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箱根駅伝を振り返る-上武大学-

 
往路16位復路16位
総合16位:上 武 大 学
(予想:往路9位復路12位総合16位 区間:1区2区5区6区7区9区的中)
 んー…、箱根予選・全日本が完璧だった反動が来るんじゃないかと思いつつも、いい区間配置ができたのではないかと思い、結局シード権内にしてしまったのが…
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位)トップとの差(シードとの差)
1区佐藤舜(1年)62分53秒区間7位(7)50秒差
2区氏原健介(3年)70分48秒区間16位(7→14)3分03秒差
3区山岸宏貴(2年)65分01秒区間18位(14→16)5分21秒差
4区倉田翔平(1年)57分46秒区間17位(16→16)8分22秒差
5区園田隼(4年)83分05秒区間13位(16→16)14分48秒差(4分25秒差)
6区合田佳功(4年)62分19秒区間19位(16→16)17分51秒差(6分14秒差)
7区石川拓馬(3年)66分51秒区間18位(16→18)22分10秒差(7分03秒差)
8区坂口竜成(4年)67分27秒区間16位(18→19)25分25秒差(7分13秒差)
9区渡辺力将(3年)71分14秒区間7位(19→16)25分33秒差(6分40秒差) 
10区銀山耕一郎(4年)73分19秒区間13位(16→16)29分07秒差(7分01秒差)
【敢闘賞】佐藤舜…1区区間7位、上武大が1区で区間一桁は初めて
【敢闘賞】渡辺力将…中々浮上できない中、孤軍奮闘

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-70-60-60-60
70-80-60-80-90
1区佐藤が好スタートを切るも2区で流れが途切れる
 全日本予選通過、箱根予選トップ通過、全日本シード権獲得とかつてない盛況ぶりをみせて挑んだ4回目の箱根駅伝だったが、それでもシード権獲得の悲願は達成できなかった。
 
 出足は良かった。1年生ながら大車輪の活躍をみせていた佐藤選手が1区で区間7位に付ける。上武大が1区区間一桁は今回が初めての事。お、やっぱり今年は違うな、と一瞬思わせた。だが、続かなかった。2区氏原選手が7つ順位を落としてしまう。どうやら前の明大に追いつけ、との指示が出ていたのだがオーバーペースになってしまい、本来のロードの粘りが出せなかったみたいだ。
 
 これで流れを失ったか、3区山岸選手が留学生に両側から抜かれた事以外で目立った点がなく、走るごとに上位校から引き離されるのは今まで通りだった。これを何とかしようと全日本でシード権のゴールテープを切った園田選手が思い切って突っ込むが5区では無謀だった。総合順位は変わる事なく往路を終えた。
 
 
元気なく、初出場時も無かった繰り上げ 9区渡邉が一矢報いる
 あまり元気がなくなった要因は、ここ数か月かつてない好成績が続いていた事で精神的に休む暇が無かった事らしい。プレッシャーを相当感じながらの2か月間だったか。復路も苦しい戦いとなる。
 
 2年連続6区を任された合田選手が昨年よりタイムが悪い62分台で区間19位の成績。前のチームからも引き離されたのが痛かった。7区石川選手もあまりペースをあげることができず区間18位。この時点で見た目のトップとの差が17分以上となり繰り上げスタートの影が見え隠れするように。
 
 次の8区は上武大初の4年連続出走となる坂口選手。多分本来はシード権を確実なものにする為の配置だったのだろうが、まさかの位置。何とか力を出したい所だったが、中盤からペースダウン。トップとの東洋大が区間記録並みの快走と好対照となってしまい、見た目で20分オーバー。一番危ないと思われる初出場でも無かった繰り上げスタートに遭ってしまった。
 
 ただ、それからが久々に良かった。9区は全日本6区でシード獲得の立役者となった渡辺選手が。中盤までに繰り上げスタート組を振り切り単独でどんどん走っていく。もう少しで繰り上げ回避になるくらいの走りだった。アンカーの銀山選手も2年前の時よりは粘りの走りをみせて区間13位。最後だけは何とか形にしてゴールに飛び込んだ。

試行錯誤の取り組み方 3年後5年後の効果は如何に?
 花田監督のインタビューを数年後に強豪校になるために色々取り組み方を変えているらしい。それが成功したのも多々ある。4月に学内で軽い合宿をして1年生の出足をよくしたり、夏のスケジュールを変えて10月11月の快進撃に繋がったりとしている。肝心な箱根がダメだと意味ないのかもしれないが、年間的にみると収穫は多かった。それを次年度に活かせるかどうかが重要だ。
 
≪主な在校生≫
佐藤舜(2年)29分09秒79≪箱根1区7位、全日本1区10位、予選10位≫
山岸宏貴(3年)29分31秒96≪箱根3区18位、全日本5区5位、予選76位≫
渡辺力将(4年)29分35秒06≪箱根9区7位、全日本6区2位、予選27位≫
倉田翔平(2年)29分37秒86≪箱根4区17位、全日本2区10位、予選51位≫
氏原健介(4年)29分38秒20≪箱根2区16位、全日本4区5位、予選9位≫
石川拓馬(4年)29分39秒87≪箱根7区18位、予選92位≫
菅家俊貴(4年)30分03秒49
平迫幸紀(4年)30分03秒79
松元航(2年)30分09秒54
佐々木元太(2年)30分15秒40≪全日本7区10位≫
横内佑太朗(2年)30分26秒36
大西淳貴(2年)30分31秒05≪予選154位≫
吉見進平(3年)30分43秒62

≪主な新入生≫
田林希望14分32秒63≪都道府県1区41位、高校1区35位≫
池崎元気14分34秒56≪高校2区14位≫(予定)
石黒大介14分40秒35

≪今から考えるオーダー≫
全日本:佐藤-倉田-山岸-氏原-平迫-佐々木-田林-渡辺
 ひとまず、佐藤・倉田選手は期待したい。上武大で1年生がこれだけ活躍したのは初めて。その他の現1年生にも記録を伸ばしつつある選手がいるので、引っ張っていってもらいたい。勿論、渡辺・氏原選手らの4年生が支えてやることが大事。このバランスをしっかり取ってチームを整えたい。
 
 まずは箱根予選突破だが、これは上武大が得意の集団走もあるし、その上にトップ10に入る力のある佐藤・氏原選手がいるので大丈夫だとは思っている。ただ、それを箱根シードに向けて如何に繋げられるかだ。幸い、今年は全日本予選が無い。今までのスケジュールの違いをどう活用するか。シード権を獲得すると宣言している花田監督の手腕に期待したい。
 
 

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