2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

箱根駅伝区間オーダー予想【山梨学院大学】

残り3チーム
 
前回3位、B級グルメで勝負!
山 梨 学 院 大 学
最近の成績:10全日本9位、10出雲5位、10箱根3位

エントリー選手独断ランク付け

基準は①駅伝実績、②長い距離の実績、③最近の調子…のつもり
7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
 
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
高瀬無量(4年)28分44秒67★≪10全日本8区4位、10出雲6区2位、10箱根2区7位、09全日本2区4位、09出雲3区5位≫山学のエース。今年のハーフで61分台を記録、長いロードと登りには非常に強い
オンディバ=コスマス(3年)28分37秒95≪10全日本2区2位、10出雲1区2位、10箱根3区2位、09出雲6区2位≫3大駅伝は全て2位でまとめているがペース配分に気になる事が多い
 
5点:エース区間も走れる選手
 
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
松枝翔(3年)29分27秒52★≪10全日本1区12位、10出雲4区3位、10箱根1区7位、09全日本6区2位≫昨秋に伸びてきて箱根で1区をしっかり走った選手。
 
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
中村悠二(3年)29分28秒12★≪10全日本4区9位、10出雲3区3位≫一昨年までは故障が多かったが、それがなくなりブレイク。特に出雲は快走を見せた
 
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
赤峰直樹(4年)29分33秒56≪09箱根10区8位≫長らくブランクがあるが上尾で66分を切って復調傾向
田口恭輔(3年)29分33秒89≪10箱根6区3位≫前回6区で好走。夏から姿を見せていなかったが上尾で66分ちょっと
中原薫(4年)29分53秒20…上尾ハーフで64分半ば
 
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
山口大徳(4年)29分52秒70★…秋に1万で自己新。上尾は走っていない
福島慎也(4年)29分49秒32…関カレハーフで健闘。以降レースの出場無し
尾崎博(3年)29分44秒49★≪10全日本5区12位≫秋に1万29分台2回記録している
鳥羽和晃(2年)29分16秒52★≪10出雲2区11位≫9月に1万で大幅自己新。上尾には出場していない
伏島祐介(2年)29分54秒48★≪10全日本6区8位≫前哨戦に出場した2年生唯一区間一桁を記録
佐々木直弥(3年)29分58秒06…上尾で64分半ば

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
牧野俊徳(2年)29分54秒83≪10全日本3区13位≫1年から1万29分台を記録した選手
篠塚春希(2年)29分57秒61★…上尾で67分台
藤岡将大(2年)31分50秒74…ハーフ67分切っている
 
上位10人:28点
前回の10位:29点くらい
 
5千(今季5千)-1万(今季1万)-ハーフ
14位(13位)-11位(11位)-10位
 
 データ上大変きわどい所に位置している山梨学院大学。出雲はエースの活躍もあり健闘したが、全日本は卒業生の穴が露呈。初のシード落ちを味わった。ただ、元来は長いロードで安定した走りをする選手を育成するのが得意。距離が長くなり巻き返すことは充分ありえる。層も15人が1万30分以内と厚い。不調の主力選手が回復してきていれば、面白い戦いができるかもしれない

 
早めに勝負を仕掛けていく
松枝-高瀬-コスマス-田口-中村
鳥羽-赤峰-佐々木-福島-中原
63分10秒(6)-68分30秒(3)-62分40秒(1)-58分30秒(12)-83分40秒(10) 往路5位
61分00秒(10)-66分10秒(6)-68分20秒(12)-72分20秒(11)-73分30秒(11) 復路9位
11時間17分50秒(前回6位11時間17分53秒)
※タイム設定は前回の気象条件・展開で、前回の総合6位を上回るようにしています。
 高瀬とコスマスの起用場所に迷いましたが、上田監督が「序盤の流れが大事、遅れるとひっくりかえすのはきつい」「山はそこそこ走れる選手を準備している」という発言をされたので、こういうオーダーにしました。
 
 1区2区3区は前回と同じ、松枝・高瀬・コスマス。前回の総合3位はひとまずこの3人で2位に付けた部分は大きかったので、同じようにしていきたい。松枝は全日本の成績がやや不安ですが距離伸びた方がいいでしょう高瀬は今年の成長やペースメイクで68分台はいけるはず、コスマスも寒さ対策をしっかりすればと思っています。
 
 で、そこそこの選手がいるという5区6区は中堅選手で不自然に上尾ハーフに出場しなかった中村と鳥羽にします。中村はぐいぐいと自分でいける感じがしますし、鳥羽もスピード型なので一応合っているのかな?と。他、山口や藤岡が補欠かなぁと…。(関カレハーフに出場した福島も考えましたが、増刊号見る限り出遅れていたということなので復路に回しました)
 
 他の繋ぎや復路はちょっと難解。前哨戦で走ったメンバー、上尾で好走した新戦力、出遅れていた主力~中堅…迷って後者2つを優先。てか、3年4年のメンバーになるのかなと思いました。まず、出遅れていた主力、田口・赤峰・福島をスピードのある順番に4区7区9区に。田口は本来は3本柱に次ぐ存在というのもある。それから赤峰9区、福島10区も手ではあるが、山学がずるずる下がる時は7区で落ちてしまう事が多いので7区赤峰で勝負をかけるという感じで。
 
 後、残っている8区10区は上尾で64分台をマークした上級生の佐々木と中原。2年生は基本的にはまだ力不足と判断。やっぱり4年間かけて強くさせるのに定評があるチームなので4年3年で8人9人埋まると思いました。
 
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 
 監督がチームを「B級グルメ」と称しておられましたが、やっぱりきっちり繋ぐことが重要になりそうですね。どういう配置になっても最悪山が終わって地点でシード争いにならないようにしたい。7区以降が特別弱いわけではないが2本柱が走ったのにシード争いだと流れを失っている可能性が高いからだ。きっちり走れば上位にずっと踏みとどまる力はあるので、ノーミスで一人ひとり繋いでいきたい所だろう。
https://sports.blogmura.com/rikujo/ 気に入ったらクリック!(日本ブログ村)

山梨学院大学~全日本大学駅伝結果より

続いて
 

9位山梨学院大学5時間21分05秒

1区松枝翔(3年)43分59秒区間12位(12)1分17秒
2区オンディバ=コスマス(3年)37分45秒区間2位(12→6)47秒
3区牧野俊徳(2年)28分39秒区間13位(6→9)2分11秒
4区中村悠二(3年)41分42秒区間9位(9→8)2分59秒(26秒)
5区尾崎博(3年)35分52秒区間12位(8→9)5分04秒(1分21秒)
6区伏島祐介(2年)37分38秒区間8位(9→10)6分34秒(1分40秒)
7区松森新一(4年)36分30秒区間6位(10→10)7分27秒(1分44秒)
8区高瀬無量(4年)59分00秒区間4位(10→9)8分03秒(1分13秒)
2本柱はしっかり走るもそれ以外の区間が伸びず、シード権争いに絡めないまま終了してし
まった
 
両エース奮闘も課題露呈 連続シード途切れる
 2本柱以外がどのくらい走るかによってシード権内か外になるかという所でしたが、区間二桁が3つということでその穴を埋めきれなかった印象。
 
 1区松枝に関しては持ちタイム上からすると実力通り。中大・大石らとともに後ろから追うようにしたが、力の差があったということだろう。箱根はもう少しペース落ちるだろうし大丈夫かなと個人的には思っていますが、どうでしょうか。
 
 それより気になるのはやっぱり繋ぎかな。特に今回は順位を上げた区間(2区4区)の次で落ち込んでしまった。これが勢いが付かなかった要因かと。牧野も尾崎も経験不足が出てしまったでしょうか。6区伏島と7区松森は悪い位置なりに走ったのだが、こういう走りが最初からできず2本柱を活かせなかった。
 
 その2本柱は出来ることはしたという感じコスマスがきっちり走ったのが実は一番収穫だったり。鎧坂に負けたので印象が悪いですが、一応今までに比べれば堅実に走ったのでは?高瀬は村澤とベンジャミンに挟まれるという難しい位置で自分のスタイルで走れなかったでしょうか。それでもまずまずのタイムは残せているので力はあると思います。展開的に前にいた村澤に追いつくしかなくなってしまったので仕方ないが、やっぱり彼は後半型。何とか彼5区に回せるようなチーム状況してほしいなと思いました。
 
 
序盤は計算できるが、復路は果たして?中堅の回復具合次第か
 とりあえず、コスマスと高瀬(松枝、中村)の4人と他のランナーの差があるのが難点というところでしょうか。基本的には4人とも往路に使ってできるだけ貯金をして逃げるという展開になりますかね。山学は長い距離に強いタイプの選手の育成が上手いので往路でしっかり稼げれば、逃げれるような選手を並べられるかというところだ。
 
松枝-コスマス-中村-鳥羽-高瀬
山口-篠塚-伏島-松森-川口
 
 今回は上に書いた高瀬5区というのにこだわってオーダーを作ってみました。勿論、他に5区がいれば2区高瀬3区コスマスというわけですが。中村5区一番候補ですが、中村は競って強いような気がするので、コスマス68分台でという計算で、上位の中の混戦で中村走らすのもアリかなと。
 
 ただ、まあ…復路はちょっと不安かな。昨年の4年生に比べると同じ4年生も見劣りするし、2年生もだいぶ多くなってしまうんですよね。田口と福島(と赤峰)がカムバックしてくれれば、シード権及び上位の可能性はかなり上がってくるのですが…。今後、その中堅どころや今回復路に並べたメンバーあたりが試合でどういう結果を残すのか一つ注目という感じでしょうか。
 
https://sports.blogmura.com/rikujo/ 気に入ったらクリック!(日本ブログ村)
 

【全日本駅伝展望】山梨学院大学

続いて前回5位
 
 
2枚エースを活かせるか否か
山梨学院大学
 

出雲駅伝成績

1区オンディバ=コスマス(3年)23分24秒区間2位(2)17秒差
2区鳥羽和晃(2年)17分35秒区間11位(2→8)56秒
3区中村悠二(3年)23分29秒区間3位(8→4)1分10秒
4区松枝翔(3年)18分02秒区間3位(4→4)1分18秒
5区川口琢也(4年)19分30秒区間11位(4→6)1分55秒
6区高瀬無量(4年)30分09秒区間2位(6→5)2分04秒
 コスマスを1区に持ってくる奇策を取ってきた山梨学院。総合5位に落ち着いたが区間二桁が2区間出るなど全体的にはちぐはぐな感じになってしまったか。まあ、これは鳥羽や川口と駅伝初体験の選手が頭が真っ白になってしまったので仕方のないところだが。箱根の前にこういう失敗が出来たのはいいことですが、ちょっと繋ぎ区間が思っていたより不安かも??
 
 それから1区のコスマスについですが…。おそらく行けるだけ行く指示だっただろうからラストで後ろに詰められるのは想定内ですが、中盤ちょっとね。(おそらく)3.55km地点で矢澤と脚が接触してるんですがその後、ちょっと気にしすぎです。あの蛇行でだいぶスタミナ使ったでしょう。走力云々の前に落ち着いて走ってほしいと感じました。
 
 まあそれでも収穫も多々あった。何といっても中村の快走。松枝が4区だったので彼が不調で回るハメになったのだと思ったら…。どんどん自分でいって自信持って走っているように見えました。フォームも綺麗で全日本以降も楽しみ。松枝も調子はまずまずでしょうかね、区間1位2位の面子を見るとこんなものでしょう。全日本は重要区間回るかと。高瀬は距離が長くなればもっと力を発揮できるので今後楽しみだ。おそらく全日本もアンカーだろうが、彼にどの位置で渡せるかが問題という感じかもしれない
 

全日本大学駅伝エントリーメンバー

4年
高瀬無量28分44秒67★≪10出雲6区2位、10箱根2区7位、09全日本2区4位、09出雲3区5位≫…山梨学院のエース。ロードの安定感は抜群で距離が長い程強い。
松森新一29分51秒72★…ここにきて5千1万共に自己ベストで調子があがっている
山口大徳29分52秒70★…昨年の箱根エントリーに入っていた
川口琢也30分07秒51★≪10出雲5区11位≫…夏にサテライトから上がってきた。出雲は経験不足が出てしまった
 
3年
オンディバ=コスマス(3年)28分37秒95≪10出雲1区2位、10箱根3区2位、09出雲6区2位≫関カレハーフ2年連続優勝。少し飛ばしすぎる傾向がある
松枝翔(3年)29分27秒52★≪10出雲4区3位、10箱根1区7位、09全日本6区2位≫昨年から成長を続けている。安定感がある
中村悠二(3年)29分28秒12★≪10出雲3区3位≫夏から急成長。出雲の走りはみんなを驚かせた
尾崎博(3年)29分44秒49★…2ヶ月連続で1万29分台を出している
 
2年
鳥羽和晃29分16秒52★≪10出雲2区11位≫…9月に1万を大きく自己ベストを出した。出雲は経験不足が出た
伏島祐介29分54秒48★…9月に1万自己新。ただ、先日は30分オーバー
牧野俊徳29分54秒83…1年で1万29分台を出した。ただ、先日は31分オーバー
篠塚春希29分57秒61★…先日、1万で自己新
福元雄大30分25秒63★…先日、1万で自己新
 
1年
なし
 
主なエントリー漏れ
赤峰直樹(4年)29分33秒56≪09箱根10区8位≫…先日5千で15分台。ただ九州一週駅伝にエントリーしているが…?
福島慎也(4年)29分49秒32…関カレハーフで健闘を見せた。ただその後レースに出ていない
中原薫(4年)29分53秒20…2年3年時勢いがあったが、先日5千で15分台。
田口恭輔(3年)29分33秒89≪10箱根6区3位≫箱根6区で好走。春先やや不調、夏以降レースに出場していない
23日記録会(エントリー選手抜粋)
7組
35位伏島祐介(2年)30分23秒73
39位牧野俊紀(2年)31分01秒79
6組
16位山口大徳(4年)29分52秒70★
18位尾崎博(3年)29分56秒83
19位篠塚春希(2年)29分57秒61★
29位福元雄大(2年)30分25秒63★
34位川口琢也(4年)30分40秒42
 コスマス、高瀬、松枝、そして中村と主力は順調にエントリーですね。4年生で以前から名前が挙がっていた選手が何人か外れた。その代わり最近になって伸びてきた松森や山口に川口がエントリー。このあたりのエントリーのボーダーは激しい争いです。また、田口が今回も入らず。まあ彼の場合走れる状態になっていたら箱根6区に絞るかもしれないが。後は、2年生が大量にエントリー、まだタイム先行だったり不安定な感じですが、何人走ってくるでしょうか

区間エントリー予想
松枝-コスマス-鳥羽-中村-尾崎-松森-山口-高瀬
 コスマスと高瀬の2大エースをどこに置くか、というのを先に決めて組んでいったらこうなりました。このオーダーだと2区終了時にどれだけ稼げるか、そしてその間がどれだけ踏ん張れるかが勝負のポイントかな。
 
 1区は箱根同様松枝に戻して、区間5位あたりを狙う。そして色々考えてコスマスは2区にしました。多分適正的には4区か8区なんですが、2区はスピードエース区間。それを考えるとやっぱりここかなと思います。他の選手は気にせず自分の走りをしてほしいですかね。
 
 で、ここから7区までが基本的にずっと我慢に我慢を重ねるわけですが…。スピードのある鳥羽が3区で今度こそ実力発揮、ここで好走すれば彼だけでなく他の2年生も自信付くと思うのですが。それから4区中村は出雲3区の走りから抜擢(彼の成長は非常に大きい、いなければ4区いなかった)、出雲のようにガンガンいってほしいですね。
 
 5区6区7区は2年生を起用するかどうか迷ったが、最終的にはここ2ヶ月安定している尾崎と4年間努力を続けてきている松森と山口に繋ぎ区間を託すと思った(山学の場合連続シード権もあるので育成というよりはベスト布陣組みそうだし…)。7区終了時で6位以内にいるのがひとまず目標だろうか。で、アンカーの高瀬は個人としては出雲で取り逃した区間賞が目標でしょうか。んで区間賞取れる走りができれば自ずとチームの総合順位もついてくるかと。
 
 勿論、1区2区3区が上手く流れれば優勝もちらつく力は持ってはいますが、6位のラインも気にしながらの走りになるか。上田監督の育成力と手腕に注目です。

 
https://sports.blogmura.com/rikujo/ 気に入ったらクリック!(日本ブログ村)

【出雲駅伝予想オーダー】山梨学院大学

若手の成長はどこまでか!?
山梨学院大学
 
※山梨学院は記録会がありますが、主力が1万エントリーなので、もうやっちゃいます。(色々逆算して明らかに記事作成時間が足りないので)
 
一次エントリー
4年
高瀬無量(4年)14分07秒69★≪10箱根2区7位、09全日本2区4位、09出雲3区5位≫…スタミナ型ランナーと思っていたがハーフ61分台でスピードも充分。ロードの安定感はピカ一で非常に頼りになる存在。×山学の日本人エース、○山学のエース
松森新一(4年)14分32秒54…4年間かけてコツコツ成績をあげてきている山学らしい選手
川口琢也(4年)15分00秒12?…夏前の時点でおそらくサテライトだった(部員名簿に名前がない)。夏合宿絶好調だった模様。1万で昨年末30分40秒を出している。
 
3年
オンディバ=コスマス(3年)13分44秒65≪10箱根3区2位、09出雲6区2位≫…関カレ1万走行中、脚を痛めるもハーフでは2連覇。ロードは強い。また、暑い方が強い、やや飛ばし癖ありな印象
松枝翔(3年)14分02秒98★≪10箱根1区7位、09全日本6区2位≫…昨年の秋からメキメキと力をつけてきている選手。ただ、故障の情報あり
中村悠二(3年)14分33秒05★…彼もまた叩き上げ。5千の自己ベストは暑く記録の出にくい時期(7月)のもの
 
2年
鳥羽和晃(2年)14分16秒44★…今季5千でブレイク中。
伏島祐介(2年)14分27秒40…3障が専門の選手。関カレや日カレでも健闘している
牧野俊紀(2年)14分34秒22…1年生で1万29分台突入している
篠塚春希(2年)14分40秒80…1万の記録を伸ばしてきている


主な欠場者
福島慎也(4年)14分46秒53
…昨年サテライトからブレイク。関カレハーフで健闘をみせていた
田口恭輔(3年)14分27秒21≪10箱根6区3位≫…昨年秋に自己新連発。山下りで好走していた。今季はやや不調だった
 高瀬、コスマスを軸に前回逃した優勝を狙いに行きたいところだが、ちょっと歯車が狂っているのかな。主戦力とみられた田口と福島が一次エントリーの段階で外れた。また、松枝に故障の噂が流れているのも気になるところか。ただ、その代わり昨年全くエントリーがなかった2年生が多くエントリー。こういうところは山学らしいのかなと感じた
 
 

予想オーダー
コスマス-鳥羽-高瀬-牧野-伏島-中村
 松枝に何事も無ければ、1区松枝2区鳥羽3区高瀬4区5区調子の良い選手6区コスマスで優勝を狙いにいけそうでしょうか。松枝の真偽の程は分かりませんが、もし無理だったらどんな風になるのかなと思って外して予想してみました。
 
 そういう場合は2本柱を1区3区。脇を2年生中心とした伸び盛りの若手で固めてくるかなあと。1区はやっぱスピードのあるコスマスで。高瀬だとちょっと勿体無いし、松枝以外だとちょっと荷が重いかなと。
 で、2区はスピードのある鳥羽、3区高瀬でこの地点でトップに立ち、牧野・伏島にいい流れの中で走らせてやりたい。で、アンカーは個人的ブレイク予感の中村。暑い中自己ベストを出しているので結構力つけてきているんじゃないかと思っています。
 
 まあとにかく、今年の山学の状況からして注目なのは、繋ぎ区間を走る選手が誰でどのくらい走れるのかということだ。記録会や出雲の状況で今後が占えそうだ。
 
追記:予想オーダーについては、週末の日体大記録会の結果からまた変更すると思います。変更する場合は記録会の記事に簡単に書きたいと思います
 

箱根駅伝論評~山梨学院大学

往路2位、復路7位
総合3位山梨学院大学
(予想:往路5位復路1位総合1位、2区3区5区6区7区9区の6区間正解☆)
区間、名前(学年)、区間タイム、区間順位、(総合順位)、トップとの差
1区松枝翔(2年)1時間3分16秒区間7位(7)49秒
2区高瀬無量(3年)1時間9分03秒区間7位(7→3)56秒
3区オンディバ・コスマス(2年)1時間3分04秒区間2位(3→2)52秒
4区後藤敬(4年)58分59秒区間14位(2→5)3分54秒
5区大谷康太(4年)1時間21分16秒区間2位(5→2)3分36秒

6区田口恭輔(2年)1時間00分09秒区間3位(2→2)2分50秒
7区小山大介(4年)1時間6分33秒区間11位(2→2)4分27秒
8区岩田真澄(4年)1時間7分54秒区間9位(2→2)5分25秒
9区中川剛(4年)1時間12分13秒区間9位(2→3)5分20秒
10区大谷健太(4年)1時間13分19秒区間9位(3→3)5分33秒

【敢闘賞】松枝翔…ハイペースの1区に対応
【殊勲賞】大谷康太…最初で最後の箱根路は5区2位
【技能賞】高瀬無量&田口恭輔…しっかりとしたペース配分&6区で59分台
【(激励の)喝】オンディバ・コスマス…思惑が狂い始めた
【喝】小山大介…総合優勝の可能性が消えてしまった

山は大健闘
 山梨学院が見せ場を作ったといえば、今回はだろう。5区は3年連続の高瀬かと思いきや、初の箱根路の大谷康太。トラックは3障で絶好調。駅伝も出雲は見せ場を作り、全日本も(多分急遽)初のエース区間でしっかり繋いでいた選手。だが、登りの適正はよく分からなかっただけに不安はあった。

 が、その心配は杞憂だった。序盤から早大八木らと競いながらまずまずのペースで登る。12km地点で脚が痙攣したそうだが、それにもめげず、後ろから上がってきた中大大石を振り切り、明大も抜いて2位浮上。その後もペースを乱さず、終わってみると大石や深津など実績のある選手より上回る区間2位。3障で鍛えた脚力を存分に発揮してくれた。さすが、高瀬に代わっただけあった。

 また、6区の田口も素晴らしい走り。秋からブレークしていたのに駅伝に出場してこないなあと思っていたが、山の準備だったのだろうか。登りはかなり苦手だったようだが、下りに入ってから、昨年60分切りの中大山下と互角の走り(これがあの事故の遠因にもなってしまったが…、いや別に田口に何の責任もない)。東洋との差を一気に45秒ほど詰めて、復路に向け流れを作ってくれた。来年、再来年も期待したいところだ。

スタートは決まるも
 ただ、惜しかったのは平地で誤算があったこと。1区2区に関しては言うことはない。出雲全日本でいまひとつだった後藤に代わって1区に入った松枝が、ハイペースの1区に対応。正直第2集団くらいかと思っていたが、全日本での走りはフロックではなかったということだ。2区のエース区間は高瀬がきっちり対応。昨年の5区でペース配分を失敗してから、非常に安定しており、今回もきっちりまとめあげた。この2人は来年の山学を引っ張る存在になるだろう。

 問題はここから。2区ではなく3区に回ったコスマスだが、調子は上がっていなかった感じ(2区高瀬、5区大谷康に目途が立って助かった)。序盤こそハイペースだったが、中盤からはペースをあげた明大鎧坂にじりじり引き離される。区間賞も奪われ、関カレハーフや出雲でみせていたロードの強さは、今回はなりを潜めてしまった。全日本と状態が合わせられない状況が続いている。来年からは2区を走ってもらいたいので、そこは反省してほしいと思う。

 更に誤算だったのは4区後藤。駅伝シーズン1区で失敗していたが、3年連続の4区なら大丈夫と思われたが、まさかの大失速。走り始めたときから、自分の感覚と実際のペースが合わず、中盤にさしかかる前で脚が動かなくなってしまったらしい。2年の箱根から4年の春先まで順調に成長していただけに残念であった。とにもかくにも、この地点で総合優勝がやや遠のいてしまった。

力んだのか?伸びなかった復路
 それでも山が踏ん張って、7区以降の実績十分の4年生が頑張れば、総合優勝も不可能ではなかったのだが、力を発揮できなかった。

 7区小山が東洋に1分30秒も引き離されてしまい、ここで事実上優勝が無くなった。トラックの持ちタイムから考えると区間11位は頂けない。7区8区あたりは序盤は先頭との差を詰めても後半引き離されるというのがよくみられるので、それを防ごうと序盤抑えさせたようだが、終盤に全くペースがあがらなかった。やはり3分近く差があるので、総合優勝を諦めないなら、ある程度は突っ込まなければならなかっただろう。

 その後8区岩田主将も思うように後半あげられず、9区中川も失速(彼は最初から体が動かなかったようだが)し、駒大に抜かれ3位。10区大谷健は弟と同じく12kmから脚が痙攣。最後は何とか総合3位をキープした感じ。総合優勝を意識して大差を追うというのは中々難しいのだろう。ただ、チャンスだっただけにちょっと残念である。



来期への展望

○卒業生出走メンバー(抜けるメンバー)
後藤敬4区14位、大谷康太5区2位、小山大介7区11位、岩田真澄8区9位、中川剛9区9位、大谷健太10区9位

○在校生出走メンバー
松枝翔1区7位、高瀬無量2区7位、オンディバ=コスマス3区2位、田口恭輔6区3位

○補欠メンバー(+α)
赤峰直樹、福島慎也、松森新一、山口大徳、中原薫(藤井翼、牧野など)

 さて、4年生が6人も抜けるので、現状総合優勝を狙うのはちょっと厳しくなる。最も、前回経験者の赤峰や、1万30分前後で走れるようになっている選手は大勢いるので、大きな戦力ダウンではないと思っている。彼らが今年のように順調に伸びてくれれば、昨年以上になる可能性は大いにあるというわけである。

 ただ、上位にいくにはやはり5区で稼ぐのは重要。なので、高瀬が5区に戻って、コスマスが2区で勝負できるようにしてほしい。2区67分半、5区79分、6区59分でいければ東洋柏原の貯金をゼロにできるかなあと感じているがどうだろうか。とにかく、コスマス次第では来年も上位で崩れない走りは可能とみる。

プロフィール

hakonankit

Author:hakonankit
FC2ブログへようこそ!

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR