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箱根駅伝予選展望~東京農業大学

続いて
東京農業大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)
 
A:10位以内候補(6点)
 
B:25位以内候補(5点)
浅岡満憲(2年)29分45秒03≪箱根3区7位、予選29位≫…関カレ2部1500と5千で2年連続入賞しているスピードランナーだが、昨年長いロードでもまとめていた
 
C:50位以内候補(4点)
青木優(4年)29分13秒77≪箱根1区16位≫…農大のエースと言える存在。昨年の関カレと全日本予選でかなりの好走をみせた その時状態に戻りつつある
木村翔太(4年)29分14秒10≪箱根9区17位、予選11位≫…2年時にロードから台頭してきた選手 前回の予選チームトップ 関カレハーフで3位入賞 最近の記録会は今一つ
竹内竜真(2年)29分20秒78≪箱根8区11位、予選71位≫…高校時の1万は更新できていないが、29分20秒代連発で安定している
 
D:75位以内候補(3点)
戸田雅稀(1年)29分18秒15★≪都道府県1区14位、高校1区19位≫…関カレ2部1500のチャンピョン 先日の記録会で高2以来、長めの距離で好走した
内藤寛人(4年)29分38秒51≪箱根4区19位、予選33位≫…日本学生ハーフと関カレハーフで激走をみせた ただ、波が非常に激しい 王国民である
岩渕慎矢(2年)29分38秒90★≪予選83位≫…じわじわ成長してきている
花田昌之(4年)29分55秒75≪箱根10区18位、予選17位≫…2年生の時ハーフで台頭してきた 今年はほぼ試合出場がなかった
三輪晋太郎(3年)29分40秒89★≪予選69位≫…前回の予選会で好走 中堅を担ってほしい選手
 
E:100位以内候補(2点)
 
F:150位以内候補(1点)
山本和樹(3年)29分34秒30…1万29分台を出すようになってきたが、主要大会で沈むことがある

G:151位以下or未知数(0点)
矢澤舜(3年)29分49秒57…
先日1年半以上ぶりの試合復帰 長い距離は初挑戦
島田直輝(2年)30分20秒26…怪我を繰り返していて、中々本領発揮できていない
遠藤凌平(1年)30分31秒81★≪都道府県1区33位、高校3区12位≫…先日の記録会で上の方の組で出走
片山優俊(4年)30分43秒07…ハーフ66分台

上位10人合計:33点(参考:昨年1位36点、昨年6位30点)
IP:2分05秒
 
上位10人タイム平均
1万:3位29分31秒40
ハーフ(20㎞換算含む):2位64分13秒1
 
主な欠場者
佐藤達也(3年)29分33秒04≪箱根6区2位、予選261位≫…
箱根6区で激走 ただ、関カレ1万で棄権して以降、元気がない
津野浩大(3年)29分35秒64≪箱根5区20位、予選144位≫…箱根以降、低空飛行が続いていた

【最近の動きまとめ】
5区ブレーキは別としてちぐはくな調整だった箱根路
内藤・木村の4年生がハーフで、浅岡・戸田ら若手がトラックで活躍
またも大失速が 力を発揮できずに終わった全日本予選
中堅どころが伸びたか?9月末日体大記録会
 箱根は5区津野選手のブレーキが目立った格好になったが、全体的にちぐはぐなものであった。2区で最下位に落ち、3区浅岡選手で持ち直しかけたが、4区内藤選手が区間19位。復路は6区佐藤選手の快走があって波乗りかけたものの、9区木村10区花田選手でじりじり後退するといったもので、予選で好走していた選手が大きく失速するなど、力が発揮できていない場面が多かった。

 次に迎えた主要大会、関カレでは一転活躍。2部ながら内藤・木村選手が躍進でダブル表彰台にたったのは素晴らしかった。他には浅岡選手の5千入賞や、新入生戸田選手の1500優勝にわいたし、竹内・青木選手も入賞には届かずも悪い走りではなかった。箱根ショックから一時立ち直ったかに見えた。

 ただ、全日本予選ではまたも大失速が。2組の内藤選手が張り切って引っ張ったのは良かったものの、中盤から急降下。同じ組の1年生をカバーしたいところを逆に足を引っ張る形に。その後の組で失速選手が出たのは仕方ない面があるが、ちょっとチーム戦で最近脆いのが気になった。
 
【予選通過に向けて】
中堅選手は多さは武器 4年生の状態と10番手のタイム次第
 9月の記録会では中堅選手が頑張った。昨年の箱根予選でそれぞれ69位と83位に入った三輪・岩渕選手が自己ベスト。前回主力ががあまり良くない中、彼らの走りが地味に支えたと思っている。彼らがまた仕事できそうなのは嬉しい。

 農大は主力級はいないが、青木・浅岡・竹内・木村・花田・内藤選手などロードでまずまず走れる選手が多い。彼らと一緒に戸田選手も長い距離を走る事ができれば結構多くの人数が50位前後にまとめられる可能性があり、これは大きな武器になりうるだろう。総合力で勝負ができそう。

 問題は4年生に今一つの選手が多いこと。青木・木村選手はともかく、内藤選手は先日1万31分オーバー、花田選手は今季ほとんど試合に出ておらず、昨年の稼ぎ頭がやや不安。そうなると10番手があがってほしいのだが、未知数メンバーとなる(3年生の佐藤・津野選手がいないのがここは地味に響いている)ので、4年生が走れないとちょっと危うくなってきそうか。ただ、なんだかんだ箱根予選はここ数年安定しているので、いつもの調整力を発揮したい。

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