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◇◆箱根駅伝区間予想-明治大学その1-◆◇

潜在能力は全大学NO1!?

2年ぶり51回目
明治大学
08箱根予選9位、08全日本11位

 前回の箱根は有力メンバーを揃えながら、エースの失速でまさかの落選。屈辱を味わった。その悔しさをバネにして、今期のトラックシーズンでは快進撃を続けた。関東インカレで入賞者続出。迎えた全日本予選会はトップ通過。今回の箱根は相当やるのではとその時は思われた。しかし、箱根予選はまさかの9位通過。夏以降故障者が続出して


一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

 東野賢治(4年):主将故障明けムラッ気
 松本昂大(3年):スピード型痙攣癖、ケガしやすい

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

 北條尚(3年)
 鎧坂哲哉(1年):スピード型20km?

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 中村智晴(4年)
 安田昌倫(3年)故障明け
 石川卓哉(3年)故障明け


D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 遠藤寿寛(3年)
 松本翔(2年)
 小林優太(2年)
 岡本考平(2年)初出場
 岩崎耕三(1年)初出場
 細川勇介(1年)初出場

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

 卜部淳史(4年)初出場
 久國公也(3年)初出場
 岸本大直(2年)初出場

※チーム(ほぼ)全員調整×

上位10人平均:2.3点  16人平均:1.6点
(参考)前回10位校:1.9点

◆ワード説明

スピード型
…スピードに魅力のある選手

故障明け
…故障明けでベストパフォーマンスができないかもしれない
ケガしやすい
…故障をしやすい
痙攣癖
…20kmほどの距離で脚が痙攣することが多い
調整×
…調整がうまくいかないことが多い

ムラッ気
…好不調の波が激しい
20km?
…20km未経験
戦力分析
 単純な戦力比較するととても予選で苦しむチームとは思えない。1万28分台が松本昂、東野、石川、鎧坂と4人。他に28分台が4人いるのは駒大だけだ。それに近い、または同等な力を持つ、安田、北條、中村とここまで7人。後は繋ぎならそこそこ走れそうな遠藤、小林、松本翔、岩崎など駒は揃ってきている。これだけみれば、3位争いをしてもおかしくはない戦力。問題なのはその主力に故障者が続出してしまうということだ。

 箱根予選の時は、石川と鎧坂が出走もできず、安田も途中棄権、松本昂は終盤脚が痙攣した。全日本は鎧坂が戻ってきたが、今度は東野が脚を痛めて失速。せっかく戦力があっても、それが整わなければ意味がない。明大の評価がなかなか上がってこないのはこのためなのだ。

 それでも足並みは徐々に揃いつつある。鎧坂は11月末に28分台を出して完全復活したし、安田も29分半ばを出し復活。石川と東野もメンバーに入ってきているので、ある程度の回復は見込めているのだろう。というわけで、この2人が80%くらいまで持ってきていればという仮定で区間予想をしてみる。


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