2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

箱根駅伝を振り返る-山梨学院大学-


往路6位復路14位
総合9位山梨学院大学
(予想:往路8位復路15位総合11位 区間:5区6区8区9区10区的中)
 コスマス、松本選手が想定より少し上だった以外はだいたい予想通りだったかな。ただ、上武・選抜の予想外の失速で順位がズレてしまった。区間予想は松枝選手不調は分かっていましたが、2区中村選手にする勇気がなかったです。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シード権との差)
1区井上大仁(1年)63分13秒区間10位(10)1分10秒差
2区中村悠二(4年)70分56秒区間18位(10→15)3分31秒差
3区オンディバ=コスマス(4年)61分38秒区間新★(15→9)2分26秒差
4区田口恭輔(4年)55分51秒区間6位(9→9)3分32秒差
5区松本大樹(3年)81分33秒区間9位(9→6)8分26秒差(-3分37秒差)
6区伏島祐介(3年)62分15秒区間18位(6→7)11分25秒差(-1分14秒差)
7区宮本悠矢(2年)65分51秒区間15位(7→8)14分44秒差(-1分01秒差)
8区牧野俊紀(3年)66分27秒区間6位(8→7)16分59秒差(-1分34秒差)
9区松枝翔(4年)71分54秒区間10位(7→7)17分47秒差(-3分50秒差)
10区尾崎博(4年)73分00秒区間11位(7→9)21分02秒差(-4分09秒差)
【優秀選手】オンディバ=コスマス…弱いイメージを払しょくする区間新記録
【敢闘賞】松本大樹…ほぼ実績がない中、5区で3人抜き
【殊勲賞】牧野俊紀…一旦流れを失いかけた流れを取り戻す
【監督賞】上田監督…2区9区入れ替え、5区松本選手など区間采配的中

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-70-90-80-90
70-80-80-80-90
3区コスマス区間新で6人抜き!さらに初駅伝の松本が5区で殊勝の走り
 秋になってから不調が続いていた松枝主将は2区に入る事はできず、9区に。そしておそらく9区要員だった中村選手が2区に回った。ここは誤算だっただろう。3年連続3区のコスマス選手にいい位置で繋ぎたかったが、ちょっとそれは苦しくなった。まず序盤がどれだけ耐えられるかということが焦点になった。
 
 ひとまず井上選手は予想以上だったのではないか。区間10位だったが、ハイペースの中第2集団に終盤前で付いていき、63分10秒代。その後のハーフでも好成績を出しているし、今後とも非常に楽しみな存在だ。2区に入る事になった中村選手はやや力不足だったが、5つ順位を落としてしまった。
 
 ただ、多少の遅れは想定内。コスマス選手で流れを引き寄せる自信は元々あったらしい。コスマス選手自身も大人しい性格ながら2区を希望していたということで調子はこれまでと比較にならないほど上がっていた。序盤で並走していた拓大の留学生を振り切ると快ペースで湘南海岸を疾走。日本人ランナーを次々と交わし6人抜き。そしてなんと区間記録も更新してしまった!本人は向かい風による腹痛でペースが上がらない場面があったらしいのだが、そんなことは感じさせない"強さ"があった。卒業後はまさかの日本の市役所勤めでニューイヤー駅伝を目指すことになったがどんなランナーになるか。
 
 さて、総合順位は9位ながら、後ろより前がしっかり見える位置。4区最短区間に投入されたのは箱根予選チーム2番手の田口選手。前回は4区で失速しコスマス選手の走りを不意にしてしまったので力のある選手を配してきたのか。順位は上がらなかったが区間6位で繋ぐ。そして山学ファンを歓喜させた5区松本選手。最初の平地をかなりゆっくり入って一旦後退したのだが、小涌園ではいつのまにか東海・早川選手らを交し6位まで浮上してきた。定点ごとのタイムを出すと、登りの部分は区間2位3位の大江・山本選手に匹敵する走り。今季は試合出場は少なく、温めていた存在だった。箱根予選があったけど、山登りの準備がしっかりできていたのは非常に大きかったし、さすが上田監督といったところか。
 
6区7区で失速するも、2年連続8区の牧野で流れを取り戻す
 ただ、今回は山学としては珍しく6区がうまくいかず。関カレ3障で入賞している伏島選手を起用したが、長い距離では苦しんでいた。今回も波に乗れず、区間18位。それ以上に一斉スタート組に巻き込まれてしまったのは痛かった。上位進出のチャンスも逃し、シード争いに巻き込まれてしまった。7区宮本選手はすぐそばにできた集団に付くのが精いっぱいで区間15位。分かりづらいがシードラインが1分後ろに迫ってきて嫌なムードが立ち始めていた。
 ただ、それを振り払ったのが8区牧野選手。昨年も出走しており、今年は1万29分30秒切るなど力を付けてきていた。終盤の登りでしっかり区間順位をあげて区間6位。見た目順位も3つあげて流れを作った。これによって不安があった松枝選手も何とか区間中位でまとめられたと思う。このあたりも作戦が当たったような気がする。アンカー尾崎選手はまとめたがすぐ後ろの中大と順大が区間2位3位の走りだったため、総合順位は9位。ただ、最低限の目標は達成できた。

往路要因を作り出すことはできるか 新留学生の強さは?
 もう少し上に行けたかもという悔しさはちょっぴりあるが、留学生のコスマス選手が最終学年の中、シード権を獲れたのは大きい。これから入る留学生がどんな選手か分からないので一概に言えないが、駅伝経験は間違いなくない選手。出雲あたりで先に経験させられるし、箱根予選無しでじっくり強化させられる。この点は活かして来年いきたいところだ。
 
≪主な在校生≫
鳥羽和晃(4年)29分16秒52
井上大仁(2年)29分26秒58≪箱根1区10位、予選45位≫
牧野俊記(4年)29分27秒63≪箱根8区6位、予選61位≫
土田俊徳(4年)29分31秒11
小笠和也(3年)29分44秒37
伏島祐介(4年)29分44秒58≪箱根6区18位、予選169位≫
蘇優輝(2年)29分50秒14
小櫃裕太(2年)29分55秒48
松本大樹(4年)29分56秒66≪箱根5区9位≫
篠塚春希(4年)29分57秒61≪予選77位≫
森井勇磨(4年)29分59秒70≪予選131位≫
小久保雄太(4年)30分02秒47
松山雄太郎(3年)30分03秒81
宮本悠矢(3年)30分51秒16≪箱根7区15位、予選93位≫
福沢潤一(2年)31分27秒73
藤岡将大(4年)31分50秒74

≪主な新入生≫
上倉利也14分18秒93≪都道府県5区24位、高校1区24位≫
前田直人14分22秒98
蔵田秀純14分26秒36≪高校4区15位≫
永和悠貴14分36秒76≪都道府県1区36位、高校4区22位≫
谷原先嘉14分32秒65≪都道府県5区16位≫
上田竜平14分44秒01≪高校1区25位≫
山本新14分45秒81≪高校6区22位≫
田中槇一14分57秒38≪高校2区19位≫
大間塁14分57秒43≪都道府県5区41位、高校3区30位≫

≪今から考えるオーダー≫
出雲:留学生-牧野-谷原-上倉-土田-井上
箱根:井上-谷原-留学生-上倉-松本 伏島-松山-森井-牧野-篠塚
 ただ、現時点では出雲と箱根往路はちょっと組みづらいのが正直なところ。留学生の強さがまだ分からないからオーダーが固まらないというのもあるが、スピードランナーが少ない。箱根往路は留学生、井上、5区の松本まで計算できるとしてもあと2人、出雲に関しては全然分からない感じだ。
 
 対して復路要因は充実。牧野選手に、箱根予選でチーム10位以内に入った篠塚・森井選手に、箱根終了後に松山・福沢選手がハーフで好走している。こちらはある一定の力はあるので往路どうするか。今の所、即戦力になれるかもしれない?と谷原・上倉選手を入れたが、果たしてどういう成長を描くのか注目したい。
 
 
https://sports.blogmura.com/rikujo/ 気に入ったらクリック!(日本ブログ村)

コメント

非公開コメント

プロフィール

hakonankit

Author:hakonankit
FC2ブログへようこそ!

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR