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◇◆箱根駅伝区間予想-専修大学その1-◆◇

総合力で前々回の再現なるか!?

5年連続65回目
専修大学
08箱根14位、08箱根予選8位

 戦前から参加している大学で参加6回目の第20回大会で総合優勝も成し遂げている。それ以降は中堅校の位置を確立し、出場を続けていた。しかし、近年になって新興校の台頭で出場できない年もあった。前々回にシード権を獲得したが、実に12年ぶりのことだった。今期はエースこそいないが、3年生を中心に粒は揃っている。前々回のような旋風を再び巻き起こしたい。



一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

 五ヶ谷宏司(3年)上り○、安定感、ロード○

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

 木下卓己(4年):回復○、箱根男ケガしやすい

前回:木下

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 金子純也(4年)初出場
 井上直紀(3年)積極的
 五十嵐祐太(2年)上り○?

前回:五十嵐

D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 森脇啓太(4年):主将
 酒井潤一(3年)不調
 佐藤優気(2年)20km?
 塩原大(2年)初出場

前回:五ヶ谷、井上、酒井、米山、柴崎

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

 星野和弘(4年):初出場
 石垣弘志(3年)初出場
 潮崎裕次(2年)初出場
 山本浩平(2年)初出場
 星孟宏(1年)初出場
 松尾直樹初出場
 安島慎吾(1年)初出場

前回:嬉野、郷間、森脇

上位10人平均:1.7点  16人平均:1.1点
(参考)前回10位校:1.9点 前回の成績:1.0点

◆ワード説明

上り○、上り○?
…上りが得意
安定感
…成績が安定している
回復○
…故障からの回復が早い
ロード○
…ロードになるとトラックの持ちタイム以上の成績が望める
箱根男
…シーズンの成績に関係なく、箱根になると必ず結果を残す選手

不調
…至近の記録会などの結果から調子を落としていると判断
ケガしやすい
…故障が多い選手

20km?
…20kmの適性が分からない選手
積極的
…積極的に走るタイプ

戦力分析
 数値上は前回の10位に近いが、あれは戦力でなくて結果。ブレーキが出たりして戦力から数値が下がるのが普通。その証拠に今までのをみれば分かるが、前回の10位1.9点を越えている大学は結構多い。つまりが専修大はかなり苦戦を強いられる可能性が高いということである。

 エースは五ヶ谷。箱根予選ではびっくりの個人3位。非常にクレバーな走りをする選手で好感が持てる。うまくいけば箱根2区でも区間一桁が望める。また専修大は五ヶ谷を始めとした3年生に好ランナーが多い。前回2区を走った井上。また最近調子は落ちているもののハーフ64分半ばの記録を持つ酒井。前回3区の嬉野が外れてしまったが、この学年が核となる。また、忘れてはいけないのが4年の木下。この4年間でケガすること9回。合宿所から脱走もしたことがあるという木下だが、そんな状況で10区7位(2年)、9区5位(3年)と結果を残している。今回もやってくれるのではないかと思っている。

 後は持ちタイムをみるともう少しという選手が比較的多い。序盤に流れに乗らなければシードはおそらくない。ただ、逆にいえば、序盤いい位置に付ければ+αを引き出すことが出来る。そうすれば充分勝負することも可能。83回大会はまさにそうだった。エース不在といわれているが、何とか眠っている能力を開花させるように組んでみよう。


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