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箱根駅伝予選展望~亜細亜大学

続いて
亜細亜大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)
A:10位以内候補(6点)
B:25位以内候補(5点)
C:50位以内候補(4点)
大沼恭教(4年)29分07秒66≪箱根8区19位、予選32位≫…亜大のエース 箱根で失速以降元気がなかったが、7月のハーフで復調
 
D:75位以内候補(3点)
河田雅由紀(3年)29分37秒69★≪予選118位≫…昨年全日本予選最終組担当 先日大きく記録を更新した
 
E:100位以内候補(2点)
鈴木利弥(3年)29分53秒32≪予選62位≫…ハーフ64分台で安定している 関カレあたりからやや低調な記録を持つ
 
F:150位以内候補(1点)
大槻晃靖(2年)29分48秒51★≪予選207位≫…5千チームトップ 長い距離はまだ結果がないが、1万でぐっと記録を縮めた
難波美彰(2年)29分50秒00★…9月末の記録会で自己新
吉本駿亮(4年)29分52秒03≪予選159位、10予選154位≫…予選で安定はしているがもう少しいきたい
平郡達也(4年)30分01秒65★≪予選147位≫…前回予選7番手。最近自己ベスト更新
千葉駿介(4年)30分03秒29★…関カレ1万に出場している
山本学(2年)30分04秒06★…全日本予選最終組
 
G:151位以下or未知数(0点)
新田大(3年)30分10秒08★…これまで目立った成績はなかったが、先日の記録会で大幅ベスト
佐々木隆文(3年)30分19秒14★…ハーフ66分台
渡辺季雄(3年)30分20秒71★≪予選168位≫…前回予選9番手
海津康平(4年)30分23秒76★…先日自己ベスト
丸山弘文(2年)30分41秒87…先日の記録会は31分かかった

上位10人合計:15点(参考:前回タイム9位24点、亜大前回20点)
IP:20秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:14位29分50秒77
ハーフ(20㎞換算含む):15位66分17秒2
 
主な欠場者
加藤貴大(3年)29分56秒38≪予選196位≫…
ハーフ65分台
田中裕将(4年)30分07秒25…昨年末伸びてきていた
二野下一馬(4年)30分15秒38…関カレ5千に出場 至近の記録会にも出走していた
村川恵太(2年)30分25秒87★…全日本予選1組で出走
 
【最近の動きまとめ】
・走行タイム12番目で健闘の前回の予選
・3組までに主力投入した全日本予選
・最近の記録会で自己ベスト続出

 前回の予選は主要チームで最下位のいわゆる"14番目"になるかと思われたが13位。走行順位で日大と大東大を交していた。全体的に5㎞まで結構飛ばしていて、落ちた選手もいたが、100以内に踏みとどまった選手が何人かおり、調整などは意外と頑張っているのかなというイメージを持った。
 
 その後、ハーフや記録会は鈴木選手が頑張っている以外はあまり目立たず。期待の若手が66分~67分ほどで戦力的には年々厳しくなるのかなと思った。先の全日本予選は3組まで11位と健闘していたが、主力を3組に投入するという苦し紛れの策であった。
 
 ただ、9月末の記録会では自己ベスト更新者が続々。29分30秒代~50秒代に河田・大槻選手などがズラリ。最近は30分切に苦戦していたので、ちょっと驚いた。チーム状態は上向きになっているようで、ちょっと可能性は出てきたのかなと感じる。

【通過に向けてのポイント】
大沼・鈴木選手の調子と100番前後で粘れる選手がどれほどいるか

 持ちタイム平均が14位、ハーフが15位、前回点数より大きく低い。これだけだと到底予選通過ラインに上がるのは不可能で、強化下位チームにも抜かれてしまうんじゃないかともみえるが、意外と面白いかもしれない。
 
 上述の記録ラッシュだけではなく、前回の予選成績からの判断だ。前回は5㎞地点で6位。実力からすると早すぎたわけだが、そんな中でも100位前後に踏ん張った選手がちらほら。今回は選手層は少しあがった。入りのペースにもう少し気を付ければ、100位前後になる選手が増加する。
 
 そして主力の大沼・河田選手、少し最近不調だが鈴木選手が冬の調子を取り戻してくれれば、どんてん返しもないことはないと思うが、夢見過ぎなのだろうか?粘ってチャンスを窺っていきたい。

箱根駅伝予選展望~拓殖大学

続いて
拓殖大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)
 
 
A:10位以内候補(6点)
ダンカン=モゼ(3年)27分53秒00≪箱根3区5位、出雲1区1位≫…昨年の出雲区間賞 短めの距離はめっぽう強いが、長い距離はあまり得意ではない
野本大喜(4年)29分28秒56≪箱根2区15位、出雲3区5位、11箱根7区3位≫…拓大のエース的存在 関カレ2部ハーフ連覇 スタミナを必要とするときに強くなる
 
B:25位以内候補(5点)
兼実省吾(4年)29分31秒27≪箱根1区17位、11箱根1区17位、10予選37位≫…2年連続箱根1区を担当している 日本学生ハーフで63分強

C:50位以内候補(4点)
北澤健太(4年)29分29秒35≪箱根10区6位、11箱根4区16位≫…長いロードが得意 日本学生ハーフで62分40秒出して以降、試合に出ていない
堅谷真(4年)29分50秒94≪箱根6区17位、10予選46位≫…今年の箱根で2年越しの6区を走ったがいい成績は獲れなかった
 
D:75位以内候補(3点)
佐護啓輔(2年)29分54秒82≪箱根4区18位≫…1500のランナーだが、1年目から箱根を走った 全日本予選4組担当と成長株
 
E:100位以内候補(2点)
登井峻太(4年)29分43秒05…昨年の上尾ハーフで64分台 箱根5区候補だったがその後故障した 全日本予選3組出走
 
F:150位以内候補(1点)

G:151位以下or未知数(0点)
櫻井一樹(2年)30分03秒01…昨年に1万30分強 ハーフ66分台
金森寛人(1年)30分21秒51★…今年3月にハーフ経験している 全日本予選2組出走
日下粛基(1年)31分15秒58★≪高校7区24位≫…全日本予選2組出走
後藤広行(4年)31分20秒02…ハーフ67分台
川野雄太(2年)32分44秒75★…ハーフ65分半ば
尾上慎太郎(2年)14分45秒00…ハーフ66分台
栩山健(1年)14分54秒17≪高校3区28位≫…入学以来、ここまでは目立ってない
 
上位10人合計:31点(参考:前回6位30点)
IP:1分05秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:11位29分45秒11
ハーフ(20㎞換算含む):6位64分32秒8
 
主な欠場者
奥谷裕一(3年)29分32秒05≪箱根7区6位≫…昨年台頭してきた選手で箱根好走
谷野健太(3年)30分29秒29…ハーフ64分台
 
【最近の動きまとめ】
・万全なオーダー組めず、往路で終戦
・主力組が大活躍の日本学生ハーフ
・マイナ退部、ダンカン選手らが怪我で惨敗の全日本予選
 その前の年度の箱根で素晴らしい走りで不出場からの総合7位。今年も同様の走りができるかと思われたが、2人いる留学生のうち20㎞が得意なマイナ選手が出れず、更に5区が代打の代打でまともに走れないという状況で往路で終戦。ただ、復路で区間一桁が出るなど、やはりスタミナなら一応は戦えるのだなという認識だった。
 
 その3か月後の各種ハーフではやはりと思わせた。野本・北澤・兼実選手が63分前後の快走。無名選手が64分~65分で走っていて、予選通過に関しては問題ないかな、そういう印象を持った。
 
 ただ、それに暗雲が立ち込める。マイナ選手がどうやら辞めたらしく部員名簿から名前が消えた。もう1人の留学生のダンカン選手が関カレで脚を痛めて全日本予選欠場。そこには日本人選手の主力、北澤・奥谷・堅谷選手の名前がなく、全く整っていない状況で17位と大惨敗。ロード型なのであまり気にする必要がないわけだが、いない選手が多すぎて、間に合うのか?というのが疑問となった。
 
【通過へ向けてのポイント】
主力組の回復具合と、得意のロード育成はできたのか

 正直、ネットの情報みているといい話がない。夏合宿が思い通りにいかない(地獄の夏合宿が勝負の拓大にとって、本当なら一大事)、故障者が続出(主要大会での結果が無かったとはいえ、ハーフ64分10秒代~65分台のうち5人がいないのは確か)しているとかなんとか。とりあえず後者は本当かもしれないね。実際に、「え、誰?」と正直思った選手がエントリーしていた。
 
 それと主力はどうなのだろうか。前半戦走れていた主力は野本・兼実・佐護選手、ここはさすがに走れるとみたい。気になるのは全日本予選時にはいなかったダンカン・北澤・堅谷選手あたり。予想しようがないのですが、問題なければこの6人は上位に入れると思うので、通過への道は一気に開けてきそうだがどうだろうか?
 
 最も個人的には、そんな中でも、無名選手の育成具合には期待したい。1年生の金森選手のように既に日本学生ハーフで立川コースを一部経験している選手もいる。下位は実績的にかなり厳しく見えるが、どうチームをまとめているか注目である。

箱根駅伝予選展望~専修大学

専修大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)

A:10位以内候補(6点)
大橋秀星(4年)29分06秒02≪箱根4区10位、予選15位≫…専修大のエース。昨年の箱根予選から急成長 全日本予選は教育実習の影響で補欠に
 
B:25位以内候補(5点)
 
C:50位以内候補(4点)
住中翔(4年)29分31秒69≪予選108位、11箱根5区13位、10予選65位≫…2年生の時に台頭してきて、箱根5区で粘走 ハーフ63分台
星野光汰(4年)29分27秒97≪予選59位、10箱根5区17位、09予選90位≫…1年生の頃から20㎞ロードに適応していた

D:75位以内候補(3点)
齋藤翔太(2年)29分34秒10★≪予選142位≫…今季1万のチームベストを全日本予選で出して、伸び盛りの選手
上野大空(3年)29分43秒52★≪11箱根7区19位、10予選152位≫…2年生になって伸びてきている 全日本予選2組でしっかり走った
澤野健史(3年)29分38秒18★≪予選202位≫…9月末のハーフで64分台と成長を見せている選手
 
E:100位以内候補(2点)
松尾修治(3年)29分36秒52★≪予選98位≫…日本学生ハーフ63分台を出した ただ主要大会で成績が伴った事はない
吉良充人(2年)30分31秒71…日本学生ハーフ63分台を出している その後はやや低調
 
F:150位以内候補(1点)
草野翔平(4年)29分41秒03★…今年の記録会で自己ベストを大きく更新 全日本予選のメンバーにも選ばれた
後藤竜也(3年)29分49秒58…1年時に1万29分台をマークしている
芝田俊作(2年)29分59秒85★…今季2度1万を走って安定している
 
G:151位以下or未知数(0点)
上手慶(1年)30分12秒06★…春先に1万30分強
中山賢太(2年)30分29秒87…3障で関カレ出場経験あり
渡邉哲也(2年)30分45秒53…ハーフ67分台
 
上位10人合計:28点(参考:前回6位30点、前科タイム9位(専大)24点)
IP:20秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:8位29分36秒85
ハーフ(20㎞換算含む):4位64分24秒4
 
主な欠場者
宮坂俊輔(3年)29分28秒88≪予選137位、11箱根4区12位、10予選118位≫…スピードがあり1年から箱根を走っている ただ非常に不安定
森口瑞規(3年)30分03秒21…ハーフ65分台

【最近の動きまとめ】
・冬のハーフで好記録続出
・伊藤国光氏監督就任、トラックで記録が出た
・大橋選手の不調もあり、関カレと全日本予選は目立たず
・9月末にハーフ出場 65分前後に複数

 昨年は走行順位で9位に付けたが、IPで弾き出されてしまった。ただ、個々ちょくちょくプチブレーキがあったのはちょっと残念であった。その後の冬シーズンはハーフマラソンで積極的に記録を狙いに行った。宮坂・星野・住中選手などの主力選手だけでなく、松尾・吉良・上野・齋藤選手などの若手メンバーが63分台~64分台出す等、大いなる収穫があった。
 
 そしてビックニュース。これまで実業団チームの名門・鐘紡で指揮をとられていた伊藤国光監督が就任。春はトラック、秋はロードと堅実な方策を名言されたが、ほぼ年中ロード練習だった専大にとっては新鮮だった。5千や1万の平均タイムがぐっと伸びた。冬から春先にかけてはかなり勢いがあった。
 
 ただ、記録を出す事が即決、主要大会で結果を出す事に繋がるわけではない事も認識させられた。関カレと全日本予選の成績は例年とさほど変わらず。エースの大橋選手が教育実習などで走れていなかった影響もあるが、いい選手と良くなかった選手とちょっと分かれている印象。ただ、焦らずじっくり強化する方針は変わらないようだった。
 
【通過に向けてのポイント】
伸びてきた選手が多い 試合での強さがどれだけ身についているか

 さて、夏からはロードに切り替えるということだったが驚いた。箱根予選前の調整をハーフで行うというあまり見ない調整方法だった。確かに1万トラックでは半分の距離で肝心のスタミナ面は確認しきれないので、一つの策かもしれないか。
 
 その結果を見る限り、大橋選手はもう心配なさそうで、個人の結果も狙えるかもしれない。同じ4年生の星野・住中選手はロード得意なのでまとめてくれると思っている。中堅では齋藤・上野・澤野選手が面白そうでここまではいいと思う。
 
 問題は8番手以下。松尾・吉良選手はハーフ63分台持っているが、主要大会で結果が伴わない。1万29分台の草野・芝田選手は長い距離での実績がまだ無い。至近のハーフも良かったとは言えなかった。ここがあがってくれれば、通過が見えてくる。各チームのIPについてこれまであまり書いてなかったが、6位以内で通過しないと大混戦が予想される今回の箱根予選では7位以下適用のIPで簡単に弾き飛ばされることもありえる。しっかり6位以内に入れるように指示できるか伊藤監督のタクトが楽しみである。

箱根駅伝予選展望~神奈川大学

続いて
神奈川大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)

A:10位以内候補(6点)

B:25位以内候補(5点)
柿原聖哉(2年)29分34秒87★≪予選54位≫…昨年の夏の間に急成長 箱根は故障で走れなかったが、関カレ2部1万9位に入る等神大のエース格に成長
 
C:50位以内候補(4点)
我那覇和真(1年)29分36秒51★≪都道府県4区14位、高校1区32位≫…期待のルーキー 関カレ好走し、全日本予選も最終組に抜擢 1万29分36秒で走った
赤松宏樹(2年)29分53秒54★≪予選53位≫…故障が非常に多いが素質が高い 今年の全日本予選で1組2位と流れを作った 全日本はエントリー漏れ
鈴木駿(4年)29分36秒34≪箱根9区16位、予選56位≫…鶴見中継所である意味有名になった選手 日本学生ハーフで63分台をマーク
 
D:75位以内候補(3点)
福田健太(4年)29分36秒02≪箱根4区12位、予選64位、10予選58位≫…競り合いに強いランナー
西山凌平(1年)29分37秒87★≪都道府県5区9位、高校1区14位≫…我那覇に続いて成長 全日本予選3組でまずまず走った
吉川了(4年)29分44秒04≪箱根3区20位、予選60位、10予選53位≫…1年生の頃からロードに対応 やや足踏みしていたが、全日本予選2区3位の走り
 
E:100位以内候補(2点)
高久芳裕(3年)30分04秒90★≪予選130位、11箱根6区12位、10予選116位≫…昨年の箱根で6区担当 全日本駅伝にはエントリーしていない
 
F:150位以内候補(1点)
上倉拓也(3年)30分14秒79≪予選103位≫…前回の予選チーム10番手
南俊輔(1年)30分13秒98★≪高校6区2位≫…全日本予選のエントリーに選ばれていた
 
G:151位以下or未知数(0点)
柏部孝太郎(2年)30分05秒24★…全日本予選のエントリーに選ばれていた
小泉和也(2年)33分02秒99…今季はここまではあまりいい成績を残していない
三輪北斗(1年)14分31秒80※…7月に一度だけ記録会に出場している
渡邉槙也(1年)14分36秒90※≪高校5区7位≫…3障で総体に出場
 
上位10人合計:30点(参考:前回5位(神大)30点、前回タイム9位24点)
IP:30秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:12位29分48秒33
ハーフ(20㎞換算含む):12位65分06秒9(※8人)
 
【最近の動きまとめ】
・至近の出場で4連続15位
・ポイント取れずも入賞に迫った関カレ
・通る予定無かった全日本予選 我那覇・柿原らが活躍

 箱根予選では毎年しぶとい走りを魅せる神大だが、箱根本選ではなかなか通用しない。エース不在が響き序盤苦戦、山で少し順位は上がるも、シード争いには届かずにそのまま終えてしまう…というのがパターン化してしまっている。
 
 それを脱出する起爆剤としてスカウトを強化。我那覇・西山選手など関カレにいきなり出場できるレベルの選手がやってきた。我那覇選手は特に元気だった。これに触発されたか柿原選手が1万、鈴木選手がハーフで健闘。ポイントは取れなかったものの、調子は良かった。将来的には上がりそうだと思われた。
 
 ところが、効果は早くも現れた。監督も予想していなかったという全日本駅伝予選の通過という結果。序盤の組で4年生や赤松選手が上位につけたが、これは予想通り。ところがここからが違った。柿原・西山・我那覇選手が29分30秒代のタイムで踏ん張り、通過圏内をキープ。これは非常に驚いた。将来のエース候補たちが結果を出した事は非常に明るい出来事だった。
 
【通過に向けてのポイント】
4年生のランクアップと下級生の距離対応 全日本漏れ組も気になる
 さて、その勢いで乗り込んでいきたい箱根予選。中位に固める力は非常に強固なものがあるが、今年は1年生が何人かその中に入る。面白いとはいえ、不安は混在する。ここは、あまり目立てなかったが、鈴木・吉川・福田といった4年生がリードしたい。予選の経験は豊富だ。しっかりまとめていきたい。
 
 それと気になっているのが主力の赤松・高久選手。実は既に発表されている全日本駅伝のエントリーから漏れているのだ。山対策、もしくは怪我が多いから最初から回避させた、ということも考えられるのだが、もし走れないのなら確実に走ってくれそうな選手なだけにちょっと痛手である。
 
 今回は10番手以下に実績が極端に落ちる下級生で、層の薄さが心配なのだ。(とはいっても、昨年は柿原選手がいきなり54位に入り、驚いた。何かしら根拠があってのエントリーかもしれないけどね)。楽しみな下級生が多くいるだけに、ここは何が何でも通過したいところだろう。
 
おまけ
全日本大学駅伝のエントリーがもう出てます

箱根駅伝予選展望~日本大学

 
日本大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
SS:荒稼ぎ候補(8点)
ガンドウ=ベンジャミン(4年)28分03秒43≪全日本8区2位、予選4位、11箱根2区2位≫…
2年前の予選会で58分台 時々波があるが、基本粘り強い
 
S:トップ候補(7点)
 
A:10位以内候補(6点)
佐藤佑輔(4年)28分58秒75≪箱根2区14位、全日本4区4位、予選2位≫…前回の予選日本人トップ 後半ビルドアップするとかなり強い 今季前半は疲労骨折により苦しんだが、夏に復調したらしい 律っちゃん隊員
 
B:25位以内候補(5点)
田村優宝(3年)28分48秒54≪箱根1区9位、全日本1区1位、予選7位≫…1年時から主力として活躍。ラストスパートの切れ味があり、前回の全日本1区区間賞 最近あまり姿を見せてない

C:50位以内候補(4点)
荻野眞之介(1年)29分22秒18★≪都道府県4区8位、高校1区13位≫…
期待のルーキー 長い距離に強いらしい ぐんぐん記録を伸ばしてきている
 
D:75位以内候補(3点)
林慎吾(2年)29分29秒92…昨年かなり期待されていたが、箱根予選直前に故障して出走ならず 最近は日カレ1万に出走している
 
E:100位以内候補(2点)
寺田裕成(4年)29分39秒45★≪11箱根10区20位、10全日本6区10位、10予選59位≫…2年前の予選で好走 その後は苦戦していたが、先日の記録会で1万ベスト更新

F:150位以内候補(1点)
小島秀斗(2年)29分35秒40≪全日本5区9位、予選200位≫…
スピード型のランナー
日向野聖隆(3年)29分42秒99★…先日の記録会で1万のベスト更新
竹ノ内佳樹(2年)29分51秒41≪全日本7区6位、予選165位≫…前回の全日本で好走している

G:151位以下or未知数(0点)
津田光介(3年)29分58秒21≪予選185位≫…
前回予選8番手
村越直希(2年)29分58秒38≪予選201位≫…双子ランナー
高松峻平(2年)30分03秒00≪予選140位、全日本3区13位≫…前回の全日本、関カレに出走している
大門友也(2年)30分23秒89★…今季伸びてきている選手
河根翔平(2年)30分40秒53★…最近の記録会で自己ベスト
 
 
上位10人合計:31点(参考:前回1位36点、前回6位30点)
IP3分55秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:2位29分21秒03
ハーフ(20㎞換算含む):5位64分29秒5
 
主な欠場者
ダニエル ムイバ キトニ-(1年)28分28秒42★…新留学生。時々4年生のベンジャミン選手を上回る事も
吉田貴大(4年)29分32秒98≪全日本6区5位、予選132位、10予選184位≫…前回の全日本で好走後、日本学生ハーフで63分強と急成長 今季は脚の痛みで苦しんでいた
渡部良太(2年)30分30秒43≪予選220位≫…日本学生ハーフで64分台

【最近の動きまとめ】
・主力以外が全く走れず、まさかの予選落ち
・一転、ほぼ危なげなかった全日本駅伝
・新留学生加入 基本試合出場は少な目
・主力選手が29分前半~30分後半

 凋落に歯止めをかけるため、昨年、鈴木従道氏がHCに就任。走り込み中心の練習でチーム改革に乗り出した。直前の記録会で選手層の薄さが指摘されたが、基本的に通過は大丈夫だろうという評価だった。それがまさかの悲惨な結果に。佐藤選手の激走があったものの、5番手以下が全くついてきていなかった。

 ところが、数週間後の全日本駅伝ではほとんど危なげなくシード権獲得。区間13位の区間もあったが、予選で150位前後だった選手が区間一桁でしっかり走り切った。流れのある駅伝なので、一概には言えないが、どうにも調整の問題な感じもした。長い距離を走りこんだのはいいが、どうも疲労を取る期間を見誤ったようで。箱根の時といい、そういう面がうまくいかない印象だった。

 その後、日本学生ハーフで吉田選手が63分少し、他の選手が65分前後という成績。条件が良かったが、何とか少し結果を出した。その後は、基本また走り込みだった模様。合間の関カレではベンジャミン選手と新留学生のダニエル選手の話題が多かった。

 9月になって底上げが気になる記録会に主力が1万に出場。佐藤選手による29分20秒のペース走となったが、明るい話題として荻野・日向野選手の成長、寺田選手の復活。良くなかったのは他が30分30秒前後と、かなり差ができた。吉田選手が抜けるなど、ちょっと整っていない雰囲気はあるが、戦力はいるので。
 
 
【予選通過に向けて】
昨年の調整失敗の経験を活かせるか、そして主力、中堅、10番手の位置は

 昨年は全日本駅伝に全体的なピークが合っていた恰好だった。この日程がどうなっているかがまずポイントだが、詳細が良く分からないので、少しは良くなっているとして…

 戦力的には大きく3つに分かれていると思う。ベンジャミン・佐藤・田村選手の主力、荻野・林・寺田選手の中堅、それ以降。最近の様子からベンジャミン、佐藤選手は大丈夫そうな気がする。最近姿を見ない田村選手が昨年並みにまとめられれば心強い。

 昨年、全く出てこなかった中堅だが、荻野選手はちょっと面白そう。これに林、寺田選手が続けば(引っ張れそうな吉田選手がいないのがちょっと痛い)、昨年よりは上回れるはず。以下が心もとないが何とか120~150位前後でまとまってくれれば、通過ラインは上回れるだろう。記録会のタイムが昨年より悪いが、29分20秒のペースについていった上での失速とみたい。普通に走れれば落ちる戦力ではないので、最後の調整を怠らないようにしてきたい。
 
おまけ、箱根予選での計測を担当して下さる会社のコラム
http://www.keisoku-kobo.co.jp/article/14165820.html

10/8までの記録会【出雲記録会・世田谷記録会・早慶戦など】

記録会もちょくちょく行われているので、判明分を投稿します
 

9/29 早慶戦

1位工藤皓平(早大3年)3分49秒13
2位伊藤和麻(早大院2年)3分49秒32
3位坂庭大輝(慶大3年)3分53秒57
4位笹村直也(慶大)3分58秒19
5位中村信一郎(早大1年)4分01秒15
6位福島健介(慶大)4分03秒39
 インカレで3障によく出場している工藤選手が1500もまずまずのタイムで優勝。ただ、今回ピックアップしたいのは2位に入った早大院2年・伊藤選手。入学時に結構素質があると言われ、1年時に箱根エントリー入りはならなかったものの既に1万29分台。将来有望とされていました。だが、それからは故障続き。2年生以上の3年間は9割以上の期間、まともに走れず、表舞台に立つことはありませんでした。
 しかし、大学院に入ってから故障がなくなり、記録が伸びていきました。そして、今回、最初で最後のエンジに白のWが入ったユニフォーム(TVでよく見ますが、これは対抗戦など大学の代表として出る大会でしか着られない)を着ての出走に。レースはラスト半周から独走になりかけた工藤選手を猛追。優勝には後一歩届かずも、最初で最後の公式戦で力を全て出し切りました。大学駅伝などで見ることはないので、ここで紹介しました。
 他、慶大はこれもインカレ出場権のある坂庭選手が3位に入りました。

 
 

10/6 世田谷記録会

○駒澤大学
13組
19位大谷卓也(2年)14分36秒60
12組
8位二岡康平(1年)14分33秒29★
10位高月智生(1年)14分53秒02
11組
3位三浦拓也(1年)14分41秒53
6位宮下紘一(1年)14分45秒15★
 大谷選手と1年生が出場しました。1年生は少しベストが出たようですね。大谷選手は14分30秒台で足踏み。まずは得意な短距離から戻していきたい。
 
 
○明治大学
13組
牟田祐樹(1年)14分28秒80
小川誉高(1年)14分29秒74
太田翔(1年)14分31秒05
12組
後藤雅晴(2年)14分38秒61
東條嵩之(2年)14分44秒74
11組
妹尾大(3年)14分40秒01
齋田直輝(1年)14分52秒14
 若手中心に出場。牟田選手あたり期待が大きいので、そこから更に伸びればいいですね。また、関カレ3障での出場経験のある妹尾選手が久々に名前を見るようになりました。
 

 
○青山学院大学
13組
8位石田駿介(3年)14分15秒95★
10位渡邊心(1年)14分22秒56
12位神野大地1年14分24秒46
13位相原征帆(4年)14分26秒65
14位三野貴史(2年)14分28秒28
18位中井一臣(4年)14分31秒66
12組
1位三木啓貴(2年)14分23秒38★
2位鈴木優人(3年)14分24秒73★
3位遠藤正人(3年)14分25秒44
4位渡邉利典(1年)14分26秒19
5位山田学(2年)14分26秒43
6位小嶺篤志(4年)14分27秒24★
9位内村亮(1年)14分35秒28
11位横田翼(3年)14分39秒42
12位村井駿(1年)14分40秒83
13位川崎友輝(2年)14分42秒74
松田直久(4年)15分32秒92
11組
1位伊藤弘毅(1年)14分38秒10
4位三潟雄基(2年)14分41秒97
5位滝本無限(2年)14分44秒88
11位藤川涼(2年)14分52秒96
13位小林剛寛(4年)14分58秒25
15位松島良太(1年)14分59秒28
9組
木甲斐優太(3年)14分58秒06
 出雲メンバー以外のほとんど全員が出場したような感じですね。目立つところでは石田・三木選手らの自己ベストか。次はおそらく高島平20kmだと思われるのでつなげることができるか。他、1年生でベスト記録が良かった渡邊・神野選手が14分20秒代前半。大学に入ってからあまり良くなかったが、復調のきっかけになるか。鈴木・遠藤・相原・小嶺選手ら上級生の中堅選手もまずまずか。川崎・小林剛選手あたりが試合復帰しています。
 

 
○中央大学
10組
1位松本龍晴(1年)14分54秒00★
 

 
○神奈川大学
12組
井野拓哉(1年)14分45秒96★
10組
2位男澤諭14分55秒90★
 井野選手は走るごとに自己ベストを更新しています。

 
○東京農業大学
原口孝徳(4年)14分45秒98
 
 
○創価大学
10組
3位新村健太(1年)14分56秒10
 

 

10/7 早大記録会

5千
2組
1位佐々木寛文(4年)14分26秒3
2位神内隆年(4年)14分28秒1★
3位田中鴻佑(3年)14分29秒4
4位相原将仁(3年)14分31秒1
5位臼田稔宏(2年)14分36秒3
6位西城裕尭(4年)14分37秒4
7位三浦雅裕(1年)14分38秒9
8位志方文典(3年)14分54秒8
9位當山貴大(2年)14分57秒9
1組
1位中村信一郎(1年)14分35秒8
2位高瀬和人(4年)14分39秒8★
3位三井泰樹(1年)14分44秒6★
4位岡野徹(3年)14分49秒6★
5位安田匡(1年)14分50秒8★
6位山田侑矢(2年)14分52秒9
7位山下尋矢(1年)14分54秒3★
8位萩原涼(4年)14分59秒7
 出雲駅伝前日に行われた早大内での記録会。外れていた佐々木主将がチームトップ。全日本なら出走できるかもしれない。逆に志方選手しんどいかなぁ…。なんだか試合に出るごとに悪くなっている感じだが大丈夫でしょうか?他、神内・田中・相原選手までがそこそこか。箱根6区を争っているらしい西城・三浦選手はどっちとも付かずという感じだ。
 

 

10/7 北海道ハーフ

1位西澤俊晃(駒大4年)65分16秒
2位稲田翔威(順大1年)67分37秒
3位岡本昂之(國學4年)68分19秒
4位吉岡翔(明大2年)68分26秒
5位磯野裕矢(山学1年)69分35秒
 タイムは微妙ですが、駒大の4年生、西澤選手が優勝。こういうロード中心の選手を全日本で試すのはどうだろうかね?ほかはこんなものでしょうか。チーム状況的に國學・岡本選手にはもうちょっと粘って欲しかったと思う。
 
 

10/8 出雲記録会

2組
1位大須田優二(中大4年)14分05秒22★
2位ブレンダン マーチン(コロンビア大)14分06秒03
3位定方俊樹(東洋3年)14分06秒36★
4位小池寛明(東洋3年)14分06秒76
5位田口雅也(東洋2年)14分07秒93★
 
6位西澤佳洋(駒大2年)14分10秒25
7位柳利幸(早大1年)14分12秒67★
8位イーサン ショー(ダートマス)14分12秒86
9位上村和生(東洋1年)14分12秒97★
10位新庄浩太(中大4年)14分13秒14★
 
11位高橋宗司(青学2年)14分13秒43★
12位市川宗一郎(早大4年)14分15秒70
13位山村集(青学1年)14分15秒75★
14位橋本峻(青学1年)14分16秒23★
15位郡司貴大(駒大3年)14分17秒08
 
16位今崎俊樹(立命4年)14分20秒20
17位寺田博英(城西2年)14分23秒95★
18位川副智洋(國學2年)14分25秒44★
19位松下巧臣(山学3年)14分28秒97
20位横田良輔(城西2年)14分29秒27
 
21位白石晃平(國學3年)14分32秒64★
22位福沢潤一(山学2年)14分34秒08
23位湯川智史(國學2年)14分34秒10
24位松村和樹(順大2年)14分35秒34★
25位鮫島紋二郎(國學2年)14分36秒41

26位狩野良太(順大3年)14分49秒22
27位福濱駿(明大1年)14分52秒73
1組
田代一馬(山学1年)14分29
 待っててもこれ以上は詳細結果が出なさそうなので投降します(だれか知りませんか~)。出雲駅伝で3位に入った中大が充実。大須田・新庄浩選手が大幅に自己ベストでチーム状態はやはり宜しいみたい。それから東洋大の3人がいずれも14分一桁。全日本は田口選手と、定方・小池選手のいずれかがプラスされるのかな。また、優勝の青学大は3人とも自己ベスト。チームに勢いがあるはずだ。他、駒大と早大の補欠選手の結果も悪くは無く、チーム状態が悪いわけではななさそう。今回の出雲の結果は流れなどの影響が結構大きそうな気もした。
 

他、国士舘大記録会が行われました。
帝京大・城西大が出ていたようですが、
結果はすべてでていません(帝京大は出てる)。またまとめ直します

箱根駅伝予選展望~上武大学

続いて
上武大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)
 
A:10位以内候補(6点)
渡辺力将(4年)29分35秒06≪箱根9区7位、全日本6区2位、予選27位≫…昨年秋から急成長 前年の全日本シードに大きく貢献し、箱根もチームが崩れる中、一人好走した
氏原健介(4年)29分38秒20≪箱根2区16位、全日本4区5位、予選9位≫…前回予選チームトップ スタミナで粘るタイプ 関カレハーフ渡辺に続いて入賞
 
B:25位以内候補(5点)
佐藤舜(2年)29分09秒79≪箱根1区7位、全日本1区10位、予選10位≫…上武大のエース。昨年はずっとチームを引っ張っていた ただ、関カレ3障の激走以降、今一つ
倉田翔平(2年)29分22秒46★≪箱根4区17位、全日本2区10位、予選51位≫…5千でいい成績を残すことが多い 先日1万ベストで調子があがっている
 
C:50位以内候補(4点)
石川拓馬(4年)29分39秒87≪箱根7区18位、予選92位、10予選33位≫…2年時の箱根予選の時にいい走りをした 最近少し調子を戻してきた
 
D:75位以内候補(3点)
山岸宏貴(3年)29分31秒96≪箱根3区18位、全日本5区5位、予選76位≫…関カレ5千出場している
佐々木元太(2年)29分56秒96★≪全日本7区10位、予選90位≫…前回のロードシーズンに粘走した
 
E:100位以内候補(2点)
東森拓(1年)30分13秒16★≪10高校6区11位≫…トラックシーズンに好調だったルーキー

F:150位以内候補(1点)
平迫幸紀(4年)30分03秒79≪09予選92位≫…
1年時から距離対応していた 長い故障から少しずつ復帰している
松元航(2年)29分51秒71★…昨年の全日本予選に出走している
大西淳貴(2年)30分20秒03★≪予選154位≫…前回の箱根予選に出走

G:151位以下or未知数(0点)
合田昇平(3年)30分13秒96…1年時に1万を30分強で走っている
高津戸翔太(3年)30分50秒86…ハーフ66分台
石黒大介(1年)30分51秒29★…先日自己ベスト
 
上位10人合計:36点(参考:前回1位36点)
IP:2分25秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:10位29分43秒30
ハーフ(20㎞換算含む):8位64分34秒9
 
【最近の動きまとめ】
箱根予選トップ通過、全日本シード権と爆発
箱根本選は状態は保てず16位 初の繰り上げも
2部落ちも渡辺・氏原・佐藤らの力走の関カレ

 悲喜こもごもだった上武大の昨年度のロードシーズン。いつも通り3位~5位くらいの通過と思われた箱根予選を初のトップ通過。ただ、どうせ集団走と冷ややかな評価も。そんな中、初出場した全日本駅伝。序盤を当時1年生の佐藤・倉田選手が踏ん張ると、現4年生の氏原・渡辺選手らの大活躍で初のシード権獲得。初めて駅伝ができた。
 
 が、箱根駅伝は単発で好走する区間はあったものの、結局16位。初出場時でも合わなかった繰り上げスタートにもあった。単独走ということも多少あるだろうが、ここまであまりにも成果がですぎて、逆に精神的に疲れてしまった面もあったらしい。
 
 気持ちを切り替えた今シーズン。関カレでは1部残留に全力を注いだ。正直、佐藤選手の3障以外での入賞は厳しいのではないかと思われたが、ハーフで4年生が奮起。渡辺・氏原選手の頑張りでダブル入賞。最終的には2部降格となったが、1部で戦えたことは自信になっただろう
 
 いつもならそこから全日本予選に全力を注ぐのだが、今年はシード権を得ていて、無かった。その代り、ホクレンに出張し、記録を狙いに行った。あまり成果がでなかったのが残念だが、強豪校のチームもいたので刺激にはなったのではないか。更なる進化ができたか。
 
【予選通過へのポイント】
主力も新戦力も入れた2年生の走り、モチベの課題も

 箱根予選巧者と言われている上武大なので、勿論今年もいつも通りの作戦がしっかりできるかどうかにまずかかってきそう。鍵になるのは2年生か。松元・佐々木・大西選手といった2年生が先日1万のベストを更新してきたが、チーム10番以内の順位をどのあたりにまとめるかがまずポイント。
 
 それと元々主力の2年生の倉田・佐藤選手あたりもどうか。倉田選手は面白い存在だが、ちょっとトラック型な感じも。エースとも言える佐藤選手がちょっと最近良くないのが気がかり。何とか粘ってほしい所だが。もしもの時は4年生の氏原・渡辺・石川選手あたりが引っ張っていきたい。
 
 後はいつもと違うスケジュールでモチベーションの上げ方が変わる可能性を乗り切っているかどうかか。全日本予選である程度の確認ができるのだが、それがなかったということで。花田監督がしっかりまとめられていると思うが、しっかり通過して、今度こそ本戦でしっかり戦いたい。

箱根駅伝予選展望~法政大学

続いて
法政大学

 

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)
 
A:10位以内候補(6点)
 
B:25位以内候補(5点)
篠原義裕(4年)29分13秒59≪箱根10区20位、予選25位、10予選62位≫…昨年・一昨年と予選会で好走 全日本予選最終組でもいい走りをみせた
 
C:50位以内候補(4点)
西池和人(2年)28分39秒04≪予選173位≫…昨年スーパールーキーと騒がれたが、怪我で満足にレースにすら出れなかった 昨年よりは現時点でいい状態
田子祐輝(3年)29分07秒66≪箱根6区10位、予選16位、10予選156位≫…前回予選チームトップでエース格 前半戦は故障明けであまり走れなかった
田井慎一郎(3年)29分29秒26≪予選107位≫…箱根予選後じわじわ成長 全日本予選3組でもまずまず走った
関口頌悟(2年)29分40秒56≪予選104位≫…関カレハーフや全日本予選に起用される等、成長株の選手
 
D:75位以内候補(3点)
松田憲彦(3年)29分49秒94…
焼津ハーフで64分台、全日本予選2組4位に入る等、今季台頭してきた選手
 
E:100位以内候補(2点)
黒山和崇(2年)29分58秒63★≪予選250位≫…鳴かず飛ばずであったが全日本予選で好走している
 
F:150位以内候補(1点)
品田潤之(4年)29分44秒54≪予選255位、10予選187位≫…持ちタイムはまずまずだが、主要タイムで中々走れない
森永貴幸(2年)30分16秒16…ハーフ65分強
佐野拓馬(1年)30分28秒06≪予選155位≫…前回の予選メンバー 試合出場は非常に少ない
 
G:151位以下or未知数(0点)
大久保圭(4年)30分22秒65…ハーフ65分前半
中村涼(1年)30分31秒64★≪都道府県4区18位≫…全日本予選1組に出走している
藤井孝之(1年)31分09秒47★≪都道府県4区5位≫…今季前半は絶不調だった
 
上位10人合計:28点(参考:前回6位30点、前回タイム9位:24点)
IP:3分00秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:9位29分38秒20
ハーフ(20㎞換算含む):10位65分02秒5

【最近の動きまとめ】
2年連続次点に泣いた箱根予選
田子・篠原が選抜出場も目立たず
篠原・田井らの好走で苦手の全日本予選で健闘
例年になく順調だったらしい夏合宿
 どうしても届かない。2年連続で次点に泣いている法大。毎回全日本予選で惨敗し、そこから立て直すのだが、ボーダーの壁を超えるまではいたらず。昨年は主力に一部誤算があり、勿体ない敗戦であった。

 選抜でも2年連続であまりいい成績を残せず、今年度に入っても関カレでも大きな成果は出ず、あまり状況は変わっていないのかなと思われた。ところが、今回は苦手な全日本予選で12位。大失速した選手もいたが、2組で松田・黒山選手が好走、主力は田井・篠原選手、伸び盛りの関口選手も頑張った。あれ、今年はちょっと違うのか?という雰囲気を感じた。

 また、未確認情報として、夏合宿は例年以上に故障者が少なくいい調子だったらしい。全日本予選では故障明けで何とか走れた感じだった田子選手は大丈夫かも?何より昨年は手術明けでまともに走り込みできないまま箱根予選を迎えることになった西池選手がしっかり参加できたとか。うまく走れれば非常に心強い事になりそうだ。
 
【予選通過へのポイント】
西池選手のペース配分と近年通りの調整ができたか
 もし西池選手がある程度の状態であれば嬉しいが、出場となれば、3月末の1500以来半年ぶり、主要大会となれば1年前のこの大会以来となる。ペース配分などレース勘というのが問題になりそう。まずは設定タイムやどのあたりの集団に付かせるかしっかり本人に叩きこむ必要がありそうか。

 それと、これまでの調整力が発揮できるか。上述のようになんだかんだでまとめてくる中途半端な強さはあった。春先に伸びをみせていた中堅のランナーが伸びていれば、その全体的な強さがワンランクアップしている可能性は十分にある。泥沼から抜け出せるか注目だ。
 
 
 

箱根駅伝予選展望~中央学院大学

続いて
中央学院大

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ付近候補(7点)
藤井啓介(4年)28分42秒42≪箱根2区11位、予選6位、10予選24位≫…中学大のエースであり、2年連続主将 関カレや全日本予選でもしっかり走っている
 
A:10位以内候補(6点)
 
B:25位以内候補(5点)
室田祐司(4年)29分20秒29★≪箱根3区17位、予選26位、10予選173位≫…前回予選チーム2番手でハーフ63分00秒 やや波があるが全日本予選3組2位
 
C:50位以内候補(4点)
田中瑞穂(3年)29分39秒09★≪箱根5区10位、予選141位、10予選26位≫…1年時からロード対応して2年連続箱根5区担当 怪我が多い
芝山智紀(2年)29分38秒20≪箱根1区20位、予選50位≫…高校時代は3障が得意 ハマればスピードがあるが波が激しい 
 
D:75位以内候補(3点)
岡本雄大(3年)29分31秒35★≪箱根6区8位≫…前回の箱根前から出てきて6区で好走 1万のタイムはチーム3番手に
山田侑紀(2年)29分37秒04≪箱根9区15位、予選65位≫…前回箱根9区に抜擢されたが、全日予選のメンバーからは漏れた
塩谷桂大(1年)29分42秒80★≪都道府県5区5位≫…都道府県駅伝で活躍するなどロードに強い 関カレや全日予選にも抜擢されている
沼田大貴(3年)29分56秒38≪箱根7区10位≫…前回の箱根前から台頭してきて箱根で粘走した 全日本予選2組で出走
 
E:100位以内候補(2点)
潰滝大記(1年)29分52秒56★…関カレ2部3障独走優勝の鮮烈デビュー 全日予選の1組でも好走した
木部誠人(2年)29分56秒79★≪予選123位≫…春に1万自己ベストをだした

F:150位以内候補(1点)
谷口真一(3年)30分10秒05≪予選113位≫…前回予選チーム7番手
及川佑太(2年)30分30秒63≪予選114位≫…5千で大きく自己ベストを更新した
 
G:151位以下or未知数(0点)
岩田将央(4年)30分31秒54…トラックよりロードが得意
鈴木宏弥(3年)30分48秒57…ハーフ66分台

主な欠場者
板屋祐樹(4年)30分07秒13≪11箱根6区9位≫…
2年前主力になりかけていた
 
 
上位10人合計36点(参考:前回トップ36点)
IP:1分10秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:7位29分36秒69
ハーフ(20㎞換算含む):7位64分33秒3

【最近の動きまとめ】
4年連続順位ダウンの箱根駅伝
1万で自己ベストが続出&1年生の台頭
本気で狙った全日本予選は最終組で泣く
その15時間後、札幌ハーフへ
 3位→5位→13位→16位→18位。ここ5年間の中央学院大の箱根駅伝の順位推移である。木原選手が抜けた直後の年の13位が響いてか、じわじわ戦力ダウン。それ以上に故障者が多くてオーダー編成に苦戦している様子も見てとれた。

 ただ、その中でも中学大の真骨頂ともいえる育成力は消えていなかった。前回の箱根予選エントリーの約半数が1年生という状況の中で通過。箱根本選はさすがに厳しかったが、今年になり彼らが成長。春から積極的に記録会に参加。芝山・山田・沼田・岡本選手など1万29分台の数が増えてきた。また、1年生の塩谷・潰滝選手らの走りも話題に。特に潰滝選手の関カレ3障の走りは圧倒された。チームとして勢いが出てきた。

 そして、ここの所まともに戦えていなかった全日本予選を本気で通過しに来た。終始ボーダーに絡んでいたが、故障明けだった田中選手が最終組で苦しい走り。惜しくも出場権は逃したが、底は脱した感があった。

 ところで驚いたのが、その次の日、北海道まで飛び立ち、札幌ハーフを走るという異例の鬼日程を敢行したこと。エースの藤井選手は10㎞までかなり目立つ位置にいたりと懸命にこなしていた。夏合宿も47㎞走などがメニューに組まれるなど相当厳しくなっている様子。関係ないかもしれないが中堅の選手が2人退部したりもした。秋になってどうチームがなっているのか気になるところ。
 

【予選突破に向けて】
若手の成長具合と故障者がいないかどうかが鍵

 普通にやればかなり高順位での通過は可能なんじゃないかという陣容だ。エースの藤井選手は健在だし、続く室田選手も上がり下がりありながら、徐々にレベルがあがっている。

 また、昨年50位~115位以内の芝山・山田・谷口・及川・木部選手に、予選後台頭してきた岡本・沼田選手、そして新人の塩谷・潰滝選手と中堅選手は大勢。中学大のこれまでの傾向から、毎年確実に順位をあげてくる選手が多く、予選通過する力は充分にあると判断したい。

 問題は毎年出る故障者かな?エントリー見る限りは大丈夫そうなんですが、それだけではどうにも信用が(笑) 久々に元気な姿を見せて、再びシード校喰いに期待をさせるような成績を収めたいところだ。
 
おまけ
日テレの箱根駅伝特設サイトオープンです
http://www.ntv.co.jp/hakone/index.html

箱根駅伝予選展望~東京農業大学

続いて
東京農業大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)
 
A:10位以内候補(6点)
 
B:25位以内候補(5点)
浅岡満憲(2年)29分45秒03≪箱根3区7位、予選29位≫…関カレ2部1500と5千で2年連続入賞しているスピードランナーだが、昨年長いロードでもまとめていた
 
C:50位以内候補(4点)
青木優(4年)29分13秒77≪箱根1区16位≫…農大のエースと言える存在。昨年の関カレと全日本予選でかなりの好走をみせた その時状態に戻りつつある
木村翔太(4年)29分14秒10≪箱根9区17位、予選11位≫…2年時にロードから台頭してきた選手 前回の予選チームトップ 関カレハーフで3位入賞 最近の記録会は今一つ
竹内竜真(2年)29分20秒78≪箱根8区11位、予選71位≫…高校時の1万は更新できていないが、29分20秒代連発で安定している
 
D:75位以内候補(3点)
戸田雅稀(1年)29分18秒15★≪都道府県1区14位、高校1区19位≫…関カレ2部1500のチャンピョン 先日の記録会で高2以来、長めの距離で好走した
内藤寛人(4年)29分38秒51≪箱根4区19位、予選33位≫…日本学生ハーフと関カレハーフで激走をみせた ただ、波が非常に激しい 王国民である
岩渕慎矢(2年)29分38秒90★≪予選83位≫…じわじわ成長してきている
花田昌之(4年)29分55秒75≪箱根10区18位、予選17位≫…2年生の時ハーフで台頭してきた 今年はほぼ試合出場がなかった
三輪晋太郎(3年)29分40秒89★≪予選69位≫…前回の予選会で好走 中堅を担ってほしい選手
 
E:100位以内候補(2点)
 
F:150位以内候補(1点)
山本和樹(3年)29分34秒30…1万29分台を出すようになってきたが、主要大会で沈むことがある

G:151位以下or未知数(0点)
矢澤舜(3年)29分49秒57…
先日1年半以上ぶりの試合復帰 長い距離は初挑戦
島田直輝(2年)30分20秒26…怪我を繰り返していて、中々本領発揮できていない
遠藤凌平(1年)30分31秒81★≪都道府県1区33位、高校3区12位≫…先日の記録会で上の方の組で出走
片山優俊(4年)30分43秒07…ハーフ66分台

上位10人合計:33点(参考:昨年1位36点、昨年6位30点)
IP:2分05秒
 
上位10人タイム平均
1万:3位29分31秒40
ハーフ(20㎞換算含む):2位64分13秒1
 
主な欠場者
佐藤達也(3年)29分33秒04≪箱根6区2位、予選261位≫…
箱根6区で激走 ただ、関カレ1万で棄権して以降、元気がない
津野浩大(3年)29分35秒64≪箱根5区20位、予選144位≫…箱根以降、低空飛行が続いていた

【最近の動きまとめ】
5区ブレーキは別としてちぐはくな調整だった箱根路
内藤・木村の4年生がハーフで、浅岡・戸田ら若手がトラックで活躍
またも大失速が 力を発揮できずに終わった全日本予選
中堅どころが伸びたか?9月末日体大記録会
 箱根は5区津野選手のブレーキが目立った格好になったが、全体的にちぐはぐなものであった。2区で最下位に落ち、3区浅岡選手で持ち直しかけたが、4区内藤選手が区間19位。復路は6区佐藤選手の快走があって波乗りかけたものの、9区木村10区花田選手でじりじり後退するといったもので、予選で好走していた選手が大きく失速するなど、力が発揮できていない場面が多かった。

 次に迎えた主要大会、関カレでは一転活躍。2部ながら内藤・木村選手が躍進でダブル表彰台にたったのは素晴らしかった。他には浅岡選手の5千入賞や、新入生戸田選手の1500優勝にわいたし、竹内・青木選手も入賞には届かずも悪い走りではなかった。箱根ショックから一時立ち直ったかに見えた。

 ただ、全日本予選ではまたも大失速が。2組の内藤選手が張り切って引っ張ったのは良かったものの、中盤から急降下。同じ組の1年生をカバーしたいところを逆に足を引っ張る形に。その後の組で失速選手が出たのは仕方ない面があるが、ちょっとチーム戦で最近脆いのが気になった。
 
【予選通過に向けて】
中堅選手は多さは武器 4年生の状態と10番手のタイム次第
 9月の記録会では中堅選手が頑張った。昨年の箱根予選でそれぞれ69位と83位に入った三輪・岩渕選手が自己ベスト。前回主力ががあまり良くない中、彼らの走りが地味に支えたと思っている。彼らがまた仕事できそうなのは嬉しい。

 農大は主力級はいないが、青木・浅岡・竹内・木村・花田・内藤選手などロードでまずまず走れる選手が多い。彼らと一緒に戸田選手も長い距離を走る事ができれば結構多くの人数が50位前後にまとめられる可能性があり、これは大きな武器になりうるだろう。総合力で勝負ができそう。

 問題は4年生に今一つの選手が多いこと。青木・木村選手はともかく、内藤選手は先日1万31分オーバー、花田選手は今季ほとんど試合に出ておらず、昨年の稼ぎ頭がやや不安。そうなると10番手があがってほしいのだが、未知数メンバーとなる(3年生の佐藤・津野選手がいないのがここは地味に響いている)ので、4年生が走れないとちょっと危うくなってきそうか。ただ、なんだかんだ箱根予選はここ数年安定しているので、いつもの調整力を発揮したい。

箱根駅伝予選会展望~日本体育大学

出雲駅伝の余韻がまだ醒めませんが、10月20日(土)に大事な箱根駅伝の予選会があります。遅くとも19日には予想しないとならないので、10日間で15校ほどまとめなければなりません。なので、もう始めていきます。
 
まずは
日本体育大学

エントリー選手独断ランク付

基準は①昨年の予選順位、②1万&ハーフの持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)
 
A:10位以内候補(6点)
服部翔太(3年)28分37秒75≪箱根1区2位、全日本2区11位、出雲6区9位≫…日体大のエース。やや不安定な時があるが、箱根では気迫の走りをみせた。関東インカレ5千では表彰台にあがった
本田匠(3年)28分46秒38★≪箱根2区8位、全日本4区15位、出雲3区3位≫…服部選手と並ぶ走り。昨年目覚ましい成長を見せ、箱根2区を無難に走破。
 
B:25位以内候補(5点)
 
C:50位以内候補(4点)
矢野圭吾(3年)28分53秒25★≪箱根3区13位、全日本1区16位、出雲1区11位≫…今年大きく成長した選手で、彼を含め3年生トリオと言われるようになった ただ、現在は故障明けの模様
福士優太郎(4年)29分10秒64★≪箱根6区20位、全日本3区8位、出雲2区4位≫…関カレ1500で入賞するなどスピードのある選手 スピード区間への起用が多い 前回の箱根6区4位
山中秀仁(1年)29分26秒74★≪都道府県1区10位≫…期待のルーキー 全日本予選から力を発揮し始めて
谷永雄一(4年)29分25秒24★≪箱根4区14位、11箱根10区8位≫…中堅の選手 関東インカレのハーフに出走しているいる 箱根5区に意欲みせている

D:75位以内候補(3点)
勝亦祐太(1年)29分35秒68★…期待のルーキー 高校の後半に故障していたが、全日本予選3組に抜擢された
大田侑典(4年)30分09秒51≪箱根7区19位≫…今年の焼津ハーフで63分台マーク 関カレでも健闘 ただ、その後故障した
 
E:100位以内候補(2点)
甲斐翔太(3年)29分24秒79★…1年時に29分台マーク 今年の全日本予選で1組出走 通過へ流れを作った
高柳祐也(4年)29分52秒82★≪全日本5区16位、出雲5区4位≫…前年の出雲駅伝で好走した
 
F:150位以内候補(1点)
鈴木悠介(3年)29分33秒93★…全日本予選に2年連続出走している
小泉雄輝(1年)29分40秒46★≪高校1区28位≫…先日の記録会1万で好走
岩間一輝(4年)29分45秒55…試合には出続けているが鳴かず飛ばずが続いている
 
G:151位以下or未知数(0点)
奥野翔弥(1年)30分51秒54≪高校5区1位≫

上位10人合計:38点 (参考:昨年1位36点)
IP:3分30秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:1位29分15秒49
ハーフ(20㎞換算含む):3位64分17秒0 
 
主な欠場者
早川智浩(4年)29分10秒00≪10全日本6区4位、10出雲5区3位≫…
2年時に主力になりかけていたが長く戦列を離れた 先日の記録会で1万29分台
高田翔二(4年)29分25秒31≪全日本8区12位、出雲4区3位≫…昨年ブレイクしかかったが箱根前に故障 以降元気があまりなかった
吉村喜一(3年)29分39秒52≪箱根9区19位、全日本7区8位≫…1年時に29分台マーク 全日本予選2組で快走

【最近の動きまとめ】
箱根駅伝はブービー、繰り上げにも遭う
関カレでの3年生トリオ服部・本田・矢野の活躍
そのトリオに頼らず通過した全日本予選
その彼らが9月末の記録会で自己ベストラッシュ

 今年の箱根駅伝はブービー。1区2区で服部・本田選手のスタートこそ決まったものの、その後じりじり後退。復路は6区福士選手のブレーキもあり、見た目順位で一番下を走行する苦しい展開に。まさかの戸塚中継所での繰り上げスタート。どうなることかと思われた。

 しかし、元々戦力が特別劣っていたわけでは無かった日体大はすぐに上昇し初めた。まず、関東インカレ5千で服部選手が表彰台、1万では一気に力をつけてきた矢野選手が入賞。本田選手は入賞は叶わなかったものの、1万28分46秒出すなど各大会で安定した走りをみせる。

 それだけではない。福士・大田選手ら4年生を欠いた全日本予選では、甲斐・吉村・鈴木選手など中堅の選手がこぞって好走で最初から全く危なげなく通過。箱根で露呈した選手層の薄さは、微塵も感じさせなかった。また、4番手以下が出場した9月の記録会では自己記録連発。1年生の山中・勝亦選手も全日本予選を走る等いい感じで推移。当初は勝亦選手に注目が集まったが、最近は山中選手がいい状態になっているようだ。チームをまとめる4年生の福士・谷永・大田も状態があがってきており、箱根予選を通過するのは問題ない戦力に見える。
 
【予選通過に向けて】
3本柱の調子と中堅以下の長距離対応

 ただ、ちょっと気になる情報も。3本柱の服部・本田・矢野選手の状態だ。矢野選手が故障で一時離脱した。それと服部・本田選手も前半シーズンほど動きは良くなかったという情報も。上のランクでSランクでなくAにしてあるのはそのため。まあ、箱根予選の場合は、本調子では無くても全日本同様一緒に走る事ができるので、カバーしてほしい。

 それと非常に良い感じの中堅以下ですが、どうしてもハーフの距離がまだちょっとどうなるか分からない。1万は結果は出しているが、ハーフのベストが65分前半という選手が何人かおり、ややランクを下げた選手も。このあたりは4年生がうまく引き上げられるかどうかだろう。

 最も、余程のミスをしなければ大丈夫。上位、もしくはトップ通過も狙える戦力は保持。しっかり通過をして、全日本に殴り込みをかけられるように勢いを付けたい所だ。

波乱の中、崩れなかった青山学院大学が初優勝!【出雲駅伝2012結果】

三大駅伝初戦

出雲駅伝が終了しました!結果はこちら(http://www.fujitv.co.jp/sports/ekiden/izumo2012/result/index.html)


 
出雲駅伝の上位11チーム詳細記録
 

1位青山学院大学2時間9分41秒
(予想4位)
 お見事!2強+1と言われていたチームが1区でもたついた中、任されていた小椋選手が最後まで先頭集団の中に食い込んだ事によりチームが波に乗りましたね。3区久保田選手がトップに立つと、ルーキーらしからぬ後半の安定感でぐいぐい差を広げると、彼次第と言われていた大谷選手が区間賞&区間新!盤石の態勢で大エースの出岐選手へ。やや体調不良だったそうだが、なんのその。みるみる後続を引き離し、大会記録での優勝を果たしました。全日本出場しないのが残念ですが、その代りしっかり合わせることができましたかね。
何にせよ、
優勝、おめでとうございます!!

原晋監督
「会心のレースでした。寮に残っている選手、今日走った選手、みんな含めてチーム一丸となった戦いができました。本当に選手に感謝したいです。(今日は)調整もばっちりで、みんな良い動きをしてくれました。1区の小椋(祐介)が、よくたすきを渡してくれたので、良い流れができたと思います。こいつらは強いんですね。僕が思っている以上に成長してくれました」
他コメント

 
2位東洋大学1分29秒差(予想3位)
 1区設楽啓と2区市川選手が不発で、追い切れなかったですかね。設楽啓選手が後ろに後退、市川選手が終盤に意地みせましたが、苦戦。結果論、2区終了時で青学と同時くらいであれば面白かったですが…。ただ、流れが悪くても、最低限このくらいで踏みとどまれるということが確認できただけでも良かったか。何より新戦力の服部・高久選手が素晴らしい走りをみせてくれました。主力が調子を整えられれば、全日本以降も戦えるはずだ。
 
 
東洋スポーツ
 
 
3位中央大学1分54秒差(予想10位)
 予想外もいいところですね。須河・新庄選手なし。初めてのエース区間の代田選手、初のアンカー西嶋選手、新戦力の多田・藤井・徳永で、どのあたりで踏みとどまれるかと思っていたのですが…なんと代田選手があの面子の中、1区区間賞!これで流れに乗り、それ以降区間4位連発。新戦力が踏ん張り、そして塩谷・西嶋選手と主力が安定感ある走りでがっちり3位をキープ。層が厚いですね。流れを作ることができれば色んなチームが上位にくる可能性があるのだなとも思いました。
 
 
4位山梨学院大学2分05秒差(予想6位)
 ひとまず2本柱はやはり強かったですね。井上選手が終始安定感のある走りで先頭がすぐ見える位置で襷リレー。いいですね。アンカーのエノック選手はいきなり区間賞デビューと仕事してくれました。ただ、駒大の選手がたまたま傍にいてくれた、という印象があるので、全日本はまだ分からないか?また、間の区間は4年生が失速したのが残念ですが、4区松山5区阿部の初出場組が良かったですね。3番手以下を整えられれば、全日本以降いいレースになりそうです・
 

5位駒澤大学2分09秒差(予想1位)
 結局、気象条件や展開に左右されると脆いというのは覆せなかったという印象。撹上選手は得意の1区でも暑いと走れないか…。ただ、その次の村山選手が気負ったのが残念。大失敗した早大が前に見えていて、普通に抜ける実力差があったはずなのに、全く追えなかった。窪田選手以外は気持ちの強さが身についていないということか。全日本の区間配置は悩むところですが、3冠はなくなったので、もう一度窪田選手をアンカーにして、他の選手の奮起を促したいと思っていますがどうでしょうか?
 

6位早稲田大学2分25秒差(予想2位)
 大迫選手がよもやの失速。昨年の全日本同様腹痛とのことですが、最初からぶっ飛ばしたその時はともかく、途中からのペースアップで、のことでどうしてしまったのだろうと思う。その後は2区高田選手が収穫だった以外は、向かい風の中前半飛ばさざるをえずきつかた。ただ、6区平賀選手が単独走とはいえ、駒大らに1分あった差をあっけなくひっくりかえされたのはショック。出走者ほぼ全員、調子は悪くなかったという選手のコメント、チームを引き締めなければならないでしょう。
 

7位順天堂大学2分32秒差(予想11位)
 エントリーなどからちょっと厳しいのかと思われたが。見せ場を作ったうえに最後もきっちりまとめてきましたね。1区大池選手が粘ると2区田中選手起用がピタリ。区間賞の走りでトップに立ち、5年ぶり出場ながら大きな存在感を示しました。3区で流れが止まったのが残念でしたが、アンカーの西郷選手が粘走で若手の収穫もありました。いない主力が戻れば、また面白いチームになってきそうだ。

8位IVYリーグ選抜3分45秒差(予想6位)
 そこまで見せ場は作れなかったですが、2年連続8位ということで少し成績が残せるようになってきましたかね?襷をかけさせてあげているところはご愛嬌でしたが、ハチマキを付けている選手なんかは日本人らしく何だか応援したくなりました。
 
 
9位城西大学3分54秒差(予想7位)
 ベストオーダーを組んだうえで9位はちょっと辛い結果かな。1区村山選手が思ったよりも伸びなかったのを2区中原3区山口で少し挽回しましたが、5区山本選手が厳しい走りに。出雲記録会の補欠選手の結果も微妙だったので、底上げが必須だ。
 
 
10位國學院大學4分12秒差(予想9位)
 こちらもベストオーダーながら、下位に沈んでしまいました。ただ、寺田選手が1区で戦えたことは収穫かな。それと大下・沖守選手ら2年生が大混戦の中、経験する事ができた上で、のは昨年と違う所。本来の粘り強さを取り戻していきたい。
 
 
11位明治大学5分56秒差(予想5位)
 んー…、有村選手1区に一抹の不安を感じて、関東最下位かもなぁとは思っていましたが、全チームで最下位ですか。ちょっと明スポ待ちかな。終戦の中、3区文元選手が頑張ってくれたのが救い。ただ、純粋な記録会の結果だけで上位はきついのかなとも思います。オーダー変えればある程度立て直せるでしょうが、故障者が戻らないと、全日本も楽な戦いにはならなさそうです。
 
明スポ
 
 
12位第一工業大学7分21秒差
13位立命館大学7分24秒差
14位関西学院大学8分25秒差
15位北信越学連選抜10分13秒差
16位北海道学連選抜10分28秒差
17位日本文理大学10分54秒差
18位中四国学連選抜11分27秒差
19位東北学連選抜12分40秒差
20位愛知工業大学13分23秒差
21位広島大学14分02秒差
 スタートダッシュをかけた第一工大が立命館から逃げ切った格好になりましたかね。立命館が5区細田選手の区間8位の走りで視界に入れましたが、第一工大のアンカー井上選手が踏ん張りました。学連選抜は北信越がトップ2区信州大大野選手が北海道選抜を捉え、絡むことができた結果でした。また、個人では1区で広島大・相葉、6区で中四国選抜・丸山選手が頑張っていました。
 
 
区間賞
1区代田修平(中央大3年)23分29秒
2区田中秀幸(順天堂大4年)16分50秒
3区久保田和真(青山学院大1年)23分13秒
4区大谷遼太郎(青山学院大4年)17分50秒←区間新★
5区高久龍(東洋大2年)18分11秒←区間新★
6区エノック オムワンバ(山梨学院大1年)29分23秒
 これは6区のエノック選手以外は当たらないですよねw 代田選手・田中選手は有力選手が崩れる中、お見事!次、うまくいくとは限らないとは思いますが、チームは盛り上がったでしょう。中盤は青学の強さが際立ちましたね。久保田選手が大学駅伝デビュー戦での区間賞に、大谷選手の必死の走り。これが強かったです。また、5区東洋大の高久選手の優勝を諦めない走りも感動しました。タイム的には追い風となった4区5区が記録ラッシュとなりました。

 

順位予想・区間賞共に全外し

 10年間予想やってて、初めてだな。順位予想と区間賞予想、全て外れたのは。過去最高の1万人の方がブログを訪問されているのに何という事だ。頭クラクラする。

(以下、言い訳タイム)
 思ったのは、青山学院が戦力が整ってきた中で、初めて「(全日本が無いので)合わせる」というのをもう少し重視しなければならなかったかもしれませんね。たいていのチームは出雲→全日本→箱根 と徐々にあげていく流れですし。3強も万全のオーダーを組めたわけではありませんでしたから。
 それとこれだけ混戦になってきたわけですし、気象条件ということも本気で考慮しなければならないのでしょうね。気温(体感温度)が高くなったり風が強いとなると、走れる選手と走れない選手の差が大きく開いてしまう。全日本以降の参考にしないと…。
 ただ、それでもなぁ…。いいオーダーが組めたと思ったチームが失速したり、主力欠いているのに、それ以外の選手が頑張ったりがごちゃまぜ。どうしていけばいいのだろうかねぇ。外野の限界かな(苦笑)

 

注目チーム&ランナーの奮起を!

 スポーツはエンターテイメントではない、懸命に頑張った中でのことなので、とやかくいうのはタブーなのですが、ちょっと有力選手の失速が多かったのが残念。波乱があって面白いという意見もあるとは思いますが、ややアクシデント気味のもあり、ちょっと心が傷む事もあった。
 個人的趣向になるが、波乱が起きるといっても、有力チーム・選手が悪くても80%くらいではまとめた中で、100%・120%の力を出す所が出てきて…という感じなら好きなんですけど、少しこんなはずではないのに、という場面が多かった。放送する側は大変だったのではないか。

 各チームの方々、注目が集まり、プレッシャーがかかる中、非常に大変かと思いますが、少しでもいいコンディションに臨めるよう努めてほしいと願っています。
 
 
おまけ
出雲記録会速報
1組
山梨学院の田代選手が14分29秒 2位立命館井田選手らに30秒近く差をつけました
2組
中央大須田1405 コロンビアマーチン1406 東洋定方1407 東洋小池1407 東洋田口1408 駒澤西澤佳1410 早稲田柳1413 東洋上村中央新庄浩青学高橋1414 青学山村早稲田市川1415 青学橋本1416 駒澤郡司1418 立命今崎1420
あとは城西寺田1424 国学院川福?1426 山梨松下1429 城西横田1430 国学院白石1432など 順天堂松村は1436 狩野49 明治濱福53
 

2012出雲駅伝順位予想

えらく時間がギリギリになってしまいました。
出雲駅伝順位予想です
 
まずみなさんの予想から(9時30分現在)
優勝予想
駒大28人
東洋15人
早大10人
山学6人
他2人

 駒大が多いのは予想通りですが、東洋と早大もそこそこ票を伸ばしたみたいですね。結構、隙を付くと考えている人も多いでしょうか。ダークホース呼び声がある山梨学院も少し票が入っています。
 
1区区間賞予想
大迫25人
カリウキ6人
設楽啓5人
ヒース3人
撹上3人
 大迫選手ダントツですね。日本選手権の結果や昨年の1区でも日本人トップなどの影響でしょうか。ここまで伸ばすとは思わなかった。密かな注目を集めるヒース選手は、思ったほど伸びず。やっぱり不安定だからということでしょうか。カリウキ選手の方が人気ありました。

6区区間賞予想
エノック21人
窪田13人
出岐3人
大六野1人
 関カレ・日カレで大活躍し、満を持しての登場のエノック選手に票が集まりました。ロードと駅伝で同じ走りができるのか。昨年の区間賞の窪田選手を対抗馬にあげる人が多し。出岐選手はそんなには票が入らず、前半戦の調子と10㎞という距離からなのでしょうかね。
 
 
 
 
【順位予想】
1位駒澤大学
2位早稲田大学16秒差
3位東洋大学51秒差
4位青山学院大学1分21秒差
5位明治大学1分50秒差
6位IVYリーグ選抜
7位山梨学院大学2分58秒差
8位城西大学3分03秒差
9位國學院大學3分44秒差
10位中央大学3分56秒差
11位順天堂大学4分14秒差
 
 
【区間賞予想】
1区エリオット=ヒース(IVYリーグ選抜)、2位大迫、3位設楽
2区市川孝徳(東洋大)、2位前野、3位田中
3区山本修平(早稲田大)、2位上野、3位久保田
4区油布郁人(駒澤大)、2位設楽、3位前田
5区久我和弥(駒澤大)、2位高久、3位田口
6区出岐雄大(青山学院大)、2位窪田、3位エノック
 適当にシュミレーションしてみて、少し間が空いたところにIVYリーグぶちこんだだけの予想です。さすがに関東のどこかは喰いそうな気がしますけどどうなるのかね?
 
1位駒大 2位早大 3位東洋大について
 はい、早大ファンの予想です。ただ、まあ駒大倒すのは容易ではないのかなとも思いました。早大と東洋が1区2区うまくいって、逆に駒大2区微妙で2区終了時で40秒差ついたと仮定しての予想ですが、それでもひっくりかえすんじゃないかなぁと(ただし油布選手次第)。早大は大迫・山本がかなり貯金をした上で、ということで。東洋大は服部選手次第でもっと上へ。それと大津選手の20㎞はともかく、10㎞はどうなのだろう?ということもあります。
 
4位青学、5位明大について
 走り次第ではもっと迫る可能性は大いにあるんでしょうね。1区がうまくいけば、非常に面白いことになると思います。有村・小椋選手ともに、これまでの主要大会での成績に疑問符を感じたので、このあたりにしてあります。
 
7位以下
 山学の自分の評価が意外と低かったw おそらく3区以降が短い距離だとどうなのだろうかと思ったのが大きな理由かも。あとは國學院の位置も迷ったんですよね。シュミでは11位だったのですが、ベストオーダーだしなぁと思い2つあげました。中大は全体的にさすがにきつのではということと、順大は5区以降が不安だったので、こういう予想になりました。
 
 
さて、どうなるか。何気に柏原選手の解説が楽しみだったりもしますが、勿論、選手たちの活躍を期待しています。
 
それと
https://twitter.com/hakonankit
少しくらいはだべるかもしれません
 
 
では~

2012出雲駅伝【区間エントリー関東版】

きました!
 

出雲駅伝の区間エントリーが発表(http://www.izumo-ekiden.jp/runner/index.html)です!!

投票お願いします!!
【1区区間賞は誰だ!?】
 
【6区区間賞は誰だ!?】
 
【優勝するのはどこだ!?】
 
 
 
 
○東洋大学
設楽啓3-市川4-服部1-設楽悠3-高久2-大津3
 定方3 田口3

正当数:3区間(1区2区5区)
 設楽啓・市川選手と先行逃げ切りにくるだろうなと思ったのは予想通り。他校の1区みると早大が大迫選手を持ってきているのでうまく利用したいところ。驚いたのは設楽悠選手は4区。1か月間怪我で離脱したのを考慮したのもあるだろうし、準エース区間3区に抜擢された服部選手に勇気を与えるためでもあるかな。良ければ流れを更に加速させるか、止まりかけていたら取り戻す役目なのだろう。高久・大津選手は短距離型ではないと思うので、それまでに貯金を作っておきたいところだ。
 
 
 
 
○駒澤大学
撹上4-村山2-上野4-油布3-久我4-窪田3
 郡司3 西澤2

正当数:☆★☆全区間的中!☆★☆
  ま、まさかの2年連続的中!?4回くらい配置を入れ替えて、文章書き直したのですが、驚き。ひとまず王道のオーダーを組んだといっていいのでしょうかね。1区を無難に走って、2区以降で追い上げ、最悪6区で逆転というシナリオでしょうか。ポイントは1区にやはりなってくるか。東洋と早大が1区にエースを持ってきたのでおそらくリードされる。まず何秒差で堪えることができるか。そして2区村山選手らが焦らずに前を追っていけるかどうか。力が違う所をみせたい。
 
 
 
○早稲田大学
大迫3-高田1-山本2-前田4-田口2-平賀4
 市川4 柳1

正当数:3区間(1区3区6区)
  骨格は昨年と同じになりましたね。大迫選手でリードを奪って流れにのせる作戦でしょう。IVYリーグ選抜の5千13分26秒を持っている選手が本調子であれば、それを追いかけられるけどどうだろうか。全体的にみると意外と面白いかもしれないね。3区山本選手は昨年より成長しているだろうし、4区前田選手が好調。そこまで駒大や東洋に対してリードできるかもしれない。となるとえらく持ち上げられている田口選手がかなり重要になるかも。いずれにせよ、一泡はふかせられそう。
 
 
○明治大学
有村2-前野2-文元2-山田速2-木村1-大六野2
 北3 松井2

正当数:0区間
 また怪我した?菊地選手を外して、2年生以下で臨むことになりましたか。大六野選手がアンカーはひそかにどれだけ走れるか楽しみ。意外だったのは1区に有村選手。タイプ的に3区あたりだろうと思ったのですが。資金の記録会で13分台で走れたのが評価されたのかもしれませんね。後は前野・山田速選手がどれだけ調子を保てているか、結構評価の高い1年生の木村選手の走りも見ものです。
 
 
 
○中央大学
代田3-藤井1-多田2-徳永1-塩谷4-西嶋3
 新庄4 大須田4

正当数:1区間(3区)
 全く予想外。代田選手を1区に持ってきましたか。塩谷選手5区も予想していませんでしたが…。確かに1週間前の記録会での各個人の走りをみると、代田選手が一番強そうではありましたが。逆に考えれば3障やりながら代田選手に1区を取られた他の選手はもっと頑張らないとね。ひとまず1年生ながら抜擢された藤井・徳永選手と、3区に入った期待の多田選手がどのくらい走るか注目です。
 
 
 
○青山学院大学
小椋1-藤川2-久保田1-大谷4-福田3-出岐4
 高橋2 山村1

正当数:1区間(6区)
  原監督嘘つきやがった(笑) 冗談はさておき、小椋選手の1区は驚きですね。もし粘ることができれば、好調の藤川選手に、ナンバーワンルーキー久保田選手がうまく走れるかも、そして主力ともいえる大谷・福田選手が4区5区の繋ぎに入っているので更に流れが加速すると、出岐選手で面白いことになるかもしれない。てか、弱い順に並べてる??
 
 
○國學院大學
寺田3-大下2-沖守2-上野4-牛山3-中山4
 川副2 鮫島2

正当数:☆★☆全区間的中!☆★☆
 ま、まさかの國學院も!?これまで一番区間予想の相性が悪かった気がしたのですが(笑) 記録会の状況から深読みして良かった。ひとまず、昨年のような出遅れは絶対に避けたいという意図と、寺田選手に更なる成長を促したいのがあるのでしょうか。それと、寺田選手に続くべき存在の大下・沖守・中山選手がいかなる成績になるかもチェックですね。
 
 
○城西大学
村山2-中原4-山口3-石橋4-山本1-平田3
 寺田2 横田2

正当数:4区間(1区2区3区6区) 
 あー、4区と5区逆だったか。まあしょうがない。しかし、攻撃的なオーダーになりましたね。実はかなりの成長をしているのではないかと勝手に思っている村山選手にはあの1区の面子の中で区間5位ほどを期待。のれば、中原・山口選手といったスピードランナーがいるのでいいレースができるかもしれませんね。他は、山本選手の爆発力と平田選手の安定感にも注目していきたい。
 
 
○順天堂大学
大池4-田中4-松村優2-石井4-松枝1-西郷2
 狩野3 松村和2

正当数:0区間
  これもええっ!?というオーダーでした。1区大池、3区松村優選手というのは想定はしていた。その場合、田中選手はアンカーになるのだろうと思っていたのですが、あれー?確かに大池選手がしっかり走ってくれれば、スピードのある田中選手でぐぐっと浮上もあるのですが、調子どうなのかな。それとアンカーに抜擢された西郷選手は箱根5区の演習かな?どれほど粘れるか気になるところ。
 
 

○山梨学院大学
井上2-鳥羽4-牧野4-松山3-阿部2-エノック1
 松下3 福沢2

正当数:2区間(2区3区)
 なるほど、エノック選手をアンカーにしましたか。確かに、オーダーがハマった時の一発はあるでしょうし、それにエノック選手に駅伝独特の追い上げる走りをさせ、駅伝を理解させる事ができると、一石二鳥ではあるかもしれません。順位的には井上選手はまずまずまとめるでしょうが、鳥羽・牧野選手が復活なっているか、初駅伝の松山・阿部がどうなるか予想が付きづらいですが、山学らしく粘りたいところだろう。
 
 
 
他有力チーム
立命館:南雲-濱野-吉村-中野内-細田-荒木
関西学院:西本-児子-小山-甲斐-田村-上田
第一工業:カリウキ-石川-飛松-山下-永井-井上
IVY:ヒース-ルビラ-ピーコック-サリバン-グレッグ-リアーノ
 ひとまず総合的には立命館と関西学院の一騎打ちといったところでしょうか。 どちらも総合力で勝負するタイプなだけにミスが出たほうが負けとなるか。最初に賑わせそうなのは第一工大。カリウキ選手だけでなく石川・飛松と日本人の主力も前半につぎ込んできた。とにかくいけるところまでいこうというところか。
 ただ、不気味なのがIVYリーグ選抜。特に1区に入ったヒース選手は相当強いランナーらしいけど、どうなるのでしょうか?思いっきり荒らしそうな予感も。この他、広島大の相葉選手や、中四国選抜の監物選手など地方の有力選手も1区に集結しているので、まず最初の区間が楽しみなところです。
 
 
先行逃げ切りの東洋と早大を、駒大は捉えることができるのか!?
 基本的には駒大・東洋・早大の3チームに絞られたと思います。 それにしても、構図が分かりやすい。主力&好調の設楽啓・市川・設楽悠選手らを4区までつぎ込んだ東洋、またチームワンツーの大迫・山本を3区までに投入した早大が、昨年追いかける展開にやや脆かった駒大を、何とかして突き放して、ペースを乱そうとしています。そうしたい東洋と早大にはやや追い風が。IVYリーグ選抜にめちゃくちゃ強い選手が1区に来た。大迫・設楽啓選手が利用して、撹上選手を引き離すことがしやすくなった(もっとも、ペース乱して失速することもありえますが)。うまく抜け出した場合、東洋と早大がけん制し合うことはないので、結構逃げるかも。持ちタイム上は上回る駒大が動じずに、2区以降追っていけるかどうか。このあたり非常に注目されます。
 それと次のポイントは意外と4区かも。駒大→油布、東洋→設楽悠、早大→前田選手とかなり強力な面子となっている。ここの走りも面白そうだ。どうなるか、じっくりシュミレーションを行っていきたい。
 
区間的中率は43.3%と昨年をわずかに上回り過去最高
 そういえば、区間的中率は過去最高。駒大・國學院と2つ完璧に当たって良かった。ただ、あたったのと外れたのと激しかったな。明大・順大・中大・青学の今回の配置を当てるのは無理があったけど…。走りなどを参考にして全日本以降の分析に活かしていきたいです。
 

出雲駅伝予想ラスト!~東洋大学

連覇へ 気力充実!
東洋大学
 
エントリー
4年
市川孝徳13分55秒61★≪箱根6区1位、全日本7区2位、出雲5区1位≫…
3年連続箱根6区担当 積極的な走りが持ち味 先日5千13分台を出した

3年
設楽啓太13分44秒31≪箱根2区2位、全日本1区7位、出雲6区5位≫…
東洋大のエース。箱根では関東インカレ1万で2位に入り、日本選手権にも出場 クレバーな走りが特徴
設楽悠太13分51秒16★≪箱根7区1位、全日本2区7位、出雲3区1位≫…飄々とした走りで箱根7区区間新記録 それ以降目覚ましい成長 記録会ながら兄に勝つことも 夏に1ヵ月故障で離脱している
小池寛明14分02秒23★…日本選手権3障で入賞しているスペシャリスト 箱根6区候補にあがっているが、長い距離はまだ不安定
大津顕杜14分06秒83★≪箱根8区1位≫…昨年の上尾ハーフでいきなり62分台、そのまま8区区間賞 一気に主力の一員となった
定方俊樹14分09秒91★≪10出雲4区8位≫…1年生の時に出雲出走 その後足踏みしているが、真価が問われる年

2年
高久龍14分02秒96
★…春からロードで台頭してきていた 先日の記録会で一気に記録を伸ばしてきた
田口雅也14分19秒67≪箱根4区1位≫…高校1年の時有名になりかけたがその後貧血に 克服してその素質を開花した 関カレハーフでは積極的な走りで表彰台に

1年
服部勇馬13分56秒52≪高校1区21位≫…
期待されているルーキー 関カレ後に一旦故障していたが、
上村和生14分18秒35★≪都道府県1区13位、高校1区11位≫…クロカンで他新1年と互角に戦っていた

主な欠場者
冨岡司(4年)13分56秒46
★…故障でずっと苦しんでいたが、先日の記録会で爆発した
延藤潤(4年)14分00秒75★…こちらも故障でうまく走れていなかったが、19秒近く5千のベストを更新
 昨年は全員駅伝で出雲制覇。全日本は失敗レースで駒大に譲ったが、箱根はとんでもない大会記録で圧勝。見ている方も唖然とするしかなかった。これほどまでに東洋大を成長させた柏原選手が卒業。さて、どんなチームになるかと思ったが、主力陣は非常に充実。特に設楽兄弟の成長が目覚ましく、関カレ1万で2位3位と表彰台。自己ベストも28分10秒代で、大黒柱が2本いるのは他校にはない凄い事だ。これに箱根区間賞の田口・大津選手に、1年生楽しみな服部選手がいる。層がやや薄いが、少し改善傾向にある。距離的に駒大が有利と言われているが、ロードの粘りなら東洋大も負けていない。総合力で駒大を潰しに行くオーダーを考えたい。
 
区間オーダー予想
設楽啓-市川-大津-服部-高久-設楽悠

 個人的には設楽啓選手1区は動かせないと思っている。前回駒大に負けた全日本のレースをみると、敗因の一番の理由は、スピードに勝る駒大に先行を許してしまった事。6区以外はじりじりと引き離されることになってしまった。なので絶対に駒大の前に行きたい。確実にリードを取るにはエースで1区経験が多い設楽啓選手で、ということだ。
 
 そしてそのまま駒大に追いつかれない為に、5千13分55秒まで記録を伸ばした市川選手をここで投入。調子がいいので3区という声もあるかもしれないけど、流れ重視です(それと、今後の事も考えた。もし箱根で市川選手を平地に降ろすなら、市川選手を準エース区間の3区でいいと思う。しかし、降ろさないのであれば他の選手が主要区間走るべき。6区候補と言われている小池選手が現状どうなのか分からないのでね)。その次には大津選手。持ち味を発揮しきれる距離ではないが、計算通りなら駒大よりも前、早大が大迫1区なら少し前くらいにいるかもしれないので、どんどん前を追っていきたい。
 
 さて、問題は4区5区。そろそろ駒大には追いつかれているかもしれないかな…。ただ、駒は残してある。ここでルーキー服部選手投入。13分台出すなど状態を戻してきている。この勢いで勝負してもらいましょう。5区が非常に迷った。力的には田口選手なんだが、記録会でやや失速。勿論ロードの方が得意だから走れるかもしれないが、調子をあげてきた高久選手を起用。未知数だが、春の成績を見る限り、ロードで結構安定していた印象がある。これでどれだけ勝負できるだろうか。
 
 そして最後に残しておいた設楽悠選手。1区に彼で、設楽啓選手をアンカーに…とも思ったのですが、1ヵ月怪我で離脱していたということなので、前半区間は回避させたい。じっくり走らせる余裕はないだろうが、1区よりは持ち味出せるのではということ。走力は格段に上がっているので、勝負はできるはずだ。
 
 精一杯やって、どうなるかというところか。一応ディフェンディングチャンピョンだけど、完全にチャンレンジャーかな。ただ、チームがぐぐっとまとまってきているのは事実。先の設楽悠選手ももう何ともなかったりするかもしれない。何より酒井監督のいつもの落ち着いている感じが不気味。気力が充実はしている事は間違いなさそう。今回もこれが駅伝だ、と駒大の前に立ちふさがるのか注目だ。

出雲駅伝予想~駒澤大学

いざ、3冠へ出陣!
駒澤大学
 
エントリー
4年
撹上宏光13分45秒08★≪箱根1区3位、全日本1区3位、出雲3区6位≫…
陸部主将。1区で高レベルで安定している選手 今年は怪我で出遅れたが、復帰7月の復帰戦でいきなり自己新
上野渉13分46秒79≪箱根7区2位、全日本4区1位、出雲2区2位≫…上級生になってかなり安定感が出てきた 前回の出雲は大きく出遅れた中、冷静に追い上げた
久我和弥13分51秒50≪箱根4区3位、全日本5区1位、出雲5区2位≫…駅伝主将。関カレ2部ハーフ入賞など比較的安定しているが、勝負弱い印象も
千葉健太13分51秒70≪箱根6区5位、11箱根6区1位、10箱根6区1位≫…箱根6区区間記録保持者 昨年のロードシーズンに

3年
油布郁人13分42秒09≪箱根3区12位、全日本3区1位、出雲4区4位≫…
7月に1500で今季日本人最高記録をマーク 乗ると走るが安定感に欠ける
窪田忍13分49秒51≪箱根9区1位、全日本8区3位、出雲6区1位≫…今季1万を5回走って全て28分30秒以内と凄まじい安定感を誇る うち1つは日本選手権5位のもの また大学駅伝5回走り4回区間賞 
郡司貴大14分11秒34…ロード中心に強化している 9月に海外のハーフ優勝

2年
村山謙太13分47秒19≪箱根2区9位、全日本2区3位、出雲1区13位≫…
昨年の日カレ5千優勝、今年の関カレ1万でも優勝など爆発力があるが失速するときはかなり失速する
中村匠吾13分50秒38≪全日本6区3位≫…今年ぐんぐん伸びてきている 監督の期待は高いが、故障明けらしい
西澤佳洋14分03秒53★…先日の記録会で大幅自己新

1年
なし

主な欠場者
後藤田健介(4年)14分04秒28≪箱根10区5位、11箱根10区3位≫…長いロードを淡々と走るタイプ 1万28分台出すなど前半戦は良かった
 最速は最強になれるのか。持ちタイム通りなら3冠は確実に獲れるほど充実している。日本選手権1万5位の窪田選手に、インカレ優勝経験のある村山・油布選手に、力のある上野・中村・久我選手に、1区に強い撹上選手など盤石かと思われる。だが、駅伝や長いロードとなると威力半減の選手がちらほら。窪田・上野+撹上選手あたりは不安定だったり勝負弱かったりしていた。ただ、夏合宿はそういう面を徹底的に鍛えたらしく、充実した練習はできたとか。駒数的には6人の出雲では主力を1人外さないとならないほど好ランナーは揃っている。今年の駒大は早いだけでなく、強さも身に付けた事を印象付けたいところだ。

区間オーダー予想
撹上-村山-上野-油布-久我-窪田
 流れに乗るには1区が肝心。昨年は1区で大きく出遅れ、窪田選手の激走で追い上げたものの東洋大に逃げ切られた。最大の敵となろう東洋大は非常に状態が上がってきているのでミスは許されない。この人選は頭を痛めた。東洋大が1区に設楽兄弟どちらかを持ってきた場合、確実に同時以上にタスキを持ってこれそうなのは窪田選手くらいだろう。追い上げるのは正直不安があるので窪田1区というのを真剣に悩んだのだ。
 
 ただ、正直差をつけられるかと言われたら、どうだろうか。1区経験の多い設楽啓選手が来た場合は、ほぼ同時になってしまうのでは。そうなった時、いつもの不安定さが出た時に取り返す力がないのでは、ということがよぎった。何より、駒大の選手たちが東洋大の箱根往路の戦いに対して「柏原選手に繋ぐんだ!という意識が凄かった」とコメントしている。ならば、こちらも窪田選手に繋げ、と意識で駅伝をするのはどうか。駅伝における強さというのはこういうところで出てくるのではないかと思う。力はあるはずなので、自信持ってアンカーを窪田選手に据えて、戦ってみてほしい。
 
 さて、そこまでの5区間は上記のとおり。結局1区の人選は悩むことになった。最初の3区間は上野・撹上・村山選手なのではと思って、色々順番入れ替えてみたのだが、撹上→村山→上野選手で。昨年のリベンジを期す村山選手にするか、とにかく東洋に限りなく近い位置で安定して繋いでほしいということで、撹上・上野選手でどうしようかと思ったが、もう一つの主要区間の3区、逃げる展開でも追い上げる展開でも確実に走れそうなのが上野選手ということで3区に上野選手。
 
 1区は村山選手がハマれば、2区3区でぐっと東洋大の前に出れる。そうなれば6区窪田選手がいるので楽勝できるのでは、と最後まで悩んだのですが、日本インカレの走りが大八木監督の中でマイナス要素になっているのではと感じて1区撹上選手。設楽兄弟ならしっかり視界に入る位置に、他の選手が来たら前に出ておきたい。しっかり絡んでいれば村山選手も走れるし、相手の力関係からすると精神的にも楽かなと思います。3区でしっかりと東洋大と互角になるようにしたい。
 
 残りの4区5区は油布・久我・中村選手で調子の良い選手だと思っています。一応昨年と同じ油布・久我選手を入れてありますが、中村選手のけがの回復が間に合えば4区に中村選手でしょうか?練習自体はできているようですが。十二分に優勝を狙える戦力はあるので、集中して自分の力を出していきたい所だ。

出雲駅伝予想~地方勢の健闘を祈って~

残り2チームとなったところで、

関東以外のチームを一斉に紹介します!

(区間予想はしません)
 
 
まずは関東崩しに期待が最もかかる3チームを詳しく紹介
立命館大学≪2年ぶり出場≫
中村研二(4年)14分21秒98≪10全日本6区7位、10出雲4区15位≫
吉村直人(2年)14分28秒00≪全日本4区12位≫
南雲翔太(2年)14分28秒00≪全日本6区15位≫
濱野秀(1年)14分30秒92
細田大智(3年)14分33秒26≪10全日本7区13位、10出雲5区11位≫
井田洋行(4年)14分45秒70
大谷宥喜(2年)14分41秒25
中野内直人(1年)14分44秒00
荒木尚馬(2年)14分49秒85≪全日本5区14位≫
松延佑馬(2年)14分59秒09
 前回出場できなかった立命館大ですが、さすがに駒数は揃っていますかね。ただ、今崎選手が抜けてしまった為、稼げる区間が少なくなってしまったのが残念。1区の人選に悩みそうだ。力的には昨年の全日本でエース区間を走っている吉村選手か、2年前に区間一桁経験があり、今年復活加減の中村選手あたりになるか。全体的に2年生が多いので、経験させていきたいところ。総合力で勝負だ。
 
 
第一工業大学≪前回13位≫
ジョン カリウキ(1年)13分54秒00
石川徹平(3年)14分37秒94≪全日本4区14位、出雲4区14位、10全日本6区14位≫
井上智博(4年)14分43秒60
高田真樹(1年)14分44秒04
飛松佑輔(3年)14分45秒05≪全日本2区16位、出雲3区16位、10全日本4区14位≫
永井智大(1年)14分51秒71
山下奨平(3年)14分55秒28≪全日本3区23位、出雲2区15位≫
樺島瑞貴(2年)14分59秒71
吉隆之輔(4年)15分17秒00
羽生祥成(4年)15分23秒88
 それに対して1区3区6区のエース区間で勝負するタイプなのが第一工大。新留学生のカリウキ選手はまずまずの成績で推移。しっかり走ってくれそう。日本人では石川・飛松選手がエース区間の経験が豊富。カリウキ選手が1区なら、3区6区で関東地区の選手と勝負する可能性があるが頑張りたい。後は昨年経験の山下選手らが繋ぎか。持ちタイムのいい1年生である高田・永井選手も使ってほしい所だ。
 
IVYリーグ選抜≪前回8位≫
エリオット ヒース(スタンフォード大)13分26秒
ランドン ピーコック(ウィスコンシン大)13分42秒≪出雲3区10位≫
ブレンダン グレッグ(スタンフォード大)13分46秒
ジュリアン デイ ルビラ(サンタバーバラ大)13分48秒
ジョン トーマス サリバン(スタンフォード大)13分52秒
マット リアーノ(リッチモンド大)14分00秒
ブレンダン マーチン(コロンビア大)14分09秒
イーサン ショー(ダートマス大)14分10秒
 ダークホースとか騒がれているIVYですが、何気に昨年は関東以外で最高の8位に入っていました。メンバー的には13分26秒のヒース選手をはじめすごい面子ですが、ピーコック選手をのぞいてほとんどが初出場ですか(とういか毎年メンバーがほとんど入れ替わる)。毎年かなり強い選手が来ているという話は聞きますが、駅伝慣れの問題や時差ボケでだいたい苦戦しますが、1区間くらいは見せ場があってもいいかもしれませんね。

 
以下、主な選手を3人ほど紹介します。
北海道学連選抜≪前回16位≫
藤井太雅(札幌学院大4年)14分19秒78≪全日本4区24位、10出雲1区14位、09出雲2区16位≫
手塚大亮(札幌学院大3年)14分36秒57≪全日本2区21位、出雲3区15位≫
木村直也(北海道文教大3年)14分43秒23≪出雲4区20位≫
 タイム的には藤井・手塚選手がかなり抜けており、順調に力を発揮することができれば、前回同様の順位は充分にありそうだ。特に藤井選手は2年前の出雲で1区14位の成績がある。先日の記録会でもまずまず走っており、調子をあげてきそう。チームを流れに乗せられるか。他、札幌学院大1強の北海道だが、文教大の木村選手や北星学園の鈴木選手ら他の大学の選手も頑張ってほしい
 
 
東北学連選抜≪前回21位≫
門脇幸汰(東北福祉大3年)14分34秒62≪全日本4区22位≫
小野寺敬(富士大3年)14分42秒00≪出雲1区21位≫
渡辺航旗(東北学院大4年)14分53秒54≪全日本8区21位≫
 一番強い東北福祉大は例年参加しないのだが、門脇選手がエントリー。出走すれば心強い。基本的には富士大の小野寺選手がエースだろう。昨年はブービーから1分近く遅れる失敗レースとなったがそのリベンジを図りたい。あとは全日本アンカー経験の渡辺選手の14分台3人が主力だろう。前回アンカーの岩手大の大谷選手の成長も楽しみだ。
 

 
北信越学連選抜≪前回17位≫
中澤翔(新潟医療福祉大M2年)14分37秒39≪出雲2区16位、10出雲2区19位、09出雲4区14位≫
住柔(新潟大2年)14分49秒00≪全日本3区24位≫
鈴木拳(新潟大3年)14分54秒38≪全日本2区26位、出雲5区18位≫
 繋ぎ区間ながら毎年いい成績を残している新潟医療福祉大学院の中澤選手がおそらく最後。チームとして全日本駅伝出場は叶わなかったので、ここにかける思いは強いだろう。あとは前回全日本を経験した住・鈴木選手の新潟大勢、それと信州大の主力の岡野・大野選手あたりが5千14分台を持っている。総合力で北海道選抜を上回りたい。
 

 
愛知工業大学≪3年ぶり出場≫
萱垣義樹(3年)14分37秒39≪全日本2区22位≫
館林洸介(2年)14分45秒56≪全日本6区17位≫
割田雄貴(4年)14分54秒56≪全日本8区14位≫
 全日本駅伝に出場ならなかった愛工大がくしくも東海地区代表として登場。主力となるのは前回全日本に出走し、出雲エントリー後の記録会で自己ベストを更新してきた萱垣・館林・割田選手らだろう。一番タイムのいい萱垣選手で上位に付け、全日本アンカーで好走している割田選手に繋げる形になるか。しっかり走り、来年へ流れを作りたい。
 

 
関西学院大学≪前回14位≫
小山陽平(2年)14分18秒49≪全日本1区24位≫
田村航大(1年)14分25秒83≪都道府県6区12位≫
上田浩捷(4年)14分30秒53≪全日本2区15位、出雲3区11位≫
 先に紹介した3チームを倒す可能性があるとすればここになるだろう。全国駅伝経験の田村選手や、持ちタイムトップながら前回全日本で撃沈した小山選手のリベンジが非常に楽しみ。また、昨年出雲・全日本共にエース区間ながら、関東勢を除いてトップレベルの成績を残した上田選手も忘れてはならない存在。他、1万30分前半の西本・川口選手など駒が揃ってきた。力を出し切れば立命や第一工大とも充分張り合えるはずである。
 
 
広島大学≪前回19位≫
相葉直紀(4年)14分17秒86≪全日本1区14位、出雲1区12位、10全日本1区18位≫
真野裕史(M1年)15分00秒52≪全日本3区21位、出雲2区18位、10全日本3区24位≫
高橋秀明(3年)15分04秒75≪全日本6区22位、10全日本7区25位≫
 やはりここは相葉選手に要注目だろう。昨年の出雲全日本共に1区出走でそれぞれ12位・14位。全日本では前に出る場面もあり、存在感を示した。今年はどこまで上位にいけるか。ただ、総合力はやはり厳しい状態が続いている。相葉選手で上位につけ、他校と絡みながら順位ダウンを防いでいきたい。
 
 
中四国学連選抜≪前回20位≫
監物稔浩(環太平洋大4年)14分36秒≪出雲1区19位、10出雲1区18位、09出雲2区18位≫
樫部直人(山口大1年)14分37秒69
坂本章(山口福祉文化大2年)14分50秒72≪出雲5区15位≫
 1500で全国区の監物選手がついに最終学年。適正距離ではないが、壁になっている区間18位を越えたい。その他、山口大の樫部・広島経済大・丸山、山口福祉文化大・坂本、広島修道大の妹尾選手など、有力選手が結構分散しており、色んな大学がみれそうなのが面白そう。特に1年生ながらタイム上位の樫部と丸山選手がどんな走りをみせるか注目したい。

 
日本文理大学≪前回15位≫
畑山修生(2年)14分35秒44≪全日本1区19位、出雲1区14位≫
久保貴寛(2年)14分38秒45≪全日本2区17位、出雲2区12位≫
神志那優輝(4年)14分53秒45≪全日本8区14位、出雲6区18位、10全日本8区18位≫
 打倒関西勢といきたい日本文理大。昨年の全日本は沢山の1年生が出走。その学年がエントリーの半数を占める。まずは前回の出雲も全日本も1区2区を担当した畑山・久保選手が注目か。前回の成績を上回って成長しているところを示せるか。また、若い選手が多い中、忘れてはならないのは4年生の神志那選手。ずっとアンカーを担当して、しっかりとした成績を残し続けている。最後が計算できるだけに若い2年生が重要になりそうだ。
 
 
知識不足でおかしなところがあるかもしれませんが、ご指摘があれば容赦なくコメント下さい

出雲駅伝予想~順天堂大学

5年ぶりの舞台は!?
順天堂大学
 
エントリー
4年
田中秀幸13分47秒12≪箱根3区4位、予選13位≫…
順大のエース。特にスピード種目に強く、最近では日カレ1500で2位に入っている 5千も1万もチームトップのタイムを持っている
大池達也13分58秒56★≪箱根4区11位、予選120位≫…長い距離が苦手なスピードランナーだったが、箱根を皮切りに安定感が出てきた 全日本予選3組トップで走り切った
山崎翔太14分02秒29≪箱根8区12位、予選124位≫…高校時代に1万29分06秒で走った大器 大学時代は故障で苦しんでいる事が多い
石井格人14分05秒80★…故障で苦しんでいたが、今年は5千を中心に結果を出している 全日本予選も無難にまとめた

3年
狩野良太14分36秒43
…昨年末1万29分30秒代をマーク 今季前半戦はあまり良くなかった

2年
西郷貴之14分17秒56≪箱根5区15位≫…
箱根5区抜擢され、何とか走り切った 前半戦は良くなかった
松村優樹14分20秒21≪箱根9区5位、予選46位≫…昨年長距離ロードで新人離れした安定感のある走りをみせた 今季は春先の不調から足踏み状態となっている
松村和樹14分37秒91★≪予選129位≫…丸亀ハーフで63分台をだした

1年
松枝博輝14分23秒91
★…5千の記録を伸ばしたが、1500中心に出場していた
小盛玄佑14分30秒16…実業団経由の選手 今季はあまり試合に出場ていない

主な欠場
的野遼大(2年)14分08秒26≪箱根7区7位、予選212位≫…1500が得意なスピードランナー 箱根は無難に走った 今季は関東インカレ前に故障してから試合に出ていない
小澤一真(3年)14分09秒14≪箱根10区3位、予選82位≫…昨年のロードシーズンは中堅として仕事をした 今年は3障に挑戦していた
岩崎祐樹(3年)14分15秒87…持ちタイムはいいが、主要大会が苦手なタイプ
堀正樹(4年)14分25秒08≪箱根1区14位、予選41位≫…暗黒時代からじわじわ成長していた選手
 やっと伝統校が戻ってきた。昨年の箱根予選を3年ぶりに突破。ギリギリの9位通過からV字復活を遂げ、出雲駅伝の出場権も得た。今年のチームは主力の田中・大池選手を初め、スピードに自信のあるランナーが多い。他、小澤・堀・石井選手ら上級生や、ロードで力を発揮する松村優選手らと力のある選手が多い。このまま上位校に復活といきたいところだが、トップ通過評価が多かった全日本予選は8位と敗退。箱根一発だけなのかという声も囁かれ始めているが、主力が一部不調だったのと油断だけだったと思いたい。順大がしっかり復活しているというのを出雲で示していきたい。

区間オーダー予想
田中-石井-大池-松村和-西郷-松村優

 ところが、メンバー表みてビックリ仰天。的野選手はまだ復活しておらず、堀・小澤選手が外れ、代わりに前半戦あまり試合出場の無かったり、調子の悪かったりした西郷・松枝・小盛選手がエントリー。ちなみに順大は夏後の試合出場無し、陸マガ増刊号秋号も取り上げられておらず…オーダー予想困った。
 
 最も、1区3区6区の骨格を担う選手はしっかりエントリーされている。田中・大池・松村優選手。今年の順大の顔、といえる選手はしっかり入っている。最初の1区はエースの田中選手しか対応できる選手いないと思っている。箱根2区も視野に入れて、エースが集まる区間に投入したい。
 
 次の主要区間の3区はまだ前半なのでスピードのある大池選手で、アンカーはロード型の松村優選手が適任者かなと思っています。個人的にはタイプの違う田中・松村優選手で箱根2区を争ってほしいのだが、どうだろうか。また、今季好調の石井選手は2区で。5千中心に結果をだしているし、距離的にもあっているのかなと思っています。
 
 さて、悩んだ繋ぎ区間。今年一番順調な1年生の松枝選手や社会人上がりの小盛選手も気になるのだが、結局2年生の松村和選手と西郷選手にした。今の順大は4年生が主力。逆に考えると来年度が不味いのだ。どこかほかの学年が出てきてほしいが、現3年生以下だと2年生が頭数が一番多いと思う。なので2年生起用。箱根5区を走った西郷選手をアップダウンがある5区へ、残った4区を松村和選手とした。
 
 別に弱くはないと思うんですけどね。むしろ自慢のスピードで充分5位6位あたりは狙えるはずだ。どうせなら若手を起用しながら、上位に入って、これで主力が戻ったら怖そう、という印象を与えたいところだ。

出雲駅伝予想~城西大学

今度は存在感を!
城西大学

 
エントリー
4年
中原大13分47秒89≪箱根3区10位≫…
2年生の時に、大きく成長 その後出術するなど苦しい時期が続いたが、少しずつ走りを取り戻してきている
石橋佑一14分21秒59≪箱根7区12位、全日本7区6位、予選87位≫…昨年から頭角を現した選手 前年度の駅伝を無難にこなした
濱本栄太14分27秒01≪箱根8区12位≫…前回の箱根駅伝に抜擢された
松岡竜也14分35秒55★≪10全日本7区7位≫…2年前に戦力になりかけていた 今年になって全日本予選走る等復活傾向

3年
山口浩勢14分06秒13★≪箱根4区4位、全日本2区12位、予選66位≫…3障で彼の右に出る学生はいない 3年生だが主将でチームを引っ張る
平田啓介14分23秒45≪箱根6区4位、全日本4区10位、予選47位≫…1500で3分45秒の記録を持つスピードランナーだが、長い距離も無難にこなす

2年
村山紘太13分51秒61★≪箱根1区5位、全日本3区11位≫…
城西大のエース 全日本予選は通過が厳しい状況の中、最終組で日本人トップの激走 日カレ1万でも入賞した
寺田博英14分28秒04…全日本予選のメンバーに選ばれていた ハーフ63分台
横田良輔14分29秒19≪予選99位≫…前回の箱根予選に出走している

1年
山本雄大14分11秒06
…関カレ1500m3位といきなり表彰台にたった が、1万デビューの全日本予選はホロ苦いものとなった 先日1万29分台マークした

主な欠場者
松村元輝(2年)13分59秒54…長い距離が楽しみな選手だが故障が非常に多かった 先日の記録会で1万29分台と復調傾向
吉元真司(4年)14分14秒65≪箱根9区18位、全日本6区8位、予選86位≫…安定感のある選手だったが、今年の箱根失速して以降、長く不調に陥っている
室井勇吾(1年)14分14秒88≪都道府県4区1位≫…関カレ3障で7位入賞した
 前回の箱根で2年ぶり2回目のシード権を獲得。今度こそ連続シード権といきたい城西大。昨年よりやや層が薄いという難点はあるものの、村山選手が他校のエースと戦えるかもしれない所まで成長。3年生の山口・平田選手もインカレでポイントを取る等順調、また中原選手が手術からかなり回復してきた。全日本予選は一部大失速が出てしまい、通過ならなかったが、上記の主力は仕事をしていた。特に4組に入った村山・中原選手の走りは非常に素晴らしかった。最近では十日町記録会に中堅が出場。エントリーには入っていないが松村選手が29分台マーク。状況は悪くないので、まずは、その主力を中心にして出雲にぶつかっていきたい。

区間オーダー予想
村山-中原-山口-山本-石橋-平田

 初出場となった2年前は総合13位と惨敗している。この時は確か直前に主力選手が不調に陥ったりで全く勝負にならなかったと記憶している。今回は存在感を出して、チームを勢い付かせたい。
 
 というわけで1区村山、2区中原の2人で特攻オーダーを考えてみました。村山選手は全日本予選での積極性と粘りを発揮できれば、強豪校とも大きく水を空けられずに襷を繋げられるほど力を付けてきているのではと思っています。箱根2区も考えているのでここで。2区中原選手は日カレで沈没したのがちょっと気になるが、調子を戻してくれると信じての起用。
 
 そして3区には3年生主将山口選手を惜しげもなく投入。箱根駅伝では過去2年最短区間で順位を上げる役目を担ってきたが、今度はおそらく最初の3区間など厳しい区間になるだろう。1区も考えたが村山選手がいるので、ここで投入。ハマれば、少なくとも前回のようなことにはならない。結構いい位置につけると思うのですが、どうでしょうか。
 
 4区5区は最近の記録会で1万29分台を出した山本・石橋選手をそのまま起用。櫛部監督も選考会と話されているので、多分使ってくるのかなと思います。山本選手はスピード型ですし、出雲なら戦力になれるかなと思います。逆に石橋選手は距離短いかもしれないですが、まとめる力はあるので、繋ぎの役目ができると思っています。
 
 アンカーは記録会走らなかったのが気になりますが、安定している平田選手で。自分は箱根5区の新たな選手は平田選手と思っているので、アンカーはその演習もできるかなと思ったので。これで好成績を取って、チームを活性化させる景気づけといきたいところだ。

出雲駅伝予想~國學院大學

今年は上位と勝負を
國學院大學
 
 
エントリー
4年
中山翔平14分16秒04≪箱根9区9位、出雲4区8位≫
…トラックより長いロードの方が得意 箱根2区に意欲を見せている
上野智幸14分21秒15★≪箱根6区12位≫…今年の箱根6区でまずまず走った 先日の5千ベストを出した
川内鮮輝14分30秒65★…今年の全日本予選で初めて主要大会に抜擢された ただ、波が激しい

3年
寺田夏生14分07秒49★≪箱根5区5位、出雲6区8位≫
…國學院大のエース 今年の箱根5区以降、闘志をむき出しにした走りをしている
牛山雄平14分26秒40★…先日の記録会5千でベスト

2年
大下稔樹14分17秒55≪箱根7区16位、出雲5区8位≫…
スピード型のランナー 2年連続全日本予選に抜擢されている
沖守怜14分19秒32★≪箱根4区13位≫…全日本予選最終組を出走するなど準エースになりつつある選手
湯川智史14分27秒27…ハーフで65分強
鮫島紋二郎14分28秒03…先日の1万で30分16秒
川副智洋14分42秒45…先日の1万で30分29秒

主なエントリー漏れ
中瀬薫(1年)14分30秒55…
全日本予選2組で出走した
 2年前に箱根本選に復帰して、いきなりシード権獲得。そして前年度も連続して10位。決して前評判が高くない中、そつのない駅伝をみせ、常連校の仲間入りを果たした。だが、今年になって往路を担っていたメンバーが卒業、正念場を迎えている。現在のメンバーも成長はみせている。寺田選手が名実ともにエースに成長し、沖守・大下選手ら2年生、それに4年生の中山・上野選手らが脇を固めている。ただ、往路がどうなるかはまだ未知数。スピードの出雲駅伝は、力を試す絶好のチャンスだ。前回は1区がブレーキで終戦してしまったので、今回は勝負していきたい。
 
区間オーダー予想
寺田-大下-沖守-上野-牛山-中山

 まず、エースの寺田選手をどうしたらいいのか悩んだ。箱根で5区に連続起用するなら、アンカーにして、他の選手で1区から5区強豪校に食らいつく、という風にした方がと思うし。箱根2区に起用するなら、1区だろうと考えている。
 
 で、結局1区に。個人的には寺田選手は箱根5区がいいと思っているのですが、先日の記録会でほとんどの選手が5千に出る中、主力で1人中山選手が1万に出場した。これは、出雲アンカーの演習なのか?と感じて中山選手をアンカーに。自動的に寺田選手1区になりました。まあ、これはこれで面白いか。強豪校のエースと対決したことはあまりないだけにいい経験になるかもしれない。どういう走りになるだろうか。
 
 2区3区は伸び盛りの2年生の大下・沖守選手。最近は沖守選手がリードしているか。その沖守選手を2区にして1番手2番手をそのまま持ってくることも考えたが、距離適性も考えて、2区大下、3区沖守選手とした。大下選手は最近の記録会良くなかったが、貴重な往路要因になりうる選手なので、前半区間に添えた。これでどの位置につけられるだろうか。
 
 その後の4区5区。鮫島・川副選手など2年生が多くエントリーしているのでそのまま使ってもいいのだが、自己ベスト出して力を付けてきている上野・牛山選手に。箱根復路で頑張ってほしいと思っている上級生も使っておきたい。6区中山選手を含めて終盤は彼らがしっかりしめてほしい。
 
 距離が短い出雲だが、3年連続箱根シード権に向けては非常に重要になりそうな今大会。どう持ち前の粘りある走りをしていくか。前回も2区以降は区間8位か9位でまとめている。上位陣と戦った上でいい成績を残したい。

第89回箱根駅伝予選会エントリー発表

立て続けに

第89回箱根駅伝予選会のエントリーが発表(http://www.kgrr.org/event/2012/kgrr/89_yosenkai/entry.list.pdf)されました!

 
エントリー選手上位10人の1万持ちタイムの平均タイムの上位20校を紹介します
 
※出雲駅伝が先にありますので、この記事は明日夜一旦、書庫「箱根駅伝」に移動し、予選まで1週間前になったら、またトップに飾ります。
 
1位日本体育大学29分15秒49
個人ランク名前1万タイム(○数字は学年)
6服部翔大③283775
9本田匠③284638
11矢野圭吾③285325
21福士優太朗④291064
37甲斐翔太③292479
38谷永雄一④292524
39山中秀仁①292674
55鈴木悠介③293393
64勝亦祐太①293568
87小泉雄輝①294046
102岩間一輝④294555
121高柳祐也④295282
157大田佑典④300951
249奥野翔弥①305154

早川・吉村がエントリー漏れ
 
 
2位日本大学29分21秒03
3G .ベンジャミン④280343
10田村優宝③284854
14佐藤佑輔④285875
34萩野真乃介①292218
47林慎吾②292992
63小島秀斗②293540
84寺田裕成④293945
93日向野聖隆③294299
114竹ノ内佳樹②295141
138津田光介②295821
139村越直希②295838
146高松峻平②300300
191大門友也②302389
224河根翔平②304053

ダニエル・吉田がエントリー漏れ
 
 
3位東京農業大学29分31秒40
25青木優④291377
26木村翔太④291410
30戸田雅稀①291815
32竹内竜真②292078
58山本和樹③293430
81内藤寛人④293851
82岩渕慎矢②293890
89三輪晋太郎③294089
100浅岡満憲②294503
107矢澤瞬③294957
130花田昌之④295575
182島田直輝②302026
204遠藤凌平①303181
230片山優俊④304307

佐藤・津野がエントリー漏れ
 
 
4位帝京大学29分33秒17
15蛯名聡勝③290328
28小山司③291574
35山川雄大④292233
54三田和矢②293321
62難波幸貴②293510
77阿南堅也①293799
85千葉一慶③293957
104熊崎健人②294640
105柳原貴大②294694
113早川昇平②295117
135三輪龍之介④295729
258嶺井雄宇②305684
294竹本紘希①313283
高橋裕太①

田中がエントリー漏れ
 
 
 
5位東海大学29分33秒20
1村澤明伸④275059
5早川翼④282532
13中川瞭②285766
33元村大地③292183
71石川裕之②293688
118白吉凌①295242
122上原将平③295331
125松谷公靖④295402
243片原照②304894
247山本大輔③305104
263岡豊③310143
冨田三貴①323406
宮上翔太①
両角駿①
野中・吉川がエントリー漏れ
 
 

6位大東文化大学29分35秒51
12市田宏②285398
23市田孝②291146
48片川準二③293061
51田口哲④293166
70大西亮③293662
91有木俊平③294140
92池田紀保②294239
109成田匠平④294977
136大崎翔也③295790
141鎌田大輝④295932
166植木章文②301335
170稲田康希④301544
214近藤尚紀③303607
257平塚祐三②305660
 
 
7位中央学院大学29分36秒69
8藤井啓介④284242
31室田祐司④292029
50岡本雄大③293135
72山田侑紀②293704
80芝山智紀②293820
83田中瑞穂③293909
11
9潰滝大記①295256
120塩谷桂大①295280
131沼田大貴③295638
132木部誠人②295679
160谷口真一③301005
198及川佑太②303063
200岩田将央④303154
242鈴木宏弥③304857
 
 
8位専修大学29分36秒85
17大橋秀星④290602
40星野光汰④292797
52住中翔④293169
56斎藤翔太②293410
68松尾修治③293652
78澤野健史③293818
90草野翔平④294103
95上野大空③294352
108後藤竜也③294958
142芝田俊作②295985
164上手慶①301206
197中山賢太②302987
203吉良充人②303171
235渡邉哲也②304553

宮坂がエントリー漏れ
 
 
9位法政大学29分38秒20
7西池和人②283904
19田子祐輝③290766
24篠原義裕④291359
44田井慎一郎③292926
88関口頌悟②294056
97品田潤之④294454
110松田憲彦③294994
140黒山和嵩②295863
172森永貴幸②301616
185大久保圭④302265
196佐野拓馬②302806
202中村涼①303164
269藤井孝之①310947
有井渉①
 
 
10位上武大学29分42秒30
20佐藤舜②290979
36倉田翔平②292246
53山岸宏貴③293196
61渡辺力将④293506
79氏原健介④293820
86石川拓馬④293987
115松元航②295171
134佐々木天太②295696
149平迫幸紀④300379
165東森拓①301316
167合田昇平③301396
180大西淳貴②302003
246高津戸翔太③305086
264石黒大介①310555
 
 
11位拓殖大学29分45秒11
2ダンカン=モゼ③275300
43野本大喜④292856
45北沢健太④292935
49兼実省吾④293127
94登井峻太④294305
112堅谷真④295094
128佐護啓輔②295482
147櫻井一樹②300301
184金森寛人①302151
277日下粛基①311558
282後藤広行④312002
川野雄太②324475
尾上慎太郎②
栩山健①

奥谷・木寺がエントリー漏れ
 

12位神奈川大学29分48秒33
59柿原聖哉②293487
64福田健太④293602
65鈴木駿④293634
66我那覇和真①293651
75西山凌平①293787
95吉川了④294404
123赤松宏樹②295354
150高久芳裕④300490
152柏部孝太郎②300524
167南俊輔①301398
168上倉拓也③301479
小泉和也②330299
渡邉慎也①
三輪北斗①
 
 
13位国士舘大学29分48秒64
27浪岡健悟②291449
42菊池貴文③292846
98栗原健太郎④294472
99池上聖史③294489
101岡崎友哉③294504
118中山祐介③295250
127櫻井亮太②295473
152細見駿介④300510
155菊池槙也②300675
158小田部大樹②300972
186玉木章吾③302294
187工藤超②302326
205廣川卓哉③303224
215飯野彬②303615
福田がエントリー漏れ
 
 
14位亜細亜大学29分50秒77
18大沼恭教④290707
75河田雅由紀③293769
106大槻晃靖②294851
111難波美彰②295000
116吉本駿亮④295203
123鈴木利弥③295332
145平郡達也④300165
148千葉駿介④300329
150山本学②300406
161新田大③301008
178佐々木隆文③301914
183渡辺季雄③302071
190海津航平④302376
227丸山弘文②304137

加藤・二野下がエントリー漏れ
 
 
15位創価大学30分09秒29
45山口修平①292947
68小島一貴②293660
128太田正史④295487
143小嶋大輝②300110
155石川史康③300793
173倉澤翔平④301670
176山口智永③301908
207樋浦雄大②303288
209前原和輝①303377
221後沢広大①304049
237山口瑛史③304584
255鳥海将史②305616
264沼口雅彦②310615
266長嶋光一①310839

ハリー・太田清がエントリー漏れ
 

16位麗澤大学30分12秒57
29河合代二③291735
59船井慎太郎④293479
143中島裕貴②295989
173玉腰挙人④301661
179濱本学③301944
192佐々木将③302391
194前田赳志③302671
201桂優伍②303160
209小西雄介②303300
229外舘礼規④304237
241東恭平②304779
250贄貴紀②305279
255中尾祐輝①305546
262村瀬圭太①310115
白山がエントリー漏れ
 

17位流通経済大学30分13秒80
23吉村大輝②291263
57梅木侑介③293413
73平山貴裕④293708
159前田康太③300993
181高橋大③302009
195古賀渉③302712
225斉藤充俊①304056
228大島亘銘③304140
237吉村祥太朗②304579
244川村貴洋③304915
252細川仁司④305337
285酒井真乃補①312323
297大澤靖一郎①313650
會澤皇妃①320285
 
 
18位平成国際大学30分19秒64
41塚田空④292813
133飯坂元貴④295685
163木野安騎史②301205
169阿部壮一郎④301552
188本田圭一④302341
199大澤駿雄③303082
207佐藤玲①303231
211杉村純②303412
220安西拓弥④303991
231太田明②304327
236粕谷拓人①304574
269田嶋亮①310968
284下山哲史①312248
289村上雄哉③312598

星川・雨宮がエントリー漏れ
 
 
19位関東学院大学30分25秒34
103望月敏生③294629
126松本伸之③295438
137山本哲広③295804
154緒方康介④300618
162田籠龍生②301058
218岡田恭輔③303855
223坂井進矢①304050
226横山衛④304118
232渡邊嘉克③304347
233大越崇史④304443
259岡本拓也③305750
276穴井豪③311393
296松山逸馬②313464
藤波優太②320001
 
 
20位松蔭大学30分52秒22
15橋爪孝安④290384
73菅野師希②293741
188伊藤佳正③302351
205本田和希③303224
218小濱郁己④303865
271鎌田裕貴③311019
290近藤賢太③312636
293武藤翔太郎④313371
302江副雄大③314824
八木宏平④322805
坂田学①344087
仲宗根龍一①391527
瀧澤友基①
大野颯③

平尾がエントリー漏れ

主なその他
4ルウル=ゲブラシラシエ(東国)281081
175齋藤大樹(慶大)301680
176五十嵐友也(東経)301686
193紺野勇樹(武蔵)302407
212古荘雄麻(武蔵)303455
216秋山雄哉(学習)303702
217原広野(学芸)303726
234鐵本智大(慶大)304452
240今井勇汰(駿河)304652
251四方田春樹(東経)305307
260清水友博(理科)305765
鴇崎がエントリー漏れ
 
超大接戦の予感 ボーダーが10時間12~13分になるかも!?
 タイムは気象条件によって左右されるものですが、そこそこいい気象条件になったならば、本気で61分平均じゃないと安泰とは言えなくなりそうな気がしています。そのくらい各校の力が均衡してきていると思います。それぞれ良さがありますので。
 今の所、日体大・帝京大・中学大は通過予想に入れる(+世間でボーダー付近と言われているチームで博打で上位予想しようか迷っているチームはありますが)つもりですが、あとはどうしようかなぁ…。出雲後にいつもの戦力分析をしていきます。
 
 
なお、先日箱根予選エントリー校数を44と書きましたが、山梨大の把握がうまくできておらず、達していたことを見逃していました。エントリー校数は45です。申し訳ありませんでした。
 

出雲駅伝2012エントリー


なんか数日前にフライングしたような気もしますが…

出雲駅伝2012エントリーが発表(http://www.izumo-ekiden.jp/index.html)されました

いよいよ三大駅伝開幕です

関東地区チームのエントリー詳細です
(5000m持ちタイム順、★マークは今年ベストを出した選手)
 
 
○東洋大学(昨年1位)
設楽啓太(3年)13分44秒31
設楽悠太(3年)13分51秒16★
市川孝徳(4年)13分55秒61★
服部勇馬(1年)13分56秒52
小池寛明(3年)14分02秒23
高久龍(2年)14分02秒96★
大津顕杜(3年)14分06秒83★
定方俊樹(3年)14分09秒91★
上村和生(1年)14分18秒35★
田口雅也(2年)14分19秒67

上位6人平均:13分55秒47
全選手平均:14分02秒76
 連覇に向けて調子を上げている。直前の記録会で大きく記録を伸ばした選手は入っていないが、メンバー的には実績十分の選手がほとんどいる。調子の上がっている選手起用で連覇なるか。
 

 
○駒澤大学(前回2位)
油布郁人(3年)13分42秒09
撹上宏光(4年)13分45秒08★
上野渉(4年)13分46秒79
村山謙太(2年)13分47秒19
窪田忍(3年)13分49秒51
中村匠吾(2年)13分50秒38
久我和弥(4年)13分51秒50
千葉健太(4年)13分51秒70
西澤佳洋(2年)14分03秒53
郡司貴大(3年)14分11秒34

上位6人平均:13分48秒03
全選手平均:13分51秒91
 13年ぶりの優勝に向けて強力な面子が揃う。上位5人が13分40秒台、上位8人が13分53秒以内のスピードは脅威。選手の特性はそれぞれ違うので、どういう順番に配置するかが鍵になりそう
 
 
○早稲田大学(前回3位)
大迫傑(3年)13分31秒27
山本修平(2年)13分42秒17★
平賀翔太(4年)13分45秒83
前田悠貴(4年)13分58秒76★
志方文典(3年)14分04秒77
市川宗一郎(4年)14分08秒35
高田康暉(1年)14分19秒40
柳利幸(1年)14分20秒89★
田口大貴(2年)14分23秒60
田中鴻佑(3年)14分24秒98

上位6人平均:13分51秒86
全選手平均:14分00秒02
 佐々木選手が抜けるなど一部の主力が若干不安だが、大迫・山本・平賀の3本柱は魅力。骨格はあるので、繋ぎ区間で粘って2年ぶりの優勝を探っていきたい
 
 
○明治大学(前回7位)
菊地賢人(4年)13分49秒36
文元慧(2年)13分53秒47
有村優樹(2年)13分55秒01
大六野秀畝(2年)13分57秒46
前野貴行(2年)13分59秒64★
北魁道(3年)13分59秒64
山田速人(2年)14分02秒76★
田中勝大(4年)14分08秒96
木村慎(1年)14分09秒32★
松井智靖(2年)14分11秒26★

上位6人平均:13分55秒59
全選手平均:14分00秒58
 横手・八木沢選手など期待のランナーが抜けたものの、持ちタイム的にはそれほど劣っているわけではない。大きなエースはいないが、2年生を中心に上位喰いあるか
 

 
○中央大学(前回9位)
西嶋悠(3年)14分00秒44
野脇勇志(4年)14分00秒72
代田修平(3年)14分02秒30
多田要(2年)14分08秒49★
相場祐人(3年)14分13秒64
大須田優二(4年)14分14秒77
藤井寛之(1年)14分19秒58★
塩谷潤一(4年)14分20秒46
徳永照(1年)14分20秒83
新庄浩太(4年)14分23秒04

上位6人平均:14分06秒73
全選手平均:14分12秒43
 新庄・須河両エースが抜けてしまったのは残念。元々総合力で勝負するだけに出雲は相性よくないが、駅伝経験豊富な選手や伸びてきた若手選手を起用して粘るか
 

 
○青山学院大学(前回10位)
竹内一輝(3年)13分53秒39
出岐雄大(4年)13分54秒09
大谷遼太郎(4年)13分58秒75★
久保田和真(1年)13分59秒16
藤川拓也(2年)14分03秒43★
小椋裕介(1年)14分03秒90
福田雄大(3年)14分07秒14
高橋宗司(2年)14分18秒34
橋本峻(1年)14分20秒75
山村隼(1年)14分28秒79★

上位6人平均:13分58秒79
全選手平均:14分06秒77
 出岐・久保田選手を初め役者が揃ってきた。過去2回の出場はあまり足並みが揃っていなかったが、今回は本気で挑めそう。爆発力は秘めている楽しみなチームだ。
 

 
○國學院大學(前回11位)
寺田夏生(3年)14分07秒49★
中山翔平(4年)14分16秒04
大下稔樹(2年)14分17秒55
沖守怜(2年)14分19秒32★
上野智幸(4年)14分21秒15★
牛山雄平(3年)14分26秒40★
湯川智史(2年)14分27秒27
鮫島紋二郎(2年)14分28秒03
川内鮮輝(4年)14分30秒65★
川副智洋(2年)14分42秒45

上位6人平均:14分18秒00
全選手平均:14分23秒64
 長いロードで粘りを発揮するチームなだけに出雲は厳しいが、寺田選手が柱として台頭してきた。彼を軸に流れに乗って、順位アップなるか

 
○城西大学(今年箱根6位)
中原大(4年)13分47秒89
村山紘太(2年)13分51秒61★
山口浩勢(3年)14分06秒13★
山本雄大(1年)14分11秒06
石橋佑一(4年)14分21秒59
平田啓介(3年)14分23秒45
濱本栄太(4年)14分27秒01
寺田博英(2年)14分28秒04
横田良輔(2年)14分29秒19
松岡竜也(4年)14分35秒55★

上位6人平均:14分06秒96
全選手平均:14分16秒15
 2年ぶり2回目の出場。2年前は直前の故障者が続出し、全く勝負にならなかったが、今回は心境著しい村山・山口選手などが順調。存在感を示したい。
 
 
 
○順天堂大学(今年箱根7位)
田中秀幸(4年)13分47秒12
大池達也(4年)13分58秒56★
山崎翔太(4年)14分02秒29
石井格人(4年)14分05秒80★
西郷貴之(2年)14分17秒56
松村優樹(2年)14分20秒21
松枝博輝(1年)14分23秒91★
小盛玄佑(1年)14分30秒16
狩野良太(3年)14分36秒43
松村和樹(2年)14分37秒91★

上位6人平均:14分05秒26
全選手平均:14分16秒01
 堀・小澤選手等中堅どころがごっそり抜けてしまっているのが残念だが、田中・大池選手などスピードのあるランナーは健在。5年ぶりの出場だが、上位戦線を引っ掻き回したい
 

 
○山梨学院大学(今年箱根9位)
エノック オムワンバ(1年)13分48秒34★
井上大仁(2年)14分02秒51★
松下巧臣(3年)14分14秒20★
鳥羽和晃(4年)14分16秒44
福沢潤一(2年)14分23秒19
小笠和也(3年)14分24秒39
松山雄太朗(3年)14分25秒38
牧野俊紀(4年)14分25秒45
田代一馬(1年)14分28秒34★
阿部竜巳(2年)14分29秒13

上位6人平均:14分11秒51
上位10人平均:14分17秒74
 今後に大いなる可能性を感じるエノック選手と、日本人エースの井上選手が非常に楽しみな存在。前半戦活躍メンバーの多くがいないが、調子の上がっている選手も多い。ダークホース的存在。
 

 
5000m上位6人平均(全選手平均)
1位IVY13分45秒67(13分51秒63)※8人
2位駒大13分48秒03(①13分51秒91)
3位早大13分51秒86(②14分00秒02)
4位東洋13分55秒47(④14分02秒76)
5位明大13分55秒59(③14分00秒58)
 
6位青学13分58秒79(⑤14分06秒77)
7位順大14分05秒26(⑦14分16秒01)
8位中大14分06秒73(⑥14分12秒43)
9位城西14分06秒96(⑧14分16秒15)
10位山学14分11秒51(⑨14分17秒74)
 
11位國學14分18秒00(⑩14分23秒64)
12位立命14分30秒57(⑪14分38秒21)
13位第一14分36秒06(⑬14分49秒11)
14位関学14分38秒57(⑫14分48秒01)
15位中四国選抜14分45秒12(⑮14分57秒06)
 
16位日文14分45秒51(⑭14分54秒77)
17位北海道選抜14分46秒43(⑱15分01秒63)
18位愛工14分52秒64(⑲15分02秒95)
19位東北選抜14分52秒71(⑯14分58秒99)※8人
20位北信越選抜14分52秒95(⑰14分59秒11)※8人

21位広大15分05秒16(⑳15分17秒34)

駒大VS東洋早大青学山学明大が待ったをかけられるか
 スピードランナーが揃いメンバー充実の駒大か、設楽兄弟などエースを率いて連覇を狙う東洋大との一騎打ちというのがまず楽しみなところ。タイム的には駒大ですが、勝ち方を知っているのは東洋大である。オーダーのくみ方でも変わってくるだろうから、両校の戦略に注目。それを少しでも対抗できる可能性があるのは上記4校。特に早大は主要区間3区間がしっかり埋まるので可能性高そう。青学・山学もエースはいる。明大はちょっと微妙だが乗ったら面白いチームだ。
 地方はちょっと苦しそうだが、留学生が新たに入った第一工大が何とか絡めるか。立命館は1区で引き離されないようにしたいところ。なお、タイムトップのIVYリーグ選抜。今年初めて持ちタイムが公開されましたが、以前から相当の選手はきていたようです。ただ、時差ボケなどで中々安定して力を発揮できないと聞いています。今年はどうなるのやら。
 
 
 いくつか、先にエントリーが発表されてオーダー予想していますね。残り5校+地方ですが、明日はおそらく箱根予選のエントリー発表があるので、木曜日から続きをしていきます
 
 
 

【駅伝シーズン直前ver】H24年度チーム別1万上位10人平均ランキング

今後は1万。箱根予選組のみならず、出雲出場校も一部出場していますので、5千よりは変動があります。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 1万に関しては、その後の日体大記録会や学連記録会で本気出すチームもあるでしょうが…結構ええっとなりますねw 駒大・東洋・早大・明大・青学の5チームが全然本気出してないのもあるのでしょうが。
 箱根予選組のみで見ていると日体大が予選組とは思えないくらい強い。東海と大東大がかなり上にいますが、20㎞でどうなるか。また、長い距離強いところでは中学・帝京・農大も割といい位置につけているか。一応神大と上武大の間がボーダー付近ですが、30分切っていますね。どうなることやら。
 
 

1万チーム別上位10人平均ランキング

順位大学名(順位変動)平均タイム【1番手~10番手のタイム】(11番~20番の平均)
1番の選手・・・10番目の選手
※★マークは全日本シード
※順位、タイム変動は前半戦終了verより
27分台、28分前半、中盤、後半、29分前半、中盤、後半、30分前半、中盤、後半、31位分台
 
1位駒大(→)28分29秒91【28分02秒46~29分02秒89】⑦30分04秒51
油布3、撹上4、窪田3、村山2、中村2、久我4、上野4、西澤4、後藤田4、
岸本3

2位早大(→)28分58秒00【27分56秒94~29分57秒31】24)30分40秒33
大迫3、山本2、志方3、平賀4、佐々木4、前田4、市川4、(高田1)、荻原4、岡田2

 
3位東洋(→)29分00秒40【28分12秒82~29分25秒87】①29分37秒62
設楽悠3、設楽啓3、市川4、渡邊4、(服部1)、
(今井2)、大津3、冨岡巧4、齋藤4、淀川2
 
4位日大(1↑)29分10秒21【28分03秒43~29分42秒99】⑧30分06秒91
ベン4、ダニ1、田村3、佐藤4、萩野1★、林2、吉田4、小島2、寺田4★、日向野3★
3.5秒アップ留学生1人で29分17秒96
 
5位日体(1↑)29分10秒78【28分37秒75~29分27秒67】②29分46秒13
服部3、本田3、矢野3、早川4、福士4、甲斐3★、谷永4★、高田4、山中1★、白石4
5秒アップ
 
6位明大(2↓)29分13秒35【28分42秒92~29分46秒13】⑤29分58秒28
北3、菊地4、(横手1)、有村2、
大江4、大六野2、石間3、渡辺4、杉浦4、牟田1
 
7位順大(→)29分17秒07【28分45秒05~29分52秒61】⑪30分12秒55
田中4、松村2、
(山崎4)、小澤3、堀4、大池4、的野2、岩崎3、狩野3、松村和2

8位東海(→)29分18秒50【27分50秒59~29分54秒02】21)30分33秒56
村澤4、早川4、中川2、
元村3、野中4、石川2、小泉3、白吉1、上原3、松谷4
 
9位山学(1↑)29分20秒96【28分18秒93~29分44秒58】⑥30分01秒55
エノック1、
井上2、鳥羽4、小櫃2、牧野4、森井4★、土田4、松山3★、小笠3、伏島4
4秒アップ
 
10位中大(1↓)29分21秒12【28分44秒00~29分52秒95】⑳30分30秒21
新庄2、須河3、
大須田4、野脇4、塩谷4、西嶋3、多田2、代田3、渥美4、服部4
 予選組ではやはり日体大が(実質)トップ。主力3人は試合にでなかったものの、中堅や10番手争っている選手に自己ベストが多く出て、5番に。通過さえできれば非常に楽しみなチーム。日大は良い悪いがかなり分かれましたが29分中盤での自己ベストが何人か出たのは救いというところか。山学も中堅選手がタイムを縮めてきていました。
 
 
11位城西()29分25秒97【28分53秒33~29分52秒78】⑩30分09秒47
村山2、山口3、中原4、吉元4、松村2、石橋4、松岡4、平田3、長谷川4、山本1★
微増
 
12位農大(5↑)29分28秒81【29分13秒77~29分40秒89】⑫30分13秒82
青木4、木村4、戸田1★、(竹内2)、佐藤3、(山本3)、津野3、内藤4、岩渕2★、三輪3★
5秒アップ
 
13位帝京(1↓)29分29秒40【29分03秒28~29分46秒13】③29分54秒59
蛯名3、小山3、田中3、山川4、三田2、難波3、阿南1、千葉3、高橋2、大迫4

14位青学(1↓)29分30秒97【29分02秒10~29分45秒78】④29分54秒88
出岐4、福田3、竹内3、大谷4、横山4、遠藤3、松田4、三木2、相原4、川崎2

15位拓大(1↓)29分31秒97【27分53秒00~30分03秒01】27)30分47秒64
モゼ3、
野本4、北澤4、兼実4、奥谷3、登井4、堅谷4、木寺3、佐護2、櫻井2
 
16位大東(4)29分33秒50【28分53秒98~29分57秒90】⑱30分28秒23
市田宏2、
市田孝2、片川3、田口4、大西3★、吉川3、有木3★、池田2★、成田4、大崎3
6秒アップ

17位専大(2↓)29分33秒75【29分06秒02~29分49秒58】⑰30分27秒22
大橋4、星野4、宮坂3、住中4、齋藤2、松尾3、澤野3、草野4、上野3、後藤3
 
18位法大(1↓)29分34秒62【28分39秒04~30分05秒64】22)30分37秒36
(西池2)、
田子3、篠原4、田井3、関口2、品田4、松田3、賀上4、黒山2、大森4

19位中学(1↓)29分35秒69【28分42秒42~29分56秒79】⑭30分18秒40
藤井4、室田4、岡本3、山田2、芝山2、田中3、塩谷1、潰滝1、沼田3、木部2
微減※部員名簿から名前がなくなっていた選手を除外 
 
20位国士(1↓)29分35秒94【29分14秒49~29分52秒50】⑨30分18秒05
浪岡2、福田4、菊池3、狩野4、宇戸2、中村1、栗原4、池上3、岡崎3★、中山3
2秒アップ
 もともと非常に接戦だったこともあってか、記録会に大挙出場してきた農大と大東大は一気に順位アップしました。農大は新戦力が力を発揮してきました。後は主力の状態がどうか。大東大は全体的にかなりタイムが良くなりました。長い距離に繋げられるでしょうか。
 
 
21位上武(1↑)29分40秒83【29分09秒79~30分09秒54】⑲30分28秒80
佐藤2、倉田2★、山岸3、渡辺4、氏原4、石川4、松元2★、佐々木2★、(田林1)、菅家4
4秒アップ
 
22位國學(1↓)29分43秒16【29分13秒77~29分58秒00】⑬30分17秒70
寺田3、沖守2、大下2、中山4、上野4、柿沼3、川内4、廣川1、小原3、池田2
 
23位神大(→)29分46秒92【29分34秒87~30分05秒24】⑯30分25秒18
柿原2、福田4、鈴木4、我那覇1、西山1、吉川4、赤松2、坂本2、高久4、柏部2
 
24位亜大(→)29分49秒40【29分07秒07~30分04秒06】⑮30分22秒06
大沼4、河田3★、大槻2★、難波2★、吉本4、鈴木3、加藤3、平郡4★、千葉4★、山本2★
11秒アップ
 
25位創価(→)29分50秒85【29分24秒33~30分16秒70】25)30分50秒50
太田清4、ハリー1★、山口1★、小島2、原田4、太田正4、小嶋2、下屋4、石川3、倉澤4★
10秒アップ
 
26位麗澤(→)30分09秒57【29分17秒35~30分33秒00】26)30分49秒69
河合3、船井4、中島2、小山3、玉腰4、濱本3、佐々木3、前田3、桂2、小西2

27位平国(→)30分12秒65【29分28秒13~30分29秒71】23)30分38秒12
塚田4、飯坂4、木野2、阿部4、廣野3、星川3、雨宮3、本田4、川村3、前原4
 
28位流通(→)30分14秒04【29分12秒63~30分48秒75】28)31分01秒03
吉村2、梅木3、平山4、前田3、高橋3、古賀3(齋藤1)、大島3★、吉村祥2、佐々木3
0.5秒アップ
 
29位関学(1↑)30分22秒31【29分46秒29~30分57秒50】29)31分37秒77
望月3、松本3★、山本3、緒方4、田籠2、岡田3、渡邊3、大越4、岡本3、山岡4
8秒アップ
 
30位松蔭(1↓)30分29秒80【29分03秒84~31分26秒36】32)32分13秒77
橋爪4、菅野2、平尾4、伊藤3、本田3、小濱4、戸頃2、鎌田3、津司2、近藤3
 
31位武学(→)30分41秒24【30分04秒06~31分16秒57】30)32分00秒42
鴇崎3、紺野2★、古荘4、狭間3★、山藤3、早乙女4★、恒木3、佐藤3、鈴木4、伊東3
12.5秒アップ
 
以上31分以内
以下、10人以上出走確認チーム
32位東経31分04秒06、33位慶大31分27秒34、34位国武31分48秒65、35位東国31分51秒15
36位立大32分12秒69、37位筑波32分31秒92、38位東大32分36秒42、39位学芸33分03秒68
 上武大がベスト何人か。まあ、ここは予選巧者で持ちタイムあまり関係ないので、いつもの戦法ができるかどうかでしょう。それと亜大が記録ラッシュ、創価大はハリー・山口と1年生が好走して大きくアップ。にしてもこの亜大と創価大はいつも数秒差の接戦なんですが、創価大が上げると必ず亜大が逃げますw 下位では武蔵野学院が中堅選手に大幅ベストが出た選手が居ました。

【駅伝シーズン直前ver】H24年度チーム別5千上位10人平均ランキング

出雲駅伝、そして箱根予選直前に一度集計しなおします。なお、5千の途中集計は今回が最後になります

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
※一部埼玉実業団の結果がはっきり分かっていないのがありますが、判明次第差し替えます。
 
 出雲という事でみれば、やはり駒大・東洋が非常に状態が良さそう。青学もまずまず。2強に割って入っている明大は少し選手が抜けているのでどうか。エースがいると強い出雲の特性からすると、早大と山学も侮れないでしょうか。

チーム別5千ベスト上位10人平均タイムランキング

順位大学名(順位変動)平均タイム【1番手~10番手のタイム】(11番~20番の平均)
1番の選手・・・10番目の選手
※()の選手は高校のベスト
※順位、タイム変動は前半戦終了時より
13分30秒台、40秒台、50秒台、14分0秒台、10秒台、20秒台、30秒台、40秒台、50秒台、15分台
1位駒大(→)13分49秒85【13分42秒09~13分58秒31】 ①14分09秒14
油布3、撹上4、上野4、村山2、窪田3、(中村2)、久我4、千葉4、(其田1)、(大谷2)
 
2位明大(→)13分55秒58【13分49秒36~14分00秒25】 ②14分10秒53
菊地4、横手1、文元2、廣瀬3、有村2、八木沢2、大六野2、北3、前野2★、
大江4
0.5秒アップ
 
3位東洋(1↑)13分56秒78【13分44秒31~14分05秒33】③14分14秒03
設楽啓3、設楽悠3、(今井2)、市川4★、冨岡司4★、(服部1)、延藤3★、小池3、高久2★、渡邊4
4秒アップ
 
4位早大(1↓)13分59秒71【13分31秒27~14分16秒74】 ⑦14分23秒77
大迫3、山本2、平賀4、前田4、
佐々木4、志方3、市川4、(山本2)、(三浦1)、(臼田2)、(工藤3)
 
5位青学(→)14分02秒63【13分53秒39~14分13秒88】 ④14分18秒62
竹内3、出岐4、大谷4★、(久保田1)、相原4、藤川2★、(小椋1)、福田3、横山4、(神野1)
1秒アップ
 
6位日大(→)14分04秒06【13分32秒61~14分20秒60】 ⑫14分27秒11
ベンジャミン4、ダニエル1、佐藤4、田村3、
小島2、(横松優4)、(寺田4)、(田倍4)、加賀田3、(村越直2)
※留学生1人で14分09秒20
 
7位東海()14分04秒16【13分34秒35~14分19秒23】 ⑪14分26秒65
村澤4、早川4、元村3、
(両角1)、(宮上1)、(中川2)、吉川2、田中1、(末永3)、(冨田1)
 
8位日体(→)14分05秒14【13分49秒33~14分16秒72】 ⑥14分21秒35
服部3、矢野3、本田3、(福士4)、(勝亦1)、(山中1)、高田4、早川4、(大田4)、谷永4
 
9位中大(→)14分06秒25【13分59秒61~14分15秒37】 ⑤14分19秒56
(新庄2)、
西嶋3、野脇4、(出口2)、代田3、須河3、多田2、相場3、大須田4、渥美4
 
10位順大(→)14分07秒65【13分47秒12~14分17秒36】 ⑧14分24秒50
田中4、大池4、
(山崎4)、石井4、的野2、小澤3、(大住4)、岩崎3、(吉田1)、(佐藤4)

 東洋大が13分台に再び入れなおしてきました。主力以外の選手が一気に10番以内に突入してきたのは驚きです。彼らが1万でも結果を残せるのかどうか注目。それにしても、意外に自己ベストが少なかったり、記録会へ出場しなかったりというチームが多かった。
 
 
11位城西()14分08秒16【13分47秒89~14分20秒64】 ⑨14分25秒79
中原4、村山2、(松村2)、
山口3、(山本1)、吉元4、(室井1)、(奈須1)、長谷川4、渡辺4

 
12位山学()14分13秒93【13分48秒34~14分23秒19】 ⑩14分25秒96
エノック1、井上2、(藤井4)、松下3、鳥羽4、(上倉1)、(宮本3)、(前田1)、永井3、(福沢2)
 
13位農大()14分15秒96【13分55秒02~14分24秒68】 ⑭14分31秒33
(浅岡2)、
木村4、(島田2)、(竹内2)、(戸田1)、(津野3)、(佐藤3)、内藤4、秋谷4、(佐野1)

14位帝京()14分16秒21【14分03秒47~14分24秒71】 ⑬14分29秒87
難波3、蛯名3、早川2、熊崎2、後藤4、(阿南1)、三輪4、干場2、小山3、田中3

15位拓大()14分16秒56【13分37秒09~14分30秒98】 23)14分43秒04
モゼ3、
野本4、登井3、(金森1)、佐護2、北澤4、堅谷4、(東島1)、兼実4、札元3

16位大東()14分17秒59【13分55秒44~14分31秒61】 ⑳14分36秒48
(市田孝2)、(市田宏2)、(石田1)、大西3、片川3、田口4、鎌田4、(大隅1)、成田4、吉川3

 
17位国士()14分18秒47【14分01秒00~14分24秒28】 ⑯14分33秒59
浪岡2、中山3、(武藤1)、櫻井2、菊池3、池上3、福田4、(堀合1)、宮本4、工藤2

18位専大()14分19秒29【14分04秒15~14分27秒77】 ⑰14分33秒93
大橋4、星野4、宮坂3、澤野3、(住中4)、上野3、(吉良2)、斎藤2、松尾3、芝田2

19位法大(→)14分19秒58【13分54秒33~14分28秒98】 ⑲14分35秒04
(西池2)、
(樋上1)、(佐藤1)、(藤井1)、田井3、(黒山2)、(藤井1)、(中村1)、関口2、篠原4

20位神大()14分19秒65【14分08秒59~14分27秒90】 ⑮14分33秒54
我那覇1、今枝4、(永信1)、福田4、西山1、(赤松2)、柿原2、(井上2)、坂本3、上倉3
 城西・山学以外は箱根予選なので基本なし。その両校とも1万に出場でした。


21位中学()14分21秒42【14分00秒51~14分32秒64】 24)14分43秒42
藤井4 (塩谷1)、(芝山2)、及川2、(高品1)、室田4、岡本3、沼田3、木部2、田中3

 
22位國學(2↑)14分21秒46【14分07秒49~14分29秒05】 ⑱14分34秒52
寺田3★、中山4、(大下2)、沖守2★、上野4★、(吾妻1)、牛山3★、湯川2、(鮫島2)、小原3
3秒アップ

23位上武(1↓)14分22秒20【14分01秒54~14分33秒25】 21)14分36秒98
倉田2、佐藤2、渡辺4、山岸3、東1、石川4、大西2、松島4、中根2、(田林1)

24位創価(1↓)14分22秒51【13分58秒63~14分40秒72】 25)14分45秒68
ハリー1、小島2、太田清4、山口1、小嶋2、原田4、太田4、森口3、(若生3)、樋浦2
 
25位亜大(→)14分32秒22【14分20秒79~14分36秒31】 22)14分42秒11
大槻2、大沼4、二野下4、(田口2)、吉本4、加藤3、田中4、千葉4、海津4、笠間2★
微増

26位流通(→)14分33秒36【13分59秒06~14分49秒82】 28)14分55秒32
吉村2、
梅木3、平山4、佐々木3、古賀3、高橋3、前田3、(堀田2)、(大澤1)、(酒井1)

27位平国(→)14分34秒82【14分10秒54~14分42秒39】 27)14分48秒82
塚田4、前野2、川村3、(佐藤1)、(下山1)、廣野3、前原4、安西4、阿部4、木野2

28位麗澤(→)14分35秒42【14分24秒42~14分43秒90】 26)14分47秒53
船井4、桂2、河合3、小山3、(村瀬1)、中島2、波多野3、(小西2)、前田3、岡田3

29位東国(→)14分41秒96【13分31秒52~15分03秒80】 31)15分12秒85
ゲブラ1、(安藤1)、(小針1)、(藤井1)、(中谷1)、櫻井2、(柏村1)、(関1)、(小林1)、(太田1)、

30位関学(→)14分44秒14【14分32秒14~14分55秒55】 29)15分05秒08
望月3、松本3、山本3、小野4、緒方4、(山岡4)、(岡田3)、田籠2、藤波2、(獅子島1)

31位東経(→)14分49秒75【14分35秒11~15分03秒24】 30)15分09秒62
五十嵐2、諸角4、四方田2、(井上1)、佐山4、中村1、(清水2)、吉崎2、成原2、安達4

32位松蔭(→)14分50秒79【14分15秒17~15分03秒75】 32)15分17秒63
橋爪4、菅野2、(武藤4)、平尾4、八木4、本田3、近藤3、小濱4、鎌田3、津司2

33位武学(→)14分51秒91【14分39秒40~15分00秒09】 33)15分19秒11
佐藤3、(赤尾1)、早乙女4、鴇崎3、高橋2、古荘4、鈴木4、恒木3、山藤3、及川4

 
34位駿河(→)14分55秒41【14分44秒14~15分19秒60】 34)15分23秒57
(橋本2)、荒井4、原塚2、立成2、今井2、(木村1)、折橋2、(寺嶋1)、(古原1)、作田2
2秒アップ※判明分追加
 
以下5千10人以上出走確認チーム
※☆マークは箱根予選出場資格あり
※(数字 は箱根予選出場までの残り人数
35位慶大15分02秒86☆、36位筑波15分07秒13☆、37位立教15分07秒71☆
38位学芸15分10秒37☆、39位国武15分14秒16☆、40位東情15分14秒36☆
 
41位東大15分23秒76☆、42位横国15分31秒59☆、43位理科15分32秒54☆
44位学習15分38秒31☆、45位首都15分38秒76☆、46位明学15分44秒72(1
 
47位東工15分47秒02☆、48位一橋15分49秒47☆、49位防衛15分51秒05☆
50位芝工15分53秒18☆、51位北里15分54秒23☆、52位千葉15分55秒51☆
 
53位成蹊15分56秒55(1、54位山梨15分57秒42☆、55位上智16分03秒04(1
56位高経16分04秒18☆、57位埼玉16分05秒57☆、58位文教16分10秒11(3
 
59位都市16分10秒65(7、60位農工16分14秒56(5、61位電機16分16秒75(5
62位群馬16分17秒14(4、63位外大17分23秒51(8
他:東大院☆
 まあ、5千ランキングは半分下位チームのためでもあったりします。慶大や筑波大・立教大など有名なチームは果たしてどのくらい上位校と縮められるかどうか。久しぶりに出場したチームもありますし、東京国際・東京情報・芝浦工業大といった初出場組はどうなるか。また平均16分越えのチームは出場できなかったところが増えますが、その中で埼大と高経が突破。意地に期待したい。

出雲駅伝予想~中央大学~

飛車角抜きでも粘りを
中央大学
 
エントリー
4年
野脇勇志14分00秒72≪11箱根4区7位、10全日本2区10位≫…
下級生の頃期待されていたスピードランナー。長い故障から復帰しつつある
大須田優二14分14秒77≪箱根9区14位、全日本6区3位≫…昨年の秋から頭角を現し、全日本で好走。箱根9区は14位だったが果敢に飛ばしていった結果だった
塩谷潤一14分20秒46≪箱根10区2位、出雲6区10位≫…例の独特の走法で長い距離で粘りある走りをみせる 前回の箱根は区間2位の走りをみせた
新庄浩太14分23秒04≪箱根8区8位、11箱根8区4位≫…毎年箱根8区でいぶし銀の走りを見せている

3年
西嶋悠14分00秒44≪箱根1区8位、全日本1区8位、出雲4区10位≫…
ロードの方が得意で、主にスターターを任せられることが多い
代田修平14分02秒30≪箱根6区3位、全日本3区6位、出雲2区5位≫…スピードランナーで日カレ3障チャンピョン。前回の箱根6区でチームを逆転シードに導く走りをした
相場祐人14分13秒64≪出雲5区5位≫…関カレハーフに出走している

2年
多田要14分08秒49★≪全日本5区6位≫…
飛躍を期待されている2年生。前回の全日本で無難な走りをみせている

1年
藤井寛之14分19秒68★≪都道府県5区20位、高校4区5位≫…
先日の記録会で5千自己ベストで調子があがっている
徳永照14分20秒83≪都道府県1区6位、高校1区3位≫…ロードが得意で高校時代の駅伝のエース区間で上位に入っている

主な欠場者
新庄翔太(2年)13分59秒61≪箱根4区7位、全日本2区6位、出雲1区10位≫…
中大期待のエース候補 前半戦不調だったが、先日の記録会で14分一桁をだした
須河宏紀(3年)14分04秒89★≪箱根7区9位、全日本4区6位、出雲3区8位≫…中大のエース ホクレンで1万28分台だすなど記録を伸ばしてきていた
渥美昂大(4年)14分15秒37≪箱根3区7位、全日本7区3位≫…2年連続箱根3区で好走 故障で長期離脱中 ジョグができるようになったところ
 前半戦の中大はそんなに元気があるとは言えなかった。関カレは代田選手が3障で気迫の走りをみせた以外は目立たず、主力~中堅の西嶋・新庄翔・多田・相場選手あたりは下位に沈んでしまっていた。その中で、夏前に大きな成長を見せたのは須河選手。前回の三大駅伝全て出走し、主要区間に抜擢された大会もあったが、大きくトラックのタイムを伸ばしており、スピードエースの新庄翔選手とともに引っ張ると思われた。ところが出雲メンバーの名前からその2人の名前が消えた。新庄翔選手は今後の事を考えて、須河選手は軽い故障とのことだが、2枚看板がいないのは正直痛手ではある。その中で先日の記録会で使ってみたいと思う選手が出てきた。思い切って起用していきたい。

区間オーダー予想
西嶋-代田-多田-藤井-徳永-塩谷

 ただ、最初は主力選手を固めたい。西嶋選手という1区が得意な選手が残っているのは幸いだろう。区間上位は難しいと思うが、区間8位前後、もしくは前が見える位置で繋いでくれることを期待したい。次は前回区間5位の代田選手。元々得意としていた3障にも磨きがかかっていて、しっかりと前を追ってくれると思っている。
 
 ここから3区間は若手中心の起用で考えてみましたが、このメンツなら3区は多田選手でいいかなと思っている。関カレ時に絶不調に陥っていたが、今年トラックのタイムを大きく伸ばしており、先日の記録会では組トップで終盤独走。調子は上がっているので、そのまま勢いを持ち込みたい所。
 
 繋ぎの4区5区は1年生の藤井・徳永両者を抜擢。4年生に大須田・新庄浩選手という駅伝経験豊富な選手がいますが、彼らとほぼ同等の記録を出したわけなので、使ってみてもいいだろう。どちらも高高校3年生の時にチームのエースとして活躍。成績は徳永選手の方が上。ただ、藤井選手の方が自己ベストを出しているということで4区にしてある。
 
 最後のアンカーは上級生の中でと思ったが、やっぱり塩谷選手かなぁと。本当は今年の三大駅伝の最長区間は全て須河選手に任せたいと思っていたのですが、いないのなら仕方ない。昨年にアンカーの経験があるのも買った。その時から区間順位及びタイムを上げて、成長したところをみせてほしい。
 
 ネームバリュー的に極端に落ちるわけではないと思う。上位進出は厳しいかもしれないが、粘りある走りでおそらく出雲よりは有利になるだろう全日本へと繋げられるようにしたいところだ。

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