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全日本駅伝予想@山梨学院大学

続いては、

日本人が急成長・・・【山梨学院大学】


出雲駅伝結果
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区後藤敬(4年)23分41秒区間10位(10)1分11秒差
2区松本葵(4年)16分24秒区間3位(10→7)35秒差
3区高瀬無量(3年)23分22秒区間5位(7→7)38秒差
4区大谷健太(4年)18分43秒区間4位(7→7)43秒差
5区大谷康太(4年)18分59秒区間賞(7→1)-3秒差
6区O・コスマス(2年)29分17秒区間2位(1→2)19秒差
総合2位2時間10分26秒

 出雲駅伝では、日本人だけで見せ場を作った山学。最初ずっと松村が担当していた1区の人選がいないと言われていたが、その1区を後藤が最低限の走りで繋いだこと、そして直後の2区に昨年区間賞の松本を今年も配置できたことがいい流れを作ることができた要因だろう。力がついてから初の平地のエース区間を走った高瀬も、宇賀地をペースメーカーにしていい走りができたし、4区で初出場の大谷健が自分の力を出し切る事ができた。

 そして何と言ってもハイライトは4区双子の兄から襷を受け取った5区康太。実は密かに区間賞予想していたのだが、それでも想像以上の走りで6人抜きで何とトップに立つ大活躍。地元の声援の後押しもあっただろうが、非常にいい走りだった。アンカーコスマスはさすがにダニエルには交わされたものの、安定した走りを披露。爆発力はもうちょいほしいところだが、ここまで失敗がないのは評価していいだろう。

 しかも、これ中川、岩田、赤峰といった箱根メンバーが含まれていない。出走予定だった小山も含めると彼らが本調子に戻ってくれば、かなり手強いチームになる。今年の山学はやってくれそうだ。

全日本エントリーメンバー
4年
中川剛/出雲補欠、≪9区1位。ハーフ1時間3分00秒≫
小山大介/出雲補欠、5千14分14秒≪1万29分15秒11≫
後藤敬/出雲1区10位≪4区4位。5千14分12秒26≫
岩田真澄/出雲補欠≪7区4位。ハーフ1時間3分33秒≫
大谷康太/出雲5区1位、国体3千SC8位8分43秒71≪1万29分47秒22≫
大谷健太/出雲4区4位≪1万29分49秒39≫
松本葵/出雲2区3位≪5千13分58秒63≫

3年
高瀬無量/出雲3区5位≪5区22位(昨年6位)ハーフ1時間2分59秒≫
福島慎也/1万29分49秒32★≪5千14分46秒53≫

2年
オンディバ=コスマス/出雲6区2位、日カレ1万3位28分44秒62≪ハーフ1時間2分29秒≫
田口恭輔/1万29分33秒89★≪ハーフ1時間5分01秒≫
松枝翔/出雲補欠、5千14分11秒★≪ハーフ1時間5分40秒≫
中村悠二/1万30分02秒57★≪5千14分38秒70(高校)≫

○主なエントリー漏れ
赤峰直樹/≪10区8位。1万29分39秒56≫

 先日の日体大記録会で2軍の選手に自己ベスト続出。無名の1年生ら複数が1万30分前後を記録。今回、初めて三大駅伝に一次エントリーに名を連ねた福島や中村(どうでもいいがこの人と同じ名前の声優がいます)もしっかりと記録を残してきた。その他、少し前から名前の上がっていた田口や松枝もしっかりエントリー。繋ぎを走らせてみたい選手が沢山いる。

 勿論、主力もほとんどエントリー。出雲を走った大谷兄弟や後藤、高瀬や出雲記録会で復活した小山も含まれているし、だいたい順調にきているとみていいだろう。

 レースとしてはどうだろう。8区はコスマス固定として、今回もそれまで日本人でいい流れを作り、出雲と同じくトップでコスマスに渡せるようにできれば最高だろう。序盤はやっぱり後藤(山学の中では)、松本、松枝らスピードのある選手や積極的な高瀬とか。中盤からは出雲でも繋ぎで頑張った選手らだろう。岩田や中川ら主力はもし調子が上がっていないようなら、出来れば田口など若手にチャンスを与えてほしいと感じる。2人は箱根にきっちり標準を合わせればいいので、彼らが走ってはどうだろうか。ということでこんなオーダーにしてみた。

予想:後藤-高瀬-松枝-小山-田口-大谷健-大谷康-コスマス

 1区はやっぱり後藤。走るごとに成長していくので、全日本でも流れは壊さないと思う。2区は1年生の時も走ったことのある高瀬。山学の選手は以前ダメだった区間でリベンジする選手が多いので、今回も走れるだろう。といっても、ここではやはり一桁順位が精一杯か。ここから追い上げられるかどうか、なのだが…。

 3区は本来なら松本だろうが、松枝に託したい。スピード的には申し分の無い選手だし、松本は昨年走っていないので意外とありえるか。他あるとしたら田口だろう。4区は主力の一人小山。一人だけ使ったが、彼は駅伝でまだいい成績を残していない。いきなりエース区間となるときついかもしれないが、出雲記録会で調子は上がってきているとみる。ここは繋いでもらいたい。

 その後、5区からは山学の見せ所。初出場だが、1万29分半ばの田口、そして出雲で見せ場を作った大谷兄弟。浮上してくるのはここからだろう。前半を走れる選手は少ないが、繋ぎで流れを作れるのがここ最近の山学の特徴となっている。中川や岩田が戻っていれば、まず間違いなく区間賞もしくはそれに準ずる成績で走るだろうが、彼らで流れを作ることができれば本当に強いと思う。8区はコスマスがしっかり走るだろうから、そこまでにこのメンバーでどれだけの順位で来れるかというのを試してほしいと思う。

 優勝もありえるが、他の大学の本気度も変わってくるので、どちらかというと順位が下がる可能性の方が高いかなと思っているのだが、その予想を裏切ることができれば、箱根の優勝にぐっと近付くだろう。

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