2008/12/31
箱根駅伝2009、フリーダムにシュミレーション④
6区
【駒大】岩本 【早大】加藤 【中学】真田
【亜大】田口 【山学】渡邉 【中大】山下
【帝京】板垣 【日大】延壽寺 【東洋】大西一
【城西】三田 【東農】木下 【上武】山口
【日体】高尾 【拓大】梅木 【神大】的場
【東海】芳村 【専大】松尾 【明大】中村
【大東】佐藤匠 【国士】村川 【順大】岡部
【青学】岡崎 【選抜】川内
往路順位
1位日大5時間31分18秒、2位駒大1分24秒、3位早大1分35秒、4位山学2分25秒、5位中大4分09秒、6位日体4分53秒、7位東洋4分53秒、8位中学4分55秒、9位国士5分27秒、10位順大6分34秒、11位東海6分35秒、12位明大6分58秒、13位城西7分25秒、14位亜大7分37秒、15位拓大8分17秒、16位帝京9分12秒、17位選抜9分20秒、18位大東9分25秒、19位専大9分46秒、20位東農10分33秒、21位青学12分04秒、22位上武12分17秒、23位神大12分36秒
復路がスタート。午前8時のピストルとともに日大、延壽寺がスタート。その後、駒大、早大と昨日ゴールした順に時差スタートで次々とランナーがスタートしていく。昨日トップのランナーがゴールしてから10分以上かかってゴールした東農大、神大、上武、青学については10分で復路一斉スタートが行われた。
走り出してまず早大加藤が駒大岩本を交わしたという情報。昨年区間賞の加藤が力のあるトコを見せている。ただ、岩本もまだ差は離れない。スタートしてさっそくこの両校がまた交わることとなった。
その後ろでは東洋大西が早速日体大高尾を突き放し、単独6位浮上。抜かれた高尾は中学真田に追いつかれている。またそろそろ意識し始めるシード権は10位東海大が浮上、11位順大となっている。ただ、まだ両者の差はない。後ろには経験者の明大の中村も迫ってきており、混沌としている。
2位争いは上りの頂点の直前に早大が駒大を突き放し単独2位に浮上。頂上付近の長い直線では日大の後ろに第2中継車の姿がみえている。ここから早大が爆発しそうな気配である。
芦ノ湯:1位日大、2位早大1分05、3位駒大1分10、4位山学2分30、5位中大4分00、6位東洋4分30、7位日体中学5分05、9位国士5分40、10位東海6分35、11位順大6分40、12位明大6分45、13位亜大城西7分45、15位拓大8分15、16位選抜帝京9分05、18位大東9分30、19位専大10分15、20位東農10分30、21位青学12分30、22位上武12分25、23位神大12分40
(通過):19位東農9分55、20位神大10分05、21位上武10分10、22位専大、23位青学10分25
早くも日大とは30秒も詰めてきた。このままのペースなら間違いなく箱根山中で主意交替がありそうだ。シード争いは東海大が10位浮上。ただ9位国士舘18位大東大までが4分以内。ちょっとのブレーキで簡単にひっくり返る差である。
下りに入ってトップギアに切り替えた加藤がどんどん駒大を突き放していく。岩本も区間上位の走りをみせているに違いないが、さすがに加藤がここは強い。本格的な下りになってから間もないのだがもうトップとの差は40秒切ったそうだ。区間新ペースということもあるが、延壽寺がちょっとうまく切り替えられていないようだ。
後ろでは5位中大山下に東洋大西が見え隠れしているらしい。大西キャプテンが意地をみせている。バイクリポートはシード争いに付きっ切り。明大中村が下りに入ってから加速し、東海大順大を一気に交わして10位に躍り出たそうだ。東野も万全でなく松本も欠場ということで懸命の力走だ。
そう伝えている間にみるみる1位と2位の差がなくなっていた。両者の足の回転が違いすぎる。すでに第2中継者は駒大に移動。早大の姿はすぐに迫ってきている。これは予想以上に早く首位交代劇が見られそうだ。
小湧園前:1位日大、2位早大5秒、3位駒大40秒、4位山学2分35、5位中大東洋4分10、7位日体大5分10、8位中学5分15、9位国士5分50、10位明大6分05、11位東海6分25、12位順大6分45、13位城西7分35、14位亜大7分45、15位拓大7分55、16位選抜8分35、17位帝京大東大8分55、19位専大9分55、20位東農大10分15、21位青学11分45、22位神大12分10、23位上武12分35
(通過):神大9分35、青学9分40、東農9分45、専大9分55、上武10分15
大西が中大山下を捕らえ、5位浮上。山が苦手だった東洋が今年は大幅に順位アップだ。逆に中大がやや不安な走り。果たして踏みとどまれるか。シード争いは今は明大が好調。前を走っている国士舘村川の姿も捉えられるようになった。繰上げ組みは神大的場と青学岡崎、東農大木下が頑張っている。そういえば東農大は細谷と清水も欠場。往路のブレーキといいことない。木下が反撃できるか。
トップは10km過ぎ、ついに加藤がトップに。延壽寺はどうすることも出来ず交代していっている。10数年前は抜かれる方が早大だったのだが。ちなみに加藤は区間記録を10秒ほど更新するペースだそうだ。駒大岩本は自分のペースで下っており、こちらも日大との差をじわじわ詰めている。その後ろは山学が伸びず差が開いた。どうやら優勝争いはだいぶ絞られてきたようだ。
大平台:1位早大、2位日大35秒、3位駒大55秒、4位山学3分05、5位東洋4分25、6位中大5分00、7位日体大5分30、8位中学5分45、9位明大6分、10位国士6分25、11位東海6分45、12位順大7分35、13位城西亜大8分、15位拓大8分20、16位選抜8分35、17位大東8分50、18位帝京9分20、19位専大10分30、20位東農大10分45、21位青学11分55、22位神大12分、23位上武13分05
(通過)神大9分20、青学9分50、東農10分10、専大10分30、上武10分45
明大中村が順調に9位に浮上。更に前には中学と日体大も見え隠れてしており、まだまだ順位アップの可能性はある。早大加藤にはだいぶ負けてはいるものの、10位前後の大学の中では突出しているようだ。その明大に抜かれた10位国士舘は11位東海大に20秒差まで迫られた。東海大は芳村がうまく走っている。順大岡部も引き離し、後ろの心配はなさそうだ。また、ここで選抜の川内が加藤に続くタイムで走っているとの情報。順位は一つあげただけだが、まだまだいけそうだ。
加藤はここで区間記録に抜かれたらしい。某解説者は、顔以外は順調だからまだまだ区間新の可能性はある、とのこと。果たして更新なるのでしょうか。2位は本格的な下りが終わる頃、岩本が延壽寺を交わしている。延壽寺はストライドが伸びなくなりかなり苦しそうな感じである。
後ろでは6位争いが混沌としてきた。苦しい走りとなっている中大山下の後ろに日体大高尾、中学真田、更に明大中村も迫ってきている。また10位国士の後ろすぐに東海大がいる。しかし、国士村川も歯を食いしばって懸命にペースをあげようとする。ここも熾烈な争いだ。
トップは加藤がそのまま守りきった。後は駒大との差、記録が気になる。タイムは58分38秒と結局届かなかった。ただ、また来年があるのでまだ期待がある。注目の駒大との差は1分08秒。岩本も60分を切ってきて1分強で抑えた。昨年はここで3分あったのだが、今年はこの差。さて、駒大逆転なるのでしょうか。
6区終了地点
1位早大6時間31分20秒(2↑)
2位駒大1分08秒(→)
3位日大1分41秒(2↓)
4位山学3分46秒(→)
5位東洋5分24秒(2↑)
6位中学6分11秒(2↑)
7位明大6分18秒(5↑)
8位日体6分23秒(2↓)
9位中大6分35秒(4↓)
10位東海7分09秒(1↑)
11位国士7分15秒(2↓)
12位選抜8分21秒(5↑)
13位亜大8分22秒(1↑)
14位城西8分28秒(1↓)
15位拓大8分47秒(→)
16位大東8分57秒(2↑)
17位順大9分39秒(7↓)
18位帝京10分01秒(2↓)
19位専大11分01秒(→)
20位東農11分10秒(10分37秒)(→)
21位青学12分05秒(10分01秒)(→)
22位神大12分27秒(9分51秒)(1↑)
23位上武14分30秒(12分03秒)(1↓)
混沌としていた6位争いだが、最後はスタミナ型の中学真田が浮上。また、差のない7位に5人抜きをした明大中村が食い込んだ。これを守れるか。中大山下は大きく沈んでしまった。10位は最後で国士舘を交わした東海大が入った。しかし差は6秒しかない。また、選抜の川内がなんといつのまにか5人抜きで12位に浮上。中継所でびっくり!こういうところをきちんと放映してほしいものだ。その後ろには亜大城西拓大大東大と肉眼で確認できる位置におり、ここはすごい争いになってきた。順大は岡部が最後は足の肉刺をつぶしたらしく、足をひきずり戻ってきた。これは残念である。
7区
【駒大】藤原→我妻【早大】蘆塚→八木【中学】三浦→堀
【亜大】折田→吉見【山学】小棚木→岩田【中大】辻
【帝京】河野 【日大】丸林 【東洋】飛坂
【城西】篠原 【東農】清水→椎谷【上武】伊藤
【日体】筱嵜→谷野【拓大】館石→蓮池【神大】高橋→黒田
【東海】金子 【専大】塩原 【明大】東野
【大東】若狭 【国士】大野→田代【順大】越智→的場
【青学】大坪 【選抜】梶原
ここはエントリー変更が多くなってきた。早大は八木、駒大は我妻で勝負をかける。
良くも悪くも注目されている八木であるが、加藤の作った流れでトップを快走中とあり、非常に気持ちよさそう。飛ばしすぎず、でも1km3分を切るくらいで力のあるところをみせている。駒大我妻は2分50くらいで入り、やや突っ込み気味。大八木監督からは飛ばすなという指示が出ているが、最初はやや差が詰まっているようだ。スタート時、我妻の後ろにかすかに見えていた日大丸林はもうほとんど見えなくなり、ここで完全に2強対決となった。
5km地点で両者の差は57秒と1分を切った。が、ここからは膠着状態となった。逆にジリジリと差が広がり始めている。早大八木には序盤は抑えろという指示が出ていたそうだが、その通りのレースだ。八木が爆発されたら駒大としては嫌な展開だ。
バイクは12位争いを演じている亜大選抜城西につけている。ハーフ63分台のタイムを持つ吉見が引っ張り、前の国士舘を追っている。また選抜の梶原が松蔭大として初の箱根ランナーであり、その選手が格上相手に果敢にトライしているという実況もあった。彼がチームに刺激を与えてくれれば楽しみだ。
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