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出雲駅伝-各大学総評-【東洋大学】

今日、一発目は4区途中までトップを疾走した東洋大学

区間、氏名(学年)、区間順位、区間タイム、(順位変動)、トップとの差
なお、区間距離は8km-5.8km-8.5km-6.5km-5km-10.2km

1区柏原竜二(1年)区間2位23分09秒(2)13秒差
2区宇野博之(1年)区間6位17分01秒(2→1)-9秒差
3区大西智也(4年)区間2位24分41秒(1→1)-13秒差
4区千葉優(2年)区間9位19分06秒(1→2)8秒差
5区横山龍弥(3年)区間6位15分03秒(2→2)30秒差
6区森雅也(4年)区間10位31分05秒(2→5)1分38秒差

総合5位2時間10分05秒

さすが箱根で優勝候補にあげられているだけあるなと思いました。
東洋大がトップ中継したのはおそらく箱根80回大会の三行以来??
あの時は、1区間だけでしたが、今回は2区間に渡ってキープ。
その後もアンカーで留学生に抜かれるまでは2位を走りました。

箱根でもここ3年間は往路の4区までは3位前後を走ることが多かったですが、
今回の出雲ではもうひとランク上でレースをしたような感じです。

その立役者となったのは何といっても1年生の柏原だ。
他校の強豪校や留学生に対して、全く物怖じをしない走りには度肝を抜いた。
広島経済のガンガには負けたものの、落ちてからもガクッとはいかず粘り抜いた。
結局関東の大学の中ではダントツのトップでの中継。
目先の全日本でも1区でまたかき回してくれそうな気配があるし、
何より将来が大変有望されている選手だ。
川嶋監督の手腕に期待したい。

宇野は柏原が作った流れをうまく引き継いだという感じか。
本当に実力があるかどうかはまだちょっと未知数だが、
柏原を追ってだんだん育ってきているようだ。

また大きな大会で外さない大西智もやはりというべきか非常に安定した走りでトップをキープした
さすがに深津には追いつかれるだろうと思ったのだが、
後半ペースをあげる憎い走りで振り切ってしまった。
今まで1区で使用されることが多かった大西だが、
柏原の成長もあり、今後も主要区間で出てくるだろう。

4区以降は1.5軍の選手が出場していたため、順位落としたのは仕方ない。
それでもしっかり区間10位以内をキープしてくるあたりに東洋大の層の厚さを感じる。
森に関してはもう少し走ってほしかったが、留学生に囲まれた状況じゃどうしようもなかったか。

全大学の中では層の厚さはトップクラスなので人数が増える全日本、箱根と順位をあげてくる公算が高い。
ただ優勝するためには、今回欠場した山本、大西一、若松らが調子をとりもどしてこなければならない。
まあ、今後も要注意馬となるのは間違いないだろう。

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