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箱根区間予想~山梨学院大学

日本人に安定感、覇権奪回狙う
山梨学院大学

09全日本5位、09出雲2位、09箱根6位


エントリー選手

詳細

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手
中川剛(4年)/≪09全日本8区4位、09箱根9区1位≫一般入試でコツコツ努力してきた選手。スタミナ勝負になれば非常に強い。
高瀬無量(3年)/≪09全日本2区4位、09出雲3区5位、09箱根5区22位、08箱根5区6位≫山学の日本人エース。大人の走りができるようになったらしい。3年連続5区と思われたが2区もある?
オンディバ=コスマス(2年)/≪09出雲6区2位、08全日本8区1位≫ロードでここまで失敗は無い。2区候補。ただアップダウンが苦手という噂がある。

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手
大谷康太(4年)/≪09全日本4区6位、09出雲5区1位、08全日本≫3障の選手。今季は好調。5区候補らしい
松枝翔(2年)/≪09全日本6区2位≫秋になって急激に伸びてきた選手

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手
小山大介(4年)/≪09全日本5区7位≫1万の持ちタイムは日本人トップ。ただ駅伝で中々結果がでない
後藤敬(4年)/≪09全日本1区15位、09出雲1区10位、09箱根4区4位≫春先は絶好調。評価され1区起用が続くが苦戦している。
岩田真澄(4年)/≪09全日本7区6位、09箱根7区≫主将。ロードで安定感がある
赤峰直樹(3年)/≪09箱根10区≫今季は1度しかレースに出場していない(7月札幌ハーフのみ)
田口恭輔(2年)/≪≫秋になって急激に伸びてきた選手


D(1点):繋ぎ区間で何とか区間中位で繋ぐくらいの選手
大谷健太(4年)/≪09出雲4区4位≫大谷康太の双子の兄。出雲で兄弟リレーを果たした
福島慎也(3年)/≪≫秋になって急激に伸びてきた選手。

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手
大野修(4年)/≪≫
松森新一(3年)/≪≫
山口大徳(3年)/≪≫
中原薫(3年)/≪≫

上位10人平均(16人平均):2.8点(1.9点) 昨年:2.3点(1.7点)
※昨年の自分の記事見てみると基準あまりしっかりしていないようですが一応

5千10人平均(16人平均):11位14分17秒01(⑪14分24秒73)
1万10人平均(16人平均):10位29分30秒47(⑧29分40秒89)
ハーフ10人平均(16人平均):4位63分53秒2(⑤64分31秒0)


戦力分析

 えっと先に言いますと、今年の山梨学院に対する評価はかなり高く、競馬と言うと「対抗」くらいに思っています。まずはコスマス、高瀬、中川の3本柱は計算がある程度経ちます。コスマスはここまでロードは失敗無く、うまくまとめている。高瀬は駅伝シーズン好調。前回の箱根の失敗から、冷静な走りもできるようになった。そして中川は前回の箱根9区1位。春ちょっと調子を落としていたものの、最近はまた粘りが出てきている。間違いなく彼らは重要区間に配置されるだろうが、彼らがいることが大きい。

 その脇を固める選手も充実している。まず大谷兄弟。出雲は地元の利を活かして大活躍。全日本は弟の康太のみだったが初のエース区間でもきっちりまとめきった。康太はスピード型で健太はスタミナ型とタイプが違うが、どちらも欠かせない存在。そして岩田、後藤、小山など繋ぎなら計算できる選手も多数。更に最近伸びてきた松枝、田口、福島らも期待できそう。また直前の記録会で16人の争いがすごかった。1万29分台でも落ちた選手がいる。ので、Eランク評価の選手も上のランクの選手がいるかもしれない。それくらい、今の山学は選手が育っている。

 ただ、不安要素は1区。前回までスペシャリストの松村が務めていたが卒業。この穴が意外とデカい。後藤が懸命に埋めようとしているが、現状埋まっていない。特に全日本は大きく出遅れてしまった。留学生なしで5位まで浮上し、チームが強くなっていることは実感できたが、優勝を狙うとなると前半からいい流れに乗りたい。山下りは上田監督が適正見つけるのが上手いので多分大丈夫と思うのでやはりそこか。後、山学はなぜかどこかでポカをしやすい。前回2区間で大ブレーキが出てしまいシード確保がやっと。そういうのが出なければ覇権が見えてくると思う。

区間予想

王道:後藤-コスマス-小山-松枝-高瀬  田口-岩田-大谷健-中川-大谷康
奇抜:後藤-高瀬-コスマス-松枝-大谷康 田口-小山-大谷健-中川-岩田←これでいきます

 やはり、ちょっと不安はあるといえ、経験のある後藤が1区。コスマスで上位争いに浮上。小山が繋ぎ、松枝、高瀬が攻めて、往路3位以内。田口、岩田、大谷健でじわじわ追い上げ、9区中川が区間賞でトップへ。大谷康が逃げ切る・・・というのが僕が全日本直後から思っていたオーダーで変更するつもりはなかった。が…

 最近気になる記事が。2区は高瀬とコスマスが競っていて、5区は大谷康・・・なんですとー!?これが本当の情報なら、かなり奇抜なオーダーとなる。どうしようか悩んで、奇抜の方で予想することにした。

 1区後藤はそのまま。何とか区間10位くらいで乗り切ってもらう。そして2区には高瀬を起用。コスマスが2区を走っても68分前後で優勝候補にあまり貯金ができない、高瀬は登りに強いということを加味してそうした。1区2区をセットとし、この地点で8位くらいに何とか浮上。で、3区にコスマスを投入。62分前半がノルマでここで一気に3位あたりまで押し上げて波に乗ろうというもの。意外といけるのではないかと踏んでいるがどうだろうか。

 4区は記録会、全日本、上尾ハーフで全て結果を出し絶好調の松枝。主要区間でもやれそうな選手をここに持ってきているので当然攻めの区間だ。で、5区に記事通り大谷康。一体走るとしたらどのくらいのタイムなのか。優勝を狙うには81分くらいで走ってもらいたいが…。多少順位ダウンするだろうが、全日本のように堅実に走ってもらいたいというところだ。

 代わって復路。6区は予想つかないが、トラックで結果を残しながら駅伝メンバーに入れない田口。昨年もなぜかメンバー入りしていたが山下りの控えだったのではとずっと思っている。前回の渡邉以上のタイムを残してくれたら最高だろう。

 さて、ここからは攻め続ける。7区は前回3区の予定だった小山。駅伝で結果が残せないが、スピードはある。区間3位以内は狙えるだろう。次は大谷健。出雲のような堅実な走りを再現してもらう。で、9区に満を持して中川。昨年強い向かい風の中一人で走って区間賞。調子の戻った深津が来た以外にはだいたい勝てるのではないか。ここでトップに上がれれば最高。最後主将の岩田が締めるというのが青写真か。

 ただ、やっぱり山や序盤の遅れは怖いかな~…。これだと1区コスマスで大逃げ作戦をする方がいいかもしれない。うまくいけば1区で3分アドバンテージ取れるので非常に有利になるのだが。

 モグスが抜けて、勝機を逃したと思ったが、今年の方が可能性はある。スタミナがある選手が多いので、是非トライしてもらいたい。

エントリー選手詳細~山梨学院大学

※適切なサイトが見つからなかったので、全て把握はできませんでした。特に秋に急激に力をつけた選手に関しては、かなりデータが欠落していると思います。

4年

中川剛/5千14分35秒73、1万29分35秒27、ハーフ63分00秒

4月1万29分38秒35
【関カレハーフ9位1時間5分01秒】
札幌ハーフ1時間6分48秒
9月1万30分17秒00
【全日本8区4位】

小山大介/5千14分14秒64、1万29分15秒11、ハーフ64分06秒

5月1万29分49秒54
9月1万29分53秒72
10月5千14分14秒
【全日本5区7位】
上尾ハーフ1時間4分41秒

後藤敬/5千14分12秒26、1万29分29秒67、ハーフ63分30秒

4月5千14分17秒59
【関カレ5千14分12秒26★】
【日カレ1万8位29分34秒79】
9月1万29分38秒14
【出雲1区10位】
【全日本1区15位】

岩田真澄/5千14分26秒95、1万29分37秒03、ハーフ63分33秒

4月1万29分37秒17
【関カレハーフ15位1時間5分32秒】
9月1万30分19秒82
【全日本7区6位】

大谷康太/5千14分31秒27、1万29分47秒22、ハーフ66分38秒

【関カレ3障3位8分49秒46】
【日本選手権3障14位8分53秒34】
【国体3千SC8位8分43秒71】
【出雲5区1位】
【全日本4区6位】

大谷健太/5千14分40秒16、1万29分49秒39、ハーフ65分14秒

9月1万30分07秒22
【出雲4区4位】
上尾ハーフ1時間5分14秒

大野修/5千14分37秒55、1万30分02秒94、ハーフ65分23秒

9月1万30分54秒67
10月1万30分02秒94★
上尾ハーフ1時間6分35秒


3年

高瀬無量/5千14分18秒50、1万29分46秒42、ハーフ62分59秒

札幌ハーフ1時間4分08秒
9月1万29分46秒42★
【出雲3区5位】
【全日本2区4位】

福島慎也/5千14分26秒53、1万29分49秒32、ハーフ65分23秒

10月1万29分49秒32★
上尾ハーフ1時間5分23秒

松森新一/5千14分32秒54、1万29分54秒51、ハーフ65分30秒

札幌ハーフ1時間8分07秒
9月1万31分23秒13
10月1万29分54秒51★
上尾ハーフ1時間5分30秒

赤峰直樹/5千14分23秒61、1万29分39秒56、ハーフ64分24秒

札幌ハーフ1時間6分44秒

山口大徳/5千14分48秒37、1万30分20秒20、ハーフ(なし)

10月1万30分20秒20★

中原薫/5千14分24秒68、1万29分53秒20、ハーフ65分59秒

9月5千14分36秒90
10月5千14分24秒68★
上尾ハーフ1時間5分59秒
11月1万29分53秒20★

2年

オンディバ=コスマス/5千13分44秒65、1万28分37秒95、ハーフ62分29秒

4月5千13分59秒76
4月1万28分55秒08
4月5千13分47秒80
【関カレ1万4位28分48秒56】
【関カレハーフ1位1時間2分29秒】
札幌ハーフ1時間3分31秒
【日カレ1万3位28分44秒62】
【出雲6区2位】

田口恭輔/5千14分27秒21、1万29分33秒89、ハーフ65分01秒

4月5千14分27秒21
4月5千14分32秒24
9月1万29分44秒65
札幌ハーフ1時間5分41秒
10月1万29分33秒89★

松枝翔/5千14分11秒07、1万29分42秒57、ハーフ64分36秒

4月5千14分27秒16
札幌ハーフ1時間5分40秒
9月1万29分42秒57★
10月5千5千14分11秒★
【全日本6区2位】
上尾ハーフ1時間4分36秒



1年

(なし)


○主なエントリー漏れ

松本葵(4年)/≪5千13分58秒63≫

4月5千14分15秒39
【関カレ3障1位8分41秒56】
【日本選手権3障11位8分50秒51】
【日カレ千五3分54秒60】
【日カレ3障2位8分54秒98】
【出雲2区3位】
【全日本3区10位】

藤井翼(1年)/≪5千14分09秒73(高校)≫

4月5千14分21秒28
【関カレ5千27位14分31秒44】
【日カレ5千欠場】
11月5千14分24秒84

山梨学院大学~全日本大学駅伝

力は付いてきた・・・【山梨学院大学】

区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シード権との差)
1区後藤敬(4年)44分57秒区間15位(15)2分10秒(47秒)
2区高瀬無量(3年)39分03秒区間4位(15→8)1分42秒(31秒)
3区松本葵(4年)29分11秒区間10位(8→10)2分22秒(57秒)
4区大谷康太(4年)42分49秒区間6位(10→8)2分30秒(40秒)
5区小山大介(4年)35分36秒区間7位(8→8)2分41秒(23秒)
6区松枝翔(2年)36分53秒区間2位(8→6)2分18秒(-33秒)
7区岩田真澄(4年)36分41秒区間6位(6→5)2分53秒(-20秒)
8区中川剛(4年)60分55秒区間4位(5→5)5分01秒(-33秒)
○総合5位5時間26分05秒

(予想6位・言い訳→)8区中盤まで当たったと思っていたのだが…


今回も出遅れをカバー
 約20年ぶりに留学生無しで挑んだ山梨学院大学。今回も出雲同様で遅れた。1区後藤が中盤に頑張って前の集団に付き過ぎてラストで大失速。ここは経験不足が出てしまったか。コスマスがいないからというプレッシャーもあったかもしれない。とにかくここで15位という難しい位置でのスタートとなった。

 それでも今年の日本人ランナーは逞しい。2区高瀬が区間4位の走りで7人抜き。ほぼこれでフォローした。3区松本が長い距離に苦戦してしまったが、4区出雲で快走した大谷がまたフォロー。また彼はエース区間でもきっちり走れることを証明した。失速をフォローし合って、じわりとシード権が見える位置に浮上してきた。


全員駅伝で
 5区小山が区間7位ながらも、6位まで100m強まで詰めた。そしてハイライトが初出場となった松枝。前半から積極的な走りを見せて、2人抜いて6位に浮上。区間2位で後ろから追ってくる高林にも追いつかせなかった。そういえば、区間2位は昨年の中川と同じ。新たに箱根での飛躍を期待できる選手が誕生した。

 その後、夏不調だといっていた主将の岩田が無難に走りきりアンカーの中川へ。中川もこれまた不調にあえいでいた一人だったが、見事に復活。駒大深津に抜かれても冷静についていき、中盤抜き返し、最後は早大の主将尾崎にも迫る走りで5位。ボーダーラインとはそんなに差があったわけではないが、取るべくしてシード権を獲得した感があった。

 今回、コスマスが食あたりにあってしまったわけだが、逆にいい機会になった感じ。日本人も手ごたえを得たし、ファンも喜んだのではないか。これでコスマスが戻る箱根は優勝候補の一つと数えていいだろう。


後藤-コスマス-小山-松枝-高瀬 田口-岩田-福島-中川-大谷康

 後藤は出雲微妙、全日本失敗で怖いという意見はあるが、僕は大丈夫と踏む。彼は以前失敗したことを改善できるタイプ。箱根では区間一桁で繋いでくれると踏んでいる。コスマス2区は当然として、次は小山。岩田や大谷も考えたが、昨年の全日本も同じような成績で箱根も3区を任される予定だったので大丈夫だろう。また5区高瀬は昨年より5分早いタイムを期待。コスマスが2区7分後半で走っていれば、往路優勝も見えてくるかなと感じる。

 山に関しては6区は読めないが、前回なぜか箱根メンバーに入っていた田口で。その後、7区9区は昨年の経験者で、8区は調子のいい選手、10区はロードで安定している大谷。6区から8区も弱くなく、9区10区に攻めができるので、8区まで劣勢でも箱根優勝を最後まで追い求めることができる。こんな感じでどうだろうか。

 とにかく、今年こそ優勝に届く可能性は充分にあると思います。

全日本駅伝予想@山梨学院大学

続いては、

日本人が急成長・・・【山梨学院大学】


出雲駅伝結果
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区後藤敬(4年)23分41秒区間10位(10)1分11秒差
2区松本葵(4年)16分24秒区間3位(10→7)35秒差
3区高瀬無量(3年)23分22秒区間5位(7→7)38秒差
4区大谷健太(4年)18分43秒区間4位(7→7)43秒差
5区大谷康太(4年)18分59秒区間賞(7→1)-3秒差
6区O・コスマス(2年)29分17秒区間2位(1→2)19秒差
総合2位2時間10分26秒

 出雲駅伝では、日本人だけで見せ場を作った山学。最初ずっと松村が担当していた1区の人選がいないと言われていたが、その1区を後藤が最低限の走りで繋いだこと、そして直後の2区に昨年区間賞の松本を今年も配置できたことがいい流れを作ることができた要因だろう。力がついてから初の平地のエース区間を走った高瀬も、宇賀地をペースメーカーにしていい走りができたし、4区で初出場の大谷健が自分の力を出し切る事ができた。

 そして何と言ってもハイライトは4区双子の兄から襷を受け取った5区康太。実は密かに区間賞予想していたのだが、それでも想像以上の走りで6人抜きで何とトップに立つ大活躍。地元の声援の後押しもあっただろうが、非常にいい走りだった。アンカーコスマスはさすがにダニエルには交わされたものの、安定した走りを披露。爆発力はもうちょいほしいところだが、ここまで失敗がないのは評価していいだろう。

 しかも、これ中川、岩田、赤峰といった箱根メンバーが含まれていない。出走予定だった小山も含めると彼らが本調子に戻ってくれば、かなり手強いチームになる。今年の山学はやってくれそうだ。

全日本エントリーメンバー
4年
中川剛/出雲補欠、≪9区1位。ハーフ1時間3分00秒≫
小山大介/出雲補欠、5千14分14秒≪1万29分15秒11≫
後藤敬/出雲1区10位≪4区4位。5千14分12秒26≫
岩田真澄/出雲補欠≪7区4位。ハーフ1時間3分33秒≫
大谷康太/出雲5区1位、国体3千SC8位8分43秒71≪1万29分47秒22≫
大谷健太/出雲4区4位≪1万29分49秒39≫
松本葵/出雲2区3位≪5千13分58秒63≫

3年
高瀬無量/出雲3区5位≪5区22位(昨年6位)ハーフ1時間2分59秒≫
福島慎也/1万29分49秒32★≪5千14分46秒53≫

2年
オンディバ=コスマス/出雲6区2位、日カレ1万3位28分44秒62≪ハーフ1時間2分29秒≫
田口恭輔/1万29分33秒89★≪ハーフ1時間5分01秒≫
松枝翔/出雲補欠、5千14分11秒★≪ハーフ1時間5分40秒≫
中村悠二/1万30分02秒57★≪5千14分38秒70(高校)≫

○主なエントリー漏れ
赤峰直樹/≪10区8位。1万29分39秒56≫

 先日の日体大記録会で2軍の選手に自己ベスト続出。無名の1年生ら複数が1万30分前後を記録。今回、初めて三大駅伝に一次エントリーに名を連ねた福島や中村(どうでもいいがこの人と同じ名前の声優がいます)もしっかりと記録を残してきた。その他、少し前から名前の上がっていた田口や松枝もしっかりエントリー。繋ぎを走らせてみたい選手が沢山いる。

 勿論、主力もほとんどエントリー。出雲を走った大谷兄弟や後藤、高瀬や出雲記録会で復活した小山も含まれているし、だいたい順調にきているとみていいだろう。

 レースとしてはどうだろう。8区はコスマス固定として、今回もそれまで日本人でいい流れを作り、出雲と同じくトップでコスマスに渡せるようにできれば最高だろう。序盤はやっぱり後藤(山学の中では)、松本、松枝らスピードのある選手や積極的な高瀬とか。中盤からは出雲でも繋ぎで頑張った選手らだろう。岩田や中川ら主力はもし調子が上がっていないようなら、出来れば田口など若手にチャンスを与えてほしいと感じる。2人は箱根にきっちり標準を合わせればいいので、彼らが走ってはどうだろうか。ということでこんなオーダーにしてみた。

予想:後藤-高瀬-松枝-小山-田口-大谷健-大谷康-コスマス

 1区はやっぱり後藤。走るごとに成長していくので、全日本でも流れは壊さないと思う。2区は1年生の時も走ったことのある高瀬。山学の選手は以前ダメだった区間でリベンジする選手が多いので、今回も走れるだろう。といっても、ここではやはり一桁順位が精一杯か。ここから追い上げられるかどうか、なのだが…。

 3区は本来なら松本だろうが、松枝に託したい。スピード的には申し分の無い選手だし、松本は昨年走っていないので意外とありえるか。他あるとしたら田口だろう。4区は主力の一人小山。一人だけ使ったが、彼は駅伝でまだいい成績を残していない。いきなりエース区間となるときついかもしれないが、出雲記録会で調子は上がってきているとみる。ここは繋いでもらいたい。

 その後、5区からは山学の見せ所。初出場だが、1万29分半ばの田口、そして出雲で見せ場を作った大谷兄弟。浮上してくるのはここからだろう。前半を走れる選手は少ないが、繋ぎで流れを作れるのがここ最近の山学の特徴となっている。中川や岩田が戻っていれば、まず間違いなく区間賞もしくはそれに準ずる成績で走るだろうが、彼らで流れを作ることができれば本当に強いと思う。8区はコスマスがしっかり走るだろうから、そこまでにこのメンバーでどれだけの順位で来れるかというのを試してほしいと思う。

 優勝もありえるが、他の大学の本気度も変わってくるので、どちらかというと順位が下がる可能性の方が高いかなと思っているのだが、その予想を裏切ることができれば、箱根の優勝にぐっと近付くだろう。

出雲駅伝予想~山梨学院大学

今度は

今年こそ日本人と留学生を融合できるか・・・【山梨学院大学】


今年の箱根は2つのブレーキに泣いたが、高いチーム力をみせた山梨学院大学。
その原動力となったモグスは卒業したが、
留学生のコスマスの存在や区間賞を取った中川などの成長で、今年も評価は高い。
出雲は昨年もコスマスで4位に食い込んでいる。昨年以上の成績が取れるか。


○1万
11組
9位後藤敬(4年)29分38秒14
13位高瀬無量(3年)29分46秒42★
19位小山大介(4年)29分53秒72
30位中川剛(4年)30分17秒00※スタート直後転倒
32位岩田真澄(4年)30分19秒82

10組
9位松枝翔(2年)29分42秒57★
12位田口恭輔(2年)29分44秒65★
26位大谷健太(4年)30分07秒22

8組
25位松森新一(3年)31分23秒13

7組
6位大野修(4年)30分54秒67
13位石田健祐(2年)31分22秒65
17位佐々木直弥(2年)31分30秒51
31位篠塚春希(1年)32分02秒49

6組
7位土田俊徳(1年)31分22秒62

5組
古川健太(2年)31分04秒04


○5千
37組
22位漆山貴文(4年)14分40秒46

30組
8位松本大樹(1年)14分32秒02★

29組
4位中原薫(3年)14分36秒90

 昨年の今の時期に比べるとタイムが伸びていないのが少し気になる。特に4年生が誰も自己ベストを更新できなかったというのがちょっと残念だ。今年の山梨学院は4年生中心のチームなので、誰か自己ベストを出して活気付いてほしかった。3年も高瀬は初の1万なので★が付いているが、もうちょいタイムを出してもいい選手なのでやや不満である。その代わり数は少ないが2年生に元気がいい。松枝、田口が29分台に突入し、今年の躍進を予感させてくれた。特に松枝は夏のハーフで65分台を出したので注目の選手であった。おそらく三大駅伝のメンバーに入ってくるだろう。

区間エントリー

4年
中川剛/1万30分17秒00、≪9区1位。ハーフ1時間3分00秒≫
小山大介/1万29分53秒72、≪1万29分15秒11≫
後藤敬/日カレ1万8位29分34秒79、1万29分38秒14、≪4区4位。5千14分12秒26≫
岩田真澄/合宿はもう一つ、1万30分19秒82、≪7区4位。ハーフ1時間3分33秒≫
大谷康太/国体3千SC8位8分43秒71≪1万29分47秒22≫
大谷健太/1万30分07秒12、≪1万29分49秒39≫
松本葵/日カレ1500m予選3分54秒60、3000mSC2位8分54秒98、国体3千SC2位8分35秒72≪5千13分58秒63≫

3年
高瀬無量/1万29分46秒42★、≪5区22位(昨年6位)、ハーフ1時間2分59秒≫

2年
オンディバ=コスマス/日カレ10000m3位28分44秒62、≪ハーフ1時間2分29秒≫
松枝翔/1万29分42秒57★、≪ハーフ1時間5分40秒≫

1年
なし

○主なエントリー漏れ
赤峰直樹/≪10区8位。1万29分39秒56≫
田口恭輔/1万29分44秒65★、≪ハーフ1時間5分01秒≫
藤井翼/日カレ5000m欠場、≪5千14分09秒73(高校)≫

 4年生が大量エントリー、大谷兄弟がどちらもエントリーされたのは予想外だった。その代わり3年生が高瀬1人、赤峰が外れた。1年生にいたってはエントリー無し。山学は上級生主体が通年とはいえ、藤井はどうしたのか。彼は間違いなく出雲メンバー入りの実力があるはずだが。とりあえず、4年生と高瀬、コスマスあたりに頑張ってもらうしかないか。で、区間予想だが…

後藤-松本-高瀬-小山-松枝-コスマス

 まず1区は後藤。山学の1区といえば、松村であったが、今年卒業。次誰にするか悩みどころであったが、出雲に関しては後藤と判断。高瀬と迷ったが、5000mなどトラックの記録がいいのは後藤。一番スピードに対応できるのではと考えた。次の2区は昨年区間賞の松本だろう。20kmをやらないかもしれない選手を起用するなら他の選手に経験を…とちょっとは思ったが、折角のスピードを出雲に活かしたい。総合優勝の可能性も多少あるわけだし。ここらでトップ争いしておきたいところだ。

 で、3区はハーフで素晴らしい実績を持つ高瀬。持ち味の積極性で各大学のエースに喰らい付いてほしいところだ。4区5区は誰にするか迷ったが、自己ベストで自信を深めている松枝は使いたい。田口もと思ったがエントリーに入っていないのでしょうがない。後1人となると記録会で一番いいタイムの小山ということになるか。昨年4区5区での日本人の好走が目立ったが、前回以上の走りができるか。メンバーは申し分ないはずだ。

 アンカーは勿論コスマス。ロードではここまで失敗したレースはないので、安定した走りができると思う。ライバルは勿論、日大や第一工大の留学生となる。このあたりを前の5人で出来る限り突き放しておきたいところだ。そうすれば、優勝という可能性も出てくるはずだ。

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