2009/10/05
出雲駅伝予想~山梨学院大学
今度は
今年こそ日本人と留学生を融合できるか・・・【山梨学院大学】
今年の箱根は2つのブレーキに泣いたが、高いチーム力をみせた山梨学院大学。
その原動力となったモグスは卒業したが、
留学生のコスマスの存在や区間賞を取った中川などの成長で、今年も評価は高い。
出雲は昨年もコスマスで4位に食い込んでいる。昨年以上の成績が取れるか。
○1万
11組
9位後藤敬(4年)29分38秒14
13位高瀬無量(3年)29分46秒42★
19位小山大介(4年)29分53秒72
30位中川剛(4年)30分17秒00※スタート直後転倒
32位岩田真澄(4年)30分19秒82
10組
9位松枝翔(2年)29分42秒57★
12位田口恭輔(2年)29分44秒65★
26位大谷健太(4年)30分07秒22
8組
25位松森新一(3年)31分23秒13
7組
6位大野修(4年)30分54秒67
13位石田健祐(2年)31分22秒65
17位佐々木直弥(2年)31分30秒51
31位篠塚春希(1年)32分02秒49
6組
7位土田俊徳(1年)31分22秒62
5組
古川健太(2年)31分04秒04
○5千
37組
22位漆山貴文(4年)14分40秒46
30組
8位松本大樹(1年)14分32秒02★
29組
4位中原薫(3年)14分36秒90
昨年の今の時期に比べるとタイムが伸びていないのが少し気になる。特に4年生が誰も自己ベストを更新できなかったというのがちょっと残念だ。今年の山梨学院は4年生中心のチームなので、誰か自己ベストを出して活気付いてほしかった。3年も高瀬は初の1万なので★が付いているが、もうちょいタイムを出してもいい選手なのでやや不満である。その代わり数は少ないが2年生に元気がいい。松枝、田口が29分台に突入し、今年の躍進を予感させてくれた。特に松枝は夏のハーフで65分台を出したので注目の選手であった。おそらく三大駅伝のメンバーに入ってくるだろう。
区間エントリー
4年
中川剛/1万30分17秒00、≪9区1位。ハーフ1時間3分00秒≫
小山大介/1万29分53秒72、≪1万29分15秒11≫
後藤敬/日カレ1万8位29分34秒79、1万29分38秒14、≪4区4位。5千14分12秒26≫
岩田真澄/合宿はもう一つ、1万30分19秒82、≪7区4位。ハーフ1時間3分33秒≫
大谷康太/国体3千SC8位8分43秒71≪1万29分47秒22≫
大谷健太/1万30分07秒12、≪1万29分49秒39≫
松本葵/日カレ1500m予選3分54秒60、3000mSC2位8分54秒98、国体3千SC2位8分35秒72≪5千13分58秒63≫
3年
高瀬無量/1万29分46秒42★、≪5区22位(昨年6位)、ハーフ1時間2分59秒≫
2年
オンディバ=コスマス/日カレ10000m3位28分44秒62、≪ハーフ1時間2分29秒≫
松枝翔/1万29分42秒57★、≪ハーフ1時間5分40秒≫
1年
なし
○主なエントリー漏れ
赤峰直樹/≪10区8位。1万29分39秒56≫
田口恭輔/1万29分44秒65★、≪ハーフ1時間5分01秒≫
藤井翼/日カレ5000m欠場、≪5千14分09秒73(高校)≫
4年生が大量エントリー、大谷兄弟がどちらもエントリーされたのは予想外だった。その代わり3年生が高瀬1人、赤峰が外れた。1年生にいたってはエントリー無し。山学は上級生主体が通年とはいえ、藤井はどうしたのか。彼は間違いなく出雲メンバー入りの実力があるはずだが。とりあえず、4年生と高瀬、コスマスあたりに頑張ってもらうしかないか。で、区間予想だが…
まず1区は後藤。山学の1区といえば、松村であったが、今年卒業。次誰にするか悩みどころであったが、出雲に関しては後藤と判断。高瀬と迷ったが、5000mなどトラックの記録がいいのは後藤。一番スピードに対応できるのではと考えた。次の2区は昨年区間賞の松本だろう。20kmをやらないかもしれない選手を起用するなら他の選手に経験を…とちょっとは思ったが、折角のスピードを出雲に活かしたい。総合優勝の可能性も多少あるわけだし。ここらでトップ争いしておきたいところだ。
で、3区はハーフで素晴らしい実績を持つ高瀬。持ち味の積極性で各大学のエースに喰らい付いてほしいところだ。4区5区は誰にするか迷ったが、自己ベストで自信を深めている松枝は使いたい。田口もと思ったがエントリーに入っていないのでしょうがない。後1人となると記録会で一番いいタイムの小山ということになるか。昨年4区5区での日本人の好走が目立ったが、前回以上の走りができるか。メンバーは申し分ないはずだ。
アンカーは勿論コスマス。ロードではここまで失敗したレースはないので、安定した走りができると思う。ライバルは勿論、日大や第一工大の留学生となる。このあたりを前の5人で出来る限り突き放しておきたいところだ。そうすれば、優勝という可能性も出てくるはずだ。
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