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東洋大学-箱根駅伝フリーダムに論評-

往路1位復路2位
総合2位:東 洋 大 学
(順位予想:往路1位☆復路3位総合2位☆ 区間予想正答:5区6区8区9区10区)
 
 順位の方はだいたい予想通りでしたかね。区間予想は王道と思われた1区設楽2区大津にするかスポーツニュースに出ていた2区3区設楽兄弟にするかで悩んで前者にしてしまったので前半はあまり当たらなかったですね(まあ、後者にしたら大津を9区にしてそれはそれで外れですが…)
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区川上遼平(3年)64分23秒区間8位(8)2分01秒
2区設楽啓太(1年)68分09秒区間7位(8→6)2分20秒
3区設楽悠太(1年)64分00秒区間8位(6→7)2分35秒
4区宇野博之(3年)55分25秒区間3位(7→3)2分54秒
5区柏原竜二(3年)77分53秒区間賞☆(3→1)-27秒
6区市川孝徳(2年)59分58秒区間3位(1→2)36秒
7区大津翔吾(4年)64分49秒区間4位(2→2)1分24秒
8区千葉優(4年)66分13秒区間賞☆(2→2)57秒
9区田中貴章(3年)69分46秒区間賞☆(2→2)40秒
10区山本憲二(3年)69分36秒区間賞☆(2→2)21秒
【技能賞】柏原竜二…3年連続5区77分台
【敢闘賞1】8区~10区の千葉優、田中貴章、山本憲二…最後まで追い上げ、レースを盛り上げる
【敢闘賞2】設楽啓太…1年生ながら2区好タイム

柏原への借金は過去最少差
 必勝パターンは決まっていた。これまでの2連覇がそうだったように4区まで確実に繋いで5区柏原で逆転。復路は長い距離が安定している上級生で逃げ切る、もしくは競り勝つというもの。一見、持ち込みかけたように見えたが最終的に勝てなかった。もう一度振り返ってみる。
 
 柏原への借金はこれまで4分半前後だったのに対して、今回は3分以内に留めて総合でも3位につけた。これはチーム力があがったと言える。まあ、1区川上4区宇野あたり若干積極性に欠けていたかもしれないが、昨年の相手ならそれで良かったしだいぶ結果論も多くなるかな…。じわじわ差は付けられたがここは決定的な感じは個人的にはしない。
 
 5区柏原は、今季全般的に不調でしたが、昨年より気象条件が良かったのにタイムが落ちたということはやはり脱していなかったという感じか。前の選手が中々見えず単独走も負担になったようですが。それでも逆転して往路優勝に3年連続導いたのはさすがといった所と言えよう。
 
 
区間順位以上にタイム差が大きかった6区7区
 少々誤算はあったが展開的には85回大会の初優勝とほぼ同じだった。ただ、この2区間で相手に力でねじ伏せられてしまった。区間順位は3位4位、相手の早大は2位2位で大きく見えないがタイム差が1分51秒と相当ついた。
 
 6区市川は高野の予想を上回る走りで最後の3㎞で一気に36秒差を付けられ、7区大津は不調だったらしく追えなかった。6区はこれ以上人材はいなかっただろうけど、7区は同じ4年生の高見や本田でも務まったはずが変えられなかったのが響いたでしょうか。早大は故障者の代わりの選手が踏ん張りましたが、東洋はそれが出来なかった。
 
 これで「1位を走ったら力3割増し」という早大に力を発揮させてしまい、最後の3連続区間賞も届かなかったのだと思う。
 
 
 
早大ファンの視点から一言「怖かった」
 と結果的に勝ったので色々言えますが、レース中は本当に怖かったです。特に8区からの追い上げは…。8区千葉は縮めてくることは分かっていたのでどこまで来るんだろうとドキドキ、9区田中は横浜駅→権太坂の間に一気に縮まったのでこれは追いつかれる…、10区山本は八ッ山橋で30秒切ってきてさらにペース上げたという実況にもうダメ~、、、とね(笑)
 それと2区3区と一番厳しく出入りが激しい区間を、1年生の設楽兄弟がしっかり順位をキープしてきたのもレベルの高い事。さすがに2連覇してきたチームだなと感じます。
 

 

柏原世代最終学年で勝負の年!

 そしてそのレベルの高いチームは来年度、最高潮を迎えそう。というのも柏原を初め、川上、宇野、田中、山本とこの世代が4年生になります。すぐさま覇権奪回のチャンスと言うわけです

 
○卒業生出走メンバー(抜けるメンバー)
大津翔吾7区4位、千葉優8区1位
 
○在校生出走メンバー
川上遼平1区8位、設楽啓太2区7位、設楽悠太3区8位、宇野博之4区3位、柏原竜二5区1位、市川孝徳6区3位、田中貴章9区1位、山本憲二10区1位
 
○補欠メンバー(+α)
西山祐生、大津顕杜、小池寛明(渡邊、定方、今井など)
 
○現時点で考えるオーダー
出雲:設楽啓-設楽悠-田中-川上-山本-柏原
全日本:設楽啓-柏原-宇野-設楽悠-山本-田中-市川-川上
箱根:宇野-設楽啓-設楽悠-今井-柏原 市川-大津-山本-田中-川上
 何だかんだで2年連続で卒業生が2人しか抜けないんですよね。箱根で主要区間を担ったメンバーは全員残ります。まあ、選手層はぎりぎりでメンバーに入らなかった4年生がいるので若干下がりますが、面子はそろっている。それと設楽兄弟が更なる飛躍を期待できるのでそれも楽しみ。しっかり戦えばもう一度機が熟す事は充分ありうるだろう。
 
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箱根駅伝区間オーダー予想【東洋大学】

ラスト!
 
 
前回1位、V3は射程圏内か
東 洋 大 学
最近の成績:10全日本3位、10出雲4位、10箱根1位、09箱根1位

エントリー選手独断ランク付け

基準は①駅伝実績、②長い距離の実績、③最近の調子…のつもり
7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
柏原竜二(3年)28分20秒99≪10全日本2区4位、10箱根5区1位、09全日本1区2位、09出雲1区2位≫ご存じのとおり山登りの神。今季は春先の怪我以降不調が続いている。調子は上がってきたか?
 
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
 
5点:エース区間も走れる選手
大津翔吾(4年)28分45秒11★≪10全日本8区6位、10箱根2区10位、09全日本8区7位≫長いロードには下級生の頃から定評がある。前回の箱根は不調だったらしい
設楽啓太(1年)28分52秒22≪10全日本1区1位、10出雲1区5位、10対抗5区1位、09全国1区28位≫スーパールーキー。マイペースで走るのが持ち味。全日本では見事区間賞を獲得。高レベルで安定している
 
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
本田勝也(4年)29分19秒43★≪10全日本3区2位、10出雲5区2位≫今季ブレイク。苦しくなっ
てから大変粘れる選手
高見諒(4年)29分13秒00≪10箱根10区7位、09全日本4区4位、09出雲6区5位≫2年連続優勝のゴールテープを切っている。夏に故障したがだいぶ癒えたか
田中貴章(3年)28分46秒92★≪10全日本6区3位、10箱根7区1位、09全日本7区1位≫駅伝で安定感がある選手
川上遼平(3年)29分46秒41≪10全日本4区2位、10出雲3区6位、09全日本3区6位、09出雲4区1位≫ハーフチームトップ。前哨戦は主要区間で起用され続けた
市川孝徳(2年)28分54秒93★≪10出雲6区7位、10箱根6区9位≫前回下りを走った。春に起伏のあるロードレースで優勝したり1万28分台を出したりしている。積極的に走る
 
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
千葉優(4年)29分09秒28★≪10箱根8区2位、09全日本5区13位≫…箱根8区職人。地を這うよ
うに走る
富永光(4年)29分23秒68★≪09箱根6区12位≫前哨戦出場しなかったが上尾で63分台
山本憲二(3年)29分37秒50★≪09出雲2区6位≫前哨戦出場しなかったが上尾で63分台
宇野博之(3年)28分55秒32≪10箱根1区5位、09全日本2区8位≫故障で今季の初出場が11月1万。急回復できているか
設楽悠太(1年)14分07秒02※≪10全日本5区2位、10出雲2区2位、10対抗4区4位、09全国3区10位≫設楽啓の弟で双子。前哨戦繋ぎで共に区間2位
 
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
西山祐生(2年)29分35秒76★…秋以降の長いロードレースで2度結果を出している
 
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
大津顕杜(1年)29分26秒00★…ハーフ64分台を2回記録
 
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
小池寛明(1年)29分34秒36★…3障で活躍。6区の控え??
 
10人合計43点
前回成績:40点くらい
 
5千(今季5千)-1万(今季1万)-ハーフ
5位(7位)-2位(3位)-2位
 
 史上6校目の3連覇がかかる東洋大。前回は2位以下に大差を付けての優勝、卒業生の穴も少なく3連覇は濃厚と思われていた。ただ、若手を多く起用した出雲はともかく、全日本は他校に力負けし、珍しくミスも出て3位の成績。柏原など箱根経験者の主力選手がうまく働かなかった。ただ、前回の経験者が多く残っており、20㎞に強い上級生は多く存在する。新人にも楽しみな選手がいる。一番優勝に近い所をあげるとするとここだろう。
 

区間オーダー予想

個人的に考える王道~練習継続した選手で
設楽啓-大津-川上-本田-柏原
市川-設楽悠-千葉-田中-山本
63分00秒(4)-69分20秒(9)-63分40秒(5)-56分20秒(2)-78分20秒(1) 往路1位
59分20秒(1)-65分00秒(2)-66分40秒(1)-71分30秒(5)-72分00秒(5) 
11時間5分10秒(前回1位11時間10分13秒)
※タイム設定は前回の気象条件・展開で、前回の総合タイムを5分上回るようにしています。

全員絶好調ver
宇野-設楽啓-設楽悠-本田-柏原
市川-川上-大津-高見-山本
 ここも本当に区間予想難しいですね。10人誰が走るか分からない。この選手を入れると駒が溢れてしまうと繰り返し…(汗) どうしようか考えて故障などで他の選手より後れを取っていた高見と宇野を外しました。これだけの選手層なので昨年走ったからとこだわる必要はないかなと。しかし、強いです。柏原のタイムを1分20秒落としているのですが、それでも昨年の条件で昨年のタイムを5分上回って個人的に特に違和感は感じないです。
 
 まずは前哨戦でも1区を務め、予想以上に強かった設楽啓。15㎞は経験ないですが、あの走りだとたぶん大丈夫でしょう。今回は1区の展開がちょっと付かないので自分を見失わずに走れる彼でいいでしょう。で、2区は大津。前回健闘したと思ったがどうやら不調だったと。ならば前回以上のタイムでまとめたいところだ。
 
 3区は元々スピードランナーの川上。長い距離には日本学生ハーフで完全に対応しているのを示しているので63分台は期待できるか。4区は前哨戦で粘りの走りを見せていた本田。あの走りができれば5区に向けていいお膳立てができるのではないかと思います。ムード盛り上げ役です。
 
 そして。柏原は勿論として下りも、つまりどちらも区間賞ノルマ。柏原は昨年は「前回の自分越」、今年は「区間新に近いところ」というコメントがちょっと気になるが走ればあのタイムのラインは割らないと思うんですけどね。てかこれで走られたらそうそう他も手が出ないでしょう。市川は前回は終盤に脚にアクシデントがあったようですが本気で区間賞狙っていたようで。6区小池もありえますが、市川平地も面白いですが、出雲見るとちょっと不安と言う事、それと最大のライバル・早大の不安な部分を徹底的に叩いて戦意を失わせるのが大事だろうと思いました。
 
 7区以降は誰が走ってもおかしくないので予想が付きにくいですが。設楽悠が7区を繋ぎ、8区はこの区間で実績のある千葉9区は1万28分台の田中、アンカーは秘密兵器・山本。これに高見や富永らも争っていますので、調子の良い選手をきっちり見極めれば逃げ切れると思います。

 その他、全員絶好調verも。宇野が超回復して1区で設楽啓を2区で大津を8区に回すというオーダー。復路強すぎるねw 本当に好調でこうなられたら手が出せるチーム無いでしょう。
 
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 
 不安要素をあげるとすれば、(まあ柏原が心配もあるかもしれませんが)全日本でのちぐはぐな戦いか。これですが、多分初めて本気で優勝を獲りにいった大会だったからだと思います。これまでのV2も85回大会は部内の不祥事などで優勝がどうのこうのというより出場を感謝、前回も戦前では他校が強いという予想で、勝てたらいいなで挑んだ感じ。それが今年は優勝を意識して崩れてしまっているところがあるか。ただ、これに関しては、報道陣が早大の方に集まったので、逆にまたやりやすい状況に戻っているかもしれませんが(笑)
 
 それと酒井監督の選手選考の眼力ですね。選手間の力が拮抗しているので、選手の調子の見極めですね。優勝には監督の手腕が他のチームよりも比重を大きくしそうかなと思います。
 
 
さて、これで全部終了です。
一応、点数を順番に並べてみます。

独断点数順
東洋43点
早大40点
駒大39点
中大34点
明大32点
帝京31点
農大30点
城西30点
日体30点
東海30点
--------
選抜30点
山学28点
拓大28点
中学27点
日大27点
青学26点
上武25点
國學22点
神大22点
専大17点
一応こんな感じとなっています。上位3つが抜けていて、後は分からないという感じ。30点前後の所はちょっとのことであっという間に順位が変わるでしょうから当てにならないでしょうけど(苦笑)
 

 いよいよ明日が区間エントリー発表ですね。ところで、一つ気になるのが週間天気予報で年明け前後まで上空に寒波が居座って、東京の方に強風が吹くという予想。チームカラーによって気象条件が良い方がいい、悪い方がいいとあるでしょうから、区間エントリー勿論気になりますが、個人的にはこっちも気になっている所です。
 
 それでは、明日、区間エントリーと当日変更予想の記事を上げたいと思います
 
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東洋大学~全日本大学駅伝より

続いて~

 

3位東洋大学5時間16分21秒

1区設楽啓太(1年)42分42秒区間賞(1)-12秒
2区柏原竜二(3年)38分15秒区間4位(1→1)-26秒
3区本田勝也(4年)27分15秒区間2位(1→1)-23秒
4区川上遼平(3年)40分55秒区間2位(1→2)1秒
5区設楽悠太(1年)33分56秒区間2位(2→2)10秒
6区田中貴章(3年)36分11秒区間3位(2→2)13秒
7区渡邉公志(2年)37分33秒区間13位(2→3)2分09秒
8区大津翔吾(4年)59分34秒区間6位(3→3)3分19秒
 1区で区間賞を取ってそのまま波に乗るかと思われたが、総合成績は3位に留まった東洋大学。レース展開を振り返る。

1年生設楽啓区間賞!など新戦力が好走
 出足はこの上無かった。出雲に続き1区を任された1年生の設楽啓太がハイペースの先頭集団に余裕を持ってつき、実績のある早川やら三岡らを10km以降自分の力で引き離し1区でまさかの区間賞だった。いや、関カレなどに出場はしていたが、入賞までは届かない(まあ、安定感はあるので区間3位~5位くらいは十分あるとは思ってた)成績だったので、これは予測していなかった。2区柏原でトップへ、と思っていたらこの時点でトップ。そのままいってしまうのではないかと思われた。
 
 また、3区で駅伝2回目の本田が粘る粘る。ずっとラストスパートをかけ続けているという感じで、結局追い上げたのは爆発的なスピードがある駒大の油布だけ。そりゃ出雲でこれもスピードがある駒大上野が突き放し切れなかったはず。持ちタイム以上に力が付いているという印象この2人は箱根でも面白いのではないかと思います。

 
ただ、力で捻じ伏せられた
 ただ、駅伝を多く経験している選手が逃げ切れなかった。不本意だった選手もいるが、3区4区5区と区間2位、6区も区間3位だったにも関わらず逆転を許してしまったのは完全に力負けしたと言える。川上も出雲より成績が向上したが、最後逆転を許してしまったのは残念。5区設楽悠でやや差が開き(まあ、これは高校時代の実績からすると最後まで良く付いたのかもしれないが)、6区田中も序盤から追わない賢いレースをしたが、予想以上に早大に粘られたという感じではないですか
 
 それから2区柏原に関しては、まあ100%ではなかったのは間違いないでしょうけど、それよりもトップで来た事により気持ちが守りに入ってしまったのも多々あるような感じの走り(100じゃなかったから余計そういう気持ちになった)。多分、後ろから追う展開の方がもっといっていたようには見えました。箱根5区になれば、また走ってくるかなという印象でしたがどうでしょうかね?
 

優勝本命は間違いない。柏原は5区に登場するのか!?そして上級生の20kmでの本気は…
 まあ、まだ千葉や高見(、宇野)あたりを温存しているので、3強と目されるチームの中で余力が残っているか。田中あたりは1万の記録会の方にかなり合わせた感もあった。今回の渡邉のような走りが出てくると普通のチームは頭抱えるが、じゃあ別の選手をとなる選手層ではあることは事実だ。まあ、全日本が力負けたため早大・駒大が付け入る隙はあるという評価にはなってしまったが、本命には代わりないでしょう
設楽啓-大津-川上-設楽悠-柏原
市川-田中-千葉-本田-高見
 こうオーダー組むと4年生の穴は少ないので、昨年から見劣りするはほとんどないし、むしろ伸ばしてくる可能性の方が高い。少しメンバーが代わっている1区から4区までは全体的に昨年よりやや上を目指せる。設楽兄弟はどちらもいい感じだし、大津は経験してる(箱根2区は2回目の方がタイム伸びる選手多し)、川上も昨年の渡邊よりは単純に力がある。普通に考えればもっと独走予想が一方的に多くなってもいいがそうならないのは(早大、駒大が予想以上に力を付けて来たのもあるが)、柏原の状態か。走ればまあ、80分は切ってくるとは思うんですがね(ただ、来年の世界選手権1万を本気で狙うなら決断も必要かも??)
 
 後は市川が爆発したらほぼ決定でしょうか。意外とキーとなる区間な気がしてますが。田中・千葉と経験者に本田はかなり練習ができている(3区設楽悠、4区本田、9区川上もありかな)、万が一の為にアンカーに高見を残しておいても無理のないオーダーは組める。やはり一番優勝に近い所をあげると一番オーダーがっつり組める東洋でしょうかね。課題は一番少ない(早大・駒大も相当力付けましたが、昨年独走の東洋のそのまた上を目指さなければならないのですが、これかなりハードルはかなり高いと思いますよ)。後は、上手く調子を昨年同様合わせられるか、そして早大・駒大を悪い意味で意識しないか(ここは酒井監督の手腕がかなり関わってきますね、てか評価が落ちたのはこっちのせいか…?)というところでしょうか。各人がきっちり走ればまた独走優勝もある、そんな感じでしょう。
 
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【全日本駅伝展望】東洋大学

続いて前回2位
 
 
箱根王者本領発揮か!?
東洋大学
 

出雲駅伝成績

1区設楽啓太(1年)23分27秒区間5位(5)20秒差
2区設楽悠太(1年)16分55秒区間2位(5→3)19秒
3区川上遼平(3年)23分35秒区間6位(3→3)39秒
4区定方俊樹(1年)18分29秒区間8位(3→3)1分14秒
5区本田勝也(4年)18分38秒区間2位(3→3)59秒
6区市川孝徳(2年)30分55秒区間7位(3→4)1分55秒
 柏原を初め多くの主力選手が出場しないということで逆に駅伝ファンが注目(マスコミは無視)していたのですが、うん、やっぱり恐怖を感じましたよ。4区まで1年生3人使って3位、アンカー終盤までトップ3を争っていたのは脅威に感じましたよ。
 
 個々で見ると1区の設楽の巧走と本田の粘走が印象的でした。設楽はインカレで入賞まではいかなくも大崩しないなと思っていましたが、駅伝でそれが最大限に活かされましたね。矢澤とコスマスにちょっとだけついていって第2集団から巧く抜け出して、さらに服部と競り合いながら3位争いしながらのリレー。弟の悠太が流れに乗りました。また5区の本田も得意距離ではないはずですが、スピード的には格上の駒大・上野に喰いついて離されずにリレー。派手さはないけど職人系と言われる東洋ですが、その一端を見た感じです。
 
 で、監督からカミナリ(というのは大げさ?)が落ちたのは主要区間を担った川上と市川ですか。まあ、東洋は柏原が走る区間以外の主要区間は基本的に耐える区間ですが、もう少しいい成績期待されていましたようで。まあ、持ちタイム上は区間3位争いに絡んでもおかしく無かったですかね。特に川上は前の日体大出口が不調だっただけに追いつかなけばならなかったか。普通ならもう一度チャンスをもらえると思いますが、一番区間順位が悪かった定方は全日本のエントリーから外れました。この2人もどうなることやら…
 

 

全日本大学駅伝エントリーメンバー

4年
大津翔吾28分45秒11★≪10箱根2区10位、09全日本8区7位≫
千葉優29分09秒28★≪10箱根8区2位、09全日本5区13位≫
高見諒29分13秒00≪10箱根10区7位、09全日本4区4位、09出雲6区5位≫
本田勝也29分19秒43★≪10出雲5区2位≫
 
3年
柏原竜二28分20秒99≪10箱根5区1位、09全日本1区2位、09出雲1区2位≫
田中貴章28分46秒92★≪10箱根7区1位、09全日本7区1位≫
佐藤寛才29分11秒23≪09全日本6区3位、09出雲5区2位≫
山本憲二29分37秒50★≪09出雲2区6位≫
川上遼平30分01秒24★≪10出雲3区6位、09全日本3区6位、09出雲4区1位≫
 
2年
市川孝徳(2年)28分54秒93★≪10出雲6区7位、10箱根6区9位≫
渡邉公志(2年)28分56秒99★≪10箱根3区10位、09出雲3区13位≫
 
1年
設楽啓太(1年)28分52秒22≪10出雲1区5位、10対抗5区1位、09全国1区28位≫
設楽悠太(1年)14分07秒02※≪10出雲1区2位、10対抗4区4位、09全国3区10位≫
 
主なエントリー漏れ
富永光(4年)29分23秒68
★≪09箱根6区12位≫
宇野博之(3年)28分55秒32≪10箱根1区5位、09全日本2区8位≫
定方俊樹(1年)29分40秒98≪10出雲4区8位、10対抗1区8位≫
佐久間健(1年)29分37秒44≪10対抗1区10位、09全国1区7位≫
 出雲は下級生が非常に多かったですが、ガラリと代わって上級生主体のメンバーに。2年は元々ちょっと層薄いですが、1年生が2人だけというのに驚きました。記録伸ばしていた選手もいたのですが。まあ、逆に言えば、東洋が今度はかなり本気を出してくる可能性が高いとも言えるのでしょう。出雲直後の酒井監督の言葉通り柏原がエントリー。てか、ほぼ完全に近い状態に復調。好調が伝えられている田中や山本もエントリーしこの学年は後宇野か。そして大津や千葉、そして高見もエントリー。完全なオーダーを組めば、早大の2冠を阻む事も十分可能といったところだろう。

区間エントリー予想
柏原-設楽啓-渡邉-川上-本田-山本-田中-大津
 監督が、強い選手じゃなくて調子のいい選手を起用するということで誰が走るのか難しいですが…。勿論、優勝を狙ってくるでしょうが、箱根への布石も打ちつつの配置になるのかなと思うが。
 
 何だかんだで柏原は1区で来るでしょう。最大のライバル早大はトップ走らせたらそのままいっちゃう可能性ありますから、まず前に出さないようにするかと。で、2区は将来性も見込んで設楽啓。箱根は1区と思っていますが、こういう区間でも冷静沈着な走りができたらと思います(【追記】それから、早大は矢澤・大迫・八木の3人のどれかでしょうが、柏原が2~30秒引き離した状態であれば、充分逃げ切れる力あるでしょう)。そして3区に、先日1万28分台を出し、しかも前回走れなかった渡邉。これなら育成もしながら3区終了地点でトップに立っていることも可能かなと思います。
 
 4区は調子のいい田中とか色々考えましたが、もう一度川上にチャンス与えるかなあと。5千チームトップのスピードを持っているので繋ぎの役割は考えない方向で。ここできっちり走れれば箱根3区ですかね。その後は本当に分からないが、出雲粘走の本田に、昨年走れなかった山本、前回区間賞の田中を置いて最後はやっぱり大津。先日の記録会は29分20秒台だが、2位を大きく離しているので調子は上がっていると思います。
 
 それにしても、選手いるな。2つオーダー組みたいんじゃないですか(笑) 市川や設楽悠や佐藤に高見なんかもオーダーに入る可能性は大いにありますし…。どういう意図でどういうオーダーを組んでくるかによりますが、優勝争いはほぼしてくるし全体通して3位より下に落ちることもほとんど無いか優勝すれば、箱根は本命東洋、対抗無し、となると思います。
 
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【出雲駅伝予想オーダー】東洋大学

先日、出雲駅伝の一次エントリーの受付が行われました。だいたい、メンバーが公式HPに発表されるのは、当日の1週間前なのですが、一部の大学は既に大学HPにて発表しています!その中で、近い記録会で5千の出場が無さそうな大学を先にやっておこうと思います。まずは箱根2連覇中の東洋大学からです!

柏原を外してどこまでいけるか!?
東洋大学
エントリーメンバー
4年
鴛海辰矢14分20秒16…春先、東洋の4年では大津に次いで好調だった
本田勝也14分27秒68★…昨年末、1万で29分27秒のタイムを出した
 
3年
川上遼平13分46秒55★ ≪09全日本3区6位、09出雲4区1位≫…1500からハーフまで走れるランナー。昨年の出雲で区間賞を獲得している
田中貴章14分13秒86≪10箱根7区1位、09全日本7区1位≫…昨年の駅伝シーズン非常に好調だった。今期はまだいい記録を出していない
山本憲二14分23秒33★≪09出雲2区6位≫…今シーズンブレイク気配があると言われている選手
 
2年
市川孝徳14分26秒93≪10箱根6区9位≫…表情豊かな選手。アップダウンが得意。今期1万で28分台を記録している
 
1年
設楽啓太13分59秒08★≪10対抗5区1位、09全国1区28位≫…即戦力レベルのルーキー。関カレ日カレでは入賞には手が届かずも安定した走りをみせている
設楽悠太14分07秒02≪10対抗4区4位、09全国3区10位≫…上記の啓太とは双子の弟。
定方俊樹14分11秒86≪10対抗1区8位≫…高校時代に1万30分切をしている
大津顕人14分18秒03≪09全国1区20位≫…春先、1万で29分39秒を記録している
 
 
主な欠場者
高見諒(4年)14分12秒52≪10箱根10区7位、09全日本4区4位、09出雲6区5位≫…箱根2年連続優勝のゴールテープを切っている。今季は全く試合に出場してなかった
大津翔吾(4年)14分16秒84≪10箱根2区10位、09全日本8区7位≫…ロードと長い距離が非常に得意な選手。関カレハーフ3位入賞
千葉優(4年)14分29秒91≪10箱根8区2位、09全日本5区13位≫…箱根8区だけなぜか好走する選手
柏原竜二(3年)13分51秒21≪10箱根5区1位、09全日本1区2位、09出雲1区2位≫…いわずと知れた山の神。春先の故障の影響で不調が続いている
宇野博之(3年)13分55秒26≪10箱根1区5位、09全日本2区8位≫…スピードが魅力の選手。ただ、故障が非常に多い
佐藤寛才(3年)14分11秒82≪09全日本6区3位、09出雲5区2位≫…昨年ブレイクしかけたが、今季はやや不調だった
渡邉公志(2年)14分30秒06≪10箱根3区10位、09出雲3区13位≫…ここまでは昨年ほどの勢いがなかった
 
いやはや、なんと主力と目される選手がほとんど外れた(高見、宇野は怪我の回復が遅れている可能性もあるのだろうが…)。柏原も出雲全日本は使わないかもしれないという監督の発言はあったものの、一次エントリーの段階で外してくるとは…てか、昨年の出雲6人のメンバーが5人も外れているんだな(昨年のメンバーに卒業生なし)。ほぼ完全に育成目的でのエントリーとなったと言えよう。

 
 
予想オーダー
設楽啓-設楽悠-川上-定方-山本-鴛海
 正直、全くもって検討が付かない。東洋ファンからするとなんじゃこりゃというオーダーかもしれませんが、一応こんな感じで並べました。
 
 1区は柏原で流れを作ってと思っていたのでここからもう分からないのだが…出雲は1区が最近はエース区間化しているので5千13分台の川上と設楽啓太あたりかな。1区設楽啓にしたのは、設楽に経験を積ませたいという思いと、川上の箱根の使いどころは3区か復路終盤と考えている事が影響している。設楽啓は超ハイレベルのレースとなった関カレでも冷静な走りをみせているので、いけるのではと思うんですが。
 
 その他、2区は設楽啓、川上に次に持ちタイムの良い設楽悠に。4区5区には定方と山本。定方は1年生4人エントリーされているのでもう一人起用してみたかったから。力が付いてきたという山本はアップダウンの多い5区でしてみました。それからアンカーは4年生区間になるかなと。一昨年も確か当時4年生の森を起用していたし。前半戦良かった鴛海をここに入れてみました。
 
 どうだろう、このオーダーだと5位に入ったら上々でしょうか。いずれにせよ、柏原がいなかったら、どの位置に入るのだろうかということは常に興味があったので、いろんな意味で注目である
 
 
【追記】yahooの記事から来られた方へ
 
 柏原ら多く主力選手がエントリーされていませんが、それでも期待のホープが沢山おり、3位以内も十分可能な戦力を保っています。柏原がいない東洋がどの位置に食い込むか楽しみにしていて下さい
 
良かったら、出雲優勝校予想に投票していってください↓↓

 

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