専修大学
エントリー選手独断ランク付け
基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)
A:10位以内候補(6点)
大橋秀星(4年)29分06秒02≪箱根4区10位、予選15位≫…専修大のエース。昨年の箱根予選から急成長 全日本予選は教育実習の影響で補欠に
B:25位以内候補(5点)
C:50位以内候補(4点)
住中翔(4年)29分31秒69≪予選108位、11箱根5区13位、10予選65位≫…2年生の時に台頭してきて、箱根5区で粘走 ハーフ63分台
星野光汰(4年)29分27秒97≪予選59位、10箱根5区17位、09予選90位≫…1年生の頃から20㎞ロードに適応していた
D:75位以内候補(3点)
齋藤翔太(2年)29分34秒10★≪予選142位≫…今季1万のチームベストを全日本予選で出して、伸び盛りの選手
上野大空(3年)29分43秒52★≪11箱根7区19位、10予選152位≫…2年生になって伸びてきている 全日本予選2組でしっかり走った
澤野健史(3年)29分38秒18★≪予選202位≫…9月末のハーフで64分台と成長を見せている選手
E:100位以内候補(2点)
松尾修治(3年)29分36秒52★≪予選98位≫…日本学生ハーフ63分台を出した ただ主要大会で成績が伴った事はない
吉良充人(2年)30分31秒71…日本学生ハーフ63分台を出している その後はやや低調
F:150位以内候補(1点)
草野翔平(4年)29分41秒03★…今年の記録会で自己ベストを大きく更新 全日本予選のメンバーにも選ばれた
後藤竜也(3年)29分49秒58…1年時に1万29分台をマークしている
芝田俊作(2年)29分59秒85★…今季2度1万を走って安定している
G:151位以下or未知数(0点)
上手慶(1年)30分12秒06★…春先に1万30分強
中山賢太(2年)30分29秒87…3障で関カレ出場経験あり
渡邉哲也(2年)30分45秒53…ハーフ67分台
上位10人合計:28点(参考:前回6位30点、前科タイム9位(専大)24点)
IP:20秒
持ちタイム上位10人平均
1万:8位29分36秒85
ハーフ(20㎞換算含む):4位64分24秒4
主な欠場者
宮坂俊輔(3年)29分28秒88≪予選137位、11箱根4区12位、10予選118位≫…スピードがあり1年から箱根を走っている ただ非常に不安定
森口瑞規(3年)30分03秒21…ハーフ65分台
【最近の動きまとめ】
・冬のハーフで好記録続出
・伊藤国光氏監督就任、トラックで記録が出た
・大橋選手の不調もあり、関カレと全日本予選は目立たず
・9月末にハーフ出場 65分前後に複数
昨年は走行順位で9位に付けたが、IPで弾き出されてしまった。ただ、個々ちょくちょくプチブレーキがあったのはちょっと残念であった。その後の冬シーズンはハーフマラソンで積極的に記録を狙いに行った。宮坂・星野・住中選手などの主力選手だけでなく、松尾・吉良・上野・齋藤選手などの若手メンバーが63分台~64分台出す等、大いなる収穫があった。
そしてビックニュース。これまで実業団チームの名門・鐘紡で指揮をとられていた伊藤国光監督が就任。春はトラック、秋はロードと堅実な方策を名言されたが、ほぼ年中ロード練習だった専大にとっては新鮮だった。5千や1万の平均タイムがぐっと伸びた。冬から春先にかけてはかなり勢いがあった。
ただ、記録を出す事が即決、主要大会で結果を出す事に繋がるわけではない事も認識させられた。関カレと全日本予選の成績は例年とさほど変わらず。エースの大橋選手が教育実習などで走れていなかった影響もあるが、いい選手と良くなかった選手とちょっと分かれている印象。ただ、焦らずじっくり強化する方針は変わらないようだった。
【通過に向けてのポイント】
伸びてきた選手が多い 試合での強さがどれだけ身についているか
さて、夏からはロードに切り替えるということだったが驚いた。箱根予選前の調整をハーフで行うというあまり見ない調整方法だった。確かに1万トラックでは半分の距離で肝心のスタミナ面は確認しきれないので、一つの策かもしれないか。
その結果を見る限り、大橋選手はもう心配なさそうで、個人の結果も狙えるかもしれない。同じ4年生の星野・住中選手はロード得意なのでまとめてくれると思っている。中堅では齋藤・上野・澤野選手が面白そうでここまではいいと思う。
問題は8番手以下。松尾・吉良選手はハーフ63分台持っているが、主要大会で結果が伴わない。1万29分台の草野・芝田選手は長い距離での実績がまだ無い。至近のハーフも良かったとは言えなかった。ここがあがってくれれば、通過が見えてくる。各チームのIPについてこれまであまり書いてなかったが、6位以内で通過しないと大混戦が予想される今回の箱根予選では7位以下適用のIPで簡単に弾き飛ばされることもありえる。しっかり6位以内に入れるように指示できるか伊藤監督のタクトが楽しみである。
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