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【応援しているチーム発表♪】10番目は東洋大学

そろそろ自分が現在応援しているトップ10を発表していこうかと思います。
最初の10番目は…東洋大学です

箱根2連覇し、そろそろ東洋をストップかけるチームは現れないかという思いはありますが、それでも面白そうな素材が多いので応援している気持ちはあります。
 
まずは、主な結果をまとめてみました。
○関東インカレ
1500
決勝
3位川上遼平(3年)3分51秒91 +6
予選
1組4位川上遼平(3年)3分53秒80
2組11位設楽悠太(1年)3分55秒12

1万
3位柏原竜二(3年)28分35秒14 +6
10位設楽啓太(1年)29分16秒11
18位山本憲二(3年)29分49秒34

3障
決勝
3位小池寛明(1年)8分54秒39 +6
予選
1組8位畑勇希(1年)9分19秒33
2組2位小池寛明(1年)9分06秒96

ハーフ
3位大津翔吾(4年)63分32秒 +6
22位田中貴章(3年)66分14秒
34位千葉優(4年)68分01秒
5千
6位川上遼平(3年)13分46秒55★+3
12位柏原竜二(3年)13分51秒21
17位設楽啓太(1年)13分59秒08★

○日本選手権
柏原竜二(3年)29分22秒79
○アジアジュニア選手権
設楽啓太(1年)32分47秒16
 
それと、今季のトラックベストをまとめてみました。こちらの方が普通の上位10人よりも役に立つ可能性ありますし。ただ、この東洋がどの位置なのかというのはまたこれから調査していきます
H22/7/11現在
○5千(上位20人)
*1位川上遼平(3年)13分46秒55★
*2位柏原竜二(3年)13分51秒21
*3位設楽啓太(1年)13分59秒08★
**位設楽啓太(1年)14分07秒19
*4位設楽悠太(1年)14分16秒47
*5位田中貴章(3年)14分16秒98
*6位冨岡巧(2年)14分17秒97★
**位設楽悠太(1年)14分22秒19
*7位佐藤寛才(3年)14分22秒21
*8位山本憲二(3年)14分23秒33★
*9位鴛海辰矢(4年)14分24秒66
10位日下佳祐(1年)14分27秒13★
11位本田勝也(4年)14分27秒68★
12位大津翔吾(4年)14分28秒64
**位日下佳祐(1年)14分29秒32★
13位渡邉公志(2年)14分30秒06
14位池田亮太(4年)14分30秒39★
15位大津顕人(1年)14分31秒28
16位前田信哉(4年)14分33秒66
17位定方俊樹(1年)14分35秒38
18位富永光(4年)14分35秒58★
19位今井翔太(4年)14分36秒68
**位定方俊樹(1年)14分36秒95
**位池田亮太(4年)14分37秒86
20位西山祐生(2年)14分37秒70★

○1万
*1位柏原竜二(3年)28分35秒14
*2位大津翔吾(4年)28分45秒11★
*3位市川孝徳(2年)28分54秒93★
*4位設楽啓太(1年)29分16秒11
**位柏原竜二(3年)29分22秒79
*5位鴛海辰矢(4年)29分33秒86★
*6位山本憲二(2年)29分37秒50★
*7位大津顕杜(1年)29分39秒82★
**位山本憲二(2年)29分40秒06
**位山本憲二(3年)29分49秒34
*8位川上遼平(3年)30分01秒24★
*9位前田信哉(4年)30分23秒41
10位本田勝也(4年)31分15秒71
11位若林孝哉(2年)31分20秒73★
抜けていたらすみません。
 
それとその他の種目で成績が良かったものです
○その他
1500
1位川上遼平(3年)3分50秒78
*位川上遼平(3年)3分51秒91
*位川上遼平(3年)3分53秒80★
2位日下佳祐(1年)3分55秒14
3位設楽悠太(1年)3分55秒12
*位設楽悠太(1年)3分55秒63
*位日下佳祐(1年)3分58秒78

3000
1位設楽啓太(1年)8分07秒38
2位柏原竜二(3年)8分14秒64

3000SC
1位小池寛明(1年)8分54秒39
*位小池寛明(1年)9分02秒32
2位畑勇希(1年)9分15秒84

ハーフ
1位大津翔吾(4年)63分32秒
2位田中貴章(3年)66分14秒
3位千葉優(4年)66分04秒
4位本田勝也(4年)66分20秒
5位今井翔太(4年)66分45秒
*位千葉優(4年)68分01秒

幸手さくらマラソン
1位川原卓也(2年)51分07秒
2位蓑和広太朗(2年)51分38秒
3位冨岡巧(2年)51分42秒
4位鴛海辰矢(4年)51分42秒
5位池田亮太(4年)51分42秒
6位若林孝哉(2年)51分42秒
日本平桜マラソン23.4km
1位市川孝徳(2年)73分04秒

男鹿駅伝
1区9.6km
定方俊樹(A1年)29分00秒区間賞
日下佳祐(C1年)29分07秒区間2位
2区9.5km
権守竜也(B4年)28分40秒区間賞
3区13.195km
設楽悠太(C1年)39分18秒区間賞
4区(9.1km)
池田亮太(A4年)28分09秒区間賞
5区(7.62km)
鴛海辰矢(A4年)23分32秒区間賞
 
次に学年別で振り返ってみます
 
 
4年
箱根2区を走った大津が更なる成長を遂げている。春先に1万28分台に突入すると、関東インカレハーフで最後まで優勝を争っての3位。駅伝でもエース区間は今年も間違いないか。他、頑張っているのが鴛海。今季1万チーム5位の成績、男鹿駅伝でも好走し、アピールし続けている。その他、本田や千葉貴や権守に富永、1年の頃良かった前田も虎視眈々とレギュラー入りを狙っている。逆に、2年連続箱根出走している千葉優、高見がやや元気ない。高見は特に今季試合に出ていないので状態が気になる。

3年
この世代が東洋は一番強いですね。昨年出雲でこの世代中心に試しただけありますね。勿論柏原が一番手。今季は故障上がりの影響でやや不調が続いているが、それでも5千13分台1万28分半ばはチーム唯一。順調に回復すれば昨年並みの活躍は期待できるか。そして今年は川上が急成長中。1500が得意な川上が長い距離にも対応。それにより得意距離にも磨きがかかったか、関東インカレでも活躍。主要区間に使ってみたい選手だ。山本も好調をキープしている。逆に佐藤、田中、宇野が若干苦しんでいるか。佐藤と田中はブレイクしかかって後一歩というところ。宇野は故障だろうか。

2年
この学年がちょっと伸びてきていないのかな。箱根3区を走った渡邉はここまでは不調。冨岡巧が復調しかけてはいるが長い距離はまだ未知数というところか。その中で市川が28分台。それからあまり試合で見ないが、また山篭りで、今度は6区区間新を狙わせるか。他、川原や齋藤あたりが伸びてこれるか

1年
元気がいい学年。期待の設楽兄弟もここまではまずまずの成績を残している。2人とも5千まずまず、今季セカンドもそれなりに走っているので評価していいと思います。特に兄は関東インカレ、アジアジュニアと大きな舞台も多く経験。駅伝でも使ってみたい選手だ。また、日下が急成長中。タレントぞろいの1年の中で決して目立つ存在ではなかったが、ここにきて徐々に名前が知れてきて、高校で一つ上のレベルだった定方と競っており楽しみな存在だ。大津も1万で一度結果を出している。また、故障で出遅れている延藤が巻き返せるかというところだ。
 

大津、日下、川上

設楽啓、設楽悠、市川、鴛海、山本

柏原、佐藤、田中、本田、渡邉、千葉優、定方
×
宇野、高見
選手別にまとめるとまあこんな感じでしょうか。東洋の分厚い選手層だとここに上がっている選手以外にメンバー入りしてくる可能性は大いありそうですが。
 

今ならこうしたい!
後は出場が決まっている駅伝のオーダーを、今の状態ならこうやって組んでほしい(予想とはちと意味合い違う)と思う組み方をしてみました。
出雲:柏原3-日下1-設楽啓1-設楽悠1-定方1-川上3
全日本:宇野3-設楽啓1-設楽悠1-川上3-延藤1-山本3-田中3-大津4
箱根:宇野3-大津4-設楽啓1-鴛海4-柏原3 市川2-山本3-千葉優4-川上3-高見4
 
出雲は元気のいい1年生を試したい。出雲の1区は最近非常にレベルが高いので、ここだけは柏原で真ん中は全部1年生。後、長い距離でも結果を出した川上にアンカーを走らせて見たい
 
全日本は、宇野が1区を無難に走れる状態まで戻ってきているならば、柏原抜きでオーダーを組んでほしいと思う。設楽啓あたり思い切って主要区間走らせたいので(ちと兄弟の負担重過ぎるかな(^^;)。それと延藤が戻ってきているならば一度使いたい。調子のいい山本はフォローの役割。これでもシード権は取れると思うのですが、どうでしょうか
 
箱根は現状の最高メンバーで。しかし4年生の穴が少ないので基本そのままかな。前回3区渡邉がここまで落としているので設楽啓(川上でもいいかな)。鴛海を前回の世古の再現を、という感じ。万が一柏原が調子が上がらなかった場合は、5区は大津か、市川でも面白いかもしれない。(まあしかし、繋ぎは誰が入るか分からないね。渡邉佐藤田中の逆襲も考えられるし、高見も中途半端な状態だと弾かれるかもしれない)
 
とまあ、こんな感じで続けていこうと思います。
数日後に9番目をと思っています。
 
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箱根駅伝論評~東洋大学

往路1位復路2位
総合1位東洋大学
(予想:往路4位復路2位総合2位・区間予想→1区5区的中)

 1区から4区(特に1区)が予想外の健闘を見せて、大幅に計算が狂ってしまった。区間予想を読むのはね~。2区大津になった時点で読めない。10区高見なんて読めない。(ただ、6区市川は当てたかった)

区間、名前(学年)、区間タイム、区間順位、(総合順位)、トップとの差
1区宇野博之(2年)1時間3分02秒区間5位(5)35秒
2区大津翔吾(3年)1時間9分49秒区間10位(5→7)1分28秒
3区渡邊公志(1年)1時間4分49秒区間10位(7→9)3分11秒
4区世古浩基(4年)57分14秒区間4位(9→7)4分26秒
5区柏原竜二(2年)1時間17分08秒区間新☆★(7→1)-3分36秒

6区市川孝徳(1年)1時間0分55秒区間9位(1→1)-2分50秒
7区田中貴章(2年)1時間4分56秒区間賞★(1→1)-4分27秒
8区千葉優(3年)1時間6分56秒区間2位(1→1)-5分25秒
9区工藤正也(4年)1時間12分18秒区間10位(1→1)-5分07秒
10区高見諒(3年)1時間13分06秒区間7位(1→1)-3分46秒

【MVP】柏原竜二…区間2位をダントツに引き離し、2年連続の区間新&往路優勝のゴールテープを切る
【敢闘賞】宇野博之…不安視されていた1区を上位で走り、流れを作る
【殊勝賞】田中貴章…2位以下を1分30秒引き離し、総合優勝を決定付けた
【特別賞】高見諒…2年連続総合優勝のゴールテープを切る
【監督賞】酒井俊幸監督…今年引き継いだチームを2年連続優勝に導く

2年生が大活躍
 大混戦が予想された今年の箱根駅伝だが、最大で5分以上差がつく程、東洋大の強さが際立ちました。その要因は何かと考えたところ、一番は2年生の3人の活躍が大きかったのではと思います。

 代表格は勿論、柏原。戦前から昨年のように一人で何分も貯金するだろうとは言われていたが、予想以上の強さ。5区の2回目はタイムが落ちることがデータ上多く、それに今年は向かい風が吹いており、トップが失速し中盤から一人旅になるという条件。個人的には79分前後と思っていた。が、結果は区間新。公言していた76分台とはいかなかったが、向かい風さえなければ達成はできていただろう。ただ、それ以上に区間2位に4分以上差をついていることが、柏原の強さを引き立てている。最近の箱根ではちょっと考えられないタイム差。もうまるで走力が違う。見た感じも昨年は初々しさがあったが、今年は風格が出てきている感じ。東洋大、いえ、日本長距離界の若きエースになれる逸材なので今後が楽しみである。

 それにつられて他の2年生も頑張った。宇野は夏に故障、秋に復帰したものの不安定で、全日本終了時には酒井監督から「20kmは怖くて使えない」と烙印を押されていた。スピードタイプということで1区だろうと思われていたが、ハイペースになった時対応できるのか疑問視されていて、私も1区でやや出遅れるという予想を立てていた。が、終盤までハイペースについていき、5番目で襷リレー。有力チームで先行されたのは早大くらいで、山学、駒大、日体大などには大きく貯金を作る走り。2区以降のランナーを楽にした。影の功労者は彼だろう。また7区田中の働きを忘れてはならない。東洋の7区は前回飛坂が区間賞を獲得しており、ここの穴が地味に響くのではないかと言われていた。が、その7区を全日本でも区間賞を取っていた田中がカバー…どころか他校との比較すると前回よりも良かった。ここで、追いすがる他校に引導を渡したといっていいだろう。

 この世代は元気が良く前哨戦で活躍した佐藤、山本、川上など続々と期待できるランナーが出てきている。ひとえに柏原の影響だろう。この世代が上級生になっていく来年以降は更に期待できるかもしれない。


徹底した後半のペースアップ
 勿論、要因はそれだけではない。前回の復路で、負けるはずの早大に勝った要因は後半しっかり走るというものだったが、今回も発揮された。
2区大津12位→10位
3区渡邉14位→10位
4区世古10位→4位
6区市川6位→9位
7区田中3位→1位
8区千葉4位→2位
9区工藤12位→10位
10区高見9位→7位

 これは1区と5区を除いた、最初のチェックポイントと最終の区間順位がどのようになっているかというものだ。後半スタミナ切れをした6区市川以外は全員区間順位が浮上している。前回、このような走りをさせたのは復路だけだったが、今年は往路から徹底させている。勿論、選手のタイプが元々そうだったというのもあるだろうが、東洋を5区までに差をつけたくても、復路で追い上げようとしてもそうは中々うまくいかないはずである。確実な走りで柏原の脚を引っ張らないようにしたのも勝った要因だ。


分厚い選手層
 そして何といっても、分厚い選手層である。出雲や全日本で、好成績を残していた山本、佐藤、川上がメンバー落ち。彼らは元々10人のボーダーライン上だった選手でテスト起用だったそうだ。調子が良ければあの程度の成績で走れる選手がうじゃうじゃいるという感じ。そこから選ばれている選手はほとんど調子がいいはずなので、失速する選手などいないのだ。実際、世古や渡邉あたりは、ボーダーよりやや下、千葉は今季の調子から無理なのではないかと思われていたが、好走。この分厚い選手層の中選ばれているので、自信を持って走っている。いわば、黄金時代の駒大みたいなものだろう。

 今回、実力のある高見がアンカーに回ったが、9区までの選手を自信を持って送り出せたからこそ高見を序盤に使う必要が無かった。本当に磐石な態勢だったのだ。



来期への展望

○卒業生出走メンバー(抜けるメンバー)
世古浩基4区4位、工藤正也9区10位

○在校生出走メンバー
宇野博之1区5位・大津翔吾2区10位・渡邊公志3区10位・柏原竜二5区1位・市川孝徳6区9位・田中貴章7区1位・千葉優8区2位・高見諒10区7位

○補欠メンバー(+α)
佐藤寛才・本田勝也・富永光・山本憲二(川上遼平・設楽兄弟・佐久間・大津など)

 いやはや、卒業生が2人しかおらず、しかもこのくらいの成績は東洋大の選手層だと軽く埋まってしまう程度の穴。特に往路の出だしが全員残るのは大きく、順調に行けば、柏原に昨年より更に少ない借金で、そして更に柏原で大きな貯金が見込めるというものだ。復路も出だしの市川が更にレベルアップするだろうし、また高見をアンカーに置ける。10人目のメンバー争いも佐藤や本田、富永らの在校生に新人の設楽兄弟など熾烈を極めそう。というわけで、柏原が故障でもしない限り、3連覇の可能性は非常に高い。暫く東洋大の時代が続きそうな雰囲気である。

箱根区間予想~東洋大学

前回1位。大エースに繋げ
東洋大学

09全日本2位、09出雲3位、09箱根1位

エントリー選手

詳細

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
柏原竜二(2年)/≪09全日本1区2位、09出雲1区2位、09箱根5区1位≫積極性があり、高いレベルで非常に安定している。山登りは滅法強い。

A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手
大津翔吾(3年)/≪09全日本8区7位、09箱根9区2位≫長いロードが得意。ただ、ここまで前回ほどの勢いはない
高見諒(3年)/≪09全日本4区4位、09出雲6区5位、09箱根10区≫秋から安定している。クレバーな選手。

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手
工藤正也(4年)/≪≫3障の選手だが、長い距離も比較的安定している
千葉優(3年)/≪09全日本5区13位、09箱根8区2位≫長いロードが得意。ただ今季は微妙。精神的にあまり強くないらしい?
宇野博之(2年)/≪09全日本2区8位、09箱根4区9位≫スピードが魅力の選手。夏に故障。全日本の時点で監督から20kmは怖くて使えないという評価を受けている。
佐藤寛才(2年)/≪09全日本6区3位、09出雲5区2位≫スピード型。20kmの実績はないが、駅伝は今の所非常に巧い
田中貴章(2年)/≪09全日本7区1位≫秋に急激に成長した選手

D(1点):繋ぎ区間で何とか区間中位で繋ぐくらいの選手
世古浩基(4年)/≪08全日本7区≫やや安定感にかける
川原崇徳(4年)/≪≫
本田勝也(3年)/≪≫
富永光(3年)/≪09箱根6区≫最近調子をあげてきている。
渡邊公志(1年)/≪09出雲3区13位≫春好調だった。

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手
山口裕岐(4年)/≪≫秋になって急激に調子を上げてきた選手
山本憲二(2年)/≪09出雲2区6位≫
市川孝徳(1年)/≪≫6月以降、全く試合に出ていない

上位10人平均(16人平均):2.3点(1.6点) 昨年:2.9点(2.1点)
※昨年の自分の記事見てみると基準あまりしっかりしていないようですが一応

5千10人平均(16人平均):8位14分10秒87(⑥14分18秒97)
1万10人平均(16人平均):7位29分15秒80(③29分27秒15・15人)
ハーフ10人平均(16人平均):12位64分19秒1(⑨64分49秒9・14人)
※数人間違えているようですが直す気力ありません。



戦力分析

 前回の優勝校の東洋大学。5区で新記録を叩き出した柏原の流れに乗り、67回目の箱根で初優勝を遂げた。今回も非常に分厚い選手層を誇っており、また出雲や全日本は選手を試しながら、それぞれ3位と2位に入っており、安定感も抜群である。監督は3位以内を目指して、ハマれば優勝ということを仰っておられるが、柏原がいる限りは優勝候補筆頭というところだろう。

 エースは勿論、柏原。出雲全日本ともに1区を担当。ライバルチームに大きくアドバンテージを取り、いい流れを作った。起用されるのはおそらく5区。前回が完璧だったので、区間記録更新は微妙だが、往路優勝候補筆頭なのは間違いない。脇を固めるのは大津、高見、千葉、宇野、富永の前回の出場者。他、勢いのある佐藤、田中ら2年、長い距離ではそこそこやりそうな工藤、川原、世古あたりが激しいメンバー争いをしている感じだ。

 ただ、やはり不安要素がある。チームの平均タイムを見ていると、層が厚いのは分かるが、決して優勝候補と言える持ちタイムを持っていない。まあ、通常の記録会はタイムを出すというより調整の意味合いが強かったようだが、どうも柏原頼みのチームという印象。特に往路の1区から4区が非常に不安。出雲も全日本も柏原の流れで走っているので、果たして本来の力が出せるか。特に前回3区大西の穴がデカく、ここで-2分の可能性も。また千葉や大津あたりの経験者が今シーズンいまいちだったのも不安要素。全体的に昨年を下回りそうな感じなのだ。もっとも、どこも戦力はやや落ちているので相殺できるかもしれないが、抜けている印象はない。往路優勝できなければ、ちょっときつくなるかもしれない

 まあ、それでも繋ぎ区間は充実。メンバーむちゃくちゃかもしれないが予想してみる。
 
 

区間予想

柏原5区:宇野-高見-富永-田中-柏原  工藤-佐藤-川原-大津-本田 ←これでいきます
柏原2区:宇野-柏原-高見-田中-大津 富永-佐藤-工藤-千葉-本田

 こんな感じにしてみたが、どうだろうか。1区は20kmに不安はあるが、スピードは完全に戻っている宇野。高見や大津を使うわけにもいかないので、正直他に適任者がいない。無理に引っ張ったりせずついていってラストで勝負してほしい。2区は5区以外で唯一昨年より上回る可能性のある高見。爆発力はないが安定感はあるので70分ちょっとくらいでまとめてくれるだろう。日大には4分近く空けられるだろうが、他のチームは1分から2分ほどで留めたい。

 個人的に一番問題区間と感じる3区。誰も思っていないだろうが、富永を下りから平地にコンバート。トラックの自己ベストを出したし、下り基調。65分くらいで凌いでもらいたい(これはないかな…)。4区は全日本区間賞の田中1万までは結構走れるのでその勢いで。選手の力が均衡しているので、最近の調子で判断したがどうだろうか。

 そして柏原。自チームの力が落ちているが、他チームの力がおちているので、トップとやはり4分から5分くらいか。前回4分58秒差を追いついたが、トップのチームが区間13位。上位チームのどこかが80分台で走られたら、ちょっと追いつけないかも…。ただ、順位はともかく、前にまたポツポツ選手が見える状況になる可能性が高いため、記録を出すための舞台は今年も整いそう。5区はきついので経験がマイナスに出ることがあるが、それが出なければ(柏原だから大丈夫かも?)76分台で来ることも可能なのかと感じる。とりあえずチーム自体は盛り上がるかもしれない。

 6区は富永を平地に回したので空いてしまうが、工藤でどうか。3障をやっているので脚力はあるし、スタミナも問題ないだろう。前回の富永のタイムを出来れば上回ってほしいというところだ。7区は前回区間賞の飛坂が抜けたところ。ここは駅伝巧者の佐藤でどうだろう。追い上げムードを作ってほしい。8区は経験者の千葉がいるが、調子が上がっていないので川原で。何とか2人くらい4年生が入ってくれればと思っている。9区は大津しかいない。前回並みの走りはちょっときついだろうが、大崩せずに走ってくれそう。ラストは本田に。秋から長い距離2回走っているので距離の不安はない。前回の高見を目指してほしい、こんな感じか。

 どうだろう、3位くらいは充分狙える。ただ、優勝となると決め手がないか。もし往路で山学に先を越された場合は、山学が自滅しない限りは優勝は不可能と判断している。駒大、早大も復路に決め手を残す可能性があるので出来れば抜いておきたいところだ。ちなみに、柏原2区の場合もちょっと考えてみた。こうなると完全に往路重視。5区ほどのアドバンテージは取れないだろうから、3区に高見を惜しげもなく投入。5区は長い距離に強い大津になる。復路が手薄になるが、千葉が9区で粘る、こんな感じになるだろうか。

 出場68回目で初めて受けるプレッシャーに見回られている。ただ、そのプレッシャーをコメントを見る限りうまく受け流している感じ。いいプレッシャーを感じながら、力を出し切れば、連覇という目標は達成できると思う。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

エントリー選手詳細~東洋大学

4年

工藤正也/5千14分21秒53、1万29分58秒84、ハーフ64分06秒

4月3障9分16秒32
4月1万29分58秒84
5月3障9分05秒05★
【関カレ3障9分07秒84】
6月5千14分21秒53★
10月1万29分48秒94★
10月5千14分22秒1
上尾ハーフ1時間4分44秒

世古浩基/5千14分16秒04、1万29分39秒44、ハーフ64分40秒

4月3千8分24秒95
4月5千14分35秒47
4月5千14分26秒19
5月5千14分16秒04★
6月5千14分39秒31
高島平1時間3分53秒
上尾ハーフ1時間6分50秒
11月1万29分39秒44★

川原崇徳/5千14分28秒68、1万29分40秒81、ハーフ64分35秒

4月1万30分50秒60
4月5千14分48秒76
5月1万30分14秒49
6月5千14分40秒41
高島平1時間1分13秒
11月1万30分26秒17

山口裕岐/5千14分39秒37、1万29分56秒71、ハーフ65分48秒

10月5千14分46秒04
上尾ハーフ1時間5分45秒
11月1万29分56秒71★

3年

大津翔吾/5千14分13秒86、1万29分14秒66、ハーフ63分34秒

4月ハーフ1時間5分49秒
5月1万30分20秒75
【関カレハーフ4位1時間4分40秒】
札幌ハーフ1時間6分08秒
10月1万30分00秒97
10月5千14分16秒6★
高島平1時間3分11秒
【全日本8区7位】
11月1万30分15秒35

高見諒/5千14分12秒52、1万29分13秒00、ハーフ63分41秒

4月5千14分50秒35
札幌ハーフ1時間8分45秒
10月1万29分32秒81
【出雲6区5位】
【全日本4区4位】
11月1万29分13秒00

千葉優/5千14分30秒19、1万29分45秒30、ハーフ64分01秒

4月5千14分30秒35
4月1万30分01秒44
【関カレハーフ10位1時間5分09秒】
札幌ハーフ1時間5分41秒
【全日本5区13位】
上尾ハーフ1時間5分40秒
11月1万30分24秒41

本田勝也/5千14分30秒22、1万29分27秒21、ハーフ64分49秒

4月3障9分45秒87
4月10マイル51分38秒
5月3障9分31秒77
6月5千14分30秒22★
8月20km1時間6分57秒
9月1万30分16秒55
高島平1時間1分31秒
上尾ハーフ1時間5分42秒
11月1万29分41秒34

富永光/5千14分37秒3、1万29分44秒06、ハーフ64分34秒

4月12km36分36秒
【関カレハーフ18位1時間6分00秒】
札幌ハーフ1時間9分14秒
11月5千14分37秒48
11月1万29分44秒06★

2年

柏原竜二/5千13分48秒54、1万28分20秒99、ハーフ63分16秒

4月1万28分20秒99★
【関カレ1万2位28分44秒97】
【関カレ5千2位13分48秒54】
【ユニバー1万8位28分38秒48】
【出雲1区2位】
【全日本1区2位】
【国際千葉1区5位】

宇野博之/5千13分55秒26、1万28分55秒32、ハーフ(なし)

4月3千8分18秒86
4月5千13分55秒26
【関カレ千五百4位3分51秒66】
【関カレ5千25位14分22秒64】
【全日本2区8位】
11月1万29分03秒34

佐藤寛才/5千14分11秒82、1万29分11秒23、ハーフ65分56秒

4月5千14分24秒92
4月1万29分31秒51
【関カレ1万21位31分12秒77】
6月5千14分25秒07
6月5千14分11秒82★
【日カレ1万15位30分20秒91】
【出雲5区2位】
【全日本6区3位】

山本憲二/5千14分29秒23、1万29分44秒41、ハーフ66分59秒

6月5千14分31秒89
10月1万29分44秒41★
【出雲2区6位】

田中貴章/5千14分16秒84、1万29分21秒99、ハーフ65分44秒

4月5千15分02秒74
4月10マイル54分04秒
5月5千14分33秒73
6月5千15分09秒27
10月5千14分13秒4★
【全日本7区1位】
11月1万29分21秒99★

1年

渡邊公志/5千14分16秒84、1万29分21秒99、ハーフ65分44秒

4月5千14分20秒58
4月1万29分33秒31★
5月5千14分08秒09
【関カレ5千18位14分09秒87】
5月5千14分05秒33★
【日カレ5千18位14分32秒27】
10月1万29分46秒45
【出雲3区13位】
上尾ハーフ1時間5分33秒

市川孝徳/市川孝徳/5千14分26秒93、1万(なし)、ハーフ(なし)

5月5千14分38秒97
6月5千14分26秒93★


○主なエントリー漏れ

川上遼平/出雲4区1位≪5千14分12秒86≫

4月3千8分30秒13
4月千五百3分55秒12
5月5千14分12秒86★
10月1万29分46秒41★
【出雲4区1位】
【全日本3区6位】

東洋大学~全日本大学駅伝まとめ

安定した力を発揮した・・・【東洋大学】


区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区柏原竜二(2年)43分08秒区間2位(2)21秒
2区宇野博之(2年)39分38秒区間8位(2→3)28秒
3区川上遼平(2年)28分26秒区間6位(3→2)23秒
4区高見諒(3年)42分39秒区間4位(2→2)21秒
5区千葉優(3年)36分30秒区間13位(2→4)1分26秒
6区佐藤寛才(2年)36分54秒区間3位(4→2)1分04秒
7区田中貴章(2年)26分06秒区間賞(2→2)1分04秒
8区大津翔吾(3年)61分19秒区間7位(2→2)3分36秒
○総合2位5時間24分20秒

(予想4位・言い訳→)若手の成長が著しいですね。想定以上でした。

追記:あ、ここ、見事順位を全部外しましたので、僕の見苦しい言い訳タイムとしますw

2年生の頑張りが順位に
 今回、2年生と3年生のみのオーダーで挑んだ東洋。特に2年生が5人おり、彼らがどれほど走るか、出雲のようにいい流れを作れるかというのに注目されが、結果的によく走った選手が多かった。

 1区柏原はあちこちで2区と言われていたのでびっくりしたが、流れを作るのには重要だった。本人も周りも不満なタイムながら区間2位。関東地区の日本勢はやはり大きく引き離した。2区の、貯金を使ってしまったのは、故障上がりだったため仕方がない。それでも起用したということは箱根2区も視野に入れているのだろうか。3区川上はスパートのタイミングが遅れてしまったようだが、少し前との差を詰めた。

 その後、6区の佐藤は直前に順位が2つ落ち、嫌な流れになりかけたところ、再び順位を押し戻す走り。佐藤は出雲に続き、悪い流れを断ち切っているのでいいランナーだ。そして7区の田中が何と区間賞。確かに5千のタイム的には7区のトップレベルだったのだが、ちょっと予想できなかった。2年生がずっと好位置をキープし続けたのが、最終的に2位に入った要因だ。

箱根は4区までをどうするか
 その他の3年生についてはもうちょっと走ってほしかった。高見は早大1年の平賀に着いて行かなかったのが響き、首位に浮上できなかった。5区の千葉に関してはなぜ起用したのかというくらい調子が悪かった。箱根ぶっつけにならないように起用しただけで走れる状態になかったところか。アンカーの大津は昨年よりやや悪い成績。まあ、ここの所不調が続いていたことを考えるとよく走ったのか。明大が駒切れしていたとはいえ、最後抜きましたしね。

 大荒れの全日本で唯一といっていいほど安定して走った東洋大学が、基本的には一番覇権に近いといっていいのだろう。今回のように荒れると余計。ただ、一筋縄に優勝候補筆頭とはいかないのは、柏原が走る位置が問題だからである。出雲、全日本と柏原が1区を走り、その流れだけ(は言い過ぎかもしれないが)で上位を走っているからである。柏原は箱根では当然山登りの5区に起用されるだろうから、1区から4区をその他の選手で凌がなければならないのだ。前回、山本大西という先輩がいながら、4区まで9位が精一杯。今の所、4区まで前回を下回る可能性が高い。そうすると、柏原でもトップまでは厳しくなる。そこまでどうするかがポイントだろう。

宇野-高見-佐藤-川上-柏原 富永-田中-川原-大津-千葉

 一応こうしてみた。普通に感がれば2区は、昨年の箱根成績が良かった大津、全日本2区の宇野だが、全日本の走りを見ると不安が残る。ということで、出雲全日本と主要区間を任された高見かと。クレバーな選手だし、今なら昨年の山本を上回ることも可能だろう。そして、3区は劣勢状況を2度も跳ね除けた佐藤。周りの選手のレベルは上がるが、その経験から抜擢。といっても、昨年の大西のようにはさすがに無理。川上も長い距離はまだ未知数なので、頑張って前回並みだろう。やはりここまでは苦しい。

 その後山は当然この2人。柏原は昨年の勢いが無いのは気になるが、まあダニエルが対応しない限り区間賞は取れるだろうが、果たしてトップまで追い上げられるか。ここでトップに立てば、流れも出来るし、復路は全日本区間賞の田中や前回9区2位の大津などが控えており、かなりの確率で優勝が可能になってくる。

 まあ、安定した選手や選手の層を考えると復路はとりあえず問題は無い。あまり順位を落とすということは考えにくい。繰り返しになるが往路終了地点でどの位置にいるかがキーになってくるだろう。

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