2009/10/18
法政大学~箱根予選検証
さて、今度は予選通過校をいこうと思います。
全日本不出場を優先的に行います。
まずはギリギリで2年ぶりに通過を果たした法政大学を。
48位近藤洋平(2年)60分52秒
67位末山貴文(2年)61分03秒
79位清谷匠(3年)61分13秒
91位上田剛史(4年)61分25秒
120位益田賢太朗(3年)61分48秒
125位福島成博(4年)61分50秒
135位鍵谷亮(2年)61分57秒
159位塩月良輝(3年)62分17秒
167位稲垣雄人(3年)62分37秒
199位山本洋輔(3年)63分06秒
(10時間14分58秒(12位10時間18分08秒))
246位奥田宗弘(4年)64分03秒
254位只野博通(4年)64分19秒
IP込みとなるが、何とか復帰を果たした。今年浮上してこないようなら、ちょっと時間がかかるなと思ったが、そこは伝統校だった。といっても、走力的には12番目だし、本当の意味での復活とはちょっと言い難いものはある。とりあえず、レース振りを見てみよう。
【スタート~5km】
近藤洋平14分51秒
清谷匠14分52秒
上田剛史14分52秒
末山貴文15分13秒
稲垣雄太15分16秒
益田賢太朗15分17秒
鍵谷亮15分17秒
塩月良輝15分17秒
福島成博15分22秒
山本洋輔15分23秒
只野博通15分23秒
奥田宗弘15分24秒
近藤、清谷、上田がフリーで稼ぎに行き、後は集団走(末山、稲垣はフリー?)のような感じ。福島は昨年の反省を活かし、抑え目に入ったようだ。
【5km~10km】
近藤洋平15分09秒(1位30分00秒)
上田剛史15分13秒(2位30分05秒)
清谷匠15分20秒(3位30分12秒)
末山貴文15分21秒(4位30分34秒)
益田賢太朗15分24秒(5位30分41秒)
鍵谷亮15分24秒(5位30分41秒)
塩月良輝15分25秒(7位30分42秒)
稲垣雄太15分27秒(8位30分43秒)
福島成博15分28秒(9位30分50秒)
奥田宗弘15分41秒(10位31分05秒)
山本洋輔15分43秒(11位31分06秒)
只野博通15分58秒(12位31分21秒)
上位3人は相変わらず抜けている。ただ、やはりゴール順位とは違うんだなとちょっと思ってみたり。福島はこの地点でチーム9番目とアナウンスがあり、またブレーキかと思ったが、単に集団走の一番後ろだったみたい。ただ、このタイムじゃもうちょっと積極的でも良かったんじゃないか。まあ、調子もそんなによくなかったのかもしれないけど。この地点で10人目が15番目だったが、31分オーバーしていたんですね。総合では11位帝京大と1秒差の12位だった。
【10km~15km】
末山貴文15分08秒(3位45分42秒)
上田剛史15分16秒(1位45分21秒)
益田賢太朗15分20秒(5位46分01秒)
近藤洋平15分22秒(2位45分22秒)
鍵谷亮15分27秒(6位46分08秒)
清谷匠15分30秒(3位45分42秒)
福島成博15分35秒(8位46分25秒)
塩月良輝15分36秒(7位46分18秒)
稲垣雄太15分48秒(9位46分31秒)
山本洋輔15分53秒(10位46分59秒202位らしい)
奥田宗弘16分16秒(11位47分21秒)
只野博通16分17秒(12位47分38秒)
ここで後ろに控えていた末山がペースアップ。この5kmはトップ。逆に清谷がちょっと落ち込んで通算で末山と同タイム。また上田がここでチームトップ浮上。ここから1万29分12秒のスピード発揮かと思われた。この頑張りが利いたのか、総合11位に浮上。ただ、亜大が後ろに13秒差でまだ油断ならない状況だった。
【15km~ゴール】
末山貴文15分21秒(2位61分03秒)
福島成博15分35秒(6位61分50秒)
近藤洋平15分30秒(1位60分52秒)
清谷匠15分31秒(3位61分13秒)
益田賢太朗15分47秒(5位61分48秒)
鍵谷亮15分49秒(7位61分57秒)
塩月良輝15分59秒(8位62分17秒)
上田剛史16分04秒(4位61分25秒)
稲垣雄太16分06秒(9位62分37秒)
山本洋輔16分07秒(10位63分06秒)
只野博通16分41秒(11位64分19秒)
奥田宗弘16分42秒(12位64分03秒)
上田どうしてしまったのだろう。脱水とかアクシデントだったら、これ書くのまずいかもしれないが・・・彼がラストまとめてくれれば、走行タイムだけでも11番で通過できていたので、IPの後味の悪さが無く出場できたので勿体無い。それに彼は箱根2区候補。ここでの失速は頂けない。後半ずっとペースアップしてトップの近藤に迫った末山とかが向いているかもしれない。その他、福島は何とかまとめたことは良かったが、稲垣が終始不調だったのが残念だった。
まあ、とりあえず本戦に出場できたので良かったということか。ただ、現状戦うのは苦しい。10位の亜大とは4分以上も差があるので、絶対的走力は上位校とはかなり劣る。また戦えるエースがいない。1番目の選手のタイムは通過校の中では最下位。序盤から流れに乗れない可能性があるのだ。そうすると非常に苦しい戦い、山でガツンと行かなければ他校と絡むこともままならない可能性はある。幸い箱根経験者が3人(福島、稲垣、上田)いるので、彼らが上手くまとめて少しでも全体のレベルの向上を務めていきたいところだ。
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