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第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【青山学院大学】

79回大会、選抜制度が始まった年に佐藤選手が選ばれ、3区で順位を上げる走りをした。
その頃から、少しずつチームの強化を始めてしばらくたつ。
80回から17位→16位→13位→16位→10位と、予選会の順位は右肩上がり。
前回は次点という非常に惜しい結果であった。

選抜には何度も選手を輩出し、チームの士気もあがっているはず。
今年こそ、復活を目指す青山学院大学。
33年間途切れたままの襷を、箱根路で繋ぐことができるか

エントリー
予選会全選手タイムランク順位、氏名(学年)、公認期間内最高記録、(学内のタイムランク順位)
30位荒井輔(3年)29分16秒37(2位)
70位佐々木徹也(4年)29分35秒00(4位)
73位松野祐季(4年)29分36秒30(5位)
88位米澤類(3年)29分42秒99((※1)1位)
99位大坪恭兵(4年)29分47秒20(8位)
101位矢崎佑也(4年)29分48秒62(9位)
140位市岡敬介(3年)30分06秒94(11位)
161位宇野純也(4年)30分16秒24((※2)10位)
213位川村駿吾(1年)30分36秒98(15位)
231位辻本啓吏(2年)30分53秒08(20位)
233位田中五月(3年)30分53秒59(21位)
269位村元仁(4年)31分35秒29((※3)16位)
以下、5000m
372位小林剛寛(1年)15分05秒74((※4)17位)
(※5)380位岡崎隼也(4年)15分10秒35((※6)21位)

※1:米澤選手は公認期間外で29分06秒71で走っています。
※2:宇野選手は公認期間外で29分59秒16で走っています。
※3:村元選手は公認期間外で30分39秒25で走っています。
※4:小林選手は公認期間外で14分47秒08で走っています。
※5:岡崎選手は公認期間外で1万mを30分40秒01で走っています。
※6:岡崎選手は公認期間外で14分52秒50で走っています。

○アドバンテージタイム:1分15秒

主なエントリー漏れ
米澤豪(4年)29分21秒44(3位)
池田拓矢(2年)29分44秒56(7位)
唐澤充樹(1年)30分34秒83(14位)


とにかく、まとめるのにかなり疲れましたね。
あまりにも公認期間外で好走している選手が多すぎます。
つまり、選手があまり育っていない、
一旦好走してもフロックで本当の実力になっていない、という選手が多いということです。
このへんが今一歩箱根に手が届かない原因なのではという気がします。

何だかんだいいながら、前回次点という位置までいき、今回枠が増えて最大のチャンスなのだが、
まだ通過の確立は五分五分といったところだろう。

前回、届かなかった原因(上記の理由は除いて)は、トップクラスの選手がいなかったこと。
50位前後に数人、100位以内に8人入ったが、トップが矢崎選手の26位だった。
数人エースとまでいかなくても、エース級の選手がいれば、という感じだった。

だから、今回、2年前選抜で好走した米澤豪がいないのが非常に痛いのだが…
言っても仕方ない。
現有戦力では荒井選手と公認期間外で好走している米澤類の調子が戻っているか。
後は全カレで好走した佐々木選手が20位以内には入っておきたい。

後は、前回走ったメンバー・宇野、大坪、末松あたりが、前回以上の走りをみせたい。
持ちタイムを見る限り、今回はちょっと層が薄い感じがするので、走るべき人がきちんと走ることが大事だ。

いい材料を探すと、9月末の日体大記録会に主力が誰も出場していないこと。
記録会によって、評価をあげた大学が、ボーダーライン上にある。
だから、現在の持ちタイムよりも上になっている可能性がある。

いずれにせよ、今回のチャンスを逃すと、またしばらくチャンスがない可能性もある。
ここで一気に決めることができるかが、今後出場できるかどうかの分かれ道になろう。

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