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◇◆箱根駅伝区間予想-早稲田大学その1-◆◇

打倒・駒大一番手!

33年連続78回目
早稲田大学
08箱根2位、08出雲11位、08全日本2位

 第1回大会から出場している伝統校・早稲田大学が勢力を取り戻した。前回の箱根は故障者が続出したが、それを逆手に取り驚きの2位。そこに高校時代のトップ4が入学し、戦力アップ。更に大エース竹澤がオリンピック出場を果たし、チームは盛り上がった。駅伝シーズンは出雲は失敗したが、全日本は7区途中まで王者・駒大の前を走り、最後まで駒大を視界に捉えながらの2位だった。この時はエリート選手も叩き上げの選手もしっかりと走りきった。竹澤を軸に、なるか16年ぶりの総合優勝。

一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手

 竹澤健介(4年)主将、ラスト○、粘り○、打たれ強い故障明け、単独走×
 加藤創大(3年)下り◎ムラッ気

前回:駒野

A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

前回:竹澤、加藤

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

 尾崎貴宏(3年)スタミナ型、ロード○、安定感、粘り○ケガしやすい
 高原聖典(3年)ムラッ気
 矢澤曜(1年)単独走×

前回:尾崎

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 朝日嗣也(4年)ケガしやすい
 三戸格(4年)スピード型
 三輪真之(4年)上り◎、スタミナ型下り×
 中島賢士(2年)
 三田裕介(1年)安定感
 八木勇樹(1年)スピード型プレッシャー×ムラッ気

前回:高原、石橋、飯塚、三輪

D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 蘆塚泰(4年)ラスト○初出場
 斉藤太一(4年)初出場
 猪俣英希(2年)スタミナ型初出場

前回:中島、神澤

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手


 神澤陽一(3年)スタミナ型
 高野寛基(2年)上り○?、20km×

※チーム(ほぼ)全員連鎖反応

上位10人平均:2.9点  16人平均:2.1点
(参考)前回優勝校:2.9点 駒沢の10人平均:2.7点 前回の成績:2.6点




◆ワード説明

粘り○
…苦しくなってから粘れる選手
打たれ強い
…苦難があっても体も心も折れない

単独走×
…一人でペースを作るのが苦手
プレッシャー×
…プレッシャーに弱い

連鎖反応
…良い流れができると次々に選手が好走するが、悪くなると次々に失速する




戦力分析
 これまた点数上は駒大より高く出た。駒大と早大お互い100%出し合った時は早大ということになるのだろう。ただ、経験や各選手の調子も考慮すると、駒大やや有利というところか。しかし、今回はどう区間配置をするかということが非常にキーとなると思われるので、僅かなデータ差なんて当てにならないというところだ。

 早大のエースは言うまでもなく竹澤。なのだが、残念ながら100%の状態で箱根に臨むことはできないそうだ。意地で2区を走るか、それとも他区間に行くか注目である。それに続くのが尾崎、高原の3年。尾崎は長い距離での安定感が持ち味。高原はムラのある選手だが、前回竹澤の代役で2区を務めた選手。また、山下りの加藤も要注目。今回は58分台を狙うそうだ。この2区間の貯金を活かしながらレースをすることになるだろう。

 懸念をあげるとすれば、前回の往路優勝、総合2位の立役者だった5区駒野の穴。レースにほとんど出場していないのにエントリーに入っている三輪と高野あたりが候補のようだが、どうにも不安がある。試走では駒野を上回ったとかあったが、果たしてどうか。ここに駒大が深津あたりを持ってこられるようだとかなり辛い。まあ、山は耐えるとして下りと平地で勝負か。選手層が厚いだけに色々な配置が考えられるが、自己流のベスメンを組む。

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