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箱根駅伝2009、フリーダムにシュミレーション④

6区

【駒大】岩本  【早大】加藤  【中学】真田
【亜大】田口  【山学】渡邉  【中大】山下
【帝京】板垣  【日大】延壽寺  【東洋】大西一
【城西】三田  【東農】木下  【上武】山口
【日体】高尾  【拓大】梅木  【神大】的場
【東海】芳村  【専大】松尾  【明大】中村
【大東】佐藤匠  【国士】村川  【順大】岡部
【青学】岡崎  【選抜】川内

往路順位
1位日大5時間31分18秒、2位駒大1分24秒、3位早大1分35秒、4位山学2分25秒、5位中大4分09秒、6位日体4分53秒、7位東洋4分53秒、8位中学4分55秒、9位国士5分27秒、10位順大6分34秒、11位東海6分35秒、12位明大6分58秒、13位城西7分25秒、14位亜大7分37秒、15位拓大8分17秒、16位帝京9分12秒、17位選抜9分20秒、18位大東9分25秒、19位専大9分46秒、20位東農10分33秒、21位青学12分04秒、22位上武12分17秒、23位神大12分36秒

復路がスタート。午前8時のピストルとともに日大、延壽寺がスタート。その後、駒大、早大と昨日ゴールした順に時差スタートで次々とランナーがスタートしていく。昨日トップのランナーがゴールしてから10分以上かかってゴールした東農大、神大、上武、青学については10分で復路一斉スタートが行われた。

走り出してまず早大加藤が駒大岩本を交わしたという情報。昨年区間賞の加藤が力のあるトコを見せている。ただ、岩本もまだ差は離れない。スタートしてさっそくこの両校がまた交わることとなった。

その後ろでは東洋大西が早速日体大高尾を突き放し、単独6位浮上。抜かれた高尾は中学真田に追いつかれている。またそろそろ意識し始めるシード権は10位東海大が浮上、11位順大となっている。ただ、まだ両者の差はない。後ろには経験者の明大の中村も迫ってきており、混沌としている。

2位争いは上りの頂点の直前に早大が駒大を突き放し単独2位に浮上。頂上付近の長い直線では日大の後ろに第2中継車の姿がみえている。ここから早大が爆発しそうな気配である。

芦ノ湯:1位日大、2位早大1分05、3位駒大1分10、4位山学2分30、5位中大4分00、6位東洋4分30、7位日体中学5分05、9位国士5分40、10位東海6分35、11位順大6分40、12位明大6分45、13位亜大城西7分45、15位拓大8分15、16位選抜帝京9分05、18位大東9分30、19位専大10分15、20位東農10分30、21位青学12分30、22位上武12分25、23位神大12分40
(通過):19位東農9分55、20位神大10分05、21位上武10分10、22位専大、23位青学10分25

早くも日大とは30秒も詰めてきた。このままのペースなら間違いなく箱根山中で主意交替がありそうだ。シード争いは東海大が10位浮上。ただ9位国士舘18位大東大までが4分以内。ちょっとのブレーキで簡単にひっくり返る差である。

下りに入ってトップギアに切り替えた加藤がどんどん駒大を突き放していく。岩本も区間上位の走りをみせているに違いないが、さすがに加藤がここは強い。本格的な下りになってから間もないのだがもうトップとの差は40秒切ったそうだ。区間新ペースということもあるが、延壽寺がちょっとうまく切り替えられていないようだ。

後ろでは5位中大山下に東洋大西が見え隠れしているらしい。大西キャプテンが意地をみせている。バイクリポートはシード争いに付きっ切り。明大中村が下りに入ってから加速し、東海大順大を一気に交わして10位に躍り出たそうだ。東野も万全でなく松本も欠場ということで懸命の力走だ。

そう伝えている間にみるみる1位と2位の差がなくなっていた。両者の足の回転が違いすぎる。すでに第2中継者は駒大に移動。早大の姿はすぐに迫ってきている。これは予想以上に早く首位交代劇が見られそうだ。

小湧園前:1位日大、2位早大5秒、3位駒大40秒、4位山学2分35、5位中大東洋4分10、7位日体大5分10、8位中学5分15、9位国士5分50、10位明大6分05、11位東海6分25、12位順大6分45、13位城西7分35、14位亜大7分45、15位拓大7分55、16位選抜8分35、17位帝京大東大8分55、19位専大9分55、20位東農大10分15、21位青学11分45、22位神大12分10、23位上武12分35
(通過):神大9分35、青学9分40、東農9分45、専大9分55、上武10分15

大西が中大山下を捕らえ、5位浮上。山が苦手だった東洋が今年は大幅に順位アップだ。逆に中大がやや不安な走り。果たして踏みとどまれるか。シード争いは今は明大が好調。前を走っている国士舘村川の姿も捉えられるようになった。繰上げ組みは神大的場と青学岡崎、東農大木下が頑張っている。そういえば東農大は細谷と清水も欠場。往路のブレーキといいことない。木下が反撃できるか。

トップは10km過ぎ、ついに加藤がトップに。延壽寺はどうすることも出来ず交代していっている。10数年前は抜かれる方が早大だったのだが。ちなみに加藤は区間記録を10秒ほど更新するペースだそうだ。駒大岩本は自分のペースで下っており、こちらも日大との差をじわじわ詰めている。その後ろは山学が伸びず差が開いた。どうやら優勝争いはだいぶ絞られてきたようだ。

大平台:1位早大、2位日大35秒、3位駒大55秒、4位山学3分05、5位東洋4分25、6位中大5分00、7位日体大5分30、8位中学5分45、9位明大6分、10位国士6分25、11位東海6分45、12位順大7分35、13位城西亜大8分、15位拓大8分20、16位選抜8分35、17位大東8分50、18位帝京9分20、19位専大10分30、20位東農大10分45、21位青学11分55、22位神大12分、23位上武13分05
(通過)神大9分20、青学9分50、東農10分10、専大10分30、上武10分45

明大中村が順調に9位に浮上。更に前には中学と日体大も見え隠れてしており、まだまだ順位アップの可能性はある。早大加藤にはだいぶ負けてはいるものの、10位前後の大学の中では突出しているようだ。その明大に抜かれた10位国士舘は11位東海大に20秒差まで迫られた。東海大は芳村がうまく走っている。順大岡部も引き離し、後ろの心配はなさそうだ。また、ここで選抜の川内が加藤に続くタイムで走っているとの情報。順位は一つあげただけだが、まだまだいけそうだ。

加藤はここで区間記録に抜かれたらしい。某解説者は、顔以外は順調だからまだまだ区間新の可能性はある、とのこと。果たして更新なるのでしょうか。2位は本格的な下りが終わる頃、岩本が延壽寺を交わしている。延壽寺はストライドが伸びなくなりかなり苦しそうな感じである。

後ろでは6位争いが混沌としてきた。苦しい走りとなっている中大山下の後ろに日体大高尾、中学真田、更に明大中村も迫ってきている。また10位国士の後ろすぐに東海大がいる。しかし、国士村川も歯を食いしばって懸命にペースをあげようとする。ここも熾烈な争いだ。

トップは加藤がそのまま守りきった。後は駒大との差、記録が気になる。タイムは58分38秒と結局届かなかった。ただ、また来年があるのでまだ期待がある。注目の駒大との差は1分08秒。岩本も60分を切ってきて1分強で抑えた。昨年はここで3分あったのだが、今年はこの差。さて、駒大逆転なるのでしょうか。

6区終了地点
1位早大6時間31分20秒(2↑)
2位駒大1分08秒(→)
3位日大1分41秒(2↓)
4位山学3分46秒(→)
5位東洋5分24秒(2↑)
6位中学6分11秒(2↑)
7位明大6分18秒(5↑)
8位日体6分23秒(2↓)
9位中大6分35秒(4↓)
10位東海7分09秒(1↑)


11位国士7分15秒(2↓)
12位選抜8分21秒(5↑)
13位亜大8分22秒(1↑)
14位城西8分28秒(1↓)
15位拓大8分47秒(→)
16位大東8分57秒(2↑)
17位順大9分39秒(7↓)
18位帝京10分01秒(2↓)
19位専大11分01秒(→)
20位東農11分10秒(10分37秒)(→)
21位青学12分05秒(10分01秒)(→)
22位神大12分27秒(9分51秒)(1↑)
23位上武14分30秒(12分03秒)(1↓)

混沌としていた6位争いだが、最後はスタミナ型の中学真田が浮上。また、差のない7位に5人抜きをした明大中村が食い込んだ。これを守れるか。中大山下は大きく沈んでしまった。10位は最後で国士舘を交わした東海大が入った。しかし差は6秒しかない。また、選抜の川内がなんといつのまにか5人抜きで12位に浮上。中継所でびっくり!こういうところをきちんと放映してほしいものだ。その後ろには亜大城西拓大大東大と肉眼で確認できる位置におり、ここはすごい争いになってきた。順大は岡部が最後は足の肉刺をつぶしたらしく、足をひきずり戻ってきた。これは残念である。


7区

【駒大】藤原→我妻【早大】蘆塚→八木【中学】三浦→堀
【亜大】折田→吉見【山学】小棚木→岩田【中大】辻
【帝京】河野  【日大】丸林  【東洋】飛坂
【城西】篠原  【東農】清水→椎谷【上武】伊藤
【日体】筱嵜→谷野【拓大】館石→蓮池【神大】高橋→黒田
【東海】金子  【専大】塩原  【明大】東野
【大東】若狭  【国士】大野→田代【順大】越智→的場
【青学】大坪  【選抜】梶原

ここはエントリー変更が多くなってきた。早大は八木、駒大は我妻で勝負をかける。

良くも悪くも注目されている八木であるが、加藤の作った流れでトップを快走中とあり、非常に気持ちよさそう。飛ばしすぎず、でも1km3分を切るくらいで力のあるところをみせている。駒大我妻は2分50くらいで入り、やや突っ込み気味。大八木監督からは飛ばすなという指示が出ているが、最初はやや差が詰まっているようだ。スタート時、我妻の後ろにかすかに見えていた日大丸林はもうほとんど見えなくなり、ここで完全に2強対決となった。

5km地点で両者の差は57秒と1分を切った。が、ここからは膠着状態となった。逆にジリジリと差が広がり始めている。早大八木には序盤は抑えろという指示が出ていたそうだが、その通りのレースだ。八木が爆発されたら駒大としては嫌な展開だ。

バイクは12位争いを演じている亜大選抜城西につけている。ハーフ63分台のタイムを持つ吉見が引っ張り、前の国士舘を追っている。また選抜の梶原が松蔭大として初の箱根ランナーであり、その選手が格上相手に果敢にトライしているという実況もあった。彼がチームに刺激を与えてくれれば楽しみだ。

と、今日はここまで~。ではまた明日続きいきま~す
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箱根駅伝2009、フリーダムにシュミレーション③

では、往路最終区5区スタートで~す

5区

【駒大】星  【早大】三輪  【中学】辻
【亜大】瀬口  【山学】高瀬  【中大】大石
【帝京】酒井  【日大】阿部  【東洋】柏原
【城西】三浦  【東農】貝塚  【上武】福山
【日体】竹下  【拓大】谷川→小路  【神大】三谷
【東海】河野  【専大】五十嵐  【明大】小林
【大東】下條  【国士】川崎  【順大】小野
【青学】佐々木  【選抜】姜山

拓大のみ変更、ただこの変更は痛いのだが…

スタート直後、上位4チームで一番元気なのは地力に勝る駒大の星。早大の後ろに見え隠れするようになる。ただ三輪も阿部との差は若干詰めたらしい。高瀬は自分のペースを刻んでいるようだ。
5区にはそれぞれ自信のある4チーム。どうなるか目が離せない。

後ろでは数キロで7位が城西、東海、明大、日体大が集団に。
日体大の隠し玉、竹下が一番順調である。

さて注目のルーキー柏原だが、はやくも拓大のエース小路をとらえて東農大を追っている。1km2分48秒のハイペース。さて、このままいくのか。ただ小路もエースの意地か、ついていっている。後ろの強いはずの川崎も見えず、柏原劇場開幕か。

本格的な上りに入る直前、三輪の後ろにいた星の姿が大きくなってきた。
カーブがあるものの画面から星の姿が消えなくなった。一気に駒大が行くのか。

箱根湯本:1位日大、2位早大30秒、3位駒大35秒、4位山学1分15、5位中大2分10、6位中学3分10、7位日体大東海大明大4分10、10位城西大4分15、11位東洋拓大5分05、13位農大5分15、14位順大国士5分50、16位専大帝京選抜7分05、19位神大7分20、20位亜大7分50、21位大東大8分20、22位青学8分35、23位上武10分30

東洋と駒大が区間新もしくは少し超えるペースでここまできている。特に柏原は2つ順位をあげている。前はやや離れているものの、城西大のペースがあがらないので意外と早く来るか。山には自信があるチームが多いので一部を除いてあまり差は変わらない。うまくいけば時差スタートなしもありうるところだ。

本格的な上りに入ってから、早大と駒大の差が変わらなくなった。適性的には星より上の三輪が本領発揮。星との差がジリジリ開いていく。そしてトップの日大との差もジリジリ詰まっていく。早大昨年の再現なるのか?

後ろはやはり柏原が元気。拓大の小路を振り切って、前の城西三浦を追っている。その差が一気に詰まる。大平台までには追い抜きそうな気配。バイクリポートは一旦、上武大福山に回っている。ここまで昨年とほぼ同じペース。ただ、前の青学も頑張っているので、差は詰まっていないそうだ。順位をあげられるだろうか。

トップはやはり早大が近づいてきた。長めの直線だとその姿はハッキリとらえられるところまで来ている。阿部は自分のペースで走っているが、果たして気付いているか。

大平台:1位日大、2位早大10秒、3位駒大30秒、4位山学1分10、5位中大2分10、6位中学3分45、7位日体東海4分05、9位明大4分35、10位東洋4分40、11位城西4分45、12位拓大5分10、13位国士順大5分35、15位東農大6分15、16位帝京7分00、17位選抜7分10、18位専大7分20、19位亜大7分35、20位神大8分10、21位大東8分25、22位青学8分45、23位上武10分30

柏原は相変わらず区間新を少し超えるペース。柏原の目の前に明大が迫ってきている。逆に城西はまた同じパターンになりそう?後続では国士順大が順調に前を追っている。農大、専大、神大がやや苦しいか。亜大がかなり元気になった。しかし21位以下のチームが日大とほぼ同じペースという大激戦となっているのはすごいことである。

日大と早大との差がほとんどなくなった。12km地点、ついに早大が日大を交わした。そのまま引き離そうとするが、これには阿部が喰らいつく。阿部も3年連続の山登り。そう簡単にトップの座は譲らない姿勢だ。
駒大の星は少し離れた。ただ、失速しているというわけではなく不気味な存在である。高瀬はなかなか追い上げられない様子。
往路優勝は上位3チームに絞られた模様だ。

後ろでは日体大が東海大を振り切り、前の中学大に追いついた。竹下が4人抜きの快走をみせている。しかし、それを上回るのが東洋柏原。東海、中学も交わして日体大のすぐ後ろまで迫ってきた。日体大を捉えれば7人抜きとなる。

小湧園前:1位早大日大、3位駒大50秒、4位山学1分35、5位中大2分55、6位日体東洋4分05、8位中学4分15、9位東海4分25、
10位明大5分20、11位順大国士5分35、13位城西5分40、14位拓大6分05、15位東農大7分05、16位帝京7分20、17位亜大7分25
18位選抜7分40、19位専大7分45、20位神大8分35、21位大東大8分50、22位青学9分25、23位上武10分55

早大と日大のマッチレースの様相。山学、中大は一人旅で辛いレースだ。ただ10をはさんだレースは激戦。6位から14位まで2分以内。これはいくらでも順位変動がありうるところだろう。後ろでは帝京大と亜大が頑張って、それぞれ3つ順位アップ。ここは総合力で争うチーム。出来る限り10位との差を縮めておきたいところだ。

トップ争いは早大三輪が盛んにスパートをかけている。苦手な下りの前に引き離したいだろう。再三のスパートに阿部が少し離れていく。ついに早大がトップに立った。ただ、阿部もフォームが崩れたわけでなく、自重しているだけにみえる。逆にここまで飛ばしてきた三輪の方が苦しそう。一旦10秒近く離れたが、そこから変わらなくなっている。まだ往路優勝は分からない。

柏原はここまで快調。日体大も突き放して前の中大も追う。ただタイム的には区間記録ペースに追いつかれてきた。さすがに飛ばしすぎているか。ただ、東洋大としてはここらでトップ争いに加わる予定だったはず。大西不調がかなり響いてしまっているようだ。

芦之湯:1位早大、2位日大5秒、3位駒大1分05、4位山学2分20、5位中大3分35、6位東洋3分50、7位日体4分05、8位中学4分15、9位東海4分55、10位国士5分35、11位順大5分40、12位明大6分05、13位城西6分15、14位拓大6分25、15位亜大帝京7分50、17位選抜東農8分25、19位専大8分30、20位大東9分20、21位神大9分55、22位青学10分45、23位上武11分25

5位中大のすぐ後ろに柏原が接近している。ただ、区間記録からは遅れ始めた。疲れが見えてきたときに下りはきついが大丈夫か。また大砲川崎を要する国士舘が10位浮上。順大の小野も11位。川崎には抜かれたが足取りは大丈夫そうだ。大東大下條はようやく一人抜き。上武福山はまだ1人も抜けていない。展開が昨年と違うだけに力を出し切れていないのか。

トップ争いは大きな変化。下りに入ってすぐに阿部が三輪に追いついた。阿部は毎年下りで区間順位をあげている選手。三輪に追いつかれたときも冷静に対処し、満を持してスパート。逆に無理して追いついた三輪は阿部に全くついていくことができない。阿部のペースアップと三輪のペースダウンが重なり、一気に差が開いていく。某解説者は三輪は無尽蔵のスタミナがあるから最後の平地でと盛んに言っているが、もうすでに大差がついている。

一方、後ろでは柏原もやや失速という情報。中大から徐々に離されているとのこと。さすがの柏原も下りまではあの勢いで押していけないようだ。ただ、区間賞の可能性はまだまだある。

日大阿部は最後までペースを落とすことなく走り続けた。どうやら出場が微妙になっている主将の笹谷の分もという強い気持ちのようだ。そのまま往路優勝のゴールテープを切った。今、調べて意外な事実が判明したが日大が往路優勝するのは何と38年ぶり!長らく低迷していたが、復活ののろしをあげた。

2位はなんと駒大。1分離されていたはずだが、星も自分のペースで走ったようだ。10秒ほど遅れて三輪が力尽きてゴール。往路終了地点で両者の差は僅か。一体、復路はどうなるのだろうか。


往路順位
1位日大5時間31分18秒(→)
2位駒大1分24秒(1↑)
3位早大1分35秒(1↓)
4位山学2分25秒(→)
5位中大4分09秒(→)
6位日体4分53秒(4↑)
7位東洋4分53秒(6↑)
8位中学4分55秒(2↓)
9位国士5分27秒(5↑)
10位順大6分34秒(5↑)
11位東海6分35秒(3↓)
12位明大6分58秒(3↓)
13位城西7分25秒(6↓)
14位亜大7分37秒(6↑)
15位拓大8分17秒(3↓)
16位帝京9分12秒(3↓)
17位選抜9分20秒(1↑)
18位大東9分25秒(3↑)
19位専大9分46秒(3↓)
20位東農10分33秒(9↓)
21位青学12分04秒(1↑)
22位上武12分17秒(1↑)
23位神大12分36秒(6↓)

駒大は星がやや不満だったものの、早大の前で良かったか。逆に先手を打ちたかった早大にしてはちょっと痛いかもしれない。山学中大は安定した走りで順位キープ。心配された高瀬の調子だが、何とか昨年並みにまとめた。ただ、山学陣営にとっては2分25秒差の4位は惨敗といっていいだろう。

区間賞は国士川崎と日大阿部の猛追から逃げ切った東洋柏原が獲得!終盤失速し、日体大に最後交わされたが6人抜きの走り。ただ、東洋大陣営もこれは惨敗とみるべきだろう。後は中学、城西あたりが思ったより来なかったか。城西はやっぱり2区5区は鬼門のようだ。

ここまで健闘したのは国士順大の2校。共にIPポイントを使う順位ということを考えれば大健闘。復路の陣容からするとシードは厳しいが勢いでいけるか?逆に東農大はちょっと調整不足か。9人抜かれた。拓大の小路は最初に柏原についていったのが響いてしまったようだ。後、神大のファンの皆様すみません。3区森本は不調と読んだらこんなことに……報知では「適材適所」と記事が出たので、こんなことないと思います。スルーして下さいm(__)m(汗)


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


しかし、やはり激戦。19チームが時差スタートになったら史上初だなこれ。順位はぐちゃぐちゃでもこれは当たるのでは?

では次から復路いきます

箱根駅伝2009、フリーダムにシュミレーション②

3区

【駒大】渡邉→池田【早大】竹澤  【中学】小林
【亜大】安部→三船【山学】小山  【中大】市塚→山本庸
【帝京】大沼  【日大】谷口  【東洋】大西智
【城西】高橋  【東農】田村  【上武】長谷川
【日体】野口拓  【拓大】白川  【神大】森本
【東海】新行内→佐藤【専大】星→井上【明大】久國→安田
【大東】野口→井上【国士】高谷  【順大】唐川→村上
【青学】米澤  【選抜】川口

変更多し。3区出走者のレベルがどこでも屋が多いのだろうか。


トップは谷口と小山が併走。両者3秒しか差がなかったので当然だろう。
谷口が引き連れるように進んでいく。

後ろでは不調で回ってきた竹澤と佐藤が猛追している。
竹澤はすぐに目の前にいた田村をとらえ、どんどん前を追っていく。
1kmのラップは2分40秒台。当然区間新ペースだ。
佐藤はやはり何とか出てきたという感じで竹澤ほどの勢いはない。
ただそれでも貫禄で目の前にいた安田、村上、高橋はすぐにとらえ引っ張っていく。
専大の井上、白川をとらえるのも時間の問題だろう。

また4位スタートの池田もガンガン前の小林を追ってきている。
これはチェックポイントの前には追い抜きそうである。

6kmもいかないうちに3位は池田に交代。さすがに小林は全く付いてこない。
気になるのは小林の後ろに竹澤が僅かながら見え隠れしている。ここまではけがの影響はないようだ。
竹澤よりもある意味気になる佐藤は井上もとらえ、城西高橋を引き連れて前の野口拓を追っている。
徐々にビルドアップしてきているようである。

藤沢:1位日大山梨学院、3位駒大1分25、4位中学1分35、5位早大1分55、6位中大東農大2分50、8位日体大3分
9位東海大城西大3分25、11位拓大専大3分45、13位明大3分55、14位順大4分05、15位東洋大神大4分25、
17位帝京大4分40、18位選抜国士舘5分、20位亜大5分45、21位大東大6分20、22位上武大6分30、23位青学大7分

谷口が相当頑張ってるおかげか、駒大とはあんまり差が詰まっていない。
駒大の後ろにはすでに早大の姿がとらえられるほどにまできていた。
日体大野口が実力者中大山本を猛追し迫っている。そのためか東海大佐藤も追い詰めきれないようだ。
後ろで襷を受けた東洋大西、神大森本は苦戦。この2人本調子ではないような走りである。

そう確認している間に先頭に動き。谷口が更にペースをあげた。それに小山がついていけない。
ここで、日大が単独トップに立った。さすがいずも優勝校、伊達じゃない。
逆に山梨学院は松村が最高のスタートを切ったのにいたいか。
その差は徐々に広がっていく。日大がここまでベストだ。

後ろではまもなく竹澤が小林をとらえるところ。12km手前、早大が4位に浮上。
池田も射程圏内にとらえている。しかし、相手は池田。簡単に追いつけるだろうか。

更にその後ろでは中大が東農大を振り切った。が、日体大が追いついてくる。野口拓が積極的な走りをみせている。
その後ろは少しずつではあるが東海大と城西大も迫ってきている。このあたりはまだまだ入れ替わりそうだ。


茅ヶ崎:1位日大、2位山梨学院30秒、3位駒大1分20、4位早大1分30、5位中学2分、6位中大日体大3分、
8位東農大東海大城西大3分15、11位明大専大拓大4分、14位東洋順大4分50、16位神大5分20、17位国士舘選抜5分40、
19位帝京大5分50、20位亜大6分20、21位大東大7分10、22位上武大7分45、23位青学大7分55

激戦とはいえ、さすがに差がついてきた。
いくつかのグループはあるが、その間が30秒から1分空いているところが多くなってきている。
一番順位をあげているのはやはり佐藤が6人抜き、その後高橋が3つ、竹澤、安田、大西が2つずつである。
逆にダウンが中学が2、東農大3、神大4が目立つ。特に神大森本は明らかに動きが悪かったが大丈夫か。
また、20位以下の大学は3区4区であげる予定だが単独走で厳しい条件となっている。

さあ、3位争いが面白くなってきた。
17km過ぎついに駒大と早大の差がなくなった。竹澤が横に出る。しかし、前には行かない
顔の表情がやや厳しくなっている。脚に痛みが出だしたかもしれない。
ただ、やはり失速するわけではない。ついに駒大早大がガチンコ勝負となった。

後ろでは東海大佐藤が城西高橋に引っ張られるようになった。佐藤はやや俯き加減。さすがに苦しいか。
と、目の前に日体大野口の姿が。前半飛ばしたのがややたたったか。でもすぐには抜かれない。

トップは谷口が保っている。ややペースは落ちてきているが、後ろは以前30秒。
その後ろは中継車がかすかに見えるのみでそれほど近づいてきていない。
完全にトップ効果が出ている形だろう。

後ろでは東海大佐藤が高橋に引き離された。顔も苦しそうで痙攣が着ているかもしれない。
ただ、ゴールまではもう2kmを切っている。何とかなりそうか。

3位争いは激烈を極めている。池田がスパートしようとするが竹澤がついていく。
全日本の再現だ。残り後わずかになって竹澤がはじめて前に出る。
やはりラストは竹澤が強いようである。

トップは谷口がそのまま中継。63分台の好走だった。

3区終了地点

1位日大3時間14分27秒(→)
2位山学49秒差(→)
3位早大1分02秒(3↑)
4位駒大1分05秒(→)
5位中学2分28秒(2↓)
6位中大2分48秒(1↑)
7位城西3分26秒(4↑)
8位日体3分30秒(→)
9位東海3分48秒(5↑)
10位農大4分16秒(5↓)
11位明大4分38秒(2↑)
12位東洋5分01秒(4↑)
13位専大5分03秒(3↓)
14位拓大5分14秒(5↓)
15位順大5分31秒(3↓)
16位国士5分54秒(3↑)
17位選抜6分06秒(1↑)
18位帝京6分49秒(1↓)
19位神大6分59秒(4↓)
20位亜大7分03秒(→)
21位大東8分02秒(→)
22位青学8分11秒(1↑)
23位上武9分03秒(1↓)

早大としてはもう少し差をつけたかったところなのでは?区間新に届かず、もう少し伸びなかった。
駒大はここまで狙い通りだろう
よかったのは高橋。ここはさすがだろう4人抜き。
佐藤は何とか5人抜き。ただ、自身の区間記録からは2分遅れた。東海大はだいぶきついかもしれない
大西は意地の4人抜き。ただ、やはり本来の走りには遠かった。
残念なのは森本。2区じゃなかったのは本調子ではなかったようである。
また、上武大長谷川も脚の痛みが影響したらしく、後半失速。初の箱根路は苦いものとなりそうだ。



4区

【駒大】高橋【早大】三田  【中学】大谷
【亜大】塚本【山学】後藤  【中大】梁瀬
【帝京】馬場→岡田【日大】高月  【東洋】宇野
【城西】加藤  【東農】瀬山  【上武】三浦→福島
【日体】久保岡  【拓大】村山  【神大】曽根→小杉
【東海】永田→藤原【専大】酒井→佐藤【明大】松本昂→鎧坂
【大東】佐藤歩  【国士】松本→小島  【順大】武田
【青学】先崎  【選抜】下田→佐藤

トップ高月は3分をやや切るほどのペースで落ち着いている。
3位はすぐに早大と駒大がくっつき、また争っている。基本的には三田が前だ。
後ろでは中大のエース格。梁瀬がやはり素晴らしい走り。あっという間に大谷との差をつめていく。
ここでは別格のランナーだ。
その後ろでは藤原が久保岡をとらえ飛ばしていく後ろの明大のルーキー鎧坂も差が離れないので
ここも飛ばしている。繋ぎと考えているチームと攻めの位置づけのチームで出だしが分かれている。

高月はクレバーな走りで3分を切るくらいのペース。いい感じで進んでいっている。
2位山学とはここまでそんなに変わってない。昨年ブレーキした後藤も頑張っている。
が、早大と駒大が競りながら追ってきており、まもなく追いつかれそうだ。

二宮:1位日大、2位山学早大駒大55秒、5位中大2分20、6位中学2分35、7位東海城西3分20、9位明治日体4分05
11位農大4分25、12位東洋4分45、13位専大4分50、14位拓大5分30、15位国士順大5分40、17位選抜6分05
18位帝京神大6分50、20位亜大7分15、21位大東大青学7分50、23位上武9分35秒

2位争いは3人となった。全日本でトップ3の大学。違うのはその前に日大がいることだ。日大はここもいい。
5位は梁瀬があっという間に大谷を抜き去った。大谷も悪くないが仕方ない。
7位は藤原が懸命に飛ばして前を追っている。意地をみせようというところか。
また、5区に大砲を持つ国士館が地味に浮上してきている。併走している順大も次が小野。踏ん張りたいところだ。
全体的にそんなに大きく差がついたりということはない感じだ。

12km過ぎ2位争いに動きがあった。
早大三田がスパート。駒大高橋、山学後藤が離れていく。特に後藤は大きく後ろに下がっていった。昨年の再現か。
逆に早大は全日本と同様の展開に持ち込もうというところだ。

先頭のカメラでもついに2位争いがとらえられるようになってきた。
三田のペースアップにより差がつまっているようだ。ただ、高月も落ちていないので中継所までに追いつくことはないか。
次に阿部を控えている日大がやはり往路優勝は有利であろう。

後ろでは東海城西の7位争いの後ろ明大日体大の集団の姿が見え隠れするようになったという。
勢いよく飛び出た藤原がややストライドが伸びなくなったようである。
そして16km過ぎ、城西加藤が前に出た。藤原がついていけない。鎧坂の姿がだいぶ大きくなっている。
中継所まで逆転あるか。

トップは早大の足音を感じながらも高月がトップを守りきり、3年連続山登りの阿部に渡した。
2位早大、3位駒大、4位山梨学院、おそらくこのあたりまでが往路優勝圏内であろう。

4区終了地点

1位日大4時間10分40秒(→)
2位早大37秒(1↑)
3位駒大1分04秒(1↑)
4位山学1分20秒(2↓)
5位中大2分13秒(1↑)
6位中学2分53秒(1↓)
7位城西3分55秒(→)
8位東海4分08秒(1↑)
9位明大4分14秒(2↑)
10位日体4分22秒(2↓)
11位東農4分46秒(1↓)
12位拓大5分33秒(2↑)
13位東洋5分43秒(1↓)
14位国士5分56秒(2↑)
15位順大6分00秒(→)
16位専大6分57秒(3↓)
17位神大7分08秒(2↑)
18位選抜7分11秒(1↓)
19位帝京7分22秒(1↓)
20位亜大7分35秒(→)
21位大東8分09秒(→)
22位青学8分46秒(→)
23位上武10分37秒(→)

激しくはなくなったが、細かい順位変動がまだまだある
区間賞はやはり中大梁瀬であった。
少し落ちてしまったのが専大。前半飛ばす東洋宇野に追いついてしまったのが、不味かった。
面白いのは13位以下のチームのほとんどが山に自信を持つところ。
この順位で自分の走りが出来た選手が大きくジャンプアップできるだろう。

箱根駅伝2009、フリーダムにシュミレーション①

では、ゆっくりシュミレーションしていってみま~す
この時期に不謹慎かもしれないので、見たくない人はスルーでお願いします。

1区

【駒大】末松  【早大】矢澤  【中学】鈴木
【亜大】岸本  【山学】松村  【中大】山脇→森
【帝京】西村  【日大】堂本  【東洋】若松
【城西】田中  【東農】松原  【上武】坂口
【日体】出口  【拓大】西山  【神大】染谷
【東海】栗原  【専大】瀬崎→木下【明大】岡本→北條
【大東】宮城  【国士】柴田→伊藤【順大】関戸
【青学】荒井  【選抜】仁科

4チームオーダー変更。まずまずのメンバーは揃ったが、区間賞候補不在といってもいいだろう。
駒大・末松、早大・矢澤、山学・松村、日体・出口、城西・田中あたりがやはり候補になってくるか。
1年生の東農大・松原、上武大・坂口もスピードはあるがどうだろうか。


最初は出口が角を曲がって、ぐいぐい引っ張っていく。
最初こそ2分57秒ほどで入っていったが、徐々に3分を超えるペースになっていく。
5kmは15分8秒。
出口を中心にレースが進む。
出口の他には中大・森、松原、更に33年ぶり青学大・荒井も前の方にいる。
矢澤、松村、末松あたりは前の方に出てこない。
強豪校はやはり慎重だ。


10kmは30分22秒。
やはりペースは遅い。が、極端にならないのは、
出口、城西大・田中、矢澤あたりがそこそこ引っ張っているからだろう。
以前として大集団がそのまま続いていく。
車線が狭くギリギリ。もう少し遅かったら転倒者が出ているだろう。

12kmあたりくらいから時々軽いスパートがかかるようになってきた。
出口、森、東洋・若松、帝京大・西村、拓大・西山あたりが元気である。

15kmは45分23秒。
スパートなどもあり、ここのところ1km3分ほどで進むようになってきた。
やや縦長になってきており、持ちタイムが比較的低い選手が後ろに下がるようになってきた。

そして、六郷橋の少し手前、田中がスパートした時、坂口が一番最初に遅れ始めた。
1年生の初の箱根路は厳しいものになりそうである。
更に六郷橋を過ぎたあたりから選抜・仁科、青学・荒井、更に大東大・宮城もやや厳しくなった。

先頭集団はまだ10人以上いるが、縦長になってきた。
ようやくというべきか松村、末松が上がってきた。他には堂本、北條も冷静である。

20kmを過ぎてから、末松、松村、北條、田中、矢澤、出口、森、東海大・栗原、堂本に絞られた。
10位集団は若松と松原を先頭に、西村、染谷、鈴木らがついていっている。

ここで満を持して末松がスパート。これにずっと引っ張っていた森と出口、更に栗原もきつくなってきた。
ただ、有力どころはほとんどついていっており、ほぼ順当といっていいだろう。
ただ、抜け出すほどではなくまだ5人ほどついていっている。

ラスト500mほど、これまでずっと1区を受け持っていた松村がスパート。
これで堂本、田中、北條がやや引き離された。
松村に競り合うように末松、後ろに矢澤がついていく。

が、ハイペースで走り続ける松村にややスタミナが切れたか末松が遅れだす。
矢澤もついていっているが、抜く余力はなさそうだ。
そのまま松村が最後の箱根で区間賞を獲得。
2位早大、3位駒大と優勝候補の3つが上位3つをとり力をみせた。


1区終了地点

1位山学1時間3分43秒
2位早大1秒差
3位駒大4秒差
4位明大5秒差
5位城西6秒差
6位日大8秒差
7位東海12秒差
8位日体15秒差
9位東洋18秒差
10位中大19秒差
11位帝京20秒差
12位神大21秒差
13位専大21秒差
14位拓大25秒差
15位中学27秒差
16位順大35秒差
17位東農37秒差
18位亜大38秒差
19位大東48秒差
20位青学57秒差
21位国士1分00秒差
22位選抜1分02秒差
23位上武1分18秒差



2区

【駒大】宇賀地  【早大】尾崎  【中学】木原
【亜大】池淵  【山学】モグス  【中大】徳地
【帝京】梅津  【日大】ダニエル  【東洋】山本
【城西】佐藤  【東農】外丸  【上武】石田
【日体】森  【拓大】伊藤  【神大】天野
【東海】吉田  【専大】五々谷【明大】石川
【大東】清野  【国士】山中【順大】山崎
【青学】松野  【選抜】高嶺


何とトップに立ったのが、一番の大砲を持つ山梨学院。
10秒ほどの差でダニエルの日大。この2校には有利になった。

モグスは例によって2分50秒台で入ったため、
早大・尾崎、駒大・宇賀地あたりが追いついてくる。
ダニエルも差を一気に詰めてくる。

しかし2km手前から徐々にペースアップ。
早大・尾崎がすぐに離れていく。少し付いていっていた宇賀地もやがて離される。
2人は日大・ダニエルにも抜かれ、それぞれ3位4位となる。

後ろでは
5位明大・石川、城西大・佐藤が2人並んで走っている。
その後ろは1区15位とやや出遅れていた中学・木原がもう既にあげてきていた。
5位の2人にも後まもなく追いつきそう
8位は日体大・森を中心に中大・徳地、東洋・山本、専大・五々谷、拓大・伊藤の5人が集団を形成。これらとほぼ同時に走り出した神大・天野と帝京・梅津はついていかない方針。すぐ後ろに迫っていた農大・外丸と順大・山崎にも飲み込まれた。

3kmほどで最大4秒まで縮まったモグスとダニエルだが、そこから徐々に差が広がり始めている。
やはりロードになるとモグスの方が速いか。でもダニエルもそれほど離れてはいかない。

また2位ダニエル3位宇賀地、3位宇賀地4位尾崎との差も徐々に離れていって、ポツンポツンと見えるのみになった。その尾崎の後ろは石川と佐藤を交わした木原が迫ってきた。そして、あっという間に交わしていった。尾崎は自分の走りをしている感じだ。上位の流れに乗っているので後ろは付かず離れずである。木原は宇賀地にもどんどん追いついてきている。

横浜駅前:1位山梨学院、2位日大20秒、3位駒大35秒、4位中学45秒、5位早大1分、6位中大日体大東洋大1分15、9位東農大東海大専大拓大明大城西大1分20、15位順大1分25、16位神大帝京大1分50、18位大東大1分55、19位亜大国士舘選抜青学2分10、23位上武3分

6位から15位まで10秒以内の混戦となっている。
木原が11人抜き外丸が8人抜きでそれぞれ大幅にアップ。
逆に明大、城西大、神大、帝京大は5つほど順位を落としている。

外丸はその後も徐々にあげていき、10km過ぎには6位集団に追いつき、徳地と共に引っ張り始める。そのペースに山本が遅れだす。もうやや苦しそうだ。

また、木原がついに宇賀地に追いつき、3位に挙がる。勿論、宇賀地はくっついていく。思いもよらず単独走だった宇賀地だが、ようやく本領発揮できそうだ。

トップのモグスは自身の持っている区間記録から若干遅れているくらい。ただ、まだまだ充分更新可能である。ダニエルも第一中継車からまだ見える位置にはいる。

5位を保っていた尾崎だったが、後ろから外丸、徳地、森の3人が迫ってきている。つかまるのも時間の問題だ。

権太坂:1位山梨学院、2位日大45秒差、3位中学駒大1分10、5位早大1分55、6位東農大中大日体大2分、9位東洋2分30、10位専大明大城西大拓大2分40、14位東海大2分45、15位順大2分55、16位神大帝京大3分45、18位国士舘選抜大東大4分05、21位亜大4分20、22位青学4分40、23位上武5分20

大きな順位変動はなくなってきたが、集団と集団の差がだんだん広がって行ってる感じだ。上位では東洋がやや失速気味。東海大も若干離されているか。後ろでは神大帝京大に追いつきそうだった大東大が離れた。ポイントも2人に抜かされながらの通過で心配される。また33年ぶりの青学、初出場の上武が逆ツートップ。やはりこの2大学は苦しいのか。

権太坂を過ぎたあたりで5位と6位集団の差がなくなった。徳地を先頭に4人の集団へ。後、やはりというべきか東洋が10位集団に飲み込まれそうだ。大西が走れない2区では仕方ない。山本も強い選手だが、序盤の競り合いでやや疲れたか。また、遅れかけた東海大は順大と並び、もう一度前を追おうとしている。

トップは以前山梨学院だが、ここにきてダニエルとの差は変わらなくなった。というか1秒2秒詰まったとの情報もある。
快調に飛ばしていたモグスだが、やはり昨年ほどの調子ではないらしい。でも、昨年の記録からはまだ15秒ほどの遅れである。


先頭が最後の3kmに差し掛かったとき、3位争いに動きが。木原が一気にペースをあげて宇賀地を突き放した。区間新を狙っている木原、ここから挽回なるか。また、5位争いは森がやや脱落。今シーズンの調子から考えると、まあ頑張ったか。ただ、かなり体が重たそうである。


モグスがいよいよ最後の坂にかかったが、そこで脚がパッタリとまってしまった。まあ、2年の時ほどではないが、
ダニエルの姿が大きくなってきた。区間新はもう難しいだろう。

5位争いからはさらに徳地が脱落。外丸に尾崎が懸命にくらいつく格好になった。
また10位争いは五々谷と伊藤の争い。伊藤が苦しい表情ながら懸命に粘っている。
しかし、後ろにも転々と大学がおり、最後までどうなるか分からない。

トップ争いは予断を許さない状況になってきた。いよいよモグスとダニエルの差がなくなってきた。
モグスも脚は1年の頃よりも動いている。むしろ、ダニエルの根性といった方がいいだろう。
脚をいためていたダニエルだが、影響はほとんどないようだ。

そして残り500mでついに逆転。最後はモグスもつこうとしたがダニエルがそのままトップで中継所に駆け込んだ。
ダニエルは最後で初めてロードでモグスに勝った。モグスは66分台で2区区間賞を取れなかった初のランナーとなった。

2区終了地点

1位日大2時間10分35秒(5↑)
2位山学3秒差(1↓)
3位中学1分08秒(12↑)
4位駒大1分35秒(1↓)
5位東農2分33秒(12↑)
6位早大2分35秒(4↓)
7位中大2分41秒(3↑)
8位日体3分11秒
9位拓大3分21秒(5↑)
10位専大3分23秒(3↑)
11位城西3分36秒(6↓)
12位順大3分38秒(4↑)
13位明大3分44秒(9↓)
14位東海3分45秒(7↓)
15位神大4分13秒(3↓)
16位東洋4分21秒(7↓)
17位帝京4分25秒(6↓)
18位選抜4分41秒(4↑)
19位国士4分53秒(2↑)
20位亜大5分19秒(2↓)
21位大東6分07秒(2↓)
22位上武6分21秒(1↑)
23位青学6分38秒(3↓)

日本人は木原が67分前半。宇賀地は68分前半に納まった。
また、木原と外丸が12人抜きと気を吐いた。さすがエースだ。

しかし、1区が接戦だったため、僅かのタイム差で激しい順位変動となった。
吉田、石川、山本は70分台でまとめたにも関わらずかなり順位を落とした。
逆に健闘が伊藤。5つ順位をあげた。城西大が過去数年に比べると良い。
逆に東洋以下は苦しいスタートとなったといっていいだろう。

箱根駅伝:エントリー変更予想

こんにちは。
エントリー発表から1日経って、皆さんも予想に頭を悩ませていると思います。

自分もこれからシュミレーションをしようかなと思っているのですが、
まずは当日の変更についても考えなくてはなりません。

ということで、自己流で当日出走者を予想したいと思います。

※外す選手に対して失礼なのは重々承知ではありますが、好き勝手致します

○駒澤大学

発表:1区末松-2区宇賀地-3区渡邉-4区高橋-5区星  6区岩本-7区藤原-8区高林-9区飯田-10区岩井
当日:3区池田、7区我妻、9区太田、10区深津
【補欠:池田、我妻、太田、深津、藤山、井上】

9区10区をサプライズに。早大にプレッシャーをかけたい。
2区3区が相当今回強力なので、池田を3区に回さざる終えないのではないか。3区我妻で往路耐えて、7区池田だと復路が超強力なのだが、さすがに無いとみた。
1区はスローかなと思われるので、末松でいけるかなぁと。


○早稲田大学

発表:1区矢澤-2区尾崎-3区竹澤-4区三田-5区三輪  6区加藤-7区蘆塚-8区猪俣-9区高原-10区三戸】
当日:7区八木、8区朝日、10区中島
【補欠:朝日、斉藤、神澤、中島、高野、八木】

往路は変更なし。復路は駒大の配置を見て決めた。
八木を加藤の流れで走らせ、詰めさせない。朝日で高林との差を30秒から1分までに押さえ、
10区中島でアンカーでも勝負できるようにする。というのでいいのではないか。
でも蘆塚も三戸も走ってほしいので心苦しいですな…

○中央学院大学


発表:1区鈴木-2区木原-3区小林-4区大谷-5区辻  6区真田-7区三浦-8区大野-9区本野-10区木之下
当日:7区堀、9区渡部
【補欠:池脇、堀、渡部、磯、野中、塚本】

ここも往路変更なし。復路で2枚看板投入。
渡部には監督がこだわりをもっているので、最後までエース区間で任せるだろう。
堀には不安の6区の次を受け持ってもらう。

○亜細亜大学


発表:1区橋本-2区池淵-3区安部-4区塚本-5区瀬口  6区田口-7区折田-8区神山-9区山中-10区筒井
当日:1区岸本、3区三船、7区吉見
【補欠:三船、吉見、濱崎、岸本、嶋、宮川】

申し訳ないですが、宮川と濱崎は故障と読ませて頂きました。


○山梨学院大学


発表:1区松村-2区モグス-3区小山-4区後藤-5区高瀬  6区渡辺-7区小棚木-8区山本-9区中川-10区大谷
当日:7区岩田
【補欠:宮城、岩田、岸本、赤峰、コスマス、田口】

岩田をどこでも走れるようにして、何もなければ7区に、という感じだと思う。

○中央大学


発表:1区山脇-2区徳地-3区市塚-4区梁瀬-5区大石  6区山下-7区辻-8区小柳-9区平川-10区棟方
補欠:1区森、3区山本庸、8区齋藤
【補欠:森、山本武、山本庸、齋藤、森山、橋本】

メンバーを見次第、森と山本庸を1区3区どちかに入れるということだったように思う。多分こうだろう。

○帝京大学


発表:1区西村-2区梅津-3区大沼-4区馬場-5区酒井  6区板垣-7区河野-8区佐藤健-9区中村-10区渡邉
当日:4区岡田、10区前川
【補欠:赤木、岡田、前川、杉山、土久岡、吉田】

馬場と赤木を外してみました

○日本大学

発表:1区堂本-2区ダニエル-3区谷口-4区高月-5区阿部  6区延壽寺-7区丸林-8区笹崎-9区和田-10区吉田
当日:9区山崎
【補欠:笹谷、井上、池谷、岡村、山下、山崎】

笹谷さすがに9区走れるまでに回復してないと思うのだが…

○東洋大学


発表:1区若松-2区山本-3区大西智-4区宇野-5区柏原  6区大西一-7区飛坂-8区川原-9区市川-10区横山
当日:8区高見、9区大津、10区千葉
【補欠:釜石、大津、高見、千葉、富永、佐藤】

市川9区は無いとみた。

○城西大学


発表:1区田中-2区佐藤-3区高橋-4区加藤翔-5区三浦  6区三田-7区篠原-8区渡辺-9区伊藤-10区田村
当日:8区石田、10区永岩
【補欠:新見、永岩、高宮、石田、甲岡、橋本】

一度、3区永岩、つまり高橋を外す暴挙に出てみたのだが、最終的にはアンカーに。
1年生アンカーというのがちょっと引っかかったのでそうしてみた。

○東京農業大学

発表:1区松原-2区外丸-3区田村-4区瀬山-5区貝塚  6区木下-7区清水-8区園田-9区谷-10区倉持
当日:7区椎谷
【補欠:椎谷、三谷、保坂、細谷、川内、高山】

清水7区は無いと思うのだが…
後、細谷の補欠の意味もないような…

○上武大学


発表:1区坂口-2区石田-3区長谷川-4区三浦-5区福山  6区山口-7区伊藤-8区原-9区梅田-10区大塚
当日:4区福島
【補欠:後藤、朝日、福島、地下、横田、園田】

福島はどこでも走るということで、何も無ければ4区なのでは。

○日本体育大学


発表:1区出口-2区森-3区野口拓-4区久保岡-5区竹下  6区高尾-7区筱嵜-8区小柳津-9区野口功-10区佐藤
当日:7区谷野、8区永井、10区奥村
【補欠:永井、奥村、石谷、長尾、谷野、松田】

申し訳ありませんが、石谷と筱嵜が欠場と読ませて頂きました。
谷野があまりにも不自然ですので…

○拓殖大学


発表:1区宇津木-2区伊藤-3区白川-4区村山-5区谷川  6区梅木-7区館石-8区住本-9区西-10区児玉
当日:1区西山、5区小路、7区蓮池
【補欠:浅田、佐藤、小路、西山、那須、蓮池】

いくらなんでも故障明けの谷川が5区というのはないと思ったので。

○神奈川大学

発表:1区染谷-2区天野-3区森本-4区曽根-5区三谷  6区的場-7区高橋-8区萩野-9区小出-10区藤井
当日:4区小杉、7区黒田、8区川上
【補欠:沼田、小村、黒田、川上、小杉、濱野】

小杉を2区にするか4区にするかかなり迷いました。

○東海大学


発表:1区栗原-2区吉田-3区新行内-4区永田-5区河野  6区芳村-7区金子-8区田中-9区刀祢-10区齋藤
当日:3区佐藤、4区藤原、10区平山
【補欠:木下、佐藤、藤原、与那覇、赤染、平山】

佐藤は一番脚に負担かからないところに。区間新も持ってるしいい印象もあるだろう。
藤原は最短区間が一番いいだろう。

○専修大学


発表:1区瀬崎-2区五々谷-3区星-4区酒井-5区五十嵐  6区松尾-7区塩原-8区安島-9区金子-10区森脇
当日:1区木下、3区井上、4区佐藤、8区石垣
【補欠:木下、星野、石垣、井上、佐藤、山本】

1区は一番確実にいけそな木下なんじゃないかな。井上は自分でガンガン行くタイプなので1区じゃないとみた。
後、最近の調子をみて酒井欠場にしました。

○明治大学


発表:1区岡本-2区石川-3区久國-4区松本昂-5区小林  6区中村-7区東野-8区岩崎-9区遠藤-10区卜部
当日:1区北條、3区安田、4区鎧坂
【補欠:安田、北條、松本翔、岸本、鎧坂、細川】

ここは分からない。松本昂は4区を走らせるくらいなら走らない方がいいだろう。

○大東文化大学


発表:1区宮城-2区清野-3区野口-4区佐藤歩-5区下條  6区佐藤匠-7区若狭-8区土田-9区濱-10区木村
当日:3区井上、8区高橋、9区久保
【補欠:久保、井上、高橋、秋山、高関、吉田】

昨日のコメントに引き続き、高橋も追加してみた。
8区に合わせているのでは?

○国士舘大学


【発表:1区柴田-2区山中-3区高谷-4区松本-5区川崎  6区村川-7区大野-8区久伊原-9区平川-10区羽島】
当日:1区伊藤、4区小島、7区田代
【補欠:小島、田代、早稲田、小玉、宮崎、伊藤】

伊藤と小島はどっちか迷ったのだが、1区のメンバーをみてそうした。

○順天堂大学


発表:1区関戸-2区山崎-3区唐川-4区武田-5区小野  6区岡部-7区越智-8区志賀-9区琴岡-10区小高
当日:3区村上、7区的場、8区木水、9区山田
【補欠:木水、村上、仲田、山田、塩田、的場】

この配置なら7区間当たるのだが…^^ でも充分ありうるでしょう
6区岡部は走るとみる。

○青山学院大学


発表:1区荒井-2区松野-3区米澤-4区先崎-5区佐々木  6区岡崎-7区大坪-8区小林-9区川村-10区宇野
当日:9区鈴木
【補欠:村元、市岡、田中、鈴木、辻本、西尾】

基本的に変更しないだろうけど…繰上げの重圧がかかる9区を1年生で大丈夫かなと思ったので。

○関東学連選抜


発表:1区仁科-2区高嶺-3区川口-4区下田-5区姜山  6区川内-7区梶原-8区尾関-9区横田-10区佐野
当日:4区佐藤、9区坂本、10区中村
【補欠:坂本、佐藤、飯沼、中村、依田、須永】

やや希望も含めてのオーダー。
最近なぜか4区はよく変更があるので、4区は変わるのでは?


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

コメントにも書きましたが、あんまりあたらないので参考になさらないように。
では2日かけてゆっくりとシュミレーションでもしてみます。

☆★箱根駅伝、(暫定)区間オーダー発表!!②★☆

○城西大学
予想:1区佐藤-2区高橋-3区永岩-4区三田-5区伊藤  6区加藤-7区田村-8区新見-9区田中-10区石田

【発表:1区田中-2区佐藤-3区高橋-4区加藤翔-5区三浦  6区三田-7区篠原-8区渡辺-9区伊藤-10区田村】
【補欠:新見、永岩、高宮、石田、甲岡、橋本】

粉砕、玉砕、大喝采!!……じゃなくて、大外れ~~~
高橋2区にこだわりすぎました。でも、これ欠場フラグじゃないだろうな…
5区伊藤はやぱり無謀でしたね。9区ならいけるでしょう。
5区6区は三浦、三田ですか…スペシャリストを育成していたなら、面白いかな。
とりあえず1区間どっか当たってほしい…8区新見に代われ~~~

○東京農業大学
予想:1区松原-2区外丸-3区田村-4区木下-5区清水  6区細谷-7区椎谷-8区園田-9区谷-10区倉持

【発表:1区松原-2区外丸-3区田村-4区瀬山-5区貝塚  6区木下-7区清水-8区園田-9区谷-10区倉持】
【補欠:椎谷、三谷、保坂、細谷、川内、高山】

おっと、ここまで6区間当たってる!?8区間までありうるというころだろう。
心配なのは細谷と清水。細谷は6区しかないと思っていたし、清水7区も訳わからん。
揃って欠場するんじゃないだろうか。記録会出なかったのは山対策じゃなくて、ケガか?
まあ、選手層はそこそこあるので何とかカバーできるか??

○上武大学
予想:1区長谷川-2区福島-3区石田-4区坂口-5区福山  6区後藤-7区梅田-8区伊藤-9区大塚-10区原

【発表:1区坂口-2区石田-3区長谷川-4区三浦-5区福山  6区山口-7区伊藤-8区原-9区梅田-10区大塚】
【補欠:後藤、朝日、福島、地下、横田、園田】

あっちゃ~、やっぱ福山しか当たりそうにない。7区から10区悔しい~…上手い具合にずれている。
にしてもこれは箱根予選チーム1位の福島が欠場の可能性もあるな。
初陣はやはり厳しい戦いになりそうな気がするな。まずは繰上げにならないようにしたいところだ。

○日本体育大学
予想:1区谷野-2区森-3区野口拓-4区筱嵜-5区出口  6区石谷-7区久保岡-8区竹下-9区野口功-10区永井

【発表:1区出口-2区森-3区野口拓-4区久保岡-5区竹下  6区高尾-7区筱嵜-8区小柳津-9区野口功-10区佐藤】
【補欠:永井、奥村、石谷、長尾、谷野、松田】

谷野と永井はどこに入るだろ。10区と8区かな?
石谷はどうなるんでしょうか?結局入らず終いか?
5区は竹下か結局。別の情報に惑わされてしまったな~
ここまで僅か2区間。ここは大外しになりそうだ

○拓殖大学
予想:1区西山-2区伊藤-3区西-4区蓮池-5区小路  6区浅田-7区谷川-8区村山-9区児玉-10区白川

【発表:1区宇津木-2区伊藤-3区白川-4区村山-5区谷川  6区梅木-7区館石-8区住本-9区西-10区児玉】
【補欠:浅田、佐藤、小路、西山、那須、蓮池】

大外しフラグ立ってますね。復路に予想した選手が往路に来てしまいました。
伊藤しか今のところ当たってないな。
ところで谷川5区は大丈夫なのだろうか。小路に変更じゃないのかね。
後、1区は西山かな。ちょっと当日変更が読みにくいですね。

○神奈川大学
予想:1区染谷-2区森本-3区小杉-4区天野-5区三谷  6区的場-7区小出-8区川上-9区黒田-10区藤井

【発表:1区染谷-2区天野-3区森本-4区曽根-5区三谷  6区的場-7区高橋-8区萩野-9区小出-10区藤井】
【補欠:沼田、小村、黒田、川上、小杉、濱野】

2区天野!?森本は3区だし、そんなに調子いいのか!?それか小杉に変更か…
本当に天野が走れて森本3区ならそこそこいけそうだが、どうだろうか。
すると小杉は7区かな??
今のところ4区間当たってる。後は8区川上が可能性あるという感じかな。

○東海大学
予想:1区藤原-2区吉田-3区佐藤-4区田中-5区河野  6区栗原-7区金子-8区新行内-9区刀祢-10区平山

【発表:1区栗原-2区吉田-3区新行内-4区永田-5区河野  6区芳村-7区金子-8区田中-9区刀祢-10区齋藤】
【補欠:木下、佐藤、藤原、与那覇、赤染、平山】

何もなければ、3区と4区は藤原と佐藤のどっちかが担当するのだろう。
後、栗原はケガでも山でもなんでもなかった感じですね。変に深読みしすぎたな。
個人的には9区刀祢を当てれそうで嬉しい。
後平山はどうするだろうか。往路でも復路でもどこでもありえるな。まあ、便利屋なのだろう。

○専修大学
予想:1区井上-2区五々谷-3区金子-4区佐藤-5区五十嵐  6区安島-7区酒井-8区塩原-9区木下-10区森脇

【発表:1区瀬崎-2区五々谷-3区星-4区酒井-5区五十嵐  6区松尾-7区塩原-8区安島-9区金子-10区森脇】
【補欠:木下、星野、石垣、井上、佐藤、山本】

あれ?木下は絶対9区だと思っていたのだが…故障、もしくは1区3区に入るのだろうか。
1区と3区を井上とどっちかだと思うのだが。
5区はやはり読みどおり五十嵐。森脇もやはり10区だった。
今のところ当たっているのは3つか。復路で微妙なところを外したのが痛かったな。


○明治大学
予想:1区北條-2区松本昂-3区安田-4区鎧坂-5区中村  6区小林-7区石川-8区遠藤-9区東野-10区岡本

【発表:1区岡本-2区石川-3区久國-4区松本昂-5区小林  6区中村-7区東野-8区岩崎-9区遠藤-10区卜部】
【補欠:安田、北條、松本翔、岸本、鎧坂、細川】

く…5区6区逆だった。迷って結局…ここ当たらなかったら全部当たらない可能性高いので悔しいな…
しかし、東野と松本昂はそんなに調子悪いのか?いくらなんでも故障上がりの石川が2区とは…
って、ここも当日変更の可能性ありか?本当誰が走って誰が故障しているのか全然分からんな
これはかなり苦戦しそうだ。

○大東文化大学
予想:1区井上-2区清野-3区宮城-4区土田-5区下條  6区佐藤匠-7区佐藤歩-8区木村-9区久保-10区若狭

【発表:1区宮城-2区清野-3区野口-4区佐藤歩-5区下條  6区佐藤匠-7区若狭-8区土田-9区濱-10区木村】
【補欠:久保、井上、高橋、秋山、高関、吉田】

見た感じ3区井上9区久保。あるいはその逆に変更という感じだろうね。
仕上がりは一応順調に来ている様な感じ。成績にムラがある宮城がどれだけ走れるのかかなりポイントになりそう
ただでさえ2区は苦戦必至なのだから、ここで落ちちゃね…
山で追いついて前回と同じ展開に何とか持ち込んでほしい

○国士舘大学
予想:1区山中-2区高谷-3区伊藤-4区小島-5区川崎  6区宮崎-7区久伊原-8区村川-9区平川-10区羽島

【発表:1区柴田-2区山中-3区高谷-4区松本-5区川崎  6区村川-7区大野-8区久伊原-9区平川-10区羽島】
【補欠:小島、田代、早稲田、小玉、宮崎、伊藤】

1区4区に小島と伊藤が入る可能性が高いのではないか。しかし、使い方を微妙に間違えたかな。
山中2区もちょっとは考えたのだが…直前の記録会で変更してしまいましたな。
ただやはり往路で大暴れ、復路は何それ美味しいの?というような感じだな。
せめて往路だけでも活躍してくれよ…

○順天堂大学
予想:1区関戸-2区山崎-3区村上-4区武田-5区小野  6区的場-7区琴岡-8区木水-9区山田-10区仲田

【発表:1区関戸-2区山崎-3区唐川-4区武田-5区小野  6区岡部-7区越智-8区志賀-9区琴岡-10区小高】
【補欠:木水、村上、仲田、山田、塩田、的場】

やっぱり小野は5区ですね。変更なければ、棄権した区間を翌年も走れば史上初ということになります。
往路はほぼ予想通り。村上が入れば完璧なのだが、唐川はありえるか。
9区もおそらく山田が来るのではないでしょうか。8区も当たる可能性あるかな。
ドキドキなのが6区岡部。本当に走るのだろうか?的場あたりに変更だったら、ちょっと安心なのだがw
最大で8区間の可能性を残して2日3日を待つことになるようだ。

○青山学院大学
予想:1区荒井-2区米澤-3区大坪-4区小林-5区先崎  6区岡崎-7区松野-8区鈴木-9区佐々木-10区宇野

【発表:1区荒井-2区松野-3区米澤-4区先崎-5区佐々木  6区岡崎-7区大坪-8区小林-9区川村-10区宇野】
【補欠:村元、市岡、田中、鈴木、辻本、西尾】

1区6区10区だけでも当たってそうなので良かったかな。
松野2区できましたか。ちょっと考えてませんでした。まあ、比較的安定している選手ではありますね。
基本的には変更しないと思う。先崎は故障がちなので5区じゃないのは仕方ないだろう。
山に非常に自信を持っているようなので、3区4区で追い上げることができれば面白いかも。

○関東学連選抜
予想:1区川口(関学大)-2区高嶺(法大)-3区川内(学習院大)-4区梶原(松蔭大)-5区姜山(法大)  6区佐藤(平国大)-7区仁科(国学院大)-8区尾関(創価大)-9区坂本(関学大)-10区中村(立大)

【発表:1区仁科(國學院)-2区高嶺(法大)-3区川口(関学大)-4区下田(流経大)-5区姜山(法大)  6区川内(学習院大)-7区梶原(松蔭大)-8区尾関(創価大)-9区横田(国学院大)-10区佐野(麗澤大)】
【補欠:坂本(関学大)、佐藤・飯沼(平国大)、中村(立大)、依田(東大院)、須永(松蔭大)】

個人的にはかなり意外なオーダーだな。仁科の調子が上がっているならそれでいいのだが。
さすがに4区とかは変更だろう。
しかし、坂本、中村は外れるのかな。選抜はあんま変更はないので、本当に外れたらかなり痛いな。
ちょっと苦戦しそうな気がする。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


いやはや、やっぱり難しいですね。予想って。
でも出雲、全日本よりは成績がよさそうで何よりだ。

後は、簡単なシュミレーションをしてみて、最終順位予想をアップしたいと思う。

☆★箱根駅伝、(暫定)区間オーダー発表!!①★☆

ついに、区間オーダーが発表となりました!!

以下、自分の予想と比べながら載せます。
※発表は確定オーダーではなく、最大で4人の補欠と変更可能です

○駒澤大学
予想:1区我妻-2区宇賀地-3区池田-4区高橋-5区岩本 6区藤山-7区高林-8区星-9区深津-10区太田

【発表:1区末松-2区宇賀地-3区渡邉-4区高橋-5区星  6区岩本-7区藤原-8区高林-9区飯田-10区岩井】
【補欠:池田、我妻、太田、深津、藤山、井上】

池田、我妻、太田、深津と4枚のカードが補欠。これは早大のオーダーをみて判断するためなのだろうな。
竹澤が3区なので、おそらく3区に池田を投入。深津と太田はやっぱり終盤なのではないか。
以外なのは高林の8区。絶対向かないと思うのだが…まあ昨年の8区深津と全日本6区高林の姿が被っているから再現なのか?
それとも故障か。後、末松は1区走るのかな。我妻に変更のような気がするのだが。
最大で6区間当たるか。でも、わかんないなあ。

○早稲田大学
予想:1区矢澤-2区高原-3区竹澤-4区八木-5区三輪 6区加藤-7区中島-8区三田-9区尾崎-10区朝日

【発表:1区矢澤-2区尾崎-3区竹澤-4区三田-5区三輪  6区加藤-7区蘆塚-8区猪俣-9区高原-10区三戸】
【補欠:朝日、斉藤、神澤、中島、高野、八木】

やっぱり竹澤は2区回避ですね。まあ、無理はさせたくなかったんでほっとしてます。
2区9区逆は以外でした。高原はあんまよくないんかね?まあ、高原は自分でガンガン行くタイプだから逆にいいのかもしれんが。
後は中島と朝日がどこでも屋的な感じだな。でも蘆塚と三戸も走る可能性ある選手だし、分かんねーべ。
往路は変更なしで、復路は最大3枚変更か
4区間から5区間は当たりそう?

○中央学院大学
予想:1区鈴木-2区木原-3区小林-4区大谷-5区辻  6区渡部-7区池脇-8区大野-9区堀-10区木之下

【発表:1区鈴木-2区木原-3区小林-4区大谷-5区辻  6区真田-7区三浦-8区大野-9区本野-10区木之下】
【補欠:池脇、堀、渡部、磯、野中、塚本】

往路全問正解!10区も当たると思う。まあ、ここは情報が出ていたのでね。
6区は真田ですか…まあハーフはあるので走るかもしれませんね。
7区9区を堀か渡部だろうか。9区堀なら8区間当たるのだが。
しかし、5区辻6区真田さえうまういけば復路に渡部、大野、堀と残っているので強いですね。
(4年に脚が痛いといってるのがいるというのが気がかりだが)
やっぱ大穴の優勝候補ですな。

○亜細亜大学
予想:1区濱崎-2区池淵-3区筒井-4区塚本-5区瀬口  6区宮川-7区神山-8区三船-9区吉見-10区山中

【発表:1区橋本-2区池淵-3区安部-4区塚本-5区瀬口  6区田口-7区折田-8区神山-9区山中-10区筒井】
【補欠:三船、吉見、濱崎、岸本、嶋、宮川】

4枚入れ替わる可能性が非常に高い(三船、吉見、濱崎、岸本)
当日の調子をギリギリまで見極めるようだ。
まあ、ただ復路でも猛追する気でしょうかね。アンカー筒井はちょっとびっくりです。
ここはボロボロになりそうな感じです

○山梨学院大学
予想:1区小山-2区モグス-3区松村-4区大谷-5区高瀬  6区赤峰-7区岩田-8区後藤-9区中川-10区宮城

【発表:1区松村-2区モグス-3区小山-4区後藤-5区高瀬  6区渡辺-7区小棚木-8区山本-9区中川-10区大谷】
【補欠:宮城、岩田、岸本、赤峰、コスマス、田口】

奇襲失敗。やっぱり1区松村でしたね。ですので、実質当たっている…ことにはならないっすね、はい。
にしても繋ぎは色々外れそうな感じだな。7区に岩田が入るかもしれないくらいか。
4区後藤が昨年のリベンジを果たし、高瀬が戻っていれば往路優勝の可能性は高そうだ。

○中央大学
予想:1区山本-2区徳地-3区梁瀬-4区棟方-5区大石  6区山脇-7区森-8区斉藤-9区平川-10区辻

【発表:1区山脇-2区徳地-3区市塚-4区梁瀬-5区大石  6区山下-7区辻-8区小柳-9区平川-10区棟方】
【補欠:森、山本武、山本庸、齋藤、森山、橋本】

どうだろう
1区森、3区山本庸なんじゃないかなぁ。山脇じゃ荷が重いだろうし。
意外なのが4区梁瀬、10区棟方。梁瀬いくらなんでも勿体無くないか?まあ、区間賞は最低ノルマだな。
後、棟方は持つのだろうか?齋藤あたりと交代もありうるのだろうか。
悔しかったのが6区山下。ちょっと頭をよぎったのだが、結局しなかった。これは悔しいな…
3区間のみと惨敗になりそうだ。


○帝京大学
予想:1区西村-2区酒井-3区馬場-4区河野-5区中村  6区赤木-7区岡田-8区板垣-9区梅津-10区前川

【発表:1区西村-2区梅津-3区大沼-4区馬場-5区酒井  6区板垣-7区河野-8区佐藤健-9区中村-10区渡邉】
【補欠:赤木、岡田、前川、杉山、土久岡、吉田】

おいおい、馬場4区って……また、外れそうな感じ。後、6区赤木も外れそうな感じ?やっぱり挙がりきっていないのか。
まあ、5区誰もいなくなったのでエースを持ってきたというところだろうが、一枚使ってしまい、痛いな。
2区は深読みしなければ良かったか。昨年のように浮上することはできるだろうか?


○日本大学
予想:1区堂本-2区ダニエル-3区谷口-4区高月-5区阿部  6区延壽寺-7区笹谷-8区吉田-9区丸林-10区山崎

【発表:1区堂本-2区ダニエル-3区谷口-4区高月-5区阿部  6区延壽寺-7区丸林-8区笹崎-9区和田-10区吉田】
【補欠:笹谷、井上、池谷、岡村、山下、山崎】

おお~、往路全部当たりそうだ~!!
6区も当たる可能性はあるか。報知では井上になってたが。後個人的には吉田を8区にするか10区にするか迷ったので、悔しい。
何だかんだで笹谷は9区に入るんじゃないですかね?9区に笹谷してたなら丸林7区にしたのに…って愚痴ばっかっすね(^^



○東洋大学
予想:1区若松-2区大西-3区山本-4区市川-5区柏原  6区宇野-7区富永-8区高見-9区大津-10区千葉

【発表:1区若松-2区山本-3区大西智-4区宇野-5区柏原  6区大西一-7区飛坂-8区川原-9区市川-10区横山】
【補欠:釜石、大津、千葉、富永、佐藤】

大西智は3区に回りましたか…2区山本がよほど絶好調なのか、大西に何かあったかなどっちかでしょうなぁ
そういえば大西故障情報も流れていたので、もしかすると変更もあるっすね。
6区は結局大西一が間に合うですね。宇野もエントリーされていますので、そのまま走るのでしょう。
市川に関してはこれは当て馬フラグな気が…当日に大津と変更になると読んだ。
当たるのは2区間から4区間くらいだろうか。層の厚いとこはやっぱむずいね

区間エントリー直前!!

いや~何とか間に合いました。
やっぱり一次エントリーから19日で23校はきつかったっす。
しかも、自分でクオリティ高めて自分で苦しんでしまいましたから、アホですな。
情けない話、3チームくらいやった地点でもう既に後悔してました

まあ、一応速さだけは成長したんですけどね。
最初の上武大は手探りなところもあって6時間近くかかりましたが、
最後の中大は1時間半で完成させることができました。
って慣れた頃に終わってしまうのが悲しいところなんすけどね…

(実は今回、予想した大学の順番はランダムでなく、ある順番になっていたんですが、
気付いた人いるんすかね。まあ、ちょっとした箱根ファンはすぐ分かるんでしょうけどね。)

心配なのは、あれだけ記事書いて大外れしたら本当悲しいというか
恥ずかしいのですが、とりあえず各大学の上位10人の平均点を並び替えて見ます。
単純な点数だけでは読み取れない部分もあると思うので、
上がる要素がある大学は↑、下がる要素がある大学は↓
とつけておきました

各大学上位10人平均点

1位2.9点早稲田大学↓…竹澤不調のため
〃2.9点東洋大学↓…調整力&事件のため
3位2.8点日本体育大学↓…4年に不調多し
4位2.7点駒澤大学↑…ノウハウがある
5位2.6点帝京大学↓…最近、噛み合わない
〃2.6点関東学連選抜↓…下りが2人いて点数が上がっている&団結力
7位2.5点城西大学↓…本番のノウハウ不足
8位2.4点東京農業大学↓…直前の記録が良すぎ
9位2.3点山梨学院大学↑…流れに上手く乗れる
〃2.3点中央大学
〃2.3点日本大学
〃2.3点明治大学↓…故障明け多し&調整
13位2.2点東海大学↓…佐藤不調のため
14位2.1点中央学院大学↑…流れにうまく乗れる
〃2.1点拓殖大学↓…調整力のため
16位2.0点神奈川大学
17位1.9点亜細亜大学↑…団結力
〃1.9点大東文化大学
〃1.9点国士舘大学
20位1.8点上武大学
21位1.7点専修大学
22位1.6点順天堂大学↑…本番でのノウハウ
〃1.6点青山学院大学

日体大、帝京大高っ(汗)
中大、中学大低っ(汗)(汗)


一応点数基準は(今頃発表かよ)
優先順位の高い順から
①駅伝実績
②ハーフを中心とした持ちタイム
③過去(1年以上前)のベストパフォーマンス

としていたのですが、これそのままやったら下位がいくつか当たるかもしれないって感じだなw
帝京大は前回の実績、日体大は昨年の出雲と全日本の実績がかなり重視されてしまったのかもしれない。
まあ、120%ならあそこまでいくかもというところなのだろう。

にしても↑↓はすんごい保証みたいな感じになってしまってるなwww

こんな予想でよく文句出なかったなぁ
(あ、みんな呆れてたのか(・・
)

まあ、これをそのまんま予想にしてもいい(てか、精度を試したい。来年以降の参考になる)のだが、
勿論、二次エントリー発表後、自己流で慎重にシュミレーションをしてみて、最終予想順位を決めたいと思う。

このHPでも区間エントリー発表後、
当日誰と誰が入れ代わるか簡単に予想した後、2日の朝までに順位予想をアップするつもりである。
ところで、区間予想を本気でするのは贔屓にしている大学以外はほとんど始めてという感じだったのだが、
前哨戦の出雲と全日本がどれほど当てたのか調べてみた。
すると…

出雲1.5区間/6区間  つまり24%
全日本1.9区間/8区間、つまり24%

やべ~、全然当たってない

てか、よくキレイに24%って…中途なのに
これでは箱根も2区間から3区間が精一杯なのか…(汗)
まあ、確かに直前に故障者が出たりしたらもうお手上げな部分があるのだが、
これは何とかしないと…今更どうにもできるもんじゃないだろうけど
せめて5区間以上当てるのが5チームくらいはほしいなあ。

ちなみに贔屓にしている大学は正答率が良かったので、
全チーム本気で愛せば(笑)、もう少しいいのかもしれん。

さて、泣いても笑っても箱根まで後4日となります。
次は区間エントリーを多少ツッコミを入れながら載せます。

では、また後で会いましょう!!

◇◆箱根駅伝区間予想-中央大学その2-◆◇

区間予想オーダー

1区山本庸-2区徳地-3区梁瀬-4区棟方-5区大石
6区山脇-7区森-8区斉藤-9区平川-10区辻

1区山本庸平(3年) 目標タイム:区間3位
 1区を任せるのは山本。勿体無いという見方で森や山下あたりを考えている人も多いが、中大は1区は強い選手を置いてくる傾向が強い。1区で出遅れないのがきっちり走る秘訣なんじゃないだろうか。昨年区間5位だったので、それ以上で今度は走りたい。1万28分台だし区間賞も充分狙えるはず。全日本ではやや失敗したが、失速はしないようにしたい。


2区徳地悠一(4年) 目標タイム:1時間8分40秒
 頼れる主将徳地は勿論2区。全日本では4区を任され、日本人2位の区間5位。好走したのに留学生に抜かれるシーンのみという不運な展開だったが、そんな中でも冷静に走った。今回の箱根でも留学生や力のあるランナーが序盤飛ばすだろうが、彼ならじぶんでレースを組み立てられるだろう。目標は68分台。このくらいで走れば昨年以上の順位で2区を折り返せる。


3区梁瀬峰史(3年) 目標タイム:1時間3分40秒
 今季好調の梁瀬をここで爆発させる。下級生の頃はエース区間投入が多く、自分の実力を発揮することができない状態だったが、今期は繋ぎで大活躍。出雲5区2位、全日本3区区間賞は立派。自信もついただろうし、今回厳しいと言われている3区だが、充分区間上位を狙えるだろう。タイム的には前回の上野にどこまで迫るか。このくらいでチームが走っていれば、前回の上野がいたときの3区終了地点とほとんど変わらない位置になるはずだ。


4区棟方雄己(1年) 目標タイム:56分40秒
 4区には出雲、全日本で無難な走りをした1年生の棟方を起用する。上尾ハーフで66分台と心配されたが、直後の記録会で29分30秒ほどで走ったので何とかなるのではないか。ここは繋ぎという位置づけ。ブレーキだけはしないようにきっちりと繋いでいきたい。


5区大石港予(2年) 目標タイム:1時間22分00秒
 昨年のブレーキ区間5区には、成長株の大石。彼は前回も起用が予定されていたそうだが、直前に故障して欠場してしまった。今年はそんなことがないようにしたい。タイムは区間一桁を目標にして組んだ。順調にきていれば往路5位あたりで折り返せるか。コツコツ繋いでくれば充分いけるだろう。


6区山脇和真(4年) 目標タイム:1時間1分00秒
 6区は全く予想付かないが、実力はありながら駅伝にも上尾にも記録会にも出蔵しなかった山脇を起用してみた。以前から名前は挙がっており、自分も区間予想に入れていたのだが、なかなか出走の機会に恵まれなかった。最初で最後のチャンス。下りの適性があるのかどうか分からないが、個人的には期待している選手である。


7区森誠則(4年) 目標タイム:1時間5分30秒
 監督期待の森をここで投入。不確実の6区の後、ここでもうまく走れないとずるずる行く可能性がある。ということで、実力者の森を7区に入れた。20kmでなかなか結果が出ないのがどうにも不安だが区間5位から8位くらいで走って流れを引き寄せたいところう。


8区斉藤勇人 目標タイム:1時間7分30秒
 初出場の辻。だが、ハーフは64分台。主要区間は耐えて、繋ぎで他校と差をつけたいと浦田監督は仰っておられたが、箱根の中で一番の繋ぎといわれるこの7区8区で区間上位で走れるかどうかが、そのようなチームになったかどうかの見せ所だろう。個々の所、8区はどうにもいい成績を残していないが、今年はいけるか。真価が試される。


9区平川信彦(4年) 目標タイム:1時間10分30秒
 9区は彼しかいない平川。前回は激しいシード権争いの中、冷静に走って、安全圏に逃げ込んだ。万が一のことがあっても彼なら追ってくれるだろうが、そうならないようにしなければ1年間何をやってたんだということになってしまう。目標5位くらいで彼に渡して、更に前を追いたいところだ。


10区辻幸祐(3年) 目標タイム:1時間11分40秒
 アンカーには上尾も記録会でもどちらも好走した辻。このアンカーでも71分台では充分いけるはずだ。仮にシード権争いに巻き込まれていたとしても、戦えるはずだ。暑いだろうから、安定して走っていきたい。総合順位はどうだろうか、そこそこに落ち着きそうな気がするがどうだろうか。


まとめ
 何も問題なければ、連続シード権の記録を伸ばすと思っている。大きく稼ぐ区間というのはないが、安定して区間5位~10位くらいに入り続ける力はあるだろう。後は、大きなブレーキを出さないことだろう。こういうことをしていてはいつまでたっても連続シードを伸ばすのがやっとのチームになってしまう。まあ、それでもすごいことなのだが、やはりそこで甘んじていてはいけないだろう。15回目の総合優勝を目指す足がかりになるよう、最低前回以上の順位でゴールしたいところだ。



◇◆箱根駅伝区間予想-中央大学その1-◆◇

連続シードの記録更新のみならず、上位を狙う

80年連続83回目
中央大学
08箱根7位、08出雲8位、08全日本8位

 今回、ラストの予想となる。最後を飾るのは箱根出場校最多の出場を誇る中央大学。実力、実績ともに申し分のないチーム。14回の総合優勝、6連覇はいずれも過去最多。また24年連続シード権獲得は現在連続シードを取っている大学の中では最多。今年もその記録を伸ばすことはできるだろうか。出雲、全日本はともに8位とやや消化不良気味のレースとなった。箱根では最多出場校の威信をかけ、シード権獲得のみならず、上位争いを命題として調整を続けている。

一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

 徳地悠一(4年):主将、スピード型、安定感

前回:上野

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

 平川信彦(4年)スタミナ型
 梁瀬峰史(3年)スピード型プレッシャー×
 山本庸平(3年)ラスト○

前回:山本、徳地、加田

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 山脇和真(4年):初出場
 森誠則(4年)20km×積極的
 大石港予(2年)上り○?
 棟方雄己(1年)20km×?

前回:森、森宗、平川

D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 辻幸祐(3年)初出場
 山下隆盛(2年)駅伝×ムラッ気
 斉藤勇人(2年)
 市塚遊(1年)初出場

前回:

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

 山本武史(4年)初出場
 橋本雅史(4年)初出場
 森山昇人(2年)初出場
 小柳俊介(1年)初出場

前回:梁瀬、関、山下

※チーム(ほぼ)全員:逆境○一発病

上位10人平均:2.3点  16人平均:1.6点
(参考)前回10位校:1.9点 前回の成績:1.9点

◆ワード説明

逆境○
…劣勢な展開になると力を発揮する

一発病
…必ずどこかで大きなブレーキが発生する

戦力分析
 上級生になるにつれて、ランクが高くなっており、バランスの取れたいいチームだなというのが第一印象。本来のチーム作りの姿だと思う。毎年調べていないので分からないが、いつもこのような感じでずっと連続シード権を取っているのではないかと思われる。優勝争いはいかなくても、5位前後あたりに行く力は充分あるという感じである。

 エースは徳地。元々1500m出身で2年生でいきなり9区に抜擢され、区間3位の快走をみせ驚いたのを覚えている。今回の箱根がラストランという徳地が2区で各校のエースに喰らいつく走りをみせチームを盛り上げたい。それに続くのが平川、梁瀬、山本のやはり上級生。平川は長い距離に強く出雲全日本でも最長区間を担当。箱根は9区が有力。また梁瀬、山本は箱根1区経験者でスピードがある。往路での起用か。また、森、大石、棟方も楽しみな存在だ。

 懸念があるとすれば、前哨戦がいつもよりやや低順位だということと、ここ最近、駅伝になると必ずどこかでブレーキが発生するという悪しきジンクスがある。実際、出雲と全日本もそうだった。今年は上野のような大エースがいないので、それが出たら取り返すのが難しい。まあ、それでも必ず挽回しているのはいいところ。今年も終わってみたらシード権を獲得しているだろうか。それではオーダー予想だ。


◆◇箱根駅伝区間予想-日本大学その2-◇◆

区間予想オーダー

1区堂本-2区ダニエル-3区谷口-4区高月-5区阿部
6区延壽寺-7区笹谷-8区吉田-9区丸林-10区山崎

とりあえず笹谷は起用してみた。笹谷OUTなら井上IN

1区堂本尚寛(1年) 目標タイム:区間一桁
 一番安心して任せられるのは谷口なのだろうが、やはり勿体無いという考えが浮んでしまう。というわけで出雲で1区を務めた堂本を起用してみた。昨年の高校駅伝で惜敗を喫して以来、冷静な走りが目立つ。彼ならスローでもハイでもどちらでも最低区間中位では乗り切れるだろう。山梨学院より前に襷を渡すのは理想なのだが、それは谷口でないときついか?出遅れだけは勘弁してほしい。


2区ギタウ・ダニエル(3年) 目標タイム:1時間6分40秒
 2区は勿論、入学以来活躍を続けているダニエル。順調ならば、区間新は無理でも、66分台に突入する力は充分にあるだろう。ここで前にいるのは山学大のみというのが当然理想の展開だろう。これまでの走りを見てる限り多分大丈夫だろうが、モグスを追ってのオーバーペースだけは気をつけたい。トラックではほぼ両者が互角だが、ロードになるとモグスの方が力は上。サイモンの例があるだけにそれだけは注意したいところだ。


3区谷口恭悠(3年) 目標タイム:1時間3分50秒
 ここに日本人エース谷口を投入。目標としてはここで山梨学院を捉えてトップに立ち、見せ場を作りたいところだ。前回は一番短い4区でもスタミナ不足だった感じだが、今回はそんなことはないはず。持ち前のスピードを存分に発揮してほしい。前回はここで一旦流れが途切れてしまったが、今年は加速できるのではないかと思われる。


4区高月雄人(2年) 目標タイム:56分20秒
 4区は井上や池谷あたりと迷ったが、勢いということで高月。12月の記録会で29分半を切ったランナーだ。この時期に記録会出ると箱根本番は不安なのだが、持ち味を活かしたい。ここはトップをキープしたいところ。まあこのあたりで山梨学院、中央学院、駒沢、早大と接戦になるのではないかと予測されるが、気持ち負けしないように、胸を借りるつもりで走りたい。


5区阿部豊幸(4年) 目標タイム:1時間20分00秒
 さて、もう一つ攻める区間である。ここでトップから1分以内であれば、往路優勝する可能性は充分あるだろう。駒大が深津、東洋大柏原がものすごい走りをしない限りは大いに期待したい。阿部は今シーズン前半は不調だったが、秋になって回復。監督も2区5区で稼ぐといわれるほど調子がいっぽい。タイム的には是非80分切りを目指したい。もう1人の4年生笹谷が故障明けだけに、チームをしっかりさせたい。よければ往路優勝というところだろう。




6区延壽寺博亮(2年) 目標タイム:1時間1分00秒
 ここが分からないのだが、上尾にも記録会にも出てこない延壽寺が準備しているんじゃないかと思われる。最初は高月と思っていたが、記録会に出てきたので彼にした。前回は急遽任された3区で失速。ただ、前半の下りは頑張ったので全く適性がないわけではないだろう。とりあえず61分くらいで無難に走ってほしい。順位ダウンが予想されるが、焦らないでいきたい。


7区笹谷拓磨(4年) 目標タイム:1時間6分00秒(区間一桁)
 ここに笹谷を投入している。報知では9区と書いているが、50分ジョグがやっとというのではちょっと無理だ。ただ、これまで大学駅伝は全て区間一桁。特に箱根は全て区間5位以内と安定している笹谷を外すのは考えたくない。ここは攻めることは考えなくていい。とにかく区間一桁で粘りある走りをしたい。復路はかなり苦しいといわれている日大だが、勇気付けられるはず。主将の意地をみせてほしい。


8区吉田和矢(2年) 目標タイム:1時間6分50秒
 8区は駅伝初出場の吉田だが、ハーフの持ちタイムは64分台を持っている。ここが復路で一番良い区間順位になるかもしれない。前を追えれば一番いいが、ひとまずシード安全圏に入っていればいいだろう。何となく一人旅になりそうな気もしないでもないが、自分の走りに徹したい。


9区丸林祐樹(3年) 目標タイム:1時間11分30秒
 ここからやや厳しい戦いになるが、丸林を思い切って投入。持ちタイムはいいものの、出場した駅伝は全て区間二桁と全くいいところなし。特に全日本は1区で早々と三冠挑戦を台無しにする走りとなった。来年は谷口とともに、日大を引っ張る存在。そろそろ結果がほしい。9区は来年以降を見据えての起用。力的に厳しいが区間中位では走りきりたい。くれぐれも最初の下りで飛ばさないようにしたい。これまで飛ばしすぎで失敗を重ねているだけにメンタル面も試されることになろう。


10区山崎大直(1年) 目標タイム:1時間12分00秒
 アンカーは珍しい1年生起用。75回の区間変更以降1年生起用は見られなくなった。ここ数年では81回大内(中央学院)、82回小柳(専大)くらいしか思い浮かばないのだが、2人とも区間二桁。あんまりいい情報はないのだが、山崎は2人に比べれば名がしれている存在。実力さえあれば1年生でもここをやれるんだというところをみせてほしい。流れ次第で3位もありえるが、とりあえずシード権内に収めて来年に繋げたい。




まとめ
 作戦としては往路に全部つぎ込んで往路優勝を本気で狙っていきたい。その流れに乗れば、いくら復路で駒がないといっても、総合5位くらいで収まると思うし、期待できる選手はいる。ただ、主将の笹谷の負傷がどれほどチームに影響を与えるかが気がかり。まあ、そんな直前というわけではないので、チームがまとまる時間はあるはず。コースが違うとはいえ、出雲優勝校が箱根シード落ちという不名誉なことだけは避けたい。全日本でみせたように安定した走りで確実に順位をあげていきたいところだ。



◆◇箱根駅伝区間予想-日本大学その1-◇◆

出雲優勝校!スピードを活かして往路優勝を目論む!

12年連続80回目
日本大学
08箱根9位、08出雲優勝、08全日本6位

 昨年の箱根駅伝では、上位候補の一つにあげられながら、複数の故障者が出て苦戦。アンカーの追い上げや他校の棄権もあって辛くもシード権を獲得した状態だった。今シーズン前半に入っても不調から抜け出せず全日本への出場権もやっとだった。しかし、秋のシーズンに入ってチームは生まれ変わった。出雲では大方の予想を覆し優勝。全日本は1区で出遅れたものの、その後は安定した走りでシードを獲得した。80回目の節目の出場を迎える日本大学が更なる飛躍を遂げることができるか。


一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手

ギタウ・ダニエル(3年)粘り○、安定感故障明け?、下り×

前回:ダニエル

A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

阿部豊幸(4年)主将、上り○

前回:阿部

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

笹谷拓磨(4年)スタミナ型、箱根男故障明け
谷口恭悠(3年)スピード型

前回:笹谷

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

丸林祐樹(3年)飛ばし癖、駅伝×
堂本尚寛(1年)

前回:阿久津

D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

井上陽介(3年)スピード型
吉田和矢(3年)初出場
笹崎慎一(2年)スタミナ型
高月雄人(2年)スピード型初出場
山崎大直(1年)スタミナ型初出場

前回:谷口、染谷

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

延壽寺博亮(2年)
池谷健太郎(2年)スピード型
和田朋之(2年)初出場
岡村悠平(1年)初出場
山下尭哉(1年)初出場

前回:中原、延壽寺、高橋、丸林



上位10人平均:2.3点  16人平均:1.5点
(参考)前回10位校:1.9点

◆ワード説明

箱根男
…シーズンの調子に関係なく、箱根は必ず結果を残す

以下略

戦力分析
 こうみると改めてスピードランナーが多い。出雲駅伝で優勝するはずである。逆に言えば、距離が伸びる箱根は不利ということになってしまう。全日本は6位だったので、更なる順位降下もあるような感じである。ただ、日大の評価がまずまずいいのは稼げる区間が2区間あるということだろう。

 まずはエース区間の2区。ここは勿論、留学生のダニエルが突っ走るはずだ。山梨学院のモグスよりはやや劣るものの、粘りという点は過去の留学生の中では一番。故障明けだそうだが、気合で走ってくるだろう。もう一つは5区の山登り。ここは過去2年連続して走った阿部がいる。昨年は4人抜きを果たした。今回は、秋口から尻上がりに調子をあげているらしくかなりの期待が出来る。ランクは昨年81分を切っているかどうかで分けたのでAランクとなっているがSランクの活躍ができるかもしれない。おそらくこの2区間で往路で突進する作戦だろう。

 気がかりなのは日大の中で数少ないスタミナランナー笹谷が12月に入ってケガをしたということ。これまで箱根では必ず結果を出してきており、今回も9区か10区の重要区間出走が予測されていたが、これで復路に核となる選手がいなくなる。ここは駅伝では今まで結果を残していないが、持ちタイムはある丸林、1年生ながら期待されている堂本、山崎の他、全員でカバーしあっていきたい。


◇◆箱根駅伝区間予想-早稲田大学その2-◆◇

区間予想オーダー

1区矢澤-2区高原-3区竹澤-4区八木-5区三輪
6区加藤-7区中島-8区三田-9区尾崎-10区朝日

竹澤100なら2区竹澤3区中島7区朝日10区高原なのだろうが、
今回は竹澤3区の場合のオーダーを組んでみた

1区矢澤曜(1年) 目標タイム:区間5位
 1区はやはり駅伝経験の殆どが1区という矢澤。てか出雲の走りをみると他の区間での起用は怖い。まあ、全日本のハイペースでも対応できているし、まずまず走れるだろう。ハイペースで全日本はラストはちょっと厳しかったが、スローペースの予想が付く今回なら更なる上位も狙える。前回の尾崎くらいであれば万歳だろう。ちなみに2区竹澤だった場合はできれば駒大の前で渡してほしい。今の竹澤じゃ、前にいっとかないと宇賀地についてこられるからだ。


2区高原聖典(3年) 目標タイム:1時間9分30秒
 ベスメンでは当然2区3区は逆なのだが、今回も高原に任せる。全日本以降調子は上がってきているので、69分台は期待していいだろう。ちなみに前回、宇賀地との差は1分21秒。今年の宇賀地と高原の成長幅を考えるとその差はもっと開くかもしれないが、何とか我慢して昨年より縮めたい。そうしないと下手すれば、大エースを使う3区で駒大を逆転できないかもしれない。竹澤で逆転して波に乗って逃げるのがベストだろう。


3区竹澤健介(4年) 目標タイム:1時間2分00秒
 そのエースの竹澤。2区以外なら区間新を狙えるとのことなので、設定は区間新のタイム。脚に痛みさえでなければ何とかなると思う(てか痛み出ても突っ走るのだろうが…)。本当にこのタイムでいければいいが、今ひとつだと駒大に先にいかれ後手、後手の展開になってしまう。箱根だけを考えれば、2区竹澤1時間7分30秒で高原を波に乗せるの効率がいいのだろうが、箱根で潰れてほしくないのでこういう配置にした。何とか駒大には追いついてほしい。


4区八木勇樹(1年) 目標タイム:55分40秒
 4区は博打の印象が強いが当たると強い八木。まあ、この区間なら3分を大きく切るペースでレースは進まないだろうから、多分大丈夫だろう。力的には充分区間賞は狙える。駒大もさすがにエース級は来ないだろうから、竹澤でダメなら八木で逆転できればいいのだが。このリレーは全日本でも経験しているので、同じような感じでいきたい。


5区三輪真之(4年) 目標タイム:1時間21分30秒
 三輪と高野で迷ったのだが、走力的には三輪とみた。ちなみに5区高野なら7区三田8区三輪。前回、9区で駒大堺に逆転されたが、格上の相手なので致し方なかった。注目すべき点は上りが強いと言われていた堺に対して、上りが互角だった。よって上りはかなり得意と見る。その代わり下りは全然だったのだが…。上りでは80分台を狙えるタイムでいき、下りで少し落ち、81分30秒くらいで何とかカバーするという予測でタイムを出したが、やっぱりハードルが高いだろうか?駒大にここで先行されると痛いが、1分30秒くらいでとどめたい。




6区加藤創大(3年) 目標タイム:58分30秒
 6区は3年連続で加藤。前回は59分15秒で見事に区間賞を獲得。早大が6区で区間賞を獲得するのは実に49年ぶりだった。今度は58分台で走りきって、前を行くであろう駒大を追い、あわよくば逆転といきたい。切り札を使うところで確実に前にいきたい。いくら繋ぎが早大は強いといっても、後手に回ると不味い。


7区中島賢士(2年) 目標タイム:1時間4分40秒
 ここでハーフ64分ジャストの中島。昨年よりも間違いなく早大は強い。ただ、それでも昨年の復路の駒大に比べたら劣るかなあ。コース的には前回務めた4区の裏返しなので走り方は分かるだろう。相手は高林と読んでいるが、焦りは禁物。自分のペースでいきたい。


8区三田裕介(1年) 目標タイム:1時間5分40秒
 ここで1年生3人目。1年生が多くで怖いのだが、三田に関しては監督も安定感があるといっており大丈夫だとは思う。早大は8区がウィークポイントになることが多いが、今回は攻められると思っている。上尾では後半失速してしまっていたが、合宿を経て距離に対応できるようになっているか。全日本の走りを再現できれば、相当いいタイムが出るだろう。展開的にはここで最低でも駒大を30秒以上上回っていることが総合優勝への条件となるだろう。


9区尾崎貴宏(3年) 目標タイム:1時間9分30秒
 ここで職人尾崎。ここに持ってくるのが鉄板だろう。トップでここまで来ていれば前半落ち着いて入れる。たとえ深津が相手でも今回は全日本以上の差がつかないはず。持ち前の粘りを発揮して、駒大に追いつかせないような走りを展開したい。もし、駒大が前にいた場合は、今回はアンカーでないので深く追わないように。後半勝負にすれば開かれた差は僅かになっているはずだ。総合優勝を狙える形でアンカーに渡したい。


10区朝日嗣也(4年) 目標タイム:1時間11分20秒
 監督曰く"秘密兵器"的存在だという朝日。全日本では調子をやや落としていたらしいが、それでもトップをキープする走りをした。絶好調の状態ならタイムはもっと狙えると見る。順当に行けば駒大は太田で来るか。太田を他区間に回していれば、早大としては助かるかもしれない。太田相手ならやはり駒大の前で襷リレーしたいところだ。後半あげてくるだろうから、後ろにいると追いづらい。追いついても突き放される。何とか駒大の前でアンカーに襷が渡るように、総力をあげてかかりたい。




まとめ
 簡単なシュミレーションではやはり駒大の方が一枚上手のような感じである。ちらっと書いたベスメンの状態でないと駒大を上回るのは難しいとみている。やはり竹澤がどこまで帳尻合わせできるかというところか。主要区間を走る人材は完全に駒大の方が上なので、2区が竹澤以外だと大きく差をつけられてしまう。でも、竹澤のことを考えると67分前半で2区を走れる状態まで上がっていないと使いたくないところ。最後まで難しい判断を強いられるだろうが、部員日記を見る限り状態は非常に良さそう。束になってかかれば駒大を上回ることも不可能ではないだろう。




◇◆箱根駅伝区間予想-早稲田大学その1-◆◇

打倒・駒大一番手!

33年連続78回目
早稲田大学
08箱根2位、08出雲11位、08全日本2位

 第1回大会から出場している伝統校・早稲田大学が勢力を取り戻した。前回の箱根は故障者が続出したが、それを逆手に取り驚きの2位。そこに高校時代のトップ4が入学し、戦力アップ。更に大エース竹澤がオリンピック出場を果たし、チームは盛り上がった。駅伝シーズンは出雲は失敗したが、全日本は7区途中まで王者・駒大の前を走り、最後まで駒大を視界に捉えながらの2位だった。この時はエリート選手も叩き上げの選手もしっかりと走りきった。竹澤を軸に、なるか16年ぶりの総合優勝。

一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手

 竹澤健介(4年)主将、ラスト○、粘り○、打たれ強い故障明け、単独走×
 加藤創大(3年)下り◎ムラッ気

前回:駒野

A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

前回:竹澤、加藤

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

 尾崎貴宏(3年)スタミナ型、ロード○、安定感、粘り○ケガしやすい
 高原聖典(3年)ムラッ気
 矢澤曜(1年)単独走×

前回:尾崎

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 朝日嗣也(4年)ケガしやすい
 三戸格(4年)スピード型
 三輪真之(4年)上り◎、スタミナ型下り×
 中島賢士(2年)
 三田裕介(1年)安定感
 八木勇樹(1年)スピード型プレッシャー×ムラッ気

前回:高原、石橋、飯塚、三輪

D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 蘆塚泰(4年)ラスト○初出場
 斉藤太一(4年)初出場
 猪俣英希(2年)スタミナ型初出場

前回:中島、神澤

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手


 神澤陽一(3年)スタミナ型
 高野寛基(2年)上り○?、20km×

※チーム(ほぼ)全員連鎖反応

上位10人平均:2.9点  16人平均:2.1点
(参考)前回優勝校:2.9点 駒沢の10人平均:2.7点 前回の成績:2.6点




◆ワード説明

粘り○
…苦しくなってから粘れる選手
打たれ強い
…苦難があっても体も心も折れない

単独走×
…一人でペースを作るのが苦手
プレッシャー×
…プレッシャーに弱い

連鎖反応
…良い流れができると次々に選手が好走するが、悪くなると次々に失速する




戦力分析
 これまた点数上は駒大より高く出た。駒大と早大お互い100%出し合った時は早大ということになるのだろう。ただ、経験や各選手の調子も考慮すると、駒大やや有利というところか。しかし、今回はどう区間配置をするかということが非常にキーとなると思われるので、僅かなデータ差なんて当てにならないというところだ。

 早大のエースは言うまでもなく竹澤。なのだが、残念ながら100%の状態で箱根に臨むことはできないそうだ。意地で2区を走るか、それとも他区間に行くか注目である。それに続くのが尾崎、高原の3年。尾崎は長い距離での安定感が持ち味。高原はムラのある選手だが、前回竹澤の代役で2区を務めた選手。また、山下りの加藤も要注目。今回は58分台を狙うそうだ。この2区間の貯金を活かしながらレースをすることになるだろう。

 懸念をあげるとすれば、前回の往路優勝、総合2位の立役者だった5区駒野の穴。レースにほとんど出場していないのにエントリーに入っている三輪と高野あたりが候補のようだが、どうにも不安がある。試走では駒野を上回ったとかあったが、果たしてどうか。ここに駒大が深津あたりを持ってこられるようだとかなり辛い。まあ、山は耐えるとして下りと平地で勝負か。選手層が厚いだけに色々な配置が考えられるが、自己流のベスメンを組む。

◆◇箱根駅伝区間予想-東洋大学その2-◇◆

区間予想オーダー

1区若松-2区大西智-3区山本-4区市川-5区柏原
6区宇野-7区富永-8区高見-9区大津-10区千葉

前半は4年をつぎ込み、後半は下級生で耐えるというのをかな~り極端にしてみた。

1区若松儀裕(4年) 目標タイム:区間5位(駒大と同時)
 出だしをどうしようか迷ったが、前回3区で4位集団を争い、争っていた全員を振り切った若松にした。故障明けでスタミナがまだ心配だが、今回の1区ならおそらく大丈夫なのではないかと見ている。最後のスパート勝負になったら前回のようなスパートで上位をキープしたい。あわよくば駒大に勝ちたいところ。大西VS宇賀地でいい勝負ができるはずだ。
 ちなみに山本が絶好調なら大西-山本-若松と奇襲を組んでみてもいいんじゃないかと思っている。


2区大西智也(4年) 目標タイム:1時間8分20秒
 1年から箱根に出場しエースに成長した大西智也。今まで1区が多かったが満を持して2区に登場。トラックの持ちタイムが低めなのは気になるところだが、ロードの強さには定評がある。まあ、昨年まで箱根だけはなぜか早かった黒崎がいただけに、その再現なればと思う。理想の展開は駒大・宇賀地と競える状態で最後までついていければと思う。ただ、大西の性格を考えるに1区が出遅れた時に飛ばしすぎるということ。そうすると2年の時の1区があるだけに怖いのだが。予想ではこのあたりでよくて5位だろう。


3区山本浩之(4年) 目標タイム:1時間3分40秒
 3区は前々回の3区経験者の山本。調子も尻上がりによくなってきているので、期待してもいいだろう。出雲、全日本はこのあたりで独走していたが、今回は違う展開になろう。まあ、前回、前々回の箱根と似たような展開だろうから、慌てることはないだろう。じっくり前を走る大学を追い上げていきたい


4区市川健一(4年) 目標タイム:56分30秒
 ここが悩みどころなのだが、期待を込めて市川。他には飛坂や大西一、または1年の佐藤あたりも考えたが、出場して一番走れそうなのは市川ということで彼にした。自分の記憶があやふやなのもあるが大きな大会は1年の箱根以来??本当に久しぶり。もし出場したら『カムバック賞』確定だろう。走りとしては区間一桁で無難にまとめてくれればいいだろう。無事に走りきれたらそれでいいだろう。


5区柏原竜二(1年) 目標タイム:1時間18分30秒
 さて、今夏の東洋大学でも最も注目を集めるであろう5区。スーパールーキーが20km以上の距離を初挑戦ながら、山登りに抜擢されたのだ。一体、どのくらいで登るのか検討がつかない。出雲や全日本など各種大会では前半ぶっ飛ばして後半耐えるというレースでほとんど成功している。ただ、20km、まして山登りでそのような走りが通用するかどうか。常識で考えると通用しない。最初の平地で飛ばしすぎて失速した選手は何人もいる。ただ、常識に捉われない柏原だからもしかすると…という期待もある。もし大丈夫なら78分台、今井の区間記録に迫ることも可能だろう。このくらいのタイムで走れば、往路優勝、そして総合優勝の可能性もあるか。ただ、撃沈した場合、復路が1年と2年ばかりなので苦しくなる。柏原にかなり負担がかかるのだが、大変楽しみである。




6区宇野博之(1年) 目標タイム:1時間0分30秒
 山下りも1年生の宇野。登りも下りも1万m28分台の選手、しかも1年生が担当するということは未だかつてあっただろうか。しかし、それくらいのタイムを持っている選手なのだから、1年生といえども、かなりの結果を求められるはず。野村(中大)とまではいわないが、それでも60分半は切ってほしい。東洋大は山がウィークポイントだったが、これが成功すれば、山を制するものは箱根を制すといわれているように、4年間上位争いに食い込む可能性は高いだろう。 


7区富永光(2年) 目標タイム:1時間6分20秒
 ここは調子の良い選手を使うしかないのではと思う。ここはハーフ64分台の記録を持つ富永を起用してみた。東洋大はよく初出場の選手を置くので、ありなのではと思う。このオーダーでは8区から攻勢に転じるので、それに繋げる重要な役目となる。ここは自分の走りをして前との差を広げられすぎないようにしたい。


8区高見諒(2年) 目標タイム:1時間6分30秒
 反撃開始。全日本3区を区間4位と好走した高見をここで起用。上尾ハーフも63分台を出してスタミナも問題ない。全日本では前半抑えて後半あげていくクレバーな走りをみせた。この走りが20kmでもできるようなら、後半に上りがある8区にはうってつけ。おそらく区間5位以内では走れるのではないかとみている。優勝するのであれば駒大とは1分30秒くらいは引き離したい。まあ、これくらい差をつけるには山でドカンといかなきゃきついか。


9区大津翔吾(2年) 目標タイム:1時間10分30秒
 ここにロード型の大津を置く。1年生の時もスタミナを要する8区で区間7位。高島平ではエースの大西に喰らいついて、全日本ではアンカーを務めて一人抜いた。9区でも充分通用するだろう。ただ、やはり駒大、早大の9区ランナーには力は劣ると思われるので、リードしておくことは必要だろう。


10区千葉優(2年) 目標タイム:1時間11分30秒
 ここも初登場の2年生。昨年の岸村と被って不安なのだが、64分前半のハーフの持ちタイムはなかなかのものだろう。トップ争いしているのか、上位争いか、はたまたシード争いなのか、正直今も予想しかねているのだが、どんな位置でもしっかりと襷を運んでいきたい。




まとめ
 やはり柏原がどれほどやれるか、どこまでチームとして機能できるか、その2点によって予想順位が大きく異なってくるだろう。最初の柏原は、これはもう本人次第なので、本番を見守るしかない。チームとして機能は、まだ間に合う項目。やはり最初から4年生をつぎ込んで、きっちりと流れを作ってあげることが、精神的にやられてしまったランナーもいると聞いた下級生に力を出させることにつながる。まあ、1人くらい4年生を復路に回してやったほうがいいのかもしれないが。とにかく、出場できなくて元々だったのだから、何も失うものはないはず。走れることに感謝することが一番成績をあげる近道かもしれない。




◆◇箱根駅伝区間予想-東洋大学その1-◇◆

分厚い選手層で、なるか初優勝!

7年連続67回目
東洋大学
08箱根10位、08出雲5位、08全日本4位

 過去67回もの出場を誇る東洋大学だが、優勝の二文字が踊ったことはまだない。昨年の箱根は4区終了地点で2位と僅差の4位につけながら、山で大失速。シード権を確保するのがやっとの状態だった。しかし、今年は違う。出雲、全日本ともに4区途中までトップを疾走。今までトップ中継することすらほとんどなかったのだが、大躍進。後半区間は1.5軍の選手を試したこともあり、それぞれ5位、4位に終わったが、箱根は当然本気。選手層は全大学NO.1を誇る東洋大学が箱根初制覇を虎視眈々と狙っている。



一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

 大西智也(4年)駅伝○、安定感、ロード○、ラスト○
 大西一輝(4年)主将、下り○故障明け
 柏原竜二(1年)ラスト×積極的、20km?

前回:黒崎

B(3点):主要区間を区間上位で走れる選手

 山本浩之(4年)
 大津翔吾(2年)ロード○

前回:大西智、中田

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 若松儀裕(4年)ラスト○
 飛坂篤恭(4年)ムラッ気
 市川健一(4年)故障明け、長期ブランク
 高見諒(2年)
 千葉優(2年)
 宇野博之(1年)

前回:若松、今堀、大津

D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 釜石慶太(3年)上り○?
 横山龍弥(3年)
 富永光(2年)初出場
 佐藤寛才(1年)初出場、20km?

前回:釜石、桜田、岸村

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

 川原崇徳(3年)初出場

※チーム(ほぼ)全員チャンス×、ケガしやすい、弱気

前回:大西一

上位10人平均:2.9点  16人平均:2.1点
(参考)前回の成績:1.9点 駒大の上位10人平均:2.7点

◆ワード説明

駅伝○
…駅伝で外さない
ロード○
…ロードになるとトラックの持ちタイム以上の力を発揮する
上り○?
…上りが多分得意

ラスト×
…ラストがあまり伸びない
チャンス×
…流れを上手く引き継げないことが多い
ケガしやすい
…ケガ人がよく出る
弱気
…例の事件により精神的な乱れが心配される

20km?
…20kmが箱根ぶっつけ
積極的
…積極的に走るのが魅力



戦力分析
 点数上は駒大を上回ってしまった。まあ、この点数方式が選手層を重視してしまうので仕方ない。力を出し切れば戦える戦力が整っているということだろう。ただ、至近の記録会で記録を残していない選手や、まだ1回だけしか記録を出していない選手も混じっているのでもう少し低く見るほうが妥当と思われる。

 エースは大西智。4年になって各種記録会で高いレベルで安定した成績を残しており、2区起用有力。その他、ロードに強い大津や力を伸ばしてきた高見など選手が揃っている。そしてスーパールーキー柏原。怖いもの知らずの飛ばし屋が5区に挑む。その他、故障から復帰してきた市川、大西一、若松の4年生陣。最後の箱根で爆走できるだろうか。

 懸念は毎年失敗している山か。今回は柏原、宇野と1年生で挑ませるそうだが、かなりリスクが高い。ただ、成功すればマジで怖い。優勝が現実味を帯びてくる。それと選手層が厚いということで振り落としがすごいのか故障が多い。ベスメンを組んだことが見たことないくらいだ。後は例の事件での精神的ダメージ。4年生と佐藤代行監督がうまくチームをまとめられるかどうか。一番のキーはまとまりになるだろう。オーダーは川嶋元監督の発言を尊重して組んでみる。

◇◆箱根駅伝区間予想-専修大学その2-◆◇

区間予想オーダー

1区井上-2区五ケ谷-3区金子-4区佐藤-5区五十嵐
6区安島-7区酒井-8区石垣-9区木下-10区森脇

不安のある選手の脇を固める意識で組んでみた。

1区井上直紀(3年) 目標タイム:区間一桁
 1区は強気の走りをする井上。その走りで1年生から箱根を走ってきた。エースの座は五ケ谷に譲ったがパワフルな走りは健在。今回は1区で力を発揮してほしい。ただ、爆発的にスパート力があるわけではないので、出来る限り先頭集団にくらいついていくということが目標となるだろう。区間一桁で走ってくれれば上々だろう。


2区五ケ谷宏司(3年) 目標タイム:1時間9分40秒
 流れを決める2区。正直、ここで浮上できなければ専大のシードは今回はきつい気がする。その大事な2区はやはり五ケ谷しかいない。箱根予選で魅せたクレバー走りを、今回も再現してほしい。目標タイムはやや高めかもしれないが、箱根予選個人3位なのだから、これくらいは走ってもらわなければいけないだろう。69分台で走破して、是非ともチームを波に乗せてほしい。勿論、ここで総合順位は一桁が望ましい。


3区金子純也(4年) 目標タイム:1時間5分00秒
 3区は箱根予選以降に調子を上げてきた金子。ここはエースの流れを引き継いで83回大会の佐藤を再現してもらいたい。3区は今回は相当ハイレベルが予想されるため、非常に厳しい戦いになることは間違いないのだが、粘ってほしい。


4区佐藤優気(2年) 目標タイム:56分40秒
 4区は先月末の記録会で好走し勢いのある佐藤。20kmの実績はないが、未知の力にかけてみたい。もしかするとここのあたりで10位ラインに引き離されるかもしれないが、気持ちを切らさずに粘ってほしい。


5区五十嵐祐太(2年) 目標タイム:1時間21分30秒
 ここは将来のエース候補の五十嵐に務めてもらう。申し訳ないが、箱根前まで全く名前を知らなかったのだがいきなり8区3位の快走。その勢いで箱根予選もチーム2位。間違いなくエース候補。8区を好走したということは登りも苦にしないのではと思われる。たっだら5区に抜擢。ここは区間一桁でいけると密かに期待している。シードラインを追い上げたい。




6区安島慎吾(1年) 目標タイム:1時間1分30秒
 ここは誰になるのか全く予想が付かないのだが、ここも未知の力にかけてみる。適性があるのかさっぱりなのだが、これで好走できれば4年間安泰なのだが。ただ、ここのところ辰巳、佐藤、米山とまずまず走れている区間なので、その流れでうまく走りたい。


7区酒井潤一(3年) 目標タイム:1時間5分50秒
 ここで再び攻勢に転じたい。最近タイムが出ないのは気になるが、走ってもらわなければ困る存在。前回も流れが悪い中4区でそこそこ走ったので、自分の走りができるタイプ。ここで何としても区間一桁で走りたい。


8区塩原大(2年) 目標タイム:1時間7分30秒
 ここがやや厳しくなる区間ではあるものの、箱根予選62分を切っている塩原で耐える。シードラインより後ろのレース展開が予想されるだろうが、次が一番の攻めの区間なので、精一杯の走りをし、望みを託したい。

9区木下卓己(4年) 目標タイム:1時間9分40秒
 さて、頼れる箱根男の木下。昨年は故障明けの状態で9区5位の快走。今回は11月末の記録会に出場し、昨年よりも順調に来ているようである。調子が良ければ69分台も可能とみている。ここでシード権にどのくらいの差でわたるだろうか。正直、ここで上回らなければちょっと厳しい。


10区森脇啓太(4年) 目標タイム:1時間12分00秒
 アンカーはキャプテンの森脇(アンカーをキャプテンにすること多いな俺)。昨年は7区19位と失敗したが、今年はハーフを64分台で走れるまでになった。昨年のような姿になることはないはず。一体どのくらいの順位でゴールとなるか分からないが、しっかりとした走りで来年に繋げたい。




まとめ
 やはりシード権となるともう1枚2枚主要区間で走れる人材が必要だろう。うまく流れに乗れないと下手したら最下位争いをする可能性もあるか。ただ、2区5区9区はまずまず走れるのではないかと個人的には思っている。ここがしっかり走ることができればシードの可能性はあるかなと思う。常に10位の大学を気にしながら走る展開になるだろうが、自分の役割をしっかり果たしていきたいところ。そうすれば活路が見出せるかもしれない。



◇◆箱根駅伝区間予想-専修大学その1-◆◇

総合力で前々回の再現なるか!?

5年連続65回目
専修大学
08箱根14位、08箱根予選8位

 戦前から参加している大学で参加6回目の第20回大会で総合優勝も成し遂げている。それ以降は中堅校の位置を確立し、出場を続けていた。しかし、近年になって新興校の台頭で出場できない年もあった。前々回にシード権を獲得したが、実に12年ぶりのことだった。今期はエースこそいないが、3年生を中心に粒は揃っている。前々回のような旋風を再び巻き起こしたい。



一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

 五ヶ谷宏司(3年)上り○、安定感、ロード○

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

 木下卓己(4年):回復○、箱根男ケガしやすい

前回:木下

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 金子純也(4年)初出場
 井上直紀(3年)積極的
 五十嵐祐太(2年)上り○?

前回:五十嵐

D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 森脇啓太(4年):主将
 酒井潤一(3年)不調
 佐藤優気(2年)20km?
 塩原大(2年)初出場

前回:五ヶ谷、井上、酒井、米山、柴崎

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

 星野和弘(4年):初出場
 石垣弘志(3年)初出場
 潮崎裕次(2年)初出場
 山本浩平(2年)初出場
 星孟宏(1年)初出場
 松尾直樹初出場
 安島慎吾(1年)初出場

前回:嬉野、郷間、森脇

上位10人平均:1.7点  16人平均:1.1点
(参考)前回10位校:1.9点 前回の成績:1.0点

◆ワード説明

上り○、上り○?
…上りが得意
安定感
…成績が安定している
回復○
…故障からの回復が早い
ロード○
…ロードになるとトラックの持ちタイム以上の成績が望める
箱根男
…シーズンの成績に関係なく、箱根になると必ず結果を残す選手

不調
…至近の記録会などの結果から調子を落としていると判断
ケガしやすい
…故障が多い選手

20km?
…20kmの適性が分からない選手
積極的
…積極的に走るタイプ

戦力分析
 数値上は前回の10位に近いが、あれは戦力でなくて結果。ブレーキが出たりして戦力から数値が下がるのが普通。その証拠に今までのをみれば分かるが、前回の10位1.9点を越えている大学は結構多い。つまりが専修大はかなり苦戦を強いられる可能性が高いということである。

 エースは五ヶ谷。箱根予選ではびっくりの個人3位。非常にクレバーな走りをする選手で好感が持てる。うまくいけば箱根2区でも区間一桁が望める。また専修大は五ヶ谷を始めとした3年生に好ランナーが多い。前回2区を走った井上。また最近調子は落ちているもののハーフ64分半ばの記録を持つ酒井。前回3区の嬉野が外れてしまったが、この学年が核となる。また、忘れてはいけないのが4年の木下。この4年間でケガすること9回。合宿所から脱走もしたことがあるという木下だが、そんな状況で10区7位(2年)、9区5位(3年)と結果を残している。今回もやってくれるのではないかと思っている。

 後は持ちタイムをみるともう少しという選手が比較的多い。序盤に流れに乗らなければシードはおそらくない。ただ、逆にいえば、序盤いい位置に付ければ+αを引き出すことが出来る。そうすれば充分勝負することも可能。83回大会はまさにそうだった。エース不在といわれているが、何とか眠っている能力を開花させるように組んでみよう。


◆◇箱根駅伝区間予想-東京農業大学その2-◇◆

区間予想オーダー

1区松原-2区外丸-3区田村-4区木下-5区清水
6区細谷-7区椎谷-8区園田-9区谷-10区倉持

往路は勢いのあるランナー。復路は7区以降は4年生で固めた。

1区松原健太(1年) 目標タイム:区間5位(駒沢or東洋と同時)
 出だしは記録会までは清水と思っていたが、清水を5区にすると、他は松原ということになる。1万m28分台は立派だし、1区出場ランナーでは上位になるはず。最後までついていければ、このスピードを活かせるので大変面白い存在になる。懸念されるのは箱根予選で大失速しており、まだ20kmの実績がないこと。可能性は低いがハイペースになったらかなり怖い。やや博打なところはあるものの、思い切って走ってほしい。あわよくば、駒大や東洋の傍で渡したい。2区外丸に非常に都合の良い展開になるからだ。


2区外丸和輝(3年) 目標タイム:1時間8分30秒
 2区は勿論外丸。彼以外考えられない。昨年区間7位と好走し、4年ぶり出場の東農大を8位まで押し上げた。昨年から更に力を付け、安定感も増し頼りになる存在になってきた。東農大が盛り返してきた背景には外丸無しでは語れないだろう。勿論、2区で68分台でシードラインから貯金を作るのが目的だ。ちなみに先ほど、駒大と東洋大の傍ならと書いたのは、駒大のエース宇賀地、東洋大のエース大西と同等の力があるとみているからだ。彼らと競い合いながら最後までいけたなら、かなりのアドバンテージを獲り、優位にレースを進められるからだ。


3区田村英晃(2年) 目標タイム:1時間4分50秒
 3区は大事な区間。というのも昨年1年生の選手が竹澤(早大)や森(日体大)についていってしまい、後半大失速で流れを潰してしまった。その二の舞にならないようにしたい区間には全日本の2区で冷静な走りをみせた田村で勝負。ここは稼ごうと意気込まずに繋ぐ意識で走ってもらいたい。理想の展開なら駒大や東洋が前にいるが、徒に追わないようにしたい。それにはちょっと力不足だろう。


4区木下潤哉(1年) 目標タイム:56分30秒
 椎谷あたりを持ってきて試合を優位に進めようと考えたが、来年以降のことも考え、1年生の木下に上位の流れを体験させてやりたい。まあ、この区間ならそんなに気後れすることなく堂々と勝負できるだろう。撃沈していい…とは言わないが、1年生らしくかっ飛ばしていってもいいんじゃないか?


5区清水和朗(3年) 目標タイム:1時間22分00秒
 予想しておきながら、本当に5区でいいんだろうがと思っている清水。ただ、箱根予選チーム2位、個人12位という結果を踏まえると悪い判断ではないかもしれない。ただ、勝負区間になるだろう。今回の東農大の一番のウィークポイントになるだろうと思われた山登りが好走すれば非常にまたアドバンテージを取れる。ただ潰れたら主力選手を1人無駄にするということになるので、復路に向けて嫌なムードが漂ってしまう。目標タイムはとりあえず82分くらいに設定。ブレーキさえなえれば往路を一桁順位で折り返すことも可能だろう。




6区細谷祐二(3年) 目標タイム:59分30秒
 勿論細谷。箱根予選では大失速したが、どうやら脱水症状にかかってしまったらしく、不調というわけではない。まあ、6区で寒いから心配はないだろう。目標としては勿論、昨年のタイムを上回るタイム、59分前半で突っ走ってくれれば理想的であろう。往路は勿論だが、復路も出だしが景気づくのは大変大きい。ここで一気に安全圏に逃げ込みたいところだろう。


7区椎谷智広(4年) 目標タイム:1時間5分30秒
 その流れを受け継ぐ役割を担うのは、これまで駅伝で全く結果を残していない椎谷。83回箱根は選抜で8区を走ったが区間最下位。84回箱根は9区を受け持ったがこれまた区間最下位。今年の全日本でも5区を走って関東最下位。ただ持ちタイムはいいので外すことはできない。最後だけでもいいから何とか力を発揮してもらたい。いい流れできて一番力が発揮できるだろう7区へ。これでダメならもうどうしようもないのだが…


8区園田稔(4年) 目標タイム:1時間7分20秒
 8区は一番調子のいい選手を使いたい。記録会の結果から園田へ。瀬山が箱根予選の時くらいのような調子であれば彼でも面白いかもしれない。園田は全日本でアンカーを走った選手。それほどいいわけではなかったが、箱根予選を走っていないのに使われている。ということは距離はそこそこやれるのかもしれない。選手層が薄いわけではないので、そんなに穴にならない。むしろ区間一桁で乗り切れるのではないかと思われるがどうだろうか。


9区谷一(4年) 目標タイム:1時間11分30秒
 最後の2区間は4年生の中で特に地道にコツコツと力を付けてきた谷と倉持。彼らで締めくくりたい。2人ともロードには強い。谷は箱根予選チーム3番目の選手。全日本は疲れか経験不足なのか7区11位に終わっているが、そんなものが実力でないはず。距離が長い方が強いと思うので、ここでもやれるはず。チーム3番手をここにおけて、なおかつシード争いできるようなチームなので、力を非常につけてきたと思う。


10区倉持貴充(4年) 目標タイム:1時間11分30秒
 アンカーはキャプテンの倉持に走ってもらう。キャプテンだし精神力は一番あるはず。最後がっちり主将がシード権をキープして戻ってくるのがチームとして一番いい形だろう。ちなみに前回の帝京大がそうだった。逆に彼でシード権内で入れなければ、諦めがつく。今年はどうやってもシードは取れない戦力だったのだとなるのでそういう意味でも一番いいと思う。力的には区間一桁は充分狙える走力はあるか。シードより後ろでも猛追はできるだろう。ただ、出来れば磐石な体勢で襷を渡してやりたい。




まとめ
 まあ、記録会の調子を保持していれば間違いなくシード権は獲得できるのだが、果たしてピーキングが大丈夫なのかどうか、東農大はこれにつきるだろう。外丸は昨年もこの時期の記録会に出て箱根に繋げたので心配はしていないのだが、他がどうか。全員が記録会のようにいくというわけはないだろうから、多少減算して考えないといけないか。ただ、本当に見違えるほど力を付けたのは確か。今回の結果で戦力分布図に大きな変化をきたす可能性はある大学。是非、分布図を大きく変えてほしいと願っている。



◆◇箱根駅伝区間予想-東京農業大学その1-◇◆

13年ぶりのシードへ向けて、戦力充実

2年連続64回目
東京農業大学
08箱根17位、08箱根予選2位、08全日本10位

 第2回大会から出場し、総合優勝こそないもの、往路優勝したことのある古豪。ただ、ここのところはいいところなかった。ここのところは第73回、第80回、第84回のみ出場と、予選すらなかなか突破できなかった。しかし、今回は箱根予選を2位で突破し、その疲れがある中16年ぶりの出場となった全日本でも10位と健闘。先日の記録会でもほとんどの選手が自己ベストを更新し、チームのムードは盛り上がっている。昨年は最下位だったが、大きくジャンプアップする可能性は十二分に秘めている。


一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

 外丸和輝(3年)安定感
 細谷祐二(3年)下り○

前回:細谷

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

 清水和朗(3年)スピード型
 松原健太(1年)スピード型20km?

前回:外丸

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 倉持貴充(4年)主将、ロード○
 椎谷智広(4年)駅伝×
 谷一(4年)ロード○
 田村英晃(2年)

前回:清水

D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 園田稔(4年)
 貝塚信洋(2年)初出場
 高山昇太(2年)初出場、20km?
 瀬山直人(1年)初出場
 木下潤哉(1年)初出場

前回:濱崎

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

 三谷裕淑(3年)初出場
 保坂優介(3年)初出場
 川内涼(2年)初出場

前回:横山、岡村、若松、田村、出原、椎谷

※チーム(ほぼ)全員ピーキング?


上位10人平均:2.4点  16人平均:1.7点
(参考)前回10位校:1.9点 前回の成績:1.0点




◆ワード説明

安定感
…常に試合で安定した成績を残せる選手
下り○
…下りが得意
スピード型
…スピードに魅力のある選手
ロード○
…ロードになると持ちタイム以上の力を発揮する

駅伝×
…駅伝になると自分の実力を発揮できなくなる

20km?
…20kmの適性が良く分からない選手
ピーキング?
…東農大は12月中旬の記録会で高記録を連発したが、それが吉と出るか凶と出るかよく分からない




戦力分析
 本当に昨年最下位校だったのかというほど戦力が充実している。もう不動のエースとなった外丸をはじめ、清水、田村と主力格が揃っている。昨年出走者の横山と出原がメンバー漏れしたものの、4年生から倉持主将、谷が成長。また1年生で松原、瀬山、木下と元気な選手もいる。特に松原は先日の記録会で最後までエース外丸に喰らいつき、見事28分台を達成。要注目の選手だ。

 また、山下りに前回区間3位の成績で走った細谷がおり、ここがウィークポイントにならないことも大きい。山登りが心配だが、先日の記録会と細谷と清水のみが不出走。そう考えると清水が5区ということになる。どちらかというとスピードランナーのイメージの清水。倉持や谷の方が合ってるような気がするのだが、基本走力は上だし適性があるのなら、思い切って駆け上がってほしい。

 全体的に穴がないように見えるが、懸念されるのはピーキングのずれ。11月末以降に記録会に出場し、好走したランナーが本番でブレーキになってしまうことが『時々』…ではなく『よく』あるのだ。今回の結果を踏まえて東農大の選手が自信を付けることもありえるが、この記録会にピーキングが来てしまい、本番で崩れるということもありうるのだ。どちらに転ぶか分からないが、この区間予想ではいいように考えてみる。


◇◆箱根駅伝区間予想-日本体育大学その2-◆◇

区間予想オーダー

1区谷野-2区森-3区野口拓-4区筱嵜-5区出口
6区石谷-7区久保岡-8区竹下-9区野口功-10区永井

往路は森+2年生カルテット。復路は上級生で占めた。

1区谷野琢弥(2年) 目標タイム:区間一桁
 野口拓というのが一番の安全策なのだろうが、出来れば他の区間に回ってほしい。また森、出口は2区5区で固定したので、次の力のある選手と考えると谷野という結論になった。全日本のような速い流れではまだ厳しいようだが、この1区なら問題ないと思う。区間一桁で乗り切って次に渡したい。
 個人的には1区森2区野口拓でレースをかき乱すのも面白いかなと思った。


2区森賢大(3年) 目標タイム:1時間9分30秒
 2区は今シーズンの使い方を見る限り、森。よほど調子が上がっていない時は別として外しては来ないと思う。一応全日本で無難に走れるところまであがってきているし、大丈夫だろう。目標としては区間10位。69分台で走ってくれればいいだろう。来年もおそらく担うことになるので、経験しておきたいところだ。


3区野口拓也(2年) 目標タイム:1時間4分20秒
 ここで野口拓を投入。絶好調ではない森をカバー要因としてここに置く。これで連続して攻めて行くことが出来る一気に行く必要はないが、徐々に徐々にチームを押し上げていきたい。昨年はこのあたりで徐々に流れが悪くなってきていたので、今回は全く逆になるようにいきたいところだろう。


4区筱嵜昌道(2年) 目標タイム:56分30秒
 4区は2年生トリオを追って急成長してきた筱嵜。1万も29分15秒まで来て3人に引けをとらない。少し速いが僕はもうカルテットと呼んでおく。といっても、安定性はまだまだ。短い区間である4区で勢いで走ってもらいたい。ここは区間一桁を目標にしてもらっていいだろう。昨年の出雲と全日本で日体大はうまく走っているが、その時のように爆発しなくてもいいが、きっちり走る。これをしてもらいたい。


5区出口和也(2年) 目標タイム:1時間21分00秒
 5区は1年生の時も予定されていた出口。結局体調不良でアンカーで区間最下位となってしまったが、今回は箱根予選でチーム1位。個人としても非常に優秀な成績で今回はやってくれるはず。力を出し切れば81分切りもいけるのではないかと思われる。ただ、あまり張り切り過ぎないように注意したい。力出し切れば往路5位くらいで終えることも可能だろう。




6区石谷慶一郎(4年) 目標タイム:1時間0分15秒
 6区は3年連続の石谷。目標タイムは2年時のタイムを目標に書いた。これで走ってくれれば非常に流れがよくなる。これで乗り切ってほしい…といっても、今シーズンの石谷を見ると不安極まりない。前回の1時間1分49秒より早く走れるのだろうかと勘ぐってしまう。調子が上がらなければ、誰かは読めないのだが、下り補欠の選手に代わったほうがいいだろう。


7区久保岡諭司(3年) 目標タイム:1時間6分00秒
 ここは我慢する区間。順当にいけば、シード争いしてるか、それより少し前くらいか。6区が悪くて、流れが悪い可能性もあるが、全日本では区間一桁で走っている選手。また、昨年急遽走った5区で大ブレーキをしただけに期するものがあるだろう。その悔しさを精一杯ぶつけてほしい。
 長尾が復活していれば、面白いのだが

8区竹下正人(4年) 目標タイム:1時間6分40秒
 竹下はどうやら山登りの控えっぽい。基本走力もあるし、出口に何事もなければこの区間での出走も考えられるのではないか。順調に来ていれば、かなりのいい順位が期待できるはず。ここで攻めて、後ろとの差を引き離しておいて、9区のキャプテンに襷を渡したい。


9区野口功太(4年) 目標タイム:1時間10分30秒
 キャプテンの野口は昨年もこの区間を走り、誰も予想していなかった区間3位の好走を見せ、シード権獲得への望みを繋いだ選手。結局、その好走は報われなかったものの、その走りから今期は非常に期待していた。しかし、どうやら夏くらいに調子を落としてしまったらしく、ここのところタイムが伴っていない。7区あたりにするか外すか迷ったのだが、最終的には期待を込めて入れた。ここで粘ってくれれば非常にありがたいのだが。ちなみに7区野口功の場合は9区永井、10区久保岡。外す場合は9区永井、10区奥村


10区永井大隆(4年) 目標タイム:1時間11分30秒
 ミスター安定感、永井。爆走はしないのだが、駅伝では絶対に外さない選手だ。これまで4区でうまく繋いで5区に繋げた。全日本では7区を走り、いい形でアンカーに繋いだ。しかし、自分は4区とか次の主要区間に繋げるだけの役目は勿体無いと感じ、一番安定感が求められる10区においた。ここでシード権の後ろにいるようなら、ちょいと厳しいかもしれないが、ラインより上にいたら、シード権はほぼ大丈夫か。よほど強いランナーが来ていない限り、順位は落とさないとみる。




まとめ
 やや不安な選手はいるものの、大きなブレーキを出さなければシード権はほぼ取れるとみている(といってもその大きなブレーキが起こる確率は比較的高いのだが…)。まあ、監督らのインタビューを聞いた限り、箱根予選と全日本の惨敗を契機にチームは結束しているそうなので、個人的にはやってくれると期待している。今回は4年生が非常に多くなるだろうから、いい置き土産を残したい。全日本の出場権を獲得する3位が最大の目標か。力通りに走れば、その達成の可能性はあるだろう。




◇◆箱根駅伝区間予想-日本体育大学その1-◆◇

予選会経由の中ではナンバー1の実力

61年連続61回目
日本体育大学
08箱根12位、08箱根予選4位、08全日本9位

 昨年の今頃は本当にいい調子だった。出雲で3位に入り、全日本では2位にまで浮上。箱根は優勝かとまで言われたが、序盤からイマイチうまく行かず、山で大失速。何と予想外のシード落ちということになってしまった。箱根予選でも実績からいうとトップ通過間違いないしという感じだったが、4位通過。ここずっと6位以内に入っていた全日本は9位と惨敗。戦力はありながら、どうも力を出し切れないレースが続いている。しかし、前回の優勝候補校。それなりの力はあるはず。箱根こそ力を発揮してほしい。


一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

 石谷慶一郎(4年):下り○不調ムラッ気
 森賢大(3年)ロード×、故障明け

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

 野口功太(4年)主将故障明け
 出口和也(2年)飛ばし癖
 野口拓也(2年)安定感

前回:北村、森野口功

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 竹下正人(4年):上り○?長期ブランク
 永井大隆(4年):安定感
 久保岡諭司(3年)
 長尾正樹(3年)長期ブランク
 筱嵜昌道(2年)ムラッ気
 谷野琢弥(2年)

前回:野口拓、永井

D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 奥村隆太郎(4年)初出場
 佐藤貴大(2年)初出場

前回:谷野、高橋

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

 高尾博寛(3年)初出場
 小柳津幸輝(2年)初出場
 松田佑太(2年)初出場

前回:久保岡、石谷、出口

※ちーむ(ほぼ)全員逆境○チャンス×


上位10人平均:2.8点  16人平均:1.9点
(参考)前回10位校:1.9点 前回の成績:1.5点

◆ワード説明

下り○
…下りが得意
安定感
…安定した成績を残せる選手
上り○?
…上りが得意らしい選手
逆境○
…前評判が低いと結構走る

不調
…ここ最近、試合で結果が残っていない選手
故障明け
…ケガが癒えて間もない
長期ブランク
…大きな試合への試合がここ最近ほとんどない
飛ばし癖
…前半飛ばしすぎる傾向がある
チャンス×
…前評判が高いと意外と順位が低い傾向がある

ムラッ気
…好不調の波が激しい




戦力分析
 予選会校とは思えない程の戦力を誇っている日本体育大学。1万m28分25秒の記録を持つ森に、2年生カルテットと呼ばれている出口、野口拓、谷野、筱嵜。また実績がある石谷、永井、野口功、竹下の4年生と充分3位争いをする戦力は整っている。問題はその個々の力が駅伝でうまく噛み合わないのだ。

 森は夏合宿を故障で離脱していることもあるので仕方ないが、ロードでもう少しというレースが多い。また出口、谷野、筱嵜あたりは安定感がまだちょっとない。石谷は今期ずっといいとこなしと、うまくレースが運べていない。全日本でも区間順位が7-6-13-11-6-14-4-9とデコボコになってしまっている。ここのところが、日体大の評価があまり上がってこない要因だろう。

 ただ、日体大は前評判が低い時に箱根で好走するチームである。過去高順位で終えたのは81回の2位、83回の4位だが、この時は前哨戦の出雲と全日本の結果からして、評価が下がり、この順位でのゴールを予想している人は少なかった。前哨戦が悪いと好走するのが日体大なのだ(逆もあるのが問題だが…)。今回ももしかするといい意味でやらかすかもしれない??



◆◇箱根駅伝区間予想-順天堂大学その2-◇◆

区間予想オーダー

1区関戸-2区山崎-3区的場-4区武田-5区小野
6区仲田-7区志賀-8区木水-9区山田-10区村上

とにかく復路に出来るだけ希望を持たせるオーダーを組んだつもりである。
ちなみに昨年の経験者は全員同じ所に配置してある

1区関戸雅輝(3年) 目標タイム:区間8位
 1区と2区は前回と同じオーダーである。1区関戸は昨年は終盤に脚の痙攣を起こし失敗してしまった。ちょっとムラがあるものの記録会では29分15秒と好調をアピール。その調子をキープすれば昨年のようなことはないはず。ぜひとも区間一桁で乗り切って、昨年ほど好調というわけではない山崎に負担がかからないようにしたい。

 
2区山崎敦史(4年) 目標タイム:1時間10分00秒
 ここも連続。精神的に繊細だそうだが、昨年最下位から区間13位でそこそこ走っているので、それは大丈夫と思う。後は勢いという面だろうが、今回は自分に合った選手あたりと併走したい。拓大や東海大、専大、神大あたりとそんなに違わないだろうか。後半ペースアップして、シードラインより上にいきたい。


3区村上真(3年) 目標タイム:1時間5分30秒
 3区村上は箱根予選でチーム4番目。ただ3区を走る各大学の走力からするとやや力不足は否めない。ここは2区までの順位をどこまでキープできるかということにつきる。4区5区も昨年の経験者を並べてあるのだから、焦らず自分のペースで繋ぐ気持ちで走ってほしい。

 
4区武田毅(4年) 目標タイム:56分30秒
 ここも昨年経験者の武田。20kmの実績がなく、この秋から姿を見せていないのを心配したが、きっちり合わせてくるような感じである。(ということは6区もあり?)まあ、ここは昨年も順位をあげているし、いいイメージがあるはず。順調に来ていれば、ここも順位をキープするくらいだろう。昨年のような負の連鎖はないようにしたい。


5区小野裕幸(4年) 目標タイム:1時間21分00秒
 5区は賛否両論あるだろうが、やっぱり小野で。2区小野で優位に立つという考えもあるのだが、そうなるとここからじり貧になる可能性が高い。往路をシードラインより前にゴールして復路に希望を持たせるにはどうすればいいか考えるとこうなると思う。全日本で中盤にエース起用して山学大と日大は流れに乗った。そこまで爆発的なのは期待していないが、何とかシードラインより上の順位でゴールしてもらいたい。力的にマイペースでいけば81分前後では走れるはず。入れ込みすぎず走りたい。




6区的場亮太 目標タイム:1時間1分30秒
 6区は唯一の1年生の的場。5人いながら結局1人しか入れなかった。まあ、結果を出していないので仕方ないが、使える選手がいればもっと繋ぎに起用したいところだ。それはさておき、ここは凌ぐ区間か。まあ、最も適性があるのならもっと走れるか。ここで順位をあげらえるようなら面白い。

 
7区志賀洸介(3年) 目標タイム:1時間7分00秒
 ここは完全に耐える区間。というかどうしても駒が足りない。1年生の越智、唐川、または岡部の調子が上がっていればここらへんで起用してみたい。ただ岡部は最近の傾向からするとちょっと怖いので使いづらい。結局、志賀にした。根拠はないが、昨年は9区補欠エントリーされていたので、それを買った。おそらく順位を落とすだろうが、ブレーキしないようにしたい。 


8区木水良(3年) 目標タイム:1時間7分30秒
 8区9区は逆に反撃したい。木水は昨年8区で体調不良によって歩いてしまった。その苦い経験から、予選会でチーム3番目と健闘。登りにある程度適性があるっぽいので、もう1回登り気味の8区に。来年5区のシュミレーションといきたい。ここで区間10位くらいで走って、9区に盛り上げたい。


9区山田翔太(3年) 目標タイム:1時間10分30秒
 よく"復路の順大"といわれているが、その象徴区間の9区は。やはり山田で。昨年はびっくりの区間6位相当。全日本の走りからそこまで走るとはちょっと思わなかった。今期はちょっと故障したが、だいぶ戻ってきたようなので、昨年並みのタイムを期待。出来れば70分そこそこで行ってほしい。シードラインからは離されてしまってるかもしれないが、最後まで追ってほしい。もし、ライン近くにいれば他校には脅威な存在になる。


10区仲田篤孝(4年) 目標タイム:1時間12分00秒
 全く予想付かないが、順大は昨年、復路で無名の4年生の選手を2人起用してそれぞれ6区で区間4位相当、10区で8位相当のタイムを残した。今年もそのパターンで仲田にしてみた。駅伝主務も期待しているので、密かに秘密兵器なのかもしれない。というわけで持ちタイムからすると高めの設定。それでも昨年のアンカー矢島よりは遅いタイムだ。一体、どのへんの順位だろうか。シードラインかもしれないし、最下位に近いかもしれないが、矢島のように胸を張ってどうどうと走ってほしい。




まとめ
 シード権を獲るためには+αが1つや2つは出なければいけないかなという感じがする。ただ、それが出る可能性は充分あるチームなのではある。個人的には最下位争いは無いのではと思っている。シードラインには届かなくてもそこそこのラインには留まっていると思う。自滅するチームが出てきたら面白い。後は如何にピーキングを合わせるか。ここ最近で前回を除いてシード権が一番危ぶまれたのはクインテットが抜けた79回だったが、その時は4年の中川、3年の長山、三原あたりがしっかりと走って踏みとどまった。今回も上級者に多い経験者がしっかり走って、チームを引っ張りたい。そうするとひょっとするかもしれない。層が薄いので故障者には気をつけて万全の状態で走りたい。



◆◇箱根駅伝区間予想-順天堂大学その1-◇◆

蘇れ!前々回の優勝校!!

52年連続52回目
順天堂大学
08箱根棄権、08箱根予選12位

 順天堂大学が苦しんでいる。前々回は往復完全優勝と完璧なレースで総合優勝を果たした。ところが、前回は一変、途中棄権という屈辱を味わった。しかもほぼテールエンドを彷徨っての結果と最悪の展開だ田。迎えた今期、昨年よりも苦しい状況。箱根予選はIPによる逆転でやっと出場と実質最下位。本戦への明かりはないように見える。しかし、エースもおり戦える力も多少なりともあるようにみえる。順大が果たしてレースに絡めるのか、選手を見比べてみよう

一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

小野裕幸(4年):主将ロード×

前回:渡辺

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

山崎敦史(4年):

前回:山崎、山田

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

||<#FFFFFF' style='padding:0px;color:Black' 山田翔太(3年):
||<#FFFFFF' style='padding:0px;color:Blue' ロード○、
||<#FFFFFF' style='padding:0px;color:Red' 故障明け
関戸雅輝(3年):スピード型20km×ムラッ気


D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

武田毅(4年):スピード型
村上真(3年)初出場
木水良(3年)
岡部寛之(2年):スピード型20km×初出場
的場亮太(1年)初出場

前回:武田、矢島

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

仲田篤孝(4年):初出場
志賀洸介(3年):初出場
琴岡義規(2年)初出場
越智健一朗(1年)
唐川和宏(1年)スピード型、初出場
小高悠馬(1年)初出場
塩田充(1年)初出場

前回:関戸、井野、新井、木水

※チーム(ほぼ)全員:調整○


上位10人平均:1.6点  16人平均:1.0点
(参考)前回10位校:1.9点 前回の成績:1.3点

◆ワード説明

ロード○
…ロードで力を発揮する
スピード型
…スピードに魅力のある選手
調整○
…試合へのピーキングが上手

ロード×
…ロードになると実力が発揮できない選手
20km×
…20kmに持ち前のスピードをまだ活かしきれていない選手

ムラッ気
…好不調の波が大きい



戦力分析
 上はいるが、下が伴っていないという印象。まあメンバーの多くがまだ結果を出していない1年生という感じなので仕方ないか。ここまで使えそうなのは的場だけなのだが、この2ヶ月で成長している選手がいればもう少し上位に絡めそうな気がする。

 エースは勿論、小野。昨年の悔しさを一番持っている選手で主将としてチームを引っ張ってきた。またそれに続くのが山崎。2人とも1万のベストは28分半前後と他校のエースと同等以上の力を持つ。といっても、今年はそれにかげりがあるのが気になるのだが。また、先月末1万の自己ベスト更新した関戸や前回9区6位相当のタイムを残した山田と主要区間は埋まりそうである。

 繋ぎは箱根予選で62分前後だった木水、村上、岡部や前回経験者の武田で耐えるということになりそう。かなり苦しいが、一応戦える布陣は揃っている。少なくとも昨年よりは戦力は上とみている。後はここ最近薄れている伝統の調整力。前回はアクシデント続出でボロボロだった。が、それでも4区6区9区10区と予想以上の走りをみせた区間もあり完全に廃れているわけではない。過去52年の経験を活かして、実質最下位のチームがどこまで這い上がることができるか。


◇◆箱根駅伝区間予想-明治大学その2-◆◇

区間予想オーダー

1区北條-2区松本昂-3区安田-4区鎧坂-5区中村
6区小林-7区石川-8区遠藤-9区東野-10区岡本

1区北條尚(3年) 目標タイム:区間5位
 北條は今期急成長した選手で、箱根予選でもチームがボロボロの中、チーム2位でゴール。全日本も疲れがある中、1区で区間一桁で繋ぎ、先月末の記録会で1万mのベストを出し、好調をキープ。そろそろ調子が下降してくるのではないかという不安があるが、経験している1区でいいだろう。単純に全日本で8位だったから、今度は5位を目標ということ。調子をキープしていればそのくらいでいけるだろう。


2区松本昂大(3年) 目標タイム:1時間9分30秒
 2区は明大の"スーパースター"松本。本来は経験者でしかも好走している東野が担うところだろうが、故障明けということで回避。松本も3区あたりが一番力を出せるのだろうが、エースとして担当してほしい。目標としては69分台というところだろうか。1区が区間一桁できていれば、その順位をキープすることが最低目標。自分でガンガン行く感じの走りなので後半がやや不安。また今回や前回の箱根予選で脚を痙攣していることも気がかり。ラスト3kmで痙攣したら洒落にならないのだが、果たしてどうか。でも、来年もおそらく2区だろうから、何とか頑張ってほしい


3区安田昌倫(3年) 目標タイム:1時間4分30秒
 箱根予選では途中棄権という結果で心配されたが、記録会で復活をアピール。往路に使えそうな感じだった。役割としては、勿論流れを引き継ぐ、もし松本が失速していれば挽回したい。実力からして順位をあげてもおかしくない。どんどん前を追ってほしい。ここで総合8位以内にいたら成功だろう。 


4区鎧坂哲哉(1年) 目標タイム:56分00秒
 先月末1万m28分台を出したゴールデンルーキー。1区でも面白いが、故障の影響で、箱根予選や上尾ハーフを走っていないため、20kmは未知数。よって最短区間へ。しかし、データ上はこの区間なら区間賞候補。距離に適性があるのなら55分台で走って、前の大学を追い上げたい。


5区中村智春(4年) 目標タイム:1時間22分00秒
 さて、山が未知数と言われている明大だが、多分中村と小林じゃないかと思っている。というのも上尾ハーフ、記録挑戦会に出場していないチームの中堅の選手たちなのだ。この2人をどちらに5区6区にするか迷ったが、最終的には5区中村6区小林とした。中村は2年生の時に山下りの方を走ったが、最初の上りを3番目のタイムで通過。そこそこ走れるのではないかとここに。持ちタイム的にもそうじゃないかと。まあ、無難に82分台で繋いで、往路を一桁順位で終えてくれれば助かる。




6区小林優太(2年) 目標タイム:1時間1分00秒
 ここも誰がどれだけ走るか未知数であるが、上述した理由からとりあえず小林。61分台でここは耐える区間となるか。ここが穴になるので、なるべく往路でシードラインより前にいっておきたいのだ。


7区石川卓哉(3年) 目標タイム:1時間5分20秒
 ここで、戻ってきた主力・石川を投入。この区間なら今の調子でも区間5位くらいは狙える。シードラインより後ろであれば、一気に追いついて、ライン上であればここで突き放したい。山で順位をおそらく落としてくるだろうから、流れを一気に引き寄せたいところだ。


8区遠藤寿寛(2年) 目標タイム:1時間7分30秒
 次は我慢の区間。ここは区間12位くらいで何とか粘りたい。まあ、箱根予選はチーム8番手で安定した走りをし、全日本も7区で区間8位と結果を出しているので、大きな失速はしないかなぁと思っているが。次が主将の東野なので、自分の走りをしたらいいだろう。


9区東野賢治(4年) 目標タイム:1時間10分40秒
 さて、頼れるキャプテンの登場である。全日本で負傷して故障上がりではあるが、この区間なら比較的走れると思う。前回は選抜で厳しい2区を乗り切ったのだから、ここは大丈夫のはず。シードラインを走っているであろうチームの中ではワンランク上の選手。ここでシード権を決定付ける差をつけたい。


10区岡本考平(2年) 目標タイム:1時間11分30秒
 ちょっとここで駒不足気味になってしまう。松本翔や岩崎など悩んだが、上尾で結果を出した岡本を推す。64分30秒くらいなら他校と同じくらい。初の箱根でアンカーという重要区間だが、気持ち負けしないように。自分の走りをすれば、そうそう順位を落とすことはないだろう。気温もあがるし、焦りすぎて飛ばさないようにしたい。




まとめ
 まあ、何事もなければシード権は獲れる。ただその"何事もない"ということが非常に稀なチーム。主力全員に何かしらの不安があるので、果たして自分達の駅伝が出来るかどうかということが味噌となる。また、故障者が複数出てしまうことが多く、いつもベストメンバーが組めず苦しんでしまう。これではいくらいい素材が入ってきても、ずっと予選校に留まってしまう。今回こそ、きちんと足並みを揃えて、暴れてほしい大学である。


◇◆箱根駅伝区間予想-明治大学その1-◆◇

潜在能力は全大学NO1!?

2年ぶり51回目
明治大学
08箱根予選9位、08全日本11位

 前回の箱根は有力メンバーを揃えながら、エースの失速でまさかの落選。屈辱を味わった。その悔しさをバネにして、今期のトラックシーズンでは快進撃を続けた。関東インカレで入賞者続出。迎えた全日本予選会はトップ通過。今回の箱根は相当やるのではとその時は思われた。しかし、箱根予選はまさかの9位通過。夏以降故障者が続出して


一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

 東野賢治(4年):主将故障明けムラッ気
 松本昂大(3年):スピード型痙攣癖、ケガしやすい

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

 北條尚(3年)
 鎧坂哲哉(1年):スピード型20km?

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 中村智晴(4年)
 安田昌倫(3年)故障明け
 石川卓哉(3年)故障明け


D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 遠藤寿寛(3年)
 松本翔(2年)
 小林優太(2年)
 岡本考平(2年)初出場
 岩崎耕三(1年)初出場
 細川勇介(1年)初出場

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

 卜部淳史(4年)初出場
 久國公也(3年)初出場
 岸本大直(2年)初出場

※チーム(ほぼ)全員調整×

上位10人平均:2.3点  16人平均:1.6点
(参考)前回10位校:1.9点

◆ワード説明

スピード型
…スピードに魅力のある選手

故障明け
…故障明けでベストパフォーマンスができないかもしれない
ケガしやすい
…故障をしやすい
痙攣癖
…20kmほどの距離で脚が痙攣することが多い
調整×
…調整がうまくいかないことが多い

ムラッ気
…好不調の波が激しい
20km?
…20km未経験
戦力分析
 単純な戦力比較するととても予選で苦しむチームとは思えない。1万28分台が松本昂、東野、石川、鎧坂と4人。他に28分台が4人いるのは駒大だけだ。それに近い、または同等な力を持つ、安田、北條、中村とここまで7人。後は繋ぎならそこそこ走れそうな遠藤、小林、松本翔、岩崎など駒は揃ってきている。これだけみれば、3位争いをしてもおかしくはない戦力。問題なのはその主力に故障者が続出してしまうということだ。

 箱根予選の時は、石川と鎧坂が出走もできず、安田も途中棄権、松本昂は終盤脚が痙攣した。全日本は鎧坂が戻ってきたが、今度は東野が脚を痛めて失速。せっかく戦力があっても、それが整わなければ意味がない。明大の評価がなかなか上がってこないのはこのためなのだ。

 それでも足並みは徐々に揃いつつある。鎧坂は11月末に28分台を出して完全復活したし、安田も29分半ばを出し復活。石川と東野もメンバーに入ってきているので、ある程度の回復は見込めているのだろう。というわけで、この2人が80%くらいまで持ってきていればという仮定で区間予想をしてみる。


◆◇箱根駅伝区間予想-駒澤大学その2-◇◆

区間予想オーダー

1区我妻-2区宇賀地-3区池田-4区高橋-5区岩本
6区藤山-7区高林-8区星-9区深津-10区太田

山に主力を使わないようにできれば、本当に最強だ。

1区我妻伸洋(4年) 目標タイム:区間3位以内(早大・東洋大の前)
 意外な配置だろうが、絶好調を保っているのならば、ここでいいだろう。出来れば星や池田を他に回せたらだいぶ楽なのだがと思っていたのだが、これでいけるはず。出雲、全日本と選手と併走しながらあがっていっていた。ラストで勝ちきれるスパート力はないようだが、確実に繋いでくれそうだ。理想としては、早大と東洋大の前。早大は竹澤であれば宇賀地が付いていけるし、他だったら突き放せる。東洋大は大西と競い合う状態だったら粘られるので、前にいっておきたい。ここで凌げるようなら理想的だと思う。


2区宇賀地強(3年) 目標タイム:1時間7分58秒
 ここは3年連続宇賀地。学年があがるごとに確実に強くなっていってる。目標タイムが中途半端であるが、これは駒大の2区区間記録(79回箱根・松下)。3年で一学年上の松下の記録を破ったら、来年は本当に強い。木原や誰かと競い合う状態になったら、かなりいけるのではないかと思う。ここで前にいるのが山学大、日大、中学大、(早大)だけという展開になればいいだろう。


3区池田宗司(4年) 目標タイム:1時間3分30秒
 3区にエース級池田を投入。(来たとしたら)、今の状態の佐藤(東海大)、竹澤にもそんなに引けはとらないはず。ここに池田を置いてきたら他校にとっても脅威だろう。前を走っている大学も安心して走れないはず。抜けるかどうかは分からないが、前を行く大学が視界に完全に捉えられるところまではいきたいところだ。


4区高橋徹(4年) 目標タイム:56分20秒
 4年生ながら初出場の高橋。しかし、ここは耐える区間ではない。彼は府中ハーフで高林に最後まで付いて行った選手。前を追うことはできるだろう。できれば、1人くらいは捉えて山登り前にムードをあげておきたいところ。


5区岩本雄樹(3年) 目標タイム:1時間21分00秒
 府中ハーフなど、至近の記録会に全く出場していないことから山対策という意見がたくさん出ているし、その可能性は充分ある。山対策の選手は試合に出ないという傾向が強い駒大なので、間違いない。また、大八木監督は初出場の5人の名前をあげたそうだが、星、藤山、高橋、岩本、我妻で間違いないと思う。岩本で区間5位くらいで走れるなら非常に助かる。前回の区間5位くらいのタイムを参考に目標タイムを設置したが、これでいければ、山学大に2分以内、早大を上回れるかもしれない。復路に繋げるために是非早大を上回りたい。前回区間賞の加藤はトップで気持ちよく走ったが、追うことになれば焦るかもしれないので。前にいっておきたい。ちなみに5区星だったら、4区藤原8区高橋




6区藤山修一(3年) 目標タイム:1時間00分30秒
 6区は藤山。まあ、岩本と逆かもしれないが、何となくで。普通に考えれば、ここで早大が抜いていくはずだが、7区以降は駅伝経験豊富で強力な同級生が控えているので、焦らず自分のペースで走りたい。目標タイムとしてはやはり区間5位を参考に。早大加藤を58分30秒と考えれば、もう少し走りたいところか。ただ、焦らないようにだけしたい。


7区高林祐介(3年) 目標タイム:1時間4分30秒
 ここから駒大の誇る3年生が前を行く大学を猛追する。7区は高林。1年生の時この区間を走っており経験もある。まだ20kmをやっと走れたという感じだった時のタイムが1時間6分03秒。それを考えれば64分台は出せるだろう。全日本で早大をガンガン詰めたように、ここでも再現してもらおう。


8区星創太(3年) 目標タイム:1時間5分00秒
 あまりみんな考えていないだろう8区星。1区と5区を外したのでこのような感じになった。ここは当然、前回の深津の再現。単独走にちょっと疑問符がつくものの、全日本1区2位と実績は充分。ここで、駒大への流れを加速させたい。まあ、ここで1分は早大と違うだろう。


9区深津卓也(3年) 目標タイム:1時間9分00秒
 さて、満を持して深津登場。全日本ではアンカーで日本人トップの成績でゴールテープを切った。間違いなく区間賞候補。69分は前回の堺より速いが、トラックの持ちタイムを考えるとこのくらい…というか68分台で走ってもおかしくはない。ここで早大を逆転できるはず。相手は尾崎の可能性が高く、前回のようにやすやすとはいかないだろうが、スピードでは全然深津なので、前へいけるだろう。


10区太田行紀(4年) 目標タイム:1時間10分30秒
 アンカーは勿論太田。早大の前へ行っていたらまず逃げ切れるだろう。9区尾崎10区高原のオーダーを組んでいたら別だろうが、それだったらもっと早く抜けるとみる。もし、2年連続優勝のゴールテープを切れたら、62回63回の順大の工藤以来という大変名誉なこと。アンカーまでに磐石の態勢を築きたい。




まとめ
 3年生カルテットと池田を全部平地に回すことができれば、まず間違いなく勝てるというオーダー。というか自身の持つ復路新記録も狙える。層薄いという評価どこいった?という感じだ。まあ、力の劣る8番手以降が山なので平地は全日本そのままの戦力ということなので強いのだ。区間賞がないので山の駒大とは言われないが、特に山登りは74回大会から全くブレーキがない。特殊区間なのにこの安定感はすごい。今回もまとめてくるはず。29日の区間エントリーをみるまで分からないが、あの2人が山に来ていたら、優勝はほぼ間違いないといっていいだろう。


◆◇箱根駅伝区間予想-駒澤大学その1-◇◆

王者は、やっぱり強いのか!?

43年連続43回目
駒澤大学
08箱根優勝、08出雲2位、08全日本優勝

 ここ9年の箱根駅伝で4連覇を含む6回優勝と驚異的アベレージを誇る駒澤大学。前回の箱根も往路終了までに2位につけ、復路の9区で前を走っていた大学を抜き去り、圧巻の優勝であった。今期は前回走った4年生が5人抜けたが、3年生カルテットがますます力を付け、以前として優勝候補・本命。前哨戦の出雲は惜しくも2位だったが、全日本は貫禄の優勝。箱根に向けて磐石の態勢だ。しかし、他の大学も力を付けてきている。果たして今回も駒大は優勝できるのか、戦力を分析してみたい。


一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手

前回:安西

A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

 宇賀地強(3年):競り合い○
 深津卓也(3年):単独走○

前回:宇賀地、深津

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

 池田宗司(4年):ラスト○暑さ×
 太田行紀(4年):スタミナ型
 星創太(3年)

前回:池田、豊後、堺、太田

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 我妻伸洋(4年):スピード型
 高林祐介(3年):スピード型20km×
 高橋徹(4年):初出場
 末松裕一(2年):スピード型ムラッ気、初出場
 藤原昌久(2年)初出場

前回:平野

D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 岩井太秀(4年):初出場
 藤山修一(3年):初出場、山?
 岩本雄樹(3年):初出場、山?
 飯田明徳(2年)初出場
 渡邉潤(2年)初出場
 井上翔太(1年)

前回:高林、藤井

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手


※チーム(ほぼ)全員粘り○、安定感、ケガしにくい

上位10人平均:2.7点  16人平均:2.1点
(参考)前回の成績:2.9点

◆ワード説明

競り合い○
…強い選手と競ると力を発揮するタイプ
単独走○
…自分でペースを組み立てると強い。またそういうことができる
ラスト○
…ラストスパートが強い
スピード型
…スピードが魅力のあるランナー
スタミナ型
…長い距離に真価を発揮する
粘り○
…苦しくなってから相当粘る
安定感
…好不調あまり関係なく安定して走れる
ケガしにくい
…ケガをめったにしない

20km×
…持ち前のスピードを20kmに活かしきれていない
暑さ×
…暑さに弱い

ムラッ気
…好不調の波が激しい
山?
…山で結構やるのではと情報がある



戦力分析
 やはりなかなかの強さを誇っている。点数は昨年より落ちているが、これは山である程度走れるのでは?といわれている岩本や藤山を考慮していていないため。もし目処が立っていたら+0.3点以上はあるので、この時点で昨年以上。やはり強い。ちなみに早大や東洋大との比較だが両校ともまだ分析していないので、両校の時にやる。とりあえず駒大は昨年と同等かそれ以上も臨めるということだ。

 チームの中心は勿論、宇賀地と深津。この2人が2区9区となるのが基本だ。深津は5区もあるか。それに続くのが池田、星。ともに1区で結果を残している。また、今期急成長で、今絶好調らしい我妻も主要区間抜擢あるか。全日本で区間賞をとった高林と太田は前回の箱根で3区10区を担当。その他、高橋、藤原など、層が薄いと言われながらも選手も育ってきて磐石だ。

 読めないのが山。駅伝未経験の岩本と藤山の名前がよく挙がっているが、この2人に区間5位以内で目処が立っているのなら、平地でかなり強力な布陣が組める。ただ、どちらも駅伝未経験なので府中走らなかった星や池田の可能性もありか。山次第で予想が変わるが、理想でいく。

◇◆箱根駅伝区間予想-国士舘大学その2-◆◇

区間予想オーダー

1区山中-2区高谷-3区伊藤-4区小島-5区川崎
6区宮崎-7区久伊原-8区村川-9区平川-10区羽島

4年生全員を往路に投入。網突進してみる。

1区山中貴弘(4年) 目標タイム:区間一桁
 2年連続で山中。2区と迷ったが、昨年も経験しているということで、同区間へ。昨年は区間12位だったが、今回はもうワンランク上の集団で粘ってほしい。とにかく往路でいかないと試合終了のオーダーなのだから、失敗は許されない。集団に喰らいついて一つでも前へいってほしい。 


2区高谷将弘(4年) 目標タイム:1時間10分30秒
 2区はエース級の高谷。正直、2区向きという選手ではないのだが、序盤のスピードに耐えられるのは彼しかいない。設定タイムはやや高いかもしれないが、このくらいで何とか乗り切ってほしい。ちょっと故障が多い選手だが、ここのところ、主要の大会はきっちり合わせて来ているので、何とか大丈夫か。昨年のように直前に発熱することだけはないようにしたい。


3区伊藤正樹(1年) 目標タイム:1時間5分20秒
 3区は往路唯一の1年生、伊藤正樹。全カレで入賞した国士大としてはかなりの大型ルーキー。箱根予選は初の20kmで靴擦れを起こしてしまい本来の走りができなかったようだが、力はかなりのものを持っている。実際、上尾では64分半ばまであげてきているので距離の心配はない。将来のエース候補がどこまで走れるだろうか。3区はかなり厳しい区間になりつつあるので区間10位くらいで上出来だろう。


4区小島康彰(4年) 目標タイム:56分00秒
 小島は昨年9区を走り14位だった選手。そこから今年も力を付けてきた。この区間というのはちょっと勿体無いが、昨年の阿宗のイメージ。あそこまでのタイムを求めるのは酷だろうが、1つ2つ順位をあげて、次の区間へお膳立てできればいいなと思う。上手くはまればここまで12位くらいの位置にはいると思う。


5区川崎健太(4年) 目標タイム:1時間19分30秒
 今年の国士舘のエース区間5区には勿論川崎。ここで一発ドカンといくところ、というか行く前提でこのオーダーを組んでいる。前回、最下位で襷を受けながら驚きの7人抜き。しかも本人はまだまだ行ける感覚だったようだ。今年はややプレッシャーがかかってしまうという点が不安であるが、昨年の通り気持ちよく走ってほしい。タイムは思い切って79分30秒。このくらいいければ、多少遅れてても10位以内には入れるはずだ。ちなみにこの設定タイムどおりことが進めば、昨年の往路4位くらいに相当する。




6区宮崎大佑(3年) 目標タイム:1時間1分30秒
 6区はかなり予想がつきにくい国士舘。昨年走った武田がエントリーされていないのは勿論だが、16人のメンバーがみな記録会に出場している。ちなみに武田の場合、確か12月半ばの記録会に出場していたような気がする。準備はしているのだろうが、予想する側としては難しくなる。それはまあいいとして、何となく宮崎を選んでみた。5000のタイムが割りといいからという単純な思考。ここ2年62分後半と苦手としているので、何とか61分台で乗り切りたい。


7区久伊原歩(1年) 目標タイム:1時間7分00秒
 ここでもう1人1年生を使ってみる。柴田や田代など他にも人材はいるのだが、来年を見据えて使いたい。というのも主力形成が4年生なので、次回箱根に行けるか非常に危ういのだ。シード権獲得も第一なのだが、将来性のある下級生は使いたい。持ちタイム上、ここからは苦しい。設定としては区間15位以下にはならないようにという感じ。往路で上記くらいいければという仮定だが、区間15位以下のタイムを出さなければ、そんなにすぐにシードラインは迫ってこないはず。貯金を使いつつも何とか粘って生きたい。


8区村川敦哉(3年) 目標タイム:1時間8分00秒
 ここは調子の良い選手を使うしかないと思うのだが、最近調子をあげてきているように感じたのでこの選手で。どんなに頑張ってもそろそろ後ろが怖くなってくる頃だろう。焦らず、遊行寺の坂にしっかり脚を溜めておくようにしたい。この坂を確実に走れば、致命傷とはならないはずだ。


9区平川玲央(2年) 目標タイム:1時間12分30秒
 今期急成長した平川。予選ではチーム5番手でゴール。ただやはり4年とはちょっと差があった。ただ、復路の選手の中では一番強い選手。何とかこのタイムで走ってほしい。だいぶ厳しい戦いになると思うが、自分を見失わず、自分のレースをしてほしい。


10区羽島駿介(3年) 目標タイム:1時間11分40秒
 羽島は前回この区間を8位で走った選手。故障明けでどこまで体調が戻っているか分からないが、前回並みで走れないだろうか。もしシード権争いに踏みとどまっていれば、大変助かるのだが。ちなみに、設定タイムどおり走れたら、前回の10位のタイムを少し上回る。


まとめ
 100%力を出し切れば、あわやというところまで行くかもしれない。そこで大事になるのはやはい2区。区間予想をして気付いたが、主力は揃っているといわれる国士舘だが、2区をしっかり走れる人材がちょっとここまでの流れをみると見当たらない。というかここのところずっと苦手にしている。ここで大幅な順位ダウンをしてしまうとどうしようもない。前回は故障者が出て高久が突っ込みすぎてしまった。ここを特に入れ込み過ぎないようにしたい。そうすれば、シード権の可能性がグッと開けてくる。復路も前回予想外に区間一桁が出ているし、ひょっとするかもしれない。とにかくどこまで突進できるか楽しみである。





◇◆箱根駅伝区間予想-国士舘大学その1-◆◇

元祖"湘南の暴れん坊"。突進でシード奪取へ

4年連続42回目
国士舘大学
08箱根13位、08箱根予選11位

 第70回を最後に出場が途絶えていたが、80回大会10年ぶりに復活。81回は出場できなかったが、以後出場を続けている。しかし83回まではIPによる逆転での出場と後味が悪かった。結果は大方の予想通りほぼテールエンドだった。しかし、84回は自力で出場。本番は13位と躍進した。主力が残っっている今期は更なる飛躍が期待されたが、箱根予選は11位と低迷。チーム内の格差が原因だった。箱根前の今もあまり改善されたわけではないが、往路に主力を並べ、突進でシードを狙う。

一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手

 川崎健太(4年)上り◎、安定感


A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

前回:川崎

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

 高谷将弘(4年)スピード型ケガしやすい
 山中貴弘(4年)主将、下り○

前回:阿宗'

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 小島康彰(4年)
 羽島駿介(3年)ロード型故障明け
 伊藤正樹(1年)初出場

前回:羽島

D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 小玉悠太郎(3年)不調初出場
 平川玲央(2年):初出場

前回:山中、原口、小島

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

 田代洋平(4年)
 早稲田遼(4年)初出場
 宮崎大佑(3年)スピード型初出場
 村川敦哉(3年)初出場
 柴田省吾(2年)初出場
 松本良介(2年)初出場
 大野悠作(1年)初出場
 久伊原歩(1年)初出場

前回:高久、大森、武田、田代

※チーム(ほぼ)全員 調整×

上位10人平均:1.9点  16人平均:1.2点
(参考)前回10位校:1.9点 前回の成績:1.2点

◆ワード説明

上り◎
…上りがとても得意
安定感
…好不調の波が少ない
スピード型
…スピードが魅力の選手
下り○
…下りが得意
ロード○
…ロードでいい走りをする選手

ケガしやすい
…ケガしやすく、本戦に出場できるかイマイチ安心できない
故障明け
…故障明けで本来の走りができないかもしれない
不調
…至近の成績が自己ベストに遠く及ばない
調整×
…本番へのピーキングに失敗することが多い

戦力分析
 点数としては高く出ているが、ここから故障者やブレーキが出るので、少しマイナスされることを念頭に入れてほしい。やはりというか、主力とそうでない選手の差が激しい。Eランクは多分一番多いのではないかね?戦い方としてはやはり、往路に選手をつぎ込んでいけるだけ行くということになるだろうか。

 主力はほとんど4年生中心。重要区間は山中と高谷あたりが担いそうか。ただ、山中は調子がもう一つというところで、高谷は2区向きではないので、配置をどうするか悩むところ。序盤を何とか繋いでくれれば、楽しみなのが5区。昨年、川崎が区間5位で7人抜きを演じた区間。しかも、初めての5区で走り方が分からず、力が余ってしまったとか。今年は80分切りを狙えそうだ。彼がいるので何とか4区までに高位置をキープしたい。その他、前回9区を走った小島、大型新人の伊藤、距離に対応し始めている久伊原、大野の他の1年生。急成長した平川。更に昨年の貴重な区間一桁選手、羽島も復帰し、何とか戦える体制は整いつつある。

 不安点は、調整がどうもあまり上手く行かない傾向があること。主力で欠場者が出たり、大ブレーキしたりということが続いている。もう少しきちんとしていれば、強いチームになると思うのだが。後は往路でドカンといっても復路が大変不安ということか。4年生を全員つぎ込むか、1人復路に残すかどうするか。後は調子のいい選手を並べるしかない。とにかく往路で如何に前に行くかだけを考えて組んでみよう。


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