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第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【日本体育大学】

昨年、箱根の前哨戦・出雲、全日本で好成績だったが、
箱根でまさかの失速。シード権を獲得できなかった。

今回は、シード権のあった出雲駅伝を回避し、
箱根駅伝予選会に標準を合わせてきた。
果たして貫禄のトップ通過なるか。

エントリー
全体順位、名前(学年)、1万m持ちタイム(学内順位)
2位森賢大(3年)28分25秒08(1位)
18位出口和也(2年)29分07秒32(2位)
21位谷野琢弥(2年)29分08秒63(3位)
22位野口拓也(2年)29分08秒78(4位)
26位石谷慶一郎(4年)29分13秒04(5位)
42位野口功太(4年)29分21秒99(6位)
45位永井大隆(4年)29分22秒52(7位)
47位筱嵜昌道(2年)29分22秒94(8位)
63位久保岡諭司(3年)29分31秒60(10位)
72位長尾正樹(3年)29分35秒88(11位)
127位宮内宏和(4年)29分58秒86(15位)
145位奥村隆太郎(4年)30分08秒20(18位)
166位藤井尭(1年)30分19秒54(20位)
179位高尾博教(3年)30分25秒05(21位)

○アドバンテージタイム:3分30秒

主なエントリー漏れ
竹下正人(4年)29分31秒29(9位)
松田佑太(2年)29分45秒61(12位)


さすが、昨年出雲3位、全日本2位だったチームです。
他の大学と戦力が全く違うなという印象を受けますね。

粗を探すとすれば、
エースの森がまだ安定していないのと、チームの下位が少し足りないか。
トップ通過の障壁となるとすれば、こういうことになるか。

しかし、昨年の箱根経験者、しかも野口功、森、永井など
区間一桁で走っている人が複数いるし、出口ら2年生も大きく成長した。
持ちタイム以上に力が抜きん出ているように思える。

不安要素は最近予選会にはお世話になっていなかったので、
調整がどうかということと、
出雲を辞退したということだろうか。

出雲を辞退したのは余裕がないのかと勘繰りたくなってしまうのだが、
しっかり調整していて、しっかりトップ通過できることを願うだけである。

第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【国士舘大学】

ここ数年、出場を続けていたが、全てアドバンテージタイムによる逆転のもの。
順位は当然ながら最下位争いであった。

しかし前回の予選会では単純な足し算だけでも、通過できるタイムをだした。
本戦でも、往路13位、総合13位と大きくステップアップした。
これを皮切りに大きく飛躍することができるか。

エントリー
予選会エントリー全体のランク、名前(学年)、1万m持ちタイム(学内ランク順位)
13位高谷将弘(4年)28分56秒91(1位)
14位山中貴弘(4年)29分01秒73(2位)
29位小島康彰(4年)29分16秒08(3位)
41位伊藤正樹(1年)29分21秒81(4位)
46位川崎健太(4年)29分22秒64(5位)
93位田代洋平(4年)29分45秒47(6位)
192位柴田省吾(2年)30分29秒78(12位)
203位岩崎哲也(3年)30分32秒24(14位)
205位平川玲央(2年)30分33秒27(15位)
220位中西将人(3年)30分40秒88(19位)
以下、5000mのタイム
338位久井原歩(1年)(※1)14分25秒65((※2)4位)
344位宮崎大佑(3年)(※3)14分36秒90(16位)
351位西尾尚貴(1年)14分47秒52(27位以下)
362位齋藤伸宗(3年)(※4)14分56秒43(27位以下)

※1:久伊原選手は公認期間外で1万mを30分41秒72で走っています
※2:久伊原選手は公認期間外で14分16秒07で走っています
※3:宮崎選手は公認期間外で1万mを30分41秒72で走っています。
※4:齋藤選手は公認期間外で1万mを30分42秒70で走っています


○アドバンテージポイント:3分35秒

主なエントリー漏れ
高島宏樹(3年)29分55秒36(7位)
羽島駿介(4年)29分59秒88(8位)
馬場康典(3年)30分25秒63(11位)
武田哲平(2年)30分31秒58(13位)
大野悠作(1年)30分38秒18(17位)


結構、色々な選手が抜けたなあという印象がまず強いですね。
今年記録を伸ばしてきた高島選手が抜け、
また今年の箱根アンカーで区間一桁で走った羽島選手もいない。
在校生で区間一桁で走った数少ない羽島選手がいないのは地味に響きそうな気がするが…

まあ、いない人をいってもしょうがないので、新戦力を探すと
眼を見張るのが1年生の伊藤選手。全カレでも活躍しちょっとびっくりしました。
もちろん、高校の時からまずまずの走力があった選手ではあるのですが、
4年に1人くらいかなりレベルの高い1年生が現れるのは国士舘の伝統ですかね?(高久、坂斉etc)
20kmはまだ未知数ですが、それほど外しはしないかと。
後、久伊原選手も楽しみの一人ですね。

ただ、問題はタイムだけでみるとチーム6番手と7番手以降にかなりの差があること。
これらの選手は今年の立川ハーフで66分前後の選手が多い。
この夏でこれらの選手が伸びていれば通過に心配はないし、
あわよくば上位を狙うことはできる。

作戦としては1万m30分以内の選手は好きな風にいかせて、
30分30秒前後の選手は集団走がよいのではないか。

少々、チーム力が未知数な部分があるため、
順位予想がつきにくい。
意外とボーダーラインギリギリのタイムになる可能性はある。

せっかくいい流れできているので、最悪アドバンデージタイムなしでも
通過できるタイムで突破したいところだ。

簡単な出雲総評

タイトルに「簡単な」とついてますが、
実は昨日の出雲直前あたりから体調を崩してしまいまして…
コメントを返すのでいっぱいっぱいになってしまってます

出雲駅伝の結果を踏まえた各校の分析は…まあ箱根予選会が終わったあとくらいにします。
また、箱根予選会の分析もまだ昨年の箱根でまだしていない11位12位13位の大学のみにしておきます。


予告はこれくらいにして…
短い総評ですが、これで駒大の闘争本能に火がついたなと。
宇賀地選手の精神力は強い方ですし、全日本は昨年の上回る走りをしてくるでしょう。
駒が駒大にしては珍しく足りていないので、もしかすることもあるかもしれませんが、
全日本・箱根の制覇の確立は出雲前よりも高くなったかなと思います。

また日大に関しては、ダニエルばかりが強調させられてますが、
日本人選手が駒大との差を最小限にとどめたことも大変大きいです。
全員駅伝ができたと思います。
距離が伸びたら厳しいような気はしますが、全日本でもまだまだ期待できます。

後、山梨学院・第一工大についてですが、山梨は全日本では優勝候補になるのではないでしょうか?
2人留学生使うかどうか分かりませんが、2区コスマス・8区モグスはかなり怖いような。
第一工大も日本人の力は劣りますが、同校初の全日本シード権獲得の期待が高まってきたように思います。


その他、早大は…評価が難しくなりました。箱根はあげてくると思うのですが、全日本は竹澤も万全の状態では望めないでしょうし。正直、頼りになる選手がいない。もったいないが1区尾崎も考えざる終えないというとこでしょうか。まあ、10月末の記録会に出場してくれれば分かりやすいんですがね…よくも悪くも次回も注目校ですかな。

では、今日はこれくらいで、また予選会で会いましょうノシ

☆どこよりもはやい?出雲駅伝速報!!★

第20回出雲全日本選抜大学駅伝のレース内容と結果の速報です☆★☆★
※あくまで速報のため、公式タイムではありませんので予めご了承下さい

1位日本大学   2時間08分25秒
2位駒澤大学   2時間08分39秒
3位第一工業大学 2時間09分07秒
4位山梨学院大学 2時間09分16秒
5位東洋大学   2時間10分03秒
6位東海大学   2時間10分21秒
7位立命館大学  2時間11分29秒
8位中央大学   2時間11分
9位帝京大学   2時間12分08秒
10位中央学院大学
11位早稲田大学  2時間12分47秒
12位亜細亜大学
13位京都産業大学
14位大東文化大学
15位日本文理大学
16位北海道選抜


【スタート前】
天気:晴れ
気温:23度


【1区】
スタートしてすぐ、第一工大のキベト、広島経済大のガンガが集団を引っ張り、縦長の展開になる。
1km2分38秒。1km過ぎるとガンガ、東洋大・柏原、駒大・星の3人が抜け出す。第一工大、早大・八木らは第2集団。
3kmは8分19秒。3kmあたりから柏原がグイグイ引っ張ってペースを更にあげる、4kmあたりで星が脱落。
柏原とガンガの一騎打ちとなっていく。区間新記録も夢ではないペースだ!
5km過ぎたあたりでガンガが発汗している柏原を引き離し、広島経済が単独トップへ。
後ろでは優勝候補・早大と4連覇を目指す東海大が14位争いと苦しい展開。また駒大も第一工大に交わされ4位へ。
トップはそのままガンガがトップへ。おしくも区間新はならなかったが、4年生で大激走。
以下、2位東洋大、3位第一工大、4位駒大、5位立命館、6位日大・・・駒大は結局後ろの集団に追いつかれる形。
東海大は14位、早大は17位と有力校2校がはやくも優勝圏外となった。

区間賞:ガンガ(広島経済大学)22分54秒

【2区】
1.5km付近で東洋大2人目の1年生、宇野がトップの広島経済大を抜き、単独トップ。ここまでは大変良い流れである。
後ろでは第一工大の日本人選手も粘って2位に浮上する
後ろでは3位争いが日大・駒大・山梨学院・立命館、広島経済は落ちていった。
東海大は平山が頑張り13位に浮上、早大・矢澤は一旦16位に浮上するものの、すぐ落ちていった。
ラスト500mで2位第一工大が後ろの集団に追いつかれた、その刹那、日大の谷口が猛スパート。単独2位に浮上
先頭は東洋が粘り1位。2位日大が10秒差、3位山梨、4位駒沢、5位第一工大。
優勝争いはいまだ混沌としている。

【3区】
1位は東洋大西がひたひたと走る。2位争いはさきほどの上位4校がすぐくっついた。日大・笹谷がやや苦しいか。
逆に駒大・深津は元気にぐいぐい引っ張って前を追っている。
1kmあたりからじわりじわり、駒大・深津を中心に第一工大・中野、山梨学院・小山が先頭との差をつめる
竹澤がスタートした早大は3kmまで6人抜いて11位浮上。ただしきりに顔をゆがめているのが気になる
トップは東洋大・大西が逃げ続ける。2位争いは山梨学院が脱落。駒大と第一工大が追いかける。
後ろでは一旦早大に抜かれた東海大・吉田が再び抜き返し、11位浮上。
中間点では4位に日大が浮上。5位山梨学院、少しあいて立命館と帝京、早大は先頭から離されている。

後半に入り、東洋・大西がロングスパート。逃げ切りをはかる。
残り1kmを切って更にスピードをあげ、2位争いを完全に振り切り、先頭を保って襷リレー。中野もスパートで駒大を引き離しにかかる
1位は東洋、2位第一工大、3位駒大までが20秒、そこから1分近く空いて4位日大、5位山梨学院、6位立命館
東海大が9位、早大が11位でリレーした。



【4区】
 序盤は東洋・千葉、第一工大・谷口、駒大・池田のお3人の位置にほぼ変化なし。淡々とレースが流れていく。
襷リレーで3位まで20秒あった差がじわりじわりつまってくるが、一気には来ない。
2.7km地点で駒大が第一工大を捕らえて2位浮上。しかし第一工大も横につく。
4km手前で駒大・池田がスパート。谷口を振り切って、4.4km地点で東洋大に並びかける。
4位は日大・丸林が粘る。ダニエルでの逆転できる位置で渡そうと懸命だ。
残り700mで駒大が猛スパート。東洋大を一気に引き離す
1位駒大、2位東洋大8秒差、3位第一工大36秒差、4位は日大と山梨学院がほぼ同時。
2分近くあいて6位立命館、7位東海大、8位中央学院と続いた。

【5区】
トップは駒大・高林。昨年5区区間賞の選手。後ろの東洋大・横山との差を順調に広げていく。
後ろはアンカーに大砲を持つ日大・山梨学院。東海大がそれぞれ4位、5位、6位という位置。
顔は苦しそうな高林だが、区間新記録を上回るペースで10年ぶりに出雲制覇に向け、歩みを進めていく。
そのまま1位駒大が襷をつなぐ、2位東洋大30秒、3位第一工大1分7秒、4位山梨学院1分25秒、5位日大1分29秒



【6区】
5位日大・ダニエルがわずか500mで山梨学院・コスマスを交わして4位浮上。
駒大・宇賀地はハイペースで突っ込んでいった。
正門前では1位駒大、2位東洋大(森)49秒差、3位第一工大(キラグ)56秒、4位日大・山梨学院1分02秒、6位東海大(佐藤)2分00秒
大砲を持っている大学が一気に追い上げにかかっている。追いつけるか
4kmで2位日大、3位第一工大、4位山梨学院、5位東洋大という順位に。トップ宇賀地から後ろがちらちらみえる。
風と暑さの影響からか宇賀地のペースが1km3分を超えてきた。ダニエルは2分50秒ペースで追い上げる。

残り4km、宇賀地は風で苦しんでいる。ダニエルは序盤のハイペースがここからたたるかどうか。
第一工大は大健闘の3位。まだダニエルにくっついている。
残り3.2km日大は単独2位浮上。後ろのダニエルの姿が大きくなってきた。わずか20秒差
みているうちにみるみる詰まってくる

そして8.1km地点ダニエルがついに宇賀地をとらえ、首位浮上!!宇賀地がくらいつく
しかし8.5km地点ダニエルがスパート。じりじりと突き放す。駒大はやっぱり6区が鬼門か。
3位は第一工大がキープ。後ろをコスマスが追っている。

そのままダニエルがゴールテープを切って、大逆転優勝。
まとも届かなかった駒大が2位
3位は関東以外の大学として最上位で第一工業大学が入った。

☆★第20回出雲全日本大学駅伝・予想順位発表!!☆★

それでは、管理人による
第20回出雲全日本選抜大学駅伝の
大胆かつフリーダムな順位予想を発表しま~す。
以下、緻密な(?)計算による順位とタイムです。

1位日本大学2時間7分25秒
2位駒澤大学2時間7分51秒
3位早稲田大学2時間8分29秒
4位山梨学院大学2時間8分51秒
5位第一工業大学2時間9分54秒
6位東海大学2時間10分01秒
7位東洋大学2時間10分07秒
8位帝京大学2時間10分31秒
9位中央大学2時間10分45秒
10位立命館大2時間11分08秒
11位亜細亜大学2時間11分14秒
12位中央学院大学2時間11分23秒
13位日本文理大2時間13分05秒
14位大東大2時間14分10秒

区間賞
1区キベト(第一工大)23分09秒
2区谷口(日大)16分29秒
3区竹澤(早大)24分23秒
4区池田(駒大)18分38秒
5区高林(駒大)14分39秒
6区ダニエル(日大)28分35秒


正直1区2区の日大はこの距離なら駒大と対等か強いでしょう。
3区以降少しずつ引き離されるでしょうが、ダニエルで逆転できる位置に踏みとどまる。
しかも更に昨年から記録を伸ばすだろうということです。

早大は5区までは駒大といい勝負をするが6区で力つきると予想。

5位から12位はだいたい大砲の差となっていると思います。

以上、簡単ですが、順位予想を終えます。

次は出雲が終わった直後に速報を書き込もうかなと思っています。

ではまた後で~

☆★出雲駅伝区間エントリー発表Ⅱ★☆

続きで~す



○山梨学院大学
予想:1区松村-2区後藤-3区小山-4区岩田-5区松本-6区コスマス
正解:1区松村-2区松本-3区小山-4区大谷-5区後藤-6区コスマス

1区3区6区と主要区間は当てたので、まあいいでしょう。
2区松本は思い浮かびませんでした。
確かに彼はスピードランナーですし、よくよく考えれば2区が適切ですな。

前半戦活躍した岩田が出場できず残念。
まあ、箱根までにじっくりと…というとこでしょうか。

6区はやっぱり新外国人コスマス。「86」回箱根に向けての初戦。
爆走…とまではいかなくても、しっかりした走りをしてもらいたい。

優勝までは届かないだろうが、うまく流れに乗って5位。
あわよくば3位まで到達できるか!?


○中央大学
予想:1区大石-2区森-3区梁瀬-4区水越-5区棟方-6区平川
正解:1区森-2区棟方-3区水越-4区大石-5区梁瀬-6区平川

メンバーは当てたのだが、6区平川以外配置は全滅。
だいたい5区梁瀬は絶対予想不可能。
これは梁瀬に何かアクシデントがあったということだろう。
順当なら1区2区3区のどれかにはくるだろうから。

というわけで柱が抜けた前半だが、思い切りのいい森が1区。
ラストのスピードには疑問符がつく選手なのだが、いかほどか
2区~4区はフレッシュなメンバー。思い切って走ってほしい

と書いたものの、徳地・山本がいないのでどうも上位で走る姿が
想像できないなあ…昨年の順位(7位)はキープしたい



○帝京大学
予想:1区佐藤辰-2区大沼-3区西村-4区中村亮-5区佐藤健-6区馬場
正解:1区馬場-2区西村-3区佐藤辰-4区大沼-5区佐藤健-6区中村

なるほど~。馬場はアンカーという固定観念があったな~
1区2区でエースを使って、本当に前半重視だな。
というか後はだいたい5000mのタイム順になってるし。
とにかくイケイケのオーダー。ファイアーレッド魂を魅せられるか



○東洋大学
予想:1区千葉-2区飛坂-3区大西-4区宇野-5区横山-6区柏原
正解:1区柏原-2区宇野-3区大西智-4区千葉-5区横山-6区森

3区となぜか5区が当たってしまったw 後は完敗か。
1区に期待の柏原。まあ、まずは1区で試してみるということか。
もしかすると箱根もそのまま1区ということもありうるが、まずはじっくりみたい
2区は連続1年生で宇野。4区5区もほとんど経験のない選手で、
新しいメンバー。ここから箱根に選ばれるが誰かということを考えると面白い。
飛坂が落ちてしまったのが、大変残念。
これだとさすがに選手層が厚い東洋も苦戦しそうだ。




○大東文化大学
予想:1区濱-2区清野-3区宮城-4区尾崎-5区篠田-6区木村
正解:1区宮城-2区尾崎-3区濱-4区篠田-5区山田-6区吉田

ここは大外れ。
1区以外は全員箱根予選不出場メンバー。つまり2軍で来た。
ここで好走すれば箱根のメンバーに食い込む選手がいるのか。
5000m14分10秒台を出している濱にはちょっと期待したい。
後はどれだけ走るのか。1年生アンカー吉田も楽しみである。




○第一工業大学
予想:1区中野-2区キラグ-3区キベット-4区厚地-5区松木-6区ナジム
正解:1区キベト-2区厚地-3区中野-4区谷口-5区山元-6区キラグ

ん~、ナジムがいない。これは密かに期待していた優勝はきついか。
3区まではトップ争いする可能性はあるが、
4区5区はちょっと…若いメンバーなのでかすかに期待はしているが、
駒大・早大・日大あたりのメンバーにはきついだろう。
まあそれでも打倒・関東の1番手には変わりない。
5位以内に入る可能性は十分にあるだろう。



一応、ざーと適当に(適当すぎる?)簡単におさらいしてみました。
それでは明日の午前までには最終順位を予想してみます。
お楽しみに~☆

☆★出雲駅伝区間エントリー発表Ⅰ★☆

こんばんは!
ついに出雲駅伝の区間エントリーが発表になりました☆
(http://www.izumo-ekiden.jp/list.html)

前日の夜ですので、さすがに1校ずつじっくりは無理ですので
今回予想した大学だけダーッと分析します

○東海大学
予想:1区藤原-2区芳村-3区吉田-4区平山-5区金子-6区佐藤
正解:1区河野-2区平山-3区吉田-4区藤原-5区芳村-6区佐藤

※すみません、東海大予想してませんでした(汗)
4連覇がかかっているが、伊達が抜けた上、箱根予選に合わせているので難しいだろう。
まだちょっと迫力不足という感じがするかな、ネーミング的に。
ただ、1区2区がどれほど粘れるか。箱根でブレーキした3区4区5区がどんな走りをするか。佐藤は復活してるか。
意外と注目である。



○日本大学
予想:1区谷口-2区堂本-3区笹谷-4区丸林-5区中原-6区ダニエル
正解:1区堂本-2区谷口-3区笹谷-4区丸林-5区井上-6区ダニエル

スピードランナーが揃った日本大学。
1区は堂本できましたか。さすがに駅伝経験者の谷口だろうと思いましたが、
1年生で絶好調とあっては、まさに怖いもの知らずということか。思い切ったなと感じました。
後は順当か。中原が見たかったのですが、やはり記録会で好走した井上でしたね。
1区2区で勢いに乗れれば、実は打倒・駒大の一番手になりそうだ。


○駒澤大学
予想:1区星-2区我妻-3区宇賀地-4区高林-5区井上-6区深津
正解:1区星-2区我妻-3区深津-4区池田-5区高林-6区宇賀地

1区2区の出足は当ったのは満足です。我妻当ったのは良かったです。

3区と6区が予想と逆。まあ、確かにエースは宇賀地ですからね。
1年生の時は区間9位だった宇賀地ですが、3年生の今年はどこまでいくか!?

4区は欠場と予想した池田。復調したなら、他大学へのダメージは大きいですね。
5区は昨年区間賞の高林。

磐石のオーダーでやっぱり王座は揺るがないか!?


○早稲田大学
予想:1区八木-2区矢澤-3区高原-4区尾崎-5区三田-6区竹澤
正解:1区八木-2区矢澤-3区竹澤-4区三田-5区加藤-6区尾崎

そうきたか。っていうのが第一印象
ただ、高原欠場はいかがしたものかと思うのだが…

3区竹澤で主導権を握り、あわよくばここでトップに立って駒大との差を広げたいということか。
また1区2区が1年生なので失敗した場合の建て直しか。

アンカーにはスタミナ型の尾崎。まあ、よくても駒大を上回るのは5区までかな。
尾崎もクレバーな選手だが、宇賀地相手ではちょっとという感じか。
いずれにせよ、3位候補くらいか。



○中央学院大学
1区鈴木-2区小林-3区三浦-4区大谷-5区真田-6区渡部

以前、HPで発表があったオーダーと同じオーダー。
というか、皆さん順調ということですね。何よりです。

1区2区の期待の2年生がどれほど頑張れるかが鍵となりそうです。
後は駅伝経験者の三浦・渡部、以前全日本、予選で好走したことのある大谷と真田と
粒は揃っている。木原がいないのは元から分かっていることなので、しっかり走ってほしい



○亜細亜大学
予想:1区濱崎-2区筒井-3区池淵-4区山中-5区橋本-6区神山
正解:1区池淵-2区宮川-3区濱崎-4区筒井-5区塚本-6区山中

ここは大外れしてしまいましたね(^^;
やはり今の亜大で1区のスピードを対応できるのは池淵ということか。
もう一人の期待の2年生、濱崎が3区でした。

主力の4年生がほとんど欠場して、フレッシュなオーダー。
亜大としては珍しく1年生(宮川)もエントリー。

これでそこそこ走るようなら箱根もまたねちっこい走りで上位をうかがえそうだ。

第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【駿河大・東学大・防衛大】

チームとしては箱根駅伝出場は厳しいが、個人としては能力があり、
今年または来年以降に選抜に食い込んできそうな選手を紹介していくコーナー。
今回は【駿河台大学】【東京学芸大学】【防衛大学校】

【駿河台大学】前回26位(箱根出場回数:0回)
予備校や模擬試験で大変お世話になったこともある人が多いであろう駿河台
実は大学も創設して、それと(多分)同時に陸上部も強化し始めている。

当面の目標は選抜メンバーに入ることだろう。
毎年候補はいるが、おしくも入れない。
今年こそ入れるか。


336位河村拓朗(4年)14分18秒91
348位永田健二(3年)14分44秒08

河村選手はずっと名前があがっている選手。
ただ、なぜだろう。20kmが苦手なのか?と最近思うのだが。
最後の年だし、今度こそ加われるか。

また、前回の出走メンバーで(卒業をのぞく)一番速かった
永田選手がどこまでいけるかということも注目したい。



【東京学芸大学】前回予選27位(箱根出場回数:8回(第60回が最後)、最高順位:11位(第32回、33回))
一時期箱根に出場したことがある東京学芸大学。
実はある記録を持っている。それは箱根不出場ブランク期間歴代1位なのだ。
第37回大会を出場してから、しばらく出場できず、第60回で復活したわけなのだが、
出場できなかった期間は23年。これが最長記録なのだ。
今、その記録が青山学院大学によって脅かされている(?)が、実はそんな記録を持っている大学なのだ。

第60回大会を最後に出場はなく、選抜にも選ばれていない。
今年も苦しいが、上位の選手の名前はあげておこう

347位斉藤隼人(1年)14分42秒81
382位山口貴史(3年)15分12秒65

一番の候補は1年生ながら唯一5000m14分台を記録している斉藤。
4年生までに何とか選抜入りしたいところ。

また、前回チームトップの65分台で走った山口も候補にあげておこう。
上級生になったことだし、引っ張っていけるか。
そのほか、15分前半の持ちタイムを持つ選手にも頑張ってほしい



【防衛大学校】前回予選28回(箱根出場回数:2回(第39回大会が最後)、最高順位:15位(第37回、39回))
名前の通り、日本をいざというときに防衛する人材を育てるためにある学校。
過去に2回だけ出場がある。残念ながら2回とも最下位だが、沿道は大いに盛り上がったそうだ。

選抜としては第79回大会に岡本選手が6区を走った。
同校としては40年ぶりの箱根路であった。

それからは選抜に入れなかったが、今回久々のチャンスに恵まれている

157位岡本尚典(4年)30分15秒42
248位河野晃之(4年)31分08秒43
以下、5000m
368位川崎浩美(3年)15分02秒84

前回、64分台で走った岡本選手が急成長。
今回なら、この位置でも十二分にチャンスがあるといっていい。
120位くらいのグループについていって、滑り込めるか。

また、前回チーム2番手で走った河野選手。
5000mのタイムをこの1年で1分近くあげてきた川崎選手も期待の人だ。

第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【専修大学】

昨年の箱根駅伝で9位に食い込んだ。専修大学としては12年ぶりのシード権獲得であった。
連続シードと意気込んだ前回は当時のエース座間の欠場が響き、14位であった。

今シーズン前半はそれほどいい戦績ではなかったものの、
9月末の日体大記録会で全選手が好走し、にわかに評価があがってきた。

そんな専修大学を分析してみよう

エントリー
全体順位、氏名(学年)、1万m持ちタイム、学内順位
27位井上直紀(3年)29分14秒54(1位)
31位五ヶ谷宏司(3年)29分16秒68(2位)
49位五十嵐祐太(2年)29分24秒61(3位)
55位金子純也(4年)29分26秒62(4位)
59位木下卓己(4年)29分28秒67(5位)
61位酒井潤一(3年)29分30秒04(6位)
64位嬉野純平(3年)29分32秒35(7位)
75位森脇啓太(4年)29分36秒91(8位)
90位安島慎吾(1年)29分43秒21(9位)
102位石垣弘志(3年)29分48秒64(10位)
106位塩原大(2年)29分49秒93(11位)
115位桑原豊(3年)29分52秒11(12位)
128位星野和弘(4年)29分58秒93(13位)
225位核孝諒(1年)(※1)30分48秒86(16位)


※1:核選手は今年6月に30分24秒49で走っている。おそらくミスだと思われる。


○アドバンデージタイム:1分35秒

主なエントリー漏れ
なし


エントリーメンバーだけ見ると、最も順調なのは専修大学なのではないか。
上位陣で持ちタイム上位13人までそのまま出場というのは(まだ全部調べてたわけではないが)
おそらく専修大学だけではなかろうか
しかも、最近の記録が多いので参考にしやすいのが、予想する側には嬉しい。

上位9人までが100位以内に入っている。特に五十嵐、金子、木下などの(50位~70位)の層は素晴らしいといえる。
トップ通過に名乗りをあげたいところだが、一桁順位に入るエースがいないのが惜しまれるか。

前回2区を走った井上が間違いなくエースなのだが、もう少しというところ。
ただ、ロード型だとは思うので、これより上の順位でゴールすることもありえる。

全体的に士気もあがっているだろうし、3位くらいに浮上してくるのではないか。
箱根でもシードのボーダーラインを上回るくらいの戦力はあると思う。

東農大をダークホースとしたが、専大も実はかなり注目している。
選手層も厚くなってきたし、何より元々強かった3年生カルテットに引っ張られて、
2年生、1年生、更には同学年の選手たちも追いつきつつある。

チーム内にいい競争意識が生まれているようである。
今回、予選を上位通過し、シードを獲れれば、
現在の3年生が残ることだし、翌年更にステップアップすることも可能である。

第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【青山学院大学】

79回大会、選抜制度が始まった年に佐藤選手が選ばれ、3区で順位を上げる走りをした。
その頃から、少しずつチームの強化を始めてしばらくたつ。
80回から17位→16位→13位→16位→10位と、予選会の順位は右肩上がり。
前回は次点という非常に惜しい結果であった。

選抜には何度も選手を輩出し、チームの士気もあがっているはず。
今年こそ、復活を目指す青山学院大学。
33年間途切れたままの襷を、箱根路で繋ぐことができるか

エントリー
予選会全選手タイムランク順位、氏名(学年)、公認期間内最高記録、(学内のタイムランク順位)
30位荒井輔(3年)29分16秒37(2位)
70位佐々木徹也(4年)29分35秒00(4位)
73位松野祐季(4年)29分36秒30(5位)
88位米澤類(3年)29分42秒99((※1)1位)
99位大坪恭兵(4年)29分47秒20(8位)
101位矢崎佑也(4年)29分48秒62(9位)
140位市岡敬介(3年)30分06秒94(11位)
161位宇野純也(4年)30分16秒24((※2)10位)
213位川村駿吾(1年)30分36秒98(15位)
231位辻本啓吏(2年)30分53秒08(20位)
233位田中五月(3年)30分53秒59(21位)
269位村元仁(4年)31分35秒29((※3)16位)
以下、5000m
372位小林剛寛(1年)15分05秒74((※4)17位)
(※5)380位岡崎隼也(4年)15分10秒35((※6)21位)

※1:米澤選手は公認期間外で29分06秒71で走っています。
※2:宇野選手は公認期間外で29分59秒16で走っています。
※3:村元選手は公認期間外で30分39秒25で走っています。
※4:小林選手は公認期間外で14分47秒08で走っています。
※5:岡崎選手は公認期間外で1万mを30分40秒01で走っています。
※6:岡崎選手は公認期間外で14分52秒50で走っています。

○アドバンテージタイム:1分15秒

主なエントリー漏れ
米澤豪(4年)29分21秒44(3位)
池田拓矢(2年)29分44秒56(7位)
唐澤充樹(1年)30分34秒83(14位)


とにかく、まとめるのにかなり疲れましたね。
あまりにも公認期間外で好走している選手が多すぎます。
つまり、選手があまり育っていない、
一旦好走してもフロックで本当の実力になっていない、という選手が多いということです。
このへんが今一歩箱根に手が届かない原因なのではという気がします。

何だかんだいいながら、前回次点という位置までいき、今回枠が増えて最大のチャンスなのだが、
まだ通過の確立は五分五分といったところだろう。

前回、届かなかった原因(上記の理由は除いて)は、トップクラスの選手がいなかったこと。
50位前後に数人、100位以内に8人入ったが、トップが矢崎選手の26位だった。
数人エースとまでいかなくても、エース級の選手がいれば、という感じだった。

だから、今回、2年前選抜で好走した米澤豪がいないのが非常に痛いのだが…
言っても仕方ない。
現有戦力では荒井選手と公認期間外で好走している米澤類の調子が戻っているか。
後は全カレで好走した佐々木選手が20位以内には入っておきたい。

後は、前回走ったメンバー・宇野、大坪、末松あたりが、前回以上の走りをみせたい。
持ちタイムを見る限り、今回はちょっと層が薄い感じがするので、走るべき人がきちんと走ることが大事だ。

いい材料を探すと、9月末の日体大記録会に主力が誰も出場していないこと。
記録会によって、評価をあげた大学が、ボーダーライン上にある。
だから、現在の持ちタイムよりも上になっている可能性がある。

いずれにせよ、今回のチャンスを逃すと、またしばらくチャンスがない可能性もある。
ここで一気に決めることができるかが、今後出場できるかどうかの分かれ道になろう。

出雲駅伝区間予想~駒澤大学

いよいよ、出雲駅伝区間予想も最後の1大学となりました。
ラストは年度を越えた3冠を狙う、王者・駒澤大学です!

箱根駅伝での活躍は周知の通り。
至近11年で6回の優勝、2位以内が9回という
まさに王者という名前が相応しい戦績です。

しかし、この3大駅伝の初戦・出雲は10年以上前に2連覇したことがあるが、それ以来である。
5位以内にはずっと入っているのだが、後わずか届かない。

それは大エースがおらず、最終区で逆転負けを喰らうため…であった。
しかし、今年はそんなことはない。

5000m13分台を何回も出すスピードランナーが揃い、
柱もできた。

チームの士気も上がっており、10年ぶりの出雲制覇に向けて、
磐石の態勢だ。


エントリー
順位は学内順位
4年
4位池田・5位我妻・13位高橋(11位太田)

3年
1位深津・2位宇賀地・3位星・6位高林・12位藤山(10位園田)

2年
なし(7位末松)

1年
8位岡本・9位井上

エントリーはほぼ順当といっていいだろう。
末松が入らなかったのが残念だが、カバーする選手はいくらでもいるだろう。

ここまで上位6人が5000m13分台。
しかも何回も出している選手がいる。
大変強い駒大のオーダーを組んでみる


◇◆出雲駅伝区間予想◆◇
1区星-2区我妻-3区宇賀地-4区高林-5区井上-6区深津


1区星:昨年も1区に起用されが、区間9位。3区でトップにたち、6区途中まで守った中、
一つ影を落とした。
今期は、5000m・10000mと自己ベストを更新し、基礎走力を磨いた。
今回こそ、区間上位で繋げるだろう。

2区我妻:駅伝初出場だが4年生。先月末の日体大記録会で大幅に自己ベストを更新し、
一躍主力の一員に名乗りをあげた。ここで、本物かどうか見極めたい。

3区宇賀地:深津と並んで2本柱の1人。彼とどっちでも良かったのだが、
競り合いでは宇賀地の方が強い。
たとえ、早大の竹澤や第一工大の留学生がきても、彼なら最後までついていくだろう。

4区高林:前半戦不調で心配させたが、記録会で見事な復活を遂げた。
ここで、5000m13分台の選手をおける大学はそんなにいない。
するすると抜け出せるか。

5区井上:1年生起用。今回のオーダーでは池田を外したため、空いた席に入れた。
他校が付け入る隙があるとそれば、ここか。
井上はプレッシャーを感じずに走りたい

6区深津:駒大新エース2本柱の2人目。
いつもこの最終区で逆転を許してしまうが、今年はそんなことはない。
十分、後ろからの追撃に耐える力を持っている。
果たして総合優勝はどの大学に…


さて、日体大記録会でやや記録を落としていた池田を外してみた。
池田を外すだけで結構、他大学につけいる隙を与えているように感じるが、どうだろう。
駅伝の経験が浅い星、我妻、井上あたりが不安にさせるのだろうか。

しかし、それでも優勝候補には間違いない。
駒大・早大・日大といい勝負になるだろう。


~総評~
いつになく戦力が充実している駒大。
ただ、出雲が一番不安なのはやはり変わっていないか。

出雲に関しては完全にチャレンジャーな駒大。
特に距離が短い出雲駅伝ですから、前半からがんがんいって他を圧倒させようとするか。
そんなレースになっても地に足がついている、しっかりとしたレースになるだろう。

これで池田が調子を戻して起用されれば、王座はもう揺るがないだろう。
彼をつなぎの区間で起用すれば、そこで一気に抜け出せる。

池田が起用されているかどうか、今日夜の区間オーダーの発表が楽しみである。

第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【国武大・立大・東大】

チームとしては箱根駅伝は難しいが、個人としては能力が高く、
今年または来年以降に選抜に選ばれる可能性がある選手を紹介していくコーナー第3弾。
今日は、国際武道大学・立教大学・東京大学です。



【国際武道大学】前回23位(本戦出場回数:0回)
202位寺尾充史(4年)30分32秒15
229位木戸大介(4年)30分49秒74

常に20位前後をキープして出場のチャンスをうかがっている。
大学からして運動系の大学なので、じわじわと選手が成長しているようだ。
第79回、選抜が初めて参加したとき、当時4年の斉藤選手がアンカーを力走した。

今回は、1万mのタイムを20秒以上伸ばしてきた寺尾選手と、
前回63分台で走った木戸選手が、選抜のメンバーに入るチャンス。
前回1年生ながら30分17秒のベストタイムを持っていた比嘉選手が
エントリーされなかったのは残念。

ただ、チームとしても前回トップ3の選手が残っているので、
チームの順位もアップできるのではないかと思う。

今後、ボーダーラインに近づくためにも、今回は特に選抜に出場しておきたいところだ。



【立教大学】前回24位(本戦出場回数:27回(第44回が最後)、最高順位3位(第33回))
19位中村嘉孝(4年)29分19秒13
221位鈴木康之(4年)30分45秒65
257位小谷野尚光(2年)31分17秒26
268位加藤真一(3年)31分32秒95


近年は出場機会に恵まれなくても、創立が古い大学は意外と出場があるもの。
立教大学も過去27回も出場しているのである。
優勝こそないものの、最高3位になったこともある。

前回、当時3年生の中村が選抜メンバーに選ばれ、復路のエース区間・9区を好走。
40年ぶりに「R」の文字が箱根路を疾走した。

その中村が今回、さらにパワーアップして今回の予選会に臨む。
前回は77位だったが、今回どこまで浮上できるか。
途中までなら、立教大学のユニフォームがトップ集団にいるかもしれない。

チームも、前回の上位10人で抜けたのは1人だけ。
前回65分台だった5人が、全員自己ベストを更新している。
うまくはまれば、久々に20位以内の戦績も可能だろう。
中村効果でうまく流れに乗りたいところだ。



【東京大学】前回25位(本戦出場回数:1回(第60回大会)、最高順位17位(第60回大会))
242位竹俣直道(2年)30分56秒59
258位宮野健司(1年)31分17秒54
275位山崎貴裕(3年)31分57秒15
以下、5000m
391位栫井駿介(4年)15分23秒92
392位山田健太郎(3年)15分25秒12


たった1回、されど1回といったらよいだろうか。
日本で偏差値が一番高い大学・東大が箱根駅伝に出場したことがある。
第60回記念大会で増枠されていたとはいえ、快挙といえる。

その後、チームとしての出場はないものの、
第81回大会、当時1年だった松本選手が選抜で8区を力走。区間10位という成績を残した。
その後、松本は予選会で粘走し続けたが、選抜には後一歩届かなかった。

その松本が卒業した今大会のチーム。
松本ほどではないが、新戦力が台頭してきた。
1万m30分代に突入した竹俣、5000m14分台の宮野など。
今年いきなり選抜は苦しいかもしれないが、卒業までに1回でも食い込めるか。

文武両道で大変な中、自己ベストを伸ばしてきている東大の選手たちには敬意を表したい。

第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【神奈川大学】

第73回、74回と連覇した神大も、弱体化して久しい。
前回はついに往路最下位に終わってしまった。
復路が頑張って過去最低順位の更新は免れたが、以前厳しい状態である。

しかし、先日の全日本予選では久々に上位陣をおびやかした。
2組目を終了時点でトップだったのだ。
後半の組で、エースがいないという課題が露呈してしまい、順位は下がったが、
再浮上する兆しがみえた。

元々20kmに強いチームである。
箱根でシード権を奪回して、王座返り咲きの基礎を築けるか。


エントリー
左から、予選エントリー全選手のランク順位・氏名(学年)・1万m持ちタイム・(学内ランク順位)
19位森本卓司(3年)29分07秒32(1位)
62位小村章吾(4年)29分31秒28(3位)
85位川上晃弘(3年)29分41秒49(6位)
91位藤井和也(4年)29分43秒88(7位)
92位三谷泰之(4年)29分45秒04(8位)
94位田中弘明(3年)29分45秒49(9位)
119位染谷和則(3年)29分54秒98(10位)
124位黒田孝之(3年)29分57秒71(11位)
129位小杉新太郎(2年)29分59秒12(13位)
134位小出健一郎(3年)30分03秒11(14位)
232位曽根涼介(3年)30分53秒21(20位)
以下、5000m
341位木村祐一郎(2年)14分28秒37(10位)
348位濱野友弘(2年)14分35秒20(12位)
358位菅原貴之(2年)14分52秒06(22位以下)

※濱野選手は公認期間外で14分34秒97で走っています

○アドバンテージタイム:1分35秒

主なエントリー漏れ
天野峻(2年)29分27秒31(2位)
的場義真(4年)29分38秒51(4位)
沼田大樹(3年)29分40秒04(5位)



他の掲示板でも言われているが、天野・的場が抜けたのは相当痛い。
前回の箱根駅伝でも苦しむチームの中、天野は3区11位、的場は6区4位で走り、
チームに明るいニュースを持ち込んだ。
今シーズンに入っても自己ベストを更新して順調だったのだが…
チームの中で50位前後を走れそうな選手が少なく、貴重な存在だったのがいないのは
大きな戦力ダウンといえる。

まあ、神大は10kmのトラックより、20kmのロードが強いので、
染谷、黒田あたりのランク120位前後の選手が、100位前後に浮上する可能性はある。
また、曽根や木村あたりは5000mのタイムからすると100位前後で走るかもしれない。
そういう展開になれば、通過はできそうな気がする。
その他、卒業せずに残った小村が箱根1年生の時のような調子が戻っていれば大変助かるのだが。
一体、どういう状態なのだろうか。

森本は好きにいかせるだろうが、他は集団走になるか。
ただ、これではあまりにも森本に負担がかかりすぎてしまう。
今シーズン急成長した小杉あたりが覚醒して、20位あたりを走ってくれないかなと思う。

インカレポイントは少ないので、あまり使いたくないのだが、
残念ながら、今の力では6位以内に入るのはちょっと難しいかなとみる。
前回、好走した選手の欠場や4年生の穴がもう少し埋まっていないと思う。

全体の士気が下がっている場合がちょっと怖いが、
中位で通過する可能性が最も高い。

第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【東海大学】

毎年、優勝候補にあがる箱根の地元大学。
しかし、なぜかなかなか優勝に手が届かない。
前回、伊達・佐藤の2本柱は大活躍したものの、
それと同じようにブレーキがあった。
負の連鎖が続き、最後は主将が途中棄権という悲惨な結果だった。

今シーズンは前回3連覇を達成した出雲・その5日後に予選会、
その後約2週間で全日本と過密スケジュールを戦う。

昨年までの力を取り戻すことができるか、注目だ。

エントリー
1位佐藤悠基(4年)27分51秒65(1位)
8位吉田憲正(4年)28分46秒56(2位)
10位藤原昌隆(4年)28分51秒68(3位)
76位芳村隆一(4年)29分37秒11(4位)
84位河野晴友(2年)29分40秒41(5位)
96位小泉元(4年)29分47秒02(8位)
230位斉藤広明(3年)30分51秒51(23位)
以下、5000mのタイム
333位栗原俊(1年)14分11秒80(7位)
334位刀祢健太郎(1年)14分15秒89((※1)8位)
337位平山竜成(2年)14分23秒57(13位)
342位矢後大輔(3年)14分33秒21(23位)
345位金子太郎(2年)14分40秒91(40位以下)
346位新行内友介(4年)14分41秒70(40位以下)
349位田中飛鳥(1年)14分46秒24(40位以下)

※刀祢選手は公認期間外で14分13秒19で走っています

(参考:公認期間外での1万m記録)
刀祢健太郎29分43秒85(7位)
新行内友介29分58秒79(11位)
平山竜成30分31秒53(17位)
田中飛鳥30分40秒62(20位)
金子太郎30分41秒40(21位)

○アドバンテージタイム:3分40秒

主なエントリー漏れ
杉本将友(4年)29分40秒88(6位)
梅木貴文(3年)30分09秒29(13位)


ん~元気がないなという印象なのだが、どうだろう。
まあ、準エースにあたるメンバーは多少頑張ったが、
2,3年前では下からどんどん選手が育ってきていたが、
今は全然育ってくる気配がない。

佐藤選手がどのくらいの状態で仕上げてくるか分からないが、
上位での通過は望めないのではないか
私の目にはインカレポイントを使う順位で通過という戦力に映る。

まあ、あまり記録会自体に出場していない感じだから、
もう少し上澄みは望めるかもしれない。
新戦力は沢山いるので、どこまで走れるか不安でもあり楽しみでもある。

特に1年の刀祢・栗原の両選手はいい5000mの持ちタイムを持っている。
特に刀祢は高校時代1万mを30分切りしている。
長い距離に適正があると思いたい。

層が薄いので確実な走りをしたい。
東海大が好走するときは、みんなスマートにストイックな走りをする。
その走りを再現できれば、上位通過も可能とみるが、
予想順位のふり幅が大きそうな気がする。

出雲駅伝区間予想・番外編~第一工業大学

箱根駅伝中心ということで、基本的には関東のみ、で分析していますが、
九州の強豪校・第一工業大学が、関東の上位独占を阻止するばかりか、
一泡も二泡もさせるような感じがするので、
今回、番外編として第一工業大学の戦力分析を行いたいと思います。

エントリー
4年
4位中野・9位加治屋・12位篠原

3年
6位厚地

2年
5位松木・7位谷口

1年
1位ナジム・2位キベット・3位キラグ・10位山元


メンバーはほぼ完全とみてよい。
欠場している主力・中堅はいない(というか層が薄いのか)
新外国人(大学駅伝2008と微妙にメンバー違うのだがいいのか?)が
ロードの駅伝でいかほど力を出すか分からない。
とりあえず、大丈夫だということで予想してみよう

◇◆出雲駅伝区間予想◆◇
1区中野-2区キラグ-3区キベット-4区厚地-5区松木-6区ナジム


1区中野:正直、3区や6区も少し考えたくらい強い日本選手。
トラックでなく、ロード・駅伝男という感じである。
確実に区間5位以内で繋いでくれるだろうということで1区。

2区キラグ:新外国人1人目。
万全ならここでトップ争いができるだろう。
少々失速しても3位以内ではつなぎたいところだ。

3区キベット:大砲2発目。
ここでトップに立って後ろを引き離したい。
駒大とかはくらいついてくるかもしれないが、
見せ場はここで作れるだろう。

4区厚地:繋ぎの区間では区間一桁で走る実力は持つ。
優勝候補にあがっている大学には抜かれるかもしれないが、
3位以内は保ちたい

5区松木:第一工業が誇るスピードランナー。
関東も少し力が劣る区間であるし、順位をキープしたい。

6区ナジム:最後の切り札。
いつも以上にアンカーが精鋭なため、順位アップは難しいかもしれないが、
情報がないのが大変不気味。力はいかほどか。


昨年と似たような区間配置で勝負をかけてみた。
外国人が期待通りの活躍をし、日本人に不調がいなければ、
3位は可能だろう。


~総評~
昨年は留学生が意外に弱くて、試合を優位に進めることができなかった。
アンカーに渡る地点で勝負が決してしまっていた。

以前は留学生が爆走したが、日本人がボロボロでなかなか上位にいけなかった。
今は日本人はそこそこあがってきたが、留学生がイマイチとなっている。
今度こそ、留学生のパワーと日本人の粘りを融合した試合をしてもらいたい。

出雲で3位以内に入れれば、伊勢でシード権を獲得できる力はあるとみる。
このように全日本の試合を占う意味でも重要な大会。
ぜひ大暴れしてほしいところだ

出雲駅伝区間予想~帝京大学(訂正版)

※帝京大の区間エントリーが間違っていました
(西村選手が入っているのに、入っていないと書いてしまいました)
間違っている方の記事は消します。
申し訳ありませんでした。


第74回大会で箱根初出場を果たし、76回大会には4位まであがった。
出雲駅伝も年度をまたいだときに初出場し、7位。
これが出雲駅伝の最高位となっている。
3年連続出場した後、出雲出場も途切れ、箱根へも不出場となった。

しかし、昨年箱根駅伝に復帰し、いきなり8位とシード復帰。
箱根上位10校が出雲に出場できるため、今回6年ぶりに出場権を得た。

個人的には今年度のダークホースとみているが、
初戦からファイアーレッドは燃え上がるのだろうか。



エントリー
4年
2位馬場・14位前川(4位酒井・6位赤木・9位梅津)

3年
10位佐藤健(13位河野)

2年
1位西村・3位佐藤辰・7位大沼・8位中村・11位土久岡(5位久保)

1年
16位渡邉・20位以下小林(19位吉田)


新戦力がかなり多い感じですね。
西村以外は、先月末の記録会で自己ベストをマークした選手。
自己ベストを更新した選手に対して、ご褒美なのか。
まあ、メンタル面としてはいい状態だろうから、いい戦法かもしれない。
逆に前年度の箱根メンバーが全然出ていないのがちょっと寂しい。
彼らが全日本、箱根と調子をあげてくれば、よいのだが…

とりあえず、勢いのままに予想してみる


◇◆出雲駅伝区間エントリー予想◆◇
1区佐藤辰-2区大沼-3区西村-4区中村亮-5区佐藤健-6区馬場


1区佐藤辰:この秋一番の成長株。
馬場はさすがにここで使うのはもったいないから、
若い彼が先陣をきってほしい

2区大沼:今回のメンバーは2年生が充実しているが、西村に引っ張られているのだろうか。
彼も急成長してきたメンバーの1人である。佐藤、大沼の2人で
失敗を恐れず、積極的に走ってほしい。

3区西村:前回の箱根駅伝で7区区間3位の鮮烈デビュー。シード権獲得の立役者となった
今回は5000mも13分台を記録し、チームのエースとしての出場。
何も考えずに前回の箱根のままに走ってほしい

4区中村:これまた新メンバー。それでまた5000mのタイムをみるに、
そんなチームの下位というわけではない。
本当にチームが活性化してきているなと感じる。

5区佐藤健:何か適当なことしか書いていないようだが、
新メンバーばかりで、乱暴に言うと好き勝手走ったらいいと思っている。
それらの経験を活かして全日本・箱根に繋がってほしいと思っている。
彼も自分が思うように走ってもらいたい

6区馬場:さて、彼には適当に書くわけにはいかないだろう。
一昨年選抜で箱根に出場し、区間最下位。
昨年は2区を走る予定も、直前に体調不良を起こし、苦汁を舐めた。
彼には今年こそ箱根2区を走ってもらいたい。
出雲のアンカーの中には箱根2区を走る選手が含まれているだろうから、
くらいついてもらいたい。

昨年度の箱根出場者は1人しかいない。
つまり、フレッシュなメンバーで臨むということだ。
もしかして、昨年の箱根メンバーは出さないという方針なのだろうか?
まあ、新しいメンバーでもそんなに力が劣るわけでもないのでいいのだが。


~総評~
出雲に関しては、ちょっと厳しい戦いになるかもしれない。
主力が全員出ても、まあ5位以内はきついだろう。
このメンバーだと最終的には一桁順位がやっとのような気がする

ただ、総合力勝負のチーム編成のため、
全日本・箱根と順位をあげてきそうな気配が漂っている。

今回のメンバーでどこまで上位戦線に絡めるかで、
帝京大の評価はまた変わってきそうである。

出雲駅伝区間予想~中央学院大学

最近の、大学で新興校といえば、中央学院大学だろう。
第70回大会箱根で大学駅伝でデビュー。
徐々に力を付け、前回の箱根ではついに3位に入った。

出雲駅伝は第15回大会が初出場で、今回が3回目。
スタミナ型のチームということや、出雲を練習の場という解釈で出場していることもあってか、
過去最高順位は11位。

エース木原がいない今回、どのような戦いをするのだろうか。
川崎マジックは今年も起こるのか。その初戦がまもなく始まる。


エントリー
4年
2位渡部・11位寺田(20位堀・24位辻)

3年
4位大野・14位三浦(7位木之下)

2年
3位小林・5位鈴木・15位大谷・21位真田

1年
8位塚本・26位本野(6位渡邊)

木原は世界ハーフのために欠場。
後はほぼ順当な結果ではないだろうか。
辻キャプテンがエントリーされていないが、
学内で特にスタミナタイプなのであまり気にしなくてもいいだろう
(全日本でエントリーされなかったら、さすがに心配だが)

予想しようと思ったのだが、
実は中央学院大学駅伝部のホームページに区間エントリー予定が出ていることを
さっき知ったw
というわけで、予定エントリーを分析してみよう

◇◆出雲駅伝区間エントリー予定◆◇
1区鈴木-2区小林-3区三浦-4区大谷-5区真田-6区渡部


1区鈴木:箱根の時、申し訳ないのだが、誰?と思った選手。
観ている内に、1区で区間一桁で走りきり、エース木原にいい形で襷を渡した選手。
その功績が買われてまた1区か。
5000mのタイムだけでみると、力不足な感じはするが、前半戦に試合に出ていないのが不気味。
どこまで上位に食い込めるのだろうか。

2区小林:中央学院史上、高校時代の実績は一番な選手(違っていたら、ゴメンナサイ)
今、同学年では鈴木に抜かされているようにみえるが、奮起してほしい。

3区三浦:ここから3人は駅伝初出場の選手たち。
三浦は以前から名前はあがっていたが、なかなか出場の機会を得られなかった。
いきなりのエース区間の起用だが、どれだけ上位陣に引き離されずに踏ん張れるか

4区大谷:このあたりからは、ちょっと練習させるため、という気がしないでもない。
ただ、こういう時に起用した選手はやはり伸びてくることが多い。
たとえ、失速してもそれを糧にできるか。

5区真田:実はハーフではすでに64分台を出している選手。
長い距離で試したいが、それは全日本でということで。
これは大谷と同様といったところか。

6区渡部:高校時代は15分半ばだったが、今やチームのエース格。
この中で、最も中央学院らしい選手。
一番苦しい区間に投入されたが、雑草魂で粘り強く走ってほしい


うん。実力は不明なところはあるが、これから楽しみな選手がズラリと並んでいる。
正直、過去最高位(11位)を上回ればよしかなと思う。


~総評~
やはり、前回のチームよりは少々劣っていると見たほうがいいだろう。
その代わり、中央学院としては珍しく2年生が充実している。
(4年間かけて力を付ける選手が多いので、4年生が基本的に多い)
失敗しても、すぐにやり直しが利くチームではある。

問題は、前回シード校になった時に出た「緊張」である。
やはり高校時代実力が劣っている選手が多いため、
箱根3位のチームという眼で見られることに耐えられないというのが心配。

これがでなければ主力が戻ってくる全日本と箱根では、また常連校喰いが見られるかもしれない。

第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【松蔭大・慶大・筑波大】

それでは、チーム自体は箱根にはちょっと届かないだろうが、
個人としてはまずまずの走力を持つ選手を紹介するコーナー。
今日は松蔭大、慶大、筑波大の中から紹介します

【松蔭大学】前回20位(箱根出場回数:0回)
164位川崎直人(3年)30分17秒06
以下、5000mでのタイム
339位梶尾有高(1年)14分25秒80
350位吉澤和也(2年)14分47秒31
354位鈴木淳也(3年)14分48秒71

昨年あたりから強化を始めて、志半ばという感じである。
チームとしては、前回より順位をあげるということと、
今年こそ選抜に出場することであろう。
昨年、鈴木選手が区間エントリーされたが、当日変更されてしまった。
今回は、選抜に食い込みそうな選手が何人か増えて、
チーム力がアップされたのがよく分かる。
今後が楽しみな大学だ。


【慶應義塾大学】前回21位(箱根出場回数:30回(最高1位1回・第70回が最後))
218位澤田慎治(4年)30分38秒74(5000m14分35秒27)
282位関口義人(4年)32分11秒96(5000m14分57秒68)

第1回大会から出場している数少ない大学の1つ。
優勝も1度あるが、ここ30年近くほとんど低迷している状態。
近年、亀田選手が2年連続して選抜に選ばれたことがあった。
全体順位は悪いが、澤田選手あたりが5000mタイム通り走れば、
3年ぶりに姿をみせることも可能だろう。


【筑波大学】前回22位(箱根出場回数:(※1)59回(最高1位1回・第70回が最後))
※1:東京高師・文理科大・東京教育大時代含む

281位永見聡一朗(2年)32分10秒77
314位川嶋博明(4年)33分31秒10
319位十倉健男(2年)33分44秒02

ここも第1回大会に出場している大学(他は、明大・早大)
しかも、記念すべき第1回大会優勝校である。
近年ではなかなかボーダーラインに近づけないが、
第80回大会でMVPを獲得した鐘ヶ江選手や、83回大会で大城選手が選抜に選ばれている。
今回は4年生が多く抜け、エントリーも10人とギリギリの状態で、
大変厳しい戦いになると思われる。
前回62分台で走った田坂選手が選抜の候補ではあったが、
残念ながらエントリーされず、
前回68分前後で走った彼らがどれだけ走れるようになったか。
何とか同順位で踏みとどまりたい。

第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【法政大学】

一昨年の15位のメンバー、7人が抜けた中で、迎えた前回の予選会。
通過、落選の両方の意見が交錯する中、ポイントで逆転ではあったものの、
ギリギリで通過を果たした。

本戦では5区で姜山が15位に引き上げたのが最高成績。
後は最下位付近を彷徨い、鶴見中継所では繰り上げスタートの憂き目にあった。

そのメンバーが抜けたのは今回は3人だけ。
チーム力が上向いてきてもおかしくはないが、
なかなか下級生を育てるのに苦心しているようだ。

持ちタイムもボーダーラインをやや下回っている状態で
増枠にも関わらず、昨年以上に厳しい評価が上がっている。

箱根には70回以上出場している老舗大学。
伝統の力で出場にこぎつけることができるか

エントリー
左から、全体順位・名前(学年)・1万m持ちタイム・(学内順位)
17位高嶺秀仁(4年)29分06秒96(1位)
65位姜山佑樹(4年)29分32秒70(2位)
69位福島成博(3年)29分33秒90(3位)
133位近藤洋文(1年)30分02秒63(7位)
146位益田賢太朗(2年)30分08秒79(10位)
165位宮本陽(1年)30分18秒16(12位)
171位上田剛史(3年)30分20秒73(8位)
175位末山貴文(1年)30分23秒96(14位)
177位鍵谷亮(1年)30分24秒51(15位)
180位横部貴之(3年)30分25秒21(16位)
181位奥田宗弘(3年)30分25秒68(17位)
184位稲垣雄太(2年)30分26秒36(19位)
185位星野剛(4年)30分26秒98((※2)18位)
433位宇都宮崇之(3年)(※1)15分45秒11((※3)5位)

○アドバンデージタイム:3分10秒

主なエントリー漏れ
清谷匠(2年)30分00秒64(6位)
浅野目洋輔(3年)30分08秒46(9位)
山川太一(4年)30分16秒55(11位)

※1:5000mのタイム
※2:星野選手は公認期間外で30分26秒10で走っている
※3:宇都宮選手は公認期間外で1万mを29分54秒24で走っている。


100位以内に3人のみ。
選手の大半が150位外というのみると、
一見絶望的にみえるが、実際はもう少し上だろう。
(といってもボーダーラインぎりぎりだが)

宮本選手以下の選手たちは先日の日体大記録会でペース走の練習をしていた。
調子のいい選手を選べば120位前後で何人も雪崩れ込む形で10人目がゴールできる。

ボーダーライン上のチームの場合、特に8~10人目の選手が
どれほど稼げるかというのは特に重要。
エースが30秒稼ぐより、10番手が1分も2分も頑張る方が遥かに良い。
チーム下位は実はそんなに問題にしなくてもいい気がする。

問題は稼ぐ選手たち。
さっき8人~10人目が大事と書いたが、それは稼ぐ人がきちんと稼いでいると仮定しての場合。
その稼ぐ人が昨年より少ないのだ。

昨年は高嶺、姜山、柳沼と10番代に3人が入ったが、
柳沼は卒業、高嶺は故障明けという状態なのだ。
また、昨年箱根を走った山川、前回予選会で好走した清谷あたりがいないのも響く。
稼ぐ人もいないし、中堅もあまりいないのだ。
福島と高嶺がどうにか50位代で踏みとどまれるか。

昨年を参考にして
15位×1
50位×2
120位×7
で計算すると、10時間18分13秒。
昨年の11位に相当する。

集団走で失敗しない、あるいは僕の読みが外れなければ、
どうにかなる可能性はある。

いずれにせよ、ボーダーライン上だということは変わりないが、
通過する可能性はまだまだあるようにみえる。
アドバンデージタイムを使わない位置で通過できれば上々だろう。

第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【大東文化大学】

前回の箱根駅伝では、8区終了時点で10位タイ。
5年ぶりシード権獲得のチャンスだったが、9区で「まさか」が待っていた。
9区のランナー住田が3km地点から異変。
横浜駅を過ぎたあたりから極度の脱水症状で歩みを進めるのが精一杯な状況となった。
懸命に歩を進めたが、中継所まで残り1.5km地点で無念の途中棄権。

大東大は80回大会でまさかのシード落ちを喫してから、
ずっと消化不良の大会が続いてしまっている。

今シーズン前半も、その流れにはまってしまっている
この予選会で吹っ切れたレースができるだろうか。
奈良監督という新しい風に期待したい。

エントリー
28位宮原卓(4年)29分14秒93(1位)
35位清野篤(3年)29分18秒96(2位)
37位宮城和臣(4年)29分19秒89(3位)
38位久保謙志(4年)29分20秒50(4位)
51位住田直紀(4年)29分25秒18(5位)
79位井上裕彬(3年)29分37秒98(8位)
95位佐藤歩(3年)29分45秒81(9位)
108位木村茂樹(4年)29分50秒94(12位)
118位佐藤匠(4年)29分54秒86((※1)7位)
142位下條誠士(4年)30分06秒97(10位)
149位土田純(2年)30分09秒84(15位)
182位秋山拓平(2年)30分25秒76(17位)
187位高関伸(2年)30分27秒44(18位)
241位城地一志(1年)30分56秒58(25位)

○アドバンデージ:1分45秒

主なエントリー漏れ
中村友一(4年)29分32秒26(6位)
濱克徳(3年)29分52秒74(13位)
高橋賢人(3年)30分09秒40(14位)

※1:佐藤匠選手は公認時期外で29分34秒70のタイムで走っている


一目見て感心することがある。
1万mのタイムがキレイに学年順になっていることだ。
木村、佐藤匠、下條も前回の箱根駅伝で区間10位前後と好走しているところをみると、
持ちタイム以上の力はあるだろう。

学年が上がるごとに着実に育って言っているということだろう。
ただ、何分エースといえる存在が育たないのが現状。
もう少し実力を全体的につけてほしいなと思う。

抜けたメンバーは、中村は以前から姿をみないので仕方ない。
濱はスピード型で出雲にしか出場しないのだろうか。
高橋は昨年の予選会でチーム4番手で走り、箱根でも8区で粘走をみせた選手。
彼が抜けるのは少し痛いが、後は順当。

レース展開だが、上位5人の4年生が順調なら20~30位辺りで
集団走をして確実に走るのがいい気がする。
誰か絶好調な選手がいれば、トップ集団にいればいいが、無理は禁物か。
後は、80位から100位前後くらいでまたその他の4年生と3年生で集団走をするのが無難。
予選通過には確実か。これで100位以内に10人が入る。

とりあえず、前回の25位のタイム×5人、
90位のタイム×5人のタイムで10時間12分50秒と計算。
昨年の5位に相当する。また、昨年の自校の記録をわずかだが上回る。
といっても、昨年より予選出場校の面々が充実しているため、
ICポイントを使わない6位以内には入れないかもしれない。

どちらかというとアドバンテージは少ない方なので、できれば落ちたくないが、
もう少し届かないかと思う。

総合力で確実にインカレ使う順位でも上の方では通過したいところである。
このくらいで通過すれば、山登りは久保か下條、下りは佐藤匠が残っているので、
まだまだシードラインに近づくチャンスは十分にある。

強かな走りをしてほしいものである。

出雲駅伝区間予想~中央大学

出雲駅伝で唯一全ての大会を出場している大学が1つある(選抜は除く)
それが、今回予想をする中央大学である。

最高成績は、第4回、第8回、第17回大会に記録した2位。
特に第8回大会はアンカーの松田が、早大の小林と死闘を演じた末、競り負けたもの。

優勝はなかなかないものの、出雲にずっと出場し続けているということは
箱根駅伝で常に安定した成績を残しているということ。
さすが箱根駅伝でも最多出場を記録している名門大学である。

今回、スピードキング・上野が抜け、厳しい戦いが予想されているが、
名門の意地でどこまで順位を保つのだろうか。

エントリー
4年
4位森・8位平川(1位徳地・3位山脇)

3年
2位梁瀬・5位水越(7位山本)

2年
6位大石・9位齋藤・10位山下

1年
11位棟方


疑問が2つある。
①なぜ8人エントリーなのか?
②徳地・山本はなぜ欠場?
元々、10人エントリーしていたのを、急遽欠場にしたのだろうか?
この2人無しで戦うんだ…というのなら、Bチームあたりからまた2人ほど
エントリーしておけばいいものをなぜ…
徳地も山本も故障してしまったのだろうか?
もしそうならこれはちょっときつい。
箱根1,2区を走った柱がいなくなってしまうわけだ。
まあ、徳地、山本なしで走れるメンバーが揃ったか見れるチャンスではあるが
心配である。


◆◇出雲駅伝区間予想◇◆
1区大石-2区森-3区梁瀬-4区水越-5区棟方-6区平川


1区大石:下級生では唯一5000mの自己ベストを更新した選手。
その勢いを買って起用。

2区森:どっちかというと前半型。スタミナがないというよりは前半飛ばしたがるタイプ。
1区の次ということで、前に選手が転々としているので、いい目標となり走れるのではと。

3区梁瀬:ロード、特に駅伝でなかなか成績を残していないが、
やはり彼はエースとして走ってもらわなければ困る存在。
特に今回は徳地・山本がいないことだし、しっかり走ってもらいたい

4区水越:今年度に入って、安定した成績を残し始めた彼。
彼の3区起用も考えたほどである。箱根では貴重な存在になるかもしれない。
駅伝は初出場なので、まずは様子見。

5区棟方:1年生を使った方がいいのではないかと思い、一人起用。
まあ、調子の良い選手を使うかもしれない。
箱根で失速した山下を使ってもいいかもしれない

6区平川:まあ、今一番安定して走れる選手は平川しかいないでしょう。
昨年も最長区間を淡々と走った印象がある。
前回より速いタイムで駆け抜けたら、合格点か。


中央は王道というオーダーをとってくるというので、
自分が考える王道ではこうだろうなと思ったのだがどうだろう。

まあ、浦田監督に代わって方針が変わるかもしれないが、そうは変わらないだろう
僕は浦田監督の現役時代(国際駅伝かな?)の記憶がかすかにあるが、
大変堅実そうな印象であった。駅伝も堅実に繋ぐという考えを持ちそうな気がするので、いいかと思ってる。



~総評~
上野が抜けてやや元気ないなと思っていたが、
徐々に戦力を整えつつある状態か。
徳地、山本の状態がわからないのが気がかりな状態。

層の厚さがもう少しというところだが、伝統の調整力はいかがなものか。
箱根25年連続シード権達成に向けての初戦、大事にいきたいところ。
昨年並みの成績は残したい。

第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【麗澤大・創価大・流経大】

有力校の他、各大学のチーム内上位の選手を紹介していきたい
今回は、麗澤大、創価大、流通経済大から。

【麗澤大学】前回16位
105位栗原巧(2年)29分49秒77
132位佐野広明(3年)30分01秒81
136位鈴木雅文(3年)30分05秒30

ここは上級生になるとなぜかやめる傾向がある大学。
本来なら出場ラインに到達してもおかしくないのだが、
そのおかげでなかなか届かない。

この辺りの選手は選抜ラインに届く可能性があるし、
またやめたりせずにチームを引っ張り続けてほしい


※今回、麗澤大を分析している最中に、箱根予選出場全選手のデータ
(http://sports.geocities.jp/hakonankit/yosen85.xls)
にミスが判明致しましたので、早急に訂正します。

もし、今後ミスがあれば随時修正します。
申し訳ありません

【創価大学】前回17位
120位尾関誠(3年)29分56秒27
228位華頂宏基(4年)30分49秒47
235位岡本光城(2年)30分53秒82

常に10位代で安定した成績を残し続けている大学。
しかし、選抜にはなかなか入らず、入ってもほとんど区間最下位。
9月末の日体大記録会で1万m30分切りを果たした尾関と
スピードがある華頂がどこまで食い込めるか


【流通経済大学】前回19位
82位下田貴志(1年)29分39秒44
107位小野沢篤史(4年)29分50秒16
150位間島直行(3年)30分10秒01
155位石橋満(2年)30分13秒78

今回、紹介する大学の中では一番”まさか”があるかと思うのだが、どうだろう
帝京大を4位に導いた喜多監督が率いてから、日本人のレベルが少しずつ浮上してきているようだ。
特に、下田辺りは1年生だし選抜に必ず食い込むことが、今後初出場できるかどうかの鍵となるだろう。

第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【順天堂大学】

続いては、順天堂大学です。

前回、ディフェンディングチャンピョンとして臨んだ箱根駅伝は、まさかの途中棄権。
優勝メンバーが7人抜け、さらに故障者が出ていた中での苦しい戦いであった。

今年度に入っても、苦しい戦いが続く。
4年生の小野選手だけが孤軍奮闘している状態。
全日本予選会も14位と惨敗。
箱根通過も危ぶまれているが、伝統の調整力を魅せれるか


エントリー
3位小野裕幸(4年)28分26秒61(1位)
4位山崎敦史(4年)28分37秒51(2位)
39位山田翔太(3年)29分21秒08(3位)
43位岡部寛之(2年)29分22秒07(4位)
89位関戸雅輝(3年)29分43秒04(5位)
142位木水良(3年)30分07秒51(9位)
168位的場亮太(1年)30分20秒20(11位)
187位志賀洸介(3年)30分29秒11(12位)
205位塩田充(1年)30分33秒51(14位)
206位小高悠馬(1年)30分33秒61(15位)
222位越智健一朗(1年)30分47秒90(20位)
223位村上真(3年)30分48秒30(21位)
254位琴岡義規(2年)31分16秒13(?)
(※1)334位唐川和宏(1年)14分17秒67((※2)7位)

○アドバンテージタイム:3分50秒

※1:唐川選手のタイムは5000m
※2:有効期限外でチーム7番目のタイム(29分56秒19)で走っている

主な不在選手
武田毅29分24秒99(6位)
須田京介29分57秒19(8位)
渡辺光30分16秒22(10位)
菊池敦郎30分35秒56(16位)
新井岳30分40秒17(18位)


ん~、不在選手のうち、武田・須田は最低でもほしかった感じ。
1万のタイムを見る限り、100位以内に5人しかいない現状は苦しい戦いになるのは否めない

また、上位陣も故障上がりの山田、箱根で失速した関戸・木水、あまり姿をみせない岡部と
不安な選手がいることも評価が下がる原因である。

小野選手に関しては、全日本予選でみせたように、チームが苦しい状態でも走れるので、
昨年の全日本・箱根のような失速はしないかなと思っている。

期待するとしたら、酷だが5人エントリーされた1年生。
みな春先で30分台のタイムで1万を走ったが、その選手が夏合宿で一回り成長しているかどうかか。

まあ、上位10人の全体順位からすると、前回12位前後あたりの位置に相当する。
アドバンテージタイムもあることから、落ちる可能性は比較的少ないだろうが、
下級生中心で心配ではある。

箱根では、悪いながらも伝統の調整力は所々見せてはいたので、
それを活かしてどうにか、今回の増枠の恩恵を受けない順位で通過したいところだ。

第85回箱根駅伝予選会戦力分析【東京農業大学】

こんにちはです。

これからは出雲駅伝予想及び評論と同時に
箱根駅伝予選会の戦力分析も行っていきたいと思います。

第1校目は、今年の箱根駅伝で5年ぶりに復帰し、
その勢いに載って全日本予選も突破した東京農業大学から行いたい。


チームエントリー
(全体順位、選手名(学年)、持ちタイム(チーム内10000m順位))
6位外丸和輝(3年)28分41秒77(1位)
15位松原健太(1年)29分04秒91(2位)
23位椎谷智広(4年)29分08秒96(3位)
33位清水和朗(3年)29分17秒32(4位)
40位田村英晃(2年)29分21秒40(5位)
66位木下潤哉(1年)29分33秒38(6位)
71位細谷祐二(3年)29分35秒06(7位)
77位瀬山直人(1年)29分37秒33(9位)
83位倉持貴充(4年)29分39秒62(10位)
111位谷一(4年)29分50秒94(13位)
117位貝塚信洋(2年)29分53秒24(16位)
125位園田稔(4年)29分57秒92(17位)
172位三谷裕淑(4年)30分22秒17(20位)
173位川内涼(2年)30分23秒06(21位)

○アドバンテージタイム:1分50秒

外れた主なメンバー
横山裕己(2年)29分35秒81(8位)
谷口昇太(3年)29分40秒13(11位)
出原啓太(4年)29分52秒94(14位)


エントリーはほぼ順当か。
谷口はおおいた国体の3000mSCにあわせていたし、
横山・出原は箱根の時から元気なく、それから不調なので仕方ない。

レースはやはり外丸を軸にして、展開していくだろう。
100位以内に9人おり、
だいたい10人に1人の割合でおり、バランスもいい。
前の自チームの選手がいい目標となるだろう。

日体大記録会で自己ベストを更新した面々が調子を保っているか分からないが、
いい走りをしてくれれば順当に勝ち上がるはず。

チーム13番手以降になると極端に戦力が落ちるため、
故障者が出なければ、まあ、3位争いはするのではないか。
勢いという+αが出ればトップ通過もありえる戦力を整えた。

ここまで充実するようになったのは外丸が出てきた辺りから。
今は本当にいい相乗効果が生まれているようだ。

良くて1位。悪くてもインカレポイントは使わないだろう。
ダークホースは帝京大とよくいっているが、
予選校からのダークホースは東農大と思っている。

予選・箱根と期待している大学。爆発をみたい。

箱根駅伝予選会全選手タイムデータ

全選手のタイムを順番に並べたデータをあげようと思います
といっても、選手名もなく、非常に見にくいですが…

http://sports.geocities.jp/hakonankit/yosen85.xls
※左から大学名、タイム、チーム順位(全体のタイム順は左の数値)
※283545→28分35秒45、ということです

元々、各大学を分析する時に自分だけ分かるように編集していたものですが、
皆さんにも一応参考になるかなと思いましたので、載せておきます

出雲駅伝区間予想~大東文化大学

今回の出雲駅伝は、第20回記念大会ということで、
過去の優勝校・大東文化大学が招待されています。

大東文化大学は第2回大会で優勝。その年度の箱根も優勝している。
近年では第15回大会でトップと秒差の2位になったこともあるが、
ここ数年は出場からも遠ざかっていた。

5日後に箱根予選会を控えているが、
以前同じ日程であったときに全力で出雲を走ったので、
今回も全力でくるだろう。

では、まずエントリーから。
※順位はチーム内の5000m順位
※()内は主なエントリー漏れ
4年
1位宮城・7位尾崎・8位木村(3位宮原・5位久保・6位佐藤)

3年
4位濱・11位清野・21位山田(10位佐藤・15位井上)

2年
16位篠田・28位高関・30位一尾(22位若狭)

1年
17位吉田

5000mチーム内順位が14分10秒。
出雲駅伝に関してはちょっと分が悪い感じがする。
今回の編成は9月に行われた各記録会に出場した選手がエントリーした感じ。
宮原や久保など箱根出場選手が欠場してしまっているが、
フレッシュな面々で経験を積ませたい

◇◆区間エントリー予想◆◇
1区濱-2区清野-3区宮城-4区尾崎-5区篠田-6区木村


1区濱:日体大記録会でベストを更新して、今回のエントリーの中ではチーム2番手。
上位争いは難しいかもしれないが、何とか二桁順位にならないようにつなげたい。

2区清野:彼を1区にしようと思ったが、一つ攻めれる区間がほしかったので2区に。
積極性を出してガンガンいってほしい

3区宮城:アンカーも考えたが、上位に引き離されないためにもここでエースを。
過去の箱根ではうまく走れていないが、駅伝でもうまく走るキッカケをつかんでほしい

4区尾崎:4年間かけて徐々にタイムを伸ばしていった選手。
大東大ではこういう選手が箱根でいい走りすることが多い(島澤・村松など)
ここで好走し、予選会・本戦ときっかけをつかんでほしい

5区篠田:下級生が一人も入っていなかったので、入れてみた。
とりあえず記録会で一番成績の良かった彼。調子の良い選手を使うだろう

6区木村:ここは苦しいが、スタミナタイプの彼で。
正直、今回のメンバーでは駒不足の感が否めないが、どこまで粘れるか。


んー、できる限りの前半型のオーダーを組んでみた。
主力が数人抜けているので、厳しい戦いになるかもしれないが、
招待校としてしっかり走ってほしい


~総評~
予選会を準備しているため、どこまで短距離区間が続く出雲で対応できるかだが、
元々スピードタイプの選手が少ないため、持ちタイム以上に苦戦する可能性はある。

主力の欠場について、多少は温存しているとみるが、
以前は温存しなかっただけに、あまり余裕がない感じである

正直、箱根駅伝80回大会からずっと負の連鎖が螺旋階段のように続いて、
どんどん落ち込んでいってしまっている。監督を変えるという手を使っても
なかなか歯止めが利かない感じがしている。

この出雲駅伝・予選会で何とか浮上するキッカケをつかんでほしい。

出雲駅伝区間予想~日本大学修正版

今日、10人エントリーの発表がありましたので、
再度投稿します。

大きな変更点があるわけではありませんが、
エントリーも含めて、ということで。

エントリー
※順位はチーム内の5000m順位
※()内選手は主なエントリー漏れ
4年
10位笹谷(6位田中・8位山口・23位阿部)

3年
1位ダニエル・2位谷口・5位丸林・7位中原・13位井上(9位高橋)

2年
4位延壽寺博・12位高月(14位池谷)

1年
3位堂本・11位岡村(16位田中)


ほぼ予定通りのメンバーが入ってきた感じだ。
()内の抜けたメンバーも持ちタイムでわずかに及ばなかった選手や、
春先からずっと姿を見せていない人が多かった。

◆◇出雲駅伝予想オーダー◇◆
1区谷口-2区堂本-3区笹谷-4区丸林-5区中原-6区ダニエル

1区谷口:学内日本人一のスピードを持つ谷口が一番手
日体大記録会でみせたキレのある走りを活かして区間3位以内でスタートしたい

2区堂本:チーム内で今一番勢いのある選手といえばこの人でしょう。
5000m13分台のスピードを活かして、できればトップに立ちたい。

3区笹谷:さて、このオーダーではここが一番の不安区間。
いや、笹谷選手が遅いというわけではないのですが、
どうしてもスタミナが勝るので出雲は不利という意味です。
箱根では最初の定点ポイントを1位のタイムで通過していましたが、
そのように積極的にいきたい。

4区丸林:箱根では頼りない走りをしてしまったが、
(20kmはともかくとして)出雲はそんなことないかと。
元々スピード型の彼。ここで再出発したい。

5区中原:全カレでやや復調傾向を見せていた彼。
今まで調子が上がらないのにも関わらず、エース区間に配置されていた気がするので、
負担が軽い区間で様子をみたい。

6区ダニエル:ここはもう鉄板。一昨年、昨年の通り、いやそれ以上の走りを披露してほしい
2年連続してトップに届かなかったが、今年は果たして追いつけるだろうか。


高月や池谷、井上など使いたい選手は沢山いたが、
それ以上に実力をつけた選手が多かった。


~総評~
スタミナ面に関してはまだ疑問はある選手が多いのだが、
それはこれからでいい。
速さを求める出雲駅伝では相当脅威な存在になるのではないか。
本命とまではいかないが、十分優勝の可能性があるだろう。

出雲以降に関しては、スタミナを要する展開になったとき、
箱根で気温が異常に高かったときとか、最近は無いが突風が吹くとかというとき。
上尾ハーフの結果次第では評価がガラッと変わる可能性もあるが、
今のトコちょっと全日本、箱根と順位を下げるのではと予想。

とりあえず、出雲ではどこまで突っ走れるか楽しみである。

◆◇箱根駅伝予選会分析-10000mタイム平均-◇◆

これから箱根駅伝予選会出場校を分析するにあたり、まず10000mの有効期限内の公認記録の平均タイムを
調べることが大事かと思い、14人のエントリータイムの平均及び、上位10人・12人の平均タイムを算出し、順位を出してみました。以下、結果です。
※上位10人の平均タイムが早い順に並べました。
※順位が○数字の大学は、14人全員の公認記録がないところです。


大学名    順 上位10人平均  順 上位12人平均  順 14人平均  備考
日本体育大学 1)29分14秒38  2)29分22秒57   2)29分31秒10
城西大学    2)29分19秒95  5)29分29秒70   5)29分38秒33
東海大学    ③29分20秒83  ①29分20秒83  ①29分20秒83  (7人平均)
東京農業大学 4)29分23秒07  4)29分28秒49   4)29分36秒26
明治大学    5)29分23秒19  3)29分27秒82   3)29分32秒35
専修大学    6)29分30秒26  6)29分33秒68   6)29分40秒85
大東文化大学 7)29分35秒56  8)29分42秒60   9)29分51秒09
拓殖大学    ⑧29分39秒37  ⑦29分42秒38  ⑦29分46秒08  (13人平均)
順天堂大学   ⑨29分44秒03  ⑪29分54秒71  ⑪30分00秒97  (13人平均)
神奈川大学   ⑩29分44秒96  ⑩29分51秒16  ⑩29分51秒16  (11人平均)
国士舘大学   ⑪29分48秒08  ⑨29分48秒08  ⑧29分48秒08  (10人平均)
國學院大學   12)29分57秒36  12)30分01秒23  12)30分06秒06
上武大学    13)29分57秒73  13)30分04秒90  15)30分13秒16
青山学院大学 14)29分57秒97  ⑮30分10秒71  ⑭30分10秒71  (12人平均)
法政大学    ⑮30分05秒76  ⑭30分09秒13  ⑬30分10秒47  (13人平均)
平成国際大学 ⑯30分15秒80  16)30分22秒56  16)30分29秒90
関東学院大学 ⑰30分15秒90  17)30分35秒37  17)30分47秒32


10人の持ちタイムだけでみると、
A:日本体育大学、城西大学、東海大学、東京農業大学、明治大学
B:専修大学、大東文化大学、拓殖大学
C:順天堂大学、神奈川大学、国士舘大学
D:國學院大學、上武大学、青山学院大学、法政大学
E:平成国際大学、関東学院大学
とランク付けできる。

Aランクチーム
この辺りはほぼ当確ライン。数人、ブレーキが出ても大丈夫だろうというところ。
日本体育大学と層が厚い明治大学、勢いに乗っている東京農業大学あたりがトップ争いか。
層が薄い城西大学はエースで確実に走って、トップを狙いたい
東海大学は走っている選手が主力中心のみなため、ランクが下かもしれない

Bランクチーム
順調に走れば、通過は大丈夫。サプライズのトップ通過の可能性ありのところ。
この中で一番期待できるのは、日体大記録会で自己ベストを更新する選手が続出し、
勢いに乗っている専修大学。
逆に元気がない大東大とロードに弱い拓殖大学は予想外の低順位になる可能性ありか。

Cランクチーム
通過は大丈夫だろうけど、保証しかねるチーム。
順天堂大学と国士舘大学はIPのアドバンテージがあるため、通過の可能性は高いか。
神奈川大学は取りこぼしがないように気をつけたい

Dランクチーム
通過ボーダーラインのチーム。
ここに来て國學院が株をあげてきた。IPアドバンテージが少ないため、集団走で確実な走りを重要か。
上武大学と青山学院はまさにボーダーライン(13位までが通過)上。
両校とも層が薄い。10人目の選手の踏ん張りが最後に順位を決めそうだ。
法政大学は中堅以降集団走でボーダーラインに近づきたい。後はIPで逆転可能。

Eランクチーム
Dランクの複数の取りこぼし&+αが必要なところ
平成国際大学は81回大会にボーダーまで1分に迫ったが、以降ジリ貧。今年も厳しいか。
関東学院は下げ止まりはした。上昇できるか。
この他にも創価大学、麗澤大学などが虎視眈々と上位進出を伺っている段階。

各大学をこれからまた詳しく分析をしてみたいと思う。

出雲駅伝区間予想~早稲田大学

優勝候補筆頭、早稲田大学のエントリーが判明しました。
以下、エントリーです。
(順位はチーム内の5000mの順位・()内の選手は主なエントリー漏れ)
4年
1位竹澤・18位三戸・19位朝日 (4位阿久津)

3年
3位高原・6位加藤・12位尾崎 (13位神澤)

2年
なし (5位中島)

1年
2位八木・7位矢澤・8位三田・10位中山


1年生が大量エントリーしてきました。
5000mのタイムを見ると、まあ当然だが、試してみたい気持ちがあるのかもしれない。
入った選手で意外だったのは三戸と朝日の一般入試の4年生。
確かに三戸はスピードタイプで、朝日は昨年実力をつけてきた選手だが、
昨年箱根を走った選手を押しのけた。まあ、以前の記事で箱根では4年生に奮起を
と書いたのだが、出雲エントリーは予想外だった。彼らが走ることもある??
外れた選手の中で意外だったのが、中島。
『箱根駅伝2008』では山登り候補と書いてあったのだが、もうすでに山篭りだろうか。
山梨学院の時にも少し書いたが、こういうのはあまり賛成はできないのだが…
まあ、特殊区間ではあるし、少々仕方ないのかもしれない。
いずれにせよ、1年生にチャンスが増えたことなので、その点はいいのかもしれない。
それでは、1年生中心にエントリーを組む。

◆◇出雲駅伝区間予想◇◆
1区八木-2区矢澤-3区高原-4区尾崎-5区三田-6区竹澤

1区八木…竹澤に逸材と言わしめた男・八木がトップバッター。
ラストのキレは竹澤を除けばチーム1だろう。
調整が順調なら区間賞候補の一人である。

2区矢澤…思い切って連続で1年生。1年生ながら八木らと同様に
日本インカレに出場している実力者。
春先の勢いをそのまま駅伝シーズンでも体現してもらいたい

3区高原…1年生抜擢も考えましたが、長距離区間は上級生が責任をもって受け持つかと。
それに箱根総合優勝を考えると、1年生にエース区間を奪われてはいけないだろう。
安定感がないのがちょっと不安だが、箱根2区を走った経験をここで活かしたい

4区尾崎…加藤と迷ったのだが、安定感と粘りで勝っている尾崎。
確かにスタミナタイプなのだが、それ以上に選手に喰らい付く根性がすごい選手。
また万が一1~3区が失速した場合にしっかり走れるだろうということで。

5区三田…3人目の1年生。距離に不安があるということで一番短い区間。
尾崎が手前なら安心して走りやすいだろう。

6区竹澤…前半の区間という予想もあがっていはいるが、
今年度の早稲田は一番早い選手をアンカーにおける駅伝の王道と言えるオーダーが組めるだろう。
オリンピックランナーが最後に待っているのはチームも心強いだろうし。
また、優勝のテープを切るのを期待するのは勿論だが、
それ以上に外国人留学生に勝てるかどうか。
モグス・ダニエル・第一工大の誰か、の3人を追い越せるかどうか、
こちらを期待しつつ彼のアンカー区間での走りをみたい。



というわけで、1年生3人を使ったオーダーを組んでみたが、
実質こんなものじゃないかという気もする。
中山選手を外したのは、長い距離をイーブンペースで走るのが得意なので、
スピードレースの出雲駅伝は外したということだ。
意外に4年生をもう一人使ってくる可能性もあるが、
前半区間は1年生を抜擢してくるだろう。



~総評~
今季の早稲田は非常にわくわくする魅力チームだと思う。
ただ単に優勝候補ということだけではない。
将来大変有望な1年生カルテットと44年ぶり現役箱根戦士・竹澤の存在があるからだ。
正直、竹澤の抜けた後、名門早稲田大学がまた急落するのではないかと思ったが、
どうやらこの年にエースの伝承が行われるようだ。
まだ、安定して成績を残していないため、
もしかすると予想外の低順位で終わる可能性もある。
しかし、そうなったとしても、今回の出雲駅伝は収穫の多いレースになることは間違いない。

箱根駅伝予選会-エントリー発表

以下に、箱根駅伝予選会のエントリーがアップされました。
http://www.kgrr.org/event/2008/kgrr/hakone-ekiden-qualify-games/entry.pdf

創造学園大・群馬大など、昨年エントリーされていなかった大学もあり、
箱根駅伝を目指す大学が増えて嬉しい限りです。

ざっと、見た感じ、まあ各大学1人ほど主力及び中堅がいないようですが、
こんなものでしょう。

出雲駅伝が近いですが、箱根予選会の予想も明日あたりから始めようかなと思っています。
出場校が多いですし、出雲後は出雲駅伝の評論もしなければならず、忙しいからです。

今日、もう少し更新する予定ですので、また後ほど。

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