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【日本男子リレー決勝進出!】世界陸上7日目まとめ

新生・日本、順調


男子50km競歩

18位森岡紘一朗3分56秒21
DNQ山崎勇喜
DNQ谷井孝行

ん~悔しいのう、悔しいのう……。一番メダルの可能性があった種目なので何とか…と思ったが、焦ったのか失格。というか審判のマークが異様にきつかった気がしたのだが。大阪の時の悔しさをバネにしている山崎選手。今回の悔しさも必ずバネにしてくれると信じている。

男子4×100mリレー予選

○1組
1位トリニタード=トバコ38秒47
2位日本(江里口-塚原-高平-藤光)38秒53
3位フランス38秒59

○2組
1位アメリカ37秒97(ゲイ温存(欠場?)、クレメント、ロジャースなど)
2位イギリス38秒11
3位カナダ38秒60

○3組
1位イタリア38秒52
2位ジャマイカ38秒60(ボルト、パウエル温存)

 雨でどしゃぶりという予想外の天候の中、行われたレース。日本は安定していた。

 1走は100のベストタイムが一番早い江里口。硬くなってしまった100mとは違いまずまずの走り。大学でも1走をしているので慣れていたのもあったかもしれない。世界とほぼ横一線で並ぶ。2走はエース塚原。スムーズにバトンを受け取ると一気に加速。隣の金メダル経験もある南アフリカを完全に交わして3走のスペシャリスト高平へ。ここのバトンはちょっと詰まった。今まで2走だった末次よりごつい塚原なのでちょっとずれがあったか。それでも慣れている高平は受け取った後は一気に加速。そしてトップへ。まもなくアンカーの藤光へ。補足するとここのバトンパスが一番難しい。というのもコーナーを周りながら疲れている状態でバトンを渡すので一番難しい。例年ここでバトンミスが多い。朝原でさえ3走はできないといわしめるところだ。しかし、その心配をよそにここもスムーズにいったバトン。アンカー藤光は今回のメンバーの中では持ちタイムが一番悪い。ここはさすがに追い上げられ、北京銀メダルのトバコに交わされる。しかし激しく追い上げてきたフランスには逃げ切り、見事順位で通過する2位で予選突破。久々に安心してみれたレース(予選だが)だった。

 2組には王者アメリカ登場。怪我のゲイは欠場。おそらく決勝には来るだろう。まずは通過できるかどうかだが、バトンパスはほぼ完璧でいきなり37秒台。しかも110mHの選手が出場しているのにである。エースを温存して日本と0.5秒の差をつけているのでやはり強い。

 3組にはジャマイカが登場。が、見もののボルト、パウエルは欠場。2軍~3軍での参戦となった。余裕綽々で大丈夫かと思ったが全く心配いらない。安定したバトンパスで最後までいってしまった。本番ではどんなタイムを出すのか楽しみだ。びっくりしたのはイタリア。某アニメタイトルでヘタリアとか言われていたが、全くそんなことない(というか関係ない)。日本とほぼ同タイムでライバルか。本番でのダークホースだ。なお、この組で地元ドイツがバトンを落としてドイツもこいつもと言われた。また、アジアからタイが出場したが、残念ながら突破できなかった。

とりあえず、予選のタイム順に並べてみる。
アメリカ37秒97
イギリス38秒11
トバコ38秒47
イタリア38秒52
日本38秒53
フランス38秒59
ジャマイカ38秒60
カナダ38秒60

 せっかく並べたので軽く展望。アメリカ、イギリス、主力を投入するだろうジャマイカには普通に走られたら勝てそうにないか。不謹慎だが、メダルを獲得するには相手がミスすることを祈るしかない。後はほぼ横一線。トバコもまあま強そうだから、現実的には5番が限度という感じ。ちょっとでもバトンをミスしたら最下位ということもありえるというところだ。

 ただ、一ついいデータをいうと2組3組は1組より気象条件が良かった。ということは日本はもう少しタイムを伸ばすことが可能かもしれないということ。メダルまでは厳しいと思うが、まだ若いチーム。今回は無理でも数年後には狙えそうというレースをみせてほしい。



8月22日17時5分追記:アメリカが失格したんですね。リレーゾーンオーバーということで…。終わってからすぐテレビ切って夢の中入ったので、さっきのTBSの特集まで全く知りませんでした。不謹慎ですが、これで日本の銅メダル以上の可能性が僅かに出てきたかもしれません。ジャマイカ、イギリスはほっといて、他チームは僅差ですので。新生ジャパンがんばれ!!
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http://blogs.yahoo.co.jp/dsnoteresa(Wiki参考)

【ボルト伝説再び】世界選手権6日目その2

ボルト伝説、再び!!!!!!!!!!!!!!!!!!


女子200m準決勝

1組1位ファーガソン(バハマ)22秒24
1組2位キャンベル(ジャマイカ)22秒29
1組DNFフッカー(アメリカ)
2組1位フェリックス(アメリカ)22秒44
2組2位マクレーン(ジャマイカ)22秒55
3組1位リー(アメリカ)22秒30

 1組目でやや波乱。アメリカのフッカーが走行中に左太腿を痛め転倒し棄権。アメリカがまた一人減った。対してキャンベルは余裕の走りでバハマの選手とほぼ同じくらいでゴール。力を溜めている。
 2組目に登場したフェリックスも余裕。敵対国となっているジャマイカのマクレーンと共に流して決勝に駒を進めた。ジャマイカがまた勝つのか、それともアメリカが意地をみせるのか、明日も目が離せない。




女子400mH決勝

1位ウォーカー(ジャマイカ)52秒42
2位デュマス(アメリカ)52秒96

 こちらもアメリカデュマスVSジャマイカウォーカーと一騎打ちとなった。決着はまたしてもジャマイカに軍配が上がった。300mまでは両者ほぼ互角だったが、コーナーの終わりでデュマスの歩数があがらず失速。その隙をついてウォーカーが抜け出た。北京で金メダルを取っていたが、世界選手権では初。この種目もジャマイカが制覇した。

男子200m決勝

1位ボルト(ジャマイカ・世界記録保持者)19秒19…☆★☆★世界新!!!!!!!!!!!!!★☆★☆
2位エドワード(パナマ・19歳)19秒81

 ボルトきたあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いきなり2レーンの選手がフライングして、ボルトへの影響がどうなのかと心配だったが、全くの杞憂。コーナーからぐんぐん加速し、直線に入って明らかにギアを入れ替え、一気に後続を突き放す。ラスト30mでややペースが落ちたが、歯を食いしばって粘り、ゴールを駆け抜けた。タイムは19秒19!!!また、伝説を作り上げた!しかも向かい風0.3m!公認ギリギリの追い風2mであれば…18秒台ももしや…

とにかく夜中起きてて良かったああああああああああああああああああああああああああああああああああ


男子110mH決勝

1位ブラスレイト(バルバトス)13秒14
2位トランメル(アメリカ)13秒15
3位ペイン(アメリカ)13秒15

 王者ロプレスが不在の中、一体誰が勝つのかと思っていたが、ものすごいレースとなった。序盤ペインが好スタート。しかし、後半実力者トランメル、そして新生ブラスレイトが追い込んできて、肉眼上3人ほぼ同時に飛び込んだレース。長い審査の結果、何と勝ったのは全くの無名選手ブラスレイト。自分でも信じられないといった感じな表情が印象的だった。アメリカはまたしても金メダルを逃した。特にトランメルはまたしても銀メダル。最初にちょっとバランスを崩したがそれがなければという感じだった。

【澤野、ヒヤヒヤ決勝へ】世界選手権6日目その1

ベケレに失礼極まりない瀬古の発言

男子棒高跳び予選

12位澤野大地5m55cm…☆決勝進出
31位鈴木祟文5m25cm

 前回の大阪、北京五輪のリベンジを誓った澤野は辛くも予選突破。5m55が踏み切りが前の方になってしまったが、1回目で成功したのが大きかった。澤野が失敗した5m65が11人成功。後1人成功すれば予選落ちというところで前回4位の選手らが失敗。どうにか残った。ただ、今回も脚が痙攣したりとどうも以前と同じ失敗を繰り返しているような…。まあ、今回のチャンスをどうにか活かし、何とか入賞を目指してほしい。

鈴木選手は全体的に不調という感じで記録伸びず。どうも学生が硬くなってしまっているか。まあ、とりあえず経験したということにしておこう。


男子110mH準決勝

1組1位トランメル(アメリカ・前回銀)13秒24
2組2位ペイン(アメリカ・前回銅)13秒24
3組ロブレス(キューバ・北京金)DNF

 まずは、シルバーコレクターといわれているトランメルが出陣。フライングのアクシデントもものともせず、スタートからトップに立つとそのまま逃げ切った。予選は波に乗れず何とか通過という感じだったが、まるで別人のように調子を戻した。ロブロスが不調なだけに今回こそ金を取りたいところ。2組目のペインも含まれるが、金メダルが中々取れないアメリカなので、何とか勝ちたいところだ。

 そのロブレスが何とまさかの途中棄権。右太腿の肉離れという情報があったが、ウォーミングアップの段階では全然痛いそぶりをみせなかったし、テーピングもしていなかった。ここら辺はプロ根性だったのか。本番でもスタート直後まではほぼ普通だった。しかし……

 これでアメリカは俄然有利に。この種目こそ金メダルを目指したい。


男子5000m予選

1組
1位ベケレ(エチオピア)13分19秒77
16位上野裕一郎14分30秒76

2組
2位キプチョゲ(ケニア)13分23秒34
4位ラガト(アメリカ・前回2冠)13分23秒73

 まず、瀬古(笑)。ベケレと勝負できるとかビックマウスにも程があるだろ(笑)(笑)。一応、専門なので言いたいこと沢山あるのだ。そりゃまあ和製ベケレくらいであればまだ許すが、勝負は無理だ。ベストも1分違うやろに…。

 レースは波乱の幕開け。まあ、彼の性格からすると予想はできたのだが、上野がいきなりトップに立つ展開。ぐいぐい引き離していく。ここまでは想定の範囲内。だが、2名転倒する選手がいたのは予想外だった。1人は何と3000m障害チャンピョンの選手、もう一人はエチオピアの選手でこちらは靴が脱げ、おそらく30秒くらいロスしたのではないかと思う。2人ともこの後、集団に追いついている。力を使ったためか予選は通れなかったが執念を感じた。素晴らしいレースだった。
 一方飛び出した上野は2分40秒で1000mを通過した後、後ろをキョロキョロ。その後すぐ追いつかせた…ように見えたが、ここから完全に失速。あっという間に最下位に落ち、短い5000で何と周回遅れをしてしまう有様。最後ラストスパートはしたが、恥ずかしい限り。まあ、元々通過は難しい種目なのだが、これはなあ…。緊張はしていただろうから、しょうがないのだろうが、直前のコメントのせいで怒りが湧いてしまうので許してほしい。まあ、話題を何だかんだで提供してくれる選手なので面白かったといや面白かった。次はきちんと戦ってほしいところである。
 レースはベケレがやっぱり残り1周から出てくる展開。2冠に向けて視界良好である。

 2組目はかなりスローペースな展開。残り1周でも9人ほどが残っている展開。ラストは400mをみているかのようなスパート合戦。その中、ラガトはしっかりと4位通過。有力どころは転倒したランナーを除き残り、決勝がたのしみである。

【福島&高橋、予選突破ならず】世界選手権5日目まとめその2

ジャマイカ旋風は続く


えっと、もっと詳しかったのですが、あげる直前にデータを消してしまったので、簡易ですorz

男子200m準決勝

1組1位ボルト(ジャマイカ)20秒08
2組1位スピアーモン(アメリカ)20秒14

 いや~やっぱりボルトは強いですね。3レーンで窮屈がちょっと懸念されたが、全くそんなもの関係ない。直線入ってからはもうスピードを落とす。余裕で1位通過を果たした。大方の人は200mは無理という予想をしているが、僕はいけると思っている。ちなみにボルトは明後日23日に誕生日を迎える。明日22歳最後の日、世界新で飾れるか注目だ。

 他、2位争いはスピアーモンか。ボルトだけでなくこちらにも注目したい。

女子200m

1組4位福島千里23秒40
3組7位高橋萌木子23秒61

 100mで歴史的一次予選通過を果たした福島が登場。こちらもと思ったが、そう甘くなかった。スタートは完璧で100mまではトップ争い。しかしコーナーを抜けてから世界の壁が立つ。粘りはみせたが、順位での通過はならず(3位まで)、4位。他の組の結果待ちとなったが、わずか0.05秒差で僅かに落選。たった0.05秒されど0.05秒。世界の壁に跳ね返された。ただ、自己ベストより0.4秒遅かった今回。次こそはと期待は出来る結果だ。
 もう一人の日本人高橋は100mに続き、今回も得意の後半で持ち味を発揮できなかった。まあ、世界相手では後半勝負というのはなかなか厳しいのかもしれない。

 今回は残念だったが、2人も出場したのが歴史的。2人とも若いし、次に繋がるだろう。


男子1500m決勝

1位キャメル(バーレーン・前回800準決)3分35秒93
2位メコネン(エチオピア・国勢初出場)3分36秒01
3位ラガト(アメリカ・前回金)3分36秒20
4位キプロプ(ケニア・北京金)3分36秒47
5位チョゲ(ケニア・今季世界1位)3分36秒53

大接戦となった1500mは意外な選手が優勝した。

 最初、本命ラガトが飛び出したので誰も前に行かず牽制。300mでチョゲがトップになったが、1周60秒のスローペース。残り1周になっても誰も飛び出さない。300mになってエチオピアのメコネンが飛び出す。エチオピアは5000m10000mで強いが1500の決勝は実は初めて。そこでいきなり金と大逃げを図ったのだ。それでもまだまだ混戦は解けない。そして残り100mで満を持してのスパートはバーレーンのキャメル。800をやっていたとはいえ、この切り替えは想定外だ。ラガトもスパートをかけたが、ポケットされていた分遅れを取り3位に終わった。キャメルの父親も金メダリストらしく、親子2代で金メダリストとなった。

女子100mH

1位フォスター(ジャマイカ)12秒51
2位ロペス(カナダ・北京銅)12秒54
3位ロンドン(ジャマイカ)12秒55
5位マクリアン(オーストラリア・北京銀)12秒70
7位ハーパー(アメリカ・北京金)12秒81

 ここでもジャマイカ旋風が吹き荒れた。

 スタートは北京銀のマクリアンがとったが、すぐジャマイカ勢が前に。北京金のハーパーが2台目で脚を引っ掛けたこともありそれに拍車がかかる。小柄なロペスが粘りをみせ、終盤追い上げるが、フォスターが逃げ切りジャマイカこの種目初の金メダルをもたらした。3位にもジャマイカの選手が入り、ここでも強さをみせた。対してアメリカはますます意気消沈。若手が怪我しているそうだが、有力選手もいたが6位7位。ジャマイカとアメリカの違いがはっきりと浮かび上がった。


女子800m決勝

1位セメーニャ(南アフリカ・今季世界1位)1分55秒45
2位ジェプコスゲイ(ケニア・前回金)1分57秒90

 ここで新たな女王が誕生した。

 予選で転倒したコスゲイが妨害されたと認められ駒をすすめた。それに関わったのが18歳のセメーニャらしい。因縁の対決は大きな差がついた。スタート直後はコスゲイがぐいぐい引っ張るが、半分もいかないうちに、やわらかい走りのセメーニャがトップに。残り200mがスパートすると誰もついていけない。全く力んでおらず完璧に近いフォームで他の選手をぐいぐい引き離してダントツの1位。新たな女王が誕生した瞬間。コスゲイは2位確保がやっとだった。

追記、8月20日12時10分
すごいと思ったら何やら良からぬ噂が…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090820-00000514-san-spo

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