2008/12/27
◇◆箱根駅伝区間予想-早稲田大学その1-◆◇
打倒・駒大一番手!
33年連続78回目 |
早稲田大学 |
08箱根2位、08出雲11位、08全日本2位 |
第1回大会から出場している伝統校・早稲田大学が勢力を取り戻した。前回の箱根は故障者が続出したが、それを逆手に取り驚きの2位。そこに高校時代のトップ4が入学し、戦力アップ。更に大エース竹澤がオリンピック出場を果たし、チームは盛り上がった。駅伝シーズンは出雲は失敗したが、全日本は7区途中まで王者・駒大の前を走り、最後まで駒大を視界に捉えながらの2位だった。この時はエリート選手も叩き上げの選手もしっかりと走りきった。竹澤を軸に、なるか16年ぶりの総合優勝。
|
選手名 | 長所や特徴 | 短所や悪い情報 | どちらともいえない、その他 |
|
竹澤健介(4年) | 主将、ラスト○、粘り○、打たれ強い | 故障明け、単独走× | |
加藤創大(3年) | 下り◎ | ムラッ気 |
前回:駒野A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手 |
前回:竹澤、加藤 |
尾崎貴宏(3年) | スタミナ型、ロード○、安定感、粘り○ | ケガしやすい | |
高原聖典(3年) | ムラッ気 | |
矢澤曜(1年) | 単独走× |
前回:尾崎 |
朝日嗣也(4年) | ケガしやすい | |
三戸格(4年) | スピード型 | |
三輪真之(4年) | 上り◎、スタミナ型 | 下り× | |
中島賢士(2年) | |
三田裕介(1年) | 安定感 | |
八木勇樹(1年) | スピード型 | プレッシャー× | ムラッ気 |
前回:高原、石橋、飯塚、三輪 |
蘆塚泰(4年) | ラスト○ | 初出場 | |
斉藤太一(4年) | 初出場 | |
猪俣英希(2年) | スタミナ型 | 初出場 |
前回:中島、神澤 |
神澤陽一(3年) | スタミナ型 | |
高野寛基(2年) | 上り○?、 | 20km× |
上位10人平均:2.9点 16人平均:2.1点(参考)前回優勝校:2.9点 駒沢の10人平均:2.7点 前回の成績:2.6点◆ワード説明
…苦しくなってから粘れる選手
…苦難があっても体も心も折れない
…良い流れができると次々に選手が好走するが、悪くなると次々に失速する
戦力分析
これまた点数上は駒大より高く出た。駒大と早大お互い100%出し合った時は早大ということになるのだろう。ただ、経験や各選手の調子も考慮すると、駒大やや有利というところか。しかし、今回はどう区間配置をするかということが非常にキーとなると思われるので、僅かなデータ差なんて当てにならないというところだ。
早大のエースは言うまでもなく竹澤。なのだが、残念ながら100%の状態で箱根に臨むことはできないそうだ。意地で2区を走るか、それとも他区間に行くか注目である。それに続くのが尾崎、高原の3年。尾崎は長い距離での安定感が持ち味。高原はムラのある選手だが、前回竹澤の代役で2区を務めた選手。また、山下りの加藤も要注目。今回は58分台を狙うそうだ。この2区間の貯金を活かしながらレースをすることになるだろう。
懸念をあげるとすれば、前回の往路優勝、総合2位の立役者だった5区駒野の穴。レースにほとんど出場していないのにエントリーに入っている三輪と高野あたりが候補のようだが、どうにも不安がある。試走では駒野を上回ったとかあったが、果たしてどうか。ここに駒大が深津あたりを持ってこられるようだとかなり辛い。まあ、山は耐えるとして下りと平地で勝負か。選手層が厚いだけに色々な配置が考えられるが、自己流のベスメンを組む。
コメント