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出雲から箱根へ~青山学院大学

最後、それにしても全日本を経由しない出雲出場校が4つもあり、しかもそこから優勝校がでるとは…ねじれ現象もここまできましたか。
 
青 山 学 院 大 学
総合1位2時間09分41秒
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区小椋裕介(1年)23分36秒区間7位(7)7秒差
2区藤川拓也(2年)17分00秒区間2位(7→2)13秒差
3区久保田和真(1年)23分13秒区間賞☆(2→1)-37秒差
4区大谷遼太郎(4年)17分50秒区間新★(1→1)-41秒差
5区福田雄大(3年)18分32秒区間6位(1→1)-20秒差
6区出岐雄大(4年)29分30秒区間3位(1→1)-1分29秒差
 改めて優勝おめでとうございます。ほとんどの区間で考えられる想定の一番上でレースを終えたようにみえました。まずは1区の小椋選手がここまで走ると思わなかった。あまりロードや駅伝で強いイメージがなかったのですが、本当に成長していた。区間7位ながらトップと7秒差と絶好の位置。そして2区昨年経験者の藤川選手が一時トップ争いをしたうえで区間2位の走り。東洋・駒大・早大が出遅れており、「あ、これは…」とこの地点で思った。
 
 その予感的中。久保田選手がいよいよ本領発揮。じわじわ首位の順大との差をつめると2㎞までに逆転。そのままトップを快走。向かい風にも負けず、流れに乗った結果、区間2位を23秒も引き離す断トツの区間賞。駅伝本当に強いです。その流れを受けた大谷選手が涙の区間新。大学駅伝デビューは2年時の出雲だが2区14位。元々実力はあったが、ちょっと安定していなかったが、ついにハマった。箱根も頼んだ。
 
 5区福田選手はやや詰められたものの、元々スピードと言うより安定の方が持ち味だったので、及第点だろう。アンカーには大エースの出岐選手だったので、優勝はほぼ決定。監督が数日前に体調不良になって不安視してされていたようですが、結局何事もなく飄々と走り切って見せた。
 
 この出岐選手が4年時に箱根優勝を目標にしてきたが、出雲で優勝するとは当の原監督も予想していなかったようで「こんなこともあるんですねぇ」と驚かれていた。全日本がなかったため、出雲に標準を合わせた事での結果でもあり、箱根駅伝でそうやすやすといけるわけではないだろう。ただ、確実に世代交代が近づいている、そんな印象を持った。
 

現時点で考える箱根駅伝区間オーダー

小椋-出岐-久保田-藤川-小嶺  竹内-石田-相原-高橋-大谷
 先日の高島平20㎞でえらい記録ラッシュになったみたいですが、それもやや反映させている。ひとまず小椋選手が大きく成長したということで、1区固定できそう。これでオーダーの幅が広がるが、出岐・久保田選手の2区3区は自分の中では決定。この2人で一旦トップに立てればなと思ってる。
 
 復路のメンバーも高島平見ている限り、あまるほどいる。1年生の時箱根を走った相原選手が復活するかもしれないし、前回5位メンバーの福田・遠藤・井上・福田選手が簡単にはじかれそうで、どうなるのか分からない。かなり強力な布陣になりそうだ。
 
 ただ、問題はやはり山ということになってくる。小嶺選手が3年連続頑張っているが、区間10位くらいでは優勝争いという観点からすると部が悪い。小嶺選手の調子は上がっているが、それより早かった選手で誰か適正ある選手はいないだろうか?また、6区候補の竹内選手の故障もどのくらいなのか。この課題の克服次第では本当に面白くなってくる。この出雲の優勝と高島平の記録ラッシュは本物かどうか、要注目です。

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