続いて
上武大学
エントリー選手独断ランク付け
基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)
A:10位以内候補(6点)
渡辺力将(4年)29分35秒06≪箱根9区7位、全日本6区2位、予選27位≫…昨年秋から急成長 前年の全日本シードに大きく貢献し、箱根もチームが崩れる中、一人好走した
氏原健介(4年)29分38秒20≪箱根2区16位、全日本4区5位、予選9位≫…前回予選チームトップ スタミナで粘るタイプ 関カレハーフ渡辺に続いて入賞
B:25位以内候補(5点)
佐藤舜(2年)29分09秒79≪箱根1区7位、全日本1区10位、予選10位≫…上武大のエース。昨年はずっとチームを引っ張っていた ただ、関カレ3障の激走以降、今一つ
倉田翔平(2年)29分22秒46★≪箱根4区17位、全日本2区10位、予選51位≫…5千でいい成績を残すことが多い 先日1万ベストで調子があがっている
C:50位以内候補(4点)
石川拓馬(4年)29分39秒87≪箱根7区18位、予選92位、10予選33位≫…2年時の箱根予選の時にいい走りをした 最近少し調子を戻してきた
D:75位以内候補(3点)
山岸宏貴(3年)29分31秒96≪箱根3区18位、全日本5区5位、予選76位≫…関カレ5千出場している
佐々木元太(2年)29分56秒96★≪全日本7区10位、予選90位≫…前回のロードシーズンに粘走した
E:100位以内候補(2点)
東森拓(1年)30分13秒16★≪10高校6区11位≫…トラックシーズンに好調だったルーキー
F:150位以内候補(1点)
平迫幸紀(4年)30分03秒79≪09予選92位≫…1年時から距離対応していた 長い故障から少しずつ復帰している
松元航(2年)29分51秒71★…昨年の全日本予選に出走している
大西淳貴(2年)30分20秒03★≪予選154位≫…前回の箱根予選に出走
G:151位以下or未知数(0点)
合田昇平(3年)30分13秒96…1年時に1万を30分強で走っている
高津戸翔太(3年)30分50秒86…ハーフ66分台
石黒大介(1年)30分51秒29★…先日自己ベスト
上位10人合計:36点(参考:前回1位36点)
IP:2分25秒
持ちタイム上位10人平均
1万:10位29分43秒30
ハーフ(20㎞換算含む):8位64分34秒9
【最近の動きまとめ】
箱根予選トップ通過、全日本シード権と爆発
箱根本選は状態は保てず16位 初の繰り上げも
2部落ちも渡辺・氏原・佐藤らの力走の関カレ
悲喜こもごもだった上武大の昨年度のロードシーズン。いつも通り3位~5位くらいの通過と思われた箱根予選を初のトップ通過。ただ、どうせ集団走と冷ややかな評価も。そんな中、初出場した全日本駅伝。序盤を当時1年生の佐藤・倉田選手が踏ん張ると、現4年生の氏原・渡辺選手らの大活躍で初のシード権獲得。初めて駅伝ができた。
が、箱根駅伝は単発で好走する区間はあったものの、結局16位。初出場時でも合わなかった繰り上げスタートにもあった。単独走ということも多少あるだろうが、ここまであまりにも成果がですぎて、逆に精神的に疲れてしまった面もあったらしい。
気持ちを切り替えた今シーズン。関カレでは1部残留に全力を注いだ。正直、佐藤選手の3障以外での入賞は厳しいのではないかと思われたが、ハーフで4年生が奮起。渡辺・氏原選手の頑張りでダブル入賞。最終的には2部降格となったが、1部で戦えたことは自信になっただろう
いつもならそこから全日本予選に全力を注ぐのだが、今年はシード権を得ていて、無かった。その代り、ホクレンに出張し、記録を狙いに行った。あまり成果がでなかったのが残念だが、強豪校のチームもいたので刺激にはなったのではないか。更なる進化ができたか。
【予選通過へのポイント】
主力も新戦力も入れた2年生の走り、モチベの課題も
箱根予選巧者と言われている上武大なので、勿論今年もいつも通りの作戦がしっかりできるかどうかにまずかかってきそう。鍵になるのは2年生か。松元・佐々木・大西選手といった2年生が先日1万のベストを更新してきたが、チーム10番以内の順位をどのあたりにまとめるかがまずポイント。
それと元々主力の2年生の倉田・佐藤選手あたりもどうか。倉田選手は面白い存在だが、ちょっとトラック型な感じも。エースとも言える佐藤選手がちょっと最近良くないのが気がかり。何とか粘ってほしい所だが。もしもの時は4年生の氏原・渡辺・石川選手あたりが引っ張っていきたい。
後はいつもと違うスケジュールでモチベーションの上げ方が変わる可能性を乗り切っているかどうかか。全日本予選である程度の確認ができるのだが、それがなかったということで。花田監督がしっかりまとめられていると思うが、しっかり通過して、今度こそ本戦でしっかり戦いたい。
コメント