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第88回箱根駅伝-10区を振り返る-

蒲田6㎞
1位齋藤(東洋)17分38秒①(2分56秒3)
2位後藤田(駒大)17分45秒②7:36(2分57秒5)
14位市川(早大)18分09秒③9:07
7位鎧坂(明大)18分02秒④10:13
15位大谷(青学)18分13秒⑤15:09(3分02秒2)
4位山本(城西)18分00秒⑥16:14(3分00秒0)
13位小澤(順大)18分07秒⑧18:56[7]16:28
3位塩谷(中大)17分53秒⑩19:08[8]16:47(2分58秒8)
4位稲葉(帝京)18分00秒⑬23:57[9]16:48
19位花田(農大)18分26秒⑳49:10[10]17:53
16位尾崎(山学)18分24秒⑦18:33[11]18:33(3分04秒0)
4位西尾(国士)18分00秒⑪21:59[12]18:50
8位北澤(拓大)18分05秒⑰26:54[12]18:50
8位青木(國學)18分05秒⑨19:07[12]18:50
20位沖田(中学)18分34秒⑱27:20[15]20:09(3分05秒7)
8位篠原(選抜)18分05秒⑭24:11[16]20:07
8位海老原(東海)18分05秒⑫22:08[16]20:07

12位佐久間(日体)18分06秒⑲28:13[18]20:28(3分01秒0)
16位銀山(上武)18分24秒⑯26:19[19]20:46
16位高橋(神大)18分24秒⑮24:26[19]20:46

 過去7度の大学駅伝の経験がある川上選手よりも調子が上がっていたらしく、当日変更で10区に入った齋藤選手。その期待に応えトップのタイムで走り続ける。後藤田選手も多分突っ込み気味なのだろうが、それでも及ばなかった。有力選手では鎧坂選手は1㎞3分ペースで抑えさせていた。
 
 他早い入りは2年連続のアンカーとなる塩谷選手。稲葉選手を引き連れて前の小澤選手を追いかける。それから逆転でシード権で狙うチームも早め。総合11位の西尾選手は前の北澤・青木選手に追いつき何とかしようとしている。また、選抜の篠原、東海の海老原選手も佐久間選手を引き連れて見えない敵を追いかける。逆にゆったり滑り出したのは大谷・尾崎・沖田選手あたりだった。
 

 
新八ッ山橋13.4㎞-6km=7.4km
2位齋藤(東洋)22分44秒①(3分04秒3)
6位後藤田(駒大)23分10秒②8:02
10位市川(早大)23分33秒③9:56
2位鎧坂(明大)22分44秒④10:13
9位大谷(青学)23分29秒⑤15:54(3分10秒4)
1位塩谷(中大)22分34秒⑦18:58[6]16:37(3分02秒9)
4位小澤(順大)22分53秒⑧19:05[6]16:37
7位山本(城西)23分19秒⑥16:49[8]16:49(3分09秒1)
13位稲葉(帝京)23分37秒⑬24:50[9]17:41
18位花田(農大)23分47秒⑳50:13[10]18:56(3分12秒8)
5位北澤(拓大)23分06秒⑯27:16[11]19:12(3分07秒3)
8位尾崎(山学)23分23秒⑨19:12[11]19:12
11位西尾(国士)23分36秒⑪22:51[13]19:42(3分11秒4)
11位青木(國學)23分36秒⑩19:59[13]19:42
14位篠原(選抜)23分39秒⑭25:04[15]21:20
15位佐久間(日体)23分40秒⑲29:09[16]21:24
16位海老原(東海)23分41秒⑫23:05[16]21:24
20位沖田(中学)24分09秒⑱28:45[18]21:34
17位銀山(上武)23分42秒⑰27:17[19]21:44
19位高橋(神大)24分03秒⑮14:34[20]22:05(3分15秒0)
 復路優勝はここで完全に決着がつきましたかね。齋藤選手と後藤田選手の差が26秒差あります。そんなに実力の差はないと思いますが、チームの勢いの差もあるか。齋藤選手はすでに相当きつそうな表情でしたが、これがデフォの模様。高校駅伝4区で平賀・カロキ選手から懸命に逃げていた時もこんな走りだった。なので、いつものパワフルな走りができていたということだろう。
 
 ただ、この間トップのタイムだったのは塩谷選手。どうしても終盤の走りに注目がいってしまいますが、このロードでの粘りこそが真骨頂。小澤選手を引き連れて、前を淡々と走っていた山本選手を交していきました。こういう選手がいる限り中大は連続シードを続けることができるかと思います。
 
 シード権争いは総合10位の國學院と11位の国士舘の併走が続いている。国士舘からしたら続いてしまっていた、という感じか。先ほどの定点では一緒にいた北澤選手が一気に前へ。西尾選手としてはついていきたかったのですが、ついていけずシード権の最後のチャンスが失われてしまったという感じか。他、一斉スタート組に沖田選手が巻き込まれ、このままどんどん落ちるのかと思われた。
 

 
田町16.4㎞-新八ッ山橋13.4㎞=3km
1位齋藤(東洋)9分27秒①(3分09秒0)
5位後藤田(駒大)9分43秒②8:18(3分14秒3)
2位鎧坂(明大)9分35秒③10:21(3分11秒7)
12位市川(早大)10分03秒④10:32
7位大谷(青学)9分52秒⑤16:19
3位塩谷(中大)9分36秒⑦19:07[6]16:46
4位小澤(順大)9分37秒⑧19:15[7]16:47
13位山本(城西)10分04秒⑥17:26[8]17:26(3分21秒3)
19位稲葉(帝京)10分12秒⑬25:35[9]18:26(3分24秒0)
6位北澤(拓大)9分49秒⑯27:38[10]19:34(3分16秒3)
18位花田(農大)10分08秒⑳50:54[11]19:37(3分22秒7)
9位尾崎(山学)10分00秒⑨19:45[12]19:45
16位西尾(国士)10分07秒⑪23:31[13]20:22
17位青木(國學)10分07秒⑩20:39[13]20:22

8位佐久間(日体)9分57秒⑲29:39[15]21:54(3分19秒0)
10位篠原(選抜)10分01秒⑭25:38[15]21:54(3分20秒3)
14位海老原(東海)10分05秒⑫23:43[17]22:02
11位沖田(中学)10分01秒⑱29:19[18]22:08
15位銀山(上武)10分05秒⑰27:55[19]22:22
20位高橋(神大)10分28秒⑮26:46[20]23:06(3分29秒3)
 テレビでは映らなかったが、4位だった鎧坂選手が蒲田あたりから一気に早大との差をつめ、この間で逆転。鎧坂選手としては無理してはないだろうから、市川選手がうまくペースを作れていないという方が大きいのかもしれないけど。とにかくこの時点で明大は当初の目標である早大を倒して総合3位という目標に手が届いたわけだ。
 
 後ろでは先ほど国士大らを引き離した北澤選手が好調。尾崎選手を引き離して、終始スローの花田選手を捉え見た目10番目に浮上。いいところが無かった拓大がここで意地をみせる。まだ差はあるが、序盤のハイペースがたたって失速気味の稲葉選手を追う。
 
 
御成門18.1㎞-田町16.4km=1.7km
1位齋藤(東洋)5分07秒①(3分00秒6)
3位後藤田(駒大)5分14秒②8:25
2位鎧坂(明大)5分11秒③10:25(3分02秒9)
3位市川(早大)5分14秒④10:39
7位大谷(青学)5分19秒⑤16:31(3分07秒6)
3位小澤(順大)5分14秒⑧19:22[6]16:54(3分04秒7)
6位塩谷(中大)5分15秒⑦19:15[6]16:54
13位山本(城西)5分24秒⑥17:43[8]16:54
17位稲葉(帝京)5分31秒⑬25:59[9]18:50
8位北澤(拓大)5分20秒⑯27:51[10]19:47
15位花田(農大)5分27秒⑳51:14[11]19:57(3分12秒4)
8位尾崎(山学)5分20秒⑨19:58[12]19:58
16位青木(國學)5分30秒⑩21:02[13]20:45(3分14秒1)
17位西尾(国士)5分31秒⑪23:55[14]20:46
11位佐久間(日体)5分23秒⑲29:55[15]22:10(3分10秒0)
11位海老原(東海)5分23秒⑫23:59[16]22:18
10位沖田(中学)5分21秒⑱29:33[17]22:22
20位篠原(選抜)5分41秒⑭26:12[18]22:28(3分20秒6)
14位銀山(上武)5分25秒⑰28:11[19]22:38
19位高橋(神大)5分36秒⑮27:15[20]23:35(3分17秒6)
 齋藤選手はちょっと抜けているのかな。しっかりペースを維持しています。他、市川選手が抜かれてから何とかペースを上げようとしているか。ただ、抑えているとはいえ鎧坂選手相手ではそう差はつまらないか。
 
 繰り上げ組ではずっと引っ張っていた篠原選手が失速し、佐久間選手が前へ。復路はずっと後退しっぱなしだった日体大がここで意地をみせる格好に。海老原・沖田選手も何とかついていこうとしている。
 

 
馬場先門20.1km-御成門18.1㎞=2km
1位齋藤(東洋)5分58秒①(2分59秒0)
2位後藤田(駒大)6分08秒②8:35
5位鎧坂(明大)6分09秒③10:36
8位市川(早大)6分18秒④10:59(3分09秒0)
12位大谷(青学)6分20秒⑤16:53
2位塩谷(中大)6分08秒⑦19:25[6]17:04(3分04秒0)
2位小澤(順大)6分08秒⑧19:32[6]17:04

12位山本(城西)6分20秒⑥18:05[8]18:05(3分10秒0)
17位稲葉(帝京)6分28秒⑬26:29[8]19:20(3分14秒0)
6位北澤(拓大)6分14秒⑯28:07[10]20:03(3分07秒0)
11位尾崎(山学)6分19秒⑨20:19[11]20:19
16位花田(農大)6分25秒⑳51:41[12]20:24(3分12秒5)
14位青木(國學)6分22秒⑩21:26[13]21:09
14位西尾(国士)6分22秒⑪24:19[14]21:10
8位佐久間(日体)6分18秒⑲30:15[15]22:30
6位沖田(中学)6分14秒⑱29:49[16]22:38
18位海老原(東海)6分29秒⑫24:30[17]22:49
8位銀山(上武)6分18秒⑰28:31[18]22:58
20位篠原(選抜)7分09秒⑭27:23[19]23:39(3分34秒5)
19位高橋(神大)6分40秒⑮27:57[20]24:17(3分20秒0)

 塩谷・小澤選手は牽制ではなく競り合っていてペースが落ちないですね。前の大谷選手が50m前に見えてきました。このあたりはまだ分からない。他、後ろの方で佐久間・銀山・沖田選手あたりがこのへんで粘っています。
 

 
大手町23.1㎞-馬場先門20.1㎞=3km
1位齋藤(東洋)8分51秒①(2分57秒0)
6位後藤田(駒大)9分18秒②9:02(3分06秒0)
11位鎧坂(明大)9分29秒③11:14
7位市川(早大)9分26秒④11:34(3分08秒7)
5位大谷(青学)9分08秒⑤17:10
2位小澤(順大)8分58秒⑦19:39[6]17:11(2分59秒3)
3位塩谷(中大)9分07秒⑧19:41[7]17:20(3分02秒3)
9位山本(城西)9分27秒⑥18:41[8]18:41
17位稲葉(帝京)9分44秒⑬27:22[9]20:13
12位北澤(拓大)9分31秒⑭28:45[10]20:41(3分10秒3)
14位尾崎(山学)9分34秒⑨21:02[11]21:02
18位花田(農大)9分50秒⑳52:40[12]21:23(3分16秒7)
13位青木(國學)9分31秒⑩22:06[13]21:49
16位西尾(国士)9分43秒⑪25:11[14]22:02
4位沖田(中学)9分07秒⑱30:05[15]22:54
8位佐久間(日体)9分26秒⑲30:50[16]23:05
10位銀山(上武)9分27秒⑯29:07[17]23:34
19位海老原(東海)9分59秒⑫25:38[18]23:57(3分19秒7)
15位高橋(神大)9分40秒⑮28:46[19]25:06(3分13秒3)
20位篠原(選抜)11分28秒⑰30:00[20]26:16(3分49秒3)
 齋藤選手はこの間もトップのタイム、最後までガッツのある走りをみせて大手町に一番で帰ってきた。往復完全優勝で10時間51分36秒、平成以来最高差となる2位9分02秒差、何もかもが完璧であった。この記録が破られる日は来るのだろうか?
 
 3位争いは鎧坂選手がそのまま逃げ切り、およそ半世紀ぶりの総合3位以内&早大に勝利。腰に不安があった鎧坂選手を走らせて良かったのかの是非はともかく非常にドラマ性があった。また、見応えがあったのは5番手争い、大谷選手に塩谷・小澤選手が追いつき三つ巴でラスト1㎞へ。そこでもはや名物化してきている塩谷選手のスパートはある意味一番盛り上がったシーンの一つ。今回はスピードのある大谷と小澤選手が逃がしてくれませんでしたが、最後まで順位を上げようとするのは見ていて好感がもてますね。
 
 
 シード権争いは最終的には総合10位の國學院がラストスパートで国士舘を突き放し、完全決着。2年連続國學院が最後の椅子に滑り込み、国士舘は3年前と同様の次点となった。また何気に14位から19位が2分05秒以内の混戦。見た目9番目まで浮上した拓大が総合14位へ。残り3㎞で選抜の失速により一時14位になった神大だが、1秒差で再び15位へ。また、佐久間選手が粘りの走り「で19位からのポジションアップを図ったが、18位の中学沖田選手が終盤の粘りにあい、追い切れませんでした。一斉スタートの影響で分かりづらかったですが、ここでもドラマがありました。
 
 
 

 
 
 これで10区区間を振り返るコーナーは終了です。後はちょくちょく記録会の結果をアップしつつ、各大学の振り返りをやっていきます。
 
 
 
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