2008/12/30
箱根駅伝2009、フリーダムにシュミレーション①
では、ゆっくりシュミレーションしていってみま~す
この時期に不謹慎かもしれないので、見たくない人はスルーでお願いします。
1区
【駒大】末松 【早大】矢澤 【中学】鈴木
【亜大】岸本 【山学】松村 【中大】山脇→森
【帝京】西村 【日大】堂本 【東洋】若松
【城西】田中 【東農】松原 【上武】坂口
【日体】出口 【拓大】西山 【神大】染谷
【東海】栗原 【専大】瀬崎→木下【明大】岡本→北條
【大東】宮城 【国士】柴田→伊藤【順大】関戸
【青学】荒井 【選抜】仁科
4チームオーダー変更。まずまずのメンバーは揃ったが、区間賞候補不在といってもいいだろう。
駒大・末松、早大・矢澤、山学・松村、日体・出口、城西・田中あたりがやはり候補になってくるか。
1年生の東農大・松原、上武大・坂口もスピードはあるがどうだろうか。
最初は出口が角を曲がって、ぐいぐい引っ張っていく。
最初こそ2分57秒ほどで入っていったが、徐々に3分を超えるペースになっていく。
5kmは15分8秒。
出口を中心にレースが進む。
出口の他には中大・森、松原、更に33年ぶり青学大・荒井も前の方にいる。
矢澤、松村、末松あたりは前の方に出てこない。
強豪校はやはり慎重だ。
10kmは30分22秒。
やはりペースは遅い。が、極端にならないのは、
出口、城西大・田中、矢澤あたりがそこそこ引っ張っているからだろう。
以前として大集団がそのまま続いていく。
車線が狭くギリギリ。もう少し遅かったら転倒者が出ているだろう。
12kmあたりくらいから時々軽いスパートがかかるようになってきた。
出口、森、東洋・若松、帝京大・西村、拓大・西山あたりが元気である。
15kmは45分23秒。
スパートなどもあり、ここのところ1km3分ほどで進むようになってきた。
やや縦長になってきており、持ちタイムが比較的低い選手が後ろに下がるようになってきた。
そして、六郷橋の少し手前、田中がスパートした時、坂口が一番最初に遅れ始めた。
1年生の初の箱根路は厳しいものになりそうである。
更に六郷橋を過ぎたあたりから選抜・仁科、青学・荒井、更に大東大・宮城もやや厳しくなった。
先頭集団はまだ10人以上いるが、縦長になってきた。
ようやくというべきか松村、末松が上がってきた。他には堂本、北條も冷静である。
20kmを過ぎてから、末松、松村、北條、田中、矢澤、出口、森、東海大・栗原、堂本に絞られた。
10位集団は若松と松原を先頭に、西村、染谷、鈴木らがついていっている。
ここで満を持して末松がスパート。これにずっと引っ張っていた森と出口、更に栗原もきつくなってきた。
ただ、有力どころはほとんどついていっており、ほぼ順当といっていいだろう。
ただ、抜け出すほどではなくまだ5人ほどついていっている。
ラスト500mほど、これまでずっと1区を受け持っていた松村がスパート。
これで堂本、田中、北條がやや引き離された。
松村に競り合うように末松、後ろに矢澤がついていく。
が、ハイペースで走り続ける松村にややスタミナが切れたか末松が遅れだす。
矢澤もついていっているが、抜く余力はなさそうだ。
そのまま松村が最後の箱根で区間賞を獲得。
2位早大、3位駒大と優勝候補の3つが上位3つをとり力をみせた。
1区終了地点
1位山学1時間3分43秒
2位早大1秒差
3位駒大4秒差
4位明大5秒差
5位城西6秒差
6位日大8秒差
7位東海12秒差
8位日体15秒差
9位東洋18秒差
10位中大19秒差
11位帝京20秒差
12位神大21秒差
13位専大21秒差
14位拓大25秒差
15位中学27秒差
16位順大35秒差
17位東農37秒差
18位亜大38秒差
19位大東48秒差
20位青学57秒差
21位国士1分00秒差
22位選抜1分02秒差
23位上武1分18秒差
2区
【駒大】宇賀地 【早大】尾崎 【中学】木原
【亜大】池淵 【山学】モグス 【中大】徳地
【帝京】梅津 【日大】ダニエル 【東洋】山本
【城西】佐藤 【東農】外丸 【上武】石田
【日体】森 【拓大】伊藤 【神大】天野
【東海】吉田 【専大】五々谷【明大】石川
【大東】清野 【国士】山中【順大】山崎
【青学】松野 【選抜】高嶺
何とトップに立ったのが、一番の大砲を持つ山梨学院。
10秒ほどの差でダニエルの日大。この2校には有利になった。
モグスは例によって2分50秒台で入ったため、
早大・尾崎、駒大・宇賀地あたりが追いついてくる。
ダニエルも差を一気に詰めてくる。
しかし2km手前から徐々にペースアップ。
早大・尾崎がすぐに離れていく。少し付いていっていた宇賀地もやがて離される。
2人は日大・ダニエルにも抜かれ、それぞれ3位4位となる。
後ろでは
5位明大・石川、城西大・佐藤が2人並んで走っている。
その後ろは1区15位とやや出遅れていた中学・木原がもう既にあげてきていた。
5位の2人にも後まもなく追いつきそう
8位は日体大・森を中心に中大・徳地、東洋・山本、専大・五々谷、拓大・伊藤の5人が集団を形成。これらとほぼ同時に走り出した神大・天野と帝京・梅津はついていかない方針。すぐ後ろに迫っていた農大・外丸と順大・山崎にも飲み込まれた。
3kmほどで最大4秒まで縮まったモグスとダニエルだが、そこから徐々に差が広がり始めている。
やはりロードになるとモグスの方が速いか。でもダニエルもそれほど離れてはいかない。
また2位ダニエル3位宇賀地、3位宇賀地4位尾崎との差も徐々に離れていって、ポツンポツンと見えるのみになった。その尾崎の後ろは石川と佐藤を交わした木原が迫ってきた。そして、あっという間に交わしていった。尾崎は自分の走りをしている感じだ。上位の流れに乗っているので後ろは付かず離れずである。木原は宇賀地にもどんどん追いついてきている。
横浜駅前:1位山梨学院、2位日大20秒、3位駒大35秒、4位中学45秒、5位早大1分、6位中大日体大東洋大1分15、9位東農大東海大専大拓大明大城西大1分20、15位順大1分25、16位神大帝京大1分50、18位大東大1分55、19位亜大国士舘選抜青学2分10、23位上武3分
6位から15位まで10秒以内の混戦となっている。
木原が11人抜き外丸が8人抜きでそれぞれ大幅にアップ。
逆に明大、城西大、神大、帝京大は5つほど順位を落としている。
外丸はその後も徐々にあげていき、10km過ぎには6位集団に追いつき、徳地と共に引っ張り始める。そのペースに山本が遅れだす。もうやや苦しそうだ。
また、木原がついに宇賀地に追いつき、3位に挙がる。勿論、宇賀地はくっついていく。思いもよらず単独走だった宇賀地だが、ようやく本領発揮できそうだ。
トップのモグスは自身の持っている区間記録から若干遅れているくらい。ただ、まだまだ充分更新可能である。ダニエルも第一中継車からまだ見える位置にはいる。
5位を保っていた尾崎だったが、後ろから外丸、徳地、森の3人が迫ってきている。つかまるのも時間の問題だ。
権太坂:1位山梨学院、2位日大45秒差、3位中学駒大1分10、5位早大1分55、6位東農大中大日体大2分、9位東洋2分30、10位専大明大城西大拓大2分40、14位東海大2分45、15位順大2分55、16位神大帝京大3分45、18位国士舘選抜大東大4分05、21位亜大4分20、22位青学4分40、23位上武5分20
大きな順位変動はなくなってきたが、集団と集団の差がだんだん広がって行ってる感じだ。上位では東洋がやや失速気味。東海大も若干離されているか。後ろでは神大帝京大に追いつきそうだった大東大が離れた。ポイントも2人に抜かされながらの通過で心配される。また33年ぶりの青学、初出場の上武が逆ツートップ。やはりこの2大学は苦しいのか。
権太坂を過ぎたあたりで5位と6位集団の差がなくなった。徳地を先頭に4人の集団へ。後、やはりというべきか東洋が10位集団に飲み込まれそうだ。大西が走れない2区では仕方ない。山本も強い選手だが、序盤の競り合いでやや疲れたか。また、遅れかけた東海大は順大と並び、もう一度前を追おうとしている。
トップは以前山梨学院だが、ここにきてダニエルとの差は変わらなくなった。というか1秒2秒詰まったとの情報もある。
快調に飛ばしていたモグスだが、やはり昨年ほどの調子ではないらしい。でも、昨年の記録からはまだ15秒ほどの遅れである。
先頭が最後の3kmに差し掛かったとき、3位争いに動きが。木原が一気にペースをあげて宇賀地を突き放した。区間新を狙っている木原、ここから挽回なるか。また、5位争いは森がやや脱落。今シーズンの調子から考えると、まあ頑張ったか。ただ、かなり体が重たそうである。
モグスがいよいよ最後の坂にかかったが、そこで脚がパッタリとまってしまった。まあ、2年の時ほどではないが、
ダニエルの姿が大きくなってきた。区間新はもう難しいだろう。
5位争いからはさらに徳地が脱落。外丸に尾崎が懸命にくらいつく格好になった。
また10位争いは五々谷と伊藤の争い。伊藤が苦しい表情ながら懸命に粘っている。
しかし、後ろにも転々と大学がおり、最後までどうなるか分からない。
トップ争いは予断を許さない状況になってきた。いよいよモグスとダニエルの差がなくなってきた。
モグスも脚は1年の頃よりも動いている。むしろ、ダニエルの根性といった方がいいだろう。
脚をいためていたダニエルだが、影響はほとんどないようだ。
そして残り500mでついに逆転。最後はモグスもつこうとしたがダニエルがそのままトップで中継所に駆け込んだ。
ダニエルは最後で初めてロードでモグスに勝った。モグスは66分台で2区区間賞を取れなかった初のランナーとなった。
2区終了地点
1位日大2時間10分35秒(5↑)
2位山学3秒差(1↓)
3位中学1分08秒(12↑)
4位駒大1分35秒(1↓)
5位東農2分33秒(12↑)
6位早大2分35秒(4↓)
7位中大2分41秒(3↑)
8位日体3分11秒
9位拓大3分21秒(5↑)
10位専大3分23秒(3↑)
11位城西3分36秒(6↓)
12位順大3分38秒(4↑)
13位明大3分44秒(9↓)
14位東海3分45秒(7↓)
15位神大4分13秒(3↓)
16位東洋4分21秒(7↓)
17位帝京4分25秒(6↓)
18位選抜4分41秒(4↑)
19位国士4分53秒(2↑)
20位亜大5分19秒(2↓)
21位大東6分07秒(2↓)
22位上武6分21秒(1↑)
23位青学6分38秒(3↓)
日本人は木原が67分前半。宇賀地は68分前半に納まった。
また、木原と外丸が12人抜きと気を吐いた。さすがエースだ。
しかし、1区が接戦だったため、僅かのタイム差で激しい順位変動となった。
吉田、石川、山本は70分台でまとめたにも関わらずかなり順位を落とした。
逆に健闘が伊藤。5つ順位をあげた。城西大が過去数年に比べると良い。
逆に東洋以下は苦しいスタートとなったといっていいだろう。
コメント