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◆◇箱根駅伝区間予想-東洋大学その1-◇◆

分厚い選手層で、なるか初優勝!

7年連続67回目
東洋大学
08箱根10位、08出雲5位、08全日本4位

 過去67回もの出場を誇る東洋大学だが、優勝の二文字が踊ったことはまだない。昨年の箱根は4区終了地点で2位と僅差の4位につけながら、山で大失速。シード権を確保するのがやっとの状態だった。しかし、今年は違う。出雲、全日本ともに4区途中までトップを疾走。今までトップ中継することすらほとんどなかったのだが、大躍進。後半区間は1.5軍の選手を試したこともあり、それぞれ5位、4位に終わったが、箱根は当然本気。選手層は全大学NO.1を誇る東洋大学が箱根初制覇を虎視眈々と狙っている。



一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

 大西智也(4年)駅伝○、安定感、ロード○、ラスト○
 大西一輝(4年)主将、下り○故障明け
 柏原竜二(1年)ラスト×積極的、20km?

前回:黒崎

B(3点):主要区間を区間上位で走れる選手

 山本浩之(4年)
 大津翔吾(2年)ロード○

前回:大西智、中田

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 若松儀裕(4年)ラスト○
 飛坂篤恭(4年)ムラッ気
 市川健一(4年)故障明け、長期ブランク
 高見諒(2年)
 千葉優(2年)
 宇野博之(1年)

前回:若松、今堀、大津

D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 釜石慶太(3年)上り○?
 横山龍弥(3年)
 富永光(2年)初出場
 佐藤寛才(1年)初出場、20km?

前回:釜石、桜田、岸村

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

 川原崇徳(3年)初出場

※チーム(ほぼ)全員チャンス×、ケガしやすい、弱気

前回:大西一

上位10人平均:2.9点  16人平均:2.1点
(参考)前回の成績:1.9点 駒大の上位10人平均:2.7点

◆ワード説明

駅伝○
…駅伝で外さない
ロード○
…ロードになるとトラックの持ちタイム以上の力を発揮する
上り○?
…上りが多分得意

ラスト×
…ラストがあまり伸びない
チャンス×
…流れを上手く引き継げないことが多い
ケガしやすい
…ケガ人がよく出る
弱気
…例の事件により精神的な乱れが心配される

20km?
…20kmが箱根ぶっつけ
積極的
…積極的に走るのが魅力



戦力分析
 点数上は駒大を上回ってしまった。まあ、この点数方式が選手層を重視してしまうので仕方ない。力を出し切れば戦える戦力が整っているということだろう。ただ、至近の記録会で記録を残していない選手や、まだ1回だけしか記録を出していない選手も混じっているのでもう少し低く見るほうが妥当と思われる。

 エースは大西智。4年になって各種記録会で高いレベルで安定した成績を残しており、2区起用有力。その他、ロードに強い大津や力を伸ばしてきた高見など選手が揃っている。そしてスーパールーキー柏原。怖いもの知らずの飛ばし屋が5区に挑む。その他、故障から復帰してきた市川、大西一、若松の4年生陣。最後の箱根で爆走できるだろうか。

 懸念は毎年失敗している山か。今回は柏原、宇野と1年生で挑ませるそうだが、かなりリスクが高い。ただ、成功すればマジで怖い。優勝が現実味を帯びてくる。それと選手層が厚いということで振り落としがすごいのか故障が多い。ベスメンを組んだことが見たことないくらいだ。後は例の事件での精神的ダメージ。4年生と佐藤代行監督がうまくチームをまとめられるかどうか。一番のキーはまとまりになるだろう。オーダーは川嶋元監督の発言を尊重して組んでみる。

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