前回5位
出雲で大学駅伝初制覇も箱根は挑戦者 気負いのない走りでどこまでいける!?
青 山 学 院 大 学エントリー選手独断ランク付
7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手出岐雄大(4年)29分02秒10≪4年:出雲6区3位、3年:箱根2区1位、全日本2区1位、出雲1区4位≫…学生長距離界のエース。箱根2区区間賞・びわ湖マラソンで大活躍。その後、故障して以降やや安定感には不安がある
5点:エース区間や山も走れる選手久保田和真(1年)13分59秒16※≪1年:出雲3区1位、高3:都道府県5区1位、高校1区1位≫…今年No.1ルーキー。春は小さな故障を繰り返していたが、出雲区間賞デビュー その後の高島平で59分半ばで長距離ロードでの適性をみせた
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手大谷遼太郎(4年)28分46秒02★≪4年:出雲4区1位、3年:箱根10区7位、全日本3区8位≫…スピードに魅力のあるランナー。やや不安定だが乗るとかなり走る
小椋裕介(1年)29分09秒30★≪1年:出雲1区7位、高3:都道府県1区21位、高校1区12位≫…高校3年後半は不本意だったが大学に入って尻上がりに成績が伸びて、秋には主力の一人に 出雲ではある意味優勝の功労賞に
藤川拓也(2年)29分46秒16★≪2年:出雲2区2位、1年:出雲2区7位≫…トラックから台頭してきた選手 出雲では特性を存分に活かした
横山拓也(4年)29分33秒88≪3年:箱根9区4位、全日本8区8位≫…3年連続箱根出走 前回は良かった 今季は全般的に良くなかったが甲佐10マイルでほぼ復活
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手遠藤正人(3年)29分35秒15≪2年:箱根4区9位≫…前回の箱根出走 高島平・甲佐10マイルと連続で堅実に走った
川崎友輝(2年)29分45秒78…関カレ2部1500で表彰台に立った 秋口は試合に出てこなかったが、甲佐10マイルでチームトップに
橋本峻(1年)29分48秒15…長い距離に強い1年生 高島台・甲佐10マイルと安定している
高橋宗司(2年)29分48秒55≪1年:全日本4区8位、出雲5区6位≫…前回全日本4区に抜擢 無難に走りロードに強いところをみせた
小嶺篤志(4年)29分54秒02≪3年:箱根5区11位、2年:箱根8区10位、1年:箱根5区10位≫…過去2回箱根5区を担当して無難にまとめている 秋になって調子があがっている
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手松田直久(4年)29分35秒85≪2年:箱根5区12位、出雲4区10位≫…箱根5区出走経験あり
相原征帆(4年)29分42秒47≪1年:箱根8区8位≫…1年時に箱根8区出走してシード確保に貢献 今季復活気味
中井一臣(4年)30分23秒00…高島平で60分20秒の成績でメンバー入り
渡邊心(1年)30分41秒83≪高3:都道府県5区6位、高校1区5位≫ …今季全般的に不調だったが、甲佐10マイルでまとめてメンバーに滑り込んだ
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手山村隼(1年)30分55秒10…関カレは3障で活躍した 高島平で61分半ば
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
上位10人合計:40点
(参考:シード争い→30点、優勝争い→40点)
5千順位-1万順位(今季1万)-ハーフ順位
7位-16位(17位)-4位10月に衝撃が走った。周囲も監督本人も全く予想していなかった出雲駅伝制覇及び大学駅伝初制覇となった。展開と区間配置、及び気象条件が全て味方していたとはいえ、地力がついてきた事を窺わせた。特に柱の出岐・久保田選手が本調子なら一気に乗るということが分かった。その後の全日本の他強豪校のチームの走りをみると総合力はまだもう少しという印象、また前回5位のメンバーが一部外れたということで総合優勝となるとちょっと高い目標か。ただ、甲佐10マイルなど至近の結果からみると総合力はかなり上がっていそう。
区間オーダー予想
小椋-出岐-大谷-藤川-小嶺
川崎-遠藤-橋本-久保田-横山
ひとまず前回の箱根と出雲を基本とした。1区は出雲で成功して、その後の記録会でもいいタイムを出している小椋選手そのままで。成功しているのだから変える必要はないだろうということ。また青学は過去3年間1年生に1区を任せているのもある。区間一桁を取ったことはないが、彼ならいいところで2区にいけるとみる。
次の2区は出岐選手でいいだろう。今年は春先の怪我以降不安定なことが多いが、過去2年間の経験があるので動かせない。3区は久保田選手を置くのがセオリーだろうが、もし出岐選手が本調子なら、いい位置につけるだろうから、乗ったら強い大谷選手を起用し、久保田選手を温存して総合優勝にちょっぴり欲出してみるか。難しいなら追い上げるのが得意な久保田選手で流れを切らさないようにするというのでどうだろう。
続く4区は出雲2区2位とスピードのある藤川選手。高島平でもまずまずで最短4区ならスタミナに問題はなかろう。さて問題は山。青学が総合優勝候補にまで名前が挙がらないのはここが課題だから。駒大と東洋は6区に選手がいる、早大と明大は5区に候補がいる。ただ、青学はどちらも目途が立っていない。5区は毎年安定しているが区間10位では総合優勝に手は届かない。6区は前回59分台の選手がエントリー漏れしてしまった。人選どうするか。
自分が思ったのは、5区に関しては3回目の小嶺選手で。今年の秋は例年以上に記録会のタイムが良かったので少しはタイムが上向くかもしれない。抜けた6区は川崎選手を投入。1500のスピードがあり、甲佐10マイルチームトップで走りきって勢いがある。ハマればむしろ前任者以上もありえるのでは??どれほどの位置で踏みとどまるか。位置次第では、復路に強い青山学院が本領発揮できるが。
人選は非常に悩むが残っている選手では9区は久保田選手。ロードで、特に後半の安定感は1年生らしからぬところがあるので、充分適任だろう。残った7区8区10区はまずは箱根経験者で甲佐10マイル上位の遠藤・横山選手。遠藤選手は4区走っているの裏の7区、横山選手は長丁場の経験あるので10区。最後は2年生の高橋選手…にしようかと思いましたが、1年生の橋本選手。ロードは結構強いらしく伸び代にかけました。
原監督「9区久保田10区出岐」
小椋-大谷-藤川-遠藤-小嶺
川崎-高橋-橋本-久保田-出岐
後、自由に発言している原監督の「9区久保田10区出岐」ならどんなオーダーになるかやってみました。まあ、失敗してもシードなら何とかなるのか??100%万全なら面白いけどねw出雲で注目をやや浴びたものの、全日本の結果でやはり駒大と東洋の2強だということになり、注目度は意外と低くなり、それを追う可能性のあるチームの1つとなった。ただ、それはプレッシャーがかからない事で一つ追い風になる可能性はある。元々スマートな校風の青学が、伸び伸びと走っていかなる結果を残すのか。調整力自体は非常に高いですし、目を離せないチームだ。
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