2012/10/09
箱根駅伝予選会展望~日本体育大学
出雲駅伝の余韻がまだ醒めませんが、10月20日(土)に大事な箱根駅伝の予選会があります。遅くとも19日には予想しないとならないので、10日間で15校ほどまとめなければなりません。なので、もう始めていきます。
まずは
日本体育大学
エントリー選手独断ランク付
基準は①昨年の予選順位、②1万&ハーフの持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)
A:10位以内候補(6点)
服部翔太(3年)28分37秒75≪箱根1区2位、全日本2区11位、出雲6区9位≫…日体大のエース。やや不安定な時があるが、箱根では気迫の走りをみせた。関東インカレ5千では表彰台にあがった
本田匠(3年)28分46秒38★≪箱根2区8位、全日本4区15位、出雲3区3位≫…服部選手と並ぶ走り。昨年目覚ましい成長を見せ、箱根2区を無難に走破。
B:25位以内候補(5点)
C:50位以内候補(4点)
矢野圭吾(3年)28分53秒25★≪箱根3区13位、全日本1区16位、出雲1区11位≫…今年大きく成長した選手で、彼を含め3年生トリオと言われるようになった ただ、現在は故障明けの模様
福士優太郎(4年)29分10秒64★≪箱根6区20位、全日本3区8位、出雲2区4位≫…関カレ1500で入賞するなどスピードのある選手 スピード区間への起用が多い 前回の箱根6区4位
山中秀仁(1年)29分26秒74★≪都道府県1区10位≫…期待のルーキー 全日本予選から力を発揮し始めて
谷永雄一(4年)29分25秒24★≪箱根4区14位、11箱根10区8位≫…中堅の選手 関東インカレのハーフに出走しているいる 箱根5区に意欲みせている
D:75位以内候補(3点)
勝亦祐太(1年)29分35秒68★…期待のルーキー 高校の後半に故障していたが、全日本予選3組に抜擢された
大田侑典(4年)30分09秒51≪箱根7区19位≫…今年の焼津ハーフで63分台マーク 関カレでも健闘 ただ、その後故障した
E:100位以内候補(2点)
甲斐翔太(3年)29分24秒79★…1年時に29分台マーク 今年の全日本予選で1組出走 通過へ流れを作った
高柳祐也(4年)29分52秒82★≪全日本5区16位、出雲5区4位≫…前年の出雲駅伝で好走した
F:150位以内候補(1点)
鈴木悠介(3年)29分33秒93★…全日本予選に2年連続出走している
小泉雄輝(1年)29分40秒46★≪高校1区28位≫…先日の記録会1万で好走
岩間一輝(4年)29分45秒55…試合には出続けているが鳴かず飛ばずが続いている
G:151位以下or未知数(0点)
奥野翔弥(1年)30分51秒54≪高校5区1位≫
上位10人合計:38点 (参考:昨年1位36点)
IP:3分30秒
持ちタイム上位10人平均
1万:1位29分15秒49
ハーフ(20㎞換算含む):3位64分17秒0
主な欠場者
早川智浩(4年)29分10秒00≪10全日本6区4位、10出雲5区3位≫…2年時に主力になりかけていたが長く戦列を離れた 先日の記録会で1万29分台
高田翔二(4年)29分25秒31≪全日本8区12位、出雲4区3位≫…昨年ブレイクしかかったが箱根前に故障 以降元気があまりなかった
吉村喜一(3年)29分39秒52≪箱根9区19位、全日本7区8位≫…1年時に29分台マーク 全日本予選2組で快走
【最近の動きまとめ】
箱根駅伝はブービー、繰り上げにも遭う
関カレでの3年生トリオ服部・本田・矢野の活躍
そのトリオに頼らず通過した全日本予選
その彼らが9月末の記録会で自己ベストラッシュ 今年の箱根駅伝はブービー。1区2区で服部・本田選手のスタートこそ決まったものの、その後じりじり後退。復路は6区福士選手のブレーキもあり、見た目順位で一番下を走行する苦しい展開に。まさかの戸塚中継所での繰り上げスタート。どうなることかと思われた。
しかし、元々戦力が特別劣っていたわけでは無かった日体大はすぐに上昇し初めた。まず、関東インカレ5千で服部選手が表彰台、1万では一気に力をつけてきた矢野選手が入賞。本田選手は入賞は叶わなかったものの、1万28分46秒出すなど各大会で安定した走りをみせる。
それだけではない。福士・大田選手ら4年生を欠いた全日本予選では、甲斐・吉村・鈴木選手など中堅の選手がこぞって好走で最初から全く危なげなく通過。箱根で露呈した選手層の薄さは、微塵も感じさせなかった。また、4番手以下が出場した9月の記録会では自己記録連発。1年生の山中・勝亦選手も全日本予選を走る等いい感じで推移。当初は勝亦選手に注目が集まったが、最近は山中選手がいい状態になっているようだ。チームをまとめる4年生の福士・谷永・大田も状態があがってきており、箱根予選を通過するのは問題ない戦力に見える。
【予選通過に向けて】
3本柱の調子と中堅以下の長距離対応 ただ、ちょっと気になる情報も。3本柱の服部・本田・矢野選手の状態だ。矢野選手が故障で一時離脱した。それと服部・本田選手も前半シーズンほど動きは良くなかったという情報も。上のランクでSランクでなくAにしてあるのはそのため。まあ、箱根予選の場合は、本調子では無くても全日本同様一緒に走る事ができるので、カバーしてほしい。
それと非常に良い感じの中堅以下ですが、どうしてもハーフの距離がまだちょっとどうなるか分からない。1万は結果は出しているが、ハーフのベストが65分前半という選手が何人かおり、ややランクを下げた選手も。このあたりは4年生がうまく引き上げられるかどうかだろう。
最も、余程のミスをしなければ大丈夫。上位、もしくはトップ通過も狙える戦力は保持。しっかり通過をして、全日本に殴り込みをかけられるように勢いを付けたい所だ。
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