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第88回箱根駅伝-8区を振り返る-

茅ヶ崎6.9km
○数字は総合順位。[]数字は通過順位
1位大津(東洋)19分56秒①(2分53秒3)
4位志方(早大)20分15秒②8:09
2位高瀬(駒大)20分11秒③8:18(2分55秒5)
2位有村(明大)20分11秒③8:18

17位濱本(城西)20分51秒⑤11:30
16位竹内(農大)20分50秒⑳44:08[6]12:51
6位新庄(中大)20分33秒⑨15:34[7]13:13
14位井上(青学)20分47秒⑥13:14[8]13:14
12位山崎(順大)20分44秒⑪16:33[9]14:05
9位冨山(中学)20分39秒⑯21:27[10]14:16
13位大沼(選抜)20分45秒⑦14:39[10]14:16(3分00秒4)
7位端坂(國學)20分36秒⑩15:47[12]15:30(2分59秒1)
10位牧野(山学)20分42秒⑧15:30[12]15:30
19位那須(拓大)21分03秒⑲23:34[12]15:30
7位山川(帝京)20分36秒⑰22:40[15]15:31
20位久井原(国士)21分06秒⑬18:59[16]15:50(3分03秒5)
11位山中(神大)20分43秒⑭19:36[17]15:56
15位吉川(東海)20分49秒⑫17:06[18]16:57
5位坂口(上武)20分28秒⑱22:42[19]17:54(2分58秒0)
18位今崎(日体)20分57秒⑮20:38[20]18:35(3分02秒2)
 風も無く曇っていたことから、全員が早めのペースで推移。その中で既に大津選手が他の選手を引き離し始めている。昨年の千葉選手より既に33秒早く(古田選手の区間記録と比べたかったのですが、チェックポイントの記録なし)なっており、かなりのペースであることが分かる。
 
 2位争いは早大・駒大・明大それぞれが志方・高瀬・有村と主力ともいえる選手を配置しており、ここもそれぞれ2分55秒ペースでそれなりのレベルの争いとなっている。他は個人順位はドングリの背比べだが、坂口選手が何とか流れを変えようと突っ込み、逆に3年ぶりの箱根路の久井原、昨年もゆっくりだった那須選手がスローペース。
 
 見た目では冨山選手が大沼選手を引き連れて、山崎選手との差を詰める。その後ろは那須選手に牧野・端坂・山川選手が追い付いて集団になりそう。総合では8位山学9位中大10位國學院それぞれが順大より早いペースなのでここは少し順大が引き離されている。

 
遊行寺15.9㎞-6.9km=9km
1位大津(東洋)27分06秒①(3分00秒7)
2位志方(早大)27分26秒②8:29(3分02秒9)
3位高瀬(駒大)27分40秒③8:52(3分04秒4)

4位有村(明大)27分41秒④8:53
11位濱本(城西)28分03秒⑤12:27(3分07秒0)
12位竹内(農大)28分04秒⑳45:06[6]13:49
13位井上(青学)28分05秒⑥14:13[7]14:13
14位新庄(中大)28分06秒⑨16:34[7]14:13
15位山崎(順大)28分15秒⑪17:42[9]15:14(3分08秒3)
16位冨山(中学)28分33秒⑯22:54[10]15:43
20位大沼(選抜)28分45秒⑦16:18[11]15:55(3分11秒7)
6位山川(帝京)28分00秒⑰23:34[12]16:25
8位端坂(國學)28分01秒⑩16:42[12]16:25
9位牧野(山学)28分02秒⑧16:26[14]16:26
9位那須(拓大)28分02秒⑲24:30[14]16:26
5位山中(神大)27分54秒⑭20:24[16]16:44(3分06秒0)
6位久井原(国士)28分00秒⑬19:53[16]16:44

18位吉川(東海)28分35秒⑫18:35[18]18:26
16位坂口(上武)28分33秒⑱24:09[19]19:21(3分10秒3)
19位今崎(日体)28分36秒⑮22:08[20]20:05
 大津選手がダントツです。最初の5㎞2分53秒ペースで入って、その後1㎞3分ペースをキープできるのだから自力があったと言うことなのだろう。2位争いはここは志方選手が淡々と走りながら高瀬・有村選手を引き離している。
 
 他、中盤になって色々ペース変化が見て取れる。先ほど一番遅かった久井原選手が後ろから攻めてきた山中選手についていきぐっとペースアップ。見た目12番目争いの4人との差をつめてきています。逆に山崎選手に追いつこうとしていた冨山選手が苦しそうに失速。それにもついていけなかった大沼選手はかなり調子が悪かったのだろうか。

 
影取18.4km-遊行寺15.9km=2.5km
1位大津(東洋)8分08秒①(3分15秒2)
7位志方(早大)8分22秒②8:42
6位有村(明大)8分21秒③9:06
7位高瀬(駒大)8分22秒③9:06
13位濱本(城西)8分35秒⑤12:54
14位竹内(農大)8分36秒⑳45:34[6]14:17
4位井上(青学)8分20秒⑥14:25[7]14:25(3分20秒0)
9位新庄(中大)8分26秒⑧16:52[8]14:31(3分22秒4)
11位山崎(順大)8分33秒⑪18:07[9]15:39
18位冨山(中学)8分54秒⑯23:40[10]16:29
2位山川(帝京)8分15秒⑰23:41[11]16:32(3分18秒0)
3位牧野(山学)8分16秒⑦16:36[12]16:36

5位那須(拓大)8分20秒⑱24:42[13]16:38
19位大沼(選抜)8分55秒⑨17:05[14]16:42
15位端坂(國學)8分45秒⑩17:22[15]17:05(3分30秒0)
10位山中(神大)8分32秒⑭20:48[16]17:08(3分24秒8)
12位久井原(国士)8分34秒⑬20:19[17]17:10
20位吉川(東海)9分08秒⑫19:35[18]19:26(3分39秒2)
17位坂口(上武)8分53秒⑲24:54[19]20:06(3分33秒2)
16位今崎(日体)8分46秒⑮22:46[20]20:43

 解説者がレース序盤、「大津選手は登りに強い脚をしている」と言われていましたが的中。力強く登りずっとトップのタイムをキープ。区間記録よりはここまで26秒遅れているが、まだまだ余裕は感じられる。
 
 ただその後ろは大きくレースが動き出している。完全に失速した大沼選手を抜いて11番手争いとなった集団から山川選手と牧野選手が抜け出して2番目3番目のタイム。牧野選手は昨年の経験者だが、山川選手は完全にノーマークだったのでびっくり。いい選手を配置できたのか。失速している冨山選手に迫る。また青学の井上選手もうまく切り替えて昨年この間をトップで走った新庄選手を振り切って、6番目を走る竹内選手に迫る。
 
 逆に総合10位の國學院は11番争いから端坂選手が引き離され失速気味。ペースを保っている山崎選手がここで少し詰めはじめる。また、故障持ちで走っていた吉川選手がここで堪えたか、ダントツで最下位のペース。その後ろ、最初のペースを保てなかった坂口選手と低空飛行の今崎選手が見た目のトップとのタイム差が20分オーバーとなった。
 

 
戸塚21.5km-影取18.4km=3.1km
1位大津(東洋)9分02秒①(2分54秒8)
5位志方(早大)9分21秒②9:01
3位有村(明大)9分12秒③9:16(2分58秒1)
6位高瀬(駒大)9分25秒④9:29(3分02秒3)
12位濱本(城西)9分31秒⑤13:23
8位竹内(農大)9分25秒⑳45:57[6]14:40
4位井上(青学)9分18秒⑥14:41[7]14:41(3分00秒0)
11位新庄(中大)9分31秒⑧17:21[8]15:00(3分04秒2)
10位山崎(順大)9分28秒⑪18:33[9]16:05
2位山川(帝京)9分05秒⑯23:44[10]16:35
7位牧野(山学)9分25秒⑦16:59[11]16:59
9位那須(拓大)9分26秒⑱25:06[12]17:02
17位冨山(中学)9分37秒⑰24:15[13]17:04
13位久井原(国士)9分31秒⑬20:48[14]17:39
16位山中(神大)9分37秒⑭21:23[15]17:43
18位端坂(國學)9分41秒⑨18:01[16]17:44(3分07秒4)
20位大沼(選抜)10分09秒⑩18:12[17]17:49
19位吉川(東海)10分06秒⑫20:41[18]20:32(3分15秒5)
14位坂口(上武)9分33秒⑲25:25[19]20:37
15位今崎(日体)9分35秒⑮23:19[20]21:16
 遊行寺の坂が終わってもなお2分55秒ペースで走る余力が残っていた大津選手が凄い。ラストのスパートもがむしゃらに走り区間賞で襷リレー。区間記録までは7秒及ばなかったが、見事な走りだった。
 
 そしてほとんど変わらないタイムで山川選手。牧野・那須選手といった昨年区間一桁で走った選手も振り切って見た目10番目まで浮上。総合は16位だが、最後4年生にいい形で襷を繋ぐことはできた。それから3位争いをしていた有村選手が高瀬選手を振り切る元気ぶり。遊行寺の坂で気持ちが切れかけたというが、これまでの不信を払しょくする走りだった。
 
 シード権争いはまだまだ動きが。牧野・新庄それぞれが区間一桁で走った山学と中大が若干の貯金を作ることができたか。逆に終盤に落ち込んだ國學院端坂と選抜大沼選手が9位10位。特に大沼選手は見た目順位で久井原・山中選手らにも交わされ17番目へ。総合11位順大がわずか21秒差にまで迫ってきました。
 
 なお、東海大・上武大・日体大に関しては見た目トップとの差が20分以上開いてしまった為、繰り上げスタート。戸塚中継所の繰り上げは(途中棄権の85回城西を除いて)8年ぶり。東洋大の凄まじい激走の煽りを受けて、うまく選手を揃えられなかったチームは容赦ない結果となった。
 
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