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第91回箱根駅伝区間オーダー予想~青山学院大学

優勝候補より~駒数が豊富なチーム

 青 山 学 院 大 学

エントリー選手独断ランク付け

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手
一色恭志②28分23秒40
≪2年:全日1区6位、出雲3区、1年:箱根1区6位、全日本1区6位、出雲3区7位≫
 
5点:エース区間で区間上中位でいける選手
藤川拓也④28分20秒31≪4年:全日5区3位、出雲5区、3年:箱根9区3位、出雲2区6位、2年:箱根6区14位、出雲2区2位、1年:出雲2区7位≫
神野大地③28分41秒48≪3年:全日8区3位、出雲6区、1年:箱根2区6位、全日本2区6位、出雲6区4位≫
久保田和真③28分30秒78≪3年:全日2区3位、1年:箱根3区4位、出雲3区1位≫

4点:主要区間で区間上位でいける選手
小椋裕介③28分27秒73≪3年:全日4区8位、出雲1区、2年:箱根7区2位、全日4区7位、出雲1区4位、1年:箱根7区14位、出雲1区7位≫
高橋宗司④29分15秒42≪3年:箱根5区11位、全日8区10位、2年:箱根8区1位、1年:全日4区8位、出雲5区6位≫
秋山雄飛②28分58秒93≪2年:全日3区6位≫

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
山村隼③29分13秒05≪2年:箱根4区7位、全日7区10位≫
渡辺利典③29分05秒71
田村和希①≪高校3区4位≫

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
山田学④29分11秒89
渡邊心③29分09秒47≪3年:全日7区8位≫
安藤悠哉②29分12秒07

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
村井駿③31分12秒33≪2年:箱根6区18位≫
中村祐紀①29分11秒21≪全国1区7位、高校1区6位、国体5千7位、IH1500m2位≫
 
 
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
下田裕太①29分12秒92≪全国5区19位、高校3区35位≫
 
上位10人合計:39点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*4位14分00秒1-*2位28分48秒1-*4位63分16秒6
 3冠発言から始まった今年の青山学院大の駅伝シーズン。これまで多かった故障が激減し、その結果伸びる選手が増えて持てる戦力を出せるようになってきたのが大きいのだろう。中心となるのは一色選手。1年時から箱根で活躍し伸び盛りの選手だが、彼とほとんど変わらない力を持つ選手に藤川・神野・小椋選手、そして復活を遂げてきた久保田選手がいる。他にも長いロードが得意な高橋・秋山選手や新人の田村選手、また1万29分10秒前後に多数の選手がいる。何本もいる主力と分厚い選手層で初の栄冠を奪い取りに行く。
 
区間オーダー予想
久保田-一色-藤川-高橋-神野
村井-小椋-田村-秋山-渡辺利
 
 まず決めるべき(公表されたということ)なのが5区。前回2区で粘走をみせた神野選手を5区にコンバートし大勝負をかけるという。見た目筋力が少し足りない印象が不安だが、根性はある。5区で一番重要なのは気持ちが強いというのは確かな事。監督は77分台、本人は78分半との事。読みにくいが、それに近いタイムで行く事を願って他のオーダーを決めたい。
 
 2区が空いたので、誰かを置かなければならない。色んなオーダーめちゃくちゃ考えた挙句、高速駅伝を一番経験している一色選手。年間通して良かった彼が一番良いだろう。1区にはちょっと意外かもしれない久保田選手。小椋選手が好調ならと思ったのだが、全日本で肉離れしたという事で往路は避けた。また、久保田選手の経験した全日本の2区競り合いは中々のメンツだった。今少しお休みをいただいているという発言がちょっと気がかりだが、元来ロードに強いし大丈夫と見る。
 
 続く3区には昨年の9区からコンバート藤川選手。基本的にここで駒大を追う事になると思われるが、単独走が得意&1万28分20秒のスピードが不可欠だろうと思われるからだ。4区は、高橋選手を置く。最初は6区ではないかなと思っていたのですが、主力が一人故障で欠けたため平地へ。スピードとかではなくアップダウンの経験があるという事でトータルでタイムが残せると期待したためだ。ここまでやれば山に入るまで駒大と大差なくいけるか。
 
 神野選手にはやってもらうとして続く6区を誰にするか。前回ブレーキした区間である。迷いに迷って結局そのブレーキした本人村井選手。最初の登りさえこなせれば後は結構良かったはず。何とか60分台でと思っている。ここを耐えて次の7区で思いっきり攻めたい。往路を回避させた小椋選手をここに置いた。前回の経験も生きる筈。少なくとも63分前半は目指したい所だ。
 
 8区以降もやれるだけやりたい。唯一の1年生の田村選手がまずここ。上尾より記録の出にくい世田谷ハーフで63分台、高校駅伝でも登りの3区で中々の成績。8区ならやれると予想。続く9区には前回5区候補の秋山選手。初駅伝となった全日本は微妙だったが、9区で得意という単独走をしてほしい。アンカーは川崎選手と思っていたので非常に困っているのだが、学連記録会で29分05秒といい記録をだし、ハーフの持ちタイムもまずまずの渡辺利選手。こんな感じだろうか。
 
 どうかな。最後まで攻められるオーダーなら、小椋選手1区にし、久保田選手3区、藤川選手9区、秋山選手10区だが…山を終えるまでが強いだろう駒大を慌てさせるために7区までに主力と言う主力は全て使うオーダーにしました。箱根での過去最高は5位という事で、箱根での優勝争い経験が少ないが、ひとたび乗ればそれは関係ない。一気に栄冠へ突き抜けたいところだ。
 
 

[青山学院大]2014年4月-9月の結果

 
 
7/21 士別ハーフ
2位小椋裕介(青学3)64分21秒

7/6 網走
1万
一色恭志②28分23秒40★
小椋裕介③28分27秒73★ 秋山雄飛②28分58秒93★ 渡邊心③29分09秒47★
山村隼③29分17秒88

6/28 深川
5千
中村祐紀①14分23秒38
田村和希①14分42秒63
 
 
 
26.6.14-15 日本体育大長距離記録会
1万
 渡辺利典③29分51秒47★
高橋宗司④30分07秒38
1500
三木啓貴④3分50秒03
吉永竜聖①3分51秒52、一色恭志②3分51秒64、中村祐紀①3分52秒26
秋山雄飛②3分52秒38、佐藤研人④3分54秒33、渡邊心③3分54秒88
山村隼③3分54秒91、小椋裕介③3分57秒55、茂木亮太②3分57秒57
大越望①3分58秒05、川崎友輝④3分58秒35、田村健人②3分59秒72
田村和希①4分00秒12

5千
 近藤修一郎①14分20秒57★
内村亮③14分27秒63、下田裕太①14分35秒25、村井駿③14分43秒37
 
5/31 世田谷記録会
5千
渡邊心③13分59秒10★
大越望①14分04秒23★、田村和希①14分05秒81★、山村隼③14分13秒46
三野貴史④14分14秒49★、中村祐紀①14分15秒73、渡辺利典③14分19秒01★
貞永隆佑①14分19秒01、近藤修一郎①14分21秒00★、佐藤研人④14分23秒03
滝本無限④14分25秒92、松崎純也②14分31秒01、内村亮③14分32秒28
吉永竜聖①14分32秒99、田村健人②14分34秒80
 
 
 

5/16-17.24-25 関東インカレ 2部

1500
4位大越望(青学1)3分52秒70 +5
5位中村祐紀(青学1)3分53秒18 +4
8位吉永竜聖(青学1)3分56秒40 +1

1組1位中村祐紀①4分05秒96
2組2位吉永竜聖①3分51秒33
3組2位大越望①3分56秒21

1万
7位神野大地(青学3)29分39秒32 +2
38位川崎友輝④31分31秒64

3障
1位山村隼(青学3)8分52秒86  +8
1組7位内村亮③9分19秒78
2組1位山村隼③9分07秒29

ハーフ
1位神野大地(青学3)64分23秒 +8
2位一色恭志(青学2)64分26秒  +7
7位高橋宗司(青学4)65分51秒 +2

5千
5位秋山雄飛(青学2)14分07秒35  +4
7位川崎友輝(青学4)14分12秒44 +2
21位三木啓貴④14分31秒83
 
 
 
 
5/18 ぎふ清流ハーフマラソン
1位ビタン カロキ(DeNA)60分02秒
10位中尾勇生(スズキ浜松AC)63分46秒
--------------------------------
19位三野貴史④64分34秒
20位渡邊心③64分36秒
29位松島良太③66分25秒
山田学④66分51秒
佐藤研人④67分06秒
 
 
5/11 仙台国際ハーフ
1位JOHANA MAINA61分43秒
2位佐野広明62分40秒
高橋宗司④66分32秒
 
 
4/29 織田記念
ジェームス ムワンギ(NTN)13分18秒15
上野裕一郎(DeNA)13分34秒97
中村匠吾(駒大4)13分51秒93
秋山雄飛②14分05秒43★
 
 
4/26-27 日体大記録会
5千
川崎友輝④13分59秒37、三木啓貴④14分08秒30★、大越望①14分10秒18★
山村隼③14分11秒32★、小椋裕介③14分14秒32、高橋宗司④14分15秒43

 
渡邊心③14分17秒08★、中村祐紀①14分18秒52、貞永隆佑①14分18秒85★
渡辺利典③14分27秒11、松島良太③14分27秒78、山田学④14分27秒86

 
田村和希①14分32秒98、三野貴史④14分45秒09、佐藤研人④15分08秒51
 
4/20 かすみがうら10マイル
1位林昌史(ヤクルト)48分47秒
2位渡辺利典③48分52秒
10位山田学④49分50秒
18位鈴木悠日②52分02秒
 
 
 
4/19-20 兵庫リレーカーニバル
男子一般5千
大西毅彦(京都陸協)14分08秒33
吉村直人(立命4)14分10秒12
秋山雄飛②14分12秒82
アシックス1万
チャールズ ディランゴ(JFEスチール)28分18秒54
菊池賢人(コニカ)28分32秒05
大六野秀畝(明大4)28分50秒98
神野大地③28分51秒98
山村隼③29分52秒99
 
 
4/20 かすみがうら10マイル
1位林昌史(ヤクルト)48分47秒
2位渡辺利典③48分52秒
10位山田学④49分50秒
 
 
4/13 焼津ハーフ
7位高橋宗司④64分13秒
9位渡邊心③64分41秒
11位松島良太③64分52秒
三野貴史④66分15秒
 
 
4/12-13 第236回日体大長距離記録会
1500
中村祐紀①3分52秒69、大越望①3分53秒70、吉永竜聖①3分54秒15
1万
川崎友輝④28分44秒11★、小椋裕介③28分52秒67★、一色恭志②28分54秒97★
三木啓貴④29分29秒35★
5千
田村和希①14分18秒13、貞永隆佑①14分20秒28、近藤修一郎①14分40秒84
橋本峻③14分53秒32
 
4/6 日本平桜マラソン(23.5㎞)
3位山田学④75分59秒
5位渡辺利典③76分12秒

4/5 世田谷記録会
5千
秋山雄飛②14分10秒51、田村和希①14分12秒7★2、大越望①14分18秒04
三木啓貴④14分22秒08、高橋宗司④14分26秒06、吉永竜聖①14分26秒34★
中村祐紀①14分29秒30、近藤修一郎①14分31秒54、村井駿③14分32秒33★
下田裕太①14分32秒63、渡邊心③14分34秒11、松島良太③14分39秒43
内村亮③14分42秒07、三野貴史④15分09秒53、橋本峻③15分28秒51
 
4/5 金栗記念
5千
1位James Mwangi(NTN)13分25秒56
2位Edward Waweru(NTN)13分35秒63
3位Macharia Ndirangu(愛知製鋼)13分36秒79
八木勇樹(旭化成)13分48秒12
--------------------------
中谷圭佑(駒大2)13分48秒99
川崎友輝(青学4)14分05秒98
神野大地(青学3)14分12秒22
一色恭志(青学2)14分19秒40
小椋裕介(青学3)14分28秒37
山村隼(青学3)14分47秒87

第90回箱根駅伝からの来季戦力分析【青山学院大学】

 
往路5位復路6位
総合5位:青山学院大学
相次ぐ故障でどうかと思いましたが、思ったより戻っていました
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区一色恭志①62分15秒区間6位(6)50秒差
2区神野大地②69分44秒区間6位(6→5)1分56秒差
3区石田駿介④64分47秒区間8位(5→5)4分04秒差
4区山村隼②55分50秒区間7位(5→5)4分39秒差
5区高橋宗司③82分28秒区間11位(5→5)7分51秒差
6区村井駿②61分41秒区間18位(5→6)10分28秒差
7区小椋裕介②63分37秒区間2位(6→6)10分38秒差
8区井上尚樹④66分36秒区間10位(6→6)12分39秒差
9区藤川拓也③69分23秒区間3位(6→6)12分38秒差
10区竹内一輝④72分32秒区間17位(6→5)16分02秒差
新主力!一色・神野選手の活躍で流れに乗る 小椋選手もリベンジ
 主力の一人、久保田選手は一次エントリー前に離脱。山登り候補の秋山選手もいなくなった。更にエントリー後に4年生の石田・竹内選手が故障し、一時はどうなることかと思われた青学大だが、若い主力が大いに躍動した。
 
 特に1区2区が素晴らしかった。一色選手は積極的にハイペースの集団につき、一時は先頭を引っ張る活躍ぶり。区間6位ながら1年生の歴代記録を更新する62分15秒をマークし今後が期待される。2区ずっと主要区間に入り続けた神野選手は前が遠のく難しい中しっかりペースを保ち区間6位。若い2人で総合5位につけた。
 
 その後、最初で最後の箱根出場となった石田選手が堅実な走りを見せて区間8位。全日本の結果等からやや不安があったという山村選手も区間7位でしっかりまとめたが、山が今回苦しかった。5区実は登り苦手だったという高橋選手は何とかまとめたものの、6区抜擢された村井選手が中盤まで非常に苦しい走りで、ここで一つ順位を落とすことになった。シード争いに巻き込まれそうなちょっと嫌な感じになった。
 
 巻き返したのは、前回単独走の苦手が露呈しブレーキとなった小椋選手。区間賞争いをした末に区間2位。これで流れを取り戻した。本人も自信になった事だろう。2年前にも8区を務めた井上選手が堅実にリレーし、9区に入った藤川選手がここでまた快進撃。勝手にスピードランナーと思い込んでいたが、実は単独走の方が得意。69分前半の好タイムをマークし、じわりと明大の背中に迫ってきた。
 
 
苦労人・竹内選手がゴールテープへ 2年前とは違う味のする総合5位
 そして最後に登場したのは4年生の竹内選手。高校時代のキャリアから一躍注目を浴びていたが、走れた時期より故障した時期の方が圧倒的に多い苦闘の4年間だった。今年も一時エントリー後に脚を痛めた中、何とかこぎつけたのだった。慎重な入りから徐々にペースアップし中間点過ぎには明大に並びかけた。しかし、まだ苦難は続き、両足痙攣で一時立ち止ったという。
 
 それでも諦めずに追い、相手が失速したのもあるが、ラストで何とか交わして総合5位のゴールへ。竹内選手、迎えた選手ともども感極まっていました。監督の考えもあり、必ず笑顔で出迎えるという方針ですが、どちらとも自然に出たように感じました。そういえば2年前は大黒柱出岐選手の作った流れもあっての総合5位。今回は多くの選手の活躍がありました。少し違う味のする総合5位でした。

ついに監督から3冠宣言 山の選手と主力を万全の状態にし、いざ挑戦へ
 ややビックマウスな原監督ですが、ついにタイトルを狙って獲りに行く、という宣言が出ましたね。箱根後のレースでも一色・神野・藤川選手は成長しているところをみせていましたね。久保田選手が早めに復帰できれば十分にチャンスがでてきているのは確か。彼らをズラリとならべれば面白い駅伝ができそうな雰囲気がある。

 
●主な在校生
藤川拓也④28分35秒72≪3年:箱根9区3位、出雲2区6位、2年:箱根6区14位、出雲2区2位、1年:出雲2区7位≫
神野大地③28分41秒48≪1年:箱根2区6位、全日本2区6位、出雲6区4位≫
小椋裕介③29分09秒30≪2年:箱根7区2位、全日4区7位、出雲1区4位、1年:箱根7区14位、出雲1区7位≫
山村隼③29分13秒05≪2年:箱根4区7位、全日7区10位≫
橋本峻③29分18秒28≪2年:全日本6区5位≫
川崎友輝④29分24秒85≪2年:箱根4区13位、1年:出雲4区11位≫
三野貴史④29分31秒22
久保田和真③29分33秒55≪1年;箱根3区4位、出雲3区1位≫
高橋宗司④29分36秒84≪3年:箱根5区11位、全日8区10位、2年:箱根8区1位、1年:全日4区8位、出雲5区6位≫
三木啓貴④29分36秒86
上位10人平均:7位29分16秒1


松島良太③29分38秒75
山田学④29分39秒22
渡邊心③29分43秒84
安藤悠哉②29分49秒00
内田翼②29分52秒34
一色恭志②29分52秒53≪1年:箱根1区6位、全日本1区6位、出雲3区7位≫
村井駿③31分12秒33≪2年:箱根6区18位≫

●主な新入生
中村祐紀14分05秒20≪全国1区7位、高校1区6位、国体5千7位、IH1500m2位≫
大越望14分11秒72≪全国1区24位、高校3区19位≫
貞永隆佑14分19秒74≪全国5区24位、高校1区10位≫
田村和希14分21秒68≪高校3区4位≫
石川優作14分25秒12
近藤修一郎14分30秒28≪全国4区2位、高校1区29位≫
下田裕太14分37秒18≪全国5区19位、高校3区35位≫

●オーダー組んでみる
小椋-神野-久保田-中村-一色 高橋-山村-橋本-藤川-三野
 ひとまず思う課題として、今回出たのは山ということで。登りは今回、一時期考えられていた一色選手というのは手だが、秋山選手が本調子なら多分面白いのかな??6区は下りの適性自体はありそうな村井選手でもいいが、今回5区で下りが良かった高橋選手とかいろいろ考えられそう。選手層は厚いので1年かけてじっくり育成したいところ。
 
 もうひとつ気になるのが故障者の多さ。中々ここが改善されずベスメンが組めない(一説では2年前に完成したトラックが柔らかすぎるのが原因とか??)。東洋や駒大に立ち向かうには万全でないとと思う。もしかすると簡単に減らせないのかもしれないがさじ加減を慎重にしたい。
 
 メンバーは面白い。小椋選手や、他山村・橋本・川崎選手あたりは横一線。渡邊心・内田選手もそろそろ出てくるだろうし、新4年の三野・三木選手も虎視眈々と最後の舞台を狙っている。新入生では1区で区間一桁を残している中村選手がおもしろそうな存在。機運が揃ってきたところ、一気に2強に襲いかかりたい。

第90回箱根駅伝展望~青山学院大学


出雲と全日本で起用した選手を融合して
青 山 学 院 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
神野大地②28分41秒48≪1年:全日本2区6位、出雲6区4位、関カレ1万14位≫…今期の成長株 ロードシーズンでは出雲6区全日本2区共にしっかり走りエースの働きをしている選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
藤川拓也③28分35秒72≪3年:出雲2区6位、関カレ1万出場、2年:箱根6区14位、出雲2区2位≫…
5千&1万共にチームトップの記録を持つ選手 3年連続出雲2区を走っているスピードランナー

小椋裕介②29分09秒30≪2年:全日本4区7位、出雲1区4位、1年:箱根7区14位、出雲1区7位≫…単独走が苦手だが1区では確実に仕事をするランナー
一色恭志①29分52秒53≪1年:全日本1区6位、出雲3区7位、関カレ5千15位、高校4区1位≫…期待のルーキー 全日本予選あたりから波に乗ってきた 強豪揃った全日本1区で区間6位の好走を見せた

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
石田駿介④28分48秒62≪4年:全日本3区3位、関カレハーフ出場≫…高島平20㎞を59分半ばのタイムで走破 駅伝デビューとなった全日本本戦でも好走している ただ、その後故障した?
橋本峻②29分18秒28≪2年:全日本6区5位≫…トラックよりロードが得意な選手 駅伝デビューとなった全日本は無難にまとめた
高橋宗司③29分36秒84≪3年:全日本8区10位、関カレハーフ出場、2年:箱根8区1位、1年:全日本4区8位≫…1年時から駅伝で好走をしていて、前回の箱根では区間賞を獲得している 全日本ではシードのゴールテープを切った

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
竹内一輝④28分42秒71≪4年:出雲4区7位、日カレ5千16位、2年:箱根6区6位≫…故障が非常に多いがスピードの魅力のあるランナー 先日1万28分台を出した ただ、また故障したらしい?
遠藤正人④29分02秒17≪4年:関カレ1万出走、3年:箱根1区18位、2年:箱根4区9位≫…2年時から台頭して、記録は向上している ただ、3年の箱根から主要大会で結果が残せていない
山村隼②29分13秒05≪2年:全日本7区10位、関カレ3障出場≫…3障の選手だったが夏を超えて成長 全日本は失敗したがその後1万でベスト
三野貴史③29分31秒22≪3年:関カレハーフ11位≫…駅伝経験はないが、関カレ1部ハーフで良い順位を残している

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
井上尚樹④29分39秒49≪2年:箱根8区10位≫…ロードが得意な選手で2年時に8区10位 最近また調子が上がってきた
内田翼①29分52秒34≪都道府県1区12位、高校1区3位≫…高校時に1区での好走がある 前半戦は怪我できつかったが、少しずつ記録が上がってきている

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
松島良太②29分38秒75…高島平で60分台 その後、1万でもベストを出した
鈴木優人④29分56秒49≪4年:出雲5区7位、日カレ1500m7位、関カレ1500m8位≫…今年1500など短い距離で記録を残していて、出雲で駅伝デビューした
村井駿②31分12秒33…高島平で61分を切っている

上位10人合計:32点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*6位14分03秒1-*8位29分03秒9-*5位63分32秒
 エントリーで残念だったのはエースの久保田選手が結局今年度は一度も大学駅伝を走れないのが決まってしまったことだ。1年時の出雲の強烈な印象があるだけに来年度に期待したい。その中で、ある意味幸運なのは出雲と全日本もいない中で戦い、全日本は初めてのシード権を獲得したことだ。新エースとなった2年生の神野選手に期待のルーキー一色選手、初駅伝で好走した4年の石田選手に1区で力を出す小椋選手らが活躍。他にも1万28分台を出した藤川・竹内選手やロード得意な高橋・橋本選手など駒数は豊富。様々なオーダーが考えられる。
 
区間オーダー予想
小椋-神野-藤川-三野-一色
村井-竹内-橋本-石田-井上

 最も1区2区は多分この2名じゃないかと思われる。1区小椋2区神野選手。1区は前哨戦出雲では小椋選手で全日本は一色選手でどちらもいい成績を収めている。ただ、小椋選手は全日本4区や国際千葉駅伝を見る限りどうも単独走は苦手な印象を受ける。1区なら確実に仕事をするランナーということで1区が良いと考えます。
 
 2区は出雲6区4位全日本2区6位と続けてエース区間に起用され好走を続ける神野選手。昨年はエントリーにも入らなかったのだが、今年の春以降の快進撃を今も続けている。更に大学数が増える箱根はもう少し区間順位が下がるかもしれないが、現状の16人では一番信頼して任せられる存在だろう。
 
 さて、ここからが問題だが…まず3区は藤川選手。5千1万共に青学大記録保持者となった選手だ。安定感には若干不安ありますが、世田谷ハーフでもいい走りを見せていましたので、スピード区間の3区でその実力を発揮してほしい。4区は駅伝初出場となる三野選手。1万以上の距離で比較的安定していると思っている。復路の方がいいかもしれないが、終盤に他駅伝経験者を残したいので、ここで。山の前に堅実なレースをしてほしい。
 
 山は原監督の言動からするとそこそこ自信がある区間のようだ。5区は経験者不在、6区は2人いるがそれ以外からの起用の模様。試合の出場状況だけで判断し一色・村井選手とした。5区は走力もいるわけだが、学連記録会で走力がある選手で出場していないのは一色・橋本選手。勢いは一色選手が上と見て、一色選手にしてみた。村井選手は高島平以降試合出場が無い(年間通しても少ない)中でエントリーに入ってきたので、起用される可能性あるかなぁと思いました。どうなるのやら…
 
 その山を終えたところで勝負をかけて投入するのは4年生の竹内選手。怪我が多い中、今年は比較的試合出場が多い。1万28分42秒までタイムを縮めてきた。繋ぎ区間で威力を発揮できるのではないかと考える。続けて8区は先ほど5区の予想で名前を出した橋本選手。本人も5区や8区の希望の言葉が出ていますし、ある程度上りには自信を持っている模様。この区間でじりじり浮上していきたい。
 
 終盤の9区10区はやはり4年生がいいのではないだろうか。石田選手は全日本3区と最短区間でしたが、直前の高島平で59分台をマーク。試合でここのところ安定感がぐっと増しているので9区やれるのではと感じる。アンカーは同じ4年の遠藤選手や全日本アンカーの高橋選手や様々な候補がいますが2年前走った井上選手で。秋になって地方の駅伝で好走するなど密かに調子を上げてきている。起用あるんじゃないかと感じています。順調に言った場合はどの位置になるだろうか。
 
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 一応原監督のコメントを参考にしましたが、結構嘘つきな面がある方なんで(笑)、実際は全然違うかも。経験者以外で59分台で行けるなど言われますが、結局竹内選手じゃねーか、ということはありえそうですけどねw
 
 順位としてはどうなのでしょうか。プランとしては2区までは混戦の中引き離されずに粘り、後は山を中心にじわりじわり浮上していく事を狙っているような感じみたいです。ポイントとしては藤川・竹内選手などスピードランナーの安定感でしょうか。崩れる区間が出ると核となる選手が少ないだけにちょっと嫌なムードになる事もありえるかというのが不安要素か。
 
 最も、出雲や全日本など主要選手以外は全然違う選手を起用しながら中位に入る所から全体的な力はあるだろう。選手個々の特性を活かした区間配置が出来た時にどういう結果が出るのか楽しみなチームであることは確かだ。
 
 
【追記】どうも4年生の石田・竹内選手に故障情報が出ているようですね。一応、ランク一つ下げて紹介文少し変えます。なお区間オーダー予想は変更せずにおきます。

2013全日本大学駅伝~青学大の今後を考察

総合6位青山学院大学5時間22分09秒

区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップ差[シード権との差]
1区一色恭志①43分38秒区間6位1分00秒差
2区神野大地②38分38秒区間6位(6→4)43秒差
3区石田駿介④27分37秒区間3位(4→3)49秒差
4区小椋裕介②41分58秒区間7位(3→4)3分13秒差[-58秒差]
5区茂木亮太①35分55秒区間12位(4→6)4分50秒差[-43秒差]
6区橋本峻②37分08秒区間5位(6→6)5分50秒差[-56秒差]
7区山村隼②36分39秒区間10位(6→6)6分41秒差[-24秒差]
8区高橋宗司③60分36秒区間10位(6→6)9分00秒差[-11秒差]
アンカー接戦制し初シード 要因は序盤3区間の勢い
 7区終了地点でシード争いが熾烈を極めるとは思わなかった。6位で走り出した高橋選手と7位の留学生の選手とのタイム差は僅か24秒差。案の定、5㎞あたりで抜き去られ、もうこれで6位以内のチームは確定と思われた。ところが、日体大の主力選手が脱水症状で急失速、6位の座が転がり込んできた。そのまま順調にいくと思いきや最後の最後で後ろの大東大が急接近。ややパニックになったという高橋選手だが、粘りに粘って6位。ついに初めての全日本駅伝のシード権を獲得した。
 
 最も、最終的にシード権を獲得するにあたって大きな貢献をしたのは最初の3区間だろう。結局エースの久保田選手の怪我は完治せずに、彼が不在の中で戦うことになったのだが、3区終了地点で総合3位だったのはちょっと予測できなかった。
 
 1区に大抜擢された1年生の一色選手は、並み居る強豪選手の中、区間6位。大東・市田孝選手らと最後まで競えたのは大きな収穫ではないだろうか。また2区神野選手は出雲アンカーに引き続き強かな走り。大東や明大の選手と走りながら、2つ順位をあげた。元々高校時代から実力があったとはいえ、1年2年の選手で最初の2区間乗り切れたのは大きい。
 
 更に3区4年生で今回が大学駅伝初出場となった石田選手が区間3位の好走。大東をすぐ抜いてからは、だんだん遠ざかる駒大の背中を追う展開ながら、自分の走りをしきった。さすが高島平20㎞で走りやすいコースとはいえ59分台で優勝したのは伊達じゃなかったようだ。この地点で総合3位にいたことは非常に大きかっただろう。

楽に戦えたはずが… 小椋選手の単独走や新戦力など不満成績続き
 ただ、逆に言えば7区終了地点では6位まで下がってしまったということだ。ここからはちょっともどかしかった。1区で失敗のない小椋選手が準エース区間の4区に抜擢された
ものの、区間7位とやや苦しい走り。中間地点で苦しそうな表情だったのは少し気になった。
 
 5区6区7区は高島平20㎞で好走した選手がそのまま入ったのだが、ここは勿体なかった。5区茂木選手が区間12位の苦しい走りで2つ順位を落とし6位に後退。6区橋本選手に関しては区間5位で走ったものの、原監督からは合格点は出ず。7区山村選手は積極的な走りをしていたものの、終盤失速。後ろと大きく差を詰められてしまった。
 
 青学大は(特に今回はエース抜きなわけで)総合力で勝負するチーム。それが繋ぎの5区6区7区で順位を下げてしまったのはちょっと残念であった。アンカーの高橋選手も順位的には区間10位で決して良かったわけではなく、シード確保にはちょっとラッキーな面もあった。箱根で更に順位を上げるために改善すべきところだろう。

最後に調子を上げてくる者は?
 とはいえ、駒数は多くてオーダー予想に困る。最後の最後まで誰がどこに入るか読めないのが現状だ。山も未知数だ。ひとまずこの時点だとこんな感じなのかな??と思ったオーダーだ。
今考える箱根オーダー 
一色-神野-久保田-石田-橋本 竹内-藤川-秋山-小椋-高橋
 1区2区は仮に久保田選手が全快したとしても全日本の1区2区と同じく一色・神野選手で言ってみてもいいんじゃないかなと感じています。今の神野選手ならしっかり追っていけるでしょうし、久保田選手は追い上げるのに崩れる選手ではないと思うので。石田選手は全日本3区と同じ感じですかね。
 
 山は何人も候補はいそうですが、本人が最近希望していた橋本選手を5区、6区は2人経験者いますが、過去59分台で走破した竹内選手が入る事ができれば一番いいのでしょうか。後は高島平好走でのぼり得意な秋山選手とかか。1区に一色選手を入れたため、小椋選手の配置に困りましたが、9区に入れてみました。
 
 いずれにせよ、少しずつ戦力が整ってきたのは事実だ。2年前に総合5位の大学記録をマークしたが、それ以上は充分に狙える力は秘めていそうである。

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