2008/12/28
◆◇箱根駅伝区間予想-日本大学その1-◇◆
出雲優勝校!スピードを活かして往路優勝を目論む!
12年連続80回目 |
日本大学 |
08箱根9位、08出雲優勝、08全日本6位 |
昨年の箱根駅伝では、上位候補の一つにあげられながら、複数の故障者が出て苦戦。アンカーの追い上げや他校の棄権もあって辛くもシード権を獲得した状態だった。今シーズン前半に入っても不調から抜け出せず全日本への出場権もやっとだった。しかし、秋のシーズンに入ってチームは生まれ変わった。出雲では大方の予想を覆し優勝。全日本は1区で出遅れたものの、その後は安定した走りでシードを獲得した。80回目の節目の出場を迎える日本大学が更なる飛躍を遂げることができるか。
|
選手名 | 長所や特徴 | 短所や悪い情報 | どちらともいえない、その他 |
|
ギタウ・ダニエル(3年) | 粘り○、安定感 | 故障明け?、下り× |
前回:ダニエルA(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手 |
前回:阿部 |
笹谷拓磨(4年) | スタミナ型、箱根男 | 故障明け | |
谷口恭悠(3年) | スピード型 |
前回:笹谷 |
井上陽介(3年) | スピード型 | |
吉田和矢(3年) | 初出場 | |
笹崎慎一(2年) | スタミナ型 | |
高月雄人(2年) | スピード型 | 初出場 | |
山崎大直(1年) | スタミナ型 | 初出場 |
前回:谷口、染谷 |
延壽寺博亮(2年) | |
池谷健太郎(2年) | スピード型 | |
和田朋之(2年) | 初出場 | |
岡村悠平(1年) | 初出場 | |
山下尭哉(1年) | 初出場 |
前回:中原、延壽寺、高橋、丸林上位10人平均:2.3点 16人平均:1.5点
(参考)前回10位校:1.9点
◆ワード説明
…シーズンの調子に関係なく、箱根は必ず結果を残す
以下略
戦力分析
こうみると改めてスピードランナーが多い。出雲駅伝で優勝するはずである。逆に言えば、距離が伸びる箱根は不利ということになってしまう。全日本は6位だったので、更なる順位降下もあるような感じである。ただ、日大の評価がまずまずいいのは稼げる区間が2区間あるということだろう。
まずはエース区間の2区。ここは勿論、留学生のダニエルが突っ走るはずだ。山梨学院のモグスよりはやや劣るものの、粘りという点は過去の留学生の中では一番。故障明けだそうだが、気合で走ってくるだろう。もう一つは5区の山登り。ここは過去2年連続して走った阿部がいる。昨年は4人抜きを果たした。今回は、秋口から尻上がりに調子をあげているらしくかなりの期待が出来る。ランクは昨年81分を切っているかどうかで分けたのでAランクとなっているがSランクの活躍ができるかもしれない。おそらくこの2区間で往路で突進する作戦だろう。
気がかりなのは日大の中で数少ないスタミナランナー笹谷が12月に入ってケガをしたということ。これまで箱根では必ず結果を出してきており、今回も9区か10区の重要区間出走が予測されていたが、これで復路に核となる選手がいなくなる。ここは駅伝では今まで結果を残していないが、持ちタイムはある丸林、1年生ながら期待されている堂本、山崎の他、全員でカバーしあっていきたい。
コメント