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東京農業大学:関東インカレの評論~全日本予想を兼ねて

ご無沙汰してしまい、すみません。
忙しいこともあったのですが、どのような記事にしようか悩んでいたために
かなり空白があいてしまいました。


今回は全日本予選が徐々に迫ってきた事もあり、
全日本予選を控えている大学を先に行い、ついでに軽い展望をしていこうかなと思います。


まずは関東インカレ2部で絶好調だった東京農業大学から行います。
○1500m
予選
2組1位松原健太(2年)3分55秒49

決勝
2位松原健太(2年)3分48秒97★+7p

○5000m
1位松原健太(2年)14分06秒27★+8p
6位田村英晃(3年)14分11秒13★+3p
16位外丸和輝(4年)14分21秒06

○10000m
3位外丸和輝(4年)29分51秒23★+6p
6位田村英晃(3年)29分59秒69★+3p
16位保坂優介(4年)30分54秒88

○ハーフ
2位木下潤哉(2年)1時間4分53秒★+7p
6位清水和朗(4年)1時間5分03秒★+3p
11位細谷祐二(4年)1時間5分40秒

○3000mSC
予選
1組7位内藤寛人(1年)9分16秒02
2組5位谷口晃太(4年)9分10秒28
2組8位川内涼(3年)9分27秒71

決勝
3位谷口昇太(東農4年)9分00秒37★+6p

すげー!!!

 躍進の原動力となったのは2種目入賞を果たした松原田村、ハーフで2位をもぎとった'木下の3名である。そういえば、松原と田村は箱根駅伝でエース外丸の脇を固めた選手だが、松原は外丸にいい位置で繋ぐ事が出来ず、田村は外丸が作った流れを断ち切ってしまった選手である。最終的にシード権を獲得できなかった要因の一つとなってしまった。彼らが活躍したのは大変嬉しいニュースである。

 この中で1人だけといわれれば何と言っても松原だ。1500mで2位、そして5000mではチームメイトや神大森本らを破って優勝。一人で15ポイントも稼いでしまった。2部の中でぜひとも1部の中に交えて戦わせて見たい選手の一人である。まあスピードに関しては申し分ないだろう。1万以上での安定性はこれから次第だが、多分大丈夫な感じがする。

 また田村と木下も順調な成長を感じる。特に田村は本当に年々強くなっている感じがする。木下も松原に負けじと成長していっている感じがする。この世代は後は箱根予選では非常にいい成績を残した瀬山が復調してくれれば文句ないといったところだ。


この調子!!&頑張れ!

 その他、清水は相変わらず安定している。大きな成長というのは感じられないが、2年生あたりからまずまずのレベルで安定している感じである。これからの駅伝やその予選でも確実に走ってほしいところ。ちょっとびっくりなのは3000mSCの谷口。3位入賞はかなり立派である。後、細谷や保坂はいい経験になったのではないか。細谷は後もう少しで入賞という惜しい結果。同じ山下り候補の木下(といってもこれだけ平地になる可能性が高いが)には大きく水を開けられたので奮起してほしいところである。

 ちょっと心配なのがエース外丸。箱根予選から箱根本戦まで素晴らしい活躍をした。が、そこでの無理がたたったのか
今ひとつタイムが伸びない状態が続いている。まあ、それでも1万ではどうにか入賞を果たして4年生の意地をみせた感じだが、全日本予選で4組をやれるかどうか微妙な感じである。


 まあ、その不調が目立たないくらいチームは成長している。前回の箱根までは外丸の足を引っ張る事が多かったチームが、今はエースをフォローするチームに変化している。全日本予選でもほぼ当確ランプが押せそうな状態となる。

全日本予想

というわけで、全日本展望である。
※順位は組内の持ちタイムによるもの
※タイムは自己ベスト
4組:1位外丸和輝(4年)28分41秒77、3位松原健太(2年)28分48秒86
3組:5位清水和朗(4年)29分17秒32、7位田村英晃(3年)29分20秒84
2組:3位細谷祐二(4年)29分35秒06、11位市川貴洋(2年)29分54秒43
1組:2位木下潤哉(2年)29分25秒19、17位須藤朗(4年)30分11秒84
平均:2位29分24秒79
補欠:貝塚信洋(3年)29分23秒81、谷口昇太(4年)29分40秒13
補欠含み:1位29分26秒22
 

 メンバー的には申し分ない。1組には2部ハーフ2位の木下を置く余裕。これは大舞台初経験となる須藤をフォローする意味もあるのか。2組はこれまた大舞台の経験がある細谷と、今勢いのある市川と実力者とフレッシュなメンバーをペアにしている。まあ市川と須藤は補欠の貝塚と谷口と代わる可能性が高い(といっても貝塚は絶不調なのだが…)。このあたり体制は万全だ。

 そして3組からは箱根経験者や関東インカレ入賞者が続々登場。ここは4人とも全員一桁順位でいける。しかも3組4組は下位との差がつきやすいので、1組2組でややもたついたとしても充分な挽回可能。外丸の不調がやや心配ではあるが、粘りが利く選手なのである程度は計算できるし、予選通過に向け死角なしという感じだ。

 これで予選落ちしたら何やってるの?というくらいの戦力が整ってきているが、ここ81回から83回の箱根不参加、84回箱根最下位を経て本当に強くなってきたものである。今年こそ旋風を巻き起こしてくれる、と思っている。

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