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2008/10/31
さて、後は、チームとしては関東の牙城を崩すのは苦しいだろうが、
個人としては高い能力がある、またはそのチームのエース格の地方の選手を
各チーム1人から3人ほどピックアップしてみた。
○札幌学院大学
久保俊太(3年)14分25秒93(出雲1区16位)
小寺貴大(2年)14分43秒25(全日本2区25位)
この2人は、前回の全日本で1区2区を担当したがいずれも区間25位と伸びなかった。
しかし、それを糧に2人ともタイムを伸ばしてきた。特に久保は大変期待の出来る選手。
出雲の1区ではハイペースの中、区間16位と踏ん張った。
全日本は1区と2区は前回と同じオーダーでくるだろう。
ずっと最下位争いだが、ここで15位くらいで乗り切れば、過去最高順位19位の更新もみえてくる。
○東北福祉大学
松本圭太(4年)14分40秒96(全日本4区18位)
大泉雅史(1年)14分54秒33(全日本2区16位)
大泉の学年がいまいちよくわからないのだが…(前回は院2年だった)
それはさておき、この2人は前回チームを引っ張ってくれた立役者。
今回もこの2人を2区4区と軸となる区間に配置。
序盤で10番台に入り、その後は粘るという展開に持ち込みたい。
ただ1区の人材がいないのが問題。できればこの2人は1区以外に配置したい。
一番調子のいい選手をおいて対応したい。
○信州大学
佐藤隆史(4年)14分53秒86(出雲2区19位)
7年ぶりの出場を果たした信州大学。
その中で一番持ちタイムがいいのが佐藤。
出雲も選抜で選ばれ力走した。彼を軸に20番前後で他校とクロスする走りをしたい。
○高岡法科大学
真柄俊介(4年)30分39秒60*(全日本2区21位)
沖田修一(4年)?(全日本7区16位)
羽庭努(4年)?(全日本8区20位)
前回、中四国地区が最下位で枠が減り、その代わり北信越の枠が増枠された。
今回、高岡法科大学が拾われた。
前回、18位にジャンプアップしたが、今年は苦しいか。
昨年の上記の3人のメンバーを中心として、辛抱の走りとなりそうだ。
○愛知工業大学
金谷将史(3年)14分41秒52(出雲1区21位)
田中智博(3年)30分45秒49(出雲3区19位)
中山祐平(3年)31分56秒00(出雲6区13位)
前回久しぶりに出場を果たし。今回、更に力をつけてきた。
特に中山の調子がかなりあがっている。最長区間の6区で13位は立派な成績である。
彼をアンカーにして、前回の出走者がどう粘るか。
金谷など前回繋ぎながら区間10位代で走った選手も残っている。
中山を前半区間に回して、目標を繰り上げにならないことにしても面白いかもしれない。
○中京大学
山下洸(2年)29分54秒81
第4回大会で2位になったこともある中京大学だが、近年低迷が続いていた。
しかし、今年10年ぶりに復活を遂げた。
その原動力となったのが、2年生の山下。チームで唯一1万mを30分を切る実力を持つ。
戦い方としては彼を1区もしくは2区において、後は我慢のレースになるか。
久しぶりに走れる喜びをかみしめたい。
○京都産業大学
関谷宜輝(3年)29分42秒90(出雲3区9位)
林和貴(2年)29分44秒50(出雲2区9位)
三岡大樹(2年)29分22秒00(出雲1区10位)
正直、単独の大学で紹介してもいい実力を持っているチームなのだが、
出雲では2軍ででた大東大以外に関東の大学に勝てなかったので、こちらへ。
といっても、出雲では三岡、林、関谷で前半区間はいい走りをした。
今回もこの3人を1区2区4区あたりに配置して突進したい。
○奈良産業大学
ジャクソン・クアレイ(1年)29分34秒71
全校生徒が約1200人の中、懸命に出場を果たしてきた。
確か元旭化成の元田がいるはずなのだが、今は見る影もない。
やはりクアレイに大きな期待がかかる。
彼の貯金を活かして、前回の21位を上回りたい。
○広島大学
福田浩朗(4年)14分42秒00(出雲1区18位)
山下淳一(M2年)31分49秒00*(出雲6区21位)
国立大学で大変厳しい中、2年連続出場を果たした。
しかも、ガンガ要する広島経済大学を破ってなので評価できる。
前回は最下位で中四国の枠を減らしてしまった。
福田を軸に最下位脱出を果たして枠を増やしたい。
○日本文理大学
内田恒三(3年)14分45秒90(出雲5区14位)
佐竹一弘(3年)14分43秒70(出雲3区11位)
吉田亮太(2年)14分04秒52(出雲1区13位)
2年前に初出場を果たしてから徐々に力をつけてきている。
前々回17位、前回16位と健闘したが核となる選手がおらず上位進出にはならなかった。
しかし、今年は、2年生吉田が力を付け、エースが育ってきた。
出雲ではややブレーキ気味だったが、全日本では実力を発揮したい。
他にもそこそこの区間順位で走れる選手が出てきて、順位を大きく上げるチャンスだ。
○福岡大学
有働敬太(3年)14分36秒16
江口拓弥(3年)14分37秒38
ここは過去2連覇を含む3回優勝したことのある大学。
しかし、しばらく低迷。今回4年ぶりの復帰である。
チーム上位の持ちタイムを持つ、有働、江口を軸に古豪復活の第一歩を踏み出したい。
2008/10/31
続いて、出雲駅伝で過去最高の3位に入り、乗りに乗っている第一工業大学
【全日本エントリー】
4年
加治屋毅(全日本5区19位)
篠原正大
中野良平(出雲3区1位)
3年
厚地翔太(出雲2区10位)
宇都邦和
能勢勇作
2年
谷口亮(出雲4区13位)
松木祐二(全日本6区17位)
萬谷彰文
1年
丸野大樹
山元綾(出雲5区9位)
キラグ・ジュグナ(出雲6区3位)
キベット・キプゲノン(出雲1区3位)
出雲で健闘した6人と昨年全日本を走った2人で一応8人はいるが、
やっぱり層は薄いかなあ…
実は1万mの上位8人の平均タイムでは関東の大学や立命館大に大きく負けて、全体の14位だったりする。
まあ、それでもキラグ、キベット、中野のタイムは当てにならないのでもう少し上のはず。
この3人は走る(てか走れないと目も当てられない)のは当然として、他のメンバーの奮起が大切。
それでは、その他のメンバーが最大限奮起できるようにオーダーを組んでみる。
【区間予想】
(14.6km-13.2km-9.5km-14.0km-11.6km-12.3km-11.9km-19.7km)
1区ジュグナ-2区厚地-3区松木-4区キプゲノン-5区山元-6区谷口-7区加治屋-8区中野
2人の留学生を1区と4区に配置し、日本人エースの中野はアンカーに配置してみた。
2区中野も考えたのだが、それではアンカーがあまりにも心もとないので任せてみる。
ちなみにこれは05年、中野が1年生アンカーを担当した時と似た配置である。
1区のジュグナ2人いる留学生のうち、出雲でアンカーを担当した方。
理由としては出雲を見る限りキプゲノンよりも単純に走力があるから、
つまり貯金できる方をおいたということである。
2区厚地は弱い選手ではないのだが、全日本の2区は相当厳しい区間。
そう考えると1区でできる限りの貯金がほしいのである。
昨年のダニエルに近いタイムで走ってくれれば嬉しい。
その厚地だが、05年2区の吉井を上回る走りを勿論しなければならない。
留学生が来る可能性もあり、きついが、何とかトップをキープするくらいで走ることが必要だろう。
3区は第一工大スピードキングの松木。前回の全日本ではそれを活かすことができなかったが、
この最短区間なら何とかもってくれるだろう。
順位は落とすだろうが、3位~5位の間にはいたいところだろう。
4区はもう1人の留学生のキプゲノン。出雲を見る限り、区間3位が関の山という感じか。
ランナーが転々と前に見える状況だろうから、一人ずつ確実に抜いていってほしい。
5区からは日本人だけの戦いとなる。5区山元や出雲で区間一桁で走りきった選手。
この区間は関東も手薄になるだろうから、何とか区間10位以内で乗り切ってほしいところだ。
ここからはやや駒が足りなくなってくるか。6区の谷口は出雲では区間一桁とやや力不足の走りだった。
抜かれる可能性が高いが、周りのペースに惑わされず、しっかり自分のペースを刻むことが求められる。
7区は加治屋。全日本はいつも走っているが、過去3年間、7区17位、7区21位、5区19位という成績。
もう本当に駒がない。過去の経験を活かして、少しでも区間上位に。せめて15位以内には入ってほしい。
シード権外に弾かれないように、粘るしかない。
アンカーは3年ぶりにアンカーを走る中野。1年の時はシード権内の6位で襷を受けるも終盤で10位まで下降した
苦い思い出がある。しかし、それから目覚しい成長を遂げた中野。
出雲の調子を保っていれば、59分代半ばで走ることもできるはず。
ラストイヤーでチームをシード権を置き土産にすることができるか。
やっぱりイメージとしては8区途中まで6位以内だった05年のような戦い方を軸にするのがいいのではないか。
中野が卒業する来年以降はまたしばらくシード権は難しくなりそうだから、
今年こそ何とか獲得したいところだ。
2008/10/31
今日は関東以外の有力校及び、選手を紹介する。
まずは、出雲で過去最高位の7位に入った関西の雄・立命館大学
9/25日体大記録会
1万m
9組
26位中嶋聖善31分15秒41
7組
18位詫間礼斗30分50秒60
おそらく全日本のエントリーの当落線上の選手なのだろうか。
ただ、どちらも結果は振るわなかった。
特に中嶋は前回の全日本でアンカーを走った選手。
残念ながら全日本の出番はないとみる。
【全日本エントリー】
中嶋聖善(全日本8区18位)
川上拓也(出雲4区7位)
河原井司(全日本1区18位)
岩出隼輔
山本清伸
西野智也(出雲3区10位)
寺崎宏紀(出雲2区5位)
藤原庸平(出雲6区7位)
詫間礼斗
寺本英司(出雲1区5位)
古林翔吾(出雲5区12位)
増田直樹
田中裕之
出雲では想定外の健闘をみせた立命館大学。
1区2区の寺本・寺崎が連続して区間5位でうまくすべりだし、
アンカーの藤原も区間7位でまとめたのが大きかった。
出雲出走のメンバーは誰一人欠けることなくエントリーしてきて、
全日本の前回出走者も入ってきて、戦える準備は整っている。
【区間予想】
(14.6km-13.2km-9.5km-14.0km-11.6km-12.3km-11.9km-19.7km)
1区寺本-2区寺崎-3区河原井-4区西野-5区山本-6区川上-7区古林-8区藤原
1区2区を出雲と同じメンバーで組んだ。
ただ全日本の2区は出雲の2区よりも厳しい区間なので出雲ほど高順位は望めないかもしれないが、
とにかく一桁で乗り切っていきたい。藤原という線もあるが、できればアンカーにとっておきたい。
3区は前回の全日本の1区で失敗した河原井。ただ1区に起用されたということはスピードはあるはず。
3区ならいい走りができるだろう。
4区は出雲3区で区間10位だった西野。目標はやはりそれよりもいい区間順位で走ること。
とにかく一人一人が9位でいいから区間一桁を目標にして走ることが関東食いするためには必要だろう。
5区山本は初駅伝。6区は実力者の川上が控えているので繋ぐ気持ちで走ってほしい。
その川上は本来は2区辺りを担わないといけない存在なのだが、出雲では4区と繋ぎの区間だった。
やはり全日本でもこのあたりでの登場となるだろう。
次の古林はこれは出雲の最短区間で失速してしまった。これも次の藤原に繋ぐ意識でいいだろう。
そしてアンカーの藤原だが、出雲もアンカーで登場しており、区間7位で走りきった選手。
ここも同じような走りを期待したい。ここまで10位くらいで繋いできていたら上出来だろうか。
かすかにシード権の望みが残っている位置ではこれるはず。最後まで諦めない走りをしてほしい。
出雲より距離が伸びて、区間も増える全日本ではかなり厳しい戦いになるだろうが、
先日の大学女子駅伝で3連覇をした女子陸上部の追い風を受けて、少しでも関東の牙城を崩したいところだ。
2008/10/30
今日の最後は、箱根3位により自動的にシードとなった中央学院大学
まずは、先日の日体大記録会の結果から
9/25日体大記録会
1万m
9組
11位堀宏和29分06秒24(☆自己新)
23位鈴木忠30分07秒52(☆自己新)
24位渡部政彦30分19秒07
25位小林光二30分26秒03
8組
7位大野紘崇29分50秒17(☆自己新)
11位大谷克30分08秒04(☆自己新)
15位塚本千仁30分30秒00
21位三浦隆稔31分32秒54
7組
13位磯将弥30分32秒99
22位本野裕之31分08秒24
5組
(6位横谷裕希30分17秒63)
※()内の選手は全日本にエントリーされていない選手。
なんか、出雲に出場した選手は全面的に調子を落として、不出場がいい感じである。
特に堀のタイムには驚いた。後もう少しで28分台突入するところであった。
木原以降の選手はみな団子状態だったのだが、一歩抜け出した形となった。
箱根で2年連続3区を走ってもらうのも期待したいところだが、まずは全日本で本物かどうかみたい。
その他、30分前後に鈴木、大野、大谷の3人が入ったが、この3人が中心となるか。
出雲の主要区間で区間一桁で走った三浦が大きく調子を落としたのはかなり痛いが、
粒はそこそこ揃っているか。
【全日本エントリー】
4年
辻茂樹(箱根8区11位)
木原真佐人(箱根2区3位)
堀宏和(箱根3区10位)
寺田啓志(全日本3区13位)
渡部政彦(出雲6区12位)
3年
大野紘崇(全日本8区10位)
三浦隆稔(出雲3区7位)
磯将弥
2年
小林光二(出雲2区8位)
鈴木忠(出雲1区12位)
大谷克(出雲4区3位)
1年
塚本千仁
本野裕之
上の学年になるほど、人数が多いのは4年かけて強くなっていく中央学院らしい。
出雲5区の真田が抜けてしまった。ハーフ64分台の持ち主なので8区あたりも考えていたが、残念だ。
その代わり、主将の辻が戻ってきた。記録会に出場していないので、調子が分からないが、嬉しいニュースである。
木原の使う区間によって、大きく流れが変わってきそうだが、思い切った予想をしてみる。
【予想オーダー】
(14.6km-13.2km-9.5km-14.0km-11.6km-12.3km-11.9km-19.7km)
1区鈴木-2区堀-3区小林-4区大谷-5区辻-6区大野-7区渡部-8区木原
アンカーを木原にして、そこまでひたすら耐えるオーダーを組んでみた。
下手をすると、木原が捨て駒になってしまう可能性があるが、
過酷な練習を耐えている叩き上げ組みの粘りに期待したい。
1区はやっぱり鈴木。ハイペースになると力不足だというのは出雲で目に見えてはいるが、
今更変える必要もない。上位陣にくらいついて、鍛えてほしい。
2区は記録会の勢いをそのままに堀。
ロード型だし、このタイムで十分対応できるとみる。
ここに木原を持ってきてアンカー堀もありかもしれない。
3区の小林は記録会でタイムを落としたが、成長してほしい選手。
短いこの区間でも、走ってほしい。
この次の大谷が勝負区間なので、どうにか一桁順位できてほしい。
4区には思い切って大谷を抜擢。出雲4区区間3位で波に乗っている。
こういう選手はどんどん主要区間に配置して試すのがいいだろう。
ここで出雲での三浦のような走りができれば、合格だろう。
5区にはキャプテンの辻。この選手が本来は4区あたりを担ってもらいたいのだが、
箱根までには完全復調してほしい。箱根8区では最初の6kmを2番目のタイムで通過したように
前半から積極的な走りを期待したい。
6区には大野。昨年の全日本で順位は落としたもののアンカーを走った選手。
1万mも30分を切ってきて、徐々に成長していることが伺える。
この区間なら区間5位くらいで走りきってほしい。
7区の渡部はアンカーを走ってもいい選手だが、出雲でも記録会でも結果がでなかったため、
繋ぎの区間に配置。ここならうまく走ってくれるだろう。
アンカー木原は今、20kmの距離なら日本人学生で一番強い選手。
ここで一気に逆転を狙う。6位まで2分差でとどめていたい。
と書いたが、まあ現実的に木原がアンカーに来る可能性はあまりないかもしれない。
ただ、今回の箱根では木原しか稼げるランナーがおらず、往路はまだしも復路で尻すぼみになってしまう。
そのため、木原なしで流れを作れるかどうかというは是非確認したいことなので、ぜひともアンカー木原できてほしいと思う。
これでシード権を取れる、もしくは肉薄する成績が取れれば、箱根で初の連続シード権獲得もみえてくるはずだ。
2008/10/30
続いて、出雲の惨敗から立て直せるか注目の早稲田大学。
【全日本エントリー】
4年
竹澤健介(出雲3区6位)
阿久津圭司
朝日嗣也
三戸格
高橋和也
3年
尾崎貴宏(出雲6区8位)
加藤創大(出雲5区13位)
高原聖典(箱根2区12位)
2年
中島賢士(箱根4区8位)
1年
中山卓也
三田裕介(出雲4区5位)
八木勇樹(出雲1区17位)
矢澤曜(出雲2区13位)
昨年5位のメンバーから3年の神沢が抜けたが、それほどのサプライズはないか。
記録会で好走した2年湯浅がいないのは、エントリー締め切り後のためである。
現状この戦力で戦うしかないのだが、
竹澤、阿久津、中島、中山、八木と現在の調子が未知数な選手が多すぎて予想が困難である。
とりあえず、竹澤以外の未知数の4人を使わないオーダーを組んでみた。
【予想オーダー】
(14.6km-13.2km-9.5km-14.0km-11.6km-12.3km-11.9km-19.7km)
1区高原-2区竹澤-3区矢澤-4区朝日-5区高橋-6区三田-7区三戸-8区尾崎
1区高原2区竹澤は前回の同じオーダーで2区終了時点でトップだった。
ただ、高原は昨年の勢いがないし、竹沢も脚に不安を抱えている状態だ。
箱根1区3位の尾崎の1区起用も考えたが、現在20kmを任せられるのが尾崎しかいないので動かさなかった。
昨年の良いイメージと経験を活かして、高原には何とか区間10位で乗り切ってほしい。
そして、昨年より強力メンバーが来る可能性が高い2区はやっぱり竹澤に任すしかない。
ここでトップが視界に入る位置くらいにはもってきておきたい。
3区には現在の1年生で一番調子の良い矢澤を起用。これは昨年の中島と同じ戦法。
飛ばしすぎて失敗した出雲の経験を活かして大胆かつ冷静に走ることが求められる。
4区は初駅伝でちょっと不安だが、1万m自己ベストを更新した朝日。
順位ダウンはまぬがれないだろうが、自分の走りに徹してほしい。
5区高橋は1年の箱根以来とかな~り久しぶりの大きな駅伝。
長い距離への調整が遅れているようだが、10kmなら何とかなるだろう。
1500m出身であるため、スピードタイプ。特徴が活かせればいいだろう。
6区三田は唯一出雲で好走した選手。区間的に見て出雲よりやや上の区間順位を期待。
7区は初出場の三戸。2年生の頃から箱根でエントリーされながら、なかなかチャンスがない。
中島とか阿久津とかくる可能性もあるが、なかったらこのあたりで出番があるだろう。
どうにかシード権争いの真っ只中あたりに踏みとどまって、尾崎に渡したい。
その尾崎だが、長距離区間への適正は1年生からあった選手。
どんな状況でも対応して乗り切ってくれるはず。10km過ぎからの粘りで6位以内にねじ込みたい。
さて、さすがに出雲のような順位はないだろうが、ここで失敗すると箱根も相当ヤバイ。
まあ、全日本14位ながら、箱根で8区途中までトップを走った順天堂の例もあるのだが、
チーム全体に自信を付けさせるためにも、シード権争いは最低でもしたいところだ。
2008/10/30
今日は先月の出雲駅伝で3位以内に入った以外で、全日本のシードがある大学3校を予想します。
まず、ここ数年、全日本は3位以内をキープし続けている中央大学!
【全日本エントリー】
4年
徳地悠一(箱根2区9位)
森誠則(出雲1区9位)
平川信彦(出雲6区6位)
山脇和真
3年
梁瀬峰史(出雲5区2位)
山本庸平(箱根1区5位)
水越智哉(出雲3区15位)
高橋靖
辻幸祐
2年
山下隆盛(箱根8区15位)
斉藤雄人
1年
棟方雄己(出雲2区7位)
市塚遊
出雲でいなかった主力、徳地・山本がエントリーしてきてホッとした。
逆に出雲を走った大石が外れてしまった。
彼の場合は前回の箱根は5区候補だったため、山篭りも考えられるか。
復帰組みの山本は1万m28分台をマークしてきており、調子はかなり上向いている。
ただ徳地の方は今回は故障明けとみてオーダーを組んでみた。
【予想エントリー】
(14.6km-13.2km-9.5km-14.0km-11.6km-12.3km-11.9km-19.7km)
1区森-2区山本-3区梁瀬-4区水越-5区徳地-6区棟方-7区山脇-8区平川
徳地完調なら1区山本、2区徳地or2区徳地、4区山本だろうか。
1区はこの距離になると厳しいかもしれないが、森に任せてみたい。
2年の時からずっと中堅メンバーではあるが、なかなか主力とまではなれない選手。
殻を破るためにも大役を務め上げてほしい。
2区3区はエース級の山本と梁瀬。
このオーダーでは1区と4区に不安があるオーダーなので、
この2区間を一区間として考え、攻めに転じたい。
梁瀬を1区か4区に、という案もあるだろうが、
出雲を見る限りは繋ぎの区間で使った方が力を出すタイプのようなので、短い3区に。
そのかわり区間賞は当然ノルマとなる。
4区はどうしようか悩んだのだが、出雲の主要区間・3区で失敗した水越をもう一度主要区間へ。
長い距離は元々得意な選手なので、出雲よりはよい区間順位で走れるはず。
区間一桁で乗り切りたい。
5区は故障明けという仮定で徳地。不安な区間の次なので実力者をおいておきたい。
6区の棟方は出雲でもそこそこ走った。繋ぎの区間ではあるものの、距離が長めの6区に。
7区の山脇は2年位前から名前はあがっていたランナーなのだが、故障などでなかなか出番がなかったが、
今回ついにチャンスがやってきた。5000mのタイム的には区間賞争いしてもいい力はある。
ただ初駅伝ということで短めの7区へ。といっても、アンカーに繋げる重要区間。しっかり走ってもらいたい。
ちなみに山下と7区で迷ったのだが、駅伝経験がないということで山脇にした。
アンカーは勿論、平川。今年の力だったら60分は切ってきそうな気配がある。
6位以内でここまで襷がつないでいれば、留学生がない限りは抜かれる心配は低めである
むしろ平川までに総合力を活かしていかに上位に繋ぐかがポイントである。
うまくはまればまた今回も3位以内で走ってくる可能性もあるチーム。
しぶとくシード権を獲得して、今年も中大強しをアピールしたい。
2008/10/29
続いて、地味に力をつけてきている帝京大学。
まずは先日の日体大記録会の主な結果から。
9/25日体大記録会
1万m
6組
1位馬場圭太29分31秒08
2位梅津毅29分31秒44
3位岡田洋輔29分33秒37(☆自己新)
4位中村亮太29分48秒94(☆自己新)
5位大沼睦29分54秒64(☆自己新)
6位西村知修29分55秒48
8位酒井将規30分06秒25
11位佐藤健30分11秒62
(12位杉山功30分13秒08)(☆自己新)
(13位渡邉克則30分17秒47)(☆自己新)
16位土久岡陽祐30分26秒17
23位佐藤辰準30分42秒49
24位前川剛己30分45秒92
※()内の選手は全日本にエントリーされていません。
西村選手があれぇ~…っていうタイムである。
全日本では当然1区か2区で使いたい選手だったのだが、少し調子が落ち気味。
区間予想が難しくなる。
逆に前回の箱根駅伝で2区を走った梅津がほぼ完全復活。
また、これまで出場のない岡田と大沼が自己新を更新して勢いに乗っている。
順位をみると、帝京大選手だけの争いとなってしまっている。
早い組で流れに乗れたら、もっと良いタイムが出せたような感じである。
今回全日本でエントリーされていなかった杉山と渡邉も箱根で登場ありそうだ。
その他、1万現役チームベストの記録を持っている酒井が復調傾向。
出雲を走ったW佐藤の調子が下降気味。それか疲れが残っていたのか?
何にせよ、新戦力が台頭してきているし、チーム状態は良とみる。
【全日本エントリー】
4年
梅津毅(箱根2区17位)
岡田洋輔
酒井将規(箱根3区)
馬場圭太(出雲1区8位)
前川剛己
吉野将悟(箱根5区8位)
3年
佐藤健(出雲5区7位)
2年
大沼睦(出雲4区6位)
久保芳斗(箱根4区14位)
佐藤辰準(出雲3区14位)
土久岡陽祐
中村亮太(出雲6区9位)
西村知修(出雲2区4位)
1年
(なし)
記録会で走った選手はほぼ全員エントリー。
4年生と2年生の充実振りが目を見張る。
3年生は他に河野、板垣と今年1万29分台に乗せたランナーがいるのだが、
残念ながら調子を落としてしまったようだ。
箱根までの復帰を願う。
それでは予想オーダーである。
【予想オーダー】
(14.6km-13.2km-9.5km-14.0km-11.6km-12.3km-11.9km-19.7km)
1区梅津-2区馬場-3区西村-4区岡田-5区酒井-6区大沼-7区佐藤健-8区中村
記録会でのトップ3と西村を前半の1~4区に並べるという
いかにも帝京大のチームカラーらしいオーダーを組んだ。
まあ、他の大学のような飛びぬけたエースがいないので、案外上位にいけないかもしれないが…
1区は本来なら西村に担ってほしかったのだが、少し調子を落としているので、
箱根往路経験者の梅津。安定した走りでしっかりつないだほしい。
2区馬場。出雲では1区であったが、こっちの方が力を発揮できるはず。
宇賀地やら竹澤やら佐藤悠、留学生もくるかもしれないこの2区で
どこまで粘り通すことができるか。箱根ではおそらく2区なので、いい経験になるはずだ。
3区は来年度からのエースの西村。今の西村でもこの区間なら他校の選手に負けないはずだ。
4区岡田が初出場ながらエース区間なのでいい位置でつないでほしい。
その岡田だが、とにかく出雲3区の佐藤辰みたいに自分を見失わないようにだけは気をつけてほしい。
5区から7区は3人とも記録会で似たようなタイムだった3人。
確実に繋いで、あわよくば順位アップをはかる走りをしてほしい。
酒井は本来なら4区辺りを受け持ってほしいのだが、今回はリハビリということで。
箱根ではもっと主要区間を担ってほしいランナーだ。
アンカー中村は出雲のアンカーでもそこそこ走れたので、今回もアンカーに。
順位アップは今の力ではまだ厳しいかもしれないが、箱根に向けて成長した走りをみせたい。
目標はシード権となるだろう。流れに乗り損ねると10位以下もありえるかもしれない。
目標達成に向けてはエース区間での上位陣との差をいかに小さく食い止めるかということだ。
選手層はそこそこ厚いので繋ぎは心配ないのだが、主要区間を走る駒はやっぱり足りない。
というか、全体的に力不足と言う感じ。もうひとレベルアップした走りをみせられるかどうかが、
流れに乗るか、乗り損ねるかにかかってきているだろう。
2008/10/29
今日は、出雲出場校で全日本予選を経験した大学(日大を除く)の戦力分析をします。
まずは、出雲駅伝で4区中盤まで駒大を抑える大健闘を見せた東洋大学
{全日本エントリー}()内の成績は昨年の全日本以降の戦績
大西智也(出雲3区2位)
飛坂篤恭
森雅也(出雲6区10位)
山本浩之
釜石慶太(箱根5区13位)
岸村好満(箱根10区10位)
世古浩基
横山龍弥(出雲5区6位)
大津翔吾(箱根8区7位)
高見諒
千葉貴士
柏原竜二(出雲1区2位)
川上遼平
出雲で2区を走った宇野選手と4区を走った千葉優選手が抜けてしまった。
また主力では山本は戻ってきたが、大西一と若松、市川は戻ってこなかった。
宇野選手は1500mのランナーだし、山下りの練習も考えられるか。
そうすると、大西一の状態が非常にまずいということになるのだが…
その他、高島平で失速してしまったメンバーも含まれてしまっている。
まあ、高島平が全日本エントリー提出後だし、入れ替わりが激しい東洋大らしい
といったらそうなのかもしれない。
ただ、層が厚いといってもこれだけ故障者がいたら、
全日本もシード権がいっぱいいっぱいのような気がするのだが…
気を取り直して予想してみる。
【区間エントリー】
(14.6km-13.2km-9.5km-14.0km-11.6km-12.3km-11.9km-19.7km)
1区柏原-2区大西-3区高見-4区山本-5区飛坂-6区横山-7区森-8区大津
かなり前半型のオーダーを組んでみた。
柏原は2区や4区で見てみたい気もするのだが、
おそらく来るであろう第一工大の留学生についていけるのは彼が一番。
駒大の池田あたりが来ない限りは関東の中で一番で襷を渡すことができるはず。
2区はエースの大西。出雲で区間2位だった2人を惜しげもなく投入。
出雲のような先制攻撃で流れを作りたい。できればトップに立って大きな貯金を作りたいところだ。
3区は高島平で東洋大3番手でゴールした高見選手を試してみたい。
5000mはチーム4番手で結構スピードがある選手。箱根では4区候補か。
自分の長所をいかして思い切って走ってほしい。
4区は山本。故障明けだという話もあるが、
今回のメンバーでは準エース区間を走ってもらわなければ駒が足りない。
素質は高いところがあるはずなので、何とか乗り切ってもらいたい。
もし順調ならトップ集団にくらいついてほしい。
5区6区7区は出雲経験者を中心に。飛坂の状態が分からないが、調子がよければ攻めの区間にできる。
横山と森は出雲ではトップから離され、順位を落としてしまう、悔しいレースだった。
この区間なら他校の選手とも十分渡り合えるはず。順位をあげてほしい。
アンカーは高島平で大西に最後までくらいついた大津。
調子を維持していれば、59分台では走れるはず。昨年の箱根も8区で区間一桁。
長い距離には元々定評があるランナーだが、ここで素質を開花させてほしい。
ここの成績次第では箱根9区という配置もみえてくるはずだ。
1区2区で大きなスタートが切れれば3位は十分ありえる。
山本の調子や高島平好走組みがどこまで調子を維持しているかどうかで
順位が大きく左右されそうな感じがする。
ただこれで3位に入れれば、故障している主力組みが戻った時の箱根はやはりかなり驚異的だ。
自慢の選手層をどれだけ見せ付けてもらえるか、面白い。
2008/10/28
さて、箱根予選→全日本の日程の大学はこれで最後。
最後は東海大学である。
【全日本エントリー】
4年
小泉元(箱根予選129位)
佐藤悠基(出雲6区4位)
新行内友介(箱根予選75位)
藤原昌隆(出雲4区1位)
吉田憲正(出雲3区4位)
芳村隆一(出雲5区4位)
3年
矢後大輔(箱根予選178位)
2年
金子太郎(箱根予選104位)
河野晴友(出雲1区15位)
平山竜成(出雲2区14位)
1年
栗原俊(箱根予選59位)
田中飛鳥(箱根予選76位)
刀祢健太郎(箱根予選44位)
エントリーに関してはほぼ順当だが、
これだけをみて箱根予選で脚を痙攣した佐藤や、チーム下位だった芳村、
出雲で失速した河野や平山あたりの調子がどうなのか分からないので何ともいいようがない。
これだったら箱根予選でそこそこ走った1年生を主要区間で使ってみたくなる。
というわけで1年生を3人とも使ったオーダーを組んでみた。
【予想オーダー】
(14.6km-13.2km-9.5km-14.0km-11.6km-12.3km-11.9km-19.7km)
1区藤原-2区佐藤-3区栗原-4区刀祢-5区芳村-6区新行内-7区田中-8区吉田
4年生は小泉以外は全員使用した。つまり4年生5人、1年生3人のオーダーである。
3年生は人材がいないし、2年生は1年生の調子がいいし、使いたい人もいたので外した。
1区は1区経験者の藤原。不安はあるのは仕方ないが、現状彼しかいないだろう。
また8区を出雲、箱根予選で好調だった吉田を起用。
佐藤の調子が上がらないだけに、しっかりした走りが期待される。
走り次第では箱根2区は吉田の可能性もあるだろう。
芳村は本来ならばもっと主要区間を任せたいが、正直厳しい。
昨年経験した5区へ。精神的にも楽だろう。昨年のような区間二桁は避けたい。
6区は初駅伝の新行内。おそらく箱根も走るだろうから、一度経験させておきたい。
注目の佐藤は2区。現状8区は任せられないので、経験したこともあり、エース区間の中で比較的距離が短いここしかない。
区間賞やゴボウ抜きの期待は過度にしない方がいいだろうが、ここならある程度力を出せるだろう。
1年生3人衆は、3区4区7区に。一番成績の良かった刀祢を思い切って準エース区間4区に起用。
力不足だとは思うが、調子が上がらない人もいるし、将来のためにも頑張ってほしい。
正直、1区2区でよほどうまくスタートを切れないとシード権獲得は難しいとみている。
これまで頼りなかった4年生が意地をみせ、若い1年生の力が爆発できるかどうか見ものだろう。
2008/10/28
続いて、昨年の全日本で総合2位であった日体大。
【日本体育大学】
9/25日体大記録会
1万m
7組
(4位竹下正人29分53秒63)
5組
5組藤井尭30分16秒21(☆自己新)
竹下が30分切って復調傾向をみせている。
全日本エントリーには入らなかったが、箱根(おそらく山登り)に向けて
しっかり調整できるはずなので、プラスに捉えたい。
また唯一1年生で箱根予選のエントリーに入っていた藤井がまずまずの走り。
来年以降主力として期待したい。
【全日本エントリー】
4年
野口功太(箱根予選100位)
石谷慶一郎(箱根予選108位)
奥村隆太郎(箱根予選152位)
永井大隆(箱根予選70位)
宮内宏和(箱根予選245位)
3年
森賢大(箱根予選98位)
久保岡諭司(箱根予選130位)
高尾博教(箱根予選303位)
2年
筱嵜昌道(箱根予選66位)
谷野琢弥(箱根予選14位)
出口和也(箱根予選6位)
野口拓也(箱根予選8位)
1年
藤井尭
エントリーに長尾が入っていない。
箱根予選でも走らなかったし、故障してしまったかもしれない。
こうしてみると、箱根予選での4年生の不振が本当に際立つ。
彼らが復活さえしてくれれば、箱根でもまた上位候補に上がってくるのだが、
全日本は頑張った2年生を軸に戦うしかなさそうである。
【予想オーダー】
(14.6km-13.2km-9.5km-14.0km-11.6km-12.3km-11.9km-19.7km)
1区野口拓-2区谷野-3区永井-4区筱嵜-5区森-6区野口功-7区藤井-8区出口
1区2区4区8区の主要区間は全て2年生。
1区2区を逆にするかどうか迷ったが、前回のようなスタートダッシュを決めてほしいので野口拓。
1区での経験は十分。今回の全日本の1区もまたハイペースになることが予想されるので、
彼でないと対応がなかなか難しいと思う。
2区は谷野。前回1年生ながら7区で区間賞を獲得した選手。
出口を2区に起用して優位にレースを進めていくことをも考えたのだが、
せっかく4年生が不調でチャンスなので思い切って前半の厳しい区間に投入。
4区の筱嵜も同様。特に彼は2年生トリオを追って急成長中なだけに、
更に走りに磨きをかけるためにも、ここで1回走ってもらいたい。
ここで好走できれば、箱根までには調子をあげてくるであろう4年生を繋ぎで起用でき、相当強いチームになるはず。
ぜひとも強豪選手たちにもまれてほしい。
5区森6区野口功は、本来ならば主要区間を走るべき選手たち。
今回は繋ぎの区間で気楽に走ってもらい、自信を取り戻したい。
この距離と区間のレベルを考えると、区間上位、区間賞をとってもおかしくない選手たち。
箱根予選から間がないので回復は難しいだろうが、意地は見せられるだろう。
7区は思い切って1年生の藤井。箱根予選の順位を考えると石谷なのだが、
石谷は箱根山下りへ向けて調整をしてほしい。
そこで、1万で自己新を出した藤井を思い切って起用してみたいということで。
アンカー出口は、昨年の出雲や全日本のように思い切って突っ走ってほしい。
今回のメンバーではやはりシード権渦中かシード権外で来る可能性が比較的高い。
6位以内に浮上する走りができるとなれば、やはり彼となる。
前回の北村並みの走りは期待していいだろう。
箱根予選では惨敗したが、メンバーを見ると、優勝候補にあげられてもおかしくない戦力が整っている。
全日本で確実にシード権を獲得して、弾みをつけて箱根に望みたい
2008/10/28
続いては、全日本予選をトップ通過した明治大学!
【明治大学-全日本エントリー-】
4年
東野賢治(箱根予選16位)
中村智春(箱根予選37位)
3年
松本昂大(箱根予選9位)
安田昌倫(箱根予選棄権)
北條尚(箱根予選11位)
遠藤寿寛(箱根予選102位)
2年
松本翔(箱根予選95位)
小林優太(箱根予選60位)
1年
鎧坂哲哉
山崎亮平
岩崎耕三(箱根予選202位)
田原淳平(箱根予選193位)
細川勇介(箱根予選99位)
全日本エントリーは箱根予選の前だったのだが、石川は入っていない。
箱根予選の前の段階ですでに故障してしまったよう。箱根も微妙か。
また安田もきついだろう。
鎧坂がエントリーされているが、箱根予選もエントリーすらされていない。
もう完治しているのかもしれないが、1年生だし無理しない方がいいような気がする。
というわけで安田、鎧坂を入れないオーダーを予想してみた。
予想オーダー
(14.6km-13.2km-9.5km-14.0km-11.6km-12.3km-11.9km-19.7km)
1区中村-2区松本昂-3区松本翔-4区北條-5区遠藤-6区小林-7区細川-8区東野
前半型ではなく、オーソドックスに予想してみた。というか駒が足りないので前半型に組みにくい。
2区松本、4区北條、8区東野と主要区間はまずまず走れるのではないかと思う。
前半型にするなら1区北條、2区松本、4区東野か。(石川と安田がいればこれで突進できたのだが…)
ただ、アンカーにどうしても駒が足りなくなってしまう。
ここは箱根2区で安定した走りをみせた東野にシードの望みを託したいところ。
それまでに如何につないでいくかという事を課題においた。
松本昂は予選会で脚に痙攣を起こしたが、13kmあたりまではトップ集団を引っ張っていたので、この距離なら問題ないだろう。
その松本に繋ぐ1区は、1万mのタイムはチーム3番手の中村に頑張ってもらう。
箱根で6区を走ったこともあるし、スピードもある。他校も強力だが、区間一桁で松本に襷を渡してほしい。
3区の松本翔は、中堅メンバーの中では一番5000mのタイムがいい選手。
20kmの箱根予選ではやや苦戦したが、この区間なら力を発揮してくれるだろう。
ちなみに鎧坂がくるとしたらこのあたりになるかもしれない。
5区6区7区の遠藤、小林、細川は箱根予選で苦しいチーム状況の中、個人100位前後で走りきった選手たち。
細川は5人エントリーされている1年生の中で唯一の起用。
他の1年生も思い切って起用したいのだが、箱根予選があのような結果であったので仕方がない。
とにかくこの3人は4区までの順位を死守することが条件。
順調に行けば、シード権がギリギリ見える範囲でいるはずだ。
何とかエース東野にいい位置でつないでほしい。
そしてアンカー東野は、上記に書いたように前回の箱根の選抜で2区を走りクレバーな走りをみせてくれた選手。
混戦になるだろうが、冷静で安定した走りをみせてくれるだろう。
箱根予選は苦戦したが、力はあるはず。
ここでもう一回明治ありきというところを魅せて、箱根に向けて調子を戻したい。
2008/10/28
しばらくご無沙汰してすみませんでした。
土日の日体大記録会が終わってから更新しようと思っていたのと、ちょっと体調を崩していました。
時間がなくなったので、また駆け足気味になってしまうかもしれませんが、
全日本大学駅伝の予想をしていきたいと思います。
まずは、{箱根予選→全日本}の流れ大学から。
予選で順位が上だった大学から
【東京農業大学】
4年
倉持貴充(箱根予選23位)
椎谷智広(箱根予選88位)
園田稔
谷一(箱根予選18位)
3年
清水和朗(箱根予選12位)
外丸和輝(箱根予選1位)
細谷祐二(箱根予選274位)
谷口晃太
2年
貝塚伸洋(箱根予選113位)
田村英晃(箱根予選43位)
1年
木下潤也(箱根予選52位)
瀬山直人(箱根予選32位)
松原健太(箱根予選216位)
ほとんど予選会で出たメンバーだが、
全日本のエントリーの締め切りが箱根予選の前なので当たり前だろう。
学年別に見ると、それぞれ50位以内に入ったメンバーが1人から2人いて、
全学年に核となる選手がいて、戦力が充実していることが分かる。
では予想オーダーにいってみる。
(14.6km-13.2km-9.5km-14.0km-11.6km-12.3km-11.9km-19.7km)
1区清水-2区外丸-3区瀬山-4区倉持-5区田村-6区椎谷-7区木下-8区谷
1区清水と2区外丸は前回の箱根駅伝と同じオーダー。
慣れているし、何より以前より力をつけてきている。
厳しいだろうが駒大とほぼ同じ位置にいれれば最高だろう。
箱根は2区終了時点で8位だった。最低でも6位以内にはいたいところだ。
また、4区8区の主要区間はやっぱり4年生に任せたい。
倉持、谷に近い力を付けている下級生もいるのだが、
この2人は箱根で9区10区と復路の主要区間を僕は担ってほしいと思うので、
予選会上位の選手の中でも4年生の2人と予想。
本来は準エースの椎谷に4区か8区を走ってもらいたいのだが、
箱根予選では不調の走りであった。
それでも本人のプライドも考えて、繋ぎの中でも距離の長い6区に。
その他の繋ぎの区間は勢いのある瀬山、田村、木下の下級生に。
ここで区間3位前後でつないでもらったら、面白くなる。
強行スケジュールのため、箱根予選→全日本の日程でシード権を獲得することはなかなか難しいのだが、
彼らが上記の成績で走ることができれば、アンカーに渡るまで
シード権争いをしている可能性がある。
たとえシード権をとれなかったとしても、
なかなかこれまで渡り合えなかった上位陣と争うということが、
何よりもチームの刺激になる、
ぜひ、箱根に向けて沢山のことを吸収できるレースをしてもらいたいものだ。
2008/10/23
最後に見事周りの期待を裏切ってしまった早稲田大学
出雲駅伝成績
区間、氏名(学年)、区間タイム、区間順位、(順位変動)、トップとの差
なお、区間距離は8km-5.8km-8.5km-6.5km-5km-10.2km
1区八木勇樹(1年)24分42秒区間17位(17)1分46秒差
2区矢澤曜(1年)17分20秒区間13位(17→17)1分52秒差
3区竹澤健介(4年)25分37秒区間6位(17→11)2分48秒差
4区三田裕介(1年)18分55秒区間5位(11→11)2分45秒差
5区加藤創大(3年)15分29秒区間13位(11→11)3分33秒差
6区尾崎貴宏(3年)30分44秒区間8位(11→11)4分20秒差
総合11位2時間12分47秒
ん~、これで全日本・箱根の予想がちょっと難しくなってしまった。
まさか昨年と全く同じ失敗をしてしまうとは思わなかった。
1区が大きく出遅れてしまい、後のランナーは前を追おうとハイペースで自滅する、
駅伝で一番矢やってはいけないことを2年連続で繰り返してしまったのはまずい。
1区八木は2kmあたりではまだ10位以内にはいたはずなのだが、
持ちタイムからすると信じられない失速をしてしまった。
悪いなりにももう少し粘るということができなければ、使用するのが怖い。
昨年失敗した区間だけに、今回もイマイチな調子の選手を使用したはずがないので、
彼のメンタル面の問題だろう。次使う時は繋ぎの方がよさそうである。
2区~5区は、4区三田を除いて、みんな前半突っ込んで後半失速する悪循環にはまってしまった。
TVで見たところ、矢澤は一旦かなり14位東海大に迫っていただけに、勿体無い走りだった。
竹澤にいたっては抜いたランナーにペースメーカーにされてしまった上に突き放され、
最後には太腿を叩いてしまう始末。
今回は坐骨神経痛ではなく、北京後急に練習をやりすぎたのが原因というものの、この、短い出雲でそうなるのは
ちょいと、いや、かなり心配なのだが。
まあ、超一流選手は故障と隣り合わせ、いや爆弾を抱えながら練習するとも聞くが、
たかだが大学駅伝レベルで無理をしてほしくないランナーである。
今後は休ませるという決断も必要となるかもしれない。
三田だけは唯一結果を残した1年生だが、まだ主要区間を担う力はなさそうな感じだ。
ただ安心して使える上級生が少ないため、全日本の区間配置には頭をなやませそうだ。
後は尾崎はさすがに無難につないでくれたようだ。
彼が全日本でアンカー(4区もある?)はほぼ決定でよさそうだが、
他の面子が心配な結果である。
全日本では上級生中心というオーダーが組まれると聞く。
ということは阿久津、朝日、高原、三戸あたりが登場し、八木あたりは控えに回るような気がする。
本来は前回成功した高原1区で突進したいのだが、あいにく調子が上がってこない状態だ。
まあ、意外と昨年と同じで上がってくるのかもしれない。
戦力的には駒大の対抗馬一番手のはずなので、何とか出雲よりは調子をあげてほしい大学だ。
というわけで、出雲駅伝の各駅伝総評を駆け足で行ってみたがどうだろうか。
明日からは全日本大学駅伝の展望を行っていきます。
では!
2008/10/23
今度は日本人にかつての強さが戻ってきた感がある山梨学院大学
出雲駅伝成績
区間、氏名(学年)、区間タイム、区間順位、(順位変動)、トップとの差
なお、区間距離は8km-5.8km-8.5km-6.5km-5km-10.2km
1区松村康平(4年)23分43秒区間7位(7)47秒差
2区松本葵(3年)16分38秒☆区間賞(7→3)11秒差
3区小山大介(3年)25分47秒区間7位(3→5)1分17秒差
4区大谷康太(3年)18分54秒区間4位(5→4)1分13秒差
5区後藤敬(3年)14分54秒区間3位(4→4)1分26秒差
6区コスマス(1年)29分22秒区間2位(4→4)51秒差
総合4位2時間09分18秒
9月末の1万mで日本人が自己新を連発していたのだが、どうやらその力は本物のようだ。
出雲の展望で5区までで5位以内にいれば成功だと書いたのだが、なんと4位で通過。
アンカーにモグスがいればダニエルとの対決でかなり面白い展開になっただろう。
まず1区の松村がいいランナーになった。
前回の箱根のようなスローペースでも今回のようなハイペースでもどちらでも対応できるのは素晴らしい。
全日本・箱根でも不動の1区でいいだろう。
圧巻だったのは2区の松本。3000mSCが専門のランナーであるが、
短い区間ながらロードでもやられることをしめす区間賞。
短い2区で4人抜きをするスピードをみせつけた。
これが長い距離も対応できれば相当面白くなるようにみえる。
ちなみに山梨学院の日本人が区間賞を獲得したのは79回箱根の岩永以来(多分…^^;)
3区の小山はさすがに深津や中野などの他大学の主力級には苦戦を強いられたが、
彼は新日本人ランナーの柱になれるそんざい。
全日本でも主要区間に身を投じて修行してほしいと思う。
4区と5区もなかなかいい走りであった。そばに日大がいたこともいい目標となったようだ。
大谷康太は双子で兄の健太より一足早く駅伝デビューした選手。
後藤は前回の箱根駅伝で4区を走ったものの、区間19位とブレーキをした選手。
この2人がしっかりした走りをみせ、優勝した日大より、この時点で前にいるという健闘ぶりだった。
コスマスは順位こそあげられなかったものの、区間2位と安定した走りをみせた。
モグスの跡継ぎは大丈夫そうである。
この活躍でモグスが復帰する全日本では一躍駒大の対抗馬として名前があがるようになった。
そのモグスが世界ハーフで途中棄権してしまっているが、全日本にエントリーしているので多分大丈夫。
コスマスとモグス両方使ってくればかなり脅威的なオーダーとなるだろう。
全日本はなぜか優勝できない山梨学院だが、その壁を打ち破ってもらいたい。
2008/10/23
ダニエルの爆走で5年ぶり優勝!!の日本大学
出雲駅伝成績
区間、氏名(学年)、区間順位、区間タイム、(順位変動)、トップとの差
なお、区間距離は8km-5.8km-8.5km-6.5km-5km-10.2km
1区堂本尚寛(1年)区間6位23分40秒(6)44秒差
2区谷口恭悠(3年)区間2位16分39秒(6→2)9秒差
3区笹谷拓磨(4年)区間5位25分36秒(2→4)1分04秒差
4区丸林祐樹(3年)区間10位19分07秒(4→5)1分13秒差
5区井上陽介(3年)区間5位14分57秒(5→5)1分29秒差
6区ダニエル(3年)☆区間新☆28分28秒(5→1)-14秒差
総合1位2時間08分27秒
優勝予想にしたのだが、まさか本当に優勝してしまうとは思わなかった。
最大の功労者は勿論アンカーのダニエルである。
トップとの差は1分29秒差、しかも相手は駒大のエース宇賀地となれば、
さすがに逆転は不可能だと思われた。
まあ、そばにコスマスとジュグナがいたので、留学生で誰が勝つだろうという興味だった。
ところが、あれよあれよと差をつめていき、一気にトップにあがってしまい、
なんとモグスの区間記録まで破ってしまった。
これまで東海大・佐藤の背中を見ながらゴールという過去2年間の鬱憤を一気に晴らした。
雑誌で「もうすぐ私の時代が来ます」と言っていたが、本当に世界に羽ばたいていくかもしれない。
今後、どのような活躍をするか、要注目である。
とまあ、ダニエルだけが注目されてしまっているが、勿論1区から5区の日本人の踏ん張りも見逃せない。
1区は1年生の堂本。昨年の高校駅伝で佐久長聖のアンカーとして走り無念の0秒差負けを喫した選手といえば分かりやすいか。
その堂本が駒大と1秒差の区間6位と健闘。ここで上々のスタートを切った。
見事だったのは2区の谷口。前回の箱根駅伝では4区を走ったが後半失速してしまい順位を落としたが、
今回は駒大我妻にくらいつき、最後はラストスパートの差で勝ってしまった。
20kmで同じ走りができるとは思わないが、一回り成長した姿をみせてくれた。
3区で笹谷が苦手の短い距離で1分以上引き離されたのは仕方ない。
というより、笹谷以外に任せられる選手が出てこなかったのが残念というところ。
まあ、駒大とはあけられたが区間5位で、自分の役割は果たしたといえる。
4区5区も彼らなりに粘った結果。丸林はちょっと突っ込みすぎたか。
それでもこの5人で、あの駒大5人に対して1分29秒差に留めたということは非常に大きかった。
影の功労者は彼ら5人である。
さて、この出雲の躍進で日大の評価は一気に上がっていると思うが、
私の今のところの予想では残念ながら全日本・箱根では優勝争いをすることはないかなとみている。
(全日本はギリギリあるか?)
スピードランナーが多いのだが、やはり経験的にも実力的にも駒大には劣っている。
前半にダニエルをおいても持ちこたえられないだろうし、
アンカーにダニエルをおいても追いつけないかなとみている。
もっとも、爆発力のあるランナーもいるので、ピークと区間配置がはまれば
大変面白い展開になる可能性もあるチームである。
2008/10/23
今日、一発目は4区途中までトップを疾走した東洋大学
区間、氏名(学年)、区間順位、区間タイム、(順位変動)、トップとの差
なお、区間距離は8km-5.8km-8.5km-6.5km-5km-10.2km
1区柏原竜二(1年)区間2位23分09秒(2)13秒差
2区宇野博之(1年)区間6位17分01秒(2→1)-9秒差
3区大西智也(4年)区間2位24分41秒(1→1)-13秒差
4区千葉優(2年)区間9位19分06秒(1→2)8秒差
5区横山龍弥(3年)区間6位15分03秒(2→2)30秒差
6区森雅也(4年)区間10位31分05秒(2→5)1分38秒差
総合5位2時間10分05秒
さすが箱根で優勝候補にあげられているだけあるなと思いました。
東洋大がトップ中継したのはおそらく箱根80回大会の三行以来??
あの時は、1区間だけでしたが、今回は2区間に渡ってキープ。
その後もアンカーで留学生に抜かれるまでは2位を走りました。
箱根でもここ3年間は往路の4区までは3位前後を走ることが多かったですが、
今回の出雲ではもうひとランク上でレースをしたような感じです。
その立役者となったのは何といっても1年生の柏原だ。
他校の強豪校や留学生に対して、全く物怖じをしない走りには度肝を抜いた。
広島経済のガンガには負けたものの、落ちてからもガクッとはいかず粘り抜いた。
結局関東の大学の中ではダントツのトップでの中継。
目先の全日本でも1区でまたかき回してくれそうな気配があるし、
何より将来が大変有望されている選手だ。
川嶋監督の手腕に期待したい。
宇野は柏原が作った流れをうまく引き継いだという感じか。
本当に実力があるかどうかはまだちょっと未知数だが、
柏原を追ってだんだん育ってきているようだ。
また大きな大会で外さない大西智もやはりというべきか非常に安定した走りでトップをキープした
さすがに深津には追いつかれるだろうと思ったのだが、
後半ペースをあげる憎い走りで振り切ってしまった。
今まで1区で使用されることが多かった大西だが、
柏原の成長もあり、今後も主要区間で出てくるだろう。
4区以降は1.5軍の選手が出場していたため、順位落としたのは仕方ない。
それでもしっかり区間10位以内をキープしてくるあたりに東洋大の層の厚さを感じる。
森に関してはもう少し走ってほしかったが、留学生に囲まれた状況じゃどうしようもなかったか。
全大学の中では層の厚さはトップクラスなので人数が増える全日本、箱根と順位をあげてくる公算が高い。
ただ優勝するためには、今回欠場した山本、大西一、若松らが調子をとりもどしてこなければならない。
まあ、今後も要注意馬となるのは間違いないだろう。
2008/10/22
本日のラストは4連覇がかかっていた東海大学
区間、氏名(学年)、区間順位、区間タイム、(順位変動)、トップとの差
なお、区間距離は8km-5.8km-8.5km-6.5km-5km-10.2km
1区河野晴友(2年)区間15位24分23秒(15)1分27秒差
2区平山竜成(2年)区間14位17分22秒(15→14)1分35秒差
3区吉田憲正(4年)区間4位25分17秒(14→9)2分11秒差
4区藤原昌隆(4年)☆区間賞18分37秒(9→7)1分50秒差
5区芳村隆一(4年)区間4位14分55秒(7→6)2分04秒差
6区佐藤悠基(4年)区間4位29分49秒(6→6)1分56秒差
総合6位2時間10分23秒
まあ、4連覇がかかっていたといっても、
エースの伊達が抜け、箱根予選が迫っていたので、難しいというのは前から言われていた。
総合6位というのは十分予想できた範囲であった。
レースは監督の後日談で調子が良かったという河野と平山の誤算から始まった。
河野は高校1年の時、高校駅伝の1区で大変良い走りをしたランナーなのだが、
残念ながら面影は見られなかった。
平山も悪い流れを引き継いだまま、大東大の2軍の選手と競り合う有様であった。
結局この2人は箱根予選を外されてしまった。
ここまでは前回の箱根と同じ、大エースしか走れない東海大であった。
違うのはここからだった。
3区吉田4区藤原5区芳村が踏ん張った。
吉田は調子の上がらない竹澤をペースメーカーに使う頭脳的な走りで5人抜きを達成。
藤原は出雲ではいつも力を発揮していたのだが、
今回は後ろの位置で前を追い上げる走りを披露。ディフェンディングチャンピョンとして意地をみせた。
昨年は全日本も箱根も大ブレーキしてしまった芳村もようやく好走。
前回箱根でブレーキした3人で8つ順位をあげた。
距離が長くなる全日本、箱根で直結する成績ではないものの、
これで3人が自信をつけてくれれば、今後の順位が大きく変わってきそうである。
佐藤に関しては、3回目のアンカーだが一番悪いタイムだった。
まあ、暑かったということも考慮するとある程度仕方ないのかもしれない。
とりあえず一時期の不調は脱してくれたようだ。
それよりも箱根予選での脚の痙攣の方が心配。
予選だったからよかったものの、箱根本番でなったらたまったものでないので、
しっかり調整して臨んでほしい。とりあえず、全日本は長距離区間では出ないだろう(やっぱり2区あたりか)
佐藤は勿論のこと、吉田・藤原・芳村の走りが今年の東海大のキーとなりそうだ。
2008/10/22
今度は意外と粒揃いの帝京大学
出雲成績
区間、氏名(学年)、区間タイム、区間順位、(順位変動)、トップとの差
なお、区間距離は8km-5.8km-8.5km-6.5km-5km-10.2km
1区馬場圭太(4年)23分47秒区間8位(8)51秒差
2区西村知修(2年)16分50秒区間4位(8→6)27秒差
3区佐藤辰準(2年)26分31秒区間14位(6→10)2分17秒差
4区大沼睦(2年)18分58秒区間6位(10→9)2分17秒差
5区佐藤健(3年)15分08秒区間7位(9→9)2分44秒差
6区中村亮太(2年)30分54秒区間9位(9→9)3分41秒差
総合9位帝京大学2時間12分08秒
個人的に思うのは1区馬場というのは失敗だったのではということ。
スピードはまずまずあるタイプだと思うのだが、
ラストのキレで勝負する選手ではないイメージがあるのだが…
1区と2区が逆の方がいい位置に入れたように思うのだがどうだろうか。
3区以降は大学駅伝は全員が初めてというメンバー。
3区佐藤辰は大苦戦してしまったが、
他のメンバーは他大学とクロスしたりしていい経験ができたのではないかと思う。
エース区間で戦う駒がまだ足りない感じはするが、
大沼や佐藤健などの選手の好走をみると、繋ぎ区間はかなりやれそうだ。
3区以降の4人の誰かが成長して、エース区間を担えれるようになれば面白い。
全日本は今回いなかった前回の箱根メンバーもエントリーに入ってくるだろうし、
出雲よりも不気味な存在になりそうだ。
シード権(6位)といわれると、首を捻るが、
それに近い位置で常にレースを進めていけそうな気がする。
2008/10/22
今日は、徳地、山本の飛車角落ちで挑んだ中央大学
中央
区間、氏名(学年)、区間タイム、区間順位、(順位変動)、トップとの差
なお、区間距離は8km-5.8km-8.5km-6.5km-5km-10.2km
1区森誠則(4年)23分53秒区間9位(9)57秒差
2区棟方雄己(1年)17分07秒区間7位(9→8)50秒差
3区水越智哉(3年)26分42秒区間12位(8→12)2分51秒差
4区大石港与(2年)19分05秒区間8位(12→12)2分58秒差
5区梁瀬峰史(3年)14分50秒区間2位(12→10)3分07秒差
6区平川信彦(4年)30分28秒区間6位(10→8)3分38秒差
総合8位2時間12分05秒
スピードキング上野が抜けて、今年は苦しい戦いになるのではないかと思われていた中央だが、
徳地、山本抜きで昨年とそれほど変わらない成績で駆け抜けてきた。
まず1区2区がまずまずの滑り出しだったと思う。
1区森は多少遅れはとったものの、初の1区で、しかも今回は特にハイペースになってしまったので、及第点の走りではなかったか。
どちらかというと前半型のイメージがあったのだが、最後のキレもそれほど悪くはないようだ。
全日本や箱根でも1区で使えそうである。
これで山本や梁瀬を1区以外に回せるようになるので、戦力に余裕がでてくることになる。
これは今回の出雲で一番の収穫かなと思う。
それから2区棟方も額面割れしない程度には走ったと思う。
全日本では思い切って主要区間抜擢もあるかもしれない。
きつかったのが3区水越。自分の走りには程遠いタイムとなってしまった。
ただこれも監督の期待の表れ。全日本で4区あたりでもう一回チャンスがあるかもしれない。
他には梁瀬、平川はさすがといったところか。
梁瀬の最短区間にしたのは、これまで駅伝で失速が多かったのでリフレッシュの意味を込めたのかもしれない。
繋ぎの区間ながら区間2位で走ったのは好材料だろう。ようやく梁瀬の能力が開花するかもしれない。
平川は佐藤、宇賀地についでの日本人3位。昨年からずっと長い距離に抜擢され続けてきたが、本当に力をつけてきた。
全日本8区、箱根9区(10区もある?)はほぼ決まりといっていいだろう。
チーム全体としては、3区で落とした順位を徐々にあげて8位に戻してきているので、
順位以上に力はあるように思う。
全日本でもはまればまた3位以内に入ってくるかもしれない。
箱根でもしぶとく5位前後でゴールする可能性はある。
キーとなるのは徳地の状態であろう。
山本は記録会で28分台をマークしたそうだから、心配ないが、徳地の調子がわからない。
やはり徳地がしっかり走れるようにならないと柱がなくなってしまうので、
しっかり脚を作ってきてほしい。
2008/10/22
次は木原抜きながら、チーム最高位を更新した中央学院大学から
中央学院
区間、氏名(学年)、区間タイム、区間順位、(順位変動)、トップとの差
なお、区間距離は8km-5.8km-8.5km-6.5km-5km-10.2km
1区鈴木忠(2年)23分54秒区間12位(12)58秒差
2区小林光二(2年)17分09秒区間8位(12→9)53秒差
3区三浦隆稔(3年)25分52秒区間8位(9→7)2分05秒差
4区大谷克(2年)18分48秒区間3位(7→8)1分55秒差
5区真田雅之(2年)15分19秒区間10位(8→8)2分33秒差
6区渡部政彦(4年)31分29秒区間12位(8→10)4分05秒差
総合10位2時間12分32秒
1区と6区以外はほぼ成功したようにみえる。それだけに最初と最後は頑張ってほしかった。
まあ、1区の鈴木はある程度仕方ないかもしれない。
箱根1区はラストのスピード勝負という感じでうまいこといったが、
これほどまでの高速レースは初めてだっただろう。
最初は5位辺りの集団に食いついていっていたが、絶対的に力(というかスピード?)が足りなかったようだ。
ただ、これもまたいい経験だ。全日本でも引き続き1区でいいだろう。
2区小林は高校時代のタイムからすると物足りないが、3人抜いたのは良かった。
びっくりしたのは3区三浦と4区大谷である。
エース区間では力不足と思われていた三浦だが、下馬評をくつがいして区間8位で2人抜きの活躍。
箱根で2区木原3区三浦というオーダーを組んで2区間で攻められるかもしれない。
また大谷の区間3位はたまげた。鈴木、小林について3番手の2年生だと思われていたのだが、
これで2人に一気に追いついてきたといえよう。
1つ順位を落としているが、抜いていったのが区間賞の東海大藤原なので仕方ない。
残念だったのが6区の渡部。木原に続く準エースの働きを期待していたが、まだ荷が重すぎたか。
箱根で篠藤の跡継ぎで9区を任せたい存在なのだが、まだどうなるか分からない。
全日本でも8区を走らせてもう一度チャンスを与えたい。
大エース木原がいなくても、自分たちなりの走りができるということが証明された。
木原次第では昨年ほどはいかなくてもまた上位進出が臨める戦力が整ってきた。
その木原が世界ハーフで80分かかってしまったそうだが、
ケガでなく体調不良だそうなので、多分大丈夫だろう。
全日本もまた1.5軍の選手を試すかもしれないが、
どこまで粘れるか楽しみである。
2008/10/21
続いて、20回記念大会の枠で特別出場を果たした大東文化大学
大東文化
区間、氏名(学年)、区間タイム、区間順位、(順位変動)、トップとの差
なお、区間距離は8km-5.8km-8.5km-6.5km-5km-10.2km
1区宮城和臣(4年)24分22秒区間14位(14)1分26秒差
2区尾崎淳也(4年)17分17秒区間11位(14→13)1分29秒差
3区濱克徳(3年)26分46秒区間16位(13→16)3分34秒差
4区篠田勝成(2年)19分14秒区間12位(16→15)3分50秒差
5区山田誠一郎(3年)15分19秒区間10位(15→14)4分28秒差
6区吉田明広(1年)32分01秒区間15位(14→14)6分32秒差
総合14位2時間14分59秒
1区宮城以外は箱根駅伝予選会にエントリーされていないメンバー、いわば2軍がでた大東文化。
区間二桁が誰もいないのは、箱根予選が10位というチーム状況からみて当然といえば当然か。
ただ、キャプテンの宮城はもう少し走らないといけない存在。
キャプテンなのは勿論のこと、持ちタイムからもチームの柱とならなければいけない存在。
それが区間14位なのだからチームの士気はあがらないのも無理はない状態だろう。
しかも、その宮城は箱根予選会で走っている(195位、チーム11番手)
同じ日程であった東海大の1区河野は宮城と同じような成績だったが、
彼は箱根予選のメンバーから外された。
普通は20km走る状態ではない状態だったの宮城を無理に走らざる終えないというところに、
大東文化大学がまだ苦しい状態から抜け出せていないことが垣間見える。
その他、5km前後ではチーム内では強いと思っていた濱が大きく失速。
箱根で4区辺りをと思っていたのだが、ちょっと無理か。
後は特に大きな成果はなく、前評判どおりであった。
まあ、繋ぎの区間になると他の大学との差がそれほどなくなる(区間順位も少し上がる)ので、
そこそこの層はあるのかもしれない。
篠田・山田あたりがこのメンバーから抜け出し、箱根のメンバーに食い込むようになれば
少し面白くなってくるかもしれない。
2008/10/21
次は最終区ゴール直前で逆転され、惜しくも年度をまたいだ三冠ならず、の駒澤大学
出雲駅伝成績
区間、氏名(学年)、区間タイム、区間順位、(順位変動)、トップとの差
なお、区間距離は8km-5.8km-8.5km-6.5km-5km-10.2km
1区星創太(3年)23分39秒区間4位(4)43秒差
2区我妻信洋(4年)16分47秒区間3位(4→4)16秒差
3区深津卓也(3年)24分42秒区間3位(4→3)17秒差
4区池田宗司(4年)18分41秒区間2位(3→1)-8秒差
5区高林祐介(3年)14分41秒☆区間賞(1→1)-30秒差
6区宇賀地強(3年)30分11秒区間5位(1→2)14秒差
総合2位2時間8分41秒
4区が終了したあたりで、ほぼ駒大の優勝を確信していたのだが、
最後に落とし穴が待っていた。
アンカー宇賀地が日大ダニエルの猛烈な追い上げに耐え切れず、
最後の最後で逆転を許してしまった。
過去数年間の中で、一番優勝の確立が高かったが、やはり6区は鬼門だったか。
まあ、さすがの駒大も出雲を久しぶりに制覇できるかもしれないというプレッシャーに
ちょっと押しつぶされたのではと思う。
1区星が広島経済のガンガと東洋の柏原に対して、終盤大きく離されたり、
深津が最後まで東洋大大西に追いつけないだけじゃなく中野にも離されたり、
宇賀地がおそらくだが後ろから留学生3人+佐藤が追いかけてくるという状況で身体が硬くなったりと
いつもの力強い駒大ではなかった(そんな状況でもずっとトップ争いなのだが)
後、個人的には3区と6区は逆の方が良かったのではないかと思う。
宇賀地は昨年度の出雲の3区、全日本の2区、箱根の2区と前半の重要区間、
いわば競り合いが多い区間で非常に力を発揮している。
逆に深津は昨年度の全日本の4区、一昨年の全日本7区のように1人でトップを走っている時に強い。
たられば言っても仕方ないのだが、
3区宇賀地であれば東洋大大西まで追いつくことができ、
逆に6区深津なら一人旅の経験もあるし、逃げ切れたのでは…と思うのだがどうだろうか。
まあ、今回の駒大の選手たちは大変いい経験ができたし、
これで闘争本能に本当に火がついたであろう。
元々、全日本・箱根の方が優勝候補の呼び声が高かったが、
ますます優勝の可能性が上がったとみていいだろう。
2008/10/20
さて、出雲駅伝が行われてから、もうすでに1週間が経過してしまった。
その間には箱根駅伝予選会もあり、連戦続きであった。
11月2日には全日本大学駅伝もあり、もうすでにエントリーも発表されている。
そろそろ全日本の展望もしないといけないのだが、
初戦の出雲駅伝を振り返れなければ、まともな予想をできそうにない。
ですので、ひとまず出雲駅伝の評論を駆け足気味にしてからにしたい。
というわけで(?)、あいうえお順で亜細亜大学から!
出雲駅伝の成績
区間、氏名(学年)、区間タイム、区間順位、(順位変動)、トップとの差
なお、区間距離は8km-5.8km-8.5km-6.5km-5km-10.2km
1区池淵智紀(2年)23分53秒区間11位(11)57秒
2区宮川尚人(1年)17分41秒区間17位(11→12)1分24秒
3区濱崎達規(2年)26分23秒区間12位(12→13)3分06秒
4区筒井雅那(4年)19分09秒区間11位(13→13)3分17秒
5区塚本幹矢(2年)15分10秒区間8位(13→13)3分46秒
6区山中宣幸(3年)31分12秒区間11位(13→12)5分01秒
総合12位2時間13分28秒
4年生の主力が大量欠場した影響がモロに出た結果となった。
最初から最後まで強豪校に全く相手してもらえなかった。
1区の池淵が区間5位くらいで繋いでくれれば、ある程度収穫できたのだろうが、
重要区間ではまだまだ力不足だったようだ。
2区以降で追い上げられる選手もいなかった。
5区の塚本が区間8位で走ったのは唯一の収穫か。
2年生といえば、池淵と濱崎の2本柱だが、塚本も箱根までに加わってくるかもしれない。
ただ、今回は下級生を試す意味合いが強い(というか出雲と全日本はいつもだが)ので、
箱根を占うということはちょっとできない。
主要区間を走った選手は使われる可能性は高い、くらいしかいえないだろう。
亜細亜大学は全日本がないので、次に走る大きめの大会は例年通りなら上尾ハーフということになる。
ここでハーフタイム64分前後の選手がどれだけ並べてこれるかによって、
箱根駅伝でどれくらいの成績が残せるかおおよそ分かってくる。
後は2区を走れる選手が出てくるかどうか。
例年エース不足に悩まされているが、それでも板倉→山下→菊池と核となる選手はいた。
ただ今年はまだ見えて来ない。緒方、藤田、与那覇、筒井あたりが候補となるが、
与那覇はできれば9区を走らせたいし、後はまだもう少し力不足。(故障上がりもいる?)
今回の予選会をみても、勢いのある大学が増えてきているし、2区で大きく遅れると
いくら長い距離が得意な亜細亜といったって、なかなか追いつけないだろう。
その他、山の人材も考えなければならない。5区はたいてい成功しているのだが、
いかんせん山下りがうまくいかない。いつも7区に強い選手を置いて対応しているようだが、
上位にいくためには6区をきっちり走れるようにしたい。
今のところ、シード渦中かちょっと届かないとみている。
1区2区で確実に走れる人材が出てくるかどうかが勝負になるとみている。
2008/10/19
今回の予選会でチームとしては箱根に手が届かなかったが、
個人としてはいい走りをした選手を紹介したい。
特に今回の選抜で選ばれる可能性のある選手たちである。
○法政大学
17位高嶺秀仁(4年)60分53秒
67位姜山佑樹(4年)61分42秒
○國學院大学
33位川邉一将(4年)61分13秒
68位横田勝也(4年)61分42秒
81位仁科徳将(2年)61分53秒
○平成国際大学
42位佐藤雄治(4年)61分24秒
47位飯沼健太(3年)61分28秒
○関東学院大学
20位坂本智史(4年)60分57秒
35位川口成徳(4年)61分15秒
○流通経済大学
115位下田貴志(1年)62分18秒
○松蔭大学
48位梶原有高(1年)61分28秒
93位須永将広(3年)62分00秒
○麗澤大学
46位佐野広明(3年)61分27秒
○創価大学
58位尾関誠(3年)61分37秒
○東京経済大学
166位大塚統彦(3年)63分17秒
○防衛大学
160位岡本尚典(4年)63分06秒
○東京大学大学院
146位依田崇弘(3年)62分49秒
○立教大学
53位中村嘉孝(4年)61分31秒
○学習院大学
38位川内優輝(4年)61分20秒
やはり、参加校が多かったため、ちょっと層が薄くなってしまいそうだ。
法大、国学院、関東学院あたりから2人出るとこがでそうだ。
特に高嶺と姜山が昨年2区5区を走った法政大学は可能性が高い。
松蔭大学、東京経済大学、東京大学大学院は走れば、
初の箱根駅伝出場となる。
そのうち、松蔭大学は可能性が高そうである。
この2校は近年長距離部を強化し始めた大学。ようやく第一歩が踏み出せるかもしれない。
法大のみ2人出たオーダーを組んでみた
20位坂本(関学大)-17位高嶺(法大)-38位川内(学習院)-48位梶原(松蔭大)-67位姜山(法大)
42位佐藤(平国大)-46位佐野(麗澤大)-58位尾関(創価大)-53位中村(立教大)-33位川邉(国学院)
組んでみて思った。【あれ?意外と強い??】
10人の予選会のタイムを足してみた。
10時間12分08秒…おい!1位通過の城西大よりも早いではないか!!!!!!
けが人が出た場合と出遅れた場合を除けば、今年もシード権内は十分ありうる戦力ではないか。
しかも今回、高嶺、川内、姜山、佐藤、中村、川邉と
こんなにも箱根経験者がいる。大きく崩れるとは考えにくい。
実は今回も前回並み、いやトップ3に入れる実力を持つ選抜チーム。
これは箱根駅伝を目指す選手が多く出てきたことを意味しており大変素晴らしいこと
今回も選抜に目が離せません!!!!
2008/10/18
さて、ここからはIPが入る&ボーダーラインをまたぐ11位~15位となります。
⑪10:17:57 国士舘大学 10:21:32(11位)-(3:35)
13 1:00:46 山中 貴弘(4)
15 1:00:52谷 将弘(4)
40 1:01:21 川崎 健太(4)
51 1:01:30 小島 康彰(4)
92 1:01:59 平川 玲央(2)
116 1:02:19 柴田 省吾(2)
134 1:02:40 中西 将人(3)
148 1:02:51 伊藤 正樹(1)
157 1:03:03 齋藤 伸宗(3)
203 1:04:11 岩崎 哲也(3)
※231 1:05:09 久井原 歩(1)
※292 1:07:11 田代 洋平(4)
1万mの記録がそのまま出てしまったような感じに近い。
しいていえば川崎がやや誤算だったか。それから伊藤は調子を落としてしまったようだ。
まあ、IP使わなくても11位なのであんまり文句はない。
ここは2区が不在だと思っていた。
一応、1区高谷2区山中と組めるが、ちょっと厳しいかなあ…
何とか5区に入るだろう川崎にいい位置で繋げるようにしたかったが、
このままだとやや叶いそうにないか。
このあたりからシードを取る大学は出てこないだろうが、
やはり少しでも善戦してほしい。
田代は前回の箱根メンバーとして貴重な戦力になるだろうし、
そのほかにも欠場したメンバーがいるので、戻ってくれば、
前回の13位に近い順位で走破することも可能になるだろう。
⑫10:20:13 順天堂大学 10:24:03(14位)-(3:50)
10 1:00:37 小野 裕幸(4)
25 1:01:04 山 敦史(4)
82 1:01:53 木水 良(3)
83 1:01:54 村上 真(3)
119 1:02:27 的場 亮太(1)
127 1:02:32 関戸 雅輝(3)
165 1:03:13 志賀 洸介(3)
168 1:03:21 越智 健一朗(1)
172 1:03:25 山田 翔太(3)
176 1:03:37 岡部 寛之(2)
※186 1:03:53 琴岡 義規(2)
※197 1:04:07 唐川 和宏(1)
IP様様、増枠様様、沢木様様様様という感じ。
持ちタイムでは14位であったが、IP使って冷や汗通過。
しかもこれが2年前の優勝チームというのだから驚き。
当然その時のメンバーもいるのだが、彼らはどう思ったのだろうか。
2年前トップだったチームが2年後には力的には23番手まで転落。
いつかの大東大よりも更にひどい状況である。
前回棄権の小野と大ブレーキした木水はよく走った。山崎も不満だが、まあ及第点か。
後はほとんど惨憺たる結果だった。
山田は故障明けだったと聞いているが、他はどうしたのだろうか。
高校時代に実績のある選手も含まれている。それがどうしてここまで劣化した。
かつての調整力は完全に消え失せてしまったようだ。
今回のメンバーで4年生は2人だけだが、
その4年生がトップ2を占めていて、その後ろは大きく差が開いている。
今回の箱根駅伝では、3年生以下が少しでも意地をみせてくれるかどうか。
来年の箱根駅伝を走るために、今回の箱根駅伝を懸命に走りきってほしい
13 10:20:33 青山学院大学 10:21:48(12位)-(1:15)
30 1:01:11 荒井 輔(3)
41 1:01:23 先崎 祐也(4)
77 1:01:49 佐々木 徹也(4)
91 1:01:58 松野 祐季(4)
96 1:02:02 宇野 純也(4)
111 1:02:14 大坪 恭兵(4)
123 1:02:29 小林 剛寛(1)
132 1:02:36 岡崎 隼也(4)
144 1:02:46 辻本 啓吏(2)
167 1:03:20 米澤 類(3)
※173 1:03:29 市岡 敬介(3)
※232 1:05:09 村元 仁(4)
故障者が続出し走る前から苦しい状況。
しかも走ってみたらボーダーライン上、競っている大学はIPが多いところばかり、
そんな状況で法大をわずか6秒差ながら交わし、ギリギリながら33年ぶりの出場という夢が叶った青学大。
知名度もあるし、33年ぶりで前回出場時が途中棄権…日テレが喜んで特集を組みそうなネタが並んでいるが、
それはさておき…
今回、4年生が多く、増枠していたため、今回ダメならもうまたしばらくチャンスがないと思っていたのだが、
全員の、特にラスト5kmの踏ん張りで逆転して最後の切符をもぎ取ったのは、僕の涙腺をゆるくしてしまう。
もちろん全員頑張ったのだが、今回は4年生全員に拍手を送りたい。
苦しい状況の中、全員が100位前後で走りきったことが大きい。
また故障明け間もない米澤類もチーム10番手ながら大きく貢献した。
15km地点で法大の10番目の選手に7秒負けていたのだ。
それに最後の最後で追いついて抜かしたのだ。
この追い上げて抜かした分が今回付いた差である。
ギリギリながら通ればこっちのもの。
33年間とまったままの襷を、一歩一歩踏みしめて繋いでほしい
14 10:20:39 法政大学 10:23:49(13位)-(3:10)
17 1:00:53 高嶺 秀仁(4)
67 1:01:42 姜山 佑樹(4)
90 1:01:57 稲垣 雄太(2)
120 1:02:27 近藤 洋平(1)
121 1:02:28 益田 賢太朗(2)
137 1:02:42 横部 貴之(3)
139 1:02:43 星野 剛(4)
140 1:02:44 末山 貴文(1)
149 1:02:52 上田 剛史(3)
169 1:03:21 福島 成博(3)
※194 1:04:03 宇都宮 崇之(3)
※207 1:04:18 奥田 宗弘(3)
さてと…色々いいたいことがある大学である。
最近の法大の選手の特徴としては、みな茶髪(オレンジ髪?)をしていることが有名である。
元々法大のOBでエースだった徳本選手がはじめたことである。
だから、みな「徳本魂」ということでやっていた。
この茶髪、金髪で箱根に出ることに関して、色々いう人もいた。
でも僕は「徳本魂」を受け継いでくれているのなら、いいと思っていた。
しかし…
今の法大はどうか、魂どころかファッション化してしまっている。
ただ単に目立って遊んでいるだけである。
そんなのだったら、全部丸坊主にしなければならない。
ファッション化したことを見抜いていたはずの首脳陣も何とかできなかったのだろうか
(ちなみに全員丸坊主にしていれば、1人1秒は縮まって通過(ry
だって、増枠+IPでも出れないんだぞ…100位以内に4人って…
そんなチームじゃなかったはずだ。徳本魂ってそんなものじゃないはずだ。
今回の結果を真摯に受け止めて、
それから、おそらく選抜として出場するであろう高嶺と姜山は、
じっくり陸上をやってきた原点を見直して、しっかり走ってほしい
15 10:25:51 國學院大學 10:26:21(15位)-(0:30)
33 1:01:13 川邉 一将(4)
68 1:01:42 横田 勝也(4)
81 1:01:53 仁科 徳将(2)
124 1:02:29 當山 篤志(2)
138 1:02:43 住野 達郎(3)
150 1:02:52 小柳津 智弘(4)
155 1:03:03 石谷 望(4)
158 1:03:05 田中 光太郎(2)
177 1:03:38 青木 信夫(1)
181 1:03:43 日坂 充宏(3)
※218 1:04:45 荻野 皓平(1)
※256 1:05:45 平山 大樹(2)
ここはもう少しボーダーラインに絡んでくると思ったのだが、
ピークがずれてしまっていたのだろうか。
100位以内に3人しか入れないようじゃ、話にならない感じ。
ここは仁科のように2年生くらいになって急激に伸びる選手もいるが、
一部劣化している選手もいる。ここらあたりを解消すれば、またボーダーラインに絡んでくるだろう。
ただ、チームトップが2年生の仁科で、彼が選抜に選ばれればもっと良かったのだが…
まあ、2年連続となるキャプテンが出場するので、チームに喝を入れてもらいたい。
とまあ、駆け足で評論してみた。
色々いいたいこと書いてきたが、結局は予選会あがりの大学が、
いくつでも本戦で大暴れしてほしいのである。
特に城西大、東農大、拓大、明大、とこれまでシード権に手が届かなかったところが活躍してもらえればと思う。
また、初出場の上武大、33年ぶりの青学大は箱根路を走れる喜びをかみしめて精一杯の力走をしてほしい。
それから、出場する全大学と全選手にアクシデントがないように…これだけを願って、本戦を待ちたいと思う。
まとまりがないが、予選会についてはこれで終わり(あ、選抜に選ばれそうな選手は明日くらいにピックアップします)
明日からは出雲の反省と全日本への展望を同時に行っていきたいと思います。
それでは、また!
2008/10/18
続いて、6位から10位
⑥10:18:04 神奈川大学
19 1:00:56 森本 卓司(3)
22 1:00:58 染谷 和則(3)
56 1:01:34 小杉 新太郎(2)
61 1:01:38 三谷 泰之(4)
62 1:01:39 藤井 和也(4)
71 1:01:45 小出 健一郎(3)
80 1:01:50 野 友弘(2)
109 1:02:13 川上 晃弘(3)
141 1:02:45 黒田 孝之(3)
143 1:02:46 田中 弘明(3)
※154 1:02:57 小村 章悟(4)
※225 1:04:54 曽根 涼介(3)
やはり20kmは強い。しぶとく6位で通過してきた印象である。
エース森本はもう少し爆発してほしかったところだが、
しっかりまとめた感じか。
それ以上に新戦力や前回出場組がしっかり走ってきたのも目を見張る。
前回1区でいいところがなかった染谷が森本に肉薄する走りをし、
小杉、藤井、小出、濱野と前回不出場組がチームをまとめた。
三谷は昨年と全く同順位で安定している(聞こえはいいが、成長していないということでもある…)
これで、天野・的場が戻ってくれば、なかなか手ごわいチームになってくる。
シード権獲得には決め手がかけている感があるが、
つねにシード権が見える位置でレースをすすめれば面白いチーム。
第81回大会でシードラインでずっと粘っていたことが大変印象があるが、
その再現ができるようなチーム状況になってきた。
⑦10:18:15 東海大学
7 1:00:32 吉田 憲正(4)
44 1:01:27 刀祢 健太郎(1)
55 1:01:32 藤原 昌隆(4)
59 1:01:38 栗原 俊(1)
75 1:01:47 新行内 友介(4)
76 1:01:47 田中 飛鳥(1)
104 1:02:08 金子 太郎(2)
112 1:02:15 佐藤 悠基(4)
128 1:02:34 芳村 隆一(4)
129 1:02:35 小泉 元(4)
※178 1:03:39 矢後 大輔(3)
※219 1:04:46 斉藤 弘明(3)
さて、ここからは大きな波乱があった大学が含まれてくる。
何といっても佐藤の失速である。
途中、立ち止まったりしながら、何とか走りきった根性は立派だが、
この先の戦いに向けて大変心配な状況となった。
出雲の疲れがあったことも確かにいるのだが、
吉田はしっかり走り、藤原は何とかまとめたし、あまりいいわけにはできないだろう。
ただ思うのは佐藤という選手は回復の悪いランナーであるように思う。
2年時の箱根駅伝の1区でとてつもない区間新を出した後の、都道府県対抗駅伝で失速。
また1年時の記録会の5000mでベストを出したと思ったら、直後の全日本予選で途中棄権。
よく思えば過去にこんな戦歴があるのだ。
しっかり休んで臨めば、あんま問題ないかもしれないが、楽観的過ぎだろうか?
他には1年生が皆そつなく走れるような感じなのは何より。
つなぎ区間では貴重な戦力になってくれそうな感じである。
これで出雲で出場した河野、平山が加わってくれば面白い。
箱根での戦いには今までのようなパワーはないかもしれないが、
スマートな走りでシード権確保したいところである。
⑧10:19:25 専修大学
3 1:00:11 五ヶ谷 宏司(3)
36 1:01:16 五十嵐 祐太(2)
57 1:01:36 井上 直紀(3)
86 1:01:54 森脇 啓太(4)
87 1:01:55 木下 卓己(4)
89 1:01:56 塩原 大(2)
125 1:02:29 石垣 弘志(3)
131 1:02:36 酒井 潤一(3)
133 1:02:39 金子 純也(4)
153 1:02:53 嬉野 純平(3)
※174 1:03:29 安島 慎吾(1)
※322 1:08:08 星野 和弘(4)
なんと五ヶ谷が全体の3番手に入り、新エースに君臨!という形になった今回の専大。
走るべき選手である井上がちょっと失速してしまった。木下はケガ明けで仕方ないか。
ただ、シードをとるためにはやっぱり2区は井上、5区五ヶ谷だと思っているので、
何とか調子をあげてほしいところ。
そのほかでは五十嵐がめまぐるしい成長をしているのが目に付く。
前回8区で、走った選手の持ちタイムが(多分)最下位の中、3位の大好走
今回の予選会でチーム2位と更にまたステップアップしてきた。
また3年生カルテットのど真ん中に石垣が食い込み、層が増してきた。
先ほども話したが、井上選手が復調して2区を乗り切れば、
83回大会のようにシードラインでしぶとく粘るレースができるだろう
⑨10:19:30 明治大学
9 1:00:35 松本 昂大(3)
11 1:00:39 北條 尚(3)
16 1:00:53 東野 賢治(4)
37 1:01:18 中村 智春(4)
60 1:01:38 小林 優太(2)
95 1:02:02 松本 翔(2)
99 1:02:05 細川 勇介(1)
102 1:02:06 遠藤 寿寛(3)
193 1:04:03 田原 淳平(1)
202 1:04:11 岩崎 耕三(1)
※264 1:06:12 原 祐哉(3)
※DNF 安田 昌倫(3)
問題校その1。どういう調整をしてきたのですか?
自分が1位通過予想したというのもあるが、かなりのショックでした。
まあ、1年生が走れなかったのは、まあしょうがない。1年生だし…
問題は安田が途中棄権、石川・鎧坂はスタートラインにすら立てなかった。
彼ら抜きで9位に留まったチーム力、
とりわけ前回まさかの予選落ちの元凶となったが、
今回前半から飛ばし後半ふらふらになりながら全体の9位に入った松本には拍手を送りたい。
彼らはよく頑張った。
ただ準エースたちをこれほどまでに故障に見舞われるようなことをしたのがよくない。
こういう調整をしていてはいつまでもシード権を獲得することはできないだろう。
彼らが戻ってくれば、全日本でも箱根でも上位での活躍ができるチーム力があることは証明されたと思う。
後は、上手く調整をして合わせるのみだ。(それが一番問題なのだが)
⑩10:21:01 大東文化大学
27 1:01:10 清野 篤(3)
39 1:01:21 佐藤 歩(3)
84 1:01:54 久保 謙志(4)
94 1:02:01 井上 裕彬(3)
97 1:02:03 秋山 拓平(2)
105 1:02:08 佐藤 匠(4)
110 1:02:13 土田 純(2)
114 1:02:17 下條 誠士(4)
142 1:02:46 木村 茂樹(4)
161 1:03:08 宮原 卓(4)
※195 1:04:04 宮城 和臣(4)
※227 1:04:56 住田 直紀(4)
全体的に低調だったとみるか、これが今の実力とみるかで評価が違ってくる。
上位陣はほとんどこれが実力を出したのではないかと思う。
チーム8番手までは箱根不出場の選手も沢山いるし、こんなものだろう。
ただ、チーム9番手以降にいる選手たちが問題である。
特に宮原、宮城、住田は何やってるんだという感じだ。
彼らはチーム内1万mで上位に入るし、特に住田はハーフの持ちタイムはチーム1だった。
宮城は出雲の時から動いてなかったように見えたが、やはりという感じだったが、キャプテンがこれでは…
宮原は昨年からずっと只熊元監督に使われていたし、住田は前回途中棄権だったもののエース区間を任された。
彼らがしっかりしてこなければ、特にアクシデントがなくてもシード争いに絡めないだろう。
幸い、山には下條or久保、下りには佐藤と、山の大東とは言える陣容だけに
彼らを活かせる様にしていきたい。
2008/10/18
本来は1校ずつしていきたいところだが、
時間と体力がない…出雲分析と全日本展望もしていくので、
申し訳ないが、駆け足気味に一気にやってしまう
ではまずは1位から5位まで
①10:13:20 城西大学
2 1:00:04 田中 佳祐(2)
4 1:00:16 高橋 優太(3)
21 1:00:57 石田 亮(2)
26 1:01:06 永岩 義人(3)
28 1:01:11 伊藤 一行(4)
29 1:01:11 田村 優典(1)
69 1:01:44 橋本 隆光(1)
101 1:02:06 甲岡 昌吾(2)
117 1:02:20 渡辺 寿喜(4)
118 1:02:25 新見 雅徳(4)
※156 1:03:03 高宮 祐樹(3)
※189 1:03:57 金子 幸司(1)
城西がトップくるのはかすかにあるかなと思っていましたが、
ちょっと予測できませんでした。
前回4区で区間最下位だった田中や、本戦出場できなかった高橋が素晴らしい走りをしました。
箱根は1区田中2区高橋でほぼ決まりとみていいのではないでしょうか。
持病持ちの伊藤がまた無理して2区走る必要性もない感じです。
しかも、これで前回1区区間賞の佐藤がいないのだ。
いることを忘れてしまいそうな勢いだ。(いや、実際以前の投稿で忘れ(ry
いや、しかし9月末の記録会で出場した選手があまり出てないから、相当良いかもと以前書きましたが、
まさにその通りという感じでした。
もちろん、シード権獲得候補1番手となります。過去10年で予選トップがシード権を取れなかったのは1度だけですし。
後はチーム7番手と8番以下が少し空いているので、その底上げができれば初のシード獲得が相当高くなるでしょう。
復路エース区間の9区を走った高宮が復活してくれれば一番いいのだが。
何はともあれ、トップ通過は素晴らしいです。
全日本に出場できないが、しっかり調整できるとプラスに考えていけばいいだろう。
②10:13:46 東京農業大学
1 59:42 外丸 和輝(3)
12 1:00:42 清水 和朗(3)
18 1:00:54 谷 一(4)
23 1:01:03 倉持 貴充(4)
32 1:01:12 瀬山 直人(1)
43 1:01:24 田村 英晃(2)
52 1:01:30 木下 潤哉(1)
88 1:01:55 椎谷 智広(4)
113 1:02:16 貝塚 信洋(2)
162 1:03:08 三谷 裕淑(4)
※216 1:04:40 松原 健太(1)
※274 1:06:40 細谷 祐二(3)
外丸選手が本当に強くなりました。あの暑い中、何度も自分から仕掛けていって、最後独走してしまいました。
実は今、一番安定感があって強いのではとも思ってしまいました。
また、昨年箱根に出場できなかった(いなかった人も含む)谷、倉持、瀬山がチーム3、4、5番手に来たのもすごい。
昨年出場した田村、椎谷もうかうかしていたら、出場できないかもしれません。
今回チーム10番手以下が遅れてしまいましたが、細谷は6区で使えるのでそんなに心配しなくてもいいか。
先日の日体大でいい走りをした松原は、ちょっとピーキングがずれこんでしまったか。
まだ1年生でいい経験をしただろうから、箱根まであげてくる可能性は十分ある。期待している。
次は全日本。
過密スケジュールで大変だが、是非シード権を獲得してほしい。
それくらいの走りをして、他の大学にプレッシャーを与えれば、箱根での爆走も期待できるだろう。
③10:15:47 上武大学
31 1:01:12 福島 弘将(3)
34 1:01:14 福山 真魚(3)
49 1:01:29 坂口 竜成(1)
50 1:01:30 石田 康雄(3)
63 1:01:40 梅田 大輔(2)
64 1:01:40 長谷川 裕介(2)
65 1:01:41 原 茂明(2)
72 1:01:45 大塚 良軌(4)
73 1:01:46 山崎 達哉(4)
79 1:01:50 後藤 祐一(4)
※106 1:02:09 伊藤 彰(2)
※126 1:02:30 船越 敬太(2)
本日一番のサプライズ。
これまで箱根出場はない(つまりが今回が初出場!)し、
戦力的にも持ちタイム的にも通過する可能性は半々とみられていたが、まさかの3位通過!
花田監督の手腕と選手たちの潜在能力が爆発した感じだ。
上はいないが、10人目の通過タイムは全大学1。
素晴らしい選手層ができあがった。
こうなったら、初出場でシード権獲得を期待したくなってくるのはどうしようもないこと。
そのキーマンとなるのは前回選抜で一足先に箱根を経験した福山まおちゃん。
(彼女じゃなくて)彼は山登りの5区で区間3位の6人抜きの快走をみせ、
選抜4位躍進の立役者となったのである。
しかも、前回の区間1位と2位はともに4年生で卒業。
つまり山登りは今のところ彼が全大学中1番手なのである。
彼が5区に待ち構えているのはチームにとって心強い。
(推測するに、彼の快走がチームのモチベーションを大きくアップさせた結果、
このようなことが起こったのだと思う)
問題は1区から4区。先ほども言ったように上がいない、つまり平地のエースがいない。
ここまででシード権がみえる位置にいれば、面白い。そこまで踏ん張れるか。
後は初出場校によくみらえる「舞い上がり」現象が、心配。
花田監督がどうチームをまとめていくか、これからが勝負である。
④10:17:04 日本体育大
6 1:00:27 出口 和也(2)
8 1:00:33 野口 拓也(2)
14 1:00:50 谷野 琢弥(2)
66 1:01:42 筱嵜 昌道(2)
70 1:01:44 永井 大隆(4)
98 1:02:04 森 賢大(3)
100 1:02:06 野口 功太(4)
108 1:02:10 石谷 慶一郎(4)
130 1:02:35 久保岡 諭司(3)
152 1:02:53 奥村 隆太郎(4)
※245 1:05:24 宮内 宏和(4)
※303 1:07:34 高尾 博教(3)
4位通過だが手放しで喜べない結果である。
昨年は山で崩れただけで、平地ではしっかり戦える陣容だった。
今回もトップ通過候補筆頭であったが、1位の城西大と4分近くあけられてしまった。
上位は良かった。特に2年生カルテットは申し分のない結果であった。
しかし、しっかりしなければならない上級生が情けない結果であった。
特に森は惨憺たる結果だった。
2区森、5区出口というオーダーが理想だと僕は思っていたのだが、これでは組めない。
それどころか、森は繋ぎで何とか走ってもらう、ということになってしまう。
やはりシードを復活させるためには3年4年がしっかりと走らなければ、と思うのだが、
大変不安の残る結果。特に11番手12番手は(気持ちが切れてたかもしれないが)、お話にならない。
とにかく、目の前の目標である全日本に向けて、
気を取り直して、挑んでほしい。
そこで何かを得られれば、箱根本戦でも活躍するかもしれない。
⑤10:17:43 拓殖大学
5 1:00:17 伊藤 太賀(4)
24 1:01:04 西山 洋平(2)
45 1:01:27 西 仁史(4)
54 1:01:32 小路 優人(4)
74 1:01:46 白川 裕司(4)
78 1:01:49 村山 徳宏(3)
85 1:01:54 児玉 雄介(4)
103 1:02:07 淺田 洋平(4)
136 1:02:42 佐藤 貴文(4)
159 1:03:05 那須 大地(1)
※180 1:03:40 住本 裕樹(2)
※190 1:03:57 梅木 悠平(1)
ここは嬉しい復帰4年ぶり復帰。
これまで理不尽な(だと思う)IPで逆転負けが多かった。
1秒差で泣いた事もあったが、その涙が真珠の珠となって帰ってきた、
という表現は大げさでないだろう。
理不尽なIPもあったが、これまでは調整不足で泣いてきたが、
出場枠増加により、精神的にも楽になったのだろう。
ようやく本来の実力を出せた。
ここもエース谷川がいないのだがら、底力もある。
チームでは4年生の伊藤が全体の5位と素晴らしい成績。
本来トップで走るべきだった小路の成績には少々不満だが、
チームの中堅である上級生が中心にカバーした。
1年生は暑さでやられたような感じだが、まだまだ伸びてくるかもしれない。
4年ぶりだし、初出場の気持ちでのびのびと走ってほしい。
6位以下は次
2008/10/18
速報!!
()内はIP加味
1位城西大
2位東農大
3位上武大
4位日体大
5位拓大
6位神大
7位東海大
8位専大
9位明大
10位大東大
11位(12)国士大
12位(14?)順大
13位(11)青学大
14位(13)法大
15位(15?)国学院
城西大がなんとトップ通過!
外丸の快走があった東農大が2位
そして一番のサプライズは3位上武!【初出場】おめでとー!!!!!
4位日体大6位神大8位専大10位大東大は順当か?
5位拓大はうれしい復帰!しかもポイントに関係ないところで本戦も期待!!
7位は佐藤が失速も、総合力でがんばった東海大
9位は石川鎧坂安田がダメで、松本ブレーキでも通過、さすが
11位はIPなしででも通過の国士大
12位はIPで逆転でどうにか出場した順大
そして・・・13位は33年ぶりの歓喜!!青山学院大
IPが多い大学ばかりが周りにいる中で、耐え抜きました!!
次点は6秒差で落選の法政大学。まさかの逆転負けでした。
いや、しかしほんとおおはずれ\(^0^)/
6位神大、後は通過するとこは当てたか…
激戦の予選会も終わり、残るは全日本と箱根。
楽しみです。
2008/10/17
それでは、明日開催される第85回箱根駅伝予選会の予想順位を発表しちゃいます!
総合順位(()内の数字はインカレポイント抜きの順位)
1位明治大学
2位日本体育大学
3位東海大学
4位東京農業大学
5位城西大学
6位神奈川大学
7位専修大学
8位国士舘大学
9位大東文化大学
10位順天堂大学
11位(12)青山学院大学
12位(11)拓殖大学
13位(14)上武大学
14位(15)法政大学
15位(13)國學院大学
・
・
・
個人予想
1位松本(明大)
2位佐藤(東海大)
3位外丸(東農大)
大激戦で予想が大変難しかったですが、一応このような感じです。
1位明大は松本爆走と仮定です。
また総合力もあるし、20位以内に入る選手も多いと思います。
2位日体大、3位東海大、4位東農大はまずまず力を出し切った感じで。
城西大はやはり高橋がちょっと不安であるためと、20位以内に入る選手がすくなさそうなので。
6位は全日本予選で健闘をみせた神大。20kmに増えてしぶとい戦いをするとみた。
7位専大、9位代東大も総合力。神大にはちょっと及ばないとみた。
8位国士舘は逆に上位陣で稼いで踏みとどまった感。
10位順天堂も小野がしっかり稼ぐのと、1年生で2人くらい走ってくれたということで。
ここからはアドバンテージタイム入ります
入る前は
11位拓大、12位青学大、13位国学院 14位上武大、15位法大
であったが、入って
11位青学大、12位拓大、13位上武大 14位法大、15位国学院 となります。
拓大もさすがに14位以下に落ちるほど低くないだろうと。
青学は上位陣の活躍で何とか踏みとどまって33年ぶり通過。
国学院は総合力でタイムは13位のものの、上武大・法大に逆転を許す。
法大は集団走+アドバンテージで追い上げるものの。わずか数秒届かずということで。
その法大の追い上げをしのいだ上武大が初出場
以上が僕の予想
さて、明日どんなドラマが待ち受けているか。
個人的にはインカレポイントの逆転がなく決まることを臨んでいる。
どこが連続出場を続けるか、あるいは復活・初出場があるのか、
その他、選抜に食い込んできそうな新鋭校はあるか。
明日が大変楽しみです。
2008/10/17
5年前、箱根挑戦実質2回目で本戦切符を掴んで以来、
破竹の勢いで評価をあげてきた城西大に蔭りが見え始めている。
前回の箱根で3年連続11位と次点。
しかも、10位との差は徐々に広がってきている。
今回は全日本予選も突破することができず、伝統校の前に完全に押されている。
高橋、伊藤、2大エースを中心に巻き返せるか。
エントリー
全体順位、名前(学年)、1万m持ちタイム(学内順位)
5位高橋優太(3年)28分38秒71(1位)
7位伊藤一行(4年)28分43秒08(2位)
16位篠原辰巳(4年)29分05秒71(5位)
24位永岩義人(3年)29分09秒33(6位)
25位高宮祐樹(3年)29分12秒75(7位)
53位田中佳祐(2年)29分25秒48((※1)4位)
67位新見雅徳(4年)29分33秒67(9位)
78位金子幸司(3年)29分37秒48(11位)
113位岡本賢治(3年)29分51秒85(15位)
131位渡辺寿喜(4年)30分01秒40(16位)
163位橋本隆光(1年)30分16秒75((※2)12位)
168位甲岡昌吾(2年)30分20秒16(20位)
176位石田亮(2年)30分24秒18(21位)
208位田村優典(1年)30分36秒09(26位)
※1:田中選手は公認期間外で29分03秒26で走っている。
※2:橋本選手は公認期間外で29分45秒22で走っている。
○アドバンテージタイム:2分40秒
主なエントリー漏れ
(修正)佐藤直樹(3年)28分53秒95(3位)
八巻賢(2年)29分45秒52(13位)
加藤翔太(4年)29分49秒93(14位)
さて、予選会前に戦力分析する最後の大学である。
チーム上位は日体大に負けず劣らずという感じにみえる。
ただ高橋は故障上がりということで過度に期待しない方が良さそうだ。
元々スピードタイプなだけに、ケガ明けで20kmにしっかり対応できるか疑問である。
伊藤に関しては、失速は駅伝でしかあまりみないのでとりあえず大丈夫か。
エース2人がなかなかしっかりしないのが、箱根でシードに手が届かないという一因になっている。
予選会で彼らがしっかり走れば、トップ通過も不可能ではないので、しっかり走ってほしい。
(追加→)特に今回は前回1区で区間賞を取った佐藤がいないので、
エースとしてきっちり走らなければならない
チーム下位を観ると、9番手以下の駒が足りないような気もするが、
9月の記録会で29分45秒以上かかった2選手が誰もエントリーに入っていない。
実はかなり底上げが進んでいるのかと少し思ったのだがどうだろうか。
メンバー的には申し分ないのだが、チームの特性として足並みが揃わないことが多い。
本来の力を出し切れば、日体大と並んでトップ通過候補。
そろそろ予選会から脱却するためにも、ヘマはしないようにしたい。
さて、予選会はいつのまにやら明日に迫ってきましたので、
今日の夜にでも予想順位でもしようかと思っています。
出雲が意外に当ってしまったので、ちょっとプレッシャーがかかってしまいますが、
またフリーダムに思い切って予想します。
それではまた後にします。
Author:hakonankit
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