くのはチーム10人目は3番目に通過したのに、総合順位はこの時点で15位。西山以外、稼いでいないので驚くほど順位が低いようである。

【10km~15km】
兼実省伍15分17秒(2位45分42秒)
真家尚15分18秒(4位45分50秒)
谷川智浩15分19秒(3位45分44秒)
西山容平15分23秒(1位45分22秒)
野本大喜15分26秒(5位45分51秒)
館石盛行15分30秒(7位46分01秒)
那須大地15分30秒(6位45分56秒)
梅木悠平15分39秒(8位46分13秒)
甲斐優人15分40秒(9位46分14秒)
蓮池龍顕15分49秒(10位46分15秒)
村山徳宏15分52秒(11位46分30秒)
住本祐樹15分57秒(12位46分32秒)

 集団走は10kmくらいまでだったか、フリーになったようだが、余裕のある選手とそうでない選手でタイムが全然違う。1年の兼実、2年の真家あたりがここで仕掛けて前を追う。逆に住本や蓮池がずるずると後退。総合は14位に浮上も10人目通過は7位と下がってしまった。

【15km~20km】
西山容平15分26秒(1位60分48秒)
谷川智浩15分37秒(2位61分21秒)
兼実省伍15分45秒(3位61分27秒)
真家尚15分49秒(4位61分39秒)
村山徳宏15分53秒(8位62分15秒)
館石盛行15分55秒(6位61分56秒)
野本大喜15分56秒(5位61分47秒)
梅木悠平16分02秒(8位62分15秒)
甲斐優人16分03秒(10位62分17秒)
住本祐樹16分10秒(11位62分42秒)
那須大地16分11秒(7位62分07秒)
蓮池龍顕16分36秒(12位62分51秒)

 最終的にはほとんど失速。元々力のあった西山と谷川だけは粘れた。また村山主将も最後は意地をみせている。ただ、若い1年2年はまだちょっと厳しかったのか。10人通過は6番目も総合順位は浮上できなかった。


 2年生は真家、館石、梅木、甲斐、那須、蓮池と今回走っただけでも沢山のメンバーがいるのだが、結局彼らの伸びがもう少しというところ。幸い、村山以外はほとんど残るので、競い合って伸ばしていくことはできる。来年もまたチャレンジができるだろう。


順天堂大学~箱根予選検証

次に順天堂大学

37位山田翔太(4年)60分39秒
100位岡部寛之(3年)61分31秒
112位的場亮太(2年)61分40秒
114位関戸雅輝(4年)61分43秒
122位村上真(4年)61分49秒
144位唐川和宏(2年)62分10秒
162位堀正樹(1年)62分29秒
178位志賀洸介(4年)62分46秒
180位田中秀幸(1年)62分50秒
196位小高悠馬(2年)62分58秒


(1分47秒)
212位琴岡義規(3年)63分20秒
284位佐藤優太(1年)65分24秒

 結局山田以外、誰も稼げなかったんですよね。山田と同じ位置に居なければならない関戸、昨年より順位を落とした村上、的場。そして誰も使い物になっていない1年生と色々とひどいのだが、途中までは圏内にいた。レースを振り返る。

【スタート~5km】
山田翔太(4年)14分51秒
関戸雅輝(4年)15分01秒
堀正樹(1年)15分02秒
田中秀幸(1年)15分03秒
佐藤優太(1年)15分03秒
岡部寛之(3年)15分05秒
的場亮太(2年)15分05秒
村上真(4年)15分05秒
唐川和宏(2年)15分11秒
志賀洸介(4年)15分11秒
小高悠馬(2年)15分11秒
琴岡義規(3年)15分15秒

 山田だけ飛び出して、後は団子。集団走りということでいいのだろうか。さっきの国士舘とかに比べるとかなり早い。スピードの順大らしいが、このペース配分がちょっと間違っていたのかもしれない。

【5km~10km】
山田翔太15分09秒(1位30分00秒)
堀正樹15分16秒(2位30分18秒)
関戸雅輝15分17秒(2位30分18秒)
岡部寛之15分21秒(4位30分26秒)
的場亮太15分21秒(4位30分26秒)
田中秀幸15分23秒(4位30分26秒)
唐川和宏15分27秒(8位30分38秒)
志賀洸介15分27秒(8位30分38秒)
村上真15分30秒(7位30分35秒)
琴岡義規15分43秒(11位30分58秒)
小高悠馬15分44秒(10位30分55秒)
佐藤優太16分39秒(12位31分42秒)

 ここで佐藤が急落。1ヶ月前1500mで走っていたので絶対的なスタミナもなかったかもしれないし、多少アクシデントがあったのだろう。また小高、琴岡も遅れだし、10番手がやや後退してしまった。後は山田が見える位置で堅実に走っているようだ。実際、この地点では総合9位だった。ちなみに、この直前くらいに村上の苦しそうな表情が映っていた。スタミナ型の村上にはこの展開は苦しかったのだろう。

【10km~15km】
山田翔太15分18秒(1位45分18秒)
岡部寛之15分19秒(3位45分45秒)
的場亮太15分21秒(4位45分47秒)
関戸雅輝15分26秒(2位45分44秒)
唐川和宏15分31秒(6位46分09秒)
村上真15分39秒(7位46分16秒)
堀正樹15分45秒(5位46分03秒)
田中秀幸15分52秒(8位46分18秒)
志賀洸介15分57秒(9位46分35秒)
小高悠馬16分00秒(10位46分55秒)
琴岡義規16分11秒(11位47分09秒)
佐藤優太16分51秒(12位48分33秒)

 このあたりで集団がばらけてきて、1年生を中心に失速。 田中、堀は集団走の前にいたのでスタミナ切れなのだろうが、他の1年も粘っているのは多かったし、これだけ失速するのもなあ…。その影響かここで、総合10位へ。それでもラスト5km踏ん張れば予選は通過できたはず。

【15km~20km】
山田翔太15分21秒(1位60分39秒)
村上真15分35秒(5位61分49秒)
岡部寛之15分46秒(2位61分39秒)
的場亮太15分53秒(3位61分40秒)
関戸雅輝15分59秒(4位61分43秒)
唐川和宏16分01秒(6位62分10秒)
小高悠馬16分03秒(10位62分58秒)
志賀洸介16分11秒(8位62分46秒)
琴岡義規16分11秒(11位63分20秒)
堀正樹16分26秒(7位62分29秒)
田中秀幸16分32秒(9位62分50秒)
佐藤優太16分51秒(12位65分24秒)

 山田と村上はかなり粘っていたんですね。しかし一般入試の4年生を尻目に他の選手は大きく失速。チーム10番手だった小高が粘ったことで、10番手のゴールの位置は変らなかったが、全体的に大きく下がり、総合13位にまで後退する要因となってしまったのだろう。沢木さんが7月8月は全然ダメだったと評していたので、夏合宿などはそんなに順調ではなく、走り込みがもうちょっと足りなかったのだろう。立川の最後のアップダウンまで持たなかったようだ。

 とにかくさあ、来年予選会に向けてじっくり走り込むしかないでしょう。山田が抜けたら、二桁順位の選手はいなくなるわけだし、全体的に頑張ってレベルアップするしかない。素質が高い選手ばかりなのだから、まだチャンスあるでしょう。岡部ももうダメと思っていたけど、少しずつは成長していっているよう。また故障明けらしい唐川も20km走れるところまで回復してきた。9月10月の努力で後5kmのところまで連続出場の夢を繋げたわけだから、このまま頑張っていってほしい。 

国士舘大学~箱根予選検証

えっと、予選会が終わり少し落ち着きましたね。
ちょっと気になることが色々あるので、少し検証したいと思います。
まずは残念ながら箱根予選落ちしてしまった大学の5kmごとの記録を見て言ってみたいと思います。


まずは国士舘大学から。

14位伊藤正樹(2年)60分04秒
73位福田穣(1年)61分08秒
82位平川玲央(3年)61分15秒
139位小玉悠太郎(4年)62分06秒
152位羽島駿介(4年)62分14秒
164位小野浩典(2年)62分30秒
165位久伊原歩(2年)62分31秒
171位岩崎哲也(4年)62分41秒
173位中西将人(4年)62分42秒
181位鈴木卓也(2年)62分50秒


(11位まで1分33秒)
218位栗原健太郎(1年)63分29秒
241位大野悠作(2年)63分58秒

 見た感じ、小玉、羽島、久伊原ら実力のあるランナーが100位以内に入れずイマイチだったのが響いてしまったように見える。彼らを中心にどんな走りをしていたのか見てみたい。

【スタート~5km】
伊藤正樹(2年)14分49秒
小玉悠太郎(4年)15分02秒
中西将人(4年)15分06秒
岩崎哲也(4年)15分20秒
福田穣(1年)15分27秒
平川玲央(3年)15分27秒
羽島駿介(4年)15分27秒
鈴木卓也(2年)15分27秒
大野悠作(2年)15分27秒
小野浩典(2年)15分28秒
久伊原歩(2年)15分28秒
栗原健太郎(1年)15分28秒

 伊藤は勿論として、小玉や中西あたりも前の方で稼ぐつもりだったのかな。後は集団走で走っているようだ。

【5km~10km】
伊藤正樹(2年)14分55秒(1位29分45秒)
小玉悠太郎(4年)15分09秒(2位30分11秒)
平川玲央(3年)15分17秒(3位30分44秒)
福田穣(1年)15分26秒(5位30分53秒)
羽島駿介(4年)15分26秒(5位30分53秒)
鈴木卓也(2年)15分30秒(8位30分57秒)
岩崎哲也(4年)15分32秒(7位30分52秒)
小野浩典(2年)15分37秒(9位31分05秒)
久伊原歩(2年)15分37秒(10位31分05秒)
栗原健太郎(1年)15分37秒(11位31分05秒)
大野悠作(2年)15分38秒(12位31分05秒)
中西将人(4年)15分41秒(4位30分47秒)

伊藤、小玉がこのあたりまでは順調。中西は大きく失速。集団走にかなり追いつかれている。兄の命日で気負っていたのか。その他、平川が集団走から抜け出して前に出てきた。久井原がここに来ても前に出て来ず、最初からあまりよくなかったようだ。

【10km~15km】
伊藤正樹(2年)14分55秒(1位44分40秒)
平川玲央(3年)14分58秒(2位45分42秒)
福田穣(1年)15分06秒(4位45分59秒)
小玉悠太郎(4年)15分19秒(3位45分56秒)
小野浩典(2年)15分28秒(6位46分33秒)
久伊原歩(2年)15分28秒(6位46分33秒)
羽島駿介(4年)15分29秒(5位46分22秒)
鈴木卓也(2年)15分49秒(10位46分46秒)
岩崎哲也(4年)15分51秒(9位46分43秒)
中西将人(4年)15分51秒(8位46分38秒)
栗原健太郎(1年)15分56秒(11位47分01秒)
大野悠作(2年)16分08秒(12位47分13秒)

 平川がここで大きくペースアップ。小玉を抜き、チーム2位に。小玉はこのあたりから徐々に失速を始めた。経験者の羽島や久井原がようやくやや浮上。ただ、遅すぎる。またチーム11番、12番の栗原と大野はここで大きく失速。中西も失速が止まらない感じだ。確かに、後半粘れなかったと発言していた通りである。

【15km~20km】
福田穣(1年)15分09秒(2位61分08秒)
伊藤正樹(2年)15分24秒(1位60分04秒)
平川玲央(3年)15分33秒(3位61分15秒)
羽島駿介(4年)15分52秒(5位62分14秒)
小野浩典(2年)15分57秒(6位62分30秒)
久伊原歩(2年)15分58秒(7位62分31秒)
岩崎哲也(4年)15分58秒(8位62分41秒)
中西将人(4年)16分04秒(9位62分42秒)
鈴木卓也(2年)16分04秒(10位62分50秒)
小玉悠太郎(4年)16分11秒(4位62分07秒)
栗原健太郎(1年)16分28秒(11位63分28秒)
大野悠作(2年)16分45秒(12位63分58秒)

 何と最後の5kmは1年生の福田がトップ。徐々にチーム内順位をあげていき、一番冷静だったようだ。伊藤、平川は最後疲れてしまったか。ラストの伸び悩みは残念である。そしてまずいのは小玉がラスト5kmチーム10番目であること。15km地点から20km地点でチームの下位が追い上げているにも関わらず、法大との差が逆に開いたのは、ここに原因があったようだ。1年から期待されていた小玉が、最後期待に応えようとしたがややオーバーペースだったようだ。



 とまあ、こんな感じか。とりあえず、3年平川、2年伊藤、1年福田と各学年1人ずつが頑張ったわけか。ほかにも久伊原、小野、鈴木、大野と2年生中心に残るわけなので来年順調に行けば、上がれる可能性は充分ある。

箱根駅伝予選詳細結果その2

ここからはIP減算タイムとなった大学

9位東海大学10時間9分21秒(9位10時間13分06秒)

1位村澤明伸(1年)59分08秒
27位早川翼(1年)60分22秒
45位刀祢健太郎(2年)60分47秒
61位金子太郎(3年)60分59秒
64位田中飛鳥(2年)61分02秒
96位永田慎介(3年)61分28秒
127位平山竜成(3年)61分52秒
147位斉藤拓也(4年)62分11秒
160位小松紀裕(2年)62分20秒
192位与那嶺恭兵(4年)62分57秒
-----------------------------(2.4点)
202位河野晴友(3年)63分09秒
239位三橋隼人(3年)63分57秒

 完璧に1年生に力を借りて通過。村澤はやっぱり怪物。日本人1年生最高記録でしょう、これ。最後までブレがないフォームで押し切った。しかも、10km手前で脚が痙攣しかけたそうだが、それも冷静に対処したようだ。全日本箱根の起用区間が注目される。その後は刀祢などが昨年と同じ位置。永田に使える目処が立ったのは嬉しい。ただ、心配されていた下はやはりついてきていない。さらに主力である河野はまたも失速。2年連続重用区間5区を走った選手だけに、これまた箱根に向けての不安材料がある※一部、過激な表現があり修正しました。申し訳ありません。どう書いていたか知りたければ、コメント欄の方を見てください


10位亜細亜大学10時間14分35秒(10位10時間15分40秒)

7位山中宣幸(4年)59分35秒
26位瀬口啓太(3年)60分21秒
53位池淵智紀(3年)60分54秒
56位濱崎達規(3年)60分55秒
68位宮川尚人(2年)61分04秒
89位岸本彬(3年)61分23秒
141位折田拓也(2年)62分08秒
170位豊原怜(3年)62分40秒
190位小田島昂祐(3年)62分55秒
226位田代宏輔(3年)63分45秒
---------------------------(1.8点)
233位安部秀保(3年)63分52秒
325位古館昭久(2年)66分53秒

 IPと下の順位を考えて落ちたかと思ったが、何とか通過。山中の59分台を中心に、6人の選手が100位以内に入ってくれた貯金が利いた形となった。これからとしては勿論7番手からの断裂を埋めることが急務だろう。ただ、ロードの強さというのはやはり徐々に失われつつあるようだ。

11位法政大学10時間14分58秒(12位10時間18分08秒)

48位近藤洋平(2年)60分52秒
67位末山貴文(2年)61分03秒
79位清谷匠(3年)61分13秒
91位上田剛史(4年)61分25秒
120位益田賢太朗(3年)61分48秒
125位福島成博(4年)61分50秒
135位鍵谷亮(2年)61分57秒
159位塩月良輝(3年)62分17秒
167位稲垣雄人(3年)62分37秒
199位山本洋輔(3年)63分06秒
---------------------------(1.3点)
246位奥田宗弘(4年)64分03秒
254位只野博通(4年)64分19秒

 走行順位12位ながら、IPによる逆転で2年ぶりの出場権を得た。福島と稲垣がブレーキ気味だったが、他のチームの取りこぼしが大きく何とか拾われた。当然ながら厳しい戦いが箱根で待っているだろうが、2年3年が少しでも経験を積んでくれればいいだろう。

以上、通過校
以下、残念ながら予選落ちした大学。


12位国士舘大学10時間16分31秒(13位10時間20分01秒)
14位伊藤正樹(2年)60分04秒
73位福田穣(1年)61分08秒
82位平川玲央(3年)61分15秒
139位小玉悠太郎(4年)62分06秒
152位羽島駿介(4年)62分14秒
164位小野浩典(2年)62分30秒
165位久伊原歩(2年)62分31秒
171位岩崎哲也(4年)62分41秒
173位中西将人(4年)62分42秒
181位鈴木卓也(2年)62分50秒
---------------------------(1.0点)
218位栗原健太郎(1年)63分29秒
241位大野悠作(2年)63分58秒

 結局2番手がいないというのが解消されず、届かなかった。集団がもうちょっと全体的に上位でゴールできればよかったのだが、底上げが間に合わなかったか。それでも、羽島、久井原の成績は頂けない。2人でもう2分は稼げたはずである。少ない稼ぎ頭が稼げなかったのだから、敗退は仕方ないだろう。

13位順天堂大学10時間16分45秒(15位10時間20分35秒)
37位山田翔太(4年)60分39秒
100位岡部寛之(3年)61分31秒
112位的場亮太(2年)61分40秒
114位関戸雅輝(4年)61分43秒
122位村上真(4年)61分49秒
144位唐川和宏(2年)62分10秒
162位堀正樹(1年)62分29秒
178位志賀洸介(4年)62分46秒
180位田中秀幸(1年)62分50秒
196位小高悠馬(2年)62分58秒
--------------------------(0.7点)
212位琴岡義規(3年)63分20秒
284位佐藤優太(1年)65分24秒

 あー、やっぱり途切れてしまった。関戸がまたイマイチで山田が孤軍奮闘。2桁順位が1人しかいないようじゃ、そりゃどうしても届かない。全盛期に程遠い状態の岡部がチーム2位になるところでもう力ないだろう。一応15kmまでは圏内で踏ん張っていたのだが、最後の最後力尽きてしまった。これから1年努力して復活してもらいたい。


14位拓殖大学10時間17分32秒(11位10時間17分52秒)
46位西山容平(3年)60分48秒
87位谷川智浩(3年)61分21秒
94位兼実省伍(1年)61分27秒
111位真家尚(2年)61分39秒
117位野本大喜(1年)61分47秒
134位館石盛行(2年)61分56秒
140位那須大地(2年)62分07秒
154位村山徳宏(4年)62分15秒
155位梅木悠平(2年)62分15秒
158位甲斐優人(2年)62分17秒
--------------------------(1.2点)
174位住本祐樹(3年)62分42秒
182位蓮池龍顕(2年)62分51秒

 走行順位は11番だったんだが、またもIPの被害に…。ここも谷川や村山と稼ぐべき選手が上位にいけなかったのが辛かった。ただ、メンバーは4年生1人で2年生が多数。順調に行けば、来年はきっと届くはず。頑張ってほしい。

15位國學院大学10時間19分53秒(14位10時間20分13秒)
47位荻野皓平(2年)60分49秒
69位仁科徳将(3年)61分05秒
83位當山篤志(3年)61分17秒
110位中村和希(3年)61分38秒
116位三部将史(2年)61分47秒
124位安藤将美(3年)61分49秒
168位中山翔平(1年)62分40秒
175位奥龍将(3年)62分43秒
197位溝口大地(4年)63分05秒
211位菅谷篤人(2年)63分20秒
---------------------------(0.8点)
248位大川竜弥(3年)64分13秒
260位岡本昂之(1年)64分31秒

 やはり厳しかった。上位は萩野が頑張ってチームトップ。これは嬉しい誤算である。ただ、下はやはりまだまだだった。ここも4年生が1人だけだし、来年再挑戦していきたい。

16位神奈川大学10時間20分39秒(16位10時間22分24秒)
19位森本卓司(4年)60分12秒
81位染谷和則(4年)61分14秒
93位小杉新太郎(3年)61分27秒
107位天野峻(3年)61分36秒
121位木村祐一郎(3年)61分49秒
179位菅原貴行(3年)62分47秒
189位吉川了(1年)62分54秒
209位黒田孝之(4年)63分17秒
215位小堀佑真(2年)63分27秒
224位森津祐一(2年)63分41秒
----------------------------(0.3点)
232位阿部卓(1年)63分51秒
295位久門大輔(2年)65分55秒

 今回のサプライズは神大の撃沈だろう。どうやら2週間前に新型インフルエンザに感染した選手がいた模様。それた体調面というより精神面に影響が出てしまったというのが大後監督の弁。はっきりいって森本以外は話にならない結果。多分全体的に想定より1分遅かったのではないか。来年巻き返したい。

その他(150位以内、もしくは落選大学トップ10番以内)

30位尾関誠(創価大4年)60分24秒★
35位梶原有高(松蔭大2年)60分34秒★
39位飯沼健太(平成国際4年)60分44秒★
43位佐野広明(麗澤4年)60分47秒★
57位佐久間樹(平成国際4年)60分55秒
58位須永将広(松蔭4年)60分56秒
74位北浦貴大(関東学院4年)61分08秒★
88位福島法明(創価大3年)61分21秒
102位栗原巧(麗澤3年)61分32秒
105位依田祟弘(東大院2年)61分34秒★
106位小林元治(創価大2年)61分35秒
108位山本将司(麗澤2年)61分37秒
115位斉藤隼人(東学大2年)61分46秒★
123位船井慎太郎(麗澤1年)61分49秒
131位小野敬典(平成国際3年)61分53秒
132位行本尚史(流通経済4年)61分54秒★
150位石橋満(流通経済3年)62分13秒

 その他、チームとしては上位に入れなかったが、個人で頑張った選手。尾関、梶原、飯沼、佐野、須永など前回エントリーに入った選手は順当な成績。また東大院依田、東京学芸斉藤が結果を残し、選抜に名乗りをあげた。特に依田は昨年よりいい成績で今年こそチャンスはあるかもしれない。またチームとしては麗澤大と創価大の躍進が目立ったか。150位以内に複数入ってきている。近いうちに出場争いを繰り広げることはあるかもしれない…。


 終わってみると、神大の敗退以外はほぼ順当だったか。持ちタイムが良かったチームはそのまま入ってきたように思える。自分の予想は1位10位が当たった以外、何となく微妙。8位9位と、肝心な11位12位が逆と何とも悔しい結果。まあ、1位当てただけでよしとしますか。さて、今回通過したチームはほとんど全部シード権の可能性はある。どれだけ現在のシード校を追い詰めるか楽しみである。






箱根駅伝予選結果詳細その1

上位16チームの成績の詳細です。(途中の点数は展望記事を参照)

1位駒澤大学10時間3分39秒

3位深津卓也(4年)59分27秒
8位高林祐介(4年)59分36秒
9位宇賀地強(4年)59分37秒
16位上野渉(1年)60分08秒
17位飯田明徳(3年)60分10秒
41位藤山修一(4年)60分45秒
49位後藤田健介(1年)60分53秒
50位星創太(4年)60分53秒
62位千葉健太(1年)61分01秒
75位井上翔太(2年)61分09秒
------------------------4.7点
85位西澤俊晃(1年)61分20秒
137位久我和弥(1年)62分04秒

何だかんだいって結局順調。宇賀地はさすがに疲れがあったのか9位だが、粘った。1年生も村澤の影に隠れたが、3人が75位以内。上野は16位と素晴らしい成績。故障明けの星も井上も無難に走りきり、見事トップ通過を決めた。タイムは2年前の早大のタイムを上回り、過去最高記録。やはり強かった。


2位東京農業大学10時間5分02秒

4位外丸和輝(4年)59分27秒
10位松原健太(2年)59分50秒
12位田村英晃(3年)60分01秒
18位木下潤哉(2年)60分11秒
20位清水和朗(4年)60分14秒
36位市川貴洋(3年)60分39秒
42位保坂優介(4年)60分45秒
71位貝塚信洋(3年)61分06秒
78位細谷祐二(4年)61分13秒
104位須藤朗(4年)61分34秒
-------------------------(4.2点)
161位木村翔太(1年)62分28秒
207位松岡育生(4年)63分15秒
 序盤は駒大らに大差をつけトップ。後半も粘り2位通過。20位以内に5人が入る盛況ぶりで危なげなかった。市川や保坂あたりの新戦力も育ってきており、全日本で是非使ってみたい。

3位上武大学10時間8分55秒

5位長谷川裕介(3年)59分30秒
15位石田康雄(4年)60分07秒
28位福島弘将(4年)60分23秒
29位坂口竜成(2年)60分24秒
65位渡辺力将(1年)61分03秒
76位氏原健介(1年)61分09秒
92位平迫幸紀(1年)61分26秒
99位福山真魚(4年)61分31秒
101位銀山耕一郎(2年)61分31秒
126位船越敬太(3年)61分51秒
----------------------------(3.1点)
143位古瀬弘賢(3年)62分10秒
149位朝日宏宣(4年)62分12秒
 今回はある程度自由に走らせたのか。長谷川が大活躍の5位。石田も15位で待望の柱が出来た。他も福山以外はだいたい昨年以上。1年生3人入ったのも育成力の高さを感じる。箱根も今回はシードの声が出てくるか。いきなりは無理でも今年はシード争いに絡みたいところだ。

4位日本体育大学10時間11分01秒

23位森賢大(4年)60分20秒
32位野口拓也(3年)60分27秒
33位筱嵜昌道(3年)60分31秒
51位長尾正樹(4年)60分53秒
52位谷野琢弥(3年)60分53秒
54位出口和也(3年)60分55秒
63位久保岡諭司(4年)61分01秒
70位小柳津幸輝(3年)61分05秒
119位早川智浩(1年)61分48秒
201位岩間一輝(1年)63分08秒
--------------------------(2.7点)
223位佐久間大知(2年)63分41秒
238位福士優太朗(1年)63分56秒
 後半失速。雑誌で3年生トリオがいまいちだということが書いてあったが、やはり本調子には遠い成績だった。それでも50位前後にまとまり、総合的には4位。これから調子をあげるだろうが、10番手がかなり遅れてしまったので、箱根制覇にむけてはそこが課題にあんりそうだ。


5位帝京大学10時間11分20秒

13位中村亮太(3年)60分01秒
34位西村知修(3年)60分33秒
55位河野健一(4年)60分55秒
59位大沼睦(3年)60分57秒
80位佐藤健(4年)61分14秒
84位渡邉克則(2年)61分18秒
86位神田純也(2年)61分20秒
95位土久岡陽祐(3年)61分28秒
113位大城享吾(2年)61分41秒
130位安藤慎治(3年)61分53秒
---------------------------(2.5点)
157位香川竜一(2年)62分17秒
213位小林頌幸(2年)63分27秒
 西村が序盤張り切りすぎたが、中村がそれをカバー。その他のメンバーも粘り、8人が100位以内と安定した成績。全日本の屈辱を果たしたかにみえる。これで久保が戻ってくることができれば、箱根のシード権の可能性もぐっとあがってくるだろう。


6位城西大学10時間11分36秒

2位高橋優太(4年)59分23秒
22位田村優典(2年)60分16秒
25位橋本隆光(2年)60分21秒
31位石田亮(3年)60分26秒
60位中原大(1年)60分59秒
72位高宮祐樹(4年)61分07秒
118位田中佳祐(3年)61分48秒
133位岡本賢治(4年)61分56秒
163位永岩義人(4年)62分29秒
184位江本嵩至(4年)62分51秒
---------------------------(2.8点…ああ、逆転しちゃったw)
266位吉元真司(1年)64分52秒
500位恩田峻之(4年)74分41秒

 なぜ恩田を走らせたし。てか、止めさせろよ。これで1人大ブレーキ、1人棄権が出たらどうするつもりだったのだと問いたいのだが。まあ、高橋が絶好調、田村橋本石田がしっかり走ったおかげで通過。田中、永岩がこれから調子をあげてきてくれれば、またシード権へ挑戦できるだろう。
 

7位専修大学10時間11分42秒

6位五ヶ谷宏司(4年)59分31秒
21位五十嵐祐太(3年)60分15秒
38位酒井潤一(4年)60分43秒
40位安島慎吾(2年)60分44秒
66位松尾直樹(2年)61分03秒
90位星野光汰(1年)61分23秒
109位山本浩平(3年)61分38秒
138位核孝諒(2年)62分06秒
142位井上直紀(4年)62分09秒
146位石垣弘志(4年)62分10秒
-----------------------(2.8点)
210位大橋秀星(1年)63分20秒
※塩原大(3年)は途中棄権

 5kmを順調に通過した塩原だったが10km手前で異変、そして棄権。これはレース中っぽいアクシデントなので仕方あるまい。主力は五ヶ谷や五十嵐、酒井がしっかり役割を果たし、松尾(平地において)、星野と新戦力もまずまず走ったのが助かった。心配なのは井上。2年をピークに徐々に精彩を欠いていること。彼が戻って9区あたりを担えるようになれば、面白い存在になる

8位青山学院大学10時間12分32秒

11位荒井輔(4年)59分58秒
24位米澤類(4年)60分21秒
44位小林剛寛(2年)60分47秒
77位辻本啓吏(3年)61分11秒
97位川村駿吾(2年)61分29秒
98位小嶺篤志(1年)61分29秒
103位小林駿祐(3年)61分33秒
128位横山拓也(1年)61分53秒
129位市岡敬介(4年)61分53秒
136位出岐雄大(1年)61分58秒
--------------------------(2.4点)
187位小川恭正(3年)62分53秒
249位豊島祐太郎(4年)64分13秒

 独自の練習のがどう結果に現れるか注目だったが、結果成功。小林が秋の不調から脱し、川村、小嶺と新戦力が育った。また、心配していた下3人も62分以内にまとめ、底上げはかなり出来たとみたい。今年はもう少し目立って走れそうだ。

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