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2013全日本駅伝オーダー予想~青山学院大学

出雲とメンバー大幅入れ替え
青山学院大学

出雲駅伝成績

5位2時間12分09秒
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区小椋裕介②23分47秒区間4位(4)22秒差
2区藤川拓也③17分00秒区間6位(4→5)38秒差
3区一色恭志①23分31秒区間7位(5→5)1分33秒差
4区竹内一輝④18分31秒区間7位(5→5)2分01秒差
5区鈴木優人④18分53秒区間7位(5→6)2分23秒差
6区神野大地②30分27秒区間4位(6→5)2分58秒差

エントリーメンバー

4年
石田駿介④29分42秒95≪4年:関カレハーフ出場≫…
昨年秋から台頭 全日本予選最終組に抜擢されている 10月の高島平20㎞で59分33秒を出した

3年
高橋宗司③29分36秒84≪3年:関カレハーフ出場、2年:箱根8区1位、1年:全日本4区8位≫…
今年の箱根8区区間賞 ロードで強さを発揮するタイプ
三木啓貴③29分36秒86…まだ駅伝出場はないが、高島平20㎞で60分39秒 一歩近づいた
佐藤研人③31分00秒72≪1年:箱根1区12位、全日7区11位、出雲6区11位≫…1年時に三大駅伝出走 苦しい時期が長かったが、少しずつ記録を戻してきた

2年
神野大地②29分01秒18≪1年:出雲6区4位、関カレ1万14位≫…
今年になって急激に力をつけ、全日予選はチームトップのタイム 初の駅伝の出雲はアンカーで4位 チームのエース格と成り上がった
小椋裕介②29分09秒30≪2年:出雲1区4位、1年:箱根7区14位、出雲1区7位≫…箱根後から一時不調だったが、調子を取り戻してきた 出雲で2年連続1区で好走
橋本峻②29分18秒28…トラックよりロードが得意な選手だが、9月末1万大幅ベスト 高島平も無難にこなした
山村隼②29分29秒08≪2年:関カレ3障出場≫…3障の選手だったが、夏を超えて成長 1万も高島平もしっかり走り切った
久保田和真②29分33秒55≪2年:関カレ1500m7位・5千7位、1年:箱根3区4位、出雲3区1位≫…エース候補の選手 特にロードで強さを発揮する選手 やや故障が多く、出雲前に靭帯を損傷している
渡邊心②29分43秒84…大学入学以来苦しい結果が続いてきたが、ようやく上昇傾向にある

1年
一色恭志①29分52秒53≪1年:出雲3区7位、関カレ5千15位、高校4区1位≫…
期待のルーキー 全日予選2組で終始レースを支配していた 秋に5千13分台をマークし出雲3区に抜擢された
茂木亮太①30分31秒05≪高校3区12位≫…高校駅伝出走 先日高島平で60分39秒をマークし注目株に
内田翼①≪都道府県1区12位、高校1区3位≫…高校駅伝1区3位と力のある選手 入学直後はうまくいかなかったが、高島平61分半ばで軌道に乗り始めた

主な欠場者
竹内一輝④28分59秒82≪4年:出雲4区7位、日カレ5千16位、2年:箱根6区6位≫…1万でチームトップの記録を持つ 故障が非常に多く出雲が2回目の大学駅伝
藤川拓也③29分34秒07≪3年:出雲2区6位、関カレ1万出場、2年:箱根6区14位、出雲2区2位≫…5千でチームトップの記録を持つ選手 出雲は昨年のようにはいかなかった
鈴木優人④29分56秒49≪4年:出雲5区7位、日カレ1500m7位、関カレ1500m8位≫…1500などでスピードのあるところをみせ、出雲で駅伝初出場にこぎつけた
 ある意味全日本エントリーで一番驚いたのはこの青学大だろうと思う。出雲駅伝エース抜きで総合5位に貢献したスピードランナーの藤川・竹内・鈴木選手を3人とも外してきた。そして9月末に1万で好記録を出していて出雲メンバーに入っていなかった高橋・山村・橋本選手らがエントリーしてきた。トラックランナーやロードランナーで箱根への調整方法を分けていると思われる。また、出雲本番直前に故障していた久保田選手もエントリーされていた。新たなメンバーで順位も狙っていくことになるのだろう。

区間オーダー予想
小椋-神野-一色-高橋-山村-橋本-茂木-石田
 すごく迷ったのが久保田選手を使うかどうか。靭帯損傷は軽ければ復帰は早いし、久保田選手自身も怪我明けでも結構走れてしまう選手だ。また、箱根2区最有力候補だろうから、出雲全日本無しで臨ませたくない。とはいっても、本調子でないところで出してもあまり意味がないんじゃないかとも思うのだ。
 
 また今のメンバー的にも序盤の主要区間で起用したい選手はいる。特に神野選手は駅伝デビュー戦となった出雲アンカーで、学生長距離界を引っ張る選手とそんなに秒差がつかなかった。全日本2区で他大と多く交差する中での勝負を見てみたいと感じた。なので、今回の予想は久保田選手は無しでしてみることにする。
 
 周りの1区3区は区間距離は変わりますが、出雲と同様の2人。小椋選手はやはり1区が得意なのかどうか、距離が長くなった全日本はもう一度走ってほしいと思ったのと、一色選手ですが、さすがにまだ長い距離はまだ人数のいる数の上級生が分がありそうだと思い、全日本は最短となる3区に入れてあります。他大も順調に走ったとして、6位のラインに食いついていたらひとまずいいのかなと思います
 
 4区は2年ぶりの高橋選手。1年時に区間8位で走り切り、長距離ロードの適性を見せていたが、違わず2年時に箱根8区区間賞。成長したところを見せてほしいと思っています。
 
 残り区間は、全て大学駅伝初出場の選手。てか高島平上位の選手をそのまま置いただけです。59分台快走の石田選手をアンカー、次に長い6区に1年時からロードで成績が良かった橋本選手、残りの区間を1万のタイムが良い山村選手を5区、台頭してきた1年生茂木選手を7区に置きました。ある程度調子を保っていれば面白いでしょうか
 
**********************

 ところで記事完成間際に20㎞全力で走った石田選手が、2週間後の全日本にまたそれに近い距離を走るのかという疑念が沸きましたが、書き直す余力がないのでそのままで(汗)(その場合、2区久保田選手いけるなら8区神野選手、無理なら4区橋本6区三木8区高橋で)
 
 流れにさえ乗る事ができれば、試しながらも十分にシード権獲得は可能という手駒の多さはさすがといったところ。順番はともかく出雲メンバー+高島平好走選手になるのではと思われる。ガラリと変わったメンバーでどういう成績になるか楽しみだ。

[ラスト!]2013出雲駅伝オーダー予想@青山学院大学

ラスト!
 
昨年覇者 再び流れは作れるか
青山学院大学

エントリーメンバー

※関カレは1部
4年
竹内一輝④13分53秒39≪4年:日カレ5千16位、2年:箱根6区6位≫…
怪我が非常に多いがスピードは一級品
鈴木優人④14分03秒99≪4年:日カレ1500m7位、関カレ1500m8位≫…1500でインカレ入賞 短い距離は非常に強い
石田駿介④14分10秒28≪3年:関カレハーフ出場≫…昨年の高島平あたりから記録が急上昇 全日本予選最終組に抜擢されている

3年
藤川拓也③13分51秒40≪3年:関カレ1万出場、2年:箱根6区14位、出雲2区2位≫…
2年連続出雲2区を走っており前回は区間2位 先日の記録会で5千青学記録保持者となった
川崎友輝③13分58秒82≪3年:関カレ1500出場、2年:箱根4区13位≫…昨年の1500m2部で躍進している スピードがある
高橋宗司③14分13秒43≪3年:関カレハーフ出場、2年:箱根8区1位≫…今年の箱根8区区間賞 ロードで強さを発揮する

2年
久保田和真②13分56秒16≪2年:関カレ1500m7位・5千7位、1年:箱根3区4位、出雲3区1位≫…
青学大のエース候補 昨年の出雲3区区間賞で優勝に貢献するなどロードで無類の強さがある インカレトラックでも入賞に食い込んだ 故障がちょくちょくあるのが難点
小椋裕介②13分56秒48≪1年:箱根7区14位、出雲1区7位≫…昨年の出雲1区で先頭集団に食らいついた影の立役者 箱根から急激に不振に陥ったが全日本予選あたりから徐々に走りを取り戻してきている
神野大地②14分04秒58≪1年:関カレ1万14位≫…今年になって急激に力をつけてきた 全日本予選では彼がチームを引っ張っていたと言えるかもしれない

1年
一色恭志①13分59秒07≪1年:関カレ5千15位、高校4区1位≫…
期待のルーキー 関カレは目立てなかったが、全日本予選2組で収支集団を引っ張り続け組トップ 先日5千13分台をマークした

主な欠場者
福田雄大④14分07秒14≪3年:出雲5区6位、2年:箱根3区13位≫…
昨年出雲優勝のメンバー 先日の記録会で1万ベスト
 卒業生は多いものの、スピードのある選手は数多く残っている。ロードになると威力を発揮するエースの久保田選手や、スピードが年々ついてる藤川選手など、昨年出雲優勝へ大きく流れを作った1区2区3区がそのまま残っている。また今年になって伸びてきた神野選手や鈴木選手、ルーキーの一色選手に、何とか上がってきた4年生の竹内選手など誰が入ってもおかしくない選手層は構築されている。昨年は出雲をガチで狙いに行ったが、今年は少し流れの中で、ということにするそうだが、どういうレースになるか。
 

予想オーダー
小椋-藤川-久保田-一色-川崎-神野

 ただ、優勝候補の一角くらいが現状だろうか。昨年はかなり展開がハマったと思う。昨年の1区2区3区をそのままにするか、それか久保田選手をアンカーに残すか…色々いじくった結果こうなった。
 
 やっぱり流れを作る方がいいんじゃないかと考え、2区3区は固定に。昨年2区2位3区1位は本当に大きかった。藤川選手はベストを更に伸ばしてきたし、久保田選手はちょくちょく怪我しながらもレースではしっかり走っている。強大な戦力を誇る東洋や駒大の隙を突くにはこういう作戦がいいと思います。
 
 重要なのは1区の人選。昨年と同じ小椋選手にするか、13分台出したての一色選手がいいか…結局同じにします。全日本予選の結果から一色選手と思っていたのですが、春先不調だった小椋選手がほぼ昨年の良かった状態になったのではと思ったので1区。経験がある方がいいかなと。一色選手は昨年の大谷選手のような役割を期待して4区に配しました。
 
 5区はどうだろう。日体大記録会で最終組を走った鈴木・竹内・川崎選手の誰かかなぁと思っています。あまりのハイペースに14分10秒前後にとどまりましたが、ここなら気持ちよく走れるのではと思ってます。一応川崎選手にしてありますが調子の上がっている選手で。
 
 アンカーは今回は神野選手に頑張ってほしい。先日の記録会でチーム内上位ではないものの、前半戦は関カレで健闘し、全日本予選ではチームの中で一番良いタイムをだすなど10㎞で結果を残していました。それ以上の走りで何とか優勝を…といった感じだろうか。
 
********************
 
 狙って優勝…となるとちょっときついか?ただ、つなぎの選手は非常に強力ですし、スピードランナーの乗った時の怖さというのはあります。再び先頭を賑わせて、全日本、そして箱根へ繋いでいきたい。
 
 なお、ツイッター上の情報から久保田選手が欠場すると噂となっています。発信源は簡単に見つかりますが、ガセを流そうとした感じでもないけど公式でもないので無視して予想しています。

青山学院大学~第89回箱根駅伝徹底解剖!


往路6位復路9位
総合8位:青山学院大学
(予想:往路6位復路3位総合4位 区間:タコ※jamgamhamさんが3区間的中)

往路は当たったのですが、総合力の高さを見せるはずの復路が…。区間配置は1区遠藤2区大谷10区出岐の時点でむちゃくちゃになりましたが、3区久保田くらいは当てておきたかった。

区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区遠藤正人(3年)65分36秒区間18位(18)2分04秒差
2区大谷遼太郎(4年)70分55秒区間5位(18→11)2分31秒差
3区久保田和真(1年)66分16秒区間4位(11→7)4分10秒差
4区川崎友輝(2年)59分35秒区間13位(7→8)4分31秒差
5区松田直久(4年)84分05秒区間4位(8→6)6分12秒差[-1分42秒差]

6区藤川拓也(2年)60分43秒区間14位(6→9)7分22秒差[-2分27秒差]
7区小椋裕介(1年)66分51秒区間14位(9→9)9分20秒差[-2分02秒差]
8区高橋宗司(2年)66分46秒区間賞☆(9→9)9分03秒差[-3分12秒差]
9区横山拓也(4年)71分53秒区間9位(9→8)10分30秒差[-3分11秒差]
10区出岐雄大(4年)73分19秒区間14位(8→8)12分33秒差[-2分25秒差]
【優秀選手】大谷遼太郎…入学当初距離に弱かったが、代役2区で快走
【敢闘賞】松田直久…2年ぶりの箱根5区 終盤に追い上げ区間4位の力走
【技能賞】久保田和真…故障明けながら1年生らしからぬ後半の強さをみせる
【殊勲賞】高橋宗司…亡き姉に捧げる区間賞
【特別賞】出岐雄大…最後の箱根は無念の成績も、青学大を上位チームに押し上げた功労者


点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
70 95 80 70 90
65 65 90 70 70
1区想定外の出遅れ 2区大谷5区松田の4年生が取り返す
出雲駅伝優勝から、高島平20km、その後の記録会で好記録連発で、総合力の高さを見せていた青学。箱根でそのままジャンプアップができるかどうか期待されたが、一つ懸念要素があった。大エースの出岐選手が故障がちで非常に不安定だったのだ。結局ベストオーダーは組めず、アンカーに回ることになった。

そうなると俄然大事なのは1区2区。まず流れに乗りたかった。大事な1区には、小椋選手など出雲で活躍した選手ではなく、3年生の遠藤選手。非常に調子が良いと自信を持っての起用だったが、かなり早い段階で先頭集団から後退。まさかの18位でのリレーとなった。これまでの実績からすると考えられなくもないが、監督からすると完全に想定外だったらしい。その後、マイナーな大会とはいえ、いいタイムで走っていたので力はついていたのでしょうが…そう簡単には好走できない大会だ。

ただ、これは4年生が頑張って取り返した。2区大谷選手が区間5位の力走で7人抜き。高校時代の持ちタイムは14分10秒ですが、1500が得意なスピードランナーというイメージだったので、2区を走る事になり、しかも好走するとはちょっと予想付かなかった。これは本人の努力が報われた結果だろう。少し流れを取り戻した中で3区久保田選手が区間4位で7位まで浮上。12月になってから捻挫があり、万全ではなかったが、中盤以降じわじわペースアップできるのはさすがといったところ。来年度は故障なくエースとして引っ張って欲しい。

次の4区川崎選手がもたついたが、5区4年生松田選手が快走をみせる。最初の平地で突っ込んで、登りに入った直後に苦しそうな顔で後退し始めた時点では「やってしまったか」と思ったが、その後リズムを取り戻し、ぐんぐん区間順位をあげていく。ラストの三つ巴のスパート争いも制して6位に浮上。元々、小嶺選手の好調が伝えられていたが、年末になって大きく上向きになったか、区間4位の走りだった。出遅れは痛かったが、復路に繋がる展開にはなった。


強大な戦力補強の弊害か 身を潜めたこれまでの調整力
ところが、復路の選手が活かすことができない。勿論、8区高橋選手は凄かった。完全に単独走の中で、区間賞獲得。ロードで比較的安定していて1年時に全日本4区で粘走していた選手だが、これからの飛躍が楽しみだ。

ただ、他区間は良くなかった。前年度の竹内選手が故障で出られなくなって、コンバートされた6区藤川選手が中盤で三つ巴の争いから脱落。7区は、復路の2区ということで勝負をかけて投入した小椋選手が終盤にガタッとペースダウン(結果的に1区にしなくて良かった(汗))。2年連続9区で前回4位の横山選手も大きな伸びは見られず。全体的にはちぐはぐだった。




来期への展望


○主な在校生
小椋裕介(2年)29分09秒30≪1年:箱根7区14位、出雲1区7位≫
福田雄大(4年)29分22秒71≪3年:出雲5区6位、2年:箱根3区13位≫
竹内一輝(4年)29分26秒17≪2年:箱根6区6位≫
三野貴史(3年)29分31秒22
遠藤正人(4年)29分35秒15≪3年:箱根1区18位、2年:箱根4区9位≫
三木啓貴(3年)29分36秒86
川崎友輝(3年)29分45秒78≪2年:箱根4区13位≫
藤川拓也(3年)29分46秒16≪2年:箱根6区14位、出雲2区2位≫
橋本峻(2年)29分48秒15
高橋宗司(3年)29分48秒55≪2年:箱根8区1位≫
渡辺利典(2年)29分55秒65
神野大地(2年)30分19秒82
石田駿介(4年)30分24秒35
渡邊心(2年)30分41秒83
山村隼(2年)30分55秒10
佐藤研人(2年)31分00秒72≪1年:箱根1区12位≫
久保田和真(2年)≪1年:箱根3区4位、出雲3区1位≫


○主な新入生
一色恭志14分00秒31≪高校4区1位≫
秋山雄飛14分07秒15≪都道府県4区1位≫
安藤悠哉14分13秒10≪都道府県4区24位≫
茂木亮太14分17秒48≪都道府県3区12位≫
内田翼14分17秒92≪都道府県1区12位、高校1区3位≫
鈴木悠日14分26秒50
吉田伊吹14分37秒50≪都道府県4区6位≫

○今から考えるオーダー
出雲:一色-藤川-小椋-秋山-川崎-久保田
箱根:内田-久保田-一色-秋山-高橋 竹内-三野-橋本-遠藤-福田
潜在能力が高いのは変わらず 出岐選手の涙を無駄にしないように
これは予測したかったな…。例年、青山学院は高島平を除いて、記録を狙わせるために1万以上の記録会に出ることはしない。12月上旬の記録会ですら、ようやく1万30分を切るくらいだ。それが徐々にスカウトが良くなり、競争力が激しくなったので、方針を変更し、12月上旬の大会でメンバー選考を行った。これまでとは比べ物にならないほど記録は出たが、これまでとは調整が違い狂ったのかなという気がした。それに、故障者や長い不調に陥る選手が増え始めている。競争力が激しくなると、どこも多少はなるのですが、何とか育て上げてほしいと思う。

来期は2区5区9区を走った4年生が抜けるのが痛いが、駅伝で活躍している高校生が今年も複数入学しているので、潜在能力自体は非常に高くなる。スカウトは既に強豪校になりつつあるので、見合った成績を残したい。そして何より、出岐選手の涙を無駄にしないようにしてほしい。12月に入ってまた故障があり、完走するのがやっとという状況だった。青学の躍進を語るためには必要不可欠な彼の意思を受け継いで欲しい。

幸いエース候補の久保田選手がおり、竹内・佐藤選手と言った故障していた選手がマイナーながら試合で結果を出せるところまであがるなどしている。色々な課題を抱えているが、まずは一部残留をかける関カレ、そして全日本の切符を掴んでいきたい。

H24年度青山学院大記録

1大谷遼太郎(4年)13分58秒75★,14分05秒58,14分11秒57,14分16秒03,14分21秒52,14分23秒13
2久保田和真(1年)14分02秒70,14分20秒54,14分26秒09
3出岐雄大(4年)14分03秒71,14分05秒10,14分08秒35
4藤川拓也(2年)14分03秒93★,14分15秒38,14分35秒11,14分44秒45
5高橋宗司(2年)14分13秒43★,14分18秒71,14分25秒37,14分29秒16,14分32秒37
6小椋裕介(1年)14分13秒87,14分18秒31,14分53秒30
7川崎友輝(2年)14分14秒81★,14分18秒02★,14分34秒97,14分41秒23,14分42秒74
8山村隼(1年)14分15秒75★,14分28秒79★,14分36秒97★
9石田駿介(3年)14分15秒95★,14分29秒10,14分36秒14,14分52秒64,14分54秒24
10橋本崚(1年)14分16秒23★,14分30秒84,14分33秒99,14分34秒95,14分41秒84,14分56秒15
竹内一輝(3年)14分19秒38,14分37秒05
小山裕樹(4年)14分20秒33,14分41秒33,14分46秒75,14分46秒87,14分47秒86,14分51秒67,14分54秒71,14分58秒27
三野貴史(2年)14分20秒62★,14分23秒91,14分24秒20,14分28秒28,)14分31秒38,14分42秒88,14分44秒02,14分45秒96
内村亮(1年)14分21秒34★,14分35秒28,14分38秒19,14分46秒76,14分47秒50,14分51秒67,14分54秒77
山田学(2年)14分21秒97★,14分24秒26,14分26秒43,14分44秒95
渡邉心(1年)14分22秒56,14分31秒94,14分35秒53,14分41秒08,14分42秒51,14分53秒56
三木啓貴(2年)14分23秒38★,14分35秒50,14分43秒49,14分44秒93
中井一臣(4年)14分24秒32★,14分28秒33,14分31秒66,14分36秒40,14分43秒96,14分57秒85
神野大地(1年)14分24秒46,14分29秒58,14分32秒52,14分38秒25
遠藤正人(3年)14分24秒71,14分25秒44,14分27秒45,14分45秒4,14分50秒65,14分57秒76
鈴木優人(3年)14分24秒73★,14分38秒03,14分43秒18,14分56秒16
渡邉利典(1年)14分26秒19,14分27秒11,14分29秒63,14分31秒60,14分31秒71,14分36秒12,14分40秒15
相原征帆(4年)14分26秒65,14分28秒82,14分36秒39,14分50秒80
横山拓也(4年)14分27秒03,14分29秒16,14分37秒03,14分38秒87,14分43秒59,14分46秒49
小嶺篤志(4年)14分27秒24★,14分40秒61,14分53秒54,14分53秒91,14分55秒52
松島良太(1年)14分28秒33,14分42秒00,14分42秒08,14分53秒16,14分56秒29,14分59秒28
内田昌寛(4年)14分29秒82,14分52秒34,14分52秒78
滝本無限(2年)14分32秒07,14分36秒71,14分39秒77,14分41秒37,14分44秒88
井上尚樹(3年)14分32秒19★,14分35秒60,14分36秒86,14分44秒30,14分48秒56,14分48秒62
三潟雄基(2年)14分35秒74★,14分39秒96★,14分41秒97
福田雄大(3年)14分35秒89,14分40秒99,14分56秒96
横田翼(3年)14分36秒22,14分39秒42,14分43秒09
伊藤弘毅(1年)14分38秒10,14分43秒26,14分57秒70
安部晃也(1年)14分38秒91,14分52秒16,14分52秒95,14分59秒68
小林剛寛(4年)14分39秒08★,14分53秒98,14分58秒25
佐藤研人(2年)14分39秒96,14分55秒24
藤川涼(2年)14分40秒79★,14分47秒50,14分50秒23,14分52秒66★,14分52秒96,14分58秒00★,14分58秒26
村井駿(1年)14分40秒83,14分45秒64,14分46秒46,14分51秒66,14分55秒91,14分57秒63,14分58秒66
豊田芳宏(3年)14分42秒08,14分47秒51,14分56秒79
木甲斐優太(3年)14分43秒45,14分50秒44,14分58秒06,14分58秒08
松田直久(4年)14分44秒76
西村厚志(3年)14分45秒77,14分47秒47,14分48秒87,14分50秒14,14分56秒93
吉田圭佑(1年)14分46秒49,14分51秒00
高木聖也(2年)14分55秒83




1大谷遼太郎(4年)28分46秒02★,29分46秒52,29分58秒39,30分14秒54
2小椋裕介(1年)29分09秒30★,29分58秒08★,30分05秒99
3三野貴史(2年)29分31秒22★,29分52秒99★,29分58秒87
4横山拓也(4年)29分35秒08,30分01秒25,30分07秒01,30分09秒14,30分53秒8
5遠藤正人(3年)29分40秒48,30分16秒1,31分14秒98,31分17秒61
6藤川拓也(2年)29分46秒16★,30分29秒97
7川崎友輝(2年)29分50秒43,30分23秒70
8橋本崚(1年)29分50秒99,31分13秒72
9渡辺利典(1年)29分55秒65★,30分21秒87,31分26秒75
10山田学(2年)29分56秒50★,30分10秒76,31分05秒84
福田雄大(3年)30分00秒02,30分35秒05,30分37秒06
松田直久(4年)30分01秒34,30分09秒01,30分14秒54
内田昌寛(4年)30分03秒59★,30分04秒93★,30分29秒32
井上尚樹(3年)30分10秒87,30分13秒25,30分40秒17
高橋宗司(2年)30分11秒46,30分14秒88
内村亮(1年)30分14秒24★,30分41秒60★
滝本無限(2年)30分16秒42★,30分25秒40★
小嶺篤志(4年)30分17秒36,30分22秒80,30分38秒86
神野大地(1年)30分19秒82★,31分22秒10
木甲斐優太(3年)30分22秒73★
石田駿介(3年)30分29秒7
安部晃也(1年)30分33秒42★
西村厚志(3年)30分33秒76★,31分28秒42
渡邊心(1年)30分41秒83★
三潟雄基(2年)30分42秒66★
松島良太(1年)30分53秒92,31分19秒26
山村隼(1年)30分55秒10★
相原征帆(4年)30分56秒54
高木聖也(2年)30分56秒87★
佐藤研人(2年)31分00秒72★
村井駿(1年)31分12秒33★
出岐雄大(4年)31分13秒01
横田翼(3年)31分13秒59
小山裕樹(4年)31分18秒98

青山学院大学区間オーダー予想~第89回箱根駅伝

前回5位
出雲で大学駅伝初制覇も箱根は挑戦者 気負いのない走りでどこまでいける!?
青 山 学 院 大 学

エントリー選手独断ランク付

7点:エース区間、山で大きく稼げる選手


6点:エース区間、山でしっかり走れる選手

出岐雄大(4年)29分02秒10≪4年:出雲6区3位、3年:箱根2区1位、全日本2区1位、出雲1区4位≫…学生長距離界のエース。箱根2区区間賞・びわ湖マラソンで大活躍。その後、故障して以降やや安定感には不安がある


5点:エース区間や山も走れる選手
久保田和真(1年)13分59秒16※≪1年:出雲3区1位、高3:都道府県5区1位、高校1区1位≫…今年No.1ルーキー。春は小さな故障を繰り返していたが、出雲区間賞デビュー その後の高島平で59分半ばで長距離ロードでの適性をみせた


4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
大谷遼太郎(4年)28分46秒02★≪4年:出雲4区1位、3年:箱根10区7位、全日本3区8位≫…スピードに魅力のあるランナー。やや不安定だが乗るとかなり走る
小椋裕介(1年)29分09秒30★≪1年:出雲1区7位、高3:都道府県1区21位、高校1区12位≫…高校3年後半は不本意だったが大学に入って尻上がりに成績が伸びて、秋には主力の一人に 出雲ではある意味優勝の功労賞に
藤川拓也(2年)29分46秒16★≪2年:出雲2区2位、1年:出雲2区7位≫…トラックから台頭してきた選手 出雲では特性を存分に活かした
横山拓也(4年)29分33秒88≪3年:箱根9区4位、全日本8区8位≫…3年連続箱根出走 前回は良かった 今季は全般的に良くなかったが甲佐10マイルでほぼ復活


3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
遠藤正人(3年)29分35秒15≪2年:箱根4区9位≫…前回の箱根出走 高島平・甲佐10マイルと連続で堅実に走った
川崎友輝(2年)29分45秒78…関カレ2部1500で表彰台に立った 秋口は試合に出てこなかったが、甲佐10マイルでチームトップに
橋本峻(1年)29分48秒15…長い距離に強い1年生 高島台・甲佐10マイルと安定している
高橋宗司(2年)29分48秒55≪1年:全日本4区8位、出雲5区6位≫…前回全日本4区に抜擢 無難に走りロードに強いところをみせた
小嶺篤志(4年)29分54秒02≪3年:箱根5区11位、2年:箱根8区10位、1年:箱根5区10位≫…過去2回箱根5区を担当して無難にまとめている 秋になって調子があがっている


2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
松田直久(4年)29分35秒85≪2年:箱根5区12位、出雲4区10位≫…箱根5区出走経験あり
相原征帆(4年)29分42秒47≪1年:箱根8区8位≫…1年時に箱根8区出走してシード確保に貢献 今季復活気味
中井一臣(4年)30分23秒00…高島平で60分20秒の成績でメンバー入り
渡邊心(1年)30分41秒83≪高3:都道府県5区6位、高校1区5位≫ …今季全般的に不調だったが、甲佐10マイルでまとめてメンバーに滑り込んだ


1点:繋ぎの区間で耐えられる選手

山村隼(1年)30分55秒10…関カレは3障で活躍した 高島平で61分半ば


0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数


上位10人合計:40点
(参考:シード争い→30点、優勝争い→40点)

5千順位-1万順位(今季1万)-ハーフ順位
7位-16位(17位)-4位

10月に衝撃が走った。周囲も監督本人も全く予想していなかった出雲駅伝制覇及び大学駅伝初制覇となった。展開と区間配置、及び気象条件が全て味方していたとはいえ、地力がついてきた事を窺わせた。特に柱の出岐・久保田選手が本調子なら一気に乗るということが分かった。その後の全日本の他強豪校のチームの走りをみると総合力はまだもう少しという印象、また前回5位のメンバーが一部外れたということで総合優勝となるとちょっと高い目標か。ただ、甲佐10マイルなど至近の結果からみると総合力はかなり上がっていそう。



区間オーダー予想

小椋-出岐-大谷-藤川-小嶺
川崎-遠藤-橋本-久保田-横山
ひとまず前回の箱根と出雲を基本とした。1区は出雲で成功して、その後の記録会でもいいタイムを出している小椋選手そのままで。成功しているのだから変える必要はないだろうということ。また青学は過去3年間1年生に1区を任せているのもある。区間一桁を取ったことはないが、彼ならいいところで2区にいけるとみる。

次の2区は出岐選手でいいだろう。今年は春先の怪我以降不安定なことが多いが、過去2年間の経験があるので動かせない。3区は久保田選手を置くのがセオリーだろうが、もし出岐選手が本調子なら、いい位置につけるだろうから、乗ったら強い大谷選手を起用し、久保田選手を温存して総合優勝にちょっぴり欲出してみるか。難しいなら追い上げるのが得意な久保田選手で流れを切らさないようにするというのでどうだろう。

続く4区は出雲2区2位とスピードのある藤川選手。高島平でもまずまずで最短4区ならスタミナに問題はなかろう。さて問題は山。青学が総合優勝候補にまで名前が挙がらないのはここが課題だから。駒大と東洋は6区に選手がいる、早大と明大は5区に候補がいる。ただ、青学はどちらも目途が立っていない。5区は毎年安定しているが区間10位では総合優勝に手は届かない。6区は前回59分台の選手がエントリー漏れしてしまった。人選どうするか。

自分が思ったのは、5区に関しては3回目の小嶺選手で。今年の秋は例年以上に記録会のタイムが良かったので少しはタイムが上向くかもしれない。抜けた6区は川崎選手を投入。1500のスピードがあり、甲佐10マイルチームトップで走りきって勢いがある。ハマればむしろ前任者以上もありえるのでは??どれほどの位置で踏みとどまるか。位置次第では、復路に強い青山学院が本領発揮できるが。

人選は非常に悩むが残っている選手では9区は久保田選手。ロードで、特に後半の安定感は1年生らしからぬところがあるので、充分適任だろう。残った7区8区10区はまずは箱根経験者で甲佐10マイル上位の遠藤・横山選手。遠藤選手は4区走っているの裏の7区、横山選手は長丁場の経験あるので10区。最後は2年生の高橋選手…にしようかと思いましたが、1年生の橋本選手。ロードは結構強いらしく伸び代にかけました。




原監督「9区久保田10区出岐」
小椋-大谷-藤川-遠藤-小嶺
川崎-高橋-橋本-久保田-出岐

後、自由に発言している原監督の「9区久保田10区出岐」ならどんなオーダーになるかやってみました。まあ、失敗してもシードなら何とかなるのか??100%万全なら面白いけどねw


出雲で注目をやや浴びたものの、全日本の結果でやはり駒大と東洋の2強だということになり、注目度は意外と低くなり、それを追う可能性のあるチームの1つとなった。ただ、それはプレッシャーがかからない事で一つ追い風になる可能性はある。元々スマートな校風の青学が、伸び伸びと走っていかなる結果を残すのか。調整力自体は非常に高いですし、目を離せないチームだ。

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