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箱根駅伝を振り返る-青山学院大学-

往路7位復路7位
総合5位:青山学院大学
(予想:往路11位復路6位総合7位 区間:1区2区3区5区9区的中)
 往路(4区5区)が予想以上に頑張った感じがしました。これが復路にもいい影響を与えたのかな。区間予想は、なんで全日本終了段階で予想した6区竹内選手を直前予想で変えたのか、自分の思考回路を恨む。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区佐藤研人(1年)63分30秒区間12位(12)1分27秒差
2区出岐雄大(3年)67分26秒区間賞☆(12→3)18秒差
3区福田雄大(2年)64分06秒区間13位(3→3)1分41秒差
4区遠藤正人(2年)56分22秒区間9位(3→7)3分18秒差
5区小嶺篤志(3年)82分34秒区間11位(7→7)9分13秒差
6区竹内一輝(2年)59分49秒区間6位(7→6)9分46秒差
7区川村駿吾(4年)65分09秒区間11位(6→6)12分23秒差
8区井上尚樹(2年)66分30秒区間7位(6→6)14分41秒差
9区横山拓也(3年)70分59秒区間4位(6→5)14分34秒差
10区大谷遼太郎(3年)72分21秒区間7位(5→5)17分10秒差
【優秀選手】出岐雄大…青学史上初の区間賞は華の2区
【敢闘賞】横山拓也…長丁場の9区で区間4位、総合5位に浮上させる
【殊勲賞】竹内一輝…長い故障から復帰間もなく、秘密兵器存在に
【技能賞】福田・遠藤・小嶺

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-80-70-100-90
70-80-80-100-90
出岐雄大・学生長距離界のエースへ その流れを引き継いだ往路
 総合順位よりもまずは出岐選手がどのくらいの成績をあげるか注目が集まった青学大。その為に1区がどのくらいの位置でこれるか気になった。その1区に起用されたのは1年生の佐藤選手。出雲・全日本ともに出走したが区間二桁。ただ、本人いわく競り合いが強いということで志願の1区だった。その佐藤選手は区間12位ながら、大崩れしなかった。そして何より東海・村澤選手の9秒後ろで繋いでくれたのが大きかった。
 
 出岐選手は村澤選手をペースメーカーをしながら、独特のちょこちょこ走りで順位を上げていく。そして、中盤に2位グループに追いつくと、東洋の選手には引き離されたが、他校のエースを引き離し単独3位へ。レース前脚を痛めて練習を落としたというが、そんなのは微塵も見せず、9人抜きで、青学大史上初の区間賞をもたらした。67分26秒のタイムは日本人歴代5番目のタイムという素晴らしい成績だった。最近はエースが色んな区間に分散しているが、やはり2区区間賞は学生長距離界のエースと呼びたい。最終学年になる前に脚の状態が良ければびわ湖毎日マラソンに出場する模様。冬季練習の一環ということだが
 
 ただ、駅伝はここから。昨年も出岐選手が順位をあげたのに4区終了時で17位まで下がってしまった。同じミスを起こさないように投入された準エースの福田選手。序盤もたついて区間13位なのは不満だが順位を落とさなかったのは良かったか。4区遠藤選手は順位は落としたものの区間一桁。そして5区は安定して区間10位前後でまとめられるという小嶺選手が順位をキープして往路7位でゴール。昨年ほどの落ち込みはなく、一桁順位でゴールしたのは、チームが成長していた証だろう。

6区竹内、9区横山の采配ズバリ!昨年の再現で5位、強豪校の仲間入りに
 昨年往路16位の位置からシード権を奪取したのは、6区小川、9区小林剛選手の走りが非常に大きかったのだが、今回もこの2区間が上位進出の決め手となった。出足の6区を任されたのは竹内選手。高校時代の実績はチーム内で飛び抜けていた。ただ、1年の夏に故障して以来、ずっと苦しんでいたが、ようやくつかんだ大学駅伝デビュー。今までの鬱憤を晴らすかのように最初の5㎞をトップのタイムでぶっ飛ばした。中盤少しスピードを落としたが、59分台のタイムで復路の先陣を切った。本人は来年山下りで山の神になると宣言しているが、果たしてどうなるか。
 
 7区8区は基本的には耐える区間。7区は4年生唯一の正選手で主将の川村選手。箱根に出場できなかった時代に勧誘された最後の世代。ドラ1は14分47秒で人数は4人しかいなかった。その中で激動の時代を歩んできた。納得のいく走りだったかは分からないが、順位はキープして8区へ。戦前は8区の井上選手が一番不安だったというが、長い距離は強い選手。区間7位の走りで前の農大に1秒差まで迫ってタスキを渡す。
 
 そして9区の横山選手。過去2回の箱根駅伝はいずれも区間二桁順位に終わって悔しい思いをしたが、見違える走りを見せた。権太坂では区間11位だったが、横浜駅前で一気に区間3位に。その後もペースを維持し区間4位、総合5位に順位を浮上させた。シード権争いどころかどんどん上がっていき、強豪校の仲間入りしたといっていいだろう。アンカーは大谷選手。スピードランナーなのでこの起用はびっくりしたのだが、無難にまとめてゴール。采配もバッチリ決まり、選手もそれに応えた結果、過去最高の成績となった。
 
未完の大器・久保田など大量加入 どこまで成長させられるか
 出岐選手ら新4年生世代には夢がある。自分たちが4年生になった時に総合優勝をしようと。まだまだ、東洋・駒大らには差はあるが、着実に一段一段、階段を登っているのは間違いないだろう。その青学に追い風が吹いている。大量の有力新人が加入するのだ。

 
≪主な在校生≫
出岐雄大(4年)29分02秒10≪箱根2区1位、全日本2区1位、出雲1区4位≫
福田雄大(3年)29分22秒71≪箱根3区13位、全日本1区13位≫
竹内一輝(3年)29分26秒17≪箱根6区6位≫
大谷遼太郎(4年)29分28秒73≪箱根10区7位、全日本3区8位≫
横山拓也(4年)29分33秒88≪箱根9区4位、全日本8区8位≫
遠藤正人(3年)29分35秒15≪箱根4区9位≫
松田直久(4年)29分35秒85
三木啓貴(2年)29分36秒86
相原征帆(4年)29分42秒47
川崎友輝(2年)29分45秒78
高橋宗司(2年)29分48秒55≪全日本4区8位、出雲5区6位≫
小嶺篤志(4年)29分54秒02≪箱根5区11位、全日本5区12位≫
井上尚樹(3年)30分02秒27≪箱根8区7位、全日本6区11位≫
山田学(2年)30分03秒50
(小林剛寛(4年)30分04秒75)?
三野貴史(2年)30分09秒84
藤川拓也(2年)30分14秒69≪出雲2区7位≫
佐藤研人(2年)14分20秒20※≪箱根1区12位、全日本7区12位、出雲6区11位≫

≪主な新入生≫
久保田和真13分59秒16≪都道府県5区1位、高校1区1位≫
小椋裕介14分03秒96≪都道府県1区21位、高校1区12位≫
神野大地14分13秒88≪都道府県5区4位≫
松島良太14分15秒33
渡邉心14分18秒61≪都道府県5区6位、高校1区5位≫
橋本崚14分20秒75
渡辺利典14分21秒57≪都道府県5区10位≫
伊藤弘毅14分23秒49≪高校5区5位≫
安部晃也14分27秒95≪高校2区14位≫

≪今から考えるオーダー≫
出雲:久保田-竹内-出岐-神野-渡邊-福田
箱根:佐藤-出岐-久保田-神野-高橋 竹内-渡邉-相原-横山-福田
 高校駅伝1区区間賞でクロカンでも他の選手を突き放す活躍をみせている久保田選手ら世代上位の選手が続々と入ってきている。現在判明が13人、14分20秒以内5人と随分と大所帯になった。これ、原監督が面倒見切れるかというのがかなり重要な要素になりそうな気がするのだが、果たしてどういう成長曲線を描くか?勿論、総合優勝を狙うには現2年生以上がしっかり引っ張るのがもちろん大事になってくる。今回好走した選手でも弾き飛ばされそうな選手も出てきそうだが、負けないようにしたいところだ。
 
 さて、優勝を狙うには出岐選手の作る流れを維持するだけじゃなくて加速させなければならない。3区は久保田選手が順調に成長できればやれると思っていますが、5区どうするか。4強それぞれ5区は強いでしょうから、これまでのように区間10位くらいで凌ぐようでは今年と同じ位置が関の山。誰か育てるのか、出岐選手らエース級の抜擢があるのか。復路要員は余る程いるので、ここ次第では面白い事になりそうだが。どう4強に挑んでいくか注目だ。

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