2009/12/28
箱根区間予想~東洋大学
前回1位。大エースに繋げ
09全日本2位、09出雲3位、09箱根1位
柏原竜二(2年)/≪09全日本1区2位、09出雲1区2位、09箱根5区1位≫積極性があり、高いレベルで非常に安定している。山登りは滅法強い。
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手 |
大津翔吾(3年)/≪09全日本8区7位、09箱根9区2位≫長いロードが得意。ただ、ここまで前回ほどの勢いはない
高見諒(3年)/≪09全日本4区4位、09出雲6区5位、09箱根10区≫秋から安定している。クレバーな選手。
工藤正也(4年)/≪≫3障の選手だが、長い距離も比較的安定している
千葉優(3年)/≪09全日本5区13位、09箱根8区2位≫長いロードが得意。ただ今季は微妙。精神的にあまり強くないらしい?
宇野博之(2年)/≪09全日本2区8位、09箱根4区9位≫スピードが魅力の選手。夏に故障。全日本の時点で監督から20kmは怖くて使えないという評価を受けている。
佐藤寛才(2年)/≪09全日本6区3位、09出雲5区2位≫スピード型。20kmの実績はないが、駅伝は今の所非常に巧い
田中貴章(2年)/≪09全日本7区1位≫秋に急激に成長した選手
D(1点):繋ぎ区間で何とか区間中位で繋ぐくらいの選手 |
世古浩基(4年)/≪08全日本7区≫やや安定感にかける
川原崇徳(4年)/≪≫
本田勝也(3年)/≪≫
富永光(3年)/≪09箱根6区≫最近調子をあげてきている。
渡邊公志(1年)/≪09出雲3区13位≫春好調だった。
山口裕岐(4年)/≪≫秋になって急激に調子を上げてきた選手
山本憲二(2年)/≪09出雲2区6位≫
市川孝徳(1年)/≪≫6月以降、全く試合に出ていない
上位10人平均(16人平均):2.3点(1.6点) 昨年:2.9点(2.1点)
※昨年の自分の記事見てみると基準あまりしっかりしていないようですが一応
5千10人平均(16人平均):8位14分10秒87(⑥14分18秒97)
1万10人平均(16人平均):7位29分15秒80(③29分27秒15・15人)
ハーフ10人平均(16人平均):12位64分19秒1(⑨64分49秒9・14人)
※数人間違えているようですが直す気力ありません。
戦力分析
前回の優勝校の東洋大学。5区で新記録を叩き出した柏原の流れに乗り、67回目の箱根で初優勝を遂げた。今回も
非常に分厚い選手層を誇っており、また出雲や全日本は選手を試しながら、それぞれ3位と2位に入っており、
安定感も抜群である。監督は3位以内を目指して、ハマれば優勝ということを仰っておられるが、柏原がいる限りは
優勝候補筆頭というところだろう。
エースは勿論、柏原。出雲全日本ともに1区を担当。ライバルチームに大きくアドバンテージを取り、いい流れを作った。起用されるのはおそらく5区。前回が完璧だったので、区間記録更新は微妙だが、往路優勝候補筆頭なのは間違いない。脇を固めるのは大津、高見、千葉、宇野、富永の前回の出場者。他、勢いのある佐藤、田中ら2年、長い距離ではそこそこやりそうな工藤、川原、世古あたりが激しいメンバー争いをしている感じだ。
ただ、やはり不安要素がある。チームの平均タイムを見ていると、層が厚いのは分かるが、決して優勝候補と言える持ちタイムを持っていない。まあ、通常の記録会はタイムを出すというより調整の意味合いが強かったようだが、どうも柏原頼みのチームという印象。特に往路の1区から4区が非常に不安。出雲も全日本も柏原の流れで走っているので、果たして本来の力が出せるか。特に前回3区大西の穴がデカく、ここで-2分の可能性も。また千葉や大津あたりの経験者が今シーズンいまいちだったのも不安要素。全体的に昨年を下回りそうな感じなのだ。もっとも、どこも戦力はやや落ちているので相殺できるかもしれないが、抜けている印象はない。往路優勝できなければ、ちょっときつくなるかもしれない
まあ、それでも
繋ぎ区間は充実。メンバーむちゃくちゃかもしれないが予想してみる。
区間予想
柏原5区:宇野-高見-富永-田中-柏原 工藤-佐藤-川原-大津-本田 ←これでいきます
柏原2区:宇野-柏原-高見-田中-大津 富永-佐藤-工藤-千葉-本田
こんな感じにしてみたが、どうだろうか。1区は20kmに不安はあるが、スピードは完全に戻っている宇野。高見や大津を使うわけにもいかないので、正直他に適任者がいない。無理に引っ張ったりせずついていってラストで勝負してほしい。2区は5区以外で唯一昨年より上回る可能性のある高見。爆発力はないが安定感はあるので70分ちょっとくらいでまとめてくれるだろう。日大には4分近く空けられるだろうが、他のチームは1分から2分ほどで留めたい。
個人的に一番問題区間と感じる3区。誰も思っていないだろうが、富永を下りから平地にコンバート。トラックの自己ベストを出したし、下り基調。65分くらいで凌いでもらいたい(これはないかな…)。4区は全日本区間賞の田中。1万までは結構走れるのでその勢いで。選手の力が均衡しているので、最近の調子で判断したがどうだろうか。
そして柏原。自チームの力が落ちているが、他チームの力がおちているので、トップとやはり4分から5分くらいか。前回4分58秒差を追いついたが、トップのチームが区間13位。上位チームのどこかが80分台で走られたら、ちょっと追いつけないかも…。ただ、順位はともかく、前にまたポツポツ選手が見える状況になる可能性が高いため、記録を出すための舞台は今年も整いそう。5区はきついので経験がマイナスに出ることがあるが、それが出なければ(柏原だから大丈夫かも?)76分台で来ることも可能なのかと感じる。とりあえずチーム自体は盛り上がるかもしれない。
6区は富永を平地に回したので空いてしまうが、工藤でどうか。3障をやっているので脚力はあるし、スタミナも問題ないだろう。前回の富永のタイムを出来れば上回ってほしいというところだ。7区は前回区間賞の飛坂が抜けたところ。ここは駅伝巧者の佐藤でどうだろう。追い上げムードを作ってほしい。8区は経験者の千葉がいるが、調子が上がっていないので川原で。何とか2人くらい4年生が入ってくれればと思っている。9区は大津しかいない。前回並みの走りはちょっときついだろうが、大崩せずに走ってくれそう。ラストは本田に。秋から長い距離2回走っているので距離の不安はない。前回の高見を目指してほしい、こんな感じか。
どうだろう、3位くらいは充分狙える。ただ、優勝となると決め手がないか。もし往路で山学に先を越された場合は、山学が自滅しない限りは優勝は不可能と判断している。駒大、早大も復路に決め手を残す可能性があるので出来れば抜いておきたいところだ。ちなみに、柏原2区の場合もちょっと考えてみた。こうなると完全に往路重視。5区ほどのアドバンテージは取れないだろうから、3区に高見を惜しげもなく投入。5区は長い距離に強い大津になる。復路が手薄になるが、千葉が9区で粘る、こんな感じになるだろうか。
出場68回目で初めて受けるプレッシャーに見回られている。ただ、そのプレッシャーをコメントを見る限りうまく受け流している感じ。いいプレッシャーを感じながら、力を出し切れば、連覇という目標は達成できると思う。
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