2008/12/23
◆◇箱根駅伝区間予想-順天堂大学その2-◇◆
区間予想オーダー
1区関戸-2区山崎-3区的場-4区武田-5区小野
6区仲田-7区志賀-8区木水-9区山田-10区村上
とにかく復路に出来るだけ希望を持たせるオーダーを組んだつもりである。
ちなみに昨年の経験者は全員同じ所に配置してある
1区関戸雅輝(3年) 目標タイム:区間8位
1区と2区は前回と同じオーダーである。1区関戸は昨年は終盤に脚の痙攣を起こし失敗してしまった。ちょっとムラがあるものの記録会では29分15秒と好調をアピール。その調子をキープすれば昨年のようなことはないはず。ぜひとも区間一桁で乗り切って、昨年ほど好調というわけではない山崎に負担がかからないようにしたい。
2区山崎敦史(4年) 目標タイム:1時間10分00秒
ここも連続。精神的に繊細だそうだが、昨年最下位から区間13位でそこそこ走っているので、それは大丈夫と思う。後は勢いという面だろうが、今回は自分に合った選手あたりと併走したい。拓大や東海大、専大、神大あたりとそんなに違わないだろうか。後半ペースアップして、シードラインより上にいきたい。
3区村上真(3年) 目標タイム:1時間5分30秒
3区村上は箱根予選でチーム4番目。ただ3区を走る各大学の走力からするとやや力不足は否めない。ここは2区までの順位をどこまでキープできるかということにつきる。4区5区も昨年の経験者を並べてあるのだから、焦らず自分のペースで繋ぐ気持ちで走ってほしい。
4区武田毅(4年) 目標タイム:56分30秒
ここも昨年経験者の武田。20kmの実績がなく、この秋から姿を見せていないのを心配したが、きっちり合わせてくるような感じである。(ということは6区もあり?)まあ、ここは昨年も順位をあげているし、いいイメージがあるはず。順調に来ていれば、ここも順位をキープするくらいだろう。昨年のような負の連鎖はないようにしたい。
5区小野裕幸(4年) 目標タイム:1時間21分00秒
5区は賛否両論あるだろうが、やっぱり小野で。2区小野で優位に立つという考えもあるのだが、そうなるとここからじり貧になる可能性が高い。往路をシードラインより前にゴールして復路に希望を持たせるにはどうすればいいか考えるとこうなると思う。全日本で中盤にエース起用して山学大と日大は流れに乗った。そこまで爆発的なのは期待していないが、何とかシードラインより上の順位でゴールしてもらいたい。力的にマイペースでいけば81分前後では走れるはず。入れ込みすぎず走りたい。
6区的場亮太 目標タイム:1時間1分30秒
6区は唯一の1年生の的場。5人いながら結局1人しか入れなかった。まあ、結果を出していないので仕方ないが、使える選手がいればもっと繋ぎに起用したいところだ。それはさておき、ここは凌ぐ区間か。まあ、最も適性があるのならもっと走れるか。ここで順位をあげらえるようなら面白い。
7区志賀洸介(3年) 目標タイム:1時間7分00秒
ここは完全に耐える区間。というかどうしても駒が足りない。1年生の越智、唐川、または岡部の調子が上がっていればここらへんで起用してみたい。ただ岡部は最近の傾向からするとちょっと怖いので使いづらい。結局、志賀にした。根拠はないが、昨年は9区補欠エントリーされていたので、それを買った。おそらく順位を落とすだろうが、ブレーキしないようにしたい。
8区木水良(3年) 目標タイム:1時間7分30秒
8区9区は逆に反撃したい。木水は昨年8区で体調不良によって歩いてしまった。その苦い経験から、予選会でチーム3番目と健闘。登りにある程度適性があるっぽいので、もう1回登り気味の8区に。来年5区のシュミレーションといきたい。ここで区間10位くらいで走って、9区に盛り上げたい。
9区山田翔太(3年) 目標タイム:1時間10分30秒
よく"復路の順大"といわれているが、その象徴区間の9区は。やはり山田で。昨年はびっくりの区間6位相当。全日本の走りからそこまで走るとはちょっと思わなかった。今期はちょっと故障したが、だいぶ戻ってきたようなので、昨年並みのタイムを期待。出来れば70分そこそこで行ってほしい。シードラインからは離されてしまってるかもしれないが、最後まで追ってほしい。もし、ライン近くにいれば他校には脅威な存在になる。
10区仲田篤孝(4年) 目標タイム:1時間12分00秒
全く予想付かないが、順大は昨年、復路で無名の4年生の選手を2人起用してそれぞれ6区で区間4位相当、10区で8位相当のタイムを残した。今年もそのパターンで仲田にしてみた。駅伝主務も期待しているので、密かに秘密兵器なのかもしれない。というわけで持ちタイムからすると高めの設定。それでも昨年のアンカー矢島よりは遅いタイムだ。一体、どのへんの順位だろうか。シードラインかもしれないし、最下位に近いかもしれないが、矢島のように胸を張ってどうどうと走ってほしい。
まとめ
シード権を獲るためには+αが1つや2つは出なければいけないかなという感じがする。ただ、それが出る可能性は充分あるチームなのではある。個人的には最下位争いは無いのではと思っている。シードラインには届かなくてもそこそこのラインには留まっていると思う。自滅するチームが出てきたら面白い。後は如何にピーキングを合わせるか。ここ最近で前回を除いてシード権が一番危ぶまれたのはクインテットが抜けた79回だったが、その時は4年の中川、3年の長山、三原あたりがしっかりと走って踏みとどまった。今回も上級者に多い経験者がしっかり走って、チームを引っ張りたい。そうするとひょっとするかもしれない。層が薄いので故障者には気をつけて万全の状態で走りたい。
コメント