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箱根予選展望~日本体育大学

今度は

苦難を乗り越えろ・・・【日本体育大学】

1万
12組
2位森賢大(4年)28分56秒81
34位久保岡諭司(4年)29分58秒87
36位筱嵜昌道(3年)30分10秒76
39位福士裕太朗(1年)31分22秒86

11組
18位長尾正樹(4年)29分51秒44
25位早川智浩(1年)30分08秒49
36位岩間一輝(1年)30分30秒82★
42位高尾博教(4年)31分47秒18

10組
34位山内裕大(4年)30分49秒43
38位佐藤貴大(3年)31分43秒25
39位佐久間大知(2年)32分02秒60

8組
20位宮田往(2年)31分04秒83
26位木田歩(2年)31分23秒87
28位高田翔二(1年)31分28秒72


32組
23位大田侑典(1年)14分38秒51
33位小柳津幸輝(3年)15分10秒62

30組
18位中森智也(3年)14分45秒81
30位中村大樹(1年)15分11秒29
31位藤田翔(4年)15分11秒34

28組
21位鶸田雅哉(2年)14分54秒08
25位白石圭佑(1年)14分58秒52
28位藤井尭(2年)15分07秒89
37位竹内雄紀(4年)15分30秒11

 出口、野口、谷野の3年生トリオ以外は大挙出場。結果的には森以外はほとんど低調。まあ箱根予選にドンピシャに合わせようということなのだろう。チーム内の順位的には久保岡、筱嵜、長尾あたりは上位に来てくれているので、順当と思っている。ただ、心配なのは福士の状態。さすがに主力と期待されている選手が31分かかっているのはちょっとまずい気がする。後、彼は長いロードの適正も心配なのだが…。適正だけなら早川や岩間とかあたりの方がもしかするとあるかもしれないが。…えっと戦力になりそうなのはこのあたりまでかな。後はほとんどが31分台で、合宿の疲れがあるといっても、これはかかりすぎ。8番以降や日体大はやや不安なのだが、解消されていない可能性が高いとみる。

ランク分け

※現在の状態よりも、自己ベストを優先
S(7点):個人トップ争いするべき選手
森賢大(4年)/日カレ10000m欠場、1万28分56秒81≪箱根2区12位、予選98位、1万28分25秒08≫
出口和也(3年)/日カレ5000m欠場、≪箱根1区6位、予選6位、1万28分34秒02≫

A(6点):個人10位以内に入るべき選手
野口拓也(3年)/日カレ5000m27位15分03秒90、≪箱根3区4位、予選8位、1万28分30秒06≫

B(5点):個人25位以内に入ってほしい選手
谷野琢弥(3年)/≪箱根補欠(昨年7区10位)、予選14位、1万29分08秒63≫
筱嵜昌道(3年)/1万30分10秒76≪箱根補欠、予選66位、1万29分15秒11≫

C(4点):個人50位以内に入ってほしい選手
長尾正樹(4年)/1万29分51秒44≪箱根8区5位、1万29分35秒88≫
久保岡諭司(4年)/1万29分58秒87≪箱根4区6位、予選130位、1万29分09秒63≫

D(3点):個人75位以内で堅実に走ってほしい選手
山内裕大(4年)/1万30分49秒43≪1万29分59秒04(高校)≫
小柳津幸輝(3年)/5千15分10秒62≪箱根補欠、1万29分52秒38≫
福士優太朗(1年)/1万31分22秒86≪1万29分16秒78(高校)≫

E(2点):個人100位以内で堅実に走ってほしい選手
佐藤貴大(3年)/1万31分43秒25≪箱根補欠、1万30分36秒02≫
早川智浩(1年)/1万30分08秒49≪1万29分51秒26(高校)≫

F(1点):個人150位以内は確保してほしい選手
高尾博教(4年)/1万31分47秒18≪箱根6区15位、予選303位、1万30分25秒35≫
岩間一輝(1年)/1万30分30秒82★≪5千14分18秒34(高校)≫

G(0点):個人150位以下になってしまうかもしれない選手
中森智也(3年)/5千14分45秒81≪1万30分27秒30≫
佐久間大知(2年)/1万32分02秒60≪1万31分28秒83≫
宮田往(2年)/1万31分04秒83≪1万30分49秒31≫
大田侑典(1年)/5千14分38秒51≪5千14分15秒00(高校)≫
谷永雄一(1年)/≪1万30分30秒00(高校)≫
中村大樹(1年)/5千15分11秒29≪1万31分16秒00(高校)≫

○主なエントリー漏れ
松田佑太(3年)/≪箱根補欠、1万29分45秒51≫
藤井尭(2年)/≪1万30分16秒21≫

平均:4.7点(10人)、2.7点(20人) 昨年の日体大:2.9点、昨年の1位:3.6点

戦力分析

 強い…そりゃそうだ。箱根3位だもんな。データ上75位以内に10人だが、調整がうまくいっていれば50位以内くらいに10人入ることも充分可能だろう。それくらいの戦力がある。森、出口、野口の3人はトップ10昨年も入っている。谷野は今年自己新出していないが、その下の筱嵜や久保岡、長岡が成長で谷野に近い成績を残すことも可能。またハーフ64分台の山内、小柳津、佐藤もいるし、ちょっと低めに設定したが1年生も上位に来る可能性はあるので、力を発揮すればトップ通過間違いないだろう。
 といっても、勿論不安要素はある。谷野が微妙なのは上述の通りだが、記録会で小柳津と佐藤の結果が悪すぎる。小柳津は5千15分すら切れない状態なので期待はできないか。それと精神力の強さも問題。期待された時に結果が残せないという悪い伝統があるので、それも問題か。後これは今年独特の理由だが、試合への出場制限によって他校との競り合いをあまり経験できなかったこと。上位陣はあまり問題ないだろうが、1年生とかは経験不足になりがちだろう。この当たりの不安要素をいかに克服できるか。通過しないことはさすがに無いと思うが、箱根3位の意地でビシッと1位通過したいところだ。


日体大への処分の反論について

このブログを見られている方はご存知かと思いますが、
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20090418-OHT1T00023.htm
にある通り、
日体大陸上部が先日関東学連から下された制裁に対し、猛反発しているようです。

記事を見れば分かると思いますが、

【処分内容】
・部長ら責任者を解任
・該当者が出た跳躍ブロックの無期限休止(この2つは自ら)
・公式試合へ3ヶ月の出場停止
・箱根駅伝のシード権の剥奪及び、出雲全日本への出場停止

これに対し…

【反論内容】
・麻薬、偽札の事件はまだ立件されていない
・なぜ部員全員及び新入生も連帯責任になるのか
・なぜ部全体にペナルティが及ぶのか
・3ヶ月とはどういうことか。また3ヶ月以後の出雲全日本もなぜ出場停止

というもののようですね。


とりあえず最初に出た感想としては…

言い分は理解できるけども、処分内容を真摯に受け止めるのが大人の対応なんじゃないの?

というものです。

確かに東洋大の件と比べたりすると厳しい(むしろ東洋大のが甘かった)というのは確かですが、処分内容にそこまでするほど理不尽なものではないと感じています。

まず、

麻薬、偽札の事件が現状立件されていない

 いや…だだこねてるだけじゃん…。該当者はもう認めてるわけでしょ?立件されていないから、まだ大丈夫だとかおかしいでしょ。あわよくば関カレに出場したいとかそういう魂胆が見え見えのような感じがします。



なぜ部員全員の連帯責任

 日体大陸上部は400人近くの大御所で、該当者の事はほとんど口を交わしたこともない部員もいた。また女子部員や新入生は確かにちょっと可哀想かもしれない。4年生は単位の問題もある。ただ、麻薬は本当に世界的に大問題となっているし、やや理不尽気味の処分を下すのは仕方がないところ。単位の問題もあるようだが、それは大学内だけで特別措置を取ればいい話で、反論するところではないと思う。



なぜ部全体にペナルティ

 これは主に箱根のシード権剥奪に関して言われているの思うのだが、これはけじめの問題ということなのではないでしょうか。日体大は今年の箱根駅伝で3位に入った実力校。有名選手もおり予選落ちという可能性は少ない。ただ、このような事件の反省の意味を込めたけじめということで真摯に受け止めるべきなのでは。別に次回の箱根駅伝出場停止と言っているわけではないのだから、そこまで怒らなくてもいいかと。それに上の内容も被るが、これから日体大に入ろうか考えていた高校3年生またその親御さんからすると、きちんと部全体が処分される方がすっきりするのでは?このへんにメリットはあると思うのだがどうだろうか。



なぜ3ヶ月?また3ヶ月以降の出雲全日本では

 んー、3ヶ月というのはただ単に日体大主張の1ヶ月と関東学連主張の半年というのを合わせただけのような気がしていますが…。まあこれはちょっと気になる事かもしれない。ただ、出雲全日本の出場停止はしょうがないのでは。出雲と全日本のシード権があったわけではなく、あくまで今年の箱根で3位に入ったことによる推薦なわけだから、今回の事件で推薦が取り消されるのは仕方のないところなのではないでしょうか。





とまあ、自分勝手に色々書いてしまいました。倫理上、どこを妥協点にするかという問題は非常に難しいし、個々の価値観は千差万別なので反論はいっぱいあると思いますが、僕としては結局、
処分に理不尽さはない。妥当だ
ということです。

今回の反論で更に泥沼することは必至ですが、処分が重くならないか心配です。


日本体育大学、箱根のシード権剥奪へ

駅伝ファンの皆さんは既にご存知かと思われますが、



この度、
日体大の箱根駅伝のシード権が剥奪
される可能性が高くなりました!



事の始まりは3月、跳躍ブロックのとある選手の大麻使用の発覚したことが始まりでした。
これに対し、日体大側はそのブロックの無期限活動停止と一ヶ月の公式試合出場の自粛という事を発表していましたが、
それに対し、日本陸連は半年間の公式試合出場停止、及び長距離部には『箱根駅伝のシード権剥奪』『出雲・全日本への出場停止』という処分を検討しています。

様々な意見が出たため、正式発表はまた次回に持ち越しとなっているようですが、これが決定すれば、長距離部にも多大な影響が出ることとなります。



そういえば、
昨年12月、長距離部員の猥褻行為があった東洋大は箱根への出場が認められました。両者にあまりにも処分の差が大きすぎるような気もしますが、やっぱり事件が発覚した時の大学の対応の差だったのではないでしょうか。


東洋大の場合
事件発覚後すぐ部長及び監督辞任
日体大の場合
隠蔽しようとした、甘い認識とか、


これで罪が重くなってしまったようですね。


まあ、何も関係ない長距離部は巻き込んでほしくなかったんですがね~。
箱根のシード権とか過去の事ですから、それまで奪うとは・・・
まあ、猥褻と大麻&偽札&まずい対応では、「罪に大小なし」というのが真実とはいえ、色々と差が出てしまうんでしょうね。


とりあえず駅伝ファンとしては、
心を折らずに頑張ってほしいと
としかいいようがないです



箱根駅伝総評~日本体育大学

予選会上がり1番手!

往路3位復路4位

総合3位日本体育大学
(予想10位・区間予想4区間的中→2区3区9区10区)

区間、名前(学年)、区間タイム、区間順位、(総合順位)、トップとの差
1区出口和也(2年)1時間4分58秒区間6位(6)10秒差
2区森賢大(3年)1時間10分11秒区間12位(6→9)4分11秒差
3区野口拓也(2年)1時間3分42秒区間4位(9→8)3分03秒差
4区久保岡諭司(3年)56分14秒区間6位(8→4)3分57秒差
5区竹下正人(4年)1時間20分02秒区間3位(4→3)1分43秒差

6区高尾博教(3年)1時間1分06秒区間15位(3→4)2分19秒差
7区奥村隆太郎(4年)1時間6分19秒区間11位(4→3)3分31秒差
8区長尾正樹(3年)1時間7分17秒区間5位(3→3)3分54秒差
9区野口功太(4年)1時間12分35秒区間12位(3→3)5分13秒差
10区永井大隆(4年)1時間10分41秒☆区間賞(3→3)3分51秒差


○総合3位 11時間13分05秒

【優秀選手】竹下正人、永井大隆…その日のアンカーを締める走り
【敢闘賞】久保岡諭司など…安定して粘っていた


 箱根から噛み合わなくなっていた歯車を箱根で取り戻した。1区出口がトップと10秒差とうまく滑り出すと、故障明けの2区森が順位を落とすも一桁順位の9位に留まった。その後、徐々に浮上していくと5区竹下があと少しで80分切りとなる区間3位で総合3位に浮上。復路では一時4位に下げたが、8区長尾が3位争いから抜け出すと、アンカー永井が区間賞で締めるという、いいレースだった。


最終区を締めた4年生の活躍
 目を見張る成績を残した選手といえば、やはり往路復路共に最終区を締めた4年生だろう。往路最終区の竹下正人は、2年生時に8区に出場したことはあるが、それ以来大きな成績を残したわけではない。今年は箱根予選にも全日本にも出場しなかった。だが、それはどうやら山登りの特殊訓練を受けたためだったようだ。竹下は前回も5区出走予定だったが、故障で欠場。本命以外が務めた5区で撃沈し、チームはシード権を失った。今年に期するものは大きかったはずだ。2年越しの準備をしてきた竹下は他ランナーには強かった。怪物ルーキー柏原(東洋)と、こちらも期するものがあった小野(順大)には叶わなかったが、堂々の区間3位。下りがもう少し伸びれば80分を切っているタイム、総合でもトップ東洋と1分43秒差の3位にまで押し上げた。自分はうまくいけば区間5位くらいで走れるかなとは思っていたが、ここまで来るとはびっくりであった。

 そしてもう一人、復路の最終区を務めた永井大隆。高校時代は西脇工業高校の主力選手。箱根からは2年生の時から出場。2年も3年も4区で区間一桁でまとめ、安定感を示した。ただ、高校時代の力からすると物足りないと感じたファンも多かったはず。しかし、4年生最後の箱根で爆発した。おそらくこれまでの安定感を買われてのアンカー起用だったのだろうが、今までのもやもやと飛ばす快走。前も後ろも誰も見えない状態で区間賞。区間2位や区間3位の選手は前が見えている状態だったので、タイム以上に力があるということだ。

 この2人がきっちり締めてくれたのが3位躍進の最大の要因だろう。


昨年失敗組がリベンジ
 勿論、上記の2人に襷を渡す位置が良かったことも勿論ある。特に1区2区3区4区と昨年失敗組が頑張った。1区出口は前回アンカーを走ったが区間最下位。出口に襷が渡った時、僅かにシード権の可能性があったが風前の灯と化してしまった。その出口が1区6位ながらトップとわずか10秒差で繋ぎ、1区の役割を果たした。2区の森は前回3区で区間3位だったが、終盤失速し、今ひとつチームに勢いをつけることができなかった。今回は故障上がりでのエース区間で苦しんだが、流れを切らすことなく繋いだ。3区の野口拓は前回1区で積極的に集団を引っ張ったがそれが仇となり最後の勝負どころで遅れてしまった。今回はその積極的な走法を3区で存分に活かし、区間4位。順位は一つあげただけだが、3位とは僅か7秒差まで追い上げた。

 そして4区の久保岡は、昨年急遽任された5区山登りで大ブレーキ。責めるのは可哀想だが、ここでシード権外に弾き飛ばされてしまった。今シーズンはそのリベンジの年だった。箱根予選こそうまく走れなかったものの、全日本は5区6位とまずまず。調子は上がっていた。そしてリベンジの舞台。久保岡の走る区間は4区。5区に向けて盛り上げる役割のある区間だ。久保岡はすぐに出来た3位集団で無理せず待機。そして後ろから追いついてきた松本(明大)をペースメーカーにし、一気に順位アップ。区間6位ながら、8位から一気に4位へに浮上。5区を走る竹下にこの上なくいい流れを作った。そして先の快走があったのだ。



補欠組も奮起
 今回、日体大はベスメンが組めたわけではない。全日本を走った石谷、谷野、篠崎の3人が外れたのだ。その代わりを担った高尾、奥村、長尾も粘った。高尾は6区石谷の控えだったのだが、石谷の調子が上がってこなったので出場を果たした。区間16位で順位を落としたものの、タイムは61分強と悪いわけではない。まだ3年なので次回は更に期待できる。7区奥村は4年生で初の駅伝出場。中央学院と激しく3位を争い、最後は競り勝った。そして8区長尾は区間5位の快走。ハーフ64分台なのに箱根予選など大会に出てこないのでどうしたのかと思っていたが、(故障していたかもしれないが)杞憂だったようだ。そして野口功が繋いで、永井の区間賞で締めくくったのだ。

 これだけ主力が欠場したにも関わらず、復路も4位(区間二桁が3つあるのに復路4位は相当混戦っぽいが)。チームの力はかなり高かったようだ。来年以降も非常に楽しみなチームだ。




来期への展望
 それでは、来年更に順位を伸ばすことができるか、展望だ
○卒業生出走メンバー
竹下正人5区3位・奥村隆太郎7区11位・野口功太9区12位・永井大隆10区1位

○在校生出走メンバー
出口和也1区6位・森賢大2区12位・野口拓也3区4位・久保岡諭司4区6位・高尾博教6区15位・長尾正樹8区5位

○在校生補欠メンバー
谷野琢弥・篠崎昌道・松田佑太・小柳津幸輝・佐藤貴大

 やはり森+カルテット(出口、野口拓、谷野、篠崎)が中心。それを久保岡、長尾が固めるという感じだろう。森は回復さえすれば1万m28分25秒のスピードがある。ロードで完全に反映されていないのがちょと気になるが、最低でも2区68分台は期待していいのではないか。カルテットは出口、野口拓は大丈夫。谷野と篠崎がちょっとまだ荒削りだが、3年になるのでそろそろ安定感を増したいところ。竹下の穴は毎年5区候補に上がる出口が満を持して登場してくるだろう。

 後は精神的なものの強化か。昨年の箱根を見ての通り、前評判が高ければ高いほど箱根で失速することが多い。今回は逆パターンで良かったのだが、来年は前評判が高くなるはず。毎回失敗してしまうので、その点だけは気をつけたい。そうすれば、総合優勝も不可能ではない。それくらい強いチームである。

◇◆箱根駅伝区間予想-日本体育大学その2-◆◇

区間予想オーダー

1区谷野-2区森-3区野口拓-4区筱嵜-5区出口
6区石谷-7区久保岡-8区竹下-9区野口功-10区永井

往路は森+2年生カルテット。復路は上級生で占めた。

1区谷野琢弥(2年) 目標タイム:区間一桁
 野口拓というのが一番の安全策なのだろうが、出来れば他の区間に回ってほしい。また森、出口は2区5区で固定したので、次の力のある選手と考えると谷野という結論になった。全日本のような速い流れではまだ厳しいようだが、この1区なら問題ないと思う。区間一桁で乗り切って次に渡したい。
 個人的には1区森2区野口拓でレースをかき乱すのも面白いかなと思った。


2区森賢大(3年) 目標タイム:1時間9分30秒
 2区は今シーズンの使い方を見る限り、森。よほど調子が上がっていない時は別として外しては来ないと思う。一応全日本で無難に走れるところまであがってきているし、大丈夫だろう。目標としては区間10位。69分台で走ってくれればいいだろう。来年もおそらく担うことになるので、経験しておきたいところだ。


3区野口拓也(2年) 目標タイム:1時間4分20秒
 ここで野口拓を投入。絶好調ではない森をカバー要因としてここに置く。これで連続して攻めて行くことが出来る一気に行く必要はないが、徐々に徐々にチームを押し上げていきたい。昨年はこのあたりで徐々に流れが悪くなってきていたので、今回は全く逆になるようにいきたいところだろう。


4区筱嵜昌道(2年) 目標タイム:56分30秒
 4区は2年生トリオを追って急成長してきた筱嵜。1万も29分15秒まで来て3人に引けをとらない。少し速いが僕はもうカルテットと呼んでおく。といっても、安定性はまだまだ。短い区間である4区で勢いで走ってもらいたい。ここは区間一桁を目標にしてもらっていいだろう。昨年の出雲と全日本で日体大はうまく走っているが、その時のように爆発しなくてもいいが、きっちり走る。これをしてもらいたい。


5区出口和也(2年) 目標タイム:1時間21分00秒
 5区は1年生の時も予定されていた出口。結局体調不良でアンカーで区間最下位となってしまったが、今回は箱根予選でチーム1位。個人としても非常に優秀な成績で今回はやってくれるはず。力を出し切れば81分切りもいけるのではないかと思われる。ただ、あまり張り切り過ぎないように注意したい。力出し切れば往路5位くらいで終えることも可能だろう。




6区石谷慶一郎(4年) 目標タイム:1時間0分15秒
 6区は3年連続の石谷。目標タイムは2年時のタイムを目標に書いた。これで走ってくれれば非常に流れがよくなる。これで乗り切ってほしい…といっても、今シーズンの石谷を見ると不安極まりない。前回の1時間1分49秒より早く走れるのだろうかと勘ぐってしまう。調子が上がらなければ、誰かは読めないのだが、下り補欠の選手に代わったほうがいいだろう。


7区久保岡諭司(3年) 目標タイム:1時間6分00秒
 ここは我慢する区間。順当にいけば、シード争いしてるか、それより少し前くらいか。6区が悪くて、流れが悪い可能性もあるが、全日本では区間一桁で走っている選手。また、昨年急遽走った5区で大ブレーキをしただけに期するものがあるだろう。その悔しさを精一杯ぶつけてほしい。
 長尾が復活していれば、面白いのだが

8区竹下正人(4年) 目標タイム:1時間6分40秒
 竹下はどうやら山登りの控えっぽい。基本走力もあるし、出口に何事もなければこの区間での出走も考えられるのではないか。順調に来ていれば、かなりのいい順位が期待できるはず。ここで攻めて、後ろとの差を引き離しておいて、9区のキャプテンに襷を渡したい。


9区野口功太(4年) 目標タイム:1時間10分30秒
 キャプテンの野口は昨年もこの区間を走り、誰も予想していなかった区間3位の好走を見せ、シード権獲得への望みを繋いだ選手。結局、その好走は報われなかったものの、その走りから今期は非常に期待していた。しかし、どうやら夏くらいに調子を落としてしまったらしく、ここのところタイムが伴っていない。7区あたりにするか外すか迷ったのだが、最終的には期待を込めて入れた。ここで粘ってくれれば非常にありがたいのだが。ちなみに7区野口功の場合は9区永井、10区久保岡。外す場合は9区永井、10区奥村


10区永井大隆(4年) 目標タイム:1時間11分30秒
 ミスター安定感、永井。爆走はしないのだが、駅伝では絶対に外さない選手だ。これまで4区でうまく繋いで5区に繋げた。全日本では7区を走り、いい形でアンカーに繋いだ。しかし、自分は4区とか次の主要区間に繋げるだけの役目は勿体無いと感じ、一番安定感が求められる10区においた。ここでシード権の後ろにいるようなら、ちょいと厳しいかもしれないが、ラインより上にいたら、シード権はほぼ大丈夫か。よほど強いランナーが来ていない限り、順位は落とさないとみる。




まとめ
 やや不安な選手はいるものの、大きなブレーキを出さなければシード権はほぼ取れるとみている(といってもその大きなブレーキが起こる確率は比較的高いのだが…)。まあ、監督らのインタビューを聞いた限り、箱根予選と全日本の惨敗を契機にチームは結束しているそうなので、個人的にはやってくれると期待している。今回は4年生が非常に多くなるだろうから、いい置き土産を残したい。全日本の出場権を獲得する3位が最大の目標か。力通りに走れば、その達成の可能性はあるだろう。




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