2009/10/19
城西大学~箱根予選検証
続いて、6位で通過した城西大学。
2位高橋優太(4年)59分23秒
22位田村優典(2年)60分16秒
25位橋本隆光(2年)60分21秒
31位石田亮(3年)60分26秒
60位中原大(1年)60分59秒
72位高宮祐樹(4年)61分07秒
118位田中佳祐(3年)61分48秒
133位岡本賢治(4年)61分56秒
163位永岩義人(4年)62分29秒
184位江本嵩至(4年)62分51秒
(10時間11分36秒)
266位吉元真司(1年)64分52秒
500位恩田峻之(4年)74分41秒
高橋が昨年と同様、絶好調で個人2位。下に田中、永岩など取りこぼしがあったが、彼の貯金、また2年生と石田の成長で危なげなく通過した。最も、予選会いくらよくても、本番の調整を失敗したらまた予選会からやり直しになるわけだ。これを分析して、本戦の調整がどうなるか分かるわけはないのだろうが、一応見ておきたい。
【スタート~5km】
高橋優太14分49秒
石田亮14分50秒
中原大14分50秒
永岩義人14分50秒
田村優典14分51秒
橋本隆光14分51秒
高宮祐樹14分51秒
吉元真司15分02秒
岡本賢治15分03秒
田中佳祐15分05秒
江本嵩至15分18秒
恩田峻之16分12秒
上位7人が元気に14分50秒前後。昨年個人2位の田中は初めから調整がうまくいっていなかったのかこの時点ですでにチーム10番手。そしてテレビで少々紹介のあった恩田だが、スタート前から脚の痛みがあったようで、ここでもう完全に戦力外。前も言ったが、なぜ走らせた。他の選手に経験を積ませた方が良かっただろうに。選手の起用方法に疑問を感じざるを得ないところだ。
【5km~10km】
高橋優太14分55秒(1位29分42秒)
石田亮14分55秒(2位29分45秒)
中原大14分55秒(2位29分45秒)
橋本隆光15分07秒(4位29分58秒)
田村優典15分08秒(5位29分59秒)
高宮祐樹15分08秒(5位29分59秒)
岡本賢治15分20秒(8位30分31秒)
田中佳祐15分31秒(9位30分36秒)
永岩義人15分35秒(7位30分25秒)
江本嵩至15分40秒(10位30分58秒)
吉元真司16分07秒(11位31分09秒)
恩田峻之19分18秒(12位35分30秒)
高橋、石田、中原の3人はこの時点でまだ先頭集団。橋本、田村、高宮が次のグループで走っていたようだ。また箱根で区間賞を取ったことがある永岩が急落。一関ハーフでもチーム内の高宮に1分差をつけられていたが、そのまま出ている感じ。10番手の通過も12番だった。ただ、上位陣の貯金が利いているのか、この地点で総合2位につけていた。
【10km~15km】
高橋優太14分52秒(1位44分36秒)
石田亮15分03秒(2位44分43秒)
田村優典15分05秒(4位45分04秒)
中原大15分07秒(3位44分52秒)
橋本隆光15分19秒(5位45分17秒)
高宮祐樹15分21秒(6位45分20秒)
岡本賢治15分30秒(7位46分01秒)
田中佳祐15分41秒(8位46分17秒)
江本嵩至15分54秒(10位46分52秒)
永岩義人15分56秒(9位46分21秒)
吉元真司16分38秒(11位47分47秒)
恩田峻之19分51秒(12位55分21秒)
ここらへんで先頭は外丸やら村澤らが出てきたあたり。ここで石田と中原がやや遅れだした。逆に後ろは田村が追い上げ始め、帳尻は取れていた。ただ、永岩はやはり思うように走れず、最初からマイペースで走っていた江本が上回り始めた。
【15km~ゴール】
高橋優太14分32秒(1位59分23秒)
橋本隆光15分04秒(3位60分21秒)
田村優典15分12秒(2位60分16秒)
田中佳祐15分31秒(7位61分48秒)
石田亮15分38秒(4位60分26秒)
高宮祐樹15分47秒(6位61分08秒)
岡本賢治15分55秒(8位61分56秒)
江本嵩至15分59秒(10位62分51秒)
中原大16分07秒(5位60分59秒)
永岩義人16分08秒(9位62分29秒)
吉元真司17分05秒(11位64分52秒)
恩田峻之19分20秒(12位74分41秒)
高橋がラスト5kmも失速どころか村澤を追い続けペースを上げながらフィニッシュ。今日は本当に調子が良かったようだ。これが箱根2区でも再現でいればいいのだが。その後は2年生の2人が競い合うようにゴール。箱根経験者の田村が意地をみせた。ただ、最初ゆっくり走っていた田中以外はかなりタイムを落とした。中原は序盤張り切りすぎたのか、その前の5kmより1分低下。まあ、このあたりは初なのでまあ仕方ないか。ただ、後半はやはり遅かったのか総合6位まで下がってしまった。4年生がチーム下位に固まってしまったのが原因だろう。
まずは今回ピリッとしなかった4年生が繋ぎの区間をしっかり走れるようにあげることは大事。そして高橋を初め、準エース達がこの調子を維持しなければならない。全日本に出場しないのは昨年と同じ流れ、昨年は特にエース達を中心に大失敗したわけだが、そこをどれだけ反省できているか。とりあえず、以前は自分だけ強くなればいいと練習のペースを乱していた高橋が精神的に成長し、集団走をうまく引っ張れるようになったのは大きい。力まず80%~90%の力を出そうとして走ればシード権に手が届くはずである。
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