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全日本大学駅伝~地方勢の健闘を

ここで、地方チームを紹介します
 

打倒関東!に燃えるチーム

 箱根偏重で徐々に格差が開いている中ですが、昨年は京産大が関東チームを1つ上回りました。僅かながら倒せる可能性がある3校をまず紹介します

 
立命館大学≪前回14位≫
吉村直人(2年)29分50秒62≪2年:出雲3区10位、1年:全日本4区12位≫
南雲翔太(2年)29分53秒76≪2年:出雲1区13位、1年:全日本6区15位≫
中村研二(4年)29分56秒84≪2年:全日本6区7位、出雲4区15位≫
今崎俊樹(4年)30分10秒08≪3年:全日本2区14位、2年:全日本4区10位、1年:全日本3区2位≫
濱野秀(1年)30分10秒63≪1年:出雲2区16位≫
片渕恵太(1年)30分23秒77
荒木尚馬(2年)30分29秒59≪2年:出雲6区13位、1年:全日本5区14位≫
池宮教喜(3年)30分34秒95
細田大智(3年)30分36秒45≪3年:出雲5区9位、1年:全日本7区13位、出雲5区11位≫
岸川大輝(4年)30分48秒00
中野内直人(1年)31分03秒76≪1年:出雲4区15位≫
井田洋行(4年)31分27秒00
松延佑馬(2年)32分29秒53
 総合力的にはやはりここになってくるだろうか。秋になって1万29分台を出した南雲・吉村選手に、荒木選手ら2年生が主力。出雲駅伝も1区3区6区を担当し、13位・10位・13位とまずまずの成績。これに勢いのある1年生濱野選手に、ロード強い細田選手らが間を支える。これに1500で有名な今崎選手に、2年時に全日本6区7位の走りをした中村選手が復調すれば、いいチームに仕上がりそう。序盤で12位ラインから離れないようにしたい。
 
 
関西学院大学≪前回15位≫
小山陽平(2年)29分44秒46≪2年:出雲3区12位、1年:全日本1区24位≫
西本拓弥(4年)30分00秒97≪3年:出雲1区15位≫
甲斐将樹(2年)30分16秒92≪2年:出雲4区13位≫
川口貴大(1年)30分29秒56
上田浩捷(4年)30分31秒95≪4年:出雲6区15位、3年:全日本2区15位、出雲3区11位≫
石橋優希(3年)30分46秒07≪2年:全日本6区14位≫
田村航大(1年)30分57秒82≪1年:出雲5区14位、高3:都道府県6区12位≫
児子侑樹(3年)30分58秒50≪3年:出雲2区18位≫
田中裕太(3年)31分09秒08
池上龍介(1年)
山中厳太(1年)
池田雄規(1年)
豊島誠也(1年)
 2年連続出場を決めた伸び盛りのチーム。エースは5千1万でチームトップの小山選手。大ブレーキとなった前回のリベンジを期す。出雲はまずまずだ。これにロードになるとしっかり成績を残す西本・上田選手といった4年生が脇を固める。それに最近調子を上げてきた甲斐選手と川口選手もおそらく主要もしくは前半区間での出走がありそう。これに期待のルーキー田村選手に昨年出走の石橋選手の状態があがれば勝負ができそうだ。
 

 
第一工業大学≪前回16位≫
ジョン カリウキ(1年)28分50秒32≪1年:出雲1区2位≫
井上智博(4年)30分36秒56≪4年:出雲6区14位≫
飛松佑輔(3年)30分49秒86≪3年:出雲3区14位、2年:全日本2区16位、出雲3区16位、1年:全日本4区14位≫
永井智大(1年)31分00秒91≪1年:出雲5区15位≫
吉岡紀元(1年)31分05秒12
山下奨平(3年)31分05秒88≪3年:出雲4区11位、2年:全日本3区23位、出雲2区15位≫
石川徹平(3年)31分06秒70≪3年:出雲2区14位、2年:全日本4区14位、出雲4区14位≫
樺島裕貴(2年)32分23秒71
宮國拓斗(1年)32分35秒00
羽生祥成(4年)32分35秒76
吉隆之輔(4年)32分44秒33
樺島瑞貴(2年)32分57秒03
三牧真也(1年)
 出雲では地方のチームではトップだった第一工大。カリウキ選手で2位スタート。期待の石川・飛松選手が良くなかったが、山下・井上選手ら中堅選手が踏ん張った結果だ。その後主力は九州駅伝に出場。飛松選手はまずまずだった。その他、永井選手ら1年生の頑張りも必須。1万のタイム見ていると1駒足りないが、5千14分台の選手が何人かいるが調子をあげたい。
 

目指せ!繰り上げ回避

 まあ、昨年は上記のチームも繰り上げになってしまったので、非常にシビアなわけだが、トップが混戦で、こちらが120%力を出す事ができれば結構襷を繋げるんじゃないかと感じたところを主な選手を5名紹介しながら5チーム紹介します

 
名古屋大学≪2年ぶり出場≫
山本祟博(M2年)29分54秒60≪4年:全日本1区24位、3年:全日本2区17位≫
平岡悠(4年)30分25秒51≪11年度:全日本1区25位、10年度:全日本5区15位、09年度6区23位≫
森本善智(2年)30分42秒65≪1年:全日本2区23位≫
矢野祥一(2年)31分31秒55
池亀透(3年)31分41秒39
 1万の持ちタイムは平凡だが、先日5千で湧いた。大学院2年の山本選手が14分20秒、池亀・森本選手が14分30秒代など自己ベストが続出、8人が14分台で戦力が整った。市役所勤務しながら全日本を目指している平岡選手も注目。前半区間で苦い経験のある山本・森本選手らのリベンジできるかがまず鍵だろう。
 
 
大阪経済大学≪3年ぶり出場≫
谷本旭洋(2年)29分40秒64
為石勇太(3年)30分00秒23
米田大輝(3年)30分09秒12
富山恭平(3年)30分30秒62
溝渕大輔(2年)30分36秒69
 全部員3年生以下と若いチームを報徳学園を永く率いた鶴谷監督が伊勢路に導いた。注目はハーフで大学記録を作った谷本選手。1万でも先日29分代を出しており楽しみ。また、3年生の為石選手がベスト、米田選手も30分台前半。全体的にも31分切が7人おり、乗れば上のグループにいけるかもしれない。
 

 
日本文理大学≪前回18位≫
畑山修生(2年)30分06秒93≪2年:出雲1区18位、1年:全日本1区19位、出雲1区14位≫
久保貴寛(2年)30分28秒09≪2年:出雲2区14位、1年:全日本2区17位、出雲2区12位≫
増田悠大(2年)30分28秒77≪2年:出雲6区16位、1年:全日本4区25位、出雲5区16位≫
神志那優輝(4年)30分42秒81≪4年:出雲3区15位、3年:全日本8区14位、出雲6区18位≫
古川勇二(3年)30分46秒49≪3年:出雲5区19位、2年:全日本5区21位、出雲4区17位≫
 昨年1区2区4区の大役をいきなり任された畑山・久保・増田選手ら2年生が中心。出雲では前年より悪かったが、その後の記録会で上向きに。特に畑山選手は5千で15秒ベストを更新し14分20秒で面白そう。これに毎回後半の区間を任されながら外さない神志那選手がいる。若手と上級生の力を合わせたい。
 

 
中京大学≪前回19位≫
松田和真(3年)30分15秒47≪2年:全日本3区14位、出雲4区15位≫
山口泰輝(2年)30分33秒98≪1年:全日本4区16位、出雲1区20位≫
横田成哉(4年)30分35秒64≪3年:全日本6区16位、出雲3区17位≫
芝田遼(4年)30分43秒62≪3年:全日本7区14位、2年:出雲3区16位≫
橋本一樹(4年)30分45秒48≪3年:全日本2区20位、出雲6区12位≫
 トラックレースに積極的に出場していて持ちタイムは高い。ロードでどれだけ粘れるかが鍵。エース不足が毎年の懸念だったが、至近の記録会で松田・山口選手が大幅更新。彼らで凌ぐ事ができれば、昨年の全日本のように中盤以降にあげていけそうだ。
 

 
東海学連選抜≪前回20位相当≫
萱垣義樹(愛工3年)30分47秒43≪3年:出雲1区20位、2年:全日本2区22位≫
濱地久史(皇學2年)30分51秒59
小川満太郎(静岡M1年)30分56秒36≪4年:全日本6区19位≫
小塚雄介(愛教M2年)31分01秒81≪M1年:全日本5区18位、4年:全日本6区18位≫
割田雄貴(愛工4年)31分18秒13≪4年:出雲6区19位、3年:全日本8区14位≫
 東海地区で予選落ちしたチームから組まれる選抜チーム。ギリギリで落ちた愛工大が4名選出。萱垣・割田選手らが中心。出雲は芳しい成績を取れず、この全日本にすべてをかける。また強化中の皇学館大の濱地選手に、院で競技を続けている選手ら今年も多彩。どんな襷リレーを見せるか。
 

 

来年の出場枠増枠を!

 総合力は厳しいがここはここの戦い。出場枠を巡っての攻防が繰り広げられているし、光るエースもいる。残り6チームの主力3名を紹介していく
 
信州大学≪2年ぶり出場≫
岩渕良平(6年)30分42秒55≪5年:出雲3区18位、4年:全日本2区24位、出雲1区21位≫
大野雄揮(2年)31分05秒13≪2年:出雲2区12位≫
岡野耕大(1年)31分08秒59≪1年:出雲6区16位≫
 この中で一番総合力が高そうなのはここか。6年生で駅伝経験豊富な岩渕選手がエースだが、面白いのは若手の大野・岡野選手。出雲で好走、その後の大会で1万のベストを更新してきた。他にも1万31分前半で走れるランナーがおり、力を出せれば20位以内も狙えそうだ。
 
 
札幌学院大学≪前回21位≫
藤井太雅(4年)30分06秒71≪4年:出雲1区14位、3年:全日本4区24位、2年:出雲1区14位≫
手塚大亮(3年)30分51秒34≪3年:出雲3区16位、2年:全日本2区21位、出雲3区15位≫
北川昌宏(2年)31分17秒24≪2年:出雲6区16位、1年:全日本3区20位、出雲2区17位≫
 まずは藤井・手塚・北川選手の3本柱がどのくらい走れるかが勝負になりそう。特にスピードのある藤井選手が序盤の区間で爆発できれば、前の方で絡んでいけるかも。他1万32分台の選手がどれ程で粘れるかが勝負だ。
 
 
 
新潟大学≪前回22位≫
住柔(2年)31分03秒82≪2年:出雲4区14位、1年:全日本3区24位≫
金澤拓則(4年)31分18秒17≪3年:全日本3区23位≫
鈴木挙(4年)31分27秒71≪4年:出雲5区17位、3年:全日本2区26位、出雲5区18位≫
 2年連続出場を果たした。前回苦い思いをした住・鈴木選手の成長しているかどうかがまず注目。出雲は繋ぎ区間でそこそこ走った。他最近自己ベストを出した金澤・古河選手らが踏ん張りたい所。
 
 
東北福祉大学≪前回24位≫
池田圭(4年)30分17秒74≪3年:全日本1区21位、2年:全日本3区15位≫
門脇幸汰(3年)31分05秒13≪3年:出雲1区19位、2年:全日本4区22位、1年:全日本7区15位≫
里見昌則(2年)31分24秒49
 注目は日カレ3障2位に食い込んだ池田選手。前回も1区務めているがどれだけいけるか。それと門脇選手とで2枚看板だ。あとは層が薄いが、先日2分以上ベストを更新した里見選手らで持ち応えたい。

 
福岡大学≪前回20位≫
前川貴映(4年)31分01秒15≪3年:全日本2区17位、1年:全日本6区22位≫
堤渉(4年)31分09秒40≪3年:全日本7区22位、1年:3区23位≫
橋口貴之(2年)31分56秒52≪1年:全日本6区20位≫
 マラソン挑戦中の中西選手は外れ、戦力的には厳しくなった。ただ、前回2区で17位と頑張った前川選手と、最近ベストの堤選手で序盤何とかなれるかも?他にも32分前後に伸ばした選手が数人いるので堅実に繋ぎたい。
 
 

 
広島大学≪前回23位≫
相葉直紀(4年)29分52秒16≪4年:出雲1区12位、3年:全日本1区14位、出雲1区12位、2年:全日本1区18位≫
高橋秀明(3年)32分34秒00≪3年:出雲3区21位、2年:全日本6区22位、1年:全日本7区25位≫
真野裕史(M1年)15分00秒52※≪M1年:出雲2区18位、4年:全日本3区21位、出雲2区18位≫
 ここは相葉選手が楽しみすぎる。先日の記録会でついに1万29分台。いけるところまで関東勢に喰らいつきたい。後は正直かなり辛いが、相葉選手が作るであろう貯金で粘っていきたい。

全日本駅伝オーダー予想~日本大学

2年ぶり箱根出場は弾みになるか
日本大学
エントリー選手詳細
4年
ガンドゥ ベンジャミン28分03秒43≪4年:予選1位、3年:全日本8区2位、予選4位、11箱根2区2位≫…
日大のエース。時々波があるが、基本的に長い距離やロードで粘り強い インカレでも1万やハーフで何度も表彰台へ 箱根予選で57分台と大爆発した
佐藤佑輔28分58秒75≪4年:予選25位、3年:箱根2区14位、全日本4区4位、予選2位≫…後半ビルドアップするとかなり強い 今季前半は疲労骨折により苦しんだが、夏に復調 箱根予選は昨年ほどではなかったが何とか粘った 律っちゃん隊員
寺田裕成29分39秒45★≪4年:予選88位、2年:箱根10区20位、全日本6区10位、予選59位≫2年前の予選で好走 その後は苦戦していたが、先日の記録会で1万ベスト更新 2年ぶりの箱根予選でもまとめた
 
3年
田村優宝28分48秒54≪3年:予選89位、2年:箱根1区9位、全日本1区1位、予選7位≫…
1年時から主力として活躍。ラストスパートの切れ味があり、前回の全日本1区区間賞 夏故障気味で本調子ではない
日向野聖隆29分42秒99★≪3年:予選138位≫…先日の記録会で1万のベスト更新 少しずつ伸びてきた
津田光介29分58秒21≪3年:予選279位、2年:予選185位≫…前回箱根予選8番手。今年は全般的に不調
2年
林慎吾29分29秒92≪2年:予選77位≫…
昨年かなり期待されていたが、箱根予選直前に故障して出走ならず 最近は日カレ1万に出走、箱根予選チーム3番手
小島秀斗29分35秒40≪2年:予選208位、1年:全日本5区9位、予選200位≫…スピード型のランナー 長い距離は苦戦することが多い
竹ノ内佳樹29分51秒41≪2年:予選115位、1年:全日本7区6位、予選165位≫…前回の全日本で好走している 箱根予選も前年より上昇した
村越直希29分58秒38≪2年:132位、1年:予選201位≫…双子の弟がいる 箱根予選の成績が向上した
高松峻平30分03秒00≪2年:予選107位、1年:予選140位、全日本3区13位≫…十和田駅伝で厳しい区間を任される等期待されている模様
1年
ダニエル ムイバ キトニー28分28秒42★…
期待の留学生 時々先輩のベンジャミン選手を上回ることもある
荻野眞乃介29分22秒18★≪1年:予選91位、高3:都道府県4区8位、高校1区13位≫…期待のルーキー 長い距離に強いらしい ぐんぐん記録を伸ばしてきている
主な欠場者
吉田貴大(4年)29分32秒98≪全日本6区5位、予選132位、10予選184位≫…前回の全日本で好走後、日本学生ハーフで63分強と急成長 今季は脚の痛みで苦しんでいた 
 2年ぶり箱根出場を決めた日大だが、今はベンジャミン選手が絶好調。箱根予選で57分台の好タイムを叩きだして、ノリにノッている。日本人の主力は佐藤・田村選手に、今後の主力候補林・荻野選手、復調してきた寺田選手までが力があると言えるか。その他、予選会の順位は良くないが昨年区間一桁の竹ノ内・小島選手に、出走した高松選手がいる。しっかり力を使えばシード権の力は充分。さらに上位を目指したくなる。
 

区間オーダー予想
林-荻野-田村-佐藤-竹ノ内-寺田-高松-ベンジャミン

ただ、実は箱根予選を見る限り、日本人の主力に不安要素が。核となる佐藤・田村選手が今一つだった。佐藤選手は何とか粘ったものの、田村選手は10㎞手前からずるずる下がってしまい、あまり状態はよろしくない様子。昨年、箱根予選から全日本にかけて調子をあげた選手が多かったので過度な心配はしなくてもいいかもしれないが、佐藤選手はともかく田村選手を主要区間に入れていいのかちょっと躊躇する。
 
 そこで林・荻野選手を1区2区に抜擢してみた。予選で決していい成績だったわけではないが、潜在能力自体は高く、また上記のように調子をあげているかもしれないですし。順番はどちらでもと思ったが日カレで主力と勝負したことが林選手を1区。トラックの記録が伸びた荻野選手を2区とした。ちょっとどのくらいいけるか楽しみでもある。
 
 3区に田村選手無難に繋いでもらって、4区佐藤選手。得意の後半にあげていく走りでまとめていきたい。失敗しているとちょっと苦しいかもしれないが、アンカーにベンジャミン選手がいるので粘っていきたい。
 
 さて繋ぎの区間。意外と昨年良かったんですよね。前回7区6位の竹ノ内選手を5区にコンバート。ここでもう一度流れを作り直し、2年前に6区担当した寺田選手。あの時は箱根予選のような走りにはならなかったので、リベンジを。7区は調子のいい選手でしょうか。予選の成績が一番良かったのは高松選手なので、置いてみる。どういう位置にアンカーに渡るのだろうか。
 
 アンカーは勿論ベンジャミン選手。箱根予選の調子を保っていれば56分台で3分~4分くらいなら逆転できそうだが、中2週間で全く同じにはいかないだろうから少しは負担減らしたいところ。序盤に田村選手が1区にどんと置けるようであれば大丈夫かなと思っている(ところで、留学生2人使えるようならダニエル選手が1区や4区とかに置けるのであまりオーダーに悩む必要ないですが、ルールどうなっているのでしょうか)。周りも強くなっているが、しっかり自分たちの戦いをして強くなっている事をみせていきたい。

全日本駅伝オーダー予想~中央大学

出雲サプライズ3位 全日本は更に強力布陣か
中央大学
総合3位2時間11分35秒
1区代田修平(3年)23分29秒区間賞☆(1→3)-3秒差
2区藤井寛之(1年)17分09秒区間4位(3→3)15秒差
3区多田要(2年)23分50秒区間4位(3→3)39秒差
4区徳永照(1年)17分56秒区間4位(3→3)45秒差
5区塩谷潤一(4年)18分23秒区間4位(3→3)36秒差
6区西嶋悠(3年)30分48秒区間7位(3→3)1分54秒差
 ある意味一番サプライズはここだったのではないか。1万28分台の新庄・須河選手が外れる事態。残っている駒自体は悪くなかったが、エース力が物を言う出雲駅伝は少々厳しいだろうと思われたのだが、まさかのトップ3入りだった。
 
 何と言っても代田選手の区間賞に驚いた。向かい風の中、うまく集団の中に隠れていたのはあるのでしょうが、ラスト1km手前で思い切ってスパート。前に出ると第一工大の留学生の選手にも競り勝っての快挙。本人の強い希望があったということですが、最高の成績となった。
 
 そうなれば総合力チームは強い。2区藤井選手はびっくりの襷リレーとなったが、以後落ち着き、区間賞・2位の選手以外にはほとんど差をつめさせず区間4位。多田選手は初の主要区間で抜きつ抜かれつで区間4位。徳永選手は東洋の設楽悠選手を目標に区間4位。塩谷選手は短い距離ながらいつものガッツある走りで区間4位。綺麗に区間4位を刻んだ。これは面白かった。
 
 アンカー西嶋選手は、今までが1区専任だったのでちょっと驚いたのだが、無難にまとめた。もう少し総合2位を狙っても良かった気もしたが、1区以外では初めてしっかり走れた気がする。一部万全でない主要選手もいるので、全日本もこれは1区以外の主要区間での出走もありそうだ。何はともあれ、展開がハマりすぎた面はあるとはいえ、乗った時の安定感の強さは示しただろう。
エントリーメンバー詳細
4年
大須田優二29分08秒34★≪3年:箱根9区14位、全日本6区3位≫…
昨年の秋から頭角を現し、全日本で好走。5千も1万も大幅ベストで調子があがってきている
野脇勇志29分16秒10≪2年:箱根4区7位、全日本2区10位≫…下級生の頃期待されていたスピードランナー。長い故障から復帰しつつある
塩谷潤一29分22秒90★≪4年:出雲5区4位、3年:箱根10区2位、出雲6区10位≫…例の独特の走法で長い距離で粘りある走りをみせる 出雲の短い距離でもきっちり走り切った
新庄浩太30分11秒56≪3年:箱根8区8位、2年:箱根8区4位≫…毎年箱根8区でいぶし銀の走りを見せている 10月の記録会で高校の5千のベストを更新した
 
3年
須河宏紀28分56秒40★≪2年:箱根7区9位、全日本4区6位、出雲3区8位≫…
中大のエース ホクレンで1万28分台だすなど記録を伸ばしてきていた 今は故障明け
西嶋悠29分26秒63≪3年:出雲6区7位、2年:箱根1区8位、全日本1区8位、出雲4区10位≫…主にスターターを任されていたが、出雲はアンカーを担当 無難に走った
代田修平29分34秒69≪3年:出雲1区1位、2年:箱根6区3位、全日本3区6位、出雲2区5位≫…前回の箱根6区でチームを逆転シードに導く走りをして以降、日カレ3障優勝など快進撃が続き、出雲では1区区間賞を獲得した
相場祐人29分56秒99★≪2年:出雲5区5位≫…関カレハーフに出走している
 
2年
新庄翔太28分44秒00≪1年:箱根4区7位、全日本2区6位、出雲1区10位≫…
中大期待のエース候補 前半戦不調だったが、先日の記録会で14分一桁をだした
多田要29分31秒12★≪2年:出雲3区4位、1年:全日本5区6位≫…飛躍を期待されている2年生。先日の出雲はいい流れということもあり、まとめた
 
1年
徳永照30分44秒67≪1年:出雲4区4位、都道府県1区6位、高校1区3位≫…
ロードが得意で高校時代の駅伝のエース区間で上位に入っている 出雲でもまずまず走った
藤井寛之31分07秒01≪1年:出雲2区4位、都道府県5区20位、高校4区5位≫…先日の記録会で5千自己ベスト、そのまま出雲の好走に繋げた
松原啓介14分25秒73※≪高校7区2位≫…徐々に調子を上げてきている
 まずは出雲メンバーはしっかりエントリー。代田選手ら出雲通りの走りができるか。それに4年生の大須田・新庄浩選手が非常に状態がよく、総合3位のメンバーと同等以上の状態だった。また、出雲で外れていた新庄・須河選手が復帰。須河選手は分からないが、新庄選手は既に9月末の記録会で出雲メンバーを超える成績でエンジン全開で加わるだろう。また野脇選手はレースに出れるところまで回復。総合力は間違いなくアップ。2年連続シード権は充分手の届く位置にある。
 
区間オーダー予想
代田-新庄-多田-大須田-徳永-塩谷-新庄浩-西嶋

出雲は大須田や新庄浩選手といった4年生を敢えて使わずに1年生を使っていたが、今回はガチオーダー。総合力チームなので出雲3位から更に浮上してもおかしくはないわけだが、他がずっこけて1区代田選手の区間賞という条件が重なったのはある。青学は出ないが、駒大・早大・明大が立て直せば、それで5番手。他に日体大・山学・日大らが激しくしのぎを削るのでシード獲得に余裕があるわけではない。というわけで、順位を狙うには、と考えてこうなった。
 
 1区は連続で代田選手。なんだかんだで平地の10㎞以上って初めてみるのですが、多分大丈夫だと思う。先頭集団に最後までしっかりいって、出来る限りトップに近い位置につけたい。そして満を持して登場させる新庄翔選手。リフレッシュの為の出雲回避ということで力は溜まっている。勿論、昨年以上の成績を収めて、完全に流れにのせたい。
 
 3区は、出雲を見る限り4区に使ってみたいと思った多田選手をあえてここ。完全に流れを重視しました。4区にトラックの記録を今年大きく伸ばした大須田選手を投入。箱根では主要区間に抜擢されるも、終盤に大きく失速し期待に応えられなかった。ここでチャンスを与えてみるのはどうだろうか。ここまでにしっかり6位以内に入って、少し貯金を作りたい。
 
 この3区間ですが、まず塩谷選手は決定。出雲のような走りができれば貯金を稼げるはず。後2区間ですが、出雲の走りから徳永選手は選びたい。出雲は実力者の設楽悠選手が数秒前にいる難しい位置ながら安定していたの事が加点。あと1区間は藤井選手、須河選手、野脇選手ら候補はいるが、状態が分からない選手がいるので、駅伝で安定していて最近ベスト更新した新庄浩選手で。4年生らしくいぶし銀の走りを期待。
 
 アンカーは出雲とそのまま西嶋選手。何となく箱根5区の気がしているのは自分だけでしょうか?まだ少し単独走がよく分からない部分がありますが、もしそうならそのまま使ってくるのかなと。昨年の棟方選手、3年前の大石選手にどこまで近づけるかみてみたい。おそらく出雲失速の他校が巻き返してくるだろうが、その中でシード権確保できれば、箱根が大いに楽しみになってくるだろう。

全日本駅伝オーダー予想~山梨学院大学

2本柱に続く戦力が出つつある
山梨学院大学
総合4位2時間11分46秒
1区井上大仁(2年)23分34秒区間5位(5)5秒差
2区鳥羽和晃(4年)17分20秒区間8位(5→6)31秒差
3区牧野俊記(4年)24分43秒区間13位(6→9)1分48秒差
4区松山雄太朗(3年)18分07秒区間6位(9→7)2分05秒差
5区阿部竜巳(2年)18分39秒区間7位(7→7)2分12秒差
6区エノック オムワンバ(1年)29分23秒区間賞☆(7→4)2分05秒差
 井上・エノック選手の柱を擁し、ダークホースとも言われていたが、それでも予想以上の戦績と感じた人が多かったのではないだろうか。1区井上選手は持ち前の安定感でトップと5秒差の区間5位で繋ぐ。ここからどうなるかがポイントであった。
 
 最初はちょっと苦しくなりそうだなと感じた。2年ぶり2区の鳥羽選手は何とかまとめたものの、3区牧野選手がずるずる後退。主将がこの成績はちょっと不味いかなぁと思っていた。その後の成績はともかくとして、今後の駅伝に関しての不安材料である。「その後の」と書いたのは4区5区の初駅伝となった松山・阿部選手が頑張った。4区松山選手は2人抜き、阿部選手は駒大の選手らと絡んで走った。元々力はあったが、ついに出てきたという感じでこれは収穫。
 
 そして要注目だったエノック選手の初駅伝。いきなり区間賞デビューということで上々だったが、ちょっとまだ慣れてはいない感じだっただろうか。正直、駒大の窪田選手とたまたま同時スタートだったので、いい走りができたという感は否めない。ゴール時の様子からするとまだ余力が残っていて、目の前に迫っていた3位に入れたような感じもした(後、下り苦手?)。潜在能力は本当に高いのだろうけど、まだ色々と学ばないといけない事はありそうか。単独で追う展開でどうなるか気になるところ。もっとも、最終的に順位は総合4位とまとまり、概ね良かったと言えそうだ。
 
全日本エントリー選手詳細
4年
森井勇磨29分07秒93★…
今年の秋になってバンバン1万の記録を更新してきている
鳥羽和晃29分16秒52≪4年:出雲2区8位、2年:出雲2区11位≫…2年生の秋に大きく飛躍しかけたが、出雲で失敗して以降低迷 先日の記録会で復調し出雲出走した
牧野俊紀29分27秒63≪4年:出雲3区13位、3年:箱根8区6位、予選61位、2年:箱根8区11位≫…主将。2年連続箱根8区で好走するなど長いロードで安定感がある 秋になって不調に陥っている
松本大樹29分38秒18★≪3年:箱根5区9位≫…前回の箱根の5区で快走 最近1万のベストを更新した
 
3年
松山雄太朗29分32秒06★≪3年:出雲4区6位≫…
じわじわ力を付けてきて、1万のベストを一気に29分33秒まで縮め、出雲で大学駅伝デビューに繋げた
 
2年
井上大仁29分01秒28★≪2年:出雲1区5位、1年:箱根1区10位、予選45位≫…
山梨学院の柱的存在 13分台&28分台は出せていないが各主要大会で崩れた事は一度もない 関カレハーフ2位に輝いている
福沢潤一29分44秒58★…怪我が多いが、力はある 先日の記録会で1万29分台へ
兼子侑大29分52秒43★…春先に1万29分台をマーク 全日本予選2組出走した その後怪我したが1万ベストで復活
阿部竜巳30分07秒86★≪2年:出雲5区7位≫…全日本予選1組と出雲に出走 どちらも無難にまとめた 先日の記録会5千で14分一桁の大幅ベスト
 
1年
エノック オムワンバ28分18秒93★≪1年:出雲6区1位≫…
中距離型に近いランナーだが、1万までは相当強い事を証明 長いストライドでのスパートも相まって、インカレで既に何度もチャンピョンとなっている
前田拓哉29分55秒16★…最近の記録会で1万29分代
谷原先嘉30分19秒88★≪都道府県5区16位≫…ロードが得意でハーフに2回既に出走している
田代一馬14分08秒15★※…ずっと5千に出場し続けているが、一気にベストを更新した

主な欠場者
小櫃裕太(2年)29分24秒89★…昨年の上尾ハーフから好成績を残し続け、全日本予選3組で公式戦デビュー 快走をみせた
土田俊徳(4年)29分31秒11…昨年末から成績が急上昇 全日本予選2組で組トップの成績
松下巧臣(3年)30分19秒31★…5千が得意なスピードランナー 先日の記録会で5千ベスト
 そのままの勢いでいきたいところだが、主力の小櫃・土田選手はまだ回復していないようで、欠場。他のメンバーでということだが、先日の平成国際大記録会で好記録連発。エノック選手が5千13分37秒までタイムを縮めてきて、爆発力の高さをアピール。やはり怖い。日本人も井上選手に続き、阿部・田代選手が14分一桁、鳥羽・松山選手もベスト。また1万で森井選手が29分一桁と快走、松本・兼子選手も自己ベストを出すなど、5千でも1万でもエントリー選手の更新者が続出。士気は非常に上がっている。そのまま全日本で2年ぶりのシード権に繋げたい所だ。

区間オーダー予想
阿部-エノック-鳥羽-松山-田代-森井-松本-井上

ただ、オーダー編成はものすごく悩んだ。エノック・井上選手の2枚看板は2区8区だと思うけど、どっちを置いた方がいいのか。また、1区3区は小櫃・土田選手と夏前に思っていたので、練り直し。4区も勝手に思っていた牧野選手の状態が思わしくないので白紙。また5千と1万に分けて平国大記録会に出場させた意図はなんだろうか、と色んな意味で考え応え(外野が真剣に考えても意味ないんですけどね)があるチーム状況なのだ。
 
 んで、こうなった。まずエノック選手と井上選手は8区。万全なチーム状況ならエノック選手を8区にして様子をみたかったのですが、1区3区がよく分からないのが正直なところ。ならば上位に付けることができるようにエノック選手を2区。混戦の中、追い上げる走りになると思うので、どういう感じになるのかみてみたい。また、井上選手は経験した大学駅伝が2年連続1区なので、思い切って真反対の区間を走らせるのも面白いと思ったのだ。なのでこれで予想する。
 
 人選悩んだ1区と3区は阿部・鳥羽選手を置いた。阿部選手は全日本予選と出雲どちらも上手くまとめており、その上に5千14分一桁のスピードもついたので抜擢。鳥羽選手は出雲を見る限り不安は残るのだが、トラックのスピードは完全に戻ったので最短区間の3区でどういう走りになるかチェックしたいので。さてどうなるか。また、もう一人14分一桁を出しながら1万以上の経験がない田代選手を5区。レベル的には多分この区間が一番低いので、ここで少し長い距離に挑戦してほしいのだ。
 
 そして4区ですが松山選手を予想。5千で決してチーム上位ではなく、1万好記録の森井・松本選手の方が適任かもしれない。ただ、1万であれだけ激走して、中1週間で果たして調子合うのかと疑問に思ったのだ。また、全日本の4区だともう少しスピードもほしいので、森井・松本選手の両者は6区7区ということに。松山選手もスピードランナーというわけではないけど、全日本予選など1万はしっかり走っているし、出雲のスピード駅伝も経験しているので、いいかなと。他、状態次第では兼子・福沢選手をためす事もあるだろうか。
 
 井上選手は、もうとにかく自分のペースで最大限力を出せれば。どんな順位になっているか予想がつかないのだが、シード争いで襷がくれば充分にもぎ取る力はあるだろう。なお、全体的にチーム状況は大きく上向きになってきている。トラックの記録も向上し、スピード化にも対応できそうか。勿論、本当にトラックの記録が活かせそうかどうかは走らないと分からない。この全日本でどうレースに絡んでいけるか楽しみな所だ。
 
 

全日本駅伝オーダー予想~明治大学

出雲はまやかし、本当の力は!?
明治大学
総合11位2時間15分37秒
1区有村優樹(2年)25分29秒区間21位(21)2分00秒差
2区前野貴行(2年)17分40秒区間11位(21→15)2分46秒差
3区文元慧(2年)24分08秒区間5位(15→12)3分28秒差
4区山田速人(2年)18分24秒区間9位(12→12)4分02秒差
5区木村慎(1年)18分30秒区間5位(12→11)4分00秒差
6区大六野秀畝(2年)31分26秒区間11位(11→11)5分56秒差
 序盤が不安というのはパッと見て思った。1区有村選手は記録会良くても主要大会でちょっと結果が出ないことがあったので、上位は来ない可能性は結構高いだろうと。それでも、3区以降で5位あたりまでの浮上は可能だろうというのが自分の予想だったわけだが、まさか最下位スタートとは。メンタル面とか(食あたりの噂も聞いたけど)色々言われていますが、とにかく終戦という形になってしまった。
 
 ただ、3区以降でいい成績があったのは良かった。3区文元選手が向かい風で追い上げる中、区間5位の走り。本人は1区の方が得意という話でしたが、こういう展開でも走れる事が確認できたのは良かった。また、ロードで強いと言われていた木村選手も好走。これは今後の駅伝でも面白そうだ。個々に収穫はあった。
 
 逆に2区4区6区は低順位。前野・山田選手は大学時代の実績がほとんど5千のトラックだったので、こういう展開だときついかなと思ったので予想通りだったのだが、大六野選手が苦しい結果でしたね。多分突っ込んだのかなぁという気がしますが、こういう選手ではないはずなので、全日本で本来の姿をみたい。全体的にここまで惨敗だと逆に立て直しが効きやすいだろうから、気持ちを切り替えていきたい。
 
 
エントリー選手詳細
4年
大江啓貴29分16秒69≪3年:箱根5区2位、全日本5区3位、2年:箱根5区2位≫…
2年連続で山の神に継ぐ成績を残している選手
 
3年
北魁道28分42秒92≪2年:箱根7区4位、1年:箱根4区11位≫…
細かい故障などもあり入学時の期待値からするともう少しというレースが続いている
石間涼29分23秒68≪2年:箱根3区13位、1年:全日本6区10位≫…前回箱根で急遽の3区で何とかまとめた
廣瀬大貴29分54秒45★≪2年:箱根6区8位、全日本6区7位、出雲4区8位≫…前回三大駅伝全部出走 今季5千で13分53秒まで記録を出している
 
2年
有村優樹28分57秒81★≪2年:出雲1区21位、1年:箱根8区3位、全日本3区7位、出雲5区11位≫…
監督期待の選手。9月の記録会が良くて1区に抜擢されたがまさかの区間最下位となった
大六野秀畝29分18秒28★≪2年:出雲6区11位、1年:箱根1区6位、全日本1区4位、出雲3区4位≫…昨年のロードシーズンに走るごとに成長 ハーフ62分台をマークした後、故障したが、日カレ5千で日本人トップの成績で復活した
前野貴行29分53秒79≪2年:出雲2区11位≫…1500で日本インカレ表彰台にのるなどスピードが非常にある選手
文元慧13分53秒47※≪2年:全日本3区5位、1年:出雲1区8位≫…昨年9月の記録会でブレイク。出雲1区を無難に走った。その後故障したがだいぶ状態が上向いてきた 出雲は低順位ながらいい走りを見せた
山田速人14分02秒76★※≪2年:出雲4区9位≫…これまであまり試合に出場できていなかったが、夏を越えて急激に自己ベストを伸ばし、出雲で駅伝デビューを果たした
松井智靖14分11秒26★※…大学での出場試合の約半数がハーフマラソンという選手 最近トラックも自己ベストを出し始めた
 
1年
牟田祐樹29分46秒13★…
春に1万29分台マーク
木村慎29分56秒61★≪1年:出雲5区5位、都道府県1区8位、高校3区10位≫…ロードでの活躍が期待されているルーキー 出雲で無難にまとめた
山田稜30分27秒86★≪都道府県5区26位≫…5千で自己ベストを出したがここまでは目立っていない
 
主な欠場者
菊地賢人(4年)28分43秒61≪箱根2区5位、全日本8区9位、出雲6区7位≫…明大の顔。大舞台で緊張するタイプだったが、今年の箱根2区は好走をみせた 最近はまあまあ安定。故障明けらしい
横手健(1年)28分57秒31≪都道府県1区2位≫…注目のルーキー 関カレ5千で入賞 アジアジュニアにも選出されていた
 さて、切り替えたい所だが、チームの状況は依然として整っているとは言えない。スーパールーキーの横手選手は未だ故障が完治せず、夏に故障後に出雲にはエントリーしていた菊地選手がこのエントリーに漏れ、状態が心配される。ただ、エントリー選手の顔ぶれを見ると楽しみな点の方が多い。柱になる間近の大六野・文元選手、スピードのある前野・山田選手に、ロードに強い松井・木村選手など若手に人材豊富。ちょっと勢いが無かったが、駅伝経験のある北・廣瀬・石間選手や、そろそろ調子を上げてきそうな大江選手の上級生と駒は豊富で色々と組みようがある。勿論、有村選手はどこかでさせるだろう。以前も出雲惨敗から全日本でトップを走った上で総合3位を取ったことがあるので、その時の再現を狙いたい。
 
区間オーダー予想
木村-文元-廣瀬-有村-大江-北-松井-大六野

さて、その駒をどう並べていくか。出雲のような出遅れを防ぐのに一番いいオーダーは1区文元2区大六野選手と並べるのがいいと思っている。ただ、菊地選手がいない今、アンカーをどうするのかという問題がある。北・有村選手だとちょっと心もとない、長い距離の経験が多い松井選手という手もあるが、駒はあるので大六野選手をもう一度アンカー(最長区間)にしてみてはどうだろうか。本人も三大駅伝は全て最長区間を走りたいという希望をしている。というわけで、8区を大六野選手に固定してオーダーを考えたい。
 
 そうすると2区がいなくなってしまうので、文元選手を2区に。今度は1区がいない。力的には有村選手になるが、さすがにリベンジとはいえ1区はちょっと外した方がいいだろう。では誰にするか。個人的に木村選手を推薦したいのだけどどうだろうか。いい素材だと思うので大役を任せてみたい。無難に先頭集団に最後の方までついてくれればと思っている。
 
 2区文元選手が出雲のようにスピードで飛ばしてもらい、その流れで3区にも5千13分53秒のスピードのある廣瀬選手。少し遅れても力通りなら回復できる。そして準エース区間の4区に有村選手。まあ2年前の菊地選手と同じ療法なわけですが、将来の箱根5区候補の一人なので、こういうところで自分のペースを刻めるようにということ。
 
 繋ぎ区間に上級生。大江選手は2年連続この区間を走っていて、コースを熟知している。駅伝で外した事がないので安心して置く。ここまでで躓いていたら立て直してもらいたい。そして6区に復活を願っている北選手。意地をみたいところ。後1枠どうしようかと思ったがロード型の松井選手を置いた。出雲出走の前野・山田選手や、3年生の石間に1年生の牟田選手ら有力選手を差し置いての起用だが、現時点では箱根で10区など一番出走の可能性あるかなぁと踏んだため。前回の細川勇選手以上の成績が目標で頑張ってほしい。
 
 そして大六野選手どうなるだろうか。順調に推移できればこの時点で6位以内、いやもっと上位に入っている事は充分可能だと思うけど、あまり位置などは関係なく自分の力を出し切りたい。エースと言うのはそういうものだと思うし、現状なら箱根2区はかなりの可能性あるでしょうから、その試験にもなるのではないか。とにかく、出雲で下がりかけた評価を、「あ、やっぱり箱根もやりそうだ」と思わせる成績を各個人してほしいところだ。

【結果】10/27 平成国際大記録会2+α

 
 
 
まさかの文字数オーバーでこちらへ
 
 
http://blogs.yahoo.co.jp/hakonankit/31463878.html
↑上位校の結果はこちら

○中央学院大学
2組
3位大蔵孝典(3年)29分52秒43★
7位松下弘大(2年)29分55秒53★
25位李(1年)30分29秒61★
29位高品純也(1年)30分43秒37★
35位松本重之(1年)31分01秒50★
1組
5位渡辺敏行(3年)30分44秒45★
6位小川貴弘(1年)30分45秒10★
ハーフに強い大蔵選手が多分初1万でいきなり好タイム。こういう選手が出てくれば層厚くなりますね。更にメンバー争いが激しくなりそう。それと松下選手は今季31分台が続いていたので驚き。1年生も特別今まで実績があったわけではないのでまずまずか。

○大東文化大学
2組
6位稲田浩己(2年)29分55秒49★
16位大隈裕介(1年)30分05秒01★
27位徳原宗一郎(2年)30分39秒60
28位近藤尚紀(3年)30分42秒23
33位森橋完介(1年)30分49秒88★
40位立花克広(1年)31分18秒72
41位船倉大輔(2年)31分28秒10
5千
10組
1位鎌田大輝(4年)14分36秒14
箱根予選メンバー外だった稲田浩が新たに29分台、大隅選手もいいタイムを残した。チーム全体で調子があがっていることが窺える。通過できるわけだ。また、唯一の箱根出走者の鎌田選手もそこそこ。調子を上げていきたい。
○上武大学
5千
12組
1位三橋純之介(3年)14分22秒73★
2位高津戸翔太(3年)14分22秒93★
5位中根広幸(2年)14分29秒86
26位横内佑太朗(2年)14分53秒65
28位菅家俊貴(4年)14分55秒69
11組
11位三好慎平(1年)14分40秒90★
12位齋藤宏和(3年)14分42秒21★
13位廣川耕祐(2年)14分44秒53★
16位田林希望(1年)14分46秒41
24位三田村健太(2年)14分52秒70★
27位末永允(2年)14分54秒36
29位金子大樹(3年)14分57秒22
8組
2位多田啓峰(準)14分57秒09★
 三橋・高津戸選手がいい結果だしましたね。このまま長い距離に繋げたいところ。

○日本大学
5千
12組
4位横松徹(4年)14分27秒85
7位大門友也(1年)14分30秒44
13位原祐太郎(2年)14分35秒70★
16位柴田真樹(2年)14分39秒03★
17位村越裕希(2年)14分40秒77★
21位宮田峻佑(1年)14分42秒92
10組
18位原秀明(1年)14分52秒26
23位沢田将祟(3年)14分57秒38
9組
6位枝吉拓(1年)14分54秒57★
 横松徹選手高校時代の自己ベストまで惜しかった。どうせなら超えたかった。また、2年生が今回は自己ベストを出す選手が多かった。

○創価大学
5千
11組
1位西川琢麻(3年)14分34秒89★
4位長嶋光一(1年)14分36秒59★
11位新村健太(1年)14分41秒14★
19位山本真紗也(1年)14分49秒75
20位辻普弥(2年)14分50秒62★
 西川選手と1年生が良かったですね。長嶋選手はベスト15分台からの躍進。

○亜細亜大学
1万
3組
24位加藤貴大(3年)30分24秒07
2組
9位山本学(2年)29分55秒89★
1組
1位菅慎治(2年)30分24秒28★
5千
13組
14位大槻晃靖(2年)14分20秒92
18位海津康平(4年)14分29秒90★
12組
3位黒川城地(2年)14分27秒04★
15位田口拓美(2年)14分37秒19
11組
7位村川恵太(2年)14分37秒20★
15位丸尾尚史(1年)14分46秒12★
10組
2位中田博生(2年)14分38秒80★
12位渡辺謙一(1年)14分45秒90★
14位田口拓美(2年)14分48秒06
21位石井龍麻(1年)14分53秒92★
 山本選手が新たに29分台。それ5千ながら記録ラッシュですね。大槻・黒川・村川・中田ら2年生がいい走り。予選の成績が悪かったが、基礎走力自体はあがってるのかな?また田口選手は2回出走お疲れ様。1回だけの出走なら自己ベストが出た気もしますが、何か意味あったのでしょう。

○流通経済大学
5千
7位佐々木拓朗(3年)14分44秒41
9組
8位千葉隆嗣(1年)14分56秒63★
10位八熊謙太朗(3年)14分58秒73
佐々木・八熊選手は1年生の時から箱根予選のメンバーに入っていた選手。もう一度あげて、来年力になってほしい。
○平成国際大学
5千
12組
11位前野雄輝(2年)14分34秒45
29位下山哲史(1年)14分56秒53
11組
22位三浦輝(4年)14分51秒61★
10組
4位齋藤太郎(1年)14分41秒44★
22位林泰一郎(3年)14分54秒47★
15分台だった齋藤選手がこの1か月一気に更新したのは驚き。主力ながら箱根予選走らなかった前野・三浦選手の出走し、まずまず結果を残したのは良かったです

○武蔵野学院大学
5千
12組
14位佐藤晃章(3年)14分36秒63★
25位早乙女夏紀(4年)14分49秒03
11組
8位恒木智弥(3年)14分38秒70★
14位狭間裕也(2年)14分44秒81★
26位紺野勇樹(2年)14分53秒65★
8組
1位山本貴紀(2年)14分52秒48★
14分台の選手が何人も増えてきましたね。3年生の佐藤・恒木選手が来季引っ張っていく形になりそう。選抜に選ばれた早乙女選手、11月末にあわせていけるか

○東京経済大学
1万
1組
2位井上雄一(1年)30分37秒68★
3位中村秀登(1年)30分42秒07★
9位栃木祐輝(2年)30分57秒17★
12位後藤駿(2年)31分16秒00★


5千
13組
22位五十嵐友也(2年)14分40秒25
12組
27位四方田春樹(2年)14分54秒58
10組
10位大蒲豪(1年)14分45秒10★

1万に何度も出場し、全日本予選を狙うと宣言している東京経済。まずは1年生の井上・中村選手が頑張りました。主力は5千に出場ですが、11月からの日体大記録会で勝負をかけるのだと思われる。
○その他
5千
12組
20位三上哲史(学芸院)14分42秒42★
3千
4組
1位人見泰弘(学習)8分38秒96
 三上選手、大学院に進んで更に自己ベスト更新は凄いと思います。人見選手は箱根予選で、関カレハーフ2部の標準記録を突破した選手です
 
 
※10/13の順大記録会の結果が出次第追記します
 
○順天堂大学
1位石井格人(4年)29分28秒55★
2位西郷貴之(2年)29分30秒19★
3位松枝博輝(1年)29分36秒02★
4位仲間孝大(M2年)29分36秒67★
5位山崎翔太(4年)29分36秒68
6位松村和樹(2年)29分46秒07★
7位堀正樹(4年)29分47秒15
8位松村優樹(2年)29分48秒40
9位信時一輝(4年)29分48秒86★
10位狩野良太(3年)29分53秒76
11位稲田翔威(1年)29分56秒56★
12位田中秀幸(4年)30分14秒79
13位高沢圭祐(3年)30分15秒02★
14位宮澤隼平(3年)30分18秒09
15位山崎諭弘(4年)30分30秒05
16位齋藤航(1年)30分32秒09★
17位小盛玄佑(1年)30分33秒69★
18位有馬啓司(4年)30分39秒14
19位松隈是明(2年)30分41秒70★
20位林優(3年)30分58秒29★
21位佐藤優太(4年)30分58秒71
22位山下侑哉(3年)31分13秒56
23位三宅隆友(2年)31分14秒20★
24位伊藤具視(2年)31分16秒38★
25位田中孝貴(1年)31分16秒99
DNF大池達也
 出雲の後半区間を務めた石井・松枝・西郷選手が大幅自己ベストでトップ3。西郷選手はもっといけそう。石井・松枝選手は調子自体は良かった感じだ。院生の仲間選手も頑張っていますね。
また、出雲欠場した主力のうち、山崎・堀選手が29分台で復帰。これなら箱根には問題なくいけそうか。それから新戦力の松村・稲田選手に、山下りの信時選手もいい走り。下位でも自己ベスト続出で、松村優選手がもう少しというのと小澤・的野選手がいない以外はかなり上々のチーム状況のようだ。

全日本駅伝オーダー予想~上武大学

前回のレースを再現できるか!?
上武大学
エントリー選手詳細
4年
渡辺力将29分35秒06≪4年:予選13位、3年:箱根9区7位、全日本6区2位、予選27位≫…
昨年秋から急成長 全日本、箱根、関カレハーフ、箱根予選とロードは全て好走している
氏原健介29分38秒20≪4年:予選26位、3年:箱根2区16位、全日本4区5位、予選9位≫…前回予選チームトップ スタミナで粘るタイプ 関カレハーフ渡辺に続いて入賞
石川拓馬29分39秒87≪4年:予選106位、3年:箱根7区18位、予選92位、10予選33位≫…2年時の箱根予選の時にいい走りをした 今年はチーム9番手だった
平迫幸紀30分03秒79≪4年:予選119位、1年:予選92位≫…1年時から距離対応していた 長い故障から少しずつ復帰し、箱根予選に3年ぶり出場した

3年
山岸宏貴29分31秒96≪3年:予選44位、2年:箱根3区18位、全日本5区5位、予選76位≫…
関カレ5千出場している 上武大の中ではスピード型

2年
佐藤舜29分09秒79≪2年:予選22位、1年:箱根1区7位、全日本1区10位、予選10位≫…
上武大のエース。昨年はずっとチームを引っ張っていた 関カレ3障の激走以降、今一つだが、箱根予選はチーム2番手の22位でまとめた
倉田翔平29分22秒46★≪2年:予選34位、1年:箱根4区17位、全日本2区10位、予選51位≫…5千でいい成績を残すことが多い 9月末に1万ベストで調子があがっている
松元航29分51秒71★≪2年:予選90位≫…昨年の全日本予選に出走 至近の箱根予選では100位以内に入った
佐々木天太29分56秒96★≪2年:予選47位、1年:全日本7区10位、予選90位≫…昨年のロードシーズンに粘走 箱根予選で一回り成長した姿をみせた
大西淳貴30分20秒03★≪2年:予選101位、1年:予選154位≫…前回の箱根予選に出走 少し成績を上げた

1年
東森拓30分13秒16★≪高2:高校6区11位≫…
トラックシーズンに好調だったルーキー 箱根予選は欠場した
 前回は初出場初シード権と大旋風を起こした上武大。ただ、その勢いは残念ながら箱根までは続かなかった。心機一転、新チームが始動。佐藤・倉田選手の2年生と氏原・渡辺選手の4年生が中心。特に渡辺選手がリードしていて関カレ入賞、箱根予選個人13位と長い距離で大活躍。今エースといっていいかもしれない。この4人の次がやや開いている印象だったが、山岸・佐々木選手が箱根予選で成長。戦力として数えられそう。後は2年生に頭数が多いのでそのあたりか。少し前回より見劣りしないこともないが、今回はエントリーを11人にして緊張感を高めている。2年連続シード権獲得で確かな自信を掴みたい。


区間オーダー予想
佐藤-倉田-山岸-氏原-東-佐々木-石川-渡辺
 主力もまずまず順調で大きな不調者はいないので、基本的には昨年とほぼ同じオーダーを組んでいる。1区2区4区は前回同様に佐藤・倉田・氏原選手、アンカーは絶好調の渡辺選手を6区からスライド。核となる区間はこれでいいのかなという気がします。

 1区佐藤選手は今度は最後まで先頭集団についていきたい。調子が昨年ほどではないが力でいってほしい。そうすれば倉田選手が昨年からの成長があるでしょうから、好スタートがきれる。繋ぎが昨年より少し弱い感じがするので、ここである程度の位置にいきたい。その流れで山岸選手がスピード、氏原選手がスタミナを活かしてうまく走ってくれればと思う。

 5区6区7区ですが、佐々木・石川選手は使いたい。佐々木選手は昨年に比べ大きく箱根予選で順位を上げた選手。この6区で成長をみたい。また石川選手は箱根の復路でいぶし銀的な走りをしてほしい選手なのでこういう区間で使いたいのだ。残り1区間はどうするか。前半戦の結果だと東選手が使ってみたい気はしている。予選欠場しているので状態がよく分かりませんが、11人絞ったエントリーで入ったので入れてみました。ダメなら松元選手あたりになるだろうか。繋ぎ区間がどれくらいでいけるのか気になる。

 アンカーは渡辺選手。長い距離走らせたら、今チームで1番早い。粘って繋いでいければ、力がある選手なので戦えるはずだ。箱根予選での成績が昨年より下がっているのは気になるが、昨年できたことをどれだけ再現できるか注目である。

全日本駅伝オーダー予想~日本体育大学

箱根予選ダントツトップ!ダークホースになるか
日本体育大学

エントリー選手詳細
4年
福士優太朗29分10秒64★≪4年:予選14位、3年:箱根6区20位、全日本3区8位、出雲2区4位≫
…関カレ1500で入賞するなどスピードのある選手 スピード区間への起用が多いが箱根予選は長い距離でもかなりの好走をみせた
高柳祐也29分52秒82★≪4年:予選30位、3年:全日本5区16位、出雲5区4位≫…前年の出雲駅伝で好走 それ以降うまくいかなかったが、箱根予選では力走
大田侑典30分09秒51≪4年:予選202位、3年:箱根7区19位≫…今年の焼津ハーフで63分台マーク 関カレでも健闘 ただ、その後故障 箱根予選は思い切り飛ばしたがうまくいかなかった


3年
服部翔大28分37秒75≪3年:予選35位、2年:箱根1区2位、全日本2区11位、出雲6区9位≫
…日体大のエース。やや不安定な時があるが、箱根や関カレ5千では気迫の走りをみせた 箱根予選は調子落ちで集団走に徹していた
本田匠28分46秒38★≪3年:予選5位、2年:箱根2区8位、全日本4区15位、出雲3区3位≫…昨年目覚ましい成長を見せ、箱根2区をしっかり走破。箱根予選でも個人5位で大車輪の活躍をしている
矢野圭吾28分53秒25★≪3年:予選6位、2年:箱根3区13位、全日本1区16位、出雲1区11位≫…今年大きく成長した選手で、彼を含め3年生トリオとなった 箱根予選も個人6位の好走
甲斐翔太29分24秒79★≪3年:予選32位≫…1年時に29分台マーク 今年の全日本予選で1組出走 通過へ流れを作った 箱根予選でも集団走で崩れずに走った
鈴木悠介29分33秒93★≪3年:予選60位≫…全日本予選に2年連続出走している 箱根予選チーム9番手

2年
木村勇貴29分55秒55
…9月末の記録会で5千大幅ベスト

1年
山中秀仁29分26秒74★≪1年:予選33位、高3:都道府県1区10位≫
…期待のルーキー 全日本予選から力を発揮し始めている 箱根5区に意欲を見せている
勝亦祐太29分35秒68★≪1年:予選19位≫…期待のルーキー 高校の後半に故障していたが、全日本予選3組に抜擢された 予選では個人19位と全大学1年生トップ
小泉雄輝29分40秒46★≪1年:予選87位、高3:高校1区28位≫…先日の記録会1万で好走 予選も出走
奥野翔弥30分51秒54★≪高3:高校5区1位≫…箱根予選のメンバーに選出されている


主な欠場者
谷永雄一(4年)29分25秒24★≪4年:予選53位、3年:箱根4区14位、2年:箱根10区8位≫…中堅の選手 関東インカレのハーフに出走していて、箱根予選もチーム9番で走っている
 逆襲が続いている。箱根でブービーに繰上げと屈辱を味わい、危機感をつのらせた日体大の勢いがすごい。至近の箱根予選では10時間5分切りの圧巻の記録で連続出場を伸ばした。原動力となったのは3年生の服部・本田・矢野の3年生。本田・矢野選手は個人5位6位と素晴らしい走り。服部選手は調子が悪いということで集団走に徹した。その結果、中堅候補の高柳・甲斐・鈴木選手や期待の1年の勝亦・山中選手らがしっかり走り切る事ができた。主将の役割を果たしたといえよう。さて、その引っ張ってもらった彼らが本当に力がついているのかどうか試す絶好の機会が今回の全日本。要注目だ。


区間オーダー予想
勝亦-本田-服部-山中-福士-高柳-甲斐-矢野
 無難に組むなら1区服部2区本田3区福士4区勝亦5区山中…とかかなぁと思ったのですが、色々いじってみました。服部選手の回復具合がよく分からないので、最短区間の3区に置いて1年生の勝亦・山中選手を1区4区に任せるオーダーです。

 勝亦選手は箱根予選で10位台で予想以上に距離に対応してきたのでここ。スピードもあるし、任せてみるのもおもしろそう。また、箱根5区に立候補している山中選手。箱根予選はそこそこくらいだったので、もう1回長めの距離を走ってスタミナを見たいのだ。2区3区5区に本田・服部・福士選手といった力のある上級生を固めてあるので、少々の失敗は何とかなるようにしてあるので、思い切って走ってほしい。

 6区7区は調子のいい選手や鈴木・小泉選手のように駅伝経験無い選手起用しても面白いかな。ひとまずこの予想では順位を考えて、予選で30番台に入った高柳・甲斐選手に。高柳選手は昨年5区で大きく失速してしまったので期するものはあるだろう。甲斐選手は全日本予選・箱根予選と連続してチームに貢献しているのもあり抜擢。力出せれば繋ぎ区間も非常に充実しているはずだ。

 そして最後アンカーに残しておいた矢野選手。箱根で矢野選手を9区に残せないかなと勝手に考えているので、その演習でもあったりすが、どうだろうか。箱根予選からの調整面の心配はどうしてもあるので、言っても仕方ない。個人的にはこうやって新しい戦力をためしながら総合順位も狙っていくというオーダーでみてみたいと思う。良い戦いはできるんじゃないかと踏んでいます。

 

ところで、箱根予選特集の時に盛んに、「(服部選手の)3年生主将は、日体大では史上初」というフレーズが出ていました。しかし、78回大会に2区を走った佐藤信介選手も3年生で主将を務めていますので、違ったと思います。

全日本駅伝オーダー予想~帝京大学

エース蛯名に主力が充実してきた
帝京大学

主なエントリーメンバー
4年
山川雄大29分22秒33★≪4年:予選7位、3年:箱根8区5位≫…
前回の箱根で好走、次の日本学生ハーフ62分代2位と大爆発した 一時調子を落としたが箱根予選で一桁順位に入り、実力を見せた
三輪龍之介29分57秒29≪4年:予選184位、3年:箱根7区13位、予選109位≫…本学生ハーフで64分前半 全日本予選1組で好走 箱根予選は良くなかった

3年
蛯名聡勝29分03秒28★≪3年:予選4位、2年:全日本2区9位、予選8位≫…
帝京大のエース  箱根は貧血で走れなかった以外、日本学生ハーフでトップをはじめ、各大会で上位 また、 箱根予選でも飛び出した3人以外にはすべて勝った

小山司29分15秒74★≪3年:予選36位、2年:箱根5区12位、全日本5区8位、予選79位≫…じわじわ成長している選手 全日本予選4組でしっかり走った 箱根予選はチーム5番手
難波幸貴29分35秒10★≪3年:予選131位、2年:箱根4区15位、全日本1区20位、予選19位≫…5千でチームトップ 全日本予選3組で好走したが箱根予選はよくなかった
千葉一慶29分39秒57≪3年:予選37位≫…初の主要大会となった箱根予選でチーム6番手

2年
三田和矢29分33秒21≪2年:予選81位、1年:全日本6区9位≫…
前回の全日本でまずまず その後故障していたが、6月には試合に出られる状態に 箱根予選も出走した
高橋勝哉29分43秒25≪1年:予選115位≫…10月上旬の記録会で5千14分10秒代で調子が上がっている
熊崎健人29分46秒40≪2年:予選15位≫…関カレ2部1500で決勝進出 積極的な走りをする選手 箱根予選で15位に食い込む力走をみせた
早川昇平29分51秒17≪2年:予選16位、1年:全日本3区10位、予選125位≫…関カレ2部5千で8位入賞 全日本予選1組で29分台の好走
高松伸伍29分55秒75…10月上旬の5千で14分10秒代をだした

1年
竹本紘希31分32秒83≪高3:都道府県5区27位、高校1区36位≫…
高校で駅伝を走っている
高橋裕太14分39秒60※≪1年:予選49位≫…大学入学以降あまり成績残していなかったが、箱根予選でチーム7番手の49位と好走

主な欠場者
田中健人(3年)29分17秒43≪箱根2区19位、予選101位≫…昨年の全日本予選で大活躍 その後は中々いい成績を取れないまま、故障していた 練習には復帰している
柳原貴大(2年)29分46秒94★…昨年の夏から名前があがり、日本学生ハーフで63分台 その後はやや不安定
阿南賢也(1年)29分37秒99★…期待の1年生 関カレで肉離れしていた

 ぐんぐん新戦力が台頭してくるのはもはや驚かなくなってきた。箱根予選ではエースの蛯名選手は順調に成長、それと柱である小山・山川もしっかり走り切ったが、早川・熊崎選手といった2年生が10位台。またここまで目立っていなかった3年生の千葉・1年生高橋選手が中位でまとめてきた。昨年上位だった田中・難波選手が失速or欠場したのは全く感じさせなかった。他、主力が一部不安な面もあるが、今走れている選手も力がついてきている感じなので、彼らを中心にシードラインに絡んでいきたい。


区間オーダー予想
早川-蛯名-熊崎-小山-高橋裕-千葉-高橋勝-山川
 そういえば、昨年は1区が撃沈してしまい、勝負にならなかったので慎重に人選したい。3本柱使う事も考えたのですが、それは箱根本選に繋がらないと思ったので、勢いの春早川・熊崎選手のどちらかを使い、2区4区8区に3本柱。箱根で2区蛯名5区小山9区山川と考えているのでそれの予行演習の意味合い。この中ならやはり蛯名選手がエース区間でどういう走りをするか。昨年は下位でもらうことになったので、今年こそ、その実力をみせてほしい。

 その1区は早川選手を置いた。熊崎選手は3区。関カレで早川選手は5千で入賞、熊崎選手は1500で決勝進出と、得意距離の関係ということと、前回駅伝経験があるということもある。この3人で流れを作りたい。

 5区6区7区は似た選手の実力が多くて起用に悩むが、箱根予選で台頭してきた高橋裕、千葉選手はちょっと起用してみたい。高橋裕選手は5月のハーフでそこそこ走れていたもののちょっと驚いた。千葉選手は昨年1万29分半ばを出していたが、ついに主要大会で結果残した。この2人は使いたい。残り1区間ですが、箱根予選は8番手以下が少し離れたので一人入れ替え。調子の上がっている高橋勝・高松選手あたりが候補になってくるだろうか。ロード(ハーフ)の実績で高橋勝選手にしました。

 勿論、小山・山川選手の走りは気になる。小山選手は予選が思ったほど来なかったのは気がかりだが、最低限まとめる力はある。山川選手は調子がいいので最後の切り札。蛯名選手がエースだが、全体的には金太郎飴でもあるので、2区終了時の順位でそのまま流れる可能性がある。そうなればちょっと面白いかもしれない。自慢の育成力で果たしてシード権まで届くかどうか注目。
 

全日本駅伝オーダー予想~神奈川大学

5年ぶり出場!新たな歴史造りへ
神奈川大学

主なエントリーメンバー
4年
福田健太29分36秒02≪4年:予選63位、3年:箱根4区12位、予選64位、2年:予選58位≫…競り合いに強いランナー 箱根予選で安定した成績を残し続けている
鈴木駿29分36秒34≪4年:予選46位、3年:箱根9区16位、予選56位≫…鶴見中継所である意味有名になった選手 日本学生ハーフで63分台をマークした
吉川了29分44秒04≪4年:予選86位、3年:箱根3区20位、予選60位、2年:予選53位≫…1年生の頃からロードに対応 今年は全日本予選2区3位の成績を残している

3年
上倉拓也30分14秒79≪3年:予選171位、2年:予選103位≫…
2年連続箱根予選出走

2年
柿原聖哉29分34秒87★≪2年:予選39位、1年:予選54位≫…
昨年の夏の間に急成長 関カレ2部1万9位、箱根予選もチームトップの39位と神大のエース格に成長
柏部孝太郎30分05秒24★≪2年:予選85位≫…全日本予選のエントリーに選出 箱根予選でチーム8番手
井上雄介30分11秒62…高島平20㎞で62分半ば
小泉和也33分02秒99≪2年:予選52位≫…箱根予選チーム5番手の52位で急浮上

1年
我那覇和真29分36秒51★≪1年:予選62位、高3:都道府県4区14位、高校1区32位≫…
期待のルーキー 関カレ好走し、全日本予選も最終組で力走 箱根予選は62位
西山凌平29分37秒87★≪1年:予選45位、高3:都道府県5区9位、高校1区14位≫…我那覇に続いて成長 全日本予選3組でまずまず走った 箱根予選はチーム2番手で1年生1番手に
南俊輔30分13秒98★≪1年:予選168位、高3:高校6区2位≫…全日本予選のエントリーに選ばれていた 箱根予選は出走している
三輪北斗14分31秒77※…7月に一度だけ記録会に出場している
渡邊慎也14分36秒90※≪1年:予選110位、高3:高校5区7位≫…3障で総体に出場、箱根予選でチーム10番手


主な欠場者
赤松宏樹(2年)29分53秒54★≪2年:予選48位、1年:予選53位≫…故障が非常に多いが素質が高い 今年の全日本予選で1組2位と流れを作った 箱根予選も力走を見せた
高久芳裕(4年)30分04秒90★≪3年:予選130位、箱根6区12位、2年:予選116位≫…昨年の箱根で6区担当 箱根予選欠場している
 5年ぶりの出場を果たした神奈川大。低空飛行を続けていたチームが、浮上のきっかけを掴みつつある。起爆剤は2年生以下の下級生。全日本予選では主力に成長した柿原選手に、赤松・我那覇・西山選手らが活躍。このうち赤松選手がエントリーから漏れたが、全日エントリー締め切り後の箱根予選で元気な姿が見られたので一安心。とにかくまずは下級生が軸か。ただ、忘れてはならいのは縁の下で支える4年生。鈴木選手を中心に安定している。エース不足で厳しい評価を受けるが、若手の元気さと上級生の安定性を組み合わせてシード権を窺いたい。

区間オーダー予想
西山-我那覇-福田-柿原-柏部-小泉-吉川-鈴木
 大胆にいきます。まず1区2区に1年生の西山・我那覇選手。将来のエース候補に大役を任せる。思い切って使ってもいいのではないでしょうか。順番はまず西山選手。箱根予選では我那覇選手より最初から早いペースで走行し、そのまま走り切った。まだ大学駅伝1区のペース変化に対応できる可能性があるのではと思います。そしてトラックの記録では彼を上回る我那覇選手をスピードエース区間の2区。現段階でどれだけいけるのか試してほしいところ。

 真ん中のエース区間の4区に繋ぐ3区には上級生である程度スピードのある福田選手。箱根の4区でも悪くなかったので起用。そしてこの4区に予選トップの柿原選手。総合力チームはこういう方法が面白いのでは。序盤をエースと言うよりはスピード型を添えて、中盤に勝負して浮上してからんでいく。これでどうだろうか。

 繋ぎの3区間は、箱根予選で成長の跡が見えた柏部・小泉選手を起用。この2年生世代は中々面白そうですね。まずはここで大学駅伝を経験させたい。アンカーへつなぐ区間は4年生の吉川選手。箱根予選の成績が少し過去2年より悪かったが、持ち前の安定感で確実に走りたい。そしてアンカーはあの鈴木選手に。本人は箱根9区リベンジを誓っている。それならば、この全日本のアンカー区間はしっかり走って置くべきなのではないかなと。こんな感じで予想。


 ところで、色々書いたけど、もう一つ意味がある。実は昨年全くノーマークからシード権を獲得した上武大とほぼ同じオーダーにしてるんです(最初の2区間1年生、3区にバランスのとれた4年生、4区に箱根予選チームトップ、8区に距離に強い4年生)。総合力で戦うチームの一つ参考になるかなぁと思って配置してみました。ただ、予選6位通過ということで昨年の上武より一回り下ではある。苦しい戦いだとは思うが、箱根で今までと違う戦いになりそうだといえる収穫がほしいところである。

【結果】10/27 平成国際大記録会その1

夕方は気温20度以下と、非常に良コンディションに恵まれました
 

 

10/27 平成国際大記録会結果(http://www2.hiu.ac.jp/~rikujo/KIROKUKAI/39th-result.pdf)

※5千15分以内、1万31分30秒以内の選手の結果を追記します

○東洋大学
1万
3組
2位日下佳祐(3年)29分01秒05★
3位冨岡司(4年)29分06秒09★
6位佐久間建(3年)29分08秒28★
7位渡邊公志(4年)29分11秒68
8位今井憲久(2年)29分24秒74
10位名倉敬太(2年)29分28秒76★
12位寺内将人(1年)29分41秒98★
13位上村和生(1年)29分42秒77★
14位畑勇希(3年)29分42秒96★
15位湯田晟旭(1年)29分44秒91★
17位長谷川直輝(1年)29分51秒08★
19位斎藤真也(2年)29分52秒91★
23位柿本祟志(4年)30分18秒65★
25位長浜雄一(2年)30分29秒67★
27位大室尚喜(2年)30分35秒43
28位時田友斗(1年)30分43秒55★
30位土屋天地(4年)30分55秒85
2組
4位高倉祐樹(1年)29分54秒81★
8位蓑和廣太郎(4年)29分55秒60★
14位高野智仁(1年)30分00秒56★
17位力石直也(1年)30分08秒39★
18位斎藤亮(1年)30分08秒87★
20位渡邊一磨(1年)30分13秒24★
23位西山祐生(4年)30分18秒98
30位神永よしき(2年)30分45秒56
34位冨岡巧(4年)30分51秒78
36位守田収一(4年)31分02秒21
37位川原卓也(4年)31分02秒87
38位小藤友裕(1年)31分07秒25★
39位高橋尚弥(1年)31分15秒18★

1組
7位吉田翔也(1年)30分45秒32★
8位伊藤銀河(3年)30分45秒61★
10位清水達也(1年)31分10秒59★
13位本間峻太(1年)31分22秒39★
 すごい…としか言いようがない。出場したほとんどの選手が自己ベスト大幅更新&復調。日下選手が28分台目前、1年生から名前が挙がっていた選手ですがいよいよ来て、冨岡選手が最後の箱根に猛アピール、また5区補欠と言われている佐久間選手も29分一桁で補欠から候補の1人にまでは格上げでいい感じ。渡邊・今井選手も自己ベストにかなり近い感じで面白い。初1万無難に走った寺内・上村選手がかすんでしまいました。2組でも30分付近に選手が集中。14位の高野選手なんかは5千15分台の選手でたまげました。勿論、全員がこのままというわけではないでしょうが、凄まじい育成力だ。また今回の出走者が全日本走る可能性は低く、主力陣に気合が入っただろう

○中央大学
13組
7位出口遼(2年)14分08秒41
23位野脇勇志(4年)14分29秒56
23位大家良介(2年)14分48秒24
12組
18位小篠和幸(1年)14分41秒21★
30位松本龍星(1年)14分58秒24
11組
4位八田康裕(3年)14分36秒65★
17位矢崎遼(3年)14分48秒25★
18位戸塚陽介(1年)14分49秒09★
23位北元侑(1年)14分52秒45★

10組
19位嶋崎敬太(同)14分52秒47★
高校2年時に14分02秒を出した出口選手が復活の狼煙、大学でベストのレースだったのではないでしょうか。これから長い距離でどうなるか分かりませんがひとまずほっとする結果。また、野脇選手が1ヵ月前よりはぐんとあげました。後半少し落ちた感じだったので全日本入るかは微妙ですが、少しずつ戻ってきた。2軍メンバーにも自己ベスト続出しましたね。
 

○山梨学院大学
3組
5位森井勇磨(4年)29分07秒93★
11位松本大樹(4年)29分38秒18★
18位兼子侑大(2年)29分52秒43★
22位篠塚春希(4年)30分10秒80
26位福元雄大(4年)30分30秒02
29位谷原先嘉(1年)30分53秒62
2組
5位前田拓哉(1年)29分55秒16★
12位蘇優輝(2年)29分57秒56
21位桃澤大祐(2年)30分15秒59★
26位上倉利也(1年)30分30秒95

1組
4位田渕幸佑(2年)30分42秒27★
14位棒引隆次(3年)31分28秒54

5千
13組
1位エノック オムワンバ(1年)13分37秒61★
4位井上大仁(2年)14分06秒27
6位田代一馬(1年)14分08秒15★
8位阿部竜巳(1年)14分09秒18★
9位松下巧臣(3年)14分10秒97★
11位鳥羽和晃(4年)14分11秒95★
15位松山雄太朗(3年)14分22秒00★
16位福沢潤一(2年)14分26秒97
19位牧野俊紀(4年)14分31秒56
20位渡邊大樹(1年)14分32秒16★
24位前田直人(1年)14分57秒22
12組
6位永和悠貴(1年)14分29秒99★
8位梁瀬功(3年)14分31秒08★
19位蔵田秀純(1年)14分41秒76
22位山本新(1年)14分43秒31
23位新野元哉(1年)14分43秒42
11組
2位手塚祐太朗(2年)14分36秒09★
9位石川貴之(2年)14分39秒49★
25位大間塁(1年)14分53秒64★
31位有泉潤(2年)14分58秒06
10組
13位好川敦基(2年)14分46秒38★
15位北園大祐(4年)14分49秒94
9組
2位上田竜平(1年)14分50秒09
3位小久保雄大(4年)14分52秒06

 エノック選手のスピードは凄いですね。次週の全日本はどの区間になるか。また、阿部・松山・鳥羽選手ら中堅候補の選手が自己ベスト。全日本の主要区間になるか。田代・松下選手らスピードランナーも良かった。ある程度スピードにも対応できそうか?他の選手も自己ベストが続出した。逆に、牧野選手らの走りをどうみるか。
 また、1万で森井選手が大幅な自己ベスト!ずっと1万に出場し続けていますが、どんどん記録が伸びますね。5区専任と思われた松本選手も3年ぶりベストです。

○國學院大學
3組
1位寺田夏生(3年)28分55秒98★
4位中山翔平(4年)29分07秒39★
9位柿沼昂太(3年)29分27秒94★
16位大下稔樹(2年)29分50秒50
20位沖守怜(2年)29分56秒21
2組
1位中瀬薫(1年)29分49秒87★
2位鮫島紋二郎(2年)29分49秒89★
10位川副智洋(2年)29分55秒95★
11位廣川倖暉(1年)29分56秒25★
13位小原大輔(3年)29分57秒62★
15位川内鮮輝(4年)30分01秒73
19位湯川智史(2年)30分09秒34★
22位黒子利樹(2年)30分17秒60★
24位塚本一政(2年)30分21秒74
31位白石晃平(3年)30分49秒56
32位岡本昂之(4年)30分49秒68

5千
13組
13位吾妻祐起(1年)14分20秒32★
12組
9位池田将典(2年)14分31秒58
10位友田孔大(3年)14分34秒35★

12位坂本航平(1年)14分34秒75★
10組
3位瀬川大貴(1年)14分40秒65★
6位池澤健太(1年)14分42秒95★
8位小田切将真(1年)14分44秒47
11位辰野旭(1年)14分45秒66★
24位楳田裕樹(3年)14分58秒67
9組
1位吉田律輝(1年)14分47秒92★
4位竹田弘澄(1年)14分52秒36★
9位越田雄樹(2年)14分56秒95★
強化前の仕上げでしょうか?ただ、今回は大いに結果がでました。寺田選手がついに28分台。学生ハーフの結果から条件さえ合えばと思っていましたがやってくれました。ラストスパートもばっちり決まった模様。また、4年生の中山選手も好結果。箱根2区の可能性はかなり高まったか?また柿沼選手が主力候補に名乗り。できれば復路に取っておきたい選手なので、大下・沖守選手が力をつけたい。2組の中瀬・鮫島・川副・廣川選手や5千の吾妻選手の下級生の好結果も嬉しい。また粘っこいレースができるかもしれない
 
続き↓

全日本駅伝予想開始~東海大学

今年度最後の大学駅伝の結果は如何に!?
東海大学

エントリー選手詳細
4年
村澤明伸27分50秒59★≪3年:箱根2区3位、全日本8区4位、出雲6区2位≫…
東海大のエースで学生長距離界の中心人物の一人 夏にアキレス腱傷め、箱根予選に間に合わず 全日本も監督が欠場の意向を示した。
早川翼28分25秒32★≪4年:予選10位、3年:箱根5区14位、全日本1区2位、出雲1区5位≫…1年生の頃からほとんどの大会で高レベルの成績を維持し続けている。箱根予選は過緊張でいい走りが出来ない中、踏ん張った
野中久徳29分22秒24★≪3年:箱根6区13位、2年:予選105位≫…長身のランナーで今季急成長 全日本予選3組で好走 箱根予選は最初からエントリーしていなかった
松谷公靖29分54秒02≪4年:予選147位、3年:箱根7区20位≫…箱根では悔しい想いをした 箱根予選はチーム7番手 三重県伊勢市出身

3年
元村大地29分21秒83★≪3年:予選59位、2年:箱根1区11位、全日本4区7位、1年:箱根3区3位≫…
1年生の頃から長いロードをしっかり走れており、関カレハーフでも2年連続で入賞 ただ、箱根予選は1年生の時より順位が落ちた
山本大輔30分51秒04≪3年:予選221位≫…ハーフ66分台 箱根予選チーム10番手
岡豊31分01秒43≪3年:予選126位≫…箱根予選で62分強と健闘

2年
中川瞭28分57秒66★≪2年:予選84位、1年:全日本3区4位、出雲4区5位≫…
全日本予選ではいきなり28分台を出して全日本通過に貢献 強い選手に食らいつくレースが得意 長い距離での実績は少ない
石川裕之29分36秒88★≪2年:予選78位、1年:出雲2区8位≫…関カレや全日本予選の1万をしっかり走った 箱根予選でチーム3番手
片原照30分48秒94≪2年:予選410位≫…箱根予選前の10マイルはかなり前の方でゴールしていた

1年
白吉凌29分52秒42★≪1年:予選120位、高3:高校1区16位≫…
全日本予選1組でトップ 存在感を示した
冨田三貴32分34秒06≪1年:予選283位、高3:都道府県4区32位、高校1区39位≫…高校時代の駅伝はやや苦戦している
宮上翔太14分10秒28※≪1年:予選154位、高3:都道府県4区4位、高校7区2位≫…高校駅伝は短い区間ながらまずまずの成績 箱根予選チーム8番手
 全日本予選は飛車角抜きで通過、片方のみ欠場だった箱根予選は大惨敗。天国と地獄を僅か数ヶ月で経験。失意の中だが、もうすぐに箱根予選が迫っている。箱根予選の影響か、両角監督は大エースの村澤選手を出場させない意向を早々と発表。もう1枚のエース早川選手を初め、箱根予選12位と同じメンバーで戦う事になった。普通に考えれば厳しいが、6月にトラック1万では結果を出したのは事実。序盤の組で頑張った白吉・松谷・石川に状態が分からないが29分22秒を持っている野中選手、最終組で激走した中川・元村選手などがいる。きついが気持ちを立て直して望みたい。



区間オーダー予想
早川-石川-白吉-中川-宮上-岡-松谷-元村
 しかし、オーダーを考えようとすると村澤選手抜きって結構困った。1区早川、8区村澤と型がありましたから。アンカーを早川選手にしてシード権を狙いに行くといいう形を考えましたが、育成も兼ねるかな?と思い、1区早川選手に、確実にトップ付近につけさせて、その後のエース区間を元村・中川・石川選手といった来年の主力選手に託すのではないかと考えました。

 区間距離は8区>4区>2区なので、持ちタイムや実績など考えて、順番は2区石川4区中川8区元村選手に。石川選手は箱根予選はビルドアップだったが基本的にスピード型で昨年の出雲駅伝で2区担当。関カレでも1万で頑張った。力出せばそれなりにいけるのではと。28分台の中川選手は4区。長い距離での好成績が少ないが、昨年度は駅伝強かった。箱根予選も15㎞までは踏ん張ったので14㎞の4区に。アンカーは関カレハーフで表彰台経験のある元村選手で。来年エースなわけだし、一番長い区間がいいと思っています。

 間の3区5区6区7区は、基本的には箱根予選の順番通りだろうか。白吉選手は全日予選1組ながら勝ち切る力があるので序盤の3区。流れに乗っていきたい。残り3区間の5区6区はまず予選8番手ですが1年生の宮上選手は来年の為に使いたい。高校時代の駅伝経験もある。また、じわじわ力を付けてきた岡選手も使うべきかと。この夏で伸びたと感じる数少ない選手ですし、起用したい。

 あと1区間、実力的には野中選手だが状態が分からない。片原選手も考えた。予選は何かアクシデントくさいが、夏に大きく伸びた選手の一人であるのでね。ただ、最終的には主力…というわけではない4年生の松谷選手。地元出身ということもあるのですが、こういう4年生の魂の走りも一区間くらいは必要ではということ。

 これで、どうなるだろうか?全日本予選と箱根予選のイメージがどちらもあり、予想しづらいのが正直なところ。ただ、過去2年7区終了時でシードラインから1分30秒~2分00秒離れているということ考えるとやっぱりきついか?それでも、石川・中川・元村選手は主要大会で好走した経験がある。結果を残してチームを鼓舞していきたいところだろう。

10/21までの結果【高島平20㎞・早大記録会】

続き、先週の日曜日までです

66分30秒(ハーフで70分強相当)以内
○青山学院大学
1位久保田和真(1年)59分28秒
2位小椋裕介(1年)59分59秒
3位藤川拓也(2年)60分16秒
4位大谷遼太郎(4年)60分17秒
5位石田駿介(3年)60分20秒
6位中井一臣(4年)60分21秒
7位神野大地(1年)60分23秒
8位相原征帆(4年)60分24秒
9位遠藤正人(3年)60分26秒
10位高橋宗司(2年)60分29秒
11位橋本峻(1年)60分33秒
13位小嶺篤志(4年)60分54秒
16位山田学(2年)61分08秒
17位渡邉心(1年)61分15秒
18位山村隼(2年)61分24秒
19位福田雄大(3年)61分26秒
20位鈴木優人(3年)61分30秒
22位伊藤弘毅(1年)61分43秒
24位川崎友輝(2年)61分51秒
25位村井駿(1年)61分51秒
26位滝本無限(2年)61分52秒
35位渡辺利典(1年)62分28秒
36位三野貴史(2年)62分30秒
40位松田直久(4年)62分50秒
46位横山拓也(4年)63分38秒
49位西村厚志(3年)63分44秒
56位木甲斐優太(3年)63分54秒
59位井上尚樹(3年)64分10秒
60位清水健二朗(3年)64分12秒
66位小林剛寛(4年)64分26秒
67位松島良太(1年)64分28秒
70位内村亮(2年)64分36秒
73位森本祟志(2年)64分41秒
75位内田昌寛(4年)64分46秒
77位横田翼(3年)64分52秒
81位吉田圭祐(1年)65分07秒
82位嶺仁志(1年)65分07秒
89位榊原悠司(4年)65分57秒
 毎年合わせてくるのですが…えらいことになりましたね。久保田選手がいよいよ大物ルーキーぶりを発揮し、初20㎞でいきなり59分30秒切り。そして出雲1区出走の小椋選手も59分台。また神野・渡辺選手他実績がある中で苦しんでいたルーキーもまずまず。上級生でもここまで目立っていなかった石田・中井がメンバー入りに名乗り、苦しみ続けていた相原・遠藤選手らが復調。勿論、主力の藤川・大谷選手も中々の成績。今回良くなかった主力の川崎・横山・福田・井上選手あたり簡単に16人の外に吹っ飛びそうな状態だ。
 後は山の人選どうするかな。小嶺選手も大幅自己ベストなのでそのまま起用してもいいのかもしれないけど、これだけ選手がいるなら一旦リセットして考えてもいいかも。ロードで台頭した高橋選手や、雑誌では1年生の橋本選手が距離に強いなどありました。勿論主力を使ってもいいでしょうしね。どうやって戦略を立てていくか注目です。



○駒澤大学
12位岸本朋紘(3年)60分51秒
21位迫田祐二(4年)61分41秒
28位其田健也(1年)62分02秒
39位神谷信二(2年)62分35秒
44位猪浦舜(2年)63分19秒
45位高月智生(1年)63分29秒
54位二岡康平(1年)63分50秒
69位小山裕太(1年)64分33秒
80位井上拳太朗(1年)65分07秒
 岸本選手と迫田選手が頑張った以外はあと少しといった印象でしょうか。1年生は故障明けが多いので何とも言えないですが、山候補にも挙がっていた猪浦選手がちょっと失速してしまったのは残念。


○城西大学
14位松村元輝(2年)60分58秒
30位松岡竜也(4年)62分17秒
31位二平智裕(2年)62分18秒
34位奈須順平(1年)62分26秒
37位伊藤大輔(2年)62分30秒
53位黒川遼(2年)63分50秒
65位熊谷駿介(2年)64分25秒
76位杵島啓太(2年)64分52秒
92位舟生翔人(1年)66分08秒
 松村選手が60分台出したのは収穫ですね。このままいけば箱根でしっかり働いてくれると思います。後はもうちょっとほしかったかな。4年生の松岡選手と、二平選手くらいまでがギリギリか。後はメンバー争いどうなるか分からないが、もうちょっと層が厚くなってほしいかな。


○中央学院大学
15位谷口真一(3年)61分03秒
23位霜田幸宏(3年)61分46秒
29位古庄弘卓(3年)62分16秒
33位松下弘大(2年)62分23秒
41位李(1年)63分06秒
47位高品純也(1年)63分38秒
51位松本重之(1年)63分47秒
58位矢場丈拓(1年)64分00秒
64位小川貴弘(1年)64分25秒
68位渡辺敏行(3年)64分32秒
72位宮田竜介(3年)64分39秒
74位関根優介(1年)64分42秒
84位町井勇介(4年)65分23秒
85位山本拓巳(1年)65分35秒
87位正木智人(1年)65分50秒
90位木村秀人(1年)66分06秒
91位関託実(3年)66分06秒
 箱根予選で走らなかった選手が多く出場。メンバーにも選ばれていた谷口選手がいいタイム。正直、前日は知らなかった時点で故障と思っていたのでちょっと驚いたが、安心。また、札幌ハーフでいい走りをした霜田選手もやはり力がついていた。後は63分台出した1年生が来年どこまでくるかでしょうか。



○國學院大學
27位川内鮮輝(4年)61分54秒
32位端坂望(4年)62分22秒
42位木村知晃(4年)63分07秒
43位内藤由隆(4年)63分11秒
 メンバー入りかけた4年生といった感じなんでしょうか?川内選手はひとまず結果だして、16人は入りそうか。個人的に端坂選手を9区か10区と思っていたのでもう少しタイムほしかった。


○神奈川大学
38位井上雄介(2年)62分30秒
55位進藤将(4年)63分51秒
61位上村聡一朗(4年)64分16秒
78位宮永雄大(3年)64分53秒
83位小板橋大史(2年)65分19秒
 メンバー以外の選手が出走。ただ、層は決して厚くなったわけではないか。井上選手がギリギリ良かったというところか。


○東海大学
48位佐野佑太(2年)63分43秒
50位樋口敦紀(2年)63分44秒
52位油井智也(1年)63分48秒
57位朱宮知秀(2年)63分55秒
63位小林巧(1年)64分23秒
71位折元大介(3年)64分38秒
79位佐藤健太(2年)64分56秒
88位金賀郁弥(1年)65分55秒
93位今井拓実(1年)66分20秒
 こちらも箱根予選メンバー外が出走したが、やはり底上げはなっていないか。佐野・樋口選手たちも箱根予選10番手とそうタイム的には変わらなかった。


○その他
62位三上哲史(学芸院)64分20秒
86位佐藤傑(東理院)65分49秒



2組
1位山本修平(2年)28分45秒2
2位前田悠貴(4年)28分48秒2★
3位伊藤和麻(M2年)29分09秒8★
4位佐々木寛文(4年)29分10秒5
5位柳利幸(1年)29分11秒8★
6位高田康暉(1年)29分42秒1
7位市川宗一朗(4年)30分18秒7
8位田口大貴(2年)30分45秒7
DNF大迫傑(3年)
1組
1位平賀翔太(4年)29分36秒9
2位田中鴻佑(3年)29分47秒4★
3位相原将仁(3年)29分56秒4★
4位臼田稔宏(2年)29分59秒4★
5位中村信一郎(1年)30分01秒0★
6位三井泰樹(1年)30分22秒9★
7位神内隆年(4年)30分31秒5★
8位當山貴大(2年)30分38秒6★
9位工藤皓平(3年)30分46秒9★
10位安田匡(1年)31分01秒1★
11位岡野徹(3年)31分03秒7
12位西城裕尭(4年)31分09秒4
13位三浦雅裕(1年)31分29秒8★
DNF志方文典(3年)

5千
1位高橋広夢(2年)14分49秒4
2位山下尋矢(1年)14分49秒5★
3位藤澤怜欧(1年)14分50秒1
4位萩原涼(4年)14分56秒2
 2組は大迫選手が29分00秒(9千まで)の、1組は平賀選手が29分30秒のPMを務めました。2組は山本・前田選手が絶好調で2人で大迫選手を抜いてどんどん行ってしまいました。出雲は流れが悪かったというのはありそうかな。また、快進撃が続く大学院の伊藤選手は中盤から苦しい表情ながら粘りました。また、秘密兵器言わしめた柳選手が大幅自己新、回復してきた佐々木選手と一緒にいい走りを見せました。

 また1組も自己ベスト続出し、29分台が新たに3人。2軍メンバーは割と順調そうな感じですね。全日本は大迫・山本・平賀・前田・笹井・柳・高田の7名までは確実、後1枠を29分00ペースで30分18の市川、29分30ペースで29分47の田中、5千過ぎまで普通についていった主力志方選手で争う感じかな?

10/14までの結果【国士大記録会・静岡長距離記録会など】

さて、たまりにたまっていた記録会の結果です

10/6-7 国士舘大記録会(http://www.kua-tf.com/kyougikekka6.html)

出雲&箱根予選直前に1.5軍選手が多く出場しています。
○城西大学
9組
8位高柳翔(1年)14分27秒51★
12位谷岡伴弥(2年)14分31秒64★
16位高橋惇(2年)14分40秒03
8組
8位山崎義明(4年)14分44秒34★
10位佐野瑛一郎(3年)14分46秒78★
11位西村亮哉(1年)14分53秒77
12位針渕隼(1年)14分53秒77★
 高柳選手ら若手が少し自己ベストを更新しました。どこかで長い距離出るのだろうか。


○国士舘大学
9組
1位武藤健太(1年)14分15秒80★
9位堀合修平(1年)14分28秒13
17位宮本潤(4年)14分42秒29
18位沖山雄太(2年)14分49秒60
19位寺嶋亮(2年)14分54秒59
21位松原誠也(3年)14分56秒85★
8組
1位中村大介(1年)14分36秒89★
7位末廣真也(2年)14分43秒35
9位有木達哉(3年)14分44秒85
13位山田健太(1年)14分57秒67
7組
2位齋藤洸佑(2年)14分45秒33★
3位福澤彩仁(2年)14分50秒12★
7位桑原卓也(3年)14分58秒50
8位賣野大貴(2年)14分59秒24★
 武藤選手が5千ながら自己ベスト出してくれたのは良かった。堀合選手に、春先に1万29分台を出していた中村選手も復調で1年生が目立ちました。来年に切り替えたい。



○帝京大学
9組
2位高松伸伍(2年)14分16秒02★
3位高橋勝哉(2年)14分16秒37★
4位中西健太(4年)14分16秒37★
5位猪狩大樹(3年)14分26秒08★
6位大迫聖晃(4年)14分26秒73★
7位山中康司(4年)14分27秒04★
10位杉山連哉(2年)14分28秒24★
11位後藤郁晃(4年)14分30秒40
13位名切拓也(4年)14分32秒13
14位高木祐作(3年)14分34秒66★
15位池田圭吾(3年)14分38秒59★
20位粟田嶺(2年)14分55秒42
8組
2位岩間俊友(1年)14分37秒06★
3位山中建人(1年)14分37秒62★
4位堤悠生(1年)14分37秒91★
5位原由樹人(1年)14分41秒79★
6位定井俊樹(1年)14分42秒35★
7組
1位谷口翔哉(3年)14分43秒09★
4位野下滉貴(2年)14分52秒28★
5位小柳誉(2年)14分54秒94★
 箱根予選に出場するチームで14人のエントリーに入らなかった選手がこのように自己ベストでずらり。高松・高橋選手などは全日本でメンバー入りしてもおかしくなさそうだ。それにしても相変わらずの自己ベストラッシュはすごいですね。4年生で最後狙う大迫・山中・後藤選手あたりは長い距離では負けないようにしてメンバーに区込みたいところ。


1500
1位嶋津航(2年)3分51秒75
5千
1位丹治史弥(M1年)14分54秒01
 嶋津選手は関カレ標準突破です


○城西大学
19組
3位村山紘太(2年)13分41秒60★
5位山口浩勢(3年)13分53秒74★
7位中原大(4年)13分57秒08
15位平田啓介(3年)14分14秒13★
 城西大の主力メンバーが出場。村山選手が大幅に自己ベスト更新で、現役日本人学生2位の13分41秒60!出雲で悔しい想いをしたが、ここで爆発した。山口選手も13分台突入で好調ぶりをアピール。本番でもその力を出したい所。


○中央大学
14組
18位平松俊作(2年)14分55秒68★

○日本大学
17組
18位荒川諒丞(1年)14分40秒16★
28位古村寿朗(3年)14分58秒95★
 古村選手は学生ハーフで65分強で走った選手です



○関西地区
19組
11位平井健太郎(京大)14分10秒79
16位小島大明(龍谷)14分14秒46
24位西川凌矢(龍谷)14分19秒91
28位吉田有輝(関西)14分24秒77
30位山口裕一(同志)14分26秒13
31位小山俊之(京大)14分27秒23
18組
9位池上秀志(京教)14分27秒00
17組
4位横山裕樹(京大)14分33秒71
8位大谷祐介(龍谷)14分35秒67
23位下村征寛(龍谷)14分54秒39
16組
3位久好哲郎(京大)14分47秒32
16位石井耕介(関西)14分54秒17
26位兵頭眞弥(関西)14分57秒48
 京大の平井選手が最近ほんと波に乗っていますね。1万でも29分半ば出しています。龍谷大も小島選手など、エースクラスは今回全日本に出場する3チームに勝っています。



○東海地区
19組
25位山本祟博(名大)14分20秒59
17組
6位池亀透(名大)14分34秒72
7位森本善智(名大)14分34秒98
19位矢野祥一(名大)14分42秒39
25位平岡悠(名大)14分57秒48
16組
12位朝倉和眞(静岡)14分52秒06
22位小川満太郎(静岡)14分56秒32
15組
17位國司寛人(名大)14分55秒15
20位古川和紀(名大)14分57秒08
14組
14位和田健志(名大)14分54秒67
16位濱地久史(皇學館)14分55秒25
 全日本に出場する名大が記録ラッシュ。山本・池上・森本の3本柱がどこまでいけるでしょうか。


1万
1位ヤシン ハッサン(中央発條)27分51秒71
2位ジョン ツォー(トヨタ自動車)27分58秒31
3位パトリック ムエンド(愛三工業)28分04秒67
4位村山謙太(駒大2年)28分14秒27★
5位窪田忍(駒大3年)28分17秒33
 村山選手が昨年と全く同じパターンで自己ベスト。今回は留学生についていったりもしながらで、力自体はあるのでしょうが。起用区間が難しくなりました。



○山梨学院大学
2位石川貴之(2年)14分54秒19
3位有泉潤(2年)14分56秒40
4位上田竜平(1年)14分56秒70


 

10/14 県下クラブ対校競技会

○平成国際大
齋藤太郎(1年)14分53秒48★
佐竹信哉(1年)14分56秒43★

 

全日本大学駅伝2012関東地区詳細エントリー

随分と前ですが、

全日本大学駅伝のエントリーhttp://daigaku-ekiden.com/pdf/senshu.pdf)が発表されています!!

関東地区のメンバーです
【追記】10/27平成国際大記録会の結果追記
○駒澤大学 昨年優勝
油布郁人(3年)28分02秒46
撹上宏光(4年)28分03秒27
窪田忍(3年)28分07秒49★
村山謙太(2年)28分14秒27★
中村匠吾(2年)28分22秒56★
久我和弥(4年)28分32秒32
上野渉(4年)28分42秒89
西澤俊晃(4年)28分51秒05
上位8人平均:28分22秒04

西澤佳洋(2年)29分27秒81
千葉健太(4年)29分30秒45
湯地俊介(3年)29分54秒62
黒川翔矢(2年)30分23秒79
郡司貴大(3年)30分40秒15
全選手平均:28分59秒47
 出雲駅伝惨敗からどう立て直すか、"最速"軍団。窪田・村山・撹上選手など昨年の優勝メンバーはほとんど残っている。相性のいい今大会で闊歩したい
 

○東洋大学 昨年2位
設楽悠太(3年)28分12秒82★
設楽啓太(3年)28分15秒86★
市川孝徳(4年)28分54秒93
服部勇馬(1年)28分58秒08

日下佳祐(3年)29分01秒05★
冨岡司(4年)29分06秒09★

佐久間建(3年)29分08秒28★
大津顕杜(3年)29分18秒53★
上位8人平均:28分51秒96

定方俊樹(3年)29分26秒84
高久龍(2年)29分27秒88★
小池寛明(3年)29分31秒04
延藤潤(3年)30分52秒40
田口雅也(2年)14分07秒93★※
全選手(12人)平均:29分11秒15

 出雲は駒大ら2強に勝ったが、伏兵に優勝を奪われた。設楽兄弟や服部選手らに新戦力も出てきている。力強い走りで、全日本の初制覇を果たしたい
 
○早稲田大学 昨年3位
大迫傑(3年)27分56秒94★
山本修平(2年)28分14秒49★
志方文典(3年)28分38秒46
平賀翔太(4年)28分41秒42
前田悠貴(4年)28分48秒20★
佐々木寛文(4年)28分49秒96★
柳利幸(1年)29分11秒80★
市川宗一郎(4年)29分22秒03
上位8人平均:28分42秒91

高田康暉(1年)29分27秒06
田中鴻佑(3年)29分47秒40★
相原将仁(3年)29分56秒40★
田口大貴(2年)30分21秒00★
神内隆年(4年)30分31秒50★
全選手平均:29分12秒82
 出雲は大迫選手の失速でが思うような駅伝が出来ず。その後の記録会で主力の多くの元気な姿は確認 優勝候補チームに一泡も二泡も吹かせられるか

○日本大学 昨年4位
ガンドゥ ベンジャミン(4年)28分03秒43
田村優宝(3年)28分48秒54
佐藤佑輔(4年)28分58秒75
荻野眞乃介(1年)29分22秒18★
林慎吾(2年)29分29秒92
小島秀斗(2年)29分35秒40
寺田裕成(4年)29分39秒45★
日向野聖隆(3年)29分42秒99★
上位8人平均:29分12秒58


竹ノ内佳樹(2年)29分51秒41
津田光介(3年)29分58秒21
村越直希(2年)29分58秒38
高松峻平(2年)30分03秒00
ダニエル ムイバ キトニー(1年)28分28秒42★
全選手(留学生1人)平均:29分27秒64

※とりあえず留学生を1人で平均値出していますが、全日本駅伝は留学生1人なのか2人以上でも良いのか自分良く分かってないです。予選の要綱には出走1人までとあるのですが、本戦の要綱に何も書いてないもので。知っている方がいれば教えてください。
 留学生の力もあり、連続でシード継続中。箱根予選での日本人の主力の不調が気がかりだが、ベンジャミン選手は絶好調 しっかりまとめていきたい
○中央大学 前回5位
新庄翔太(2年)28分44秒00
須河宏紀(3年)28分56秒40★
大須田優二(4年)29分08秒34★
野脇勇志(4年)29分16秒10
塩谷潤一(4年)29分22秒90★
西嶋悠(3年)29分26秒63
多田要(2年)29分31秒12★
代田修平(3年)29分34秒69
全選手平均:29分15秒02

相場祐人(3年)29分56秒99★
新庄浩太(4年)30分11秒56
徳永照(1年)30分44秒67
藤井寛之(1年)31分07秒01
松原啓介(1年)14分25秒73※
全選手(12人)平均:29分40秒03
 出雲駅伝でサプライズの3位。主力が一部外れていた中でのことだった。今回はその主力がエントリー。今大会でも安定して上位にくるか注目
○上武大学 前回6位
佐藤舜(2年)29分09秒79
倉田翔平(2年)29分22秒46★
山岸宏貴(3年)29分31秒96
渡辺力将(4年)29分35秒06
氏原健介(4年)29分38秒20
石川拓馬(4年)29分39秒87
松元航(2年)29分51秒71★
佐々木天太(2年)29分56秒96★
上位8人平均:29分35秒75

平迫幸紀(4年)30分03秒79
東森拓(1年)30分13秒16★
大西淳貴(2年)30分20秒03★
全選手(11人)平均:29分45秒73
 前回は初出場初シード確保の快挙 佐藤・渡辺選手などその時のメンバーが6人残る 今年も全員駅伝で力があるところをみせたい
○明治大学 前回8位(箱根3位により推薦)
北魁道(3年)28分42秒92
有村優樹(2年)28分57秒81★
大江啓貴(4年)29分16秒69
大六野秀畝(2年)29分18秒28★
石間涼(3年)29分23秒68
牟田祐樹(1年)29分46秒13★
前野貴行(2年)29分53秒79
廣瀬大貴(3年)29分54秒45★
上位8人平均:29分24秒22

木村慎(1年)29分56秒61★
山田稜(1年)30分27秒86★
文元慧(2年)13分53秒47※
山田速人(2年)14分02秒76★※
松井智靖(2年)14分11秒26★※
全選手(10人)平均:29分33秒82
 主力の欠場が多いが、好ランナーは多く、若いメンバーで堂々と渡り合える潜在能力はある。しっかり引き出していきたい

○山梨学院大学 予選1位
エノック オムワンバ(1年)28分18秒93★
井上大仁(2年)29分01秒28★

森井勇磨(4年)29分07秒93★
鳥羽和晃(4年)29分16秒52
牧野俊紀(4年)29分27秒63
松山雄太朗(3年)29分32秒06★

松本大樹(4年)29分38秒18★
福沢潤一(2年)29分44秒58★
上位8人平均:29分15秒89

兼子侑大(2年)29分52秒43★

前田拓哉(1年)29分55秒16★
阿部竜巳(2年)30分07秒86★
谷原先嘉(1年)30分19秒88★
田代一馬(1年)14分28秒34★※
全選手(12人)平均:29分31秒87

 全日本予選1位通過、その時の主力が一部書けながらも出雲は4位に食い込む健闘ぶり。エノック・井上選手の2本柱を軸にシード権を取り戻したい
○日本体育大学 前回13位、予選2位
服部翔大(3年)28分37秒75
本田匠(3年)28分46秒38★
矢野圭吾(3年)28分53秒25★
福士優太朗(4年)29分10秒64★
甲斐翔太(3年)29分24秒79★
山中秀仁(1年)29分26秒74★
鈴木悠介(3年)29分33秒93★
勝亦祐太(1年)29分35秒68★
上位8人平均:29分11秒15

小泉雄輝(1年)29分40秒46★
高柳祐也(4年)29分52秒82★
木村勇貴(2年)29分55秒55
大田侑典(4年)30分09秒51
奥野翔弥(1年)30分51秒54★
全選手平均:29分32秒24
 箱根でブービーの屈辱から10ヶ月で完全復活。箱根予選でダントツトップ通過を果たした。服部・本田・矢野の3本柱やルーキーで殴り込みをかける

○帝京大学 前回11位、予選3位
蛯名聡勝(3年)29分03秒28★
小山司(3年)29分15秒74★
山川雄大(4年)29分22秒33★
三田和矢(2年)29分33秒21
難波幸貴(3年)29分35秒10★
千葉一慶(3年)29分39秒57
高橋勝哉(2年)29分43秒25
熊崎健人(2年)29分46秒40
上位8人平均:29分29秒66

早川昇平(2年)29分51秒17
高松伸伍(2年)29分55秒75
三輪龍之介(4年)29分57秒29
竹本紘希(1年)31分32秒83
高橋裕太(1年)14分39秒60※
全選手(12人)平均:29分46秒33
 蛯名・小山・山川選手を中心に昨年から大きな成長をみせた選手が多数。シード獲得という形で育成力の高さをみせつけたい
○神奈川大学 予選4位
柿原聖哉(2年)29分34秒87★
福田健太(4年)29分36秒02
鈴木駿(4年)29分36秒34
我那覇和真(1年)29分36秒51★
西山凌平(1年)29分37秒87★
吉川了(4年)29分44秒04
柏部孝太郎(2年)30分05秒24★
井上雄介(2年)30分11秒62
上位8人平均:29分45秒31

南俊輔(1年)30分13秒98★
上倉拓也(3年)30分14秒79
小泉和也(2年)33分02秒99
三輪北斗(1年)14分31秒77※
渡邊慎也(1年)14分36秒90※
全選手(11人)平均:30分08秒57
 鈴木選手ら4年生の安定感と柿原・我那覇・西山選手ら若手の勢いでサプライズ通過。5年ぶりの本戦でも暴れることができるか
○東海大学 予選5位(前回7位)
村澤明伸(4年)27分50秒59★
早川翼(4年)28分25秒32★
中川瞭(2年)28分57秒66★
元村大地(3年)29分21秒83★
野中久徳(4年)29分22秒24★
石川裕之(2年)29分36秒88★
白吉凌(1年)29分52秒42★
松谷公靖(4年)29分54秒02
上位8人平均:29分10秒12

片原照(2年)30分48秒94
山本大輔(3年)30分51秒04
岡豊(3年)31分01秒43
冨田三貴(1年)32分34秒06
宮上翔太(1年)14分10秒28※
全選手(12人)平均:29分53秒04
 失意の箱根予選だが落ち込んでいる暇はない。飛車角抜きで全日本予選を突破したのは事実。今年度ラストの三大駅伝で実力を示したい

1万上位8人平均ランキング(全選手の平均ランキング)
1位駒大28分22秒04(①28分59秒47)
2位早大28分42秒91(③29分12秒82)
3位東洋28分51秒96(②29分11秒15※12人)
4位東海29分10秒12(⑪29分53秒04※12人)
5位日体29分11秒15(⑥29分32秒24)

6位日大29分12秒58(④29分27秒64※12人)
7位中大29分15秒02(⑧29分40秒03※12人)
8位山学29分15秒89(⑤29分31秒87※12人)
9位明大29分24秒22(⑦29分33秒82※10人)
10位帝京29分29秒66(⑩29分46秒33※12人)

11位上武29分35秒75(⑨29分45秒73※11人)
12位神大29分45秒31(⑫30分08秒57※11人)
13位立命30分11秒28(⑭30分36秒54)
14位大経30分24秒75(⑰30分56秒26)
15位関学30分28秒28(⑬30分32秒81※9人)

16位日文30分35秒13(⑯30分51秒93)
17位中京30分37秒18(⑮30分51秒76)
18位第一30分52秒38(⑲31分29秒27※12人)
19位名大31分07秒93(21)31分53秒67)
OP選抜31分08秒61(⑱31分26秒75)
20位信州31分28秒85(23)32分20秒01)

21位福岡31分37秒02(22)31分57秒88※11人)
22位新潟31分37秒41(⑳32分01秒01)
23位札学31分40秒71(25)32分43秒48※12人)
24位福祉31分54秒59(24)32分32秒23※11人)
25位広大32分10秒82※7人
 
 
 
  持ちタイムでは駒大が凄まじい。東洋らが待ったをかけられるか。シードは予選等から明大・日体大・山学が逆襲、早大・中大・日大らは守れるかどうか注目。

出雲から箱根へ~青山学院大学

最後、それにしても全日本を経由しない出雲出場校が4つもあり、しかもそこから優勝校がでるとは…ねじれ現象もここまできましたか。
 
青 山 学 院 大 学
総合1位2時間09分41秒
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区小椋裕介(1年)23分36秒区間7位(7)7秒差
2区藤川拓也(2年)17分00秒区間2位(7→2)13秒差
3区久保田和真(1年)23分13秒区間賞☆(2→1)-37秒差
4区大谷遼太郎(4年)17分50秒区間新★(1→1)-41秒差
5区福田雄大(3年)18分32秒区間6位(1→1)-20秒差
6区出岐雄大(4年)29分30秒区間3位(1→1)-1分29秒差
 改めて優勝おめでとうございます。ほとんどの区間で考えられる想定の一番上でレースを終えたようにみえました。まずは1区の小椋選手がここまで走ると思わなかった。あまりロードや駅伝で強いイメージがなかったのですが、本当に成長していた。区間7位ながらトップと7秒差と絶好の位置。そして2区昨年経験者の藤川選手が一時トップ争いをしたうえで区間2位の走り。東洋・駒大・早大が出遅れており、「あ、これは…」とこの地点で思った。
 
 その予感的中。久保田選手がいよいよ本領発揮。じわじわ首位の順大との差をつめると2㎞までに逆転。そのままトップを快走。向かい風にも負けず、流れに乗った結果、区間2位を23秒も引き離す断トツの区間賞。駅伝本当に強いです。その流れを受けた大谷選手が涙の区間新。大学駅伝デビューは2年時の出雲だが2区14位。元々実力はあったが、ちょっと安定していなかったが、ついにハマった。箱根も頼んだ。
 
 5区福田選手はやや詰められたものの、元々スピードと言うより安定の方が持ち味だったので、及第点だろう。アンカーには大エースの出岐選手だったので、優勝はほぼ決定。監督が数日前に体調不良になって不安視してされていたようですが、結局何事もなく飄々と走り切って見せた。
 
 この出岐選手が4年時に箱根優勝を目標にしてきたが、出雲で優勝するとは当の原監督も予想していなかったようで「こんなこともあるんですねぇ」と驚かれていた。全日本がなかったため、出雲に標準を合わせた事での結果でもあり、箱根駅伝でそうやすやすといけるわけではないだろう。ただ、確実に世代交代が近づいている、そんな印象を持った。
 

現時点で考える箱根駅伝区間オーダー

小椋-出岐-久保田-藤川-小嶺  竹内-石田-相原-高橋-大谷
 先日の高島平20㎞でえらい記録ラッシュになったみたいですが、それもやや反映させている。ひとまず小椋選手が大きく成長したということで、1区固定できそう。これでオーダーの幅が広がるが、出岐・久保田選手の2区3区は自分の中では決定。この2人で一旦トップに立てればなと思ってる。
 
 復路のメンバーも高島平見ている限り、あまるほどいる。1年生の時箱根を走った相原選手が復活するかもしれないし、前回5位メンバーの福田・遠藤・井上・福田選手が簡単にはじかれそうで、どうなるのか分からない。かなり強力な布陣になりそうだ。
 
 ただ、問題はやはり山ということになってくる。小嶺選手が3年連続頑張っているが、区間10位くらいでは優勝争いという観点からすると部が悪い。小嶺選手の調子は上がっているが、それより早かった選手で誰か適正ある選手はいないだろうか?また、6区候補の竹内選手の故障もどのくらいなのか。この課題の克服次第では本当に面白くなってくる。この出雲の優勝と高島平の記録ラッシュは本物かどうか、要注目です。

出雲から箱根へ~順天堂大学

3校目
順天堂大学
総合7位2時間12分13秒
1区大池達也(4年)23分33秒区間3位(3)4秒差
2区田中秀幸(4年)16分50秒区間賞☆(3→1)-13秒差
3区松村優樹(2年)24分11秒区間6位(1→4)45秒差
4区石井格人(4年)18分14秒区間8位(4→4)1分09秒差
5区松枝博輝(1年)19分04秒区間10位(4→5)1分41秒差
6区西郷貴之(2年)30分21秒区間4位(5→7)2分32秒差
 5年ぶりの出場ながら見せ場を作った順天堂大。1区大池、2区田中選手の配置にやや驚いたがこの采配が的中。大池選手はトップと4秒差の区間3位と絶好の位置についたことで、日カレ1500日本人トップの田中選手のスピードが爆発。青学・中大と何だか今年10区の再現のような面子と首位争いを演じ、力で付き離して単独トップへ。他強豪校の失敗があたものの、往路の主要区間を担うだろう4年生が結果を出してくれたのは箱根に向けて心強い。
 
 ただ、3区から5区はちょっと苦しい走りに。松村優選手はトップを明け渡すと、更に後ろのチームに呑まれてしまった。今年春の体調不良から伸び悩んでいる模様。区間6位なので最低限でまとめる力はあるのですが、ちょっと心配だ。力大学初駅伝となった石井・松枝選手は更に後退。スピードのある2人だが、後半になって競っている選手に振り落とされる課題の残るレースに。1週間後の記録会1万で29分台出しており、調子自体は悪くなかったようなので経験不足もあるか。この後の6区が面白かっただけにもうちょっとまとめられればと思った。
 
 その6区。前半戦ほとんど試合出場が無く、謎とされた6区西郷選手が、なんと区間4位。上3人が抜けていたが、それ以外のランナーに勝ってしまった。順位ダウンはエノックと窪田選手なので仕方ないが、抜かれたからしばらくついていき、離された後は落ちてきた平賀選手を最後まで追い詰めた。さすが1年で箱根5区起用されたのは伊達じゃなかったということか。これは箱根5区での走りが楽しみである。
 

 

現時点での区間オーダー予想

堀-大池-田中-石井-西郷  信時-松村和-山崎翔-松村優-狩野
※ネットの情報で順大記録会に出場が確認できていない選手は外しています
 今年は4年生が多くある程度勝負の年となるだろう。順当なら順番はともかく堀・大池・田中・石井選手で最初の4区間だろうか。しっかり走れれば、今年はこの時点で10位以内につけることは可能だろう。そして楽しみは山。西郷選手もそうだが、前回6区信時選手もベストを更新してきている。ここはどちらかというと稼ぐ区間になるかもしれない。
 
 また、復路は豊富な駒がある。前回8区の山崎翔選手や、松村和・狩野・稲田選手に、戻ってくれば、走力的に勝っている小澤・岩崎・的野(往路もあるか)選手ら大勢いる。松村優選手が調子を戻せばいいオーダーになるのでは。前回よりレベルの高いレースをして、完全に調子を取り戻している事を印象付けたい。

出雲から箱根へ~城西大学

今日、もう1個
城西大学
総合9位2時間13分35秒
1区村山紘太(2年)23分53秒区間9位(9)24秒差
2区中原大(4年)17分06秒区間3位(9→7)36秒差
3区山口浩勢(3年)24分14秒区間7位(7→6)1分24秒差
4区石橋佑一(4年)18分11秒区間7位(6→6)1分45秒差
5区山本雄大(1年)19分07秒区間12位(6→9)2分20秒差
6区平田啓介(3年)31分04秒区間9位(9→9)3分54秒差
 こちらもベストに近いメンバーを組んだものの、最終的には下位に下がってしまった。最初にエース候補の村山・山口選手がもうちょっと伸びなかった事は痛かったかと。日カレの勢いを持ち込めるかと思ったのですが、ちょっと遅れてしまい(というか向かい風で留学生以外、最初前の方にいた選手が下がったのかな??)、山口選手もちょっと追い切れなかったか。
 
 ただ、間に入った中原選手が区間3位の好走。早大の1年生と競り合いながら前を追っていき、最後は凄まじいスパートをみせた(残り600m地点で並走していたのを7秒くらい突き放した)。最短区間だったとはいえ、だいぶ勢いが戻ってきたのはほっとした。なんだかんだ一応6番手につけ、4区石橋選手もスピード型ではないですが、しっかり繋いでくれた。
 
 苦しい走りになったのは山本選手。記録会で1万29分台出して少し力をつけたかと思われたが、初の大学駅伝は悔しい結果に。全日本予選での初の1万の時も失敗レースとなってしまったが、色々試行錯誤しながら成長してほしい。平田選手は難しい位置で致し方なかったか。

 

現時点での箱根駅伝オーダー予想

山口-村山-中原-松村-平田  室井-寺田-濱本-石橋-松岡
 少なくとも最初の3区間は、順番は変わるかもしれないけど、今回の出雲3区間と同じメンバーだろう。少なくとも村山・山口選手は力をしっかり発揮できるようにしてもらわないとならないかな。もっとも、村山選手は出雲の1週間後、5千のタイムを13分41秒まで縮めて、自慢のスピードを爆発させた。この調子で主要区間でもガンガン走れるようになってほしい。
 
 それと一つ吉報。松村選手が高島平20㎞で60分台マーク。じわりじわり上がってきており、このままいけばメンバー入りできそうだ。4区か、どうにも選手層が不安な9区あたりもありえるのか?主力の力強さと選手層、山(5区or6区)と後少しずつという印象。結果を出しつつある選手はいるので、あと2か月半であげていきたい。

出雲から箱根へ~國學院大學

さて、ひとまず出雲駅伝から直で箱根駅伝に向かうチームを4校を考察していこうかなと思います
 
國學院大學
総合10位2時間13分53秒

1区寺田夏生(3年)23分35秒区間6位(6)6秒差
2区大下稔(2年)17分17秒区間7位(6→5)29秒差
3区沖守怜(2年)24分31秒区間9位(5→7)1分34秒差
4区上野智幸(4年)18分26秒区間10位(7→8)2分10秒差
5区牛山雄平(3年)19分06秒区間11位(8→10)2分44秒差
6区中山翔平(4年)30分58秒区間8位(10→10)4分12秒差
 前回は1区で出遅れて勝負にならなかった國學院だが、今回はエースの寺田選手を1区に持ってきて、流れを作りに来た。その作戦は一応成功。寺田選手は最後まで先頭集団の真っ只中に入り、トップと6秒差で中継。2区3区に入った期待の2年生の大下・沖守選手は他強豪校の選手と競り合って目標の8位以内をキープ。また、箱根往路を走ってほしい存在なだけに、一緒に走る可能性のある選手たちと走る事ができたのはいい経験だ。
 
 ただ、その中でじりじり後退してしまったのは力不足だろうか。総合力で粘っこくいきたかったが、上野・牛山両選手ともに順位を落としてしまった。4区上野選手は山下りがあるからまだいいけど、新戦力候補の選手の牛山選手はもうちょっといきたかったか。抜かれたのは区間2位3位のIVYと駒大で仕方ないが、タイム的にということ。後に区間オーダー予想するが、1~2つ程駒が足りていないので、もう少しいきたかった。
 
 アンカーは4年生の中山選手。流れや実績から考えると頑張って追ったが、本人が箱根2区に強い希望をみせているということで、常に視界に入っていた城西大とIVY選抜に追いつけなかったのは非常に悔しいだろう。また、全体としてほぼベストのオーダーでそれなりに走った中で、総合10位というのはちょっと辛いものがあったのではと思われる。
 

現時点で考える箱根駅伝区間オーダー予想

沖守-中山-大下-中瀬-寺田  上野-白石-岡本-柿沼-端坂
 さて、ここ2年、復路でロード型の選手が懸命にシードラインに喰らいついた結果、連続シード権を獲得したわけだが、逆に言えば、往路がそれなりの順位で終われたからこそ。往路のメンバーがほとんど抜けたので、どうやって7区以降に繋げていくかが問題になっている。
 
 エースの寺田選手を2区にするか5区にするかですが、今の所タイムが稼げるだろう5区に。6区にもめどは立っているので、4区までを沖守・中山選手などで15位付近に喰らいつき、山で逆転。85回大会の大東大のイメージです。シード獲得できるならこういうパターンかなと思っていますがどうでしょうか。いずれにせよ、全体的な力不足は否めないので、残り3ヵ月弱、強化に充てると思います。粘り強さをもう一度見に付けていきたいところだ。

【箱根予選終了ver】H24年度ハーフ上位10人平均タイムランキング

箱根予選と昨日行われた高島平20㎞(http://www.itabashi-taikyo.or.jp/road/road37_result.pdf)の結果(当ブログには他の記録会の結果も併せて、木曜日か金曜日に投稿します)+春のハーフの結果を含めての最新版です
 

ハーフ上位10人平均ランキング

順位大学名(順位変動)平均タイム【1番手~10番手のタイム】(11番~20番の平均)
1番の選手・・・10番目の選手
※★マークは自己ベスト
※順位、タイム変動は新チーム始動時より
※20㎞のハーフ換算を含む
61分以内、62分以内、62分前半、後半、63分前半、後半、64分前半、後半、65分前半、後半、66分、 67分以降

1位駒大(→)63分02秒9【61分38秒~63分49秒】(②64分42秒3)
窪田3、撹上4、千葉4、上野4、久我4、中村2、
郡司3、岸本3、湯地3、後藤田4
 
 
2位青学(2↑)63分19秒1【62分05秒~63分42秒】①63分57秒2
出岐4、久保田1★、小椋1★、竹内3、
横山4、藤川2★、大谷4★、石田3★、中井4★、神野1★
26秒アップ
(漏れを修正)
3位東洋(1↓)63分26秒4【61分45秒~64分25秒】(⑤65分24秒6)
設楽啓3、設楽悠3、大津3、
渡邉4、田口2、西山4、淀川2、土屋4、齋藤4、木田3
 
 
4位帝京(2↑)63分36秒3【62分23秒~64分15秒】③64分53秒8
蛯名3、山川4、小山3、
熊崎2、早川2★、柳原2、千葉3★、後藤4、難波3、高橋1★
8秒アップ
 
5位日体(7↑)63分39秒2【62分37秒~64分02秒】④65分16秒5
本田3、矢野3★、福士4★、
大田4★、勝亦1★、服部3、高柳4、甲斐3、山中1、早川4
31秒アップ

6位早大(2↓)63分44秒2【61分47秒~65分52秒】27)67分55秒2
大迫3、平賀4、山本2、佐々木4、前田4、志方3、
市川4、臼田2、田中3、相原4
 
 
7位農大(1↑)63分47秒8【62分56秒~64分59秒】⑭66分20秒4
内藤4、
竹内2★、木村2★、山本3、浅岡2、佐藤3、青木4、花田4、岩渕2、三輪3
7秒アップ

8位明大(1↓)63分48秒7【62分19秒~64分35秒】⑳66分33秒0
大六野2、有村2、松井2、廣瀬3、北3、大江4、石間3★、高城3、菊地4、渡辺4、田中4
4秒アップ
 
9位中学(5↑)63分51秒9【62分14秒~64分39秒】⑥65分31秒9
藤井4、室田4、田中3、
芝山2、岡本3、及川2★、谷口3★、山田2、塩谷1★、沼田3★
28秒アップ
 
10位拓大(7↓)63分55秒5【62分22秒~64分56秒】⑧65分49秒7
モゼ3★、北澤4、兼実4、野本4、
早川2、奥谷3、佐護2★、堅谷4、谷野3、登井4
16秒ダウン※マイナ選手を除外
 後々書きますが、青学が久保田選手らの影響で凄い事に。タイム的には2番目に浮上、また11番~20番がダントツ1位になってしまいました。結構ドンピシャで合わせたものなのだろうけど、箱根が更に楽しみになったのは言うまでもない。また、箱根予選組では帝京大・日体大が4位5位で、早大と明大の間に割って入ってきた。本戦でどれだけ発揮できるか。また予選3位の中学もトップ10に入ってきました。逆に予選落ち組で拓大が10位の位置。作戦ミス、不調者、欠場者など色々と問題点があったのだろうね。

11位日大(2↓)63分59秒1【60分57秒~65分00秒】⑨65分50秒0
ベンジャミン4★、佐藤4、吉田4、
田村3、寺田4、林2★、渡部2、小島2、高松2、荻野1★
4秒アップ
 
12位専大(1↓)64分06秒4【62分57秒~65分04秒】⑫66分18秒5
大橋4、
松尾3、吉良2、住中4、斎藤2★、宮坂3、星野4、上野3、澤野3★、小原3
4秒アップ
 
13位中大(3↓)64分08秒7【62分55秒~65分19秒】23)67分10秒6
塩谷4、
渥美4、西嶋3、野脇4、須河3、大須田4、多田2、佐々木4・新庄4、相場3
 
 
14位上武(1↑)64分10秒3【63分16秒~64分59秒】⑯66分26秒1
佐藤2、渡辺4★、
山岸3、氏原4、倉田2★、佐々木2★、大西2、平迫4、石川4、松元2★
16秒アップ

15位順大(2↓)64分18秒0【62分44秒~65分23秒】⑱66分31秒0
松村優2、
堀4、松村和2、大池4、田中4、狩野3、岩崎3、小澤3、山崎4、宮澤3
 
 
16位大東(7↑)64分18秒6【63分50秒~64分44秒】21)66分51秒4
市田孝2★、片川3★、稲田4★、大崎3★、池田2★、市田宏2★、鎌田4、植木2★、成田4★、大西3★
47秒アップ

 
17位神大(3↑)64分22秒0【63分51秒~64分53秒】⑦65分45秒1
鈴木4、柿原2★、西山1★、赤松2★、小泉2★、福田4★、我那覇1★、吉川4、今枝4、久保田4
27秒アップ

18位法大(4↑)64分25秒3【63分44秒~65分21秒】⑮66分25秒3
西池2★、関口2★、田子3、田井3★、篠原4、佐野2★、松田3★、品田4、森永2★、大久保4
40秒アップ

 
19位東海(2↓)64分27秒7【62分13秒~65分30秒】⑰66分30秒7
村澤4、早川4★、
元村3、上原3、石川2★、小泉3、中川2★、松谷4、白吉1★、岡3★
10秒アッ

 
20位山学(4)64分28秒3【62分58秒~65分17秒】⑬66分20秒4
井上2、
篠塚4、松山3、森井4、福沢2、牧野4、阿部2、小櫃2、宮本3、伏島4
 
 秒差ですね。ついに結果をだした大東大が大きく浮上、法政大もぐっと上がってきた。神奈川大も多くの選手が換算64分前半のタイムを出してきた。ただ、このくらいでも平均17番なんですね。他、予選に出たけどあまりあがっていない日大と専大ですが、帝京と拓大のように、日本学生ハーフに大量出場したところかな。
 

21位城西(3↓)64分35秒5【63分56秒~65分10秒】⑪66分04秒0
寺田2、平田3、松村2★、中原4、二平2、長谷川4、横田2、山口3、石橋4、吉元4
6秒アップ

 
22位國學(3↓)64分36秒5【62分47秒~65分38秒】⑲66分31秒9
寺田3、中山4、
端坂4、沖守2、上野4、岡本4、湯川2、白石3★、川内4★、牛山3
2秒アップ
 
23位国士(2↓)64分46秒0【61分56秒~65分04秒】⑩65分50秒6
菊池3★、福田4、工藤2、岡崎友3★、栗原4、池上3★、櫻井2、細見4、中山3、玉木3
11秒アップ
 
24位創価(2↑)65分17秒6【64分22秒0~66分27秒0】24)67分18秒1
山口1★、太田正4、小島2、太田清4、小嶋2、沼口2★、倉澤4★、山口3★、後沢1★、前原1★
45秒アップ
 
25位亜大(→)65分23秒0【63分22秒~66分13秒】22)67分04秒5
大沼4★、
河田3★、鈴木3、大槻2★、加藤3、田中4、平郡4、吉本4★、佐々木3★、千葉4★
24秒アップ

 
26位麗澤(2↓)65分24秒0【63分20秒~66分27秒】26)67分40秒7 
河合3、
船井4、桂2、小山3、玉腰4、濱本3、白山2、中島2、於久田4、東2
 
 
27位流通(→)65分59秒7【64分08秒~67分15秒】28)68分09秒8
吉村大2★、梅木3★、前田3★、大島3、平山4、大澤1★、吉村祥2★、高橋3、古賀3、斉藤1★
22秒アップ

 
28位平国(→)66分04秒3【64分50秒~66分51秒】24)67分25秒4
塚田4★、大澤3★、三浦4、木野2★、飯坂4★、雨宮3、前原4、阿部4、太田2★、星川3★
22秒アップ

29位関学(→)66分09秒3【64分53秒~67分24秒】29)69分09秒0
山本3★、望月3、田籠2★、松本3、緒方4、小野4、松山2★、渡邊3★、上森4、大越4★
45秒ダウン
 
30位松蔭(→)66分12秒6【65分07秒~68分08秒】
橋爪4★、菅野2★、平尾4、小濱4★、鎌田4★、伊藤3、戸頃2、近藤3★、本田3★、武藤4
53秒アップ
 
31位武学(→)66分53秒7【65分15秒~68分31秒】30)69分43秒1
鴇崎3、早乙女4★、紺野2★、山本2★、恒木3、山藤3、狭間2★、鈴木4、古荘4、渡辺3
32秒アップ
 
以上67分以内
以下ハーフor20㎞10人以上出走を確認したチーム
32位東国67分33秒2、33位東経67分48秒9、34位慶大68分25秒3、35位駿河68分46秒9
36位国武69分18秒8、37位筑波69分22秒6、38位学芸69分22秒6、39位立大69分56秒0
 
40位東情70分05秒8、41位東大70分47秒2、42位学習71分50秒4、43位横国72分18秒4
44位東工72分42秒8、45位首都72分46秒8、46位防衛72分47秒6、47位理科72分55秒5
 
48位高経73分43秒0、49位芝工73分59秒3、50位千葉74分25秒9、51位一橋74分40秒2
52位埼玉74分40秒8、53位山梨74分57秒5、54位北里76分45秒3、55位成蹊77分47秒5
56位電機83分31秒9
 
他:東大院73分13秒4(予選成績) 
 シード校がここに2チームいる驚き。城西大は主力があまりタイム持ってないですが、國學院は主力がある程度走っていてこれなのでちょいと辛いところ。ただ、昨年もこの位置ではあったので分からないか。しかし、平均が64分30秒切っていないと箱根に出場できなくなってきたというのは怖いですな…。準強豪校のグループも創価大を初め、65分台~66分強に。来年の増枠を巡っての争いは激化しそうだ。
 
次は上尾ハーフ等のハーフマラソンの後です。シード校がどういう成績をみせるでしょうか

第89回箱根駅伝予選詳細結果~予選落ち+選抜

では、残念ながら予選敗退してしまったチームです
 
10位拓殖大学10時間14分23秒(IPなし10位15分28秒)
2位ダンカン モゼ(3年)59分07秒
51位野本大喜(4年)60分55秒
65位佐護啓輔(2年)61分11秒
67位兼実省伍(4年)61分13秒
95位北澤健太(4年)61分41秒
102位栩山健(1年)61分44秒
118位金森寛人(1年)62分01秒
127位尾上慎太郎(2年)62分08秒
141位日下粛基(1年)62分21秒
179位登井峻太(4年)63分07秒

217位後藤広行(4年)63分56秒
270位櫻井一樹(2年)65分06秒
 2年前の予選で見事なレースをした拓大が、今年は次点で散った。スピード化に対応できていないなども言われているが、ちょっと戦い方が気になった。貯金を作りに行くダンカン選手はともかく、全体的に早い入りで、いつも徹底している後半勝負ではなかった。あまり名の聞いたことが無かった栩山・金森選手が頑張っているように見えるが、入りが早くてこれなので力はあったはずだが…。また、ハーフで63分前後の記録を持つ野本・兼実・北澤がそれぞれ微妙に失速。2年前からの油断なのか、らしくなかった。ダンカン選手が距離対応できはじめていただけに残念。来年は4年生がだいぶ抜ける。スカウトもいい話聞かないし、この高速化についていけるだろうか。
 
 
11位専修大学10時間16分34秒(IPなし11位16分54秒)
20位大橋秀星(4年)60分29秒
40位齋藤翔太(2年)60分41秒
64位松尾修治(3年)61分10秒
75位星野光汰(4年)61分24秒
97位澤野健史(3年)61分43秒
121位吉良充人(2年)62分02秒
133位中山賢太(2年)62分12秒
140位住中翔(4年)62分21秒
143位渡邉哲也(2年)62分23秒
151位芝田俊作(2年)62分29秒
177位後藤竜也(3年)63分06秒
204位上手慶(1年)63分35秒
 悪いわけではなかった。齋藤・松尾・澤野選手など成長した選手もいた。ただ、全体的にちょっとずつ力不足だった感じ。また大橋選手に続く存在だった星野・住中選手がやや失速したのも痛かった。ここのところ、主要大会でプチブレーキがちょくちょく起こる。伊藤監督にはそこの面を強化をしてほしいところである。まあ、来年からはIPは廃止になるので、楽に挑めるか。核となる選手がいなくなるが、総合力を高めていきたい。
 
 
12位東海大学10時間16分38秒(IPなし12位20分13秒)
10位早川翼(4年)60分02秒
59位元村大地(3年)61分00秒
78位石川裕之(2年)61分27秒
84位中川瞭(2年)61分33秒
120位白吉凌(1年)62分02秒
126位岡豊(3年)62分06秒
147位松谷公靖(4年)62分27秒
154位宮上翔太(1年)62分31秒
176位上原将平(3年)63分02秒
221位山本大輔(3年)64分03秒
283位冨田三貴(1年)65分28秒
410位片原照(2年)69分51秒
 やってしまった。連続出場を続けているチームが続々と脱落しますね。村澤選手が欠場するというのは2年前と同じ。その時からどうチームが変わったかと思いきや、逆に下がった?早川選手は動きが硬く、元村・中川選手は微妙、10番前後の選手は伸びておらず、直前の試合で良かった片原は5㎞過ぎから既におかしかった。調整や20㎞の育成に戸惑っているのか…もしくは距離に不安があるとはいえ、飛車角抜きで全日本予選で通った事で少し油断もあったか?それにしてもそろそろ20㎞を走れるようになる練習法を確立させないとまずい。迫っている全日本は村澤抜きで臨むという。確かに今の4年生が抜けると戦えないのでいい機会かも。精一杯の調整をしていきたい。
 
13位国士舘大学10時間17分36秒(IPなし13位20分36秒)
31位菊池貴文(3年)60分36秒
76位岡崎友哉(3年)61分24秒
82位池上聖史(3年)61分32秒
108位小田部大樹(2年)61分51秒
130位玉木章吾(3年)62分11秒
135位櫻井亮太(2年)62分14秒
144位細見駿介(4年)62分24秒
145位中山祐介(3年)62分26秒
172位菊池槙也(2年)62分56秒
175位飯野彬(2年)63分02秒

226位工藤超(2年)64分08秒
282位栗原健太郎(4年)65分27秒
 やはり戦力不足は否めなかった感じだ。IPを含めて10㎞地点まではボーダーに食らいついていたが、多くの選手が100位台となってしまい、力尽きた。福田・浪岡選手がいなかったことも残念。ただ、その中で菊池選手が先頭集団に終盤の所までいたのは収穫。一つ殻を破ったかもしれない。また、多くの選手が3年生以下。もう1度鍛え直して、早期に復帰したい所だ。
 

 
14位創価大学10時間22分43秒(IPなし15位24分08秒)
29位山口修平(1年)60分35秒
109位沼口雅彦(2年)61分53秒
113位小嶋大輝(2年)61分59秒
137位倉澤昇平(4年)62分15秒
160位太田正史(4年)62分39秒
164位山口智永(3年)62分44秒
165位後沢広大(1年)62分46秒
173位前原和輝(1年)63分00秒
183位石川史康(3年)63分08秒
185位樋浦雄大(2年)63分09秒

222位鳥海将史(2年)64分05秒
252位小島一貴(2年)64分44秒
 なんと過去最高位タイの成績で常連校喰ってしまった。今回は100位以内には期待のルーキーの山口選手が入ったにとどまったが、100位台に上位10人が集結。指導体制を整えた成果が既に出ているのだろうか?ところで来年は90回大会で23枠に増やすという話がある。すると13位までが通過となる。後1つ、可能性あるよ。タイム的には5分あるし厳しいが、前回に30位台に入った小島選手の復活、今回はエントリーされなかったハリー選手が距離対応すれば、いけなくはない。勝負の1年になりそうだ。
 

 
15位亜細亜大学10時間23分22秒(IPなし14位23分42秒)
12位大沼恭教(4年)60分04秒
74位河田雅由紀(3年)61分23秒
111位鈴木利弥(3年)61分56秒
125位大槻晃靖(2年)62分06秒
157位吉本駿亮(4年)62分33秒
158位佐々木隆文(3年)62分34秒
167位千葉駿介(4年)62分46秒
180位渡辺季雄(3年)63分07秒
196位平郡達也(4年)63分29秒
211位山本学(2年)63分44秒

219位難波美彰(2年)63分58秒
305位新田大(3年)66分12秒
 直前の記録会で多くのランナーが1万30分前後にまとめて、思ったより健闘するかなと思ったのですが、新興校に負けるという厳しい現実を叩きつけられた。個では大沼選手が素晴らしい走り。今年こそ選抜でリベンジしたい。ただ、良かったのは上位4人までで力不足露呈。厳しいね。このまま関東学院大のようにずるずる下がっていくのかどうか。来年の記念大会は可能性あるので何とか照準を定めたい。

 
他上位10人
それ以下の選手で健闘した選手、そして学連選抜の候補メンバーです
(27位L・ゲブレシラシェ(東国1年)60分35秒)
43位吉村大輝(流通2年)60分48秒
68位山本哲広(関学3年)61分15秒
(79位梅木侑介(流通3年)61分27秒)
80位塚田空(平国4年)61分28秒
83位安藤大地(東国1年)61分32秒
100位橋爪孝安(松蔭4年)61分44秒
(103位菅野師希(松蔭2年)61分45秒)
(105位大澤駿雄(平国3年)61分49秒)
129位早乙女夏紀(武学4年)62分11秒
152位濱本学(麗澤3年)62分30秒
155位門出康孝(慶大3年)62分32秒
159位清水友博(東理3年)62分37秒
166位五十嵐友也(東経2年)62分46秒
-----------------------------(上位16人)
189位柳井祟司(国武2年)63分17秒
192位尾崎拓磨(筑波2年)63分19秒
198位松井将器(東工1年)63分30秒

合計10時間07分44秒総合2位相当
箱根駅伝オーダー予想
大橋(専大)-早川(東海)-山口(創価)-塚田(平国)-吉村(流通)
安藤(東国)-大沼(亜大)-山本(関学)-野本(拓大)-菊池(国士)
 直前の様子から吉村・塚田選手はまずメンバーに入るだろうと思って、後はどうなるかとみていた。まず関東学院・山本選手が頑張って68位。そして嬉しい東京国際大安藤選手。ゲブレ選手がやや不発だったが、1年生日本人がいきなり食い込んだ。直前の記録会で1万31分30秒だったので驚き。また、武蔵野学院大、東京理科大が大学として初めて選出されそうだ。
 ところで1校1人として予選落ちのトップの選手だけでタイムを図ったがそれでも総合2位相当。10番目が83位。力出せば充分戦えます。2年後の選抜存続に向けて是が非でも頑張ってほしい

 

まとめ的ななにか①:大東大・日大・法大の伝統校復活! 

 まとめるとこの2点が大きなニュースかなと思います。負の連鎖に陥り、中々泥沼から抜け出せなかったが、今回はやりたいことがばっちりはまった。法大と大東大とも集団走をばっちり決め、予定通りのレースができた。日大もベンジャミン選手の貯金は否めないものの、下位は幾分良くなった。箱根予選独特の戦いが少しできたのかなと思う。さて復帰したからには面白い。戦力的にはシード校に比べて劣るものの、伝統の調整法などもあるだろう。昨年の順大の例もあるので、ひと暴れもふた暴れも期待したい。

 

まとめ的ななにか②:シード校倒しは日体大と帝京大に期待

 ただ、今回の予選の結果だけでみると、シード校倒しの期待はやはり日体大と帝京大か。日体大は多く実力者がいるし、昨年の惨敗も頭の中にあるので、今回の結果で油断せずにやってくれると思っている。帝京大は早くから箱根5位を目標に躍起になっており、実際に戦力が整いつつある。主要大会での調整ミスの癖がなくなれば、充分に期待できそうだ。ただ、他3位以下のチームも攻められるポイントはあるだけにどうなるか分からない。どう挑んでいくのか楽しみだ。
 
 
 
 

第89回箱根駅伝予選会詳細結果~予選通過校編

色々データが出そろった所で詳細結果をみていきたい。
 
 

1位日本体育大学10時間4分47秒

5位本田匠(3年)59分43秒
6位矢野圭吾(3年)59分55秒
14位福士優太朗(4年)60分11秒
19位勝亦祐太(1年)60分27秒
30位高柳祐成(4年)60分36秒
32位甲斐翔太(3年)60分37秒
33位山中秀仁(1年)60分37秒
35位服部翔大(3年)60分39秒
53位谷永雄一(4年)60分57秒
60位鈴木悠介(3年)61分05秒

87位小泉雄輝(1年)61分35秒
202位大田侑典(4年)63分33秒
 改めてほぼ完璧でしたね。多分、出場を途切れさせるわけにはいかないと念には念を入れた感じがしましたが本田・矢野選手は今後の駅伝での活躍が楽しみになる60分切。福士選手も20㎞でここまで安定するとは思わなかった。それから集団走がほとんど崩れずラスト5㎞は多くの選手が14分台で駆け抜けました。1年生の勝亦・山中選手も安心して走れたでしょう。春にハーフ63分台で走っていた大田選手だけ悪かったのと、服部選手が集団走引っ張ったとはいえ、上がり切らなかったのがちょっと気になったけど、力は出し切れたでしょう。勿論、駅伝は単独走となるのでこのままうまくいくとは限らない。ただ、手前に全日本駅伝があるのはラッキー。今の実力をしっかりぶつけたいところだ。

 

2位帝京大学10時間08秒05秒

4位蛯名聡勝(3年)59分40秒
7位山川雄大(4年)59分59秒
15位熊崎健人(2年)60分20秒
16位早川昇平(2年)60分22秒
36位小山司(3年)60分40秒
37位千葉一慶(3年)60分40秒
49位高橋裕太(1年)60分54秒
81位三田和矢(2年)61分30秒
114位嶺井雄宇(2年)61分59秒
117位柳原貴大(2年)62分01秒

131位難波幸貴(3年)62分12秒
184位三輪龍之介(4年)63分09秒
 戦力充実の帝京大、順当に突破してきましたね。蛯名・山川・小山の3本柱がどれだけ前にいけるかと思われましたが、2年生の熊崎・早川選手が割って入ってきました。全日本予選でも頑張っりましたが、20㎞もしっかり走り楽しみな存在に。勿論、蛯名選手は貫録の59分台。スタート直後に出なかった中ではトップ、山川選手もなんだかんだまとめてきました。また新戦力として千葉・高橋選手が台頭。さすがまた新たな選手を発掘してきました。箱根経験者の難波・三輪選手が失速したのが残念ですが、彼らが戻れば、箱根で悲願のシード権奪回も充分ありえそうです。
 

 

3位中央学院大学10時間09分54秒

3位藤井啓介(4年)59分09秒
8位室田祐司(4年)60分00秒
21位田中瑞穂(3年)60分30秒
24位岡本雄大(3年)60分31秒
54位及川佑太(2年)60分57秒
69位塩谷桂大(1年)61分15秒
70位沼田大貴(3年)61分17秒
96位山田侑紀(2年)61分42秒
122位木部誠人(2年)62分03秒
153位潰滝誠人(2年)62分30秒

161位岩田将央(4年)62分39秒
218位鈴木宏弥(3年)63分57秒

箱根駅伝オーダー予想
※全日本を経由しないチームのみ
※なお主力の欠場者や不調者は8割程と過程
室田-藤井-岡本-塩谷-田中
潰滝-及川-山田-沼田-芝山
 目を見張るのはエース藤井選手の走り。ただ1人留学生についていき、5㎞手前から終盤にダンカン選手に追いつくまで、ほとんど一人旅ながら、ずっとペースを保ちました。夏は前半戦の疲れで練習が積めなかったと聴きましたが、調整はうまくいっていたかな。でもそれ以上に力もついていたのでしょう。それと上級生の室田・田中選手がしっかりタイムを稼ぎ、岡本・及川・沼田選手が大きな成長をみせていました。また、1年生では塩谷選手が距離に対応できていました。一気にV字回復といきたいところでですが、箱根は現時点で既に2区と5区が固まっているのは非常に大きい。今回の欠場の芝山選手らで全員で踏ん張っていきたい。
 
 

4位大東文化大学10時間10分13秒

23位市田孝(2年)60分31秒
28位片川準二(3年)60分35秒
38位稲田康希(4年)60分40秒
50位大崎翔也(3年)60分54秒
55位池田紀保(2年)60分58秒
56位市田宏(2年)60分59秒
66位植木章文(2年)61分11秒
71位成田匠平(4年)61分20秒
72位大西亮(3年)61分22秒
98位田口哲(4年)61分43秒

128位有木俊平(3年)62分09秒
146位平塚祐三(2年)62分26秒

区間オーダー予想
片川-市田孝-市田宏-成田-稲田
池田-大西-田口-大崎-植木
 3年ぶり復帰は昨年の14位から4位へ。昨年の反省を踏まえ、好調の孝選手以外は、全員集団走。しっかり上がって12人全員ゴールは一番早かった。中堅どころではスピード型の片川・池田、スタミナ型の稲田・大崎選手らがそれぞれいい走り。植木・成田・大西選手らもまとめてくれ、課題だった選手層がぐっと厚くなっていることが確認できました。そして順位的には良くなかった宏選手ですが、故障明けの中の激走だったようで、気合もありました。とにかくようやく奈良監督、結果がでるようになりましたね。ただ、本戦で戦うにはエース区間がもうちょっとかな。調子が良かったという孝選手の23位はちょっと不満。戦えるように頑張りたい。
 
 

5位上武大学10時間10分42秒

13位渡辺力将(4年)60分07秒
22位佐藤舜(2年)60分30秒
26位氏原健介(4年)60分34秒
34位倉田翔平(2年)60分38秒
44位山岸宏貴(3年)60分49秒
47位佐々木天太(2年)60分52秒
90位松元航(2年)61分36秒
101位大西淳貴(2年)61分44秒
106位石川拓馬(4年)61分50秒
119位平迫幸紀(4年)62分02秒

170位石黒大介(1年)62分51秒
186位高津戸翔太(3年)63分11秒
 さすがに予選は外しませんね。佐藤・氏原選手がよくありませんでしたが、渡辺選手が目覚ましい成長でチームトップの13位。ロードでは本当に外さない。主力の倉田・山岸選手もしっかり順位をあげ、若手では昨年の全日本経験者の佐々木選手が躍進、松元・大西選手も何とかまとめました。ただ、選手層が薄いというのはやはりぬぐえない。4年生の石川・平迫選手が繋ぎを固められるようになれるか。勿論単独走の不安はあるので、全日本でもう一度シード権獲得できるかどうかトライしていきたい。
 

6位神奈川大学10時間11分27秒

39位柿原聖哉(2年)60分40秒
45位西山凌平(1年)60分50秒
46位鈴木駿(4年)60分50秒
48位赤松宏樹(2年)60分53秒
52位小泉和也(2年)60分56秒
62位我那覇和真(1年)61分07秒
63位福田健太(4年)61分07秒
85位柏部孝太郎(2年)61分34秒
86位吉川了(4年)61分34秒
110位渡邉慎也(1年)61分56秒

168位南俊輔(1年)62分50秒
171位上倉拓也(3年)62分53秒
 力はあるけど下級生が多くていつも通りいくかとちょっと心配したのですが、さすがの中位力です。エース候補の柿原選手が60分40秒で入ると秒差でズラリ。鈴木・福田・吉川選手ら経験のある4年生の間に、期待の1年生西山・我那覇に、全日本外してかけてきたか赤松選手、新戦力に小泉・柏部選手が踏ん張りました。全体的にこのあたりの順位が壁になっている感じなのが気になるが、下級生に楽しみな選手が多い中でまとめられたのは良かった。次は久しぶりの全日本だが、若手を積極的に前半区間に起用してほしい。現状打破をしたいからだ。
 

 

7位日本大学10時間08分55秒(IPなし8位12分50秒)

1位ガンドゥ ベンジャミン(4年)57分47秒
25位佐藤佑輔(4年)60分33秒
77位林慎吾(2年)61分25秒
88位寺田裕成(4年)61分35秒
89位田村優宝(3年)61分35秒
91位荻野眞乃介(1年)61分37秒
107位高松峻平(2年)61分51秒
115位竹ノ内佳樹(2年)62分00秒
132位村越直希(2年)62分12秒
138位日向野聖隆(3年)62分15秒

208位小島秀斗(2年)63分38秒
279位津田光介(3年)65分25秒
 ついにベンジャミン選手が本領発揮。山梨学院のモグス選手以来の57分台を叩きだしました。試合で他留学生に負けたりしたのがいい経験になったか。不安視された選手層ですが、日カレ出場の林、直前に29分台出した寺田・荻野選手が二桁、他は何とか150位以内に入ってくれました。が、これだけ走ったのに6位以内に入れなかったのは日本人主力の不調。昨年日本人トップの佐藤選手は悪いなりにまとめたが、田村選手がズルズルと後退。まあ、昨年はこの2人が頑張ったわけなのでおあいこかな。ただ、この状態なだけにすぐ迫っている全日本駅伝の区間配置に困りそうだ?

 

8位法政大学10時間10分37秒(IPなし9位13分37秒)

18位西池和人(2年)60分25秒
41位関口頌悟(2年)60分44秒
42位田井慎一郎(3年)60分47秒
57位佐野拓馬(2年)60分59秒
73位篠原義裕(4年)61分23秒
93位品田潤之(4年)61分39秒
94位森永貴幸(2年)61分41秒
104位松田憲彦(3年)61分45秒
116位藤井孝之(1年)62分01秒
134位黒山和嵩(2年)62分13秒
191位中村涼(1年)63分18秒
250位大久保圭(4年)64分39秒

区間オーダー予想
西池-篠原-田井-藤井-関口
田子-品田-森永-佐野-松田
 前半超スローペースから逆転しての3年ぶり復帰。エースの篠原が不調、前回チームトップの田子選手欠場の中、まず原動力となったのはなんと西池選手。長く故障で苦しみもがいていた。夏に練習はできていたが、どうなるか分からなかったが、安定して後半浮上。パフォーマンスする余裕もできたようだ。力的に2区だが、1区区間賞でパフォーマンスみたい気も…。またそれだけでなく昨年出走の関口・田井・佐野・品田選手が大幅に順位アップ。特に佐野選手はほとんど試合に出ていなかっただけにびっくり。全日本予選で良かった松田・黒山選手がもう少しきてほしかったが、最低限といったところか。走行順位9番目で決して楽な戦力ではないが、篠原と田子選手が戻れば面白い布陣になるかもしれない。
 

 

9位東京農業大学10時間10分41秒(IPなし7位12分46秒)

9位竹内竜真(2年)60分02秒
11位木村翔太(4年)60分04秒
17位内藤寛人(4年)60分24秒
58位青木優(4年)60分59秒
61位岩渕慎矢(2年)61分06秒
92位山本和樹(3年)61分37秒
112位三輪晋太朗(3年)61分59秒
123位遠藤凌平(1年)62分03秒
136位戸田雅稀(1年)62分14秒
139位花田昌之(4年)62分18秒

200位片山優俊(4年)63分32秒
251位矢澤舜(3年)64分40秒

区間オーダー予想
青木-竹内-浅岡-内藤-三輪
佐藤-山本-岩渕-木村-花田
 前半は好調で3位付近につけていたが、10㎞過ぎてから失速。三輪・戸田・花田・遠藤がガタッと順位を落とし、一気に危うくなった。が、先頭集団につけていた竹内・木村・内藤選手が頑張った。竹内選手が個人トップ10に入るとは思わなかったし。木村・内藤選手は関カレ2部ハーフの表彰台の実績はあったものの、直前の調子は決して良くなかった中だった。真ん中も青木選手がやや不満だが、岩渕選手が粘って、悪い流れが続いている中、何とか耐えました。ただ、順位的にはギリギリですが、ミスが多く出た中、走行順位は7位。今回走っていないメンバーの中に、浅岡・佐藤選手といった主力がいる。上がる要素はあるので、前を見据えていきたい。
 

 

第89回箱根駅伝予選会~タイム推移と各チームの作戦をみる

各大学の詳細タイムのまとめの前にまずタイム推移をみてみます
 

まず、5㎞ごとに区切った各チームのペース変化です(選手1人の平均)
(画像をクリックしたら大きくなると思います)

スタート-5㎞
中学大がこの地点では断トツでトップ。あとは基本団子。ただ、よくみると5㎞通過で走行順位9位以内で、拓大以外はそのまま予選通過、逆転したの法大だけでした。 それと東海大がなんと5㎞地点は17番目。めちゃくちゃスローの入り。逆に麗澤と流通が結構飛ばして入っています。
 
5km-10km
 この間の5㎞は帝京大がトップ。中学と農大、それに上武と日体も引き続き好調。拓大はダンカン選手がまだトップ争いしているのに8番目にガクンと下がっています。ただ、まだ日大と同じペースではあった。他、専大が懸命に9位に食らいつき、東海はペースアップしきれていない。ただ、それよりこの間、通過した法大がゆったり走っています。
 
10㎞-15km
 ここで日体大が一気にペースアップ。集団走が崩れない。神大もしっかりあげてきて、大東大もまずまず。逆に農大がガクンとペースダウン。拓大もずるずる後退しているのが分かる。また、法大が初めて9番以内(8番)に入ってきた

15㎞-ゴール
 なんとラスト5㎞で10人の平均が15分切だと!?ここからはアップダウンがあって例外なく全チーム平均では落ちているのですが、そりゃダントツになるわけだ。2位通過の帝京大とはここだけで4分以上ついています。それから大東大がぐいぐいあげて、法大が爆上。
 序盤飛ばした中学は落ちかけたけど、何とか7番目。農大も9番目の平均タイムでは推移。日大はずっと8番あたりで安定。東海・専大は平均タイムで9番に入る事はありませんでした。下位では力尽きた亜大と国士舘を創価が捉えていて、総合で22位だった武蔵野学院が地味に頑張っていました。
 
 

 
今度は5㎞ごとの総合順位推移(5㎞はさっきと同じなのでカット)。インカレポイントが入っていないので純粋な順位変化です 1人平均なので、実際の他チームとの差を測る場合には10倍してください
 
なお、計算が間違っていたら申し訳ありません。大幅にはないと思いますが…
 
 
10㎞地点
 中学がガンガン行き、帝京大農大が続き、ここまでは4位~9位がだんご、10位少し離されて専大、国士、法大、東海大は浮上したがこの地点で大きく水を空けられていた。ちなみに、下位では東京国際大が一瞬ここで20位に顔を出していた。
 
 
15㎞地点
 ここ速報がTVで出なかったんですよね。IPなしですが、これで。
 トップは帝京大がここで一旦取っていたんですね。ただ、日体が追い上げる。また、神大がここで安全圏へ、農大が下がり気味で大東大じわり浮上。また、拓大はここでギリギリの9位。IP入れてもまだ法大追いついてないんじゃないかな?
 
20㎞地点
 そして日体大である。中学は落ちかけたが前半の貯金でセーフ。大東大も一気にかわして4位。ギリギリになった農大は走行順位では7番。また、法大が大きく差をつめてタイム上でも逆転。そういう流れでした。
 
 
では、この順位変化で、各大学はどういう状況でこういうペースになっていたのか流れを詳しくみたい
 

各大学の戦い

日本体育大
本田と矢野がトップ集団、福士と大田もすぐに通過
残りの服部選手が5㎞15分12秒、10㎞30分28秒での集団走。10㎞過ぎに大田が急失速した以外が順調。本田・矢野が4位集団争い、福士も10位あたり。4番手~10番手は15㎞地点で70位前後。最後まで崩れないどころかラスト5㎞でほとんどが30人抜き。勝亦選手にいたっては50人以上交わしていた。
 
 
帝京大
 山川・蛯名・難波・熊崎・小山・早川が先頭集団に、三輪・千葉・高橋・三田・嶺井・柳原選手が後ろで5㎞15分12秒、10㎞15分28秒ほどの集団。10㎞までに前のグループから難波選手が、後ろは三輪選手が急失速した。
 10㎞-15㎞では後ろの集団の柳原と嶺井が脱落。ただ、残った選手は30人抜き。あとはほぼ順位キープ、柳原が順位を落としたが、嶺井はあげていた
 
 
中央学院大
藤井が留学生に食らいつき、
室田・田中・岡本・塩谷が5位集団の中
及川・沼田・山田・木部・潰滝選手が5㎞15分05秒、10㎞15分22秒(50位ほど)
岩田・鈴木が15分12秒、10㎞15分35秒(120位前後)
10㎞まで綺麗に推移。15㎞あたりから5位集団から塩谷、真ん中の集団から、木部・潰滝選手が急落していくが、全体的にはまとめた。
 
大東文化大
市田孝に、片川・田口・大西も多分フリー
他8人は15分15秒(130位ほど)、15分24秒(60位ほど)の集団走だが、有木・平塚・大崎が脱落
15㎞では田口が急落するが、大崎が復活。また、稲田がペースアップして35位。ラストは一部順位が落ちるのもあったが、大崎・田口が踏ん張って20人ほど抜いてフィニッシュした。
 
上武大
渡辺・氏原・佐藤・倉田が5位集団
山岸・佐々木・石川が15分08で集団
残りが15分12、15分33(120位前後)の集団
このうち山岸らの集団は10㎞までに崩壊、山岸があげていき、佐々木らは粘っていく。トップは渡辺が食らいつき、氏原・佐藤・倉田は20番前後で踏ん張る。下位集団は松元がじわじわあげていった。
 
神奈川大
鈴木・福田・柿原・西山が先頭付近(西山は10㎞までに意図的に離れた?
それ以外は15分11、15分29(80位付近)の集団だが、上倉・南は早々脱落
10㎞過ぎて集団から赤松と我那覇がペースアップし西山の前へ。逆に渡邊が遅れたが100位付近に留める。ラストは我那覇・吉川・柏部がやや抜かれたが、順位的には中位でまとめた。
 
日本大
ベンジャミンが飛び出し、佐藤・田村が先頭集団
他は15分15(150位付近)の大集団走だが、10㎞までに荻野と林が少し抜け出す。逆に津田と小島が後退。
また10㎞手前から田村がかなり失速最後は林・荻野が上回った。佐藤もやや不本意。ただ、ベンジャミンが最後まで1㎞3分を切るペースで押していき57分台をマーク。6番から10番は少しずつ順位をあげて終えた。
 
 
法政大
10㎞西池・関口・篠原・佐野・田井・黒山が50位から100位付近
その他は15分17、30分52秒(170位付近)の超スロー
 ただ、15㎞から前は篠原と黒山を除き、一気に40位付近へ。後ろの集団も中村・大久保をのぞき35人ほど交わす。西池が最後まで浮上し続けて18位。大集団は品田森永・松田・藤井がしっかりと100位前後まで浮上。凄まじい追い上げだった

東京農業大
特別集団走していたような感じにはタイムからは感じられなかった。
木村内藤竹内青木が前の方、岩渕戸田遠藤が50位付近、花田三輪矢澤が80位付近だった。このうち、矢澤花田が10㎞手前から、戸田遠藤三輪が15㎞手前から失速した。その中、木村・内藤・竹内の上位3人はしっかりと順位をあげてフィニッシュ
 
拓殖大
 ダンカンが飛び出す。他は特別集団走しているように感じられず。5位集団に10㎞まで兼実・栩山、北澤野本佐護が10㎞30分25~31の間、尾上・櫻井・日下が31分以内にポツポツといった感じ。
 15㎞から兼実・栩山がガクンと失速。ダンカンは2位だが、2番手は50位あたり、あとは120位前後に固まる。ラストは野本が少し浮上も、2番手グループは微減となった
 
 
専修大
大橋・斉藤が先頭集団
他の選手はほとんど10㎞で30分30秒~40秒の間(110位前後)に固まる。その後、15㎞までに星野・松尾・澤野が中位付近にあがる以外はあまり大きな変化なくゴールした
 
東海大
早川が先頭
中川元村が10㎞まで50位付近
岡・宮上・上原・山本・石川が15分21、30分50(180位付近)
白吉・松谷らが15分37(250位付近)、31分10秒(200位付近)での集団走だが、冨田と片原は10㎞までに急落
 石川と白吉が80番ほど、松谷が50番程後半の10㎞で順位をあげるが、中川・元村がじりじり順位を下げて行ってしまった。また、山本上原は200番前後から浮上できず

国士舘大
菊池が先頭
池上・岡崎が終始80番前後
他は15分14、15分39(130位前後)で通過
全体的に最初の位置で耐えるか、じりじり後退といった感じ
 
創価大
太田、小嶋、山口は前の方で勝負、山口が最後まで、小嶋が15㎞まで踏ん張った
あとは200位あたりの集団走だったが、沼口と倉澤が大きく順位浮上した
 
亜細亜大
大沼が先頭で勝負
河田鈴木が30分31(100位少し)
あとは30分55秒(170位前後)で集団走
河田と大槻がじわじわ浮上した
 
流通経済大
吉村と梅木と前田は最初の位置をキープ
あとは15分19秒(160位台)で勝負をかけた落ちて行った選手が多かった
 
平成国際大
塚田は30位あたりからじわじわ後退に80位
大澤木野飯坂阿部太田が170位あたりで滑り出し、大澤が大きく浮上
 
麗澤大
船井・桂・河合が前の方で勝負をかけたが10㎞までに100人近く抜かれ、
以後も後退 全体的にかなり飛ばしていた
 
関東学院大
松本・山本・望月・田籠が前の方で勝負
山本だけ最後まで踏ん張った。田籠も15㎞まで持った
望月は大きく後退し、200位台の集団に呑まれた
 
松蔭大
橋爪が15㎞まで60位だったが、最後で100位に後退。
先に後退した菅野とほぼ同じ。
250位の集団走は小濱と鎌田がまあまあ浮上した
 
一応、上位20チームをざっと。参考にしながらまた詳細をまとめたいと思います。
 
なお、トップの記事に多くのコメントありがとうございます。
今はまとめで忙しいので、あとで時間が出来た時に返信致します
 

第89回箱根駅伝予選会速報

 
詳細結果きましたー!!

http://www.hakone-ekiden.jp/pdf/publicrecord_yosen89_all.pdf←チーム別個人別詳細結果(上位10人のみ)


http://www.kgrr.org/event/2012/kgrr/89_yosenkai/kojin_result.pdf←個人結果(5㎞ごとにチェックポイント付)

 
 
 
 
 
結果発表
視察にこられた國學院前田監督:日差しで急激に暑くなってきた 朝の涼しさで設定タイムをあげたところは苦しくなるのでは
 
序盤飛ばしたところがみんな落ちた。そんな難しい条件の中突破したのは…
 
1位日本体育大学10時間04分47秒
(予想5位)
 本田・矢野選手が頑張った。 服部選手は集団走に徹してチームをまとめました。すごい!

2位帝京大学10時間08秒05秒
(★☆予想2位☆★)
蛯名・早川選手が良かったのかな。後もさすがにまとめてきました

3位中央学院大学10時間09分54秒
(★☆予想3位☆★)
藤井選手が激走で日本人トップ!10㎞までダントツトップ 終盤落ちてきてびっくりしましたが、藤井選手の貯金がききました

4位大東文化大学10時間10分13秒(予想10位)
 市田兄弟などしっかり走り、集団走も成功 3年ぶり復活!

5位上武大学10時間10分42秒(予想6位)
 渡辺選手がチームトップかな あまり目立たなかったですが、他主力もしっかり走ってました

6位神奈川大学10時間11分27秒(予想11位)
 チームトップの柿原選手をはじめしっかりとまとめてきました。
 
以上がタイム順 
 
 以下IP入ります
7位日本大学10時間08分55秒(予想8位)

 
8位法政大学10時間10分37秒(予想7位)

 
9位東京農業大学10時間10分41秒(★☆予想9位☆★)
 
 
 
10位拓殖大学10時間14分23秒(予想1位)
11位専修大学10時間16分34秒(予想12位)
12位東海大学10時間16分38秒(予想5位)
13位国士舘大学10時間17分36秒(予想14位)
14位創価大学10時間22分43秒(予想16位)
15位亜細亜大学10時間23分22秒(予想13位)

 
 

予想とのズレ:的中したところと大外れしたところと

 とりあえず2位帝京3位中学9位農大が当たって、7位8位が入れ替わっただけと、近い所があったのはほっとした。逆に悪い意味で大外れの拓大と東海大、良い意味で大外れの大東大と神大と読み違ったところはめちゃくちゃズレた。特にトップ通過予想の拓大は…(苦笑) のらなければよかった(笑) まあ、拓大を上にしていなければ2位3位9位があたっていないので何とも言えないが。

で、気づいたんですけど
トップ予想は撃沈する呪いにかかっているようです
全日本予選1位青学予想→14位
出雲駅伝1位駒大予想→5位
箱根予選1位拓大予想→10位
 さて、全日本どうなることやら?
 
とにかく急いで上位15校と個人上位の選手を集計します
記事はだいぶ遅れると思います
 
 
 
 
【速報】
G+で観戦しながら速報します。急ぎますので、誤字・脱字・文章のねじれは勘弁して下さい
 
箱根予選会【主な欠場者】浪岡(国士大)、村澤、両角(東海大)、芝山(中央学大)、浅岡、島田(東農大)、田子(法大)。※立川市は晴天で、日差しが強いです。
(twitterより) 
 
 東海大は少し危なくなったか。IP使う順位か、中学と農大は個人的に予想通り、法大・田子選手はかなり痛い、国士大は非常に厳しくなった。
 
チーム1万トップ10平均:1位日体大、2位日大、3位帝京、4位東海、5位中学、6位大東大、7位農大、8位神大、9位専大、10位亜大
 
村澤はアキレスけんの怪我の影響。痛みはなかったが、将来のことを考え前日に決断
日体大は調子まあまあ、本田ら3人は前でレースを進めさせる
 
スタート
1㎞は3分を少し切ったところ。ダンカン、藤井らが先頭を引っ張っている まだ牽制。服部がかなり後ろでレースを進める(監督:怪我明け、集団走を引っ張ってほしい)。
 1㎞から2㎞が2分56秒でベン・ダンカン・藤井・ゲブラシラシエの4人抜け出す。5位の先頭早川選手ら。
 
鈴木:ベンは58分後半目標、佐藤と田村は59分台、あとは62分切り
 
 3㎞すぎ、ベン・ダンカンが前へ。 3位ゲブレ、4位藤井 後ろは牽制でかなり離れている。日差しが強い。大東大が集団走している(奈良:兄は調子がいいので自由に、弟は我慢のレースになる)。
 
5㎞1位2位2人、3位藤井8秒、4位ゲブレ10秒 5位集団36秒差 15分00秒ジャスト
10名通過:中学・日体大・農大・帝京・神大・上武・大東大・国士舘・日大・法大・拓大・専大・亜大・流通・創価
5㎞通過:1位中学ー33ー2位拓大ー12-3位農大ー13-4位帝京ー6ー5位上武ー6-6位日体大 7位日大ー105ー8位国士ー3-9位法大//ー33-10位東海ー4-11位大東大ー1分02-12位流通ー8-13位神奈川ー33-14位創価ー10-15位専大ー23-16位平成国際
 
5位集団は日体大矢野がペースをあげはじめ、東海早川が反応 農大木村、上武佐藤、日体大本田、帝京大蛯名と熊崎?もつこうとする
ベンジャミンが10㎞通過と同時に単独トップに
 
10㎞個人:1位ベン28分40秒ほど、2位ダンカンが引き離された 3位藤井29分22秒、4位ゲブレ 5位集団30分ジャスト
10人目 中学日体大1分52帝京大東大神大農大上武2分以内、 国士専大2分10秒、法大亜大拓大2分20秒、創価東海流通2分30秒代
 
10㎞通過順位:1位中学-42秒-2位帝京-26秒-3位農大-36秒-4位上武-4-5位拓大-6-6位日体大 7位日大-1分54-8位大東大-1分05-9位国士//-6秒-10位神大-30-11位法大-17-12位東海-38-13位専大-1分17-14位創価-29-15位流通
 
拓大は最初が早すぎて全体的に失速中 野本・北澤が稼げなさそう。服部は相変わらず集団走。ほとんどの選手がついていっている 。また3位藤井は完全に単独走。 4位集団は蛯名、ゲブレ、本田と矢野、早川がついているが苦しそう
 
15㎞個人:1位ベン43分05秒、2位ダンカン43分48秒、3位藤井44分12秒、4位蛯名本田矢野44分41秒、7位ゲブレ、帝京上武佐藤早川
 
15㎞10人:出なかった 中学農大日体大あたりがいい 法大東海らが踏ん張らないとならない
 
 
 視察に来た國學院前田:日差しで急激に暑くなってきた 朝の涼しさで設定タイムをあげたところは苦しくなるのでは
a
 
 西池選手30番前後にいるのかな?前にゲブレ選手らしき姿が。また、ダンカンが失速、中学の藤井が後ろに迫る。東海早川は上武の渡辺と併走中 12位あたり?
18.7kmで中学藤井がダンカンをとらえる ダンカンはついていく 早川がずるずると順位を落としていく 20位以下か?
19.3㎞ダンカンが抜き返して意地をみせる 
 
ゴール
個人:1位ベンジャミン57分47秒、2位ダンカン59分07、3位藤井59分09、4位蛯名59分39 5位本田59分43 6位矢野2分08 7位帝京 8位中学 9位農大 10位東海早川
 
通過人数61分地点:日体大9人、帝京7人、上武大東大6人、神大5人、法大農大4人、日大専大2人
 
61分30秒:日体大が10人到達 大東大9人、帝京大8人、神大中学7人、上武6人、農大法大5人、拓大専大4人、日大3人
 
62分00秒:大東大と神大と帝京が10人到達、上武法大9人、中学日大8人、農大7人、拓大6人、専大5人、東海国士4人
 
62分30秒:上武法大日大農大専大が10人通過、中学拓大9人、国士8人、東海7人、亜大創価松蔭4人
 
63分:中学が到達、拓大9人、国士東海8人、亜大6人、創価流通5人、松蔭平成国際4人
 
63分30秒:63分30秒地点でのゴール人数:国士拓大創価が通過、東海亜大9人、平成7人、流通6人
 
64分00秒:64分地点での通過数:亜大通過、東海平成流通9人 この直後に東海大10人目
 
10人目
日体大61分30秒以内
大東大
神大
帝京62分以内
上武
法大

第89回箱根駅伝予選最終順位予想

いよいよ明日に迫ってきました箱根駅伝予選会。
チームによっては本戦で逆襲をかけられるところ、逆に明日で陸上人生が終わるところもあるかもしれません。命運をかけた一戦が始まります。

ところで、19時26分現在の皆さんのトップ通過予想
帝京大9票
日体大9票
東海大7票
中学大5票
その他7票
いや~、票が割れてますね~。
これだけ横一線になることってめったにないんですが。
それだけ戦力が拮抗していいて悩んでいる人が多いのでしょうかね。

 

予想の前に明日の天気予報

天気は晴れ
最低気温11度で9時半から10時半の時点では18度程
風は午後に強くなりますが、
午前中は3m程
 
かなりいいコンディションかなと思うので、
失速はかなり少な目で予想しました。
(※今見たら10時くらいから急に6mくらいと強くなるみたいですね…もう1回やり直す時間無いので、もうこれで投稿します)
 
 

順位予想

 
なお、下にある S: A:・・・はシュミレーションで
S:トップ付近
A:10位以内
B:25位以内
C:50位以内
D:75位以内
E:100位以内
F:150位以内
G:151位以下
となった人数です(上位10人のみ)
 
1位拓殖大学10時間7分台
S: A:2 B:1 C:3 D:2 E: F:2 G:
個人トップ予想:4位ダンカン
 監督「まあみててください」←乗っかってみた。ただ、万全ならかなりいくというのはシュミレーションしてみて確かにそんな気がした。主力のダンカン・野本・北澤・兼実選手が平均60分くらい、そしていつもの育成力があれば登井・佐護選手もかなりいく。後が分かりませんが62分強くらいでも計算上10時間10分切れるんですよね…。そこまでうまくいくわけないと思いつつ、普通に予想してもおもしろくないので、ちょっと博打かけてみることにしました。

2位帝京大学10時間8分台
S: A:1 B:1 C:1 D:5 E:1 F:1 G:
個人トップ予想:5位蛯名
 普通に予想したら本命かなと思っています。もっといって10時間5分~6分くらいになるかもしれませんが、このくらいで。学生ハーフがちょっと出来過ぎかなと思ったので、全日本予選などをみるとちょっと主要大会で不安定なので、このくらいにします。それでも蛯名・小山・山川選手は楽しみだし、駒は豊富とみます。
 
3位中央学院大学10時間9分前半
S: A: B:2 C:2 D:3 E:2 F:1 G:
個人トップ予想:11位藤井
 実はここを最初からトップ通過予想にると決めていたのですが、藤井選手が万全でなさそうなのと芝山選手が厳しいらしいということで、やや下げました。ただそれでもしっかりまとめてきてくれると思っています。室田・岡本・沼田選手あたり結構期待しています。

4位日本体育大学10時間9分中盤
S: A:1 B:1 C:1 D:3 E:3 F:1 G:
個人トップ予想:5位本田
 増刊号に服部・本田・矢野の3本柱がやや不調とあったので、それをやや大きめに考慮しての予想となっています。ただ、それでも大丈夫だろうと感じました。危機感抱いてしっかりやるだろうと。個人的に山中選手に上位期待。
 

5位東海大学10時間9分後半
S:1 A:1 B:2 C: D:1 E:2 F:3 G:
個人トップ予想 1位早川翼
 意見が割れている東海大ですが、間を取りましたw 早川・村澤選手が平均で59分30秒くらいで走れれば大丈夫かと。それから元村・中川選手ら、そろそろ力強さが出てくる選手も出てくると踏みました。

6位上武大学10時間11分前半
S: A: B:2 C:2 D:1 E:3 F:2 G:
個人トップ予想:11位渡辺
 何となく昨年以下かなという気がしているのですが、それでもこのあたりは最低限くるのではないかなと。主力では渡辺選手がかなり上位、最近29分台出した佐々木・松元選手あたりも何とか100位あたりにはくるんじゃないかなという予想です。
 

ここからインカレポイント込になってきます
7位法政大学(走行順位7位10時間11分中盤)
S: A: B:2 C:2 D:2 E: F:4 G:
個人トップ予想:15位篠原
 個人的もうちょっと上位にしてみようかなと思ったチームでもあります。田子・篠原・田井・関口選手はかなり上位、西池選手も50位あたりにしてあります。下位がよく分からないですが、ちょっと上の方にしてみます。
 

8位日本大学(走行順位10位10時間12分中盤)
S:1 A:1 B: C:2 D:1 E: F:3 G:2
個人トップ予想:2位ベンジャミン
 記録会で29分台で走った選手が、その時通り走る事ができれば、IPで逆転できる位置に踏みとどまれるかなぁと。荻野・林選手は結構上位での予想、10番手は180番あたりとしてあります。
 
 
9位東京農業大学(走行順位8位10時間12分前半)
S: A: B:1 C:3 D:2 E: F:4 G:
個人トップ予想:19位青木
 浅岡選手など一部主力が不安なので非常に怖い。ただ、岩渕・三輪選手がかなり上位にいってくれるんじゃないかということでギリギリ入ってくるとの予想です
以上が通過校予想

10位大東文化大学(走行順位11位10時間12分後半)
S: A:1 B: C:2 D:1 E:4 F:2 G:
個人とっぽう予想:7位市田宏
 悩みに悩んで落としたのがまずここ。100位以内に8人入る予想ですが、上にいけそうなのが市田兄弟と片川選手、あとがちょっと分からないなぁと。このシュミの場合、もう少し上にいけても、IPがある法大と日大あたりを結構付き離さないとならないですが、自分はチーム力は似たようなものと思っています。

11位神奈川大学(走行順位9位10時間12分中盤)
S: A: B:1 C:3 D:1 E:2 F:3 G:
個人トップ予想:24位柿原
 神大だともう少し走行順位上にくるかもしれないかなと思いつつも結局こうしました。自分は相当接戦になると踏んでいます。IPないチームは6位以内に入らなければアウトと思って、自分的にはあの6チームが強いと思ったのでこうなりました。

12位専修大学(走行順位12位10時間13分序盤)
S: A: B:1 C:3 D:1 E:2 F:2 G:1
個人トップ予想:13位大橋
 こちらもシュミを1回やった時に、もうちょっとくるかなと思い修正しようかなと思ったのですが、IP少ないしと思いそのままにしました。前にブログで書いた7番以下あたりはそのまま不安が出たということにりしています

13位亜細亜大学(走行順位13位10時間16分台)
S: A: B: C:2 D: E:2 F:6 G:
≪個人トップ予想:30位河田≫
14位国士舘大学(走行順位14位10時間19分台)
S: A: B: C: D:1 E:3 F:3 G:3
≪個人トップ予想:65位菊池≫
 この2チームはやや離される予想。ただ、こういうことすると怖いんですけどね、2チームともひたすら長距離ロードの対策を行ってきたでしょうから、そこがハマるとどんでん返しあるかもしれません。

15位流通経済
16位創価
17位麗澤
18位平成国際(走行19位)
19位関東学院(走行18位)
20位松蔭大

 前半終了地点で15位は創価大に決めていたのですが、9月末の記録会の結果を見て入れ替えました。駒は一番揃っているのは流通経済大と判断。主力の回復次第では創価と麗澤も面白いのかなと思いました。
 まあ、ここのところ、外し具合がどんどんひどくなってきているので、この順位以外になると思ってください(笑) 上述したように風あんまり考慮していませんしね。 とにかく選手の皆さんにアクシデントなく予選が行われればいいと思っています。
 
なお、明日チェックポイントの通過順位などを
twitterやこのブログのトップで速報します
 
 
 
よろしくお願いします
 

↓では、みなさんの最終予想を~

箱根駅伝予選展望~国士舘大学

ラストです
国士舘大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)

A:10位以内候補(6点)

B:25位以内候補(5点)

C:50位以内候補(4点)

D:75位以内候補(3点)
浪岡健吾(2年)29分14秒49≪予選164位≫…トラックのスピードがある選手。主要大会での安定感が欠ける
菊池貴文(3年)29分28秒46≪箱根4区16位、予選81位≫…エントリー選手唯一の箱根経験者 全日本予選最終組で出走
 
E:100位以内候補(2点)
中山祐介(3年)29分52秒50≪予選74位、10全日本7区12位、10予選170位≫…前回チーム6番手 至近の記録会1万30分台
池上聖史(3年)29分44秒89≪予選134位、10予選233位≫…3障が得意な選手 1万29分台で調子は上がっている

F:150位以内候補(1点)
栗原健太郎(4年)29分44秒72≪09予選218位≫…1年生の時に1万29分台を出して以来、久々に調子があがってきた
岡崎友哉(3年)29分45秒04★…今年の成長株 2回29分台を出している
櫻井亮太(2年)29分54秒73★…学生ハーフで64分台 全日本予選メンバーに選ばれている
細見駿介(4年)30分05秒10…学生ハーフで65分強
玉木章吾(3年)30分22秒94…学生ハーフで65分強
工藤超(2年)30分23秒26…学生ハーフで64分台 全日本予選2組出走
 
G:151位以下or未知数(0点)
菊池慎也(2年)30分06秒75…先日の1万で30分台半ば
小田部大樹(2年)30分09秒72★…先日の記録会で自己ベスト
廣川卓哉(3年)30分32秒24★…先日の記録会で自己ベスト
飯野彬(2年)30分26秒15★…先日の記録会で自己ベスト
 
主な欠場者
福田譲(4年)29分18秒55≪箱根1区15位、予選31位、10全日本5区9位≫…国士大のエース 長いロードが得意 今季は好不調が激しかった
狩野優輝(4年)29分29秒33…昨年の全日本予選で好走している
宇戸勇人(2年)29分38秒72≪予選96位≫…昨年チーム8番手 全日本予選3組で出走している
 
上位10人合計:14点(参考:前回の成績34点、前回タイム9位24点)
IP:3分00秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:13位29分48秒64
ハーフ(20㎞換算含む):13位65分17秒5

【最近の動き】
・4年生懸命の踏ん張りも次点
・関カレ&全日本予選で力不足露呈
・先日の記録会で1万29分台3人

 戦力を整えて3年ぶりの出場となった前回の箱根。2区がやや誤算だったが、3区の好走で流れに乗った。そこから、ひたすら11位から14位で踏ん張り好機を窺ったが、悲願のシード権は獲得ならず。次回に持ち越しとなった。
 
 ただ、大きな問題が。出走者のうち8人が4年生。戦力ダウンは否めなかった。最も1万29分台を持っている選手は多く自慢の育成力でどれだけ回復できるかと思われた。
 
 下重監督を迎えて挑んだ関カレ・は力不足を露呈。池上選手が3障で入賞ラインに迫った以外は、かなり厳しい結果に。全日本予選でも全体的にじりじり他校から引き離されていく結果だった。また、昨年記録ラッシュにわいた9月の日体大は、大量出場も29分台3人と言う結果。長い距離の練習が相当あったらしいので疲れはあったのだろうが、何ともいいづらい結果となった。
 
【予選通過に向けてのポイント】
集団走でラスト5㎞でひっくりかえす作戦 前回出走者が昨年を上回りたい

 さて、ここまでの結果をみると予選通過できるとはとても思えない。持ちタイムや実績からするとかなり低い点数にならざるをえない感じだ。主力で伸びた選手が少なく、浪岡選手は不安定。頼みの福田選手は欠場といった状況だ。
 
 ただ、昨年は全員飛ばして粘った経験がある。普通成功しないのだけど、ばっちり調整させた。今年は泥臭い練習が多いので、昨年と違いラスト5㎞で勝負をかける作戦になるようだ。
 
 利点は、少しコースが被っている日本学生ハーフで多くの選手が65分前後でズラリゴールしていた事。意図的だったのかはよく分からないが全員で走る経験しているのはポイントになるかも。勿論、浪岡・菊地選手が上位に入ってくれないとならないのだが、しっかり絡んでいきたいところだ。
 
全チームランク付けまとめ
全て終了しましたので、まとめを入れます
なお、監督のコメントやチーム状況を入れました
①日体38点:西脇工業を長年率いた渡辺氏が生活面のアドバイザーをしてる
②上武36点:全日本がないことで昨年からスケジュールを変更している
②中学36点:合宿の消化率は全体は7割、藤井は5割。でも平均61分を狙う
④帝京35点:昨年は練習を詰め過ぎた 今年はほどほどで調整
⑤農大33点:浅岡が故障明け 10番手をあげて総合力で勝負したい
⑥東海31点:村澤と早川は使う 1年生には細かい指示を出す

⑥拓大31点:ダンカンは強くなったし3位以内が目標 まあみててください
⑥日大31点:昨年は暴走した選手が多くいた 3つのグループに分ける
⑨神大30点:昨年1人しかいなかった60分台を3人にしたい 10番手もあげる

⑩法大28点:西池は60分台を 前回出走者は皆良い 10時間15分を狙う
⑩専大28点:大きく変わるのには2,3年かかるが、力はついてきている
⑫大東27点:市田兄弟で大きな上積み 10時間12分を狙う 集団走もする
⑬国士16点:夏に30㎞8回 距離に不安は無い ラスト5㎞でうっちゃる
⑭亜大15点:10番手が62分少しにするように 力出せれば面白い
 いやはや、あまりにも点数が高騰してしまいました。「候補」ということでのランク付けなので若干は高くなるようにはなっているのですが、自己ベスト出しているから、昨年がこの順位だったから、と安易に上にやりすぎていることもあるのか…。来年はもうちょっと慎重にやっていきます。
 
 最も、それだけ力を出せば上位通過は可能と言えるところが沢山あるといえるのかもしれない。明日最終順位予想出すわけですが、ここから5チーム落とさないとならないとなると眼が回ります(ただでさえ出雲全外しで弱気になっている所…)。
 
 ちなみに王道で予想するのと、あまり通過候補にあがっていないところを2つくらい2位から4位くらいにするのと2パターンで迷っています。天候を含めてシュミレーションをして、最終決定します。

箱根駅伝予選展望~その他の大学

ここで、前回予選総合15位以下もしくは久しぶり・初、の出場のチームから有力選手をピックアップする形で紹介します。
 
○流通経済大学
A:10位以内候補(6点)
吉村大輝(2年)29分12秒63≪箱根5区8位、予選23位≫…高校駅伝優勝メンバー 前回、選抜で箱根5区に選ばれてガッツある走りをみせた

F:150位以内候補(1点)
梅木侑介(3年)29分34秒13≪予選91位、10予選185位≫…昨年の関カレ1500で入賞するなどスピード型のランナー
平山貴裕(4年)29分37秒08≪予選152位≫…昨年末1万29分半ばをだした
前田康太(3年)30分09秒93≪予選135位、11箱根5区20位、10予選82位≫…1年時に82位に食い込み、選抜で箱根を走った

G:200位以内候補(0点)
高橋大(3年)30分20秒09≪予選189位≫
古賀渉(3年)30分27秒12★≪予選191位≫
大島亘銘(3年)30分41秒40★≪予選204位、10予選248位≫
吉村祥太朗(2年)30分45秒79★≪予選233位≫
 勿論、吉村選手には大きな期待がかかる。関カレ2部1万でしっかり入賞。先日の記録会でも自己ベストとほぼ同じタイムで1万を走破。調子は上々。個人でのトップ10入りを狙ってほしい。ただ、他が前半戦全体的に停滞気味だった。ただ、梅木・平山・大島選手とも、至近の記録会で1万30分前半と少し復調気味。彼らとGランクの選手たちが少しでも上げることができれば、上位陣に迫る可能性はありそうだ。
 

 
○創価大学


D:75位以内候補(3点)
山口修平(1年)29分29秒47★≪都道府県1区7位、高校1区9位≫…期待のルーキー 全日本予選と最近の記録会でいい走り やや不安定
太田正史(4年)29分54秒87≪予選30位、09予選237位≫…前回の予選でチームトップの成績 前半戦は試合に出ていない

E:100位以内候補(2点)
小島一貴(2年)29分36秒60≪予選55位≫…昨年伸びていた 今年は全般的に不調
 
F:150位以内候補(1点)
小嶋大輝(2年)30分01秒10≪予選167位≫…全日本予選3組出走 最近の記録会で30分08
倉澤昇平(4年)30分16秒70★≪10予選129位≫…2年前の予選でまずまず 最近、久々に自己ベスト
 
G:200位以内候補(0点)
石川史康(3年)30分16秒03★≪予選218位≫
山口智永(3年)30分19秒08≪予選175位、10予選253位≫
鳥海将史(2年)30分56秒16★
 戦力的に整ってきたと思われた創価大。楽しみなのは1年生の山口選手。しっかりと自己ベストを更新、撃沈癖が不安だが、昨年の小島選手のような勢いを出してほしい。だが、全体的にはその小島選手をはじめ主力に不調者が続出。太田正・小島選手は至近の記録会はかなり悪いタイム。そして(中距離型のハリー選手はともかくとして)全日本予選で29分半ばを出していた太田清選手が外れたのは痛い。倉澤選手などいい状態の選手もいるが、基本若手中心。どこまで粘れるか、というところだ。
 

 
○松蔭大学
 
 
D:75位以内候補(3点)
橋爪孝安(4年)29分03秒84≪予選198位、10予選114位、09予選229位≫…関カレに毎年出場している ロードではいい記録を残した事がないが、札幌ハーフで何とかまとめた

F:150位以内候補(1点)
菅野師希(2年)29分37秒41≪予選194位≫…昨年末に29分37秒 今年は試合に全く出ていない

G:200位以内候補(0点)
伊藤佳正(3年)30分23秒51
本田和希(3年)30分32秒24≪10予選202位≫
小濱郁己(4年)30分38秒65★
鎌田裕貴(3年)31分10秒19≪予選179位、10予選235位≫
 試合出場が少なく、状況がよく分からないが、あまりいい状態とはいえなさそう。ハーフチームトップの平尾選手や昨年147位の戸頃選手がおらず、まだ5千15分台の1年生3人をエントリーしているようでちょっと辛い。持ちタイムがいい選手がいるので選抜は勿論狙いたい。エースの橋爪選手は4度目の正直なるか。トラックでは2年の頃から名前は聞くが、どうも長距離ロードが苦手。ただ、札幌ハーフでそこそこ走った。今年こそ成績を残せるか注目だ。

 
○麗澤大学
 
 

E:100位以内候補(2点)
船井慎太郎(4年)29分34秒79≪予選112位、11箱根8区6位、10予選49位≫…2年前に好走して選抜で箱根を走った ロードが得意 最近低調で至近の記録会で1万31分台
 
F:150位以内候補(1点)
河合代二(3年)29分17秒35≪予選84位≫…前回選抜に選ばれた 丸亀ハーフで63分強走って以降下降気味で、最近の記録会は1万32分台
中島裕貴(2年)29分59秒89≪予選150位≫…昨年の全日本&箱根予選で好走 最近の記録会で1万31分台

G:200位以内候補(0点)
玉腰挙人(4年)30分16秒61
濱本学(3年)30分19秒44
前田赳志(3年)30分26秒71≪予選199位、10予選128位≫
桂優伍(2年)30分31秒60★
東恭平(2年)30分47秒79★≪予選162位≫
贄貴紀(2年)30分52秒79★≪予選178位≫
 このあたりのグループでロードが一番得意なのは麗澤大。ハーフで65分台・66分台の選手を持っている選手が多く、状態さえよければそこそこまとめられる。ただ、肝心の主力が非常にまずい。船井・河合・中島の上位3選手がこぞって至近の記録会では絶不調だったのだ。選抜入りの最大のチャンスだったのだが、これは非常にまずい。船井・河合両エースは多分ロード型なので少しでも感覚を取り戻してくれればと思う。

 
○平成国際大学
 
 
 
D:75位以内候補(3点)
塚田空(4年)29分28秒13★≪予選205位、10予選241位、09予選256位≫…3年連続200位台ながら、学生ハーフ65分台以降、メキメキと頭角を現して関カレ2部1万で入賞を果たした

F:150位以内候補(1点)
飯坂元貴(4年)29分56秒85≪予選188位≫…昨年末1万29分台
大澤駿雄(3年)30分30秒82≪予選215位≫…
学生ハーフで65分台

G:200位以内候補(0点)
木野安騎史(2年)30分12秒05≪予選260位≫
阿部壮一郎(4年)30分15秒52≪予選170位、10予選208位≫
本田圭一(4年)30分23秒41★
佐藤瑛(1年)30分32秒31★
 まずは塚田選手が楽しみなのはもちろんだ。3年連続で箱根予選200位台と目立たなかったのだが、学生ハーフで65分台、5千で14分10秒代、1万で29分台、と来て関カレで入賞とすごい勢いで伸びてきてびっくりした。一旦、調子が落ちたが、先日再び1万29分台で力はついていることは実感。どれだけ爆発できるか。チーム状況はちょっと不調の選手がいて不安。ハーフ65分台の選手や前回チーム4番5番の選手が外れてしまったが、1万29分台を出した飯坂選手や高校時代力のあった佐藤選手あたりでまとめていきたい。
 

 
○関東学院大学
 
 
 
E:100位以内候補(2点)
望月敏生(3年)29分46秒29≪予選259位、10予選285位≫…トラック型 学生ハーフでは64分台を出した
松本伸之(3年)29分54秒38★≪予選193位≫…今年になってぐんぐん成長している

F:150位以内候補(1点)
山本哲広(3年)29分58秒04≪予選145位≫…昨年末1万29分台
緒方康介(4年)30分06秒18≪予選209位、10予選270位、09予選292位≫…ハーフ65分台
田籠優生(2年)30分10秒58≪予選222位≫…ハーフ65分台
 
G:200以内候補(0点)
渡辺嘉克(3年)30分43秒47≪予選240位、10予選193位≫
 3年生が結構元気。特に最近元気なのは松本選手。先日の記録会で1万のベストを一気に30秒以上更新に29分台。今ノッテいる。他、山本選手もまずまず。田籠・緒方選手も自己ベストに近くて調子はいい。後は学生ハーフで64分台だった望月選手が調子をあげることができれば上位陣は揃う。層が少し薄かったが、他チームが万全ではないので久々に浮上のチャンス。かつてのロードの強さをみせていきたい。
 
○その他
SS:荒稼ぎ候補(8点)
ルウル ゲブラシラシェ(東国)28分10秒81★…新留学生 関カレ2部1万2位という成績を残した 途中棄権することが多い

F:150位以内候補(1点)
四方田春樹(東経)30分53秒07≪予選133位≫…前回チームトップ
 
G:200位以内候補(0点)
齋藤大樹(慶大)30分16秒80≪予選203位、09予選236位≫
五十嵐友也(東経)30分16秒86≪予選248位≫
紺野勇樹(武蔵)30分24秒07★
古荘雄麻(武蔵)30分34秒55★≪予選236位≫
秋山雄哉(学習)30分37秒02≪予選211位、10予選292位、09予選261位≫

原広野(学芸)30分37秒26≪予選227位≫
鐵本智大(慶大)30分46秒52★≪予選243位、10予選225位、09予選305位≫
今井勇汰(駿河)30分46秒52★≪予選430位≫
門出康孝(慶大)30分54秒91≪予選223位、10予選328位≫
清水友博(理科)30分57秒65★≪予選208位、10予選188位≫
 
小林優作(国武)31分09秒12★
山内俊輝(国武)31分09秒57★
紺野凌(筑波)31分13秒46★≪予選306位≫
高木剛(立大)31分18秒92★≪予選254位、10予選252位≫
與那國弘樹(国武)31分23秒39≪予選297位、10予選337位≫
 
安藤大地(東国)31分27秒34★≪都道府県5区19位、高校1区22位≫
福井雅俊(学芸)31分52秒12≪予選288位、10予選249位≫
松井将器(東工)32分10秒81★
吉成祐人(筑波)14分35秒42※≪高校2区22位≫
人見泰弘(学習)14分42秒00≪予選216位、10予選278位≫
 
柘植翔太(学芸)15分01秒96★※
上原浩輝(東情)15分23秒00
 他チームで選抜入りの可能性がありそうな選手を列挙。まあ、かなり甘めの判定の場合もありますが…。ただ、それでも関東学連選抜を1校1人にすると、この『その他』に居れたチームでも6人以上メンバーに入ってきますので注目する価値はあります。
 東京経済大は四方田・五十嵐選手や武蔵野学院大は紺野・古荘選手など1万30分台が数人いるので、うまくいけば入っていけるはず。後は好調の慶大の鐵本選手や東理の清水選手に、自己ベストが多く出ている国際武道の選手たちらが絡めるか。あげた選手たちは過去の箱根予選や最近の記録会でいい成績を残した事がある選手なので、注目したい。勿論、選抜の権利はないのですが、留学生のゲブラシラシェ選手がどれだ荒らすかは楽しみです。
 ただ、ここにのっていない選手が好走する場合もあります(逆に大撃沈する場合も)。急に覚醒する場合もちょくちょくありますので、参考程度に。

 
 

箱根駅伝予選展望~東海大学

続いて
東海大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
SS:荒稼ぎ候補(8点)
S:トップ候補(7点)
村澤明伸(4年)27分50秒59★≪箱根2区3位、全日本8区4位、出雲6区2位≫…東海大のエースで学生長距離界の中心人物 春先に27分台出してからやや下降気味 夏にアキレス腱を痛めて練習は積めていない
早川翼(4年)28分25秒32★≪箱根5区14位、全日本1区2位、出雲1区5位≫…東海大の誇る2大エース。1年生の頃からほとんどの大会で高レベルの成績を維持し続けている
 
A:10位以内候補(6点)
 
B:25位以内候補(5点)
中川瞭(2年)28分57秒66★≪全日本3区4位、出雲4区5位≫…期待の若手 全日本予選ではいきなり28分台を出して全日本通過に貢献 強い選手に食らいつくレースが得意
元村大地(3年)29分21秒83★≪箱根1区11位、全日本4区7位、11箱根3区3位≫…1年生の頃から長いロードをしっかり走れており、関カレハーフでも2年連続で入賞している
 
C:50位以内候補(4点)
 
D:75位以内候補(3点)
 
E:100位以内候補(2点)
石川裕之(2年)29分36秒88★≪出雲2区8位≫…
関カレや全日本予選の1万をしっかり走った どちらかというとトラック型?
松谷公靖(4年)29分54秒02≪箱根7区20位≫…箱根では悔しい想いをした 関カレハーフでは粘走、全日本予選はかなり積極的だった
 
F:150位以内候補(1点)
白吉凌(1年)29分52秒42★≪高校1区16位≫…全日本予選1組でトップ 存在感を示した
片原照(2年)30分48秒94…合宿で大きく伸びたらしい 先日の10マイルは主力以外ではかなり前の方だった
宮上翔太(1年)14分10秒28※≪都道府県4区4位、高校7区2位≫…高校駅伝は短い区間ながらまずまずの成績 10マイルで上位の方
 
 
G:151位以下or未知数(0点)
上原将平(3年)29分53秒31…
1年時にハーフ64分台を出している また、全日本予選2組で出走
山本大輔(3年)30分51秒04…ハーフ66分台
岡豊(3年)31分01秒43…ハーフ65分台
両角駿(1年)14分04秒91※…高校3年の後半に故障、夏には復帰したが、小さい故障は繰り返している
冨田三貴(1年)14分19秒23※≪都道府県4区32位、高校1区39位≫…高校時代、駅伝ではいい成績を残せなかった
 

主な欠場者
野中久徳(4年)29分22秒24★≪箱根6区13位、10予選105位≫…長身のランナーで今季急成長 全日本予選3組で好走 全日本にはエントリーしている
吉川修司(2年)30分40秒65≪箱根8区20位、全日本2区8位≫…前回の全日本2区を無難にまとめるなど素質は高い ただ、故障が非常に多い

上位10人合計31点(参考:前回1位36点、前回6位30点)
IP:3分35秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:5位29分33秒20
ハーフ(20㎞換算含む):9位64分52秒8
 
【最近の動きまとめ】
・往路で苦戦 選手層の鬱さが露呈
・村澤選手は27分台を出したのがピークに
・村澤&早川のダブルエース抜きで通過した全日本予選

 両角監督初年度がどうなるか注目された前年度の箱根駅伝は2年ぶりにシード権を獲得できなかった。村澤&早川選手が不調でその前の年ほどの成績を残せず、往路8位で終えると、復路で陥落。元々選手層が薄かったうえに故障者が出てしまい、何ともならなかった。しかも4年生が結構いたので底上げは急務。その後の、学生ハーフではまだ微妙な成績。それ以上に故障者が多かったのが気がかりであった。
 
 ひとまず春は、1万で五輪B標準を持っている村澤選手が大注目。海外レースで27分台をだし、やはりと思わせた。ただ、今年は昨年ほどの勢いはなく、これがピークに。関カレ5千8位はやや驚き、その後全日本予選を外して一点集中したが、昨年より成績が落ちてしまい、無念であった。
 
 そして色々話題になった全日本予選。村澤選手だけでなく、関カレダブル入賞の早川選手まで抜いて、ショック療法で底上げにはかった。その結果、見事通過。白吉選手の組トップの好走や、野中選手、そして元村・中川選手が最終組が堂々と渡り合った。2年目に入ってついにチーム状態が改善されてきた、そんな印象を持った。

【通過に向けてのポイント】
村澤選手は含む4本柱の成績と底上げはどこまで?

 勿論、村澤&早川が荒稼ぎ、そして元村・中川選手にあわよくばトップ10入りを狙ってほしいところである。ただ、あまり良くないニュース。村澤選手が夏合宿でアキレス腱を痛めて、更に教育実習の追い討ちで練習が積めていない状況だという。できれば、休ませたい所だが、チーム事情が許すかどうか。
 
 選手層の薄さは改善気味とはいえ、まだ怖さは否めない。実は中堅の野中・吉川選手がいない。中堅どころは20㎞での実績が少ない石川・松谷選手。後はよく分からないんですよね。先日の10マイルでいい成績を残した片原、宮上・白吉選手、それにハーフ65分台66分台の選手や1万以上の経験がない1年生。どのくらいの底上げが進んだのだろうか?
 
 村澤選手を使わないと怖いというのが正直な印象なんですが、どうでしょうか??それとも全日本予選のような調整と底上げができていて大丈夫なのか?まあIPは大量にあるのですが、このメンツでしっかり戦えているのかどうか見物だ。

箱根駅伝予選展望~大東文化大学

続いて
大東文化大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)

A:10位以内候補(6点)
市田宏(2年)28分53秒98★≪予選111位≫…大東大のエース的存在 全日本予選で大激走をみせた 最近は兄より成績がいいことが多い
 
B:25位以内候補(5点)
市田孝(2年)29分11秒46≪予選121位≫…冬のハーフで64分台 その後、関カレに出場できなかったが、全日本予選でしっかり走った
 
C:50位以内候補(4点)
片川準二(3年)29分30秒61★≪予選73位、10予選74位≫…2年連続で箱根予選安定している選手 全日本予選3組でも上位に入った
 
D:75位以内候補(3点)
 
E:100位以内候補(2点)
大西亮(3年)29分36秒62★…5千のタイムがかなり良かったが、1万でも先日の記録会でチームトップの成績をとった
大崎翔也(3年)29分57秒90★…ハーフマラソンから台頭してきた選手 全日本予選も出走している
鎌田大輝(4年)29分59秒32≪予選44位≫…前回チームトップで選抜にも選ばれている 
植木章文(2年)30分13秒35★…学生ハーフで64分台を出している
稲田康希(4年)30分15秒44≪予選148位、10予選56位≫…2年前の予選会でチームトップ ロードに強いタイプ
 
F:150位以内候補(1点)
田口哲(4年)29分31秒66≪予選156位、10予選107位≫…どちらかというとトラックの方が得意 関カレ2部1万で29分台
有木俊平(3年)29分41秒40★…先日の記録会で大幅自己ベスト
池田紀保(2年)29分42秒39★≪予選187位≫…関カレ2部3障で入賞 全日本予選のメンバーに選ばれている
成田匠平(4年)29分49秒77≪予選97位≫…全日本予選1組出走 最近の記録会は30分30秒代
 
G:151位以下or未知数(0点)
近藤尚紀(3年)30分36秒07★…
先日の記録会で自己ベスト
平塚祐三(2年)30分56秒60★…関カレに3障で出場している
 
主な欠場者
吉川修平(3年)29分39秒18★…全日本予選3組出走 トラック型だった
 

上位10人合計:27点(参考:前回6位30点、前回9位24点)
IP:2分10秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:6位29分35秒51
ハーフ(20㎞換算含む):11位65分03秒5
 
【最近の動きまとめ】
大惨敗だった箱根予選 選抜でも出走ならず
・ついに市田兄弟爆発 次点に迫った全日本駅伝予選
・29分台での自己ベストがちらほら 大東大ナイター

 前回の箱根予選は集団走をさせずに臨んだ。その結果、ほとんどの選手がどんどん失速、期待された市田兄弟までもが100位台に沈み、何ともならなかった。その後、選抜に選ばれた鎌田選手は出走ならず、冬のロードでも植木選手が64分台出した以外はあまり芳しい成績はなかった。
 
 その後、関カレまではどうなることかと思った。市田兄弟がまともに走れず、底上げもなかった。今年もダメかという空気が漂った。ただ、5月末の記録会で少し調子をあげてきて、全日本予選は市田兄弟次第では面白い戦いができるかもという希望はあった。
 
 その全日本予選。3組まで何とかまとめると、期待の市田兄弟がついに爆発。2人とも中盤からじわじわ順位アップし、気が付けば宏選手が28分台、孝選手も上位にまとめて、チーム順位も6位。なんとあと12秒で全日本の出場権を得られるところだった。久々に大東大の存在感を示し、箱根復帰へ確かな光が差した大会だった。
 
【予選通過のポイント】
市田兄弟が力を出し切れるか それと長い距離の対応は

 前回は力不足だった上に、ほぼ全員が飛ばし過ぎということだったので、まずは作戦はしっかり練りたいところ。誰がどのくらいでいくのか。特に重要なのは市田兄弟だろう。
 
 この2人が走ってくれなければ復活はないだろう。この2人をどう走らせるか。とかく、この2人は序盤飛ばすとかなり失速してしまう傾向があるので、全日本予選同様に前半はあまり目立ち過ぎないようにレースを進めたい所
 
 それと長いロードの実績が少ない選手が多いのがどうか。先日の記録会では有木・池田選手と新たに29分台を出す選手が出てきた。ただ、2人とも長い距離が未知数。どのくらいまとめられるか。個人的に似た実力の選手も結構いると思う。その中で田口・成田選手など予選経験のある上級生が引っ張って61分中盤までに入る選手を多くしたい所だ。3年ぶりの復帰は目に見える所に来ている。全員で粘っていきたい所だ。

箱根駅伝予選展望~帝京大学

続いて
帝京大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)
蛯名聡勝(3年)29分03秒28★≪全日本2区9位、予選8位≫…帝京大のエース  箱根は貧血で走れなかった以外、関カレや全日本予選で上位に入り続けている また、日本学生ハーフでトップ
 
A:10位以内候補(6点)
 
B:25位以内候補(5点)
小山司(3年)29分15秒74★≪箱根5区12位、全日本5区8位、予選79位≫…無名の選手だったが、走るごとに成績があがっていっている 全日本予選4組でしっかり走った
山川雄大(4年)29分22秒33★≪箱根8区5位≫…前回の箱根で好走、次の日本学生ハーフ62分代2位と大爆発した
 
C:50位以内候補(4点)
難波幸貴(3年)29分35秒10★≪箱根4区15位、全日本1区20位、予選19位≫…5千でチームトップ 昨年の全日本以降いい成績が少なかったが、全日本予選3組で好走
熊崎健人(2年)29分46秒40…関カレ2部1500で決勝進出 積極的な走りをする ハーフ63分台
 
D:75位以内候補(3点)
柳原貴大(2年)29分46秒94★…昨年の夏から名前があがり、日本学生ハーフで63分台 その後はやや不安定
 
E:100位以内候補(2点)
三田和矢(2年)29分33秒21≪全日本6区9位≫…前回の全日本でまずまず その後故障していたが、6月には試合に出られる状態になった
早川昇平(2年)29分51秒17≪全日本3区10位、予選125位≫…関カレ2部5千で8位入賞 全日本予選1組で29分台の好走
三輪龍之介(4年)29分57秒29≪箱根7区13位、予選109位≫…日本学生ハーフで64分前半 全日本予選1組で好走
 
F:150位以内候補(1点)
千葉一慶(3年)29分39秒57…
前回の箱根予選のメンバーに選ばれている
 
G:151位以下or未知数(0点)
阿南賢也(1年)29分37秒99★…期待の1年生 関カレで肉離れしていた
嶺井雄宇(2年)30分56秒84≪予選158位≫…前回の箱根予選出走
竹本紘希(1年)31分32秒83≪都道府県5区27位、高校1区36位≫…高校で駅伝を走っている
高橋裕太(1年)14分39秒60※…ここまでは目立った成績残していない

主な欠場者
田中健人(3年)29分17秒43≪箱根2区19位、予選101位≫…昨年の全日本予選で大活躍 その後は中々いい成績を取れないまま、故障していた
高橋勝哉(2年)29分43秒25≪予選115位≫…前回の予選10番手 10月上旬の記録会で5千14分10秒代
大迫聖晃(4年)29分46秒13≪箱根3区19位≫…前回の箱根出走 3障が非常に得意
高松伸伍(2年)29分55秒75…10月上旬の5千で14分10秒代
後藤郁晃(4年)29分55秒99…学生ハーフで64分強 全日本予選のメンバーに選ばれていた
中西健太(4年)30分18秒79…学生ハーフで64分台

上位10人合計:35点(参考:前回1位36点、前回の帝京30点)
IP:1分00秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:4位29分33秒17
ハーフ(20㎞換算含む):1位64分05秒1
 
【最近の動きまとめ】
・昨年の卒業生の穴、序盤出遅れにも関わらず前回と同順位の箱根
・日本学生ハーフで蛯名・山川がワンツー 他の選手も好走
・全日本予選は一部の主力がエントリー漏れも危なげなく通過

 今年の箱根駅伝は13位でシード権獲得はならなかった。ただ、4年生の主力が沢山いて13位に終わったその前の年と、同じ順位でもあった。しかも貧血などで往路序盤がまともなオーダーを組めなかった中での成績だった。驚異的な育成力があることはは明白だろう。
 
 その後の日本学生ハーフがびっくりした。エースの蛯名選手が62分23秒の好タイムで優勝、更に山川選手が続いてワンツーフィニッシュを果たした。他にも小山・熊崎・柳原の若手が63分台。64分・65分台も多数。おそらく調整していたのだろうが、育成力と層の厚さには驚いた。
 
 新シーズン、関カレは蛯名・山川・早川選手の入賞はあったものの、大きく失速する選手もおり、主要大会での弱さを指摘されたりもした。ただ、全日本予選では1組で好スタートを切ると、中位が出る組はありつつ、3位と安定した成績で通過。万全とはいえない中、力を発揮したのは自力が付いている証拠とも言えそうだ。

【予選通過へ向けてのポイント】
主要大会でのもろさの克服とチーム10番手前後の成績は

 基本的に通過に関しては大丈夫かなと思う。実際主力の蛯名・小山・山川選手は強いだろうし、伸び盛りの2年生の早川・三田・柳原・熊崎選手は面白い存在だ。ハーフの持ちタイム平均はトップ。主に学生ハーフのものになるので一概に言えないが、その時の走りをされたら、相当な好記録になりそうだ。
 
 ただ、主要大会でちょくちょく脆い事があるのが気になるところ。前回の箱根予選もやや失敗していた。調整のやり方にも問題があったらしく、対策はしているようだがどうなるか。
 
 また、チーム8番~10番手候補だった上級生がかなり抜けて、ここまで目立ってなかった1年生をエントリーさせたのに驚き。怪我したのかと思いきや10月上旬の記録会で5千ながら14分10秒代の自己ベスト更新していたりしているので、何かしら根拠あってのエントリーかもしれない?どういう走りになるか注目だ。
 

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