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全日本駅伝オーダー予想~山梨学院大学

2本柱に続く戦力が出つつある
山梨学院大学
総合4位2時間11分46秒
1区井上大仁(2年)23分34秒区間5位(5)5秒差
2区鳥羽和晃(4年)17分20秒区間8位(5→6)31秒差
3区牧野俊記(4年)24分43秒区間13位(6→9)1分48秒差
4区松山雄太朗(3年)18分07秒区間6位(9→7)2分05秒差
5区阿部竜巳(2年)18分39秒区間7位(7→7)2分12秒差
6区エノック オムワンバ(1年)29分23秒区間賞☆(7→4)2分05秒差
 井上・エノック選手の柱を擁し、ダークホースとも言われていたが、それでも予想以上の戦績と感じた人が多かったのではないだろうか。1区井上選手は持ち前の安定感でトップと5秒差の区間5位で繋ぐ。ここからどうなるかがポイントであった。
 
 最初はちょっと苦しくなりそうだなと感じた。2年ぶり2区の鳥羽選手は何とかまとめたものの、3区牧野選手がずるずる後退。主将がこの成績はちょっと不味いかなぁと思っていた。その後の成績はともかくとして、今後の駅伝に関しての不安材料である。「その後の」と書いたのは4区5区の初駅伝となった松山・阿部選手が頑張った。4区松山選手は2人抜き、阿部選手は駒大の選手らと絡んで走った。元々力はあったが、ついに出てきたという感じでこれは収穫。
 
 そして要注目だったエノック選手の初駅伝。いきなり区間賞デビューということで上々だったが、ちょっとまだ慣れてはいない感じだっただろうか。正直、駒大の窪田選手とたまたま同時スタートだったので、いい走りができたという感は否めない。ゴール時の様子からするとまだ余力が残っていて、目の前に迫っていた3位に入れたような感じもした(後、下り苦手?)。潜在能力は本当に高いのだろうけど、まだ色々と学ばないといけない事はありそうか。単独で追う展開でどうなるか気になるところ。もっとも、最終的に順位は総合4位とまとまり、概ね良かったと言えそうだ。
 
全日本エントリー選手詳細
4年
森井勇磨29分07秒93★…
今年の秋になってバンバン1万の記録を更新してきている
鳥羽和晃29分16秒52≪4年:出雲2区8位、2年:出雲2区11位≫…2年生の秋に大きく飛躍しかけたが、出雲で失敗して以降低迷 先日の記録会で復調し出雲出走した
牧野俊紀29分27秒63≪4年:出雲3区13位、3年:箱根8区6位、予選61位、2年:箱根8区11位≫…主将。2年連続箱根8区で好走するなど長いロードで安定感がある 秋になって不調に陥っている
松本大樹29分38秒18★≪3年:箱根5区9位≫…前回の箱根の5区で快走 最近1万のベストを更新した
 
3年
松山雄太朗29分32秒06★≪3年:出雲4区6位≫…
じわじわ力を付けてきて、1万のベストを一気に29分33秒まで縮め、出雲で大学駅伝デビューに繋げた
 
2年
井上大仁29分01秒28★≪2年:出雲1区5位、1年:箱根1区10位、予選45位≫…
山梨学院の柱的存在 13分台&28分台は出せていないが各主要大会で崩れた事は一度もない 関カレハーフ2位に輝いている
福沢潤一29分44秒58★…怪我が多いが、力はある 先日の記録会で1万29分台へ
兼子侑大29分52秒43★…春先に1万29分台をマーク 全日本予選2組出走した その後怪我したが1万ベストで復活
阿部竜巳30分07秒86★≪2年:出雲5区7位≫…全日本予選1組と出雲に出走 どちらも無難にまとめた 先日の記録会5千で14分一桁の大幅ベスト
 
1年
エノック オムワンバ28分18秒93★≪1年:出雲6区1位≫…
中距離型に近いランナーだが、1万までは相当強い事を証明 長いストライドでのスパートも相まって、インカレで既に何度もチャンピョンとなっている
前田拓哉29分55秒16★…最近の記録会で1万29分代
谷原先嘉30分19秒88★≪都道府県5区16位≫…ロードが得意でハーフに2回既に出走している
田代一馬14分08秒15★※…ずっと5千に出場し続けているが、一気にベストを更新した

主な欠場者
小櫃裕太(2年)29分24秒89★…昨年の上尾ハーフから好成績を残し続け、全日本予選3組で公式戦デビュー 快走をみせた
土田俊徳(4年)29分31秒11…昨年末から成績が急上昇 全日本予選2組で組トップの成績
松下巧臣(3年)30分19秒31★…5千が得意なスピードランナー 先日の記録会で5千ベスト
 そのままの勢いでいきたいところだが、主力の小櫃・土田選手はまだ回復していないようで、欠場。他のメンバーでということだが、先日の平成国際大記録会で好記録連発。エノック選手が5千13分37秒までタイムを縮めてきて、爆発力の高さをアピール。やはり怖い。日本人も井上選手に続き、阿部・田代選手が14分一桁、鳥羽・松山選手もベスト。また1万で森井選手が29分一桁と快走、松本・兼子選手も自己ベストを出すなど、5千でも1万でもエントリー選手の更新者が続出。士気は非常に上がっている。そのまま全日本で2年ぶりのシード権に繋げたい所だ。

区間オーダー予想
阿部-エノック-鳥羽-松山-田代-森井-松本-井上

ただ、オーダー編成はものすごく悩んだ。エノック・井上選手の2枚看板は2区8区だと思うけど、どっちを置いた方がいいのか。また、1区3区は小櫃・土田選手と夏前に思っていたので、練り直し。4区も勝手に思っていた牧野選手の状態が思わしくないので白紙。また5千と1万に分けて平国大記録会に出場させた意図はなんだろうか、と色んな意味で考え応え(外野が真剣に考えても意味ないんですけどね)があるチーム状況なのだ。
 
 んで、こうなった。まずエノック選手と井上選手は8区。万全なチーム状況ならエノック選手を8区にして様子をみたかったのですが、1区3区がよく分からないのが正直なところ。ならば上位に付けることができるようにエノック選手を2区。混戦の中、追い上げる走りになると思うので、どういう感じになるのかみてみたい。また、井上選手は経験した大学駅伝が2年連続1区なので、思い切って真反対の区間を走らせるのも面白いと思ったのだ。なのでこれで予想する。
 
 人選悩んだ1区と3区は阿部・鳥羽選手を置いた。阿部選手は全日本予選と出雲どちらも上手くまとめており、その上に5千14分一桁のスピードもついたので抜擢。鳥羽選手は出雲を見る限り不安は残るのだが、トラックのスピードは完全に戻ったので最短区間の3区でどういう走りになるかチェックしたいので。さてどうなるか。また、もう一人14分一桁を出しながら1万以上の経験がない田代選手を5区。レベル的には多分この区間が一番低いので、ここで少し長い距離に挑戦してほしいのだ。
 
 そして4区ですが松山選手を予想。5千で決してチーム上位ではなく、1万好記録の森井・松本選手の方が適任かもしれない。ただ、1万であれだけ激走して、中1週間で果たして調子合うのかと疑問に思ったのだ。また、全日本の4区だともう少しスピードもほしいので、森井・松本選手の両者は6区7区ということに。松山選手もスピードランナーというわけではないけど、全日本予選など1万はしっかり走っているし、出雲のスピード駅伝も経験しているので、いいかなと。他、状態次第では兼子・福沢選手をためす事もあるだろうか。
 
 井上選手は、もうとにかく自分のペースで最大限力を出せれば。どんな順位になっているか予想がつかないのだが、シード争いで襷がくれば充分にもぎ取る力はあるだろう。なお、全体的にチーム状況は大きく上向きになってきている。トラックの記録も向上し、スピード化にも対応できそうか。勿論、本当にトラックの記録が活かせそうかどうかは走らないと分からない。この全日本でどうレースに絡んでいけるか楽しみな所だ。
 
 

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